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【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 5巡目

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833 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 17:55:27.21 ID:V+toub180
ワイズ「こ、こ、こ……恋人?」

ユウナ「……そ、そうなるのかなっ!?」

顔を真っ赤にしながらユウナは僕から目を逸らしながら言う。

……言葉の最後のほうが、変に上がっていた。

ワイズ「ぼ、僕はユウナのか、彼氏? になって。ユウナは僕の……彼女?」

ユウナ「ちょ、ちょっとぉ! は、恥ずかしいから止めてよぉ……」

ワイズ「僕だって結構恥ずかしいんだけど!?」

やばい。超やばい。僕そんな経験ないから分かんないよ!?

え、あ、う。だから恋人だから。いつかユウナと恋人みたいなことを――。

ワイズ「――――……っ」

コンマ9以上で恋人っぽいことしようぜ!

コンマ一桁直下
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 17:56:14.57 ID:AXzbe2S1o
えんだああああああ
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 17:56:38.81 ID:vHNQ1EmS0
毒☆電☆波
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 17:59:48.16 ID:+GaQdR2rO
忘れられたチュロス
837 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 18:01:58.54 ID:V+toub180
コンマ7 も、もっと時間空けてから……

ワイズ「と、取り合えず。それ、食べよ?」

ユウナ「ふぇっ!?」

両手に持っている二本のチュロスに指を指すと。ユウナは目を見開いてそれを凝視した。

ユウナ「…………あ、ああっ! うんうん! そうだよ、食べないと! これ、美味しいんだよ!?」

は、ははははっ! と無理くり笑いながら。ユウナはチュロスを僕に差し出した。

ワイズ「あ、ありがとう……」

ユウナ「どういたしましてっ!!!」

……なんか可愛いなぁ。
838 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 18:09:16.48 ID:V+toub180
チュロスを持つための紙の部分が、くしゃくしゃになっている。

あと、チュロスの下の方がぐにゃぐにゃになっている……まぁ、なんか途中から握りしめてたし。

ユウナ「え、えっとね! このチュロスは持ってる人によって味が変わる魔法のチュロス! なんだよ!」

ワイズ「も、持ってる人によって味が変わる……!?」

なんじゃそりゃと思ったが。まぁ魔法、って言ってるくらいだしそれくらい当然なのかもしれない。

ユウナ「だから僕の持ってるチュロスとワイズの持ってるチュロスだと味が違うんだよ!」

そう説明しながら、ユウナは一口チュロスを齧った。

ユウナのチュロスの味は?

安価下3の中で一番コンマが大きいものを採用。反転
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 18:11:50.61 ID:F3JfNxhRO
シナモンバニラ味
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 18:11:55.33 ID:DA93xaseO
はちみつりんご味
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 18:12:36.53 ID:F0pgWHoz0
チョコレート
842 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 18:17:28.58 ID:V+toub180
コンマ反転35 チョコレート

ユウナ「ん、甘くておいしっ。僕のはチョコ味のチュロスなんだ!」

ワイズ「へぇー……」

ちょっと美味しそうだなぁ、と思いながら僕も自分のチュロスを一口齧る。

ユウナがチョコってことは、僕は違うんだろうけど……。


ワイズのチュロスの味は?

安価下3の中で一番コンマが大きいものを採用。反転
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 18:18:24.30 ID:F3JfNxhRO
ストロベリーミルク味
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 18:19:59.32 ID:+ZxKTfLDO
ハチミツアップル味
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 18:20:27.40 ID:679e901yO
カルピスチューハイ味
846 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 18:31:49.52 ID:V+toub180
コンマ反転23 ハチミツアップル

ワイズ「んっ……!」

口の中に林檎とハチミツの甘さが広がっていく。

お、美味しい……。

ユウナ「ねえねえ、ワイズは何味だった?」

ワイズ「林檎とハチミツの味がしたから……ハチミツアップル味、かな?」

ユウナ「へー! ワイズのも美味しそうだね! ……えっと、それでね。この魔法のチュロスの醍醐味というか、そういうのがあるんだけどね?」

もじもじと恥ずかしそうにしながら、ユウナはあはは、と笑う。

ユウナ「あ、えっと。その、友達と食べさせあいっこすれば自分の味だけじゃなくて他の人の味も味わえるってやつなんだけど……」

や、やらない?

