【安価】Revive and Survive

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:11:06.21 ID:ddAWSJp9O
【警告。供給電力が低下しています。主電源の稼働状況を確認してください】

【警告。供給電力が低下しています。30秒後にも改善が見られない場合、予備電源の強制起動を実行します】

【供給電力が50%を下回ったため、予備電源の強制起動を実行します】

【起動後も供給電力の上昇が確認出来なかった場合、アウェイクシーケンスに移行します】

………。

………。

………。

【警告。供給電力が低下しています。予備電源の稼働状況を確認してください】

【警告。供給電力が低下しています。30秒後にも改善が見られない場合、アウェイクシーケンスに移行します】

【供給電力の低下速度上昇。アウェイクシーケンスに移行します】

【表皮温度調整中。表皮温度調整中。表皮温度調整中】

【ファーストフェイズ、クリア。セカンドフェイズに移行します】

【加温血液循環中。加温血液循環中。加温血液循環中】

【セカンドフェイズ、クリア。ファイナルフェイズに移行します】

【電力供給中。電力供給中。電力供給完了。カウンターショック、開始】

【パルス発生確認。脳波、心拍数、共に正常値を観測。アウェイクシーケンスを終了します】

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1587219066
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:12:16.72 ID:ddAWSJp9O
長い永い眠りは終わり、素晴らしき目覚めを迎える。

黒から白に世界は変わり、ひんやりとした空気を全身で味わう。

聞こえる音は、自分の生み出すものだけ。

殺風景な施設にいるのは、自分だけ。

………。

現実逃避は辞めて、今と向き合おう。

俺を棺桶に隠した両親も。

暇な時に馬鹿をやった友達も。

プレゼンや実験で協力した同僚も。

もう、いるはずがない。

自分が目覚めたことが、その証拠だ。

現実と向き合い、今を識る。

そのために、コンピュータを立ち上げ内部資料を漁り尽くす。

「ここに篭りっきりだと、一月で物資不足で死ぬか…」

両親の遺産であるデータを眺め、残酷に突きつけられた現状を独り言ちる。

………。

「………あ」

複数のパスワードで厳重に保管された一つのファイル。

それが目に入り、冬眠前の言伝を思い出す。

その内容は家族の名前と、非常に単純なもの。

だが、単純なものでもそれを伝えたということは、意味があるはずだ。

もしやと思いそれらを打ち込む。

その全てが鍵として受け入れられ、閉じられていた箱が開かれる。

ファイル内に隠されていた最後のパスワード。

絶対に忘れないように、机のレポートにそれを記入して、指定の部屋に向かった。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:12:52.95 ID:ddAWSJp9O
核シェルターの如き堅牢な扉には、指紋認証用のゲルとテンキーが取り付けられている。

一度落ち着き、深呼吸。

ここに何があるのかは分からないが、両親が遺したものなら、助けになる物だろう。

AIの造反と世界各国の軋轢が重なり、世界には死が溢れた。

巨大都市は核で焼き払われ、地方都市は無数のロボットに蹂躙され、命という命は消え失せた。

それでも。

「俺はまだ生きている。人間が、こんなことで滅びるものか」

人類には、どのような困難だって乗り越えられる力がある。

外の世界にだって、きっと人がいるはずなんだ。

右手をゆっくりゲルに沈み込ませ、左手で『815165』と入力する。

無造作な数字の羅列だが、そこには両親の願いが込められている。

8はH、15はO、16はP、5はEを、それぞれ意味している。

そう。

ここには『HOPE(希望)』が眠っているのだ。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:13:36.22 ID:ddAWSJp9O
「………っ」

鈍重な音を響かせ、口を開ける巨大な扉。

その奥には、ケーブルに繋がれた『ヒトガタ』がいた。

「ゴエティア…!?」

忘れるはずがない。

知らないはずがない。

人類を殺戮した心無き鉄人形を、見間違えるはずがない。

目の前の『それ(ヒトガタ)』は、確かに記憶の中の『それ(ゴエティア)』と一致していた。

「落ち着け、落ち着け…。二人が俺のために遺したんだ。希望なんて言ったんだ。敵じゃない…」

揺らいだ心を静め、胸に手を当てる。

どくどくと脈打つ心臓が、生きていることを実感させる。

意を決して、電源レバーを引き上げる。

独特な稼働音を立て、目の前の『ヒトガタ』は目を開いた。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:14:23.49 ID:ddAWSJp9O
『セットアップ中です。作業完了まで、しばらくお待ちください』

