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【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」

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1 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:20:42.29 ID:oCrDqzJY0
幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(....Pさん)」

幸子「....」

幸子「(最近ボクの現場に全然着いてきてくれません)」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1589973642
2 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:21:06.87 ID:oCrDqzJY0
幸子「(それどころか、あまりお話もできていませんし....)」

幸子「....」

幸子「(こんなにカワイイボクが目の前にいるのにどうして仕事に集中できるんでしょうか!!!)」

幸子「(どうかしていますよ!まったく!)」

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」
3 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:22:03.55 ID:oCrDqzJY0
幸子「....」

幸子「(....仕方ないですねえ)」

幸子「(シャイで恥ずかしがり屋のPさんのために)」

幸子「(ボクの方から構ってあげることにしましょう!)」

幸子「(そもそも)」

幸子「(Pさんの方から担当アイドルであるボクに手を出すことはできませんからね!)」

幸子「(ここはボクが一肌脱ぐとしましょう!)」フフーン

何をする? >>4
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 20:23:36.59 ID:APWbl6cyo
靴下を脱ぐ
5 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:26:56.04 ID:oCrDqzJY0
幸子「(さて....)」

幸子「....」ヌギ

幸子「....」ヌギ

幸子「(....まずは手始めにこの靴下を)」クンクン

幸子「(....カワイイ香りですね)」ニッコリ

幸子「(これを....)」

どうする? >>6
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 20:30:15.16 ID:fma87f+yo
小銭を詰めてブラックジャックにする
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/20(水) 20:31:14.78 ID:AEWjx1Lk0
142'Sの他メンバーに嗅がせる
8 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:36:22.63 ID:oCrDqzJY0
幸子「(小銭を詰めてブラックジャックにしましょう!)」

幸子「(小銭小銭♪)」ガサゴソ

スッカラカン

幸子「(ちょ、ちょっとこれじゃ足りませんね....)」

幸子「(....でも靴下をブラックジャックにできないとPさんに構ってあげることが出来ません!)」

幸子「(こうなったら、誰かに小銭を貸してもらわないと....)」

幸子「(でも誰に借りたら....)」

誰に借りる? >>9
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 20:37:58.48 ID:AEWjx1Lk0
ありす
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 20:44:22.01 ID:h0Pa8fLT0
小学生に金を無心するのか…
11 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:55:16.16 ID:oCrDqzJY0
ガチャリ

ありす「お疲れ様です」

幸子「あ、ありすさん」

ありす「?」

ありす「なんですか?幸子さん」

幸子「お金を貸してくれませんか?」

ありす「え゛っ!?」

幸子「お金を貸してほしいんです!」フフーン

ありす「....」
12 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:56:04.18 ID:oCrDqzJY0
ありす「....あの」

ありす「アイドル同士でそういうのはよくないと思います」

幸子「え?」

ありす「私も幸子さんもまだ未成年なんです」

ありす「お金の貸し借りという時点であまり褒められたものではありませんが」

ありす「せめて自分で責任のとれる立場になってからそういうことはすべきです」

幸子「あ、はい....すみません....」シュン

ありす「....」
13 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:56:30.90 ID:oCrDqzJY0
ありす「....はぁ」

ありす「一応事情だけ、教えてもらえますか?」

幸子「....」

幸子「靴下に小銭を詰めてブラックジャックにしようかと....」

ありす「....」

ありす「....」

ありす「....?」
14 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:56:58.91 ID:oCrDqzJY0
ありす「あの、もう一度説明してもらってもいいですか?」

幸子「靴下に小銭を詰めてブラックジャックにしようかと....」

ありす「....」

ありす「ブラックジャックとは、あのトランプゲームのことですか?」

幸子「違います」

ありす「え?違うんですか?」

ありす「それじゃあ、漫画の神様が描いた医療漫画の金字塔的作品のことですか?」

幸子「違います」

ありす「????」
15 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:57:43.75 ID:oCrDqzJY0
幸子「ブラックジャックというのは」

幸子「円筒形の布にコインを詰めて、棒状にした棍棒の一種です!」

ありす「なるほど....」ポチポチ

幸子「今回はこの、ボクの靴下に小銭を詰めようかと思っていまして」

ありす「こんなものがあるんですね....」ポチポチ

ありす「....」

ありす「?」
16 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:58:19.14 ID:oCrDqzJY0
ありす「....えーっと」

