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【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」
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837 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:25:04.15 ID:Pe+COG9r0
りん子「....たべたら」
卯月「?」
りん子「たべたら、どんなあじ?」
卯月「???」
卯月「え、ええっと....」
卯月「りん子ちゃん、何を食べた時の味を聞いてるのかな?」
りん子「....」ユビサシ
卯月「私ですか!?」
838 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:25:35.36 ID:Pe+COG9r0
卯月「私は食べられませんよ?」
りん子「....おっぱい」
卯月「へ?」
りん子「....まま、おっぱい」
卯月「私はママじゃないですよ....?」
幸子「いえ、りん子ちゃんはこの事務所に所属する全アイドルのフェロモンから作られているので」
幸子「卯月さんもママの1人であるといえます」
卯月「えぇっ!?」
839 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:26:36.00 ID:Pe+COG9r0
幸子「この子はそのことをまだよくわかっていないようですが」
幸子「本能で感じるものがあったんでしょう....」
卯月「で、でも私おっぱいは出ませんし....」
幸子「お願いします、りん子ちゃんに」
幸子「ママの温かみを与えてくれませんか」
幸子「少しの時間でいいんです....!」
卯月「....」
幸子「りん子ちゃんは、試験管の中で生まれたので、ママを知りません」
幸子「どうか....!」
卯月「....」
840 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:27:42.23 ID:Pe+COG9r0
卯月「....わかりました」
幸子「卯月さん!」
卯月「島村卯月!がんばって母乳を出します!」
幸子「!?」
幸子「いやあのボクは胸を触らせるとか吸わせるとかそういうことを
卯月「うううううううっっっっ!!!!!!」グググッ
卯月「待っててくださいねりん子ちゃん!!!!」グヌヌッ
卯月「今、出しますから!!!!!」グギギギギギッ
りん子「....?」
幸子「あ、あの....」
841 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:28:13.06 ID:Pe+COG9r0
卯月「....」
卯月「....もうこれで終わってもいい」
卯月「だから....母乳を....!」
幸子「卯月さん!」
凛「卯月!私も飲ませて!」
りん子「!」
卯月「....がんばりますぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!」
842 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:29:36.37 ID:Pe+COG9r0
プシャッ
幸子「母乳が!」
凛「出た!」
卯月「はぁ....はぁ....」
卯月「10年後の母乳を、前借りしました....!」
りん子「んぅっ....んぅっ....」チュパ
卯月「....いい子いい子」ナデナデ
りん子「....」ニコニコ
凛「ジュブルルルルッズッズッ!!!!!!」
卯月「ひぁっ!凛ちゃん!こ、こんなところでっ!?」
卯月「それは2人きりの時にっ!!!」
凛「ジャブレロレルルリヴヴァヴァヴァッヴァヴェロックス!!!!!!!!」
卯月「あぁっ!!!!!」プシャー!
幸子「....良かったですね、りん子ちゃん」ウルウル
843 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 22:31:37.76 ID:Gmt8vJTr0
>>1
のしぶりんはどの世界線でも常にどうかしてるな…
844 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:33:07.90 ID:Pe+COG9r0
凛アゲハside
凛「ただいま」
アゲハ「お、おかえりなさい、です....」
凛「じゃあ、こっちも始めようか」
アゲハ「(....この人)」
アゲハ「(どうして数秒前まで人の胸を下品な音を立てて貪っていたのに)」
アゲハ「(こんなに綺麗な顔で冷静に話せるんだろう....)」
アゲハ「(....もしかしてこれが)」
アゲハ「(トップアイドルの成せる技....?)」ジー
凛「私の顔に何かついてる?」
アゲハ「母乳しかついていません」
凛に教えて欲しいこと
>>844
845 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:33:33.86 ID:Pe+COG9r0
訂正します
凛に教えて欲しいこと
>>846
846 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 22:34:22.98 ID:jYkpL6mF0
媚薬について興味ないか聞く
847 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:46:46.83 ID:Pe+COG9r0
凛「何か質問はある?」
アゲハ「質問....」
アゲハ「媚薬について興味ありますか?」
凛「....」
アゲハ「あ゛」
アゲハ「すすすすみません....変なこと聞いちゃって....」
アゲハ「昨日テレビでそういうのを見たのが頭に残って、気になってたんです....」
凛「....」
848 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:47:12.50 ID:Pe+COG9r0
