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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」【安価】

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299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 19:38:12.43 ID:kKm6KZ2Go
>>298
今までの練習はうまくやってたS朝潮がミスをするようになって何かあったのではと察する周囲
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 19:47:50.91 ID:qJnR1XI+o
Y子さん、S朝潮から眼を離さないようにしていると羊が近づいて来ていたので蹴り飛ばす
301 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 19:51:03.56 ID:vM6UEM170
ーー


Y子「なんでついて来たのさ」


Y朝潮「同じ朝潮として気になって当然です」


Y子「何もしないならいいけどさ、喧嘩だけは止めてよ」


Y朝潮「なぜそんな心配を?」


Y子「そういう世界もあり得たからだよ…」


Y朝潮「……?」
302 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 19:55:31.37 ID:vM6UEM170
「……」


Y朝潮「あれは富士さんが持ってる羊のぬいぐるみ。確かヤシープとか…」 


Y子「……」ダダダッ


Y朝潮「え?」


Y子「ふんっ!!」ゲシッ


「ふぐぅ!?」ぼふっ


Y朝潮「ええぇ〜!?なんで蹴り飛ばすんですか!?」


Y子「なーんか最近動きが怪しいんだよね。今だって朝ちゃんに近付こうとしてたし」


Y朝潮「だからって…富士さんが怒りますよ?」


Y子「怒るどころか誉めてくれるよ」


Y朝潮「富士さんもドMか何かなんてすか…?」
303 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 20:00:29.63 ID:vM6UEM170
Y子「…朝ちゃんどこに行くんだろ」


Y朝潮「この時間はいつも何をしてるんですか?」


Y子「…苦しんでる。いつだって朝ちゃんはそう」


Y子「強烈なフラッシュバックと死への救済。それがずっと頭の中を駆け巡ってる」


Y朝潮「死は救済ではありません」


Y子「分かってるよ!でも朝ちゃんはそれしか救われないって思い込んでる!」


Y朝潮「会話をしようにもあの状態…というわけですか」


Y子「このままだと提督のこととか色々な感情に押し潰されちゃう。早くどうにかしないと…」


Y朝潮「朝潮があの状態では骨が折れそうですね」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 20:10:19.11 ID:cIyWShOT0
>>298
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 20:13:05.63 ID:m5udF7HOO
力とやらがあるはずだから大丈夫だとY子を突き放したけど心が痛む朝潮
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 20:14:21.61 ID:tCwF4oXFo
>>299
307 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 20:19:33.04 ID:vM6UEM170
ーー


S朝潮「やっと撒けましたか。Y子さんも朝潮もしつこいですね」


S朝潮「普段ならY子さんと話をして、色んな感情を吐き出せば精神は安定しました」


S朝潮「でも私には力がある。もう一人でも大丈夫なはずなんです」


S朝潮「だからY子さんはもう頼らないつもりですが…少し心が痛みます」


S朝潮「いつまでも甘えられるものじゃない。そう思ってしまえばまだ…」


S朝潮「そうですこれで良いんです。これが最善の選択肢なんです」
308 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 20:23:19.23 ID:vM6UEM170
S朝潮「力……あの時に力があれば私はこうはなってなかった」


S朝潮「いくら力があっても過去は変えられない。できるのならY子さんや富士さんがそうしてる」


S朝潮「私は…何がしたい……?」


S朝潮「…司令官」


S朝潮「やっぱり私は…司令官のことが……」


S朝潮「神様なんて居ない。もし居るなら私はこんなに苦しむはずがない」


S朝潮「私の好きな人は…別の人のことが好き……」


S朝潮「うぅ……ぐぅぅぅ…!!」
309 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 20:26:39.99 ID:vM6UEM170
S朝潮「苦しい…苦しい……!」


S朝潮「この苦しさは知らない…こんなの、襲われて乱暴されてる方がまだ良い……!」


S朝潮「はぁぁ…ううぅっ…!」


S朝潮「寝たらあの夢…起きたら胸が痛い……」


S朝潮「私は生きてるだけで幸せのはずなのに…こんなの、前より辛い……」


S朝潮「司令官……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 20:34:24.65 ID:qJnR1XI+o
(自分が一番好きな人が、自分を一番好きになってはくれないという痛みに思い至りそうな子を含んだ面子で)S朝潮ちゃんの療法会議
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 20:37:32.94 ID:kKm6KZ2Go
ずっと探し回って気を失ってる朝潮を見つけるY子さん
安静にして目覚めるまでずっと手を握ってる
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 20:42:51.20 ID:VT8qo9TdO
310
313 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 20:47:11.36 ID:vM6UEM170
ーー


