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【モバマス安価】森久保乃々「プロデューサーさんの背中に穴が....」

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262 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:12:21.19 ID:TYg1nJh50
凛「そんな顔しないで、乃々」ポン

乃々「でも....」

凛「大丈夫、乃々たちから見える範囲までしか降りないし」

乃々「....」

乃々「....凛さん、よろしくお願いします」ペコ

凛「....うん」ニコッ

輝子「あの、ちょっといいか....?」

凛「?」
263 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:12:54.71 ID:TYg1nJh50
輝子「今確認したんだけど、私の股にある穴に」

輝子「凛さんは入れるのか....?」

輝子「10センチもないような....」

芳乃「....この穴の自在性を確かめる良い機会ですー」

凛「....そうだね」

乃々「???」
264 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:14:00.69 ID:TYg1nJh50
凛「今この穴は、輝子の股についている」

凛「だよね、輝子」

輝子「うん」

凛「そしたら手始めに」

凛「パンツまで脱いだ後全力で開脚して穴をこっちに向けてくれる?」

輝子「」
265 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:14:28.83 ID:TYg1nJh50
輝子「ちょ、ちょ、ちょっと待って欲しい!」

輝子「穴を広げる必要があるのは分かったけど」

輝子「そ、そんな、卑猥なポーズを取る必要ないだろ!?」

乃々「凛さん、私以外の女の子にそんなポーズをさせようとするなんて....」ヨヨヨ

芳乃「わたくしには理解できない趣味でしてー」

凛「趣味じゃない、真面目に言ってる」

輝子「真面目に言ってる方がずっと怖いんだが....」
266 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:16:34.85 ID:TYg1nJh50
凛「私の推測だと、この穴は何かしらの面に表れているはず」

凛「今は輝子の股だよね」

輝子「あ、あぁ....」

凛「穴を無理やり広げるために強く念じながら、乃々と芳乃に端を引っ張ってもらうつもりだけど」

乃々「感情に反応する説の検証にもなりますね」

凛「その時穴が広がるとしても、輝子の身体をはみ出すことはないんじゃないかな」
267 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:17:03.44 ID:TYg1nJh50
輝子「た、確かに....」

凛「でも私が入るためには、穴の口の」

凛「縦か横のどちらかを広げないといけない」

凛「穴の口をなるべく広げるためには」

凛「股から伸びている両脚を大開脚して、少しでも面を広げないとダメなんだよ!!!」バーン

輝子「ぐぅ....」

芳乃「輝子、観念するのですー」

輝子「どうして、私ばかり、こんな目に....」ゲンナリ
268 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:25:58.59 ID:TYg1nJh50
凛「ほら、脱いだ脱いだ」

輝子「あんまりだ....こんなの....」ヌギヌギ

芳乃「はい、よくできましたー」ニッコリ

凛「次、このソファに、こっちに足を向けて仰向けになって」

輝子「....」ゴロン

凛「....」

凛「いいね」グッ

輝子「感想は、いらない....」

凛「そしたら、全力で開脚して」

輝子「....」
269 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:27:33.90 ID:TYg1nJh50
輝子「なあ、何か別の方法は」

芳乃「よいしょ」パカ

乃々「すみません輝子ちゃん....」パカ

輝子「うううぅぅぅぅ............////////」カァッ

凛「うん、体柔らかいね」

輝子「どうでもいいから早くしてくれ....」

凛「じゃあ左右の足先をそれぞれ近くのテーブルやソファーの足に手錠で固定してっと」

輝子「き、聞いてないぞ!?」

凛「私が中に入ってる時に足を閉じちゃって、穴まで閉じちゃったらどうするの?」

輝子「絶対に閉じない!」
270 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:28:01.26 ID:TYg1nJh50
凛「さて」カチリ

凛「これで準備は」カチリ

凛「完了!」

芳乃「これが、『ろっく』なのですねー」ホホー

乃々「輝子ちゃん、もう少しだけ頑張ってください....////」チラ

輝子「凛さん、頼むから急いで行って帰ってきてくれ........」ゲンナリ

凛「任せて」
271 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:30:02.49 ID:TYg1nJh50
凛「じゃあ2人とも、お願い」

