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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」【安価】
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777 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 22:44:51.66 ID:77ErbhYPo
>>776
まさかこんな離れ業があったなんて自分では思いつかないと感心してる提督
778 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 22:46:36.13 ID:mAVCV2Zxo
>>776
さみだれの事は本人の意を汲んで伝えない事に
779 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/07(日) 22:59:55.69 ID:79b8uyYv0
ーー横須賀鎮守府
幹部「と、いう訳で今日はKAN-1と横須賀鎮守府とのテスト試合についての打ち合わせだ。進行は私が行うが宜しいかい?」
提督「…はい」
五月雨「こちらも問題ありません」
幹部「そうか、なら初めよう。まず形式は6対6か7対7のどちらが良い?」
提督「自分はどちらでも構いません」
五月雨「こちらは多くの艦娘を知ってもらう必要があります。人数は多ければ多い程好ましいです」
幹部「そうか、ならテストでは7対7でいこう」
五月雨「お願いします」
780 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/07(日) 23:04:38.58 ID:79b8uyYv0
幹部「………他に何かあるかい?」
提督「今の所思い付きません」
五月雨「こちらもです」
幹部「なら第一回の会議はこれくらいにしておこう。近日中に第二回を開いて、そこで細かいことを詰めていこう」
提督「分かりました」
五月雨「…本日はお誘い頂きありがとうございました」
幹部「…君はあの五月雨君で間違い無いんだよね?」
五月雨「はい」
幹部「いや、それなら良いんだが…」
五月雨「私も立場と状況は読めますから……どこでも素でいるだなんて思ってんじゃねぇぞクソが」
幹部「ある意味…安心したよ」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
781 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:10:39.41 ID:mAVCV2Zxo
居心地悪いので早々に帰ろうとする五月雨を呼び止めてさみだれの事を質問する提督
782 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:12:25.77 ID:aLt3ERknO
提督から島風提督はどこにと聞かれて
「海賊退治」だ、自分達なりの償いはしなきゃさみだれにあわす顔もないしな
って答える五月雨
783 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:17:22.55 ID:J1cDBAzV0
>>781
784 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/07(日) 23:25:44.57 ID:79b8uyYv0
提督「…待ってくれ」
五月雨「なんだよ」
提督「島風提督はどこに居る?新しい団体には名前が無かった」
五月雨「アイツは『海賊』退治だ。俺達とは来ねぇよ」
提督「なに…?」
五月雨「アイツは罪を償ったことになったけどよ、許されるもんじゃねぇ。自分達なりにでも償いはしなきゃさみだれに会わす顔が無ぇんだよ」
提督「……」
五月雨「おいオッサン、さみだれは元気なんだろうな」
幹部「…そうだね」
785 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/07(日) 23:28:55.69 ID:79b8uyYv0
提督「アイツは一人で…」
五月雨「バーカ一人じゃねぇよ」
提督「だが奴の所に居た艦娘は全員…」
五月雨「生きてちゃマズイ艦娘が一人居るだろ」
提督「……島風」
幹部「島風君は書類的にも死んでしまっている。傀儡艦娘を団体に加えるのは気が引けてしまう」
五月雨「今頃よろしくやってんじゃねぇのか?ま、俺には関係ないけどな」
提督「アイツは来ないのか……」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
786 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:34:25.48 ID:mAVCV2Zxo
島風と島風提督パート
787 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:34:59.24 ID:rN2a0iLkO
アイツが朝潮の墓参りがしたいと言ってきても相手するなよと五月雨
存外に自分のやった事に対して罪悪感を覚える性質で、おかしくなった大鳳が奴を刺した時でさえ自分がそうしてしまったからと解体しなかった
自分が悪いことを自覚していて、それが一番堪えてるのさと
788 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:38:39.52 ID:77ErbhYPo
大将さんのとこの仲人をあんちゃんが拾ってきた娘なんだから頼むよって言われてる島風提督
艦娘の社会進出はあまり進まないと思ったが案外早そうだなって独りごちる
側のの島風が提督だって誰かを幸せにできるんだよって励ましてる
