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【安価】アライさん「みんなにイタズラするのだ!」フェネック「付き合うよ〜」

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340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/31(日) 02:14:27.30 ID:N5ZZkBt00
安価把握したのだ。

>>338
次の安価から解禁なのだ!
ドールでもジャパリ団でもどんとこいなのだ!
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/03(水) 03:26:44.10 ID:r35OF8li0
じゃんぐるちほー

マレーバク「ミナミコアリクイちゃん喜んでたなぁ」

マレーバク「ふふふ、お友だちが元気だと私も嬉しくなっちゃうよ〜」ポカポカ

アライさん「マレーバクは優しいのだ」

フェネック「素晴らしい友情ですなー」

マレーバク「ひゃあっ!?」

マレーバク「び、ビックリした〜、あなた達だぁれ?」

アライさん「アライさんなのだ!」

フェネック「フェネックだよー」

マレーバク「アライさんとフェネック?」

マレーバク「んー、なんか聞いたことあるような…ないような…」

アライさん「気のせいなのだ」

フェネック「通りすがりの善良なフレンズですよー」

マレーバク「ほんとぉ?」ジ-ッ

アライさん「ほんとほんと!」

フェネック「ミナミコアリクイともお友だちなんだー」

マレーバク「え、そーなの!?」

マレーバク「なんだぁ、ミナミコアリクイちゃんのお友だちだったんだぁ。疑ってごめんねぇ?」ニコニコ

アライさん「なんのなんの」

フェネック「気にしないでー」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/03(水) 03:27:30.42 ID:r35OF8li0
マレーバク「お詫びにと言ってはなんだけど」ガサゴソ

マレーバク「みんなでジャパリまん食べよー!」

アライさん「むっ?」

フェネック「このジャパリまん、色がとってもピンクだねー?」

マレーバク「これね、とってもあまーいジャパリまんなの!博士が言うには、おさとう?をいっぱい使ってるんだとか」

アライさん「マレーバクはいつもこれを食べてるのか?」

マレーバク「うん!ふわふわのお味が美味しくってやめられないんだよぉ…むふふ」

アライさん「ふむ…」

フェネック「これは…」

マレーバク「アライさんとフェネックもどう?美味しいよ〜!」

フェネック「ここはハッキリ言ってあげようかアライさん」

アライさん「うむ、それがいいのだ」

マレーバク「どしたの?」

アライさん「マレーバク…」

アライさん「そのジャパリまんは体に悪いのだ!」
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/03(水) 03:28:32.97 ID:r35OF8li0
マレーバク「えぇ〜!?どうして〜?」

アライさん「そんなお砂糖まみれのものを毎日食べてたら、ぶくぶくと肥え太ってしまうのだ!」

フェネック「やばいよーメタボリックだよー」

マレーバク「太るとどうなるのー?」

アライさん「身体にお肉が付きまくって、動けなくなってしまうのだ!」

フェネック「そしたらミナミコアリクイとも遊べなくなっちゃうねー」

マレーバク「わー!それは嫌だなぁ…」

アライさん「それだけで済んだらまだ良いのだ。もっと怖いことがあるのだ」

マレーバク「え?」

フェネック「身動きできないところをセルリアンに見つかって…」

アライさん「ガブリ!!」

マレーバク「ひぃ!?」

マレーバク「やだやだやだ!太りたくない!」

アライさん「それならこれを食べてみるのだ!」

マレーバク「なぁにこれ?」

フェネック「とっても健康に良いジャパリまんだよー」

アライさん「試しに食べてみるのだ!」

マレーバク「うん……」パクッ


マレーバク「?え"ぇ"!?」

マレーバク「ゲホッ、ゲホッ!ま、まずいぃ…!」
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/03(水) 03:29:10.20 ID:r35OF8li0
アライさん「それでいいのだ!」

フェネック「良薬は口に苦しって言うからねー」

マレーバク「こんなの食べらんないよぉ」

アライさん「マレーバク、太りまくって肉の塊になってもいいのか!?」

フェネック「これを食べることでまだ引き返せるんだよー?味がまずいくらい、どうってことないさー」

マレーバク「ひぅ…」

マレーバク「じゃあもうちょっとだけ…」パクッ

マレーバク「うぎぎぎぎ…苦いぃ…!!」

アライさん「頑張れマレーバク!」

フェネック「負けるなー」

マレーバク「も、もうむりー!」

アライさん「そんなんじゃセルリアンに食われちゃうのだ!」

フェネック「ふぁいとーマレーバクー」

マレーバク「ううぅ」グスッ

マレーバク「誰か助けてぇ!!」


ブラックジャガー「はあぁぁ!!」ズバッ

アライさん「うおおぉ!?」
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/03(水) 03:29:49.96 ID:r35OF8li0
ブラックジャガー「ちっ!一撃で決められなかったか…」

アライさん「な、何者なのだ!!」

フェネック「危なかったねーアライさーん」

マレーバク「ぶ、ブラックジャガーさん!?」

ブラックジャガー「怪我はないか?マレーバク!」

マレーバク「え?うん、大丈夫」

ブラックジャガー「良かった…」ホッ

ブラックジャガー「お前ら、ジャングルでは見かけないな……何者だ?」ギロッ

アライさん「アライさんはアライさんなのだ!」

フェネック「フェネックだよー」

ブラックジャガー「アライサンにフェネック…聞いたことないフレンズだな」

フェネック「アライ“さん”ね」

アライさん「それよりお前!いきなり斬りかかるなんてどーいうつもりなのだ!」

ブラックジャガー「オレはマレーバクの悲鳴を聞きつけてとんできたんだ。お前ら、マレーバクに危害を加えていたな?」

アライさん「危害なんてとんでもないのだ」

フェネック「健康に良いジャパリまんを食べさせていただけさー」

ブラックジャガー「信用ならんな」チャキ

アライさん「くっ!」

フェネック「爪がおっかないねー」

マレーバク「あの、それは本当だよぉ」

ブラックジャガー「ん?そうなのか?」
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/03(水) 03:30:27.98 ID:r35OF8li0
マレーバク「うん、意地悪はされてない…と思うよ?」

マレーバク(めちゃくちゃ不味くて正直吐きそうだったけど……)

ブラックジャガー「………」

マレーバク「それにね、その子たちミナミコアリクイちゃんのお友だちなんだって!」

ブラックジャガー「!」

マレーバク「それってつまり、私たちのお友だちでもあると思うんだぁ」

ブラックジャガー「ふむ」

ブラックジャガー「……おいお前ら」

フェネック「んー?」

アライさん「な、なんなのだ!」

ブラックジャガー「斬りかかったりして悪かった」

アライさん「む……」

フェネック「大丈夫だよーアライさんも怪我してないしー」

ブラックジャガー「そうか」

マレーバク「ブラックジャガーさん、助けに来てくれてありがとねぇ」ニコッ

ブラックジャガー「…礼を言われるようなことはしていない」

フェネック「ミナミコアリクイとマレーバクのことが大好きなんだねー?」

ブラックジャガー「当たり前だ」

マレーバク「私たちをいつも守ってくれるんだよぉ〜」

マレーバク「遊んだり、ご飯食べたり、水浴びしたり…いつも一緒なんだぁ」

フェネック「ベッタベタですなぁ」

ブラックジャガー「お友だちだからな」
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/03(水) 03:31:39.80 ID:r35OF8li0
マレーバク「お耳をハムハムしてきたときはちょっとびっくりしたけどねー」クスッ

ブラックジャガー「そ、それは言わなくていい」

フェネック「ふーん?」ニヤ

ブラックジャガー「なんだその目は」

フェネック「もっとお話聞きたいなー?」

マレーバク「いいよぉ、他にはねー…」

アライさん「おいブラックジャガー」

ブラックジャガー「ん?」

アライさん「こちらこそ誤解を招くようなことして悪かったのだ。これは親睦のジャパリまんなのだ」スッ

ブラックジャガー「………」

アライさん「アライさんたちともお友だちになって欲しいのだ」

ブラックジャガー「わかった」

ブラックジャガー「よろしくな、アライさんとフェネック」

アライさん「やったぁ!」ピョン

アライさん「ジャパリまん食べてみて欲しいのだ!」

ブラックジャガー「あぁ、ではありがたく」パクッ

ブラックジャガー「………」モグモグ

ブラックジャガー「ヴォ"エ"ッッ!!」
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/03(水) 03:33:15.71 ID:r35OF8li0
アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
プリンセス
コウテイ
ジェーン
イワビー
フルル
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
>>349にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>350に内容
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 09:52:32.28 ID:6KBPBaP5O
カピバラ
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 12:28:36.84 ID:3QWemOvPo
水風呂にご招待
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/07(日) 19:11:13.72 ID:mTeMY0sC0
ゆきやまちほー

カピバラ「やぁキタキツネとギンギツネ」

キタキツネ「カピバラまた来たんだね」

ギンギツネ「お湯に入るのが好きなのねぇ」

カピバラ「ここに通うのが生きがいだからねぇ」

ギンギツネ「キタキツネも見習って、自分からお風呂に入りなさい?」

キタキツネ「めんどくさい」

ギンギツネ「またあなたはそうやって」

アライさん「アライさん参上!!」ダッ

ギンギツネ「きゃっ!」

フェネック「アライさん走ると危ないよー」

アライさん「ひゃっふーい!温泉なのだー!」ダダッ

キタキツネ「アライグマ、後でまたゲームやろー?」

アライさん「望むところなのだ!次こそ負けないのだ!」

キタキツネ「ふふふ、ボクに勝てるかな?」

ギンギツネ「もう!はしゃぎ過ぎよ!」

カピバラ「賑やかなのはいいことだよぉ」

フェネック「カピバラはどんなときも落ち着いてるねー」

フェネック「…慌てた顔も見てみたいかも」ニヤリ
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/07(日) 19:12:02.59 ID:mTeMY0sC0
カピバラ「さ〜て温泉に入ろうかなぁ」

フェネック「ねぇカピバラー」

アライさん「こっちのお風呂にも来てみないか?」

カピバラ「あれれ?そっちにお風呂なんてあったっけ?」

アライさん「アライさんたちが新たに作ったのだー!」

フェネック「ドラム缶式だけどねー」

カピバラ「お〜!それはすごいねぇ。せっかくだから入ってみようかな〜?」

アライさん「それでは案内するのだ!」

フェネック「こちらですよーっと」


カピバラ「よいしょ、よいしょ」ヌギヌギ

アライさん「きっと良いお湯加減なのだ」

フェネック「楽しみだね〜」ニヤニヤ

カピバラ「はーいろっと」ヨジヨジ

アライさん「ふんっ」トンッ

カピバラ「わっ!?わっ!」ヨロッ

ボッチャーーン

※決して真似しないでください!!
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/07(日) 19:13:20.76 ID:mTeMY0sC0
カピバラ「ひょえええっ!?」ザップ-ン

カピバラ「つめたたたたたた!!なにこれなにこれぇ!?」バシャバシャ

アライさん「冷やした水風呂なのだ!」

フェネック「ひんやりしてて気持ちいいでしょー?」

カピバラ「あわわわわー!!」

カピバラ「だ、だっしゅつ!!」ガシッ

グラッ

アライさん「あ」

フェネック「やば」

ゴロン

バシャーーン!!