凛「媚薬を使ってでも落としたい人がいるの?」
アゲハ「いえ、そういうわけじゃないんですけど」
アゲハ「凛さんのようなトップアイドルは、そういうものに興味はあるのかなって....」
アゲハ「....忘れてください」
凛「あるよ」
アゲハ「!?」
アゲハ「あるんですか!?」
凛「ある」
849 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:47:40.16 ID:Pe+COG9r0
アゲハ「も、もしかして、それを使ってでも気を引きたい人が
凛「それは違う」
アゲハ「え....?」
凛「媚薬、そんなものが本当にあるとしたらっていう話ね」
凛「私は、相手の興味を引くために使ったりは絶対にしない」
アゲハ「....?」
凛「自分が欲しいものは、自分の力で手に入れないと意味がないから」
アゲハ「!!!」
850 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:48:07.91 ID:Pe+COG9r0
凛「媚薬のことを聞かれたから媚薬で例えたけど」
凛「こういう気持ちは、アイドルにとっても大切」
アゲハ「どういうことですか?」
凛「今の芸能界には、アイドルが星の数ほどいる」
凛「その中でトップアイドルになれるのはほんの一握り」
凛「そうなるためには、『我』がないと絶対に無理だよ」
アゲハ「『我』....」
851 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:48:38.70 ID:Pe+COG9r0
凛「待っているだけじゃ誰も迎えには来てくれない、応援してくれない」
凛「じゃあどうすればいいと思う?」
アゲハ「....」
アゲハ「....自分から、ですか」
凛「そう」
凛「逆に、その心構えさえあれば」
凛「絶対に上に行けるよ」フッ
アゲハ「....!」
852 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:49:16.27 ID:Pe+COG9r0
凛「私が言えるのはこれくらいかな」
アゲハ「....」
アゲハ「....凛さん」
アゲハ「そこで待っていてください!」
アゲハ「必ず追いつきます!」
凛「!」
凛「その言葉、忘れないでね」ニコッ
アゲハ「はいっ!」
853 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:50:17.64 ID:Pe+COG9r0
アゲハ「そういえば、相手の興味を引くのに使わないなら」
アゲハ「どうして媚薬自体は欲しいんですか?」
凛「可愛い女の子性欲を高めるだけ高めてから」
凛「監禁したいでしょ?」
アゲハ「えぇ....」
凛「ただの監禁にもちょっと飽きてきたところだしさ」
凛「それに」
凛「その状態で何日も放っておくのを想像するだけで」
凛「....」
凛「いい」ニコォ
アゲハ「」
854 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:51:28.28 ID:Pe+COG9r0
未央幸子ギアside
未央「え、えーっと....」チラ
幸子ギア「....」
未央「何を教えようかな....」
幸子ギア「コロス」
未央「うーん....」
未央が教える内容
>>855
855 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 22:52:25.77 ID:6mwAcYvvo
必殺技の出し方
856 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 22:56:20.10 ID:y0rWRScUo
まさかの戦闘力強化
857 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:56:39.21 ID:Pe+COG9r0
未央「アンドロイド....ロボット....?」
未央「ロボットといえば....」
未央「必殺技!」
幸子ギア「?」
未央「未央ちゃんが必殺技の出し方を教えてあげよう!」
幸子ギア「コロス?」
未央「うん、相手を一瞬で骨抜きにしちゃうよ!」
幸子ギア「!!!」
幸子ギア「すこ!すこ!」
未央「落ち着いて落ち着いて」
未央の必殺技
>>857
858 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 22:57:21.82 ID:Pe+COG9r0
訂正します
未央の必殺技
>>859
859 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 22:58:09.20 ID:t84ZuxP9o
計算され尽くした自然なボディタッチ
860 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 22:58:28.12 ID:Wuc89KMaO
エレクトリックおいろけレーザー
861 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 22:58:42.07 ID:Gmt8vJTr0
はどうほう
862 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 23:04:18.06 ID:Pe+COG9r0
未央「必殺!」
未央「計算され尽された自然なボディタッチ!」
幸子ギア「???」
未央「ギアッチョ、そこに座って」
幸子ギア「?」
未央「いいから!」
幸子ギア「....」ストン
未央「いくよ〜」
863 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 23:05:00.28 ID:Pe+COG9r0
未央「....あ、ギアッチョ!」
幸子ギア「コロス」
未央「隣いい?」
幸子ギア「コ
