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【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」
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574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 20:49:54.74 ID:fq3BjVwS0
小梅のあの子に頼む
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 20:50:05.24 ID:6+rzblvO0
落とし穴を掘る
576 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 20:59:36.68 ID:pFPVZCg70
幸子「小梅さ〜ん」
小梅「....?」
小梅「どうしたの、幸子ちゃん....」
幸子「あの子いますか?」
小梅「うん、幸子ちゃんの身体に一体化して遊んでる....」ニコ
幸子「!?」
幸子「ちょっと、無許可でやめてくださいよ!」
幸子「ビックリするじゃないですか!」
小梅「幸子ちゃん、気づいてなかったから別にいいんじゃ....」
幸子「そういう問題じゃないんです....」
577 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:00:24.86 ID:pFPVZCg70
小梅「それで、あの子に何の用事....?」
幸子「実はですね....」
小梅「?」
幸子「あの子さ〜ん」
幸子「アイドルやりませんか〜?」
小梅「???」
幸子「こういうことです」
小梅「アイドル....?」
幸子「はい」
578 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:01:16.17 ID:pFPVZCg70
幸子「これは内緒なので黙っておいて欲しいんですけど」
幸子「ボク、新たなアイドルユニットをプロデュースしようと思っているんです」
小梅「幸子ちゃんが参加するんじゃないの....?」
幸子「見た目だけならボクが参加する、と言えなくもないんですが」
幸子「幸子ギアはボクではないので、このボクは参加しません」
幸子「ボクはあくまでプロデューサーですよ!」
小梅「そうなんだ....」
579 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:02:26.17 ID:pFPVZCg70
小梅「でもどうして、あの子を....?」
幸子「実はですねぇ」
幸子「ユニットメンバーとして内定している他の2人の」
幸子「個性がかなり強いんですよ」
幸子「なので!」
幸子「それに負けない個性を持つあの子さんはどうかなと思いまして」フフーン
小梅「わかった、ちょっと聞いてみるね....」
幸子「お願いします!」
あの子の返答
(安価のコンマが偶数なら加入,奇数ならお断り)
>>580
580 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 21:02:51.60 ID:xeuJWsGJo
姿を見せられないからと断るが、代わりに小梅が昔作った人間の女の子の死体をベースにいろんな動物をつなぎ合わせたアイドル志望のバケモノ美少女の現在地を教えてくれる
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 21:03:19.16 ID:xeuJWsGJo
ってコンマかよ
582 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:04:16.26 ID:pFPVZCg70
せっかくなので採用します
583 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 21:05:54.55 ID:Vd+QbNBDO
まぁ、偶数だしいいんじゃない?
死体か……ダンスしているとロケットパンチ張りに腕が外れて飛んでいくとか?
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 21:07:31.35 ID:6+rzblvO0
腐乱臭衆か?
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 21:09:08.36 ID:UIwnpb2t0
ロボ・ケミカル・オカルトの3属性がそろうのか
586 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:17:12.19 ID:pFPVZCg70
小梅「うん....うん....」
小梅「やってみたいって言ってる....」
幸子「そうですか!」
幸子「それじゃあ早速....」
幸子「姿を現してもらってもいいですか?」
小梅「....」
小梅「あの子はまだ霊力が足りないから、それは難しい....かも」
幸子「あ、そうなんですか....」
587 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:17:41.20 ID:pFPVZCg70
幸子「どうしましょうかねぇ」
幸子「アイドルはファンの方々の前に立って、歌ったり踊ったりすることが前提ですから....」
幸子「あの子さんは写真にしか写れませんね....」
小梅「....?」
小梅「....」
小梅「そっか....」
小梅「え?」
小梅「....」
小梅「でも、いいの?」
幸子「どうしたんですか?」
588 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:18:10.27 ID:pFPVZCg70
小梅「あの子がね」