芳乃「はい」

芳乃「むむむ....」ググッ

乃々「....」グイグイ

凛「広がれ....広がれ....」ナムナム

輝子「」チーン
272 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:37:27.45 ID:TYg1nJh50
ゴゴゴ

凛「広がった!」

凛「私、行ってくる」

凛「私が上げてって言わなくても」

凛「トランシーバーが繋がらなくなったり」

凛「命綱から強い揺れを感じたりしたら引き上げて」

芳乃「わかりましたー....」

乃々「凛さん....」ウル

凛「....」ニコ

輝子「」
273 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:42:00.31 ID:TYg1nJh50
凛「....」ゴクリ

凛「....よし」

凛「....」ズポ

凛「....」ズポズポ

2人「....」

乃々「入りました....」

芳乃「....」

乃々「....?」

乃々「芳乃さん....?」
274 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:43:21.67 ID:TYg1nJh50
芳乃「乃々」

乃々「?」

芳乃「凛さんは、この穴の口のすぐ奥にいるはず」

芳乃「しかし」

芳乃「姿が一切見えないのですー」

乃々「!?」

乃々「ほ、本当です....」チラ

乃々「命綱の長さを見ても、まだほとんど進んでいないはずなのに....」ゴクリ

芳乃「いくら穴の中が暗くとも」

芳乃「本来ならば、こちらの光が入るはずですがー....」

乃々「凛さんのヘッドライトの灯りも全く見えません....」

2人「....」

輝子「」
275 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 22:46:49.78 ID:TYg1nJh50
凛「はぁ....はぁ....」

凛「....」

凛「(本当に真っ暗)」ドクドク

凛「....照らさないと」

カチッ

何かを見た(内容まで) or 何も見えない >>276
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 22:47:19.55 ID:DTNjvcj/o
ロリちとせ(じわじわ成長中)が仲間になりたそうに見ている
277 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:00:15.21 ID:TYg1nJh50
凛「....」チラチラ

凛「(ダメだ、光が全く届かない)」

凛「(光源があってもこれじゃ、全体を見るなんて絶対無理)」

凛「(そもそも私の周りにどれくらい空間があるのかもわからないし....)」

凛「!?」ビクッ

凛「....」ジー

凛「(何か、ある)」

凛「(あれは....)」

凛「....」ジー

ちとせ?「............」ジー

凛「(....人)」
278 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:00:48.58 ID:TYg1nJh50
凛「(....金髪に赤い目をした、小さな女の子)」

ちとせ?「............」ジー

凛「....」

凛「(そもそも、あれは本当に)」

凛「(....人間なのか)」

ちとせ?「............」ジー

凛「ハァッ....ハァッ....」ハァハァ

凛「(完全な闇、それなのにどうしてあの子だけ)」

凛「(はっきり見えるの)」
279 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:02:02.68 ID:TYg1nJh50
凛「(絶対におかしい........)」

凛「ハァッ....!ハァッ....!」ゼェゼェ

ちとせ?「............」ジー

凛「乃々!上げて!!!」カチ

ザー

凛「早く!!!!」

ザー

凛「っっっ!!!!」
280 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:02:43.83 ID:TYg1nJh50
凛「まだ全然離れてな チラ

凛「あ、穴の口があんなに遠くにっ!?」

凛「なんで!?」

ちとせ?「............」ジー

凛「マズいマズいマズい!!!」グイグイッ

凛「っ....!!!!」グググッ

ちとせ?「............」ジー
281 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:04:05.27 ID:TYg1nJh50
乃々「....」

乃々「....!」

乃々「芳乃さん!これ....」

芳乃「微かに、揺れているような気がしますー....」

乃々「....」

乃々「上げましょう!」

芳乃「....それが良いですねー」
282 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:06:51.67 ID:TYg1nJh50
乃々「っ....」グイッ

芳乃「....」グイグイッ

乃々「ハッ....芳乃....さん....」グイグイッ

芳乃「なんっ....でしょうー....」グイグイッ

乃々「明らかにっ....長いですよねっ....」グイッ

芳乃「....」ググッ

芳乃「....急いだ方がっ....よいかとー....」ググンッ

乃々「んっ....」ググググッ
283 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:09:45.59 ID:TYg1nJh50
凛「....」

