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【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 2巡目
- 397 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 21:39:32.85 ID:bRt/4O0m0
- こんばんは、今日は22時半くらいからやっていきたいと思います。
連投ですが、コンマの連投は別に大丈夫かもしれませんね。安価の連投は駄目ですけど。
- 398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 22:03:25.13 ID:xgsWv1SL0
- 了解
- 399 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 22:42:57.92 ID:bRt/4O0m0
- すっごく遅れてしまいましたが。やっていきます。
※
ラディア「ワイズ君凄いね! 初めての魔法でここまで形に出来る人ってあんまりいないんだよ!」
ワイズ「そ、そうなんですか?」
……顔が緩んでしまう。
やっぱり。こう褒められるのは嬉しいし。ね?
ラディア「正直、最初はちょっと強めの風を出すくらいだと思ってたけど……もしかして、ワイズ君ってかなり魔法の才能があるのかもね!」
ワイズ「え、えへへへへ」
…………えへへ。
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 22:45:03.55 ID:qVNHBXfs0
- 可愛い
- 401 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 22:58:02.48 ID:bRt/4O0m0
- ――――
――
―
〜グラウンド〜
では、今回の授業はここまでにします!
また一から魔法を学びたくなったり、新しい魔法を覚えてみたり、基礎魔力を上げたくなったらまた受けに来てくださいね!
……ラディア先生の授業を終えて、僕は次の授業のためにグラウンドに向かった。
魔法を思う存分使えるように、余計なものが何もない。それだけのグラウンドだ。
ワイズ「……」
「ええ、ではこれより魔法戦闘学の授業を行いたいと思います」
ラディア先生とは違って、首が取れたりしなさそうな。普通の人間の男性が先生だった。
……身長が高くて、誰にでも優しそうな。そんなイケメンな男性だった。
うーん、胡散臭い。腹黒そうだ。
ジョンソン「最初の授業と言うことで改めまして……私の名前はジョンソン。この魔法学校の副校長をしています」
宜しくお願いしますね。
ニコっと笑った。
……うーん。
【好感度】
01 親の仇が如く
02〜10 大っ嫌い
11〜30 良い印象は無し
31〜50 知り合い
51〜70 かなり好印象
71〜99 友人
100 親友
コンマ直下
男嫌い-5
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 22:58:13.63 ID:39NmpeiGo
- こんま
- 403 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:20:12.75 ID:bRt/4O0m0
- ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ジョンソン「ではまず、この魔法戦闘学について簡単な説明を――」
そう言って、ジョンソン先生が説明をしようとした瞬間。
「ジョンジョン先生! どうして自分の名前をフルに言わないんですかー!」
と、誰かが手を挙げて大きな声で言った。二年生だろうか。
それにしても……ジョンジョン?
ジョンソン「は、はは、はははははは! いやぁ、君は随分と面白いジョークを言うんですねぇ! ははは! 後で職員室に来るように」
その呼び名に対し、ジョンソン先生はわざとらしく笑った後、真顔でそう言い放った。
……なんか歯ぎしりの音が聞こえてきた気がする。
ジョンソン「…………あー、こほん。私の魔法戦闘学では魔法を使っての戦闘方法について学習します」
対人戦、ダンジョン攻略等。
ジョンソン「どういった場面で魔法を使うと効率が良いのか、どう意識すると魔力の消費を抑えて魔法を使うことが出来るのか。そういったこともこの授業では学習します」
ジョンソン「……では早速、二人組を作って模擬戦をしてもらいますが――最初の授業だけあって人が多いので、全員が全員授業は出来なさそうですね」
ジョンソン「なので、今回ばかりは申し訳ありませんが。何人かの生徒には自分の魔法の威力向上などに努めてもらいたいと思います――要するに。戦闘する相手がいない人は自由に頑張ってください。と言うことです」
戦いを見学するもよし、友達同士で教えあうもよし、私に教えを乞うもよし。
ジョンソン「では、模擬戦を行う方は隣にある戦闘用グラウンドを使い――ああ、先ほど面白いジョークを発表してくれた生徒は私と一緒に模擬戦をしましょうか」
ははははは! と、先生は大人げなく笑っている。
…………えーっと。
ワイズ「どうしよ」
戦闘はしたいが、知ってる人はいないし……んー。
どうする?