ワイズ「…………!」

た、食べさせあいっこ。食べさせあいっこ……。

ワイズ「…………じゃ、じゃあ。やろっか……

ユウナ「う、うん! ……あ、あははは……」
847 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 18:41:48.32 ID:V+toub180
ユウナ「じゃ、じゃあ! ワイズのチュロス、僕に頂戴?」

そう言いながら、ユウナはあーん……と、目を瞑りながら口を開けた。

ワイズ「」

…………い、言い方ぁ!

それに……その、あの。なに!? わ、わざと!? 僕をからかってる!?

ユウナ「……? まだー?」

ワイズ「い、今からやるよ! うん!」

ええいユウナがそんなこと考えるわけないだろ! いい加減にしろ!

ワイズ「……い、いくよ?」

無心になれ無心に。そして、僕は自分の持っているチュロスをユウナの口に持って行き――。

ユウナ「あむっ、んぐっ……もぐもぐ……」

ワイズ「…………」

優しくそれを咥えて、美味しそうにもぐもぐと食べ始めた……。

……。

ユウナ「んっ……あー! 美味しいねワイズのチュロス!」

ワイズ「それは良かったですっ!」

なんかすっげぇ悔しい……!
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 18:44:56.92 ID:DA93xaseO
魔法チュロス職人「エッッッ」
849 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 18:48:55.95 ID:V+toub180
ユウナ「はいじゃあ次は僕のチュロスね!」

ワイズ「う、うん……」

自分一人だけそっち方面に意識してしまったことに恥ずかしくなるが、そんな思いも顔をブンブンと振って吹き飛ばす。

ワイズ「あ、あー……」

というわけで、僕もユウナと同じように口を大きく開けてスタンバイする。

……だ、大丈夫だよね?

ユウナ「…………」

コンマ6以上で――――

コンマ一桁直下
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 18:49:20.63 ID:GJRJn9Pv0
ほう
851 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 18:54:43.07 ID:V+toub180
コンマ3 口で渡すだなんてことするわけないじゃないですか!!!! 味が変わっちゃいますよ多分!!!


ユウナ「ん、んんっ! それじゃあはいどーぞ!」

ワイズ「あむっ」

ユウナは顔をブンブンと横に振った後、そのチュロスを僕の口の中に入れた。

……僕のハチミツアップルよりも甘い、チョコレートの味が口に広がる。

勿論、こっちも美味しかった。

ワイズ「ふぅ、美味しかった……ありがとうねユウナ! その、ちょっと恥ずかしかったけど……うん」

ユウナ「そ、そうだね。その、想像以上に……」

ワイズ「……」

ユウナ「…………」

また、沈黙が始まってしまった。

……口の中には、まだチョコレートの味が残っている。
852 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 19:00:20.52 ID:V+toub180
ワイズ「……そ、その。こ、これからどうしよっか?」

近くに設置してある時計を見ると、まだ休憩時間は続いている。

ユウナ「わ、ワイズが行きたいところに。行けばいいんじゃないかな?」

ワイズ「へ? いや、でも…………」

ユウナ「僕はワイズが一緒に居てくれたら、ずーっと楽しいから……」

ワイズ「っ!?」

そ、そういうこと言うの! き、禁止っ! ダメ!

……きょ、今日だけで心臓が爆発して死にそうだよぉ……!