凛「ハッ!?」ガバッ

凛「....」クル

凛「........明るい」

乃々「凛さん!」ギュッ

凛「....乃々」

芳乃「....まだ、体を起こさない方がよいのでしてー」

凛「....大丈夫、別に怪我はしてないから」

輝子「....とてもそうは見えないぞ」

凛「え」チラ

凛「....何、これ」

凛「なんで私、傷だらけなの」
284 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:16:18.92 ID:TYg1nJh50
乃々「凛さん、私たちが引き上げたときにはもう意識がなかったんです」

芳乃「そして体中は傷だらけ」

芳乃「体温も著しく下がっておりましたー」

輝子「ソファに寝かせてからも、ずっと震えてたんだ」

凛「....全然覚えてない」

凛「....だって私、ひたすら穴から出ようと」

凛「あ!なんで引き上げてくれなかったの!?」

凛「私何度も合図したのに!」

乃々「....こちら側からは、命綱の微かな揺れしか見えませんでした」

乃々「その後すぐに引き上げ始めたんですけど....」

凛「?」

芳乃「なぜか時間がかかってしまったのですー....」

凛「どういうこと?」

輝子「この2人の、引き上げるスピードなら」

輝子「1分もかからないうちに、上がってくるはずだったんだが....」

乃々「上げても上げても凛さんは上がってこなくて....」

芳乃「15分間引き続けて、ようやく....」

凛「命綱はそんなに長くないのに!?」

輝子「....凛さん」

凛「」

輝子「」
285 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:17:09.27 ID:TYg1nJh50
芳乃「なぜか時間がかかってしまったのですー....」

凛「どういうこと?」

輝子「この2人の、引き上げるスピードなら」

輝子「1分もかからないうちに、上がってくるはずだったんだが....」

乃々「上げても上げても凛さんは上がってこなくて....」

芳乃「15分間引き続けて、ようやく....」

凛「命綱はそんなに長くないのに!?」

輝子「....凛さん」

凛「....」

凛「ごめん、2人のせいじゃないんだね」

2人「....」
286 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:19:49.97 ID:TYg1nJh50
乃々「....穴の中は、どうでしたか」

凛「....何も見えなかった」

凛「ヘッドライトをどこに向けても、何も見えない」

凛「自分の手すら見えないんだよ」

凛「音もない、全くの無音」

凛「いつの間にか、自分の呼吸の音も」

凛「心臓の音も聞こえなくなってた」

乃々「....」ゾクゾク

凛「頭がおかしくなるよ、あれは」
287 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:24:21.69 ID:TYg1nJh50
芳乃「他には何かありましてー?」

凛「他には特に....」

『............』ジー

凛「特に....」

『............』ジー

凛「あっ!」

輝子「どうかしたのか?」

凛「人がいた!」

2人「!?」

芳乃「ほー....」
288 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:25:31.00 ID:TYg1nJh50
凛「....いや、人なのかはわからない」

凛「ただ見た目は完全に人、小さな女の子」

凛「距離感も全く分からないけど、私の真正面にいたの」

凛「自分の手すら見えない暗闇の中で、その子だけははっきり見えた」

3人「....」

芳乃「....他に何か、特徴などはありましてー?」

凛「特徴....」
289 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:29:38.70 ID:TYg1nJh50
凛「綺麗な金髪」

凛「あと赤い目をしてた」

凛「顔立ちはー、完全な外国人じゃなかったかも」

芳乃「ふむー....」

輝子「かなり特徴的だな....」

乃々「....それ、ちとせさんみたいですね」

凛「ちとせ?」

乃々「あ、いえ、話を聞く限り歳はかなり違うみたいですけど....」

乃々「金髪や赤い目というと、この事務所ならちとせさんかなと....」

凛「....」
290 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:30:41.34 ID:TYg1nJh50
凛「ちとせって?」

乃々「?」

凛「いや、初めて聞く名前だったからさ」

凛「事務所の人なんだよね?」

乃々「???」

輝子「ボノノちゃん、その人は何課の人なんだ?」

乃々「ぇ........?」

乃々「み、みなさんは何を言っているんですか............?」

芳乃「....乃々?」
291 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/20(月) 23:31:07.07 ID:TYg1nJh50
本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:32:40.71 ID:wJ85GEAp0
ちくしょう気になるところで引きやがって!おつ!
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:33:46.42 ID:6sx2zsXt0
乙、支離滅裂な安価がどんどんとまとまっていくぞこれ!
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:36:38.43 ID:Uwm2c36bo
乙。#やむんごとかもいなさそう
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:51:02.16 ID:ISOynKbJO