アライさん「さ、さぶいのだ…」ガタガタ

フェネック「冷水をいきなり浴びたからねー」ブルブル  

カピバラ「震えがとまらないよよよ」ガタブル

ギンギツネ「なんか大きな音がしたけど…」ヒョコッ

ギンギツネ「ってどうしたのよあんた達!?」

キタキツネ「ギンギツネ、この子たちお風呂に入れなきゃ」

ギンギツネ「あ、うん」
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/07(日) 19:14:08.20 ID:mTeMY0sC0
カピバラ「生き返ったよよよ」

フェネック「あったかいね〜」

アライさん「骨身に染みるのだ〜」

ギンギツネ「水風呂にいきなり入れるなんて…恐ろしいことするわねあなた達」

キタキツネ「蘇生アイテムないと危ないよ」

ギンギツネ「あなたそれゲームの話でしょ」

フェネック「カピバラの慌てた顔が見たかったのさー」

アライさん「驚かせてすまなかったのだ」

カピバラ「いや〜ビックリしたよよよ」

カピバラ「でもこうしてお湯のありがたみがわかったから、結果オーライだねねね」

フェネック「あら優しい」

アライさん「プリンセスならキレて追いかけ回してたのだ」

ギンギツネ「プリンセスじゃなくても怒るわよ」

キタキツネ「カピバラも後でゲームしよ?」

カピバラ「いいよよよ」

フェネック「じゃあ私もやってみようかねー」

キタキツネ「ギンギツネもやってみてよ」

ギンギツネ「しょうがないわねぇ」

アライさん「みんなで対戦なのだー!」
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/07(日) 19:14:57.53 ID:mTeMY0sC0
サーバル「ねぇかばんちゃん!」

かばん「どうしたの?サーバルちゃん」

サーバル「えへへ、呼んだだけ!」

かばん「なーんだ」

サーバル「ねぇねぇかばんちゃん」

かばん「どうしたの?」

サーバル「また呼んだだけ!」

かばん「もー」

サーバル「……かばんちゃん?」ボソッ

かばん「え?…どうかしたの?サーバルちゃん?」ボソッ

サーバル「ふっふーん!呼んだだけでしたー!」

かばん「こらー!サーバルちゃん!」ワシワシ

サーバル「うみゃー!?お腹なでなでやめてー!」

かばん「オシオキだぞー!」

サーバル「きゃー!」


サーバル「ふへへぇ〜」ゴロゴロ

かばん「それそれ〜」ナデナデ

「そこまでよ!」

かばん「!?」

サーバル「だれー?」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/07(日) 19:17:30.58 ID:mTeMY0sC0
ハクトウワシ「これ以上の悪行はこのハクトウワシが許さないわ!」

かばん「あ、悪行?」

ハクトウワシ「とぼけても無駄よ!」

ハクトウワシ「各地で目撃されてるイチャイチャバカップル…あなた達のことね!?」

かばん「か、カップルだなんてそんな…//」

サーバル「かばんちゃん、カップルってなーに?」

かばん「え?えーと」

ハクトウワシ「またそうやって!」

ハクトウワシ「たくさんのフレンズ(博士と助手のみ)から苦情が来てるの!パークの風紀を守るためにも、私が正義の力で阻止してみせるわ!」

ハクトウワシ「レッツ、ジャスティス!」ビシッ

サーバル「わー!かっこいー!」

サーバル「じゃなかった!かばんちゃんが困ってる…」

サーバル「うみゃー!ここは私が助けないとー!」

ハクトウワシ が あらわれた!

サーバル は どうする ?>>357
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 19:19:17.79 ID:PGsRVK4yo
かばんちゃん!私から離れないで!(ギューッと抱き寄せる)
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/08(月) 00:39:15.72 ID:0uoKmnPA0
かばん「うーん、どうしたら…」

サーバル(かばんちゃんを守らなきゃ!)

サーバル「かばんちゃん!私から離れないで!」ギュ-ッ

かばん「ふゎっ!?」

サーバル「私が守るからね!」ギュッ

かばん「さ、サーバルちゃん!」ドキドキ

かばん(嬉しいけど!これは逆効果な気もする!)

サーバル「?」

ハクトウワシ「ワーオ…大胆な子たちね…」

ハクトウワシ「って感心してる場合じゃないわ!」

ハクトウワシ「そうやってイチャつけるのも今のうちよ!」バサッ

サーバル「!」

かばん「飛んだ?」

ハクトウワシ「必殺技を試すときが来たようね」

ハクトウワシ「食らいなさい!『ジャスティスウィング』!!」バサッバサッ

サーバル「うみゃー!?」

かばん「と、突風が!吹き飛ばされるぅ!!」

ハクトウワシ「あははは!このまま離れ離れになりなさーい!」
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/08(月) 00:41:24.33 ID:0uoKmnPA0
ビュオオオオオオオオオオオオ

サーバル「うぅうううう」ギュ-ッ

かばん「さ、サーバルちゃん!危ないよ!僕から離れて!」

サーバル「やだー!」

かばん「!」

サーバル「もう絶対かばんちゃんから離れないって決めたもん!」

サーバル「ずっとずっと隣にいるって約束したもん!」

かばん「サーバルちゃん…」

サーバル「かばんちゃんは私が守るもん!!」

ビュオオオオオオオオ……………ピタッ

かばん「……ん?風が止んだ?」

サーバル「どうしたんだろう」チラッ


ハクトウワシ「うわあぁあああん!!」ポロポロ

サーバル「な、泣いてる!!」

かばん「あの、大丈夫ですか!?」

ハクトウワシ「びえぇえええええん!!」

サーバル「お腹が空いたのかな?」

かばん「とにかくハンカチを!これで涙拭いてください!」
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/08(月) 00:42:21.19 ID:0uoKmnPA0
――――――――――
―――――――
―――――

ハクトウワシ「うぅ…ぐすっ…ありがとね」

ハクトウワシ「あなた達のラブに感動して泣いちゃった…」

かばん「あはは…なんだか照れちゃいますねそれ」

サーバル「えっと、ハクトウワシは“正義のヒーロー”なんだっけ?」

ハクトウワシ「うん。普段はセルリアンを討伐したり、困ったフレンズを助けたりしてるわ」

サーバル「えぇー!普段からセルリアンと戦ってるの!?」

かばん「まるでハンターの皆さんみたいですね…すごいなぁ…」

ハクトウワシ「でも私、ちょっとそそっかしいところあるから、今回みたいなミスも少なくないの…ごめんなさいね」

サーバル「へーきへーき!」

かばん「間違うことは誰にでもありますよ!幸い、僕もサーバルちゃんも怪我はありませんし」

ハクトウワシ「あなた達優しいのね」

サーバル「それにしてもさっきのアレ、カッコよかったね!」

ハクトウワシ「アレ?」

サーバル「れっつ、じゃすてぃーす!」ビシッ

かばん「あのポーズはハクトウワシさんが考えたんですか?」

ハクトウワシ「えぇ、そうよ。自慢のジャスティスポーズなんだから!」

ハクトウワシ「でもサーバルのはちょっと違うわね。本物はこう!」ビシッ

サーバル「れっつ、じゃすてぃす!」ビシッ

ハクトウワシ「イェース!そんな感じよ!」

サーバル「やったー!」

ハクトウワシ&サーバル「レッツ、ジャスティス!!」ビシッ

かばん(微笑ましいなぁ)ニコニコ
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/08(月) 00:45:52.91 ID:0uoKmnPA0
アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
プリンセス
コウテイ
ジェーン
イワビー
フルル
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
カピバラ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
>>362にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>363に内容
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 00:53:57.41 ID:iTltzDjXo
幕間イイね!
安価はマーゲイ
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:33:39.34 ID:a8TJjvjZo
パイセンいるからジャーマネ解雇みたいな
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 01:59:01.95 ID:Ml/GScZ10
アライさん「ジャイアント!久しぶりなのだ!」

ジャイアント「よーっすお前ら!元気でやってるかー?」

フェネック「ぼちぼちって感じだねー」

アライさん「でもさっきは風邪をひきかけたのだ」

ジャイアント「どうせまたイタズラでやらかしたんだろ?懲りないねぇ」

アライさん「その程度で懲りるアライさんではないのだ!」

フェネック「私たちの好奇心はとどまることを知らないのさー」

ジャイアント「しっしっし!それでこそお前らだ!」

アライさん「ところでジャイアント、相談ってなんなのだ?」

ジャイアント「あーそうだった」

ジャイアント「ずばり!PPPのマネージャーについてさ」

アライさん「マネージャー?」

フェネック「マーゲイのことー?」

ジャイアント「そうだ」

ジャイアント「アタシは正直不安に思ってるんだよ。あの子にPPPを任せていいのかどうかね」

ジャイアント「能力は申し分ないらしいが、行き過ぎたPPP愛も見受けられる。このままでは後輩たちに悪影響が出ないか心配だ」

アライさん「あいつはぶっちゃけストーカーなのだ」

フェネック「変態さんだよねー」

ジャイアント「やはりか…」

フェネック「ジャイアントはマーゲイをどうしたいのかなー?」

ジャイアント「目的はシンプルだ」

ジャイアント「あの子がマネージャーにふさわしいのかどうか、試してみたい!」
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:00:19.55 ID:Ml/GScZ10
PPPらいぶすてーじ

プリンセス「はいっ!レッスンここまで!」

イワビー「ふへぇ〜つかれたぁ!」

ジェーン「ハードさが増してますね」

コウテイ「いよいよライブ間近だからな」

マーゲイ「うっはぁ〜!!みなさんのダンスキレッキレでしたよぉ!!」

フルル「マーゲイ大興奮だねー」

マーゲイ「だってだってぇ!こんなに近くでPPPのみなさんを堪能できるんですよ?そりゃ興奮しますってぇ!!」

プリンセス「お、落ち着きなさいよ」

ジェーン「でもそんなに喜んでもらえると嬉しいですね」

イワビー「なんだかんだマネージャーとしても優秀だよな」

コウテイ「あぁ、マーゲイはよく働いてくれてる」

マーゲイ「うはははぁ〜〜///あ、ありがたいお言葉ですぅううう!!!」

プリンセス「この異常なテンションはどうにかして欲しいわね…」

ジェーン「そこはご愛敬ってやつです」

フルル「こういうのオタクっていうんだよねー?」


ジャイアント「おうお前ら!やってるかい?」ド-ン

コウテイ「ジ、ジャイアント先輩!」
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:01:13.02 ID:Ml/GScZ10
ジェーン「相変わらず神出鬼没ですね」