小梅「やってみたかったけど、それなら仕方ないって....」
幸子「すみません....」
幸子「その気にさせておいてこんな....」
小梅「大丈夫だって言ってる....」
幸子「ありがとうございます....」
589 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:18:38.68 ID:pFPVZCg70
幸子「しかし、あの子さんの加入は取り消しませんよ!」ババーン
小梅「?」
幸子「写真には写れるんですよね?」
小梅「うん、それならなんとか霊力は足りると思う....」
幸子「取材の時や写真を取るような仕事の時だけの限定メンバーという形にはなりますが」
幸子「それでもいいですか?」
パァン
パキッ
ガシャーン
ドタドタドタ
幸子「ひぃっ!?」ビクッ
小梅「喜んでる....」クスクス
幸子「ラップ音で返事するのはやめてください!」
590 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:19:27.69 ID:pFPVZCg70
小梅「え?」
小梅「あ、そうだね、うん、いいかも....」
幸子「?」
小梅「私ね、昔女の子の死体をベースにいろんな動物をつなぎ合わせた異形を作ったの....」
幸子「いきなり何を言い出すんですか?」
小梅「色々あって今は独立して、1人暮らしをしてるんだけど....」
幸子「子供が1人立ちした親風のコメントが全く入ってきません」
小梅「その子、アイドル志望でね....」
幸子「アイドル死亡の間違いでは?」
小梅「死体出身で動物とのハーフ、そして....」
小梅「美少女だよ....」
幸子「話を聞きましょう」
異形の美少女の居場所
>>591
591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/31(日) 21:20:16.76 ID:3aRi5bTkO
山梨
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 21:20:43.41 ID:fq3BjVwS0
小春の家
593 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:33:00.84 ID:pFPVZCg70
幸子「その子は今、どこにいるんですか?」
小梅「えぇっと....」ポチポチ
小梅「....ここ」ユビサシ
幸子「ここは?」
小梅「山梨県の河口湖町と鳴沢村に跨ってる森だよ....」
幸子「へぇ〜、森に住んでるんですか!」
幸子「アウトドア派なんでしょうか」
小梅「アウトドア派なのかな....?」
594 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:33:46.09 ID:pFPVZCg70
小梅「私も何回か言ったことがあるけど」
小梅「すごくいいところだよ....」ニッコリ
幸子「それは楽しみです!」
幸子「今から行くのでアポを取ってもらってもいいですか?」
小梅「わかった....」
595 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:34:55.58 ID:pFPVZCg70
小梅「そうだ、幸子ちゃん....」
幸子「はい?」
小梅「道に迷わないように気をつけて....」
幸子「山梨はボクの故郷、そんな心配は無用です!」
小梅「それなら大丈夫だね....」
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 21:35:26.48 ID:6+rzblvO0
森じゃなくて樹海じゃねえのかw
597 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:58:42.08 ID:pFPVZCg70
〜富士の樹海〜
幸子「騙しましたね小梅さん....!」
小梅『騙してないよ....?』
小梅『だって....』
小梅『みんないるから....』
幸子「....」
小梅『渡した地図のルートから少しでも外れると迷うから気をつけて....』
幸子「迷ったらどうなるんですか?」
小梅『森や山で遭難したらどうなるかなんて....』
幸子「ですよねー」
598 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 21:59:29.87 ID:pFPVZCg70
幸子「まさか住んでいる場所が樹海だっただなんて....」
幸子「でもせっかくここまで来たんです」
幸子「いやここまでって言っても山梨なんですけど」
幸子「....」
幸子「あまり気は進みませんが....」
幸子「とにかく、行きましょうか....」
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 21:59:38.15 ID:UIwnpb2t0
幸子なら遭難してもサバイバルして生き残れそう
600 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:01:00.20 ID:pFPVZCg70
幸子「(えーっと、ここでしょうか)」
幸子「(整備された遊歩道を、自分から外れるのは気が進みませんねぇ....)」
幸子「(一応GPSと小梅さんからもらった地図はありますし、大丈夫でしょうか....)」
幸子「(はぁ....)」
幸子「(どうしてボクはこんなところに....)」
601 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:01:28.84 ID:pFPVZCg70
幸子「....」ザッ
幸子「(....しかし)」
幸子「....」ザッ
幸子「(ずっと同じ景色ばかり....)」
幸子「(本当にこの方向であっているんでしょうか....)」
....テ....ルヨ....
