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【安価】アライさん「みんなにイタズラするのだ!」フェネック「付き合うよ〜」

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122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/28(火) 01:15:16.58 ID:Um7RYkPi0
シマウマ「怖かったですよぉ…」ブルブル 

博士「よしよし、もう大丈夫なのですよ」

博士「悪いアライグマたちは我々がやっつけたのです」ナデナデ

アライさん「悪いとは失礼な!イタズラ熱心なだけなのだ!」

助手「いったい何がお前たちをそんなに駆り立てるのか、理解に苦しみます」

アライさん「ふっふっふ!」

アライさん「アライさんたちはなぁ!お互いの大切さを認識しあった結果!絆がよりパワーアップしたのだぁ!」

アライさん「もう誰もアライさんたちのイタズラを止めることはできないのだ!」

フェネック「…これからもずっといっしょだもんね」

博士「?」

助手「なんのことですか」

アライさん「ひみつのおはなしなのだ!」

フェネック「ないしょだよー」

>>123にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>124に内容
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 01:30:08.65 ID:WuEk5pNqo
プリンセス
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/28(火) 01:41:04.34 ID:yMTLJEzc0
何かにつけてレッスンを妨害する
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:28:52.55 ID:x5XizFuw0
PPPらいぶすてーじ
プリンセス「はい!そこでステップ!」

プリンセス「イワビーノリすぎ!フルルはマイペースすぎ!」

プリンセス「ジェーンもっと思い切って!」

プリンセス「コウテイまだちょっと固いわ!」

プリンセス「じゃあもう一回いくわよ!」


コウテイ「みんな、ご苦労様」

イワビー「つかれたぜ〜…」

フルル「お腹空いたなぁ」

マーゲイ「みなさん、ジャパリまんですよぉ!」

フルル「わーい」

ジェーン「マーゲイさん、ありがとうございます」

コウテイ「レッスンがハードだといつもより美味しく感じるな」モグモグ

ジェーン「ライブが近いですからね…歌詞と振り付けを確認しておかなくちゃ!」

イワビー「プリンセスもかなり気合い入ってたな」

フルル「あれ?そういえばプリンセスはー?」

マーゲイ「プリンセスさんなら来客に会っているところです」

コウテイ「来客?」

マーゲイ「はい!なんでも、見学を希望してるフレンズさんたちだとか」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:29:35.39 ID:x5XizFuw0
アライさん「というわけで!」

フェネック「PPPのレッスンを見に来たのさー」

アライさん「アライさんたち、アイドルの凄さを間近で味わいたいのだ!」

フェネック「ちゃんとチケットも博士たちから奪っ…貰ってきたよー」ピラッ

プリンセス「オッケー!ゆっくり見ていってね!」

プリンセス「私たちも、実際に見られていた方がパフォーマンスに集中できると思うわ」

ジェーン「ちょっと緊張しますね…!」

コウテイ「いつも通りやれば大丈夫だよ」

イワビー「それじゃ行くぜぇ!」


ぱ ぱ ぴぷ ぺ ぺ ぽぱっぽー ぱ ぱ ぺぱぷ♪

プリンセス「自己紹介行くわよ!」

プリンセス「プリンセス!」

コウテイ「コウテイ」

ジェーン「ジェーン」

イワビー「イワビーっ!」

フルル「フルルー」

アライさん「アライさんなのだ!」

フェネック「フェネックだよー」

プリンセス「!?」
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:30:15.29 ID:x5XizFuw0
プリンセス「ちょ、ちょっと!」

マーゲイ「なにやってんのよ!」

アライさん「どうしたのだ?」

フェネック「続けて続けてー」

プリンセス「曲に入ってこられると困るわ」

アライさん「ダメなのか?」

マーゲイ「当たり前でしょ!」

アライさん「そうだったのか…アライさんうっかりなのだ」

フェネック「ごめんねー気をつけるよー」

マーゲイ「静かに聴いてなさいよね」

プリンセス「気を取り直して、もう一回!」


ぱ ぱ ぴぷ ぺ ぺ ぽぱっぽー ぱ ぱ ぺぱぷ♪

プリンセス「あーしーあとーをーのーこせー♪」チラッ

フェネック「」シワシワ

アライさん「ぐぼぼぼ」ドロドロ

プリンセス「ぶふぉっ」

コウテイ「ぷ、プリンセス!?」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:31:08.91 ID:x5XizFuw0
プリンセス「ふふっ……もう!あなた達!」

アライさん「ど、どうしたのだ?」

プリンセス「どうしたじゃないわよ!変な顔してたの見たんだから!」

フェネック「プリンセス、私たちのお顔が変だっていうのー?」

アライさん「それはちょっとあんまりなのだ!」

プリンセス「そ、そうじゃなくて!」

マーゲイ「レッスンのジャマしないでよ!」

コウテイ「なんか集中削がれちゃったな…」

フルル「次はダンスにしようよー」

イワビー「お前はほんと動じねーな」

プリンセス「まったく…もう…」ハァハァ

ジェーン「プリンセスさん?大丈夫ですか?」

プリンセス「…平気」

プリンセス「じゃ次は振り付けの確認にするわよ」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:31:57.90 ID:x5XizFuw0
PPP「〜〜〜♪」

プリンセス(ここまでいい感じねっ…!)ハァハァ

プリンセス(次でキメ!)クルッ

プリンセス「はい!」ビシッ

アライさん「ソーランソーラン!!」

フェネック「あーどっこいしょー」

アライさん「ソーラン!!」ビシッ


プリンセス「……………」ビキビキ

イワビー「ぷ、プリンセスがすげえ形相に!」

ジェーン「どうしましょうコウテイさん」

コウテイ「あわわわわ」カチコチ

ジェーン「固まってる!?」

フルル「そーらんそーらん」

マーゲイ「ふ、フルルさん!」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:32:58.51 ID:x5XizFuw0
プリンセス「もう許せないわ…」ギロッ

アライさん「むっ!」

フェネック「怒ってるねープリンセスー」

プリンセス「よくもレッスンの邪魔してくれたわね」

プリンセス「タダじゃおかないんだから!」

アライさん「これはまずいのだ!逃げるのだ!」

フェネック「はーいよっと」

プリンセス「待ちなさーい!」ダッ

プリンセス「このっ……」フラッ

バタ-ン

マーゲイ「プリンセスさん!?」

コウテイ「おい、大丈夫か!」

プリンセス「うぅ…」ハァハァ

ジェーン「熱があるじゃないですか!」

マーゲイ「とにかく休ませないと!」
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:34:03.10 ID:x5XizFuw0
フルル「氷持ってきたよ」ピトッ 

プリンセス「……」スヤスヤ

イワビー「プリンセスのやつ、なんでこんなになるまで…」

コウテイ「最近とくに頑張っていたからな」

ジェーン「ちょっと気を張り過ぎていたのかもしれませんね…最近誰よりも遅くまでレッスンしてますし」

コウテイ「今日いつもどおりレッスンしていたら、もっと体調が悪化していたかもしれない」

イワビー「お邪魔が入って結果オーライだったな」

ジェーン「も、もしかしてあの2人はそれを見越して?」

コウテイ「いや、流石にないだろう…」

イワビー「まぁなんにせよ」

コウテイ「お疲れ様、プリンセス。今はゆっくり休んでくれ」ナデ

プリンセス「ん……」スヤスヤ

フルル「早く元気になってね」

ジェーン「そして今度のライブも、絶対成功させましょうね」
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 18:36:18.86 ID:x5XizFuw0
マーゲイ「待ちなさぁあい!!」

アライさん「しつこいのだぁ!」

フェネック「ずっと追いかけてくるねー」

マーゲイ「プリンセスさんに代わってオシオキよ!」

アライさん「い、異常な執念なのだ…これがアイドルオタクのパワーなのだ!?」

フェネック「とんだチェイサーだねー」

アライさん「フェネック?チェイサーってどういう意味なのだ?」

フェネック「ぼうしドロボーを追いかけてたときのアライさんみたいな感じだよー」

アライさん「アライさんのこと…ハッ!」

アライさん「人気者ってことなのか!アライさんは人気者なのだ!」

フェネック(追いかける者って意味なんだけどねー)

アライさん「PPPにも負けない愛らしさなのだ!アイドルでも天下を取れるのだ!ふぅははは!」

マーゲイ「聞き捨てならねぇぞオイ!!」

フェネック「キャラ変わってるよー」

>>133にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>134に内容
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 18:39:26.83 ID:wUWuc3fSo
フウチョウコンビはだめですか?
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 18:41:07.97 ID:pjUJQ/uuo
トキの仲間のフレンズ見たよといって連れ回す
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/29(水) 23:57:02.02 ID:x5XizFuw0
>>133
フウチョウコンビか…
たしか媒体によって口調違いましたよね
どれ準拠にすればいいんだろ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 01:10:44.40 ID:g+i0wJZF0
アニメが無難かな?
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 04:59:26.77 ID:PS+kbuQyo
やりやすいのでいいですよ
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:40:27.77 ID:+RE9Vabt0
まよなかのもり
アライさん「夜の森は真っ暗なのだ…」

フェネック「アライさんは暗いのへいきー?」

アライさん「どんとこいなのだ!アライさんに怖いものなどないのだ!」

アライさん「でも、本当にこんなところにいるのだ?」キョロキョロ

フェネック「うん、確かここらへんに…」ガサゴソ

「おい」

「ダレをサガしている」

アライさん「のだぁっ!?」ビクッ

フェネック「おーいたいたー」

フェネック「君たちを探してたんだよー」

フェネック「カンザシフウチョウ、カタカケフウチョウ」

カンザシ「ワタシたちを?」

カタカケ「なんのヨウだ」

アライさん「ふっふっふ…知りたいのだ?知りたいのだ?」

カンザシ「いわないならカエるぞ」

カタカケ「ジカンのムダだからな」

アライさん「だぁー待つのだ!」

フェネック「実は私たちー、すっごく珍しいものを見たんだー」

カタカケ「メズらしいもの?」

カンザシ「なんだそれは」

フェネック「トキのお仲間だよー」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:41:04.07 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「トキのナカマ…マユツバものだな」

