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【安価】アライさん「みんなにイタズラするのだ!」フェネック「付き合うよ〜」
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 02:53:29.54 ID:fBF98tk50
- >>948
主人公補正的なのを乗せすぎたかもしれません…。
でも一応ライヘラとヒグマさんカバさんブラジャーさんくらいしか明確な格上はいないくらいのつもりで書いてます。
- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 14:33:30.69 ID:ut36yGYy0
- アラマン編めっちゃ綺麗にまとまってて草
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 23:30:59.23 ID:RumZUBToO
- アラマンっつーかジャガマンだな
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/14(土) 22:33:01.89 ID:eY65WT900
- ゆきやまちほー
ギンギツネ「zzz…」
キタキツネ「ねぇギンギツネ、起きてる?」
ギンギツネ「zzz…」
キタキツネ「寝てるの?」
ギンギツネ「zzz…」
キタキツネ「ギンギツネかわいい大好き最高ボクの嫁」
ギンギツネ「zzz…」
キタキツネ「…よし、寝てるね」
キタキツネ「よいしょっと」モゾモゾ
キタキツネ「それじゃ、しゅっぱーつ」
ガラガラガラ…ピシャッ
ギンギツネ「………」
オオセンザンコウ「キタキツネさんが毎晩どこかへ行ってる?」
ギンギツネ「そうなのよ…しかもわざわざ私が寝てるのを確かめてから抜け出してるの!」
オオアルマジロ「うーん、ギンギツネに気付かれたら困るってことなのかなぁ」
ギンギツネ「どこへ行ってるのか知らないけど、あの子が変なことに巻き込まれてないか心配だわ」
ギンギツネ「あなた達、探偵なんでしょ?尾行してきてくれないかしら」
オオアルマジロ「依頼だね!承ったよ!」
オオセンザンコウ「我々“ダブルスフィア”にお任せあれ!」
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/14(土) 22:33:55.83 ID:eY65WT900
- オオアルマジロ「って意気込んだはいいけど…」
オオアルマジロ「寒いよぉセンちゃん!」
オオセンザンコウ「我慢してくださいアルマーさん。キタキツネさんが出てくるまでの辛抱です」ブルブル
オオアルマジロ「ううぅ…尾行も楽じゃないねぇ…」ブルブル
キタキツネ「………」コソコソ
オオアルマジロ「あっ!出た!!キタキツネ出たよセンちゃんッ!!」
オオセンザンコウ「ちょっ、声デカッ!デカいですアルマーさん!」
キタキツネ「!?」ビクッ
キタキツネ「………」サササッ
オオアルマジロ「あっ!逃げた!」
オオセンザンコウ「アルマーさんの大声にビックリしちゃったんですよ…」
オオアルマジロ「よーし!追いかけようセンちゃん!」
オオセンザンコウ「探偵らしさ皆無ですが仕方ありませんね」
- 954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/14(土) 22:34:55.46 ID:eY65WT900
- キタキツネ「………」キョロキョロ
オオアルマジロ「結構歩いたね」
オオセンザンコウ「ずいぶん警戒していますが、私たちが尾けていることには気付いていないようです」
オオアルマジロ「あんなに警戒するなんて怪しいよねセンちゃん!」
オオセンザンコウ「あなたのクソデカボイスのおかげですよアルマーさん」
オオアルマジロ「えへへ…ヘラジカ様にも声がおっきいなぁ!って褒められたんだよね」
オオセンザンコウ「それは何よりですが今は控えてください」
オオアルマジロ「….あれ?」
オオセンザンコウ「どうしましたか?」
オオアルマジロ「あそこにいるのって」
オオセンザンコウ「…!あの方は」
直下にフレンズ指定(キツネコンビ、ダブルスフィア以外)
- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 23:07:15.36 ID:FsWpDvZ9o
- アルパカ
- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 23:12:21.00 ID:F/YJv1cbO
- 出たなポンコツ探偵
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/15(日) 00:03:42.53 ID:LExPiL1f0
- アルパカ「お〜いキタちゃ〜ん」
キタキツネ「アルパカ、ここに来るまで誰にも見られなかった?」
アルパカ「大丈夫大丈夫ぅ!」
キタキツネ「そっか。よかった」
アルパカ「今日もまたアレやっちゃう?」
キタキツネ「うん…おねがい」
オオセンザンコウ「アルパカさんが現れました」
オオアルマジロ「おぉ、なんだか紅茶が飲みたくなってきちゃうねセンちゃん!」
オオセンザンコウ「いったい二人で何をするんでしょうか」
オオアルマジロ「スルーされるとかなしいよ…」
キタキツネ「じゃ…いくよ?」
アルパカ「いつでもおいでぇ♪」
キタキツネ「えいっ」ピョンッ
モフッ
アルパカ「はぁい、よくできましたぁ」ギュ-ッ
キタキツネ「ん…モフモフきもちぃ…」
- 958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/15(日) 00:04:21.76 ID:LExPiL1f0
- オオセンザンコウ「!?」
オオアルマジロ「キタキツネ、なにやってんの!?」
キタキツネ「やわらかい…ずっとこうしてたい…」モフモフ
アルパカ「キタちゃんの毛皮も気持ちいいよぉ?」
キタキツネ「えへ…ありがとアルパカおねぇちゃん…」
オオアルマジロ「お、おねぇちゃんだって!聞いたセンちゃん!?」
オオセンザンコウ「聞いてますから静かにしてくださいアルマーさん」