…………も、もう顔見れなさそう。

ユウナと文化祭だ! 何処に行く?
1 広場
2 アトリエ
3 メイド喫茶「シスターメイデン」
4 その他(自由安価)

安価下4までで一番コンマが大きいものを採用。反転
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:01:10.49 ID:gjzjh0xso
1
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:01:31.01 ID:AXzbe2S1o
1
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:02:24.64 ID:F0pgWHoz0
2
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:02:36.98 ID:DA93xaseO
1
857 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 19:03:48.60 ID:V+toub180
どこにいく?
1 食べ物系の屋台
2 遊び系の屋台

安価下3までで一番コンマが大きいものを採用。反転
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:06:06.45 ID:+GaQdR2rO
2
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:06:23.11 ID:F0pgWHoz0
2
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:06:49.68 ID:+ZxKTfLDO
2
861 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 19:12:17.83 ID:V+toub180
コンマ反転86 遊び系の屋台

ワイズ「その、じゃあまた広場に戻ろっか?」

まだまだ見ていない屋台もあるし……その。

ワイズ「…………っ」

ユウナ「そうだね、じゃあ広場の方に戻ろっか!」

僕の言葉にそのまま乗っかって、ユウナは広場の中心に身体を向けて――。


コンマ5以上でお前恋人だろ!? 手くらい繋げよ! 恋人繋ぎしろ!

コンマ一桁直下
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:13:32.17 ID:JgO9hT2IO
恋人!
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:13:36.77 ID:GJRJn9Pv0
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:14:31.67 ID:GJRJn9Pv0
GJ
865 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 19:22:45.14 ID:V+toub180
コンマ7 成功


ワイズ「ま、待ってっ!」

ユウナ「えっ?」

歩いていこうとするユウナを引き留めて、僕は――――。

ワイズ「……そ、その。ほら、僕たち、恋人同士になったわけだからさ……その、これくらい、良いでしょ……?」

ユウナの右手をぎゅうと握って。指と指を絡ませる。

所謂、その。恋人繋ぎって言うやつだ。

ユウナ「…………え、えへへ。そうだよね、うん。僕たちもう付き合ってるん、だもんね……」

ワイズ「……じゃ、じゃあ。その、行こ?」

ユウナ「うん! その、ワイズのこういうところ僕可愛いなって思うし……カッコいいなって思うよ」

ワイズ「っ!?」
866 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 19:23:59.12 ID:V+toub180
ユウナと行く、遊び系の屋台って……?

安価下3までで募集。からの多数決
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:25:22.32 ID:+GaQdR2rO
魔法エアホッケーダブルス
たまに現れる指定のゾーンを通過すると0.5秒間
円盤が微量の電気をまとったり風をまとったり炎をまとう
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:26:14.09 ID:QraTlLkk0
モンスターレース場
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:26:44.59 ID:JgO9hT2IO
杖で魔法シューティング(射的)
870 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 19:28:18.98 ID:V+toub180
1 魔法エアホッケーダブルス
2 モンスターレース場
3 魔法シューティング

先に二つ取ったものを採用します
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:30:15.69 ID:+ZxKTfLDO
1
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:31:22.21 ID:GJRJn9Pv0
1
873 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 19:37:16.80 ID:V+toub180
結果 魔法エアホッケーダブルス

ダブルスってことは対戦相手が必要か……
874 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 19:48:41.36 ID:V+toub180
――――

――



ワイズ「魔法エアホッケー……?」

ユウナ「そう! この円盤が台の光ってるところを通過すると――」

円盤をマレット? で勢いよく弾いて円盤が指定の場所を通過した瞬間。

ワイズ「うおおっ!?」

円盤が、炎を纏って向かいのゴールに突っ込んでいった。

ユウナ「炎とか風を纏ったり、電気がビリビリってしたりするんだ!」

ワイズ「す、凄いね……」

ユウナ「よぉし! じゃあダブルスでやろっか! 二人一緒にやればきっと楽しいしね!」

ワイズ「……それは楽しいと思うけど、肝心の対戦相手は?」

ユウナ「あ、それは――――」

コンマ4以上で人呼んでくるね!