カンザシ「トキはゼツメツスンゼンになっているとキいたぞ。そうカンタンにミつかるわけがなかろう」

フェネック「それが見つけちゃったんだよねー。アライさんと歩いてたらばったりとさー」

アライさん「それはもう真っ黒な羽だったのだ!」

カタカケ「…クロ?」ピクッ

フェネック「そーそー」

アライさん「あんなに綺麗な黒は生まれて初めてだったのだ!今までに見たどんな夜空よりも真っ黒だったのだ!」

フェネック「言うなれば、『光をも飲み込む闇』って感じかなー?」

カンザシ「ヒカリをもノみこむ…」

カタカケ「ヤミ…!」

フェネック「まーでも信じてもらえないのは残念だよねー」

アライさん「しょうがないのだフェネック!あの漆黒の神々しさは実際に見た者にしかわからないのだ!」

フェネック「そうだよねー。誰かとあの感動を分かち合いたかったんだけどなー」

フェネック「やっぱり無理かー。それじゃーねー」スタスタ

カンザシ「おい」

カタカケ「ちょっとマて」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:41:40.06 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「マックロなハネ?どんなヨゾラよりもクロい?」

カンザシ「ヒカリをもノみこむヤミ?シッコクのコウゴウしさ?」

カタカケ「それらはスベて、ワレワレにこそふさわしいコトバなんだが?」

カンザシ「ワレワレがクロさでマけるわけがなかろう。オマエたちのみまちがいだ」

フェネック「えーそんなわけないよー」

アライさん「ちゃんと見たのだ!この目でしかと見たのだ!」

フェネック「…ふーん、そっかー」

アライさん「どうしたのだ、フェネック?」

フェネック「たぶんカンザシとカタカケはー、自分たちと同じ鳥類に黒さで負けるのが怖いんだよー」

アライさん「なるほど!アイデンティティの危機に怯えているのか!」

フェネック「こりゃ悪いことしちゃったかなー?」

アライさん「案外臆病だったのだ!ははは!」

カタカケ「ジョウトウじゃないか」ギロッ

カンザシ「ワレワレよりもクロいそのトキのナカマとやらをミせてみろ…」ビキビキ

フェネック「おっけー」ニヤリ

アライさん「もう夜遅いから、昼間になったらご案内するのだ!」

カタカケ「まぁ」

カンザシ「ワレワレがマけるなど、トウテイありえんがな?」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:42:32.79 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「まだツかないのか」

カンザシ「もうかなりアルいたぞ」

アライさん「焦っちゃダメなのだ」

フェネック「ほらほら、見えてきたよー」

ジャパリとしょかん
博士「かばん、これを作って欲しいのです」

かばん「今日はカレーじゃないんですか?珍しいですね」

助手「博士とこの本を読んでいて見つけたのです。ここにある食材で作れるはずですよ」

かばん「わかりました、ちょっと見てみますね!」ペラッ

カタカケ「おい」

カンザシ「なんだこれは?」ジ-ッ

かばん「うわぁ!?」ドテン

かばん「た、たべっ…」

フェネック「食べないよー」ヒョコッ

かばん「フェネックさん!?」

アライさん「アライさんもいるのだ!」ヒョコッ

かばん「アライグマさんまで!」

カタカケ「これは…モジか」

カンザシ「オマエ、これがヨめるのか?」

かばん「え?えぇ、なんとか」

アライさん「かばんさんは凄いんだぞ!」

フェネック「見てたらわかるよー」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:43:24.72 ID:+RE9Vabt0
かばん「出来ました、オムライスです!」

博士「おぉ、これはまた…じゅるり」

助手「素晴らしい香りなのです…じゅるり」

カンザシ「こいつ、ヒをこわがらないのか…もしかしてヒトのフレンズか?)

かばん「アライさんたちもどうですか?」

アライさん「いいのか!?」

かばん「はい、人数分ありますから!」ゴトッ

フェネック「いやー悪いねー」

アライさん「僥倖なのだ!」

カンザシ「おい、それよりトキのナカマを…」

フェネック「いいからいいからー」グイッ

アライさん「ありがたく食べるのだ!」グイッ

カンザシ「むぐっ!?」

カタカケ「むぐぐ…」 

かばん「どうですか?」

カンザシ「………」

カタカケ「………」

カンザシ「ウマい」モグモグ

カタカケ「シアワせなアジがするぞ…」モグモグ

かばん「それはよかった!」ニコニコ

博士&助手「おかわりなのです」

フェネック「早くない?」
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:44:11.29 ID:+RE9Vabt0
アライさん「さっきの場所はまちがいだったのだ」

フェネック「ほんとはこっちだよー」

カンザシ「タヨりないやつらだ」

カタカケ(でもさっきのおいしかったな…)

おんせん

アライさん「やってきたのだ!」ガラッ

ギンギツネ「あなた…アライグマ!?」

キタキツネ「生きてたんだね」

アライさん「?」

フェネック「その節はどうもー」ペコリ

ギンギツネ「見つかって良かったわねフェネック」

キタキツネ「これでまたゲームできるね」

ギンギツネ「あなた本当にそればっかり…あら?後ろにいるのは誰かしら」

カタカケ「なんというサムさだ」ブルブル 

カンザシ「ホントウにこんなところにいるのか?」ガタガタ

ギンギツネ「ちょっと、震えてるじゃない…お風呂に入って温まって行きなさいよ」

フェネック「もともとそのつもりで来たんだー」

アライさん「みんなでしっぽりしていくのだ!」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:45:38.84 ID:+RE9Vabt0
カンザシ「あたたかいな…」ホクホク

カタカケ「ココロまでヌクもっていく…」ホクホク

フェネック「やっぱり温泉は気持ちいいねー」

キタキツネ「ねぇそこの子たち」

カンザシ「ん?」

カタカケ「ワレワレのことか」

キタキツネ「ボクとゲームしない?最近ひとりでするのも飽きたんだ」

カタカケ「ゲームだと?」

アライさん「キタキツネはとても強いのだ!アライさん勝った事ないのだ!」

カンザシ「ほう…」

カタカケ「ショウブというわけか…」


カンザシ「うおおおおお!」ピコピコ

カタカケ「やれ!マけるなカンザシ!」

キタキツネ「ふふふ、甘いよ」ピコピコ

YOU LOSE !!

カンザシ「ぬああぁ!マけたぁぁ!」

キタキツネ「ボクの勝ち」ドヤッ

カタカケ「おのれぇ、ツギはワタシが!」

キタキツネ「いいよ」

ギンギツネ「キタキツネに新しいお友達ができてよかったわ」ニコニコ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:46:36.50 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「いつになったらトキのナカマをみられるのだ!」

フェネック「まーまー落ち着いてー」

アライさん「次の場所こそ本物なのだ!」

カンザシ「キタキツネ…いつかカナラずタオす!」

ジャパリカフェ

アルパカ「いらっしゃぁい!ようそこぉジャパリカフェへ!」

アライさん「とりあえず紅茶を4つ頼むのだ!」

アルパカ「はーい!」

カンザシ「かわったバショだな」

カタカケ「ここはなにをするところだ?」

フェネック「ここはカフェっていうんだー」

アライさん「とりあえず飲み物がおいしいのだ!」

カタカケ「のみもの、か」

カンザシ「ワレワレはミズくらいしかのんだことないな」

アルパカ「はーいできたよー」コト

アライさん「では飲んでみるのだ!」

フェネック「とても気にいると思うよー」

カンザシ「ふむ…」ズズ

カタカケ「かわったイロをしているな」ズズ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:47:21.77 ID:+RE9Vabt0
カタカケ「こいつもウマいな」

カンザシ「りょうり?とはまたベツのアジわいがある」

アルパカ「ほんとぉ?よかったぁ!」

アライさん「気に入ったならこれからも通ってみるといいのだ!」

フェネック「カンザシとカタカケはトリ系のフレンズだから、カフェまで来るのも簡単だよねー」

アルパカ「おかわりもあるからねぇ!ゆっくりしてってねぇ!」

カタカケ「うむ」

カンザシ「カフェというのもワルくないな」



カタカケ「zzz……」

カンザシ「スピ-…スピ-…」

アルパカ「あらあら」

フェネック「ネタバラシする前に寝ちゃったねー」

アライさん「きっと朝から連れまわしたから疲れたのだ」

アルパカ「ふふ、おかげで常連さんが増えそうだよぉ〜」

フェネック「良かったねーアルパカー」

アライさん「アライさんにかかれば顧客獲得もらくしょーなのだ!はっはっは!」

フェネック「アライさん、静かにねー」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/01(金) 01:48:39.99 ID:+RE9Vabt0
ガチャッ

アルパカ「あ、いらっしゃ〜い」

トキ「あら、あなたたちも来てたのね」

ショウジョウトキ「なんか見たことないフレンズがいるんですけど」

フェネック「この子たちはねー」

アライさん「新しいお友達なのだ!」

ショウジョウトキ「ふーん」

アルパカ「常連さんになってくれるかもしれないんだよぉ」

アルパカ「トキちゃんたちと同じトリ系のお客さんだから、仲良くしてあげてねぇ」

トキ「…!」

トキ「ふふふ、仲間がまた増えたのね…嬉しいわ…」

トキ「じゃあお祝いに、ここで一曲」

アルパカ「あ、それはちょっと」

わたぁ〜しはぁ〜トぉ〜キぃ〜♪
なかぁ〜まがぁ〜またふえぇ〜たぁ〜♪
ありがとおぉう〜〜♪
あぁ、ありがとおぉう〜〜♪

カンザシ「っっ!?」ビクンッ

カタカケ「なんだ!?なんなんだ!?」

フェネック「起きちゃったねー」

アライさん「大した目覚まし時計なのだ」

>>148にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>149に内容
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 01:53:05.00 ID:d07BfrrNo
リカオン
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 07:49:48.92 ID:0JAcPZSBO
お誕生日会
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:19:39.85 ID:7BEcdkYZ0
リカオン「ふぃ〜」ゴロゴロ

リカオン「休暇さいこぉ〜〜」ダラダラ

リカオン「最近セルリアン多くてキツかったもんなぁ…こんなんじゃ身が持たないよホント…」

アライさん「うむ、戦士にも休息が必要なのだ」

リカオン「だよねー、ヒグマさんももっと肩の力を…」

リカオン「ってうわぁ!?ビックリした!」

アライさん「そんなに驚くことないのだ」

リカオン「急に現れたらビックリしますよ!」

アライさん「まぁまぁそう言わずに。アライさんとリカオンの仲なのだ」

リカオン「私たち、そんな仲良かったっけ…」

アライさん「細かいことは気にしちゃダメなのだ」

リカオン「うーん」

フェネック「そんなリカオンにお知らせでーす」

リカオン「お知らせ?」

アライさん「ヒグマが呼んでたのだ!」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:20:13.33 ID:7BEcdkYZ0
リカオン「えっ」