プリンセス「なんの用かしら?」

コウテイ「さぁ」

イワビー「フルル、お前ちょっと聞いてこいよ」

フルル「わかったー」

プリンセス「あ、ちょっと!」


フルル「ねぇねぇ先輩、今日はどうしたのー?」ツンツン

ジャイアント「フルル〜!お前はいつも可愛いなぁ。ほれジャパリまん」

フルル「わー!ありがとー!」

ジャイアント「うまいかい?」

フルル「おいひぃ〜〜」モグモグ

ジャイアント「よかったよかった」ニッ

マーゲイ「うほほーっ!ジャパリまんをおいしそうに頬張るフルルさん…最高……最高ですぅ!」ハァハァ

ジャイアント「おぉ、ちょうどよかった。キミがマーゲイかい?」

マーゲイ「は、はい!」ビシッ

マーゲイ「PPPのマネージャーをさせていただいてます、マーゲイですっ!」

マーゲイ「以後お見知り置きをぉ!」ペコッ

プリンセス「緊張してガッチガチね」

コウテイ「まぁ気持ちはわかるよ」

イワビー「パイセンって妙な威圧感あるもんな」

ジャイアント「あー、そのことなんだが」


ジャイアント「キミ、もう来なくていいぞ」
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:02:42.13 ID:Ml/GScZ10
マーゲイ「………え」


プリンセス「?」

コウテイ「今なんて?」

イワビー「も、もう来なくていいって…」

ジェーン「えぇ!?」


マーゲイ「あの、それはどういう…?」

ジャイアント「そのままの意味だ」

ジャイアント「キミはPPPのマネージャー解任。これからはアタシがやっていくから」

マーゲイ「……り」

マーゲイ「理由を……聞かせてくれませんか?」フルフル

ジャイアント「理由ねぇ…キミ自身よくわかってると思うがな」

マーゲイ「!」

ジャイアント「度重なる公私混同…メンバーへの不適切行為…時にはストーカーじみたことまでやっていたそうじゃないか?」

マーゲイ「うぅ……」

ジャイアント「今まではプリンセスが選んだ子だからと甘くみていたが、もう見過ごせない。これからは私がPPPを引っ張っていく」

ジャイアント「なーに心配するな。こんなナリでも長年PPPたちを見守ってきたんだ、キミ以上の働きをする自信はあるさ」

マーゲイ「………」

ジャイアント「なにか言っておきたいことはあるかい?」

マーゲイ「………….いです」

ジャイアント「ん?」

マーゲイ「……私、辞めたくないです」ポロポロ
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:03:33.26 ID:Ml/GScZ10
ジャイアント「だめだね」

マーゲイ「そんなっ……!」

ジャイアント「ヘイスタッフぅ!」パチン

アライさん「はいっ」シュバッ

フェネック「なんなりとー」トコトコ

ジャイアント「この子をつまみ出してくれ」

アライさん「いいのか?」

ジャイアント「あぁ、もう部外者だ。お帰りいただこう」

フェネック「あいよー」グイッ

マーゲイ「きゃっ!」

アライさん「観念するのだー!」ガシッ

マーゲイ「やめてぇ!」


コウテイ「ま、まさかこんなことになるとは…!」

イワビー「早く止めねぇと!」ダッ

ジャイアント「やめな」

プリンセス「先輩!?どうして!」

ジャイアント「言ったろ?解雇される理由は彼女自身にある。このままにしておくのはお前らのためにならないのさ」

ジェーン「でも…こんなの…こんなの…!酷すぎますよっ!」

ジャイアント「………」


フルル「やめろぉ!!」
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:04:23.74 ID:Ml/GScZ10
フルル「マーゲイから手を離せぇ!!」ベシッ

アライさん「ぐおっ!?」ドサッ

フルル「このぉ!!」パシッ

フェネック「わー」ドテッ

ジャイアント「おいおい」

フルル「……どうして」キッ

ジャイアント「!」

フルル「どうしてマーゲイをいじめるの!?」

フルル「こんなの全然楽しくない……!」

フルル「マーゲイが辞めちゃうなら…私だってPPP辞めるよ!!」

マーゲイ「ふ、フルルさん」

アライさん「いてて」ヒリヒリ

フェネック「ナイスビンタ」ヒリヒリ

プリンセス「あわわわわ」

イワビー「こ、この状況どうしたら」

ジャイアント「…こりゃーやり過ぎちまったかね」

コウテイ「えっ」

ジャイアント「今の、ぜーんぶ嘘なんだ」

ジャイアント「ドッキリってやつ」

プリンセス「……え」

マーゲイ「え?」


えぇええええええ!?
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:05:03.49 ID:Ml/GScZ10
ジャイアント「つーわけで…アタシはこの子が可愛い後輩を託すにふさわしいか、試してみたかったのさ」

プリンセス「それであんなことを…」

イワビー「もー!ビックリしたじゃんかよー!」

ジェーン「どうなるかと思いましたよ」

ジャイアント「しっしっし!すまんすまん!我ながら悪趣味なドッキリだったよ!」

コウテイ「」

プリンセス「あ、安心感で固まってる!?」

アライさん「まったく!軟弱なヤツなのだ!」

フェネック「ビンタで倒された私たちもねー」

マーゲイ「うぅ、ひっく…ぐすっ……良がっだ……ぼんどに良がっだ……」メソメソ

ジャイアント「ごめんごめん、怖かったよな?」ナデナデ

ジャイアント「キミのPPP愛はよく知ってるからさ、辞めさせたりなんてしないよ」

ジャイアント「もしキミがメンバーのみんなと良好な関係を築けていないのならば、もしやと思ったが…杞憂みたいだな」

マーゲイ「はいぃ…ふつづが者でずが……よろじぐおねがいしまずぅ……」ベソベソ

イワビー「泣き過ぎてスゲー顔になってんぞ!」

プリンセス「顔中の穴から水分出てるわね」
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:05:57.38 ID:Ml/GScZ10
フルル「………」プク-ッ

ジャイアント「フルルも機嫌直してくれよー頼むよー」

フルル「………」プク-ッ

ジャイアント「ジャパリまん食うか?特製のやつ」

フルル「!」パァ

フルル「…ハッ!」

フルル「………いらない」プク-ッ

ジャイアント「そんなー!」

プリンセス「若干釣られかけたわね」

マーゲイ「あの、フルルさん」グスッ

フルル「あ、マーゲイ」

マーゲイ「私もう大丈夫です、辞めたりしません。これからもPPPのみなさんのために頑張ります。だから…」

マーゲイ「いつもの可愛いフルルさんに戻って欲しいなー、なんて…えへへ」

フルル「………」

フルル「先輩、ジャパリまん」

ジャイアント「お?おう」

フルル「……」パカッ

フルル「これ半分こして食べよ、マーゲイ」

マーゲイ「!」

マーゲイ「はいっ!」
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:07:36.90 ID:Ml/GScZ10
フルル「お〜いし〜〜!」モグモグ

マーゲイ「うへははぁ……フルルさんと半分こ……半分こぉ……!たまりませんなぁ…!」

フルル「マーゲイも早く食べてっ!」

マーゲイ「あっハイ」

マーゲイ「………」パクッ

マーゲイ「っ!これ、すっごく美味しいです!」

フルル「でしょー?マーゲイにも食べて欲しかったんだぁ」ニコッ

マーゲイ「はぅあっ!」ズキュン

マーゲイ「もうだめ…尊い…尊すぎるぅ……!」バタン

ジャイアント「お、おい!倒れたぞ!?」

プリンセス「いつものことよ」

ジェーン「いつものことです」

イワビー「鼻血まみれじゃないだけマシだぜ」

ジャイアント「そ、そうなのか」

ジャイアント「……ほんとに任せて大丈夫なのか?あの子」

フェネック「大丈夫だよー」

アライさん「きっとなんとかなるのだ!」
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:09:30.49 ID:Ml/GScZ10
アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
PPP
マーゲイ
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
カピバラ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ

>>374にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>375に内容
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 02:11:16.88 ID:SC/W+gaM0
もはやPPPがひとまとめ扱いで草

サーバルってまだだっけ?
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/11(木) 02:39:50.61 ID:Ml/GScZ10
アラフェネ→サーバルちゃんはまだです!
というわけでフレンズ安価はサーバルちゃん。
内容安価は直下で。
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 08:16:00.26 ID:CjnM9DIMO
かばんちゃんと一緒に住むための家を内緒でアライさん達と作る
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 08:17:09.76 ID:CjnM9DIMO
間違えたサーバルと住むためのでした
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 07:58:40.64 ID:WmTCOlfo0
サーバル「かばんちゃん、こんな朝からお出かけ?私も付いてっていいかな!」

かばん「ごめんねサーバルちゃん、今回は僕だけじゃないとダメなんだぁ」

サーバル「えー!そーなの!?」

かばん「うん」

サーバル「どこ行くんだろー…気になる気になるー!」

かばん「ごめん、それも言えない…」

サーバル「うみゃみゃ…」ショボン

かばん(うぅ…罪悪感が…)

サーバル「…わかった!私、ちゃんとお留守番してるね!」

かばん「!」

かばん「ありがとう、サーバルちゃん…」ナデナデ

サーバル「えへへ」


かばん「じゃあ行ってくるね。夕方ごろに帰ると思うから」

サーバル「うん!気をつけてねー!」ノシ

かばん「はーい!」ノシ


サーバル「とは言ったけど…」

サーバル「暇だよぉ〜!とてつもなく暇だよぉ〜〜〜!」ゴロンゴロン

サーバル「私、かばんちゃんと出会う前はどうしてたんだろう…もう思い出せないや…」

サーバル「…考えてもしょうがないや!夕方まで誰かと遊ぼう!」
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 07:59:46.90 ID:WmTCOlfo0
ジャパリカフェ

アルパカ「いらっしゃぁい!」

サーバル「遊びに来たよー!」

アルパカ「あらぁ〜よく来たねぇ!」

トキ「サーバル、久しぶりね」

ショウジョウトキ「かばんはいないの?」

サーバル「それがねー」


サーバル「というわけなんだー!だから遊びに来ちゃった!」

アルパカ「はい、紅茶ぁ」コトッ

サーバル「ありがと!」

トキ「そうだったの」

ショウジョウトキ「かばんがサーバルを置いていくなんて珍しいんですけど」

サーバル「まぁね〜、でもそんな時もあるよ」

博士「怪しいのです」

助手「えぇ、とても怪しいのです」

サーバル「わっ!」ビクッ

サーバル「博士と助手、いたの!?」

博士「やかましいサーバルが入店してきたので、関わらないように黙っていたのです」

助手「紅茶とパンケーキを黙々と味わっていたのです」

サーバル「とか言って!話聞いてるんじゃん!」

博士「そんな細かいことはどうでもいいのです」

助手「今話すべきはかばんの怪しさなのです」
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:00:47.49 ID:WmTCOlfo0
サーバル「かばんちゃんの怪しさ?」

ショウジョウトキ「どこが怪しいって言うのよ」

トキ「気になるわね」

博士「はぁ〜〜(クソデカため息)」

助手「やれやれなのです。これだから世間知らずどもはダメなのです」

サーバル「むっ!なんかヤな感じ!」

ショウジョウトキ「もったいぶられるとウザいんですけど!」

トキ「あなた達、落ち着いて」

博士「仕方ないので教えてやりますか助手」

助手「そうしましょう博士」

サーバル「イヤイヤなら別にいいもんねー!」

ショウジョウトキ「どうせ大したことないわよ」


博士「きっとかばんは……」

助手「浮気をしているのです」

トキ「えっ」

ショウジョウトキ「えっ?」

サーバル「ええぇーっ!?」

アルパカ「ぬ、ぬぁんだってぇ〜〜!?」
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:01:32.41 ID:WmTCOlfo0
サーバル「浮気ってどういうことー!?」

