【劇場版安価】浦上「Chosen Soldier」 スピリッツ 【禁書】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

404 :1 [saga]:2020/05/02(土) 15:29:03.11 ID:K+nhhCIs0
 オーズPTT(香焼)「フンッ!!」


 4号(克己)「ハァアアアッ!」


 オーズは荒々しくメダガブリューを振るい、4号は振るった隙を狙って左右の連続パンチや
 回し蹴りを叩き込む。
 しかしそれでもオーズは怯むどころか益々凶暴になってくように咆哮を上げて、4号に
 襲いかかった。  

 ―ジャギィンッ!ジャギィンッ!

 4号(克己)「ぐおぉッ・・・!」


 オーズPTT(香焼)「ハァァァアア・・・ッ!」


 4号(克己)「くっ・・・!」

 
 4号(克己)「スカイサイクロン!」 


 ―ブロロロロロロロロォオーーーッ!!


 4号の遠隔操作によってショッカー製の戦闘機、スカイサイクロンが飛行してきて
 上空へ一度上昇し、降下してくると機銃の狙いをオーズに定めた。


 ―ドルルルルルルルルルッ!!

 ―チュォンッ!チュンッ!チュィンッ!

 オーズPTT(香焼)「ヴヴヴヴ・・・ッ!


 ―バシュウウゥゥゥーーーッ!!


 2門の機銃でオーズを掃射し、強力な銃撃で怯ませた瞬間にミサイルを発射した。
 オーズは迫り来るミサイルを察知すると太腿部にある左右のテイルディバイダーを組み合わせ
 巨大なティラノサウルスの尻尾を、回し蹴りの要領で鞭の様に振るった。


 ―ドガァァアアアアアアアンッ!!


 4号(克己)「・・・」


 ―ボオオォオオオ・・・!


 爆発が起きてオーズの周辺は土煙と爆炎に覆われ、見えなくなる。
 4号はその地点を見続け、爆炎と煙が収まるのを待った。
  
 
 
 オーズPTT(香焼)「ウオォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」


 4号(克己)「・・・しぶといな。坊主」


 4号(克己)「そんなに俺を倒したいか・・・!」



 ◎ 80以上orゾロ目
 ○ 60以上
 △ 30以上
 × ↑以下
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 15:35:17.89 ID:YmLW9wHJO
ほい
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 15:35:23.40 ID:sJX24BrpO
407 :1 [saga]:2020/05/02(土) 16:25:53.15 ID:K+nhhCIs0
 
 『ガブッ!ガブッ!ガブッ!ガブッ!』

 『ゴックン!』


 『ゲェ〜プッ』

 メダガブリューのビュレットチャンバーにセルメダルを4枚装填し、クランチガルバイターで
 圧力をかけると凝縮されたエネルギーにより出力が3倍近くまで増強される。
 クランチガルバイターを戻すと、フラグメントリーパーが紫色に禍々しく光り始めて稲妻を
 放出し始めた。

 4号(克己)「ならっ・・・!」


 オーズPTT(香焼)「ハアアァァアッ!!」


 4号(克己)「ライダァァアーーーーッ!」


 4号(克己)「パァァアアーーーーンッチ!!」


 ―ドガアァァアアアアアアアアアアアッ!!!

 グランド・オブ・レイジと緑色に光る衝撃波を放つライダーパンチが衝突して
 衝撃波が周囲に広がり、土煙が舞い上がって木々の葉が全て吹き飛ばされた。
 オーズと4号は衝撃波によって吹き飛ばされるが、あまりダメージは受けていないようで
 膝を付くこと無く着地した。
 

 『ガブッ!』

 『ゴックン!』


 『ゲェ〜プッ』

 オーズは再びセルメダルを1枚装填し、クランチガルバイターで圧力をかけると今度は
 ステラグラップエンドを展開して左手で握る。
408 :1 [saga]:2020/05/02(土) 16:33:22.48 ID:K+nhhCIs0
 シザーグラップエンドをリアグリップとして右手で握り締めると、メダガブリューの砲口である
 バニッシュクレイターを4号へ向けた。
 渦を巻くようなエネルギーがバニッシュクレイターに現れて稲妻を先程と同じように放出し
 セルメダルの高エネルギーを圧縮させ、蓄積していく。

 『プッ!トッ!ティラ〜ノ!ヒッサ〜ツ!』


 オーズPTT(香焼)「ウオォオオオオッ!!!」


 『ギャオォオオオン!』


 4号(克己)「ライダァァアーーーーッ!」

 
 4号(克己)「キィイーーーーック!!」


 オーズが引き金を引き、強力な破壊光線が一直線に4号目掛けて放たれた。
 4号は飛び上がって緑色に光るエネルギーを右足に集中させ、ライダーキックを放った。
 最初はほぼ互角に鬩ぎ合っていたが、徐々に4号はストレインドゥームに打ち負かされていき
 そして。

 ―ドガァアアアアアアアアアアアッ!!


 4号(克己)「ぐあぁあっ・・・!」


 ストレインドゥームが撃ち終わると同時に4号の右足で大爆発が起る。
 4号は吹き飛ばされ、背中から地面に叩きつけられた。
 なんとか立ち上がる4号だが、右足を故障したらしく火花が散って手で抑える。

 オーズPTT(香焼)「ウオオォオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」


 4号(克己)「・・・フッ・・・」


 オーズは隙だらけになっている4号に全速力で接近していき、メダガブリューを
 振りかぶってトドメをさそうとする。
 それを見て4号は、変身を解除した。


 克己「俺の負けか・・・」




 ◎ 80以上orゾロ目
 ○ 40以上
 △ 20以上
 × ↑以下
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 16:33:59.73 ID:YmLW9wHJO
そら
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 16:34:31.70 ID:8+lj35HRO
ほい
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 16:34:48.20 ID:hVpKHOTjO
うちにまかせとき!
412 :1 [saga]:2020/05/02(土) 16:51:44.56 ID:K+nhhCIs0
 ―・・・ガギィィンッ!!

 克己「・・・あ?」


 First(>>1)「ぐっ!ふ、んぐっ・・・!」


 オーズPTT(香焼)「ウグウゥゥウウッ!!」

 
 克己「おい、何のつもりだ・・・?」


 First(>>1)「じゃかぁ、じゃあっ・・・!」


 First(>>1)「その姿、でっ・・・殺されるとこ、はっ!」


 First(>>1)「見たくない、からじゃあっ!!」


 Firstはオーズの腹部を渾身の力で蹴りつけ、後退させる。
 続けてタックルを繰り出しなるべく大道から遠ざけるようにした。

 オーズPTT(香焼)「ウオォオオオオオオオオオッ!!」


 First(>>1)「はぁっ・・・はぁっ・・・!」


 克己「・・・俺がお前を殺しにきたって事は、聞いてなかったのか?」


 First(>>1)「あん?知ってるわボケ。そんなんどうでもええわっ」


 克己「何・・・?」


 First(>>1)「浦上ちゃんが心配なんじゃ俺は。じゃけえ俺は死なん」


 First(>>1)「殺せもせんわ。俺の後輩に負けるような奴じゃな」


 克己「・・・」




 ◎ 80以上orゾロ目
 ○ 40以上
 △ 20以上
 × ↑以下
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 16:52:37.37 ID:YmLW9wHJO
80ならインさんベルトむしりだったのかな
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 16:52:44.14 ID:hVpKHOTjO
ほい
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 16:52:50.10 ID:Ccb//yXVO
416 :1 [saga]:2020/05/02(土) 17:36:27.68 ID:K+nhhCIs0
 克己「・・・ハッ。言ってくれるな?」