789 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/07(日) 23:46:24.69 ID:79b8uyYv0
ーー
島風提督「……どうだ」
島風「全然似合ってなーーーい!」
島風提督「そうだよな…」
島風「提督の礼服ってどうしてそんなに似合わないの?」
島風提督「俺に言うなよ」
島風「遅いのが原因だと思います!」
島風提督「意味が分からない」
島風「そんなんじゃ大将さんの息子の結婚式の仲人なんかできないよ!」
島風提督「俺はやる気は無かったんだ。それなのにあのジジイが…」
島風「提督が見つけた子なんだから当然です!」
790 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/07(日) 23:50:36.32 ID:79b8uyYv0
島風提督「やっぱり俺は欠席だ」
島風「仲人が行かないなんて許されないよ!」
島風提督「……」
島風「提督!」
島風提督「分かったよ…」
島風「偉い!それでこそ提督です!」
島風提督「艦娘の結婚式……そんなものに参加するなんて思いもしなかった。艦娘の社会進出は進まないと思ったが、案外…」
島風「ねえ提督」
島風提督「なんだ」
島風「結婚する艦娘の子って、幸せだよね」
島風提督「そうだろうな」
島風「提督」
島風提督「なんだ」
島風「私もね、凄く幸せだよ」
島風提督「……」
791 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/07(日) 23:55:20.96 ID:79b8uyYv0
島風「提督は私のせいで道を踏み外した。私が居なかった提督はちゃんと提督のままだったんだよ」
島風提督「違う」
島風「違わないよ!私が全部悪いの!」
島風提督「違う俺だ」
島風「怪我をしたのも私!生きることにしがみ付いて提督を苦しめたのも私!」
島風提督「やめろ」
島風「一度死んじゃったから分かるの。提督は私の為にあそこまでしてくれたんだって」
島風「私くらい幸せな艦娘は他に居ないよ。願わくば本当の私がそれを言いたかった…」
島風「でも傀儡の私も島風。記憶は全部残ってるし、私は島風なの」
島風提督「……」
792 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/07(日) 23:58:19.27 ID:79b8uyYv0
島風「提督は五月雨との子どもがいるから私とは結婚できない。けど、隣に居るくらいはいいよね?」
島風提督「…好きにしろ」
島風「うん、好きにするもん!」
島風提督「……」
島風「提督、今度は置いていかないで。あんな所で一人にしないで」
島風「私に脚がなくなっても這ってでもついていく。腕が無くなっても転がって着いていく!」
島風「提督、分かった!?」
島風提督「…ああ」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
793 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:13:47.48 ID:yf5btYmio
とりあえず目先の障害物がなくなって一息つく提督
次は大本営として演習では負けられないと気合を入れる
794 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:18:06.29 ID:iTltzDjXo
仲人努め終わって式も終わり、艦娘ほか親族からとても感謝される島風提督
795 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:18:32.70 ID:SxX56LIuo
>>794
796 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 00:25:22.66 ID:ExKnsntQ0
ーー
島風「いい式だったなぁ…」
島風提督「……」
島風「提督が皆んなにお礼を言われてる。そんなのに慣れてないから困ってるのが見え見えだよ」
島風「これからはお礼を言われることが多くなるんだから慣れないといけないよ提督」
「……」
島風「あ、貴女は結婚した艦娘さん」
「……」
島風「私達もパーティーに?勿論参加する、提督に知らせてくるね!」
島風(ほら提督。皆んな感謝してるんだよ。だからこれからもずっと私と…)
「……」
島風「おう!?も、勿論私は服を……分かってるよぉ、いつもの制服じゃ変な目で見られるのは痛い程知ってるから…」
ーー
797 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 00:26:01.80 ID:ExKnsntQ0
ちょっと駆け足だったかもしれません
コメントなどあればお願いします
798 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:51:59.23 ID:iTltzDjXo
おつ
港の人から絶大な支持得てそうね島風提督
さみだれちゃんは両親を見て何を思うか…
799 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 01:00:40.42 ID:hbbr1KqGO
乙でした
KAN-1は戦車道みたいな感じになるのかな
800 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 01:03:06.36 ID:0WyobREGO
WoSかな?
801 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 01:14:49.77 ID:Bi81w2XDO
お疲れ様でした
戦う事しか知らないというのはそういう事でもない気がするけど発散にはなるのかな?