未央「よいしょ」コツン
未央「....ごめん」ニコ
幸子ギア「コ....コ....」
未央「計算され尽された自然なボディタッチその@」
未央「隣に座る時に肩をほんの少しだけ当てる!」
幸子ギア「すこ....////」
864 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 23:10:49.52 ID:Pe+COG9r0
未央「次、コンボ行くよ!」
未央「はいこのスマホ持って!」
幸子ギア「コロス!」
未央「ギアッチョ、何見てるの?」
幸子ギア「コロス」
未央「私にも見せて」チョン
幸子ギア「」
未央「計算され尽された自然なボディタッチそのA」
未央「スマホを覗きこむ時に胸を軽く当てる!」
未央「うわ〜これいつのやつ?」
未央「もっと近くで見せて〜」サワ
幸子ギア「コロッ!?」
未央「計算され尽された自然なボディタッチそのB」
未央「スマホを取ろうとして指を触る!」
未央「そうだ、私たちも撮ろうよ!」
未央「ほら、もっと寄って!」ギュゥ
幸子ギア「」
未央「計算され尽された自然なボディタッチそのC」
未央「写真を撮ろうとして大胆に身体全体を押し付ける!」
幸子ギア「すこ....////」
865 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 23:12:13.99 ID:Pe+COG9r0
幸子ギア「コロス!コロス!」
未央「続きは....」
未央「ギアッチョがレッスン頑張ったらやってあげる!」ギュッ
幸子ギア「すっ」
未央「応援してるぞ〜!」ポンポン
幸子ギア「」プシュー
866 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 23:19:56.35 ID:Pe+COG9r0
幸子「3人とも、どうでしたか?」
りん子「....ママ」
アゲハ「凛さん、色々凄い人だった....」
幸子ギア「」プスプス
幸子「じゃあお礼を言いましょうか」
幸子「ありがとうございました!」
アゲハ「ありがとうございました!」ペコ
りん子「....」ペコ
幸子ギア「すこ」ペコ
867 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 23:20:34.42 ID:Pe+COG9r0
卯月「いえいえ、こちらこそいい刺激になりました!」
凛「卯月、ああいうのが好きなの?」
卯月「え゛っ!?ちちち違いますよ!刺激というのはそういうことじゃなくて!」
凛「わかってるって、卯月は欲しがりなんだから」ニヤ
卯月「////」
未央「みんな、トップアイドル目指して頑張ってね!」
868 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 23:21:08.72 ID:Pe+COG9r0
ドンガラガッシャン
ニュージェネレーション「「「!?」」」
幸子「あの子さんもお礼を言っています!」
アゲハ「いたの!?」
卯月「4人組だったんですね....」
未央「4人って数えていいのかな?」
凛「この激しい個性のぶつかり合い、幸子があれだけ自信満々なのもわかるかも」
幸子「フッフッフ....」
幸子「あなたたち3人は、とんでもないルーキーを生み出しましたよ!」
卯月「はい!応援してます!」
幸子「ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」
869 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 23:21:38.15 ID:Pe+COG9r0
幸子「いやー」
幸子「今日は3人にとって、とてもいい勉強になったみたいですね〜」
幸子「アイドルユニットとしての第一歩....」
幸子「これからが楽しみです!」
幸子「....」
幸子「今日Pさんに絡んでいないんですけど!?」
16日目に続く
870 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/04(木) 23:22:25.61 ID:Pe+COG9r0
本日はここまでとさせていただきます
スレの残りを見るにあと3日ほどでしょうか、最後までガンバリマス
明日の夜に再開します
871 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 23:23:21.21 ID:t84ZuxP9o
おつおつ
872 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 23:26:21.68 ID:jYkpL6mF0
乙
3人の属性はりん子キュート、アゲハクール、ギアパッションかな。
ちゃんみお…ギアに冷凍能力持ってるみたいなあだ名を…
873 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 03:05:29.73 ID:J8GawQiA0
乙
やはりNGもまともじゃなかったかw
874 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 08:20:32.23 ID:N2Urlqoq0
昨日は都合が付かず更新ができませんでした、申し訳ありません
本日夜に再開します
875 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 09:09:56.64 ID:eRCsX9ado
報告おつおつ
876 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 21:50:21.47 ID:N2Urlqoq0
幸子「....」
幸子「....」チラ
P「....」カタカタ
P「....」カタカタ
幸子「....」チラ
幸子「....」スゥ
幸子「(3人は大きく成長しました....)」
幸子「(....次はボクの番ですね!)」
幸子「(Pさんに構ってあげましょう....!)」
何をする?