幸子「?」
幸子「(人の声がしますね)」
幸子「(見学ツアーの方でしょうか?)」
幸子「(それともパトロールの方?)」
幸子「(見つかると厄介なことになりそうですし、バレないように隠れながら進みましょう....)」
602 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:01:59.83 ID:pFPVZCg70
幸子「....」ソッ
幸子「....」チラ
裸の男「たかが20万の元金で、まさか....」
裸の男「まさかはないですよね....」
幸子「!?」
幸子「(な、なんですかあれ!?)」
幸子「(裸の男の人が吊るされてます!?)」
603 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:02:25.32 ID:pFPVZCg70
ガタイのいい男「蚊がよ....」
ガタイのいい男「ちょっと血を吸ったくれーで殺すだろ?」
ガタイのいい男「今、そんな気分」
ガタイのいい男「気持ち伝わった?」
幸子「(こんなところで何をやっているんでしょう....)」
幸子「(しかし森の中で裸って....)」
幸子「(なんだかチクチクしそうで嫌ですねぇ....)」
604 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:03:53.87 ID:pFPVZCg70
ドボドボ
ベチャベチャ
幸子「(!?)」
幸子「(頭から何かかけられてますよ....)」
幸子「(あれなんでしょうか、ぶどうジュース?)」
幸子「(ネットリした液体まで....)」
幸子「(大人も大変ですねぇ)」パキッ
幸子「(パキッ....?)」
605 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:04:20.94 ID:pFPVZCg70
ガタイのいい男「....」チラ
ガタイのいい男「....柄崎」
もう1人のガタイのいい男「はい」ダッ
幸子「(マ、マズい!こっちに来ます!)」
幸子「(どどどどうしましょう!)」
幸子「(見つかったら家に連れ戻されてしまうかもしれません!)」
606 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:06:22.67 ID:pFPVZCg70
ツンツン
幸子「?」チラ
??「こっちに来て」
幸子「うわぁむぐ」ムグ
??「声出しちゃダメ!」
幸子「....!」コクコク
??「早くっ!」ダッ
幸子「!」ダッ
607 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:09:02.57 ID:pFPVZCg70
ガタイのいい男「どうだった....」
もう1人のガタイのいい男「別に何もいませんよ?」
もう1人のガタイのいい男「ウサギじゃないですか?」
ガタイのいい男「....」
608 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:12:16.91 ID:pFPVZCg70
幸子「はぁ....はぁ....」
幸子「足元の悪い場所を走るのは疲れますねぇ....」
??「大丈夫?」
??「はい水」スッ
幸子「あ、どうも」
幸子「んっ....んっ....」ゴクゴク
幸子「ぷはぁっ!」
幸子「....」
609 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:13:04.92 ID:pFPVZCg70
幸子「....あのー」
??「どうしたの?」
幸子「....今更なんですけど」
幸子「どなたですか?」
??「....」
??「私はあなたのこと知ってるよ」ニカッ
幸子「え?」
??「輿水幸子ちゃんでしょ」
幸子「ふむ....」
610 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:13:36.06 ID:pFPVZCg70
幸子「こんな山奥でもボクのファンに巡り合えるなんて」
幸子「有名になったものです!」
??「あ、いやそういうことじゃなくて」
??「小梅ちゃんから聞いてるよ」
??「私に会いに来たんだよね」
幸子「....」
幸子「....ということは」
??「うん」
異形の美少女の名前
>>611
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 22:13:40.56 ID:6+rzblvO0
ディズィーみたいな感じなのかね
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 22:14:02.18 ID:fq3BjVwS0
アゲハ
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 22:14:30.68 ID:6+rzblvO0
あれ、安価取るつもりじゃなかったんだけど
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 22:24:26.87 ID:tOczjcrU0
???「私の名前は、ディズィーみたいな感じなのかね」