Y朝潮「どこに行ったんですか朝潮は…」 


Y子「…朝ちゃん!!」


S朝潮「……」


Y朝潮「気絶しているようですね…外傷は無いようです」


Y子「助けられなくてごめんね…苦しいよね…」


Y朝潮「何か分かるんですか?」


Y子「朝ちゃんのことは何でも分かるよ…」


Y朝潮「だったら彼女を…」


Y子「無理だよ…この悩みはあたしじゃどうしようも無いんだよぉ…」


Y朝潮「…都合良く不便なんですね」
314 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 20:51:29.81 ID:vM6UEM170
Y子「朝潮も同じだよ…」


Y朝潮「なにがですか?」


Y子「提督について…朝ちゃんは悩んでる…」


Y子「朝潮も…身に覚えがあるでしょ…?」


Y朝潮「……」


Y子「忘れさせてあげるのが一番だけど、それはできない…あたしにはできないよ…」


Y子「あたしはただ朝ちゃんに幸せになって欲しいだけなのに…どうして朝ちゃんは苦しむ一方なの…」


Y子「朝ちゃんはどうやっても幸せになれないっていうの…?」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 21:02:54.82 ID:m5udF7HOO
Y朝潮
客観的に見てS朝潮に足りてないものはあらゆる経験です
何も知らないから知ってるものを支えにするしかない
だから失恋を認められなくて耐えられないんです

私には元の司令官との過去がありますからS朝潮ほどではありません
忘れさせる必要はないんです、心を養ってあげてください
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 21:12:03.86 ID:qJnR1XI+o
>>315
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 21:21:32.77 ID:xkUvsvZw0
勝手に決めつけないで下さい、仮にも神様だったのでしょう?同じ朝潮として、彼女にも幸せになってもらわなければなりません。協力して頂きますよ、とY朝潮
318 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 21:35:04.31 ID:vM6UEM170
Y朝潮「客観的に見て朝潮に足りてないものはあらゆる経験です」


Y朝潮「何も知らないから知ってるものを支えにすることはできません」


Y子「朝ちゃんは恋愛も何も知らない…」


Y朝潮「そうです、だから失恋を認められなくて耐えられないんです」


Y子「恋だとか愛はあたしとお姉ちゃんが一番苦手で、どうしようもないやつだ…」


Y朝潮「はぁ…貴女は本当に朝潮のことを助けたいんですか?」


Y子「何を言う!あたしがどれだけ朝ちゃんを……!」


Y朝潮「なら苦手とかどうしようも無いって言葉は使わないで下さい」


Y子「……」
319 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 21:40:35.10 ID:vM6UEM170
Y朝潮「いま朝潮に必要なのは心の休息です」


Y子「それができないから悩んでるんだろ!」


Y朝潮「できなくて当然です。貴女は朝潮本人ではありません」


Y子「ぎっ…!」


Y朝潮「恋が叶わないだけでこんなに構ってくれる人がいる。それがどれだけ幸せか朝潮は知らないんです」


Y子「…誰も見てないのをいいことに裸で抱き付く女が何を言ってんのさ」


Y朝潮「私は朝潮とは違いますから」


Y子「は?」


Y朝潮「二番目三番目の女でもいい。そう思えば失恋なんかしませんよ」


Y子「…」


Y朝潮「私が司令官に抱き付いている所でも見せたら、何か変わるかもしれませんね」


Y子「朝ちゃんは…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 21:44:28.18 ID:cIyWShOT0
S朝潮見学会演習の打ち合わせでY子の声援により不思議と力が湧きいい結果が出る
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 21:45:04.36 ID:gp8cDpq8o
そしてこれに関しては腫れ物を扱うかの如く接触を避けている司令官サイドにも問題があるとY朝潮
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 21:46:15.92 ID:+95pCQLRo
>>321
323 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 21:50:45.44 ID:vM6UEM170
ーー執務室


