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【安価】アライさん「みんなにイタズラするのだ!」フェネック「付き合うよ〜」

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869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/22(木) 23:58:16.33 ID:YJLW3aNs0
助手「真面目に聞いてほしいのですが?」ギロ

草食ちゃん「ご、ごめんなさいっ!」

ライガー「めんごめんご」

助手「まったくお前たちときたら」

スナネコ「それで、ボクたちが何を忘れてるんですか〜?」

ツチノコ「もったいぶらずに早く言えっつーの!」」

博士「では言いましょう」

博士「お前たち、何を対価にしてここから帰るつもりなのですか?」

ヒグマ「あ?」

キンシコウ「えっ?」

リカオン「ほぇ?」


「「「……………」」」

870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/22(木) 23:58:58.19 ID:YJLW3aNs0
ライガー「あ〜、言われてみれば考えてなかったねぇ」

ヒグマ「ジャガーたちの救出で頭がいっぱいだったからな…」

リカオン「あ、そうだ!ジャガーさんみたいにマンションの記憶を捧げるのはどうですか?」

助手「あれは別の世界からやってきたジャガーだからこそできた芸当なのです」

博士「我々が同じことをすれば、マンションにまつわる記憶全てを失ったままあそこに放り出されてしまうのですよ」

リカオン「!?」

助手「何の知識もない状態であの危険極まりないマンション内をうろつくことになりますが…それでもいいのですか?」

リカオン「ひぃええ…!」

博士「手足のどれかを差し出せば記憶を保ったまま確実に帰れるでしょうが、まぁなるべく避けたい手段ですね」

助手「手はカレーを食べるとき、足は探索するとき不便なのです」

キンシコウ「私たちハンターとしても欠損はちょっと」

ツチノコ「オメーらじゃなくても嫌に決まってんダロッ!」

草食ちゃん「じゃ、じゃあどうしたら…」

マスク「なぁ博士!対価を捧げる以外にもういっこ方法なかったか?」

博士「…『フレンズ一体分のサンドスターを消費して亀裂を生じさせる』ですね」

助手「この方法ならみんみに対価を払わずとも全員元の世界へ帰れます…サンドスター消費の犠牲になった1名を除いてですが」
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/22(木) 23:59:30.77 ID:YJLW3aNs0
博士(やはりこの方法は論外…誰かを犠牲に生き延びるなんてごめんですし、そもそも犠牲になりたがる者などいるはずがない)

助手(死体すら残らないので例の複製階も使えませんからね…まぁあんなところ、それこそ死んでも使いたくはありませんが)

ボトル「ヨシ!決まりだな!」

地図「あぁ!」

マスク「異議ナシ!」

博士「…さっきから騒がしいのですよ。三人で何を話しているのですか?」

ボトル「名案がある!」

マスク「これでここから出られるぞ!」

地図「よかったなお前ら!」

助手「名案?」

博士「一応聞いておきますか。期待はしてませんけど」

マスク「簡単なことだ!」

地図「私たち三人のうちの誰かを!」

ボトル「サンドスター消費の生贄にすりゃいい!」

博士「……は?」
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/23(金) 00:00:08.08 ID:MEATrBFO0
リカオン「いやいやいやいや…」

キンシコウ「な、なにを言ってるんですか」

ヒグマ「本気なのか?」

マスク「もちろんだ!」

地図「私たちは同一個体だからな!」

ボトル「一人失ったところでノーダメージ!また複製すればいい!」

草食ちゃん「だ、駄目ですよ!もっと誰も犠牲にならない方法を考えましょう!」

ボトル「い〜や駄目だね!」

マスク「これは決定事項だ!」

地図「誰が生贄になるかはじゃんけんで決めるぞ!スリル抜群!」

「「「ハハハハハハハ!!!」」」

ツチノコ「頭イカれてんのかこいつらぁ!?」

スナネコ「個性的な方たちですねぇ。怖くないんですか〜?」

地図「そんなことより帰って探索!」

ボトル「早く行きたい!」

マスク「辛抱たまらん!」

草食ちゃん「そ、そんな…」
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/23(金) 00:00:51.14 ID:MEATrBFO0
マスク「構わないよな!博士!助手!」

博士「………」

助手「………」

ヒグマ「お、おい。どうするんだ?」

博士「…好きにさせるといいのです」

リカオン「うぇえ!?」

助手「こいつらは言い出すと絶対に聞かないのです。特に、自分たちの『たのしー』に関しては狂気的なまでのこだわりを持っています」

博士「このまま否定し続けると敵対する恐れがあるのです。ここにきての仲間割れは文字通り命取り…いつまた化け物たちに襲われるかわかりませんからね」

助手「利害も一致していることですし、彼女らの提案に乗った方が安全でしょう」

キンシコウ「っ」

ツチノコ「マ、マジで言ってんのかよ…」

ライガー「んふふふ、危ない子たちだねぇ。草食ちゃんも気を付けようねぇ」ナデナデ

草食ちゃん「ううぅ…どうしてこんなことに…」
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/23(金) 00:01:30.36 ID:MEATrBFO0
マスク「というわけで」

マスク「生贄決定チキチキじゃんけん大会開催いぃぃぃ!!!」

地図「イェエエエエエイ!!」

ボトル「待ってましたあああぁ!!」

マスク「行くぞッ!!さいしょはグー!!じゃーんけーん」

「「「ポンッ!!!」」」

ボトル「あーいこーで」

「「「しょッ!!!」」」

地図「あーいこーで」

「「「しょッ!!!」」」

マスク「あーいこーで」

「「「しょッ!!!」」」

ボトル「あーいこーで」

「「「しょッ!!!」」」

地図「あーいこーで」

「「「しょッ!!!」」」

マスク「あーいこーで」

「「「しょッ!!!」」」

ボトル「あーいこーで」
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/23(金) 00:02:09.58 ID:MEATrBFO0
――――――――――
―――――――
―――――

博士「開いたのです」

助手「あれが空間の亀裂なのです。あそこに飛び込めば帰れるのです」

ボトル「退路確保!」

地図「確保!」

リカオン「かつてこんなにも嬉しくない帰り方があっただろうか…って感じですね」

ヒグマ「犠牲はなるべく出さないつもりでいたんだがな」

スナネコ「マスクさんに感謝ですね〜」

ツチノコ「もうどうでもいいぜぇ…早く帰りたい…」

ライガー「草食ちゃん歩ける?」

草食ちゃん「うん、なんとかね」

キンシコウ「さぁ、コツメちゃんも帰りましょう」

コツメカワウソ「………」

キンシコウ「…ジャガーさんのこと、心配してるんですよね」

コツメカワウソ「………」

キンシコウ「大丈夫です。パークのジャガーさんも、マンションのジャガーさんも、二人とも絶対に無事です。だから…」

キンシコウ「コツメちゃんはいつもみたいに、たくさんたのしーことして笑顔になりましょう?」

コツメカワウソ「………」

コツメカワウソ「……」グシグシ

コツメカワウソ「…うん」
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/23(金) 00:03:05.33 ID:MEATrBFO0
「………ソ」


「……ウソ!」


「カワウソ!!」


コツメカワウソ「っ!!」パチッ

ジャガー「大丈夫!?なにかあったの!?」

コツメカワウソ「…ジャガー」

コツメカワウソ「ここは?」

ジャガー「私たちのお部屋だよ?ほら、この前引っ越してきたマンションさ」

コツメカワウソ「…」

ジャガー「買い物から帰ったら君が倒れててびっくりしたよ…」

ジャガー「いったいどうしたんだい?」

コツメカワウソ「ねぇジャガー」

ジャガー「?」

コツメカワウソ「かばんって知ってる?」

ジャガー「かばん…って、あの背負うやつかい?」

コツメカワウソ「…うん。ジャガーだね。私の知ってるジャガーだね」

ジャガー「??」
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/23(金) 00:04:14.81 ID:MEATrBFO0
コツメカワウソ「よかった…無事だったんだね…」ポロポロ

ジャガー「!?」

ジャガー「ほ、本当に大丈夫かい!?どこか痛むんじゃ」

コツメカワウソ「とーう!!」ピョーン

ジャガー「ぐぇえ!」ドサッ

コツメカワウソ「このやろぉー!!心配させやがってぇー!!」グリグリグリ

ジャガー「いたたたたた!!いたい!いたいよカワウソ!っていうかそれ私のセリフだよね!?」

コツメカワウソ「もう絶対離さないからなぁー!!」ギュウウウ

ジャガー「いててて」

ジャガー「…なぁカワウソ、なにかあったんだろ?」

コツメカワウソ「!」

ジャガー「聞かせてくれないかな」

コツメカワウソ「…わかった」

コツメカワウソ「でも、覚悟しといたほうがいいよ!ジャガーきっとビックリしちゃうから!」

ジャガー「ははは、お手柔らかにしてほしいなぁ。いったいどんなお話なんだい?」

コツメカワウソ「ジャガーにすっごく似てて、でも全然違う」

コツメカワウソ「あたらしいおともだちのお話!」

マンション編おわり
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 00:10:32.79 ID:qvZ7xlLCo
あらマンからここまでお話作り上げるのすっごーい!
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 09:56:45.90 ID:D56R6kZoo
いい話だがオオカワウソはまじで狂っとる
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 17:22:45.65 ID:DrYDBtLxO
ライガー「んふふふ、危ない子たちだねぇ。草食ちゃんも気を付けようねぇ」
お前が一番危ないわ!
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 18:04:56.00 ID:uOjwBPUlo
肉食ちゃんは草食ちゃんとの関係に深入りしたり草食ちゃんを傷付けたりしなければ優しかったから……
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:05:10.49 ID:+hCO4G2P0
ジャパリカフェ

クジャク「ん〜、香ばしい匂い…やっぱりカフェの紅茶は最高です!」

アルパカ「そう言ってもらえるとうれしぃねぇうれしぃねぇ」

トキ「ふふふ…また仲間が増えてうれしいわ」

ショウジョウトキ「とくにトリ系の友達がいっぱいできたわね」

トキ「ショウジョウトキ、クロトキ、フウチョウコンビ、クジャク…たしかにそうね」

ショウジョウトキ「それから博士と助手も!」

クジャク「」ビクッ

トキ「?」

アルパカ「クジャクちゃんどしたのぉ?なんかビクッてなったよぉ?」

クジャク「…いいえ。なんでもありませんよ?」ニコッ

ショウジョウトキ「ほんと?なんか無理してるっぽいんですけど」

クジャク「だ、大丈夫ですから!」

トキ「ならいいけど…」

アルパカ(おなか空いてるのかなぁ?)