オオアルマジロ「あっハイ」
アルパカ「でもぉ、わざわざ夜に隠れてやんなくてもいいんじゃないかなぁ」
キタキツネ「だって恥ずかしいもん…甘えんぼだって思われたくないし」
アルパカ(それは今さらな気がするけどもぉ)
キタキツネ「それにね…?」
アルパカ「あぁ!そうだったねぇ!うんうん、それなら仕方ない!」
キタキツネ「そーいうわけで…しばらくこのままで…」モフモフ
アルパカ「んもぉ、それじゃ甘えんぼ直んないよぉ」
キタキツネ「別にいいよーだ」
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/15(日) 00:05:20.42 ID:LExPiL1f0
- オオアルマジロ「思わぬ現場を見ちゃったねセンちゃん!」
オオセンザンコウ「そうですね…しかし、これをそのままギンギツネさんに報告していいのでしょうか?」
オオアルマジロ「ふぇ?なんで?」
オオセンザンコウ「いや、だって」
ギンギツネ「そうだったのね…キタキツネ…」
オオアルマジロ「どわーっ!?」
オオセンザンコウ「ギンギツネさん、いつのまに!?」
ギンギツネ「キタキツネの後を尾けてるあなた達のさらにその後を尾けてたのよ」
オオアルマジロ「な、なぜそんなことを〜!?」
ギンギツネ「そう…キタキツネ、私がお姉ちゃんとして不甲斐ないから…夜な夜なアルパカに浮気してたのね…?」
ギンギツネ「そうなのよね?」
オオセンザンコウ「おおおおおお落ち落ち落ち落ち落ち落ち」
オオアルマジロ「まずセンちゃんが落ちつこう!?」
ギンギツネ「もういいわ……」ユラァ
ギンギツネ「私はお姉ちゃんキャラ失格……その事実を噛み締めながら帰路につくわ……」トボトボ
オオアルマジロ「あっ!待ってよギンギツネぇ!」
- 960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/15(日) 00:06:36.29 ID:LExPiL1f0
- オオアルマジロ「行っちゃったぁ…」
オオセンザンコウ「仕方がありません。今は放っておいてあげましょう」
キタキツネ「あれ、ふたりとも何やってんの」
オオアルマジロ「うーわぁーっ!?」
キタキツネ「そんなにびっくりする…?」
オオアルマジロ「もー!二人揃って驚かせないでよぉ!」
キタキツネ「ふたり?」
オオセンザンコウ「我々はあなたを尾行していたのですよ」
キタキツネ「えぇっ、ボクを尾けてたの?」
キタキツネ「そ、そんな……恥ずかしいよぉ……」
オオアルマジロ「いっぱい甘えちゃってぇ!このぉ!」
オオセンザンコウ「ギンギツネさんには辛い事件でしたがね…」
キタキツネ「えっ…?ギンギツネも見てたの…?」
オオセンザンコウ「えぇ、バッチリと」
オオアルマジロ「もう帰っちゃったよ?」
キタキツネ「そんな…どうしよう」
キタキツネ「実はこれはね、>>961(理由)だったんだよ」
- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/15(日) 00:10:02.39 ID:tYXAOozuO
- ギンギツネに甘える練習
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/16(月) 00:30:48.64 ID:liqK17j90
- 後日
ゆきやまちほー
オオアルマジロ「ギンギツネぇー!!」バンッ
ギンギツネ「………」ドヨ-ン
オオアルマジロ「うわー…盛大に凹んでるねぇ…」
オオセンザンコウ「そんなあなたに朗報があります」
ギンギツネ「なによ……もうほっといてよ……」
オオアルマジロ「さぁ出番だよ!」
キタキツネ「うん…!」
キタキツネ「え、えーい」ピョ-ン
ギンギツネ「えっ?」
キタキツネ「こゃーん!」モフモフ
ギンギツネ「き、キタキツネ!?」
キタキツネ「ぎ…」
キタキツネ「ギンギツネおねぇちゃん、元気出して…?」
ギンギツネ「!!???」
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/16(月) 00:31:47.60 ID:liqK17j90
- オオセンザンコウ「夜な夜な出かけていたのは、ギンギツネさんに素直に甘えるための練習をしていたからなんです」
オオアルマジロ「フレンズ騒がせな話だよね!やるなら白昼堂々とやりなよ!」
キタキツネ「やだよ恥ずかしいのに」
ギンギツネ「ってことは、キタキツネ…私を認めてくれるの…?」
キタキツネ「認めるも何も、ボク最初からギンギツネのことしか考えてなかったよ」
ギンギツネ「ふえええ!?」
ギンギツネ「えーと、えーと!じゃあ…」
キタキツネ『ギンギツネかわいい大好き最高ボクの嫁』
ギンギツネ「っていうのも、ほんと…?」
キタキツネ「え」
オオセンザンコウ「!?」
オオアルマジロ「えぇー!なにそれなにそれー!!」
キタキツネ「そ、それは…」
ギンギツネ「どうなの?」ジ-ッ
キタキツネ「うっ」
キタギツネ「ほ、ほんと……だよ」
ギンギツネ「やったぁ!!」ピョンピョン
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/16(月) 00:32:42.91 ID:liqK17j90
- ギンギツネ「取り戻したわ…“お姉ちゃん”の尊厳を!」キリッ
オオアルマジロ「急にテンションたっか!でも良かったねギンギツネ!」
オオセンザンコウ「まぁ一件落着ということで」
オオアルマジロ「センちゃんは冷めてるねぇ〜?」
オオセンザンコウ「久しぶりの依頼だと思って張り切ったら、イチャつきに利用されただけだったんですよ?」
オオセンザンコウ「アルマーさんの殻のひとつでも粉砕しないと気が収まりません」
オオアルマジロ「ひええええ急にバイオレンス!?」
オオセンザンコウ「落ち着いてください半分くらいは冗談です」
オオアルマジロ「なーんだ、よかっ……もう半分はなんなの!!?」
キタキツネ「じゃギンギツネ、いっしょにゲームしよ?」
ギンギツネ「ふっふーん!いいわ!おねぇちゃんだもの!付き合ってあげる!」
ギンギツネ「なんでもいいわよ?かかってきなさい?」
キタキツネ(なんか調子乗り始めた…執拗にハメ技使いまくってわからせてあげようかな?)