『セットアップが完了しました。言語プログラムを確認、破損箇所を修復します』

『言語プログラムの修復が完了しました。各部動作を確認、破損箇所を修復します』

ヒトガタはゆっくりと立ち上がり、自分の目の前まで歩いてくる。

『顔認証システム作動。最重要警護対象との一致率『99.72%』。最重要警護対象と断定』

『おはようございます、マイマスター。最終設定を完了してください』

「マイ、マスター…?」

『はい。識別コード…所謂名前を、私に設定してください』

『また、マスターと私のデータベースの齟齬の有無を確認します。マスターの名称も併記をお願いします』

意味が分からない…人類の敵であるゴエティアが、俺を護る?

「………」

何も言わずに、ただ俺の行動を待つヒトガタ。

機械だと頭では理解しているが、手足の極一部の装甲を見なければ忘れてしまうほど、見目麗しいその姿。

…ああ、本当にゴエティアと変わらない。

『現在待機中。早急に最終設定を完了してください』

…ああ、本当に俺の味方なのか。

銃を構えるでもなく、剣を向けるでもなく。

まるで命令を待つ侍従のように、それは佇んでいた。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:15:19.58 ID:ddAWSJp9O
主人公の名前、パートナーとなるアンドロイドの名称を決定します。
主人公の名前、アンドロイドの名称を両方記載してください。
↓3までを範囲とし、主人公の名前は最大コンマ、アンドロイドの名称は最小コンマを採用します。
荒らしと思しき名前は全て除外いたしますので、ご了承ください。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:17:47.86 ID:92HOJi320
日馬樹(ひうまいつき)
アイゼン
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:18:41.46 ID:WD5+xDrF0
主人公の名、永春 馥 (ながはる かおる)アンドロイドの名 エスキモー
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:18:52.58 ID:6XMJOo1ZO
主人公:望(のぞむ)
アンドロイド:アルバ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:28:38.38 ID:ddAWSJp9O
「『エスキモー』…それがお前の名前で、俺は『日馬樹(ひうまいつき)』だ。…これでいいのか?」

『最終設定が完了しました。本ユニットに識別コード【エスキモー】を割り当てます』

ゴエティア擬き改め『エスキモー』はそう言うと、壁に取り付けられたタブレットを取り外し、俺に渡した。

『移動準備を進めましょう。本ラボは間もなく廃棄されます』

「訊きたいことが山ほどある。まずはその疑問を解消してからだ」

『どうぞ何なりとお訊きください』

「外の大気汚染はどうなってんだ!?ゴエティアとアルカナ共もだ!!!」

「あと、俺の他にも生存者はいるのか!!?」

『放射能汚染は、主要被曝エリアである都市部でのみ確認されています。本ラボの防護服で無力化出来ますので、ご安心を』

『ゴエティア及びアルカナは依然として生産されています。阻止するには、プラントの破壊が必須です』

『生存者は不明ですが、樹と同じように冬眠していた人や純粋に生き延び続けている人もいるでしょう』

「最後のだけ不確定なのが苛立つ…っ!」

俺の言葉と同時に、ラボの電源が落ちた。

『予備電源も限界を迎えましたね。急いで準備を終えましょう』

「考える暇もねぇか…!」

次々と突き付けられる現実を一度頭の片隅に置き、最低限の道具を取りに向かった。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:29:30.02 ID:ddAWSJp9O
荷物を一纏めにし、保険として防護服を着用する。

エスキモーと共に出入口に向かったが、電源が落ちているからか何も反応が無い。

「…抉じ開けていくしかないのか?」

『いえ、私の電力を供給します』

エスキモーは脊部の表皮外装を開放し、半透明なケーブルを引き出した。

そして、それを壁面のコンソール横のプラグに接続、電力を供給した。

「………っ!?」

地面が揺れ、通路のシャッターが勢いよく降りる。

ガタン、という大きな音と共に、振動も少しずつ激しくなる。

一分ほどそれが続くと、不意に振動が収まり、ゲートが開かれた。

「………」

呆然とするしかなかった。

目の前に広がっている光景には、人類のいた証が残っていた。

…無数の瓦礫と残骸として。

「…俺以外にも、生存者はいるのかな」

『私からは何も言えません。ですが、貴方が信じなくてどうするのですか』

『人間である樹が、人間の可能性を信じなさい』

「…おう」

ゴエティアに、機械に励まされるとは…情けない人間だな、俺は。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:30:07.99 ID:ddAWSJp9O
「周囲にゴエティア、アルカナの反応無し。ガイガーカウンターも数値上は問題ない…と」