リカオン「ヒグマさんが…?」

フェネック「すぐに連れて来いってさー。なんか仁王立ちしてたよー」

リカオン「うーわー!絶対怒ってるやつじゃん!」

アライさん「なにか心当たりあるのか?」

リカオン「いや特にないですけど…」

リカオン「でも休暇なのにわざわざ呼び出してくるって、なんか問題があったときですよね」

フェネック「まぁそうだよねー」

アライさん「きんきゅーじたいなのだ」

リカオン「うぅ…せっかくゴロゴロしてたのに…」

アライさん「さぁハンターリカオン、出動するのだ!」

フェネック「取って食われたりはしないから大丈夫だよー、たぶん」

リカオン「プレッシャーかけないでくださいよぉ」
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:20:56.03 ID:7BEcdkYZ0
リカオン「はぁ〜憂鬱だなぁ。自覚ないだけで、またヘマしちゃったのかな」

アライさん「リカオン、さっきから聞いてれば、ずいぶん自信がないのだ?」

フェネック「ハンターとして頑張ってるんだからさー、もっと胸張ってもいいと思うよー?」

リカオン「…ハンターって言っても、直接セルリアンを倒すのはヒグマさんとキンシコウさんなんです」

アライさん「そうなのか?」

リカオン「自分は先輩方ほど腕が立つわけでもありませんから。足の速さを生かした囮や斥候をいつも任されています」

フェネック「それだって立派な役割じゃないかなー?」

リカオン「まぁ必要なのは理解してますけど、それでも先輩方に比べると命の危険は低いですよね。代わりだって探せば他にもいるはずです」

リカオン「だからなのかな。いつも気の抜けた言動して、ヒグマさんに怒られちゃうんです」

リカオン「もっと強くなれたら2人の負担も減らせるんですけど、訓練でも負けっぱなしてすし。自分要らないのかなって思っちゃいますよね。あはは」

アライさん「大丈夫なのだ!」

リカオン「え?」

アライさん「きっとリカオンも、自分の凄さがわかるときがくるのだ!」

アライさん「それまで諦めちゃダメなのだ!」

リカオン「…だといいんですけどね」
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:21:37.56 ID:7BEcdkYZ0
ヒグマ「おう、リカオン」ザッ

キンシコウ「元気そうですね」

リカオン「ヒ、ヒグマさん!?キンシコウさんまで…」

ヒグマ「なにをダラダラしているんだ?待ちくたびれてこっちから来てしまったぞ」ギロッ

リカオン(目つきこわっ…絶対怒ってるよこれ…)

ヒグマ「今日はお前に言いたいことがある」

リカオン「言いたいこと…ですか?」

ヒグマ「あぁ、とても重要なことだ」

キンシコウ「覚悟してくださいね」

リカオン「な、なんでしょうか」ドキドキ

ヒグマ「…」ゴゴゴ

リカオン「…」ゴクリ


ヒグマ「誕生日!!」パンッ

キンシコウ「おめでとーう!!」パンッ

パンパカパ-ン

リカオン「…ふぇ?」

アライさん「今日はリカオンのお誕生日なのだ!」

フェネック「盛大にお祝いしようねー」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:22:40.31 ID:7BEcdkYZ0
リカオン「誕生日、ですか?」キョトン

ヒグマ「なんだよー覚えてないのか?」

キンシコウ「紛れもなく今日はリカオンの誕生日ですよ!」

アライさん「きっと戦いの日々に追われて忘れてしまっていたのだ!」

フェネック「パークのために身を粉にして戦ってるんだもんねー、尊敬しちゃうなー」

リカオン(そうだっけ…??)

キンシコウ「もう、さっきから浮かない顔ばかりして!」

ヒグマ「仕事続きで疲れてるだろ?今日くらいはゆっくりしろよな」ニコッ

リカオン「は、はい…」

リカオン(ダメだ…)

リカオン(心当たりがまったくない!)ドキドキ
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:23:17.80 ID:7BEcdkYZ0
アライさん「これはアライさんからのプレゼントなのだ!」つ綺麗なツヤツヤどんぐり

フェネック「さぁどうぞー」つPPPライブチケット

キンシコウ「私からはこれを」つ珍しい薬草  

リカオン(プレゼントまで!?)

リカオン(これは…言い出せないぞ…!)

リカオン「あ、ありがとございます」 

ヒグマ「私は博士たちに教えてもらった料理をたくさん作ってきたぞー!」

アライさん「おぉ!それはいいのだ!アライさんもいっぱい食べるのだ!」

フェネック「アライさーん、食べ過ぎには注意してねー?」

キンシコウ「この白くて大きな食べ物、とっても美味しそうですね」

ヒグマ「そいつは自信作だな!ケーキっていうんだ!」

リカオン(な、なんにも悪いことしてないのに申し訳なさがすごい…)ドキドキ

フェネック「なにか刺さってるねー?」

ヒグマ「ロウソクっていう火を灯すためのものらしい。誕生日の主役がそれを吹き消すのが決まりなんだと」

アライさん「じゃあリカオンが吹き消すのか!楽しみなのだ!」

キンシコウ「さっそくやってみましょうよ!」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:24:20.41 ID:7BEcdkYZ0
ヒグマ「よし、準備できたぞ」

キンシコウ「さぁリカオン」 

リカオン「は、はい…」

フーッ ワアアア パチパチパチ

アライさん「いい消しっぷりなのだ!」

フェネック「さすが主役だねー」

リカオン「あはは…」

リカオン(せっかくの休暇がとんでもないことになってしまった…)

ヒグマ「リカオン!」ガシッ

リカオン「は、はい!?」ビクッ

ヒグマ「私はこれでもお前のこと、頼りにしてるんだぞ」

リカオン「え?」

ヒグマ「お前のことを叱ったりするときもあるが、要らないと思ったことなんて一度だってありはしない」

リカオン「ヒ…ヒグマ、さん?」

キンシコウ「そうですよ!」

リカオン「キンシコウさん」

キンシコウ「私たちの可愛い後輩なんですから、自分のこと要らないなんて二度と言わないでくださいね!」プンプン

リカオン「あ……」

リカオン(聞いてたんだ…)

リカオン「…ありがとうございます」グスッ
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:25:02.64 ID:7BEcdkYZ0
キンシコウ「まぁ、ヒグマさんが素直になれないせいなのも悪いんですけどね」

ヒグマ「なっ、私のせいか!」

キンシコウ「この前みたいに、抱きついちゃってもいいんですよ?スキンシップも立派なコミュニケーションですから」クスッ

ヒグマ「〜〜っ!?///」

ヒグマ「キ、キンシコウーッ!」グワッ

キンシコウ「えーなんですかー?」

ヒグマ「あの件は禁句って言っただろー!!」

キンシコウ「だって怖がって甘えるヒグマさん、とっても可愛いかったんですもん」

ヒグマ「あーやめろ!恥ずかしいから思い出させるなぁ!」

アライさん「むぐぐぐ!?げほっ!つ、詰まったのだぁ!」

フェネック「だから言ったじゃないかー食べ過ぎちゃダメだってー」ポンポン

アライさん「た、助かったのだフェネック…」

ヒグマ「待てぇ!」ドタドタ

キンシコウ「きゃー食べないでくださーい」バタバタ 

リカオン「………」

リカオン「まぁ、いっか?」

リカオン(こんな休日も悪くないよね…)モグモグ

リカオン「あ、これ美味しい」
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:25:48.53 ID:7BEcdkYZ0
ばんがいへん
博士「暇ですね、助手」

助手「暇ですね、博士」

博士「島の長たる我々にも暇な日くらいあるものですが、ここまでやることがないと苦痛にすら思えるのです」

助手「確かにそうですね博士。では、賢い我々だからこそできる暇つぶしをやってみませんか?」

博士「それは良いですね助手。して、どんな暇つぶしなのですか?」

助手「アライグマとフェネックがイタズラして回ってることはご存知ですよね」

博士「もちろん知ってますよ助手。先日は我々にも仕掛けてきました。ムカつくのです」

助手「奴らと同じことをやってみるのです」

博士「つまり…?」

助手「我々もフレンズたちにイタズラを仕掛けてみるのですよ」

博士「!」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 02:26:45.27 ID:7BEcdkYZ0
博士「…賢い我々があんな程度の低いことをするのですか?」

助手「博士、我々だからこそできるのです」

助手「アライグマやフェネックとは比較にならない賢さを誇る我々だからこそ、もっと高尚なイタズラを仕掛けることができるのです」

博士「ふむ…」

博士「確かに。我々ならさらに上を目指せるのです」

助手「そしてアライグマやフェネックをギャフンと言わせてやるのです。奴らは我々の賢いイタズラを見て、きっと悔しがるのです」

博士「暇つぶしであると同時に、アライグマとフェネックへの仕返しにもなるというわけですか。素晴らしいですね助手」

助手「では、さっそく」

博士「作戦を立てますか」

>>160にキャラ指名(1〜2名、アライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズでもOK)、>>161に内容
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/02(土) 03:19:28.34 ID:K6sj1L2D0
酪農の育てや酪農の進めや乳牛や肉牛や豚や羊や馬や鶏と犬や猫などの親しみや企業の経営統合や大合併などにも加えていいみたいですよ。すべての旅館や店などの世代交代や防災散歩や旅行代や船舶の進化や鉄道や道路交通や航空などの進化や記念日が祝日に変わってくるにも加えていいみたいですよ。
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 04:09:35.63 ID:CY3Rca07O
安価下ならかばん&サーバル
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 05:24:25.62 ID:kJ65L85So
サーバルだけこっそり図書館に監禁…じゃなかったかくれんぼさせてかばんの様子を見る
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:16:42.25 ID:vb1+Mmgm0
ジャパリとしょかん
サーバル「私に用ってなーに?」

サーバル「言われたとおりかばんちゃんには内緒で来たけど…」

博士「簡単なことなのです」

助手「我々とかくれんぼしてほしいのです」

サーバル「えー!?珍しいね!2人が遊びたがるなんて!」

博士「賢い我々にも息抜きは必要なのです」

助手「もちろんタダで付き合えとは言いません。我々に見つかることなく隠れきれば、特製ジャパリまんを贈呈するのです」

サーバル「と、特製ジャパリまん!?なにそれおいしそー!」ジュルリ

博士「やるですか?やらないですか?」

サーバル「やるやるー!!」

助手「範囲はこのとしょかんの中だけなのです。勝手に外に出てはダメですよ」

サーバル「わかった!」

サーバル「よーし、負けないぞー!!」ピョ-ン

助手「…かかりましたね、博士」

博士「サーバルを騙すなど赤子の手をひねるようなものなのですよ、助手」

助手「あとはかばんの観察ですね」

博士「追い詰められたヒトの叡智がどの程度のものか、見ものなのです」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:17:27.87 ID:vb1+Mmgm0
さばんなちほー
かばん「おーい!サーバルちゃーん!」