Y朝潮「どうですか司令官、龍驤さん」


提督「……」


龍驤「うん、朝潮の言う通りやと思う。ウチらは明らかに朝潮を避けとった」


Y朝潮「その結果がこれです。なにも責任を感じていないんですか?」


提督「いや…」


龍驤「感じてるよ。あんな腫れ物を扱うような対応しとるのもまずい」


Y朝潮「だったらなんで改善しようとしないんですか!」


提督「……」


龍驤「司令官にあたるのは止めてくれへん?ウチのことを考えてくれた結果こうなってしまったんよ」
324 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 21:54:07.99 ID:vM6UEM170
Y朝潮「そうでしょうね、司令官は器用な人間ではありませんから」


龍驤「分かってくれてるんやね…」


Y朝潮「この件はお二人の責任です。これ以上朝潮への対応が変わらないのなら、ここから移すべきです」


提督「それは…」


Y朝潮「相手をしない癖に自分の手の届く所に置こうとするんですか!貴方は子どもですか!?」


提督「……」


Y朝潮「朝潮をどうにかしないなら異動させる!これは決定事項だと思って行動して下さい!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 21:59:12.61 ID:VT8qo9TdO
Y朝潮さん、お気に入りの少女漫画を執務室の机に山積みして勉強してくださいと一喝
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 22:07:50.23 ID:qJnR1XI+o
漣「キチンとフッて上げるべきでは?Y朝潮氏がおこなのも分からんでもない」

龍驤「せやけどな…S朝潮が提督以外に代わりがおらん思うとる感じがね…あんたと違うてな…」

漣「ネキも言うようになりましたねええ」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 22:09:24.93 ID:kKm6KZ2Go
>>326からの
真正面から向き合うことを決める提督
龍驤や朝霜への思いに嘘はつけないし、偽ってS朝潮と接することもできない
だがもうS朝潮を避けることはしない
328 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 22:15:11.28 ID:OpRajUiGO
ーー


漣「ちゃんとフってあげるべきなんじゃないですかね。Y朝潮氏がおこなのも分かりますぜ」


龍驤「せやけどな…朝潮が司令官以外に代わりがおらんて思うっとる感じがね…」


漣「男なんて星の数ほど居ますぜ」


龍驤「朝潮はあんたと違って純情なんよ」


漣「龍驤ネキも言うようになりましたねぇ」


龍驤「そうやんな…ウチが最初からこうやったら朝潮はあんな事にはならんかった」


漣「あの頃は病みまくりの家出し〜ので大変でしたから」
329 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 22:19:19.62 ID:OpRajUiGO
龍驤「いつまでもこうじゃあかん。だから司令官は決めたって」


漣「何をですか?」


龍驤「ウチや朝霜への思いに嘘はつけれへんし、気持ちを偽って朝潮と接することもできへん」


漣「おおっ」


龍驤「もう朝潮を避けることはしない、だから…っていう具合で気持ちをぶつけるって」


漣「男らしいとは思いますが、朝潮はそれで納得しますかね?」


龍驤「分からん。だからあんたを呼んできたんよ」


漣「おおっと〜修羅場に突入しろというのか!?」


龍驤「そうなれへんようにや。もう朝潮は執務室についてこの話をしとる」


漣「そしてこれから様子を見にいくと…」


龍驤「頼むで司令官…」



下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 22:29:31.91 ID:+95pCQLRo
静かに泣いているS朝潮と泣き止むのを待つ構えの提督
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 22:30:39.44 ID:gp8cDpq8o
羊が言うところの「三人目」としての関係を切り出すか脳内で誘惑されるS朝潮
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 22:32:45.29 ID:m5udF7HOO
はっきりと振られて泣くだけ泣いたことで曇ってた視界が晴れた朝潮
333 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 22:38:44.59 ID:OpRajUiGO
ーー執務室


漣「さぁどうだ!?」ガチャッ


S朝潮「……ぅ」


提督「……」


漣「あ…これは騒げる雰囲気では無い……」


龍驤「司令官、余計なことは言うてないやろね?」


提督「大丈夫だ。だが朝潮が泣いてしまった…」


S朝潮「……」グスグス


漣「静かに泣かれるのも怖いというか…」


龍驤「漣、茶化す所と違うで」


漣「分かってはいるんですけどね…」
334 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 22:42:36.69 ID:OpRajUiGO
龍驤「…朝潮、司令官以外にもええ男はおるんやで」