1 戦闘戦闘戦闘! モブとやるかもしれないけど!
2 魔法の自己研鑽に励もう!
3 先生に突撃しよう!
4 その他(自由安価)
安価下3
- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:21:57.78 ID:xgsWv1SL0
- 2
- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:22:03.19 ID:Na4JUI7DO
- 2
- 406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:22:04.75 ID:qVNHBXfs0
- 1
- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:22:05.98 ID:iEuhTdDuO
- 1
- 408 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:31:41.69 ID:bRt/4O0m0
- 折角の戦闘授業なのだから、一回くらい戦いたい。
そう思って僕は隣にある戦闘用グラウンドに向かった。
……グラウンドの隣に、戦闘用グラウンドがあるのか。
何か、二度手間な気がする。
ワイズ「えーっと」
誰か、戦ってくれそうな人は――。
結果は?
1〜7 モブだよモブ!
8〜0 モブじゃないよ!
コンマ直下
- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:31:56.40 ID:39NmpeiGo
- もぶじゃない
- 410 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:36:44.44 ID:bRt/4O0m0
- コンマ0 モブじゃないよ!
じゃあ誰だった?
1 495
2 2943
3 222
4 10641
安価下3
- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:37:38.74 ID:F+MH/HcJo
- 2
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:37:42.06 ID:0M+AwLFE0
- 4
- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:37:42.79 ID:iEuhTdDuO
- 4
- 414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:42:51.65 ID:xgsWv1SL0
- 今回はキャラ当て難易度高いな
- 415 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:45:40.76 ID:bRt/4O0m0
- 「ちょっと宜しいですか?」
ワイズ「へ?」
戦ってくれそうな人がいないかあたりを見ていると、背後から声を掛けられる。
「もしかして、戦う相手を探している――そうですよね?」
ワイズ「ま、まぁそうですけど……?」
魔法使いのような帽子を被っている、前髪姫カットの黒髪ロング。
……凄く真っ当な魔法使いっぽい。
【好感度】
01 親の仇が如く
02〜10 大っ嫌い
11〜30 良い印象は無し
31〜50 知り合い
51〜70 かなり好印象
71〜99 友人
100 親友
コンマ直下
ぎりぎり普通-5
- 416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:45:56.12 ID:0M+AwLFE0
- あ
- 417 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:53:17.96 ID:bRt/4O0m0
- ドロシー7「……ふん」
ドロシー「申し遅れました、わたくしはドロシー。貴方は?」
ワイズ「僕はワイズ。最近入学してきたばっかりの一年生! 宜しくね?」
取り合えず何時もの感じで自己紹介をするが。
ドロシー「…………あら、貴方も一年生なの」
……なんか、馬鹿にされている気がする。
見下されている気がする。
ドロシー「ふぅん。貴方みたいな人でもこの学校に――いえ、それがこの学校の方針何ですから、わたくしが何か言うことはありませんけど」
ワイズ「え、えーっと……?」
ドロシー「……ふん」
そっぽ向かれてしまった。
……あれ。なんかめちゃくちゃ嫌われる?
- 418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:54:32.42 ID:cH6PLr1JO
- 残りは
フラン
ツクヨミ
セロ
かなあ
- 419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:57:15.56 ID:iEuhTdDuO
- ツクヨミか。ニクシミと読んでた
- 420 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 00:02:42.65 ID:M1ksM34R0
- ドロシー「ええ、それじゃあワイズさん? 同じ一年生……と言うことなので模擬戦。やりませんか?」
ワイズ「あ、うん! 模擬戦やろうやろう!」
同じ一年生で戦うのだから、圧倒的な戦いにはならないだろうし! 何より魔法を使いたい!