かばん「…いないなぁ」

かばん「どこ行っちゃったんだろう。誰かと遊びに出かけたのかな?」

かばん「ひとこと言ってくれればいいのに…」

助手(かばんが困惑してますね、博士)バサバサ

博士(あいつらはイチャつきすぎなのです。たまにはいいクスリなのです)バサバサ

助手(確かに。まるでツガイのようにいつも一緒にいますね)バサバサ

博士(これを機に距離感を見直すのです)バサバサ

シマウマ「おーい、かばんさーん」

トムソンガゼル「なんかあったの?」

かばん「シマウマさんにトムソンガゼルさん!それが…」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:18:37.01 ID:vb1+Mmgm0
シマウマ「サーバルさんがいない?」

かばん「はい、朝起きるといなくなってたんです」

トムソンガゼル「どっか遊びに行ったんじゃないの?」

かばん「うーん、やっぱりそうなんでしょうか」

かばん「でもサーバルちゃん、出かけるときはいつも僕に行き先を告げるんですよね…」

シマウマ「お熱いですなぁ」

トムソンガゼル「かばんは束縛するタイプと見た」ニヤニヤ

かばん「そ、そういうのじゃないですって!」

シマウマ「でも、心配なのもわかる気がします」

トムソンガゼル「あのおっちょこちょいで有名なサーバルだもんねぇ」

かばん「はい、そうなんです…お夕飯までに帰ってくれるといいんですが…」

トムソンガゼル「まぁ気長に待ってなよ。きっとピンピンして帰ってくるって」

助手(少しいなくなっただけでこの慌てよう、これは重症なのです)バサバサ

博士(もはやバカップルのそれなのです)バサバサ

助手(このままでは島の風紀が乱れてしまうのです)バサバサ

博士(自分たちのイチャつきっぷりを思い知らせてやる必要があるのです)バサバサ
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:19:34.64 ID:vb1+Mmgm0
かばん「もう夜なのに帰ってこない…やっぱりおかしいよ…」

かばん「なにかあったのかな」

かばん「ねぇラッキーさん、サーバルちゃんの居場所を見つけることって出来ますか?」

ボス「特定ノフレンズヲサガス機能ハ搭載サレテイナインダ。ゴメンネ、カバン」

かばん「そう、ですよね…」

かばん「…じゃあ僕が探しに行かないと!」スクッ

ボス「カバン、気ヲツケテ行クンダヨ。ナニカアッタラ声ヲカケテネ」

かばん「はい!」


かばん「とは言ったものの…」

かばん「もう辺りは真っ暗だもんなぁ…よく見えないや」

かばん「サーバルちゃんがいないとこんなに心細いんだね。正直怖い…」

かばん「でも…」

かばん「ほっとくわけにはいかないよ…!」

かばん「よし、まずはさばんなちほーを見て回るぞっ」スタスタ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:20:27.21 ID:vb1+Mmgm0
カバ「サーバルがいない?」

かばん「はい、何か知りませんか?」

カバ「私は見てないけど…」

カバ(あの子ったら何してるのよ…)

カバ(たしかこの前はアライグマがいなくなってたわね。もしかして、なにかよからぬことがパークで起きてるのかしら?)

カバ「心配ですわね。私も付いていくわ」

かばん「ありがとうございます!」


シマウマ「なんだかんだ心配なので」

トムソンガゼル「私らも付いてくよ!」

かばん「お二人も!?心強いです!」

カバ「では、行きますわよ」

ジャパリとしょかん
サーバル「うみゃ〜!博士たちおっそいよ〜!」プンプン

博士「そう怒らずに」

助手「怒らずに」

サーバル「もう夜になっちゃったよ!きっとかばんちゃんも心配して…」

博士「景品の特製ジャパリまんなのです」グイ

助手「さぁよく味わうのです」グイ  

サーバル「むぐっ!?むぐぐぐ」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:21:27.24 ID:vb1+Mmgm0
サーバル「っ!?これ、おいしー!!」キラキラ

サーバル「なんかいつものジャパリまんと違うね!?」

博士「当然なのです。これは通常のジャパリまんとは素材からして別物、並のフレンズでは手が届かない高級品なのです」

助手「だからこそ特製なのですよ」

博士「サーバル、これがもっと欲しいですか?」

サーバル「うん!もっと食べたいなー!」

助手「では明日もかくれんぼの相手をするのです。そうすれば、もっと特製ジャパリまんを食べさせてやるのです」

サーバル「うーん、でもかばんちゃんが…」

博士「かばんには我々から言っておくのです(大嘘)」

サーバル「…そっか!じゃあ大丈夫だね!」

助手「今日はもう遅いので、泊まっていくのですよ」

サーバル「わかった!」


サーバル「みんみ〜……」スヤスヤ

博士「何も知らずに寝てますね、助手」

助手「どうなるのか楽しみなのです、博士」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:22:19.69 ID:vb1+Mmgm0
かばん「サーバルちゃーん!!どこー!?」

トムソンガゼル「出てこーいサーバルぅー!!」

シマウマ「いたら返事してくださーい!!」

カバ「出てこないと食べちゃいますわよー!?」

シ-ン

かばん「だめかぁ…」

トムソンガゼル「さばんなから外に行っちゃったのかもねぇ」

シマウマ「だとしたら、他のちほーのフレンズにも協力を求めないと…」

かばん「……サーバルちゃん」グスッ

カバ「泣くのはおやめなさい、かばん」

カバ「サーバルは絶対に見つかりますわ…いいえ」

カバ「私たちで絶対に見つけてみせるのですわ!」

トムソンガゼル「そーだそーだ!」

シマウマ「頑張りますよぉ!」

かばん「み、みんな…」

かばん「ありがとう」
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:23:07.01 ID:vb1+Mmgm0
博士「さぁ本日もかばんを観察しにいくのですよ、助手」バサバサ

助手「そうですね博士。丸一日も行方不明とあっては、大慌てに違いないのです」バサバサ

博士「もしかしたら泣き喚いているのかもしれませんね」バサバサ

助手「それは少し気の毒ですね。そろそろネタバラシしますか?」バサバサ

博士「そうですね、頃合いを見て……ん?」ピクッ

助手「…なんですか、あの集まりは?」

へいげんちほー
かばん「と、いうわけなんです」

カバ「あなた達の力もお借りできると嬉しいですわ」

ヘラジカ「良いだろう!」

ライオン「私たちの方でも探してみるよ〜」

ハシビロコウ「今まで大変だったね…でも、もう大丈夫だよ」

オーロックス「オレたちが付いたからには1000人力だぜ!」

カワウソ「わーい!みんなで探そー!」

ツチノコ「オレはどうしてもって言うから来てやっただけだがな」

スナネコ「とか言って、ツチノコも心配してるくせに〜」

ツチノコ「うるせぇ!」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:24:10.17 ID:vb1+Mmgm0
トムソンガゼル「みんな協力してくれてよかったねぇ!」

シマウマ「アルパカさんもカフェのお客さんに聞き込みしてくれるそうですよぉ」

ジャガー「なんたってかばんのためだからね」

かばん「本当に、なんとお礼を言ったらいいのか…」

アラビアオリックス「気にするなよ。困難は群れで分け合え、だろ?」

ビーバー「でも、本当にどこ行っちゃったんすかねぇサーバルさん…」

プレーリー「ここまでの道中で見つからなったとなると、残りの場所は限られてくるでありますな!」

カバ「しらみつぶしに探していくしかありませんわね」



博士「お、思ったより大ごとになってしまったのです…」

助手「は、博士…」

助手「これ、ネタバラシできますか…?」

博士「………」

助手「………」
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:26:31.07 ID:vb1+Mmgm0
カワウソ「あ、そーだ!」

カワウソ「博士と助手にも聞いてみたらどうかな!としょかんもここから近いよー!」

ヘラジカ「それは妙案だな!あの子たちならなにか知っているかもしれない!」

ライオン「それじゃ、さっそくとしょかんに行ってみようか〜」

かばん「待っててね、サーバルちゃん…!」

オオアルマジロ「案外、としょかんで呑気にジャパリまん食べてたりしてね」


博士「か、カワウソ…余計なことを!」

助手「…博士、これはもう詰みです」

博士「っ」

助手「大人しくごめんなさいするのです。今ならきっと許してもらえるのです」

博士「そ、そんな…それでは我々の負けに…」

助手「…アライグマとフェネックは大した奴らだったのですね。こんなことを何度も繰り返しているとは…」

博士「ぐぬぬぬぬぬ…み、認めないのです!我々が敗北するなど…」

ウミャ- ミンミ-

博士「!?」

助手「こ、この鳴き声は!」
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:28:11.49 ID:vb1+Mmgm0
ツチノコ「お、おい!かばん!!」

シマウマ「あれ!見てください!」

かばん「えっ?」


サーバル「おーい!」

サーバル「かばんちゃーん!」ダダダ


かばん「さ、さ、」

かばん「サーバルちゃんっ!!」  

サーバル「えへへ、かばんちゃんおとといぶり〜!」

かばん「ど、どこ行ってたの、サーバルちゃん」

サーバル「博士と助手のところでかくれんぼしてたんだー!」

ジャガー「か、かくれんぼって…」

ライオン「マジで言ってんの?」

サーバル「そしたらかばんちゃんの声が聞こえたんだよ!」

サーバル「最初は聞き間違いかと思ったけど、ちゃんと聞いてみてもやっぱりかばんちゃんだーって確信して、出てきちゃった!」

オーロックス「どんな耳してんだよお前…」

カバ「この子の聴力はフレンズの中でもトップクラスですのよ」

サーバル「土の中のネズミが立てる音だって聴き取っちゃうんだから!」エッヘン

カバ「まぁ、それもおっちょこちょいな性格で台無しですけど」

サーバル「もう!おっちょこちょいじゃないよ!」プンプン

かばん「よ…」

かばん「良かった…」ペタン
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:30:25.70 ID:vb1+Mmgm0
サーバル「かばんちゃん!?大丈夫!?」

