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【安価】アライさん「みんなにイタズラするのだ!」フェネック「付き合うよ〜」

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79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 01:14:00.63 ID:03GhxH9w0
イカダ(?)に重いものを乗せる
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/20(月) 00:17:34.94 ID:jauuuBgS0
じゃんぐるちほー
カワウソ「わーい!たーのしー!」ボチャ-ン

カワウソ「…もうひとすべり!」ダダッ

カワウソ「そーれー!」

カワウソ「ひゃっほーい!」ボチャ-ン

ジャガー「カワウソほんとそれ好きだねぇ」ジャブジャブ

カワウソ「あっ、ジャガー!川を渡りたいって子たちが来てるよー!」

ジャガー「んー?」

アライさん「よろしく頼むのだ!」ドッサリ

フェネック「おねがいねー」ドッサリ

ジャガー「オッケー!構わないよ」

ジャガー「でも…ずいぶんな大荷物だね?」

カワウソ「ねぇねぇどこ行くのー?そんなに持ってどこ行くのー!?」キラキラ

アライさん「さすらいの旅なのだ」

フェネック「行き先は風まかせさー」

カワウソ「かーっこいー!」

ジャガー「変なやつら…」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/20(月) 00:18:20.33 ID:jauuuBgS0
ジャガー「じゃあイカダに乗りなよ。運んでってあげるからさ!」

アライさん「ふんっ!」ドスン

フェネック「よっこいせー」ズドン

ジャガー「うおぉ!?」グラッ

ズブズブ…

ジャガー「大丈夫かこれ?イカダが沈みかけて…」

アライさん「このふろしきには、アライさんの歴代お宝シリーズがすべて入ってるのだ!」ドヤッ

フェネック「いったいなにをこんなに集めてるのさー」

アライさん「企業秘密なのだ!」

ジャガー「な、なんとか沈まずに進めるか…」スイスイ

カワウソ「おぉー!なんかいつもと違うね!?」

カワウソ「ジャブジャブしててたのしそー!乗りたーい!」

ジャガー「ちょ、カワウソ!?」

カワウソ「そーれー!」ピョ-ン

ジャガー「うわぁああ!」

ズズズズ……
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/20(月) 00:19:00.73 ID:jauuuBgS0
カワウソ「沈むのもたのしかったねー?ジャガー!」

ジャガー「いや、私たちは泳げるから大丈夫だけどさ…」チラ

アライさん「」

フェネック「」

ジャガー「この子ら、意識ないんだけど」

カワウソ「死んじゃった!?アライグマとフェネック、死んじゃった!?」

ジャガー「えぇ!?」

ジャガー「ど、どうすれば…」アタフタ

ボス「意識不明者ハッケン」

ジャガー「ボス!?」

カワウソ「しゃべってるー!」

ボス「救助カイシ、救助カイシ」ビビビ

アライさん「ぐふぉ!?」ビクン

フェネック「…うーん」ピクッ

ジャガー「生き返った!!」

カワウソ「やったぁ!すっごーい!」

カワウソ「ねぇ今のどうやったの!?ビリビリ〜って!なにか光ったよ!!」

ボス「………」シ-ン

カワウソ「なにか言ってよ〜!気になるよ〜!」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/20(月) 00:19:51.75 ID:jauuuBgS0
アライさん「こ、ここは!」

フェネック「…私たち、またやってしまったみたいだねー」

ジャガー「ねぇ、大丈夫?」

カワウソ「たのしかったけど危なかったねー。さっきのはもうやらないようにしとこ!」

アライさん「…ハッ!アライさんのお宝は!?」

ジャガー「あー…それは…」

カワウソ「ぜんぶ川の底に沈んでっちゃったよー!」

アライさん「ふえぇ!!」

フェネック「あーららー」

アライさん「びええぇぇぇん!!」

フェネック「アライさーん、そんなに大事ならイタズラに使っちゃダメだよー」

アライさん「うぅ…かなしいのだ…すごい喪失感なのだ…」シクシク

フェネック「元気出しなよー今度は私といっしょに集めればいいさー」ナデナデ

アライさん「………」

アライさん「それもそうなのだ!」

ジャガー「切り替え早いな!?」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/20(月) 00:20:25.69 ID:jauuuBgS0
アライさん「アライさん、過去は振り返らない主義なのだ!」

カワウソ「わーい!かっこいー!」

フェネック「それでアライさんこそだねー」

ジャガー「はぁ…なんだか騒がしい奴だなー」

ジャガー「むこうみずなアライグマに付き合うのは大変そうだ」

フェネック「でもさーそんなところが可愛かったりしない?」

フェネック「ジャガーにとってのカワウソもそうじゃないのー?」

ジャガー「うーん…どうだろう」

カワウソ「そーれー!」コチョコチョ

アライさん「ふぅはははは!や、やめるのだぁー!」ゲラゲラ

アライさん「仕返しなのだ!」コチョコチョ

カワウソ「きゃははは!や、やーめーてー!たすけてジャガー!」ケラケラ

ジャガー「わかるような、やっぱりわからんような…」

次はフェネックによるアライさんへのサプライズイタズラ決行
>>85に内容
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:42:15.38 ID:EUx5dmAEo
かそく
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:42:54.38 ID:EUx5dmAEo
見間違えましたすみません安価下でお願いします
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 00:52:42.99 ID:hm7lUciA0
別のフレンズをアライさんと呼んで世話を焼く
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 00:11:02.39 ID:vxpgxRaJ0
アライさん「>>87は今日の昼ごろに投稿するのだ」

フェネック「>>1イさんまたやってしまったねー」

アライさん「ちなみに>>1イさんの推しフレンズはタイリクオオカミなのだ」

アライさん「>>1イさんも『いい顔いただきました♪』って言われたいのだ」

フェネック「誰も聞いてないよー」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 08:09:31.98 ID:IAtZ4xCFO
更新来たのかと思った
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 13:31:18.27 ID:wHsQSzyzO
アライさんたちのねどこ
アライさん「グカ-……スピ-……」

アライさん「……ハッ!」パチッ

アライさん「朝なのだ!」


アライさん「よーし!今日も準備万端なのだぁ!」スッキリ

アライさん「さぁ行くのだフェネック!」

アライさん「…あれ?」

アライさん「フェネックがいないのだ」

アライさん「むむむ…フェネックがアライさんを置いて行くなんて、今まで無かったことなのだ…」

アライさん「探しに行かなければ!」ダッ


アライさん「フェネックぅー!」キョロキョロ

アライさん「どこなのだーフェネックぅー!」キョロキョロ

アライさん「いたら返事するのだぁ!」

アライさん「まったく、勝手に行かれると困るのだ!」プンプン

アライさん「…よく考えるといつもアライさんがやってることなのだ。追いかけるのがこんなに大変だったとは…」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 13:38:02.15 ID:wHsQSzyzO
アライさん「フェネック…どこにいるのだ…」キョロキョロ

アラアサ-ン

アライさん「むっ!フェネックの声なのだ!」ダッ


アライさん「おーい!フェネ…」

フェネック「アラーイさーん、焦っちゃダメだってばー。また埋まっちゃうよー?」

プレーリー「心配ご無用でありますフェネック殿!」ズボボボ

プレーリー「むぐっ!?むぐぐぐぐぐぐぐぐ」ジタバタ

フェネック「ほらー、言わんこっちゃないよー」ズボッ

プレーリー「ぷはっ!」

プレーリー「恩に着るでありますフェネック殿!」

フェネック「気をつけてねーアラーイさーん」


アライさん「ふぇ、フェネック…?」

アライさん「そいつはアライさんじゃないのだ…プレーリーなのだ!」

92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 13:38:46.14 ID:wHsQSzyzO
プレーリー「あ、アライグマ殿!」

フェネック「やっほーアライグマー」

アライさん「あ、アライグマ!?」ガビ-ン

アライさん「その呼び方やめるのだフェネックぅ!」ガシッ

フェネック「もー、なんなのさーいきなり」

プレーリー「ちょ、落ち着くでありますアライグマ殿!冷静に冷静に!」

フェネック「アライさんも他のフレンズのこと言えないけどねー」

プレーリー「それはそうでありますな!あははは!」

フェネック「たのんだよー?アライさーん」

アライさん「くっ…屈辱なのだ…なんなのだこれは!」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 13:39:23.22 ID:wHsQSzyzO
アライさん「おいお前ぇ!」

プレーリー「どうしたでありますか?」キョトン

アライさん「フェネックはアライさんの相棒なのだ!」

アライさん「横取りはやめるのだ!」ドン

プレーリー「わっ!」ドテ

フェネック「アライさん!」

プレーリー「いてて…」

フェネック「だいじょーぶ?アライさーん」

プレーリー「大丈夫であります!」ニコッ

フェネック「よかったーケガはないようだねー」

アライさん「ぐぬぬぅ…」ワナワナ

アライさん「アライさんのアイデンティティの危機なのだぁ!」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 13:40:00.98 ID:wHsQSzyzO
アライさん「いったいなぜこんなことを…心当たりがないのだ…」

