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【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 2巡目
- 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 00:59:14.82 ID:/O2YDdXCO
- よ
- 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 00:59:44.30 ID:gcaRn0fK0
- a
- 105 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 01:08:13.02 ID:zBoQaVSc0
- ワイズ82 セーフ
ベルフェ30 あっぶね
アーティ「おや、そろそろ魔国に着くようだね」
柵のほうに歩いていき、アーティは船の進行方向先を見つめる。
ワイズ「ほんと!?」
それに釣られて、ワイズも柵から身を乗り出して先を見る。
魔国の港が、見えてきた。
アーティ「魔国に行ったらおそらく会う機会は――いえ、どんな人間どんな種族とも再開する可能性があるのが旅ですから。魔国で会ったら、また宜しくお願いしますね」
ワイズ「うん! 魔国でばったり会ったら!」
アーティ「ふふ、驚くほど元気ですね……貴方は」
- 106 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 01:19:07.98 ID:zBoQaVSc0
- ――――
――
―
〜魔国・港町〜
ワイズ「……ベルフェ、顔色悪いけど大丈夫?」
ベルフェ「ギリセーフ、ギリセーフ…………」
また荷物と一緒に船を降りる。
荷物を漁ってウハウハしていた勢いは何だったのか、ベルフェは顔を青くしてフラフラしていた。
……もんじゃ焼きの危険性は、取り合えずなさそうだ。
ワイズ「え、えーっと。じゃあ! 新しい国での旅にカンパーイ……ぃ?」
ベルフェ「あの、ちょっとどっかで水貰ってくんない……?」
ワイズ「あ、うん」
弱っているベルフェが珍しかったのか、なんか。素直に従ってしまった。
命の危険性がない命令だった。
- 107 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 01:21:14.96 ID:zBoQaVSc0
- では、今回はこれで終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。
魔国編です。のんびりやっていきましょう。
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 01:22:09.72 ID:rwryUmRoo
- 乙乙
魔国編期待
- 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 01:23:23.02 ID:LYULlyejO
- おつ
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/09(木) 01:32:44.51 ID:E3Brjua8o
- おつおつ
- 111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 01:32:48.46 ID:6GF7ZTABO
- 乙のんびりバーーーローー年として一年間くらい滞在するのかな
- 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 01:36:07.33 ID:gcaRn0fK0
- 乙でした
新 一ェ…
- 113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 01:39:54.71 ID:/O2YDdXCO
- おつ
- 114 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 23:13:05.42 ID:zBoQaVSc0
- すんません、クッソ眠いのでちょっとやってすぐ寝ます。そのため予告もなしです。
ベルフェ「あー…………生き返る」
近くのレストランで貰ってきたコップの水を、ベルフェはごくごくと飲み干す。
まさか魔国最初のイベントが水の入ったコップを悪魔に手渡す、だなんて先ほどまでの僕は考えもしていなかっただろう。
というか、レストランに入って何も頼まずコップの水だけ貰ってくるだなんて、かなり勇気がいる行動だと思うし、店員のお姉さんもよく提供したなと思う。
話術か、さすが話術なのか?
ベルフェ「ん、あんがとな少年……あー」
空になったコップを返しながら、反対の手の甲で口を拭う。
ワイズ「じゃ、ベルフェが落ち着いたら行こうか?」
ベルフェ「ほほう、ワイズがこの私をいっちょ前に心配だなんて、烏滸がましいにも程があるな?」
ワイズ「いやいやいやいや」
ちょっとは落ち着いたのかもしれないが、まだまだ顔が青い。
そんな状態で凄まれても、正直あんまり怖くない。
ワイズ「んじゃ、コップ返してくるから。じっとしててよ? 安静にしててよ?」
ベルフェ「……うーい」
- 115 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 23:14:18.43 ID:zBoQaVSc0
- ――――
――
―
ベルフェ「ふっかーつ!」
港に大体あって海の男が片足を置いたりするあの出っ張りに意気揚々と足を置いて、ベルフェはそう宣言した。
ベルフェ「言っておくが、あんな醜態を晒したのは久しぶりに船に乗ったからであってだな……分かるか?」
ワイズ「あ、はい」
凄味が復活していた。
逆らってはいけない。うんうん。
ベルフェ「ならばよし。ええじゃあ、さっそく神の身体を探しに行くわけだが……」
ワイズ「確か学校の校長先生が持ってるんだよね?」
ベルフェ「おう。ヴェルヴァディオ魔法学校の創立者にして校長先生。アンブローズ・ヴェールド、そいつが確かに持っているはずだ」
これでも情報屋だからな。と、ベルフェは付け足して言った。
ワイズ「じゃあ、行き先はそのヴェルヴァディオ魔法学校だね!」
ベルフェ「おそらく馬車が出てるはずだからそれに乗って行こう――まぁ、別に飛んで行ってもいいが。疲れるしな」
ワイズ「あー」
それは、分かる。
何する?