かばん「本当に…無事で良かった…」

かばん「サーバルちゃんになにかあったら…僕…僕ぅ…」

かばん「ふえええぇぇん」ポロポロ

サーバル「か、かばんちゃん…」

サーバル「ごめんね…?本当にごめんね!?」

かばん「うわぁあああああん」ポロポロ

サーバル「あわわわ、ど、どうしたら…」

サーバル「う〜……えいっ!」ギュッ

かばん「っ!」

サーバル「もういなくなったりしないから…ずっとずっといっしょだから!」

サーバル「だから泣かないで、かばんちゃん!」ギュ-ッ

かばん「うぅ…」ポロポロ

かばん「ほんとに…?」

サーバル「絶対!」

かばん「………」ポロポロ

かばん「やくそく、だからね…サーバルちゃん…」ギュッ

サーバル「!」

サーバル「もちろん!」ニコッ
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/03(日) 07:32:38.68 ID:vb1+Mmgm0
――――――――――
―――――――
―――――
博士「あのあと、集まっていたフレンズたちによって『サーバル見つかってよかったねパーティー』なるものが開かれ、結局我々のイタズラについては追及されませんでした」

助手「されませんでした、が…」

サーバル「かばんちゃん!スナネコのところへ遊びに行こうよー!」ギュッ

かばん「うん、でも今日はアルパカさんのカフェに行く約束があるから、そのあとでいっしょに行こうか?」

サーバル「わかったー!」

かばん「ふふ、サーバルちゃんいい子いい子」ナデナデ

サーバル「えへへ、かばんちゃんもいい子いい子〜」ナデナデ

かばん「サーバルちゃんほどじゃないよ」

サーバル「えー嘘!かばんちゃんの方がいい子だよー!」

かばん「ちがいますー」

サーバル「う〜!そんなこと言ってると〜!」カプッ

かばん「ひゃっ!」

サーバル「た〜べ〜ちゃ〜う〜ぞ〜」カプカプ

かばん「きゃっ、くふふ、み、耳のところ甘噛みしないでぇ!」

サーバル「た〜べ〜ちゃ〜う〜ぞ〜」ペロペロ

かばん「きゃははは!た、たべないでくださーい!」

ボス「サーバル、タベチャダメダヨ」

博士「ば、バカップルっぷりが強化されてしまったのです…!」ギリギリ

助手「もう気にするだけ無駄なのですよ、博士」ヤレヤレ
>>176にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>177に内容
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 09:10:48.35 ID:KbN+Vteh0
ラッキーさん
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 09:22:22.37 ID:RxQeN+c20
かばんが食べられると嘘の報告をする
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/04(月) 03:29:01.33 ID:+ZZYIKT/0
アライさん「またやってしまったのだぁ〜!」

フェネック「どうしたのアライさーん」

アライさん「アライさんたちがお休みしてるあいだに…あいだに…!」

アライさん「かばんさんの危機が訪れていたのだぁ!」

フェネック「あー、そうみたいだねー。サーバルがいなくなってたとかなんとか」

アライさん「たくさんのフレンズが捜索を手伝ったらしいのだ…アライさんだってお役に立ちたかったのだ…」ションボリ

フェネック「しょうがないよーアライさんは風邪で寝込んでたんだからー」

フェネック「またかばんさんに危機が訪れたとき、アライさんが大活躍すればいいんじゃないかなー」

アライさん「…それもそうなのだ」

アライさん「アライさん、次は絶対にかばんさんを助けてみせるのだ!」

フェネック「そーそー、その意気だよー」

フェネック(…かばんさんの危機、ねぇ)

フェネック(………)

フェネック「そうだ」ニヤ

アライさん「?」
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/04(月) 03:30:08.46 ID:+ZZYIKT/0
こうざんのふもと
ボス「………」シ-ン

アライさん「おーいボスぅ!」

フェネック「大変だよー!」

ボス「………」シ-ン

アライさん「かばんさんが…かばんさんが!」

フェネック「危ないんだよー!」

ボス「…!」


ジャパリカフェ
かばん「よし、完成!」

サーバル「わーおいしそー!」

アルパカ「凄いねぇ、凄いねぇ!」

カンザシ「なんだコレは」

カタカケ「みたことがないタベモノだな」

アルパカ「たしか、パンケーキ?っていうんだよねぇ」

かばん「はい!としょかんの本に作り方が載ってたので、カフェの新メニューにどうかなと思ったんです」

アルパカ「いやーありがたいねぇ!紅茶の付け合わせにも良さそうだよぉ」

サーバル「私、食べてみたーい!」

カンザシ「ワ、ワレワレも」

カタカケ「カマわないか…?」

かばん「もちろん!人数分ありますよ!」
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/04(月) 03:30:58.04 ID:+ZZYIKT/0
かばん「じゃあこのメープルシロップをかけて…」トロ-

カタカケ「ふわふわとアマいカオリがするな…」

カンザシ「ショクヨクをソソる…」ジュル  

アルパカ「私も食べちゃうよぉ!」

サーバル「まだかなーまだかなー♪」

かばん「…はい、できたよ!」

サーバル「わーい!」

アルパカ「それじゃっ!」

カタカケ「うむ」

カンザシ「ありがたく」

「「「「いただきまーす!」」」」

ボス「タベチャダメダヨー!!」バンッ

ドンガラガッシャーン!

「「「「!!?」」」」

かばん「ら、ラッキーさんっ!?」

サーバル「ボス!?」
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/04(月) 03:31:48.00 ID:+ZZYIKT/0
ボス「ミンナ、カバンヲタベチャダメダヨ
ッ!!」

アルパカ「ふえぇ…?」

カンザシ「ナンのハナシだ…」

カタカケ「ワレワレはパンケーキなるものをタべようとしていただけだぞ」

ボス「エッ?」

かばん「僕ならこのとおり無事ですよ、ラッキーさん」

ボス「エッ…」

サーバル「ボスってば勘違いしちゃったんだねー」

ボス「カンチガイ…」

アルパカ「ありゃりゃ、ボスが飛び込んできたからテーブルひっくり返っちゃったねぇ」

カンザシ「パ、パンケーキが…」

カタカケ「よくもやってくれたなラッキービースト」

ボス「ア…」

ボス「アワワワワワワワワワワ」

かばん「ら、ラッキーさん!大丈夫ですから!また作ればいいだけですから!」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/04(月) 03:32:36.96 ID:+ZZYIKT/0
アライさん「アライさんも食べたいのだー!」ピョ-ン

かばん「アライグマさん!?」

フェネック「もーアライさーん、出てっちゃダメじゃないかー」トコトコ

サーバル「フェネックも!」

カタカケ「…なるほど、オマエらのサシガネか」

フェネック「そうだよー」

アライさん「びっくりしたのだ?」

サーバル「もー!ボスをだましちゃだめだよー!」プンプン

フェネック「ごめんごめーん、つい反応を見たくなっちゃってさー」

カンザシ「イタズラもほどほどにしておけよ」

アライさん「それは聞けないのだ」

かばん「あはは…じゃあ、アライグマさんとフェネックさんも含めて、またみんなの分を作りましょうか」

アライさん「アライさんもかばんさんのお手伝いをするのだ!」

フェネック「私もやっちゃうよー」

かばん「あ、それなら、アライグマさんはこれをかき混ぜてくれますか?フェネックさんはこれを…」
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/04(月) 03:33:43.81 ID:+ZZYIKT/0
サーバル「じゃあ!」

アルパカ「あらためて!」

いっただっきまーす!!

カタカケ「っ!!こ、これは…」

カンザシ「なんという…」

サーバル「あまーい!!」

アルパカ「美味しいねぇ!めちゃんこ美味しいねぇ!」

アライさん「ふんわりとした甘い口溶けにカリカリとした焼き目の香ばしさが心地よく合わさりアライさんの舌でハーモニーを奏でているのだ」

フェネック「つまりー?」

アライさん「最高なのだ!」

かばん「みんなのお口に合うようでよかったぁ」

ボス「カバン、カンチガイシチャッテ、ゴメンネ」

かばん「謝らないでください」

かばん「それだけラッキーさんが僕のこと心配してくれるってことですから、むしろ嬉しいんです!」ニコッ

ボス「カバン…」

かばん「でも、パークのみんなのことももうちょっと信じてあげてくださいね」

かばん「ここに僕を食べちゃうようなフレンズさんは、きっといませんから」

ボス「…ワカッタ」

ボス「ミンナヲシンジテミルヨ、カバン」

かばん「はい!」
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/04(月) 03:35:22.36 ID:+ZZYIKT/0
アライさん「いやぁ〜食べた食べたのだ〜」

アライさん「あれがメニュー入りしたら、アルパカのカフェは大人気間違いなしなのだ!」

フェネック「紅茶も美味しいからねー」

フェネック「パーク中のフレンズが訪れるようになって、入るのに何時間も待ったりして」

アライさん「そ、それはツライのだ…」

アライさん「でも、どんなになってもアライさんはあそこに通おうと思うのだ。カフェに初めて来たときの感動は、忘れないのだ」

フェネック「アライさーん、かっこいいこと言うじゃーん」

アライさん「ふぅははは!もっと褒めてもいいのだ!」

フェネック「ジャパリパークの人気者〜!イタズラ大明神〜!うっかりアライグマ〜!」

アライさん「気持ちいいのだ!アライさんが天に立つのだ!ははは!」

ドンッ

アライさん「ぐえっ!?」ドサッ

インドゾウ「あれ?だいじょーぶ?」

フェネック「だめだよアライさーん、前見て歩かなきゃー」

アライさん「うぅ…なんだか最近ツイてないのだ….」ヨロヨロ

フェネック「そのうちいいことあるさー」

インドゾウ「グッドラック〜」

>>185にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>186に内容
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 04:07:49.48 ID:1qZnvI3Bo
コウテイ
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 09:06:38.09 ID:CnMiwEfS0
ヤバい伝染病が流行中で他のフレンズと近寄ると感染するかもしれないとホラを吹く
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/05(火) 18:04:48.26 ID:810CrTC90
アライさん「やってきたのだみずべちほー!」

フェネック「今回もPPPに仕掛けちゃうよー」

アライさん「アイドルといえばドッキリなのだ!どんどんやるのだ!」

フェネック「あっ、噂をすればリーダーがきたよーアライさーん」

アライさん「よし、とつげきなのだ!」


コウテイ「〜♪」トコトコ

アライさん「コウテイ!」

コウテイ「ひゃっ!?」ビクッ

フェネック「お散歩楽しそうだねー、今日はオフなのかなー?」

コウテイ「あぁ、君たちか…」

コウテイ「ここ最近はレッスン続きだったからな。たまにはこうやってのんびりするのも良いものだよ」

コウテイ「…ところで、その口と鼻を覆ってる布はなにかな」

アライさん「これはマスクっていうのだ」

コウテイ「マスク…不思議な道具だな。近くで見せてくれ」

アライさん「だめなのだぁ!」

コウテイ「!?」

フェネック「密です」

アライさん「そーしゃるでぃすたんすなのだ」

コウテイ「みつ…?そーしゃる…??」
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/05(火) 18:05:48.22 ID:810CrTC90
アライさん「今、ジャパリパークでは伝染病が大流行しているのだ!」 