>>877
877 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 21:50:48.59 ID:eGAf3Ia+0
一緒にホラーゲームプレイ
878 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:05:01.64 ID:N2Urlqoq0
幸子「(一緒にホラーゲームをプレイしましょう!)」
幸子「....」
幸子「(....怖そうです)」ブルッ
幸子「(しかし、あの3人の成長を目の当たりにしたら)」
幸子「(ボクも怖がってなんかいられません!)」
幸子「(頑張りましょう!)」
幸子「(でも、ホラーゲームなんてやったことがありません....)」
幸子「(誰か詳しい人はいないでしょうか....)」
879 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:05:29.51 ID:N2Urlqoq0
小梅「言うまでもなく、私だね....」
幸子「ですよね」
幸子「思考を読まれていたなら話が早いです」
幸子「小梅さん、何かおすすめのホラーゲームはありますか?」
小梅「....」
小梅「色々あるけど....」
小梅「普通のホラーゲームと、普通じゃないホラーゲーム」
小梅「どっちがいい....?」
幸子「どっちもいやですけど....」
幸子「....」
880 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:05:56.84 ID:N2Urlqoq0
幸子「ここはあえて、普通じゃないホラーゲームで!」
小梅「幸子ちゃん、いい....////」
幸子「とんでもない地雷を踏み抜いてしまった気がします....」
小梅「Pさんを連れて、着いてきて....」
幸子「えっ!?」
幸子「ここにテレビがありますよ?」
小梅「ううん、ここじゃダメだから....」
幸子「?」
881 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:06:30.14 ID:N2Urlqoq0
小梅「この部屋....」
P「幸子、俺はわざわざ有給取って早退して来たんだが大丈夫なんだろうな?」
幸子「え、ええ....おそらく....」
P「なんで俺は有休を消化したのに社内にいるんだろ....」
幸子「どうせ使えずに消えていくんだからいいじゃないですか」
P「まあな」
P「こういうアイドル絡みの用事じゃないと許可でないし」
幸子「この事務所が一番のホラーだったっていうオチになりそうですね」
P「やめてくれよ....」
882 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:07:41.35 ID:N2Urlqoq0
小梅「普通じゃないホラーゲームは、これ....」
P「デッカ!?」
幸子「こ、これゲーム機なんですか!?」
幸子「MRIかなにかにしか見えませんけど!?」
小梅「これは、私が制作にかかわった新しい没入型ゲーム機だよ....」
幸子「没入型ゲーム機?」
小梅「このカプセルに入ると、自動的に意識がゲームの世界へと転送されて....」
小梅「今までのゲーム機、例えばVRですら全く比べ物にならない現実感を楽しめる....」
幸子「ホラーゲームでそんなことしたら、ボク死んじゃいませんか....?」
小梅「その時はこれが生命維持装置にもなるから大丈夫....」
P「気軽に技術革新起こしてるんじゃねえよ」
ゲームのタイトル
>>883
883 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/06/06(土) 22:09:03.02 ID:kR9rYd8MO
無
884 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:14:54.53 ID:N2Urlqoq0
小梅「ゲームのタイトルは....」
小梅「『無』」
幸子「『無』?」
幸子「小梅ちゃんの前で言うのはあれですけど」
幸子「ホラーゲームなのにそんなにシンプルなタイトルでいいんですか?」
幸子「あまり恐怖を感じないタイトルですけど」
P「....おそらくそうする必要がないんだろう」
小梅「正解....」
幸子「どういうことですか?」
P「....」
885 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:15:24.95 ID:N2Urlqoq0
P「ゲームの内容自体に自信があるから、タイトルはシンプルでも問題ないんだ」
幸子「....」
幸子「ゲームの内容に自信があって、ジャンルはホラーってことは....」
P「....めちゃくちゃに怖いんだろうな」
幸子「」
小梅「それじゃあいくよ....」
小梅「お2人様、ごあんな〜い....」バタン
幸子「タスケテ....」
P「腹括れ....」
ゲームの大まかな内容
>>886
886 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 22:17:19.39 ID:eGAf3Ia+0
夜の街で化け物から逃げるゲーム
887 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:36:24.64 ID:N2Urlqoq0
P「幸子!」
幸子「!?」パチクリ
幸子「Pさん...?」
P「ヤバい、マジでヤバいぞこれ」
幸子「え?」
P「見てみろ!」
幸子「....」チラ
幸子「!?」
幸子「これは一体....」
888 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:37:40.95 ID:N2Urlqoq0