 克己「この俺に嘗めた口を・・・」


 First(>>1)「俺の恋人を奪ったお前らがブチくそ嫌いじゃけえの」


 克己「・・・それもそうか」


 オーズPTT(香焼)「ウオォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」


 First(>>1)「・・・香焼君、なんかやばそうじゃな」


 克己「本気を出すとか言っていたが・・・」


 克己「暴走としか見て取れないな」


 First(>>1)「・・・俺が手伝ってぇ言うたらどうする?」


 克己「・・・すまないが、無理なようだ」


 克己「本来なら自己再生能力ですぐに修復されるはずなんだが・・・」


 克己「足が動かなくなっちまった」


 First(>>1)「ちっ・・・んなら俺だけでやったるか」


 克己「勝算はあるのか?」


 First(>>1)「あるっちゃある。・・・さっきやりゃあよかった」


 克己「>>417
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 17:39:03.25 ID:YmLW9wHJO
仕方ねえ、俺がトリガーなんだが任せた
418 :1 [saga]:2020/05/02(土) 17:45:05.24 ID:K+nhhCIs0
 克己「・・・仕方ねえな。気を引かせる程度には手伝ってやるが?」


 First(>>1)「俺がヘマしたらアンタ今度はホンマに死ぬで?」


 克己「・・・どのみち俺は死に損なったんだ」


 克己「俺はアイツの事を認めて気に入っている。・・・だったら」


 克己「認めた奴に殺されるのも本望だ」


 First(>>1)「・・・ホンマにええんじゃな?知らんよ?」


 克己「任せろ」


 First(>>1)「・・・んじゃ、やりゃあしょうかっ!」


 First(>>1)「俺も気を引きつけて、もし俺んとこ来たら捕まえるけん」


 First(>>1)「その時は速く来てなっ!」


 オーズPTT(香焼)「ウオォオオオオオオオオオオオオオッ!!」


 

 First 10以上 
 克己  40以上

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 18:08:35.21 ID:Ccb//yXVO
がんばれ
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 18:08:47.69 ID:p4FNqwPAO
高め
421 :1 [saga]:2020/05/02(土) 18:24:26.29 ID:K+nhhCIs0
 First(>>1)「香焼君っ!こっちじゃ!」




 克己「おい坊主!・・・俺はここだ!」



 
 オーズPTT(香焼)「ヴヴッ!ヴヴゥ・・・!」


 オーズPTT(香焼)「・・・ウオォオオオオオオオオオオオオオオッ!!」




 克己「ハッ、やはり俺を狙ってきたか」


 
 First(>>1)「そっちかっ!」


 
 克己「来い!坊主っ!」


 オーズPTT(香焼)「ウオォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」



 ―ヒュルルルルッ!! ビシィッ!!

 オーズPTT(香焼)「グウウッ・・・!?」


 克己「何っ・・・?」
 


 First(>>1)「!?。鞭っ・・・!?」




 京水「克己ちゃん!大丈夫!?」



422 :1 [saga]:2020/05/02(土) 18:46:40.59 ID:K+nhhCIs0
 克己「・・・お前は」


 
 オーズPTT(香焼)「ヴヴヴヴヴォォオオオッ!!」


 京水「暴れないのぉお!前に会った時みたいに抱きしめてあげるからぁぁああん!」




 First(>>1)「おっさん!そのままで居てくれなっ!」


 
 京水「おっさん!?誰がおっさんよっ!?」


 
 First(>>1)「アンタじゃろがぁあっ!」


 Firstは鞭によって締め付けられ、拘束されているオーズに接近し即座に懐へ潜り込むと
 バックルの中央にあるオースレイターを斜めの状態から、水平に戻す。
 そうするとオーズは息が止るような唸り声をあげながら変身が解除される。

 香焼「う、ぁ・・・ぁ・・・」


 First(>>1)「香焼君っ!」ガシッ


 香焼「っ・・・」


 

 京水「あらぁ?あの時のイケメンじゃなぁい・・・」


 克己「・・・」


 京水「でも将来良い感じになりそうねぇ」クネクネ



 香焼「・・・>>1、さん?」


 天草式>>1「うん。・・・もう、暴走するようなん使っちゃいけんよぉ」


 香焼「暴走?・・・>>423
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 18:48:03.05 ID:iAW/YBn6o
また、っすか…
あのフォームはどうにも慣れないっす
424 :1 [saga]:2020/05/02(土) 18:58:56.49 ID:K+nhhCIs0
 香焼「また、っすか・・・」


 香焼「あのコンボはどうにも・・・慣れないっすね・・・」


 天草式>>1「・・・まぁ、あのあんちゃんに勝ったんじゃけんすごいわ」


 香焼「え?あ・・・」


 

 京水「克己ちゃん!どこか怪我してない!?」


 京水「あとやっぱりここに居たのねっ!んもう〜〜〜!来てたならすぐにでも会いにきてたのにぃ!」


 京水「克己ちゃんの、い・け・ず♥」


 克己「・・・お前は」


 京水「私?私は大体3年前からここに来てたの」


 克己「誰だ?」


 京水「え?・・・えー?そんなそんな私よ?泉京水よぉん!」


 京水「克己ちゃんジョーク言うようになるなんてフレンドリーになってくれて嬉しいわ〜」クネクネ


 克己「・・・」


 天草式>>1「ちょっとアンタら」


 京水「何よ?あ!さっきアンタ私のことおっさん呼びしたわね!ムッキィィーーーーッ!!」


 天草式>>1「あぁもううっさいわ!おっさん!・・・えー大道、さんじゃったっけ?」


 克己「・・・なんだ?」


 天草式>>1「・・・わかっとると思うけど・・・ついて来てもらうけんな」


 克己「・・・>>425
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 19:00:35.52 ID:p4FNqwPAO
敗者に選択肢はねえだろ?
もとからそのつもりだ
426 :1 [saga]:2020/05/02(土) 19:26:55.01 ID:K+nhhCIs0
 克己「・・・敗者に選択肢はないだろ?・・・それにだ」


 克己「元からその、つもりだ・・・」スクッ


 京水「ちょっとアンタ!克己ちゃんをどうするつもりよ!」


 天草式>>1「・・・おっさん。こいつの知り合いみたいじゃけど」


 天草式>>1「大道さんは俺を殺そうとしてたんよ。・・・おまけに、この人が入ってる組織が」


 天草式>>1「俺の恋人を連れ去ったんじゃ。情報を詳しく聞かせてもらうけんな」


 克己「・・・俺にはその女の情報は回って来ていない」


 克己「詳しくは説明はできないぞ?」


 天草式>>1「それでもいいけえ、来てくれや」


 香焼「浦上を助け出す作戦をより一層成功させるために」


 香焼「・・・お願いします」


 克己「・・・フンッ。言ったろ?敗者に選択肢はないってな」


 京水「ちょっと待ちなさいよ!私も行くわよ!」


 天草式>>1「えー・・・」


 京水「何よその露骨にいや〜〜〜そうな顔して!」


 天草式>>1「・・・どうしよ?」


 香焼「>>427
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 19:30:27.22 ID:iAW/YBn6o
ま、多い方が助かることもあると思うっすし
428 :1 [saga]:2020/05/02(土) 20:01:58.04 ID:K+nhhCIs0
 香焼「ま、まぁ・・・戦力は多いに越したことはないっすし・・・」


