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【艦これ】提督「不憫な艦娘達を助けてケーキ屋生活したい」
- 750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 22:06:17.04 ID:K3zfIMer0
- 難易度にもよるけど7-3のが楽だったよ。
丙なら破砕ギミックなくてもいけた。
- 751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 22:57:39.63 ID:7jtf5xujo
- 7-3は7-2より少しは楽だよ
- 752 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/08/11(火) 12:47:26.97 ID:7AzNogdI0
- みんなクリアしてるんですね。
装備も運も改修してないから自業自得だねうーちゃん……
- 753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/11(火) 14:59:40.39 ID:9jhLpwaK0
- >>752
丁ならあっと言う間(経験談
- 754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/11(火) 18:33:45.50 ID:KzpDFEz00
- 今回、E7はマジで丁安定だと思う。
- 755 : ◆HhGf8jwqok :2020/08/13(木) 09:05:05.53 ID:fxnNkXQM0
- 那智「言っておくが料理といっても有り合わせとコンビニで買ったつまみだけだからな」
提督「4姉妹で暮らしてると部屋に良い匂いが充満するもんなんだな」スンスン
那智「人の話を聞いているのか?というか匂いを嗅ぐな!」
提督「これが……大人のメスの香り……」
那智「おい!」
那智「まったく……変態みたいなことばかり……ん?」
那智(待てよ。におい……?今日は結構汗もかいたが……)
那智(まさか提督は暗に私が汗臭いと伝えているのでは!?)
那智(よくよく考えてみたら汗臭い気がしてきたな……まずい、これはまずい)
- 756 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 09:10:44.40 ID:fxnNkXQM0
- 那智「す、すまん、ちょっとシャワーを浴びてきて良いか?」
提督「おう。急がないしごゆっくり」
那智「では失礼する」
お風呂
那智「ふぅ……危うく女子力の低さを露呈してしまうところだった」
那智「頭も身体も入念に洗っておかねばいかんな」
那智「…………」
那智「ん?んん?男を部屋に連れ込んでシャワーを浴びる女……」
那智「こ、これは、もはやヤる事は1つなのでは……?」
那智「っと、何をバカな!これは単に汗を流しているだけだ!汗を流しているだけだが……」
那智「一応こことここは特に入念に……脇フェチの可能性を考慮してここもしっかり洗っておくか……」
- 757 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 09:17:20.91 ID:fxnNkXQM0
- 那智「待たせたな。すぐに料理を──」
那智「提督?姿が見えんがトイレか?」
提督「おーい、台所借りてるぞー」
那智「台所?何をしていたんだ?」
提督「食材を前に料理人の血が騒いで料理を作ってたんだよ」
那智「客人がなにをしているんだ。大人しく座っていろ」
提督「いやいやもうできるから」
那智「私がもてなすと言っているんだ。貴様は風呂にでも入っていろ!」
提督「風呂?」
那智「え?あ、いや、風呂上がりに一杯の方がうまいかと思ってな!他意はない!決して他意はないからな!」
提督「風呂は鎮守府で入ってきたから大丈夫だぞ。むしろ風呂上がりにコンビニ行ったから喉はカラカラだ」
那智「そ、そうか。貴様も風呂上がりか。まあ私としては汗臭い状態でもそれはそれで構わなかったんだが……」
- 758 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 09:25:50.83 ID:fxnNkXQM0
- 10分後
那智「よし、完成だ。と言っても半分は貴様が作ってしまったわけだが」
提督「そこは合作という事で」
那智「合作……そうだな。はじめての共同作業というやつだな」
提督「じゃあ早速ビールを」
那智「待て待て!それくらい私に注がせろ」
提督「美人にお酌して貰えるとはいたせり尽せりだなぁ」
那智「茶化すなバカもの」スタスタ
那智「提督、今日も一日ご苦労様」
提督「じゃあ俺からも。今日も一日お疲れさん」
那智「ではまずは一杯いただこう」
提督「乾杯」
那智「ん、ん……ぷはぁ!美味い!」
提督「ふぅ……久々のビールがしみる!」
那智「貴様、なかなか良い飲みっぷりだな。これは長く楽しめそうだ」
提督「やっぱり1人じゃなく誰かと飲むのは最高だな」
那智(ハアァ……!これこそ私の理想!)
- 759 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 09:32:26.47 ID:fxnNkXQM0
- 那智「さすがに本職だけあって料理の腕は大したものだな。有り合わせがフルコースだ」
提督「一応ケーキ屋なんだけどな。俺は自分が作ったのより断然那智が作ってくれた方が好きだけど」
那智「ふっ、お世辞を言っても酒しか出さんぞ?」
提督「…………」
那智「なんだ?どうかしたか?」
提督「いや、結婚した夫婦ってこんな感じなのかなと」
那智「な、なな、なにを急に!」
提督「30過ぎたらまわりもどんどん結婚しててなぁ……ぶっちゃけちょっと憧れるよな」
那智「私は……今は仕事ばかりでよく分からないが……確かにこう言うのが結婚だと言うのなら、その、悪くはないな……」
提督「ちなみに那智の好きなタイプってどんな感じなんだ?」
那智「そんなこと聞いてどうする気だ!」
提督「いやなんとなく気になって」
那智「むっ……気になるのか。ならば仕方ないな」
- 760 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 09:42:30.69 ID:fxnNkXQM0
- 那智「身長や顔など見た目はそれほど重視していない。まぁ余りに太り過ぎだとか度が過ぎていれば敬遠するかも知れんが」
提督「年収とかは?」
那智「そうだな。しっかり働いているなら年収はいくらでも構わんさ。私は1人や2人養ってやる程度には稼いでいるからな」
那智「年収200万だろうが150万だろうが一生懸命働いてくれているならそれで満足だ」
提督「学歴は?」
那智「特に気にしないな。むしろ会社でも出来が悪い奴ほど育てがいを感じる性分だ」
提督「見た目・年収・学歴にこだわらずにこの見た目でキャリアウーマンとか引く手数多だろうな……」
那智「ただし絶対的な条件が1つ。それは酒に強い事!これだけは譲れんな。一晩で一升も飲めん奴とは結婚できん!」
提督「あー……そんなところに巨大なハードルが」
那智「あとはまぁ身体の相性か……こればっかりは試してみないと分からんが……」
- 761 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 09:49:28.25 ID:fxnNkXQM0
- 提督「ここまでの理想像を検証した結果」
那智「うむ」
提督「俺が該当します。学歴も金もありませんが一晩で一升いけます。余裕で」
那智「なっ」
提督「あとは身体の相性だけだな!試してみるか!なんて──」
ガシャン!!
