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神様「暇だから神器作るわ」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 10:20:00.20 ID:ry+dFy620
神「異世界の神になったけど暇だわ」
神「暇過ぎるから神器でも作って下界に落とすわ」
神「それで人間の反応でも見て暇を潰すわ」
神「そんなわけで早速神器を作るわ」
神「神器って言っても神の俺が作ったら料理でも生命でも神器なんだけど」
神「まあいいわ」
神が創造した神器
>>2
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1588295999
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 10:30:20.36 ID:um1y2570O
退魔の神剣
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 10:33:14.99 ID:ry+dFy620
神「退魔の神剣を作ったわ」
神「なんか魔の属性を持つ奴に絶大な力を誇る奴だわ」
神「これを下界に落として反応でも見て見るわ」
神「何処に落とそうか悩むわ」
神が落とす場所
>>4
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 10:38:12.97 ID:h2ObAWpLo
魔界
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 10:49:36.80 ID:ry+dFy620
神「魔界に落とすわ」
神「どうなるか見て見るわ」
――――――――――――――――
ゴブリン「ゴブゴブ」
魔王「ゴブリンは殺すべし」
魔王「慈悲は無く、慈愛も無く」
魔王「血と肉と腸を混ぜて地に撒くべし」
魔王「奴らは私を怒らせた」
魔王「人間との和平を、奴らが人間の娘を襲ったお陰で和平は破棄」
魔王「故にゴブリンは極刑、その一族諸共滅ぼすのだ」
ゴブリン「ゴブゴブッ(やべぇこのままじゃ死ぬぅ!)」
ゴブリン「ゴブゴブッ(もっと女を犯したいのに)」
ゴブリン「ゴブゴブッ(このまま死んでたまるかッ!……は、なんだ空から剣がッ!)」
魔王「……ッ!あの剣を取らせるなッ!」
魔王「あれは神の剣ッ、神器である、ゴブリンに触れさせるな触らさせるなッ!」
ゴブリン「ゴブゴブッ(神器、取ったッ!)」
ゴブリン「ゴブゴブッ(な、なんだこれは、すげえッ!力が溢れて来やがるぜっ!)」
魔王「くッ、退避だッ!逃げろ、我が軍勢よッ!」
ゴブリン「ゴブゴブッ(オラァ死ねェ!!)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 10:53:07.76 ID:ry+dFy620
ゴブリン「ゴブゴブ(オラッ、今日から俺様がお前らの主だッ!)」
魔王「ぐ、ぐぅッ!」
ゴブリン「ゴブゴブ(なんだその反抗的な目はよォ!)」
ゴブリン「ゴブゴブ(ひゃははは!今日から俺が魔王だぜぇ!!)」
ゴブリン「ゴブゴブ(之より魔王軍は人間界に突入ッ)」
ゴブリン「ゴブゴブ(蹂躙して女どもを犯しまくれぇ!!)」
――――――――――――――――
神「面白い事になってるわ」
神「ゴブリンが魔王になってるわ」
神「人間滅ぶかも知れんわ」
神「まぁそれも一興だわ」
神「俺は神器作るだけだわ」
神「新しいの作るわ」
神が創造する神器
>>7
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 11:02:28.94 ID:6F2Ll8r90
神殺しの剣
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 11:02:30.91 ID:fODTxbY5O
魔剣ヒトゴロシィ
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 11:04:55.04 ID:ry+dFy620
神「出来たわ神殺しの剣」
神「これがあれば神すら殺せる最強の剣」
神「うっかりして自分を殺さない様にッうわっ手が滑ったわッ!」
神「うわっ手が切れたわッ!右腕が切断したわっ」
神「そのまま神の手ごと神殺しの剣が落ちて行ったわッ!」
神が落とした場所
>>10
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 11:08:06.37 ID:vwnLfoOdO
勇者の枕元
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 11:16:54.51 ID:ry+dFy620
神「神の腕ごと神殺しの剣が落ちてったわ」
神「まあ神の手は普通に再生するけども」
神「さて、どうなるか見て見るわ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
勇者「むにゃ……もう食べられない……」
勇者「しゅぴー……んゆ?」
勇者「なあに?顔に何か……」
勇者「うぇッ!?ひ、人の手ェ!!?」
勇者「しかも隣に何か剣もあるぅ!?」
勇者「ぺっぺっ!口の中が青虫の汁の味がするぅ」
勇者「手の液体を飲んじゃったよぅ……うぅ……」
勇者「んゆ?……なんだか、体が軽くぅ……」
勇者「ふわっ!?羽が生えたぁ!?」
勇者「て、天使の輪っかもぉ!?」
勇者「え、えぇ!?なにこれぇ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
神「勇者が神の使徒になったみたいだわ」
神「俺の言う事を聞く間は神の加護があるけど」
神「言う事を聞かなかったら堕天して悪になっちゃうけど」
神「まあ勇者だし問題無いわ」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 11:18:23.26 ID:ry+dFy620
神「中々暇を潰せるわ」
神「人間の反応も見てて面白いし」
神「次はどんな神器を作るか」
神が創造した神器
>>13