これで勝つのがとても名誉な事だという認識を作れば納得してくれるか
それでも見世物になるのは拒否するか
802 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 19:25:09.90 ID:ExKnsntQ0
ーー
まるゆ「遅くなりましたが、横須賀への栄転おめでとうございます」
提督「…まるゆ警部補もこちらに?」
まるゆ「いえ、私は相変わらずです。捜査であちこちを飛び回ってはいますけどね」
提督「そうですか…」
まるゆ「陸が色々と迷惑をかけているようで、本当に申し訳ないです」
提督「いえ…まるゆさんは関係ありませんから」
まるゆ「同じ陸として恥ずかしいです。相変わらず他人の足を引っ張ることしか頭に無いんですよ」
提督「……」
まるゆ「陸にも提督さんのような人が居ればいいんですけどね。いや本当に大本営が羨ましいですよ」
803 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 19:29:33.52 ID:ExKnsntQ0
まるゆ「…さて、世間話はこれくらいにして。提督さん、この写真の男性を知っていますか?」スッ
提督「どこかで…見た覚えがあります」
まるゆ「この男性は元提督なんです。この鎮守府に居る…響さんの」
提督「……殺された提督」
まるゆ「彼は地元のカルト教団によって殺され、死体も確認されています」
まるゆ「続いて…この写真を見てもらえますか?」スッ
提督「これは…!?」
まるゆ「殺された提督さんにそっくりですよね」
提督「……彼には兄弟が?」
まるゆ「居ません。彼の親戚含め調査をしましたが、それらしい人物は存在しませんでした」
提督「しかし、これは……」
804 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 19:33:42.61 ID:ExKnsntQ0
まるゆ「これが撮影されたのはとある村のとある集落です。海とは全く関係ない場所なんです」
提督「……」
まるゆ「提督さんはどう思いますか?」
提督「……分かりません。本人で無いとすれば、どうしてこの容姿を…」
まるゆ「提督さん。これは個人的なお願いなんですが力を貸してもらえませんか?」
提督「力を?」
まるゆ「その写真を撮ったのは私の同僚で、この写真と引き換えに……行方が分からなくなりました」
提督「……」
まるゆ「艦娘さんを危険に晒してしまうのは承知です。ですが私はどうしても真実が知りたいんです!!」
まるゆ「お願いします!どうか私に協力して下さい!!」
提督「……」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
805 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 19:39:26.81 ID:doEtsE3MO
その捜査は単独で行うのでしょうか
同僚さんのことも考えると複数人で動いたほうが安全です
もし一人でというのなら由良や早霜クラスであれば安心でしょうが
806 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 19:40:04.42 ID:Ht8Ft75FO
警察の方は動いてないのですか?
警察官が行方不明になったら大掛かりになるはずでは?
807 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 19:41:09.14 ID:yf5btYmio
>>806
>>805
808 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 19:47:37.93 ID:ExKnsntQ0
提督「その捜査は単独で行うんですか?」
まるゆ「いえ…」
提督「同僚さんのことも考えると複数人で動いたほうが安全だと思います」
まるゆ「何人も…協力して貰えれば嬉しいですが……」
由良「まるゆ」シュバッ
まるゆ「…由良さん」
由良「話は聞いてた」
由良「警察は動かないの」
まるゆ「この集落が関係しているか…証拠が無いんです…」
由良「そう」
809 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 19:50:49.01 ID:ExKnsntQ0
由良「提督」
由良「名取を連れて行く」
提督「…分かった」
まるゆ「協力してくれるんですか…?」
由良「貴女が頭を下げるのは余程の事」
由良「その同僚は、大切な人」
まるゆ「……はい」
由良「そう」
由良「急いで支度して」
由良「すぐに向かうわよ」
まるゆ「…はい!!」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
810 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 19:59:06.51 ID:yf5btYmio
こういう場合悪いパターンでは相手が洗脳された一般人、場合によっては同僚もということもあるからしっかり想定しておいてと由良
811 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:00:24.07 ID:Ht8Ft75FO
集落について情報が欲しいと由良
812 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:03:50.21 ID:iTltzDjXo
道すがら集落の情報を話すまるゆ警部補
813 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 20:11:50.16 ID:ExKnsntQ0
ーー
由良「まるゆ、覚悟しておいて」
由良「相手は洗脳された一般人かもしれない」
由良「場合によっては同僚も洗脳されている」
まるゆ「はい…」
名取「その集落について他に情報は無いの?」
まるゆ「ありません…」
由良「大丈夫」
由良「情報が無いという情報がある」
名取「そうだね、それである程度は予測できる」
814 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 20:15:21.18 ID:ExKnsntQ0
由良「その集落はよそ者を嫌う」
名取「情報が全く出ないくらい徹底してる」
由良「私達の対策もしてるはず」
名取「由良は並の忍びじゃないけど、私じゃ…」
由良「私が居る」
由良「まるゆ、先に行って見てくる」
まるゆ「どうかお気をつけて…」
名取「危険だと思ったら引き返してくるから」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
815 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:23:41.45 ID:Bi81w2XDO
村人の様子に変わった所は見られない
しかし何人かの人間の顔に見覚えがある
生きているはずの無い人間の
816 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:24:33.76 ID:doEtsE3MO
由良がみたところ一見普通の集落
農作業をしてる人もいれば最低限の個人商店もある
817 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:28:44.99 ID:SxX56LIuo
>>815
818 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 20:33:30.47 ID:ExKnsntQ0
ーー
名取(どう?)