提督「あちっ!!料理が!?どうした!?」
那智「き、貴様が妙なことを言うからだ!!っと、それより早く着替えろ!すぐに洗えばシミにならないはずだ!」
提督「あー、エビチリが」
那智「私は床の掃除をしておくから洗濯機に入れて風呂に入ってこい。着替えは私がパジャマに使っている男物のシャツを貸してやる」
提督「じゃあ悪いけど風呂借りるな」
バタンッ
那智「私とした事が……」
那智「はっ!自然な流れで提督が風呂に!」
- 762 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 09:54:31.83 ID:fxnNkXQM0
- 提督「なんか使い慣れない風呂って緊張するな」
那智「着替えはここにおいておくからな」
提督「ありがとう」
那智(この磨りガラスの向こうに裸の提督が……)
那智「いかんいかん……」
提督「どのスポンジで体洗って良いのかな」
那智「それなら左から2番目の黄色いスポンジを使え。私のだ」
提督「あいー」
那智「……あっ、あれはさっき私が使った」
提督「なんか那智が使った直後のスポンジで身体洗うとか興奮するな」
那智「口に出すなバカ者!!」
- 763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 09:55:09.87 ID:jfwMf9Pwo
- あーぁ、
これまた朝潮にマジ説教されるコースだわ
- 764 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 10:01:24.55 ID:fxnNkXQM0
- 那智「やれやれ……どっと疲れが」
那智「私は部屋に戻って掃除をしておくからな」
5分後
ガチャッ
那智「出てきたか。早かっ」
提督「すまん那智、あの服小さくて入らなかった」
那智(半裸ー!!)
提督「まぁ風呂上がりで熱いし服が乾くまでこのままでいいか」
那智「き、貴様、なかなか鍛えられたいい身体をしているな」
提督「那智、提督業で必要なものが何かわかるか?」
那智(腹筋、上腕二頭筋、大胸筋……その他全てがかなり高い水準に……)
那智「提督業か……やはり戦術面で頭を使う事か?」
提督「違うな」
那智「ならカリスマ性……指揮官としての指揮能力か」
提督「それも違う。いいか、提督に必要なのは艦娘から殴られても死なない肉体作りだ!」
那智「そうなのか?」
- 765 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 10:08:12.02 ID:fxnNkXQM0
- 提督「とりあえず砲で撃たれたり槍で突かれても傷つかない程度には鍛えてある」
那智「それはもう提督ではなく艦娘なのではないのか?」
提督「さすがに大和の一撃は効くが」
那智「提督というのも大変なのだな」
提督「まぁぶっちゃけ机に座って仕事するのが1番つらいよ。肩が凝るし」
那智「なら私がマッサージしてやろう。こう見えて毎晩姉妹にもしているからマッサージには自信があるんだ」
提督「そうなのか?ならお願いしようかな」
那智「ではそこにうつ伏せになれ」
提督「はいー」
那智「では失礼して上に乗らせてもらうぞ」ストン
提督(くっそ柔らかい尻だ。なにこれ)
那智(引き締まった硬い尻……なんだこれは……」
- 766 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 10:13:30.32 ID:fxnNkXQM0
- 那智「では、触るぞ……?」
提督「いつでもたのまい」
那智「……痛く、ないか?」
提督「もっと力を入れてくれて構わないぞ」
那智「そうか。では……」グッ
提督「うっ……く」
那智「へ、変な声を出すな!」
提督「いや、那智がうまくて気持ちいいからつい」
那智「〜ッッ」
提督「確かに、これは、なかなか、すごい、な」
那智「ハァ、ハァ……」
提督「那智?疲れたならもう良いけど」
那智「いや、ちょっと身体が熱くなってきただけだ。気にするな」
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 10:14:58.80 ID:5+Vfs9MZo
- おっとここにも飢えた狼が一匹……
- 768 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 10:18:29.23 ID:fxnNkXQM0
- 提督「あー、だいぶ楽になった」
那智「では次は上向きになれ」
提督「上向きに?こうでいいのか?」クルッ
那智「ハァ、ハァ」
提督「ええ!?なんで裸に!?」
那智「飲み過ぎたせいか身体が熱くてかなわんのだ。気にするな」
提督「いやいや!かなり気になります!」
那智「んっ……、こっちのコリは私のせい……か?」
提督「そりゃこの状況になれば誰でもコリコリのカチカチだよ!」
那智「なら責任を持って私がコリを解してやらねばな」
ヌギヌギ
提督「あー!」
- 769 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 10:28:20.47 ID:fxnNkXQM0
- 那智「提督、私はこっちのマッサージは初心者なのだ。やり方を教えてはくれないか?」
提督「うちには可愛い艦娘達が待っているんだ、裏切れない!」
那智「だが今ここには私と貴様しかいない」
提督「それもそうだ!」
那智「それで、どこでマッサージすれば良いんだ?」
那智「手か?口か?それとも……ナカか?どこも初めてなんだが」
提督「那智、落ち着」
那智「んん、あっ……こら急に動くな。貴様のは多分大きい部類なのだろ?あまり動くと入ってしまう」
那智「身体の相性さえ良ければ貴様は合格だ。今試してみても構わないか?」
提督「俺がそんな軽い男に見え」
ムニュッ
那智「胸は、嫌いか?ここを男に触らせるのも初めてなのだが……触っても硬くて気持ち良くないか?」
提督「大好きだしめちゃくちゃ柔らかくて気持ちいい……!悔しい、でも負けそう……!」
- 770 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 10:36:26.43 ID:fxnNkXQM0
- 那智「貴様は私の柔らかい胸が好き。私は貴様の硬い胸板が好き」
那智「私は貴様の硬いココが好きになる。貴様はこれから私の柔らかいナカが好きになる」
那智「身体の相性も良くなりそうだな」
提督「や、やめろ!俺はこんな強引なやり方、決して屈しないぞ!!」
那智「では試してみようじゃないか。貴様が屈しないのであれば耐えられるは」
提督「あっ」ドピュッ
那智「……え?」
提督「すみません、この迫られる状況に興奮してつい……って言うか風呂場でスポンジにも屈しました。すみません、すみません」
那智「この出したものは飲んでも構わないのか?少し興味があるのだが」
提督「恥ずかしい……秒で屈して恥ずかしい……!」
那智「なるほどなるほど……これは美味いものではないが……艦娘を興奮させるものではあるな」
那智「では次はこちらの口からいただくとし」
ガチャッ
足柄「ただいまー」
提督・那智「あっ」
- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 10:42:57.46 ID:A9lwDgM5O
- あっ
- 772 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 10:48:27.11 ID:fxnNkXQM0
- 足柄「…………」
那智「ち、違うんだ足柄!これは事故、いやマッサージで」
妙高「あらあら、あらあらあらあらあらあら♪」
那智「ひっ……」
足柄「2人して風呂上がりに裸で……しかも那智姉さんが馬乗りになってるとかもう言い訳の余地はないわよ!」
羽黒「姉さん……抜け駆けを……」