1 学校に行こう!
2 ええい、まずは情報収集。
3 港町も探索しなくちゃ
4 ……変装とか、どうですか
5 その他(自由安価)
安価下3
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:15:20.28 ID:DBaTJ5Kuo
- 2
- 117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:15:54.51 ID:USvDiHeDO
- 1
- 118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:15:57.41 ID:k9hjAuyz0
- 1
- 119 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 23:21:11.06 ID:zBoQaVSc0
- 港町の入り口のほうを見ると、何台かの馬車が停まっていた。
ワイズ「あれ、かな?」
ベルフェ「まぁ、こっから馬車で行く場所と言ったら学校以外ないだろうしな」
ワイズ「じゃあ行っちゃう前に早く――」
ベルフェ「おいおい、その腕の翼は何のためにあると思ってんだ?」
ワイズ「…………えー」
どうする?
1 馬車乗ってこう!
2 飛んでこう!
安価下3
- 120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:21:45.89 ID:C5Ip8pgso
- 1
- 121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:22:42.46 ID:j4VEn7TA0
- 1
- 122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:22:45.48 ID:USvDiHeDO
- 1
- 123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:22:45.80 ID:rwryUmRoo
- 2
- 124 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 23:26:37.22 ID:zBoQaVSc0
- ワイズ「せっかくだし乗って行こうよ!」
馬車とか乗ったことないし! 正直楽しみだし!
うきうきしている自分と違って、ベルフェはあまり乗り気ではなかった。
ベルフェ「……ま、大丈夫か。さーて、酔い止めなんて甘えは許さないぞー」
ワイズ「あ」
……不味いかもしれない。
乗り気じゃなかったのは、これのことか。
- 125 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 23:35:03.18 ID:zBoQaVSc0
- 馬に乗った男性に銀貨を一枚渡して、ベルフェと共に馬車に乗り込む。
ちゃんとお金を払って乗ったのだから、何もやましくはない。決して、決して。
ワイズ「……あ」
馬車という形式上、やはり自分たちの他にも乗客が居た。
誰が居た?
1 金色おでこ
2 †
3 攻撃が下がって素早さが上がりそうな性格の獣
4 馬鹿は嫌いです
5 好感度判定はありません
安価下3
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:35:41.60 ID:gcaRn0fK0
- 5 どれが誰か気になるな
- 127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:36:14.14 ID:USvDiHeDO
- 5
- 128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:36:15.66 ID:j4VEn7TA0
- 3
- 129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:36:17.54 ID:0oklbK3+0
- 4
- 130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:39:18.91 ID:rwryUmRoo
- おくびょうなせいかく
- 131 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 23:40:58.63 ID:zBoQaVSc0
- ベルフェが乗り込んだのを確認して、馬車は進み始めた。
ワイズ「あ、どうも。失礼します」
「ひゃ、ひゃい」
……背が高い女性が、馬車の隅で縮こまりながらそう答える……噛みながら。
青みがかった銀の長髪が、とても綺麗だ。
「……うぅ」
返事をするときに噛んでしまったことが恥ずかしかったのか、その女性じゃ顔を赤く染めている。
【好感度】
01 親の仇が如く
02〜10 大っ嫌い
11〜30 良い印象は無し
31〜50 知り合い
51〜70 かなり好印象
71〜99 友人
100 親友
コンマ直下
- 132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:41:09.55 ID:9CMsp83t0
- ん
- 133 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/09(木) 23:48:10.28 ID:zBoQaVSc0
- サニャ55「……悪い人では、ないのかな」
ワイズ「えーっと、貴女も学校に?」
「は、はい。魔法学校で、魔法を勉強しようかと、思いまして」
ワイズ「あ、そうなんだ」
まぁ、それ以外に学校に行く理由なんてないと思う。
僕は例外だが。
ベルフェ「…………」
ワイズ「ん?」
なんか静かだなぁと思い、ベルフェのほうを見ると。こちらに背を向けてじーっと外を見ていた。
……そこまで酔いが怖いのか。それとも余程屈辱だったのか。わからないが。
ワイズ「あ、ごめんね。僕はワイズ、貴女は?」
サニャ「わ、私はサニャと申します……えっと、宜しくお願いします……」
何話す?