S朝潮「……」


龍驤「なんて普通やったらそう言うかもしれんけど、ウチは違う。司令官に勝る男なんかそうそうおらん」


龍驤「何でも正面から受け止めてくれて、全てを受け入れてくれる。こんな人はどこを探してもおらんよ」


S朝潮「……」


龍驤「だからな、朝潮が思ってる気持ちは全部司令官にぶつけたり」


S朝潮「……」


龍驤「好きなんやったら好きって言い。何かしたかったりして欲しいことがあったら言うたらええ」


龍驤「なんたって司令官は全てを受け入れてくれるんやから」


S朝潮「……」
335 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 22:46:59.39 ID:OpRajUiGO
漣「そうですぜ、ご主人様が何と言おうが関係ねぇんです」


漣「漣とは別れたって言うのにたまーに龍驤さん達とシてんですもん。この男は案外チョロいですよ」


提督「……」


漣「…漣だってご主人様のことは大好きです。嫁が居なければ龍驤さんをどうにかしてでも手に入れたいくらい好きです」


龍驤「それをウチは知ってる。漣以外にも司令官の事が好きやって思ってるのは何人もおる」


漣「朝潮もご主人様に甘えたらいいんですよ」


龍驤「そうやそうや、この男は隠れて霞の乳吸うような奴やねん。八つ当たりしてもバチは当たらんで」


S朝潮「安価」


下1〜3高コンマ 朝潮の台詞やその行動など
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 22:53:59.80 ID:m5udF7HOO
提督に抱きついてこのまま見捨てられてしまうのか不安だった、でもそうじゃなかったと堰を切ったようにワンワン泣く
泣いて泣いて泣いて泣いて落ち着いた後、Y子さんやY朝潮にも謝りに行くのでついてきてほしいと言う
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 22:54:10.52 ID:VT8qo9TdO
悪夢が苦しくて耐えられない、提督に忘れさせてほしいと泣きながら吐露する朝潮
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 22:55:52.57 ID:kKm6KZ2Go
>>336
339 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 23:03:14.13 ID:OpRajUiGO
S朝潮「私は……私はぁ!!」ダキッ


提督「……」


S朝潮「私は捨てられるのかと…でもそうじゃなかった……」


S朝潮「私は……わぁぁぁーーーー!!」


提督「…不安にさせてすまなかった」ギュッ


S朝潮「あぁぁぁぁ〜〜〜〜!!」


漣「そりゃあれだけ避けてたらそう思いますって」


龍驤「どないしたらええか答えが出てなかったんやもん。でもこれでハッキリしたからええねん」


漣「朝潮泣かせといてええねんは無いでしょ」


龍驤「…ごめん、その通りやわ」


漣「謝るなら朝潮にですよ」
340 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 23:07:24.47 ID:OpRajUiGO
龍驤「本人もそうやけどこっちの朝潮にも謝ってこなあかん」


漣「Y朝潮の方ですね」


龍驤「司令官、朝潮のことお願いやで」


提督「…あぁ」


漣「また二人だけにしてあげるんですから、分かってますね?」


提督「……」


龍驤「司令官、朝潮が泣きやんだら謝ったって。ウチも後で謝るから」


提督「ああ…」


S朝潮「司令官、司令官、司令官……!!」


提督「朝潮…」


龍驤「…頼りにしてるで」ガチャッ


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 23:16:41.37 ID:+95pCQLRo
押し倒したい衝動と戦うS朝潮
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 23:18:40.92 ID:w3BGcoS5O
337を言おうとしてしゃくりあげる朝潮
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 23:18:51.01 ID:kKm6KZ2Go
龍驤の話を聞いて
大丈夫です、わかってましたからと言いつつホッとしてるY朝潮
344 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 23:24:48.71 ID:65Zbir1T0
S朝潮「しれ、司令…官……」


提督「どうした?」


S朝潮「わ、わた……私…」


提督「落ち着いて、ゆっくり話せばいい」


S朝潮「わ…わだじ……怖い………怖ぐで……」


S朝潮「誰も…助げで……ぐれ…ない……」


提督「そんなことは無い。誰であろうと助ける」


S朝潮「私が見る夢……あの夢が………」


提督「あれ…か……」
345 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 23:28:00.15 ID:65Zbir1T0
S朝潮「あの悪夢が……苦しくて…耐えられないんです……」



