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【イナイレ】FFIに参戦しよう!3スレ目【安価】
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65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 10:07:41.51 ID:j+OWFcCw0
風丸「いや、円堂の使っていたゴッドハンドよりさらに強化されている…」
半田「なんだって!?」
風丸(けどそれなら尚更だ…なぜ遠く離れたコトアールの地で『ゴッドハンドの強化版』が生まれている?)
ロココ「反撃行くよ!」
バシューーーーン
キート「っ!」ポスッ
アツヤ「考えるのは後にしろ!今は試合中だ!」
半田「っ!すまん!」
キート「っ!」
バシューーーーン
マキシ「よっと!」ヒョイッ!
ギュウウウウンン!!
アツヤ「!?」
マキシ「エアライド!」
グルン!グルン!グルン!
マキシ「ドラゴ!」
バシューーーーン
ドラゴ「っ!」ポスッ
風丸「しまった!」
ゴッドハンドの進化系、ゴッドハンドXに気を取られていた風丸達は、リトルギガントの攻撃を防げず最前線にボールを繋がれてしまった
ドラゴ「吹っ飛べ!」
ゲシッ!ゲシッ!
ドラゴ「ダブルジョー!」
ドオオオオオンン!!!
ドラゴの必殺ダブルジョーが発動した
赤い閃光がギザギザ模様を描きながらイナズマジャパンゴールに迫っていた
ひかり「
>>66
」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/11(月) 10:11:07.61 ID:omEqfS3ZO
クリスタル…バリア!
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/11(月) 10:11:27.38 ID:c5uhaBrX0
…止める!
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 10:25:14.19 ID:j+OWFcCw0
ひかり「…止める!」
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア、V2」
シュルルルルル!!
シュルルルルル…
カチーーーーン
ひかり「ふぅ…」
ゴトッ!
ドラゴ「止められたか…」
半田「すまん…助かった……」
ひかり(今回は止められた…けどこの威力が次も来るなら止められるかわからない…向こうだって試合中に技がレベルアップする可能性もある…やっぱり、クリスタルバリアを超える技が欲しい)
アツヤ「おチビ!」
ひかり「…」
シュルルルルル…
アツヤ「っ!」ポスッ
シンティ「行かせないぞ!」
アツヤ「ホワイトブレード!」
グルン!グルン!グルン!グルン!
アツヤ「…V2」パチン
ヒュンッ!
シンティ「うわっ!」
アツヤ「剣城!」
バシューーーーン
マロン「へへっ、飛ばし過ぎでやんす!」
アツヤ「
>>69
」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/11(月) 10:27:33.18 ID:PYk9Kd7QO
いーや、ドンピシャだよ!
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 10:40:23.09 ID:j+OWFcCw0
アツヤ「いーや、ドンピシャだよ!」
剣城「っ!」タッタッタッ
ヒュウウウウン!
剣城「バイシクルソード!」
クルッ!
剣城「っ!」
ギュオオオオオン!
剣城「…」スタッ
ドンッ!!!
マロン「ひいいいっ!」
剣城が追いつくとは思っておらず完全に油断していた
そして剣城が必殺シュートを打った時、頭を抱えてしゃがみこんだ
その姿はまるで栗松のようだった
ロココ「っ!」
キュイン!
ロココ「ゴッドハンド!エエエエックス!!」
ガシィィィィッ!!
ロココ「うっ、ううううっ……」
シュルルルルル!
パリーーーン!
ロココ「うわっ!」ドサッ
ズバーン!
アツヤ「言ったろ。ドンピシャだって」
天馬「やったな剣城!」
さくら「今の凄かったよ!バイシクルソードだっけ?」
冴華「流石は剣城さん。でも次は私達だって得点しますよ」
剣城「フッ…」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 10:43:13.61 ID:j+OWFcCw0
アラヤ「あやつめ…油断するなと試合前にあれほど言うたのに……」
アラヤ「…リュー。出番じゃ」
リュー「はい!」
趙金雲(向こうは早速選手交代のようですね…ではこちらも動きますか)
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 10:45:26.84 ID:j+OWFcCw0
〜〜〜リトルギガント〜〜〜
GK・・・・・・・・ロココ
DF・・・ ジニー・ウォルター・ウィンディ
MF・・・・・・キート・スーム
MF・・・マキシ・・リュー・・シンティ
FW・・・・・・ドラゴ・ゴーシュ
〜〜〜イナズマジャパン〜〜〜
FW・・・・・・・剣城・冴華
MF・・・・・・・・・天馬
MF・・さくら・・・・・・・・・アフロディ
MF・・・・・・・・ アツヤ
DF・・ 綱海・・・風丸・半田・・アリーチェ
GK・・・・・・・・・源田
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 10:57:29.01 ID:j+OWFcCw0
源田「ふぅ……」
風丸「源田、遠慮なく俺達に指示出してくれ」
源田「…ああ。今度は頼らせて貰おう」
半田(よかった。今の源田に前回のような固さはない)
半田(…ゴッドハンドの秘密は試合の後で向こうの監督さんに聞けばいい。今は試合に勝つことを考えよう)
ピ----
ゴーシュ「リュー!」
バシューーーーン
リュー「っ!」ポスッ
剣城・冴華「「っ!」」
ギュウウウウンン!!
リュー「一気に2人か。まあ何人で来ても関係ないけどね!」
シュッ!シュッ!シュッ!
リュー「ジグザグスパーク!」
ジジジジジジ!!
剣城「ぐわっ!」ビリビリ
冴華「きゃっ!」ビリビリ
リュー「まだまだ!もう一発だ!」
シュッ!シュッ!シュッ!
リュー「ジグザグスパーク!」
ジジジジジジ!!
天馬「うわああああっ!!」ビリビリ
半田(マジか!控えにあんなドリブラーが居るのかよ!)
リュー「ゴーシュ!」
バシューーーーン
ゴーシュ「ヒート、タックルっ!」
ボオオオオ
アツヤ「なにっ!?」
ドオオオオオンン!!!
アツヤ「うわあっ!」
ゴーシュ「っ!」
バシューーーーン
ドラゴ「今度こそ、決めてやるぜ!」ポスッ
源田「
>>74
」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/11(月) 11:03:34.72 ID:PYk9Kd7QO
風丸!
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 11:12:52.85 ID:j+OWFcCw0
源田「風丸!」
風丸「任されたぜ、源王!」
ビュオオオオオ〜…
風丸「エアーバレット!V2!」
バシュン!
ドラゴ「!?」
ドオオオオオンン!!!
ドラゴ「うおわああああっ!!」
風丸「吹雪!」
バシューーーーン
アツヤ「おう!」ポスッ
風丸「…」b
源田「!」
源田「……っし」グッ
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 11:16:26.81 ID:j+OWFcCw0
ピッ!ピッ!ピ----
ロココ「負けちゃったか…悔しいな……」
半田「決勝ラウンドでまたやろう」
ロココ「次は負けないよ!」
ガシッ!!
両チームのキャプテンがお互いの健闘を讃え握手をかわした
そして半田は、ロココに1つ質問した
半田「なあロココ」
ロココ「なに?」
半田「…なんで、お前がゴッドハンドを使えるんだ?」
ロココ「
>>77
」
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/11(月) 11:22:09.94 ID:omEqfS3ZO
お師匠様…アラヤ監督から教わったんだ!