博士「他のフレンズとイチャつきまくるためにわざわざ朝っぱらから出かけているのです」

助手「お前を連れて行けないのも、行き先を言えないのも、ずいぶん長時間帰ってこないのも全て浮気で説明がつきます」

サーバル「そんなことないよっ!かばんちゃんはそんな子じゃないもん!」

博士「果たしてどうでしょうかね助手」

助手「たしかにかばんは誠実なフレンズですね博士。仕事ぶりには好感が持てます」

サーバル「でしょでしょ?かばんちゃんはすっごいんだよ!」ドヤッ

トキ「ふふ、私の初代ファンでもあるわね」

ショウジョウトキ「そーなの?」

助手「しかし」

サーバル「!」

助手「それと浮気しないかどうかは別物なのです」

アルパカ「あー、ちょっとわかるかもぉ」

トキ「なにか知ってるの?」

アルパカ「世間体良いマジメな旦那が実は不倫してました〜、みたいなの知ってるよぉ」

アルパカ「またその不倫相手がすんごくってぇ、奥さんの親友だったらしいんだよぉ!」

ショウジョウトキ「な、生々しいんですけど…」

トキ「その話楽しそう。もっと聞かせて」

ショウジョウトキ「!?」
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:02:46.90 ID:WmTCOlfo0
サーバル「うぅ…そ、それでも…」

サーバル「それでもかばんちゃんを信じるよ!」ド-ン

ショウジョウトキ「よく言ったわサーバル!」

博士「ほーん」

助手「勝手にするのです」

サーバル「反応薄っ!?」

博士「我々は可能性として話しただけなので」

助手「別にお前がかばんを信じるならそれでいいのです」

サーバル「もー!なにそれー!」プンプン

博士(本音を言うと、こいつをちょいちょいとからかってみたかっただけなのです)

助手(うまく釣れましたね博士)

アルパカ「それでね、相手の弁護士がね?」

トキ「うんうん」

ガチャッ

アルパカ「あ、いらっしゃぁい!」

ヒグマ「よぉ」

キンシコウ「近くを通ったので、紅茶をいただきに来ました」

リカオン「小休止ってやつですね」

サーバル「ハンターのみんな!久しぶりだね!」
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:04:20.96 ID:WmTCOlfo0
サーバル「話し相手が増えて嬉しいなー!かばんちゃんがお出かけしてるから退屈なんだよねー」

リカオン「かばん?」

ヒグマ「かばんならここへくる途中で見かけたな」

サーバル「え、そーなの!?」

キンシコウ「えぇ、フェネックさんと仲良さげに話してましたよ」

サーバル「え?」

リカオン「『サーバルちゃんは置いてきた』とか、『絶対バレないように』とか聞こえてきましたね」

サーバル「……え?」

ヒグマ「それにしてもアイツら、やけに楽しそうだったな。まるで交尾前のツガイみたいだった」

サーバル「」

リカオン「先輩それ下ネタですって」

ヒグマ「いや下ネタじゃないだろ交尾は」

キンシコウ「際どいところですね」

ショウジョウトキ「ま、まさか」

博士「本当に…」

助手「浮気を…!?」

サーバル「」

キンシコウ「皆さんどうかしたんですか?」

リカオン「先輩の下ネタがスベったんですよ」

ヒグマ「しばくぞ」
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:05:40.33 ID:WmTCOlfo0
サーバル「………」トボトボ

サーバル「違うよね?かばんちゃん…」

サーバル「私のこと捨てたりなんてしないよね?」

ドンッ

サーバル「あぅっ」ドテッ

サーバル「いてて、ぶつかっちゃった…」

サーバル「…この木は」


サーバル『みゃみゃみゃみゃみゃみゃ〜!!』

サーバル『ね?簡単でしょ?』

かばん『無理ですよぉ』


サーバル『これだったらどうかな?』


かばん『あうぅ……』ヨジヨジ

サーバル『よいしょっと!』グイッ

かばん『っ!』

サーバル『いいでしょ!?木登り!』

かばん『……!』

かばん『わぁ〜!』

かばん(景色が綺麗…!)
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:06:24.91 ID:WmTCOlfo0
サーバル「………」ポロポロ

サーバル「あれ?あれ……?おかしいな…早起きしたからかな…あはは…」ポロポロ


かばん「サーバルちゃん!」


サーバル「!」ビクッ

サーバル「か、かばんちゃん」

かばん「大丈夫!?どこか痛むの!?」バッ

サーバル「わっ」

かばん「怪我…はないみたいだね。何かツラいことがあったの?」

サーバル「えっと」

かばん「ごめんね、僕が置いて行ったから…」

サーバル「だ、大丈夫だから!」

サーバル「ちょっと早起きして疲れただけ!ね?ほんとだよ!」

かばん「サーバルちゃん……」

かばん「ほんとに?無理してない?」

サーバル「へーきへーき!」

かばん「…わかった」

かばん「じゃあ、ちょっと着いてきて欲しいところがあるんだ」

サーバル「…みゃ?今から?」

かばん「うん。構わないかな?」

サーバル「大丈夫だけど…」

かばん「ありがとう。さぁ行こうか」
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:07:37.72 ID:WmTCOlfo0
かばん「ラッキーさん、運転お願いしますね」

ボス「マカセテ」


ブロロロロ

かばん「………」

サーバル「………」

サーバル(気まずいなぁ)

サーバル(泣いてるとこ見られちゃったもんね…)

サーバル(いつもはいくらでもお話しできるのに…今は目も合わせにくいや)

サーバル(これから私たちどうなっちゃうんだろう?もう前の私たちには戻れないのかな?)

サーバル「それは…やだなぁ…」

ボス「ツイタヨ」

サーバル「っ!」

かばん「ありがとうございます」

かばん「降りよっか、サーバルちゃん」

サーバル「…うん」

サーバル「……え」

サーバル「なに、これ……!?」

かばん「これはね」


かばん「僕たちの家だよ、サーバルちゃん!」
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:08:43.88 ID:WmTCOlfo0
サーバル「わ、」

サーバル「私たちの…」

サーバル「家ぇ〜〜〜!!?」

かばん「ひゃぁっ!」ビクッ

かばん「び、びっくりしたよぉ…」

サーバル「あ、ごめんかばんちゃん!」

かばん「ふふ、でも元気が戻ったみたいでよかった…」

かばん「泣いてるのを見たときは本当に心配したんだよ?」

サーバル「だ、だってぇ!」

サーバル「私、かばんちゃんが浮気してるんだとばっかり…」

かばん「え?」

かばん「浮気って、誰が?」

サーバル「かばんちゃんが」

かばん「僕が…浮気…?」

かばん「サーバルちゃんをほっといて…?」

サーバル「う、うん…」

かばん「そ…」

かばん「そんなこと!!しないよっ!!」

サーバル「うみゃっ!?」ビクッ

かばん「あっ!ご、ごめんサーバルちゃん!」

サーバル「えへへ、おあいこだね…」
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:10:46.94 ID:WmTCOlfo0
サーバル「っていうか!それより!」

かばん「それよりって…」

サーバル「今日のお出かけって、家を建ててたの!?」

かばん「そうだよ」

かばん「サーバルちゃんには内緒で、アライグマさんやフェネックさんに手伝ってもらったんだぁ」

サーバル「アライグマとフェネックに…」

かばん「家の設計図はビーバーさんが書いてくれて、プレーリーさんも資材を集めてくれて。とにかくお世話になりっぱなしだったなぁ。僕だけじゃどうにもできなかった」

かばん「でも…これで君と一緒に住める。これからもずっと隣にいられる」

かばん「これからもよろしくね、サーバルちゃん」

サーバル「か、かばんちゃん…」グスッ

サーバル「こちらこそだよーっ!」ギュ-ッ

かばん「わぁっ!」

サーバル「疑ってごめんねぇ〜〜!!」ポロポロ

かばん「よしよし、もう大丈夫だよサーバルちゃん」ナデナデ

サーバル「わぁああああん!!」ポロポロ

かばん「また泣かせちゃったね」

サーバル「これはさっきのとは違うもん!」

かばん「あはは、そうだねぇ」

かばん「……ん?」

かばん「なんだか視線が…」


フェネック「………」ニヤニヤ
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:12:08.98 ID:WmTCOlfo0
かばん「ふぇ、フェネックさん!いつからそこに!?」

フェネック「えー?そうさねー」

フェネック「僕たちの家だよ、サーバルちゃん」キリッ

フェネック「って言ってたあたりかなー?」

かばん「最初からじゃないですか!?」

フェネック「そんなに驚かないでよー、ハイこれ、新築祝いのジャパリまん」ドサッ

かばん「こ、こんなにたくさん…!?ありがとうございます…!」

フェネック「私とアライさんだけじゃなくて、みんなからも集めてきたのさー」

フェネック「それでやっとこさ帰ってきたらこれだもんなー?かばんさんには敵わないなー?」

かばん「うぅ…ご、ごめんなさい…//」

アライさん「フェネック!かばんさんをいじめちゃダメなのだ!」ドスン

かばん「わっ!?」

フェネック「おかえりアライさん、そっちもずいぶん集めたねー」

アライさん「ふぅははは!当然なのだ!かばんさんのためならジャパリまん集めなんてラクショーなのだ!」

フェネック「家造りもすごい勢いで手伝ってたのに、まだそんだけ動けるんだねー。やっぱりアライさんはすごいやー」

かばん「本当にありがとうございます、アライグマさん!」

アライさん「むふふ…そんなに言われると照れちゃうのだぁ…」

フェネック(あーかわいーなーもう)

かばん「ほら見てよサーバルちゃん、みんなが手伝ってくれたおかげでこんなに…サーバルちゃん?」

サーバル「zzz」

かばん「寝ちゃった」

フェネック「泣き疲れたんだろうねー」

アライさん「まるで赤ちゃんなのだ」
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:13:57.62 ID:WmTCOlfo0
――――――――――
―――――――
―――――

フェネック「あー、今回は流石に疲れたー」

アライさん「アライさんはそうでもないのだ!」

フェネック「ほんとに体力お化けだねーアライさん」

フェネック「私は肉体労働が得意じゃないのさー」グデ-ン

アライさん「フェネック、そんなに疲れてるのか?」

フェネック「んー、もうちょっと休まなきゃ動けないかもー」

アライさん「ならば!アライさんがマッサージしてあげるのだ!」

フェネック「えー?」


フェネック「ふぁあっ……!」ビクッ

アライさん「そりゃっ!」グイッ

フェネック「んぅっ!?」ビクン

アライさん「よいしょっ!」トスッ

フェネック「そ、そこはぁ……!」ピクピク

アライさん「ここが弱いのだ?」コリコリッ 

フェネック「あひぃい!!」ビビクン 
 

フェネック「HP全回復なのさー」ツヤツヤ

アライさん「これぞアライさん式マッサージなのだ!」

フェネック「すごいよアライさーん」ツヤツヤ
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:16:55.30 ID:WmTCOlfo0
サーバル「うみゃみゃー…みんみー…」スヤスヤ