P「現実世界にしか見えないからとても信じられないが」
P「今俺たちは、ゲームをやっているらしい....」
幸子「一応言っておきます」
幸子「なんでもありですねこの事務所」
P「本当だよ....」
889 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:38:19.03 ID:N2Urlqoq0
幸子「しかしここはどこなんでしょう....」
P「周りの様子を見る限り」
P「どことなく1980年代後半の東京に似ているような気がするな」
幸子「というと?」
P「バブル真っ只中の頃だ」
幸子「テレビで見たことがある気がしますね」
P「まあ似せているだけで、現実と一緒ではないんだろう」
幸子「なるほど....」
890 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:38:49.39 ID:N2Urlqoq0
幸子「....ただ」
P「あぁ」
P「俺達以外、誰もいないな」
幸子「街中に明かりが灯っていて、煌びやかなネオンは目が痛いくらいなのに」
幸子「誰もいません」
幸子「こんなに明るいのに、あまりにも不気味です」
幸子「それに、一切音もありません」
P「ホラーゲームだからな」
幸子「はぁ....」
891 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:39:19.33 ID:N2Urlqoq0
P「そういえば俺達、何の説明もなしに放り込まれたけど」
P「これ、何をすればクリアなんだろうな」
幸子「そこの看板に書いてありますよ」
P「本当だ」
P「なになに....」
【街の中に散らばった4つの鍵を集めたらゲームクリア!】
P「タイトルと一緒でえらくシンプルだな....」
幸子「それで済めばいいんですけどね....」
P「とりあえず、適当に探しに行くか....」
幸子「そうですね....」
892 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:40:11.92 ID:N2Urlqoq0
....ロ....
ロロ.........
....................
ロ
幸子・P「?」
P「何の音だ?」
幸子「妙ですね、さっきまで何の音もしなかったのに」
幸子「とりあえず行きましょうか」
P「そうだな」
893 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:40:47.68 ID:N2Urlqoq0
幸子「....」スタスタ
P「....」ピタ
幸子「?」
幸子「Pさん?早く行きましょうよ」
P「....先に行っといてくれ」
幸子「え?」
P「幸子逃げろ!」
幸子「!?」
ブチッ
ボトリ
894 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:42:05.25 ID:N2Urlqoq0
幸子「?」
幸子「Pさんの足が」
幸子「下に落ちて....?」
P「幸子....何かいる....」ドロッ
P「早く逃げろ」
ブチッ
ボトリ
ブチッ
ボトリ
幸子「ぁ」
P「いそげ」
幸子「っ!!!」ダッ
895 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 22:42:35.79 ID:N2Urlqoq0
ブチッ
ボトリ
ブチッ
ボトリ
ブチッ
ボトリ
ブチッ
ボトリ
896 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:07:04.73 ID:N2Urlqoq0
幸子「はぁっ、はぁっ....」ゼェゼェ
幸子「(一体何が、起こったんでしょうか....)」
幸子「(突然Pさんの動きが止まったと思ったら)」
幸子「(次の瞬間には、Pさんの足がちぎれて)」
幸子「(下に落ちて....)」
幸子「う゛ぶっ....」オエッ
幸子「ぉぇっ」ゲロッ
幸子「(なんなんですか、なんなんですか)」フキフキ
幸子「(意味が分かりませんよ!?)」
897 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:07:30.05 ID:N2Urlqoq0
幸子「(何もなかったはずなのに、どうしてあんなこと....)」
幸子「(Pさんはどうなったんでしょうか....)」
幸子「....」
幸子「....」スック
幸子「(とにかく、鍵を探さないと....)」
898 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:08:01.65 ID:N2Urlqoq0
幸子「....」スタスタ
幸子「(さっきボクたちがいたのは、大きな交差点の真ん中でした)」
幸子「(視界を遮るものは何もなく、半径数十メートル、360度全て見えていたはずです)」
幸子「(それなのに、Pさんが突然あんな風に....)」
幸子「....」
幸子「(もしや、早くゲームオーバーになった方が楽なのでは?)」
幸子「....」
899 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:08:28.80 ID:N2Urlqoq0
幸子「(いや、それは怖いです)」
幸子「(だって小梅ちゃんが)」
小梅『もし意識が戻ってこられなくなったら』
小梅『バックアップしてる幸子ちゃんの意識を体に入れるだけだよ....』
幸子『それ今の僕は死んでません!?』
小梅『えへ....』
幸子「(って言ってましたし)」
900 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:09:50.68 ID:N2Urlqoq0