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 11:33:08.21 ID:j+OWFcCw0
ロココ「お師匠様…アラヤ監督から教わったんだ!」
半田(やっぱ、鍵を握るのはあの監督さんか…)
半田「…そっか。いい監督さんに出会えたんだな」
ロココ「うん!僕にサッカーを教えてくれたお師匠様を世界の頂点に連れていくのが今の僕の目標なんだ!その為には今日よりも強くなるところから始めないとだけど…」
半田「なれる。ロココなら絶対に」
ロココ「ありがとう!」
こうしてイナズマジャパン対リトルギガントの練習試合は終わった
次はいよいよ、オルフェウスとの戦いだ!
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/11(月) 11:35:57.74 ID:j+OWFcCw0
今回はここまで
試合の結果は1対0でイナズマジャパンの勝利
剣城の新必殺技の得点がそのまま決勝点となる形で決着が着きました
ではまた次回お会いしましょう!
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/11(月) 11:39:40.03 ID:omEqfS3ZO
乙
さりげに栗松がディスられててワロタ
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/11(月) 18:11:59.46 ID:PYxj9l4z0
このリトルギガントは2位で勝ち上がってもオルフェウスに8点差とか無理そう
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/11(月) 19:24:21.00 ID:JIwBTvmD0
名前:フランチェスカ・ロート
性別:女
学年:2
国籍:ドイツ
ポジション:DF
容姿:赤髪碧眼、セミロングポニーテールの大人びた少女
設定:生真面目な軍人気質の少女
サッカーを『キャリアアップ』の手段としてしか考えていないが、「代表である以上は責務を果たそう」と考えている
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 06:40:21.59 ID:ugqcDAp20
試合の日まで、残り2日…
海の見える練習場では今日も女子会が行われていた
冴華「行きますっ!」
さくら「うん!」
アリーチェ「オッケー!」
ドンっ!
ギュルルルルルル!!
シュイイイイン!
「「「はああああっ!」」」
ドオオオオオンン!!!
ジジジジジジジジ!!!
ひかり「…っ!」
冴華達の新必殺技(未完成)に対し、ひかりも両手を突き出して光り輝くエネルギーで対抗した
パシィィィッ!!
ひかり「〜〜ッ!」
さくら「あちゃー…止められちゃったか〜」
ひかり「でも、威力は上がってました。皇帝ペンギン2号より、強かったです…」
冴華「だったら特訓あるのみ、ですね」
ひかり「…」
ひかり(クリスタルバリアを超えるエネルギーはもう出来上がった。けど技に昇華出来ない…もう、時間がないのに……)
アリーチェ「ひかり!もう1本打っていい?」
ひかり「へ?うん…」
冴華(昨日リトルギガントが見せたあのゴッドハンドXという技…凄かった。けれどあんな凄いキーパーが居ても3位なんだ)
冴華(となれば、決勝ラウンドで最初に当たる相手は少なくともリトルギガント以上のキーパーが来る…一概にそうとは言えないかもしれないけど、少なくともそれぐらいは覚悟しておかないと!)
冴華「…行くぞ!」
ひかり「…」コクッ
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 06:54:32.48 ID:ugqcDAp20
【ミーティングルーム】
半田「っ!」
ピッ!
フィディオ『っ!』
ギュウウウウンン!!
半田「…」
ガチャ…
風丸「よう。何やってるんだ?」
半田「…」
風丸「オルフェウスの試合…俺も見ていいか?」
半田「おお」
風丸「…」
半田「…正直言うとな、どんだけ映像を見てもここに映ってるのは過去のオルフェウスでしかない。選手も監督も、常に進化する訳だから次の試合でデータ通りに動いてくれる訳がないんだ」
半田「けど、人間には変わらない思考や癖ってもんが必ずある。そういうのを少しでも見つければ必ず試合に活きる…って思ってるからさ、ビデオは必ず何度も見直すようにしてるんだよ」
風丸「
>>85
」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 07:52:59.67 ID:XmVf+IrXO
前々から思ってたけど、本当に変わったよな、お前
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 07:57:54.73 ID:ugqcDAp20
風丸「前々から思ってたけど、本当に変わったよな、お前」
半田「…変わったというより、変わらなきゃいけなかったんだよ。キャプテンなんだしさ」
風丸「……そうか」
風丸(立場が人を変える、というのは本当なんだな…)
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 08:05:55.02 ID:ugqcDAp20
イナズマジャパン、オルフェウス共に特訓を続けた
そして、運命の日がやってきた…
趙金雲「皆さんわかっていると思いますが、今日の試合はコンドルスタジアムでオルフェウスと試合を行います。準備は出来てますね?」
天馬「はい!」
壁山「お昼はバッチリ食べたッス!」
葵「…いよいよだね」
剣城「ああ」
葵「
>>88
」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 08:11:17.97 ID:BTHLUQ980
(剣城君、いつもより険しい顔してるなぁ…。それも仕方ないとは思うけど…)
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 08:17:53.78 ID:ugqcDAp20
葵(剣城君、いつもより険しい顔してるなぁ…それも仕方ないとは思うけど…)
剣城「…流石に試合となるとな、少し緊張してしまう」
葵「えっ!?声に出てた!?」
剣城「いや。顔に出てた」
葵「そ、そうなんだ……なんかごめんね…部外者の私の方が酷い顔しちゃって…」
剣城「・・・」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 08:20:55.43 ID:ugqcDAp20
話は、試合前日の夜に遡る
剣城「総帥の救う?」
フィディオ『うん。明日の試合で、ミスターKの心の闇を払うよ』
剣城「そんなことが出来るのか?」
フィディオ『出来る…いや、やる!やってみせる!』
剣城「…俺に出来ることはないか?」
フィディオ『明日の試合、俺達と全力で闘って欲しい』
剣城「わかった」
試合前の夜、剣城はフィディオと連絡を取っていた
その事は誰にも、アフロディにさえ話していなかった
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 08:23:19.30 ID:ugqcDAp20
剣城(あの総帥を闇から救うなんて、本当に出来るのか?そんなことが…)
アフロディ「…平常心だよ」
剣城「アフロディさん…」
アフロディ「…僕達がいつも通りのプレーをやれば、総帥にだってきっと負けないよ」
剣城「・・・はい!」
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 08:32:02.13 ID:ugqcDAp20
【コンドルスタジアム】
わあああああああああああああっ!!!
観客A「なんとかこの試合勝ってくれー!」
観客B「俺たちはまだイナズマジャパンの決勝ラウンド進出を諦めてないぞ!」
観客C「頑張れ!頑張れ!イナズマジャパン!!」
観客D「負けるなオルフェウス!負けさえしなければ決勝ラウンド確定なんだ!絶対に負けるな!」
観客E「勝って気持ちよく決勝ラウンド行こうぜ!」
観客F「フィディオ様ー!」
マクスター『コンドルスタジアムは今日も熱狂的なファンに埋め尽くされています!FFIグループA最終戦、イタリア代表オルフェウス対日本代表イナズマジャパンの試合、実況はお馴染みマクスター・ランド、解説は元ヨーロッパMVPストライカーのレビン・マードックさんでお届けします』
天馬「…いつもより応援が大きい気がする」
秋「どっちにとっても決勝ラウンドが懸かった大事な一戦だもん。応援だって一層力入るわよ」
天馬「
>>93
」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 09:00:50.06 ID:BTHLUQ980
…なら、それに恥じない試合をしないとね
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 09:37:43.05 ID:ugqcDAp20
天馬「…なら、それに恥じない試合をしないとね」
剣城「っ!」
バシューーーーン
半田「ナイスパス!」ポスッ
アフロディ「っ!」
バシューーーーン
アツヤ「よっと!」ポスッ
葵(うん。プレーに固さがある訳じゃない。なんだかんだ試合前には修正するのが剣城君達だよね…)
剣城(…今日俺達が対峙するのは、今まで一度も勝ったことのない相手だ)
アフロディ(総帥に一度勝った雷門勢と違い僕達にとって、総帥と直接戦うのはこれが初めてだ…)
影山「・・・」
剣城(だがそれでも!俺達は勝つ!)