なんだろう世界線でも越えてしまったのだろうか
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 02:20:52.10 ID:vhVKFuhzo
おつおつ
孤独の観測者ボノノ
297 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:46:25.46 ID:46QhQHnB0
乃々「なんですか、私をからかっているんですか!?」

乃々「今はそんなことをしている場合じゃないんですよ!?」

凛「....?」

凛「乃々、どうしたの?」

輝子「なんか、変だぞ....?」

乃々「凛さんも輝子さんも!芳乃さんも!そっちが変なんですよ!」

乃々「どうしてちとせさんのことを知らないなんて言うんですか!?」

乃々「冗談でも言っていいことと悪いことがありますよ!」

凛「うーん....」

凛「や、この仕事してると関わる人も多いし」

乃々「そんなレベルの話じゃ....」
298 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:47:09.15 ID:46QhQHnB0
乃々「あっ!」ダッ

乃々「今日は千夜さんと2人でお仕事に行っているはずです....!」

乃々「ほら、ここに書いて....」

凛「千夜さんだけしか書いていませんねー」

乃々「そんなはずは............」

凛「乃々、ちょっと休んだ方がいいよ」

輝子「お、お茶でも飲もう、ボノノちゃん....」

乃々「どうして、私だけ............?」ガクッ

芳乃「....」
299 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:47:50.72 ID:46QhQHnB0
芳乃「乃々」

芳乃「わたくしたちにはよくわかりませんが」

芳乃「....何かが起きているのですねー?」

乃々「....はい、大変なことです」

芳乃「....まずは落ち着くのですー」

芳乃「そして頭の中を整理して」

芳乃「わたくしたちに教えてくださいー....」

乃々「....すぅ....はぁ」スーハー

乃々「....わかりました」
300 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:48:35.22 ID:46QhQHnB0
凛・輝子「この事務所にいたはずのアイドルが1人消えてる!?」

乃々「....はい」

芳乃「....」

乃々「ちとせさんは間違いなく、昨日まではこの事務所にいました」

乃々「凛さんも、輝子さんも、芳乃さんも」

乃々「見たことがあるどころか、話しこともあるはずです」

輝子「そう言われても....」

輝子「わ、私たちには全く覚えがないんだ....」

凛「今連絡が取れそうな子に聞いてみたけど」

凛「....誰もそんな人知らないって」

乃々「でもっ!」

乃々「いるんですよ....」

芳乃「....」
301 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:49:23.26 ID:46QhQHnB0
芳乃「乃々の人柄や、先ほどの様子を見るに」

芳乃「嘘をついているわけではないでしょうー」

芳乃「少なくとも、乃々の中にはその『ちとせ』という女性が存在しているのですー....」

乃々「....私の中だけじゃありません」

芳乃「....しかし、わたくしたちの中には存在していない」

芳乃「これも嘘ではないのですー....」

乃々「っ............」

芳乃「....」

芳乃「わたくしも、乃々の言葉を全て信じることはできておりませぬー」

芳乃「それはおそらく凛も、輝子もー」
302 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:50:12.47 ID:46QhQHnB0
凛「....ごめん」

凛「頭の片隅に引っかかってるとか、そんなレベルじゃないんだ」

凛「本当に何も知らないの、私」

輝子「事務所に1人、私の知らないアイドルがいて」

輝子「昨日まで普通に、話してたなんて、とても信じられないんだ....」

乃々「....」ショボン

芳乃「....」

芳乃「しかし、乃々の妄想と片付けてしまうのは早計なのですー」

乃々「....!」
303 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:51:14.16 ID:46QhQHnB0
芳乃「凛が穴の中で遭遇したという少女と」

芳乃「乃々が言う『ちとせ』という女性」

芳乃「特徴があまりにも似ている、似すぎているのですー」

凛「....それはそうだけど」

凛「この穴は強い感情に反応して」

凛「常識じゃ考えられないことをやってきてる可能性があるんだよね?」

凛「だったら、乃々のその記憶?に反応して」

凛「その『ちとせ』って子に似た何かを作り出したって可能性はないの?」

芳乃「凛、それではつじつまが合いませぬー」
304 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:52:28.95 ID:46QhQHnB0
芳乃「乃々が『ちとせ』という女性が消えていることに気付いたのは」