オオセンザンコウ「なんか楽しそうですね。私も混ぜてくれませんか」
キタキツネ「ん、いいよ」
オオアルマジロ「わーい!私もやるー!」
オオセンザンコウ「ゲーム、大勢でやると楽しいですからね」
オオアルマジロ「今度へいげんのみんなも呼ぼーっと!」
キタキツネ(まぁ、いっか)
ギンギツネ「さぁ始めるわよ!私の可愛いキタキツネ!」
キタキツネ(…やっぱギンギツネには使っとこ)
安価ラスト2!
直下にフレンズでもイタズラでもシチュでもなんでも(グロはアウト)
- 965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 00:36:13.66 ID:5glj6/nI0
- ジャガーマンション編アフター
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/23(月) 22:48:57.57 ID:DC7RoVjDo
- そっかもう終わりかさびしいな
- 967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:35:48.96 ID:iDqYaEZv0
- アフターその1
シアター
ゴゴゴ…
チーン
コツメカワウソ「着いたぁ〜!映画館!」
コツメカワウソ「今日はどんなのやってるのかな?」
ジャガー「えーと、上映ラインナップは…」
1『スペースすべり台』
カワウソちゃんとヒョウちゃんが星を繋ぐ滑り台を滑って宇宙を巡るアドベンチャー。やや幼児向け。
2『ハンター+ハンター+ハンター』
クマくん、イヌくん、サルちゃんのハンタートリオが大活躍するアクションムービー。カレー星からの刺客・ハカーセとジョッシュを打ち倒し、平和を取り戻せ!
3『グルメふくろうズのなぞとき大冒険』
ふくろうコンビがおいしい料理に舌鼓を打ちつつ謎を解決していくグルメミステリー。ラスト1分の大どんでん返しを見逃すな!
4『Undercover』
余命幾許もない少女ジェシーと盲目の元傭兵トーマスの触れ合いを描いた作品。今世紀最大の感動を、あなたに。
コツメカワウソ「1番!1番が観たい!」
ジャガー「私もそれがいいな」
キンシコウ「2番とか良さそうじゃないですか?」
リカオン「わかります!絶対面白いですよ!」
ヒグマ「じゃあこれ観るか」
博士「助手、3番がいい感じなのです」
助手「名作の予感がしますね、博士」
ガチおじ「……」
- 968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:36:59.53 ID:iDqYaEZv0
- 『助けてヒョウちゃん!』
『カワウソ!今行くぞ!』
コツメカワウソ「うぉー!やっちゃえヒョウちゃーん!」
ジャガー「か、カワウソ!上映中は静かに…」
ジャガー「ってあれ?お客さんは私たちだけなのか」
コツメカワウソ「ここ、いっつも空いてるよ!」
ジャガー「なんでだろう…面白いのにね」
コツメカワウソ「あーたのしかった!ヒョウちゃんが大活躍だったね〜!」
ジャガー「私はカワウソちゃんが好きだなぁ。見ていて癒されるよ」
コツメカワウソ「ほぇっ!?」
ジャガー「?」
コツメカワウソ「…あっ、映画のカワウソか!えへへ、ビックリしたなぁもう!」
ジャガー「うん。カワウソみたいですごく可愛いよね、カワウソちゃん」
コツメカワウソ「ほぇーっ!!」
ジャガー「…??」
コツメカワウソ「も、」
コツメカワウソ「もっと言って…?」
ジャガー(もっと?映画の感想のことかな)
ジャガー「でも、やっぱり本物のカワウソのほうがずっと可愛いと思ったよ。カワウソのしぐさはもっと、こう、守ってあげたくなるような…抱きしめたくなるような…そんな感じなんだ」
コツメカワウソ「!!!」パァアア
コツメカワウソ「〜〜〜♪」ピョコピョコ
コツメカワウソ「〜〜〜〜〜♪♪」フリフリ
ジャガー(カワウソ、すごく上機嫌だ…そんなに映画が楽しかったのかな?)
ジャガー(今度また連れてきてあげよっと)
- 969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:38:53.03 ID:iDqYaEZv0
- 博士「うぅう…素晴らしい作品だったのです…アカデミー賞最有力候補なのです…」ポロポロ
助手「間違いなく映画史に残る超大作だったのです…こんな感動はもう二度と味わえないのです…」グスグス
リカオン「いやぁ面白かったですね。ドキドキハラハラさせられっぱなしでしたよ」
ヒグマ「まぁまぁの出来だったな」
キンシコウ「くすくす…」
ヒグマ「な、なんだよ」
キンシコウ「ヒグマさん、ラストシーンで泣いてましたよね?」
ヒグマ「!!」
リカオン「え?マジですか?」
ヒグマ「な、泣いてない!」
キンシコウ「でも涙の跡が残ってますよ?」
ヒグマ「!?」ササッ
キンシコウ「うふふ…引っかかりましたね!」
ヒグマ「〜〜〜っ///」
ヒグマ「こらぁ!」
キンシコウ「きゃははは♪」
リカオン(キンシコウさん、なんかコツメちゃんに似てきたな…)
博士「お前たち!映画館では静かにするのです!」
助手「少しは余韻に浸らせるのです!」
キンシコウ「はーい」
ヒグマ「わ、悪い…」
- 970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:39:50.59 ID:iDqYaEZv0
- 『ジェシー、俺はもう充分だ。キミから大切なものをたくさんもらった。これ以上幸せなことはない』
『トーマス!行かないでトーマス!』
『さよならだ。ジェシー』
『トーマス!』
ガチおじ「Jesse……Thomas……」ポロポロ
バチィッ!!