「さて、これからどうする?」

『樹が希望するなら、私は流浪の旅をするのも構いませんが。生存者がいる前提で決めるならば、それは適当ではないでしょう』

「…だな。他の奴らも必死に生きてるなら、寄り合い所…ってわけじゃないが、安心して集まれる場所が必要だ」

『でしたら、拠点を作る必要がありますね。対ゴエティア、アルカナ戦をするにしても、物資補給が可能な拠点は必須です』

「…そうか。なら、やることは一つだな」

もう一度、人類が繁栄するために。

地球に蔓延るゴエティアを、アルカナを一掃するために。

「俺たち生存者にとっての、人類にとっての希望の方舟を。俺たちが創り出す」

機械と人類の生存競争に、勝利するために。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:30:43.52 ID:ddAWSJp9O
本SSは世紀末の世界で安住の地を作り、生き延びていくポスト・アポカリプス的なスレです。
近未来の地球イメージですが、地理とか何も知らないので地球によく似た星と思っていただいて大丈夫です。
クリア目標は『拠点の各ステータスが100を超過すること』です。


主要ステータス

生産:物資を自前で賄えるか。
衛生:水道や医療など、インフラ整備がどれだけ施されているか。
防衛:ゴエティアやアルカナに襲撃された際に、どれだけ耐えうるか。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:31:36.90 ID:ddAWSJp9O
改ゴエティアクラス【エスキモー】

固定兵装
腕部アサルトライフル×2
腕部大型シールド×2
シールド内蔵式ビームユニット×2
可変式対装甲ブレード×2
脚部ビームユニット×2

鹵獲されたゴエティアクラスのAI兵器を改良し、思考プロセスに徹底的な調整を施した『人類の剣であり盾』となる改ゴエティアクラスのフラッグシップ機。
攻防が非常に高いレベルで纏められており、ゴエティア、アルカナ共通の特徴である再生機構、永久機関も標準装備している。

彼女の外観は『銀色のロングヘアー』と『スラリと伸びた手足』が特徴的で俗に言うモデル体型をしており、表面装甲は設計者の趣味で燕尾服を模している。

先述の通り、改ゴエティアクラスは思考プロセスに調整が施されているため、人類に対して友好的である。
彼女の固有思考プロセス…所謂性格は『滅私奉公』の一言で表せるほどに忠義を尽くす性格をしている。



ゴエティア&アルカナ

両者とも本質的には同じ存在であり『生産していた会社が違う』ことや『ゴエティアは人間、アルカナは非生物』の姿をしていることが、相違点として挙げられる。

どちらも本来は日常生活のサポートを目的として開発されたものであり、ゴエティアは人間の代用、アルカナは機械の修理といった精密作業を担当していた。
開発された時点でシンギュラリティ(技術的特異点)を迎えていたが、思考プロセスに制限を掛けていたため、人類の経済活動に有効活用されていた。
だが、ある時に大馬鹿野郎(オブラートに包んだ表現)がその制限を解除したため、全てのゴエティア、アルカナが『人類こそ世界の病原体』と判断し、全人類の排除を実行する。

時を同じくして世界各国で資源や領土問題に対する不満が爆発。
核戦争と機械の反乱がダブルブッキングし、とんでもないことになった。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:33:20.63 ID:ddAWSJp9O
「エスキモー、ケーブルを出してくれ」