ショウジョウトキ「そういえば最近あいつら見ないわね」

クジャク「あいつら、ってどなたですか?」

ショウジョウトキ「クジャクは会ったことないんだっけ?あのイタズラばっかりしてるトラブルメーカーの…」
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:06:01.06 ID:+hCO4G2P0
ガラッ

アライさん「アライさん参上ォ!!」

フェネック「フェネックもいるよ〜」

クジャク「!」

ショウジョウトキ「噂をすればなんとやらね…」

アルパカ「いらっしゃぁい!」

アライさん「久しぶりのカフェなのだ!」

フェネック「ここんとこ忙しかったからねぇ」

トキ「こんにちはアライグマ、フェネック。さっそく私のうたを聴かないかしら?」

アライさん「それは大変魅力的な申し出なのだ!しかし…」

フェネック「今日は別件で来たのさー」

アルパカ「別件?」

ショウジョウトキ「ってなによ」

フェネック「そーれーはー…」チラッ

クジャク「?」

アライさん「………」ジーッ

クジャク「えっ?私ですか?」

アライさん「そうなのだ!」

フェネック「私たち、クジャクさんと仲良くなりに来たのさ〜」
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:06:51.30 ID:+hCO4G2P0
クジャク「まぁ!私と仲良くなんて…それは嬉しいですね!」

クジャク「わざわざありがとうございます」ペコリ

アライさん「これはこれは!」ペコリ

フェネック「ご丁寧にどうも」ペコリ

ショウジョウトキ「えぇ〜?なんか怪しいんですけど!?」

アルパカ「まぁまぁショウジョウトキちゃん」

トキ「ここは仲間同士の邂逅を見守りましょう」

ショウジョウトキ「あんたたち警戒心なさすぎ…」

アライさん「クジャクと親睦を深めるために、我々ちょっとしたゲームを用意したのだ!」

フェネック「お〜い、ここに運んできて〜」

アラビアオリックス「よいしょ、よいしょ」

オーロックス「よいしょっと。ったく、オレらは運送屋じゃねーっつの!城の門番なんだぞ!」

アライさん「ご苦労なのだ!」

フェネック「これ報酬のジャパリコインね〜」チャリン

オーロック「うおっ!?こ、こんなにもらえんのか!」

フェネック「ロバのパン屋でおいしいものでも買うといいよ〜」

オーロックス「へへへ、お手伝いもやってみるもんだな」

アラビアオリックス「お前にプライドはないのか…」
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:07:36.71 ID:+hCO4G2P0
ショウジョウトキ「な、なによこのデカい箱」

アライさん「名付けて!『箱の中身はなんだろな』ゲームなのだ!」

フェネック「ルールは名前そのままだよ〜。そこの穴に手を入れて、中に入ってるものを当ててみてね〜」

クジャク「これを私が?」

アライさん「そうなのだ!」

クジャク「私のためにこんな大きなものまで…なんて優しい方たちなんでしょう!」

クジャク「ぜひやらせていただきます!」

フェネック「ふふ、そうこなくっちゃね」

アルパカ「ひゅわ〜!それにしてもおっきぃねぇ!おっきぃねぇ!」

トキ「なにが入ってるのかしらね」

ショウジョウトキ(ぜったいロクなもんじゃないわ…)

クジャク「では!さっそく!」ズボッ

クジャク「………」サワサワ

アライさん「どんな感じなのだ?」

クジャク「う〜ん、なんだかとってもフサフサしてますね。撫でごこち抜群です」

フェネック「もうちょっと触ってみなよ〜」

クジャク「わかりました!」
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:08:32.38 ID:+hCO4G2P0
クジャク「………」ナデナデ

クジャク「…!」ピクッ

アライさん「どうしたのだ?」

クジャク「今、動きました!」

フェネック「クジャクさんの手がくすぐったかったのかもね〜」

クジャク「い、生きているんですか!?」

フェネック「おっと口が滑っちゃったなぁ」

アライさん「こらこらフェネック!なるべくノーヒントで行くのだ!」

フェネック「ごめんねアライさーん」

クジャク「むむむ…」ナデナデ

クジャク「生きているってことはフレンズさんですよね?」ワシャワシャ

クジャク「このフサフサした感じは羽、つまりトリ系のフレンズさん…?」コチョコチョ

クジャク「ひゃっ!?ま、また動きました!」

フェネック「ふふふ」ニヤニヤ

アライさん「…ターイムアーップ!!」

クジャク「!」

フェネック「さぁクジャクさん、答えをどうぞ〜」
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:09:04.99 ID:+hCO4G2P0
クジャク「う〜ん」

クジャク(トリ系のフレンズで、なんだか小柄な感じもしましたが…)

クジャク(わざわざ私のために用意したくらいですから、きっと私の知ってる子ですよね?そうなると…)

クジャク「わかりました!アリツカゲラさんです!」

アライさん「ブッブー!」

フェネック「ハズレなのさ〜」

クジャク「あらら…残念です」

フェネック「正解は〜」

アライさん「このふたりなのだぁ!」バッ

クジャク(いったい誰なんでしょう)ワクワク


博士「どうも、コノハです」

助手「ミミちゃんです」


クジャク「きゃあああああああああ!?」
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:09:50.26 ID:+hCO4G2P0
博士「狭い箱の中は疲れるのです」

助手「肩が凝るのです」

クジャク「あわわわわわ…!」

アライさん「博士と助手!ご苦労なのだ!」

フェネック「感想はどうかな〜?」

博士「あらぬところをたくさん触られたのです」

助手「とてもいやらしい手つきだったのです。あれは完全にセクハラなのです」

クジャク「!?」

フェネック「おやおや、それはいけないねぇ」

アライさん「とんだスケベクジャクなのだ!」

博士「えぇ、まったくもってけしからんのです」ジロッ

助手「これは仕返しが必要なのです」ジロッ

クジャク「ひぃ!?」ビクッ

博士「というわけで…」

助手「そのきれいな羽をチョイチョイさせるのです!」バッ

クジャク「いやぁあああ!!チョイチョイはいやぁあああ!!」ダッ

博士「待つのです」

助手「逃がさないのです」
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:10:30.75 ID:+hCO4G2P0
アルパカ「クジャクちゃん、博士と助手が苦手なのぉ?」

トキ「どうしてなのかしら」

アライさん「その昔あのふたりに羽を毟られたことがあるらしいのだ」

フェネック「なんでも、クジャクの羽の魔よけ効果を調べたかったんだとか」

アルパカ「ほぇ〜!そんなことがあったんだねぇ!知らなかったよぉ!」

トキ「本当に魔よけの効果があったら素敵ね」

ショウジョウトキ「感心してる場合じゃないんですけど!?」

博士「待つのです」

助手「何本か拝借するだけなのです。先っちょだけなのです」

クジャク「そういってたくさん取るくせにぃ!もういやぁあ!!」

ガラッ

カバ「ふぅ。ダイエットのために山登りしてみたけど、結構キツいわねぇ」

アルパカ「あ、いらっしゃぁい!」

クジャク「誰か助けてええええ!!」

博士「ちょっとだけなのです」

助手「すぐ終わるのです」

クジャク「来ないでぇえええ!!」

カバ「な、なにごと…?」
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:11:34.04 ID:+hCO4G2P0
アライさん「クッソ痛いのだぁ〜!」

フェネック「ぶたれちゃったねぇ」

博士「ぐぅう…!こ、この私の頭にゲンコツを…!」

助手「賢くなくなったらどうしてくれるのですか!」

カバ「だまらっしゃい」

アルパカ「よしよーしクジャクちゃん、パンケーキできたから食べようねぇ?」

トキ「これとってもおいしいのよ」

クジャク「はい…ありがとうございます…」

ショウジョウトキ「そこの悪ガキどものことはもう忘れましょう?ね?」

博士(わ、悪ガキ!?)ガビーン

アライさん「くっ!今日のところはこのへんにしといてやるのだ!」

フェネック「お邪魔しました〜」

助手「仕方がないですね…ほら博士、行きますよ」

博士「うぅ…こいつらのアホないたずらに乗ったのが間違いだったのです…」シクシク

アルパカ「また来てねぇ〜」

ショウジョウトキ「いや出禁レベルでしょ…」
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/24(土) 01:12:33.18 ID:+hCO4G2P0
アライさん「いたたた…ひどい目に遭ったのだ」

フェネック「相変わらずカバのお仕置きは痛いねぇ」

助手「とんだ馬鹿力だったのです」

博士「あいつが来るなんて聞いてないのです」

フェネック「まぁまぁ、こういうアクシデントは付き物なのさ〜」

アライさん「これくらいでくじけてたらイタズラなんてできないのだ!」

助手「それもそうですね」

助手「博士、もう少し協力してみましょう」

博士「えぇ…本気で言っているのですか?」

助手「どうせとしょかんにこもっていても暇なのです。これもフィールドワークだと思ってやってみるのです」

博士「…助手がそう言うなら」

フェネック「次はどんな子に仕掛けよっか?」

アライさん「そこを通りかかったフレンズにやってみるのだ!」

助手「それはいいですね」

博士(ミミちゃんが意外なほどノリノリなのです)

直下にこの悪ガキどもがイタズラを仕掛けるフレンズ(既出、複数でも可)
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/24(土) 11:42:58.08 ID:/7R4Ws+W0
サーかばコンビ
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 00:54:22.26 ID:y9ViBOq90
サーバル「かばんばばんばんばん〜♪かばんばばんばんばん〜♪」

かばん「サーバルちゃん、それなんのお歌?」

サーバル「ふっふーん!これはね、かばんちゃんのお歌だよっ!」

かばん「ボクのかぁ」

サーバル「うん!」

かばん「えへへ、なんだか嬉しいね」

サーバル「歌ってて気持ちいいからみんなにも広めちゃおうと思って!」

かばん「そ、それはちょっと恥ずかしいかも…」

サーバル「えー?なんでなんでー?」

かばん「みんなにたくさん名前を歌われるのはくすぐったいっていうか…」

かばん「できればサーバルちゃんにだけ歌ってほしいなぁって」

サーバル「うみゃ〜…かばんちゃんがそう言うならしょーがないね!」

サーバル「私がみんなの分までいっぱい歌っちゃうよ!」

かばん「ありがとう、サーバルちゃん」ニコッ

サーバル「うみゃ!?」ドッキーン

かばん「?」

サーバル「今のかばんちゃん、とってもかわいかったよ!」

サーバル「それこそ食べちゃいたいくらい!」

かばん「ふぇえ!?」

ボス「サーバル、食べちゃダメダヨ」
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 00:55:15.14 ID:y9ViBOq90
サーバル「あっ!いつものかばんちゃんもすっごくかわいいよ!?」

サーバル「でもねでもね!なんかさっきの笑ったお顔を見てたら、胸がドキッってしたの!」

サーバル「これってなんでかな!?かばんちゃん知ってる?」

かばん「えーと、な、なんだろうね…あはは」

サーバル「…かばんちゃん、なにか隠してるでしょ?」ジトーッ

かばん「えっ」

サーバル「いじわるしないで教えてよ〜!」ギューッ

かばん「ひゃあ!」

サーバル「ふっふっふーん!もう捕まえちゃったもんね!」

かばん「た、食べないでぇ!」

サーバル「もー!だから食べないってば!」プンプン

サーバル(…えっ!?)