芳乃「凛が帰ってきて、穴の中で見た少女の話をした後のこと」

芳乃「つまり」

芳乃「凛が穴へ入っている頃」

芳乃「乃々にとって『ちとせ』は存在していて当然、疑うことすらない状態」

芳乃「穴を動かすほどの強い感情を抱くはずはないのです」

凛「....確かに」
305 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:53:29.97 ID:46QhQHnB0
輝子「ボノノちゃんが、凛さんの話を聞いて瞬時に頭の中で作りだした....」

輝子「ってことはないよな....?」

乃々「そんなことないです....絶対に....」

凛「....」

凛「既視感、デジャブって現象はあるけど」

凛「乃々の『ちとせ』の話を聞く限り、そんな漠然としたものじゃないよね」

凛「見た目や性格、その他の色々なことまで知ってるんだから」

輝子「そ、そうだな....」
306 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:54:02.10 ID:46QhQHnB0
芳乃「....先ほど言ったように、わたくしたちは全てを信じることはできませぬー」

芳乃「ですが、『ちとせ』が穴の謎を解く鍵になる可能性があるのも」

芳乃「また事実」

芳乃「....」

芳乃「わたくしは、凛が穴の中で見た」

芳乃「『ちとせ』とよく似た少女を」

芳乃「....こちらへ連れてくるべきだと考えておりますー」

乃々「芳乃さん....」

凛「....」
307 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 20:55:14.21 ID:46QhQHnB0
凛「....正気?」

芳乃「はい」ニッコリ

凛「....」

凛「....また中に入らなきゃいけないんだ」

凛「まあ一度体験してるし、さっきよりはマシかな」

乃々「凛さん....!」

輝子「....」

輝子「ということは、私、またあの格好をしなきゃいけないのか....?」

芳乃「もちろんでしてー」ニッコリ

輝子「」

乃々「輝子ちゃん....!」
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:03:11.43 ID:JP4FnJ9A0
Pに協力を求めようって意見は誰もないのか…
309 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:04:34.90 ID:46QhQHnB0
凛「次はどうするの?」

凛「もう穴に突入する?」

芳乃「いえ、もう少し凛の話を聞いて」

芳乃「より安全にすべきですー」

芳乃「そしてもう1つ」

芳乃「凛と共に穴へ行く者を決めなければなりませんー」

乃々「!?」

乃々「しょ、輝子ちゃんがこんな状態ということは....」

芳乃「わたくしか、乃々のどちらかでしてー」

乃々「ひぃ........」ピエン
310 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:05:23.91 ID:46QhQHnB0
輝子「でもなんで、人数を増やすんだ?」

芳乃「まったくの未知である以上、人数を増やすべきではないと考えていましたが」

芳乃「凛によれば」

芳乃「穴の中は恐ろしいところのようですー」

芳乃「大人びている凛ですら、長い間平常心を保てないのならば」

芳乃「1人で行くことも非常に危険ですー」

凛「....情けない話だけど、もう1人一緒に行ってくれるなら気持ちは楽かな」

芳乃「ということでしてー」

芳乃「輝子は先ほどと同じく穴」

輝子「穴って言うな」

芳乃「わたくしと乃々のどちらかが凛と共に穴の中へ」

芳乃「もう1人はこちらで待機ですー」

どちらが行く? 乃々 or 芳乃 >>311
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 21:07:58.27 ID:vhVKFuhzo
乃々
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:27:51.38 ID:SIH5PrSHo
ちとせがいない千夜ってどんなのになってるんだろう
もしかして火事が起こらなかった世界線?
313 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:29:23.92 ID:46QhQHnB0
乃々「....」

乃々「....私が行きます」

凛「!?」

凛「乃々、あんなに怖がってたのに....?」

芳乃「ほー....」

乃々「物凄く怖いです、けど....」

乃々「ちとせさんのことを覚えているのが私だけなのは」

乃々「きっと何か理由があるんだと思います」

乃々「だから私が、行かないといけないような、気が....」

乃々「するように思えたんですけどまた急に怖くなってきました....」

輝子「」ズコー
314 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:30:19.39 ID:46QhQHnB0
乃々「で、でも行きます!」