コンマ一桁直下
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:50:00.89 ID:gjzjh0xso
こんま
876 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 19:55:00.26 ID:V+toub180
コンマ9 人呼んでくるね

ユウナ「じゃあちょっと一緒に人を探してこよう! ちょっと呼べば誰か来てくれるよね!」

ワイズ「……そうかなぁ?」

ユウナ「そうに決まってるよ! はいじゃあワイズ! 絶対に手を離さないでね!」

ワイズ「う、うん」

ユウナ「いい、絶対だよ! ぜーったいに、一人になっちゃだめだよ! とりあえず今日は!」

ワイズ「分かってるってばぁ!」

と、言うわけで。恋人繋ぎをしながら一緒に対戦してくれる二人組を探し始めた。


なんか対戦してくれそうな二人組募集します。キャラ二人書いてください。

安価下4までで一番コンマが大きいものを採用。はんてーん
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 19:55:58.30 ID:+GaQdR2rO
ゾラ&ディアンペア
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 20:02:58.06 ID:gjzjh0xso
ベルフェ
レヴィア
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 20:03:04.85 ID:GJRJn9Pv0
ベルフェとブレイド
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 20:03:47.90 ID:Q8HglVx5O
セロ&レヴィアの天才コンビ
面識は知らない
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 20:04:04.08 ID:F0pgWHoz0
ブレイド クレーナ
882 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 20:08:17.25 ID:V+toub180
コンマ反転60 ベルフェとレヴィア

姉妹やん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 20:10:05.16 ID:GJRJn9Pv0
ついに見つかってしまったベルフェ
884 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 20:16:45.12 ID:V+toub180
レヴィアに見つかったベルフェは……

1〜5 別にいつも通りだよー
6〜9 ちょっと気まずい
0 安直な属性付与は止めとけってあれだけ言ったやん――マジで?

コンマ一桁直下
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 20:18:02.77 ID:F0pgWHoz0
886 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 20:19:38.86 ID:V+toub180
コンマ7 ちょっと気まずくなってる。

では、ご飯のためちょっと休憩したいと思います!

ワイズ君も進むとこまで進んだなぁ、って思いました。まる。

けどワイズ君の方がヒロイン力高い気がします。気のせいですね。
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 20:23:08.42 ID:+GaQdR2rO
たんおつ
ユウナが抱いたベルフェのイメージ変わりそうや
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 20:34:39.68 ID:fvdY5msaO
たんおつ。
はじめは女の子っぽい華奢なショタ。
王国編で不幸属性やらR-18に弱点やらがつき、魔国編では受け属性が明確化、女装メイド属性がつき彼女もできた。
次の国ではどんな属性がつくんだい?
889 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 21:02:57.21 ID:V+toub180
>>887 用務員さんが賞金首のやべーやつって知ったら滅茶苦茶驚きそう。セブンスアビス何やってんだって思ってそう。

>>888 そういえば不幸属性ありましたね……最近幸せばっかりだから忘れてたぞ……。


そういえばユウナにワイズ君全部話したわけだけど。なに、文化祭一日目サボってリリスといちゃついてたのも言ったのか? だとしたらもう……なに? 凄いね。

すみません、お風呂も入りたいと思うので再開は22時くらいになると思います。
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 21:04:44.03 ID:AXzbe2S1o
流石によろしくやりましたは言わないんじゃないかな…
891 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 21:07:37.35 ID:V+toub180
>>890 流石に言わないよね!!!!!!!!
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 21:09:16.30 ID:+CKfA1LQo
王国で泣かせた女の子がいるのは言ったかな?
893 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 21:23:43.40 ID:V+toub180
>>892 ワイズ殿……

すみません、お風呂まだ入れなかったので今からやっていきます……。



――――

――



ユウナ「あっ、あの二人はどうかな? 何か誘えば行けそうだし!」

ワイズ「えぇ……」

その言い方はなんか酷くない? なんて思いながら、ユウナが言うその二人組を見ると――――。

ワイズ「ん?」

レヴィア「……」

ベルフェ「…………あー」

何か知ってる二人組だった。というか、やばい空気がこっちまでひしひしと伝わってきた。

レヴィアの方は何も言わずにじーっとベルフェを見つめているし。ベルフェはベルフェでどうしたものかと、ちまちま缶コーヒーに口を付けている。

……てか、レヴィアさんベルフェのこと見つけられたのか。

ベルフェ「……あっ」

ワイズ「あっ」

不味い、目が合った。
894 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 21:34:14.50 ID:V+toub180
ユウナ「あっ! よく見るとあれ用務員さんだね! それで向かい側の人は――」