アライさん「……いや」

アライさん「むしろ心当たりしかないのだ!」

アライさん「アライさんはいつもいつも先走って、フェネックに助けられてばかり…」

アライさん「きっと、もう愛想が尽きたという意思表示なのだ…」

アライさん「他のフレンズをアライさんの代わりの相棒にすることにしたのだ…!」

アライさん「もうアライさんはお役御免なのだ…!」


フェネック「さ、行こうかーアライさーん」

プレーリー「はいであります!」

アライさん「待ってフェネックぅ…!」

フェネック「……」

アライさん「アライさんのこと捨てないで欲しいのだぁ!」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 13:40:43.46 ID:wHsQSzyzO
アライさん「アライさん、アライさん…これからは先走ったりしないからぁ!……なるべく」

アライさん「もう勝手にいなくなったりもしないし……たぶん」

アライさん「だから、だから…!」

アライさん「また一緒に来て欲しいのだぁ!!」

アライさん「フェネックがいなきゃ嫌なのだ…アライさん何にもできないのだ…」グスッ

フェネック「………」

フェネック「まいったねこりゃ…」

フェネック「やっぱり私には無理だったよー…」ギュッ

アライさん「のだっ!?」

フェネック「ごめんねーアライさーん」ヨシヨシ

アライさん「ふぇ、フェネック…」

フェネック「これ、私からアライさんへのイタズラだったんだー」

アライさん「え……?」ポカン
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 13:42:17.96 ID:wHsQSzyzO
フェネック「私がアライさん以外のフレンズについて行ったら、アライさんがどう思うのか気になっちゃってさー」

フェネック「でもやってみたらひどいよねーこれ。アライさんのことずいぶん傷つけちゃったみたいだし」

フェネック「プレーリーも私が巻き込んじゃったんだー。ごめんねー?」

プレーリー「い、いえ、自分は大丈夫でありますが…」チラッ

アライさん「………」プルプル

プレーリー「ひぇっ!」

フェネック(震えてる)

フェネック(そりゃ怒るよねー…)

フェネック(これはひっぱたかれるくらいの覚悟しとかないと…)

アライさん「あっぱれなのだ、フェネック…!」

フェネック「ん?」

アライさん「まさかこのアライさんを騙し切るとは…!並大抵のことではないのだ!」

アライさん「やっぱりフェネックはすごいのだ!」

フェネック「えぇ…?」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 13:43:40.35 ID:wHsQSzyzO
アライさん「仲間であるアライさんにすら牙を剥くそのイタズラ魂…」

アライさん「敬服の極みなのだ!!」キラキラ

フェネック「あはは…」

フェネック(予想外のリアクションだなー)

アライさん「フェネックっ!!」ガシィ

フェネック「っ」

アライさん「これからもアライさんとフェネックはずっといっしょなのだ!よろしくなのだ!」ニコッ

フェネック「…!」

フェネック「もちろんだよー、アライさーん」

フェネック(どうなるかと思ったけど…)

フェネック(嫌われなかったし結果オーライ、なのかなー?)

アライさん「さぁ、フェネックの凄さが再認識できたところで!」

アライさん「しゅっぱーつ!なのだー!」ダッ

フェネック「急いじゃダメだってばー、また転んじゃうよー?」

アライさん「ぐえ!」ドテッ

フェネック「やってしまったねー」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 13:47:14.48 ID:wHsQSzyzO
プレーリー「じ、自分はお2人のイチャつきに利用されてしまったでありますか!?」ガ-ン

プレーリー「まったく…仲が良いにも限度というものがあるでありますよ!」プンプン

ビーバー「プレーリーさん、プレーリーさん」

プレーリー「あ、ビーバー殿」

ビーバー「え、えい!」チュッ

プレーリー「!」

ビーバー「えへへ、プレーリーさんの挨拶をマネっこしてみたっす…//」

ビーバー「どうっすかぁ…?」

プレーリー「ビ…」

プレーリー「ビーバー殿ぉ〜〜!!」ガバッ

ビーバー「きゃっ!?」

ズキュゥゥゥン!!! 

プレーリー「〜〜〜♪」ブッチュウウウ  

ビーバー「んむむーーー///」

>>99にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>100に内容
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 13:50:02.36 ID:XI2fYvwv0
アライさんの逆襲、フェネック

はアリ?
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/21(火) 14:03:10.75 ID:wHsQSzyzO
>>100
いつかやろうとは思ってましたが、この際消化しちゃいましょうか。というわけでアライさんの逆襲決行。

内容安価は>>101です
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 15:32:53.98 ID:iXjQ4HO/0
フェネックの前からいなくなる
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:18:31.53 ID:6SYG1jLn0
フェネック「さーて」

フェネック「今日も頑張っていきますよーっと」


フェネック「アライさーん、もう朝だよー?起きて起きてー」ピョコン

フェネック「んー?いないのー?」キョロキョロ

フェネック「また1人でどこかへ突っ走っちゃったのかな?」


フェネック「おーい、アラーイさーん」トコトコ

フェネック「どこにいるのかなー?」

フェネック「出ておいでー」

フェネック「…うーん」

フェネック「他のちほーに行ってみようかな」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:19:14.66 ID:6SYG1jLn0
さばんなちほー
フェネック「アライさん知らなーい?」

カバ「あれ以来見てませんわね」

フェネック「そっかー」

フェネック「どもどもありがとーママー」

カバ「まだ続いてますの!?」

じゃんぐるちほー
ジャガー「アライグマ?こっちでは見てないけど」

フェネック「はーいよっと」

カワウソ「ねぇねぇなにかあったのー?だいじょーぶ?」

フェネック「いつものことだからねー」

ジャパリカフェ
フェネック「ここにもいないかー」

アルパカ「大丈夫ぅ!きっとすぐ見つかるよぉ!」

トキ「景気付けに一曲聴いて行きなさい」

フェネック「うん、ありがとー」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:19:58.88 ID:6SYG1jLn0
フェネック「いないなぁアライさん」

フェネック「結局昨日は見つからなかったよー」

フェネック「どこにいるんだろうねー」

フェネック「………」

フェネック「会えるよね?アライさん」


へいげんちほー
ヘラジカ「こちらでは見ていないな」

カメレオン「行き先に心当たりはないでござるか?」

フェネック「うーん…特に思い当たらないかなぁ」

シロサイ「喧嘩したわけではございませんの?」

フェネック「アライさんとは喧嘩したことないやー」

ヤマアラシ「仲良しさんですね!」

オオアルマジロ「きっとアライグマのことだから、お宝を追いかけるのだー!とか言って遠くまで行っちゃったんだよ」

フェネック「今回もそうだといいんだけど」
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:25:03.98 ID:6SYG1jLn0
フェネック「みんな、ご協力ありがとー」

フェネック「ではではー」トコトコ  

ヘラジカ「…なんだか心配だな」

ヘラジカ「こちらでもライオンたちと協力して探してみるか」

ハシビロコウ「もし見かけたら、私が飛んでフェネックに知らせに行くよ」

ヤマアラシ「えっ!ハシビロコウさん飛べたんですか!?」

オオアルマジロ「知らなかった!」

ハシビロコウ「…これでも鳥類なんだけど」

ヘラジカ「そういえば立派な羽が生えているな!」

カメレオン「じーっとしてる印象が強くて忘れがちでござる」

ハシビロコウ「ひどいよ」プンプン
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:25:40.58 ID:6SYG1jLn0
フェネック「………」

フェネック「どこ行っちゃったのさ」


ゆきやまちほー
キタキツネ「さむい…早く帰ってゲームしたい…」

ギンギツネ「装置に詰まった湯の花を片付けてからでしょ」

キタキツネ「ギンギツネ、カイロ〜」

キタキツネ「もう!毛皮があるんだからちょっとは我慢しなさい」

キタキツネ「…あれ?」

ギンギツネ「どうしたのよ急に立ち止まって」

キタキツネ「あそこに誰か倒れてる」

ギンギツネ「え?」


フェネック「」ブルブル 


ギンギツネ「フェネック!?」

キタキツネ「ギンギツネ、カイロ!」

ギンギツネ「え、えぇ!」ガサゴソ
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:26:12.72 ID:6SYG1jLn0
おんせん
フェネック「生き返ったよー」ホカホカ 

ギンギツネ「もう、ビックリするじゃない…」

キタキツネ「1人で来るの、めずらしいね。アライグマはいないの?」

フェネック「…いなくなっちゃったんだーアライさん」

ギンギツネ「そうなの?」

フェネック「その様子だと見てないみたいだねー」

キタキツネ「いなくなっちゃったって、どうして?」

フェネック「わかんないやー。朝起きたらいきなりいなくなっててさ」

ギンギツネ「…それでこんなところまで探しに来たのね」

フェネック「うん」

フェネック「でもゆきやまちほーにもいないみたいだから、もう行くねー」ザバ

キタキツネ「ゲームしていかないのー?」

フェネック「…ごめんねー」スタスタ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:31:03.21 ID:6SYG1jLn0
ギンギツネ「心配でしょうね、フェネック」

