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【安価】オルランドゥ大武術会14【コンマ】
- 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 23:36:55.82 ID:SR8MwHFHO
- クラン、イマーラ、マリーン
- 380 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/10(日) 23:40:47.53 ID:1FXGW4ZbO
- 上げます。
- 381 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/10(日) 23:43:33.52 ID:1FXGW4ZbO
- なお、0000までに決まらない場合はクランとイマーラ(とデアドラ、フローラ)になります。
- 382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 23:56:21.69 ID:67Mz/GTL0
- >>378のマルコをマリーンに変更
回復と遠距離手段が無くなるけど、社の死病対策として遠距離は有効だろうしまぁ
- 383 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/11(月) 00:13:00.75 ID:wB7vs8KhO
- ※「穴」班は決定
※続いて「社」班も決めます。上限は5人です。2票先取とします。
- 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 00:17:54.36 ID:djkaNurC0
- ラーナ、ミラ、ナディア、マルコ、シデ
ミーシャとウィルは神器の調整、強化もあるから第二世界行きかな
- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 00:25:53.91 ID:YsTQLdGoO
- 特に異論挟む余地なさそうだから>>384のメンバーに1票
- 386 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/11(月) 09:29:01.06 ID:RRaFC6DWO
- 「じゃあ、『3人目』の所には僕とイマーラ、それとマリーンさんで行くよ。後の皆は『社』にお願い」
「了解だ。第二世界には行かなくていいのか?」
「そっちにはミーシャとウィルさんに向かってもらうつもり。
ウィルさんは確かイマーラと同じ手甲持ってるし、ミーシャにはクリスから奪った剣を使ってもらおうと思ってるから」
「なるほど。神器とやらの方は、そっちに任せるってことだな」
僕はミラに頷いた。
「じゃあ、そんな感じで。皆、頑張ろうね」
※90以上で?(99、00偶数なら重要イベント)
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 09:45:54.48 ID:9bxzct1fO
- あ
- 388 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/11(月) 12:34:20.60 ID:cBAtuz2BO
- 【93日目】
※どのパートから始めますか?2票先取
※視点は「穴」のみクランですが後は選択できます
- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 12:46:51.24 ID:djkaNurC0
- 穴から
- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 13:56:01.87 ID:/s6XUQILO
- 穴探索から
- 391 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/11(月) 23:55:07.85 ID:WbvGFUSvO
- ここから先は少し長めになるため、続きは明日です。
- 392 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 09:23:17.62 ID:wiMAsMIlO
- #
「これでよし、と」
デアドラさんとフローラさんが、クリスがいた岩の周辺に何かの紋様を描いた。
「これは?」
「真の第30階層へと続く道を開けるためのルーン。もう一つの階段は、あっちにあるけど」
フローラさんが向こうを指差した。何かの建物みたいなのがある。
「『穴』は階段を何らかの方法で塞がれると、別の階段を生成するらしいわ。だからこうして階段を封印すると、代わりの階段ができる。
ドワーキンは多分、そっちから下に向かってる」
「向こうは用無しなんですよね」
「ええ。まあ、確実に罠ばかりでしょうね」
そう言うと、2人は詠唱を始めた。岩が金色に光っていく。そして、1分ほどすると……
パンッッ
破裂音と共に岩は消え、質素な階段がそこに残った。
「じゃあ行くわよ。第30階層『大図書館』」
【第30階層「大図書館」】
※コンマ修正
01〜25 -20
25〜50 -10
51〜70 -5
71〜84 0
85〜00 0(かなり早くハブに会えます)
- 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 09:41:45.13 ID:Nn5uxJIDO
- はい
- 394 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 09:44:44.88 ID:wiMAsMIlO
- ※振り直し権を使いますか?