ベルフェ「おーい! そこのしょうねーん! おいこらちょっと来い! おい! そこの! 無視すんな! おーい! 色々バラすぞ!」

ワイズ「あああああああああああ…………!」

案の定声を掛けられてしまった。

……まぁ。しょうがないと割り切って僕はユウナの手を引く形でベルフェとレヴィアさんの二人に近づいていく。

レヴィア「あれ、ワイズさん……それと」

ユウナ「どうも! こんにちはレヴィアさん! それと用務員さん――」

ワイズ「何、ベルフェ?」

ユウナ「……ベルフェ?」

ベルフェ「何? じゃねぇよ少年。こっちはお前の恥ずかしい写真やら動画やら握ってんぞ? だったら四の五の言わずにさっさと来るんだよ」

ワイズ「は、恥ずかしい写真やら動画って……え? な、なにそれ」

ベルフェ「募金」

ワイズ「うわぁああああああああああああああああああああああああああっ!?!?!?」

さ、最悪だ……! いや、自業自得かもしれないけど……! 今のこの瞬間は不味い……! ユウナがいるときは不味い……!
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 21:35:49.81 ID:3P5J2BuVO
弱み握られてるwwww
896 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 21:45:56.79 ID:V+toub180
ワイズ「え、あ、う……っ!?」

ベルフェ「あっはっはっはっはっはー! このベルフェ様にかかれば容易い物よ……あー、そこの噴水の木の陰で――」

ワイズ「待って! ほ、本当に待って!? ベルフェ――ベルフェ様!?」

やばいやばいやばい! ある意味一番やばい……! 付き合った数分後に嫌われるとか、シャレにならない……! 立ち直れる気がしないもん……!

ユウナ「……ワイズ?」

レヴィア「うっわ、本当に姉さんと普通に話してる……え、えーっとユウナさんは私たちに何か用で?」

ユウナ「…………」

レヴィア「あれ、ユウナさん?」

ワイズ「ちょ、待って!? ねぇ、その……えっと。ど、どこまで……」

ベルフェ「えーっ? ちょっと私みたいな乙女にー。そんなこと言わせちゃうんですかー? えーっ? ワイズ君のえっちー……あ、卒業おめでとう!」

ワイズ「茶化すなぁ! 良いからマジで――卒業!? 卒業してないんだけど!?」

ベルフェ「えっ」

馬鹿めボロを出したな!? 多分木の陰の……あれ以降見れてないな!? いや、それが正しいんだけど!?

ワイズ「ん、んんっ! 兎に角、ベルフェ――――うひゃあっ!?」

ユウナ「むぅ……」

いきなり誰かが僕の羽にぎゅうと抱きしめてきて――確認すると。それは当然のようにユウナだった。

頬をぷくーっと膨らませて、じーっと僕のことを見つめていた。
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 21:49:30.75 ID:I+wz7+XdO
(かわいい)
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 21:50:17.11 ID:3P5J2BuVO
あぁ^〜心がぴょんぴょんするんじゃぁ^〜
899 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 21:57:49.36 ID:V+toub180
ワイズ「……ゆ、ユウナさん?」

ユウナ「…………」

名前を呼ぶも、彼女は口にチャックをしたまま何も言わなかった。

レヴィア「え。二人とも……え?」

ベルフェ「…………!」

悪魔の姉妹が滅茶苦茶見てるけど、それよりも先にユウナの方をどうにかしよう。

……やっぱりその、当たってるし。滅茶苦茶。押し付けられてるし。

ワイズ「あの、ユウナ? 離れて――」

ユウナ「やだ」

即答だった。

ワイズ「…………」

ユウナ「暫くこうしてる」

ワイズ「…………あ、はい」

ベルフェ「おい妹、これ怒ってもいいよな」

レヴィア「……知らないわよ。勝手にしてよ――ああ! 魔法は禁止だからね!」
900 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 22:06:18.08 ID:V+toub180
ベルフェ「おいこら少年。え? ベルフェ様は今何を見せられてるんだ? 返答次第ではその女ごと炭よ?」