提督「……」


S朝潮「司令官……」ギュッ


S朝潮「忘れさせて…下さい……」


提督「……」


S朝潮「眠る度に…貴方の夢を…見るようになりたいんです…」


S朝潮「お願いします……」


提督「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 23:33:41.94 ID:+ZusslnCO
提督に添い寝をしてもらって眠るS朝潮
見た夢は提督に限らず足りないもの鎮守府や横須賀で楽しかったこと
心の余裕のなさや未来への悲観が悪夢を呼び起こしていた
本当に自分を蝕んでいたのは自分の心の持ちようだと気づく
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 23:36:38.86 ID:kKm6KZ2Go
朝潮がそれを望むなら構わない
でも本当に俺の夢だけでいいのか?と問いかける提督
朝潮の周りにいる、朝潮を助けてくれる人は俺だけではないはずだよと
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 23:38:13.50 ID:gp8cDpq8o
346
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/30(土) 23:38:26.91 ID:+95pCQLRo
Y朝潮やY子さんも一緒になって戻った四人は提督に抱き着きながら安心した表情で眠るS朝潮を目撃する
350 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 23:54:09.18 ID:65Zbir1T0
ーー


S朝潮「……ん…」


S朝潮「……」


S朝潮「…ぁ……」


提督「起きたか…?」


S朝潮「司令…官…………」


S朝潮「私……司令官に…」


提督「あぁ、ずっと隣に居た」


S朝潮「司令官に添い寝……」


提督「寝心地は悪かったか?」


S朝潮「いえそんな……」


S朝潮「……」


提督「朝潮?」


S朝潮「初めて…あの夢以外の夢を見ました」
351 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/30(土) 23:59:09.39 ID:65Zbir1T0
提督「どんな夢だった?」


S朝潮「今まで経験したことが無いくらい楽しそうな…そんな夢を…」


提督「その夢には誰が居た?」


S朝潮「司令官……」


提督「それと?」


S朝潮「ここに居る皆さん…」


提督「朝潮、ここには俺だけじゃない。龍驤も他にも皆んながいるんだ」


提督「これから辛い時は俺を頼ってくれ。だが俺以外にも居るんだということを知っていて欲しい」


S朝潮「……はい」
352 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 00:05:11.77 ID:zkbw9SCf0
提督「朝潮、悪夢に悩んでいたのは俺も同じなんだ」


S朝潮「え…?」


提督「龍驤の左腕と左脚が潰されて……周りが真っ赤になる夢だ」


提督「朝潮のと比べるつもりは無い。だが俺も同じ悩みを持っていたと知って欲しいんだ」


S朝潮「どうして…今それを……」


提督「…俺がこの夢を見なくなったのは龍驤をモノにしたからなんだ」


S朝潮「……」


提督「この事を言えば朝潮も同じことを…そう思うと言えなかった。俺は最低な男だ」


提督「だがもう隠しはしない。朝潮には本音で話す」


S朝潮「安価」


下1〜3高コンマ 朝潮の台詞やその他行動など
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 00:15:00.57 ID:6m8dMbrpo
いえ、話してくれたことが嬉しいです。これが信頼なんですね。
以前のまま聞いてたらと思うと恐ろしいです。
とクスッと笑う

提督は笑うとこじゃないぞと言って笑い合う
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 00:17:06.86 ID:U1kwXbDxO
もっと司令官の色々な所が知りたいですと朝潮
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 00:17:52.00 ID:CGBEqfgjO
>>353
なんだか安心したらお腹ペコペコですと食堂へ夕食に
356 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 00:28:24.37 ID:zkbw9SCf0
S朝潮「いえ、話してくれたことが嬉しいです」


提督「朝潮を信頼しているからな」


S朝潮「信頼…そうですね、今じゃないと言えませんね。以前のまま聞いてたらと思うと恐ろしいですね、ふふっ」


提督「笑う所じゃない……はははっ」


S朝潮「はあっ、なんだかお腹が空いてきちゃいました」


提督「一緒に食堂に行こうか?」


S朝潮「はい!あとできたら食後のデザートは司令官のが食べたいです!」


提督「そうか…よし、朝潮の為に作ろうじゃないか」


S朝潮「ありがとうございます司令官!」


ーー
357 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 00:32:55.41 ID:zkbw9SCf0
「きひひひひ、力を使わずに済んでよかったねぇ」