幸子「はい?」
ディズィーみたいな感じなのかね「私の名前は、ディズィーみたいな感じなのかね」
幸子「それ名前なんですか?」
ってなったら流石に笑うわ
615 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:27:55.44 ID:pFPVZCg70
アゲハ「私、アゲハ」
幸子「アゲハさん」
幸子「いやー!よかったぁ....」ヘナヘナ
アゲハ「ど、どうしたの?」
幸子「色々な企画で、色々なことをしましたが」
幸子「1人で樹海を歩くのはトップクラスの怖さでしたよ....」
アゲハ「あはは、幸子ちゃんくらいの女の子が1人歩きなんて聞いたことないよ」クスクス
幸子「本当ですよ....」
幸子「それだけの苦労をしたのに会えませんでした!」
幸子「こんなことになったらどうしようかと....」
616 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:28:25.14 ID:pFPVZCg70
幸子「....」チラチラ
アゲハ「....」
アゲハ「....別に普通だって思ったでしょ」
幸子「あ....」
幸子「すみません....」
アゲハ「ううん、全然いいよ」
アゲハ「むしろ、小梅ちゃんから話を聞いてるはずなのに」
アゲハ「幸子ちゃんは、普通に接してくれるんだね」
幸子「?」
617 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:28:52.10 ID:pFPVZCg70
幸子「普通も何も」
幸子「同世代くらいの女の子と話すときはいつもこんな感じですよ?」
アゲハ「....」
アゲハ「....そっか」
アゲハ「....いつまでも立ち話してちゃあれだし」
アゲハ「とりあえず上がってって」
幸子「お邪魔しまーす」
アゲハ「まあ洞窟なんだけど」
幸子「上がるところないじゃないですか!」
618 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:41:37.41 ID:pFPVZCg70
アゲハ「どこまで聞いてるのかわからないけど」
アゲハ「改めて自己紹介しとくね」
幸子「お願いします」
アゲハ「私はアゲハ」
アゲハ「5年位前、小梅ちゃんに作られたんだ」
幸子「確か、女の子の死体をベースに作られたとか」
アゲハ「そこまで聞いてたんだ」
アゲハ「....うん、そうだよ」
619 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:42:06.75 ID:pFPVZCg70
幸子「小梅ちゃんがホラー大好き少女ってのは知ってましたけど」
幸子「まさか幼い頃からそんなことをしていたとは....」
アゲハ「....作られた、っていうのはちょっと違うかも」
幸子「え?」
アゲハ「....」
アゲハ「....私がまだ生きてた頃の話」
幸子「....」
620 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:45:30.73 ID:pFPVZCg70
アゲハ「小梅ちゃんとは家が近所でね」
アゲハ「小梅ちゃんは家に1人でいることが多かったから」
アゲハ「私も自然と面倒見るようになってたし」
アゲハ「だから」
アゲハ「小さい頃から小梅ちゃんは」
アゲハ「私のことをおねえちゃんおねえちゃんって、慕ってくれてたんだ....」
幸子「近所のお姉さんですかぁ」
幸子「こんなに素敵なお姉さんがいたら、小さな女の子はみんなイチコロでしょうねー」
アゲハ「ふふっ、ありがと」
アゲハ「....」
621 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:46:19.29 ID:pFPVZCg70
アゲハ「でも私、死んじゃったんだ」
幸子「....」
アゲハ「事故で即死だったみたいだから」
アゲハ「全然覚えてないけどね」
アゲハ「身体もバラバラで、お葬式でも棺桶の蓋は閉まったままだったんだって」
幸子「....」
622 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:46:58.50 ID:pFPVZCg70
幸子「....それで、小梅さんが?」
アゲハ「....うん」
アゲハ「火葬される前に、私の遺体を棺桶ごと盗み出したの」
幸子「えぇ....」
幸子「幼い小梅さんがどうやってそんなこと....」
アゲハ「さあ....」
アゲハ「もしかしたら、近くにいたあの子たちに手伝ってもらったんじゃないかな....」
幸子「小梅さんならあり得ますねぇ....」
623 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:47:26.64 ID:pFPVZCg70
アゲハ「それで小梅ちゃんは私の身体をかき集めて、くっつけて」
アゲハ「足りないところはなるべく違和感のないような動物の身体を使って」
アゲハ「そうして出来上がった身体に」
アゲハ「あの世から取り返してきた私の魂を入れた」
幸子「サラッと説明してますけど、とんでもないことをやっていますね小梅さん」