指をパキパキと鳴らしながら、セブンスアビスの一人はにこにことわざとらしく笑っている。

表情と台詞だ一致していなさすぎる――が。

ワイズ「や、やってみろよ……」

ベルフェ「は?」

彼女を――ユウナを殺させるわけにはいかない。

僕はいくら死んでも良いけど、彼女だけは、彼女だけは絶対に――。

ワイズ「…………」

取り合えず睨んでみる。

ベルフェ「…………へー?」

ニヤニヤと笑われてしまった。

ベルフェ「少年がそんな顔するようになったんだー? へー? 宝物庫の時とおんなじ感じで…………」

ワイズ「な、何だよ」

ベルフェ「いんや? ま、お話は文化祭が終わった後でもできるな? ほれ、とっとと本題に入れ。終わらせるから」
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:07:09.66 ID:UrFskWFB0
風俗行った翌日にデート
902 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 22:16:19.67 ID:V+toub180
――――

――



ワイズ「ほら、ホッケー始まるからそろそろ離れて……」

ユウナ「……むぅ。しょうがないなぁ」

レヴィア「はぁ、どうしてこんなことに――」

ベルフェ「私もまったく同じ感想だよ妹。ほれ、邪魔だけはすんなよ」

レヴィア「はぁああああああああっ!?」

と、言うわけで。僕たちと悪魔姉妹がホッケー台越しに向かい合っている。

――なんかすっげぇ光景な気がする。

ワイズ「じゃ、じゃあ! 行くよ!」

そして、僕の開始の合図とともに――円盤が弾かれていった!


結果は?

コンマ7以上で勝利

コンマ一桁直下

弱み-1
筋力合計負け-1
恋人同士+1
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:18:03.00 ID:GJRJn9Pv0
恋人ぱわー
904 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 22:19:16.76 ID:V+toub180
コンマ00……!?
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:19:27.64 ID:AXzbe2S1o
恋人パワーヤバすぎィ!
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:25:47.67 ID:2PFWvji3O
ベルフェとレヴィアの乳合わせ見たい
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:25:52.12 ID:+CKfA1LQo
やっば
908 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 22:29:50.06 ID:V+toub180
すげーや。やっぱ恋人パワーすげーや。



コンマ00 文句なしの圧勝

――――

――



風を纏った円盤が気持ちのいいように相手のゴールに入って行く。

相手の連携がなんかバラバラだったというのもあるだろうけど、それでもこれは――。

ユウナ「わ、わー! わーっ!? わ、ワイズ! ぼ、僕たち超強いじゃん!?」

ワイズ「うんっ!」

僕の彼女が目を輝かせながら、ぴょんぴょん嬉しそうに飛び跳ねている。

……僕の彼女。って言うと、その。ちょっと恥ずかしいけど……じ、事実だし! オッケー!

ベルフェ「おいこら、邪魔すんなっつったよな?」

レヴィア「姉さんがマレットを動かしまくってたのが悪いんでしょう?」

ベルフェ「……あ?」

レヴィア「……あ?」

お互いの……ほ、炎と氷がメラメラパキパキしてる……!