ガチおじ「あふぉんッ!!?」
ガチおじ「o,oh……」プルプル
ガチおじ「………!!」スクッ
ガチおじ「fuck…!shit!」ダッ
DON’T WATCH ALONE!
ガチおじ「fuckin’theater!!」
- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:40:50.81 ID:iDqYaEZv0
- アフターその2
1Fエントランス
ツチノコ「さみぃ…」ブルブル
スナネコ「いやぁ〜もうすっかり冬ですねぇ〜」ブルブル
ツチノコ「早く帰って温まらねえとな…」
スナネコ「それならヒグマんちにカレーたかりに行きましょうよ」
ツチノコ「やだよ博士たちじゃあるまいし」
チーン
スナネコ「お、エレベーター来ましたよ」
ツチノコ「思ったより早かったな」
ガーッ
エレガちゃん「何階をご利用ですか?」
ツチノコ「…は?」
スナネコ「わぁ!エレベーターガールさんだぁ〜!」
スナネコ「…って驚くほどでもないか」
ツチノコ「いやビックリすんだろ…昨日までこんなやついなかったぞ」
ツチノコ「誰だオマエ?エレベーターで何やってんだ?」
エレガちゃん「ふふふ、お乗りにならないんですか?」
ツチノコ「質問に答えろっての!」
スナネコ「乗ります乗ります」スタスタ
ツチノコ「あっ!おい!?」
スナネコ「ツチノコも早く乗ってください寒いです」
ツチノコ「…チッ」
エレガちゃん「二名様ご案内しまーす」
- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:42:03.15 ID:iDqYaEZv0
- スナネコ「ではこの階までお願いしますね」ペラッ
ツチノコ「やめとけ」ガシッ
スナネコ「?」
ツチノコ「こんな得体のしれない奴にボタン押させるかよ。ここはオレが」
エレガちゃん「は〜いかしこまりました〜」ポチポチポチポチポチ
ツチノコ「あ“ーーー!!?」
スナネコ「お〜!明らかにテキトーにボタンを押された〜!」
スナネコ「って騒ぐほどでも」
ツチノコ「あるわ!!」
ツチノコ「おいっ!!どういうつもりだテメーッ!!」
エレガちゃん「ふふふ、しゅっぱーつ」
ゴゴゴ…
ツチノコ「フザッケンナッ!!!」
スナネコ「まぁまぁ落ち着いて」
ツチノコ「オマエも止めろや!!!」
エレガちゃん「お客様、エレベーター内ではお静かに。最低限のマナーですよ?」
ツチノコ「ハァーーー!!!??」
ツチノコ「何コイツら!!?何コイツら!!!?」
チーン ガーッ
エレガちゃん「着きましたよお客様」
スナネコ「早く降りましょうツチノコ」
ツチノコ「だ〜れが降りるか!!!!」
- 973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:43:01.76 ID:iDqYaEZv0
- エレガちゃん「いけませんねお客様」ギラッ
ツチノコ「あ?」
スナネコ「お?」
エレガちゃん「次のお客様が待ってるんです。あなた方のワガママには…」ガシッ
エレガちゃん「付き合いきれませんッ!」ブンッ
ツチノコ「オワーーーッ!!!?」ドサッ
スナネコ「お〜!無理やり外にぶん投げられた〜!」ゴロン
エレガちゃん「またのご利用をお待ちしております」ペコリ
ツチノコ「お、おい!!待ちやがれぇ!!」
ガーッ ガコン…
スナネコ「行っちゃいましたね〜」
ツチノコ「あ“あ”あ“あ”あ“あ”あ“あ”あ“あ”あ“!!!どこだぁあここおおおおお!!!」
「おーい」
ツチノコ「ウワーーーッ!!?」ビクッ
ツチノコ「食うな!!食うなァーーーー!!!」ババッ
「…おーい?」
スナネコ「おぉ、その声は」
ツチノコ「うぅううううううう!!」ブルブル
キタキツネ「なにしてんの、キミたち」
ツチノコ「………え?」チラッ
- 974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:44:02.28 ID:iDqYaEZv0
- スナネコ「キツネコンビじゃないですか」
ギンギツネ「久しぶりね、スナネコとツチノコ」
キタキツネ「キミたちもこの『おじぞうさま階』でのんびりしにきたの?」
ツチノコ「……!?」
ツチノコ「こ、ここは!」
スナネコ「ほんとだ!おじそうさまがいっぱい並んでる〜!」
ギンギツネ「私たち、探索に疲れたらここで休憩することにしてるの」
キタキツネ「今日はお昼ごはん食べてたんだよ。キミたちもおでん食べる?」
ギンギツネ「ちょうど多めに買っちゃったのよね」
スナネコ「おぉ〜!温かくておいしそうですね〜!」
スナネコ「ツチノコ、どうします?」
ツチノコ「………」グゥ~
ギンギツネ「返事を待つまでもなさそうね」クスッ
キタキツネ「いっしょにごはん食べよ?」
ツチノコ「……ありがとよ」
スナネコ「これはエレベーターガールさんのおかげですねぇ」
ツチノコ「あぁ、そうだな。あいつにも感謝……」
ツチノコ「するわけねーだろ!!!!!!」
スナネコ「キャッキャッ」
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:45:38.48 ID:iDqYaEZv0
- アフターその3
1Fエントランス
コウテイ「〜〜〜♪」スタスタ
コウテイ(すっかり帰りが遅くなってしまったな。プリンセスは心配しているだろうか)
コウテイ(まぁ、お土産のプリンを渡せばすっかりご機嫌だろうけど)
コウテイ「ふふふ」
ドスッ
コウテイ「…?」
ぐらぁ…
コウテイ「ッ!?」ガクッ
コウテイ(な、)
コウテイ(なんだ……?)