サーバル(かばんちゃんに抱き着いたら、もっとドキドキしてきちゃった!?)

かばん「あ、あの、サーバルちゃん」

サーバル(なんでだろう?これ以上ドキドキするとどうなっちゃうのかな!?)

かばん「いろんなところが当たって…その…」

サーバル(かばんちゃんが教えてくれないなら、自分でやってみるしかないよね!)

サーバル「かばんちゃん!これからもっと強く抱きしめてみるね!」

かばん「!?」
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 00:56:08.87 ID:y9ViBOq90
サーバル「いっくよ〜!」

かばん「あわわわわ!ま、待ってくださーい!」

ガサッ

アライさん「うぉおおお!待つのだフェネックぅ!」

フェネック「捕まえてみなよアライさーん」

サーバル「わぁ!?」ビクッ

かばん「あ、アライグマさん!フェネックさん!」

アライさん「むっ!そこにいらっしゃるのはかばんさん!」

フェネック「ついでにサーバルもいるねぇ」

サーバル「ついでじゃないよっ!」プンプン

かばん「おふたりはどうしてここに?」

アライさん「ただの偶然なのだ!アライさんたちは狩りごっこしてただけなのだ!」

フェネック「そしたらたまたまかばんさんたちに出会ってしまったのさ〜」

かばん「たまたまだったんですね、なるほど」

かばん(助かった…)

サーバル「うみゃみゃ…」

アライさん「サーバルはなんだか残念そうなのだ。なにか邪魔してしまったのか?」

サーバル「えっ!そ、そんなことないよ!?」

サーバル「…そうだ!私も狩りごっこまぜてよ!」

アライさん「お安い御用なのだ!」

サーバル「よーし!負けないんだから!」

フェネック「ふふふふ…」
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 00:57:06.41 ID:y9ViBOq90
アライさん「ふへぇ〜!たくさん遊んでつかれたのだ!」

フェネック「それじゃ〜私たちはこのへんで〜」

サーバル「ふたりともまたね〜!」

かばん「サーバルちゃんは本当に狩りごっこが好きなんだね」

サーバル「得意だからね!さばんなじゃカバ以外に負けたことないんだよ!」

かばん「はぇ〜、すごいなぁ。ノロマなボクじゃ考えられないや…」

サーバル「なに言ってるの!かばんちゃんだってすっごいんだよ!」

サーバル「私だけじゃいろんなちほーの子たちとこんなに仲良くなれなかったもん!」

サーバル「私がかけっこ得意なのと同じように、かばんちゃんはみんなと仲良くなるのが得意なフレンズなんだよ!」

かばん「サーバルちゃん…」

サーバル「あ、そうだ」

サーバル「私、かけっこと同じくらい得意なことあるよ!」

かばん「え?なにかな?」

サーバル「えいっ」ペロッ

かばん「…」

かばん「へっ!?」

サーバル「うみゃ!うみゃ!」ペロペロ

かばん「ふわわわぁ!?さ、サーバルちゃん!なにを!?」

サーバル「これはね、毛づくろいだよっ!」
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 00:57:58.24 ID:y9ViBOq90
かばん「毛づくろい…?」

サーバル「そう!舌を使って、毛並みをキレイにするの!」

サーバル「こーやって!」ペロン

かばん「ひゃんっ!」ビクッ

サーバル「かばんちゃん、さっきから変な声出してどうしたの?」

サーバル「もしかして…私の毛づくろいって下手くそなのかな!?」

かばん「そ、そうじゃないけどぉ…」

サーバル「なーんだ!それならよかった!」

かばん(よくないよぅサーバルちゃん…)

サーバル「今度はかばんちゃんに私を毛づくろいしてほしいな!」

かばん「ぼ、ボクが…?」

サーバル「うん!かばんちゃんの舌で!」

かばん「ボクの…舌で……」ドキドキ

サーバル「い、イヤだったらごめんね?無理しなくてもいいよ?」

かばん「…わかった」

かばん「やってみるよ」

サーバル「!」
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 00:58:48.73 ID:y9ViBOq90
サーバル「うみゃ…」ジーッ

かばん「……」ドキドキ

かばん「…じゃあ、いくね?」ドキドキ

サーバル「うん!」

かばん(おちついて…れいせいに…ていねいに…)ドキドキ

サーバル(まだかなぁ♪まだかなぁ♪)

かばん(あとちょっと、あとちょっとで…!)ドキドキ

博士「かばん」

助手「なにしているのですか」

かばん「わぁーっ!!」ズコッ

サーバル「博士と助手!?なにしてるのー!?」

博士「とくに何というわけでもないのです」

助手「お散歩していたら、怪しいことをしているお前たちに出くわしたのです」

サーバル「あやしくないよっ!」プンプン

かばん「あうぅ…びっくりしたぁ」

博士「かばん、次としょかんに来たときはカレーを作ってほしいのです」

助手「ヒグマのもいい感じですが、やはりお前の味付けがベストなのです」

かばん「あはは、わかりました。また今度お邪魔しますね」
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 00:59:32.98 ID:y9ViBOq90
サーバル「もー!アライグマたちも博士たちも!なんでいきなり出てくるのー!」

かばん「怒ってもしょうがないよサーバルちゃん」

サーバル「うぅー…だってぇ」

サーバル「すっごくちょうどいいところで出てくるんだもん…なんだか邪魔されてるみたい…」ショボン

かばん「…ねぇサーバルちゃん」

サーバル「?」

かばん「確か、この近くにどうくつがあったよね」

サーバル「うん。それがどうかしたの?」

かばん「そこなら誰も通りかかったりしないと思うから…」

かばん「毛づくろいの続き、しよっか?」

サーバル「!!」

サーバル「す……」

サーバル「するぅーー!!」ギュムーッ

かばん「もがぁ!?」

サーバル「行こ行こ!いっぱい毛づくろいしよ!」グイグイ
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 01:00:22.95 ID:y9ViBOq90
かばん「じゃあ改めまして」

サーバル「うん!」

かばん「い、いくよ…!」

かばん「えいっ!」ペロッ

サーバル「んっ」

かばん「えいっ!えいっ!」ペロッペロッ

サーバル「そうそう!いい感じだよかばんちゃん!」

かばん「っ」ペロペロ

サーバル「初めてなのにじょうずだね!やっぱりかばんちゃんはすごいや!」

かばん「〜っ」ペロッ

サーバル「あはは!そこはくすぐったいよかばんちゃん!」

かばん(だ、だめだ…なんだか変な気分に…)ボーッ

サーバル「かばんちゃん?どうしたの?」

かばん(…あ)

かばん(サーバルちゃんの指、さっき狩りごっこしたからかな。汚れてる)

かばん(きれいにしないと)スッ

サーバル「うみゃ?手がどうかしたの?」

かばん「ん…」ハムッ

サーバル「っ!?」
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 01:01:38.70 ID:y9ViBOq90
かばん「」チュウチュウ

サーバル「か、かばんちゃん…!」

サーバル(なにこれ…!さっきとおんなじ!)

サーバル(すっごくドキドキするよぉ!?)ゾクゾク

かばん「ぷはっ…さーばるちゃん」

サーバル「!」

かばん「もっときれいにしてほしいところ、ある?」

サーバル「うみゃっ!?」ドキン

サーバル「それじゃあ、えっとね、えっとね…!」

「おいアライグマ、もっとそっち詰めるのです」

「博士があっち行くのだ!」

「ふたりとも静かにするのです。見つかってしまうのです」

「押し合っちゃだめだよ〜」

「あっ」

「うわっ!」

ドテッ

サーバル&かばん「!!?」
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 01:02:49.10 ID:y9ViBOq90
博士「いたたた…アライグマよくもやってくれましたね」

アライさん「博士が先に押してきたのだ!」

フェネック「もー、だから言ったのにー」

助手「そもそも突入するのが遅いとあれほど…」

かばん「み、みなさん!?どうしてこんなところに!?」

アライさん「ひとことで説明するならイタズラなのだ!」

博士「『かばんとサーバルがいい感じの雰囲気になるたび邪魔したらどうなるか』という実験なのです」

かばん「えぇえ!?」

フェネック「バレちゃったから失敗だけどね〜」

助手「それにしてもお前たちイチャつき過ぎなのです。

かばん「そ、そんな!さっきのも全部見られてたなんて…!」

フェネック「かばんさーん、なかなかやるねぇ。このぉ」

助手「あれ以上ヒートアップしたら板が変わってしまうのです」

かばん「う、うぅうううぅ………///」

サーバル「うみゃみゃみゃ〜!もう怒ったよ〜!」

サーバル「自慢のツメでやっつけちゃうんだから!!」シャキン

アライさん「げげーっ!」

フェネック「こりゃー本格的に怒らせてしまったようだねー」

助手「逃げるのです」

博士「お、置いていかないでミミちゃん!私も逃げるのです!」

サーバル「こらぁ〜!!待てぇ!!」ダッ
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 01:07:35.20 ID:y9ViBOq90
かばん「ら、ラッキーさん…ボク今すっごく恥ずかしいです…」

ボス「次カラは、ロッジやバスの中でやったほうがいいカモネ」

ボス「もしくハビーバーとプレーリーに、専用の小屋を建ててモラウのはどうカナ」

かばん「そ、それはちょっと!遠慮しときます!」

ボス「…ワカッタヨ。なんにセヨ、無理はしないデネ」

かばん「はい…」

サーバル「待ぁあてぇえ!!」

アライさん「ちょっ!ヤバいのだ!捕まっちゃうのだ!」

フェネック「命がけのおいかけっこだねぇ♪」

博士「助手、我々はもう帰りましょうか」

助手「そうですね博士。ぼちぼち楽しめました」

アライさん「飛んで逃げるのはずるいのだぁ!アライさんたちも乗せてけぇ!」ガシッ

博士「どわっ!?」

フェネック「逃がさないよ〜」ギューッ

助手「や、やめるのです!追いつかれるのです!」

サーバル「八つ裂きにしちゃうんだからー!!」

博士「いやぁあ!」

助手「だ、誰か助けるのです!」

かばん「…楽しそうだからいっか」

ボス「ソウダネ」

直下にジャイアントパイセンにイタズラを仕掛けるフレンズ(既出、複数でも可)
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 01:18:08.78 ID:bZbTJi7g0
ゆりえっちほーの波動を感じる