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 11:29:52.68 ID:fODTxbY5O
大地斬斧
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 11:32:51.68 ID:ry+dFy620
神「出来たわ大地斬斧」
神「なんか地面に向けて振ったら地面が真っ二つになるわ」
神「これを何処に落とすかだわ」
神が落とした場所
>>15
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 11:34:03.68 ID:+hfYSqUY0
ドワーフの村
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 11:46:23.60 ID:ry+dFy620
神「ドワーフの村に落とすわ」
――――――――――――――――――――――――
ドワーフA「なんか落ちて来るぞ」
ドワーフB「あれは……斧か?」
ドワーフC「あ、地面にせっs」
―――――――――――――――――――――――
神「ドワーフの村壊滅したわ」
神「そりゃ天から地に向けて落としたら」
神「大地斬斧の能力発揮するわ」
神「地面に接触すると同時に大地が割れてドワーフの村が壊滅したわ」
神「ん?あ、でも生き残り居るわ」
神「少し時間を進めて見るわ」
―――――――――――――――――――――――――――――――
ドワーフ「どっせいッ!」
ドワーフ「ふぅ……この斧で山を割断すれば」
ドワーフ「比較的楽に鉱山を見つける事が出来るわい」
ドワーフ「最初はこの斧のせいで村が壊滅したが」
ドワーフ「今じゃ鉱山取りまくれてドワーフの国が出来とるわ」
ドワーフ「これぞ雨降って地固まるって事かの」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
神「うん、なんかいい方向に向かったわ」
神「良かったわ」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 11:47:33.08 ID:ry+dFy620
神「ドワーフの国、結構文明が発展してる様子だわ」
神「次はどんな神器を作るか悩むわ」
神が創造する神器
>>18
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 11:51:08.29 ID:mXBEr6BuO
人造天使制作の知恵
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 11:54:06.92 ID:ry+dFy620
神「人造天使製作の知恵だわ」
神「なんかゴテゴテした如何にも洗脳しそうな装置が神器なんだわ」
神「これを使って俺の使徒である天使を増やすんだわ」
神「その役目は人間に一任させてあげるわ」
神「何処に落とすか悩むわ」
神が落とした場所
>>20
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 12:09:29.01 ID:KkNdQKhj0
勇者の頭
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 12:24:02.38 ID:ry+dFy620
神「これを勇者の頭に落とすわ」
神「なんだか彼女を中心に神の使徒が出来ていくわ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
勇者「それではおとーさん、おかーさん」
勇者「勇者はこれから魔王を退治していきます」
勇者父(娘に天輪と羽が生えてる……)
勇者母(一晩で何があったの……)
勇者「んゆ?どーしたの?」
勇者父「ぅ、うむ、気を付けるんだぞ」
勇者母「あら?上から何か落ちて来るわ」
勇者「んゆ?うわっ!」
勇者父「勇者に何かゴテゴテしたものが装着したぞ!!」
勇者「あばばばば!!あ、頭がおかしくなりゅぅぅうう!!」
勇者母「勇者ぁ!」
勇者父「この、離れろッこのっ!!」
勇者「んゆ………はうあ!?」
勇者「こ、この頭の中に入って来る情報は!?」
勇者「これはきっと、神様が作れと言う指示っ!」
勇者「早速作らなきゃぁ!!」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 12:25:09.64 ID:ry+dFy620
神「なんかすごい事になってるわ」
神「けど人造天使の製作する材料、結構入手が難しいけど、まあ何とかなるわ」
神「さて、次は何をするか悩むわ」
神が創造した神器
>>23
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/05/01(金) 12:31:22.25 ID:JCaFqSqf0
世界創造のオーブ
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 12:36:42.58 ID:ry+dFy620
神「出来たわ世界創造のオーブ」
神「オーブが世界のミニチュアになってて、オーブの中で創造する事が出来るんだわ」
神「まあ俺の真似事をこのオーブの中で出来るだけだけど」
神「これを何処に落とすか……」
神が落とした場所
>>25
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 12:39:15.95 ID:XKoReLrHO
死にかけの孤児
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 12:50:00.17 ID:ry+dFy620
神「死に掛けの孤児に落とすわ」
神「よいしょ」
―――――――――――――――――――――――――――――――
孤児(この世はクソだ)
孤児(俺みたいな人間は飢えて死ぬのに)
孤児(誰も俺に見向きもしない)
孤児(たまに善人面する奴がパンを分け与えりゃ)
孤児(すぐに別の孤児がそれを取り合って弱者が無を掴む)
孤児(俺みたいな弱者は這い上がる事も出来ずに死ぬだけ)
孤児(俺はなんのために生まれた?なんのために今を生きている)
孤児(ただ恨みを残して死ぬのが俺の生まれた意味なのか?)