コウテイ(身体…が……動か、な…)
「おー、当たった当たった」
「相変わらずスゲー効果だな、この麻酔銃」
「連射できないのは玉に瑕だがな」
コウテイ(だれだ……)
密猟者A「それじゃ運ぼうぜ」
密猟者B「回収班の車まだか?」
密猟者C「二十分ほどで到着するそうだ」
密猟者B「マジか…さっさとおさらばしたいぜ、こんなクソマンション」
密猟者A「潜伏ダルかったもんなぁ。エレベーターの操作盤ヘンテコだしよ」
密猟者C「おかしな化け物もうろついてるみたいだからな」
- 976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:46:39.79 ID:iDqYaEZv0
- 密猟者A「っていうかこいつさ」グイッ
コウテイ「っ」
密猟者A「なかなか上玉じゃん!」
密猟者B「おいおい、売っ払うんだからお楽しみはできねーぞ」
密猟者A「ちげーよアホ!フツーなら相場7〜8くらいだけど、顔が特別いいヤツは10もらえるって言ってただろ?」
密漁者B「あー、そういやそんなことも言ってたっけか」
密猟者A「そんでもって、オレ潜伏中に知ったんだ。ここには『複製できる階』があるってよ」
密猟者B「複製??なんだそりゃ」
密猟者C「…それがどうした」
密猟者A「そこでだけどよ…こいつ、何人か複製していかね?」
密猟者B「!?」
密猟者C「ほう…」
密漁者A「どうせだったらこのイカれたマンションも利用して、ボロ儲けしてやろうぜ!」
密猟者B(ま、マジで言ってんのか…?こんなとこさっさと帰りたいんだが)
密漁者C「そいつはいいな」
密猟者B「!」
密猟者C「こんな仕事いつまでも続けられないからな。稼げるときに稼いどくべきだ」
密猟者A「おっしゃー!決まりな!」
密猟者A「早速行こうぜ!」
密猟者B「げぇ、マジかよ〜…」
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:47:41.76 ID:iDqYaEZv0
- ガコン ゴゴゴ…
密猟者A「いや〜こんなこともあろうかと番号控えといて正解だったわ」
密猟者B「なぁ、金入ったら何に使うよ?」
密猟者A「そりゃバカラっしょ。100倍に増やしてやるわ」
密猟者B「ぶははは!オメーが勝ってるとこ見たことねえよ!」
密猟者C「フレンズ売り飛ばして金ができるたびにボロ負けしてるな」
密猟者A「うるせー!次は勝つんだよ!」
コウテイ(そうか…こいつ、ら……みつりょうしゃ、だ…)
コウテイ(はやく、にげて……みんなに、しらせ、ない、と……)
コウテイ(……だめ、だ……いしきが…どん、どん…)
チーン
密猟者A「はい到着っと」
密猟者C「やるならさっさと終わらせるぞ。回収班が来てしまう」
ガーッ
ライガー「んあ?」
密猟者A「…は?」
密猟者B「おい、どうし…た……」
密猟者C「……どうやら先客がいたようだな」
ライガー「あーあ、やっちゃった……みられちゃった」
ライガー「どうしよっかなぁ…めんどくさいなぁ…」
- 978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:49:41.59 ID:iDqYaEZv0
- 密猟者A「なんだ、こいつ…」
密猟者B「ありゃフレンズの死体か……?俺らと同業者…?」
ライガー「どーぎょーしゃ?なにそれ?どーいう意味かな?」
コウテイ「う……うぅ……」ピクピク
ライガー「!」
コウテイ(なんだ……?なにが、おこってる…?)
コウテイ(しかいが……うすれてきて……みえない……)
ライガー「…ふーん、そっかそっか。なるほどねぇ」
ライガー「キミたち、みつりょーしゃってやつだね」
密猟者C「だったらどうする?お前も捕まってみるか?」チャカ
密猟者A「おいテメェ!その機械はオレらが使うんだよ!そこどけぇ!」
ライガー「んふふふふふ」
密猟者C「なにがおかしい」
ライガー「いやぁ、ラッキーだったなぁと思ってさ」
ライガー「これを見られちゃったからには『口止め』しなきゃいけないんだけど…さすがに通りすがっただけの子をやっちゃうのは気が引けるんだよねぇ」
ライガー「でもキミたちなら問題ないよねぇ。よかったよかった」スタスタ
密猟者B「!?」
密猟者C「おい動くな!今すぐ両手を頭の……」
フッ…
密猟者A「えっ?」
密猟者B「は?」
密猟者C「消え…!?」
ザシュッ ザシュッ ザクッ
- 979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:51:03.45 ID:iDqYaEZv0
- ピンポーン ダダダダ!!
プリンセス「コウテイ!?」ガチャッ
ライガー「やぁ」
草食ちゃん「ど、どうも」
プリンセス「あなたたちは…?」
ライガー「お届けに上がりましたぁ」スッ
コウテイ「zzz」
プリンセス「コウテイ!!」
草食ちゃん「えっと、エレベーターの前で倒れてたみたいです。何があったのかはわからないんですけど…」
ライガー「気絶してるだけだから安心してねぇ。朝には目を覚ますと思うよぉ」
プリンセス「ううぅ…」ジワッ
プリンセス「よかった……あなたになにかあったら私、わたしぃ……」ポロポロ
ライガー「お邪魔みたいだから帰ろっか」
草食ちゃん「うん」
プリンセス「…ふたりとも、ありがとう。本当にありがとう!」
- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:52:54.81 ID:iDqYaEZv0
- 草食ちゃん「やっぱりこのマンション、変なことばっかりだね…」
ライガー「んふふふ、怖くなっちゃった?」
草食ちゃん「…ううん」
草食ちゃん「肉食ちゃんといっしょなら、どんな場所でも大丈夫だよ」
ライガー「…!!」
ギュ〜ッ
草食ちゃん「ふぇっ!?」
ライガー「草食ちゃん…すきぃ…」チュッチュッ
草食ちゃん「ちょ、落ち着いて肉食ちゃん!」
草食ちゃん「ここじゃダメ!おうちでやってぇ!」
ライガー「ダイジョーブダイジョーブ、だーれも来ないよぉ。んふふふふ」
ゴゴゴ… チーン
地図「到着!」
ボトル「到着!」
マスク「とーちゃーく!!」
草食ちゃん「!!?」
ライガー「………」チューッ
地図「あっ……」
ボトル「退避!退避!」ポチポチ
マスク「お、お邪魔しました〜」
ガーッ ガコン…
ライガー「ぷはっ……えへへ」
草食ちゃん「えへへじゃなーいっ!!!!」
安価ラストォ!余裕があったらオマケも書きます。
直下にフレンズでもイタズラでもシチュでもなんでも(グロはアウト)
- 981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/25(水) 00:05:02.56 ID:2ZXRrNjpo
- アラフェネ、ついに一線を超える!