アゲハ「私が言うのもなんだけど、常人じゃないよね」
幸子「本当ですよ!」
624 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 22:48:26.01 ID:6+rzblvO0
西行法師かよ
625 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 22:59:35.14 ID:pFPVZCg70
幸子「こう言っちゃなんですけど」
幸子「見た目はほとんど普通の人と変わりませんね」
幸子「確かに、傷跡?のようなものもありますが」
幸子「美少女なのでそんなところ全く気になりません!」
アゲハ「....気にならない、か」
幸子「....」
626 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:00:09.66 ID:pFPVZCg70
幸子「....あの」
アゲハ「?」
幸子「....なぜ、こちらに住んでいるんですか」
アゲハ「....」
幸子「....すみません、初対面のボクが聞くようなことではありませんでした」
アゲハ「....ううん
アゲハ「....ちょっと嬉しい、かも」
幸子「え?」
627 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:01:45.61 ID:pFPVZCg70
アゲハ「死んだ時のこととか、身体のこととか」
アゲハ「好奇心に駆られてそういうことを聞く人ばっかりだったのに」
アゲハ「幸子ちゃんは、住んでいる理由なんてものを一番に聞いてくれたから」
幸子「だって、美少女が樹海に住んでいる理由なんて気になるじゃないですか!」
アゲハ「....そうかな」
幸子「そうですよ!」
アゲハ「....」
アゲハ「幸子ちゃんが私を普通に扱ってくれるから、ちょっとだけ昔を思いだしちゃった」クスリ
幸子「....」
628 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:02:38.07 ID:pFPVZCg70
アゲハ「....」
アゲハ「....一度死んだ人間が生き返ったら」
アゲハ「そこに居場所はないの」
幸子「え....?」
アゲハ「だって、死人の居場所はお墓の下か、あの世のどちらかだけなんだもん」
アゲハ「それ以外の選択肢なんて、用意されていないし」
アゲハ「誰も望んでいない」
幸子「....」
629 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:03:15.80 ID:pFPVZCg70
アゲハ「....これでもね、私の家は絵にかいたような幸せな家族だったんだよ」
アゲハ「両親や姉妹、友達....」
アゲハ「周りの人たちからたくさんの愛情をもらって生きてた」
アゲハ「でも、1回死んだらそれはもう終わり」
アゲハ「当たり前だよね」
アゲハ「私は死んだんだから」
幸子「....」
630 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:05:07.30 ID:pFPVZCg70
アゲハ「ゾンビ映画に出てくるゾンビって、みんなに怖がられて、逃げられて」
アゲハ「最後は殺される」
アゲハ「もちろん私の周りの人たちはそんなことしなかったけど」
アゲハ「....でも」
アゲハ「生きている時と同じ、なんてことは無理だった」
幸子「そんな....」
アゲハ「....」
631 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:05:34.88 ID:pFPVZCg70
アゲハ「....周囲の人たちの視線から逃げて、私はここに来たの」
アゲハ「それからはもう何年も樹海を出てない」
アゲハ「私はご飯もいらないしね」
幸子「....」
アゲハ「あ、でもこの自然の中での1人暮らしも案外楽しいよ?」
アゲハ「人間ってあんなに窮屈で狭いところで生きてたんだな〜って実感する」
アゲハ「って私は死んでるから生きてないか!」
幸子「....」
632 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:16:09.79 ID:pFPVZCg70
アゲハ「でも今は、これでよかったんだと思う」
アゲハ「あのまま家にいたところで」
アゲハ「誰も幸せにはなれなかったから」
幸子「....」
アゲハ「....ごめんね、いきなりこんな話しちゃって」
アゲハ「気まずいよね」
幸子「そうですねぇ、かなり気まずいです」
アゲハ「あはは、正直!」
633 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:16:39.47 ID:pFPVZCg70
アゲハ「これで自己紹介は終わり!」
アゲハ「それでは幸子ちゃん、お話をどうぞ!」
幸子「アイドルやりませんか?」
アゲハ「は?」
幸子「アイドルやりませんか?」
アゲハ「聞こえてるけど....」
アゲハ「....」
アゲハ「....冷やかしってわけじゃ」
アゲハ「....」
アゲハ「ないか」
幸子「えぇ、ボクは本気ですよ」