※2票先取
- 395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 09:52:48.82 ID:/hSgS1FsO
- 1
- 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 09:53:17.84 ID:/hSgS1FsO
- 1じゃねぇ使う
- 397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 10:55:58.86 ID:Nn5uxJIDO
- 使う
- 398 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 11:15:36.52 ID:wiMAsMIlO
- ※再判定です
- 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 11:17:38.44 ID:npIg8luM0
- あ
- 400 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 16:08:36.44 ID:5CLPqgFzO
- ※クリティカル、再判定
01〜30 1段階昇格
31〜84 2段階昇格
85〜00 3段階昇格
- 401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 16:29:34.93 ID:B4TwEnMeO
- はい
- 402 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 17:54:27.04 ID:YwTDMH58O
- #
「……随分静かね。図書館だから、当然かしら」
師匠が呟く。古い本特有の、埃と黴の臭いが鼻を突いた。
「ここには、『穴』の記憶が本の形で収容されてるわ。私たちも、全てを読むのは不可能よ。
『破滅の日』以前の人類がどういう歴史を辿ってきたかがほとんどだけど」
「読むことは?」
「止めないわ。ただ、今は先を急ぐべきと思うけど」
※本を
1 読む
2 読まない
※2票先取
※本の内容は指定できます(あるかどうか、内容が役立つかは別の問題)
- 403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 18:26:49.86 ID:B4TwEnMeO
- 2
ある程度事態が落ち着くか知識が必要な展開になったらまた来ればいいか
- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 18:34:18.58 ID:KqJskGzr0
- 破滅の日前だったらいいや2
- 405 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 19:11:14.59 ID:YwTDMH58O
- 「ですね。『大封印』はどちらに」
「あのルーンの上に乗れば転移できるわ。あれは、大図書館の幾つかの場所と繋がってるの。その一つが『大封印』の入口」
何かの機械みたいな物に乗ると、「ヴォン」と音がした。5人全員が乗って、デアドラさんが機械を操作すると……景色が変わった。
目の前には、重厚な扉。その前には、全身緑の男がいた。
耳は尖っていてエルフみたいだけど、肌の色は緑でそこは全然違う。
「……デアドラ様、フローラ様。そしてマリーン様、お待ちしておりました」
「ハブ、留守ご苦労様でした。守護の役割、大義でしたね」
恭しく、緑の男「ハブ」がデアドラさんにかしずく。
「いえいえ。退屈は全くしませんでしたよ。1回、2人組の鼠が来ましたが」
「少しは構えば良かったのに」
「ハハハ、それでも良かったのですがね。……で、この2人が噂の客人ですか」
ジロジロとハブが僕を見る。
01〜50 腕試しをしてもいいかな
51〜84 ふむ
85〜00 なるほど
- 406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 19:14:59.05 ID:7yzfrSCt0
- あ
- 407 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 19:31:58.63 ID:YwTDMH58O
- 「腕試しをしてもいいかな」
「え?」
「君がただの人間でないのは知っている。ただ、真に『封印の間』に行くに足る人物か……見せてもらいたくてね」
「ハブっ!!?」
ハブはデアドラさんに笑いかける。
「なあに……俺に倒される程度ならそこまでということ。何より、退屈はしませんでしたが身体は鈍ってましてね。……どうだ、やるか」
「いいでしょう」
僕は間合いを取って構える。
※ハブの武器
4の倍数…ロッド(魔法系)
4の倍数+1…長剣
4の倍数+2…突剣
4の倍数+3…長槍
ゾロ目、85以上…素手
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 19:35:43.42 ID:Nn5uxJIDO
- はい
- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 19:46:48.69 ID:KqJskGzr0
- ナメック星人を想像すればいいのか
- 410 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 23:35:58.69 ID:jXwMmkZVO
- ※突剣、射程2?
「言うまでもないが、手出しは無用だ。遠慮はいらない、かかってこい」
すっとハブが突剣を抜いた。剣士……それも手数が多い感じか。
「……行きます」
【ターン1、距離10→6?】
※洞察判定
100-24×2-30=22以上で成功
- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 23:37:06.22 ID:7yzfrSCt0
- あ
- 412 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 23:44:31.99 ID:jXwMmkZVO
- ※成功(成功範囲内なのでファンブルではありません)
※戦闘中コンマ修正+10
※ハブの技術は30
相対してすぐ分かった。……相当の使い手だ。
死門解放なしだとかなり厳しい相手だっただろう。リーナさんたちがすぐに敵わないと判断したのも頷ける。
とにかくここから踏み込まないと話にもならない。問題は、相手の出方だ。
※ハブの行動
01〜10 ……ログルス
11〜25 ……ダッ
26〜84 (通常行動)
85〜00 (通常行動)(次ターンの特殊行動無し)
- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 23:45:31.87 ID:B4TwEnMeO
- ん
- 414 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 23:50:38.35 ID:jXwMmkZVO
- ※次回以降クリティカル範囲90以上に
【距離2】
タッ
ハブも一気に距離を詰めて来た。さすがに速いっ。
しかし、そこから何か仕掛けてくる感じはしない。……どういうことだろう?