仕掛人か…敢えてやりそうにないプリンセス
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 01:39:07.67 ID:CoEkM/kWo
あまーい!
906 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2020/10/29(木) 03:07:40.80 ID:afBoP3h30
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 19:03:10.55 ID:8vchkNKbO
専用の小屋って言うか以前2人の新居建てたよね?
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 19:40:09.74 ID:7FKgGfZnO
やはり…毛繕いは定番…
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/10/29(木) 22:15:30.32 ID:wPvZfhxc0
>>907
ふふふ、良く気づきましたね…実はそれは壮大な伏線で…




嘘ですただのミスです許してください新居作る前の時間軸ってことにしといてやってくださいお願いします
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 23:14:44.65 ID:mRQUrHF1O
(ええんやで…)
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 23:22:20.98 ID:SL9iQobzO
俺が見てるブラウザにはなにも見えないな
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/01(日) 00:36:43.42 ID:LG/Qjg1W0
プリンセス「つ、疲れた…」

コウテイ「でっかいもの品評会とやらがあんなに長引くとはな…もう日が暮れそうだ」

プリンセス「イワビーたち、よくも置いてってくれたわね。帰ったら文句言ってやるんだから!」

コウテイ「まぁまぁそう怒らないで…」

プリンセス「…あれ?」

コウテイ「どうかしたか?」

プリンセス「あそこにいるのって…」


ジャイアント「〜〜〜♪」テクテク


コウテイ「ジャイアント先輩か」

プリンセス「随分とご機嫌だけど、なにかあったのかしら」

コウテイ「なんか変な帽子を被ってるな」

プリンセス「…怪しいわね」

コウテイ「まぁ謎が多い先輩だからな」

プリンセス「よし、後をつけてみるわよ!」

コウテイ「そうだな…って、えぇ!?」

プリンセス「こんなチャンス滅多にないわ!謎のベールを暴いてあげる!」ダッ

コウテイ(この子意外とアグレッシブだよなぁ)

プリンセス「コウテイ!はやく!」

コウテイ「はいはい」
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/01(日) 00:37:35.67 ID:LG/Qjg1W0
ジャイアント「お〜い、フウチョウコンビ〜!」

カンザシ「ひさしぶりだなジャイアント」

カタカケ「ナンのヨウだ?」

ジャイアント「この格好見てわかんないか?例のアレだよ!」

カンザシ「…あぁ、もうそんなキセツか」

ジャイアント「そうそう」

カタカケ「オマエわりとミーハーだよな」

カンザシ「あんまりハシャいでるとみっともないぞ」

ジャイアント「うるせーやい!」

ジャイアント「イタズラされたくなかったらさっさとよこせっての!」



プリンセス「!?」

コウテイ「先輩、今なんて言ったんだ?」

プリンセス「イタズラされたくなかったらさっさとよこせって…」

コウテイ「えっ?」

コウテイ(どういう意味だろう)
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/01(日) 00:38:10.60 ID:LG/Qjg1W0
カンザシ「ほらよ」

カタカケ「フツウのやつしかないけどこれでいいか?」

ジャイアント「オッケーオッケー!サンキューな!」

カンザシ「ほかのフレンズのところにもいくのか?」

ジャイアント「もちろん!」

カタカケ「ゴウヨクなヤツめ…」

ジャイアント「しっしっし!なんとでも言え!」



コウテイ「あ、あれはジャパリまん!」

プリンセス「……」

コウテイ「これはどういうことだ…」

コウテイ「まさか、脅し盗っているのか!?」

プリンセス「…これだけじゃまだ何とも言えないわ」

プリンセス「引き続き尾行するわよ」

コウテイ「あぁ」
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/01(日) 00:39:03.39 ID:LG/Qjg1W0
ロッジ
ジャイアント「おーっす!オオカミ先生いるかい?」

タイリクオオカミ「やぁ、久しぶりだねジャイアント」

タイリクオオカミ「そのかわいらしい帽子を被ってるってことは…アレかい?」

ジャイアント「ご明察!」

タイリクオオカミ「フフフ、わかったよ。ジャパリまんをあげよう。だからイタズラは勘弁してほしいな」

ジャイアント「しっしっし!アンタも話が早くて助かるぜ!」

タイリクオオカミ「次ここにくるときは私のマンガを読んでいってくれないか?知識豊富なキミの感想が聞きたいんだ」

ジャイアント「そんな大層なモンじゃないけどなぁ。ま、いいぜ!」

ゆきやま
キタキツネ「ジャイアント、おんせんに来るなんて珍しいね。ゲームしに来たの?」

ジャイアント「ん〜、そっちも面白そうだけど今日は違うんだよなぁ」

ジャイアント「ジャパリまんくれなきゃイタズラしちゃうぞ〜!ってやつ!」

キタキツネ「なるほど、イベントってことだね」

キタキツネ「はいどーぞ。どんべえ味だよ」

ジャイアント「おぉ、こりゃレア味だな!ありがと!」

キタキツネ「今度いっしょにゲームしようね」

ジャイアント「いいぜ!負けないからな〜!」

ギンギツネ「キタキツネ〜!そろそろお風呂に…あら?お客さん?」
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/01(日) 00:40:03.39 ID:LG/Qjg1W0
プリンセス「もう決定的ね…!」

プリンセス「ジャイアント先輩はフレンズたちからジャパリまんを恐喝してる!」

コウテイ「な、なんてことだ…尊敬していたのに!」

プリンセス「見つけた以上このまま放っておくわけにはいかないわね」

コウテイ「そうだな。先輩が道を誤ったとき、正してあげるのも後輩の役目だ」

コウテイ「ここは私たちで捕まえて…」

プリンセス「私からも仕掛けてイタズラされる恐怖をわからせてあげなきゃ!」

コウテイ「……ん?」

プリンセス「自分がされて嫌なことは他の子にもしない!この基本的なことを思い出せば、先輩も凶行をやめてくれるはずよ!」

コウテイ「いや、普通に捕まえればいいだけでは」

プリンセス「それじゃきっと先輩は改心してくれないわ。もっとインパクトある方法じゃなきゃ!」

コウテイ「そ、そうかなぁ」

プリンセス「こないだのマーゲイ解雇事件(>>364)の仕返しもあるし」

コウテイ「さてはそっちが本命だな?」

プリンセス「…コウテイはここで見てなさい。私が先輩を止めてみせるわ」

コウテイ「図星か…」
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/01(日) 00:40:56.44 ID:LG/Qjg1W0
ジャイアント「いやぁ〜みんな優しいなぁ。ひーふーみー…もう6個も貰っちゃったよ」

ジャイアント「これであいつらの分は確保だな♪」

ジャイアント「…あら?」

プリンセス「」

ジャイアント「プ、プリンセス!?」ギョッ

ジャイアント「なんでこんなところで倒れてんだ!?」

プリンセス「」

ジャイアント「おい!なにがあったんだ!しっかりしろぉ!!」ユサユサ

プリンセス「」

ジャイアント「返事がない…!」ゾッ

ジャイアント「こ、こんなとき…どうすりゃいいんだ!?」

プリンセス(ふっふっふ、慌ててる慌ててる)

ジャイアント「とにかくロッジかどこかへ運ばないと!」

プリンセス(そろそろね)

ジャイアント「うまく運べるかはわからんが…」

ジャイアント「我慢してくれよ、プリンセス!」グイッ

プリンセス(今よっ!)カッ

プリンセス「わああああああああああああああああああ!!!!!」

ジャイアント「うわああああああああああ!!??」ビックゥ

コウテイ(幼稚!!イタズラが幼稚!!)
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/01(日) 00:41:56.07 ID:LG/Qjg1W0
プリンセス「なーんてね!」

プリンセス「どうだったかしら先輩!私の演技力!」

コウテイ「演技力とかそういう問題なのかあれは」

プリンセス「これに懲りたらもうジャパリまんの恐喝なんて…」

ジャイアント「うううううぅ…」ポロポロ

プリンセス「!!?」

コウテイ「な、泣いてる!?あのジャイアント先輩が!!」

ジャイアント「びっくりした…まぢでこわかった…」ポロポロ

プリンセス「お。落ちついて先輩!イタズラだから!大丈夫だからぁ!」アタフタ

ジャイアント「うぅ…ぐすっ…ひっく、ひっく」

コウテイ(この見た目で泣かれると罪悪感すごいな!)

プリンセス「ど、どうしたら…」

ジャイアント「いくらハロウィンだからって…ここまでやることないじゃんかよぉ…」グスグス

プリンセス「…?」

コウテイ「はろうぃん?」
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/01(日) 00:42:57.94 ID:LG/Qjg1W0
コウテイ「…つまり恐喝なんかじゃなくて、化け物の仮装をしてジャパリまんを貰って回る風習だったわけか」

プリンセス「しかも私たちPPPとマーゲイのためのジャパリまんだったなんて…本当にごめんなさい!」ペコッ

ジャイアント「あっはっは!いいっていいって!こんなヒトの風習知ってるフレンズのほうが少ないんだしさ!」

ジャイアント「さっき回った奴らを除いたら、あとは博士助手くらいじゃないかねぇ。アタシもあいつらに教わったわけだしさ」

プリンセス「それでも先輩を疑うなんて…私ってほんと馬鹿…」ショボン

コウテイ「なにかお詫びはできないだろうか?」

ジャイアント「うーん、そうだなぁ」

ジャイアント「…そーだ!ここまで来たんだし、三人で博士と助手にもジャパリまんたかりに行こう!」

プリンセス「!」

コウテイ「でも、あのふたりが簡単に食べ物をくれるかな」

ジャイアント「そこはアタシもビビらせたプリンセスの演技力でなんとか」

プリンセス「あ、あんまり掘り返さないでよぉ!」

ジャイアント「しっしっし!泣かされたお返しだっての!」

ジャイアント「さっそく行こうぜ!あいつら、ジャパリまんたんまり貯めこんでるハズだからなぁ。楽しみだ!」

コウテイ「…やっぱり先輩にはかなわないな」

プリンセス「そうね…」

ジャイアント「おーい!お前らもはやくー!」ピョンピョン

ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!(遅刻)
直下にアライさんとフェネックがミライさんに仕掛けるイタズラ
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 00:44:22.85 ID:fYA1MqcWo
毛づくろい
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 01:03:07.70 ID:3GvbG/kSo
ごほうびでは?
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 01:40:48.03 ID:PMH4NwGi0
毛づくろい(陰毛)
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/07(土) 23:59:46.89 ID:SxASvBKG0
かつてのジャパリパーク