634 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:17:30.48 ID:pFPVZCg70
幸子「このような美少女が樹海の奥底に眠ったままなんて」
幸子「世界の損失ですよ!」
アゲハ「....そんなこと言ってもらえると、嬉しいな」
アゲハ「....でも私は、もう死んだ人間だから」
アゲハ「みんなに迷惑をかけちゃう」
幸子「....」
幸子「....アゲハさん」
幸子「生きていて、周りに迷惑をかけない人なんて誰もいません」
幸子「それに従うと」
幸子「迷惑をかけてしまうのは」
幸子「アゲハさんが生きている証拠であるとも言えます」
アゲハ「何言ってるの?」
635 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:18:02.99 ID:pFPVZCg70
アゲハ「私はもう何年も前に死んでいて、今ここにいるのは
幸子「生物学上の生き死になんてどうでもいいんですよ!」
アゲハ「!」
幸子「....ボクは」
幸子「あなたの心が生きていると」
幸子「確信しています」ニコ
アゲハ「....」
636 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:18:52.82 ID:pFPVZCg70
幸子「あなたは先ほど、これでよかったと言っていました」
幸子「自分がいると誰も幸せになれないから、と」
アゲハ「....」
幸子「人のことを考えて、あなたが不幸になったらダメじゃないですか」
アゲハ「....」
アゲハ「....でも私、アイドルなんてできないよ」
アゲハ「そもそも人がたくさんいる所で暮らすの事態もうずっとやってないし....」
幸子「そこは全く問題ありません!」
アゲハ「なんで?」
幸子「うちの事務所なので!」ババーン
アゲハ「えぇ....?」
幸子「まあとにかく一回来て見てくださいよ!」
幸子「無理そうならそのまま帰ってもらって結構ですから!」
アゲハ「押しが強い....」
637 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:20:28.72 ID:pFPVZCg70
〜事務所〜
アゲハ「....」モジモジ
幸子「ということでアゲハさんはこういう方なんですが」
幸子「りん子ちゃん、幸子ギアと3人でアイドルユニットを組ませようと思っています」
幸子「で、そのために寮で暮らしてもらいたいんですけど」
幸子「いいですか?」
P「おっけー」
アゲハ「!!?!?!?!?!?!??」
638 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:23:12.16 ID:pFPVZCg70
アゲハ「あの、話聞いてました!?」
P「うん」
アゲハ「私、異形の存在なんですよ!?」
P「だってこの事務所、そんなのウヨウヨいるし」
アゲハ「えぇ....?」アキレ
P「何より美少女だし」
アゲハ「そんな....////」
幸子「ほら、言ったとおりでしょ?」
アゲハ「....」
639 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:23:50.56 ID:pFPVZCg70
アゲハ「....いいの」
幸子「?」
アゲハ「....生きても、いいのかな」ウルッ
幸子「もちろん!」ギュッ
アゲハ「ありがとうっ....」ポロ
P「うんうん」ニコニコ
640 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 23:24:48.80 ID:HyZGKtAVo
こんないい子をあのやべー奴らに突っ込むのか
641 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:29:26.06 ID:pFPVZCg70
幸子「これにて一件落着ですねぇ〜」フフーン
小梅「幸子ちゃん」ヌッ
幸子「うわっ!?」
幸子「って小梅さんですか....」
幸子「樹海より怖かったですよ....」
小梅「よしっ」ガッツポ
幸子「それで、何の用ですか?」
小梅「....」
642 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:29:56.29 ID:pFPVZCg70
小梅「....アゲハちゃんを連れてきてくれたこと」
小梅「お礼を言いたくて....」
小梅「....」
小梅「ありがとう....」ペコ
幸子「....」
幸子「まったく、全て小梅さんの手のひらの上なんですか?」
小梅「ふふふ....どうかなぁ....」クスクス
643 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:30:27.06 ID:pFPVZCg70
ドンッドンッ
バキバキバキバキッ
ドンガラガッシャン
幸子「ひぃっ!?」
小梅「あの子もお礼を言ってる....」
幸子「だから!ラップ音コミュニケーションはやめてください!」
幸子「まあお礼を言われる筋合いはありませんけどね」
小梅「?」