アフロディ(相手が総帥でも、引くつもりはない!)
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 09:45:19.53 ID:ugqcDAp20
【ミーティングルーム】
趙金雲「ではこれよりスターティングメンバーの発表を行いますよ〜」
趙金雲「まずはFW…剣城君、御城さん」
「「はい」」
趙金雲「続いてMF…天馬君、半田君、アフロディ君、野咲さん」
「「「「はい!」」」」
趙金雲「そしてDF…風丸君、綱海君、壁山君、アリーチェさん」
「「「「はい!」」」」
趙金雲「……源田君、いつでも出られるよう準備しておいて下さい」
源田「!」
源田「……はい!」
アリーチェ「結局今日まで新技は完成しなかったけど、ないものは仕方ない!今ある武器でベストを尽くそう!」
ひかり「うん」
冴華「
>>96
」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 10:04:25.38 ID:XmVf+IrXO
…ふぅ。
(絶対に勝つ…まだフィールドにいたい…まだみんなと一緒にいたい!)
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 10:10:52.90 ID:ugqcDAp20
冴華「…ふぅ」
冴華(絶対に勝つ…まだフィールドにいたい…まだみんなと一緒にいたい!)
半田「…皆、わかってると思うけど今日の試合…絶対に最後になんかさせねえ!勝つぞ!それ以外に道はないんだからな!」
「「「「おおおおっ!」」」」
今日の試合に勝つことを改めて決意したイナズマジャパン
運命の一戦、始まりはもうすぐだ!
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 10:27:38.02 ID:ugqcDAp20
選手達が一度ミーティングルームまで引き上げた頃、スタジアムにやってきた人影が…
一般人A「どっちが勝つんだろうな?」
一般人B「俺、もう今からワクワクして待ちきれないぜ!」
チケットを購入出来ずにスタジアムに入れないが中継を楽しみにする者達
成海「あんたー!やきそば5人前!」
陽介「あいよー!」
売店で忙しい人達…
そして…
ヒデ「さあ、着いたよルシェ」
予選の1試合目でハットトリックを決めながら怪我で離脱を余儀なくされたヒデ・ナカタと、イタリアの前監督の息子ルカ、さらに1人の小さな少女がやってきていた
「ねえヒデ。本当にここでサッカーしてるの?」
ヒデ「ああそうだよ。もうすぐ試合が始まるんだ」
「私も見たい!ねえ!早く包帯取ってよ!」
ヒデ「…」
シュルル…
ヒデ「どうだ?見えてきたか?ルシェ」
ルシェ「うん。まだ、ぼんやりとだけど…」
ルシェ「……」
ルカ「…ねえ、手術は成功してるんだよね?」
ヒデ「心配しなくても大丈夫だ」
ルシェ「!」
ルシェ「見える!見えるよヒデ!」
ヒデ「ほらな」
ヒデ「じゃあ行こうか」
ルシェ「うん!」
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 10:36:14.54 ID:ugqcDAp20
〜〜〜オルフェウス〜〜〜
GK・・・・・・・ ブラージ
DF・・マルコ・ガッツ・オットリー・ベント
MF・・・・・・・ジョルジュ
MF・・ダンテ・・・・・・・・・アンジェロ
MF・・・・・・・ジャンルカ
FW・・・・ラファエレ・フィディオ
〜〜〜イナズマジャパン〜〜〜
FW・・・・・・・剣城・冴華
MF・・・・・・・・・天馬
MF・・さくら・・・・・・・・・アフロディ
MF・・・・・・・・・半田
DF・・ 綱海・・・風丸・壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・ ・ひかり
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 10:53:24.29 ID:ugqcDAp20
【前半戦】
マクスター『FFIグループA最終戦、イタリアのボールから試合が始まります!』
フィディオ「ラファエレ。すぐ俺にボールを渡してくれ」
ラファエレ「わかった」
ピ----
マクスター『さあ、オルフェウスのキックオフで試合再開!』
ラファエレ「…」チョンッ
フィディオ「行くぞ!」
ギュウウウウンン!!
マクスター『速い!フィディオがいきなり全速力で上がっていく!』
冴華「なんてスピード!これがイタリアの白い流星!」
影山「!」
影山(なんだあのドリブルは!?まさか…まさか!?)
フィディオ「っ!」
ギュウウウウンン!!
天馬「ああっ!?」
半田「通さない!」
フィディオ「…」グルッ
半田「えっ?」
マクスター『素晴らしい!開始早々からフィディオが止まらない!』
半田(確かに凄い動きだ!けどこれ…『誰の動き』だよ!?)
レビン『今日のフィディオは動きが完全に別人ですね。それこそフィディオ・アルデナではない別の誰かを再現しようとしているような…そんな動きに見えます』
フィディオ「うううおおおおおっ!」
バシューーーーン
ひかり「っ!」
ガシイイイッ!
マクスター『あっと!これはキーパーの正面!得点ならず!』
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 11:01:47.37 ID:ugqcDAp20
影山(今のフィディオのプレー…間違いない。あれはまさしく私の父が日本代表だった頃のもの。それも、全く同じスピード、全く同じテクニック…)
影山「くぅぅ…」ギリッ
フィディオ「はあっ!」
バシュンっ!
剣城「なっ!?」
マクスター『あっとフィディオが前線からこの位置まで戻っていた!』
影山「〜っ!」タッタッタッ
影山「そのプレーはやめろ!私から全てを奪った、あの男のサッカーをするな!」
剣城「え?」
アフロディ(全てを…奪った?)
マクスター『おっとなんでしょう?ミスターKがベンチを飛び出して何か叫んでいる様子!』
レビン『何かの指示を出しているのでしょうか?珍しい光景ですね』
フィディオ「いいえやめません!」
影山「!?」
フィディオ「
>>102
」
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 11:04:14.19 ID:XmVf+IrXO
思い出してください!貴方が理想としていたサッカーを!
貴方の父のサッカーを!
そして俺が証明します、貴方の父のサッカーは世界に通じると!
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 11:22:33.46 ID:ugqcDAp20
フィディオ「思い出してください!貴方が理想としていたサッカーを!貴方の父のサッカーを!」
剣城「総帥の…父のサッカー?」
フィディオ「そして俺が証明します、貴方の父のサッカーは世界に通じると!」
影山「!」
フィディオ「うおおおおおおっ!!」
ギュウウウウンン!!