真空の刃! 真空の刃!
ドロシー「ところで、ワイズさんは魔法を幾つ覚えて?」
ワイズ「ん? 一つだけだけど」
ドロシー「……ふふっ。ごめんなさい、それじゃあグラウンドに行きましょうか」
ワイズ「? オッケー!」
こう、スパっと! ああでも首とかに当たっちゃったら――やっぱり。加減とかしたほうが良いのかな? 僕は死ねるけど。
ドロシー「…………貴方みたいな頭の悪そうな馬鹿。この学校には必要ないんですよ」
徹底的にぼこぼこにして、この学校に居られなくしてあげますわ……!
……なんかぶつぶつ言ってるけど。何を言ってるんだろう?
- 421 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 00:09:51.14 ID:M1ksM34R0
- すみません。すっごい眠いので今日はこれで終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。
このペースだと魔国編だけで半年かかりそう……もっと沢山やらないと。ドロシーさんだけでもデータ作らないと。
偶には答え合わせします。もうキャラ名も出していいでしょ。
495→495年でフランドール・スカーレット→フラン
2943→ツクヨミの語呂合わせ
222→ニンニンニン→クスノキ
10641→ドロシー
これくらい雑です。
- 422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:11:56.73 ID:XcGf8Em90
- 乙でした
- 423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:14:30.83 ID:kTBY6RWLO
- おつ
なるほどクスノキか
- 424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:14:45.34 ID:3y8WxmVLO
- 乙
フランよく当てたな
- 425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:19:47.42 ID:KNYdS1oQo
- 乙乙
- 426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 00:23:16.40 ID:7UUx7vA2O
- 乙乙
ツクヨミの出番をあきらめない!
勿論他の子も楽しみだけどね
- 427 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 00:25:02.03 ID:M1ksM34R0
- 因みに今までの>>300とか答え合わせしてって言われても多分出来ないです。いや、何個かは覚えてるんですけど……りんごって誰……?
- 428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 00:34:55.47 ID:3y8WxmVLO
- ようこそ…『男の世界』へ…
- 429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 06:25:08.32 ID:nE9s/cWDO
- 乙です
- 430 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 20:02:25.08 ID:M1ksM34R0
- こんばんは、21時くらいからやりたいと思います。
ワイズ君の回避率が高すぎてドロシーさんの勝ち目が無さそうでやばい。やばい。
- 431 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 20:55:25.45 ID:M1ksM34R0
- すみません、昨日に引き続き遅れるかもしれません。
- 432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 21:04:26.38 ID:LW9GqvbJO
- 了解
- 433 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 22:18:56.14 ID:M1ksM34R0
- すみません、22時半くらいやらやります……。
あと、今日もあまり出来ないと思います。
戦闘に関して、いつか絶対に調整が入ると思います。うん。
- 434 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 22:31:24.16 ID:M1ksM34R0
- ※
――――
――
―
白線で引かれた長方形の中で、ワイズとドロシーは向かい合う。
ワイズ「ねぇ、これって魔法を思いっきり相手にぶつけていいのかな?」
ドロシー「ええ。このグラウンド内ではそういうの気にしないで大丈夫と、先ほどジョンソン先生に言われましたわ」
ワイズ「……そういう魔法が使われているのかな?」
ドロシー「わたくしも似たようなことを考えましたが、こういうのは深く考えないほうが良い。そうも言われてしまいましたの」
都合のいい魔法があったものだと思うが、まぁ魔法だし。都合がいいものだろう。
……うんうん。
ワイズ「それじゃあ、早速戦おうっか!」
ドロシー「ええ。お手柔らかに、お願いしますね?」
ワイズ「うん!」
よーし、頑張るぞ! と意気込んて、ワイズは構えた。
――――ゴングの音が、聞こえた気がする。
【模擬戦を開始します】
- 435 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 22:32:37.60 ID:M1ksM34R0
- 1ターン目
ドロシー「では、わたくしから」
ワイズ「――じゃあ行くよ!」
脳内ゴングの音と同時に、脚にグッと力を入れて前に駆ける。
全速力、瞬間最大風速でドロシーに近づく。
ドロシー「――――ふえっ!?」
目にも止まらぬ速さに、ドロシーの口から不意に声が出る。
……反応が出来ていない。
ワイズ「まず、わぁ!」
ワイズ HP10/10 MP15/15
何する?