キタキツネ「ボクもアライグマとまたいっしょにゲームしたいよ」

ギンギツネ「じゃあ、このあたりを出来るだけ探してみようかしら。私たちが見てないだけで、こっちに来てるかもしれないわ」

キタキツネ「…ボクも行く」

ギンギツネ「えっ!?珍しいわね、あなたが自分から出かけたがるなんて」

キタキツネ「ボクだって、ギンギツネがいなくなったらものすごく嫌だもん」

キタキツネ「フェネックを助けてあげたい」

ギンギツネ(キタキツネ…立派になって…)ジ-ン

ギンギツネ「そうね。それに、フェネックも私たちと同じキツネ仲間だもんね」

キタキツネ「それは知らなかった」

ギンギツネ「同属くらい知っときなさいよ…」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:31:41.49 ID:6SYG1jLn0
フェネック(いない…)トボトボ

フェネック(アライさんがどこにもいない…)

フェネック(今までも勝手に突っ走って行っちゃうことはあったけど、すぐに見つかった)

フェネック(今回は違う。どれだけ探してもいない。会えない)

アライさん『これからもアライさんとフェネックはずっといっしょなのだ!よろしくなのだ!』

フェネック「……」

フェネック「なんでなのさ、アライさん…」 

フェネック(やっぱり私に愛想が尽きちゃってたのかな…?)ジワ

ズドン!!
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:35:09.68 ID:6SYG1jLn0
フェネック「っ!?」

フェネック「いきなりなにがっ……」

フェネック「………あ」

フェネック(セルリアン…)

フェネック「あはは…」

フェネック(もうどうでもいいや)

フェネック(博士たちが言ってたっけ…セルリアンに食べられたら、記憶を失って元の動物に戻るって)

フェネック(…悪くないかもね)

フェネック(アライさんがいないなら、何やってもつまんないよ)


フェネック「今までありがとう、アライさん」

フェネック「さよなら」





アライさん「させないのだああああああああああ!!」

ドゴーーーーーン!!!
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/25(土) 23:36:59.81 ID:6SYG1jLn0
サラサラサラサラ……

フェネック「あ、あ…」

アライさん「ま、間に合ったのだ…」ゼエゼエ 

アライさん「いきなり野生解放したから…疲れたのだぁ」ペタン

フェネック「アライさんっ……」

アライさん「フェネック、すまなかったのだ」

アライさん「この前のお返しのつもりで、しばらく姿を消していたのだ」

アライさん「フェネックをちょっと驚かせるだけのつもりだったのだ…それがこんなことになるなんて」

アライさん「本当にごめんなさいなのだ」ペコリ

フェネック「…ふふっ」

アライさん「フェネック?」

フェネック「またやってしまったねぇ、アライさん」ポロ

アライさん「フェネック」

フェネック「もう…いなくなったりしないでね」ポロポロ

アライさん「やくそくするのだ」ギュッ

フェネック「ぜったいだよ」

アライさん「ぜったいのぜったいなのだ」

フェネック「うん、うん……」

フェネック「アライさん、あったかい……」ギュッ

フェネック「…」スヤ…

アライさん「疲れて寝てしまったのだ」

アライさん「フェネック、お疲れさまなのだ」ヨシヨシ

>>112にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>113に内容
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:41:54.51 ID:o/0nQ1wlo
お互いにクリティカル過ぎぎぃ
サバンナシマウマ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/25(土) 23:55:49.32 ID:mgHBd84ho
あれおかしいな…夜更かししたせいか涙がとまらないや
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 00:13:40.88 ID:Qbzk5Avio
ずれるなら名前を呼びまくって過剰に気を使う
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/28(火) 01:07:27.11 ID:Um7RYkPi0
さばんなちほー
シマウマ「ふぁあ……」

シマウマ「暇ですなぁ…」ゴロ-ン

シマウマ「また自分のシマシマでも数えようかな…」

ガサガサ

シマウマ「んー?」

シマウマ(茂みに誰かいる…?)

アライさん「道に迷ってしまったのだ」ピョン

フェネック「お約束だねアライさーん」ピョコン

シマウマ「アライグマさんにフェネックさん」

シマウマ「こんなところまでどうしたんですか?」

アライさん「むっ?あそこにいらっしゃるのは…」

フェネック「ま、まさか!」

シマウマ「?」

アライさん「サバンナシマウマさんなのだ!?」

フェネック「間違いないよアライさん、あれはサバンナシマウマさんだよ!」

アライさん「あわわわ…」

フェネック「え、えらいこっちゃだよー…!」

シマウマ「私がどうかしたんですか…?」

アライさん「!?」ビクゥ

フェネック「み、見つかった!」

シマウマ「えぇ…」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/28(火) 01:08:07.10 ID:Um7RYkPi0
アライさん「さ、サバンナシマウマさん…ご機嫌ようなのだ」

シマウマ「ご、ご機嫌よう?」

フェネック「サバンナシマウマさん、これを…どうかお納めください」つジャパリまん

シマウマ「え?あ、ありがとう…」

アライさん「ふ、フェネック!そんなつまらない物をサバンナシマウマさんに持たせてはいけないのだ!すぐに謝るのだ!」.

フェネック「ひえぇ!?すみません!」

シマウマ「あの、ちょっと」

フェネック「サバンナシマウマさん、すみませんでした!」

アライさん「さ、サバンナシマウマさん…アライさんからも謝るのだ…」 

アライさん「どうか…どうか勘弁して欲しいのだ…」ブルブル

シマウマ「な、なんなのぉ…?」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/28(火) 01:08:56.39 ID:Um7RYkPi0
シマウマ「どうしちゃったんですか、いったい…!」

アライさん「ま、まだお怒りなのだ!」

アライさん「我々はサバンナシマウマさんの怒髪天を衝いてしまったのだ!」

フェネック「か、神様…助けて…たすけてぇ」ガタガタ

シマウマ「お、怒ってません!怒ってませんからぁ!」

アライさん「ほ、本当なのだ…?」

フェネック「たすけてくれるんですか…?」

シマウマ「とにかく顔を上げてください…」

アライさん「じ、慈悲深い…なんと慈悲深いこと…」

フェネック「本当の愛はここにあったんだね…」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/28(火) 01:09:34.22 ID:Um7RYkPi0
アライさん「サバンナシマウマさん!肩をお揉みしますのだ!」モミモミ

シマウマ「いいですよそんなの…」

フェネック「サバンナシマウマさん、お飲み物をお持ちしました」

シマウマ「の、喉乾いてないです…」ゴロン

アライさん「お昼寝?サバンナシマウマさん、お昼寝なのだ!?」ダッ

フェネック「すぐにフカフカの寝床を用意しないと!」ダッ

シマウマ「ま、待って!いいから!」

シマウマ「うぅ…こわいよぉ…」

シマウマ(あの2人が戻ってくる前に、ここを離れておこう…)スタスタ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/28(火) 01:10:18.11 ID:Um7RYkPi0
シマウマ「ずいぶん遠くまで来ちゃった」

シマウマ「さばんなちほーって思ったより広いんだね」

シマウマ「のんびりしてたかったのに…疲れたよぅ」

シマウマ「あの2人、こんなところまでは追ってこないよね…?ここで寝よう…」

シマウマ「……」スヤ…




シマウマ「ん……」パチ

シマウマ「もう夜……」

シマウマ「結構寝ちゃいました…」フカ 

シマウマ「?」

シマウマ(こんなフカフカなところで寝てたっけ…?)

アライさん「おはようございます!サバンナシマウマさん!」

フェネック「ご飯の用意が出来ております」

シマウマ「ひっ…!?」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/28(火) 01:10:56.98 ID:Um7RYkPi0
シマウマ「な、なんで…?」

アライさん「今日は博士からもらった特製ジャパリまんですのだ!」

フェネック「ご飯が終わったら、サバンナシマウマさんの毛繕いをさせていただきます」

シマウマ「いや…」

アライさん「そのあとは水浴びなのだ!我々がお身体を丹念に洗いますのだ!」

フェネック「サバンナシマウマさんのシマシマ数えも今後は我々にお任せください。正確に数えてみせます」

シマウマ「こないで…」

アライさん「さぁサバンナシマウマさん!」

フェネック「サバンナシマウマさん」

シマウマ「いやぁあああああ!!」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/28(火) 01:12:40.56 ID:Um7RYkPi0
――――――――――
―――――――
―――――

アライさん「痛いのだぁ〜」タンコブ

フェネック「このくだり、前にもあったねー」タンコブ

博士「悲鳴を聞きつけて来てみれば…」

助手「まったく、本当に懲りない奴らなのです」

フェネック「2人ともなんでこんなところにいるのさー」

博士「かばんの料理を食べにさばんなちほーまでやって来ていたのです」

助手「いつもとしょかんに出向かせてばかりでは悪いので」

博士「悪いので」

フェネック「博士たちも気を使ったりするんだねー知らなかったよー」

博士「どういう意味ですか?」ギロッ

助手「もう一発食らいたいなら素直にそう言うのです」

フェネック「もー冗談だってばー」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/28(火) 01:15:16.58 ID:Um7RYkPi0
シマウマ「怖かったですよぉ…」ブルブル 