- 982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/25(水) 00:58:46.71 ID:3wqjBkJTO
- ヤメロォ!(建前)ナイスゥ!(本音)
- 983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/25(水) 07:59:23.82 ID:8QC//cUpO
- これエレガちゃんが一番ヤバくね?
普通に即死階連れていかれる可能性あるぞ
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:26:22.80 ID:RVf7hO7w0
- アライさん「どんどんいくのだガンガンいくのだとーりーあーえーずー♪」
フェネック「今日も元気だねぇアライさーん」
アライさん「とーぜんなのだ!アライさんはいつだって元気なのだ!」
アライさん「でも今日はイタズラのターゲットが全然見つからないのだ…」ショボン
フェネック「まーまー、そんな日もあるのさー。気楽にいこうよー」
アライさん「わかったのだ…フェネックがそう言うなら…」
フェネック(ふふふ、アライさん…今日はアライさんがターゲットなんだよ?)
フェネック(今までずっと我慢してきたけど、もう限界…)
フェネック(今日こそアライさんに想いを伝えてみせるよ!)ドーン
アライさん「フェネックぅ!!なんか変なきのこ生えてるのだ!!」ズボッ
フェネック「それは置いとこっかアライさん」
アライさん「でも食べられるかもしれないのだ!ひじょーしょくに取っておくのだ!」
フェネック「毒があるかもよー?」
アライさん「ふぇ?」
フェネック「私イヤだよー?アライさんが毒で死んじゃうの」
アライさん「ふぇえええ!!?」
アライさん「きょ、今日のところはやめとくのだ…」スッ
フェネック「よしよし、アライさんいい子いい子」
アライさん「!」
アライさん「ふへへ…フェネックに褒められるとうれしいのだ…」ニコッ
フェネック(はぁーーーーー………かわいい)
- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:27:34.29 ID:RVf7hO7w0
- アライさん「そうこうしている間にもう夕方なのだ!」
フェネック「アライさーん、今日はもう休もうよー。あそこの茂みなんてどうかなー?」
アライさん「おぉ!あれならセルリアンにも見つかりにくいのだ!ナイスなのだフェネック!」
フェネック(ほかのフレンズにも見つかりにくいからね)
アライさん「じゃあさっそく夜ご飯食べるのだー♪」
フェネック(そして私はアライさんを…)
フェネック(ハッ!ダメだダメだ…)
フェネック(こんなにがっついた態度じゃアライさんドン引きしちゃうよー!)
アライさん「あっ!でっかいカブトムシなのだ!!」
フェネック(ここは落ち着いて…落ち着いて…)スーハー
フェネック(…よし)
アライさん「ああああああ!!逃げられたのだぁ!!」
フェネック(待っててねアライさん)
フェネック(今夜は優しくリードしてあげるよ…!)
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:28:35.09 ID:RVf7hO7w0
- フェネック(って決意したはいいんだけどー…)
アライさん「ぷはぁ!食べた食べたのだ〜♪」
フェネック(め、めちゃくちゃ緊張する!!)ドキドキ
フェネック(どうやって切り出せばいいのこれ!?)
アライさん「あれ?フェネック、全然食べてないのだ…大丈夫か?」
フェネック「んぇ!?あ、うん、ちょっと食欲がねー。あはは」
アライさん「そうなのか…」
フェネック(かばんさんならこういうときどうするんだろう)
フェネック(ちょっと脳内に召喚してみよう)
ポンッ
かばん『!!?』
フェネック(というわけでよろしくかばんさーん)
かばん『ちょ、こ、困りますよぅ!!ボクだってわからないです!』
フェネック(またまたぁ。サーバルとやることやっちゃってるくせに)
かばん『』
フェネック(もしかして夜は強引に行っちゃうタイプ?)
フェネック(サーバルちゃん!食べちゃうぞー!って)
かばん『もぅ!!からかわないでくださーい!!』
フェネック(否定はしないんだねぇ)ニヤニヤ
アライさん「んー」ピトッ
フェネック「!!!?」ビクッ
アライさん「とりあえずおでこをくっつけてみたが…熱はないみたいなのだ」
アライさん「フェネック、具合が悪かったら遠慮なく言うんだぞ!」
フェネック「う、うん…ありがと…」
- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:29:45.70 ID:RVf7hO7w0
- フェネック(び、びっくりしたぁ)ドキドキ
かばん『フェネックさん』
かばん『正直、ボクもうまいやり方なんてわからないですけど…ひとつだけ言えることがあります』
かばん『自分の気持ちに正直になってください!』
フェネック(…!)