由良(変わった所は無い)
名取(でも何か違和感が…)
由良(死んだはずの人間がいる)
名取(どういうこと?)
由良(そのままの意味)
名取(死人が生き返ってるっていうの?)
由良(それとは違う)
名取(……?)
由良(写真の男と同じような事よ)
819 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 20:36:10.85 ID:ExKnsntQ0
「おい…」
「そうか侵入者が…」
名取(気付かれた!?)
由良(私達じゃない)
名取(じゃあまるゆ?)
由良(それも違う)
名取(じゃあ誰が…)
「これが監査カメラの映像…」
「女か…」
由良(見てくる)シュバッ
名取(気を付けて)
820 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 20:39:13.44 ID:ExKnsntQ0
「小さい女か」
「だが迷子じゃないだろう」
由良(……)
由良(……しまったわね)シュバッ
名取(どうだった?)
由良(見つかったのは響)
名取(響が!?)
由良(多分話を聞いてたのね。私達が出た後に追いかけた)
名取(なんとかして助けないと…)
由良(ここの住民より先に保護するわよ)
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
821 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:41:50.10 ID:Ht8Ft75FO
麻酔薬を塗った吹き矢で村人を制圧した後響に事情を聞く
822 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:47:27.29 ID:Yhcgeux0O
一方追いかけてきた響
823 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:48:30.88 ID:iTltzDjXo
>>822
824 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:48:47.78 ID:doEtsE3MO
司令官が死んだのはわかっている、でもこの目で見て確かめたい響
825 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 20:55:45.86 ID:ExKnsntQ0
ーー
響「はぁ、はぁ、はぁ……」ダダダッ
「居たか?」
「いや、こっちじゃないみたいだ」
「そうか、なら次は…」
響「ふぅ…なんとか凌げたようだね」
響「私の司令官は死んだ。それを確認したけどまるゆさんの話は気になる」
響「司令官は死んだ。なら答えは一つ、誰かが司令官のフリをしているんだ」
響「そんなのは許せない。司令官を冒涜することは絶対に許せない!」
826 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 21:00:42.30 ID:ExKnsntQ0
響「でもここから動きようが無い。捕まってしまったら…」
響「いや、あえて捕まるのも手かもしれない」
響「遭難してここに迷い込んだ通行人としてなら…」
響「…よし、これでいこう。適当に怪我をしてそれっぽく見せかけよう」
響「腕を折るくらいなら全く痛くない。殺された司令官に比べたら全然だ」
響「……」
響「……ぃぎっ…!!」ベキッ
響「う…うぅ……ぐぅぅ……!」
響「はぁ…はぁ……よし…これで…」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
827 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:08:47.97 ID:Bi81w2XDO
痛みを堪えて歩く響
周囲の物も妙に古く存在に気付いた監視カメラも年代物で今にも故障しそう
828 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:09:09.78 ID:QV3HWgPpo
村に連行される響を尾行する忍二人
829 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:09:43.11 ID:yf5btYmio
響を見つけた村人達がひどい怪我をしてるじゃないかととても心配そうにしてる
830 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 21:15:49.22 ID:ExKnsntQ0
響「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」
響(この村はおかしい…監査カメラはあるけど、どれも全部年代物だ…それなのに…村人達はタブレットを持ってた…)
響(ということは…最近…何かがこの村に起こったんだ…)
響(お金が絡んでると思ったけど…違う…?いや、カメラはあえて壊れかけを使ってる…?)