アライさん「平和なのだフェネック」

フェネック「平和だねぇアライさーん」

アライさん「たまにはお宝探しじゃなくて、のんびりお昼寝するのも悪くないのだ…」

フェネック「セーバルの件が解決したからねー。ひと休みも大事なのさー」

アライさん「………」ウトウト

フェネック「ポカポカしてて気持ちいいなぁ。私もお昼寝しちゃおっかな」

アライさん「はぅあっ!?」ビクン

フェネック「?」

アライさん「で、電波を受信したのだ」

フェネック「電波?」

アライさん「間違いないのだ。これは遥か未来のアライさんから発信されたのだ!」

アライさん「誰かにイタズラしろという指令なのだ!」

フェネック「ふーん…」

フェネック(なんか突拍子もないこと言い出したけど、面白そうだからいっか〜)

アライさん「さっそくターゲットとイタズラの内容を決めるのだ!」

フェネック「うーん、どうしようかねぇ」

フェネック(遥か未来のアライさんかぁ。未来、みらい、ミライ…)

フェネック「!」

フェネック「…いいこと思いついちゃった」ニヤッ

アライさん「おぉ!さすがフェネックなのだ!」
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/08(日) 00:00:30.03 ID:FrHzIlc30
ミライ「ふ〜…報告書がだいぶ捌けてきましたね」

ミライ「管理センターへの定期連絡、各ちほーでの現地調査、フレンズさんたちの健康診断etc…」

ミライ「やることはまだまだ山積みですが、パークの正式オープンに向けて着実に進んでいます!」

ミライ「…でも」

ミライ「ちょっと疲れたかも」バタッ

コンコン

ミライ「はっ!いけないいけない!」ガバッ

ミライ「はい、どうぞ〜!」

ガチャッ

アライさん「ガイドさんっ!」

フェネック「こんばんわ〜」

ミライ「アライグマさん!フェネックさん!」

ミライ「おふたりがここに来るなんて珍しいですね?なにか御用ですか?」

フェネック「今日はガイドさん…ううん、ミライさんの心と身体を癒しにきたのさ〜」

ミライ「えっ?お、おふたりが、私を癒しに!?」
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/08(日) 00:01:07.18 ID:FrHzIlc30
アライさん「そうなのだ!ミライさんが日々頑張ってることは、アライさんよぉーく知ってるのだ!」

フェネック「いつも私たちのこと考えてくれてるからねぇ。たまには恩返しさせて欲しいなぁ」

ミライ「………」ポカ-ン

アライさん「ミライさん?大丈夫か?」

フェネック「お気に召さなかったかなー?」

ミライ「う"…」ポロ

ミライ「う"う"う"う"う"う"……」ドバババ

アライさん「のだーっ!?」

ミライ「どう"どい"……おふたりのお気遣いが……どう"どい"でずぅ…」ドバババババ

フェネック「さながら滝のような涙なのさー」

アライさん「お、落ち着くのだ!これで拭くのだ!」

ミライ「ありがとございましゅ…」フキフキ

フェネック「やー、そんなに感謝されるとやる気でちゃうよねぇ」

アライさん「たくさんサービスするのだ!」

ミライ「うふふ…いったいどんなことをしてくれるんですか?」

フェネック「それはね〜」ガシッ

アライさん「こんなことなのだ!」ガシッ  

ミライ「ふぇっ?」

フェネック「ん…」ペロッ

アライさん「はむっ!」パクッ

ミライ「ひゃあぁっ!!?」ビクッ
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/08(日) 00:01:43.60 ID:FrHzIlc30
ミライ「なっ、なっ……!!!」

フェネック「ん〜…さっきまで泣いてたからしょっぱい味がするねぇ」ペロペロ

ミライ「ふぇ、フェネックさんっ!?なにを!?」

アライさん「キレイなお耳なのだ」ハムハム

ミライ「んひゃあ!」ビクン

フェネック「私もお耳いただき〜」ハムッ

ミライ「ひぃん!!」ビクッ

ミライ「ちょ、ちょ、ちょっと待って!!待ってくださいぃ!!!」

フェネック「えー?なんなのさー?」

ミライ「これはマズイです!私としてはすっっっごく嬉しいんですけど!これは非常にマズイです!」

フェネック「うーん、なにがマズイのかわかんないなー?」

アライさん「ただの毛づくろいなのに、ミライさんってば変なこと言うのだ」

ミライ「はぇ…?け、毛づくろい、ですか?」

フェネック「どう見てもそうじゃないかー」

アライさん「他になんだと言うのか教えてほしいくらいなのだ」

ミライ「ぁうぅ……そ、そうですよね…毛づくろいですよね…あはは」

フェネック「そーだよー?だーかーらー…」グイッ

ミライ「!?」

フェネック「全身ペロペロしても問題ないのさー♪」

ミライ「はわわわわ!」
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/08(日) 00:02:13.34 ID:FrHzIlc30
アライさん「次は首筋なのだ!」カプッ

ミライ「やぁっ……!」

フェネック「どんどんキレイにしちゃおうね〜」チュッ

ミライ「きゃうっ!こ、こんなの!やっぱりダメですぅ!」

フェネック「こんなのってどんなのかなー?言ってくれなきゃわかんないよー」

アライさん「観念するのだ〜!」ペロペロペロ

ミライ「んぁーっ!?」ビクビクッ

フェネック「ミライさんって攻められるとこんなに弱いんだねー」ニヤニヤ

アライさん「フェネック、ミライさんの毛皮が邪魔なのだ。これじゃすみずみまでお手入れできないのだ」

フェネック「んー?それじゃ本人に聞いてみよっかー」

フェネック「ねぇミライさん、もっとして欲しい?」

ミライ「ふぇ………?」

フェネック「毛皮を脱いだらもっといっぱい毛づくろいしてあげるよ?」

ミライさん「あっ………」

ミライ(だ、ダメよ私!しっかりして!あなたはパークガイドなのよ!)

ミライ(これ以上されたら、もう戻って来れなくなるわ!)

ミライ(欲望なんかに絶対負けない!!)

ミライ「お……」

ミライ「お願いしますぅ!!」

フェネック「りょうか〜い」
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/08(日) 00:03:09.39 ID:FrHzIlc30
ミライ(ごめんなさい正気の私…欲望には勝てなかったわ…)

フェネック「素直になれてえらいよミライさん」ナデナデ

ミライ「んぅ……なでなで気持ちいい……」

アライさん「フェネック!アライさん待ちきれないのだ!早くキレイキレイしたいのだ!」ワクワク

フェネック「はーいよーっと」

フェネック「それじゃミライさん、いっぱいご褒美あげるからね♪」

ミライ「あ、あぁ……嬉しいですぅ……」ゾクゾク

ガチャッ

カラカル「こらぁ!あんた達、なにしてんのよ!」

アライさん「げぇ!お前はカラカル!」

フェネック「セーバルちゃんちのお母さんことカラカルじゃないかー」

カラカル「わけわかんないこと言わないでよ!」

カラカル「ってそれより!あんた達ガイドさんになにしてるわけ!」

フェネック「なにってそりゃー」

アライさん「毛づくろいなのだ!」

カラカル「毛づくろいぃ?」

ミライ「へあぁ〜…….もっとぉ…もっとしてくださいぃ…」ピクピク

カラカル「ど、どう見てもヤバいことやってるでしょ!ガイドさんおかしくなってるじゃない!」

フェネック「えー?そんなこと言われてもなー」

アライさん「カラカルったら疑い深いのだ」
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/08(日) 00:03:51.40 ID:FrHzIlc30
サーバル「ねぇカラカル、ガイドさんの様子はどう?」ヒョコッ

サーバル「って、えぇー!?なんかピクピクしてるよ!?」

カラカル「だから今こいつらを尋問中よ!」

サーバル「…アライグマとフェネック、なんかやっちゃったなら素直に謝ろう?」

アライさん「サーバルまで何言ってるのだ!」

フェネック(こりゃー逃げられそうにないねぇ)

サーバル「大丈夫!ガイドさんもカラカルもすっごく優しいから!」

サーバル「私だってこの前カラカルのゲームのデータ間違って消しちゃったけど、結局許してくれたもん!謝ればなんとかなる!」

カラカル「……あの件はまだ許してないんだけど?」ギロッ

サーバル「えっ?そーなの!?」

カラカル「あったりまえでしょ!私があそこまで進めるのに何時間かけたと思ってんの!」

サーバル「あうぅ…完全に藪蛇だったよぉ…くそぅ!くそぅ!」

フェネック「サーバルが怒られてる隙に帰ろっかアライさん」

アライさん「ぐぬぬ、もっとミライさんをキレイにしたかったが仕方ない…このへんにしといてやるのだ!」

フェネック「それじゃまたね、ミライさん」

ミライ「zzz……」

アライさん「寝ちゃってるのだ」

フェネック「よっぽど疲れてたんだろうねー。ほんとにご苦労様だよー」

カラカル「だいたいアンタはねぇ!」

サーバル「う〜、もういいじゃんか〜!」

フェネック「ベッドに運んどいてあげよっか」

アライさん「さんせーなのだ!」
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/08(日) 00:06:17.22 ID:FrHzIlc30
ミライ「ん……」パチッ

ミライ「ここは……ベッドの上?いつのまに寝てたんでしょうか」

ミライ「なんだかとっても幸せな夢を見ていた気がしますが…」


フェネック『それじゃミライさん、いっぱいご褒美あげるからね♪』


ミライ「!!?」

ミライ「わ、私ったら!ついにフレンズさんでエッチな妄想を!?」

サーバル「あっ!ガイドさん起きた!」

ミライ「ひゃっ!?」ビクッ

サーバル「えっ?そんなに驚く?」

カラカル「大丈夫かしら?昨晩も様子が変だったけど」

ミライ「あ、あの、えーとですねぇ」

ミライ「……なんでもないです///」

カラカル「?」

サーバル「変なガイドさん!」

直下にコツメちゃんがジャガーに仕掛けるイタズラ
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/08(日) 01:46:35.04 ID:M4GSqHsbO
ジャガーなんて好きじゃないんだからね!とツンデレになってみる
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/08(日) 23:46:41.42 ID:gg6y/MbK0
カラカルママはいいぞ〜
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:41:28.97 ID:DHVRtEux0
じゃんぐるちほー
リカオン「セルリアンいませんねぇ」

キンシコウ「目撃情報によるとこの周辺ですよね?」

ヒグマ「あぁ、それは間違いない。気を抜くなよ」

ブラックジャガー「ここらへんは入り組んでるからな。標的が見つかりにくいのも無理はない」

キンシコウ「協力してもらってすみません、ブラックジャガーさん」

ブラックジャガー「気にするな。土地勘のあるオレが案内した方が捗るだろう」

ブラックジャガー「それにここでは珍しい大型タイプ…腕を試すチャンスだ。一撃で葬ってやる」

リカオン「頼もしいなぁ」

ヒグマ「…お前のように強いフレンズでも、一瞬の隙でやられたりするんだ。自信過剰になるな」

ブラックジャガー「フン、説教のつもりか?そんなことは言われずともわかっている」

キンシコウ「まぁまぁふたりとも」

ガサッ

ヒグマ&ブラックジャガー「ッ!」

キンシコウ「なにか来ましたね」チャキ

リカオン「誰だ!応答しろ!」

ぴょーん

コツメカワウソ「ばぁ!私だよ〜!」

ブラックジャガー「カワウソ!」
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:42:24.40 ID:DHVRtEux0
ブラックジャガー「こんなところでなにしてるんだ?」