乃々「あと、私がここに残るよりも」

乃々「芳乃さんが残った方が冷静な判断ができると思います」

芳乃「....」ウンウン

芳乃「乃々、成長しましたねー....」

輝子「おばあちゃん視点」
315 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:30:50.06 ID:46QhQHnB0
凛「何があっても私は、乃々を守るよ」

乃々「凛さん....!」

凛「だから2人で無事に戻ってこられたら」

凛「結婚を前提に付き合ってほしい」

乃々「!!?!?!?!?!?!!?!?」

輝子「2人とも、仲が良いのはいいけど、突入前にその発言はやめないか?」

芳乃「死亡ふらぐでしてー」

乃々「....」
316 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:31:58.14 ID:46QhQHnB0
乃々「よろしくお願いします........////」ペコ

凛「乃々っ!」ギューッ

乃々「凛さんっ!」ギュッ

輝子「あー....」

輝子「し、知らないぞ....」

芳乃「愛の力こそ、この苦境を打ち破るのかもしれませぬー」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:32:46.87 ID:p7jh/pXk0
>>312
この世界線の千夜ちゃんめっちゃニッコニコ笑顔振りまいてそう
318 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:32:50.11 ID:46QhQHnB0
凛「穴の中は何も見えないし何も聞こえない」

凛「言葉での意思の疎通どころか、身振り手振りも厳しいと思う」

凛「だから、ずっと手を握っておいて」

凛「もし相手に伝えたいことがある時は、手のひらに文字を書いて伝えよう」

凛「手のひらに書くのが厳しかったら、とりあえず相手の身体のどこでもいいから」

乃々「わかりました」コクリ

芳乃「さて、凛と乃々が愛を紡いでいる間に」

芳乃「わたくしたちは少しでも情報を集めるのでしてー」

輝子「集めるって、どうするんだ?」

芳乃「....」
319 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:33:54.23 ID:46QhQHnB0
芳乃「忘れているかもしれませんがー」

芳乃「わたくしたち」

芳乃『とにかく様々なものをたくさん入れてみるのはどうでしょうー?』

芳乃「というのを未だ果たしておりませぬー」

輝子「あっ....忘れてた....」

輝子「ついさっきの話のはずなのに、3日前くらいのことに感じる....」

芳乃「気のせいでしてー」

輝子「芳乃さんが、最初に入れようとしたのが」

輝子「なぜか、凛さんだったせいで、どんどん変な方向に....」

芳乃「それではまいるのですー」

何個入れる?(コンマ1桁の数字) >>320
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:36:15.12 ID:SIH5PrSHo
>>317
ちとせが出てきた瞬間火事があったことになって笑顔が失われたりして
321 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:42:16.91 ID:46QhQHnB0
芳乃「ふーむ....」

芳乃「わたくしと輝子、入れたいものを1つずついれましょうー」

輝子「そ、そんな自由な感じでいいのか....?」

芳乃「そうですねー」

芳乃「中に人らしきものがいるならば」

芳乃「危険物はやめた方が良いでしょうー」

輝子「いや、初めからそんなもの入れる気は、ない....」

入れるもの(芳乃) >>322
入れるもの(輝子) >>323
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:42:36.16 ID:6em76mjDO
にこ「?」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:44:51.48 ID:ol35WjCvo
せんべい(カビてる)
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:45:44.39 ID:1de9ytHSo
刺繍入りの封筒
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:45:50.94 ID:XI2fYvwv0
そこらへんにあった肇の釣竿
326 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:47:48.43 ID:46QhQHnB0
よく分からないので>>323>>324を採用します
327 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:50:34.81 ID:46QhQHnB0
芳乃「わたくしはこれを入れるのでしてー」ガサゴソ

芳乃「おせんべいー」

輝子「これ、さっき言ってたお気に入りの奴じゃないか?」

輝子「いいのか芳乃さん」

輝子「穴の中に入れたら、戻ってこない確率が高いぞ....?」

芳乃「これはカビているおせんべいなので問題はないのでしてー」

輝子「穴はゴミ捨て場じゃないんだぞ....」

芳乃「うっかり間違えて乾燥剤を食べてしまったまま置いていたら」

芳乃「カビてしまっていたのですー....」シンミリ

輝子「....」

輝子「え?」
328 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 21:52:02.67 ID:46QhQHnB0
芳乃「それでは」