安価直下
- 134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:51:00.24 ID:gcaRn0fK0
- 学校の入学って試験は厳しいのかな?
- 135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 23:52:02.33 ID:USvDiHeDO
- 魔法学校についての詳細を聞いてみる
- 136 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 00:04:00.91 ID:WOcgSEia0
- 学校の入学って試験は厳しいのかな?
ワイズ「えーっと学校の入学試験って厳しいのかな?」
サニャ「え……?」
ワイズ「い、いや! ほらさ、僕魔法とかあまり得意じゃないというか……ま、まず! 魔法を使ったことがないというか!」
サニャ「そ、その……」
ワイズ「だからこんな僕でも無事に入学できるか不安で不安で――」
サニャ「あ、あの!」
ワイズ「はい!?」
サニャ「…………ヴェルヴァディオ魔法学校に入学するのに、試験はありませんよ?」
ワイズ「……え」
サニャ「校長先生の理念として。魔法に対する意欲や興味がある者であったら、どんな人物でも勉強をする権利があるはずだと……言うのが、ありまして」
ワイズ「へ、へぇー。そう、なんだ」
サニャ「もしかして、知らないで魔法学校に行こうと?」
ワイズ「も、勿論知ってたよ――そこの悪魔! 笑うなぁ!」
ベルフェ「くっくっく………ぷっ」
サニャの好感度が3上がりました(58)
- 137 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 00:08:14.63 ID:WOcgSEia0
- じゃあ今日はこれで終わりにします。お疲れさまでした。
>>125とかで誰と会うか選ぶときかなり遊んでいるのは。誰か分からないほうがランダムになって良いだろうというあれです。
うざかったら言ってください。わかりやすくします。
- 138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 00:09:47.64 ID:2h1yarrz0
- いや、良いと思う。乙
- 139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 00:10:08.14 ID:cbSGHs5Do
- 誰か気になるのもまた楽しい
- 140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 00:10:56.26 ID:0HsX9I420
- 乙
わかりにくい方が推理できて楽しい
- 141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 00:13:01.01 ID:01mInQHlo
- このままの>>1でいて
おつでした
- 142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 00:14:42.56 ID:SpY0y/JDO
- 乙です
- 143 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 00:23:53.31 ID:WOcgSEia0
- まぁ、なんか思いつかなかったら普通にやるんですけどね。
明日は早くやりたいなぁって思ったりしてます。
- 144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 00:46:08.38 ID:WbqjK8KrO
- おつ
- 145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 08:14:06.45 ID:rAm8p9G/0
- 乙乙
- 146 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 20:07:06.05 ID:WOcgSEia0
- こんばんは、21時半程からやっていきたいと思います。
また、開始前にコンマ降りたいと思います。スムーズスムーズ。
コンマ一桁 9以上でベルフェが気づかれちゃう
ワイズ酔い 68以下でおえ。34以下でおえぇえええええ……。
ベルフェ酔い 50以下でもんじゃ。25以下でもんじゃああああ……。
気づかれコンマ直下
ワイズコンマ下2
ベルフェコンマ下3
- 147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:08:00.52 ID:cbSGHs5Do
- 期待機
- 148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:08:38.39 ID:2h1yarrz0
- あ
- 149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 20:09:28.66 ID:mXdrd03k0
- あ
- 150 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 20:12:15.76 ID:WOcgSEia0
- コンマ2 セーフ!
コンマ39 酔わない
コンマ66 酔わない
- 151 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 20:58:39.62 ID:WOcgSEia0
- 今思った、これ以下で酔うじゃなくて以上で酔うってしないとダメじゃん。
酔いにくいのも当たり前だわ。
次から、次から直しておきます。
- 152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 21:04:00.50 ID:01mInQHlo
- 無慈悲なレギュレーションチェンジが二人を襲う!
- 153 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 21:22:58.39 ID:WOcgSEia0
- >>152 しょうがないね。けど、暫くは乗り物に乗らないと思うし……大丈夫だな!