1 羽ビンタ
2 風魔法・真空の刃
3 防御
安価下2
- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:34:14.05 ID:nE9s/cWDO
- 2
- 437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:34:17.07 ID:s+ZFIAMD0
- 2
- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:36:01.92 ID:XcGf8Em90
- そういえばもしかして体育って単純にHPが増えるのか?
- 439 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 22:38:39.41 ID:M1ksM34R0
- 先ほど覚えたばっかりの魔法を試してみるべき!
わくわくした気持ちと共に、翼に風を溜める。
溜める、溜める、溜める、溜める、溜めて――!
ワイズ「うりゃぁ!」
横に、力強く払う!
ダメージ判定!
10+コンマ一桁直下
コンマ直下
- 440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:40:22.88 ID:DHqorP/lo
- スパッ
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:40:25.41 ID:G2GGs3GL0
- あ
- 442 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 22:41:43.92 ID:M1ksM34R0
- あー、んー。
- 443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:43:01.28 ID:jcQB8h/cO
- やってもーたっぽい?
- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:44:19.27 ID:G2GGs3GL0
- 殺ったか
- 445 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 22:44:43.11 ID:M1ksM34R0
- いや、まぁ。別に大丈夫だと思うんですけど。うーん。
- 446 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 22:45:53.88 ID:M1ksM34R0
- なんかなろう主人公みたいになったわ!
まぁいっか! 続けますね! 戦闘システムはいつか変わるよ!
- 447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:48:46.60 ID:XcGf8Em90
- いうても王国編が散々過ぎたからな・・・
- 448 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 22:53:40.59 ID:M1ksM34R0
- ダメージ10+8=18
ドロシー「ぃ――」
相手のお腹に、風の刃が直撃する。
横一文字の斬撃、そして強風が見事に当たり――ドロシーは吹っ飛ばされた!
ワイズ「どうだ!」
バックステップで後ろに下がり、ドロシーの様子を注意する。
吹っ飛ばされたドロシーは、白線の向こう側で横になっている。
……別に場外負けのルールは、無いはずだ。
ワイズ「…………?」
いつ反撃が来るのか、いつ不意打ちが来るのか。それに警戒して、全身に力を入れて構える。
……が、いつまで経ってもドロシーは立ち上がらない。
ワイズ「……ど、ドロシーさん? ドロシーさーん!?」
あ、何かヤバいかもしれない! あれ、大丈夫なんじゃないの!?
そう思って、ワイズは急いでドロシーのもとに立ち寄った。
【戦闘終了しました。お疲れさまでした】
- 449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:54:50.00 ID:G2GGs3GL0
- モブかな
- 450 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 22:55:40.16 ID:M1ksM34R0
- >>449 モブじゃないよマジで!!!!! 本当に怖いからやめて!!!!!!
- 451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:58:29.55 ID:BfZOVUM70
- 予想以上にいい武器が手に入ったねえ
- 452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:02:02.89 ID:HFJ3MEQdO
- 武器の次は防具が欲しくなる。
ワイズすぐ死ぬイメージあるから回避手段?
- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:03:25.89 ID:blvM+G4Vo
- ドロシーちゃん……おいしいねぇ!w
- 454 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 23:05:44.49 ID:M1ksM34R0
- ――――
――
―
ワイズ「あ、あの。大丈夫、ですか?」
ドロシー「ううううううううっ!」
何とか頑張って気絶していたドロシーを戦闘用グラウンドの外に持っていき、ベンチまで持っていき横にした。
だいたい10分くらい気絶していただろうか? 何時間も気絶していなくて、本当に良かった。
……気絶していた本人は、起きて早々涙目でそっぽを向いてしまったが。
ワイズ「ドロシーさん――」
ドロシー「何なんですか本当に! 何なんですかあの風魔法は! 何なんですか、何なんですかあの馬鹿みたいな俊敏性は!」
補助魔法で受けるダメージを軽減した後、雷魔法で撃ち落としてやるつもりだったのに!
ドロシー「反応すら出来ないってどういうこと何ですかぁ! わたくしの学校での初戦闘が、こんな屈辱からだなんて……!」
ワイズ「そ、そういうときもありますよ!」
ドロシー「その上から目線の慰めがまた屈辱的! ああもう、わたくしの模擬戦に付き合ってくださり誠にありがとうございました!」
そう言い残して、ドロシーはスタスタと行ってしまった。
まぁ、一撃で気絶して恥ずかしいのは……あ、戻ってきた。
ドロシー「あと! あとで先ほどの風魔法を教えてくださいね! 絶対ですからね!」
ワイズ「え」
……そして今度こそ、行ってしまった。
…………え?
- 455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:05:45.25 ID:LW9GqvbJO
- またオレ何かやっちゃいました?
- 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:08:41.80 ID:BfZOVUM70
- 雷魔法を交換に教えてもらおう
- 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:09:52.83 ID:XcGf8Em90
- 教えられるほど理解してないよね
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:16:47.69 ID:G2GGs3GL0
- 直接身体に教え込むんだよ!
- 459 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 23:19:22.85 ID:M1ksM34R0
- ワイズ君の一番の武器は風魔法でもフェニックスでも嘘から出した実でもなく、その俊敏性です。
俊敏性に差があると攻撃が必ず当たるしね! 早すぎて反応できなくて躱せないって感じで! 何だよ俊敏95って! インフレするぞ! おい!
※
――――
――
―
ワイズ「な、何か悪いことしたなぁ」
魔法戦闘学の授業も無事に終えて、寮に戻る。その帰り道。
ワイズ「僕のあの風魔法を――って、言ってもなぁ」
正直、教えられるほど理解していない。
こう、風を集めて、ぎゅっと固めて、勢いよくブンと振って――。
ワイズ「いやいやいや」
こんな擬音だらけの曖昧過ぎる教え方だと、怒られかねない。
……理不尽ビンタされかねない。
ワイズ「…………はぁ」
理不尽と言えば。
ワイズ「ベルフェは今どうしてるんだろうなぁ」
昨日、入学式前に連行されて行ってしまった。悪魔のお姉さん。
頑張って嘘をついたが、精いっぱい誤魔化したが。もしかしたら、もう牢屋の中に入るかもしれな――。
ベルフェ「おぉおおおおおおおおい!!!! そこの浮かれた少年よ!!!! 悩みがあるなら訊くぞぉおおおおおお!!!!」
ワイズ「うわぁあああああああああああああああああああああああっ!?!?!?!?!?」
何かベンチにいた。
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:21:10.00 ID:blvM+G4Vo
- !?
- 461 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 23:29:55.79 ID:M1ksM34R0
- ワイズ「え、え、え、え、え?」
ベルフェ「昨日ぶりの再会を祝して、特別にタダでこんな情報を教えてやろう」
――溜息を吐くと、幸せが逃げるんだぜ?
悪魔がキメ顔でそう言った。
ワイズ「は?」
……角も、翼も、ギザギザした歯もしっかりと見える。それにこんな今すぐ燃やしてもいいんだぜ? オーラを放っているのは僕が知っている限りベルフェしかいない!