マクスター『フィディオが次々とドリブルで抜き去る!』
半田「確かに凄えよ。けど1人でサッカーが出来るって思うな!」
フィディオ「ああ。最初から1人で戦ってるなんて思ってないよ」バシュ
アンジェロ「ナイスパス!」
半田「なっ!?」
風丸「ノールックでバックパスだと!?」
綱海「まるで後ろにも目があるみてーに正確な所にパス出しやがった…」
アンジェロ「よっ!」
クルン
アンジェロ「ディバインアロー!」
ゲシゲシゲシゲシ
バシューーーーン
壁山「
>>104
」
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 11:29:11.43 ID:PgeUa1U4O
き、決めさせないッス!
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/12(火) 11:35:30.17 ID:ugqcDAp20
壁山「き、決めさせないッス!」
壁山「だっ、だああああああああ!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテンV2!」ゴゴゴゴゴ
ドゴオオオオオオン!!!
壁山「ぐわあああっ!」ドサッ
さくら「やっぱり防げない!」
綱海「いや!威力は完全に殺されてる!」
アリーチェ「任せて!」
バシュンっ!
アリーチェ「よっと!」ポスッ
フィディオ「…」タッタッタッ
半田「あんなレベルの選手がワンマンプレーヤーじゃないとか、冗談キツいぜ…」
風丸「
>>106
」
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 11:43:09.79 ID:PgeUa1U4O
しかも彼は今、フィディオ本人とは全く違う選手のプレーをしている。これまでのデータは恐らくもう通用しないだろう
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 12:03:35.48 ID:ugqcDAp20
風丸「しかも彼は今、フィディオ本人とは全く違う選手のプレーをしている。これまでのデータは恐らくもう通用しないだろう」
半田「…そこなんだよな、厄介なのは」
半田「監督のお父さんのプレーだってことしかわかんねえ以上は誰のプレーかなんてわかる訳ねえし…」
半田「とにかく、俺達は俺達のサッカーをやろう。細かくパスを繋いで行くぞ!」
「「「「おおおお!」」」」
アリーチェ「そんじゃキャプテン、よろしくね!」
バシューーーーン
半田「っ!」ポスッ
半田(さて、どんな戦術で攻めるべきか?)
天馬「…」コクッ
半田「そんじゃ、まずウチの切り込み隊長に繋ぐか!」
バシューーーーン
天馬「っ!」ポスッ
フィディオ(見ていて下さいミスターK!貴方のその目で!)
フィディオ「必殺タクティクス行くぞ!【カテナチオカウンター】だ!」
さくら「えっ!?」
剣城「なにっ!?」
何人かの選手はパスを出さないようマンツーマンでマークに付く
その後6人の選手がボールを持った選手を囲う
アンジェロ「っ!」ザッ!
ジャンルカ「っ!」ザッ
「「「「っ!」」」」ザッ!!
天馬「なっ!?」
さくら「嘘っ!?」
半田「あの天馬が、一瞬で囲まれた!?」
風丸「それだけじゃない!前線へのパスコースが塞がれてる!」
フィディオ「
>>108
」
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 13:09:17.90 ID:5CrnsqP40
もらった!
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 13:09:26.83 ID:XmVf+IrXO
もらった!
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 13:50:41.65 ID:ugqcDAp20
フィディオ「もらった!」
バシュンっ!
フィディオ「ラファエレ!」
バシューーーーン
ラファエレ「っ!」ポスッ
マクスター『フィディオがボールを奪ってから最前線のラファエレにボールが渡った!』
レビン『これは絶好のチャンスですね』
フィディオ「あらゆる攻撃を無力化する守備から、一瞬で攻撃に転じる必殺タクティクス。それがカテナチオカウンターだ!」
ラファエレ「フリーズ…ショット!」
シュルルルル
風丸「しまった!」
壁山「ひかりさんっ!」
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア、V2」
シュルルルルル!!
シュルルルルル…
カチーーーーン
ひかり「ふぅ…」
ゴトッ!
マクスター『止めたああああああっ!イナズマジャパン守護神、東!ここは得点を許しません!』
半田(シュートは防いだ。けどあんなタクティクスがあるんじゃ攻撃がままならねぇ…)
ひかり「キャプテン!」
ヒュルルルルッ!
半田(さて、どうしたもんか…)ポスッ
フィディオ「カテナチオカウンター!」
バシュンっ!
さくら「あっ!?」
フィディオ「ジャンルカ!」
バシューーーーン
ジャンルカ「おう!」ポスッ
フィディオ(やはりミスターKが作ったタクティクスは凄い!フルメンバーのアメリカと点の取り合いをしていたイナズマジャパンの攻撃をここまで抑えてる!)
フィディオ「ミスターK!やはり貴方は、サッカーを愛している!」
影山「!」
フィディオ「サッカーを愛していなければ、これ程素晴らしいタクティクスは生み出せない!」
影山「…サッカーを壊す為にはサッカーを知る必要があった。それだけだ」
フィディオ「壊したいだけならどうして、カテナチオカウンターを編み出したのですか?」
影山「!」
フィディオ「…本当に壊したいだけなら、そもそも俺達を強くする必要なんて全くない筈」
影山「
>>111
」
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 13:55:44.85 ID:XmVf+IrXO
それ…は…
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 14:17:52.14 ID:ugqcDAp20
影山「それ…は…」
フィディオ「本当は望んでいたんでしょう!貴方が憧れた父を!」
フィディオ「影山東吾を中心として完成する究極のサッカーを!」
影山「!」
半田(今…なんて?)
ジャンルカ「うおおおっ!」
バシューーーーン
ひかり「っ!」
バシュンっ!
審判「っ!」ピッ!
マクスター『東、パンチングでボールなんとか弾きます。しかしまだオルフェウスの攻撃は止まってません』
影山「…フィディオ!こっちへ」
マクスター『おや?ミスターKがフィディオを呼び出しています』
レビン『なにか作戦を伝えるのでしょうか?』
影山「…私の父のサッカーはもういい。お前は自分のサッカーをしろ」
フィディオ「え?」
影山「この試合・・・私達のサッカーでイナズマジャパンに勝つ」
フィディオ「!」
影山「いいな?」
フィディオ「……はいっ!」
影山「フッ…」
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 14:26:27.09 ID:ugqcDAp20
冴華「…知っていたんですか」
剣城「ああ」
冴華「どうしてそんな大事なことを隠していたんですか!あいつは…!」
剣城「言えば今のように冷静さを失うからだ」
冴華「!」
アフロディ「…君達は総帥の為にサッカーをしなくていい。自分達の勝利だけを考えるんだ」
冴華「・・・わかりました」
アフロディ「
>>114
」
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 14:33:27.16 ID:XmVf+IrXO
僕達の全力を持って、本気の総帥に勝つんだ
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 14:46:57.12 ID:ugqcDAp20
アフロディ「僕達の全力を持って、本気の総帥に勝つんだ」
剣城「元よりそのつもりでしたが、今の総帥を見てより勝ちたいという気持ちが湧き上がりました」
アフロディ「うん」コクッ
ひかり「っ!」
パシィィィッ!