 香焼「いいんじゃないっすか?」


 天草式>>1「・・・そか。じゃあ、おっさんも」


 京水「おっさんじゃなくて泉京水よ!覚えてちょうだい!」


 天草式>>1「はいはい」


 克己「・・・おい、泉」


 京水「やぁ〜〜ねもう〜!克己ちゃんったら。京水っていつも呼んでるのに〜」


 克己「・・・すまないが、俺は記憶を喪っているんだ。お前のことは覚えていない」


 京水「・・・それってー、大マジ?ちょっとした冗談?」


 克己「初対面の奴に俺は冗談をかますほど、親しみやすい奴ではないんでな」


 克己「大マジだ」


 京水「・・・あふ〜ん」バタン


 香焼「・・・気絶しちゃったっすよ?」


 天草式>>1「あーもう。めんどくしゃーなー」



429 :1 [saga]:2020/05/02(土) 20:10:20.64 ID:K+nhhCIs0



 -イギリス ロンドン 日本人街 天草式十字凄教本部-

 ―ヒュンッ

 天草式>>1「お待たせしましたー」


 香焼「皆さんご無事っすか?」


 対馬「あっ!>>1、香や、ぎ・・・?」


 黒井「・・・大道」


 克己「・・・よぉ、兄弟」


 京水「克己ちゃぁ〜〜ん・・・」ムニャムニャ


 建宮「>>1・・・どういうことなのよな」


 天草式>>1「まぁ・・・この人に香焼君が勝ったので、同行してもらうことになったわけなんす」


 黒井「何?お前が・・・負けたのか?」


 克己「ああ。・・・前に話さなかったか?中々見込みのある坊主を見つけた、ってな」


 香焼「全然嬉しくないっすけどね」フイッ


 克己「ハッ・・・冷たい事を言うなぁ」


 克己「まぁ・・・この坊主に負けたのは事実だ」


 黒井「・・・」


 建宮「・・・とりあえず、こっちに来るのよな。作戦を説明するぞ」


 天草式>>1「はい。・・・そのお・・・京水さんはそこら辺に寝転がしてていいでしょ」


 克己「・・・そうするか」スッ


 京水「あぁ〜ん・・・克己ちゃ〜ん」トサッ、クネクネ

430 :1 [saga]:2020/05/02(土) 20:35:37.62 ID:K+nhhCIs0


 建宮「では、作戦を説明するのよな」


 建宮「敵の本陣はセント・マイケルズ・マウントで間違いないか?」


 黒井「ああ。どこかに移動して、作戦を決行させることはできないからな」


 天草式>>1「・・・えっと、まず作戦って何が目的なんすか?」


 香焼「そうっすよ。その作戦がどういったものなのか説明してほしいっす」


 対馬「そういえば、まだ聞かされてなかったわね」


 建宮「黒井響一郎。説明を願うのよな」


 黒井「・・・ショッカーはテクノロジーで細菌サイズのロボットを創った」


 黒井「人間を内側から改造するために」


 天草式>>1「内側、から?」


 克己「ナノロボットだ。坊主、お前はこの間見ただろう?あの黄色い液体を」


 香焼「あれが、ロボットだったんっすか・・・?」


 黒井「セント・マイケルズ・マウントにある装置を使い、ナノロボットを活性化させれば」


 黒井「各地の大気中に散布すれば全人類を改造することができる」


 五和「なんて恐ろしい物を・・・!」


 対馬「>>431
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 20:37:01.21 ID:DRlRkpJbO
仲間を増やすためなら効率的だと思うけど許せないわね
432 :1 [saga]:2020/05/02(土) 20:59:13.41 ID:K+nhhCIs0
 対馬「許せないわ。そんなこと・・・っ」


 天草式>>1「・・・黒井さんと大道さんもそのナノロボットで改造を?」


 黒井「そうだ。・・・ただ、俺はナノロボットによる改造の前から」


 黒井「改造されていたような感じなんだが・・・」


 天草式>>1「どゆことです?」


 黒井「・・・俺にもよくわからないが・・・そうだと思っているんだ」


 天草式>>1「はぁ・・・」


 克己「俺は純正のナノロボット改造だ。・・・しかし俺も黒井が言っている事と同じように」


 克己「俺も元から身体の耐久性と再生能力を持っていたようだ」


 克己「ナノロボットのおかげで更に向上したんはずなんだが・・・」


 克己「この坊主の攻撃によって体内のナノロボットの大半が破壊されたようで」


 克己「再生速度が著しく低下して、依然と同様となってしまったみたいだ」


 香焼「ってことは・・・ナノロボットは冷気に弱いってことっすか」


 黒井「そうだ。容器に入っているままのナノロボットは活性化させなければ驚異ではない」


 黒井「焼却しようが破壊することはできる」


 建宮「んじゃ、それもついでに破壊しておくのよな。そのナノロボットはどこに保管を?」


 克己「適当に描いたが、この断面図でいうと・・・ここに保管されている」


 

 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 21:00:27.81 ID:DRlRkpJbO
それ
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 21:00:36.84 ID:p4FNqwPAO
435 :1 [saga]:2020/05/02(土) 21:13:54.18 ID:K+nhhCIs0
 天草式>>1「肝心の浦上ちゃんは?」


 黒井「・・・悪いが、彼女がどこに居るのかはわからない」


 克己「そうだな」


 天草式>>1「はい?」


 香焼「どうしてっすか?」


 黒井「この作戦では人質を取るといった人的確保は想定していなかった」


 黒井「よって、監禁する部屋は作られていないんだ」


 克己「まぁ、仮に押し込めておくとすれば・・・ここだな」


 建宮「地下3階の・・・実験室・・・!?」


 黒井「なるほど・・・そこならいくらでもスペースはあるか」

 
 五和「ま、待ってください!実験室って・・・まさか、浦上さんが改造手術を施されてしま」


 ―ダンッ!!

 天草式>>1「・・・」


 五和「い、>>1さん・・・」


 建宮「・・・」


 天草式>>1「・・・そん時は・・・」


 対馬「>>436
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 01:44:54.83 ID:Idfqu+fYo
……>>1
437 :1  [saga]:2020/05/03(日) 07:38:04.59 ID:TjwwCHfX0
 対馬「・・・>>1・・・」


 天草式>>1「・・・」


 建宮「・・・>>1。もしもの時は離脱してくれて構わんのよな」


 建宮「お前さんにとって荷が重すぎるのは百も承知している」


 建宮「誰も責めたりなどしないのよな」


 天草式>>1「・・・はい」


 五和「・・・私、無神経なことを」


 香焼「いや・・・考えられることっすから。五和は悪くないっすよ」


 克己「この作戦は失敗は許されないからな。・・・必要とあらば」


 克己「ショッカーはどんな手でも使う」


 対馬「・・・黒井さん。しつこいかもしれないけど・・・」


 対馬「私達はショッカーを全力で倒すわよ。・・・いいわね?」


 黒井「>>438
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 07:45:36.33 ID:vYCOL73zO
分かっている、お前のために力を貸そう
439 :1  [saga]:2020/05/03(日) 08:07:20.02 ID:TjwwCHfX0
 黒井「ああっ・・・わかっている」


 黒井「力を貸そう。・・・大道、お前も協力するのか?」


 黒井「ショッカーを裏切るのは知っていたが・・・記憶は取り戻せなくなるぞ」


 克己「・・・別に構わん。過去の記憶を取り戻さなくても・・・」


 克己「後悔などない」


 黒井「・・・それなら、いい。頼むぞ」


 克己「・・・フンッ」

  
 建宮「黒井、大道。どこかに抜け道はないのか?」


 香焼「あったらもっとスムーズに浦上さんを助け出せるんっすけど」




 ○ 40以上orゾロ目
 △ 30以上
 ×  ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 08:11:37.47 ID:vYCOL73zO
頑張れ
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 08:11:43.46 ID:RNg6qNWxO
ほい
442 :1 [saga]:2020/05/03(日) 09:17:38.04 ID:TjwwCHfX0
 克己「あるぞ。描きたすと・・・こうだ」