しかし――。
ワイズ「いや、えっと。何でサングラスしてんの? 後その服装――」
目の日焼けを抑えるためのサングラス。顎に引っかけたマスク。スーツもスーツコートも脱いで、なんか水色の作業員服っぽいのを着ている。
ベルフェ「あ? ああこれ? 変装」
ワイズ「へ、変装……!?」
ある意味ベルフェから絶対に聞けないような言葉が飛び出してきた。
ベルフェ「いや、賞金首が我が物顔で学校内にいると生徒がパニックになるからって、このサングラスとマスクと服寄こしやがってよ! 本当だったら絶対に拒否してやるんだが――」
どっかのハーピーが適当なことべらべら喋りやがったから、しょうがなくな?
ニコニコ笑いながらそう言われた…………ひえっ。
- 462 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 23:42:41.95 ID:M1ksM34R0
- ベルフェ「ま、過去の事をうじうじ言ってても下らねぇからな。それは置いといてやるよ、お前のお陰で助かったと言っても過言だからな?」
ワイズ「か、過言なんだ」
ベルフェ「あーあー。あの後なんやかんや華麗に脱出する予定だったのになー。ワイズが変なこと言わなかったら見るものを圧倒する脱出劇を繰り広げてたのになー」
ワイズ「……う、うう」
ベルフェ「…………ま、お前にしてはよく頑張ったな。褒めてやろう」
ニヤニヤと笑われながら、ベルフェに頭をポンポンと叩かれる。
……ビックリした。
ベルフェ「はいご褒美終わり。それじゃあ今後の話をしようか」
ワイズ「……う、うん」
ベルフェ「取り合えず、お互いにこの学校のことを何も知らないから、暫くは普通に学校生活を送るか」
ワイズ「あ、そうなの?」
何か悪魔の口から学校生活、と言う言葉を聞くと。変な感じがする。
ベルフェ「お前も王国でくたくただったしのんびりしたいだろ?」
ワイズ「まぁ、のんびりできるならのんびりしたいけど」
ベルフェ「じゃあ決定。学校生活を満喫しながら神の身体の情報を集める……好きな子出来たら、ベッドに連れ込む」
ワイズ「はっ!?」
ベルフェ「はっはっはっは! じゃあ私は学校のどっかにいるから話があったら探してくれよ! 用務員室とかにもいるかもしれねぇけど!」
そういい残して、ベルフェは行ってしまった。
……。
…………。
ワイズ「か、帰ろっと」
忘れよう、忘れよう。
- 463 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 23:50:46.03 ID:M1ksM34R0
- 〜一二年男子寮〜
寮の一階にある広間、そこに設置されているクッション付きの椅子に腰を掛ける。
……ドロシーさんとの模擬戦以上に、体力を使った気がする。
……けど。
ワイズ「捕まってなくてよかったぁ……!
いや、いやいやいや。
犯罪者は捕まったほうが良いとは僕も思うけど――いや、待て。犯罪者と言う括りだと僕も巻き込まれる。
……セブンスアビスは捕まったほうが良いとは思うけど、言い訳とかじゃなくて、僕の事情を知っている人ともうコンタクトが取れなくなるのは、キツイ。
それだけ、それだけだ。
ワイズ「……ふぅ」
口から幸せが逃げていく、そんな放課後。
何をするか考えていく。
- 464 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 23:53:18.67 ID:M1ksM34R0
- 何する?
1 何処かに行く
2 知ってる人と話に行く
3 その他(自由安価)
安価下3
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:53:34.63 ID:XcGf8Em90
- 1
- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:53:56.65 ID:nE9s/cWDO
- 2
- 467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:53:58.83 ID:G2GGs3GL0
- 1
- 468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:53:58.89 ID:KkwVyWbN0
- 2
- 469 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/14(火) 23:57:28.65 ID:M1ksM34R0
- 何処に行く?