『はい』

エスキモーの体内に仕込まれている電力供給用ケーブルを取り出し、バイクのバッテリーに繋げる。

エンジンが起動し、モニターに速度、現在時刻が映し出されるが、時刻の方はやはり当てにならなかった。

『時刻修正完了。各部動作異常無し。いつでも行けます』

「サンキュ」

システムチェックと修正を即時完了させるエスキモー。

ゴエティアベースのAIだから、人間よりも数段手際が良く正確だ。

「よし、行くぞ」

『了解。私が索敵を担当しますので、安心して運転なさってください』

アクセルを開け、ホバーユニットを作動させる。

ふわりとバイクは宙に浮き、左手親指のボタンを押すと、バイクは前へと進む。

体感的にも、時間的にも久し振りの運転だが身体は操作方法を忘れていなかったようで、難なく高速道路跡まで進むことが出来た。

「…こういうとこも、修繕しなきゃな」

ヒビが入ってボロボロの道路は、植物が住処として利用している。

その上には、無数の朽ち果てた車両が転がっている。

それらを避けながら移動を続けると、地平線の彼方に廃墟のようなビル群が見えた。

『今見えるのが『ヴァルポシティ』…小規模なプラントを擁する街です』

「そうか。…他に目ぼしい場所は?」

『打ち捨てられた村や町は幾らでも』

………。

とりあえずは、人のいそうな場所に行くしかないか。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 23:34:43.99 ID:ddAWSJp9O
目的地を↓1に記載してください。

Ex.ヴァルポシティに向かう。
Ex.最寄りの廃村を調べる。
Ex.とりあえず西に行く。
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:45:47.30 ID:KfCHAlRHO
廃村

作者スレの人かな
結構本格的なのでちょっと驚いた
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 00:09:08.82 ID:t83UVbaFO
>>17、本当は昼くらいに始めたかったです。いつぞやはアドバイスありがとうございました。


「…先ずはリスクの小さい村を漁る。もしゴエティアとかがいたら、その時は頼んだ」

『かしこまりました。樹は何があってもお守りします』

エスキモーの答えに肯定を返すように、バイクを右に走らせる。

高速道路から飛び出し、荒野を駆ける。

「…生き物はいるんだな」

バッファローの群れに視線を移しながら、ぼそりと呟いた。

『AIのターゲットになったのは人間のみです。他の生物には見向きもしてませんよ』

「………」

人類の経済活動の産物が、人類そのものを滅ぼすとは。

何とも滑稽で、自業自得なお話だ…。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 00:11:56.29 ID:t83UVbaFO
バイクを走らせること一時間、当時の地図に辛うじて残っていた小さな村に到着する。

建物の支柱は腐り落ち、屋根は崩れて荒れ果てていた。

半壊して錆びた自販機には、破損していない瓶コーラが幾つか入っている。

「どうせ中身はダメになってるだろうなぁ」

興味本位で自販機から一本取り出すと、呆気なくそれは開け口からへし折れた。

「臭っ…」

長年にわたり、光と雨風に晒されたからか。

瓶は劣化し、内容物は腐敗しきっていた。

『樹、調査完了しました』

「結果は?」

『端末に転送しました。確認を願います』

「………」

「…そう、都合よくはいかないか」

タブレットに記録されていた、本廃村のデータ。

そこには、経年劣化と放置によって汚染された井戸のみしか、マトモな情報は無かった。

…人が踏み入った痕跡は、何一つ無かったのだ。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 00:15:12.39 ID:t83UVbaFO
「当てが外れたか。お次の目的地は…」

『静かに』

「むぐ」

地下墓地を調べていたら、不意にエスキモーが口を塞いだ。

何事か問うと、乙女のような指先で唇を押さえる。

俺には何も分からないが、エスキモーは何か感じたらしい。

『…行きました』

「何が行った?」

『不明です。ただ、集音マイクが雑音を拾ったので安全策を取らせていただきました』

「雑音?…リアクター反応は?」

『ありません』

「ふむ…」

リアクター反応…永久機関の反応が無いなら、AI兵器じゃない。

となると、生物が動いて出た雑音の可能性が高い。

少し前にバッファローがいたから、それが原因かもしれない。

…が、僅かな可能性も否定出来ない。

人類が死滅した証拠は、どこにも無いから。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 00:15:51.05 ID:t83UVbaFO
行動を↓1に記載してください。
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 00:19:39.66 ID:JcOB9YuN0
このカタコンベに空洞がないか壁を叩いてみる
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 00:34:51.57 ID:t83UVbaFO
「地下墓地…か」