博士「よしよし、もう大丈夫なのですよ」

博士「悪いアライグマたちは我々がやっつけたのです」ナデナデ

アライさん「悪いとは失礼な!イタズラ熱心なだけなのだ!」

助手「いったい何がお前たちをそんなに駆り立てるのか、理解に苦しみます」

アライさん「ふっふっふ!」

アライさん「アライさんたちはなぁ!お互いの大切さを認識しあった結果!絆がよりパワーアップしたのだぁ!」

アライさん「もう誰もアライさんたちのイタズラを止めることはできないのだ!」

フェネック「…これからもずっといっしょだもんね」

博士「?」

助手「なんのことですか」

アライさん「ひみつのおはなしなのだ!」

フェネック「ないしょだよー」

>>123にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>124に内容
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 01:30:08.65 ID:WuEk5pNqo
プリンセス
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 01:41:04.34 ID:yMTLJEzc0
何かにつけてレッスンを妨害する
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:28:52.55 ID:x5XizFuw0
PPPらいぶすてーじ
プリンセス「はい!そこでステップ!」

プリンセス「イワビーノリすぎ!フルルはマイペースすぎ!」

プリンセス「ジェーンもっと思い切って!」

プリンセス「コウテイまだちょっと固いわ!」

プリンセス「じゃあもう一回いくわよ!」


コウテイ「みんな、ご苦労様」

イワビー「つかれたぜ〜…」

フルル「お腹空いたなぁ」

マーゲイ「みなさん、ジャパリまんですよぉ!」

フルル「わーい」

ジェーン「マーゲイさん、ありがとうございます」

コウテイ「レッスンがハードだといつもより美味しく感じるな」モグモグ

ジェーン「ライブが近いですからね…歌詞と振り付けを確認しておかなくちゃ!」

イワビー「プリンセスもかなり気合い入ってたな」

フルル「あれ?そういえばプリンセスはー?」

マーゲイ「プリンセスさんなら来客に会っているところです」

コウテイ「来客?」

マーゲイ「はい!なんでも、見学を希望してるフレンズさんたちだとか」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:29:35.39 ID:x5XizFuw0
アライさん「というわけで!」

フェネック「PPPのレッスンを見に来たのさー」

アライさん「アライさんたち、アイドルの凄さを間近で味わいたいのだ!」

フェネック「ちゃんとチケットも博士たちから奪っ…貰ってきたよー」ピラッ

プリンセス「オッケー!ゆっくり見ていってね!」

プリンセス「私たちも、実際に見られていた方がパフォーマンスに集中できると思うわ」

ジェーン「ちょっと緊張しますね…!」

コウテイ「いつも通りやれば大丈夫だよ」

イワビー「それじゃ行くぜぇ!」


ぱ ぱ ぴぷ ぺ ぺ ぽぱっぽー ぱ ぱ ぺぱぷ♪

プリンセス「自己紹介行くわよ!」

プリンセス「プリンセス!」

コウテイ「コウテイ」

ジェーン「ジェーン」

イワビー「イワビーっ!」

フルル「フルルー」

アライさん「アライさんなのだ!」

フェネック「フェネックだよー」

プリンセス「!?」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:30:15.29 ID:x5XizFuw0
プリンセス「ちょ、ちょっと!」

マーゲイ「なにやってんのよ!」

アライさん「どうしたのだ?」

フェネック「続けて続けてー」

プリンセス「曲に入ってこられると困るわ」

アライさん「ダメなのか?」

マーゲイ「当たり前でしょ!」

アライさん「そうだったのか…アライさんうっかりなのだ」

フェネック「ごめんねー気をつけるよー」

マーゲイ「静かに聴いてなさいよね」

プリンセス「気を取り直して、もう一回!」


ぱ ぱ ぴぷ ぺ ぺ ぽぱっぽー ぱ ぱ ぺぱぷ♪

プリンセス「あーしーあとーをーのーこせー♪」チラッ

フェネック「」シワシワ

アライさん「ぐぼぼぼ」ドロドロ

プリンセス「ぶふぉっ」

コウテイ「ぷ、プリンセス!?」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:31:08.91 ID:x5XizFuw0
プリンセス「ふふっ……もう!あなた達!」

アライさん「ど、どうしたのだ?」

プリンセス「どうしたじゃないわよ!変な顔してたの見たんだから!」

フェネック「プリンセス、私たちのお顔が変だっていうのー?」

アライさん「それはちょっとあんまりなのだ!」

プリンセス「そ、そうじゃなくて!」

マーゲイ「レッスンのジャマしないでよ!」

コウテイ「なんか集中削がれちゃったな…」

フルル「次はダンスにしようよー」

イワビー「お前はほんと動じねーな」

プリンセス「まったく…もう…」ハァハァ

ジェーン「プリンセスさん?大丈夫ですか?」

プリンセス「…平気」

プリンセス「じゃ次は振り付けの確認にするわよ」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:31:57.90 ID:x5XizFuw0
PPP「〜〜〜♪」

プリンセス(ここまでいい感じねっ…!)ハァハァ

プリンセス(次でキメ!)クルッ

プリンセス「はい!」ビシッ

アライさん「ソーランソーラン!!」

フェネック「あーどっこいしょー」

アライさん「ソーラン!!」ビシッ


プリンセス「……………」ビキビキ

イワビー「ぷ、プリンセスがすげえ形相に!」

ジェーン「どうしましょうコウテイさん」

コウテイ「あわわわわ」カチコチ

ジェーン「固まってる!?」

フルル「そーらんそーらん」

マーゲイ「ふ、フルルさん!」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:32:58.51 ID:x5XizFuw0
プリンセス「もう許せないわ…」ギロッ

アライさん「むっ!」

フェネック「怒ってるねープリンセスー」

プリンセス「よくもレッスンの邪魔してくれたわね」

プリンセス「タダじゃおかないんだから!」

アライさん「これはまずいのだ!逃げるのだ!」

フェネック「はーいよっと」

プリンセス「待ちなさーい!」ダッ

プリンセス「このっ……」フラッ

バタ-ン

マーゲイ「プリンセスさん!?」

コウテイ「おい、大丈夫か!」

プリンセス「うぅ…」ハァハァ

ジェーン「熱があるじゃないですか!」

マーゲイ「とにかく休ませないと!」
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:34:03.10 ID:x5XizFuw0
フルル「氷持ってきたよ」ピトッ 

プリンセス「……」スヤスヤ

イワビー「プリンセスのやつ、なんでこんなになるまで…」

コウテイ「最近とくに頑張っていたからな」

ジェーン「ちょっと気を張り過ぎていたのかもしれませんね…最近誰よりも遅くまでレッスンしてますし」

コウテイ「今日いつもどおりレッスンしていたら、もっと体調が悪化していたかもしれない」

イワビー「お邪魔が入って結果オーライだったな」

ジェーン「も、もしかしてあの2人はそれを見越して?」

コウテイ「いや、流石にないだろう…」

イワビー「まぁなんにせよ」

コウテイ「お疲れ様、プリンセス。今はゆっくり休んでくれ」ナデ

プリンセス「ん……」スヤスヤ

フルル「早く元気になってね」

ジェーン「そして今度のライブも、絶対成功させましょうね」
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:36:18.86 ID:x5XizFuw0
マーゲイ「待ちなさぁあい!!」

アライさん「しつこいのだぁ!」

フェネック「ずっと追いかけてくるねー」

マーゲイ「プリンセスさんに代わってオシオキよ!」

アライさん「い、異常な執念なのだ…これがアイドルオタクのパワーなのだ!?」

フェネック「とんだチェイサーだねー」

アライさん「フェネック?チェイサーってどういう意味なのだ?」

フェネック「ぼうしドロボーを追いかけてたときのアライさんみたいな感じだよー」

アライさん「アライさんのこと…ハッ!」

アライさん「人気者ってことなのか!アライさんは人気者なのだ!」

フェネック(追いかける者って意味なんだけどねー)

アライさん「PPPにも負けない愛らしさなのだ!アイドルでも天下を取れるのだ!ふぅははは!」

マーゲイ「聞き捨てならねぇぞオイ!!」

フェネック「キャラ変わってるよー」

>>133にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>134に内容
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 18:39:26.83 ID:wUWuc3fSo
フウチョウコンビはだめですか?
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 18:41:07.97 ID:pjUJQ/uuo
トキの仲間のフレンズ見たよといって連れ回す
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 23:57:02.02 ID:x5XizFuw0
>>133
フウチョウコンビか…
たしか媒体によって口調違いましたよね
どれ準拠にすればいいんだろ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 01:10:44.40 ID:g+i0wJZF0
アニメが無難かな?
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 04:59:26.77 ID:PS+kbuQyo
やりやすいのでいいですよ
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:40:27.77 ID:+RE9Vabt0
まよなかのもり
アライさん「夜の森は真っ暗なのだ…」