1 広場
2 戦闘用グラウンド
3 職員室
4 保健室
5 用務員室
安価下4
- 470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:59:24.64 ID:KNYdS1oQo
- 1
- 471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:00:28.39 ID:tBVto77/0
- 3
- 472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:00:40.65 ID:upvCQX0DO
- 5
- 473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:00:41.29 ID:YrYDSsip0
- 4
- 474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:00:41.98 ID:lUx7EIvW0
- 5
- 475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:00:42.60 ID:rtG0U3nMO
- 1
- 476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:03:20.99 ID:2K6M2Mz70
- 日付変わったから連取りになってもわからんな
今までのこと考えたら自重しなさそうだし
- 477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:05:49.10 ID:tBVto77/0
- んなもん言うてもしゃーないだろ
- 478 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/15(水) 00:13:51.91 ID:G7GXrBUl0
- ――――
――
―
〜保健室〜
ワイズ「失礼しまーす……」
学校の一階にある保健室の扉を恐る恐る開ける。
ファティマ「あ」
小さな椅子に座っているファティマと目が合った。
そして……その隣に、見たことのない女性が……ん?
「うぁあああああああああああ、本当にさぁファティマぁ!」
…………酒臭い。
「せっかく合コン行って! 髪整えて化粧して! 良い男と結婚するんだって! 思ったのに! なんで私以外の女をお持ち帰りするのよぉおおお……ヒック!」
白いナース服に、白いナースハット。
ぼさぼさと色んな所に毛が跳ねている長い銀髪の、背が高くてスレンダーな感じの。そんな感じの女性。
そんな女性が、ファティマに愚痴を零しながら。あたりめを食べていた。
ファティマ「ちょっと先生! ほら、生徒さんが来ましたから!」
「あああー? どーせ、ボール遊びでもして、捻っちゃいましたーって来た女子でしょ? だったら適当に――」
ファティマ「男子! 男子ですから!」
「…………あー?」
ワイズ「あ、どうも」
その、酔っ払いの先生と。目が合った。
一瞬の、空白。そして。
「――――っ!」
その先生は、一目散に保健室の隣の部屋に行ってしまった。
- 479 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/15(水) 00:16:52.04 ID:G7GXrBUl0
- と言うわけで、はい。レンジ先生の説明で唯一名前が出なかった先生の名前決めのコーナーです。
突然でしたが、まあ。しょうがないですね。
保健室の先生で、薬草学の先生でもある。ナース服を身にまとった女の先生。
名前募集します。その中から気に入ったのを採用します。
下5まで。先生の名前募集
- 480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:18:43.41 ID:zdd+bOpVo
- シノウルフェン
- 481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:19:44.63 ID:4D4mb7dYO
- フェイ
- 482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:21:27.00 ID:upvCQX0DO
- ソフィー
- 483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:21:36.86 ID:tBVto77/0
- ユレイ
- 484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:22:06.98 ID:dZgKUOjc0
- ネル
- 485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:22:07.83 ID:rtG0U3nMO
- ダメリン
- 486 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/15(水) 00:25:11.87 ID:G7GXrBUl0
- 名前決めました。じゃあ次に好感度判定です。
【好感度】
01 親の仇が如く
02〜10 大っ嫌い
11〜30 良い印象は無し
31〜50 知り合い
51〜70 かなり好印象
71〜99 友人
100 親友
コンマ直下
男の子!!! +10
可愛い!!!!! +15
- 487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:25:25.26 ID:dZgKUOjc0
- あ
- 488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:29:49.33 ID:zdd+bOpVo
- あんま好みじゃない感じか?