幸子「(もちろん、クリアしないと戻ってこられないようなゲームを)」
幸子「(友人である小梅ちゃんがボクにさせるはずはありませんが....)」
幸子「(小梅ちゃんが死を重く見ていない人格破綻者である可能性もないとは言えません....)」
幸子「(....つまり)」
幸子「(クリアして戻るのが確実!)」
901 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:10:23.08 ID:N2Urlqoq0
幸子「(....しかし)」
幸子「(この決して狭くはない街の中のどこを探せばいいんでしょうか)」
幸子「(今のところ説明されたのは、ゲームのタイトル『無』と簡単なルールのみ....)」
幸子「(でも、何の手掛かりもなく街を探す....)」
幸子「(そんなはずはないんです....)」
幸子「(これはホラーだけではなく、ホラーゲーム)」
幸子「(そんなゲーム性皆無ということはないはず....)」
幸子「(何か、何か手掛かりが....)」
幸子「....」
幸子「....このゲームのタイトル」
幸子「....『無』」
902 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:19:35.25 ID:N2Urlqoq0
幸子「(現状提示されている唯一のヒントは、これくらいしかありません....)」
幸子「(無、に関する場所を探してみましょうか....)」
幸子「....」
幸子「(1人で探し回らなきゃいけないんですね....)」
幸子「(怖すぎますよ....)」
無に関する場所
>>903
(コンマが30〜60の場合化け物に遭遇します)
903 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 23:22:35.99 ID:rOjUHIouo
労基
904 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:27:07.94 ID:N2Urlqoq0
幸子「....」トボトボ
幸子「....」チラ
幸子「(....ここは!)」
幸子「(労働基準監督署!)」
幸子「....」
幸子「(労働基準監督署といえば....)」
幸子「(無能!!!)」
幸子「(ここに鍵があるかもしれませんっ!)」ダッ
905 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:29:21.68 ID:N2Urlqoq0
幸子「....」ガサゴソ
幸子「....」ガサゴソ
幸子「(....ありませんね)」
幸子「(いやでも、労働基準監督署は無能で間違いないはず....)」
幸子「(『無』というタイトルに意味があるなら)」
幸子「(ここにあってもおかしくはないんです....)」
幸子「(それとも、労働基準監督署は無能ではない....?)」
幸子「(それもありえません)」
幸子「(彼らが無能でないなら、Pさんのような労働者は根絶されているはずですから)」
906 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:34:30.49 ID:N2Urlqoq0
〜数時間後〜
幸子「ハァハァ....やっとみつけましたハァハァ....」
幸子「こんなに手こずらせるなんて、やっぱり無能ですね労働基準監督署は」
幸子「次の『無』を探しに行きましょう....」トボトボ
無に関する場所
>>907
(コンマが30〜60の場合化け物に遭遇します)
907 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 23:35:25.27 ID:eGAf3Ia+0
廃屋
908 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 23:36:48.65 ID:eRCsX9ado
高級腕時計店
909 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:42:01.50 ID:N2Urlqoq0
幸子「....」スタスタ
幸子「(....あれは!)」
幸子「(はいおくランキング第2位の単語でお馴染み)」
幸子「(廃屋!!!)」
幸子「(ちなみに1位はハイオクです)」
幸子「(廃屋は様々な『無』がありますからね!)」
幸子「(無人、無常、無一文、虚無、無頼....)」
幸子「(無の集う場所といっても差し支えありません!)」
幸子「(勝ちましたね)」フフーン
910 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:42:32.78 ID:N2Urlqoq0
〜数分後〜
幸子「(ありました!)」
幸子「(やはり『無』ー度(通称:ムード)が高い場所には鍵がある、ということで間違いないでしょう!)」
幸子「(さっさとクリアして帰りましょう!)」
無に関する場所
>>911
(コンマが30〜60の場合化け物に遭遇します)
911 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 23:43:07.70 ID:8NM2BtbaO
心の中
912 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 23:48:01.09 ID:vExTSnRe0
器用に化け物回避するなぁ
913 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:49:19.44 ID:N2Urlqoq0
幸子「....」スタスタ
