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キリシュタリア「ここが特異点>>3か」
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36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/03(日) 13:15:43.57 ID:MfsJPTYy0
追伸、生前はこんな宝具持ってなかったがⅯ78星運から来た光の巨人と融合する事でこの宝具を得た
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/03(日) 13:17:48.63 ID:FaIGZXvQO
ウルトラマン荒らしここにも湧くのか
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 13:38:13.21 ID:igKCUkij0
再安価
>>38
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 13:42:13.90 ID:igKCUkij0
ミスった
再安価
>>40
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/03(日) 14:04:38.80 ID:dJ/V9LUqO
絶対王政 対国宝具
範囲内にいる限り自身のステータスのランクを1上げ、相手のステータスのランクを1下げる
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 15:49:01.69 ID:igKCUkij0
青髭「『絶対王政』(ロイヤル・ジャッジメント)!!」
立夏「宝具っ!?」
兵隊たち「うぉおおおおおおおおお」「おおおおおおお」「おおおおぉぉおぉぉぉおおお」
マシュ「兵隊たちが活気づいたようです!」
青髭「我が空間にいる味方は、凄まじい力を得る。そして、我が敵は力を大きく失う!」
青髭「これが我が王道なり!!!」
立夏「マシュ!大丈夫!?」
マシュ「はい、ですが…………、盾を握る力が少しずつ抜けてきています…………。」
ロマニ「藤丸君!君は大丈夫かい!?」
立夏「はいっ、なんとか…………。」
ダヴィンチ「補助的な宝具だからね、戦士ではない藤丸君にはあまり効果がないんだろう…………。」
マシュ「大っ、丈夫っ、です。まだ、戦えます────」
青髭「無駄なあがきはやめたまえよ。すぐにらくにしてやるさ────」
青髭「フハハハハ、これで我々の勝利だ!!!」
???「そういうセリフはなぁ」
???「勝ってからいうもんだぜぇ!!!」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 15:57:43.16 ID:igKCUkij0
カイニス「オラァアア!!!!」
青髭「なっ何イイイイイ!!!??」
ズバシャアア
青髭「ぐはっ」
青髭「馬鹿な、無限に湧き出るマミーたちをどうやって退けたと言うのだ────」
青髭「あのマミーは簡単には倒せない、だからお前たちカルデアの中で一番力を持つお前が引き受ける」
青髭「私のその作戦にまんまとはまり、大して強くないシールダーがここにやってきた────」
青髭「そうやって、戦力を分散させ少しずつ制圧する────そのはずだった」
カイニス「悪いなぁ、その完璧な作戦ってやつの邪魔しちまって」
カイニス「相性が悪かったな、あのミイラどもは、この俺の海嘯の前には無力だった」
カイニス「乾燥したあいつらには刺激が強すぎたってことだ。」
カイニス「そして、テメェの宝具が何か邪魔してたみたいだが、俺の神性の前には無力だったな────」
キリ「大丈夫かい、立夏」
立夏「キリシュタリア!」
マシュ「キリシュタリアさん、無事だったんですね!」
キリ「当然だとも、大切な後輩のピンチに駆け付けないわけがない」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 16:09:59.55 ID:igKCUkij0
青髭「フハハハハ────、運がなかったと────言うべきかな」
カイニス「そういうこったな。だが、そうやって見切りが速いのは嫌いじゃねぇぜ……。」
青髭「ああ、すまないアタワルパよ。この国を────救うことはできなかった。」
青髭「運命を────変えることはできなかった。」
立夏「わかりますよ…………。あなたの気持ち────」
立夏「あなたも、優しい人だったんですね────────」
青髭「フハハハハ、私の負けだ!また、どこかで会おう!!特異点はまだ幾つか存在するのであろう────?」
青髭「今度は、味方として戦ってみたいものだ、フハハハハ」スゥ
----------------------------------------------------------------------------------------
ヴラド「ふむ、どうやら終わったようだな。」
邪ンヌ「ちっ。もっト暴れタかったワ…………。」
ヴラド(兵隊たちの興奮状態が収まった、これらも宝具によるものだったのだろうな。)
ヴラド「さて、汝はどうする?」
邪ンヌ「ふン、聖杯が回収サれた以上もうこの特異点に存在でキないわよ。」
邪ンヌ「マスターの奴に伝えテおきなさイ、これハ『終わり』に過ギないってことヲね。」
邪ンヌ「時間が来タみたい────先ニ地獄で待ってルわ」スゥ
ヴラド「『終わり』、か。始まりではなく────」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 16:23:37.89 ID:igKCUkij0
--------------------山道-----------------------------------
キリ「どこへ向かうんだね、立夏?」
カイニス「ああ、聖杯は回収したんだ。さっさと帰ろうぜ、この特異点はつまんねーよ」
立夏「一応、伝えておいた方がいいと思って。」
マシュ「あの、柱と呼ばれた人にですか?」
立夏「うん、それに気になることもあるし」
ヴラド「特異点消滅まで、まだ時間はある。心残りはない方がいいしな。」