ありす「これを作るのに小銭が必要なのは分かりました」

幸子「じゃあ!」

ありす「それで、これは何に使うんですか?」

幸子「Pさんに使います!」ビシッ

ありす「Pさんに使う!?」

ありす「これ棍棒ですよね!?」

幸子「?」

幸子「はい!」

ありす「」
17 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 20:59:00.53 ID:oCrDqzJY0
ありす「棍棒をPさんに使うってまさか....!?」

幸子「その通りです!」ニッコリ

ありす「(おおおお落ち着かないと....)」

ありす「(今幸子さんを刺激したら、何をするかわかりません!)」

ありす「さ、幸子さん、なぜそのようなことを....?」

幸子「Pさんが最近忙しそうだからです!」

ありす「(忙しそうだから楽にしてあげようと!?)」

ありす「ら、楽にする方向性間違ってませんか....?」

幸子「楽に....?」
18 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 21:01:40.63 ID:oCrDqzJY0
幸子「ボクはただ、Pさんに構ってあげようかと思っただけで」

ありす「(構う=暴行なんですか!?)」

ありす「(幸子さん、いつからそんな半グレのような思考に....)」

ありす「....」

ありす「....幸子さん、もう一度よく考えてみましょう」

幸子「考える....」

幸子「(ありすさん、もしかして)」

幸子「(Pさんに構ってあげる他のいい作戦でもあるんでしょうか!)」

ありす「一度深呼吸をして、少し休憩しましょう」

幸子「は、はぁ....」
19 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 21:05:09.60 ID:oCrDqzJY0
幸子「すー」

幸子「はー」

ありす「落ち着きましたか」

幸子「落ち着くも何もボクは最初から十分に落ち着いていますけど」

ありす「....座りましょうか」

幸子「?」

幸子「....」ポス

ありす「....」ポス
20 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 21:06:58.49 ID:oCrDqzJY0
ありす「....」ジー

ありす「....Pさんにも、家族がいます」

ありす「ご両親、ご兄弟、恋人、はわかりませんが....」

ありす「それに、血のつながりはありませんが」

ありす「この事務所の皆さんだって、Pさんのことを大切に思っているはずです」

幸子「そうですね」

ありす「....」

幸子「....つまり」

幸子「家族も巻き込むということですか?」

ありす「全然違いますよ!!!」

ありす「私の話聞いてました!?」
21 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 21:17:53.58 ID:oCrDqzJY0
ありす「幸子さんは心が痛まないんですか!?」

幸子「....」

幸子「どうして心が痛むんですか?」ニッコリ

ありす「(そんな....)」

ありす「(幸子さんの心はもう完全に....)」

幸子「むしろボクが直々に構ってあげるんです!」

幸子「感謝して欲しいくらいですよ!」

ありす「(壊れてしまっている....)」

ありす「....」ブルッ
22 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 21:20:38.12 ID:oCrDqzJY0
ありす「....早く、呼ばないと」ブルブル

幸子「?」

幸子「急にスマホを取り出してどうしたんですか?」

幸子「ボクの写真でも撮ります?」

ありす「早く....早く....」ブルブル

ズルッ

ありす「あっ!」

カシャン

シュー
23 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 21:24:07.42 ID:oCrDqzJY0
コツン

幸子「....」ジー

ありす「」

幸子「....」

幸子「....落としましたよ」ニコ

ありす「」チョロチョロ

幸子「大丈夫ですか?」

ありす「すみません....すみません....」ガクガク

幸子「?」チラ
24 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 21:26:00.42 ID:oCrDqzJY0
幸子「一体どう110番!?」

ありす「(終わった....)」

幸子「ちょ、ちょっとありすさん!どうして警察に電話をかけようとしているんですか!?」

ありす「....」ガクガク

ありす「っ....」ゴクリ

ありす「(こうなったら最期くらい....)」

幸子「ありすさん?」

ありす「さ、幸子さんっ!」

幸子「はい!?」

ありす「人を殺めるのは、間違っています!」バーン

幸子「へ?」
25 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 21:29:45.02 ID:oCrDqzJY0
幸子「というわけなんですよ」

ありす「」

幸子「誤解を招くような言い方をしてしまって、すみません」

ありす「....本っ当ですよ!」

ありす「大体なんなんですか!」

ありす「なぜPさんに構うために、棍棒を作るという発想に至るんですか!!!」

ありす「それを作ったところで、どう使うつもりだったんですか!!!!!」バンバン

幸子「そ、それは....」

どう使う? >>26
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 21:30:12.51 ID:NyBWVPYqo
肩たたき
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 21:49:50.74 ID:8fLyvzrOo
攻撃翌力過多ぁ……
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 22:01:36.41 ID:drs+wiZC0
痛覚が死滅したら肩が凝らなくなるってことね、わかるわ
29 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:05:32.12 ID:oCrDqzJY0
幸子「そんなの決まってるじゃないですか」