芳乃「輝子」

輝子「....」ヌギヌギ

輝子「....////」パカッ

芳乃「ぽいーでしてー」ポイッ

何かが起こる or 何も起こらない >>329
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:52:33.53 ID:GshR57Eco
穴の中でちとせの隣にちっちゃいなーはー姉妹(アイドルになる前)が産まれる
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:53:10.12 ID:IbflB7Fao
見た目上は何も起こらない
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:56:44.02 ID:olL97dbY0
調子に乗って投げ入れ続けたらアイドルが誰も居なくなる奴では
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:57:16.12 ID:JP4FnJ9A0
久川…消えるのか…
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 21:59:23.37 ID:peQ6Imx7o
>>332
凛「久川って?」

安価下
334 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:02:02.50 ID:46QhQHnB0
芳乃「....」

輝子「....」

輝子「何も、起こらない....?」

芳乃「ふむー....」

芳乃「やはりこれくらいでは穴も反応しないのでしょうかー?」

輝子「カビたおせんべいくらいじゃ、そうなっても不思議じゃないな....」
335 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:03:49.30 ID:46QhQHnB0
ちとせ?「............」ジー


ビチャッ



ビチャッ



336 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:04:35.57 ID:46QhQHnB0
ちとせ?「............」ジー



ドク  ドク




ドク     ドク
337 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:09:48.11 ID:46QhQHnB0
輝子「次は私か....」

芳乃「何を入れるのでしてー?」

輝子「....この」ガサゴソ

輝子「刺繍入りの封筒」

芳乃「!?」

芳乃「それは....!」
338 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:11:42.43 ID:46QhQHnB0
芳乃「なんでしてー?」

輝子「私にもわからないんだが....」

輝子「さっきその辺りで拾ったんだ」

輝子「変わったデザインだけど、ただの封筒だしいいかなって」

芳乃「ふむー....」

芳乃「(ちひろさんの机の中に数え切れないほど詰まっていたのを見たような気がー....)」

芳乃「まあ良いでしょうー」

輝子「?」
339 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:12:54.64 ID:46QhQHnB0
輝子「....」ヌギヌギ

輝子「....////」パカッ

輝子「じゃ、じゃあ、いくぞ....」ドキドキ

輝子「....」スッ

輝子「んぅっ」ズポ

何かが起こる or 何も起こらない >>340
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:13:04.01 ID:mD1RXm8j0
穴の中では小さいデスやむんご(アイドルになる前)の三人が産まれる。その後、穴から白封筒で中にいる6人分の履歴書(所々黒塗り)が送り返されてくる
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:13:08.61 ID:XI2fYvwv0
穴から[わるなぎスタイル]久川凪+が出てくる
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:13:11.32 ID:p7jh/pXk0
中の視界が開けて大きな時計台のある廃城になった
343 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:25:29.78 ID:46QhQHnB0
輝子「....」ゴクリ

芳乃「....」ジー

輝子「....」

輝子「....今回も何も起こら

テーテテッテッテー

輝子「!?」

テテテー

テテテー
344 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:26:03.45 ID:46QhQHnB0
輝子「な、なんだこの音楽!?」

芳乃「穴から聞こえてきますー」

輝子「聞いたことのない音楽だが....」

輝子「射幸心が煽られている、気がする....」

芳乃「あまり深く考えてはいけないのでしてー」

パシュパシュパシュパシュパシュパシュ

輝子「!?」

芳乃「....」パシッ

輝子「な、何が出てきたんだ....?」

芳乃「ふむー....」
345 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:26:50.37 ID:46QhQHnB0
芳乃「ふむー....」

芳乃「これは、履歴書でございますー....」

輝子「誰の?」

芳乃「履歴書のほとんどは、黒く塗りつぶされているのですー」

輝子「....見せてくれ」

輝子「6枚か....」ペラ

輝子「辻....あ....り、....塚あき....、....千夜、久川....、....凪」

輝子「夢見りあむ」

芳乃「知らない名前ですー」

輝子「そ、そうだな....」
346 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:28:39.23 ID:46QhQHnB0
すみません、間違えました
訂正します
347 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:29:59.09 ID:46QhQHnB0
芳乃「ふむー....」