幸子「(....あれは!?)」
心「よ☆」
幸子「心さん!?」
幸子「こんなところで何をしているんですか!?」
心「....そんなことよりさ〜」
心「入ってけよ☆」パカッ
幸子「ヒッ」
心「ようこそ、はぁとの中へ〜」
914 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/06(土) 23:51:55.56 ID:hHwqlfVDO
うわぁ……
915 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:52:07.28 ID:N2Urlqoq0
幸子「....」チラ
幸子「....」チラ
幸子「(心さんはボクたちと一緒にゲームの世界に入ってはいません)」
幸子「(つまり、さっきの人は本物の心さんではない....?)」
幸子「(でも、なぜ突然出てきて)」
幸子「(パカっと割れてボクを飲み込んだんでしょう....)」
幸子「(....ハッ!?)」
幸子「(ここ、真っ暗です....)」
幸子「(何も見えない....)」
幸子「....」
幸子「(もしかして、ここも『無』....?)」
916 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/06(土) 23:58:35.91 ID:N2Urlqoq0
幸子「(何もかもがわかりませんが)」
幸子「(飲み込まれてしまった以上は)」
幸子「(この空間を探すしかありませんね)」
917 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:01:18.85 ID:ybZqBjW/0
〜数十分後〜
幸子「(ありました....)」
幸子「(これだけ何もない空間だと、鍵が隠れるような場所もないので比較的探しやすかったですね)」
幸子「....」
幸子「(しかしなぜ、心さんの中が無だったんでしょうか....)」
幸子「(いつも明るくて元気な心さんに無要素なんて皆無のはずなのに....)」
918 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:01:45.63 ID:ybZqBjW/0
心「幸子ちゃん」
幸子「うわぁビックリした」
心「理想と現実の狭間で苦しむ、あっちのはぁとを」
心「助けてあげて」スゥ
サラサラ
幸子「なんか謎のお願いを託したと思ったら消えてしまったんですけど....」
幸子「....」
幸子「(....鍵もあと1つ)」
幸子「(次行きましょうか....)」
無に関する場所
>>919
(コンマが30〜60の場合化け物に遭遇します)
919 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 00:03:07.01 ID:Jfn8fm7DO
由愛の中
920 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 00:03:40.19 ID:ckjNHrb60
墓場
921 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:07:15.76 ID:ybZqBjW/0
流石に丸被りというのもアレなので
>>920
を採用します
922 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:08:49.17 ID:ybZqBjW/0
幸子「....」スタスタ
幸子「(....ここは!?)」
幸子「(墓場!!!)」
幸子「(感じますよ....無ードを....)」
幸子「....」
幸子「(お墓の中でも、最も無が濃い場所....)」
幸子「(あそこですね....)」
923 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 00:08:56.57 ID:Jfn8fm7DO
うわーん
924 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 00:10:37.72 ID:YSvTV/81O
無ドー?
925 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:12:17.36 ID:ybZqBjW/0
幸子「(....ありました)」
幸子「(無縁仏....)」
幸子「(無縁とは、死者を弔う縁者がいないこと)」
幸子「(ここにいらっしゃるのは、供養をしてくれる人がいない方々です)」
幸子「(あまり気は進みませんが、探しましょうか....)」
926 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:21:06.81 ID:ybZqBjW/0
〜数十分後〜
幸子「(まさか墓荒らしのようなことをする羽目になるとは....)」
幸子「(ここはゲームの中で、おそらくこのお墓の中には誰もいないんでしょうけど....)」
幸子「(手を合わせておきましょう)」ナムナム
927 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:26:59.67 ID:ybZqBjW/0
幸子「(さて、これで鍵は集まりました!)」フフーン
幸子「....」
幸子「....」
幸子「....」
幸子「(何も起こりませんね)」
幸子「(集めたら終わり、というわけではないんでしょうか....?)」
ロ
ロ
928 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:27:49.38 ID:ybZqBjW/0
................ロ
ロ....ロロロ....