ピッ!ピ----
マクスター『ここで前半終了のホイッスル!両チーム得点無し!FFIグループA最終戦は0-0のまま後半戦へ向かいます!』
レビン『シュートを打たせない完璧な守り、休む暇さえ与えない素早い攻撃、まだ得点がないとはいえ内容は間違いなくオルフェウス優勢ですよ』
趙金雲「イナズマジャパンはこの短期間でかなり成長しました。しかし、オルフェウスはさらにその上を行っていました。あんなタクティクスを使えるレベルにまで選手を育てるとは…私の力では指導者として、まだまだ総帥には遠く及びませんね…」
半田「あんた……影山と繋がってたのかよ!」
壁山「監督のこと、信じてたのに!」
綱海「おいおいどうしたんだよ?何があったのかはわかんねーけど落ち着けよ?」
趙金雲「
>>116
」
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 15:03:11.56 ID:2BxSNOF20
言い訳をするつまりはありません、私が彼と繋がっていた事は事実です
ですが、私は『イナズマジャパンの監督』として、彼は『オルフェウスの監督』としてこの場にいます
今はそれが全てです
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 15:24:19.69 ID:ugqcDAp20
趙金雲「言い訳をするつもりはありません、私が彼と繋がっていた事は事実です」
趙金雲「ですが、私は『イナズマジャパンの監督』として、彼は『オルフェウスの監督』としてこの場にいます。今はそれが全てです」
半田「・・・試合が終わったら、全部話せよ」
趙金雲「約束します」
剣城「っ!」タッタッタッ
アフロディ「っ!」タッタッタッ
葵「えっ!?ちょ、剣城君!アフロさん!ロッカーに引き上げるのはや…!?」
壁山「な、なんか知らない女の子が、渡り廊下の前に居るッス…」
半田「ちょ、待てよ!あの少女に影山が近付いたぞ!」
源田「なんだと!?」
ペルセウス「まさか影山!あんな子供にまで!」タッタッタッ
冴華「そ、そんなの許される訳がない!」タッタッタッ
半田「俺達も行こう!」
壁山「はいッス!」
影山「ルシェ!?どうしてここに…!?」
ルシェ「その声…おじ…さん?」
ヒデ「そうだよ。この人が、『K』のおじさんだよ」
剣城「何の騒ぎですか、総帥」
「「「「きゃ、キャプテンっ!」」」」
フィディオ「ルシェ!?ど、どうして君がここに!?」
ルシェ「その声は…フィディオお兄ちゃん!」
フィディオ「ルシェ!お、俺がわかるのか…?」
ルシェ「うん!私、手術を受けたの!」
ルシェ「フィディオお兄ちゃんがはげましてくれたおかげ!それと、Kのおじさんも!」
フィディオ「はげます?ミスターK!貴方はルシェに慕われているみたいですが、一体…何故貴方がルシェのことを知っているんですか?」
ヒデ「
>>118
」
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 15:32:54.74 ID:PgeUa1U4O
ルシェの手術代を出したのが、他ならないミスターKだからだ
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 15:50:50.17 ID:ugqcDAp20
ヒデ「ルシェの手術代を出したのが、他ならないミスターKだからだ」
フィディオ「なんですって!?それは本当なんですか!」
ルシェ「Kのおじさんはわたしのことをずっと手紙ではげましてくれてたの!おじさんはずっと手紙と…手術を受ける勇気をわたしにくれてたんだよ!」
フィディオ「そんなことが…」
ルシェ「だからね!ありがとうおじさん!」
影山「…ルシェ。今すぐ帰れ。私は君に感謝されるような人間ではない」
ヒデ「ミスターK。ルシェは観に来たんです。貴方の…最後のサッカーを」
「「「「えっ!?」」」」
影山「・・・」
剣城「総帥…貴方はやはり、戦っていたんですね。ずっと、自分の罪と向き合おうと…」
ヒデ「…貴方は今までサッカーへ復讐し勝利を得る為にたくさんの悪事を働いてきた」
ヒデ「だがその巻き添えの事故でルシェは足を怪我してしまった。この子はサッカーとは無関係なのに」
ヒデ「そしてルシェが生まれつき目が見えないことを知った。手術には大金が必要なことも…」
アフロディ「フィフスセクターが解散した頃、かつてフィフスセクターが不正ルートで手に入れたお金がいきなり消えた事件があったが…あれは、総帥自身がこの子の治療費に費やしていたのか…」
剣城「
>>120
」
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 16:05:55.88 ID:2BxSNOF20
それが、総帥なりの贖罪だったのですね
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 16:18:31.42 ID:ugqcDAp20
剣城「それが、総帥なりの贖罪だったのですね」
アフロディ「貴方はもう闇の世界の住民じゃない。1人の戦士だ。なら戦士には戦士として、全力で応えたい」
剣城「…総帥。今日の試合、最後まで楽しみましょう。闇から抜け出して、光を掴んだ本当の貴方に、俺達は勝ちます。絶対に」
影山「フッ…こちらも、負けるつもりは毛頭ない」
ルシェ「〜♪」トコトコ
ルシェ「あのねおじさん!わたしこれからサッカーのことたくさん勉強する!」
ルシェ「だって!おじさんともっとたくさんお話したいから!」
影山「!」
影山「・・・ルシェ。その目でしっかりと見て行きなさい。サッカーの素晴らしさを」
影山「私が憎み、そして愛したサッカーを…」
ルシェ「うん!」
剣城「…後半、楽しみに待ってる」
フィディオ「最高の試合にしよう」
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/12(火) 16:22:10.80 ID:ugqcDAp20
今回はここまで
次回でイタリア戦は一度決着を付けます
そしてここからはアンケート
日本対イタリアの翌日に行われるアメリカ対アルゼンチンの試合の結果を募集したいと思います
点数も自由に設定してください
票数で1番多かったものを採用します
ではまた次回お会いしましょう
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 16:27:43.06 ID:PgeUa1U4O
乙
遂に次回で決着か、楽しみ
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 16:30:37.94 ID:2BxSNOF20
乙
0-1でアルゼンチンの意地の一勝
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 16:33:27.95 ID:PgeUa1U4O
1対0
一之瀬が抜けて戦力ダウンもアメリカの勝ち
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 20:48:56.92 ID:lJuiLpvi0
>>125
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/12(火) 21:20:02.71 ID:W8DFDWReO
>>125
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 07:39:24.12 ID:RLbcifcI0
【ミーティングルーム】
趙金雲「後半は壁山君と源田君を入れ替えます」
壁山「ええっ!?そんな…俺まだやれるッス!」
趙金雲「…現時点でカテナチオカウンターに対抗できる策はありません。後半もある程度は防戦が続くと見ていいでしょう」
趙金雲「スピードに不安のある壁山君は今、イナズマジャパンにとって大きな穴…後半も出すのはあまりにリクスが高すぎます」
壁山「うぅ…」ションボリ
趙金雲「源田君、行けますね?」
源田「はい!」
半田「
>>129
」
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 07:56:26.87 ID:ibLOoyC7O
壁山を下げる…ってことはやっぱり監督にすらカテナチオカウンターの攻略法が見えてないってことだ。俺も、いい戦術が浮かばないしどうしたもんか……
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 08:08:22.59 ID:RLbcifcI0
半田「壁山を下げる…ってことはやっぱり監督にすらカテナチオカウンターの攻略法が見えてないってことだ。俺も、いい戦術が浮かばないしどうしたもんか……」
剣城「キャプテン」
半田「どうした剣城?」
剣城「カテナチオカウンターの攻略、俺にやらせて下さい」
「「「「!」」」」
半田「…勝算はあるのか?」
剣城「今はありません。ですが、カテナチオカウンターは総帥が考えた必殺タクティクスです。総帥からサッカーを教わったシードである俺なら、攻略法が見つかるかもしれません。だからお願いします」
半田「・・・わかった」
趙金雲「頼みますよ、剣城君」
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 08:11:26.58 ID:RLbcifcI0
〜〜〜オルフェウス〜〜〜
GK・・・・・・・ ブラージ
DF・・マルコ・ガッツ・オットリー・ベント
MF・・・・・・・ジョルジュ
MF・・ダンテ・・・・・・・・・アンジェロ
MF・・・・・・・ジャンルカ
FW・・・・ラファエレ・フィディオ
〜〜〜イナズマジャパン〜〜〜
FW・・・・・・・剣城・冴華
MF・・・・・・・・・天馬
MF・・さくら・・・・・・・・・アフロディ
MF・・・・・・・・・半田
DF・・ 綱海・・・風丸・源田・・アリーチェ
GK・・・・・・・ ・ひかり
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 08:15:09.89 ID:RLbcifcI0
【イナズマジャパンベンチ】
マクスター『両チームの選手達が控え室からグラウンドに戻ってきました。レビンさん、後半戦に向けて何かポイントのようなところはありますか?』
レビン『実力が均衡している両チームですからね。どちらが先に均衡を破るか、非常に楽しみです』
マクスター『あー、なるほど』
半田「…円陣組むぞ!」
「「「「…」」」」ガシッ
半田「スー…ハー…」
半田「…後半!攻撃は剣城に積極的にボールを回す!守備は前半のように簡単にシュートを打たせない!この2つを徹底するぞ!」
「「「「はい!」」」」
マクスター『おっと、イナズマジャパンはどうやら円陣を組んで気合いを入れた様子』
半田「行くぞ!」
「「「「おおおおおっ!」」」」
風丸「…」タッタッタッ
源田「…」タッタッタッ
剣城「……ふぅ」
天馬「
>>133
」
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 10:12:04.34 ID:+RYeBTjWO
…勝とう、絶対に!