644 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:30:57.53 ID:pFPVZCg70
幸子「ボクとしても、アイドルユニットの強力なメンバーを補強できたわけですから!」
幸子「見ていてください、すぐにボクと並び立つ存在になりますよ!」
小梅「....」
小梅「....そっか」ニコ
幸子「....ええ」ニコ
12日目に続く
645 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/05/31(日) 23:31:24.56 ID:pFPVZCg70
本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します
646 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 23:34:41.73 ID:MjSlPTzgo
おつ
パーフェクトコミュニケーションだこれは敏腕プロデューサー幸子
647 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/31(日) 23:39:02.63 ID:6+rzblvO0
乙でした
見た目で言えばアゲハが一番まともなユニットなのかw
648 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:00:48.52 ID:X7jUe6qf0
幸子「今日は
P「暇か?」
幸子「身体測定ですか?」
P「話が早い」
P「それでだな」
P「りん子の時と同じだ」
P「アゲハのプロフィールを埋めてきてくれ」
幸子「身長、体重、スリーサイズでいいんですよね」
P「そうだな」
幸子「他に、アゲハさんのことで何か調べておくことってありますか?」
P「他?そうだな....」
他に調べることは?
>>649
649 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:02:13.29 ID:3D51oSsLo
特技やら
650 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:07:23.70 ID:X7jUe6qf0
幸子「昨日は眠れましたか?」
アゲハ「うん、岩の上で眠るのには慣れたつもりだったけど」
アゲハ「やっぱりこっちの方がいいや」クスリ
幸子「何よりです」
幸子「それはそうと」
幸子「アゲハさんもアイドルを目指すわけなので」
幸子「今から身体測定をさせてもらいます」
アゲハ「はーい」
アイドルの名前(5人分)
>>651
>>652
>>653
>>654
>>655
(それぞれのコンマの数字の小さい順に身長、体重、B、W、Hに当てはめます)
(ついでに
>>651
,
>>653
,
>>655
のコンマの数字をそれぞれR,G,Bの%に当てはめて髪色にします)
651 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:08:04.08 ID:sGEG3spao
こずえ
652 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:08:19.93 ID:Jj/A3YOM0
双葉杏
653 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:09:19.53 ID:/oL3fq2xO
龍崎薫
654 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:09:22.29 ID:/uBkJz4l0
日下部若葉
655 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:09:26.78 ID:E6cA3tbDO
成宮由愛
656 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:09:31.83 ID:gJG8mkP10
仁奈
657 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:09:38.75 ID:IZFBk8m0o
千佳
658 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:10:55.66 ID:92mwnwfK0
どんだけロリにしたいんだよ……
659 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:12:10.16 ID:E6cA3tbDO
小中学生が大好きですから(初めての相手が悠貴やほたるに小梅と同じ年だったし)
660 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:13:07.90 ID:sGEG3spao
大人が一人混じっているのでセーフ
661 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:14:55.80 ID:M1NbpmTZ0
死んでネクロマンシーされてから育ってないとか?