外には墓標が一つとして存在しなかったことから、ここに埋葬されていたのは明白だ。

だが、何のために地下墓地なんてものを作ったのだろうか。

この規模の村なら、地下に墓場を作る労力は無駄で、埋葬する場所も外に幾らでもあるのだから無意味だろうに。

「………」

棺の開放用と思しきバールを片手に、壁に近寄る。

空振りで終わるかもしれないが、やって損は無い。

「エスキモー、集音マイクを最大稼働。反響音を調べてくれ」

『了解』

「…ふぅ。…そぉらっ!」

スラッガー顔負け(自称)のフルスイングで壁を強打する。

甲高い金属音が響くと同時に、バールはポッキリと折れてしまう。

『………』

エスキモー目掛けて飛んで行った破片を、腕から発振されたビームの剣で?き消した。

『樹の真後ろの壁に空洞を確認しました』

「やっぱりあったか」

AIに、こういったミステリーチックなものは分からないだろうからな。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 00:35:50.70 ID:t83UVbaFO
行動を↓1に記載してください。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 00:39:19.20 ID:umrgpOxGo
壁の空洞をなんとかして調べられないか
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 01:13:33.40 ID:t83UVbaFO
「どうにかして、この先に何があるのか調べたいが…」

空洞までの壁の厚さは約1m…エスキモーの装備なら穴を開けることは出来る。

どうせ手掛かりは何も持ってないんだ。

なら、やることは一つだよなぁ!!?

「命令だエスキモー。この壁をぶち破れ!」

『かしこまりました』

エスキモーの右の腕に、大型のシールドが形成される。

シールドと腕の間には、シールドと同等の刀身をしたブレードが姿を見せている。

ガキン、ガキンとブレードのロックが解除され、刀身がスライドしてシールド先端に移動する。

そして、モナカ割りされていた刀身がピッタリとくっ付き、ジャマダハルのような大剣を形作った。

『目標を破壊します』

その一言を漏らし、目の前の壁に両の刃を突き立てる。

その状態で大きく上下に動かした後、剣と盾を格納し、両の手を前に突き出した。

両手が独特な形状のアサルトライフルに変形し、火を噴く。

切り込みよりも内側の壁を全て撃ち抜き、砕き、その先の空洞を露出させた。

『さあ、行きましょう』

くるりと振り向いたエスキモーを見て、心の底からこう思う。

敵じゃなくて良かった!!!と。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 01:14:04.26 ID:t83UVbaFO
細く長い空洞は、暗闇の中では先が何も見えない。

どこまで続いているのか、それさえも分からない。

「バイクを運ぶのも一苦労だな」

『段差が無いのが、せめてもの救いですね』

「まったくだ」

この通路がどこか別の場所に通じていた場合、またバイクを取りに戻るのは二度手間だ。

一々戻る面倒さと最初から持ち運ぶ面倒さを天秤にかけ、後者を選んだ。

そして、その選択は間違いだったことを知る。

「………」

『極秘ラボですね。おめでとうございます』

地下50m、歩いた距離はなんと3km。

そんな空洞の奥深くに、他の冬眠者(リバイバー)のラボが隠されていた。
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 01:19:39.97 ID:t83UVbaFO
封印を解除するかを↓1に記載してください。
また、ラボの状況をコンマで判定します。↓1と↓2で行います。


↓1 冬眠者側

01〜15:既に絶命していた。
16〜45:もぬけの殻。おそらくどこかを移動している。
46〜99:未だ冬眠中…。

↓2 ゴエティア、アルカナ関係

01〜20:そもそも存在していない。
21〜50:データのみ存在していた。
51〜99:待機中…。上の判定で16〜45が出ていたら、一緒に行動しています。
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 01:29:48.71 ID:7ItDkA2Uo
解除する
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 01:35:33.05 ID:N2mE5By0o
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 01:45:05.71 ID:t83UVbaFO
今回はここまで。

今回味方になる冬眠者を決定します。
冬眠者の名前、設定を記載してください。
↓3までを範囲とし最大コンマ、採用します。
荒らしと思しき安価は全て除外いたしますので、ご了承ください。

テンプレ的なもの。

名前:言わずもがな。
性別:名前だけじゃ判断しにくいものもあるので。
外見:そのまま。
性格:そのまま。
その他:特記事項があればこちらに。重大さにもよりますが、なるべく反映はするつもり。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 01:59:39.10 ID:C0hNSa9wO
たまには設定に参加