「でもあたしの目的は達成された。力を持っていることを自覚させられたしね」


「朝潮はあたしの…きひひひひ」


Y子「お姉ちゃ〜ん、こんな所に居たよ」


「きひ!?」


富士「貴女…少しおいたが過ぎるんじゃない?」


「きひ、きひひひひ」


Y子「こいつどうする?」


富士「とりあえず洗濯機に突っ込んでおきましょう」


Y子「ひたすら脱水で回すのもいいかもね」


「……きひ」


ーー
358 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 00:33:33.60 ID:zkbw9SCf0
今日はここまで


コメントなどあればお願いします
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 00:34:24.77 ID:CGBEqfgjO
おつ
ヤシープさんそんなにがんばらないで…
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 00:40:34.59 ID:MjSlPTzgo
乙です
なかなかにニヤニヤできるランディングええぞ!ええぞ!
ヤシープは心も洗濯されて、どうぞ
361 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 19:28:13.72 ID:zkbw9SCf0
ーー


早霜「ねぇ司令官、朝霜姉さんを見なかったかしら?」


提督「いや、見てないな」


早霜「昨日は一緒に寝たのよねぇ?」


提督「そうだ、それで朝起きて朝霜の世話をして……そうだ、義足を付けた時何か違和感があったな」


早霜「姉さんとシてる時は義足は外してるのよね?」


提督「危ないからな」


早霜「つまり姉さんは昨日の夜から朝まで義足を付けてなかった…」


提督「それがどうしたんだ?」


早霜「朝さんから何か嫌な雰囲気を感じるのよ」
362 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 19:31:27.53 ID:zkbw9SCf0
提督「嫌、というのは?」


早霜「それが分からないから貴方に聞きにきたのよ」


提督「痛みを隠しているとかでは無いのは確かだ」


早霜「心の中の不安も貴方に吐き出している。精神的なものでも無い」


提督「俺の感じた違和感も気のせいとも言える。考え過ぎじゃないのか?」


早霜「そうなのかしら…」


提督「今度は朝霜を守ろうとしてくれているのは良く分かる。朝霜と話せばその嫌な雰囲気も消えるかもしれないぞ」


早霜「なら、そうさせて貰おうかしら…」



下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 19:33:29.72 ID:6m8dMbrpo
早霜と一緒に周囲に朝霜を見てないか聞きながら探す
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 19:37:56.83 ID:MjSlPTzgo
朝霜捜索
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 19:41:48.67 ID:DQ2WGkjno
>>363
366 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 19:47:01.40 ID:zkbw9SCf0
ーー


早霜「朝霜姉さん…どこに行ったの…」


早霜「私の思い過ごしなら良い……けどそうじゃなかったら…」


早霜「朝霜姉さんは私が守るのよ……」


早霜「……」


早霜「ここにも居ない…」


早霜「一体どこに行ってしまったの……」
367 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 19:51:23.22 ID:zkbw9SCf0
早霜「食堂にも訓練場にも居ない。いつもはそこか執務室に居ることが多いのに」


早霜「…部屋にはまだ行ってないわね」


早霜「でもあの朝霜姉さんが部屋でじっとしてるなんて考えられない」


早霜「脚がああなっても姉さんのアクティブさは変わらない」


早霜「外で精神的に不安定になったら、司令官の所に帰る。それが姉さんの行動パターン…」


早霜「こんなに何処に居るのか分からないのは初めて。やっぱり姉さんに何か…」



下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 19:59:55.70 ID:d+HiasZBO
なんだか義足のサイズが合わねえんだよなって工廠へ相談に行ってた朝霜
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 20:05:42.43 ID:6m8dMbrpo
>>368
ちょっと足がむっちりしましたね
流石に運動が減ったからでしょうと言われてる
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 20:07:05.03 ID:hBr2yxLtO
>>368+元の足に戻したいと思い始めている
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 20:07:13.41 ID:UB/if7SMo
お昼過ぎて見つからず、提督その他人を増やして>>363
372 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 20:15:03.36 ID:zkbw9SCf0
ーー工廠


朝霜「なぁ明石〜」


明石「もう少し待って下さいね」


秋津洲「忙しい時に来られても急には対応できないかも」


朝霜「ちぇ…」


陽炎「私で良かったら見てあげるわよ?」


朝霜「あたいの義足は金メッキにされたくねぇ」


陽炎「金色の義足ってカッコいいと思うのに」


明石「…よし。朝霜さん、こっちに来て下さい」


朝霜「あいよっ…と」
373 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 20:18:52.10 ID:zkbw9SCf0
明石「義足がどうかしたんですか?」