幸子「叩くんですよ!」

ありす「やっぱり暴力しか頭にない半グレかサイコパスだったんですね!」

幸子「肩を叩くんです!」フフーン

ありす「か、肩....?」

幸子「ええ、Pさんに構ってあげたいのはやまやまですが今はお仕事中ですからね」

幸子「肩たたきくらいならPさんの負担にもなりませんし」

幸子「日頃の疲れも癒せるかもしれません!」

ありす「....」
30 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:06:03.32 ID:oCrDqzJY0
ありす「....どうぞ」

ありす「私の10円玉貯金です」

幸子「ありすさん!」

ありす「用が済んだらすぐに返してください」

幸子「もちろんですよ!大切に使わせてもらいます!」

ありす「....」

ありす「....が、頑張ってください」

幸子「!」

ありす「それでは私はレッスンがあるので」タッ

幸子「ありがとうございます!」ペコ
31 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:07:02.78 ID:oCrDqzJY0
幸子「さて....」ジャラ

幸子「....」ジャラジャラ

幸子「....」ジャララ

幸子「....」ジャランラ

幸子「....」ジャミラ

幸子「....」ジャコビ

幸子「んっ....」ギュッ

幸子「できました!ブラックジャック!」ババーン

幸子「よいしょ」ズル

幸子「よいしょ」ズル
32 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:07:29.06 ID:oCrDqzJY0
P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」ジー

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「....Pーさん!」

P「ん?」

幸子「肩たたきしてあげます!」フフーン

P「どうしたんだ突然?」

幸子「まあまあ、遠慮しないでください」

P「....」
33 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:08:07.42 ID:oCrDqzJY0
P「せっかくだし、やってもらおうかな」

幸子「さすがですPさん、これの価値を誰よりも分かっていますね!」

幸子「ボクの肩たたきなんて超プレミアものですよ!」

P「確かになぁ、ファンなら金を払ってでもしてもらいたいだろうな」

幸子「そうですそうです!」

幸子「(あれ、ファンならって、Pさん自身はボクのファンじゃないってことでしょうか)」

P「幸子ー?」

幸子「あぁすみません!それじゃあ行きますよ!」

P「よろしくー」

幸子「せーの!」ブン
34 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:09:04.07 ID:oCrDqzJY0
ミシッ

P「ん゛き゛っ゛」

幸子「どんどん行きますよ!」ブン

P「ちょっと幸子!タンマっ!」

メキメキッ

P「っ゛っ゛っ゛」

P「ヤバい!幸子!これダメなやつ!」

幸子「まだまだ!」ブン

P「や

グシャァ

P「」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 22:11:56.13 ID:h0Pa8fLT0
やっぱりサイコパスだったじゃないか
36 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:12:34.54 ID:oCrDqzJY0
ちひろ「もうこんなことしたらダメですよ!」

幸子「すみません....」ショボン

P「ちひろさん、そのくらいで」

P「幸子も悪気があったわけじゃないんです」

ちひろ「そういう問題じゃありませんよ....」

ちひろ「鎖骨も肩甲骨もグシャグシャで外科手術が必要なレベルだったんですよ?」

ちひろ「骨が粉砕されていたせいで、肩の位置がおへその高さくらいまで落ちてたじゃないですか!」

P「肩を落とすってああいうことなんですね」アハハ

ちひろ「スタドリを飲まなかったらどうなっていたか....」

P「俺はこの通り!元気になりましたから!」グルングルン
37 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:13:24.42 ID:oCrDqzJY0
ちひろ「もう....スタドリ代は来月のお給料から天引きですからね!」

P「はいはい」

ちひろ「幸子ちゃんも気を付けてください」

ちひろ「Pさんが防御力に極振りしてなかったら」

ちひろ「スタドリがあっても、肩の位置は乳頭の高さくらいまでしか戻らなかったかもしれないんですよ?」

幸子「はい....」ショボン

P「ちひろさん、後は俺から言っときますから」

ちひろ「....」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 22:14:00.92 ID:nR4w7uCDO
ありすが正しかったんじゃねぇか!
39 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:14:04.26 ID:oCrDqzJY0
幸子「すみませんでした....」ペコ