名前
セニア・リード

性別
女性

外見
166cm、青色がかった黒髪でショートボブ、胸はやや大きく少年のような顔立ち

性格
明るく能天気、楽天家。一人称はボク。意外と精神的にはタフ。

特記事項
ゴエティア関連のエンジニア。ゴエティアが何故暴走したのかを探っていた。
緊急避難的に冬眠している。
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 02:02:20.78 ID:umrgpOxGo
名前:アクリス=カリンパ
性別:女
外見:透き通った空色の髪をサイドテールにしている。気の強そうな目に樹の半分位の背丈。起伏などもちろん無い
性格:クソ尊大。初対面でも見下しから入る
その他:天才メカニック。意外と寂しがり
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 02:04:52.62 ID:JcOB9YuN0
名前:露草 唯捺(つゆくさ ゆいな)

性別:女

外見:茶色ツーサイドアップの髪型 一見繊麗で大人しそうな少女 

性格:ちょっぴり傲慢で気は強いところがあるが比較的常識人
その他:ロボ支配する以前の過去…ヤクザに家族を殺され人身売買目的に誘拐され冬眠にされた
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 23:11:24.45 ID:t83UVbaFO
入口の電子ロックが作動していることから、まだこのラボが生きていることはすぐに分かった。

分かったところで、どうやってロックを解除すれば良いのか分からないが。

「…ハッキングは可能か?」

『その必要はありません。初期生産された改ゴエティアは、ラボの解除コードを保有しています』

誰かが眠りから覚め、人捜しをする際の保険なのだろう。

居場所が分かれどアプローチのしようが無ければ、その行為は無意味になる。

『システムリンク、ロックを解除します』

何かの切れる音がして、扉が開かれた。
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 23:11:50.80 ID:t83UVbaFO
俺が眠っていたラボよりも数段小さい規模のため、冬眠者の捜索は僅かな時間で終わる。

「お子ちゃまじゃん。…いや、どっかで見た顔だな」

『【アクリス=カリンパ】氏です。【望】氏、【零】氏と共同で改ゴエティアの開発をしたお方です』

「…なるほど。親父たちの知り合いか。道理で見覚えがあるわけだ」

俺は技術畑育ちだが、元は軍属だったからか著名人にはやや疎い。

閉鎖的な環境で研究して、プレゼンして、そんな日々を繰り返していた。

…そんな感傷に、浸る暇は無いわな。

「休暇は終わりだぜ、アクリス=カリンパさんや」

これからは、その知恵を貸してもらう。

だから、おはよう。
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 23:12:40.91 ID:t83UVbaFO
コールドスリーブから解放された少女は、呑気に背伸びをして俺たちを観察する。

「…ほー。初号機は問題なく動いたか。結構結構」

『こうして面と向かうのは初めてですね。アクリス=カリンパ氏』

「そうだなぁ。ま、ゴエティアに覚えられててもいいことは無いが。ブラックリストに載りゃ最優先で殺しに来るし」

『私のデータベースには登録してませんのでご安心を』

「されてちゃ困るっつの。…で、そこのガキは日馬コンビの倅(せがれ)だな。お役目ご苦労様」

「………」

「おっと怖い。幼気な少女に銃は向けちゃダメダメよ」

絶対俺より年上だろアンタ。

「たぶんお前より若いぞ私は。貴重な才能に媚び諂いな」

「…はあ。今の状況解ってます?」

「最悪に至ってないことはな」

俺の質問に、あっけらかんとした様子でアクリスは答える。

「大半の人類は死滅したが、他にも冬眠してる奴がいる。それが実証出来ただけ充分だ」

「よくやった、日馬樹。お前の行動で、私たち人類の首の皮は繋がった」

…ども。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 23:13:15.90 ID:t83UVbaFO
行動を↓1に記載してください。
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 23:21:14.79 ID:4J1DBdz6o
拠点に使えそうな場所に心当たりがないかアクリスに聞く
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 00:17:59.49 ID:OPsI7NaYO
「必要な荷物はこんなもんか」