孤児(もしそれがそうなのだとしたら。こんな俺を産んだ娼婦を呪ってやるよ)
孤児(俺を捨てた娼婦に、俺を見捨てた世界を呪って死んでやる)
孤児(この世全てに、呪いあれ、と)
孤児「………ん?」
孤児(空から丸い球みたいなものが降って来た)
孤児(食べ物か、これ?)
孤児「………球の中に何か見える、あれは……林檎、か?」
孤児(いいな、林檎、何も食べてねぇから、腹が空いて仕方がねぇ)
孤児(いいな、林檎、喰いてぇな………!?)
孤児「な、なんだ、球から、林檎が出て来たぞッ!?」
孤児「こ、これは……ガブッ!!」
孤児「う、うめぇッ、これ、本モノだ」
孤児「もしかして、これは、いろんなものが出せるのか!?」
孤児「すげぇ!これがありゃ、飢え死にしなくて済むッ」
孤児「は、ははッ!すげぇ、すげぇ!!」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 12:51:37.92 ID:ry+dFy620
神「ふぅん、なんかいろんなものを出せるオーブと勘違いしてるわ」
神「まあ、あの孤児結構危ない思想してたし」
神「世界創造したものを異世界に召喚出来る力を持つと分かったら」
神「異世界の情勢が変わると思うし、それで良いかも知れないわ」
神「さて、次は何を作ろうか迷うわ」
>>28
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 13:09:08.44 ID:tzCozopj0
ニーベルングの指環
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 13:37:39.83 ID:ry+dFy620
神「ニーベルングの指輪」
神「これを付けるとニーベルングになる」
神「ニーベルング良く知らないんだよね」
神「これ何処に落とそうか」
神が落とす場所
>>30
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 13:39:48.38 ID:9XIRahAW0
ホラー映画の呪怨の呪いの家
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 13:40:05.88 ID:ZqvK2PRlO
勇者の家のタンスの裏
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 13:57:21.92 ID:ry+dFy620
神「ニーベルングの指輪を何処に落とそうかな」
神「おっとよろめいた」
神「あ、ニーベルングの指輪がテレビの中に入って行ったわ」
神「あーぁ……呪怨の世界に入って行ったわ」
神「俺知らねぇーっと」
「呪怨にニーベルングの指輪が出てきたらSS」に続く。
神「さて、気を取り直して他の神器を作るわ」
神が創造する神器
>>33
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 14:07:26.11 ID:+ghyvj0pO
武器が半額になる割引券
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 14:09:47.73 ID:ry+dFy620
神「出来たわ武器が半額になる割引券」
神「これがあればどんな武器でも半額になりますわ」
神「これを何処に落とそうか」
>>35
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 14:20:11.19 ID:ddVNw41IO
全国のお茶の間
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 14:25:47.29 ID:ry+dFy620
>>33
の奴おるか?
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 15:21:35.89 ID:cRJ+meeUo
ID変えたんじゃない?