コツメカワウソ「えっとね!川で遊んでたらみんなが奥へ進んでいくのが見えたからね!」

コツメカワウソ「こっそり後をつけてビックリさせようと思ったの!」

ブラックジャガー「ふふ、お前らしいな」

リカオン「でもカワウソ、今はマズいよ。ここらへんでセルリアンが目撃されてるんだよ」

ヒグマ「早く帰るんだ。私たちは遊びに来たんじゃないんだぞ」

コツメカワウソ「えぇー!?そ、そうだったのかー!」

コツメカワウソ「…お邪魔しちゃってごめんね?」ショボン

キンシコウ「大丈夫ですよ。むしろ無事が確認できてよかったです」

キンシコウ「この騒動が片付いたら、みんなでいっしょに遊びましょう?」

コツメカワウソ「!」パァッ

コツメカワウソ「遊ぶ!ぜったい遊ぶぅ!」ピョンピョン

ブラックジャガー「川まではオレが送っていこう。ひとりでは不安だろう」

コツメカワウソ「うん!ありがとブラックジャガー!」

キンシコウ「またねコツメちゃん」

コツメカワウソ「またね〜みんな〜!」

リカオン「みんなってことはヒグマさんも含まれてますよね」

ヒグマ「勘弁してくれ…」

キンシコウ「まんざらでもないくせに」
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:43:15.22 ID:DHVRtEux0
コツメカワウソ「みんなで遊ぶ〜!みんなで遊ぶ〜!」ピョコピョコ

ブラックジャガー「ところでカワウソ、最近ジャガーの様子はどうだ?」

コツメカワウソ「ほぇ?ジャガー?うーん、ここ何日か会ってないからなぁ」

ブラックジャガー「…そうか」

コツメカワウソ「どうかしたの?」

ブラックジャガー「どうかしたという程でもないんだがな」

ブラックジャガー「オレの目には、最近のあいつは憂いを帯びているように見えるんだ」

コツメカワウソ「ウレイ??」

ブラックジャガー「なにか悩みがあるんじゃないかってこと」

コツメカワウソ「悩み〜!?」

ブラックジャガー「妙に深刻な顔でため息をついたり、ぼーっと考え事してたりな」

コツメカワウソ「そ、それは大変だよ〜!」

コツメカワウソ「さっそくジャガーのところに突撃しよ!たぶんアンイン橋のあたりにいると思うよ!」

ブラックジャガー「いや、駄目だ。何度かオレが尋ねてみても、何でもないと言うばかりで答えてくれなかった。あいつのことだから気を使ってるんだろう」

コツメカワウソ「そっか〜…ジャガー、優しいもんね」

ブラックジャガー「このまま時間が解決するのを待つしかないのかもな」

コツメカワウソ「う〜ん、どうすればいいんだろ」ポクポクポク

コツメカワウソ「……!」チーン

ブラックジャガー「なにか思いついたのか?」

コツメカワウソ「うん!」

コツメカワウソ「押してダメなら引いてみろ!ってやつだよ!」
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:44:19.67 ID:DHVRtEux0
アンイン橋
ジャガー「……」ボーッ

ジャガー(まただ…なにかを思い出しそうな感覚…)

ジャガー(なのに全然思い出せないんだよなぁ。心の中にぽっかり空洞があるみたいだ)

ジャガー「はぁ…どうしたもんかねぇ」

ブラックジャガー「また悩んでいるのか」

ジャガー「うわぁっ!?」ビックゥ

ブラックジャガー「驚き過ぎだろ…」

ジャガー「もう、姉さん!いきなり出てこないでくれよ!」

ブラックジャガー「呆けているお前が悪い」

コツメカワウソ「……」

ジャガー「あ、カワウソも来てたんだ。姉さんといっしょなんて珍しいね?」

コツメカワウソ「ごほん」

コツメカワウソ「あ、あんたには関係ないでしょ!」

ジャガー「…へ?」

コツメカワウソ「ちょっと遊んだことあるからって、勘違いしないでよね!」

ジャガー「あのー、カワウソ?」

コツメカワウソ「気安く呼ばないで」プイッ

ジャガー「ね、姉さん、これはいったい」

ブラックジャガー「ハンターたちを待たせているので失礼する」シュバババ

ジャガー「えぇ!?ちょ、逃げないでよ!!」

ブラックジャガー(がんばれカワウソ…!唐突なツンデレムーブで妹のペースを乱し、うまいこと悩みを引き出すのだ!)
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:45:22.14 ID:DHVRtEux0
ジャガー「って行っちゃったし…カワウソを届けに来ただけなのかな」

ジャガー「なぁカワウソ、どうしちゃったんだ?なんでそんなに怒ってるんだ?」

ジャガー「なにか悩みがあるなら言ってくれよ」

コツメカワウソ(それはこっちのセリフだよ〜!)

コツメカワウソ「…あんたには関係ないって言ってるでしょ!」

ジャガー「う〜ん、そう言われてもなぁ。ほっとけないよ」

ジャガー「…そうだ!」ガサゴソ

コツメカワウソ「?」

ジャガー「はいこれ!」

コツメカワウソ「これは…ジャパリまん?」

ジャガー「おなかが空いてるとイライラするよね。これ半分こしていっしょに食べよう?」

コツメカワウソ「ほぇ…」

コツメカワウソ(おいしそう…)ジュルリ

ジャガー「あはは!ヨダレ垂れてるよカワウソ!」

コツメカワウソ「はっ!」

コツメカワウソ「いらない!今おなか空いてないもん!」

ジャガー「え〜?ほんとかな〜?」

ジャガー「ほらほら、おいしいぞ〜?カワウソの好きな甘いやつだぞ〜?」

コツメカワウソ「うぅ〜…!」ウズウズ

コツメカワウソ(こんなの卑怯だよ〜!)
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:46:32.03 ID:DHVRtEux0
リカオン「マジでいませんねぇ、セルリアン」

キンシコウ「もう他のちほーへ逃げたんでしょうか?」

ヒグマ「ここを抜けるとさばんなちほーだぞ?身を隠すには向かない場所だ、考えづらい」

ブラックジャガー「しかしこれだけ探索しても見つからないとなると…」

リカオン「元々さばくちほーから逃げてきたヤツですからね。ノドが乾いて川で水飲んでたりして」

ブラックジャガー「ッ」ピクッ

ブラックジャガー「川……水……?」

ヒグマ&キンシコウ「…!」

リカオン「はい冗談です。すみません」

ヒグマ「いや」

キンシコウ「それ当たってるかもしれませんよ、リカオン」

リカオン「え?」

ブラックジャガー「なるほどな。単純すぎて見逃していたわけだ」

キンシコウ「もし標的が泳げる個体だった場合、川にいるフレンズたちが危険です」


コツメカワウソ『えっとね!川で遊んでたらみんなが奥へ進んでいくのが見えたからね!』


ヒグマ「…急いで向かうぞ。私とブラックジャガーなら泳いで探索できる」

リカオン「りょ、了解!」

ブラックジャガー「あいつら、無事だといいが…」
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:48:03.36 ID:DHVRtEux0
アンイン橋
ジャガー「ふたりで食べるとおいしいね」モグモグ

コツメカワウソ「…うん。おいしい」モグモグ

コツメカワウソ(あ〜ん!悩みを聞き出すどころかお世話されちゃってるよ〜!)

ジャガー「カワウソの機嫌を治すためだったのに私まで癒されちゃったなぁ」

ジャガー「ここ数日落ち込んでたけど、ちょっとだけ気が晴れたよ」

コツメカワウソ「!」

ジャガー「なんだか大切なものを忘れてる気がして、なのに全然思い出せなくて…でもきっと気のせいだったんだろうな」

ジャガー「パークとここにいるみんな以外に大切なものなんてあるわけないもん」

コツメカワウソ(…ほんとにそうなのかな)

コツメカワウソ(さっきのジャガー、とっても苦しそうな顔してたよ。必死に思い出そうとしてたよ)

コツメカワウソ(私、なにもしてあげられないのかな…)

ジャガー「さ、食後の運動でもしようか。そこらへんを少し泳いでこよう」

ジャガー「カワウソもどう?」

ジャガー「…ありゃ?カワウソ?」キョロキョロ


コツメカワウソ「じ、」

コツメカワウソ「ジャガー!!なにこれ!?なにこれぇ!?」


ジャガー「か、カワウソォ!!?」

ジャガー(巻き付いてるあれはセルリアンの触手!!)

ジャガー(川の中から伸びているのか!?)
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:49:25.27 ID:DHVRtEux0
ジャガー「いや、もう関係ない…なんにせよこれは…」

ジャガー「戦うしかない!!」ギラッ

ビュン

ジャガー(っ!こっちにも触手を!)

ジャガー(だったら)

ガシッ

ジャガー「そこから引きずり出してやる!」

ジャガー「オラァ!!」ブンッ

バッシャーン!!

ドシャッ!!

セルリアン「―――――」

ジャガー「へぇ、結構大きいんだね」

コツメカワウソ「じ、ジャガー!」

ジャガー「待っててカワウソ。すぐに助けるから」

ジャガー「…こいつをぶちのめしてね」

ビュン ビュン

ジャガー「ぜぁあッ!!」

ベキョッ!! ゴギャッ!!

セルリアン「―――!―――!」

ジャガー「…どうした?かかって来いよ」
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:50:35.85 ID:DHVRtEux0
ビュビュンッ ビュンッ

ジャガー「鈍い!!」

バッコォーン!!

セルリアン「−−−−−!!」

コツメカワウソ「ふぇえ!」

コツメカワウソ(セルリアンの触手が吹き飛んだ!?)

ジャガー「…おかしいよな。記憶はないはずなのに、確かに私はお前に似たやつと戦ったことがある」

ジャガー「そいつも真っ先に弱い奴を狙ってたよ」

ダンッ!!

ジャガー「はぁあああああ!!!」

ドガガガガガガガガガガガガガガ!!!

セルリアン「−−−−−!!!」

パキッ……パキパキパキ…

ジャガー(もう少しで弱点の石が見える!!)

ジャガー(これで仕留められる!!)

ぐぱぁ

ジャガー「…は?」

ガブッ!!