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 10:18:08.43 ID:RLbcifcI0
天馬「…勝とう、絶対に!」
剣城「ああ。勿論だ」
剣城(俺達は…)
アフロディ(僕達は今日!)
((貴方を超える!))
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 10:20:48.19 ID:RLbcifcI0
朝はここまで
続きは夕方か夜から
ユニコーン0-1ジ・エンパイア…1票
ユニコーン1-0ジ・エンパイア…3票
引き続き勝敗アンケートを募集しています
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 11:07:40.92 ID:44WbXaEt0
ユニコーン1-0ジ・エンパイアに1票追加
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 11:24:40.94 ID:ibLOoyC7O
0-0の引き分けで
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 16:01:00.90 ID:RLbcifcI0
【後半戦】
ピ----
冴華「…」バシュ
天馬「っ」ポスッ
マクスター『さあ後半戦、イナズマジャパンからのキックオフで試合開始です!』
剣城(よく見るんだ。カテナチオカウンターを…フィディオの、動きを…)
フィディオ「カテナチオカウンター!」
アンジェロ「っ!」ザッ!
ジャンルカ「っ!」ザッ
「「「「っ!」」」」ザッ!!
天馬「くっ…!」
フィディオ「うおおおおおっ!」
バシュンっ!
マクスター『松風ボールを奪われた!後半に入ってからもカテナチオカウンターは威力十分!後半もイタリアペースで試合が進むのか!?』
ラファエレ「フィディオ!」タッタッタッ
風丸「そう何度も打たせるか!」ザッ!
綱海「今度は止める!」ザッ!
フィディオ「…」
キュイイイイン!
フィディオ「オーディンソード、改っ!!」
バシューーーーン
風丸「なっ!?」
源田「ロングシュートだと!?」
マクスター『なんと!フィディオが意表を突いてロングシュートを打った!』
レビン『シュートの威力もイギリス戦からまた一段とパワーアップしてますね!』
ひかり「っ!」
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア、V2!」
シュルルルルル!!
パリーーーーン!
ひかり「あっ!?」
ズバーン!
マクスター『ゴール!後半戦で遂に得点が動いた!先制したのはオルフェウスです!』
フィディオ「
>>139
」
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 16:16:54.54 ID:4lTqKZSI0
よしっ!
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 16:28:48.36 ID:RLbcifcI0
フィディオ「よしっ!」
アンジェロ「やったねフィディオ!」
ジャンルカ「ナイスシュート!」
ダンテ「ラファエレもいい動きだったな!」
ラファエレ「へへっ…」
フィディオ(やはりミスターKの言った通りだった)
イナズマジャパンベンチ
趙金雲「…完全にやられました。前半のカテナチオカウンターは、この時の為の布石でしたか…」
葵「え?どういうことなんですか?」
アツヤ「今までのカテナチオカウンターはボールを奪った後ですぐに最前線のFWにボールを繋いでたから次もパスを出すと思って最前線の選手にマーク付いたんだ」
アツヤ「ところが、今のカテナチオカウンターは前線の選手をマークすることに気を取られ、フィディオのシュートの可能性が頭から抜け落ちていた。その一瞬の隙を突かれてロングシュートを打たれた。当然、ディフェンスはシュートブロックに間に合うわけがなくておチビと1対1の展開をみすみす許しちまったって訳だ」
葵「そんな…」
趙金雲「
>>141
」
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 16:41:33.69 ID:BIGcooUz0
ただ、カテナチオカウンターさえ突破すれば戦略を崩すことが出来ます。
剣城君にそれに御城さんもやる気みたいですねぇ
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 17:13:25.76 ID:RLbcifcI0
趙金雲「ただ、カテナチオカウンターさえ突破すれば戦略を崩すことが出来ます」
アツヤ「逆に、カテナチオカウンターが破れなければアウトだけどな」
葵「剣城君…」
趙金雲(この試合ではっきりとわかりました。私は、指揮官としてはまだまだあの人に遠く及ばない。悔しいですが、私は負けを認めるしかありません)
趙金雲(…しかし、プレーしている選手達は別です。ここからは責任丸投げになってしまいますが、後は皆さんに託すしかありません。頼みますよ)
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 17:22:23.08 ID:RLbcifcI0
剣城「御城」
冴華「なんでしょう?」
剣城「…ボールを奪われる前提で悪いが、ホイッスルが鳴ったらすぐ俺にボールを渡してくれ」
冴華「……わかりました」
ピ----
冴華「っ!」チョンッ
剣城「っ!」
ギュウウウウンン!!
フィディオ「!」
マクスター『剣城速い!凄まじいドリブルで一瞬にしてフィディオを抜き去った!』
ジャンルカ「行かせるか!」
アンジェロ「通さない!」
ダンテ「止めてやる!」
剣城「っ!」トン…!トン…!
マクスター『三対一のディフェンスに流石の剣城も攻めあぐねるか!』
剣城「っ!」
ギュウウウウンン!!
マクスター『剣城!なんとかディフェンスを振り切った!』
アンジェロ「速い!けど、こうなることはわかってた!だから!」
「「「「っ!」」」」ザッ!!
剣城(やはり追いつくか!)
フィディオ「うおおおおっ!」
バシュンっ!
マクスター『剣城がボールを奪われた!』
フィディオ「アンジェロ!」チョンッ
アンジェロ「任せて!」トン…!トン…!