那智「だからこれはらたまたま!」
妙高「なるほど。コンビニで偶然あってこの前の約束を」
足柄「それでマッサージしてたら興奮してレイプしようとしたわけね」
那智「レイプ言うな!」
妙高「妹がすみませんでした。このお詫びはいつか必ず」
提督「お詫びなんて。それよりもパンツを返していただければ」
妙高「さあみんな、飲みましょ!今日は帰しませんよ♪」
提督「パンツだけでも返してください!」
足柄「ダメよ。それを酒の肴にして飲むんだから。ほら隠さないの!」
羽黒「お風呂お先にいただきました」
提督「なんで全裸!?」
那智「羽黒は家にいる時は全裸なんだ。知らなかったのか?」
提督「普通は知らないよね?」
足柄「おお〜♪酒の肴がビンビンじゃない♪」
妙高「足柄?まだ食べちゃダメよ?」
足柄「わ、わかってるわよ。さぁ私もシャワー浴びとこっと。ふひひ」
- 773 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/13(木) 10:56:35.75 ID:fxnNkXQM0
- 翌朝 鎮守府
提督「…………」
曙「あっ!クソ提督!どこ行ってたのよ!!」
霞「ふざけんじゃないわ……よ、っとと。え?ええ?」
曙「ちょ……重っ、なんで私たちに倒れかかってくんのよ……!」
提督「疲れた……でも守りきった……」
提督「攻撃は最大の防御……」
曙「はあ!?」
妙高型の家
那智「う、うぅ……」
足柄「この私が、手だけでこんな足腰立たなくされるなんて……」
妙高「とんでもないテクニックだわ……」
羽黒「でも、気持ちよかったです……あれが男性の指……」
足柄「ああだめ……こんなの知っちゃったらもう自分でイケない……あっ、また余韻で、イッ……クゥ……!」
那智「なんなんだこの腹の中をかき回され続けているような感覚は……!」
- 774 : ◆HhGf8jwqok :2020/08/13(木) 10:57:08.30 ID:fxnNkXQM0
- 妙高型、4人揃って有給休暇
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 11:08:21.58 ID:BYL/2BVXO
- ここまで来て致さない提督の謎のメンタルの強さ
- 776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 11:41:23.44 ID:dSrAgfVLo
- 罪作りな男よ
- 777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 17:15:25.00 ID:VqMbhbOSo
- R板で書いてくれよー頼むよー
- 778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 18:59:05.51 ID:yfRVCNn+0
- 別にエロくないしこっちで書いてても問題ないんじゃね
- 779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 19:12:38.65 ID:7y8SN3SIO
- 妙高も所詮妹たちと同類であったか…
- 780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 19:15:02.01 ID:gv2BfcJDO
- 一時的に貞操は守られたけどよりロックオンされたんじゃ…
- 781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 20:05:16.39 ID:D1E3jbxvO
- >>778
R版にもスレがあるからそっちで濃厚なのを御所望なのでしょう
- 782 :777 [sage]:2020/08/13(木) 20:14:36.41 ID:qwfCcIGao
- >>781
yes
- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 20:42:03.91 ID:yfRVCNn+0
- R版の見たが特にエロくないしこっちで書いてても問題ないんじゃね
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 20:46:15.66 ID:wHrut2ejO
- いやいやエロいでしょう
- 785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 05:01:11.90 ID:xB4s+oEA0
- はっきり書かないほうがエロくなることも多いんだよ
- 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 10:24:03.69 ID:ihOU2haiO
- そろそろ朝潮の下の口に大潮してもらわないとな…
- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 13:20:00.53 ID:mbom4yBC0
- 絵は上手なのにギャグに走ってたりするからエロくないなと思っちゃう作者って結構いるよね
- 788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/08/16(日) 10:55:10.45 ID:smTBsESb0
- 鎮守府
大和「あら、大変……」
提督「どうかした?」
大和「お夕飯の準備をしていたんですけどお醤油を切らしてしまって……」
提督「じゃあ俺が買ってくるよ」
大和「それなら誰か一緒に」
提督「ハッハッハッ、初めてのお使いじゃないんだし1人で十分だよ」
大和「いえ、1人で買い物に行ってまた朝帰りされては困りますから」
提督「ハッハッハッ…………すみませんでした」
秋雲「お腹減ったぁー。あっ、大和さん!ちょーどよかった。何かつまめる物ない?」
大和「あら秋雲ちゃん、ちょうど良いところに♪」
秋雲「あー……これ最悪のタイミングで来ちゃったやつだわ」
- 789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/08/16(日) 11:01:30.93 ID:smTBsESb0
- 外
秋雲「ていてくあづぃ〜……あいす〜」
提督「買い物終わるまで我慢しろ」
秋雲「むりぃ〜……死ぬぅ……冷たいジュースでもいいからぁ〜」
提督「ジュースもスーパーで買った方が安いだろ」
秋雲「ひとでなし〜……ろくでなし〜……甲斐性なし〜」
提督「はいはい」
秋雲「あっ、提督提督!画材屋寄っていい!?ほら、あそこの画材屋!」
提督「買い物が終わっ」
秋雲「じゃあちょっとトイレ!画材屋でトイレ借りてくるだけだから!」ダッ
提督「あ、こら!」
提督「あいつ……はぁ。1人の方が早かったなこりゃ」
秋雲「提督!はやくはやくー!」
提督「くっそ可愛い……」
- 790 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/16(日) 11:12:32.91 ID:smTBsESb0
- 友人「あれ?久しぶりだな!」
提督「おお、久しぶり」
友人「長い事連絡も無かったけどなにしてたんだよ」
提督「そうか。今の仕事始めてから忙しかったから……そっちこそ今日は何してんだ?」
友人「俺は今病院の帰り」
提督「病院?どっか悪いのか?」
友人「俺じゃなくて……おーい」
嫁「あっ、おひさ〜」
友人「子供ができて今日は定期検診だったんだよ」
提督「はえ〜、そりゃめでたい。おめでとう」
友人「大学の時にお前が背中押してくれたおかげだよ」
嫁「この人だけじゃ一生告白して来なかっただろうしほんと感謝してるよ〜」
提督「懐かしいな」
友人「……で?お前の方はどうなんだ?彼女くらいは作ったのかよ?」