 
 克己「緊急事態に備えて設備されている避難通路だ。普段はロックがされて通れなくなっている」


 克己「ここからなら基地内へ侵入出来る」


 建宮「よしっ。軽傷者でも動ける者を合わせて何人動けるのよな?」


 五和「31人が軽傷を負いましたが、4人の方は動けるそうです」


 諫早「まともに動けるのはここに居るのを合わせて42人。合計で46人となるか・・・」


 建宮「それだけ居るのなら問題ないのよな」


 建宮「ただ、マラジオンの避難が間に合うかどうか・・・」


 神裂「問題ありませんよ。現時点でイギリス清教のメンバーにより避難誘導を行なっています」


 神裂「防衛陣も集めておきましたから、避難が終わる前に戦闘を始めても心配無用ですよ」


 建宮「流石女教皇様なのよな。・・・では、作戦の概要を改めて」




 作戦

 1.数名を先に侵入させ、浦上を捜索し救出。後に基地を制圧。ナノロボットを破壊
 2.基地を強襲。その隙に救助班は浦上捜索し救出。ナノロボットを破壊。
 3.(>>443or>>444 思いついた作戦を書いてください)

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 09:40:27.09 ID:vYCOL73zO
1
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 09:41:11.65 ID:RNg6qNWxO
各拠点から潜入して陽動しまくる
浦上救出班はその隙に潜り込む
445 :1 [saga]:2020/05/03(日) 10:07:07.55 ID:TjwwCHfX0
 建宮「側面から強襲し、その隙に救助班は浦上捜索し救出」


 建宮「ナノロボットも見つけ次第に破壊するのよな」


 黒井「・・・思っていたよりも、割かしシンプルだな」


 克己「だが・・・基地には戦斗員の他にショッカーライダーとワーム共が居るはずだ」


 克己「ワームはサナギ体ならまだしも、成虫体は厄介だぞ」


 克己「クロックアップを使われれば対抗はまず不可能となるな」


 黒井「ショッカーライダーも性能は戦斗員よりも上級だ。油断はできないぞ」


 対馬「ワームの相手なら私に任せて。クロックアップを私も使えるから」


 五和「そのショッカーライダーと呼ばれる敵も、天草式十字凄教の本領を発揮すれば」


 五和「勝てない敵ではありません」


 黒井「・・・そうか。それなら心配は無用だな」


 天草式>>1「で・・・避難完了後に開始としますか?」


 建宮「ああっ、その予定でいるが異変があればすぐに作戦開始とするのよな」




 ○ 40以上orゾロ目
 △ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 10:11:28.61 ID:vYCOL73zO
ほい
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 10:14:41.51 ID:DCmHACm40
酪農の育てや酪農の進めや乳牛や肉牛や豚や羊や馬や鶏と犬や猫などの親しみや企業の経営統合や大合併などにも加えていいみたいですよ。すべての旅館や店などの世代交代や防災散歩や旅行代や船舶の進化や鉄道や道路交通や航空などの進化や記念日が祝日に変わってくるにも加えていいみたいですよ。
448 :1 [saga]:2020/05/03(日) 10:53:07.45 ID:TjwwCHfX0
 ―ピーピーピーピーッ

 克己「・・・」


 克己「・・・俺だ」


 博士『大道克己。何をしているんだ!Firstは殺したのか?』


 克己「・・・ああっ。たった今な」


 克己「今から戻る。・・・が、少々手痛い損傷をしたもんでな」


 克己「戻るのには時間がかかるぞ。どういうわけかナノロボットの機能が低下したようだ」


 博士『何?・・・むぅ、ならば仕方ない』


 博士『こちらに戻った際、すぐにメダルを渡せ』


 克己「了解だ。・・・その前に1つ質問がある」


 博士『なんだね』


 克己「Firstを誘き寄せるための餌を用意していたようだが・・・」


 克己「そいつはどうするんだ?」


 博士『ふむ・・・殺すなり廃棄場に放り込むなりするのもいいが・・・』


 博士『中々に良い素体だ。・・・改造手術をするのもいいと思っていてな』


 克己「・・・>>449
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 10:55:48.89 ID:vYCOL73zO
失敗したときの犠牲を処分するのも面倒だ、そのまま捨てる方が体もキレイなままで面倒がないぞ
450 :1 [saga]:2020/05/03(日) 11:24:31.51 ID:TjwwCHfX0
 克己「失敗したときの犠牲を処分するのも面倒だ」


 克己「廃棄するなら、そのまま捨てる方が体もキレイなままで面倒がないぞ」


 博士『ふむ・・・それもそうだな』


 克己「そいつの処分は俺に任せろ。・・・どこに監禁している」


 博士『地下3階の私の実験室だ。騒がしかったもので、今は眠らせている』


 克己「そうか。・・・では、また後でな」


 博士『早くしろ。お前が回収した分のナノロボットを間もなく活性化させる』


 博士『工場で生産していたナノロボットもこちらへ運搬させ、全て活性化させたのち』


 博士『世界改造計画を開始する』


 克己「・・・了解」


 ―プツッ

 克己「・・・おい、>>1。女の居場所がわかったぞ」


 天草式>>1「ホントすか!?」


 克己「ああ。俺の予想通り実験室にいる。・・・よかったな、まだ改造はされていない」


 天草式>>1「・・・よかった・・・」ヘタッ


 五和「よかったですね・・・!>>1さんっ」


 対馬「>>451
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 11:33:58.45 ID:vYCOL73zO
ただ相手の出方は読まないとまずいわ、向こうがこっちを捕まえるために適当なこと言ってる可能性も捨てきれないから
452 :1 [saga]:2020/05/03(日) 11:45:41.06 ID:TjwwCHfX0
 対馬「ただ相手の出方は読まないとまずいわ」


 対馬「向こうが適当なこと言ってる可能性も捨てきれないから」


 克己「いや、ショッカーでは博士と呼ばれているジジイは嘘はつかないからな」


 克己「無事なのは間違いないぞ。・・・ただし、1つ問題が発生した」


 香焼「どうしたんっすか?」


 克己「工場でナノロボットを生産していたんだが、予定よりも早く完成したようだ」


 香焼「生産してたんっすか!?」


 黒井「そうだったな・・・学園都市で最初に開発した際のデータをこちらに送ってきていた」


 黒井「それを使われていない発電所でナノロボットを生産していたんだ」


 克己「運搬されるナノロボットはどうする?場所は把握しているが」


 建宮「どこだ?」


 黒井「サウス・ヨークシャー州のドンカスター近郊にあった石炭火力発電所だ」


 フロリス「ソープ・マーシュ発電所だね。94年に閉鎖されてるよ」


 黒井「取り壊れていない6基の冷却塔で生産していたんだ。恐らく運搬するとなると・・・」


 克己「ああ。近くを流れる運河か陸路のどちらかだ」


 建宮「・・・女教皇様。ここは二手に分かれて指揮を執った方がいいと思います」


 天草式>>1「基地と発電所の2つですね」


 神裂「わかりました。では・・・私は発電所へ向かいます」


 神裂「>>453」 
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 11:49:41.85 ID:RNg6qNWxO
基地の方の指揮は私がいないので他の物ですね
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 11:50:15.75 ID:RNg6qNWxO
よろしく頼みます、必ず浦上を救うことですよ
455 :1 [saga]:2020/05/03(日) 12:11:41.44 ID:TjwwCHfX0
 神裂「基地攻撃での指揮は、建宮。貴方に一任します」