P「いやいや、別にいいんだよ」

幸子「でも、Pさんが痛い思いを....」

P「アイドルの全てを受け止めるのが俺の仕事だ」

P「それに」

P「幸子が俺を思ってしてくれたこと」

P「確かに、身体は少しだけ痛かったけど」

P「逆に心は元気になったよ」ナデナデ

幸子「Pさん....////」

P「あ、でも、今度肩たたきするときは普通のでいいからな」クスリ

幸子「そうします!」
40 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:15:23.65 ID:oCrDqzJY0
幸子「....」

幸子「(ボクとしたことが、失敗してしまいました....)」

幸子「(Pさんに構ってあげるということばかり考えていたせいで)」

幸子「(周りが見えなくなっていたのかもしれません....)」

幸子「....」

幸子「(....でも!)」

幸子「(ここで止まっても仕方ありません!)」

幸子「(今回の失敗を活かして)」

幸子「(次の成功に繋げましょう!!!)」バーン

2日目に続く
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 22:16:39.30 ID:drs+wiZC0
しかし防に振ってるモバPって普段イベントちゃんとこなせてるのかな…
42 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/20(水) 22:16:56.02 ID:oCrDqzJY0
本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 22:17:06.60 ID:8fLyvzrOo
おつでした
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 22:17:53.52 ID:drs+wiZC0
乙(守だった)
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 22:27:03.47 ID:h0Pa8fLT0
モバP「衣装盗られるのは嫌なので守備コストに極振りしたいと思います」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 23:30:59.17 ID:yReSt51+o
ちっひ鬼畜すぎない?
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/20(水) 23:46:17.66 ID:b7MmIpBr0
ありす以外やばい奴しかいないことはわかった
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 03:41:38.61 ID:83m1CKqPo
羅生門オンラインの頃はともかく
守コスなんてフェスの嫌がらせ以上の価値ないのがなぁ
49 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 21:52:09.00 ID:jVQ+8iPX0
幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(....昨日は失敗してしまって)」

幸子「(Pさんにも迷惑をかけてしまいました....)」

幸子「....」

幸子「(....つまり)」

幸子「(昨日の借りを今日返します!)」

幸子「(待っててくださいPさん!)」バーン

P「....!」ゾク

何をする? >>50
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 21:53:19.52 ID:TdLnpEKV0
(輿水だけに)腰を揉む
51 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:06:00.46 ID:jVQ+8iPX0
幸子「(昨日は肩を叩いて失敗しましたから)」

幸子「(今日は腰を揉みましょう!)」

幸子「....」

楓「輿水だけに腰を揉む、ふふ」

幸子「!?」

幸子「楓さん!突然現れたと思ったら思考を読まないでください!」

楓「この辺りからギャグの波動を感じたので」

楓「仕事を早く切り上げて、急いで帰ってきたんです」

幸子「そんなことしなくていいんですよ....」
52 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:06:30.08 ID:jVQ+8iPX0
楓「それで、幸子ちゃんはプロデューサーの腰を揉むんですよね?」

幸子「そうするつもりですけど」

楓「でもあれを見てください」

幸子「?」

P「....」カタカタ

楓「今のプロデューサー、座っています」

幸子「ハッ!?」

幸子「これじゃあ腰が揉めません!」

楓「腰が揉めない幸子ちゃんは」

楓「プロデューサーの座っている椅子にシット」

楓「してしまいますね♪」ウフフ

幸子「....」

どうする? >>53
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 22:07:13.58 ID:Ag6yL2JIo
加蓮直伝の幽体離脱からユッコ直伝のサイキックで揉む
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 22:08:15.25 ID:7QzdwbC6O
なんだそのコンボ技
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 22:08:47.39 ID:exkHKbOr0
七海から釣竿をかりてプロデューサーをイスから引きずり下ろす
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 22:10:02.40 ID:P+rBv1JA0
こっそり漏らしてたありすを俺は忘れない
57 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:17:17.12 ID:jVQ+8iPX0
幸子「....こうなったら」

幸子「あの技を使うしかありませんね....」

楓「あの技....?」

幸子「....」スタスタ

幸子「....」ゴロン

楓「幸子ちゃん、どうして横になるんですか?」

幸子「楓さん、ボクの身体を見張っていてください」

楓「身体を?」

幸子「....」

幸子「....あれは、数日前のこと」

楓「回想シーンですか」

楓「シーンと聞いておきます」
58 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:31:14.10 ID:jVQ+8iPX0
〜数日前〜