【ターン2、距離2】
※先読み判定、12以上で成功
(100-24×2-30-10)
※特殊行動がないため、成功した場合は即先手を取れます
- 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 23:53:25.19 ID:Nn5uxJIDO
- はい
- 416 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/12(火) 23:55:39.07 ID:jXwMmkZVO
- ※先制
※加速装置を自動発動します。
0000までに異論がなければリバーブロー→空勁の順で発動します。
(なお、一定ダメージが入るとそこで戦闘が終わります)
- 417 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 00:00:01.69 ID:MwUCl9RIO
- 今日はここまで。回避判定→ダメージ判定となります。
- 418 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 08:50:44.52 ID:zbXtic9wo
- 考えても仕方がない。踏み込めばすぐに届く距離だ。
ここは……一気にやらせてもらう!!
※50以下で???発動
- 419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 08:58:22.85 ID:VpQd/ZZaO
- はい
- 420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 08:58:27.72 ID:jjCzibbM0
- えい
- 421 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 09:01:11.70 ID:zbXtic9wo
- ※「幻影」発動無し
命中判定 05以上で命中(最低保証、コンマ下1、2)
- 422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:05:33.21 ID:4fzpeTC9o
- あ
- 423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:05:46.95 ID:QAsZw1zQo
- あ
- 424 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 09:10:14.31 ID:zbXtic9wo
- ※2発目クリティカル(攻撃側ダメージ2倍)
ダメージ
(コンマ下×15.75+150)×2-(コンマ下3×30÷4)
(コンマ下2×10.5+150)-(コンマ下4×7.5)
※ハブは筋力、技術ともに30
※イマーラの絆効果は自動適用しています
- 425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:10:31.21 ID:jjCzibbM0
- えい
- 426 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 09:10:49.56 ID:zbXtic9wo
- ※便宜上1発目と2発目を入れ替えた判定になっています
- 427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:10:58.00 ID:ijOZye3DO
- はい
- 428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:13:10.16 ID:KDJwbgSsO
- あ
- 429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:13:15.79 ID:8NlAFVIZ0
- あ
- 430 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 09:16:05.81 ID:zbXtic9wo
- >>427のみ再判定
奇数……ファンブル回避権全消費
偶数……戦闘終了、煉獄が進化
コンマ下3
- 431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:17:19.43 ID:KDJwbgSsO
- たのみます
ksk
- 432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:19:43.53 ID:8NlAFVIZ0
- ksk
- 433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:20:51.62 ID:4fzpeTC9o
- あ
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:23:51.43 ID:KDJwbgSsO
- 煉獄進化ナイス
ここで回避権無くなると他のパートがヤバすぎるからよかった
- 435 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 09:25:34.24 ID:zbXtic9wo
- ※戦闘終了、経験点100p、奥義習得ポイント3p
昼に再開します。なお、煉獄の使用可能回数が1回→2回になります。
改良の方向性ですが、どちらがいいか多数決を取ります。
1 蹴り始動型(距離3の双龍脚から発動、朦朧75以上で発動)
2 近接発動型(全至近距離攻撃から発動、朦朧70以上)
※3票先取
- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:33:57.39 ID:KDJwbgSsO
- 蹴り始動の場合、至近距離の朦朧の条件はどうなりますか?
- 437 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 09:44:18.85 ID:aCqToMgzO
- >>436
変わらず85以上ですね。
- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:47:11.54 ID:KDJwbgSsO
- うーんなら2
- 439 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 11:52:45.38 ID:2MMJMDkYO
- 上げます。
- 440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 11:59:05.79 ID:hwRBM6LHO
- 2
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 12:21:20.90 ID:238zr7Ws0
- 2
- 442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 12:35:05.05 ID:DISxLW6i0
- 2
- 443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 17:58:40.78 ID:lhVrMu650
- 一歩みたいなスタイルになるな結局
- 444 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 23:30:11.87 ID:MwUCl9RIO
- ※戦闘終了
一瞬で懐に潜り込む。右手を前に出す突剣の構えからは、僕の左拳は死角になる。
「!?」
ハブも気付いたようだったけど、反応が遅れた。僕は体重を乗せた一撃を、下から上へと突き上げる!
ドスッッッッ!!!!
「ウグォッ!!?」
呻き声とともに、ハブが宙へと浮かぶ。もちろん、その隙を逃す僕じゃない。
ドスッ、メキィッ、ボゴォッ!!!