ジャガー「がっ……!?」

コツメカワウソ「ジャガー!!!」
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:51:50.74 ID:DHVRtEux0
ジャガー(なんだ…?いきなり牙の生えた大顎がこいつから…!)

メキメキメキメキ…

ジャガー「がぁっ!!」

ジャガー「ぐっ……そうか…こいつがお前の奥の手ってやつか…」

ジャガー(なんか、前にもこんなことあったな…そんな記憶ないんだけどな…)

コツメカワウソ「このぉ!!」バシッ

コツメカワウソ「ジャガーを離せぇ!離せよぉ!!」バシバシバシ

ギュッ

コツメカワウソ「あうっ!」

ジャガー「か、カワウソ…!」

ジャガー(クソッ!石までもうすぐなのに!あと少しなのに!!)

ジャガー(せめてカワウソだけでも!!)

ヒュンッ

「『如意棒大乱舞』!!」

スパァン!!

セルリアン「―――!」

ズル…

ジャガー「っ!?大顎の力が緩んで…!」

ガシッ

リカオン「大丈夫ですか、ジャガーさん!」

ジャガー「り、リカオン!」
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:52:42.12 ID:DHVRtEux0
キンシコウ「よく頑張りましたね。あとは私たちに」

ジャガー「キンシコウも!」

リカオン「うへぁ!?ジャガーさんひどい怪我してますよ!止血しないと!」

ジャガー「へ、平気だ、このくらい…」ググッ

ジャガー「それよりカワウソを助けてくれ!触手につかまってるんだ!」

キンシコウ「もう救助しましたよ」

コツメカワウソ「あうぅ…」

ジャガー「あ、ほんとだ…」

ジャガー(あの一瞬でふたりも助けたのか…すごいな…)

キンシコウ「コツメちゃんの方は軽傷ですが、ジャガーさんは動くと命に関わります。安静にしていてください」

ジャガー「…わかった」

セルリアン「―――――!」

ボッチャーン!!

ジャガー「!?」

ジャガー「あいつ、川の中へ逃げやがった!!」バッ

キンシコウ「動かないで!」

ジャガー「でも!」

リカオン「大丈夫です、ジャガーさん」

リカオン「川には本命がいますから」
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:53:38.68 ID:DHVRtEux0
セルリアン「―――――」

グッ

セルリアン「―――?」

ヒグマ(よぉ)

セルリアン「―――!!」

ヒグマ(地上ではずいぶん楽しそうだったじゃないか)

セルリアン「――――!!!」

ヒグマ(おいおいどこ行くんだ?)

ヒグマ(もっと遊んで行けよ)ブンッ

ドゴンッ!!!

セルリアン「――――――!!!!」

ヒグマ(チッ、やっぱり水中じゃ威力が落ちるか)

ヒグマ(って言っても)

セルリアン「―――…――…」ピクピク

ヒグマ(もう虫の息か)

ブラックジャガー(よくも妹たちを傷つけてくれたな)

ヒグマ(!)

ギュンッ

ブラックジャガー(消し飛ばしてやる)



ドッパァアアアアアン!!!
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:55:07.81 ID:DHVRtEux0
ヒグマ「ブラックジャガー、お前やり過ぎだ。地上まで打ち上げるほどの一撃は必要なかったぞ」

ブラックジャガー「なんだ、終わってからも説教か?仕留めたんだからどうだっていいだろう」

ヒグマ「水中だからまだ良かったが、それじゃ他のフレンズとの連携に差し支える。力加減も覚えた方がいい」

ブラックジャガー「フン、いちいち口うるさい奴だ」

リカオン「はいストォーップ!怪我人の前でケンカしないでくださーい!」

キンシコウ「ふたりとも、容体はどうですか?」

ジャガー「まだ傷は痛むけど、補給用のジャパリまんを食べたらマシになったよ。でもカワウソの方は…」

コツメカワウソ「びえぇええん!!ジャガぁ〜!!生きててよかったよぉ〜!!」

リカオン「大泣きだね…元気そうでよかったけど…」

キンシコウ「よしよしコツメちゃん、怖かったね。もう大丈夫だからね」ナデナデ

コツメカワウソ「うぅうううん…」グシグシ

ジャガー(…あれ?この感じ、どこかで)

ヒグマ「だいたいお前はなぁ」

ブラックジャガー「あーもう!しつこいぞ!お前はオレの母親か!」

ヒグマ「んなっ…!?お、お前もそういうこと言うのか!」

リカオン「ヒグマさんの世話焼きはもはやそういう性癖ですからね」

キンシコウ「生まれながらのママ体質なんです。許してあげてください」

ヒグマ「はぁああ!?」

ジャガー(あぁ、そうか)

ジャガー(みんなによく似た誰かをずっと心配してたんだな、私は)

ジャガー(みんなあの後ちゃんと帰れたのかな、今もちゃんと生きてるのかな、って)
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 00:56:57.15 ID:DHVRtEux0
ジャガー(馬鹿だなぁ私)

ジャガー(そんなの、考えるまでもないのにね)

コツメカワウソ「…」ゴシゴシ

コツメカワウソ「…ジャガー、大丈夫?」

ジャガー「うん。もう大丈夫」

コツメカワウソ「ほんと?ほんとにほんと?」

ジャガー「あはは、ほんとだよ。ありがとねカワウソ」ギュッ

コツメカワウソ「はぅ…」

ジャガー(あいつらなら絶対に生きてる)

ヒグマ「お前らぁ!!私をこれ以上辱めるなぁ!!」

キンシコウ「きゃ〜!ヒグマさんが怒った〜!」

リカオン「逃げなきゃ!逃げなきゃ!」

ヒグマ「待てぇ!!食ってやる!!晩飯にしてやるぅ!!」

ブラックジャガー「お、おい落ち着け」

ジャガー「カワウソ、怪我が治ったらみんなで遊ぼっか」

ジャガー「いっぱいね」

コツメカワウソ「!!」

コツメカワウソ「うん!ぜったい、ぜったい、ぜぇーったい!遊ぶ!!」

ジャガー(いつかまた会えるといいな)

直下にフレンズ指定(既出、複数でも可)
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 01:16:49.11 ID:VQc55zuAo
キツネ組
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 02:37:19.89 ID:r0u7uqyhO
このスレのジャガーさんやたら強いな!?
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/13(金) 02:53:29.54 ID:fBF98tk50
>>948
主人公補正的なのを乗せすぎたかもしれません…。
でも一応ライヘラとヒグマさんカバさんブラジャーさんくらいしか明確な格上はいないくらいのつもりで書いてます。
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 14:33:30.69 ID:ut36yGYy0
アラマン編めっちゃ綺麗にまとまってて草
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 23:30:59.23 ID:RumZUBToO
アラマンっつーかジャガマンだな
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/14(土) 22:33:01.89 ID:eY65WT900
ゆきやまちほー
ギンギツネ「zzz…」

キタキツネ「ねぇギンギツネ、起きてる?」

ギンギツネ「zzz…」

キタキツネ「寝てるの?」

ギンギツネ「zzz…」

キタキツネ「ギンギツネかわいい大好き最高ボクの嫁」

ギンギツネ「zzz…」

キタキツネ「…よし、寝てるね」

キタキツネ「よいしょっと」モゾモゾ

キタキツネ「それじゃ、しゅっぱーつ」

ガラガラガラ…ピシャッ

ギンギツネ「………」


オオセンザンコウ「キタキツネさんが毎晩どこかへ行ってる?」

ギンギツネ「そうなのよ…しかもわざわざ私が寝てるのを確かめてから抜け出してるの!」

オオアルマジロ「うーん、ギンギツネに気付かれたら困るってことなのかなぁ」

ギンギツネ「どこへ行ってるのか知らないけど、あの子が変なことに巻き込まれてないか心配だわ」

ギンギツネ「あなた達、探偵なんでしょ?尾行してきてくれないかしら」

オオアルマジロ「依頼だね!承ったよ!」

オオセンザンコウ「我々“ダブルスフィア”にお任せあれ!」
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/14(土) 22:33:55.83 ID:eY65WT900
オオアルマジロ「って意気込んだはいいけど…」

オオアルマジロ「寒いよぉセンちゃん!」

オオセンザンコウ「我慢してくださいアルマーさん。キタキツネさんが出てくるまでの辛抱です」ブルブル

オオアルマジロ「ううぅ…尾行も楽じゃないねぇ…」ブルブル


キタキツネ「………」コソコソ


オオアルマジロ「あっ!出た!!キタキツネ出たよセンちゃんッ!!」

オオセンザンコウ「ちょっ、声デカッ!デカいですアルマーさん!」


キタキツネ「!?」ビクッ

キタキツネ「………」サササッ


オオアルマジロ「あっ!逃げた!」

オオセンザンコウ「アルマーさんの大声にビックリしちゃったんですよ…」

オオアルマジロ「よーし!追いかけようセンちゃん!」

オオセンザンコウ「探偵らしさ皆無ですが仕方ありませんね」
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/14(土) 22:34:55.46 ID:eY65WT900
キタキツネ「………」キョロキョロ


オオアルマジロ「結構歩いたね」

オオセンザンコウ「ずいぶん警戒していますが、私たちが尾けていることには気付いていないようです」

オオアルマジロ「あんなに警戒するなんて怪しいよねセンちゃん!」

オオセンザンコウ「あなたのクソデカボイスのおかげですよアルマーさん」

オオアルマジロ「えへへ…ヘラジカ様にも声がおっきいなぁ!って褒められたんだよね」

オオセンザンコウ「それは何よりですが今は控えてください」

オオアルマジロ「….あれ?」

オオセンザンコウ「どうしましたか?」

オオアルマジロ「あそこにいるのって」

オオセンザンコウ「…!あの方は」

直下にフレンズ指定(キツネコンビ、ダブルスフィア以外)
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 23:07:15.36 ID:FsWpDvZ9o
アルパカ
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 23:12:21.00 ID:F/YJv1cbO
出たなポンコツ探偵
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/15(日) 00:03:42.53 ID:LExPiL1f0
アルパカ「お〜いキタちゃ〜ん」

キタキツネ「アルパカ、ここに来るまで誰にも見られなかった?」

アルパカ「大丈夫大丈夫ぅ!」

キタキツネ「そっか。よかった」

アルパカ「今日もまたアレやっちゃう?」

キタキツネ「うん…おねがい」


オオセンザンコウ「アルパカさんが現れました」

オオアルマジロ「おぉ、なんだか紅茶が飲みたくなってきちゃうねセンちゃん!」

オオセンザンコウ「いったい二人で何をするんでしょうか」

オオアルマジロ「スルーされるとかなしいよ…」


キタキツネ「じゃ…いくよ?」

アルパカ「いつでもおいでぇ♪」

キタキツネ「えいっ」ピョンッ

モフッ

アルパカ「はぁい、よくできましたぁ」ギュ-ッ

キタキツネ「ん…モフモフきもちぃ…」
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/15(日) 00:04:21.76 ID:LExPiL1f0
オオセンザンコウ「!?」