- 791 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/16(日) 11:24:32.33 ID:smTBsESb0
- 提督「彼女かー……」
友人「もう俺たちも30代だぞ?こっから先はあっという間に過ぎて行くんだし少しは焦れよ」
提督「うーん、わりと現状に満足してるって言うか恵まれ過ぎてるくらいなんだけど」
嫁「それっていい人がいるって意味?」
秋雲「提督ー!なにしてんのさー!提督が来ないと画材買えないじゃん!」
提督「ん?ああ……いや、やっぱり買わせる気だったのかよ」
秋雲「なに?知り合い?あ、うつは貧乏なんで変なツボとか買えませんよ」
提督「こいつは俺の友達だよ」
秋雲「アッハッハッ、提督にこんなまともそうな友達なんているわくないじゃん!」
友人「初めまして。俺はこいつの友達で」
嫁「私も〜♪」
秋雲「ええええ!?2人とも何か弱みを握られて無理やいたたたたた!!耳がー!」
- 792 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/16(日) 11:31:19.33 ID:smTBsESb0
- 提督「お前はアホな事ばっかり言うんだから黙ってろ」
秋雲「いやいや、提督が犯罪に手を染めてたんなら止めるのが私の仕事でしょ」
提督「友達作っただけで犯罪者扱いとか酷過ぎんだろ」
嫁「あの〜、お二人はどんな関係?」
提督「関係?関係……提督と艦娘?上司と部下?店長と従業員?」
秋雲「同居人じゃない?」
友人「え?あ、え?そういう感じ?いやでも年齢的に……犯罪じゃないか?」
秋雲「艦娘にはあんまり年齢とかの概念はないかなー。何年経ってもずっとこの見た目だし」
嫁「じゃあ結婚できる年齢ってこと?」
秋雲「ん?そりゃもう私よりもーっとロリな艦娘とも結婚できるしねー」
友人「へー……はーん、ふーん」
- 793 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/16(日) 11:43:46.10 ID:smTBsESb0
- 友人「今日は2人でデートか?」
提督「買い物してるだけだよ」
嫁「休みの日に同居してる男女が2人でショッピングとかデート以外のなにものでもないよねー♪」
提督「やぶさかではない」
友人「しかしお前も趣味が変わったんだな。高校の時とか大学の時は年上好きだったのに。でも言われてみれば……」ジ-ッ
秋雲「?」
友人「このちょっと気が強そうな顔となにより泣きぼくろ。あと長い髪とかお前のタイプにばっちりの顔だな」
提督「ちなみに隠れ巨乳なのも高得点」
嫁「じゃあやっぱりこの子が彼女?」
提督「彼女では無いけど好きだよ」
秋雲「えっ……そ、そなの?」
提督「まぁめんどくさい性格だけどそこも好きだし。何より顔が好きだな」
友人「じゃあもう結婚しちまえよ!」
提督「すごいな。階段8段飛ばしって感じだ」
- 794 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/16(日) 11:54:11.15 ID:smTBsESb0
- 嫁「んー……でもこんなに若い子だと親が反対するんじゃない?年齢も一回りは違うだろうし」
友人「その辺は艦娘?ってやつだから大丈夫なんじゃないのか?詳しくは知らないけど海で何かやってるアレだよな」
秋雲「そもそも私は捨てられて提督に拾ってもらったから、親って言うならこの提督なんだよね〜」
嫁「萌える!不幸があって引き取られた女の子が引き取り手のおじさまに恋する漫画的展開!」
提督「おじさまじゃないが」
友人「で!?こいつはキミの事が好きみたいなんだけど、キミはこいつをどう思ってるの?」
秋雲「私が提督のこと?うーん……雇い主?あー、あとは髪を洗ってくれる人とか」
嫁「髪を洗ってくれる人ってのもきになるけど……好きか嫌いかで言うと!?」
秋雲「圧がすごい……まぁ好きか嫌いかで言うなら……好き。かな」
友人「じゃあ好きか大好きかで言うと?」
秋雲「す…………大好き、だけど」
嫁「じゃあじゃあ、結婚したい?したくない?」
秋雲「て、提督!この人たちグイグイ来て怖いんだけど!?」
提督「ひっぐ……ひぐっ……秋雲が俺の事好きって……」
秋雲「泣くほどのこと!?」
嫁「そりゃー好きな子に好きって言われたら、ねぇ♪で?結婚は?」
秋雲「まぁ……提督が泣いて喜ぶならしてあげても良いけど」
- 795 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/16(日) 11:58:59.35 ID:smTBsESb0
- 友人「だってよ!」
提督「よし、秋雲と結婚するわ」
秋雲「ええ!?決断早過ぎない!?」
提督「結婚指輪も書類一式もあるし」
友人「やる気満々だったんじゃねーか!」
嫁「婚約指輪はお給料3ヶ月分だよ〜?」
提督「結婚指輪は700万したから」
嫁「超本気のやつじゃん!良かったね〜♪」
秋雲「あ、えと……ども……」
友人「じゃあ後は若いお2人で。結婚式には呼んでくれよ?」
嫁「お幸せに〜♪」
秋雲「なんだったのいったい……」
- 796 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/16(日) 12:06:03.58 ID:smTBsESb0
- 帰り道
提督「さて、買う物は買ったし帰るか」
秋雲「…………」
提督「どうした?ずっと黙り込んで。画材屋に寄るんだろ?」
秋雲「画材屋……よりさ、ちょっと喫茶店で休憩してかない?聞きたい事もあるし」
提督「聞きたい事?」
喫茶店
提督「はぁー、涼しい」
秋雲「んで!さっきの話だけど!」
提督「さっきの話?」
秋雲「だからその……提督の友達の……」
提督「ああ、あいつらめちゃくちゃだろ?あんまり気にしなくて良いからな」
秋雲「気にしなくて良い……か。だよね。うん…………あはは。まぁ冗談が好きそうだったもんね」
提督「ところでケッコン(仮)の書類とかってどこに出すのか知ってるか?市役所なのか大本営なのか……指輪もサイズとかどうなんだろう?」
秋雲「結婚するの!?」
提督「え?俺はその気だったけど……え?あれ?」
秋雲「いやする!するから!ただその……勢いだけで言ってたのかなって……」
- 797 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/16(日) 12:17:00.89 ID:smTBsESb0
- 提督「使い道ないかと思ってたけど秋雲がケッコンしてくれるって言ってくれて良かったよ」
秋雲「う、うん……(多分全員同じ答えだと思うけど)」
秋雲「でも秋雲さんを選ぶなんて提督も物好きだねぇ」
提督「そうか?ゲームの方も秋雲目当てでやってたし。真っ先にレベル99になってたぞ?」
秋雲「自分で言うのもなんだけど秋雲さんの何が良いわけ?ぶっちゃけ長所なんてないしさぁ」
提督「何から何まで長所しか見当たらないけどな。その長所が目立たないくらい顔が俺好みで可愛いといえばそうだけど」
秋雲「あ、あそ……」カアァァァ…
提督「でもあれはあの場の勢いといえばそうだったか」
秋雲「まあねー……あれは断れない雰囲気だったでしょ」
提督「ってなわけで秋雲、改めて言うけど。俺と結婚してくれるか?」
秋雲「…………ひゃぃ」
提督「ひゃい?」
秋雲「……ケッコン、したい。です」
提督「秋雲……お前、攻撃力全振りで防御力ぜんぜんないタイプか。ますます好きになるわ」
秋雲「すきすき言うな……あほぉ」
- 798 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/16(日) 12:21:10.48 ID:smTBsESb0
- 秋雲「そうと決まれば鎮守府に帰って早速…………」
提督「みんなにも結婚の事言わないとな!びっくりするぞー」
秋雲「びっくりっていうか……」
秋雲(間違いなく妨害される!!)