かばん「はぁ…サーバルちゃんを泣かせちゃうなんて…僕ってダメな子だなぁ」

かばん「お家を建てたはいいけど、大丈夫なのかな。これからちゃんとやっていけるのかな…」

ボス「ダイジョウブダヨ、カバン」

かばん「ラッキーさん」

ボス「ツラクナッタラ、タノシカッタアノタビヲ、オモイダシテ」

ボス「キミタチナラ、ナニガアッテモ、ノリコエラレル」

かばん「…違いますよ」

ボス「?」

かばん「“キミタチ”じゃなくて“ボクタチ”です、ラッキーさん」

ボス「……」

ボス「アリガトウ、カバン」

かばん「えへへ」

サーバル「そーだよボス!」ガバッ

かばん「わっ!サーバルちゃん起きてたの!?」

サーバル「かばんちゃんとボスの会話で目が覚めちゃった!」

サーバル「ねぇかばんちゃん、お腹すいちゃったよ!みんながくれたジャパリまん食べよう?」

かばん「うん。そういえばお夕飯食べてなかったね」

サーバル「かばんちゃんとごっはん〜♪かばんちゃんとごっはん〜♪」トコトコ

かばん「あ、待ってよサーバルちゃーん!」

ボス「カバン、サーバル、タベスギチャダメダヨ」
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/14(日) 08:18:49.02 ID:WmTCOlfo0
アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サーバル
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
PPP
マーゲイ
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
カピバラ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
>>393にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>394に内容
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 08:45:16.18 ID:YzlNxgtAo
ミーア先生
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/14(日) 18:56:42.56 ID:D/M4xn56O
アルコール入りジャパリまんを食べさせる
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/18(木) 23:14:41.34 ID:4GjC2AXG0
アライさん「フェネックぅ、ミーアせんせーって誰なのだ?」

フェネック「ミーアキャット先生のことだねー。とっても教育熱心なフレンズだよー」

フェネック「生まれたばかりの子にパークでの生き方を教えてくれたりするんだー」

アライさん「だから先生なのか!」

フェネック「そーゆーことだねー。ミーア先生がどうかしたのかなー?」

アライさん「ちょうど今、さばんなちほーにいるみたいなのだ!アライさんぜひ会ってみたいのだ!」

フェネック「じゃあ行ってみようかー」

アライさん「いえーい!」

さばんなちほー

ミーアキャット「というわけで、基本的にセルリアンからは逃げることですの」

ミーアキャット「小型ならまだしも中型や大型と戦ったところで勝ち目はありませんわ」

ドール「でもヒグマさんはやっつけてましたよ?パッカーンって!」

ミーアキャット「あの子は熟練のハンターですの。ドールとはレベルが違いますわ」

ドール「じゅくれんのはんたー…!かっこいいですねぇ!」

ドール「私もあんなに強くなりたいなぁ」

ミーアキャット「ひよっ子のドールでは夢のまた夢ですの」

ドール「むー!ひどいです先生!」

オ-イ ミ-アセンセ-

ミーアキャット「あら?」
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/18(木) 23:15:49.94 ID:4GjC2AXG0
フェネック「いたいたー」

アライさん「ミーアキャットせんせー!」

ミーアキャット「あなた達は?」

フェネック「フェネックだよー」

アライさん「アライさんなのだ!」

ミーアキャット「フェネックさんとアライさん…」

ドール「サーバルさんのお友達ですよね?私、聞いたことあります!」

アライさん「おぉ!アライさん伝説はこんなところにも届いていたのか!」

フェネック「良かったねぇアライさーん」

ドール「はい!とてもおっちょこちょいで、間違った方向に全力疾走する天才だとか!」

アライさん「なぬぅ!?」

フェネック「ダメだったねぇアライさーん」

ミーアキャット「つまり、ドールにそっくりなフレンズというわけですわね」

ドール「え?そうなんですか?」

ミーアキャット「…そういうとこですわよ」

ミーアキャット「で、そのおっちょこちょいなアライさんとフェネックさんがなんのご用かしら?」

アライさん「おっちょこちょいは余計なのだ!」

フェネック「先生と親睦を深めようと思ってねー」
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/18(木) 23:16:37.53 ID:4GjC2AXG0
フェネック「はいコレ」

ミーアキャット「これは…ジャパリまん?」

ドール「美味しそうですね先生!」

フェネック「ただのジャパリまんじゃないのさー」

アライさん「とくべつなやつなんだぞ!」

ミーアキャット「どう特別なんですの?」

フェネック「博士たちがいうにはーお酒っていう飲み物が入ってるらしいよー」

フェネック「食べたらふわふわして気分が良くなるだってー」

ドール「へぇ〜!なんだか不思議ですねぇ。私も食べてみたいです!」

アライさん「ドールはお子ちゃまだからダメなのだ」

ドール「えぇー!」

フェネック「これはねー、自分を律することができるステキな大人しか食べちゃいけないのさー」

フェネック「そう、ミーア先生みたいな…」チラッ

ミーアキャット「ステキな…オトナ…」

ミーアキャット「うぉっほん!わ、悪くない響きですわね?」

ドール「先生ずるいです〜!」

ミーアキャット「ずるくありませんわ。先生として当然です」キリッ

ドール「むむむ〜!」プク-ッ
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/18(木) 23:17:51.30 ID:4GjC2AXG0
ドール「もういいですよーだ!私、サーバルさんと遊んできますから!」ダッ

ミーアキャット「あ、ドール!まだ授業は終わってませんわよ!?」

ミーアキャット「…行ってしまいましたわ。まったくあの子ったら」

フェネック「まぁまぁ」

アライさん「さっそくこいつを食べて気を紛らわせるのだ!」

ミーアキャット「…そうですわね」

ミーアキャット「では、お言葉に甘えていただきますわ」

フェネック「どぞどぞー」

アライさん「たーんと食べるのだ!」

ミーアキャット「……」パクッ

ミーアキャット「…!これはなかなか…」

フェネック「お口に合ったかなー?」

ミーアキャット「ジャパリまん本来の甘みにほろ苦い風味が合わさって……クセになりそうですわ…!」

アライさん「な、なんかアライさんも食べたくなってきたのだ…」

フェネック「アライさんも食べるー?実は結構持ってきたんだー」ドサッ

アライさん「さすがフェネックなのだ!」

ミーアキャット「私ももっと食べたいですの」

フェネック「ふたりともいっぱい食べちゃえー」

フェネック(ホントはミーア先生だけのつもりだったけど…アライさん食べたがってるし別にいいよねー?)


ドール「そういえばサーバルさん、今はさばんなじゃなくてかばんさんと同じお家に住んでるんだった…」

ドール「うぅ…気まずいけど先生のところ戻ろう…」
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/18(木) 23:19:02.65 ID:4GjC2AXG0
ミーアキャット「だぁかぁらぁ〜!」

ミーアキャット「わたくしそこで言ってやりましたの!『テメーどこちほーのフレンズだ!?』って!」

アライさん「ふははは!おもろいのだ!ミーア先生は漫才もお上手なのだ!」

ミーアキャット「ちょっとアライさぁん!ちゃんと聞いてますの!?」

アライさん「ちゃんと聞いてるのだ!先生がコモドオオトカゲにタイマンで勝ったところまで聞いたのだ!」

ミーアキャット「よろしいっ!はなまる3億個あげますっ!」

アライさん「わっふーい!!」

フェネック「こりゃーえらいことになっちゃったねー」

アライさん「フェネックぅ!?フェネックが分身してるのだぁ!」

フェネック「えー?」

アライさん「どれが本物なのだ!?アライさんわからないのだ!」

フェネック「私はここだよアライさーん」

アライさん「ニセモノめぇ!覚悟ぉ!」バッ

フェネック「ぐえっ」ドサッ

アライさん「ふへへへ…アライさんが全身洗ってやるのだ…」

フェネック「ここではマズいよアライさーん」

アライさん「もんどーむよー!」

フェネック「わ〜」

ミーアキャット「まぁ〜!なんて破廉恥なっ!」

ミーアキャット「まったく!最近のフレンズはそこかしこでイチャついてていけませんわ!」

ミーアキャット「少しはわたくしを見習って……うぷっ」

ミーアキャット「な、なんか気持ち悪く…」
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/18(木) 23:20:14.87 ID:4GjC2AXG0
ドール「あのーせんせー?」ヒョコッ

ドール「さっきはごめんなさい……って」


ミーアキャット「うぉええええええ」ゲロゲロ

アライさん「フェネック!毛皮を脱がなきゃ洗えないのだ!」

フェネック「ダメだよーこれ以上は板が変わっちゃうよー」

アライさん「大丈夫!アライさんにお任せなのだ!」シュルシュル

フェネック「あ〜れ〜」


ドール「な、なにやってるんですか!?」

フェネック「あ、ドール」

アライさん「ドール!?お前も分身の術が使えるのか!?」

ミーアキャット「うぅっぷ……」

ドール「先生!大丈夫ですか!?」

ミーアキャット「み、水を……」

ドール「す、すぐ汲んできます!」

アライさん「アライさんも行くのだぁ」ヘロヘロ

ドール「あなたは大人しくしててください!」

フェネック「危なかったー」
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/18(木) 23:21:03.03 ID:4GjC2AXG0
ミーアキャット「ゴクゴク…ぷはっ」

ドール「大丈夫ですか?」

ミーアキャット「ん〜〜〜?」ジ-ッ

ドール「な、なんですか」

ミーアキャット「あらぁ〜!ドールじゃないですかぁ!久しぶりですね!」

ドール「えぇ…」

ミーアキャット「相変わらず可愛いですの」ニコニコ

ドール「せ、先生!キャラ変わっちゃってますよ!」

ミーアキャット「気にしなーい気にしなーい♪」

ドール「これはどうしたらいいんでしょうか…」

ミーアキャット「そういえばドール、先生のこと助けてくれたんですの…?えらいわねぇ〜!」

ミーアキャット「はなまるをさしあげますわ!」ギュッ

ドール「ひゃっ!?」

ミーアキャット「毛並みフカフカ〜♪」モフモフ

ドール「あうぅ…恥ずかしいですよぉ…」

ミーアキャット「お勉強も毎日がんばっててえらい…」ナデナデ

ミーアキャット「あなたならきっとりっぱなフレンズになれますよ…」

ドール「……」

ドール「ありがとうございます、先生…」

ミーアキャット「ぐごー!ぐごー!」

ドール「イビキうるさっ!?」
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/18(木) 23:23:41.53 ID:4GjC2AXG0
アライさん「おぇっぷ!!」

アライさん「?ぅ…ぎもぢわるいのだ…」

フェネック「完全に悪酔いしちゃったねー」

フェネック「近くにロッジがあるからそこでお休みしようかー?」

アライさん「そうするのだ…今はちょっとイタズラどころじゃないのだ…」

アライさん「フェネック肩貸してぇ…」

フェネック「あーいよー」


フェネック「ちょっと休めるお部屋を貸して欲しいんだけどー」

アライさん「」グッタリ

アリツカゲラ「あらあら大変」

アリツカゲラ「ではこちらのお部屋をどうぞ」

フェネック「ありがとねー」

アライさん「助かるのだ…」

フェネック「あっ」

フェネック「そういえば残りのジャパリまん(アルコール入り)、置いてきちゃったなー。まだ結構余ってたはずだけど」

フェネック「…まぁいっかー」

>>403にジャパンまんを拾ったフレンズ(アライさん、フェネック、ミーア先生、ドール以外で1〜2名)
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/19(金) 00:05:02.42 ID:DM9WJC0+o
プリンセス
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 00:54:02.07 ID:vjY363xz0
プリンセス「〜〜〜♪」トコトコ