フェネック「アライさんは暗いのへいきー?」

アライさん「どんとこいなのだ!アライさんに怖いものなどないのだ!」

アライさん「でも、本当にこんなところにいるのだ?」キョロキョロ

フェネック「うん、確かここらへんに…」ガサゴソ

「おい」

「ダレをサガしている」

アライさん「のだぁっ!?」ビクッ

フェネック「おーいたいたー」

フェネック「君たちを探してたんだよー」

フェネック「カンザシフウチョウ、カタカケフウチョウ」

カンザシ「ワタシたちを?」

カタカケ「なんのヨウだ」

アライさん「ふっふっふ…知りたいのだ?知りたいのだ?」

カンザシ「いわないならカエるぞ」

カタカケ「ジカンのムダだからな」

アライさん「だぁー待つのだ!」

フェネック「実は私たちー、すっごく珍しいものを見たんだー」

カタカケ「メズらしいもの?」

カンザシ「なんだそれは」

フェネック「トキのお仲間だよー」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:41:04.07 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「トキのナカマ…マユツバものだな」

カンザシ「トキはゼツメツスンゼンになっているとキいたぞ。そうカンタンにミつかるわけがなかろう」

フェネック「それが見つけちゃったんだよねー。アライさんと歩いてたらばったりとさー」

アライさん「それはもう真っ黒な羽だったのだ!」

カタカケ「…クロ?」ピクッ

フェネック「そーそー」

アライさん「あんなに綺麗な黒は生まれて初めてだったのだ!今までに見たどんな夜空よりも真っ黒だったのだ!」

フェネック「言うなれば、『光をも飲み込む闇』って感じかなー?」

カンザシ「ヒカリをもノみこむ…」

カタカケ「ヤミ…!」

フェネック「まーでも信じてもらえないのは残念だよねー」

アライさん「しょうがないのだフェネック!あの漆黒の神々しさは実際に見た者にしかわからないのだ!」

フェネック「そうだよねー。誰かとあの感動を分かち合いたかったんだけどなー」

フェネック「やっぱり無理かー。それじゃーねー」スタスタ

カンザシ「おい」

カタカケ「ちょっとマて」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:41:40.06 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「マックロなハネ?どんなヨゾラよりもクロい?」

カンザシ「ヒカリをもノみこむヤミ?シッコクのコウゴウしさ?」

カタカケ「それらはスベて、ワレワレにこそふさわしいコトバなんだが?」

カンザシ「ワレワレがクロさでマけるわけがなかろう。オマエたちのみまちがいだ」

フェネック「えーそんなわけないよー」

アライさん「ちゃんと見たのだ!この目でしかと見たのだ!」

フェネック「…ふーん、そっかー」

アライさん「どうしたのだ、フェネック?」

フェネック「たぶんカンザシとカタカケはー、自分たちと同じ鳥類に黒さで負けるのが怖いんだよー」

アライさん「なるほど!アイデンティティの危機に怯えているのか!」

フェネック「こりゃ悪いことしちゃったかなー?」

アライさん「案外臆病だったのだ!ははは!」

カタカケ「ジョウトウじゃないか」ギロッ

カンザシ「ワレワレよりもクロいそのトキのナカマとやらをミせてみろ…」ビキビキ

フェネック「おっけー」ニヤリ

アライさん「もう夜遅いから、昼間になったらご案内するのだ!」

カタカケ「まぁ」

カンザシ「ワレワレがマけるなど、トウテイありえんがな?」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:42:32.79 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「まだツかないのか」

カンザシ「もうかなりアルいたぞ」

アライさん「焦っちゃダメなのだ」

フェネック「ほらほら、見えてきたよー」

ジャパリとしょかん
博士「かばん、これを作って欲しいのです」

かばん「今日はカレーじゃないんですか?珍しいですね」

助手「博士とこの本を読んでいて見つけたのです。ここにある食材で作れるはずですよ」

かばん「わかりました、ちょっと見てみますね!」ペラッ

カタカケ「おい」

カンザシ「なんだこれは?」ジ-ッ

かばん「うわぁ!?」ドテン

かばん「た、たべっ…」

フェネック「食べないよー」ヒョコッ

かばん「フェネックさん!?」

アライさん「アライさんもいるのだ!」ヒョコッ

かばん「アライグマさんまで!」

カタカケ「これは…モジか」

カンザシ「オマエ、これがヨめるのか?」

かばん「え?えぇ、なんとか」

アライさん「かばんさんは凄いんだぞ!」

フェネック「見てたらわかるよー」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:43:24.72 ID:+RE9Vabt0
かばん「出来ました、オムライスです!」

博士「おぉ、これはまた…じゅるり」

助手「素晴らしい香りなのです…じゅるり」

カンザシ「こいつ、ヒをこわがらないのか…もしかしてヒトのフレンズか?)

かばん「アライさんたちもどうですか?」

アライさん「いいのか!?」

かばん「はい、人数分ありますから!」ゴトッ

フェネック「いやー悪いねー」

アライさん「僥倖なのだ!」

カンザシ「おい、それよりトキのナカマを…」

フェネック「いいからいいからー」グイッ

アライさん「ありがたく食べるのだ!」グイッ

カンザシ「むぐっ!?」

カタカケ「むぐぐ…」 

かばん「どうですか?」

カンザシ「………」

カタカケ「………」

カンザシ「ウマい」モグモグ

カタカケ「シアワせなアジがするぞ…」モグモグ

かばん「それはよかった!」ニコニコ

博士&助手「おかわりなのです」

フェネック「早くない?」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:44:11.29 ID:+RE9Vabt0
アライさん「さっきの場所はまちがいだったのだ」

フェネック「ほんとはこっちだよー」

カンザシ「タヨりないやつらだ」

カタカケ(でもさっきのおいしかったな…)

おんせん

アライさん「やってきたのだ!」ガラッ

ギンギツネ「あなた…アライグマ!?」

キタキツネ「生きてたんだね」

アライさん「?」

フェネック「その節はどうもー」ペコリ

ギンギツネ「見つかって良かったわねフェネック」

キタキツネ「これでまたゲームできるね」

ギンギツネ「あなた本当にそればっかり…あら?後ろにいるのは誰かしら」

カタカケ「なんというサムさだ」ブルブル 

カンザシ「ホントウにこんなところにいるのか?」ガタガタ

ギンギツネ「ちょっと、震えてるじゃない…お風呂に入って温まって行きなさいよ」

フェネック「もともとそのつもりで来たんだー」

アライさん「みんなでしっぽりしていくのだ!」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:45:38.84 ID:+RE9Vabt0
カンザシ「あたたかいな…」ホクホク

カタカケ「ココロまでヌクもっていく…」ホクホク

フェネック「やっぱり温泉は気持ちいいねー」

キタキツネ「ねぇそこの子たち」

カンザシ「ん?」

カタカケ「ワレワレのことか」

キタキツネ「ボクとゲームしない?最近ひとりでするのも飽きたんだ」

カタカケ「ゲームだと?」

アライさん「キタキツネはとても強いのだ!アライさん勝った事ないのだ!」

カンザシ「ほう…」

カタカケ「ショウブというわけか…」


カンザシ「うおおおおお!」ピコピコ

カタカケ「やれ!マけるなカンザシ!」

キタキツネ「ふふふ、甘いよ」ピコピコ

YOU LOSE !!

カンザシ「ぬああぁ!マけたぁぁ!」

キタキツネ「ボクの勝ち」ドヤッ

カタカケ「おのれぇ、ツギはワタシが!」

キタキツネ「いいよ」

ギンギツネ「キタキツネに新しいお友達ができてよかったわ」ニコニコ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:46:36.50 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「いつになったらトキのナカマをみられるのだ!」

フェネック「まーまー落ち着いてー」

アライさん「次の場所こそ本物なのだ!」

カンザシ「キタキツネ…いつかカナラずタオす!」

ジャパリカフェ

アルパカ「いらっしゃぁい!ようそこぉジャパリカフェへ!」

アライさん「とりあえず紅茶を4つ頼むのだ!」

アルパカ「はーい!」

カンザシ「かわったバショだな」

カタカケ「ここはなにをするところだ?」

フェネック「ここはカフェっていうんだー」

アライさん「とりあえず飲み物がおいしいのだ!」

カタカケ「のみもの、か」

カンザシ「ワレワレはミズくらいしかのんだことないな」

アルパカ「はーいできたよー」コト

アライさん「では飲んでみるのだ!」

フェネック「とても気にいると思うよー」

カンザシ「ふむ…」ズズ

カタカケ「かわったイロをしているな」ズズ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:47:21.77 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「こいつもウマいな」

カンザシ「りょうり?とはまたベツのアジわいがある」

アルパカ「ほんとぉ?よかったぁ!」

アライさん「気に入ったならこれからも通ってみるといいのだ!」

フェネック「カンザシとカタカケはトリ系のフレンズだから、カフェまで来るのも簡単だよねー」

アルパカ「おかわりもあるからねぇ!ゆっくりしてってねぇ!」

カタカケ「うむ」

カンザシ「カフェというのもワルくないな」



カタカケ「zzz……」

カンザシ「スピ-…スピ-…」

アルパカ「あらあら」

フェネック「ネタバラシする前に寝ちゃったねー」

アライさん「きっと朝から連れまわしたから疲れたのだ」

アルパカ「ふふ、おかげで常連さんが増えそうだよぉ〜」

フェネック「良かったねーアルパカー」

アライさん「アライさんにかかれば顧客獲得もらくしょーなのだ!はっはっは!」

フェネック「アライさん、静かにねー」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:48:39.99 ID:+RE9Vabt0
ガチャッ