秋雲「て、提督。この事は書類を提出するまでは内緒にしよう!ね!?」
提督「え?」
秋雲「その方がサプライズ感あってみんな驚くだろうし!」
提督「それもそうか……よし、じゃあこっそり書類を提出するか!」
秋雲(絶対に成功させる……秋雲さん大逆転勝利の道のりを!)
- 799 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/08/16(日) 12:22:43.42 ID:smTBsESb0
- 秋雲・夕雲・巻雲・長波がグリコとコラボした時ファミリーマートをしらみつぶしに探したけど
結局手に入れられなかった悲しい思い出
- 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 13:50:19.43 ID:f5vSIvnuo
- 良妻に変わりそうな雰囲気ある
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 15:15:27.17 ID:4uDY2Sj5o
- 大和さんが低い声で「お話があります」と呼び出す案件発生確実だね
- 802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 15:17:56.77 ID:SrQmXDBRO
- でも秋雲ってかわいいしエッチだし面白いし嫁には最適だと思う
- 803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 15:24:08.06 ID:NwBUXa8iO
- だけどイベント時期には原稿手伝わされるよ?
- 804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 13:46:33.31 ID:C9IO5c2i0
- それもまた、よし
- 805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 14:38:26.45 ID:DnOuhfphO
- ご褒美に同人誌と同じ事していいならなおよし
- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 14:54:05.77 ID:XSUSy43oO
- さらにネタ集めと称して色んなプレイしてくれる
- 807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 15:44:28.89 ID:g5xlo16Y0
- そして恥ずかしくなって書けなくなるタイプでもよし
- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 04:19:29.64 ID:AeD7+kvx0
- 秋雲が絵描けなくなったら可愛くておっぱいデカくてエロくて器量よくて可愛くてなんやかんや良い嫁になる道しか残らないじゃないか!
- 809 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/20(木) 07:44:37.09 ID:8XVdpsLk0
- 鎮守府
秋雲「妨害を阻止する為に頑張る!!とか考えてたけど……」
秋雲「ハアァァ……なんだろうこの罪悪感」
秋雲「いっそ今日書類も出して終わらせちゃえば気も楽だったのに時間が遅いから明日になっちゃったし……お役所仕事めぇ……」
秋雲「霞ちんとかぼのたんは絶対怒るだろうなぁ……ヤダなぁ。鎮守府内でギクシャクするの」
秋雲「でも千載一遇のチャンスなのは間違い無いし……」
秋雲「ハアァァ……」
ガチャッ
長波「でかいため息つきながら部屋に入ってくんな。なんだ、悩みか?珍しい」
- 810 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/20(木) 07:47:47.32 ID:8XVdpsLk0
- 秋雲「まぁねぇ。マリッジブルーってやつ?あーちょっと違うか」
長波「?」
秋雲「長波はさぁ、提督とケッコンしたいとか思う?」
長波「なんだ急に?頭でも打ったのか?」
秋雲「ねぇどうなの?ながなが〜」
長波「誰がながながだ」
長波「んー……あたしはケッコンしなくても現状に満足してるかな」
秋雲「そなの?よかったー。いやぁ、ちょっと気が楽になったよ」
- 811 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/20(木) 07:58:39.03 ID:8XVdpsLk0
- 長波「あたしってば超ラッキーじゃん?」
秋雲「えっ?」
長波「ん?」
秋雲「いや、秋雲さんの記憶だと長波はかなり酷い目にあってラッキーだとは到底思えないんだけど。奴隷商に捕まってボロボロのまま売られてたみたいだし」
長波「いやいや超ラッキーだろ?まず大破した状態で浜に打ち上げられていた事」
長波「普通ならその場で轟沈して深海棲艦にでもなってるレベルだったからな」
長波「次にそれをたまたま奴隷商が見つけて拾った事」
長波「もしあの場に誰も来なかったら損傷部分から錆びるか飢死かして最悪波に引き戻されて轟沈。仮に人が来ても来たのが普通の人間なら逃げるだろうし、廃品回収されてた可能性大だったからな」
秋雲「まあ頭半分なかったしねぇ」
長波「修理も出来ないような状況のあたしを拾ってギリギリまで飯を食わせてくれてた奴隷商に感謝はしても恨みなんてないし……で!損失が酷すぎて後数日の命、もうダメかと思った時に提督が来てあたしを引き取ってくれた」
長波「その提督はすげー修理士の明石とたまたま知り合いであたしは運良く生き延びたって訳だ。どうだ?超ラッキーだろ?」
秋雲「微妙」
- 812 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/20(木) 08:09:24.02 ID:8XVdpsLk0
- 長波「ここに来てからは毎日楽しくやって仕事も生活も充実してる。もう現状でも幸せすぎるくらいだ」
長波「それに今は……あたしにしか出来ない提督の為のご奉仕もできたし……」ボソッ
秋雲「?」
長波「とにかく今でも十分幸せって事だよ!」
秋雲「そっかそっか!じゃあ長波はケッコンになんて興味なしって事ね!」
長波「そうだな。これ以上幸せになったらバチがあたりそうだ」
秋雲「うんうん♪」
長波「でも……もし提督があたしを選んでくれたなら……どんだけ幸せなのかちょっと想像できないな」
秋雲「えっ……長波も結局提督とケッコンしたいの?」
長波「新参者のあたしから結婚してくれなんていう事はしないけど、もし提督から言われたら断る理由もないだろ?」
秋雲「え、え〜?なになに?長波さんってば提督の事好きなわけぇ〜?」
長波「好きに決まってんだろ?」
秋雲「あ、うん……」
長波「好きじゃなきゃあんな事しないし……好きだからしてやりたいって思うんだから」
秋雲「え?なに?エロい話し!?聞かせて聞かせて!!」
長波「う、うるさい!でてけ!」
- 813 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/20(木) 08:14:50.58 ID:8XVdpsLk0
- 秋雲「長波ならワンチャン提督に興味ないかと期待したけどやっぱり好きなのかぁ……」
秋雲「好きな人が他の艦娘とケッコンするって聞いたら嫌だろうなぁ……はぁ」
朝潮「すみません、この辺りで大潮を見かけませんでしたか?」
秋雲「朝ちん?あれ?うちの鎮守府に大潮ちゃんなんていたっけ?」
朝潮「3匹いたんですが目を離したすきに逃げてしまって」
秋雲「3匹も!?ってか妹を1匹2匹って数えてるの!?」
朝潮「妹ではなく食材ですよ?」