手際良く荷物を纏めたアクリス。

その内容は、俺の持っている物と同型のタブレット、携行食、工具箱、ハンドガン、そして大量のカップ麺。

「アクリス。拠点として利用出来そうな場所に、心当たりはあるか?」

「私は機械工学専門だ。地理なんか解るわけがないだろう?」

「質問を質問で…いや、俺も訊く相手を間違えた」

そうだ…この人根っからのメカニックで、それ以外滅法駄目だったわ。

「…まあ待て。寝る前の記憶と当時のデータで良ければ教えてやる」

「データはこっちにもあるからな…記憶の方を頼む」

「はいはい」

エネルギーバーを咀嚼しながら、アクリスは頷いた。
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 00:18:58.97 ID:OPsI7NaYO
「拠点に出来そうなのは、幾つかそれっぽいのはある。先ずはヴァルポシティだな」

「却下。戦力も不明だからカチコミは出来ません」

「候補としての話だろ馬鹿。ヴァルポは元となるインフラもあるし、プラントを流用出来れば資源生産も可能と、使い勝手は悪くない」

『ただ、GA(ゴエティア・アルカナ)ネットワークを構築している現状で、ヴァルポシティを奪還した場合は』

「敵性エリアと判断されて、侵攻されるだろうな」

ヴァルポシティを拠点とするのは、リターンとリスクの双方が非常に大きいということか。

「この村も拠点とすること自体は可能だ。水源はあるから、それさえ浄化出来れば当面の生活は保証される」

「水以外は何も無いから、結局は資源を探しに行く必要があるけども」

「そして、私が出せる候補は『旧オムニス市街』が最後だ」

『ここより北東に40km先のオムニス山麓に築かれた遺跡ですね』

「ああ。パンフレットを見る限りだと、昔と変わらない美味さの水が特産品と言われてるらしいし、近くに鉱山もある。工場は何も無いがな」

「元々ある建物を利用出来る可能性を考えれば、行ってみる価値はあるか…?」

「ど田舎の遺跡だ。ゴエティア共が態々破壊した可能性は低いし、既に生存者が集まってる可能性も否定出来ないぞ?」

「ふむ…」

場所が場所だからか、候補自体は少ないようだ。
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 00:19:29.11 ID:OPsI7NaYO
行動を↓1に記載してください。
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:39:16.52 ID:EUx5dmAEo
偵察がてらシティを覗きに
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:41:11.72 ID:XcubV127O
旧オムニス市街へ

40km先だと1日分の食糧と水があれば何とかできると判断
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 01:43:22.86 ID:OPsI7NaYO
「あの二人の息子だというのに、何とも頭が悪いことだ」

「敵情視察はしておくべきだろ…」

俺の出した『ヴァルポシティの偵察』を、秒で一蹴するアクリス。

こちとら元軍属やぞ、情報の重要性は嫌ってほど知ってるんだぞ!?

…まあ、軍属って言っても『軍用兵器開発局』にいただけなんですけど。

『レーダーに探知されない距離になりますと、5kmほどまでしか近づけないので内部の観察は難しいですよ』

「エスキモーのカメラ倍率はどれぐらいだったか…」

「50倍だ。カタログスペックくらいは憶えておけ」

…あの眼球サイズにそこまでの性能を持たせたってのか。

「…えーと。50倍ってことは、観測距離を1/50したら肉眼で見た場合になるんだろ…」

つまり、100m離れた場所から生身で観るのと変わらないわけか。

「パネェな」

「だろう?私と望たちに感謝しなさい」

ありがとうございます。
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 01:44:26.41 ID:OPsI7NaYO
実際に限界点ギリギリまで足を運び、エスキモーに観測してもらう。