ワイズ「あー……それじゃあ、僕たちはこの辺でー……い、行こっ? ユウナ」

ユウナ「うんっ!」

あの二人の間に挟まるのはさすがに怖いので、とっとと逃げることにした。

…………だ、大丈夫! だよね!?
909 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 22:31:32.71 ID:V+toub180
>>906 欲望に素直でとてもいいと思います。乳合わせ良いよね……。
910 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 22:42:08.87 ID:V+toub180
――――

――



ユウナ「えへへー……」

僕の羽を抱きしめながら、彼女は嬉しそうに笑っている。

ワイズ「それじゃあ、そろそろメイド喫茶に戻らないとね」

ユウナ「あ……」

メイド喫茶、という言葉を聞いて彼女は少し寂しそうな表情をする。

ワイズ「……ユウナ?」

ユウナ「ね、ねぇ。もうちょっと、もうちょっとだけ……一緒に居ない? そこのベンチに、一緒に座るだけでいいから……」

ワイズ「へ?」

ユウナ「…………」

どうする?
1 いやメイド喫茶に戻ろうよ
2 ベンチに座ろう

先に三つ取ったものを採用
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:42:24.99 ID:F0pgWHoz0
2
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:43:17.71 ID:3P5J2BuVO
2
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:45:15.09 ID:GJRJn9Pv0
2
914 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 22:53:07.35 ID:V+toub180
結果 ベンチに座ろう

ワイズ「……うん良いよ、それじゃあ一緒に座ろっか」

ユウナ「――! ありがとっ!」

断られるんじゃないかと思っていたのか、彼女は嬉しそうに笑ってベンチに座った。

そして、僕も勿論その隣に腰を掛ける。

ユウナ「……良い?」

僕がベンチに座ると同時に、彼女は顔を赤くしながら小さくそう訊ねてくる。

……良いよって、僕も小さな声で返事をすると。彼女は思いっきり手をぎゅうと握って指を絡ませてきた。

ユウナ「あ、ありがとう……」

ワイズ「良いに決まってるでしょ? だってほら――その、恋人同士。な訳なんだから……」

ユウナ「……う、うううぅううっ!」

ワイズ「あっはっはっは」

ユウナと何話す?

安価下3まで募集、そこからコンマが大きいものを二つ採用。反転
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:53:51.31 ID:AXzbe2S1o
これからの事について
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 22:56:44.05 ID:GJRJn9Pv0
校長が持ってる神の身体を手に入れたらベルフェと別の場所に行くけど
ついてきてくれるかな、というかベルフェとやっていけそう…?
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/18(月) 22:59:43.30 ID:L61Gdwtj0
今日の晩飯
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 23:01:23.69 ID:F0pgWHoz0
今度の休日改めて二人でデートしない?
919 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 23:02:57.82 ID:V+toub180
コンマ反転13 >>915 50 >>916

これからの事について

……これからの事ってなんや?
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 23:05:54.06 ID:AXzbe2S1o
旅のこととか将来的な交際とかそんな感じのをふわふわと
921 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 23:07:05.84 ID:V+toub180
>>920 あ、そういうね。答えてくれてありがとうございます! けどなんかすみません!
922 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 23:18:37.55 ID:V+toub180
これからの事について

ワイズ「……その、さ。これからの事なんだけど……」

ユウナ「これからの事?」

ワイズ「うん。ほら、将来的な交際とか……?」

僕がこれからもずーっと学校に残って居るって言うんなら良いんだけど……流石にそれは厳しい。

神の身体が自分から寄ってくるんなら、それでいいんだけど。

ワイズ「僕はさ、元の世界に戻るために神の身体を集めてるじゃん? だから、もしこの学校の神の身体を入手したら他の国に行かなきゃいけない」

ユウナ「あっ…………」

ワイズ「だから、僕は多分体育祭が終わったあたりでこの学校を去って――」

ユウナ「……やぁ」

彼女の口から、本当に小さな声が漏れだす。意図して出したわけじゃない、本当に無意識の小さな声。

ユウナ「僕、やだよぉ……! え、だって、僕は――ずっと、ワイズと一緒に居たくて――」

今にも泣きそうになりながら、ユウナは首をフルフルと小さく振っている。

ワイズ「うん、僕もそうだよ。だから、だから提案なんだけど――」

――――僕の旅に、ついてきてくれるかな?
923 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 23:24:48.42 ID:V+toub180
ユウナ「――――勿論!」