立て続けに「煉獄」の連打が入る。……これ、大丈夫なのかな……
と思った刹那、ハブの姿が消えた。
「ちょっとやり過ぎよ!!」
デアドラさんが僕の後ろから叫ぶ。腕の中には、ボロボロのハブがいた。
「……あ」
「手加減なしとは言っても、あのままじゃ殺す所だったわよ??ちょっと、本当に大丈夫なんでしょうね」
「……つよ……いな……」
ニヤリとハブが僕に目線を向けた。一応、息はあるみたいだ。
「……ハブさん」
「デアドラ、さん……捨て置いて下さい。俺も長く、生きすぎた。
……グフッ、ここで書庫の、番をするのも……飽きた所です、し」
僕は慌てて彼の元に向かった。「時間遡行」なら、彼を治せるはずだ。
※30以上で回復
- 445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 23:30:47.79 ID:hwRBM6LHO
- あ
- 446 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 23:43:04.00 ID:MwUCl9RIO
- 損傷が激しい腹の辺りに手を置く。
「……今から、治します」
「……おま、え……」
手が白く光る。その光はハブさんの身体全体に拡がっていった。
3分ほどして、僕の体力の限界とともに、彼の身体は元に戻った。
「はあっ、はあっ……」
「これは……」
「ジェラードの『時間遡行』……。『エメリア』に覚醒手前だけあって、えげつないわね」
フローラさんが呆れた様子で言う。
「……このまま死なせてくれればよかったものを」
「まだ……死ぬ時じゃないと、思うんです……ダーレン寺というところの近くに、『穴』から出てきた魔物がいます。
あなたの居場所も、その辺りにあるはずです。……特に、あなたが『武』を重んじるのであれば」
「俺は『魔の物』だぞ。本質的に、人とは交われん」
「その長たる者も、僕の仲間にいます。……彼女が全て取りなしてくれますよ」
ハブさんは少し黙った後、静かに微笑んだ。
「……いいだろう。その心根も含め、この先に行くべき人間と理解した。
扉は俺が開く。……ついてこい」
書庫の奥に、ひときわ重厚な扉が見えた。それをハブさんが押すと……
「待っていたぞ」
※「3人目」の様子
01〜35 息絶えそう
36〜75 かなり年老いている
76〜90 通常通り
91〜00 上+α(ある判定をスキップ)
- 447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 23:44:37.76 ID:eTfl36Ka0
- あ
- 448 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/13(水) 23:59:02.18 ID:MwUCl9RIO
- どこまでも拡がる白い空間。それはまるで、僕が「コーウィン」さんと出会ったあの空間のようだ。
一つ違うのは、大きなヒビ……というより、割れ目が地面に走っているということだ。
そこに、「3人目」は立っていた。第二世界の彼よりは老けているけど、威厳は彼の方がある。
「……ランダム」
「デアドラ、フローラ。遅かったな。あれだけ御膳立てあいてやったのに、待ちくたびれたぞ。……マリーンもいるか」
彼女は無言で跪いた。「3人目」が小さく首を縦に振る。
「そして、クラン。よく来てくれた。これから『封印の儀』に入るが……これが済めば、地上から二度と『穴』に入ることはできなくなる。
プレーンウォークができる人間と、俺たち『一族』以外は、立ち入ることはできまい」
「僕は、何を」
「見届けるのだ。封印の完成を」
「なぜ見届ける必要があるんですか?」
師匠が一歩前に出た。「3人目」が目を閉じる。
「……不測の事態に備えて、だ。俺も、デアドラもフローラも、もうかつての力はない。
もし足りなかった場合に、お前の力が要る。やってくれるか」
「ええ、もちろん」
「……よし。ならば始めるか」
3人が2メドほどの距離を取り、地割れを取り囲んだ。ちょうど三角形の頂点にいるみたいな感じだ。
「………………」
「………………」
「………………」
無言で3人が集中している。そして、彼らの髪が金色に逆立ち始めた。
「……行くぞっ!!!!」
ビシィィィッッッ
甲高い音が響く。地割れが、急速に埋まり始めていた。
※大封印判定1回目
01〜40 再び溝が拡がっていく
41〜89 グウッッッ
90〜00 ビシッ、ビシビシッッ!!!
- 449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 23:59:25.78 ID:hwRBM6LHO
- はい
- 450 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 00:30:03.44 ID:bq+iDzGYO
- 「グウッッッ!!!」
「3人目」が唸った。顔からは汗が吹き出ている。
「ランダムさんっっ!!!」
「まだいいっ、もう少し、やるぞっ!!!」
「「分かった!!!」」
再び念を込める。地割れの距離は、さらに縮まっていく。
※大封印判定1回目
01〜50 再び溝が拡がっていく
51〜89 ビシッ、ビシビシッッ!!