半田「今度はショートパスかよ!」
アンジェロ「
>>144
」
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 17:34:55.36 ID:+RYeBTjWO
(ミスターKの特訓の意味、今ならわかる。
あれは目まぐるしく戦況が変わる中で、視野を広げ、最速かつ最良を判断をし、そして動ける力をつける為のものだったんだ!)
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 17:45:14.09 ID:RLbcifcI0
アンジェロ(ミスターKの特訓の意味、今ならわかる。あれは目まぐるしく戦況が変わる中で、視野を広げ、最速かつ最良を判断をし、そして動ける力をつける為のものだったんだ!)
ギュウウウウンン!!
半田(くそ!止められねえ…)
アンジェロ「ディバイン!」
源田「うおおおおっ!」ズザ-
アンジェロ「…なんてね」バシュ
フィディオ「っ!」ポスッ
源田(ヒールでフィディオへの横パスか!)
アリーチェ(しかもノールック!)
フィディオ「オーディン…ソード!」
キュイイイイン!
フィディオ「改っ!!」
バシューーーーン
綱海「不味い!」
さくら「あれが決まったら!」
アフロディ「逆転の芽が断たれる!」
風丸「
>>146
」
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 17:55:18.17 ID:4lTqKZSI0
今度は読んでたぜ!
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 18:05:24.01 ID:RLbcifcI0
風丸「今度は読んでたぜ!」
ビュオオオオオ〜…
風丸「エアーバレット!V2!」
バシュン!
シュルルルルル!
マクスター『V2へとレベルアップしたエアーバレットでも防ぎきれない!』
レビン『ですがこれで確実に威力は減っている筈です』
ひかり「っ!」
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア、V2!」
シュルルルルル…
カチーーーーン
ひかり「ハァ…ハァ…」
ゴトッ!
マクスター『止めたああああっ!風丸と東の連携でオーディンソードを止めました!』
ひかり「ハァ…ハァ……」
アリーチェ「
>>148
」
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 18:11:11.10 ID:4lTqKZSI0
ひかり、大丈夫?
(かなり消耗してる…なんとか打破しないと…)
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 18:23:31.49 ID:RLbcifcI0
アリーチェ「ひかり、大丈夫?」
ひかり「…大丈夫」
ひかり(源田さんがDFで出ていて塀吾郎はベンチに下がってる…こういう時こそ、私が頑張らないと…)
アリーチェ(かなり消耗してる…なんとか打破しないと…)
半田「…ルート・オブ・スカイだ!」
「「「「!」」」」
半田「地上に居たらカテナチオカウンターに捕まっちまう!」
ひかり「わ、わかりましたっ…」
ヒュルルルルル
風丸「はあっ!」
バシューーーーン
さくら『えいっ!』
マクスター『おっとこれは!イナズマジャパンはイギリス戦以来のルート・オブ・スカイをここで発動してきました!』
レビン『空中戦に持ち込んで流れを変えようという魂胆ですか。発想は悪くないと思いますよ』
天馬「剣城!」
バシューーーーン
半田(頼む剣城!イチかバチかロングシュートで…)
剣城「っ!」ポスッ
「「「「!?」」」」
マクスター『なんと剣城が地上でトラップしました!』
レビン『おや?連携ミスでしょうか?』
フィディオ「【カテナチオカウンター】!」
「「「「っ!」」」」ザッ!!
マクスター『ああっと!やはり囲まれてしまった!剣城一歩も動けない!』
剣城「…」
フィディオ(…おかしい。囲まれた状況で何も出来ないとはいえ動きが無さすぎる。まるで動く気がないみたいに…)
剣城「…」
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 18:27:42.75 ID:RLbcifcI0
フィディオ「何を企んでいるかはわからないが、ボールは貰う!うおおおおおっ!」
剣城「…」
ドオオオオオンン!!!
マクスター『あっと剣城!やはりボールを……いや!これは!!!』
レビン『驚きました。まさか、力技に持ち込むとは…』
フィディオ「な、なにっ!?」
剣城「ぐぅっ…」
フィディオ(な、なんだこいつのこの力!まるで、ボールが足に吸い付いてるみたいなこの動かなさは!)
さくら「えええっ…」
アフロディ「そう来たか…」
剣城「鍵が開かないなら…鍵なんて壊せばいい!」グググッ
フィディオ「!?」ヨロッ
剣城「
>>151
」
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 18:42:40.60 ID:+RYeBTjWO
貴方は強い!テクニック・判断力!全てにおいて上をいく!
けど単純なパワーなら、俺が貴方の上を行く!
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 19:01:55.96 ID:RLbcifcI0
剣城「貴方は強い!テクニック・判断力!全てにおいて上をいく!けど単純なパワーなら、俺が貴方の上を行く!」
剣城「砕け散れ!」
パキーーーーン!!
マクスター『なんと剣城!まさかの形でカテナチオカウンターを破りました!』
アリーチェ「っ!」タッタッタッ
さくら「っ!」タッタッタッ
剣城「御城!」
バシューーーーン
レビン『剣城1人に7人も付いてましたからね。破ってしまえばその分空きスペースにパスを出されてしまえば簡単には止められないでしょう』
冴華「ッ!」ピ-
冴華「真!皇帝ペンギン!」
さくら・アリーチェ「「2号!」」
シュウウウウン!
マクスター『御城、野咲、アリーチェの連携シュートが炸裂!物凄い威力だ!』
冴華「行けええええっ!」
さくら・アリーチェ「「押し込んで!」」
ブラージ「うおおおおっ!コロッセオガード!」ゴゴゴゴゴ
ピシャン!
ガキイイイイイン!
ブラージ「うおおおおおおっ!」ジリッ…
「「「「ブラージ!」」」」
ブラージ「任せ…ろっ!」
ドオオオオオンン!!!
エドガー「!?」
マクスター『止めたああああああっ!』
レビン『いやまだです!』
ヒュルルルルル…
剣城「っ!」タッタッタッ
ヒュウウウウン!
剣城「バイシクルソード!」
クルッ!
剣城「っ!」
ギュオオオオオン!
剣城「…」スタッ
ドンッ!!!
ブラージ「なにっ!?」
ズバーン!
マクスター『ゴール!剣城!新必殺技でオルフェウスのゴールネットを突き刺しました!』
レビン『いやー、ボールが空中で溢れてからの反応が非常に早かったですね』
マクスター『そうですか』
冴華「
>>153
」
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 19:07:45.52 ID:N9+JP9/QO
カバーありがとうございます…もう一点いけますか?(また、決められなかった)
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 19:24:28.20 ID:RLbcifcI0
>>152
エドガー「!?」
この1行消すの忘れてました、申し訳ありません
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 19:25:46.70 ID:RLbcifcI0
冴華「カバーありがとうございます… もう一点いけますか?」
剣城「ああ」
フィディオ「…やられたよ。でもまだ振り出しに戻っただけだ。この借りは必ず返すよ!」
剣城「フッ…」
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 19:32:46.56 ID:RLbcifcI0
影山(ずっと、忘れていた…この気持ち……)
剣城「っ!」ズザ-
フィディオ「!?」
マクスター『剣城がこの位置まで戻ってフィディオからボールを奪った!』
剣城「アフロディさん!」
バシューーーーン
アフロディ「っ!」ポスッ
アンジェロ「通さないよ!」
アフロディ「悪いが通して貰うよ!」
ヒュウウウウウン!