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 15:52:33.11 ID:ry+dFy620
やっぱりID変えたんか……なんか単発多かったからな。
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 16:58:55.18 ID:ry+dFy620
神「お茶の間に渡したし国民とかが喜ぶわ」
神「武器屋は泣くだろうけど構わんわ」
神「さて、次はどんな神器を作るか決めるわ」
神が創造する神器
>>40
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 17:01:50.06 ID:w3ICXvvx0
戦女神
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 17:04:25.36 ID:ry+dFy620
神「戦女神を創造したわ」
神「神器の中で初めての生命を宿す神器だわ」
神「これ何処に落とそうか悩むわ」
神が落とす場所
>>42
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 17:23:31.36 ID:tzCozopj0
人手不足の農村
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 17:33:57.39 ID:ry+dFy620
神「人手不足の農村に戦女神を落とすわ」
神「これでどうなるか見て見るわ」
―――――――――――――――――――――――――――――
戦女神「どうも、戦女神です」
老人「おぉ……天から来れた女じゃ」
老婆「女神じゃ、女神さまじゃ」
老人「女神様、どうかワシらの願いをお聞きください」
戦女神「はい、なんでしょうか?」
老人「この村の若い者は、国の戦争によって徴兵されたばかり」
老人「わしら老人は税を納める為に麦などを作っておりますが、何分居るのは年老いたものばかり」
老人「このままでは税を払えず国からの保護を受けられなくなってしまいます」
老人「どうか、我々にお慈悲を下さいませ」
戦女神「なるほど、分かりました」
戦女神「では此方を進呈しましょう」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 17:47:37.93 ID:ry+dFy620
老人「…………………あの女神さま」
老人「……これは、あの、なんと言いますか、剣、ですかな?」
戦女神「はい、これを使って国を滅ぼして税を徴収する憎しき国を乗っ取るのです」
老人「な、何を馬鹿な事をッ、ワシらにはその様な力もありまs」
戦女神「馬鹿な事?馬鹿であるのは貴様らの方だ」
老人「!?」
戦女神「若人を国に奪われ兵として立ち上がり、そうしてこの村に帰って来れた者は何人いる?」
戦女神「国が村に返還するのは手足を失った傷痍者のみで、国は若き命とその命を奪ったのだ」
戦女神「貴様らは悔しく無いのか、大切な若人は死に、国から絞られるだけ絞り取られて、自ら餓死する選択を選ぶなどと」
戦女神「貴様らは国に買われたただの家畜に過ぎない、なぁ、そうだろう?」
老人「…………それは」
戦女神「違う?違うと言うか?ならばその剣を何故握らん」
戦女神「握れんのだ。機会を逃した。老いてしまっと言い訳をして」
戦女神「握れる剣を理由言い訳で誤魔化し、握れない素振りをするだけの臆病者だ」
老人「………がう」
戦女神「まだ握れる、だが出来ぬ、何故ならば貴様らの魂が、とうの昔に腐り果て朽ちたからであろうが」
老人「違うッ!!」
戦女神「違う?ならなんだ、お前らは何時戦う?明日か?明後日か?来月か来年かそれとも来世の果てか?」
老人「わしらは………儂らはッ!」
老人「豚でも畜生でも家畜でもないッ、人だ、人なのだワシらは!!」
老人「尊厳を持ち誇りを持ち気高き精神を持ち合わせる人間ッ、誰も、誰もワシらを飼い慣らされた豚など呼ばせんッ!」
戦女神「ならば聞こう、貴様らの反逆は何時から始まる?」
老人「今ッ、今ここよりッ、!反撃を、謀反をッ!国盗をッ!」
戦女神「ならば結構!軍靴を鳴らせッ!反撃の狼煙を挙げよっ!私が指揮を執るッ!」
戦女神「貴様らは老い耄れではない、戦地に向かい死地を奔るッ!戦死者の群れとして聖地へ赴くッ!」
戦女神「国を盗れッ!国を盗れッ!国を盗れェ!!」
老人「「「「「うぉおおおおおおおおおおお!!!」」」」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 17:48:45.14 ID:ry+dFy620
神「謀反が始まったわ」
神「どうしてこうなった?」
神「………まあいいわ」
神「次に行くとするわ」
神が創造した神器
>>46
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 17:55:04.23 ID:w3ICXvvx0
先ほどと同じ戦女神、ただし女悪霊退治の任務に失敗して敗北して悪堕ちしたIFの戦女神
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 18:01:02.75 ID:ry+dFy620
神「戦女神を創造したわ」
神「さっきの戦女神とは真逆の性格の戦女神」
神「いわば先程の戦女神が光ならばこちらの戦女神は闇な存在」
神「こいつを何処に放り込むか……」
神が落とす場所
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