 建宮「お任せをっ」シュッ


 諫早「女教皇様。私もそちらへ参加させていただいてもよろしいでしょうか?」


 神裂「はい。お願いします」


 建宮「んじゃ・・・基地攻撃へ参加する主力の確認だ」


 建宮「>>1、五和、対馬、香焼、牛深、野母崎、黒井、大道、そして俺なのよな」


 対馬「浦上の救助班は?」


 建宮「もちろん>>1と大道、それか黒井に任せたいんだが」


 天草式>>1「・・・さっき俺の事を倒したって言いましたよね?」


 克己「ああ。・・・気に入らなかっただろうが、今の状況では」


 天草式>>1「いえいえ、別にそれは気にしてませんので」


 天草式>>1「・・・まだアンタが裏切ってないってことはバレてないなら」


 天草式>>1「俺と一緒に行動するよりも何かに動いてもらえると思うんですが」


 克己「・・・なるほどな。それなら」


 天草式>>1「黒井さん、お願いできますか?」


 黒井「ああっ。いいぞ」

 
 天草式>>1「お願いしゃす」


 建宮「よしっ、役割分担の説明は済んだのよな。では・・・」

 
 ―ピリリリッ ピリリリッ

 神裂「はい。・・・わかりました」


 神裂「マラジオンの避難誘導完了しましたよ。建宮」
 

 建宮「わかりましたのよな。・・・注目してくれ!全員に告ぐのよな!」


 建宮「絶対に浦上を助け出すことが、この作戦で最優先の目的になるのよな!」


 建宮「敵の殲滅もそうだが、決して無茶はするなっ!」


 建宮「>>455
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 12:21:06.06 ID:RNg6qNWxO
天草式全員でここに必ず帰ってくるのが使命だ!
457 :1 [saga]:2020/05/03(日) 12:44:25.66 ID:TjwwCHfX0
 建宮「天草式全員、そして浦上と必ず帰ってくるのが使命だ!」


 建宮「我らが女教皇様から得た教えは!」




 「「「「「「「「「「救われぬ者に救いの手を!!」」」」」」」」」」」


 

 黒井「・・・今更聞くのもなんだが・・・」


 黒井「何故俺を裏切り者扱いにした?」


 克己「・・・気まぐれだ。たまたま風が吹いたようにな」


 黒井「・・・そうか」


 黒井「・・・恩に着る。これで・・・よかったんだろうな」


 克己「ああ。・・・」




 ◎ 40以上
 △ ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 12:55:57.68 ID:vYCOL73zO
ほい
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 12:56:07.03 ID:RNg6qNWxO
さそれ
460 :1 [saga]:2020/05/03(日) 13:09:06.39 ID:TjwwCHfX0
 克己「・・・悪くも無いな」


 黒井「何がだ?」


 克己「・・・誰かのために、ってのものな」


 黒井「・・・そうだな」


 克己「ああっ。・・・もう俺達の過去は消えた」


 克己「過去が消えていくなら・・・俺はせめて明日が欲しい。だからあがき続けてやる」


 黒井「あがく・・・?」


 克己「過去に縋っていた惨めな俺自身の・・・弱さにな」


 黒井「・・・フッ」


 黒井「なら・・・俺も勝ってみせる。お前と同じように」


 克己「やってみろ。やれるもんならな」


 
461 :1 [saga]:2020/05/03(日) 13:19:34.21 ID:TjwwCHfX0



 -セント・マイケルズ・マウント ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING-

 博士「間もなくだ・・・間もなく全世界の人類が改造される・・・」


 博士「ふふふふふっ・・・!はははははっ!」


 『随分とご機嫌なようね。博士』

  
 博士「うん?あぁ・・・君だったか」


 博士「喜ぶのは当然だろう。我がショッカーが世界を征服する日がついに来たのだからな」


 博士「君はそうは思わないのかね?」


 『・・・どうかしらね』


 『私はただナノロボットによる改造方法に興味を持っただけよ』


 博士「・・・そうかね」


 博士「まぁ、いい。確かにナノロボットの改造は元来の改造手術よりも・・・」


 博士「遥かに素晴らしいものだ!Firstなど、ゴミ屑も同然!」


 『だけど、仮面ライダーはFirstだけではないでしょう?』


 博士「>>462
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 13:20:31.34 ID:vYCOL73zO
ああもちろん、何かのために備える事は大事だからな
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 13:26:09.29 ID:Idfqu+fYo
こちらには様々な怪人がいる上にFirstを遥かに越える戦闘力をもつ4号がいる!
たいした問題ではない!どんな能力だろうが正面から破れる!
464 :1 [saga]:2020/05/03(日) 13:36:57.97 ID:TjwwCHfX0
 博士「ああ、もちろん忘れていないとも」


 博士「なのでイギリス支部の我がショッカーに忠実を誓った者達をここに集結させた」


 博士「何かのために備える事は大事だからな」


 博士「LEGEND OF GATHERING・・・」


 博士「今ここに、ショッカーの伝説を目撃する者達が集ったのだ」


 博士「世界をショッカーのものとするためにっ・・・!」


 『・・・それなら、征服が終わり次第連絡して。その間私は寝てるわ』


 博士「いいのかね?その目で見なくても」


 『結構よ。言ったでしょう、私は改造方法に興味を持っただけって』


 博士「そうか・・・ナノロボットも素晴らしいが」


 博士「君が開発した濃淡コンピュータも中々に素晴らしいよ」


 博士「量子コンピュータの量子部分を気体や液体といった流体の粘性、濃度に置き換えるとは」


 博士「しかも自らを情報生命と化し、AIM拡散力場を演算媒体とするとは・・・」


 博士「君とは一度だけでも実験をしてみたかったものだよ」


 博士「薬味久子」

 


 薬味『ええ。そうね』



 薬味『この身体では物を掴んだりするのに一苦労するもの・・・』


 薬味『>>464』 
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 13:41:15.20 ID:vYCOL73zO
oh…さすがこのスレ最上の悪役

早く媒体が欲しいわ
466 :1 [saga]:2020/05/03(日) 13:51:40.89 ID:TjwwCHfX0
 薬味『早く媒体が欲しいものね』


 博士「私に任せてもらえるなら、いくらでも媒体をプレゼントするが?」


 薬味『結構よ。怪人なんかになるならこのままでいいわ』


 博士「それは残念だ・・・」


 薬味『じゃあ、またね』


 博士「うむ。・・・全員集結せよ」カチッ




 ショッカーライダー「全員集合しました」


 博士「よろしい・・・


 博士「こちらには様々な怪人がいる上にFirstを遥かに越える戦闘力をもつ4号がいる!」


 博士「どんな性能を持ったライダーだろうが正面から破れる!」


 博士「我がショッカーに未来永劫ある栄光を導き出せっ!」


 博士「誇りに思ええぇ〜〜〜〜っ!!」


 「「「「「「「「「「イーッ!!」」」」」」」」」」


  
467 :1 [saga]:2020/05/03(日) 13:57:04.79 ID:TjwwCHfX0



 -地下3階 実験室-

 浦上「・・・うっ・・・」


 浦上「・・・はっ」ガバッ


 浦上「っ・・・」クラッ


 浦上「・・・ここは、さっきと同じ部屋、ですね・・・」


 浦上「(・・・体は動く、負傷した箇所は無し・・・)」


 浦上「(これなら脱出はできますね)」


 浦上「・・・>>468
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 14:05:07.68 ID:Idfqu+fYo
>>1さんの足手まといにはならない……

驚いた生きてたのか…
469 :1 [saga]:2020/05/03(日) 14:33:06.11 ID:TjwwCHfX0
 浦上「天草式の皆さんが助けにきてもらうのを待つだけなんてできませんよね・・・」