小梅『あ、加蓮さん』

幸子『?』

幸子『どこにいるんですか?』

小梅『幸子ちゃんの真上だよ』

幸子『....』チラ

幸子『一応見てみましたけど、こんなところにいるわけないじゃないですか』

幸子『そもそもボクの真上は空中ですよ?』

小梅『うん』

幸子『うんって....』
59 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:32:05.44 ID:jVQ+8iPX0
幸子『小梅さんは何を言っているんですか....』

小梅『うん、うん、わかった』

幸子『も、もう、そうやって脅かそうったって』

小梅『幸子ちゃん、今日のパンツは大人っぽいって言ってる』

小梅『不埒感あるって』

幸子『!!?!?!??!??』

幸子『ふふふふふ不埒感ってなんなんですか!?』ダラダラ

幸子『そんな適当な言葉じゃボクは騙されませんよ!』

小梅『....』
60 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:32:45.10 ID:jVQ+8iPX0
小梅『うんうん』

幸子『なんですか』

小梅『○○○の○に○○○○が○○てて』

幸子『ストップ!ボクが悪かったです!!!』

小梅『....』

小梅『幸子ちゃん、意外と大胆、だね....////』

幸子『そ、その話はもういいじゃないですか....』

幸子『....』
61 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:33:15.51 ID:jVQ+8iPX0
幸子『....ちょ、ちょっと待ってください』

幸子『それじゃまさか、加蓮さんは....』

小梅『幽霊になってる』クスクス

幸子『いやいやいやいや笑ってる場合じゃないですよ!?』

小梅『大丈夫、これ大丈夫な幽霊だから』

幸子『幽霊における大丈夫って悪霊じゃないってだけですよね!?』

小梅『ううん、さっきの加蓮さんは生霊だよ』

幸子『い、生霊?』
62 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:33:44.16 ID:jVQ+8iPX0
加蓮『ハロー』

幸子『うわぁっ!?』

幸子『小梅さんのせいでボクにも見えるようになっちゃったんですけど!?』

加蓮『いや、アタシ実物、リアルだから』

幸子『へ?』

小梅『幸子ちゃんのパンツをまじまじと見た後、すぐに体に戻ってこっちに来たんだね』

加蓮『そゆこと♪』

幸子『ボクにはもう何が何だか....』
63 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:34:47.90 ID:jVQ+8iPX0
加蓮『アタシ、幽体離脱ができるの』

幸子『幽体離脱?』

加蓮『昔ね、入院中に何度か魂が抜けかけることがあったんだけど』

加蓮『気が付いたら、魂の出し入れを自由に操れるようになってたんだよね〜』

幸子『本来出し入れするものじゃないですよ....』

小梅『....』
64 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:35:20.63 ID:jVQ+8iPX0
小梅『....幸子ちゃんも、実はできたりしないの』

幸子『いやできるわけないですよ....』

加蓮『うーん....』ムムム

加蓮『....可能性はあるかも』

幸子『えぇ....』
65 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:35:58.73 ID:jVQ+8iPX0
加蓮『幸子ちゃん、過酷な企画やロケの連発で何度か魂抜けかけてるんじゃない?』

幸子『まあそれはそうですけど』

小梅『幸子ちゃんのロケはAED必須....』

加蓮『それなら幽体離脱のポテンシャル高いよ!』

幸子『はぁ』

加蓮『まずはね、目を閉じるの』

加蓮『そして、魂が抜けかけた時の光景を瞼の裏に映して』

幸子『....』グッ

加蓮『そしたら次に、既に亡くなっている大切な人を思いだして....』

幸子『....』ググッ
66 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:52:25.48 ID:jVQ+8iPX0
幸子「ということがありまして」

楓「面白そうなことをやっているんですね」フフ

幸子「加蓮さん直伝の幽体離脱を、ボクも会得したんです!」フフーン

楓「おぉ〜」

幸子「なのでボクは幽体離脱をしてPさんの腰を揉んできます!」

楓「....あのー」

幸子「なんですか?」
67 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:55:19.81 ID:jVQ+8iPX0
楓「幽体離脱した時って、物体に触れることはできるの?」

幸子「フフーン、良い質問ですね」

楓「あら、この質問は想定通り?」

幸子「もちろんです」

幸子「楓さんの言うように」

幸子「幽体の弱点は、物理的な干渉が不可能なこと」

幸子「加蓮さん自身もそう言っていました」

幸子「しかしボクは!」

幸子「それすらも克服してしまったんです!」
68 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:55:48.75 ID:jVQ+8iPX0
楓「あ、これってもしかして」