プリンセス「……あら?この袋なにかしら?」

プリンセス「ジャパンまんがたくさん入ってるわね…配達中のボスが忘れていったのかしら?」

プリンセス「ったく、だらしないわねぇ」グゥ〜

プリンセス「っ….//」

プリンセス「…拾っちゃおうかしら」

プリンセス「でもアイドルが拾い食いなんて…うーん…」

アードウルフ「あのぉ」

プリンセス「ひょえっ!?」ビクッ

アードウルフ「もしかして…PPPのプリンセスさんですかぁ…?」

プリンセス「そ、そうだけど?」サッ

アードウルフ「やっぱり…!私、大ファンなんです!ここにサイン(足形)お願いできませんか?」

プリンセス「えぇ、構わないわよ」ペタッ

アードウルフ「やったぁ!」

プリンセス「これからも応援よろしくね」

アードウルフ「は〜い!ありがとうございましたぁ!」


プリンセス「ってなに隠してんのよ私…ほんとに持って帰るつもりなの…?」

プリンセス「そんなのダメ!私はPPPのプリンセスなのよ?食欲なんかに絶対負けないわ!」

プリンセス「早く帰ろっと!」グウウゥ〜!!

プリンセス「……………」
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 00:55:08.62 ID:vjY363xz0
コウテイ「プリンセス、帰り遅いな」

ジェーン「いつもはオフの日でも時間厳守するのに…」

イワビー「ここんとこ忙しかったから珍しくハメ外してるのかもな」

フルル「疲れて寝ちゃってるんじゃないかな〜?」

マーゲイ「も、もしかして…誘拐されたのでは!」

ジェーン「え?まさかぁ」

イワビー「流石にないだろ…」

マーゲイ「だってプリンセスさんですよ!?」

マーゲイ「PPPのまとめ役プリンセスさん!笑っても怒っても泣いても可愛いプリンセスさん!意外と大食いなことを気にしてるプリンセスさん!」

マーゲイ「あんなに素敵なフレンズさん…私が悪い子なら誘拐しちゃいますぅ…!」ハァハァ

コウテイ「そろそろハンターに突き出すか」

ジェーン「そうですね、通報してきます」

マーゲイ「あぁ冷たい!でもそこがいい!」ゾクゾク

イワビー「マゾはコウテイだけで足りてるぜ」

コウテイ「わ、私はマゾじゃない!」

フルル「プリンセス帰ってきたみたいだよ」

ジェーン「あ、ホントですね」


プリンセス「たっらいまぁ〜〜!!」

プリンセス「プリンセス様のおかえりだぞぉ〜〜!!」
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 00:55:56.03 ID:vjY363xz0
マーゲイ「え……?」

プリンセス「みんな元気ぃ〜??」

プリンセス「私超元気!!あはは!!」

コウテイ「」

ジェーン「えーと」

イワビー「どうなってんだ…?」

フルル「わープリンセスたのしそー」

プリンセス「ノリが良いわねフルル!アイドル合格よ!」

プリンセス「イェーイ!」ハイタッチ

フルル「いぇーい」パンッ

イワビー「なんか既視感あるぞこれ…」

コウテイ「あぁ…」

マーゲイ「ジェーンさんがグレちゃったときみたいな空気ですね」

ジェーン「お、思い出させないでください//」

コウテイ(気にしてたのか)

イワビー「プリンセスのやつ、ジェーンみたいになんか吹き込まれたのかぁ?」

マーゲイ「でもそれにしてはちょっと変というか…」

ジェーン「顔もやたら赤いですね」

コウテイ「ふむ…」

コウテイ「ここはリーダーとして事情を聞いてみよう」
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 00:57:02.69 ID:vjY363xz0
コウテイ「おいプリンセス、どうしたんだ?さっきからテンションが変だぞ?」

プリンセス「あ!コウテイじゃん!」

プリンセス「魅惑のやわらかボディ〜♪」ギュ-ッ

コウテイ「!?」

プリンセス「抱き心地バツグン〜♪」パフパフ

コウテイ「ちょっ!プリンセス!?」

プリンセス「すっごいわねこれ…なに食べたらこうなるのよ…」モミモミ

コウテイ「み、みんな!助け…」

ジェーン「あらぁ〜」ニコニコ

フルル「気持ちよさそう!フルルもやりたーい!」

イワビー「邪魔しちゃダメだぞフルル」ニヤニヤ

マーゲイ「ふへ…ふへへ…ここが楽園……Paradise……!」ボタボタ

コウテイ「ダメだこいつら!」

コウテイ(自力でなんとかするしかないのか!?)

コウテイ「正気に戻ってくれ、プリンセス…!」

プリンセス「いやで〜〜す♪」ギュッ

コウテイ「あぅっ」

コウテイ「くっ…!かくなる上は!」

コウテイ は どうする!?>>408
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 01:04:05.02 ID:O4evyMlj0
コウテイの ずつき!
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 23:51:32.48 ID:vjY363xz0
コウテイ「ドラァ!!」ゴン!!

プリンセス「ぎゃおす!!」

イワビー「決まったぁーー!!コウテイの頭突きだぁーー!!プリンセス選手これはひとたまりもない!!」

プリンセス「ぐはっ……」ドサッ

イワビー「KOォー!!」

コウテイ「顔は避けたから大丈夫だ」

ジェーン「そ、そういう問題なんでしょうか」

フルル「プリンセス寝ちゃったのー?」

マーゲイ「ベッドに運んでおきますね!」ズルズル


プリンセス「んにゃ……?」パチッ

イワビー「おっ、目が覚めたぞ」

コウテイ「大丈夫か?プリンセス」

プリンセス「いたたた…頭ズキズキする…」

ジェーン「すごい音しましたからね」

フルル「痛そう…ジャパンまんあげる」

プリンセス「い、今はいいわ」

コウテイ「手荒なことをしてすまなかった…」

プリンセス「コウテイがやったの?正直、記憶がないんだけど」

イワビー「思い出さないほうがいいぜ」

ジェーン「テンション高すぎて怖かったですよ」

プリンセス「えぇ……?」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 23:52:21.22 ID:vjY363xz0
プリンセス「でも変なものに触ったのは覚えてるのよね…」

コウテイ「!」

イワビー「ほうほう」

ジェーン「それどんな感じでしたか?」

プリンセス「やたらと柔らかくていい匂いがしたわね。顔を大きいジャパンまんみたいなのに挟まれてた気がする」

プリンセス「抱きしめてて安心するような、それでいて胸がドキドキするような…不思議な気持ちだったわ」

ジェーン「ふ〜ん?」チラッ

イワビー「そうなのかーへぇー」チラッ

コウテイ「うぅ…//」

プリンセス「?」

フルル「プリンセス、気に入ったんだねー」

プリンセス「えぇ、また触れるものなら触ってみたいわ」

プリンセス「そしたらクセになっちゃうかも…アイドルそっちのけでずーっと抱きしめたりしてね」クスッ

ジェーン「あらあらぁ」 

イワビー「ですってよぉコウテイさん?」

コウテイ「し、知らんっ」プイッ

フルル「コウテイお顔まっか〜」

プリンセス「…?どうしてコウテイが赤くなるのよ」

イワビー「さぁねぇ」

ジェーン「どうしてでしょうねぇ」

フルル「わかんないねー」
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 23:54:59.49 ID:/OKDFzHno
プリコウいいゾ〜
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 23:55:31.80 ID:vjY363xz0
博士「マーゲイ、この前ライブの設営を手伝った報酬がまだなのです」

助手「ジャパリまん10個と約束していたはずなのです。早く支払うのです」

マーゲイ「あー、ごめん忘れてたわ…」

博士「忘れていた?」ギロッ

助手「我々を舐めているのですか?」ギロッ

マーゲイ「ご、ごめんってば!今払うから睨まないでよ!」

博士「まったく」

助手「早くするのです」

マーゲイ「この子たち食べ物が絡むと怖いのよね…えぇとジャパンまんジャパンまんっと」ガサゴソ

マーゲイ「ん?こんなのあったかしら」

マーゲイ「袋の中に、ひーふー…あら、ちょうど10個あるじゃない!」

マーゲイ「誰がこんなところに置いたのか知らないけど、グッドタイミングね!」


マーゲイ「はい、どうぞ!」

助手「…確かにジャパリまん10個入ってるのです」

博士「次からはちゃんと忘れずに払うのですよ」

マーゲイ「はーい」

博士「それにしてもお腹が空きました。これを食べながら帰りましょう助手」

助手「そうしましょう博士」

マーゲイ(どんだけ食い意地はってんのよ…)
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/23(火) 00:02:28.19 ID:V1KK2ncF0
このあと酔っぱらった博士と助手がどったんばったん大騒ぎの末パークの危機を救うことになるが、それはまた別のお話…。

アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サーバル
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
PPP
マーゲイ
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
カピバラ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
ミーアキャット
>>414にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>415に内容
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 00:07:31.17 ID:6g8D3Qqjo
キンシコウ
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 00:15:25.76 ID:lpA86i3u0
あのヒグマはセルリアンが化けた偽者、名付けてセグマだ!と雑な嘘をつく
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:15:12.27 ID:3JYCw21z0
としょかん

博士「ヒグマ、カレーの様子はどうですか?」

助手「ちゃんと火加減を調節しましたか?」

ヒグマ「大丈夫だって!お前らに何度も作らされたんだから、もうバッチリ覚えてるよ」

博士「ならば良いのです」

助手「早く食べたいのです」

ヒグマ「ほんとカレー好きだよなぁ…食ってばかりじゃそのうち太るぞ?」

博士「失敬な!我々はそのへんバッチリなのです!」

助手「頭を使ってカロリーを消費しているのです。そこいらのフレンズとは違うのです」

ヒグマ「へいへいわかりましたよ…」

リカオン「追加分の野菜切り終わりましたよ〜」

ヒグマ「休日に手伝わせてすまないな」

リカオン「どうせ暇してましたから」

ヒグマ「そうか…キンシコウは?」

リカオン「今日はパトロールも兼ねて湖畔のあたりまで散歩するそうです」

ヒグマ「へぇ、気晴らしにはちょうど良さそうだな」

リカオン「帰ってきたらキンシコウさんにもカレーご馳走しましょうか」

ヒグマ「そうだな」

博士「ヒグマ〜!もう待ち切れないのです〜!」

ヒグマ「あぁもう!わかったわかった!」
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:16:07.63 ID:3JYCw21z0
こはん

キンシコウ「せいやっ!」ヒュッ

パッカァーーン!!