秋雲「おちついて!妹は食べ物じゃないよ!?食べちゃダメだからね!?」
朝潮「?」
秋雲「ええ……さすがに秋雲さんですらドン引きなんだけど……」
- 814 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/20(木) 08:24:38.66 ID:8XVdpsLk0
- 秋雲「ああ、セミの話だったのね。ダメだよ?虫に妹の名前使っちゃ」
朝潮「わかりました。ではクマゼミだったのでクマ……熊野……三隈……」
秋雲「セミはセミでいいから!……まったく、朝ちんはいっつも食べ物の事ばっかり考えてるねぇ」
朝潮「食べれる事はとても幸せな事です」
秋雲(朝潮ちゃんって食欲の権化みたいなもんだし……」
秋雲「ねぇ朝ちんはさぁ、提督の事好きー?」
朝潮「はい!大好きです!」
秋雲「それってやっぱり美味しいものいっぱい食べさせてくれるから?」
朝潮「そうですね。司令官は朝潮が食べた事のない沢山の美味しいものを食べさせてくれました」
秋雲「そっかそっか。じゃあハンバーグと提督ならどっちが好き?」
朝潮「ハンバーグと司令官ですか?もちろん司令官です」
秋雲「うっ……意外にもノータイムで……」
- 815 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/20(木) 08:31:27.74 ID:8XVdpsLk0
- 朝潮「あ、誤解しないでください!決してハンバーグを蔑ろにしている訳ではないですよ?ハンバーグも大好きですから!」
秋雲「でも提督のが好きなんだよね?崖でハンバーグと提督が助けを求めてたらどっちを助ける?」
朝潮「落ちる前にどちらも食べます!」
秋雲「うん、提督は食べちゃダメだけどね」
朝潮「うーん……ハンバーグと司令官のどちらが好きかと聞かれれば司令官なのですが……ベクトルが違うというか……」
朝潮「ハンバーグはただの好物ですが、司令官の事は心からお慕いしています」
秋雲「心から……」
朝潮「霞と曙が司令官に引き取られた時、私は任務に失敗して捨てられ精神的にも壊れてしまっていて売り物にならない状態だったんです」
朝潮「正直あの頃の記憶は殆どありません。覚えているのはひたすら毎日謝り続けていた事くらいですね」
- 816 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/20(木) 08:46:53.28 ID:8XVdpsLk0
- 朝潮「それでも司令官は朝潮を一緒に引き取ってくれて……その帰りに初めてハンバーグをご馳走していただきました」
朝潮「多分この先どんな豪華な料理を食べてもあのハンバーグの味に勝る物は無いと思います」
朝潮「なのでハンバーグの味を教えてくれた司令官とハンバーグを比べるのは難しいと言うか……司令官がいなければハンバーグとも出会っていなかった訳で」
朝潮「司令官にはどれだけ感謝しているか……」
朝潮「前の鎮守府では恐怖から任務に失敗した私ですが、今同じように司令官に誰かの盾となって沈めと命令されれば司令官の為に喜んで盾になる覚悟です」
朝潮「もちろん司令官がそんな事言わないのは分かっていますが。きっと霞や曙も同じ気持ちですよ」
秋雲(想像以上に愛が重い気がする……)
秋雲「じ、じゃあさ、提督とケッコンしたいとか思う?」
朝潮「司令官がそう望まれるのであれば私が拒む理由はありません」
秋雲「いや、提督が望むとかじゃなくて朝潮ちゃんの気持ち的には?」
朝潮「私の気持ちですか……もし司令官のものになれるのならこれほど幸せな事はありません。司令官に求められる毎日は想像しただけで胸が高鳴ります」
朝潮「これはケッコンしたいという気持ちなのでしょうか?」
秋雲「えっと……ありがとね。あと大潮ちゃんならあの木にとまってるよ」
朝潮「あっ、大潮そんなところに。あれ?大潮?これは……アブラ大潮?」
- 817 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/20(木) 08:57:18.28 ID:8XVdpsLk0
- 秋雲「長波だけでなく朝潮ちゃんまであんなに本気だったなんて……ますます気が重いよ……」
ガラッ
大和「あら、秋雲ちゃん。どうかしましたか?」
秋雲「大和さん、バーボンロックで」
大和「そんなものありませんよ」
秋雲「ああもうどうしよう……」
大和「何かお悩みですか?大和で良ければ相談に乗りますよ?」
秋雲「無理無理無理無理!だって大和さんも提督の事好きじゃんどうせ!」
大和「えっと……話が見えてこないんですけど」
秋雲「どうしたらいいんだよー!」
大和「秋雲ちゃん?とりあえずお水でも飲んで落ち着いてください」
秋雲「ありがと……」
大和「話しにくい事かもしれませんが誰かに話す事で解決することも少なくありませんよ?」
秋雲「…………」
大和「私には武蔵という姉妹艦がいますけど……私にとっての妹は秋雲ちゃんなんですから」
秋雲「私?」
大和「なんか特別扱いしちゃうっていうか……ちょっと私たち声とか髪型とか似てるでしょ?勝手だけど私は秋雲ちゃんを妹みたいに思ってるの」
秋雲「大和さん……」
大和「お姉ちゃんに相談してみない?」
- 818 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/08/20(木) 08:57:46.35 ID:8XVdpsLk0
- 洗いざらい白状した
- 819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 09:46:13.07 ID:UPQUlkHmO
- AC先生、ターンエンド
- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 09:47:46.75 ID:MXUx9v/J0
- これはケッコンというワードが一人歩きしてエラいことになる予感
もっとやって
- 821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 11:29:13.97 ID:6LlHaorDo
- あ、これホントに低い声の大和さんコースだ
- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 11:34:11.25 ID:boStjy7ko
- 一番危険なお人に漏れちゃったぁ
- 823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 13:54:31.24 ID:248PvyI+O
- オークラ先生終了のお知らせ
- 824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 15:43:25.70 ID:V155Yfzs0
- BGM:怒りの日
- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 15:52:24.28 ID:RpMDQBQGo
- ヴェルディの方だな
- 826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 17:45:03.55 ID:MNwEyMJGO
- 大和「カイザー…(溜め)ウェイブ!」
- 827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 20:59:38.58 ID:G4dP52RhO
- 朝ちんってなんか卑猥な呼び方ね
- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 21:13:11.40 ID:bwxWWdhao
- 朝ちんちん!