アルパカ「あ、いらっしゃ〜い」

トキ「あら、あなたたちも来てたのね」

ショウジョウトキ「なんか見たことないフレンズがいるんですけど」

フェネック「この子たちはねー」

アライさん「新しいお友達なのだ!」

ショウジョウトキ「ふーん」

アルパカ「常連さんになってくれるかもしれないんだよぉ」

アルパカ「トキちゃんたちと同じトリ系のお客さんだから、仲良くしてあげてねぇ」

トキ「…!」

トキ「ふふふ、仲間がまた増えたのね…嬉しいわ…」

トキ「じゃあお祝いに、ここで一曲」

アルパカ「あ、それはちょっと」

わたぁ〜しはぁ〜トぉ〜キぃ〜♪
なかぁ〜まがぁ〜またふえぇ〜たぁ〜♪
ありがとおぉう〜〜♪
あぁ、ありがとおぉう〜〜♪

カンザシ「っっ!?」ビクンッ

カタカケ「なんだ!?なんなんだ!?」

フェネック「起きちゃったねー」

アライさん「大した目覚まし時計なのだ」

>>148にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>149に内容
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 01:53:05.00 ID:d07BfrrNo
リカオン
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 07:49:48.92 ID:0JAcPZSBO
お誕生日会
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:19:39.85 ID:7BEcdkYZ0
リカオン「ふぃ〜」ゴロゴロ

リカオン「休暇さいこぉ〜〜」ダラダラ

リカオン「最近セルリアン多くてキツかったもんなぁ…こんなんじゃ身が持たないよホント…」

アライさん「うむ、戦士にも休息が必要なのだ」

リカオン「だよねー、ヒグマさんももっと肩の力を…」

リカオン「ってうわぁ!?ビックリした!」

アライさん「そんなに驚くことないのだ」

リカオン「急に現れたらビックリしますよ!」

アライさん「まぁまぁそう言わずに。アライさんとリカオンの仲なのだ」

リカオン「私たち、そんな仲良かったっけ…」

アライさん「細かいことは気にしちゃダメなのだ」

リカオン「うーん」

フェネック「そんなリカオンにお知らせでーす」

リカオン「お知らせ?」

アライさん「ヒグマが呼んでたのだ!」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:20:13.33 ID:7BEcdkYZ0
リカオン「えっ」

リカオン「ヒグマさんが…?」

フェネック「すぐに連れて来いってさー。なんか仁王立ちしてたよー」

リカオン「うーわー!絶対怒ってるやつじゃん!」

アライさん「なにか心当たりあるのか?」

リカオン「いや特にないですけど…」

リカオン「でも休暇なのにわざわざ呼び出してくるって、なんか問題があったときですよね」

フェネック「まぁそうだよねー」

アライさん「きんきゅーじたいなのだ」

リカオン「うぅ…せっかくゴロゴロしてたのに…」

アライさん「さぁハンターリカオン、出動するのだ!」

フェネック「取って食われたりはしないから大丈夫だよー、たぶん」

リカオン「プレッシャーかけないでくださいよぉ」
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:20:56.03 ID:7BEcdkYZ0
リカオン「はぁ〜憂鬱だなぁ。自覚ないだけで、またヘマしちゃったのかな」

アライさん「リカオン、さっきから聞いてれば、ずいぶん自信がないのだ?」

フェネック「ハンターとして頑張ってるんだからさー、もっと胸張ってもいいと思うよー?」

リカオン「…ハンターって言っても、直接セルリアンを倒すのはヒグマさんとキンシコウさんなんです」

アライさん「そうなのか?」

リカオン「自分は先輩方ほど腕が立つわけでもありませんから。足の速さを生かした囮や斥候をいつも任されています」

フェネック「それだって立派な役割じゃないかなー?」

リカオン「まぁ必要なのは理解してますけど、それでも先輩方に比べると命の危険は低いですよね。代わりだって探せば他にもいるはずです」

リカオン「だからなのかな。いつも気の抜けた言動して、ヒグマさんに怒られちゃうんです」

リカオン「もっと強くなれたら2人の負担も減らせるんですけど、訓練でも負けっぱなしてすし。自分要らないのかなって思っちゃいますよね。あはは」

アライさん「大丈夫なのだ!」

リカオン「え?」

アライさん「きっとリカオンも、自分の凄さがわかるときがくるのだ!」

アライさん「それまで諦めちゃダメなのだ!」

リカオン「…だといいんですけどね」
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:21:37.56 ID:7BEcdkYZ0
ヒグマ「おう、リカオン」ザッ

キンシコウ「元気そうですね」

リカオン「ヒ、ヒグマさん!?キンシコウさんまで…」

ヒグマ「なにをダラダラしているんだ?待ちくたびれてこっちから来てしまったぞ」ギロッ

リカオン(目つきこわっ…絶対怒ってるよこれ…)

ヒグマ「今日はお前に言いたいことがある」

リカオン「言いたいこと…ですか?」

ヒグマ「あぁ、とても重要なことだ」

キンシコウ「覚悟してくださいね」

リカオン「な、なんでしょうか」ドキドキ

ヒグマ「…」ゴゴゴ

リカオン「…」ゴクリ


ヒグマ「誕生日!!」パンッ

キンシコウ「おめでとーう!!」パンッ

パンパカパ-ン

リカオン「…ふぇ?」

アライさん「今日はリカオンのお誕生日なのだ!」

フェネック「盛大にお祝いしようねー」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:22:40.31 ID:7BEcdkYZ0
リカオン「誕生日、ですか?」キョトン

ヒグマ「なんだよー覚えてないのか?」

キンシコウ「紛れもなく今日はリカオンの誕生日ですよ!」

アライさん「きっと戦いの日々に追われて忘れてしまっていたのだ!」

フェネック「パークのために身を粉にして戦ってるんだもんねー、尊敬しちゃうなー」

リカオン(そうだっけ…??)

キンシコウ「もう、さっきから浮かない顔ばかりして!」

ヒグマ「仕事続きで疲れてるだろ?今日くらいはゆっくりしろよな」ニコッ

リカオン「は、はい…」

リカオン(ダメだ…)

リカオン(心当たりがまったくない!)ドキドキ
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:23:17.80 ID:7BEcdkYZ0
アライさん「これはアライさんからのプレゼントなのだ!」つ綺麗なツヤツヤどんぐり

フェネック「さぁどうぞー」つPPPライブチケット

キンシコウ「私からはこれを」つ珍しい薬草  

リカオン(プレゼントまで!?)

リカオン(これは…言い出せないぞ…!)

リカオン「あ、ありがとございます」 

ヒグマ「私は博士たちに教えてもらった料理をたくさん作ってきたぞー!」

アライさん「おぉ!それはいいのだ!アライさんもいっぱい食べるのだ!」

フェネック「アライさーん、食べ過ぎには注意してねー?」

キンシコウ「この白くて大きな食べ物、とっても美味しそうですね」

ヒグマ「そいつは自信作だな!ケーキっていうんだ!」

リカオン(な、なんにも悪いことしてないのに申し訳なさがすごい…)ドキドキ

フェネック「なにか刺さってるねー?」

ヒグマ「ロウソクっていう火を灯すためのものらしい。誕生日の主役がそれを吹き消すのが決まりなんだと」

アライさん「じゃあリカオンが吹き消すのか!楽しみなのだ!」

キンシコウ「さっそくやってみましょうよ!」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:24:20.41 ID:7BEcdkYZ0
ヒグマ「よし、準備できたぞ」

キンシコウ「さぁリカオン」 

リカオン「は、はい…」

フーッ ワアアア パチパチパチ

アライさん「いい消しっぷりなのだ!」

フェネック「さすが主役だねー」

リカオン「あはは…」

リカオン(せっかくの休暇がとんでもないことになってしまった…)

ヒグマ「リカオン!」ガシッ

リカオン「は、はい!?」ビクッ

ヒグマ「私はこれでもお前のこと、頼りにしてるんだぞ」

リカオン「え?」

ヒグマ「お前のことを叱ったりするときもあるが、要らないと思ったことなんて一度だってありはしない」

リカオン「ヒ…ヒグマ、さん?」

キンシコウ「そうですよ!」

リカオン「キンシコウさん」

キンシコウ「私たちの可愛い後輩なんですから、自分のこと要らないなんて二度と言わないでくださいね!」プンプン

リカオン「あ……」

リカオン(聞いてたんだ…)

リカオン「…ありがとうございます」グスッ
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:25:02.64 ID:7BEcdkYZ0
キンシコウ「まぁ、ヒグマさんが素直になれないせいなのも悪いんですけどね」