かばん『ボクも、きっとサーバルちゃんも。お互いのことが大好きって気持ちを素直にぶつけ合ってるだけなんです』
かばん『恰好や見栄えを気にするより、とにかくがむしゃらに想いを伝えてみてはどうでしょうか?』
フェネック(…やっぱりかばんさんには敵わないや)
かばん『これはあなた自身が出した答えでもあるんですよ、フェネックさん』
フェネック(そうだったね)
フェネック(それじゃ…)
アライさん「フェネック、さっきからぼーっとしてどうしたのだ?やっぱり今日のフェネックは変なのだ!」
アライさん「そういうときはアライさん膝枕を使うのだ!アライさんのポカポカ体温でたちまち元気に…」
フェネック「アラーイさんっ」ギュッ
アライさん「?」
フェネック「伝えたいことがあるの」
アライさん「伝えたいこと?」
- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:31:15.07 ID:RVf7hO7w0
- フェネック「私、アライさんのことが好き」
アライさん「!」
フェネック「いつも全力で、まっすぐで、あわてんぼうで」
フェネック「イタズラっ子で、怒りっぽくて、頑固者で」
フェネック「…とっても仲間想いで、優しい子」
フェネック「そんなアライさんが大好きなの」
アライさん「フェネ…ック…」
フェネック「最初は友達として大好きなんだなーって思ってたけど…違うみたい。気が付くとアライさんのことばっかり考えちゃってるもん」
フェネック「アライさんのこと考えると、心がポカポカして優しい気持ちになるの。どんなことだって怖くないって思えるの」
フェネック「だから……」
フェネック「これからは、つ、」
フェネック「ツガイとして、いっしょにいてくれないかな」
アライさん「……」
フェネック「いきなりごめんね?」
フェネック「もしイヤだったら、今まで通り友達として」
フェネック「とも、だ、ち…」ポロ
アライさん「!?」
フェネック「やだ……こんなに好きなのに…ずっと我慢してきたのに……」ポロポロ
フェネック「これからも、ともだちのまま……?」ポロポロ
フェネック「やだやだやだ……!そんなのぜったいやだぁ……!」ポロポロ
- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:32:38.79 ID:RVf7hO7w0
- フェネック(あは、完全に失敗しちゃった)
フェネック(アライさん困っちゃうよね。こんなの…気持ち悪いよね)
アライさん「フェネック」
アライさん「一度しか言わないからよく聞くのだ」
フェネック「っ」
アライさん「アライさんをもっと信じるのだ!」
フェネック「…?」
アライさん「フェネックがどんなにアライさんのことを好きでも!アライさんは必ずその想いに応えてみせるのだ!」
アライさん「どんなにでっかいでっかい好きをぶつけられたって!アライさんはへっちゃらなのだ!」
アライさん「どんな大変なことになったって!アライさんに全部まるごとおまかせなのだぁ!」
フェネック「あ……」
アライさん「だから」
ギュッ
アライさん「もう安心するのだ。アライさんもフェネックと同じ想いなのだ」
フェネック「…ずるいよ、アライさん」
アライさん「アライさんだからしかたないのだ」
フェネック「……そうだね。アライさんだもんね」
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:33:48.00 ID:RVf7hO7w0
- アライさん(というわけでフェネックとツガイになったのだ)
フェネック「アライさん、やわらかい…」モフモフ
フェネック「きもちいからしばらくこうしてよーっと」
アライさん「…」
フェネック「…どしたの?アライさん?」
アライさん「……」ハムッ
フェネック「!?」
アライさん「…………」ペロペロ
フェネック「あ、アライさん!!?」
アライさん(フェネックのお耳…クセになる味なのだ…)ペロペロ
フェネック「ちょ、た、タンマ!タンマぁ!!」
アライさん「ぷはっ」
フェネック「い、いきなりマーキング?」
アライさん「フェネックが可愛くてつい」
フェネック「もー…やる前にちゃんと言ってよね?」
アライさん「すまないのだ…」
フェネック「ふふ、でも嬉しかったよ?だからー」
ガシッ
アライさん「ふへ?」
フェネック「んむ……」チュッ
アライさん「んー!?」
フェネック「ん……ちゅ…」
アライさん「んむむむ…!」
フェネック「ぷはっ……お返し♪」
- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:35:10.28 ID:RVf7hO7w0
- アライさん「ふぇ、」
アライさん「フェネックぅ!!」ガバッ
フェネック「やーん」
アライさん「ア、アライさんだってけものなんだぞぅ!」
フェネック「えー?けものだったらどうするのかなー?私なにされちゃうのー?」クスクス
アライさん「ぐぬぬ…!ふぇ、フェネックがそのつもりなら、もう我慢しないのだ!」
フェネック(ふふふ…やったね。今までかっこ悪いとこ見せちゃったけど、ここからは私のターン…)
フェネック(今夜は寝かさないよ?アライさーん)
フェネック「あぅっ!あっ!あっ!あんっ!」
アライさん「フェネック!フェネックぅ!」
フェネック「あっ!あ、あらいしゃん!まって!まってぇ!」
アライさん「身体が言うことを聞かないのだ…!止まらないのだ!」
フェネック「ひゃんっ!だめっ!だめぇ!あっあっ!やんっ!」
アライさん「フェネックの…アライさんのよりちいさめなのだ…」
かぷっ
フェネック「〜〜〜っっ!!!」ビクビクッ
アライさん「はむ……れろ…」カリカリ
フェネック「あら、あ、あらい、しゃんっ!あまがみぃ!!だめぇ!!」
アライさん「ん……イヤ、だったか…?」
フェネック「い、いやじゃない、けどぉっ!あぅっ!お、おかしくなっちゃう!からぁっ!だめなのぉ!」
アライさん「ふへへ…フェネック変なこと言ってるのだ。かわいいのだ…」
アライさん「んっ……!」ピクピクッ
- 992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:36:26.24 ID:RVf7hO7w0
- アライさん「くっ……な、なにか来るのだ!」
フェネック「んっ!わっ!わたしもぉ!へんなの、くるぅ!」
アライさん「いっしょにいくのだ!フェネック!」
フェネック「あっ!あんっ!んっ!あ、アライさんっ!アライさんっ!」
アライさん「んっ……くぅっ……!」ビクッビクッ
フェネック「ふぁ、ぁ、あん………!!」ビクビクッ