芳乃「これは、履歴書でございますー....」

輝子「誰の?」

芳乃「履歴書のほとんどは、黒く塗りつぶされているのですー」

輝子「....見せてくれ」

輝子「6枚か....」ペラ

輝子「辻....あ....り、....塚あき....、黒....ちとせ、久川....、....凪」

輝子「夢見りあむ」

芳乃「知らない名前ですー」

輝子「そ、そうだな....ん?」
348 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:31:14.72 ID:46QhQHnB0
輝子「よ、芳乃さん、この名前って....」

芳乃「....」

芳乃「....『ちとせ』」

芳乃「これは、乃々に尋ねてみる必要がありますねー」

輝子「だな....」
349 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/21(火) 22:32:45.50 ID:46QhQHnB0
本日はここまでとさせていただきます
もう350レス、安価スレは早いですね
まださっぱり終わりは見えませんが、もう暫くお付き合いいただけると幸いです
明日の夜に再開します
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:34:32.58 ID:aLJKhfSUo
おつおつ
???「めっちゃやむ……」
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:35:44.73 ID:p7jh/pXk0

千夜だけが助かっている理由…そんなまさかな…
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:37:09.40 ID:olL97dbY0
おつおつ。千夜を引っ張ってきた方が真相にたどり着けるような気がする
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 22:37:49.55 ID:XI2fYvwv0
やむちゃだけ塗りつぶされてないのは何かの伏線になったりならなかったりするのか
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 23:37:52.73 ID:vhVKFuhzo
おつおつ
顔も黒塗りだったり…?
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 23:58:00.25 ID:Hvk/H9gao
元からいなかったのか、穴に入れたことで消滅したのかどっちだろう
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 00:18:17.23 ID:4KX566pSo
何気にちとせじゃなくて千夜の履歴書が出てきてるんだよなぁ
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 00:19:20.52 ID:4KX566pSo
おっと、訂正見逃してた
358 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/22(水) 21:38:28.29 ID:q3Few+7v0
凛「私たちの打合せは終わったけど」

凛「そっちはどう?」

輝子「い、いやあ....」

凛「?」

輝子「これが穴から出てきたんだ....」スッ

乃々「....履歴書?」

乃々「あっ!これちとせさんのじゃないですか!」

芳乃「....」
359 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/22(水) 21:39:42.93 ID:q3Few+7v0
乃々「黒く塗りつぶされている部分が多いんですけど....」

乃々「あかりさん、あきらさん、凪さん颯さん、りあむさん....?」

乃々「なぜこんなものが穴から....?」

芳乃「その反応を見るに」

芳乃「乃々は全員のことをご存知のようですねー....」

乃々「当たり前じゃないですか....」

乃々「....え」

乃々「もしかして....」

芳乃「わたくしたちは」

芳乃「....この人たちの記憶も失ってしまったようですー」

凛「!?」

輝子「!?」

乃々「そ、そんな............」ガクン
360 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/22(水) 21:40:23.30 ID:q3Few+7v0
凛「....」

輝子「....」

凛「....忘れてるのは私たちの方なんだね」

輝子「ボノノちゃんが嘘をつく理由も、演技をする理由もないしな....」

乃々「....」ブルッ

乃々「どうしてっ....どうして私だけが....」

乃々「皆さんも、つい数時間前まで一緒にいて」

乃々「お話しして、笑って....」

乃々「なのになんで....」ウルウル

芳乃「....乃々」ギュッ
361 : ◆bL5b7ovQmQ :2020/04/22(水) 21:41:21.77 ID:q3Few+7v0
芳乃「なぜこの世界から、5人もの人間が消えたのか」

芳乃「なぜわたくしたちが、それを忘れてしまうのか」

芳乃「今のところ、理由はわかりませぬー....」

乃々「....」

芳乃「しかし」

芳乃「乃々だけが、消えた人々のことを覚えていられる理由」

芳乃「これは、わたくしに1つ、思い当たることがありますー」

乃々「!!!」

乃々「....それは、なんですか」
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