響(う……ダメだ…痛みで頭がよく…回らない……)
「おい、あそこ…!」
響「あ……見つかっ…た………」
831 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 21:17:54.61 ID:ExKnsntQ0
由良(…遅かった)
名取(響が村人達に連れられて…)
由良(腕を怪我してる)
名取(ここの人達にやられた?)
由良(自分でやったかもしれない)
名取(響…忍びみたいなことしないで)
由良(…後をつけましょう)
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
832 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:20:02.81 ID:yf5btYmio
ベッドで目覚めた響に大丈夫かって心配する村人
また追いかけ回して怪我させちまったよ済まねえなと
833 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:29:31.88 ID:Ht8Ft75FO
大きな屋敷に連れてこられた響
部屋の外で始末するかだのかわいそうだだの会話が聞こえてくる
834 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:30:23.31 ID:iTltzDjXo
藁敷きのベッド?寝かされた響、腕に銀のスライムっぽいのを巻かれるとすっと痛みが無くなる
テクノロジーごった混ぜに理解が追いつかない
835 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:31:03.89 ID:doEtsE3MO
怪我をして寝かされてる男性のとなりに連れてこられた響
836 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 21:38:40.42 ID:ExKnsntQ0
ーー
響「ぅぐ……」
「どうする」
「始末するのは可哀想だけどな」
「だがやるしか無いだろ」
響「はぁ…はぁ……」
響(私をどうするか…話し声が……)
響(話し合うということは……マニュアルか何かがあるということ…?)
響(それにしても…この屋敷は大きいな……)
837 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 21:44:39.48 ID:ExKnsntQ0
響(この構造は……お寺…?教会……?)
響(見た目と…中は違う……)
響「う、ぐっ……」
響(しまったな…下手に……折って…痛みが……)
響(このままじゃ…腕が……いや、でも…司令官のフリをする輩を…)
響(やるしかない……片腕くらい…無くなっても……)
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
838 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:53:12.77 ID:yf5btYmio
部屋に人が入ってきて来たかと身構える響だけど腕の手当が始まる
始末は…と呟くと集落の畑を荒らす子熊を捕まえて可哀想だが熊汁にすることになったんだと話す村人
839 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 22:01:11.86 ID:2p6yC5v8o
>>838
840 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 22:01:45.18 ID:iTltzDjXo
響の司令官が部屋に入ってきた
飛びかかる響だがから負傷を差し引いても明らかに力の差がある動きで抑えられる
841 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 22:07:57.08 ID:ExKnsntQ0
「……」ガラッ
響「うっ……!!」
「ほら、動きなさんな」
響「腕を……?」
「あんたは大事な客人なんだと」
響「始末…は……?」
「それは小熊じゃ。畑を荒らして困るんでな」
響「……」
842 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 22:12:28.58 ID:ExKnsntQ0
響「……どういうことなんだろう」
響「腕を治療してくれたと思ったら…また一人に…」
響「私は大事な客人だと言ってた。ということは私を知っている?」
響「まさか…司令官は……」
響「違う!本物の司令官は死んだ…殺されたんだ!」
響「……」
「……」ガラッ
響「あ……司令官…じゃない!お前は誰だ!!」
「……」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
843 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 22:23:58.59 ID:doEtsE3MO
僕は君の知る司令官ではない
だけどこの身体は君の司令官に限りなく近い
ここはそういうところなんだ
844 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 22:30:33.40 ID:iTltzDjXo
響の司令官?「やっと…やっとこの体を知る人に会えた……」
845 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 22:31:06.77 ID:yf5btYmio
>>844
846 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 22:31:08.70 ID:Yhcgeux0O
>>843
君が何者かは分からない
だが、私にとって大切な人らしい、と聞いている
847 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 22:38:18.26 ID:ExKnsntQ0
「やっと、この体を知る人に会えた……いや…出会ってしまったというべきか……」
響「どういうことだ!?」
「どうもこうも……君とは初対面では無いよ」
響「訳の分からないことを言うな!司令官の体でそれ以上喋るな…」