90〜00 グオオオオオッッッ!!!
- 451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 00:30:44.75 ID:JGi03bM+O
- あ
- 452 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 00:33:39.82 ID:bq+iDzGYO
-
ビシッ、ビシビシッッ!!!
地割れが塞がり始めた!!
「よしっ、最後の仕上げ行くぞ!!!」
「3人目」が結ぶ印に力を込めた。
※大封印判定3回目
01〜60 再び溝が拡がっていく
61〜89 ビシィィィッッッ!!!!
90〜00 上+α
- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 00:33:58.64 ID:M83HI0cDO
- はい
- 454 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 00:48:36.67 ID:bq+iDzGYO
-
ビシィィィッッッ!!!
…………
……
「3人目」とデアドラさん、そしてフローラさんがその場に座り込んだ。
「……何とか……俺たちだけでできたな」
「……そうね……このために魔力をプールしていた甲斐はあった」
デアドラさんとフローラさんは、首飾りを手にとって見ている。宝石が欠けているのが分かった。
「すまんな。俺1人でメンテできれば良かったが」
「死ぬつもりだったでしょ?それはできないし、させないわよ。
生き続けて、『一族』のいない世界の行く末を見届けること。それが私たちの使命でしょうに」
「……それもそうか」
「3人目」がフローラさんに笑いかけた。……初めて、「第二世界」の彼のような表情を見た気がする。
「……でも、最後にあいつだけは何とかしないと、ね」
「……ドワーキンだな」
デアドラさんが頷いた。
「こればかりは俺たちじゃどうしようもできない。クラン、お前にかかっている」
「ええ、分かってます」
※現在タイムロスは0です。1(ないしはそれ以上)を使って質問ができます。
質問したい方は自由安価にて「3人目」への質問内容を書いてください。
0900までを制限時間とします。
- 455 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 00:54:40.27 ID:bq+iDzGYO
- なお、先を急ぐが3票入った場合、クランたちは第31階層に向かいます。
(ただ、ここからはクラン、イマーラ、マリーンの3人PTです)
- 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 02:03:11.03 ID:JGi03bM+O
- 質問というより今までの情報共有を兼ねて一度地上に戻りたい
あと>>446の流れ見るとハブも一緒に地上に出るのかな、大図書館の書物の話を何かしら聞けそうでもある
- 457 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 07:25:40.90 ID:E4OJyuHsO
- >>456
地上に一緒に戻ることは可能ですね。
- 458 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 08:16:06.67 ID:E4OJyuHsO
- 0900まで追加がなければ一度地上に帰還します(視点変更)。
- 459 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 11:15:02.40 ID:E4OJyuHsO
- 地上に帰還します。更新時間は不明です。
- 460 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 21:59:38.23 ID:E4OJyuHsO
- 「一度、地上に戻りましょう。何かあったら、すぐに動けるようにしないと」
「……そうだな。あとは、ドワーキンの出方次第だ」
※視点変更します。
1 「社」(視点はラーナかナディア)
2 第二世界(視点はウィル)
※3票先取
- 461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 22:03:12.90 ID:JGi03bM+O
- 1
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 22:08:27.10 ID:gbd26B2I0
- 1
- 463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 22:31:36.45 ID:LAgRQkupO
- 1
- 464 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 22:39:37.65 ID:E4OJyuHsO
- ※「社」へ移動
視点は
1 ラーナ
2 ナディア
※2票先取
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 22:40:13.78 ID:JGi03bM+O
- 2
- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 22:40:58.07 ID:amk5230f0
- 2
- 467 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 23:03:41.92 ID:E4OJyuHsO
- #
「また戻ってきたわね」
私たちは「社」の6階に戻ってきた。もう少し探索をするということだけど、どうするのかな。
「一気に『シュブニグラス』の所まで行くのもいいが……やはり、下調べだな」
「……これ、使い方分かる人いる?マエザキさんの所にあったのと、似たようなものみたいだけど」
ラーナさんが、光る板を指差した。
※60以上でミラが手を挙げる
- 468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 23:04:24.92 ID:JGi03bM+O
- ん
- 469 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 23:13:09.78 ID:E4OJyuHsO
- ※クリティカル
(覚醒レベル6のため、ミラの行動においてクリティカル範囲は90以上です)
「それの使い方なら覚えた。要は『ハッキング』すればいいんだろう?」
「は、はっきんぐ?」
ミラさん以外の皆が呆気に取られている。ミラさんはニッと笑った。
「『j』がなぜ究極生物と呼ばれるか、それは知能も人智を超えているからだ。まあ、よく見ておけ」
ミラさんが背中から光る触手みたいなのを出し、機械に差し入れた。そして、光る板についた鍵盤みたいなのを凄まじい速度で叩いていく。
「すご……」
「……セキュリティがかかってるな。ここも外しておくか」
すると、建物の絵が光る板に表れた。
「これが『社』の全体像だ。どこに何があるか、大体分かる。
シュブニグラスはここ。地下10階だな。エレベーターだと地下9階までしか行けない」
「どうしてですか?」
「地下9階に、絶対に出られないよう多重にセキュリティがかかってるからだ」
※70以下で?