アンジェロ「あっ!」
アフロディ「ふふっ、天馬君!」
バシューーーーン
影山(私は、本当はなりたかったのかもしれない。彼らのように…)ツ---
試合の中で、影山は一筋の涙を流していた
目の前の試合を、それこそ永遠のように楽しみたい
影山はそう思っていた
見る者全てを魅了する楽しい試合…
遂に決着の瞬間が訪れた!
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 19:44:51.63 ID:RLbcifcI0
マクスター『試合は遂にロスタイム突入!残りはたったの2分です!!』
天馬(くそ!後一歩!)
さくら(後、一歩が届かない!)
ダンテ「うおおおおっ!」ズザ-
さくら「きゃっ!」
バシュンっ!
さくら「しまった!」
半田(ここでフィディオに繋がったら…終わる!)
綱海「させるかああああああっ!!」
フィディオ「!?」
ドオオオオオンン!!!
コロコロ〜
マクスター『綱海!身体を張ってフィディオへのパスを防いだ!こぼれ球を拾うのは!?』
半田「うおおおおおっ!」
バシューーーーン
アフロディ「!」
剣城(このボールは!)
アフロディ(恐らくあの瞬間(とき)の半田君にもう考えてボールを蹴る余裕はなかった。けど、偶然でもなんでもパスが届いたんだ!)
アフロディ「キャプテンの意地、無駄にはしない!」
剣城「アフロディさん!」
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 20:06:19.53 ID:RLbcifcI0
アフロディ(このプロジェクトの始まりは恐らく去年のFFIの終わりから…)
アフロディ(自分が愛し、憎んだ日本のサッカーが世界に通用しなかったあの時から、計画は動いていたんだと思う)
剣城(俺を雷門に送ったのも、アフロディさんに神のアクアを飲ませたのも、全てはこの技を完成させる為!)
アフロディ(このプロジェクトを作り上げた時の総帥が、あくまでも勝利の為に非情だったのか闇から抜け出そうという歩みだったのか、それはわからない)
剣城(だが総帥が俺達に日本のサッカーを託してくれたのは確かな事実だ。そしてその総帥は今純粋に俺達に勝とうとしている。たとえこのプロジェクトを否定することになっても)
アフロディ(だったら僕達は、敢えてそんな総帥もひっくるめてこのプロジェクトを成功させる!)
アフロディ「行くよ!」
剣城「はい!」
グルン!グルン!グルン!
アフロディ「ゼロ!」
剣城「マグナム!」
アフロディ「うおおおおおっ!」
剣城「でえええええりゃあっ!」
ギュオオオオオオオンンン!!
マクスター『なんと!アフロディと剣城の新必殺技だあああああああっ!!』
影山「!」
影山(あの技は…フッ、完成させていたか…)
アフロディ「光だけでもない…」
剣城「闇だけでもない…」
アフロディ「光と闇が混ざった究極の必殺シュート…ゼロマグナム」
剣城「シード最強のシュート、お前に止められるか」クルッ
お前にこのシュートが止められるか?
そう宣言すると、剣城は踵を返し自陣へと歩いて行った
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 20:19:05.81 ID:RLbcifcI0
ギュオオオオオオオンンン!!
ブラージ(な、なんてシュートだ!こんなの初めて見るぜ!)
フィディオ「ブラージ!」
「「「「ブラージ!」」」」
ブラージ(だが俺にだって仲間が居る!あいつらの為に、ここでゴールを入れさせてたまるか!)
ブラージ「うおおおおっ!コロッセオガード!」ゴゴゴゴゴ
ピシャン!
ガキイイイイイン!
ブラージ「うおおおおおおっ!」ジリッ…
パキパキパキパキ…
ブラージ「なにっ!?」
パリーーーーン!
アフロディ「…」
剣城「…」スタスタ
ズバーン!
観客達「「「「」」」」
マクスター『……は、入ったああああああああっ!!イナズマジャパン!ロスタイム終了間際に大!逆!てんんんんんんっ!!』
天馬「っしゃあ!」
さくら「やったあああああっ!!」
半田「逆転だあああああっ!」
ピッ!ピッ!ピ---
マクスター『ここで試合終了のホイッスル!FFIグループA最終戦、まさかまさかの逆転劇!イナズマジャパン、逆転勝利です!』
わあああああああああああ!!!
観客A「ありがとう!ありがとう!」グスッ
観客B「最高の試合だったぞ!」パチパチ
観客C「イナズマジャパン!!イナズマジャパン!!」
観客D「負けたけどよくやった!!」
観客E「どっちも格好良かったぞ!」
観客F「フィディオ様…とても、かっこよかったです…」 ポロポロ
パチパチパチパチパチ!!!
アフロディ「……ふぅ」
剣城(勝った……)
さくら「
>>160
」
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 20:23:41.78 ID:llB8anuq0
もう終わりだね
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 20:37:20.21 ID:RLbcifcI0
何も終わってないので安価下にずらします
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 20:38:14.85 ID:RLbcifcI0
ギュオオオオオオオンンン!!
ブラージ(な、なんてシュートだ!こんなの初めて見るぜ!)
フィディオ「ブラージ!」
「「「「ブラージ!」」」」
ブラージ(だが俺にだって仲間が居る!あいつらの為に、ここでゴールを入れさせてたまるか!)
ブラージ「うおおおおっ!コロッセオガード!」ゴゴゴゴゴ
ピシャン!
ガキイイイイイン!
ブラージ「うおおおおおおっ!」ジリッ…
パキパキパキパキ…
ブラージ「なにっ!?」
パリーーーーン!
アフロディ「…」
剣城「…」スタスタ
ズバーン!
観客達「「「「」」」」
マクスター『……は、入ったああああああああっ!!イナズマジャパン!ロスタイム終了間際に大!逆!てんんんんんんっ!!』
天馬「っしゃあ!」
さくら「やったあああああっ!!」
半田「逆転だあああああっ!」
ピッ!ピッ!ピ---
マクスター『ここで試合終了のホイッスル!FFIグループA最終戦、まさかまさかの逆転劇!イナズマジャパン、逆転勝利です!』
わあああああああああああ!!!
観客A「ありがとう!ありがとう!」グスッ
観客B「最高の試合だったぞ!」パチパチ
観客C「イナズマジャパン!!イナズマジャパン!!」
観客D「負けたけどよくやった!!」
観客E「どっちも格好良かったぞ!」
観客F「フィディオ様…とても、かっこよかったです…」 ポロポロ
パチパチパチパチパチ!!!
アフロディ「……ふぅ」
剣城(勝った……)
さくら「
>>163
」
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 20:52:14.60 ID:4lTqKZSI0
すごいよ剣城君!アフロさん!
あんなシュートいつのまに開発してたの!
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/13(水) 21:03:44.34 ID:RLbcifcI0
さくら「すごいよ剣城君!アフロさん!あんなシュートいつのまに開発してたの!」
剣城「特訓していたのは、ちょうど海の見える練習場を占領していた時です」
アフロディ「そしてこの技を開発したのは……」
影山「・・・」
アフロディ「…総帥。僕達はこれから、日本のサッカー界を引っ張っていきます」
影山「私に勝ったんだ。それぐらいはやって貰わなくてはな」
アフロディ「…今まで、ありがとうございました」
影山「
>>165
」
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