 浦上「足手まといにはならないように、何かできることは・・・」


 浦上「・・・スマホは当然没収されていますよね・・・」ゴソゴソッ


 浦上「・・・それなら」スクッ


 ―ガサガサッ ガサガサッ

 浦上「(あった、紙とペン!これを使えば・・・)」


 浦上「(通信術式が創られる。・・・けど、創ったとしても・・・)」


 浦上「(誰かがこれを同じ術式を発動していないと使い物にならない・・・)」


 浦上「・・・一か八かですね」


 ―カリカリ カリカリカリ・・・

 浦上「よしっ・・・次に、髪の毛を」プチッ


 浦上「編み込めば・・・。・・・コホンッ」
 

 浦上「(あー。あー。こちら浦上。こちら浦上。誰か聞こえていますか?)」


 浦上「(天草式十字凄教の浦上です。誰か聞こえていますか?)」



 
 ◎ 95以上orゾロ目
 ○ 90以上
 △ 85以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
 >>468 ぶっちゃけた話、今後出すの面倒だから喰われた事にしようと思ってましたが
     やっぱ勿体ないので出しますた
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 14:35:49.64 ID:vYCOL73zO
悪役らしくて嫌いじゃないからこういう登場はWelcome
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 14:38:43.85 ID:tg5GpFXOO
コニチハ
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 14:41:59.38 ID:Idfqu+fYo
実体ないからやっかいな敵になりそうだなあ

だけど嫌いじゃないわ!嫌いじゃないわ!そういう悪役大好き(はぁと)
473 :1 [saga]:2020/05/03(日) 14:51:10.83 ID:TjwwCHfX0
 『ガガガッ・・・ザザッ・・・み・・・う・・・』

 
 浦上「!(通信できてる!でも、雑音が・・・)」


 浦上「(もしかしたら、地下深くだから声が届きにくいのかな・・・)」


 『ザザッ・・・か・・・み・・・ガガッ・・・』


 浦上「・・・聞こえているのでしたら、まず報告します」


 浦上「私は無事です。ご安心してください」


 浦上「恐らくここはショッカーの根城で・・・地下にいると思われます」


 『ら・・・か・・・ガガガッ・・・』


 浦上「こちらにはそちらの声が聞き取れません・・・」


 浦上「でも、私が無事だということは、お伝えします」


 浦上「>>473
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 15:07:47.98 ID:vYCOL73zO
だから必ず私を助けてください、私も皆さんの顔がみたいです
475 :1 [saga]:2020/05/03(日) 15:26:10.67 ID:TjwwCHfX0
 浦上「知らせておきます」


 浦上「ですので・・・私を救出する作戦を実行してくださっているのでしたら・・・」


 浦上「絶対にご自分の身を案じてください」


 浦上「私も皆さんの顔を見たいですから・・・」


 浦上「・・・通信は繋げています。鮮明に聞こえるようになった時のために」


 浦上「・・・>>1さん」


 浦上「信じています・・・助けて、くださいっ」


 浦上「愛しています・・・」


 浦上「>>476
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 15:29:24.68 ID:Idfqu+fYo
>>1さん……い…ち…さん……っっ
477 :1 [saga]:2020/05/03(日) 15:42:02.85 ID:TjwwCHfX0
 浦上「・・・>>1さん・・・」


 浦上「い・・・ち・・・さんっ・・・」ポロポロ


 浦上「ひぐっ・・・ふ、ぅぐ・・・!」ポロポロ


 

 
 「・・・」


 「・・・そろそろだな」


 「・・・行くか・・・」


 ―ブロンッ!
 
 ―ブロロロロロォオオーーーーッ!!



 ―カチッ

 ―キュロロロロロッ ピロピロッ ピロリ


478 :1 [saga]:2020/05/03(日) 15:45:49.94 ID:TjwwCHfX0
 視点セレクト

 基地攻撃班
 発電所襲撃班

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 15:51:20.89 ID:vYCOL73zO
基地
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 15:51:26.63 ID:tg5GpFXOO
発電所
481 :1 [saga]:2020/05/03(日) 16:16:41.15 ID:TjwwCHfX0
 イギリス コーンウォール州 マラジオン 建物内-
 
 フロリス「イギリスの観光名所をあんな風にされるなんて・・・」ギリッ


 野母崎「まぁまぁ、今は落ち着きなよ」


 牛深「後で思いっきりぶちのめせるんだからよ」

 
 フロリス「・・・そうだね。やってやるっ」


 神裂『こちらはいつでも準備はできています』


 五和『突撃班準備完了です!』


 天草式>>1『こっちも行けますよ』


 建宮「よしっ・・・全員準備はいいのよな?」


 フロリス「OK」


 牛深「いつでも。建宮さん」 


 建宮「これより作戦を開始させるのよな!火船を走らせろ!」


 五和『はい!!』


 
482 :1 [saga]:2020/05/03(日) 16:26:21.89 ID:TjwwCHfX0



 -セント・マイケルズ・マウント ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING 見張り台-
 

 ―ザザーンッ・・・ ザザーンッ・・・
 
 ショッカー戦斗員「異常はないか?」


 ショッカー戦斗員「イーッ!」
 

 ショッカー戦斗員「よし。・・・ん?待て、あれはなんだ?」



 ―ザザーンッ・・・ チャプチャプッ・・・



 ショッカー戦斗員「帆船のようだが・・・何隻も流れてきているな」


 ショッカー戦斗員「調べてこい」


 ショッカーライダー「「「イーッ!」」」



 -浜辺-
 
 ―ザプンッ・・・ザプンッ・・・

 ショッカー戦斗員「人が乗ってはいないようだ」


 ショッカー戦斗員<こっちの方もだ!


 ショッカー戦斗員「こんなに大量の帆船が何故・・・ん?」


 ショッカー戦斗員「この紙は?なん」


 ―ドガァアアアアアアアンッ!! ドガァアアアアアアアンッ!! ドガァアアアアアアアンッ!!

 ショッカー戦斗員「イィーーーッ!?」


 ―ドガァアアアアアアアンッ!! ドガァアアアアアアアンッ!!



 -見張り台-

 ショッカー戦斗員「て、敵襲だぁーー!総員戦闘配置に就けー!」
 

 ―シュイィーーン

 オーディン(五和)「ハァアッ!」


 ―ザシュッ! ザシュッ!

 ショッカー戦斗員「「イィィーッ!」」

483 :1 [saga]:2020/05/03(日) 16:41:30.19 ID:TjwwCHfX0



 --セント・マイケルズ・マウント ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING- 北側 見張り台-

 ショッカー戦斗員「南側の海岸から襲撃だ!」


 ショッカー戦斗員「1班はここで待機し、残りの2班は基地の南側へ応援に向かえ!」


 ショッカー戦斗員「「「「「「「「「「「「「「「「イーッ!」」」」」」」」」」」」」」」」


 
 -上空 100フィート-

 羽撃鬼(フロリス)「建宮さん!ほとんどの敵が向こう側に行ったよ!」


 響鬼(建宮)『大体で何人残ったのよな?』


 羽撃鬼(フロリス)「5人!」


 響鬼(建宮)『武装は?』


 羽撃鬼(フロリス)「何かデカイ機銃かな。それと大砲も」


 響鬼(建宮)『それなら・・・』




 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 16:45:16.30 ID:Idfqu+fYo
くたばれえ
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 16:45:37.10 ID:vYCOL73zO
任せるぜ
486 :1 [saga]:2020/05/03(日) 16:54:59.72 ID:TjwwCHfX0
 響鬼(建宮)『フロリス、狙い撃ちして使い物にできなくしてやれ』


 羽撃鬼(フロリス)「オーライッ」


 ―スチャッ・・・

 羽撃鬼(フロリス)「(よく狙って・・・)」


 羽撃鬼(フロリス)「・・・ッ!」


 ―パシュッ!