朝霜「なんかさ、サイズが合ってねぇような気がすんだよ」


明石「ちょっと失礼しますね…」カチャカチャ


秋津洲「朝霜の義足は明石製かも?」


朝霜「いや、今付けてるのは市販のやつを明石に調整してもらってる」


明石「……」


朝霜「どうだ、何か分かったか?」


明石「朝霜さん…最近ご飯ちゃんと食べてますか?」


陽炎「どういうこと?」


明石「何か不自然に痩せてるというか…もしかして食べられませんか?」


朝霜「安価」


下1〜3高コンマ 朝霜の台詞やその他行動など
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 20:22:35.44 ID:hBr2yxLtO
いつもどおりと強がる朝霜に嘘おっしゃいと明石
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 20:23:11.95 ID:6m8dMbrpo
いつもどおりの量は食べてるはずなんだけどな…
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 20:30:04.56 ID:eolH1DGgo
食ってるつもりだけどよ…(歯切れ悪い)
377 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 20:33:27.45 ID:zkbw9SCf0
朝霜「いつも通りの量は食べてるつもりなんだけどな…」


明石「それなら尚更気になります」


秋津洲「そんなにおかしいことかも?」


明石「はい。一度お医者さんに診てもらった方が良いかもしれません」


陽炎「そこまで?」


明石「用心に越したことはありませんから」


朝霜「ん〜でもなぁ、司令は演習の見学会の件で忙しいしなぁ…」


秋津洲「龍驤さんも忙しそうにしてるかも」
378 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 20:35:23.54 ID:zkbw9SCf0
早霜「私が連れて行くわ」


秋津洲「うわ!!びっくりしたかも!」


陽炎「いつから居たの?」


早霜「朝霜姉さんの居る所に私は居るわ」


明石「早霜さん、朝霜さんをお願いできますか?」


早霜「もちろんよ。さあ急いで行きましょう姉さん」


朝霜「仕方ねぇな……行くしか無ぇか」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 20:40:09.40 ID:DQ2WGkjno
痩せると言うことは、エネルギーを取ってないかいつも以上に使ってるか何かに取られているかしかないのよと早霜
提督に前を使わせたかと早霜に聞かれて噴き出す朝霜
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 20:43:04.54 ID:eolH1DGgo
病院への道すがら提督らとの行為の頻度を聞き出す早霜
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 20:43:56.83 ID:d+HiasZBO
>>379
382 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 20:57:06.70 ID:zkbw9SCf0
ーー


朝霜「明石も大袈裟だよな、あたいは義足を調整して欲しかっただけなのによ」


早霜「……」


朝霜「早霜もそう思うだろ?」


早霜「食事をしてるのに痩せるということは、エネルギーを吸収できていない…」


朝霜「はあ?」


早霜「もしくは摂取した以上に使ってるか、何かに取られている。それしか無いのよ」


朝霜「何をブツブツ言ってんだ?」


早霜「姉さん、司令官とはちゃんとシてるのよね?」


朝霜「ちゃんと……?何を言ってんだよ」
383 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 21:02:47.38 ID:zkbw9SCf0
早霜「お尻じゃなくて前でシてるのよね?」


朝霜「あぁ、ちゃんとゴムしてな」


早霜「どれくらいの頻度で?」


朝霜「ん〜それはハッキリ分かんねぇな。龍驤さんと一緒にやる時もあるしなぁ」


早霜「朝霜姉さんだけとスる時、一晩で何回くらい?」


朝霜「三…四回くらいか?」


早霜「多いわね…」


朝霜「龍驤さんは最低でも五回だ。それに比べたら少ないぜ」


早霜「龍驤さんの性欲と体力が異常なのよ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:07:40.47 ID:hBr2yxLtO
早霜「外に出すからってゴムなしでシたとかしてない? それでも孕む事はあるわ」
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:17:40.56 ID:WVCkp01p0
検査の結果、甲状腺に異常が見られた
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:18:01.95 ID:6m8dMbrpo
病院での検査では病気は見られず代謝がとてもいいようだとの診断
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:18:10.44 ID:MjSlPTzgo
さらに色々聞こうとするが恥ずかしがられそうこうしてる内に病院に
388 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 21:28:50.13 ID:zkbw9SCf0
ーー