662 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:15:53.18 ID:X7jUe6qf0
髪色:https://www.colordic.org/colorsample/1787c7
663 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:50:15.35 ID:X7jUe6qf0
幸子「身長は....」
幸子「130cmですね」
アゲハ「やっぱり伸びてないか」
幸子「伸びるんですか?」
アゲハ「死んだ時点で成長は止まっているはずだから、伸びないかなぁ」
アゲハ「まあ足のパーツを付け替えればいくらでも伸ばせると思うよ」
幸子「そういうシステムなんですか!?」
664 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:50:43.65 ID:X7jUe6qf0
幸子「体重は....」
幸子「よ、40kg!?」
アゲハ「重いでしょ?」
アゲハ「生きてる時はここまで重くなかったはずなんだけど」
アゲハ「小梅ちゃんが色々とくっつけすぎちゃったのかな」
幸子「見た目は小柄なのにどうなってるのかと思いましたよ....」
665 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:51:14.75 ID:X7jUe6qf0
幸子「バストウエストヒップ!」
幸子「65cm!51cm!不明!」
幸子「ちょっと!アゲハさんまで認識阻害を使うんですか!?」
アゲハ「人の目から逃げて、隠れて暮らしてきたから」
アゲハ「身についちゃった♪」
幸子「理由が理由だけにツッコみづらい....」
666 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:51:55.17 ID:92mwnwfK0
全身のパーツを順々に付け替えて行って元のパーツが1つもなくなったらそれはアゲハなのか
667 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:52:20.58 ID:X7jUe6qf0
幸子「しかし、かなり小柄ですねぇ....」
アゲハ「中身はもう女子高生くらいだけどね〜」
幸子「....」
幸子「....鮮やかな青い髪の毛を持つ正統派美少女にして」
幸子「中身は女子高生、そして亡くなってから蘇った動物とのハーフのアイドル」
幸子「これは人気が出ますよ!」
アゲハ「しばらく人間社会から離れてた私が言うのもなんだけど」
アゲハ「設定盛りすぎじゃない?」
幸子「これでナナさんやりあむさんみたいなイレギュラーなキャラクターだったら」
幸子「胸やけを起こしてしまうかもしれませんが」
幸子「アゲハさんの中身はごく普通の女の子なのでバランスはとれていると思いますよ」
アゲハ「そういうものかなぁ....」
668 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:53:27.23 ID:X7jUe6qf0
幸子「せっかくなので、ユニットメンバーの2人も呼んできますね!」ダッ
アゲハ「....」
アゲハ「....緊張する」
アゲハ「どんな子たちなんだろう....」
アゲハ「....」
アゲハ「....私のこと知ったら、ビックリするかな」
アゲハ「....受け入れてくれるかな」
アゲハ「....」
669 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:53:56.31 ID:X7jUe6qf0
幸子「連れてきましたよ!」
幸子「入ってくださ〜い!」
りん子「....」トテトテ
幸子ギア「....」スタスタ
アゲハ「この子たちが....」
幸子「まずこの子は山梨りん子ちゃんです」
アゲハ「よろしく!」
りん子「....」
670 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:54:23.11 ID:X7jUe6qf0
りん子「....」ニコ
アゲハ「ウ゛っ!」
幸子「一見すると素朴な見た目ですが」
幸子「その表情や仕草には全ての人間を強く魅了するフェロモンがムンムンしています」
アゲハ「これは....凄いね....」
幸子「ちなみに生後10日ほどです」
アゲハ「!!?!??!?!???」
幸子「ボクたちが人体錬成を行って生み出した人造人間なので」
幸子「まだ生まれたばかりでも、ある程度歳を重ねているように見えるんですよ」
アゲハ「え?え?」
671 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:54:56.97 ID:X7jUe6qf0
幸子「こちらは幸子ギアです」
アゲハ「幸子ギア?」
アゲハ「幸子ちゃんと見た目がそっくり....」
アゲハ「というか瓜二つだけど、双子とか姉妹じゃないの?」
幸子「こちらはですね」
幸子「ボクを基に作られたボディに」
幸子「ボクの脳から抜き取った心をコピーしたものを入れたアンドロイドです」
アゲハ「あ、アンドロイド....」
672 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2020/06/01(月) 22:55:25.73 ID:X7jUe6qf0
アゲハ「....私が樹海にこもっている間に、科学技術はそんなに進歩したの?」
幸子「いえ、この事務所限定です」
アゲハ「えぇ....」
アゲハ「まあいいや、とりあえずよろしく!」
幸子ギア「....」
幸子ギア「コロス」
アゲハ「!?」
673 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:55:39.82 ID:K9TAA2E2o
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