- 470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 23:13:21.06 ID:amk5230f0
- あ
- 471 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 23:23:10.34 ID:E4OJyuHsO
- ※????あり
「で、そこにはご丁寧に門番がいる」
「門番?」
「そう。対『新人類』の特注機械兵、exΩ……という名らしい。こっちにデータはないが、別の所に管理システムがある」
※制御システムの場所
5の倍数 4階
それ以外 3階
ゾロ目、95以上 1階(無条件)
- 472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 23:24:29.57 ID:M83HI0cDO
- はい
- 473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 23:25:21.00 ID:gbd26B2I0
- あ
- 474 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 23:35:51.29 ID:E4OJyuHsO
- 「管理システムは3階。まあせいぜいデータを読み取れるくらいだろうな。
あと、1階のようなトラップが地下9階にはてんこ盛りだ。そのスイッチもここで切ることになる」
「3階って……Ωっていう機械兵がいるところじゃ」
「そういうことだな。それを守護するための門番というわけだ。まあ、行くしかないだろう」
ラーナさんが手を挙げる。
「ちょっといい?そこの管理システムを使ってその……エクスオメガ、だっけ?それ止められるのかな」
「分からんが、期待はしない方がいいな。せいぜいデータを取れるだけだろう。
あと、地下9階は狭い。6人以上での行動は意味がないと思うべきだ」
「じゃあ、そいつを倒したら一回引き揚げる?」
「どうだろうな。シュブニグラスが脱走する可能性は、結構あると思う。
ざっくり見たところ、こいつは私たちを目標に『作られた』だけに知能も高い。気を付けるべきだな」
「どういう生き物なのか分かる?」
※50以上で基礎情報、80以上でかなり深い情報(90以上で?)
- 475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 23:36:28.90 ID:LAgRQkupO
- ほい
- 476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 23:36:36.07 ID:gbd26B2I0
- あ
- 477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 23:36:59.45 ID:JGi03bM+O
- はい
- 478 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/14(木) 23:54:32.43 ID:E4OJyuHsO
- ※相当深い情報
「……あった、これだな」
また絵が出てくる。……裸の女の人?
髪は緑、顔は……整ってるけど何か不気味だ。
「……人間じゃないの?」
「違うな。構造から違う。
私も『新人類』とは500年前に戦ったが、見た目だけは人間に近い。ただ、別物だ」
シデさんの言葉に、ミラさんが頷く。
「そういうこと。遺伝子レベルで違う。下にいるナイアってのと違い、人類に強い憎悪を抱いてる。
能力は私に近いな。不定形で、姿を幾らでも変えられる。ナイアも同じようなことができるけど、それよりもさらにバリエーションが豊富。
何より、身体を銃器に変えることができる。これが凄まじく厄介だね」
「……銃器?」
「そう。遠距離からぶちまけられたら一溜りもない。もちろん、近接したら私みたいに手を剣にすることもできる。
もちろん魔法も使う。普通に戦ったら面倒極まりない」
マルコさんが前に出た。
「これは僕かサイファーさん、そしてダリオさんの力が必要ですかね」
「攻撃の遮断、だな。そして、遠距離に滅法強い君ということか」
シデさんにマルコさんが頷く。
「まあ、簡単には討伐させてくれそうもないですね」
「ただ、手の内は分かった。何より、私並みかそれより強い程度。これなら、どうとでもなるはずだ……多分」
「多分?」
マルコさんが訝しげにミラさんに言った。
「実は、セキュリティが最高レベルのブラックボックスに入ったデータが残っている。そこはまだ見てない。
無謀だと思うが、もう一度こじ開けてみるか」
※70以上で???
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