「そうだ…この男は司令官……それ以上でも以下でも無い……そうなんだね?」
響「私はお前を…知ってる…………!」
「良かった……この体で問題は無いようだ……」
響「なぜ、何故なんだ……どうして…!」
848 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 22:42:43.19 ID:ExKnsntQ0
「私は教祖……あの鎮守府には色々と世話になった…」
響「お前は死んだはずだ!あのカルト教団の奴らは全滅した!」
「そうだ、私は……死んだ…」
響「なのに何故お前は生きている!」
「その前に一つ…訂正させて欲しい……」
響「そんなの聞くわけない!」
「あれはカルトでは無い……私の力を崇拝してくれていた……信者達の慣れ果てなのだ……」
響「信者…!?お前は神様でも何でもないただの人間だ!」
849 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 22:46:17.95 ID:ExKnsntQ0
「私の力を……見せよう……」スッ
響「何をするつも……り…」
「……」
「腕の具合は……どうかな……」
響「そんな…嘘だ……」にぎにぎ
「私は……神などでは無い……ただ……転生を繰り返す……救世主…」
「私は……数千年の時を生き……全てを見てきた……」
「時には時代に干渉し……その行方を……見守った……」
響「……」
850 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 22:49:37.47 ID:ExKnsntQ0
響「……なんで司令官の姿をしてるんだ」
「理由は……ある……」
「私がこの力を使うには……代償が必要……」
「今までは人間で良かったが……もっと強い力を……」
「そう……艦娘が……必要……」
響「私を代償にする為だけに…?」
「君の命は……数百…数千の命を救う……」
「君も……救世主となるのだ……」
響「安価」
下1〜3高コンマ 響の台詞やその他起こったことなど
851 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 22:53:51.26 ID:Yhcgeux0O
神は死んだ
瞬間、由良が教祖の背後を取る
852 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 22:55:44.75 ID:doEtsE3MO
こういう力は知り合いが持ってる
お前は特別じゃない、ただ自分が生き続けたいだけよ
と由良と長良がエントリー
853 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:06:11.80 ID:iTltzDjXo
>>852
854 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:19:51.75 ID:ExKnsntQ0
由良「そうはさせない」シュバッ
響「由良さん…」
名取「私も居るわよ!」
響「名取さんまで…」
「これは……」
由良「貴方のは所詮瞞し」
由良「そんなトリック、忍なら見抜ける」
「そうか……君は中に四人……そして血が……毒されている……」
名取「なんでそれを…」
855 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:22:39.09 ID:ExKnsntQ0
「待っていなさい……すぐ……戻してあげよう……」スッ
由良「ぅぐ!?」
名取「由良!?」
響「由良さんがやられるなんて…」
「大丈夫だ……すぐに済む……」
由良「ガ……ぁ…!」
名取「か、体が!?」
響「元の艦娘の姿に……戻っていく……」
由良「ギ……いぃ…」
「終わった……これで彼女は……救われた……」
由良「……」ガクッ
名取「由良、しっかり!」
856 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:27:25.08 ID:ExKnsntQ0
響「こいつは…まさか本物……」
「私は生きたいのでは無い……生かされているのだよ……」
由良「何を…戯言……を…」
「私を待ち望む民は……いくらでも居る……医者が匙を投げた病人……腕を無くした人間……」
「これでもまだ……私を疑うか……?」
名取「由良、逃げよう!!相手は人間じゃない!」
由良「何を……」
名取「忘れたの由良!忍者の掟!!」
由良「……」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
857 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:31:32.24 ID:Ht8Ft75FO
救えるなら何故司令官を助けてくれなかったと叫ぶ響を抱え脱出する名取と由良
858 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:32:31.64 ID:UJ3QFBy0O
望む人間がいるならなぜ外に出ないのか
目の前にお前が原因で悲しみを背負った女の子がいるというのに
今度は人生を寄越せとは虫がよすぎないか
859 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:32:33.24 ID:Bi81w2XDO
響を連れて逃げる二人
追っては来なかったが再びこの集落に潜入するのは難しいかもしれないと話す
860 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:33:38.29 ID:6esLfCaZ0
由良「生かされてる?貴方のバックにいる組織はなに?」
と誘導尋問
861 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:38:13.51 ID:ExKnsntQ0
由良「望む人間が居るなら…なぜ外に出ない…」
「私が表に出れば……またあのような教団ができてしまう……」
由良「お前が原因で…悲しみを背負った子が…居るというのに…」
響「そうだ…その力があるならなぜ司令官を助けなかった!?」
「私は死人を……完全に蘇らせることは……できない……」
「あの男を殺せと……私は言ってない……全て……勘違いした人間だ……」
響「ふざけるな!!」