キンシコウ「ふぅ…お怪我はありませんか?」

ビーバー「た、助かったっす!」

プレーリー「なんとお礼を言ってよいやら…!」

キンシコウ「いいえ!ハンターとして当然のことをしただけです」ニコッ

ビーバー「はぅ…かっこいいっす…」

プレーリー「親愛の印にご挨拶を〜!」ガバッ

キンシコウ「きゃっ!」

ビーバー「こら!プレーリーさん!」ガシッ

プレーリー「ぐぇっ!」

ビーバー「オレっち以外とご挨拶しちゃダメって約束しましたよね!?」

プレーリー「わ、忘れてたであります…キンシコウ殿が魅力的でつい…」

ビーバー「もー!」プンプン

プレーリー「めんぼくないであります!」

ビーバー「…もう浮気しちゃイヤっすよ?」

プレーリー「もちろんであります!ツガイはビーバー殿以外ありえないのであります!」

ビーバー「えへへ、よかったぁ…//」

キンシコウ(なんかイチャつき始めた…帰ろう…)
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:17:31.20 ID:3JYCw21z0
キンシコウ(それにしても、散歩途中にセルリアンが出てくるとは…犠牲が出る前に倒せてよかった)

キンシコウ(あとでまたここらへんを見回っておこうかな)

ガサガサ ガサガサ

キンシコウ「ん?」

アライさん「ぷはっ!」ドサッ

フェネック「やっと見つけたー」ボロッ

キンシコウ「アライグマさんとフェネックさん?」

キンシコウ「ずいぶんボロボロですけど…なにかあったんですか?」

アライさん「なにかあったどころじゃないのだ!大事件なのだ!」

フェネック「解決のためにキンシコウを探していたんだよー」

キンシコウ「だ、大事件ですか」

アライさん「むっ!さては本気にしてないな!?」

キンシコウ「まぁ、詳細を聞かないことにはなんとも…」

フェネック「しょーがないよアライさーん。私たちはみんなを守るハンターにすら信用されてないのさー」

アライさん「うぐぐぐ…悔しいのだ…ひもじいのだ…」

フェネック「このまま誰からも相手にされずに、ふたりだけで生きていくしかないのかもねー…」

アライさん「ぐすっ…えぐっ…」

キンシコウ「わ、わかりましたから!お話聞かせてください!」

アライさん「本当か!?」パアッ

フェネック「とりあえず現場まで案内するよー」

キンシコウ(この子たち大丈夫かな…)
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:18:33.08 ID:3JYCw21z0
博士「美味しいのです」ガツガツ 

助手「やはりカレーこそ至高なのです」ムシャムシャ

ヒグマ「急いで食うと喉に詰まるぞー」

リカオン「おいし〜」パクッ

ヒグマ「お前は早く食べないと冷めちゃうぞ」

博士「ヒグマは面倒見がいいのです」

助手「まるで母グマなのです」

ヒグマ「は、はぁ!?」

リカオン「ヒグママですね」

ヒグマ「っ…早く食え!」


アライさん「あいつなのだ!」ビシッ

キンシコウ「ヒグマさんがどうかしたんですか?」

アライさん「声が大きいのだ!見つかっちゃうのだ!」

キンシコウ「アライグマさんのほうが大きいですよ…」

フェネック「結論から言うと、あのヒグマはセルリアンなのさー」

キンシコウ「……え?」

アライさん「あのヒグマはセルリアンが化けた偽者…」

アライさん「名付けてセグマなのだ!」

キンシコウ「ッ!?」
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:20:42.03 ID:3JYCw21z0
キンシコウ「いきなりなにを言い出すんですか!?」

アライさん「アライさんたち、セルリアンがヒグマの姿になっていくところをしかと見たのだ!そしてボロボロになりながらも逃げてきたのだ!」

アライさん「博士たちはカレーを夢中で食べているが、このままでは自分たちが食べられてしまうのだ!」

キンシコウ「ば、バカバカしい…きっとなにかの勘違いですよ」

キンシコウ「私は戻ります」クルッ

フェネック「ほんとにいいのかなー?」

キンシコウ「!」

フェネック「フレンズに擬態するセルリアン…ありえないって言い切れるのかなー?」

フェネック「私たちフレンズは動物にサンドスターが当たって生まれたんだよー?」

フェネック「同じサンドスターから生み出されるセルリアンならー、姿を真似することができても不思議じゃないと思うけどなー」

キンシコウ「そ、それは」

フェネック「バカバカしいって切り捨てていいのかなー?もし本当だったらパークの危機だと思うけどなー?」

キンシコウ「うぅ…」

アライさん(フェネックはハッタリの達人なのだ!敵に回すと怖いのだ!)

キンシコウ「……わかりました。たしかに見間違いだと断ずるには早計でしたね」

キンシコウ「私が確認してきます。あなた達はここで待機を」

フェネック「あーいよーっと」

アライさん「くれぐれも気をつけるのだ!」
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:21:36.73 ID:3JYCw21z0
博士「ぐふぅ……お腹パンパンなのです……」

助手「食べ過ぎてぎもぢわるいのです……」

ヒグマ「こいつら追加分まで平らげやがった…….」

リカオン「お鍋の中からっぽですねぇ」

博士「うぷっ」

助手「き、気分が」

ヒグマ「おいおい大丈夫かよ…リカオン、こいつらの介抱頼んだ。私は後片付けやっとくからさ」

リカオン「オーダー了解です!」

リカオン「とりあえず寝床まで運びますね」ズルズル 

ヒグマ「ったく…ほんとに世話の焼ける連中だな…」

キンシコウ「ヒグマさん」ザッ

ヒグマ「おっ!キンシコウ、帰ったのか」

キンシコウ「………」キッ

ヒグマ「おいおい、そんな怖い顔してどうしたんだ?」

キンシコウ「………」ジ-ッ

ヒグマ「お、おい?どうした?」

キンシコウ(見たところいつものヒグマさんと変わりない…これでは判別がつかない)

キンシコウ(どうすれば……)ジ-ッ

ヒグマ(き、キンシコウのやつずいぶん睨んでくるな…)

ヒグマ(私がなにかしちまったのか…?思い出せないな…)

ヒグマ(……!もしかして)

ヒグマ(そんなにカレーが食いたいのか!?)
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:23:13.22 ID:3JYCw21z0
ヒグマ(まいったな…あの食いしん坊どもが全部食べちまったぞ…)

ヒグマ(楽しみにしていたカレーが無いなんて言いにくいよな…)

キンシコウ(!……挙動不審な目つき)

キンシコウ「ヒグマさん、お話があるんですが」

ヒグマ「お、おう」

キンシコウ「なにか隠してません?」

ヒグマ「え?な、なんのことだ?あはは」

キンシコウ(これは怪しい!ヒグマさんならもっと堂々としているはず!)

キンシコウ「…どうやら本当のようですね」

キンシコウ「ヒグマさんをどこへやったんですか!」

ヒグマ「…?」

ヒグマ(『ヒグマさんどこへやったんですか?』…?カレーの所在を聞いてるのか?)

ヒグマ(そんなに楽しみだったのか…)

ヒグマ「たいへん言いにくいが」

ヒグマ「それならもう(博士たちの)胃袋の中だ…完全に食われちまったよ」

キンシコウ「……!!!」

キンシコウ「……そだ」

ヒグマ「?」

キンシコウ「うそだッッ!!」

ヒグマ「うぉっ!?」ビクッ
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:25:04.72 ID:3JYCw21z0
キンシコウ「ヒグマさんがやられるわけない…」

キンシコウ「負けるわけない……!」ギリッ

ヒグマ「お、おい落ち着け!カレーならまた作ってやるから…」

キンシコウ「お前は私が倒す!」ダッ

キンシコウ「はぁあああっ!!」ヒュンッ

ヒグマ「ちょ!マジか!?」

ヒグマ(そんなに!?そんなにカレー好きだったの!?)

キンシコウ「如意棒大乱舞!!」ヒュンヒュン

ヒグマ「あぶねっ!」サッ


アライさん「あ、危ないのだー!」

フェネック「ありゃりゃー戦いになっちゃったかー」

アライさん「今のヒグマは丸腰なのだ!このままじゃキンシコウにドタマかち割られてしまうのだ!」

フェネック「キンシコウが思ったより騙されやすい子だったねー」

アライさん「言ってる場合じゃないのだ!早く止めないと!」

フェネック「大丈夫だよアライさーん」

フェネック「こんなこともあろうかと助っ人を呼んでおいたのさー」

アライさん「助っ人!?」

>>424にアライさん、フェネック、キンシコウ、ヒグマ、博士、助手、ビーバー、プレーリー以外のフレンズ1〜2名
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 00:35:11.13 ID:4rRQCH3UO
ライオンとヘラジカ
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:09:50.12 ID:DVEXPoz60
キンシコウ「ふんっ!」ヒュッ

ヒグマ「あぶねぇって!」ヒョイ

キンシコウ「はぁっ!」ヒュンヒュン

ヒグマ「落ち着け!」スッ

キンシコウ「ちぇりお!」ビュン

ヒグマ「ぐっ?!」

キンシコウ「ふふ、やっとかすりましたね」

キンシコウ「…次は当てます」ギロッ

ヒグマ(や、野生解放してやがる…)ゾクッ

キンシコウ「ヒグマさんの仇!!」ダッ

ヒグマ(くっ!応戦するのは避けたかったが…)

ヒグマ(やるしかなさそうだな!)グッ

ヒグマ「うぉおおお!!」

ライオン「はいそこまで〜」ギュッ

キンシコウ「っ!?」

ヘラジカ「ヒグマもやめておけ」ガシッ

ヒグマ「ヘラジカ!ライオンまで!」
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:10:33.88 ID:DVEXPoz60
キンシコウ「は、離してください!」

ライオン「だ〜め」

ヘラジカ「アライグマとフェネックに呼ばれて来たが…これは何事だ?」

キンシコウ「そこにいるヒグマさんはセルリアンなんです!偽物なんです!」

ヒグマ「へ?」

ヘラジカ「なにっ!?」

キンシコウ「私が仇を取るんです!!」

ライオン「…そーなの?」

ヒグマ「そんなわけないだろ!」

ヘラジカ「だそうだが…」

キンシコウ「……本当にヒグマさんなんですか?」

ヒグマ「どっからどう見てもヒグマだろ…」

キンシコウ「……」ジ-ッ

ヒグマ「まだ疑ってるのか」

ライオン「うーん、どうしたもんかねぇ」

ヘラジカ「…そうだ!」
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:11:37.44 ID:DVEXPoz60
ヘラジカ「ヒグマ!かつて私とお前たちでライオンを賭けて勝負したことがあっただろう?」

ヒグマ「え?あぁ…そんなこともあったな」

ヘラジカ「リカオンと大食い対決、キンシコウと狩りごっこ…お前は何だったかな?」

ヒグマ「……!」

ヒグマ「『愛を叫べ』」

ヘラジカ「うむ、お前は本物のヒグマだな」

ライオン「だってさ〜キンシコウ〜」

キンシコウ「そ、そんな…本物だったなんて…」

キンシコウ「私……なんてことを!」

ヒグマ「やっとわかってくれたか」

キンシコウ「うぅ…ごめんなさい…」

ヒグマ「はは…お前に襲われてかすり傷で済んだのは幸いだな」

ヒグマ「でもなんだってそんな勘違いしたんだ?」

キンシコウ「えぇと、アライグマさんとフェネックさんが…」

ヒグマ「……ほーう?」


アライさん「ヤバくなってきたのだ」

フェネック「逃げよっかアライさーん」
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:12:42.73 ID:DVEXPoz60
アライさん「フェネック、背中に乗るのだ!」