 ショッカー戦斗員「ここからも襲撃が来ると予想はしておかないとな」


 ショッカー戦斗員「イーッ」コクリ


 ―カキンッ!

 ショッカー戦斗員「「イーッ?」」


 
 ―ドガァアアアアアアアアアアアアンッ!!

 

 羽撃鬼(フロリス)『潰したよ!今がチャンス!』


 響鬼(建宮)「全船、乗り込むのよなっ!」


 ―ザパァアアッ!


 

 ショッカー戦斗員「こっちからも襲撃が!?」


 ショッカー戦斗員「知らせなければ!」


 [CLOCK OVER]
 

 ―ズバァアッ!

 ショッカー戦斗員「イ・・・」

 ―バタンッ


 カブト(対馬)「それは遠慮してもらうわよ」
487 :1 [saga]:2020/05/03(日) 17:06:17.15 ID:TjwwCHfX0
 
 -セント・マイケルズ・マウント ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING -

 博士「一体何事だ!?」


 ショッカー戦斗員「襲撃です!南側海岸から多数の船が攻め込んできています!」


 博士「全て沈めろ!北側からは襲撃は!?」
 

 ショッカー戦斗員「まだ報告はされていません!」


 博士「いつでも反撃出来るよう準備しろ!」


 博士「怪人共を前線に置き、ショッカーライダーも稼働可能な個体は動かせ!」


 ショッカー戦斗員「「「「「「「「「「イーッ!」」」」」」」」」」


 博士「くそう・・・!まさか計画がバレてしまったのか・・・!?」


 博士「とにかく、大道がメダルを持って戻ってくるまでは耐えなければ・・・!」




488 :1 [saga]:2020/05/03(日) 18:01:02.40 ID:TjwwCHfX0
 

 -セント・マイケルズ・マウント ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING 南側 海岸 見張り台-
 
 オーディン(五和)「テアッ!ハァアッ!」


 ショッカー戦斗員「イィイーーッ!」


 最後の1体を斬り伏せ、オーディンは背後から迫ってくる3体のショッカーライダーに気付くと
 飛び上がってあえて接近し、片方のゴルトセイバ―を投げ飛ばして最前の1体がそれを防ぐ。
 その隙に目の前に着地してもう片方のゴルトセイバーを腹部に突き刺した。

 ショッカーライダー「がbrbsぁぁbあぁfdbdぁあbwあ!」


 オーディン(五和)「エイヤッ!」

 ―ドガァッ!

 ―ドガァァアアアアアンッ!!

 腹部からショッカーライダーは火花を散らし、藻掻き苦しむのを見てオーディンは後ろ回し蹴りを
 繰り出し、後方へ蹴飛ばして後から続いていた2体のショッカーライダーを爆発に巻き込む。
 2体のショッカーライダーは爆発によって崖の方向へ吹き飛ばされ、海に墜ちていった。


 オーディン(五和)「よしっ・・・!この程度なら・・・」



 -イギリス マウント湾 上下艦-

 威吹鬼(野母崎)「やるなぁ、五和のやつ」

 ―ドオォオオオオオオンッ! ドガァアアアアアアアンッ!!


 天草式おかっぱ「野母崎さん!砲撃で火船が陸に届きません!」


 天草式ワンピース「このままじゃ北側に気を逸らすことが・・・」


 威吹鬼(野母崎)「よし、なら浮上して天井を開けてもらえるか?」


 天草式茶髪ロング「開けてもここからじゃ射撃は届きませんよ?」


 威吹鬼(野母崎)「いや。新しく開発した、この音撃管で」


 天草式おかっぱ「わかりました!浮上します!」


 ―ゴゴゴ ゴ ゴゴ ゴ・・・

 
 ―ザッパァァア! ギギギギギギッ・・・


 威吹鬼(野母崎)「・・・はー・・・」


 ―ダァァンッ・・・!

 トロンボーン型音撃管を構え、見張り台で砲撃をしてきているショッカー戦斗員に照準を
 合わせ、息を吐いて引き金を引く。

 ―・・・バシュッ!

 ショッカー戦斗員「イッ!」


 ショッカー戦斗員「イーッ!?」


 ―バシュッ!
 ―バタンッ・・・

 発砲された鬼石は一直線にショッカー戦斗員の額を撃ち抜き、後ろへ背中から倒した。
 次に、仲間が倒れたのに驚く隣のショッカー戦斗員に狙いを定め、射撃する。
 こめかみ部分を撃ち抜かれ、倒れた。
489 :1 [saga]:2020/05/03(日) 18:50:25.15 ID:TjwwCHfX0



 -ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING 施設内 通路-

 響鬼(建宮)「タァアッ!」


 ―ドドォンッ!!

 ショッカーライダー「グアアアッ!」


 施設内へ進行していった響鬼達は通路で北側の防衛に向かってきていた複数のショッカーライダーに
 遭遇し応戦していた。
 天草式の戦闘メンバーは施設内へ入る出入口付近で上空から、羽撃鬼による烈空の援護射撃を
 してもらい、戦斗員と戦闘を繰り広げている。

 轟鬼(牛深)「デリャァアアッ!」


 ―ザシュッ! スバァアッ!

 ショッカーライダー「ギャァアアッ・・・!」


 オーズ(香焼)「ハァアッ!」


 ―ジャキンッ!

 ショッカーライダー「ウアァアアッ!」


 

 -ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING 施設内 地下1階-

 カブト(対馬)「(ここが地下1階ね)」


 「・・・グルルルルッ」


 カブト(対馬)「・・・クロックアップ!」

 [CLOCK UP]


 ―ドガァアアアアンッ!! ドガアァアアアアアンッ!! ドガアァアアアアンッ!!

 [CLOCK OVER]

 カブトはワームの気配を即座に察知し、クロックアップを発動して瞬く間にワームを
 一掃した。
 

 カブト(対馬)「居るのはわかっているわよ」


 カブト(対馬)「姿を見せたらどうなの!」

 


 乃木「お望み通り、出てきたぞ。仮面ラァアーイダァーカブトッ!」


 乃木「たった1人で来るとは無謀なやつだ」


 カブト(対馬)「>>490
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 19:14:56.61 ID:vYCOL73zO
それはどっちのセリフかしら?
こんな壁ばかり並べて時間稼ぎでもしたかったの?
491 :1 [saga]:2020/05/03(日) 20:28:49.38 ID:TjwwCHfX0
 カブト(対馬)「それはどっちのセリフかしら?」


 カブト(対馬)「こんな基地を作って、時間稼ぎでもしたかったの?」


 乃木「フンッ・・・」


 乃木「ここはワームが卵を産む為に作られた巣なのだよ」


 カブト(対馬)「なんですって・・・?」


 ワーム「「「「「グルルルル・・・!」」」」」


 カブト(対馬)「・・・なるほど、それを条件にショッカーと手を組んだと」


 乃木「いいや?我々ワームはショッカーの思い通りには動く気などサラサラない!」


 乃木「ショッカーの世界征服などしても我々の目的は繁栄と人間共の根絶だ!」


 カブト(対馬)「>>492
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 20:32:27.60 ID:OJuav4CMO
狂ってるわね、共存できない生き物は倒すしかないわね
まだやりたいことだらけなんだから、さっさとイカセてもらうわよ
493 :1 [saga]:2020/05/03(日) 21:27:00.36 ID:TjwwCHfX0
 カブト(対馬)「狂ってるのね・・・共存できない生き物は倒すしかないわ」


 カブト(対馬)「私だってまだまだやりたい事だらけなんだから・・・」


 カブト(対馬)「さっさと倒させてもらうわよ」


 乃木「・・・やってみるがいい!」


 カブト(対馬)「・・・おばあちゃんが言っていた・・・」


 カブト(対馬)「人が歩むのは人の道。その道を拓くのは・・・天の道」


 カブトは全力疾走して乃木に接近すると左脚を軸にミドルキックを繰り出す。
 乃木は左腕で防御すると右腕でフックを放とうとするがカブトが先に左アッパーを繰り出して
 それを乃木は右腕で防御した。
 
 乃木「フンッ!」


 カブト(対馬)「フッ・・・!」


 一歩後退して乃木は回し蹴りでカブトの頭部を狙う。カブトは屈んで回避し、次に繰り出してきた
 後ろ蹴りを両手で弾く。
 後退した乃木にカブトは接近し左右のフックをボディに叩き込もうと繰り出すが乃木は全て防御や
 回避をして攻撃をつけつけない。
 
 乃木「デアッ!」


 ―ドカッ!