アライさん「はへぇ〜…つかれたのだぁ」
フェネック「へぁ……あ……」ピクピク
アライさん「フェネックもおつかれさまなのだ」ナデナデ
フェネック「…!えへへ……」
アライさん「フェネック、きつくなかったか?痛いところないか?」
アライさん「アライさん、正直自信ないのだ。ちゃんとフェネックを気持ちよくしてあげられたのか…」
アライさん「無理やり押し倒して、身体を好き勝手いじって。も、もしかして…イヤなのを我慢してたんじゃ!?」ブルッ
フェネック「…ひどいなぁアライさーん」
アライさん「っ!」ビクッ
フェネック「自分が言ったんじゃないかー。『もっとアライさんを信じろ』ってさー」
アライさん「…!」
フェネック「アライさんだからぜんぶ任せたんだよ?アライさんだから、あんなにきもちよくなったんだよ?」
フェネック「私、これからもアライさんのこと絶対信じるからさ。アライさんも私のこと、もっと信じてほしいなー?」
アライさん「うぅうううう……わ、わかったのだ……アライさんもフェネックのこと…ぜったい、ぜったい信じるのだぁ!」
フェネック「んふふ。泣き顔も可愛いね、アライさん」
- 993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:37:31.31 ID:RVf7hO7w0
- フェネック「ん……もう夜が明けるねぇ。お日様が見えてきたよ」
アライさん「また一日が始まるのだ。今日こそはターゲットを見つけるのだ!」
フェネック「そだねー。でも、その前に…」
ぎゅーっ
フェネック「まだしばらくこうしてたいかな」
アライさん「…アライさんもなのだ」
フェネック「おや。おそろいだねぇアライさーん」
アライさん「おそろいなのだ!」
フェネック「ふぁあ…でもさすがに眠いなぁ。アライさんは大丈夫?」
フェネック「…アライさん?」
アライさん「zzz…」
フェネック「寝ちゃった。そうだよね、がんばってたもんね」
フェネック(あーあ、こんな日がずっと続けばいいのになぁ)
フェネック(ずっとずっとアライさんといっしょ)
フェネック「つまりは……」ウト…
フェネック「こ………」ウトウト…
フェネック「zzz…」
- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:39:02.43 ID:RVf7hO7w0
- 博士「こらぁーー!!お前らぁーー!!」
助手「まーた性懲りもなくイタズラですか?もう許しませんよ?」
アライさん「へっへーん!博士と助手なんて怖くないのだ!おしりぺんぺーん!」
フェネック「捕まえてみなよーほらほらー」
博士「バチ殺し!!!」バサッ
助手「処刑」バサッ
アライさん「うおおおおおお逃げるのだフェネック!!」
フェネック「合点承知だよアライさーん」
サーバル「なになに!?狩りごっこ!?私もやるー!」
かばん「さ、サーバルちゃん!今はやめとこう!」
サーバル「ちぇー」
かばん「…アライグマさんとフェネックさん、ちょっと感じ変わった?」
サーバル「え?そう?いつものふたりじゃない?
かばん「うーん、上手くは言えないんだけど」
博士「まてぇええええ!!」
助手「串刺し」
アライさん「ああああああああ追いつかれるのだぁ!!」
フェネック「あはは!はやいはやーい!」
かばん「き、気のせいかな…?」
アライさん「フェネック、走るのだ!アライさんにつかまるのだ!」
フェネック「はーいよーっと!」
「つまりは」
「これからもどうかよろしくね」
- 995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/12/10(木) 23:39:49.10 ID:RVf7hO7w0
- 安価コンマのご協力、ありがとうございました。更新が遅れてすみません。
何の計画性もなくふと思い立って建てたスレなので完走できてとってもうれしいです。
マンション編はみなさんのご協力もあって(私にしては)うまくまとめられましたが、アラフェネを登場させられなかったこと、怪異の出来、オオカワちゃんのキャラなど細部が気になりすぎるので、後で地の文をつけて再編成、どこかに上げたいと思います。
展開も結構変えます。
もし見つけた時には、どうかちらっと見てやってください。
最後に改めて、本当にありがとうございました。
- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:02:00.36 ID:H6BWvtaBo
- お疲れ様でした!
出てくるフレンズさん達が皆生き生きしててすっごーい!
ジャガマン編はアラマン派生としては屈指の出来でしょ!
アラフェネも真正面から関係進展で誠実だなあ!
ありがとうございました!
またどこかで!
- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:45:03.52 ID:0HeBK8bCO
- 乙乙
アラフェネで締めたのは素晴らしい
ジャガマンもし渋とかに上げるならアラマンタグ付けてくれると助かる
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 00:54:07.86 ID:q+kW8qLvo
- 乙!
すばらしいスレでした!すごく楽しませてもらいました!
またいずこかで会いましょう!
- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/12/11(金) 15:12:14.96 ID:0E97GYNT0
- イナズマイレブンの安価SSもあるので読者はどんどん参加してくださいね
- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/12/11(金) 15:12:44.39 ID:0E97GYNT0
- 宣伝あげ!
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
- ____ r っ ________ _ __
| .__ | __| |__ |____ ,____| ,! / | l´ く`ヽ ___| ̄|__ r‐―― ̄└‐――┐
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| |_.| | / ヽ | | | |__| |__| | | | | | | | __ /`〉 / \ │ | |  ̄ ̄|
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