- 829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 22:40:58.89 ID:V/F3K4Oqo
- 朝ちん、大ちん、満ちん、荒ちん、朝ちん、山ちん、峯ちん、霰ちん、霞ちん
まともなのが少ない
- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 12:51:09.01 ID:VAtPHzHF0
- やっと追いついたー
- 831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 18:57:10.15 ID:ZYvrXUOto
- いらっしゃいませー
- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/08/23(日) 00:47:06.90 ID:c0cfgPfq0
- >>830
待ってたよ
- 833 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 00:51:43.88 ID:c0cfgPfq0
- 大和「そんな事があったんですか……」
秋雲「最初は嬉しくて即OKしちゃったんだけど……みんなの気持ちとか今後のこと考えると不安で……」
秋雲「私がケッコンしたせいで仲の良い鎮守府がギクシャクするのなんて耐えられないし」
大和「そんなに悩ませてごめんなさい」
秋雲「いやいや!大和さんは悪く無いから!」
大和「いいえ。私があの時秋雲ちゃんに提督の付き添いをお願いなんてしたから……」
大和「あの時だれかに頼まず私が付き添って行っていれば……そうすれば……」
秋雲「あ、あの……大和さん?」
- 834 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 01:04:16.54 ID:c0cfgPfq0
- 秋雲「気のせいかな……大和さんの右腕が1.5倍くらいの太さに」
大和「ふぅ……」
大和「それで秋雲ちゃんは提督とケッコンしたいの?」
秋雲「まだなんとも……周りの目が気になって。意外と小心者なんだなぁ私」
大和「そう?私なら周りの事なんて気にしないでケッコンするけど」
秋雲「でも鎮守府の空気とか気にならないですか?ぼのぴっぴとか霞ちんとか絶対怒るか落ち込みそうだし」
大和「それはもちろん選ばれなくて落胆はするだろうけど……でも仮に私が提督とケッコンする事になったとして秋雲ちゃんは私を嫌いになる?」
秋雲「羨ましいけど……嫌いになんてならない、かな」
大和「みんなきっと同じよ。羨ましい、悔しい……そんな気持ちはあってもあなたを嫌いになんてならないわ」
秋雲「そっか……ありがとう大和さん!やっぱりコソコソしないでみんなにも明日言うよ!」タッ
大和「廊下を走ってはダメですよー」
大和「……そっか。提督と秋雲ちゃんが。あの時私が買い物に付き合っていれば」
大和「ん〜……っ!はぁ。どこかに悪の組織でもいないかしら。潰しても問題ないような社会のゴミのような組織とか」
- 835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 01:13:47.48 ID:zdoJbLpKO
- 大和の理不尽な暴力がゴミクズ組織を襲う!
- 836 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 01:15:30.90 ID:c0cfgPfq0
- 翌日 執務室
霞「最近また売上が落ちてきてない?」
曙「でも近場にケーキ屋なんて無いわよ?」
龍驤「向かいの元ケーキ屋が入っとったビルもただの事務所になったみたいやしなぁ」
長波「駅前にドーナツ屋が出来たらしいけどそのせいか?」
暁「おばあちゃん達は変わらず来てくれてるわよ?深刻な若者のケーキ離れなのかしら?」
秋雲「あ、あのー、ちょっといいかな?」
長波「なんだ?急にあらたまって。気持ち悪いなぁ」
秋雲「えっと…………わ、私、提督とケッコンする!……事になったんだけど」
曙「はあ?4月1日には早すぎるわよバカ」
霞「今度は何企んでんのよ。リアクション見て漫画のネタにでもするつもり?」
龍驤「せや、ケッコン言うたら最近うちの店の周辺で血痕が──」
大和「みなさん!ふざけないで秋雲ちゃんの話をちゃんと聞いてあげてください!」ドンッ
提督「うわっ!机が木っ端微塵に!?ってか床にまで穴が……」
長波「えっ?な、なに?ビックリした……え?」
大和「さあ、秋雲ちゃん」
秋雲「私、提督とケッコンするんだ。本当に」
曙「……え?」
- 837 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 01:29:13.53 ID:c0cfgPfq0
- 霞「……ほんとなの?」
提督「えーっと……」チラッ
秋雲「あ、ごめんごめん。あれ無し。もう黙ってなくていいから」
提督「そうなのか?まぁそう言う事だ」
霞「そう言う事ってなによ!?」
提督「いや、ほら前にケッコン用の書類やら指輪やら買って来ただろ?使わないのも勿体無いしさ。それで前にたまたま秋雲と出掛けた時に友人と会ってケッコン勧められたんだよ。だから」
霞「はあああ!?知り合いに勧められていきなりケッコンとかばっっっっかじゃないの!?もっとしっかり考えなさいよ!このクズ!!」
朝潮「霞、少し落ち着いてください」
霞「お姉ちゃんは黙ってて!セミでも大潮でも食べてればいいでしょ!いまこっちは大事な話をして──」
朝潮「こっちも大事な話をしているんですよ。少しは秋雲さんの気持ちも考えて行動してください。ケッコンを決めた2人にかける言葉は暴言ではなく祝福する言葉のはずですよ」
霞「…………」
朝潮「秋雲さん。おめでとうございます」
秋雲「あ、ありがと……なんで言うか、朝ちん……朝潮ちゃんってやっぱお姉さんなんだなって……思った」
霞「クズ司令官は死ね!バカ!クズ!ゴミ!!…………でも秋雲はおめでとう」
秋雲「うん、ありがとうね」
- 838 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 01:37:01.89 ID:c0cfgPfq0
- 暁「2人はケッコンするの?おめでとう!」
長波「しっかし秋雲がなぁ。いやー、一番無いと思ってたわ」
龍驤「うぅ……うー…………あああああ!!」
長波「なんだなんだ!?」
龍驤「いやだってめっちゃ悔しいやんこんなん!ウチはケッコンするんは初期艦の誰かや思とってん!せやけどまさかの秋雲やろ?」
龍驤「ちゅうことは特に目立たんかったウチにもワンチャンあったいう事やん!」
龍驤「あの日あの時あの場所でウチがおったら〜!!って言うてもしゃーないけどな。まぁとにかくおめでとさん」
朝潮「霞、そんなに拗ねてはダメですよ」
霞「拗ねて無いわよ」
朝潮「そんなに寂しいなら私が霞とケッコンしてあげましょうか?」
霞「……ばか」
- 839 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 01:44:45.94 ID:c0cfgPfq0
- 龍驤「そういや1番発狂しそうなのがえらい静かやな」
長波「曙ならフラフラしながら部屋出てったぞ?後で様子見に行ってやるか」
大和「さあ皆さん。お話はこれくらいにして仕事の準備してください」
龍驤「もうそんな時間かいな。さぁ仕事仕事」
朝潮「霞、お仕事出来そうですか?無理なら私から司令官に伝えておきましょうか?」
霞「お姉ちゃんって……時々お姉ちゃんっぽくなるわよね」
朝潮「私は常に霞の姉ですよ?」
霞「はぁ……大丈夫よ。私にはお姉ちゃんがいるし。私なんかよりあいつの方がよっぽど心配だわ」
曙の部屋
曙「ムカつく!ムカつくムカつくムカつく!!イラつく!!ふざけんな!!」
長波「うわぁ……すっげー荒れてるな……。やっぱお前はこない方が良いんじゃないか?」
秋雲「でも私のせいだしさ……」
- 840 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 01:51:00.30 ID:c0cfgPfq0