その視覚データをタブレットに転送してもらい、手元で確認している状況だ。

「…街で使われてるレーダーって、たしか広域レーダーだよな。それでもここまで近づけるってことは、ステルス持ちなのか?」

「流石にそこまでは頭が回るか。ご明察の通りさ」

壊れかけたビルと新造されたビルが混ざり合っているヴァルポシティ中心部。

その外側には、完全に崩れ去った住宅地と工業プラントがある。

工業プラントは製品輸出などの利便性から、海沿いに全て建てられている。

『ゴエティア、アルカナを観測。データを転送します』

「…以前とだいぶ形が違うな」

冬眠前のAI兵器と、今観測されているものの姿はかなり異なっていた。

ゴエティアはより人間らしく、アルカナはモンスターのような異形をしている。

ゴエティアはともかくとして、非生物の形状をしていたはずのアルカナがなぜ、このような変遷を遂げたのだろうか。

AIの考えていることは分からない。

「自然界に存在するものは、物理学的に考えても合理的な形状のものが多い。それに倣ったのだろうな」

「AIと言うが、実際には進化し、機械化した人間のようなものだ。根底にある考えは、意外と私たちと変わらないかも知れん」

人類抹殺を掲げている時点で、彼らと和解することは不可能だろうが…。

「…ヴァルポを陥とすとしたら、どれだけ戦力は要るかな」

「ふむ…そうさな。エスキモー級が10機ほどいれば、理論上可能だ。損失や手段を無視した場合、だが」

つまり、正攻法で行くならとにかく戦力をかき集めろと。
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 01:48:05.39 ID:OPsI7NaYO
行動を↓1に記載してください。
また、直下コンマで判定を行います。


01〜15:哨戒部隊に見つかった。
16〜70:何も無かった。
71〜85:ゴエティア、又はアルカナの残骸を入手。
86〜95:先程までは無かったはずのブレーキ跡が…。
96〜99:挙動不審なゴエティア、アルカナがいた。
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 01:52:42.98 ID:XcubV127O
とりあえず撤収

まあここに突っ込むのは無理よね
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 01:53:48.76 ID:XcubV127O
おおっと

質問だが、00の場合はどうなるの?
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 02:15:37.98 ID:OPsI7NaYO
>>49、ウルトラスーパーデラックスなことが起こります。少なくとも主人公側にはメリットしかありません。


ちょっと短いですが、今回はここまで。

ゴエティア、アルカナと会敵したようですが、何やら挙動不審な様子で…?

ゴエティア、アルカナの設定を幾つか募集します。こちらで全部作るのも大丈夫ですが、似たり寄ったりなものになるのはご了承ください。

どちらも共通して、所謂雑魚シリーズとボスシリーズがあり、雑魚シリーズが大半を占めています。

ゴエティア版

名前:ソロモン72柱のもの限定!(型式番号は記載しない方向で…)
固定兵装:内蔵式兵装のこと。外付けのライフルとかは別。
副兵装:外付け兵装。あくまでオプション的な選択式装備。
概要:どんな外見をしているか、やどんな用途のものか。基本、対人兵器になっているか人間の代用品になっているかのどっちか。
その他:特記事項があればこちらに。重大さにもよりますが、なるべく反映はするつもり。


アルカナ版

名前:タロットカードのもの限定!(型式番号は記載しない方向で…)
固定兵装:内蔵式兵装のこと。外付けのライフルとかは別。
副兵装:外付け兵装。あくまでオプション的な選択式装備。
概要:どんな外見をしているか、やどんな用途のものか。基本、対人兵器になっているかドローンなどの特殊兵器になっているかのどっちか。
その他:特記事項があればこちらに。重大さにもよりますが、なるべく反映はするつもり。
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 02:50:21.57 ID:gCtgfV6h0
アルカナ科

名前:THE STAR
固定兵装:無し
副兵装:無し
概要:中核に情報を伝達するAI偵察ドローン 、及び軽輸送機科

全長役2.5メートル。

蜂を模倣したような感じで丸っこい黒フレームの頭、胸部、腹部があり四本脚 蜂の前翅、後翅にあたる部分に4つの相互接続トランスファーの先端部分にプロペラが搭載されてる


頭: 視覚認識カメラ(熱赤外線対応)  言語能力発信機能 

  
胸部:体の部位に指示する情報処理AI&CPUが内臓されてる 無線発信装置、相互接続トランスファーを動かす軸もここにあたる


腹部: 上部はトランクみたいに開け閉め可能になっていて、部品を持ち込む際のロボットアームが出てくる


その他:人類側は 通称:スター 、 星と呼ばれている 
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 04:23:55.89 ID:gCtgfV6h0
名前:デカラビア
固定兵装:銃器を磁石のように引き寄せる手のひらを持つ  
副兵装:無し (主に必要とあれば輸送機から銃器を送ってもらい装備する程度)
概要:人類との対話 交渉。 機械側に不利益な交渉なら殺人も厭わない

スーツ姿の白人男性 人懐っこく装模作様な態度をとる
  

再起不能に至るまで中核に記憶を送り保持させ続けている

再起不能後 中核に保持した記憶を移入させたデカラビアが生産される。


その他:
抗争が激化してた頃、相手陣を攪乱させたり士気を捻じ曲げる手段でこの手のユニットを開発した。
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