幸子「いえ、回想にはいきません」

幸子「あれはとても、人様に明かすような内容ではありませんから....」フイッ

楓「(哀しい目....)」

楓「(一体幸子ちゃんに何があったというの....)」

幸子「まあ紆余曲折ありまして」

幸子「ボクは、裕子さん直伝のサイキックを会得したんです!」
69 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:56:20.43 ID:jVQ+8iPX0
楓「サイキック....」

楓「(裕子ちゃんが教えられるサイキックなんてあるのかしら)」

幸子「作戦はこうです!」

幸子「幽体離脱で体を抜け出したボクは、Pさんに気付かれることなく背後に回り込みます」

幸子「そして!」

幸子「全神経を集中、サイキックパワーの最大出力をもって」

幸子「Pさんのガチガチの腰を全力で揉みます!!!」

楓「なるほど....」
70 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 22:57:06.29 ID:jVQ+8iPX0
楓「よくわからないけど、頑張って!」グッ

幸子「任せてください!」

幸子「それでは....」スッ

幸子「」カクン

楓「私は幸子ちゃんの身体を見張っておけばいいのね」

幸子「お願いします!」

楓「....」

幸子「あ、聞こえないんでした」
71 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 23:11:27.25 ID:jVQ+8iPX0
幸子「それでは早速」

P「....」カタカタ

幸子「むむ....」ググッ

P「....」ピタ

P「なんだ....?」

P「腰の辺りに違和感が....」

楓「(まさか本当にサイキックが....?)」

幸子「フフーン、効いていますね!」

幸子「....集中」

幸子「....」ムムム

幸子「....これがボクの」

幸子「全力です!!!」ムムーンッ
72 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 23:12:33.48 ID:jVQ+8iPX0
バキベキボキィッッッ

P「?」

P「あれ?」

P「いきなり景色が逆さまに」バタン

ちひろ「Pさん!?」

ちひろ「どうしていきなり身体が二つ折りになっているんですか!?」

楓「あらあら」

幸子「あわわわわわわわわわわ」
73 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 23:13:03.95 ID:jVQ+8iPX0
ちひろ「もう!」

ちひろ「事務所内での幽体離脱とサイキックの使用は禁止します!」

幸子「すみません....」ショボン

加蓮「アタシは覗きくらいしか使ってないのに....」ブーブー

裕子「私なんてサイキックが成功したこともほとんどないんですが....」

ちひろ「教えたあなたたちも同罪です!」

加蓮・裕子「「そんな〜....」」

P「ちひろさん、そのくらいで」
74 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 23:13:54.11 ID:jVQ+8iPX0
P「幸子も悪気があったわけじゃないんです」

ちひろ「二つ折りの状態で言われても....」

楓「頭って、かかとにつけることが可能なんですね〜」

ちひろ「Pさんは特殊な訓練を受けているんです」

ちひろ「普通の人は真似しちゃダメですよ」

ちひろ「スタドリを飲まなかったらどうなっていたか....」

P「俺はこの通り!元気ですから!」

ちひろ「元気なのがおかしいんですよ....」

ちひろ「もう....スタドリ代は来月のお給料から天引きですからね!」

P「福利厚生の一環でなんとかなりませんか?」

ちひろ「福利厚生の一環で定価の1%引きでの販売になっています」

P「しょっぺぇなぁ....」

75 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 23:16:05.14 ID:jVQ+8iPX0
ちひろ「3人とも気を付けてくださいよ?」

ちひろ「Pさんが防御力に極振りしてなかったら」

ちひろ「スタドリがあっても、魂がそのまま戻ってこなかったかもしれないんですよ?」

幸子「はい....」ショボン

加蓮「はーい」

裕子「はいぃ....」

P「ちひろさん、後は俺から言っときますから」

ちひろ「....Pさんは甘すぎますよ」

P「まあまあ」

ちひろ「....もう」
76 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/05/21(木) 23:21:57.82 ID:jVQ+8iPX0
幸子「すみませんでした....」

P「いいんだよ」

P「昨日も言ったじゃないか」

P「幸子が俺のためにやってくれたことなんだから、謝る必要なんてないって」

幸子「でも....」

P「....」

P「幸子、お前の武器はなんだ」

幸子「カワイイところです」

P「いや、まあそれもなんだが」
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