幸子「!!!」
幸子「(この音....!)」
幸子「(何かはわかりませんが、確かなことが1つだけあります)」
幸子「(これを聞いた直後に、Pさんはああなりました)」
幸子「(つまり!)」
幸子「(この音に何かが....)」
幸子「(あります!)」
幸子「(しかし対処法がまだ分からないので逃げましょうあれ足が動かない)」
929 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:29:52.34 ID:ybZqBjW/0
ブチッ
ボトリ
幸子「....あ」
幸子「え?」チラ
幸子「あ....あ....」
幸子「ボクの足....」
幸子「ぅ゛ぅ゛ぁ゛....い゛だいっ....いたい....」
幸子「何かがっ....ボクの足を....」
930 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:34:08.00 ID:ybZqBjW/0
幸子「周りには、何もいないのにどうして....」ドロドロ
幸子「....これもまさか」
幸子「『無』!」
幸子「....」
幸子「....集中」
幸子「すぅ、はぁ」スーハー
幸子「この痛みはまやかし、現実のものではないんです」
931 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:35:31.00 ID:ybZqBjW/0
幸子「敵は『無』、こちらから接触する術がないなら」
幸子「相手からの接触に」ガシッ
幸子「カウンター!!!」
幸子「手持ちのアイテムはこれくらいしかないのでとりあえず鍵をぶつけてみる!!!」ペシッ
................ロ
........
....
932 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:36:57.50 ID:ybZqBjW/0
幸子「....!」ガバッ
小梅「あ、起きた....」
P「おはよう幸子」
幸子「....」
幸子「....おはようございます」
幸子「....」
幸子「....クリアですか?」
小梅「うん....」
幸子「....」
933 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:45:55.95 ID:ybZqBjW/0
幸子「なんってゲームをやらせてるんですか!?」
幸子「というかあれもうゲームじゃないでしょう!?」
小梅「ゲームだよ....?」
幸子「楽しくもなんともないですよ!」
幸子「Pさんとやるはずだったのにさっさといなくなっちゃうし」
P「いやいや、俺は俺で結構大変だったんだぞ?」
幸子「そうなんですか?ボクも最後は物凄く痛かったですよ?」
934 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:46:48.17 ID:ybZqBjW/0
P「化け物に捕まった後は、手足を順に1本ずつちぎられて」
P「その後は耳と鼻を削がれ、眼球をくりぬかれ、乳首を食べられ、尿道カテーテルされた後陰茎を切断されて」
P「最後に首を落とされたら帰って来られた」
幸子「」
幸子「小梅さん!あなた、やっぱり異常者じゃないんですか!?」
小梅「化け物の行動は私じゃなくて、外国の凶悪殺人犯の行動データを学習させたAIが担当してるから....」
幸子「それを担当に据える時点で怖いですよ....」
P「まああんなの、常人がやったらショック死してるかもな」
P「痛みに慣れてる俺だったから大丈夫だったけど」
幸子「呪いのゲームなんてものじゃないですよ....」
935 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:47:19.98 ID:ybZqBjW/0
P「起きたら手足目耳鼻乳首陰茎から結構な量出血しててビビったわ」ゲラゲラ
幸子「ほらー、没入感が強すぎたせいで」
幸子「身体にも影響出てるじゃないですか」
P「よし!」
P「『無』、発禁!」
小梅「ぶーぶー....」プクー
936 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/07(日) 00:48:24.32 ID:ybZqBjW/0
幸子「....そういえばボクたちって」
幸子「本当に帰って来られてるんですよね?」
小梅「?」
幸子「いや、今のボクの意識は小梅さんの言っていたバックアップに残してあったコピーの方で」
幸子「本当のボクの意識はまだゲームの中に取り残されてる、なんてことはないですよね?」
小梅「....」
小梅「どっちの意識でも内容は同じだよ....?」ニッコリ
幸子「冗談でもやめてくださいよ....」
17日目に続く
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