マシュ「そうですね、でもヴラドさんも無事でよかったです。」
------------------マチュピチュ----------------------------
柱と呼ばれた男「よく戻ってきた、カルデアの者たち」
柱と呼ばれた男「帝国は滅ぼしてくれたか?」
立夏「いえ。ですが、原因である聖杯は回収しました。だから、歴史は元に戻るはずです。」
柱と呼ばれた男「それは、間接的に滅ぼしたことになるのではないのかね?」
立夏「はい、そうかもしれません。だけど、だけど…………。」
キリ「滅ぼしたのではない、明日につないだ。そう、彼は言いたいのだと思います。」
キリ「勿論、それは自分たちが罪悪感を抱きたくないから、きれいごとにしただけかもしれません。」
キリ「この国の民に明日は来ないかもしれない、だけどそのおかげで守られる明日もある。」
キリ「滅ぼす者たちが許されるわけじゃないが、そこに義があると信じましょう。」
キリ「勝利も敗北も、繁栄も滅亡も、明日へつながる道なのですから。」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 16:31:21.51 ID:igKCUkij0
柱と呼ばれた男「そうか」
キリ「さて、あなたの願いを聞き入れたのですから────そろそろ教えてくれませんか」
キリ「未来視、波動、それらすべての答えを」
柱と呼ばれた男「ああ、教えよう」
柱と呼ばれた男「ここ、マチュピチュはかつてはるか遠くの宙から飛来した石の上にあるのだ。」
柱と呼ばれた男「その石から発せられる波動、それを浴び続けた人間は私のように高い知性を持てるようになった」
キリ「この波動のお陰で未来視ができるようになったと?」
柱と呼ばれた男「ああ、だがすべての人間という訳にはいかない」
柱と呼ばれた男「波動に対して抵抗力を持つ者だけが知性を得られた」
柱と呼ばれた男「個人差があると言ったろう?体質的なものもあるだろうが、人間でない動物なんかも波動に不快感を表さなかった。」
キリ「ふむ、吸血鬼の血が混じっているヴラドや、神性を持つカイニスには波動の影響がなかったのか」
マシュ「では、キリシュタリアさんは?」
キリ「フフッ、それは私がエリートだからだろうね」
キリ(ナイス、エリートジョーク!)
カイニス(嫌味にしかなってねえぞ)
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 16:39:20.43 ID:igKCUkij0
柱と呼ばれた男「未来視ができたのは、この集落でも私だけだった」
マシュ「一緒にいた人々はできなかったんですか」
柱と呼ばれた男「これも個人差によるものらしい」
柱と呼ばれた男「そして、インカ帝国が滅びる未来を視た。」
柱と呼ばれた男「人間たちのつまらんエゴによってな。」
柱と呼ばれた男「ほかの集落にものたちにはもう少したってから教えるつもりだった」
柱と呼ばれた男「このマチュピチュとは船なのだ。」
立夏「船────?」
柱と呼ばれた男「波動に対して抵抗を持った、新たな人類となる我々はあの宙へと旅立つのだ」
マシュ「マチュピチュが宇宙船…………!?」
キリ「むっ、体から光が…………時間か。」スゥゥゥ
柱と呼ばれた男「あなたたちには感謝する。」
マシュ「ちょっと待ってください!どうして帝国の人々全員ではいかないのですか!?」
柱と呼ばれた男「全員が助かるのは許されない、滅びる数だけ助かればいい。」
マシュ「それこそエゴではないのですか!?」
キリ「マシュ」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 16:51:03.85 ID:igKCUkij0
キリ「では、もう会うことはないでしょうね。ここではないどこかで、ご武運を。」
柱と呼ばれた男「ええ、さようなら────」
---------------------カルデア--------------------------------------------------------
ロマニ「おかえり、みんな。今回はそれほど大変な任務ではなくてよかったよ。」
ダヴィンチ「まぁそれでも、いやーな感じだったのは確かだからねぇ、ゆっくり休むといい。」
立夏「はい」
ロマニ「それにしても驚いたね、あのマチュピチュが宇宙船だったなんて────────」
キリ「最後、よく抑えたね立夏」
立夏「あの考え方も、一種の義ですか?」
キリ「そうだろうね」
マシュ「ちょっと────悲しいです。滅びることを知った自分たちだけ助かろうとするなんて」
キリ「教えても全員が納得するわけじゃない、だから────────これでいいんだよ。」
キリ「それもまた優しさ────────なんだから」
----------------------------------------------------------------------------------------To Be Continued-------------------------->
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/03(日) 16:52:35.14 ID:igKCUkij0
マチュピチュとか何あるか全然知らねぇwwwwwwww
拙い文章を読んでいただきありがとうございます。続きとか書いてくださるお優しい人がいるなら他の特異点の話とか書いてください。
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/03(日) 17:10:54.55 ID:uHUt2XMd0
乙
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/03(日) 17:15:01.07 ID:51wVxtPAo
おつ
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[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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