コウテイ「で、伝染病!?」

フェネック「感染したらーそれはもうヤバイことになるらしいよー」

コウテイ「ヤバイこと…」

アライさん「他のフレンズの近くでお話ししたりすると感染するらしいのだ」

フェネック「感染を防ぐには距離を2メートルくらい空けるといいらしいよー」

コウテイ「その、2メートル?ってどれくらいなんだ?」

アライさん「博士がいうにはちょうど今のアライさんとコウテイくらいの距離なのだ」

コウテイ「そ、そうか…」

フェネック「そうだ、コウテイにこれあげるよー」ポイッ

コウテイ「!」パシッ

コウテイ「これは…マスク?」

アライさん「ちゃんとPPPの人数分あるのだ!」

フェネック「みんなにもわけてあげてねー」

アライさん「ではアライさんたちはこのへんで!」

フェネック「くれぐれも気をつけてねー本当にヤバイことになるらしいからさー」スタスタ

コウテイ「………」

コウテイ「えらいことになってしまった…」ゴクリ
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/05(火) 18:06:42.00 ID:810CrTC90
PPPらいぶすてーじ
イワビー「おーっす」

ジェーン「おはようございます」

プリンセス「おはよー」

フルル「あれー?ここに置いてあったジャパリまんはー?」

マーゲイ「私のもないですよぉ!」

プリンセス「知らないわよ?」

イワビー「フルルが寝ぼけて食べたんじゃねーの?」

フルル「ちがうよー」

マーゲイ「ここにはみなさんがお昼に食べる分も置いてあったはずなんですが…」

プリンセス「え、じゃあ今日の私たちお昼ご飯抜き!?」

イワビー「マジかよ…テンション下がるわー…」

ジェーン「いったい誰が…あ、コウテイさんおはようございます」


コウテイ「おはよう」マスク

プリンセス「…コウテイ、なにその布」

コウテイ「マスクというやつだ」

イワビー「息苦しくないのかそれ?ちょっと外してみろよ」

コウテイ「近づいちゃだめだっ!」

イワビー「うおっ!?」ビクッ

コウテイ「みんな…これからはずっとこの距離を保つんだ。いいか、2メートルだぞ?」

ジェーン「ど、どうしたんですかコウテイさん…」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/05(火) 18:07:34.49 ID:810CrTC90
フェネック「なかなか面白そうなことになってるねーアライさーん」コソコソ

アライさん「アライさんたちのホラを真に受けてるのだ!」モグモグ

フェネック「アライさん、そのジャパリまんどこから持ってきたの?」

アライさん「なんかそこのテーブルに置いてあったのだ」

アライさん「たくさんあるから、フェネックも後でいっしょに食べるのだ!」

フェネック「はーいよー」



コウテイ「みんなもこれを付けるんだ」つマスク

イワビー「え?やだよ窮屈そうだし」

フルル「フルルもいやかなー」

プリンセス「ていうかアイドルが顔隠してどうすんのよ」

コウテイ「そんなこと言ってる場合じゃないんだ!ヤバイことになってしまうぞ!」

イワビー「ヤバイのはお前の様子だろ…」

プリンセス「コウテイあなたさっきから変よ…いったいどうしたのよ…」

イワビー「!」

イワビー「おいプリンセス、こっちこい」ヒソヒソ
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/05(火) 18:08:18.47 ID:810CrTC90
プリンセス「どうしたの?」ヒソヒソ

イワビー「もしかしてさ、ジャパリまん食ったのコウテイなんじゃねえか?明らかに挙動不審だぞあいつ」

プリンセス「えぇ?コウテイが盗み食いなんてするわけ…」

イワビー「めちゃくちゃ腹減ってたのかもしれないだろ」

プリンセス「う〜ん…」

イワビー「きっとあのマスクとかいうので口の周りの食べカスを隠してんだよ」

イワビー「そして近づかないようにしてるのは、体に染み付いたジャパリまんの匂いに気付かせないようにするためだ。間違いない!」

プリンセス「本当なのかしら」

ジェーン「でもその推理、筋は通ってるかもですよ」

フルル「コウテイったらいけないんだー」

マーゲイ「いつも真面目なコウテイさんがつまみ食いしちゃうなんて…ギャップ萌えです!」

プリンセス「あなたたち、いつの間に…」

イワビー「しっかしコウテイのやつ、どんだけ腹減ってたんだよ…全員分だぜ?」

プリンセス「まだ決まったわけじゃないでしょ」

フルル「じゃあさーみんなでコウテイをオシオキしちゃおうよー」

ジェーン「お、オシオキですか?」

イワビー「なんか面白そうだな!」

フルル「うん、たとえばー」
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/05(火) 18:09:38.74 ID:810CrTC90
ジェーン「コウテイさん、プリンセスさんがあっちで呼んでましたよ」

コウテイ「プリンセスが?わかった」

コウテイ「くれぐれも密にならないようにな」スタスタ

ジェーン(密ってなんだろう…)


コウテイ「おーい、プリンセス」

イワビー「おりゃっ!」

フルル「それー」

マーゲイ「えいっ!」

コウテイ「うわっ!?」ドサッ

イワビー「捕まえたぜコウテイ!」

フルル「ジャパリまんのうらみー」

マーゲイ「こ、コウテイさんと密着…!えへへぇ」スリスリ

コウテイ「みんな、いったい何を!?」

コウテイ(というかこの状態はマズイ!)

イワビー「マスクいただきー!」

コウテイ「あ!こら!」

フルル「悪い子のコウテイにはオシオキだよー」ワキワキ

コウテイ「オ、オシオキ?」
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/05(火) 18:10:34.47 ID:810CrTC90
フルル「そーれー」コチョコチョ

コウテイ「ひゃわぁ!?」ビクッ

イワビー「オラオラァ!」コチョコチョ

コウテイ「あははは!な、なにをぉ!」

マーゲイ「はうぅ…コウテイさんのやわらかボディ…」サワサワ

コウテイ「んんっ!」ビクッ

フルル「どんどんやっちゃうよー」コチョコチョ

イワビー「手加減しないぜー!」コチョコチョ

コウテイ「きゃははははは!!ひゃめろぉ!」

マーゲイ「いい匂いがしますぅ…最高ですぅ…」ペロペロ

コウテイ「あひぃ!?へ、へんなとこなめるなぁ!」

コウテイ「あひゃはははは!たすけてぇプリンセスぅ!」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/05(火) 18:11:27.59 ID:810CrTC90
プリンセス「で?なにかいうことは?」

イワビー「調子乗ってすんませんでした」

マーゲイ「どさくさでセクハラしてすみませんでした」

フルル「ごめんなさーい」

コウテイ「はぁ…はぁ…」

マーゲイ「あぁ…!紅潮したお顔で息も絶え絶えのコウテイさん…とても魅力的ですぅ!」

プリンセス「マ ー ゲ イ ?」ギロッ

マーゲイ「はい…すみません…」

プリンセス「まったく…」

ジェーン「こうやってみんなではしゃぐの、久しぶりな気がしますね」

プリンセス「はしゃぎすぎよ!」

コウテイ「はは…たまには…いいものだな…」

イワビー「コウテイもちょっと喜んでんじゃねえか」

フルル「そういうのマゾっていうんだよねー」

プリンセス「あんたはまたそんなことを…」

ジェーン「でもコウテイさんじゃなかったとすると、誰がジャパリまんを食べたんでしょうか」

マーゲイ「それが謎なんですよねぇ」

プリンセス「考えても仕方ないわ。さぁ、今日のレッスン始めるわよ!」

コウテイ「み、密に気をつけて…」

プリンセス「大丈夫だから!あなたも早く準備する!」

コウテイ「あっ、はい…」
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/05(火) 18:12:31.22 ID:810CrTC90
アライさん「うぐぐぐぐ…食べすぎてしまったのだ…動けないのだ…」

フェネック「アライさーん、またやってしまったねぇ」

アライさん「ついつい手が止まらなかったのだ…やめられないとまらないなのだ…」

フェネック「あんなに食べたらダメだよーお腹壊しちゃうよー」

アライさん「めんぼくないのだ…」

アライさん「でもフェネックの分はちゃんと取ってあるのだ…」サッ

フェネック「それは嬉しいけどさー」

アライさん「フェネック、あーん」

フェネック「ん」パクッ

アライさん「お味はどうなのだ?」

フェネック「うん、おいしいよー」モグモグ

アライさん「それはなによりなのだ」

フェネック「また食べさせてもらっていいかなー」

アライさん「お安いご用なのだ。はい、あーん」

フェネック「んー」パクッ

>>196にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>197に内容
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 18:15:30.93 ID:dAKo77vUo
アリツカゲラ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 18:32:08.64 ID:xwztrwUb0
フェネックだけで泊まりにきて、こっそり部屋にアライさん呼んで大声出してもらい、アライさんは見つからないように隠れる
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:43:24.49 ID:2VTSEk6t0
ロッジ
アリツカゲラ「ロッジアリツカへようこそ!」

フェネック「泊まっていきたいんだけど空きはあるかなー?」

アリツカゲラ「はい、大丈夫ですよ。フェネックさんお一人ですか?」

フェネック「うん」

アリツカゲラ「どんなお部屋にしましょう」

フェネック「んー快適に寝られるところがいいなー」

アリツカゲラ「では、お部屋『ふわふわ』へとご案内します!」

フェネック「はーいよー」


フェネック「おーハンモックがいっぱいだねー」

アリツカゲラ「いかがですか?」

フェネック「気持ちよさそうだからここにするよー」

アリツカゲラ「かしこまりました!ごゆっくりどうぞ!」

フェネック「ありがとねー」
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:44:14.46 ID:2VTSEk6t0
アリツカゲラ「オオカミさん、お夕飯のジャパリまんを持ってきましたよ」