ヒグマ「なっ、私のせいか!」

キンシコウ「この前みたいに、抱きついちゃってもいいんですよ?スキンシップも立派なコミュニケーションですから」クスッ

ヒグマ「〜〜っ!?///」

ヒグマ「キ、キンシコウーッ!」グワッ

キンシコウ「えーなんですかー?」

ヒグマ「あの件は禁句って言っただろー!!」

キンシコウ「だって怖がって甘えるヒグマさん、とっても可愛いかったんですもん」

ヒグマ「あーやめろ!恥ずかしいから思い出させるなぁ!」

アライさん「むぐぐぐ!?げほっ!つ、詰まったのだぁ!」

フェネック「だから言ったじゃないかー食べ過ぎちゃダメだってー」ポンポン

アライさん「た、助かったのだフェネック…」

ヒグマ「待てぇ!」ドタドタ

キンシコウ「きゃー食べないでくださーい」バタバタ 

リカオン「………」

リカオン「まぁ、いっか?」

リカオン(こんな休日も悪くないよね…)モグモグ

リカオン「あ、これ美味しい」
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:25:48.53 ID:7BEcdkYZ0
ばんがいへん
博士「暇ですね、助手」

助手「暇ですね、博士」

博士「島の長たる我々にも暇な日くらいあるものですが、ここまでやることがないと苦痛にすら思えるのです」

助手「確かにそうですね博士。では、賢い我々だからこそできる暇つぶしをやってみませんか?」

博士「それは良いですね助手。して、どんな暇つぶしなのですか?」

助手「アライグマとフェネックがイタズラして回ってることはご存知ですよね」

博士「もちろん知ってますよ助手。先日は我々にも仕掛けてきました。ムカつくのです」

助手「奴らと同じことをやってみるのです」

博士「つまり…?」

助手「我々もフレンズたちにイタズラを仕掛けてみるのですよ」

博士「!」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:26:45.27 ID:7BEcdkYZ0
博士「…賢い我々があんな程度の低いことをするのですか?」

助手「博士、我々だからこそできるのです」

助手「アライグマやフェネックとは比較にならない賢さを誇る我々だからこそ、もっと高尚なイタズラを仕掛けることができるのです」

博士「ふむ…」

博士「確かに。我々ならさらに上を目指せるのです」

助手「そしてアライグマやフェネックをギャフンと言わせてやるのです。奴らは我々の賢いイタズラを見て、きっと悔しがるのです」

博士「暇つぶしであると同時に、アライグマとフェネックへの仕返しにもなるというわけですか。素晴らしいですね助手」

助手「では、さっそく」

博士「作戦を立てますか」

>>160にキャラ指名(1〜2名、アライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズでもOK)、>>161に内容
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 03:19:28.34 ID:K6sj1L2D0
酪農の育てや酪農の進めや乳牛や肉牛や豚や羊や馬や鶏と犬や猫などの親しみや企業の経営統合や大合併などにも加えていいみたいですよ。すべての旅館や店などの世代交代や防災散歩や旅行代や船舶の進化や鉄道や道路交通や航空などの進化や記念日が祝日に変わってくるにも加えていいみたいですよ。
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 04:09:35.63 ID:CY3Rca07O
安価下ならかばん&サーバル
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 05:24:25.62 ID:kJ65L85So
サーバルだけこっそり図書館に監禁…じゃなかったかくれんぼさせてかばんの様子を見る
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:16:42.25 ID:vb1+Mmgm0
ジャパリとしょかん
サーバル「私に用ってなーに?」

サーバル「言われたとおりかばんちゃんには内緒で来たけど…」

博士「簡単なことなのです」

助手「我々とかくれんぼしてほしいのです」

サーバル「えー!?珍しいね!2人が遊びたがるなんて!」

博士「賢い我々にも息抜きは必要なのです」

助手「もちろんタダで付き合えとは言いません。我々に見つかることなく隠れきれば、特製ジャパリまんを贈呈するのです」

サーバル「と、特製ジャパリまん!?なにそれおいしそー!」ジュルリ

博士「やるですか?やらないですか?」

サーバル「やるやるー!!」

助手「範囲はこのとしょかんの中だけなのです。勝手に外に出てはダメですよ」

サーバル「わかった!」

サーバル「よーし、負けないぞー!!」ピョ-ン

助手「…かかりましたね、博士」

博士「サーバルを騙すなど赤子の手をひねるようなものなのですよ、助手」

助手「あとはかばんの観察ですね」

博士「追い詰められたヒトの叡智がどの程度のものか、見ものなのです」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:17:27.87 ID:vb1+Mmgm0
さばんなちほー
かばん「おーい!サーバルちゃーん!」

かばん「…いないなぁ」

かばん「どこ行っちゃったんだろう。誰かと遊びに出かけたのかな?」

かばん「ひとこと言ってくれればいいのに…」

助手(かばんが困惑してますね、博士)バサバサ

博士(あいつらはイチャつきすぎなのです。たまにはいいクスリなのです)バサバサ

助手(確かに。まるでツガイのようにいつも一緒にいますね)バサバサ

博士(これを機に距離感を見直すのです)バサバサ

シマウマ「おーい、かばんさーん」

トムソンガゼル「なんかあったの?」

かばん「シマウマさんにトムソンガゼルさん!それが…」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:18:37.01 ID:vb1+Mmgm0
シマウマ「サーバルさんがいない?」

かばん「はい、朝起きるといなくなってたんです」

トムソンガゼル「どっか遊びに行ったんじゃないの?」

かばん「うーん、やっぱりそうなんでしょうか」

かばん「でもサーバルちゃん、出かけるときはいつも僕に行き先を告げるんですよね…」

シマウマ「お熱いですなぁ」

トムソンガゼル「かばんは束縛するタイプと見た」ニヤニヤ

かばん「そ、そういうのじゃないですって!」

シマウマ「でも、心配なのもわかる気がします」

トムソンガゼル「あのおっちょこちょいで有名なサーバルだもんねぇ」

かばん「はい、そうなんです…お夕飯までに帰ってくれるといいんですが…」

トムソンガゼル「まぁ気長に待ってなよ。きっとピンピンして帰ってくるって」

助手(少しいなくなっただけでこの慌てよう、これは重症なのです)バサバサ

博士(もはやバカップルのそれなのです)バサバサ

助手(このままでは島の風紀が乱れてしまうのです)バサバサ

博士(自分たちのイチャつきっぷりを思い知らせてやる必要があるのです)バサバサ
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:19:34.64 ID:vb1+Mmgm0
かばん「もう夜なのに帰ってこない…やっぱりおかしいよ…」

かばん「なにかあったのかな」

かばん「ねぇラッキーさん、サーバルちゃんの居場所を見つけることって出来ますか?」

ボス「特定ノフレンズヲサガス機能ハ搭載サレテイナインダ。ゴメンネ、カバン」

かばん「そう、ですよね…」

かばん「…じゃあ僕が探しに行かないと!」スクッ

ボス「カバン、気ヲツケテ行クンダヨ。ナニカアッタラ声ヲカケテネ」

かばん「はい!」


かばん「とは言ったものの…」

かばん「もう辺りは真っ暗だもんなぁ…よく見えないや」

かばん「サーバルちゃんがいないとこんなに心細いんだね。正直怖い…」

かばん「でも…」

かばん「ほっとくわけにはいかないよ…!」

かばん「よし、まずはさばんなちほーを見て回るぞっ」スタスタ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:20:27.21 ID:vb1+Mmgm0
カバ「サーバルがいない?」

かばん「はい、何か知りませんか?」

カバ「私は見てないけど…」

カバ(あの子ったら何してるのよ…)

カバ(たしかこの前はアライグマがいなくなってたわね。もしかして、なにかよからぬことがパークで起きてるのかしら?)

カバ「心配ですわね。私も付いていくわ」

かばん「ありがとうございます!」


シマウマ「なんだかんだ心配なので」

トムソンガゼル「私らも付いてくよ!」

かばん「お二人も!?心強いです!」

カバ「では、行きますわよ」

ジャパリとしょかん
サーバル「うみゃ〜!博士たちおっそいよ〜!」プンプン

博士「そう怒らずに」

助手「怒らずに」

サーバル「もう夜になっちゃったよ!きっとかばんちゃんも心配して…」

博士「景品の特製ジャパリまんなのです」グイ

助手「さぁよく味わうのです」グイ  

サーバル「むぐっ!?むぐぐぐ」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:21:27.24 ID:vb1+Mmgm0
サーバル「っ!?これ、おいしー!!」キラキラ

サーバル「なんかいつものジャパリまんと違うね!?」

博士「当然なのです。これは通常のジャパリまんとは素材からして別物、並のフレンズでは手が届かない高級品なのです」

助手「だからこそ特製なのですよ」

博士「サーバル、これがもっと欲しいですか?」

サーバル「うん!もっと食べたいなー!」

助手「では明日もかくれんぼの相手をするのです。そうすれば、もっと特製ジャパリまんを食べさせてやるのです」

サーバル「うーん、でもかばんちゃんが…」

博士「かばんには我々から言っておくのです(大嘘)」

サーバル「…そっか!じゃあ大丈夫だね!」

助手「今日はもう遅いので、泊まっていくのですよ」

サーバル「わかった!」


サーバル「みんみ〜……」スヤスヤ

博士「何も知らずに寝てますね、助手」

助手「どうなるのか楽しみなのです、博士」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:22:19.69 ID:vb1+Mmgm0
かばん「サーバルちゃーん!!どこー!?」