862 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/08(月) 23:42:42.38 ID:ExKnsntQ0
名取「由良、もう……!」
「これは……君を救う為だ……」
「君の魂は……間違い無くあの男の所に……向かう……」
響「な…」
「話して分かった……君はあの男を……愛していた……」
「君を代償とすることで……魂を自由にする……それが私なりの償い……」
「今目の前に……あの男の魂が……」
響「司令官……?」
由良「耳を貸さないで響…」
「響……俺だ……」
響「あ、あ、あ……」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
863 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:47:52.11 ID:iTltzDjXo
「ひ、びき……にげろ…!」
司令官の体に突き飛ばされる響
これ幸いと煙玉はって響を抱えて逃げる二人
864 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:49:58.19 ID:Bi81w2XDO
逃げろ響
こいつは本気で案じてる訳じゃない
こいつは…甘言で惑わす悪魔だ
その後
>>863
865 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 23:54:04.58 ID:u3pfdUkAO
名取が二人を引っ張って逃げるが、再び響の腕は痛くなり、由良も元の姿に戻り、あれは一種の催眠術だったのかと疑う
866 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:00:01.76 ID:xyG4H+ug0
名取「……もうダメ!逃げるよ二人とも!」ガシッ
由良「……」
響「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ…」
「……」
「無駄な……ことを……」
「私は……救世主だと……言っているんです……」
「…………」スッ
867 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:03:09.89 ID:xyG4H+ug0
ーー
名取「ひとまずここまで来れば…」
響「痛い…痛いぃ……」
名取「響の腕が…!?」
由良「あぁぁぁ……!!」
名取「由良の姿が深海棲艦に戻った…」
響「腕が…痛い…痛いよ……」
名取「あれは催眠術だった…?いやでも響の腕は完璧に治ってた」
名取「それに由良の姿だって……」
由良「う、ぐ、ぅ……」
名取「……戻るしかないっていうの?」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
868 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:03:49.39 ID:Xo6aVoVDO
帰りが遅いのを心配したまるゆが単独潜入しようかという所で合流
一筋縄ではいきそうにないと得た情報を吟味する為に一旦帰還
869 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:05:44.22 ID:qvqCb21rO
>>868
由良の中で何が起きたのか緊急会議
870 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:22:03.73 ID:xwQTHyAUO
>>868
一方で救世主はまた祭るだけの人々に囲まれながらいつか苦難を超えて来る待ち人を待つ
871 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:25:41.61 ID:xyG4H+ug0
まるゆ「二人共!ここに居たんですね!」
名取「まるゆさん…」
まるゆ「あまりにも遅かったので単独で潜入しようとしていたんですが…」
響「う、うぅぅ……」
まるゆ「え、響さん!?」
名取「詳しい事はあとで話すから、今は一旦撤退!」
まるゆ「…はい、その方が良さそうですね」
由良「ぐ……」
まるゆ「待っていて下さい…必ず助け出しますからね」
872 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:31:32.77 ID:xyG4H+ug0
ーー
「ありがたやありがたや…」
「こんな所に神様が降りてきてくれるなんてなぁ」
「あの言い伝えは本当だったんじゃ、神木には神がついとる」
「「……」」
「またこうなってしまうのでは……意味がありませんね……」
「数千年生きて……やはり時代に干渉した時が一番良かった……」
「彼のように……苦難を乗り越え……私と共に歩もうと……言ってくれる……そんな人を私は……待つ……」
「彼とは……また……彼のような……時代人を……」
「ハイル……ヒト……」
「……」
ーー
873 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:31:58.98 ID:xyG4H+ug0
続く
コメントなどあればお願いします
874 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:33:57.43 ID:qvqCb21rO
おつ
>>1
から出してきた設定だからマジの神である可能性はあるなぁ
でもこんなトンデモ能力をこちら側のカミサマやアイツが知らない、狙わないはずがないのが気になる……
875 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 00:36:51.13 ID:oLQ/kN6lo
おつ
チョビヒゲかよ!
876 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/06/09(火) 00:39:44.93 ID:mUgwKxSto
おつでした
扉が何回か開いてる事を考えると世界五分前仮説式か…?
…司令官の皮被ってる(物理)奴や巻戻る時間の中で自殺繰り返す司令官、拍手のかわりに手をひらひらさせる司令官などが出て来なくて良かった…
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