オオカミ「やぁアリツさん、いつもありがとう。そこに置いといてくれるかな」

アリツカゲラ「はーい」コトッ

オオカミ「誰やらお客さんが来たみたいだね?」

アリツカゲラ「えぇ、フェネックさんがお一人で来られてますよ」

オオカミ「フェネックが一人で?珍しいね」

アリツカゲラ「言われてみればそうですねぇ。いつもアライグマさんとご一緒してます」

オオカミ「まぁ、彼女もひとり旅をしたいときくらいあるか」

アリツカゲラ「アライグマさんがいないと、静かでちょっと寂しい気もしますけど」クスッ

オオカミ「せっかくだから彼女のいいカオもいただいておきたいね」

アリツカゲラ「怖いお話もほどほどにしてくださいよ?」

オオカミ「ふふ、わかってるよ」


アリツカゲラ「えーと、次はアミメキリンさんのお部屋に…」ガチャ

「よぉーし!アライさんにお任せなのだぁ!!」

アリツカゲラ「えっ?」

アリツカゲラ「いま、フェネックさんのお部屋から…?」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:45:16.92 ID:2VTSEk6t0
アリツカゲラ「フェネックさん?入りますよ?」コンコン

「はいよー」

アリツカゲラ「フェネックさん、アライグマさんの受付を…」ガチャ

アリツカゲラ「…あら?」

アリツカゲラ(フェネックさんしかいない…?)キョロキョロ

フェネック「アリツさん、どうかしたのー?」

アリツカゲラ「こちらのお部屋からアライグマさんの声が聞こえたんです」

フェネック「アライさんの?」

アリツカゲラ「えぇ、一応お聞きしますが、アライグマさんはロッジには来られてませんよね?」

フェネック「もちろんだよーここには私だけで泊まりに来たのさー」

アリツカゲラ「そう、ですよね…」

フェネック「用はそれだけかなー?」

アリツカゲラ「あ、はい。失礼しました!」

フェネック「いえいえー」
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:46:33.02 ID:2VTSEk6t0
アリツカゲラ「うーん…私の聞き間違いかしら…」

アミメキリン「アリツさん?どうかしたの?」

アリツカゲラ「い、いえ!なんでもありませんよ」

アミメキリン「むむ…」ジ-ッ

アミメキリン「なにかあったようね」

アリツカゲラ「えっ!わかるんですか?」

アミメキリン「探偵ですもの!観察眼には自信があるわ!」

アリツカゲラ「すごいですねぇアミメキリンさん…」

アミメキリン「さては…」

アリツカゲラ「…」ゴクリ

アミメキリン「ヒツジの鳴き声に悩まされてるわね!」

アリツカゲラ「……」ポカ-ン

アミメキリン「その顔は図星ねっ!?」ドヤッ

アリツカゲラ「うふふ」

アミメキリン「えっ!なんで笑うの!?」ガビ-ン

アリツカゲラ「なんでもありませんよ」クスッ


アリツカゲラ「うん、やっぱり考えすぎよね。気にしてないで仕事仕事!」

「パークの危機なのだぁー!!」

アリツカゲラ「!?」
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:47:16.12 ID:2VTSEk6t0
アリツカゲラ「あ、あの!フェネックさん!?」

フェネック「どうしたのー?」

アリツカゲラ「アライグマさんいらしてますよね!?」

フェネック「えー?来てないってばー」

アリツカゲラ「そんなはずは!さっきも声が聞こえたんです!」

フェネック「もーしつこいよアリツさーん」

フェネック「見ての通り、部屋には私しかいないよー」

アリツカゲラ「えぇ…?」

アリツカゲラ(いったいどういうことなの!?)

フェネック「アリツさんきっと疲れてるんだよー」

フェネック「いないフレンズの声が聞こえるなんて普通じゃないよー」

アリツカゲラ「そ、そんな…」

フェネック「今日はもう休んだほうがいいと思うよー」

アリツカゲラ「…そうかもしれませんね」

アリツカゲラ「失礼します…」

フェネック「うん、ゆっくりねー」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:48:12.04 ID:2VTSEk6t0
アリツカゲラ「はぁ…」

アリツカゲラ「最近忙しかったから疲れてるのかしら?」

アリツカゲラ「でも確かに聞こえたのよね…アライグマさんの声…」

アミメキリン「先生!原稿のほうはどうですか!」

オオカミ「後ちょっとで完成だよ。今回もなかなか良いものが描けた」

アミメキリン「それは楽しみです!」

オオカミ「そういえば、こんなウワサを知っているかい?」

アミメキリン「えっ?」

オオカミ「いないはずのフレンズの声が聞こえるって話さ」

アリツカゲラ「!」

オオカミ「その正体は、セルリアンに食べられてしまったフレンズの怨念…」

オオカミ「声を聞いた者を自分がいる場所へ引きずり込もうとしている…」

アミメキリン「あわわわわ…」

アリツカゲラ「引きずり込まれると、どうなっちゃうんですか…?」

オオカミ「詳しくはわからない…ただ」

オオカミ「もうこの世には絶対に戻ってこれないということだけはわかる」

アミメキリン「ひ、ひいいぃ!」

オオカミ「いいカオいただきました♪」
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:49:19.31 ID:2VTSEk6t0
アミメキリン「もう!オオカミさん!」

オオカミ「あはは、君に冗談を言うのは飽きないなぁ」

アミメキリン「本気で怖いんですからやめてくださいってば!」

オオカミ「ごめんごめん」

アミメキリン「まったく先生には困ったものです…ねぇアリツさん」

アリツカゲラ「う、うそよ…そんなはず…」

アミメキリン「アリツさん?」

アリツカゲラ「でも確かに私には聞こえて…あれはアライグマさんの声…まちがいない…」ブツブツ 

アミメキリン「アリツさん!」

アリツカゲラ「そうなるとアライグマさんはもう…?そんなの、そんなの…!」ブルッ

アミメキリン「アーリーツーさーん!」

アリツカゲラ「ひぅ!?」ビクッ 

アミメキリン「何度も呼んだんだけど」

オオカミ「どうかしたのかな?」

アリツカゲラ「…」

アリツカゲラ「すみません、今日はちょっとお休みさせていただきますね…」フラフラ

アミメキリン「あ、ちょっと!…行っちゃった」

オオカミ「あの様子は心配だね」

アミメキリン「なにかあったんでしょうか」

オオカミ「ふむ………」

オオカミ「ちょっと見てみようか」
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:50:35.16 ID:2VTSEk6t0
アリツカゲラ「……」トボトボ

アリツカゲラ(思い返してみれば…)

アリツカゲラ(いつもアライグマさんといっしょのフェネックさんがひとりだなんて…その時点でおかしかったんだわ)

アリツカゲラ(きっともう…アライグマさんはセルリアンに…!)

アリツカゲラ「その声を聞いてしまった私はどうなるの…!?」

「やっと捕まえたのだ!ぼうしドロボーめぇ!」

アリツカゲラ「ひっ……!?」

「ふはははは!!ついに取り戻したのだ!」

アリツカゲラ「あ……あ……」ガタガタ

「アライさんがいれば無敵なのだ!!」

アリツカゲラ「もう…やめてぇ!!」

「こっちからだ!」

「わかりました!」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:51:19.42 ID:2VTSEk6t0
バンッ!

オオカミ「フェネック!」

アミメキリン「入るわよ!」

フェネック「んー?」

フェネック「どうしたのお2人さん?尋常じゃない様子だねー」

オオカミ「ふむ…アライグマは見当たらないな」

アミメキリン「ここは私の推理で!」

オオカミ「いや…」クンクン

オオカミ「………」クンクンクン

オオカミ「ここか」スタスタ 

フェネック「あらあらー?」

オオカミ「よいしょっと」バッ

アライさん「のだぁ!?」

アミメキリン「そんなところに!」

フェネック「見つかっちゃったねーアライさーん」

アライさん「くぅっ…せっかくいい感じの隠れ場所だったのにぃ!」

オオカミ「ハンモックの裏側に張り付いていたとは、盲点だね。アリツさんが見逃すわけだ」

アミメキリン「アリツさんの後をつけて正解だったわ!」

アミメキリン「さぁロッジの平和を乱す悪党たち!お縄につきなさい!」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:52:56.77 ID:2VTSEk6t0
――――――――――
―――――――
―――――

アリツカゲラ「もう!本当に怖かったんですからね!」プンプン

アライさん「ごめんなさいなのだ」

フェネック「でも楽しかったなー」

フェネック「アリツさんのあんなに怖がった顔なんてなかなか見れないよー」

アリツカゲラ「うぅ…」

アミメキリン「まったく、懲りないヒツジとコアラね!」

アライさん「まだ言うのかぁ!アライさんはヒツジじゃなくてアライさんなのだ!」

フェネック「コアラは私のことかなー?」

アミメキリン「とぼけても無駄よ!あなたは間違いなくコアラ!私の目はごまかせないわ!」

フェネック「そっかーめいすいりだねー」

アライさん「フェネックもちゃんと言い返すのだ!」

オオカミ「でも、2人のおかげで次回のアイデアが浮かんできたよ。そこは感謝させてもらおうかな」

フェネック「っていうか、アリツさんが怖がったのはオオカミのせいでもあるよねー」

アミメキリン「そうですよ、オオカミさんの冗談だってすごく怖いんですから!ほどほどにしてください!」

オオカミ「うーん、原稿のためなんだけどなぁ?」

アミメキリン「うっ、そう言われると強く出れない…」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/06(水) 22:54:30.16 ID:2VTSEk6t0
アライさん「オオカミが描いてるマンガ、そんなに面白いのか?」

アミメキリン「当たり前よ!私が探偵になれたのは先生の『ホラー探偵ギロギロ』を読んだおかげなんだから!」

フェネック「へぇーそれはちょっと気になるなー」

アライさん「アライさんたちも読んでみたいのだ!」

アミメキリン「いいわ!全巻持ってる私が貸してあげる!」

アライさん「おぉ!」

フェネック「やったねーアライさーん」

アミメキリン「ギロギロを読んで探偵になりたくなったら私に言いなさい!弟子にしてあげるんだから!」

フェネック「うーん、それは遠慮しとこうかなー」

アライさん「気持ちだけ受け取っておくのだ。事件を迷宮入りさせるほうの探偵になっちゃいそうなのだ」

アミメキリン「なっ!どういう意味よ!」

アリツカゲラ「ぷっ、あはは」

アミメキリン「アリツさんまで!もう、怒るわよー!」

オオカミ「今日もここは平和なロッジだね」

>>209にキャラ指名(今までターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>210に内容
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 22:59:31.28 ID:o08rZSMVo
アルパカ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 23:06:32.08 ID:yDbYPz9f0
紅茶で服毒死…のフリ
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:32:14.25 ID:uSnM2EO00
ジャパリカフェ
アルパカ「いらっしゃぁい!ようこそぉジャパリカフェへ!」