- 489 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/15(水) 00:36:12.39 ID:G7GXrBUl0
- ユレイ51「……可愛い!」
「うふふ、ちょっとだらしない姿を見せちゃったかしら?」
隣から戻ってきたその先生は、見違えるように変わっていた。
髪はきれいに整えられていたし、顔は赤くない。それに扉まで漂っていた酒の匂いが全くしない。
……五分と経っていないのだが。
ユレイ「私の名前はユレイ……ヴェルヴァディオ魔法学校の薬草学の先生で、保健室で大事な生徒たちの怪我を治す仕事もやっているの」
宜しくね? とウインクをされた。
……その先生の隣で、ファティマが苦笑いをしている。
ユレイ「それで、君は――ああ、名前を先生に教えてくれるかな?」
ワイズ「わ、ワイズです……」
ユレイ「そっか、ワイズ君かぁ……じゃあワイズ君はどこが痛いのかな? 先生に見せてくれる?」
ワイズ「あ、いや、その」
ユレイ「ううんいいの! 先生くらいになると見ただけでどこが痛いか分かるから! お腹だね! お腹が痛いんだね! じゃあまずは服を脱いでお腹の音を聞きましょう!」
目をぎらつかせながら、ユレイ先生は僕の服の裾を掴んで――。
- 490 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/15(水) 00:43:18.52 ID:G7GXrBUl0
- ファティマ「先生駄目です! 去年男子生徒にセクハラをして何回怒られましたか!」
ユレイ「ええい離せファティマぁ! いい!? こんな可愛くて純粋そうで女の子みたいな少年! もう見ないわよ!? 私が! 保健室の先生として保護しないと!」
ファティマ「そんな馬鹿なこと言ってるから婚期を逃すんです! だから合コンでも無視されるんです!」
ユレイ「五月蠅い五月蠅い五月蠅い! 大体ね、男子生徒がここに来ること自体レアなのよ!? 保健室の変な噂が流れて流れて! 寄り付かなくなっているのにこの子は来た! 何も知らないなら教えてあげないと!」
ファティマ「この子には私が昨日色々教えましたから! ほら、教えることなんてないですから! 座って!」
ユレイ「保健室の根も葉もない噂を知ってこの保健室に!? これは誘っているのよ! 大人のお姉さんをからかって遊んでいる少年は! 私が分からせてあげないと!」
ファティマ「先生! だから、落ち着いてください! 先生!?」
ワイズ「…………」
何を見せられているのだろうか。
- 491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:46:14.30 ID:YrYDSsip0
- 誰かこの大人を保健室に連れてって
- 492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:46:48.87 ID:rtG0U3nMO
- これが>>1の性癖か…
- 493 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/15(水) 00:52:20.46 ID:G7GXrBUl0
- ――――
――
―
ユレイ「…………それで、ワイズ君はどうして保健室に来たの?」
ファティマ「はぁ、はぁ、はぁ……」
ファティマの全量のストップに、ユレイ先生も落ち着いたのか。普通に職務を果たそうとしている。
……髪はぼさぼさになって、酒の匂いもしてきたが。
ワイズ「あ、いや、保健室ってどんな風なのかなって……見学に?」
ユレイ「別に他の学校の保健室と変わらないですよ。包帯、ベッド、消毒用アルコール、スポーツドリンクに、身長体重計……あっ! もしワイズ君が興味あるって言うんだったら――」
ファティマ「先生」
ユレイ「あ、はい」
……あたりめを齧り始めてしまった。
ファティマ「……はぁ。もうワイズ君も帰ったら? ここに居ても危ないだけだよ?」
ワイズ「そ、そうですかね?」
ファティマ「そうだよ」
……断言されてしまった。
ちょっとくらい先生と話してから帰りたいけど……大丈夫かな?
ユレイ「……」
あたりめを齧りながら、缶ビールを、一杯飲んだ。
何話す?
安価直下
- 494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:54:07.45 ID:tl29vhXaO
- 神の身体について
- 495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 00:54:17.11 ID:tBVto77/0
- 今更だけどこの世界の文明水準よくわからんな
- 496 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/15(水) 01:01:38.21 ID:G7GXrBUl0
- じゃあ、今日はこれで終わりにしたいと思います。皆さんお疲れさまでした!
>>492 僕が性癖丸出しのキャラクターをスレに出すわけないじゃないですか! 僕を信じてください!!!
>>495 文明水準、かなり雑です。魔法もロボットも魔物も人外もいるので。あんまり考えないほうが良いと思います!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
駄目な残念系お姉さんが好きです。婚期逃してそうな。
ショタも好きです。
おねショタも好きです。
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