トムソンガゼル「出てこーいサーバルぅー!!」

シマウマ「いたら返事してくださーい!!」

カバ「出てこないと食べちゃいますわよー!?」

シ-ン

かばん「だめかぁ…」

トムソンガゼル「さばんなから外に行っちゃったのかもねぇ」

シマウマ「だとしたら、他のちほーのフレンズにも協力を求めないと…」

かばん「……サーバルちゃん」グスッ

カバ「泣くのはおやめなさい、かばん」

カバ「サーバルは絶対に見つかりますわ…いいえ」

カバ「私たちで絶対に見つけてみせるのですわ!」

トムソンガゼル「そーだそーだ!」

シマウマ「頑張りますよぉ!」

かばん「み、みんな…」

かばん「ありがとう」
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:23:07.01 ID:vb1+Mmgm0
博士「さぁ本日もかばんを観察しにいくのですよ、助手」バサバサ

助手「そうですね博士。丸一日も行方不明とあっては、大慌てに違いないのです」バサバサ

博士「もしかしたら泣き喚いているのかもしれませんね」バサバサ

助手「それは少し気の毒ですね。そろそろネタバラシしますか?」バサバサ

博士「そうですね、頃合いを見て……ん?」ピクッ

助手「…なんですか、あの集まりは?」

へいげんちほー
かばん「と、いうわけなんです」

カバ「あなた達の力もお借りできると嬉しいですわ」

ヘラジカ「良いだろう!」

ライオン「私たちの方でも探してみるよ〜」

ハシビロコウ「今まで大変だったね…でも、もう大丈夫だよ」

オーロックス「オレたちが付いたからには1000人力だぜ!」

カワウソ「わーい!みんなで探そー!」

ツチノコ「オレはどうしてもって言うから来てやっただけだがな」

スナネコ「とか言って、ツチノコも心配してるくせに〜」

ツチノコ「うるせぇ!」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:24:10.17 ID:vb1+Mmgm0
トムソンガゼル「みんな協力してくれてよかったねぇ!」

シマウマ「アルパカさんもカフェのお客さんに聞き込みしてくれるそうですよぉ」

ジャガー「なんたってかばんのためだからね」

かばん「本当に、なんとお礼を言ったらいいのか…」

アラビアオリックス「気にするなよ。困難は群れで分け合え、だろ?」

ビーバー「でも、本当にどこ行っちゃったんすかねぇサーバルさん…」

プレーリー「ここまでの道中で見つからなったとなると、残りの場所は限られてくるでありますな!」

カバ「しらみつぶしに探していくしかありませんわね」



博士「お、思ったより大ごとになってしまったのです…」

助手「は、博士…」

助手「これ、ネタバラシできますか…?」

博士「………」

助手「………」
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:26:31.07 ID:vb1+Mmgm0
カワウソ「あ、そーだ!」

カワウソ「博士と助手にも聞いてみたらどうかな!としょかんもここから近いよー!」

ヘラジカ「それは妙案だな!あの子たちならなにか知っているかもしれない!」

ライオン「それじゃ、さっそくとしょかんに行ってみようか〜」

かばん「待っててね、サーバルちゃん…!」

オオアルマジロ「案外、としょかんで呑気にジャパリまん食べてたりしてね」


博士「か、カワウソ…余計なことを!」

助手「…博士、これはもう詰みです」

博士「っ」

助手「大人しくごめんなさいするのです。今ならきっと許してもらえるのです」

博士「そ、そんな…それでは我々の負けに…」

助手「…アライグマとフェネックは大した奴らだったのですね。こんなことを何度も繰り返しているとは…」

博士「ぐぬぬぬぬぬ…み、認めないのです!我々が敗北するなど…」

ウミャ- ミンミ-

博士「!?」

助手「こ、この鳴き声は!」
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:28:11.49 ID:vb1+Mmgm0
ツチノコ「お、おい!かばん!!」

シマウマ「あれ!見てください!」

かばん「えっ?」


サーバル「おーい!」

サーバル「かばんちゃーん!」ダダダ


かばん「さ、さ、」

かばん「サーバルちゃんっ!!」  

サーバル「えへへ、かばんちゃんおとといぶり〜!」

かばん「ど、どこ行ってたの、サーバルちゃん」

サーバル「博士と助手のところでかくれんぼしてたんだー!」

ジャガー「か、かくれんぼって…」

ライオン「マジで言ってんの?」

サーバル「そしたらかばんちゃんの声が聞こえたんだよ!」

サーバル「最初は聞き間違いかと思ったけど、ちゃんと聞いてみてもやっぱりかばんちゃんだーって確信して、出てきちゃった!」

オーロックス「どんな耳してんだよお前…」

カバ「この子の聴力はフレンズの中でもトップクラスですのよ」

サーバル「土の中のネズミが立てる音だって聴き取っちゃうんだから!」エッヘン

カバ「まぁ、それもおっちょこちょいな性格で台無しですけど」

サーバル「もう!おっちょこちょいじゃないよ!」プンプン

かばん「よ…」

かばん「良かった…」ペタン
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:30:25.70 ID:vb1+Mmgm0
サーバル「かばんちゃん!?大丈夫!?」

かばん「本当に…無事で良かった…」

かばん「サーバルちゃんになにかあったら…僕…僕ぅ…」

かばん「ふえええぇぇん」ポロポロ

サーバル「か、かばんちゃん…」

サーバル「ごめんね…?本当にごめんね!?」

かばん「うわぁあああああん」ポロポロ

サーバル「あわわわ、ど、どうしたら…」

サーバル「う〜……えいっ!」ギュッ

かばん「っ!」

サーバル「もういなくなったりしないから…ずっとずっといっしょだから!」

サーバル「だから泣かないで、かばんちゃん!」ギュ-ッ

かばん「うぅ…」ポロポロ

かばん「ほんとに…?」

サーバル「絶対!」

かばん「………」ポロポロ

かばん「やくそく、だからね…サーバルちゃん…」ギュッ

サーバル「!」

サーバル「もちろん!」ニコッ
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:32:38.68 ID:vb1+Mmgm0
――――――――――
―――――――
―――――
博士「あのあと、集まっていたフレンズたちによって『サーバル見つかってよかったねパーティー』なるものが開かれ、結局我々のイタズラについては追及されませんでした」

助手「されませんでした、が…」

サーバル「かばんちゃん!スナネコのところへ遊びに行こうよー!」ギュッ

かばん「うん、でも今日はアルパカさんのカフェに行く約束があるから、そのあとでいっしょに行こうか?」

サーバル「わかったー!」

かばん「ふふ、サーバルちゃんいい子いい子」ナデナデ

サーバル「えへへ、かばんちゃんもいい子いい子〜」ナデナデ

かばん「サーバルちゃんほどじゃないよ」

サーバル「えー嘘!かばんちゃんの方がいい子だよー!」

かばん「ちがいますー」

サーバル「う〜!そんなこと言ってると〜!」カプッ

かばん「ひゃっ!」

サーバル「た〜べ〜ちゃ〜う〜ぞ〜」カプカプ

かばん「きゃっ、くふふ、み、耳のところ甘噛みしないでぇ!」

サーバル「た〜べ〜ちゃ〜う〜ぞ〜」ペロペロ

かばん「きゃははは!た、たべないでくださーい!」

ボス「サーバル、タベチャダメダヨ」

博士「ば、バカップルっぷりが強化されてしまったのです…!」ギリギリ

助手「もう気にするだけ無駄なのですよ、博士」ヤレヤレ
>>176にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>177に内容
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 09:10:48.35 ID:KbN+Vteh0
ラッキーさん
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 09:22:22.37 ID:RxQeN+c20
かばんが食べられると嘘の報告をする
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/04(月) 03:29:01.33 ID:+ZZYIKT/0
アライさん「またやってしまったのだぁ〜!」

フェネック「どうしたのアライさーん」

アライさん「アライさんたちがお休みしてるあいだに…あいだに…!」

アライさん「かばんさんの危機が訪れていたのだぁ!」

フェネック「あー、そうみたいだねー。サーバルがいなくなってたとかなんとか」

アライさん「たくさんのフレンズが捜索を手伝ったらしいのだ…アライさんだってお役に立ちたかったのだ…」ションボリ

フェネック「しょうがないよーアライさんは風邪で寝込んでたんだからー」

フェネック「またかばんさんに危機が訪れたとき、アライさんが大活躍すればいいんじゃないかなー」

アライさん「…それもそうなのだ」

アライさん「アライさん、次は絶対にかばんさんを助けてみせるのだ!」

フェネック「そーそー、その意気だよー」

フェネック(…かばんさんの危機、ねぇ)

フェネック(………)

フェネック「そうだ」ニヤ

アライさん「?」
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