早霜「病気じゃなくて良かった……」


朝霜「代謝がいいだけだったとはな」


早霜「もし病気だったら私…」


朝霜「大袈裟なんだよ、あたいに何かあるなら司令が気付くはずだからな」


早霜「何を言ってるの姉さん」


朝霜「はぁ?何って……」


早霜「このままの生活を続ければ姉さんは死ぬのよ」


朝霜「そうは言ってなかっただろ」


早霜「言ってるのと同じよ。普通に食べて痩せるなら、栄養が足りず、いずれは栄養失調になるのよ」


朝霜「そうは……言ってたな」
389 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 21:32:38.44 ID:zkbw9SCf0
早霜「司令官とはそんなに激しいの」


朝霜「激しい…んだろうな。それを三、四回ヤってるから……」


早霜「司令官と寝るのはもう止めて」


朝霜「止めて、か。そしたらあたいは……死ぬな」


早霜「姉さん!!」


朝霜「冗談じゃねぇからな。脚の痛みはもう薬じゃどうしようも無くなってんだよ」


朝霜「司令…パパに抱いてもらったら痛みも止まって心も落ち着く。ママが居てもいいな」


朝霜「あたいから司令を取ったらそうなるってことだ。よく覚えといてくれ」


早霜「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:38:09.44 ID:DQ2WGkjno
だったらあの男にでも足を治してもらうのが先でしょう
行為のしすぎで死にましたって、姉さんどころかこの鎮守府全体が後ろ指さされるわよ
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:38:40.96 ID:d+HiasZBO
ならばと美味しく食べれる高カロリー料理の勉強を始める早霜
朝霜が幸せに健康になれることをあきらめないわ
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:39:28.16 ID:y/PUJXGqO
なら姉さんの生活をすみずみまで見させてもらうわ
朝から晩まで、シてるところまでね
必要なら気配は消すわよ?
393 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 21:45:42.55 ID:zkbw9SCf0
早霜「なら私は料理の勉強を始めるわ」


朝霜「なんでそうなるんだよ」


早霜「高カロリーで美味しい料理を作って姉さんに食べてもらうの」


朝霜「いいって…」


早霜「良くないわ!」


朝霜「なんだよ急に大声出してよぉ…」


早霜「私は姉さんに幸せになって欲しいのよ」


朝霜「だから……」


早霜「朝霜姉さんはもう少しで死ぬ所だった。そうしたのは私。そんな事はもう二度とあっちゃいけないのよ」
394 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 21:49:44.56 ID:zkbw9SCf0
早霜「姉さんは司令官に抱かれて死ぬのが幸せだというの?」


朝霜「……正直悪くねぇよな」


早霜「そん…な」


朝霜「あたいが死んだらパパとママが悲しむから、本当には死なねぇよ。でももしもを考えたら…」


早霜「そう……」


朝霜「何考えてんだよ」


早霜「あの男さえいなければ……」


朝霜「おい止めろ!!」


早霜「…私はまだあの男を信頼してないのよ」


朝霜「パパに手を出してみろ、首吊って死んでやるからな」


早霜「……」


朝霜「……もう帰ろうぜ」


早霜「…ええ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:51:45.02 ID:DQ2WGkjno
姉さんが死んだらそのパパにも破滅が待っているわよと早霜
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:57:45.34 ID:MjSlPTzgo
早霜「と、言う訳でどうすればいいか真剣に教えて欲しいのだけれど」
羽黒「……何で私の所に……」
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/31(日) 21:59:33.68 ID:6m8dMbrpo
鎮守府に戻って診断結果を伝えると病気ではないと分かって安心して朝霜を抱きしめて提督がとても喜ぶ
朝霜の部屋に戻ってあのパパを見てもまだこのままやつれて死ぬのがいいと思う?と早霜が聞く
398 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/05/31(日) 22:05:48.41 ID:zkbw9SCf0
ーー執務室


朝霜「帰ってきたぜ司令〜」


提督「朝霜!」


朝霜「な、なんだよ……?」


提督「明石から話は聞いてる、どうだったんだ!?」


朝霜「何も無かったって。ただ代謝がいいだけだってよ」


提督「そうか……!」ギュッ


朝霜「ん……おい…」


提督「良かった、本当に良かった……もし病気だったらどうしようかと…」


朝霜「…大袈裟なんだよパパは。あたいは大丈夫だからな」


早霜「……」
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