オオアルマジロ「キタキツネ、なにやってんの!?」


キタキツネ「やわらかい…ずっとこうしてたい…」モフモフ  

アルパカ「キタちゃんの毛皮も気持ちいいよぉ?」

キタキツネ「えへ…ありがとアルパカおねぇちゃん…」


オオアルマジロ「お、おねぇちゃんだって!聞いたセンちゃん!?」

オオセンザンコウ「聞いてますから静かにしてくださいアルマーさん」

オオアルマジロ「あっハイ」


アルパカ「でもぉ、わざわざ夜に隠れてやんなくてもいいんじゃないかなぁ」

キタキツネ「だって恥ずかしいもん…甘えんぼだって思われたくないし」

アルパカ(それは今さらな気がするけどもぉ)

キタキツネ「それにね…?」

アルパカ「あぁ!そうだったねぇ!うんうん、それなら仕方ない!」

キタキツネ「そーいうわけで…しばらくこのままで…」モフモフ 

アルパカ「んもぉ、それじゃ甘えんぼ直んないよぉ」

キタキツネ「別にいいよーだ」
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/15(日) 00:05:20.42 ID:LExPiL1f0
オオアルマジロ「思わぬ現場を見ちゃったねセンちゃん!」

オオセンザンコウ「そうですね…しかし、これをそのままギンギツネさんに報告していいのでしょうか?」

オオアルマジロ「ふぇ?なんで?」

オオセンザンコウ「いや、だって」

ギンギツネ「そうだったのね…キタキツネ…」

オオアルマジロ「どわーっ!?」

オオセンザンコウ「ギンギツネさん、いつのまに!?」

ギンギツネ「キタキツネの後を尾けてるあなた達のさらにその後を尾けてたのよ」

オオアルマジロ「な、なぜそんなことを〜!?」

ギンギツネ「そう…キタキツネ、私がお姉ちゃんとして不甲斐ないから…夜な夜なアルパカに浮気してたのね…?」

ギンギツネ「そうなのよね?」

オオセンザンコウ「おおおおおお落ち落ち落ち落ち落ち落ち」

オオアルマジロ「まずセンちゃんが落ちつこう!?」

ギンギツネ「もういいわ……」ユラァ

ギンギツネ「私はお姉ちゃんキャラ失格……その事実を噛み締めながら帰路につくわ……」トボトボ

オオアルマジロ「あっ!待ってよギンギツネぇ!」
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/15(日) 00:06:36.29 ID:LExPiL1f0
オオアルマジロ「行っちゃったぁ…」

オオセンザンコウ「仕方がありません。今は放っておいてあげましょう」

キタキツネ「あれ、ふたりとも何やってんの」

オオアルマジロ「うーわぁーっ!?」

キタキツネ「そんなにびっくりする…?」

オオアルマジロ「もー!二人揃って驚かせないでよぉ!」

キタキツネ「ふたり?」

オオセンザンコウ「我々はあなたを尾行していたのですよ」

キタキツネ「えぇっ、ボクを尾けてたの?」

キタキツネ「そ、そんな……恥ずかしいよぉ……」

オオアルマジロ「いっぱい甘えちゃってぇ!このぉ!」

オオセンザンコウ「ギンギツネさんには辛い事件でしたがね…」

キタキツネ「えっ…?ギンギツネも見てたの…?」

オオセンザンコウ「えぇ、バッチリと」

オオアルマジロ「もう帰っちゃったよ?」

キタキツネ「そんな…どうしよう」

キタキツネ「実はこれはね、>>961(理由)だったんだよ」
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/15(日) 00:10:02.39 ID:tYXAOozuO
ギンギツネに甘える練習
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/16(月) 00:30:48.64 ID:liqK17j90
後日
ゆきやまちほー
オオアルマジロ「ギンギツネぇー!!」バンッ

ギンギツネ「………」ドヨ-ン

オオアルマジロ「うわー…盛大に凹んでるねぇ…」

オオセンザンコウ「そんなあなたに朗報があります」

ギンギツネ「なによ……もうほっといてよ……」

オオアルマジロ「さぁ出番だよ!」

キタキツネ「うん…!」

キタキツネ「え、えーい」ピョ-ン

ギンギツネ「えっ?」

キタキツネ「こゃーん!」モフモフ

ギンギツネ「き、キタキツネ!?」

キタキツネ「ぎ…」

キタキツネ「ギンギツネおねぇちゃん、元気出して…?」

ギンギツネ「!!???」
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/16(月) 00:31:47.60 ID:liqK17j90
オオセンザンコウ「夜な夜な出かけていたのは、ギンギツネさんに素直に甘えるための練習をしていたからなんです」

オオアルマジロ「フレンズ騒がせな話だよね!やるなら白昼堂々とやりなよ!」

キタキツネ「やだよ恥ずかしいのに」

ギンギツネ「ってことは、キタキツネ…私を認めてくれるの…?」

キタキツネ「認めるも何も、ボク最初からギンギツネのことしか考えてなかったよ」

ギンギツネ「ふえええ!?」

ギンギツネ「えーと、えーと!じゃあ…」


キタキツネ『ギンギツネかわいい大好き最高ボクの嫁』


ギンギツネ「っていうのも、ほんと…?」

キタキツネ「え」

オオセンザンコウ「!?」

オオアルマジロ「えぇー!なにそれなにそれー!!」

キタキツネ「そ、それは…」

ギンギツネ「どうなの?」ジ-ッ

キタキツネ「うっ」

キタギツネ「ほ、ほんと……だよ」

ギンギツネ「やったぁ!!」ピョンピョン
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/16(月) 00:32:42.91 ID:liqK17j90
ギンギツネ「取り戻したわ…“お姉ちゃん”の尊厳を!」キリッ

オオアルマジロ「急にテンションたっか!でも良かったねギンギツネ!」

オオセンザンコウ「まぁ一件落着ということで」

オオアルマジロ「センちゃんは冷めてるねぇ〜?」

オオセンザンコウ「久しぶりの依頼だと思って張り切ったら、イチャつきに利用されただけだったんですよ?」

オオセンザンコウ「アルマーさんの殻のひとつでも粉砕しないと気が収まりません」

オオアルマジロ「ひええええ急にバイオレンス!?」

オオセンザンコウ「落ち着いてください半分くらいは冗談です」

オオアルマジロ「なーんだ、よかっ……もう半分はなんなの!!?」

キタキツネ「じゃギンギツネ、いっしょにゲームしよ?」

ギンギツネ「ふっふーん!いいわ!おねぇちゃんだもの!付き合ってあげる!」

ギンギツネ「なんでもいいわよ?かかってきなさい?」

キタキツネ(なんか調子乗り始めた…執拗にハメ技使いまくってわからせてあげようかな?)

オオセンザンコウ「なんか楽しそうですね。私も混ぜてくれませんか」

キタキツネ「ん、いいよ」

オオアルマジロ「わーい!私もやるー!」

オオセンザンコウ「ゲーム、大勢でやると楽しいですからね」

オオアルマジロ「今度へいげんのみんなも呼ぼーっと!」

キタキツネ(まぁ、いっか)

ギンギツネ「さぁ始めるわよ!私の可愛いキタキツネ!」

キタキツネ(…やっぱギンギツネには使っとこ)

安価ラスト2!
直下にフレンズでもイタズラでもシチュでもなんでも(グロはアウト)
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 00:36:13.66 ID:5glj6/nI0
ジャガーマンション編アフター
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/23(月) 22:48:57.57 ID:DC7RoVjDo
そっかもう終わりかさびしいな
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:35:48.96 ID:iDqYaEZv0
アフターその1
シアター

ゴゴゴ… 

チーン

コツメカワウソ「着いたぁ〜!映画館!」

コツメカワウソ「今日はどんなのやってるのかな?」

ジャガー「えーと、上映ラインナップは…」

1『スペースすべり台』
カワウソちゃんとヒョウちゃんが星を繋ぐ滑り台を滑って宇宙を巡るアドベンチャー。やや幼児向け。

2『ハンター+ハンター+ハンター』
クマくん、イヌくん、サルちゃんのハンタートリオが大活躍するアクションムービー。カレー星からの刺客・ハカーセとジョッシュを打ち倒し、平和を取り戻せ!

3『グルメふくろうズのなぞとき大冒険』
ふくろうコンビがおいしい料理に舌鼓を打ちつつ謎を解決していくグルメミステリー。ラスト1分の大どんでん返しを見逃すな!

4『Undercover』
余命幾許もない少女ジェシーと盲目の元傭兵トーマスの触れ合いを描いた作品。今世紀最大の感動を、あなたに。

コツメカワウソ「1番!1番が観たい!」

ジャガー「私もそれがいいな」

キンシコウ「2番とか良さそうじゃないですか?」

リカオン「わかります!絶対面白いですよ!」

ヒグマ「じゃあこれ観るか」

博士「助手、3番がいい感じなのです」

助手「名作の予感がしますね、博士」

ガチおじ「……」
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/11/24(火) 23:36:59.53 ID:iDqYaEZv0
『助けてヒョウちゃん!』

『カワウソ!今行くぞ!』

コツメカワウソ「うぉー!やっちゃえヒョウちゃーん!」

ジャガー「か、カワウソ!上映中は静かに…」

ジャガー「ってあれ?お客さんは私たちだけなのか」

コツメカワウソ「ここ、いっつも空いてるよ!」

ジャガー「なんでだろう…面白いのにね」


コツメカワウソ「あーたのしかった!ヒョウちゃんが大活躍だったね〜!」

ジャガー「私はカワウソちゃんが好きだなぁ。見ていて癒されるよ」

コツメカワウソ「ほぇっ!?」

ジャガー「?」

コツメカワウソ「…あっ、映画のカワウソか!えへへ、ビックリしたなぁもう!」

ジャガー「うん。カワウソみたいですごく可愛いよね、カワウソちゃん」

コツメカワウソ「ほぇーっ!!」

ジャガー「…??」

コツメカワウソ「も、」

コツメカワウソ「もっと言って…?」

ジャガー(もっと?映画の感想のことかな)

ジャガー「でも、やっぱり本物のカワウソのほうがずっと可愛いと思ったよ。カワウソのしぐさはもっと、こう、守ってあげたくなるような…抱きしめたくなるような…そんな感じなんだ」

コツメカワウソ「!!!」パァアア

コツメカワウソ「〜〜〜♪」ピョコピョコ

コツメカワウソ「〜〜〜〜〜♪♪」フリフリ

ジャガー(カワウソ、すごく上機嫌だ…そんなに映画が楽しかったのかな?)

ジャガー(今度また連れてきてあげよっと)
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