フェネック「はーいよっと」ピョンッ

アライさん「しっかり捕まってるのだ!」

アライさん「アライさんダーッシュ!!」ダッ

フェネック「おー、はやーい」


キンシコウ「あっ!あそこです!逃げました!」

ヒグマ「追いかけっこか、上等だ…」

ヒグマ「捕まえてカレーの具にしてやる!」

キンシコウ「ちょっとお灸を据えてあげましょうか」

ヒグマ「追跡するぞキンシコウ!」

キンシコウ「はい!」

ライオン「うひゃ〜アライグマたち大変だね〜」

ヘラジカ「楽しそうだな!私たちも競走するか!」

ライオン「え〜?しょうがないなぁ」

ヘラジカ「先にアライグマたちに追いついたほうが勝ちだ!」

ライオン「おっけ〜!足の速さなら負けないもんね!」

リカオン「ヒグマさーん、博士たち寝かしつけましたよー」

リカオン「あれ?いない…」

ヘラジカ「おぉ!キミは大食い対決の!」

リカオン「あ、ヘラジカさん」
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:14:43.95 ID:DVEXPoz60
ヘラジカ「あのときは大食いに夢中で気がつかなかったが…なかなか見込みのある身体だな!」

リカオン「?」

ヘラジカ「しなやかな足、適度に付いた筋肉、鋭い爪…!」サワサワ

リカオン「ひゃっ!?」

ヘラジカ「また私と勝負しないか!?今度は戦いごっこだ!」

リカオン「えぇ…?オーダーキツイですよぅ…」

ヘラジカ「そう言うな!ちょっとだけ……はぅっ!?」ドサッ

リカオン「へ、ヘラジカさん!?」

ライオン「ったく…」

ライオン「ウチ以外に手ェ出すなってあんだけ言ったのによぉ…」ギロッ

ヘラジカ「」

ライオン「帰ったらオシオキだなぁオイ…」

リカオン「ひぇっ……」

ライオン「リカオンごめんね〜?ビックリしたでしょ〜?」

リカオン「あ、大丈夫っす…」

ライオン「とりあえずこいつ連れて帰るわ〜」ズルズル

ヘラジカ「」

ライオン「じゃ〜ね〜」ズルズル

ヘラジカ「」

リカオン「あのふたり、なんだったんだろう…」

リカオン「まぁいっか」

リカオン「キンシコウさん遅いなぁ」
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:17:00.59 ID:DVEXPoz60
アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サーバル
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
PPP
マーゲイ
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
カピバラ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
キンシコウ
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
ミーアキャット
>>431にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>432に内容
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 23:20:27.29 ID:DQVli+lio
ドール
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 23:30:57.17 ID:JBmGt8DSo
耳に手突っ込む
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 01:57:59.49 ID:q8iJ8PI30
アライさん「はぁ…はぁ…に、逃げ切ったのだ…!」ドサッ

フェネック「アライさんお疲れ様ー」

フェネック「はいお水」

アライさん「助かるのだ…」

アライさん「んく…んく…」

アライさん「ぷはぁ!生き返ったのだ〜!」

フェネック「いやーそれにしてもしつこかったねー」

アライさん「ハンターの執念深さを思い知ったのだ…」

アライさん「ところで…ここはどこなのだ?木がたくさん生えてるのだ」

フェネック「じゃんぐるちほーだよー。夢中で逃げてるうちに、すごく奥のほうまで来ちゃったのさー」

アライさん「なんだか薄暗くて不気味なのだ…」

フェネック「もうちょっと開けたところまで移動しよっかー?」

アライさん「そうしたいが、今は疲れて動けないのだ…今夜はここで休むことにするのだ」

フェネック「それがいいかもねー」

フェネック「…!」ピョコン

アライさん「どうしたのだ?」

フェネック「誰か近づいてくるみたい」

アライさん「ひ、ヒグマたちか?」

フェネック「…この足音は違うと思う」
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 01:58:57.90 ID:q8iJ8PI30
ドール「えーと、確かここらへんから声が…」ガサッ 

ドール「あ!いた!」

アライさん「お前は…ドール!」

フェネック「こんなところで何してるのさー?」

ドール「あなた達を救助するために来たんですよ!」

ドール「私、“探検隊”ですから!」ドヤッ

アライさん「たんけんたい…?」


フェネック「つまりーパークの安全を守るための調査隊ってことだねー」

ドール「今はまだ3人しかいませんけど、これからどんどん活躍しちゃいますよ!」

アライさん「ほぇ〜!なんだかハンターみたいなのだ」

フェネック「なんで私たちの場所がわかったのかなー?」

ドール「すんごい勢いで走っていくアライさんをリーダーのハクトウワシさんが目撃したんです!」

アライさん「見られていたのか…」

ドール「おふたりが何か危険な目に遭ってるんじゃないかと思って、私とミーア先生で捜索してたんですけど…」

フェネック「ですけどー?」

ドール「私が先生とはぐれちゃいました….//」

フェネック「あららー」

アライさん「ポンコツなのだ」

ドール「ぽ、ポンコツ!?」ガビ-ン
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 01:59:31.02 ID:q8iJ8PI30
フェネック「まぁいいやー。とにかく助けに来てくれたんだねー」

ドール「はい!ここらへんは入り組んでて迷いやすいので、早く脱出しましょう!」グイッ

アライさん「ちょっ、ちょっと待つのだ!アライさんは今疲れていて動けないのだ!」

ドール「あれ?そうなんですか?」

フェネック「今晩はここで休むことにしたのさー」

ドール「…わかりました。私もお付き合いしますっ!」

アライさん「いいのか?」

ドール「はいっ!フレンズさんの安全を確保するのも探検隊のお仕事ですから!」

フェネック「頑張り屋さんだねー」

ドール「えへへ…そう言ってもらえると嬉しいです」

ドール「お腹が空いたら言ってください!非常用のジャパンまんがありますから!」

フェネック「どもどもありがとー」

アライさん「助かるのだ!」

フェネック「…ねぇアライさーん」コソッ

アライさん「うむ、言わずともわかるのだ」

フェネック「やっちゃおっかー」ニヤッ

アライさん「やっちゃうのだ」

ドール「どうかしたんですか?」

フェネック「なんでもないよー」
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 02:00:35.76 ID:q8iJ8PI30
ドール「……」ウトウト

アライさん「数分もしないうちに居眠りなのだ…」

フェネック「はりきり過ぎて疲れちゃったのかもねー」

アライさん「おかげでチャンスなのだ」

アライさん「フェネック、やっちゃうのだ!」

フェネック「あいよー」ズボッ

ドール「ひゃう!?」ビクッ

フェネック「おーモフモフしててきもちいー」ワシワシ 

ドール「フェ、フェネックしゃん!?やめてくらさい!」

フェネック「寝ぼけて呂律が回ってないねー?かーわいー♪」ナデナデ

ドール「きゃあ!お、お耳は敏感なんですぅっ!」

フェネック「えーどうしよっかなー」スリスリ

ドール「優しくスリスリしないでぇっ!」

フェネック「んふふーこれはクセになりそうな感触だねー」

アライさん「ぐぬぬ…な、なんだか気に入らないのだ…」

アライさん「アライさんだって負けないのだ!」

フェネック「それそれー♪」モミモミ

ドール「わふっ!わふっ!」フリフリ

アライさん「フェネックぅ!」

フェネック「んー?」

アライさん「アライさんのお耳にも触ってみるのだ!」

フェネック「えー!?」
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 02:05:21.00 ID:q8iJ8PI30
フェネック「い、いいの?」

アライさん「構わないのだ!ドールには負けないのだ!」

フェネック(アライさん…嫉妬してるの…?)

アライさん「ほら早く!」

フェネック「えーと……えいっ」サワッ

アライさん「んっ」ピクッ

フェネック「…」ピョン

アライさん「んぅ」ブルッ

フェネック「……」モニュ

アライさん「はうぅ…」プルプル

フェネック「………」コショコショ

アライさん「ふへへ…くしゅぐったいのだ…」フニャ

フェネック(やば…)ゾクゾク

アライさん「…フェネック、もっと触ってみるのだ」

フェネック「えーと、これ以上はもう……ね?」

アライさん「なんでなのだ!」

フェネック「も、もう耐えられないよー」

アライさん「それじゃ勝敗がわからないのだ!」グイッ

フェネック「私の負けでいいからぁ…」

ドール「はわわ…え、えらいことになっちゃいました…!」
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 02:06:32.73 ID:q8iJ8PI30
ミーア「ドール!こんなところにいましたのね!」

ハクトウワシ「心配したわよ?」

ドール「先生!ハクトウワシさんも!」

ミーア「…あら?あちらのおふたりは…」

ドール「今お取り込み中なので、お邪魔しちゃダメですよ!」

ミーア「…?」

ハクトウワシ「お取り込み中?」

アライさん「わかったのだ!今度はアライさんがフェネックのお耳を触るのだ!」

フェネック「!?」

アライさん「いくぞ〜」ワキワキ

フェネック「ま、待ってよアライさーん」

アライさん「そーれ!」ガバッ

フェネック「ひゃー!」

ハクトウワシ「ワーオ!こんなところにも風紀の乱れが!」

ミーア「な、なんて破廉恥な…」

ハクトウワシ「かばんとサーバルもそうだけど、みんな恥ずかしくないのかしら」

ドール「え?サーバルさんもあんな感じなんですか?」

ハクトウワシ「スキンシップだけならもっと激しいわよ?かばんに甘えまくりなんだから!」

ドール「ふえぇ!?知らなかった…」

ミーア(あの子ドールの前ではお姉さんぶってますからね…)
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 02:07:40.21 ID:q8iJ8PI30
アライさん「フェネックのお耳は大きくて気持ちいいのだ〜♪」モフモフ

フェネック(あぶなかった…触角を責められたら気絶するところだった)

アライさん「きもちよくって…なんだかねむくなってきたのだ…」ウトウト

フェネック「!」

アライさん「むにゃ….おやすみ…フェネックぅ…」

フェネック「…そうだよね、疲れたよね」

フェネック「おやすみアライさん」ナデナデ

アライさん「zzz…」スヤスヤ

フェネック「私も、そろそろ……」

フェネック「………」スヤァ…

ドール「ふたりとも寝ちゃったみたいですね」

ハクトウワシ「ちょうどいいわ、寝てる間に運んでおきましょう」

ドール「はーい!」

ドール「探検隊〜♪探検隊〜♪じゃっぱりぱ〜くの探検隊〜♪」

ミーア「ドール静かに、起きちゃいますわ」

ハクトウワシ「探検隊としての発任務、完了…!これからも正義を遂行していくわよ!」

ハクトウワシ「レッツ、ジャスティス!」ビシッ

ドール「ジャスティス!」ビシッ

ミーア「だあぁ!!うるせーって言ってんだろが!?」

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