 カブト(対馬)「っと・・・!」


 ―ギュロロロロロロ・・・

 カッシスワーム「グルルルッ!」

 乃木は飛後ろ回し蹴りでカブトの防御している腕を利用し、飛び上がって着地する。
 コートのプリーツを振り払うと肉体の細胞を変化させ擬態を解き、本来の姿へと戻った。
 飛びかかって右腕の毒針を振るってくると、カブトはスウェーをして回避すると
 裏拳を繰り出す。
 カッシスワームは右腕で防がれるが右足を振るい上げて弾き上げる。




 ◎ 21以上orゾロ目
 ○ 10以上
 △ 07以上 
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 21:53:46.49 ID:Idfqu+fYo
フリーズ!
495 :1 [saga]:2020/05/03(日) 21:56:07.97 ID:TjwwCHfX0
今日はここまで
おやすみなさいませー
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 21:57:44.09 ID:Idfqu+fYo
おつー
497 :1 [saga]:2020/05/04(月) 08:05:12.79 ID:ap/xf5/l0
 FULL FORCE(http://www.youtube.com/watch?v=ElvsIzgEicw)

 カッシスワームの2連続で繰り出した毒針による刺突をカブトは手で振り払うように弾き、前蹴りを
 回避する。
 しかし回避して体勢を少し崩した隙を狙ってカッシスワームは回し蹴りを壁際へ追い込んだ。
 
 カブト(対馬)「ハァアッ!」


 ―ドガッ!

 カッシスワーム「グルルルッ!」


 振るってきた毒針を回避してカブトはやり返すと言ったばかりに、回し蹴りを繰り出し
 カッシスワームの背中を強打する。
 後退したところを狙って再度回し蹴りを繰り出し、防御されると蹴り出した脚を軸にして
 今度はもう片方の脚で後ろ回し蹴りを繰り出した。
 
 ―ガキンッ!

 カッシスワーム「グルルルッ!」


 ―フォンッ!シュバッ!

 カブト(対馬)「ッ!」

 反撃してきたカッシスワームは毒針を連続で刺突をしてくる。カブトは手で弾ける刺突は弾き
 不可だと判断した攻撃は身を屈めて回避しながら後退していく。
 大振りになったところでカブトはボディに死角からフックを叩き込んだ。

 カブト(対馬)「ハァッ!」
 

 カッシスワーム「グルルルッ!」


 ―バシッ!ガキッ!バキンッ!

 今度はカブトが反撃を始め、左右の正拳突きでカッシスワームを後退させながら右脚を軸にすると
 自身を回転させ回し蹴りのフェイントをかけると裏拳を繰り出す。
 しかしそれを弾き返され、次の攻撃に移った。
498 :1 [saga]:2020/05/04(月) 08:12:37.97 ID:ap/xf5/l0

 カブト(対馬)「フッ!」

 ―ドカッ!


 カッシスワーム「グルルルッ!」


 カブト(対馬)「タァアッ!」

 ―ドカッ!ドカッ!


 左脚の回し蹴りを最初に繰り出し、次に左脚を軸にして右脚による後ろ蹴りで防御させ、次に
 後ろを向いたまま左脚の後ろ蹴りを腹部に叩き込んだ。
 カッシスワームは後退して、両腕を広げながら移動して間合いを測る。
 カブトも間合いを測りつつ、いつでもキックの攻撃に入れるようにしている。

 ―ザッ!

 カブト(対馬)「ハァアアッ!」


 カッシスワーム「グルルルッ!」


 ―ドガァアアッ!


 お互い同時にカブトは横蹴りを、カッシスワームは回し蹴りを繰り出す。
 脚同士が衝突して、衝撃によりカブトとカッシスワームは体が回転し背を向けさせられた。
 そのままカブトとカッシスワームは後退して身構える。

 カブト(対馬)「・・・」


 カッシスワーム「グルルルッ!!」


 ワーム「「「「グルルルルッ!」」」」


 カブト(対馬)「(今度は1対5ね・・・けど、私が負ける訳ないっ!)」


 カブト(対馬)「ハァアアッ!」
499 :1 [saga]:2020/05/04(月) 08:19:43.75 ID:ap/xf5/l0
 


 -セント・マイケルズ・マウント ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING 西側 海岸-


 ―ドガァァアアアアアンッ!! ドガァァアアアアアンッ!!


 天草式>>1「派手にやっとるなぁ・・・」 


 黒井「・・・あったぞ、ここから入れる」


 ―ピッ ピピッ ピッ

 ―プシューーーッ


 黒井「開いた。行くぞっ」


 天草式>>1「はいっ!」


 ―タッタッタッ・・・!



 -ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING 地下2階-

 天草式>>1「ここ何階ですか?」


 黒井「ここは地下2階だ。次の階に降りるエレベーターがある」


 黒井「こっちだっ」


 ―タッタッタッ・・・!




 ◎ 30以上orゾロ目
 ○ 15以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 08:25:43.43 ID:6lP5P7yuO
いけ
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 08:25:49.39 ID:n/Ny0mLvO
あい
502 :1 [saga]:2020/05/04(月) 09:06:50.89 ID:ap/xf5/l0
 -セント・マイケルズ・マウント ショッカー基地 LEGEND OF GATHERING 司令室-

 博士「どうなっている!?戦斗員とショッカーライダーの反応が悉く消されていっているぞ!?」

 
 ショッカーライダー「南側からの進行は阻止しているんですが・・・」


 ショッカーライダー「北側からの侵入は未だ確認されていません」


 博士「ぬぅ・・・!」


 克己「どんぱち賑やかなパーティーが始っているな?」


 博士「!。大道!遅かったじゃないか!」


 克己「言っただろう?時間がかかると」


 博士「メダルを早く渡せ!」


 克己「ああっ。これか?」スッ


 博士「寄こせっ!・・・ふふふっ!ははははっ・・・!」


 博士「これを使えばライダー共など・・・!」


 克己「・・・開けて確認してみろ」


 博士「ああ、そうだな。では・・・」


 ―カチャッ

 博士「おぉぉ・・・素晴らしい!」


 克己「・・・」ヒョイッ


 博士「おいっ!?何をする!それは首領にお渡しする」


 ―バキンッ! カラカラ・・・

 博士「なっ・・・!?」


 克己「・・・してやられたな。偽物か」


 博士「そんな、馬鹿な・・・!博物館から奪取したんじゃないのか!?」


 克己「ああ、言う通りしたぞ?展示されていたのをな」


 克己「つまり・・・>>503
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 09:11:09.70 ID:6lP5P7yuO
元々偽物だったんだ、あの展示物は
…してやられたぜ
364.98 KB Speed:0.3   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)