アライさん「紅茶を飲みに来たのだ!」

フェネック「お願いねー」

アルパカ「はいよぉ!」

ショウジョウトキ「このパンケーキっていうの美味しいですね」

トキ「かばんが考えたらしいわ」

ビーバー「なんだか不思議な味っすねぇ」

プレーリー「甘くてふわふわであります!」

アルパカ「気に入ってもらえてうれしいぬぇうれしいぬぇ♪」

アライさん「ビーバーとプレーリーがカフェにいるのは珍しいのだ」

プレーリー「ビーバー殿が一度紅茶を飲んでみたいというのでやって来たのであります!」

ビーバー「オレっち、湖のお水しか飲んだことないから気になったんす…わがままに付き合わせて申し訳ないっす」

プレーリー「なにをいうでありますか!ビーバー殿が望むなら、いつでもどこでも付き添うでありますよ!」

ビーバー「プ、プレーリーさん…//」

フェネック「まーたイチャついてるよー」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:33:10.64 ID:uSnM2EO00
アルパカ「はい紅茶〜」

アライさん「どうもなのだ!」

フェネック「ありがとー」

トキ「私とショウジョウトキの絆だって負けないわ」

ショウジョウトキ「ちょっと!張り合わなくていいんですけど!」

トキ「ショウジョウトキはいつも私の歌の練習に付き合ってくれるのよ」

トキ「この前なんて『でゅえっと』っていう新しい歌い方もいっしょに練習したんだから」

アルパカ「仲良しさんだねぇ〜」ニコニコ

ショウジョウトキ「うぅ…恥ずかしいからやめなさいよ…」

アライさん「美味しいのだ!」ズズズ

フェネック「クセになる味だよねー」ズズ

ビーバー「そのでゅえっと?っていうの、いつか聴いてみたいっすねぇ」

トキ「また今度カフェで披露するわ。練習ですごくいい感じだったから、きっと気にいると思う」

ショウジョウトキ「ハードル上げないで欲しいんですけど」

アルパカ「じゃあじゃあ!また喉にいいお茶用意しとかないとねぇ!」


アライさん「ぐっ….…!?」ガタッ

フェネック「がはっ!!」
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:34:14.02 ID:uSnM2EO00
アライさん「ガフッ……」バタン

フェネック「ぐぎぎぎぎ………」ドサッ

ビーバー「えっ?えっ?」

トキ「どうしたの」

プレーリー「アライグマ殿とフェネック殿の様子が…」

アライさん「」

フェネック「」

ショウジョウトキ「う、動かなくなったんですけど…?」

プレーリー「おーい!どうかしたのでありますかー?」

ビーバー「こ、これ…もしかして…」

ビーバー「息してないんじゃ…」

プレーリー「!?」

トキ「えっ…?」

アルパカ「アライグマ!フェネックぅ!どうしたのぉ!?ねぇ!」ユサユサ

アライさん「」

フェネック「」

トキ「動かないわ…」

ビーバー「あわわわわわ」

ショウジョウトキ「な、なんで!?さっきまで元気だったじゃない!」
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:34:51.13 ID:uSnM2EO00
アルパカ「も、もしかして…」

アルパカ「あたしの紅茶のせいで…!?」

プレーリー「そ、そんなはずないであります!」

ビーバー「そうっすよぉ!オレっちたちの紅茶はなんともなかったっす!」

ショウジョウトキ「で、でも、それしか考えられなくない…?」

プレーリー「なんですと!?」

ショウジョウトキ「その2人、明らかに紅茶を飲んでから苦しみだした…」

ショウジョウトキ「紅茶になにか入っていたとしか…思えない…!」

アルパカ「あ、あたしが…あたしが、なにか間違えたから…?」ブルブル

トキ「やめなさい!」

ショウジョウトキ「!」ビクッ

トキ「今はそんなこと言ってる場合じゃないわ」

トキ「なんとかして2人を助けないと」

プレーリー「で、でも…どうやって…」

アルパカ「アライグマぁ…フェネックぅ…やだよぉ…目を覚ましてよぉ…」グスグス

ビーバー「………」

ビーバー「ハッ!もしかしたら!」

プレーリー「どうしたでありますか?ビーバー殿!」

ビーバー「プレーリーさんの挨拶で、毒を吸い出せるかもしれないっす!」
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:36:00.60 ID:uSnM2EO00
トキ「!」

ショウジョウトキ「た、たしかに!それなら…!」

アルパカ「ナイスアイデアだよぉビーバーちゃん!」

プレーリー「さっそくやってみるであります!」ガバッ

プレーリー(アライグマ殿、今助けるでありますよ!)

プレーリー「〜〜〜」ブッチュウウウ  

アライさん「」チュウウウ

アライさん(す、吸いすぎなのだ!苦しいのだ…!)

フェネック(アライさん苦しそうだなー)

ビーバー「ふ、フェネックさんにはオレっちが!」

フェネック(!)

ビーバー「えいっ!」

ビーバー「〜〜」ブッチュウウウ

フェネック「」チュウウウ

フェネック(あーたしかに苦しいねーこれ…呼吸ががが)
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:36:39.88 ID:uSnM2EO00
プレーリー「ぷはっ…ペッ!」

ビーバー「ペッ!」

ショウジョウトキ「ど、どう?」

アライさん「ハァ…ハァ…」

フェネック「ふぅ…ふぅ…」

アルパカ「息してるよぉ!2人とも、息してるよぉ!」

トキ「効果ありみたいね」

プレーリー「よしっ!」

ビーバー「このまま繰り返すっすよぉ!」

アライさん(なっ…!?)

フェネック(拷問かなー?)

プレーリー「〜〜〜」ブッチュウウウ  

ビーバー「〜〜」ブッチュウウウ


トキ「とりあえず蘇生には成功したようね」

アライさん「」ピクピク

フェネック「」ピクピク

ショウジョウトキ「だ、大丈夫なのこれ?」

ビーバー「さっきからピクピク動いてはいるんすけど…」

プレーリー「目を覚ましませんなあ」
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:37:41.84 ID:uSnM2EO00
ガチャッ

博士「アルパカ」

助手「新メニューの噂を聞いたので来てやったのです」

アルパカ「あっ、博士と助手ぅ!」

ショウジョウトキ「悪いけど今それどころじゃ…」

博士「どうかしたのですか?」

ビーバー「そ、それが…」


博士「………」

助手「………」

プレーリー「と、いうわけなのであります!」

トキ「博士と助手の知恵を借りたいわ。なんとかならないかしら」

博士「はぁ…」

助手「…わかりました、その2人は我々が預かるのです」

アルパカ「ほんとぉ!?」

ショウジョウトキ「助かるの!?」

博士「プレーリーたちのおかげでなんとかなったのです」

助手「お前たちよくやったのです」

ビーバー「やったっすねぇビーバーさん!」

プレーリー「ビーバー殿のおかげでありますよ!」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:38:35.14 ID:uSnM2EO00
博士「よいしょ」セオイ

助手「では我々はこれで」セオイ

アルパカ「ありがとねぇ!本当にありがとねぇ!」

博士「礼には及ばないのです」

助手「今度ふっかふかのパンケーキを用意してくれればそれでいいのです」

博士「我々は」

助手「グルメなので」

アルパカ「もちろんだよぉ」

トキ「アライグマとフェネックのこと、頼んだわよ」


ジャパリとしょかん

アライさん「……ハッ!?」

フェネック「ここは…」

博士「やっと目を覚ましたのですか」

助手「相変わらず懲りない奴らですね」

アライさん「博士と助手!」

フェネック「私たち、また失敗しちゃったみたいだねー?」
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:39:21.52 ID:uSnM2EO00
博士「お前たちの馬鹿さ加減にはほとほと呆れ返るのです」

助手「愚か者にはオシオキが必要なのです」

アライさん「オシオキ!?」

フェネック「いつもみたいにぶたれちゃうのかなー?」

博士「…違うのです」ジロッ

助手「今回は…」ゴゴゴ

アライさん「な、なにをする気なのだ」ドキドキ

フェネック「……」

博士「…アルパカにちゃんと謝って、カフェのお手伝いをして来るのです」

アライさん「ふぇ?」

助手「期間は特に定めませんが、なるべく長めに手伝ってあげるのですよ。最近は新メニュー導入でお客が増えているので」

フェネック「アルパカにはもともと謝るつもりだったけどさー、なんか博士たちにしては優しい罰だねー?」

博士「…我々はとある件でお前たちのことを少しだけ見直したのです」  

助手「怒られても怒られてもイタズラを繰り返す…その鋼のようなメンタルには、呆れを通り越して敬意を抱いたのです」

フェネック「褒められちゃったねーアライさーん」

アライさん「ふぅははは!やっぱりアライさんたちはすごいのだ!」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:40:17.58 ID:uSnM2EO00
博士「調子に乗るななのです」ギロ 

助手「お望みならいつも通りぶってあげても良いのですよ」

アライさん「遠慮しておくのだ…」

フェネック「なかなか痛いからねーアレ」

博士「まぁお前たちをぶったところで全く懲りないので、意味などないのですが」

助手「その不屈のメンタルをもっと有意義なことに活かそうとは思わないのですか」

アライさん「なにを言うか!アライさんたちにとってこれほど有意義な行為は存在しないのだ!サイキョーの暇つぶしなのだ!」

フェネック「軽い気持ちで始めてみたらけっこーおもしろくてさー、クセになっちゃうよねー」

博士「やれやれなのです」

助手「お前たちに聞いたのが間違いだったのです。本当にどうしようもない奴らなのです」

アライさん「えっへん!」

助手「全然褒めてないのです」
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 07:42:09.96 ID:uSnM2EO00
ばんがいへんその2

へいげんちほー

ライオン「暇」

ライオン「ヒマ」

ライオン「ひぃ〜〜まぁ〜〜」ゴロゴロ

ライオン「なんか面白いことないかなぁ〜」

ライオン「ヘラジカたちとの勝負もまだ先だしさぁ、やることなくて退屈なんだよねぇ」

オーロックス「と、言われましても…」

アラビアオリックス「難しいですね」

ツキノワグマ「うーん…」

ツキノワグマ「あ、そうだ!」

ライオン「んー?どったの?」

ツキノワグマ「ヘラジカになにか仕掛けてみたらどうでしょう」

アラビアオリックス「仕掛ける?」

オーロックス「なんだぁ決闘かぁ!?」

ツキノワグマ「そうじゃなくて!」

ツキノワグマ「イタズラ、ですよ!」

ライオン「…ほぉ?」ニヤッ

>>222にライオンがヘラジカに仕掛けるイタズラ内容
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