- 秋雲「ぼのたん、ちょっといいかな……」
曙「あん!?」
秋雲「えっと……」
曙「なんだ秋雲か。何か用?」
秋雲「用っていうか」
曙「ああ、その前にお祝いがまだだったわね。ケッコンおめでとう」
秋雲「え?あ、うん。ありがとう……」
曙「なによ、変な顔して」
秋雲「いや、すっごい怒ってたからお祝いしてもらえるなんて思ってなくて」
曙「これは私を選ばなかったクソ提督にムカついてるだけよ。あんだけ毎晩人の事あれこれしてきてた癖に……」
長波「選ばれなくて怒るとか……なんかもう提督好き好きなの丸出しだな」
曙「うるさい!!」
- 841 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 02:07:20.88 ID:c0cfgPfq0
- ケーキ屋
暁「いらっしゃい!今日は何のお話する?」
婆「そうだねぇ」
足柄「ちょっとー!提督はまだなのー?」
龍驤「今日もあっち方面は大繁盛やけど……」
朝潮「私たちのお客さん来ませんね」
長波「なんかパッタリ客足が止まったよな」
霞「私も相談される事無くなったわね」
龍驤「っちゅうか、ケーキの持ち帰りもかなり減っとるんよ」
大和「お客さんが少ないとキッチンも暇ですね」
曙「私はやる気でないからお客来なくて構わないけど」
龍驤「にしてもなんでなんやろなぁ?ライバル店がある訳でもないし」
秋雲「理由はアレじゃないかなぁ。ほら、向かいにできた事務所」
『霧島組』
- 842 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 02:12:13.11 ID:c0cfgPfq0
- 秋雲「なんかガラの悪い連中がウロウロしてるしさぁ。噂じゃうちのお客さん狙ってお金巻き上げたりしてるらしいよ。あと暴力沙汰も」
龍驤「そんなんがおったんかいな。こりゃ面倒やなぁ。警察にでも連絡するか?」
長波「現行犯じゃなきゃ難しくないか?脅された側が口割るとも思えないし」
龍驤「まぁうちのお客さんは草食系が多かったしな。どっかに正義の味方でもおったらええんやけど」
大和「悪人ですか。それはちょうど良かったです」
龍驤「ん?」
大和「今ちょうどゴミ掃除がしたい気分だったんです♪」
曙「そういう事なら私も行くわ。ゴミ掃除は私の仕事なんだから」
長波「おいおい、あんまり無茶するなよ。結構人数もいそうだし」
大和「沢山いるなら何人かいなくなっても問題ありませんよね♪」
曙「いざとなったらしっかり証拠も掃除するから大丈夫よ」
龍驤「頼むから殺しはやめてや」
大和「ではちょっと話し合いに行ってきます♪」
- 843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 02:14:13.60 ID:TFZM+ZRC0
- 誓って殺しはやってません
- 844 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 02:26:27.29 ID:c0cfgPfq0
- 組員「なんじゃワレ!!ぎゃあああ!!」
組員「ちょまっ……あああああ!!」
大和「人影絶えた野の道を、私と伴に歩んでる」
組員「やめっ……!曲がってる!変な方向に曲がってる!!」
大和「あなたもきっと、寂しかろ……」
組員「やめてください!謝りますから!ゆるしてくださあああああ!!」
曙「虫の囁く草原を、伴に道ゆく人だけど」
組員「誰が虫じゃ!このくそ、あっ」
組員「……………………」
曙「絶えてもの言う事もなく」
組員「なんじゃこいつら!組長呼べ!組長!!」
大和「心を何に例えよう」
曙「一人道行くこの心」
大和「心を何に例えよう」
曙「一人ぼっちの寂しさを……」
組員「組長!!カチコミがゲド戦記のテルーの歌を歌いながら千切っては投げ千切っては投げ暴れてます!!」
- 845 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 02:37:49.20 ID:c0cfgPfq0
- ケーキ屋
大和「ただいま戻りました♪」
曙「はぁ……ちょっとスッキリした」
長波「スッキリした顔してるけど死人は出してないだろうな」
龍驤「ってか霧島組や言うてたけどやっぱりあの霧島やったんか?」
大和「いえ、組長さんは戦艦霧島を名乗るコスプレおじさんでした♪」
龍驤「ええ……」
曙「今日中には事務所畳んで明日までに出て行くって。迷惑料も貰ってきたからお客さんに還元してあげましょ。きっと被害者の人も多いだろうし」
長波「よくそんな早く出て行く気になってくれたな」
大和「出て行くまで毎日私があなた達の指折り数えて待ってあげますって言ったらすぐに出て行くと。指折り数えてあげられなくて残念です」
龍驤「指折り数えるんはこっちに曲げるんやで……?」
曙「仕方ないわよ。向こうだってぶっ殺すとか言って拳銃撃ってきたんだし」
長波「怪我は……する訳ないか。でもよく殺さず戻ってきてくれたよ。……やってないよな?」
大和「はい♪世の中死ぬより苦しい事なんていくらでもありますから♪」
- 846 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 02:49:26.30 ID:c0cfgPfq0
- 鎮守府
提督「書類はこれでよし……っと」
提督「あとは指輪を渡して完了かな」
秋雲「なんか事務的な言い方だなぁ」
龍驤「ええからさっさとしいや。曙と霞の下唇が噛みちぎれてまうで」
提督「じゃあ」
秋雲「提督との未来がどんな絵になるかなぁ……ちょっち本気で薄い本描いてみようかなぁ?良いよね?」
提督「その時は真っ先に買わせてもらうよ」
秋雲「もちろんモデルは提督と秋雲さんね♪」
曙「ぎぎぎ……」
霞「ぐぐぐ……」
龍驤「そんな羨ましいんなら見んかったらええのにアホやなぁ」
ガチャッ
暁「司令官、これ白猫さんからお届けものだってー」
提督「大本営から?なんだろう?」
ガサガサ
提督「これは……」
『書類一式&指輪』
- 847 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 02:55:16.63 ID:c0cfgPfq0
- 曙「指輪!?」
提督「えーっと、ふむふむ…………なんか鎮守府ごとに1セットづつは無料で配布されるらしいわ」
霞「へ、へぇー……あっそう。そうなんだ。ふーん」
曙「で?どうすんのよそれ?」
提督「どうするかな。ケッコンってそんなポンポンするもんなのか?」
龍驤「ああああああああああああああ!!!!」
提督「びっくりした!なんだいきなり!?」
龍驤「ちょい待ち!」ダッ
長波「なんだ?」
数十分後
龍驤「はぁ……はぁ……。ただいま……」
提督「どこ行ってたんだ?」
龍驤「ちょっと前の鎮守府にな……ほんでコレ……」ゴトッ
『書類一式&指輪』
- 848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 03:01:07.22 ID:TFZM+ZRC0
- え えらいことや…… せ 戦争じゃ……
- 849 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/08/23(日) 03:01:49.25 ID:c0cfgPfq0
- 龍驤「いやー、鎮守府ごとに1セット配られるんやったらうちにもあるんちゃうか思ってな」
龍驤「ウチらの練度上がる前に前の司令官は消えたから使われずに残っどったんよ」
曙「って事はあと2人ケッコンできる……」
霞「バカ。1つは龍驤さんが持ってきたんだから龍驤さんのよ」
龍驤「いやいや、ここはフェアに行こうや。これもキミに預けるわ」
提督「じゃあ今使ったのと合わせて書類が3枚か……」
龍驤「誰に使うかはキミ次第や」
曙「今度はよく考えて使いなさいよ!」
提督「とりあえず最近資金繰りが厳しかったし質屋に」
霞「入れたら殺すわよ」
提督「…………」
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