より強く、ユウナは僕の手を握る。

ユウナ「僕は強くなるためにこの学校に来たんだ――だから、ワイズと一緒に他の国を周って色んな敵と戦って、環境に慣れて――うん! 十分に強くなれるね!」

ワイズ「ゆ、ユウナ――っ!」

ユウナ「えへへ、それにその。実践に勝るあれはないんでしょ? 勉強よりも身体動かさないと! ね!」

ワイズ「……う、うん」

ユウナ「じゃあ、体育祭が終わったら――」

ワイズ「そういえば、ベルフェも一緒だけど大丈夫?」

ユウナ「え」
924 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 23:28:58.70 ID:V+toub180
ベルフェとやっていけそう…?


ユウナ「……ベルフェって、その。さっきの用務員さん?」

ワイズ「うん、その用務員さん」

ユウナ「セブンスアビスの一人の?」

ワイズ「セブンスアビスの一人の」

ユウナ「…………」

ワイズ「だ、大丈夫そう……?」

ユウナ「い、一緒に旅するのは良いんだけど……僕、仲良く出来る気しない――いや! でも思ってたイメージより全然優しい感じだった! 分かる言葉使ってたし! だったらイける!」

どんなイメージを抱いていたんだこの子は。

ワイズ「じゃあ、よろしくね? でも、いざとなったら――僕が、守るからね!」

ユウナ「わ、ワイズ……!」

……ぅ。こういうこと言うの慣れないなぁ、やっぱり。
925 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 23:32:33.46 ID:V+toub180
1〜4 ユウナ「じゃ、じゃあもう行こっか……」
5〜9 ユウナ「…………ワイズ。その、僕」
0 ユウナ「ワイズ、ちょっとこっち向いて?」

コンマ一桁直下
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 23:32:55.26 ID:I+wz7+XdO
コッチヲミロォ
927 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 23:41:04.20 ID:V+toub180
コンマ6

ワイズ「――それじゃあ、そろそろ行こっか」

時計を見ると、もう休憩時間が終わるのとちょうどピッタリの時間だった。

僕が立ち上がるのと同時に、ユウナも立ち上がる。まだ手は握ったままなのでそれに引っ張られるような形だったのかもしれない。

ワイズ「やっばい、ドロシーさん辺りに怒られ――――」

ユウナ「ね、ねぇワイズ。その、僕……」

ワイズ「ん? どうかした? ユウナ」

今度は何だろう? と思って、僕は首を傾げると――彼女は。

ユウナ「…………め、メイド喫茶に戻る前にさ。そのぉ……」

……こ、もっと恋人みたいなこと。して欲しいなぁ……。

ワイズ「……へっ?」

ユウナ「ぁ、ぅ……! こ、これ以上はダメっ! 僕、これでも勇気振り絞ったんだからぁ!」

顔を真っ赤にさせて、ユウナは恥ずかしさを誤魔化すようにブンブンと手を振っている。

こ、恋人らしいことって……。

ワイズ「恋人繋ぎ……」

ユウナ「…………もっと恋人っぽいやつ」

あー…………えー…………。

少しずつ落ち着いてきた心臓の鼓動が、まあ早くなってきた。

え、えーっと……えーっと…………!?


コンマ4以上で恋人っぽいことできるよ! 今日最後のチャンスだよ!

コンマ一桁直下
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 23:41:36.59 ID:F0pgWHoz0
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 23:42:04.99 ID:+CKfA1LQo
キス
930 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/05/18(月) 23:44:30.36 ID:V+toub180
結果9 成功

や、やるしかない…………!

ユウナが、僕の彼女がこんなにも恥ずかしい思いをしてお願いしてくれたんだ。こ、ここで逃げたらもう男として終わりだ……!

ワイズ「…………」

ユウナ「…………」

ぼ、僕は――――。

ユウナに恋人っぽいことをしてあげよう!

下3まで募集、からの多数決
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 23:48:49.11 ID:we1pi44+O
キス(深い)
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/18(月) 23:49:25.70 ID:GJRJn9Pv0
べろちゅー
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