すみません、お風呂入るので遅れます。22時くらいには戻ってきます。
書いてたやつちょっとだけ投下。
――――
――
―
〜ヴェルヴァディオ魔法学校〜
地面に降りると、すぐさま馬車は踵を返して行ってしまった。
ワイズ「…………おお」
感嘆の声が漏れる。
今までに見たことがないような巨大な校門の先に、また巨大な城があった。
圧倒的に荘厳で。確定的に神々しい。
――そんな建物が、堂々と建てられていた。
サニャ「あれがヴェルヴァディオ魔法学校、ですか……」
パンフレットなどで見たことはありますけど、こうやって見るのは初めてです。と、サニャも呟いた。
ベルフェ「…………」
ワイズの隣で、ベルフェは何も言わずにその城……いや、学校を見つめていた。
なんとなく、悲しそうな顔だった。
ワイズ「ど、どうかした? ベルフェ――」
ベルフェ「なーんか、酔いやすくなった気がするなぁ」
ワイズ「あ、うん」
全然関係ないこと考えてた。
あー、なんか緊張してたけど落ち着いてきた。
と言うか、城だったら王国で嫌と言うほど見たわ。
確かに神々しいっちゃ、神々しいけど。それまでだな。うん。
- 154 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 21:26:40.23 ID:WOcgSEia0
- ワイズ「えー……じゃあ、さっそく中に入ろっか――」
そうベルフェに言った瞬間、正門をくぐって誰かがこちらに向かってきた。
……この学校の、先生。だろうか?
誰だった?
1 箒飛行学
2 体育
3 魔法薬学
4 薬草学
5 魔道具作成学
6 非魔法戦闘学
7 魔法戦闘学
8 魔法基礎学
9 古代異種文字学
10 授業持ってない
コンマ一桁 直下
※
お風呂入ってきます
- 155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 21:27:54.21 ID:cbSGHs5Do
- こーんま
- 156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 21:28:05.76 ID:mkfU0dkW0
- 乙
- 157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 21:30:16.73 ID:01mInQHlo
- たんおつ
- 158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 21:31:10.47 ID:2h1yarrz0
- 一旦乙
- 159 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 22:06:52.90 ID:WOcgSEia0
- 再開していきます。
※
コンマ1 箒飛行学
「あ! 新しい生徒さんだ!」
ワイズ「…………えーっと」
それは、少女だった。
僕よりちょっと背が低い少女が、走ってこちらにやってきた。
ワイズ「あの、もしかして僕たちと同じ生徒ですか――」
「はぁああああああああ!?」
ぷんすこと、地団駄を踏んで怒り出してしまった。
【好感度】
01 親の仇が如く
02〜10 大っ嫌い
11〜30 良い印象は無し
31〜50 知り合い
51〜70 かなり好印象
71〜99 友人
100 親友
コンマ直下
- 160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:07:12.89 ID:9I9BkoZXO
- 高
- 161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:12:32.91 ID:0HsX9I420
- 可愛い
- 162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:18:57.36 ID:01mInQHlo
- 緒言それでこの好感度はいいぞ〜
- 163 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 22:21:53.93 ID:WOcgSEia0
- リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
「ひっどーい! リィのことを生徒だなんて! 皆して、皆してリィのことを子ども扱いして!」
リィは、リィは大人のレディーで魔法学校の先生なのに!
と、少女は言う。
……口の中からガリガリと、何かを噛み砕く音が聞こえてくる。
サニャ「す、すみませんリィ先生!」
ワイズ「え、え、え?」
リィ「むぅ、まぁ分かってくれればいいんだけど――そこの男の子! リィは先生だって分かった!?」
ワイズ「は、はい!」
リィ「ならよーし! これ以上ねちねち怒ったりするのは恥ずかしいからね! それに、リィは新しい生徒さんが増えてとっても嬉しいですよー!」
と、リィはサニャとワイズを見て言う。
チョロい、というか。とても優しい感じの少女――ではなく、先生だった。
リィ「…………ん?」
ベルフェ「…………」
リィは、そういえばこの人は何なんだろう? といった表情で。ワイズの隣でずっと黙っていたベルフェのほうを見る。
それに合わせて、ベルフェも目を逸らす。
- 164 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 22:29:59.93 ID:WOcgSEia0
- リィ「…………」
ベルフェ「……な、何ですか?」
ワイズ「!?」
何だこの口調!?
んだよ、とか。なーにー? とか、何か崩した口調じゃなくて! 何ですか!?
丁寧だ!
リィ「……まさかとは思うけど。セブンスアビスのベルフェ?」
サニャ「へぇ!?」
セブンスアビスに反応したのか、ベルフェに反応したのかは分からないが。サニャの反応が大きく変わった。
ベルフェ「サブンスアビス? ベルフェ? 何ですかそれは、最近流行している言葉ですか? ちょっとよく分からない――」
リィ「えい」
その瞬間、リィの教師制服から何かが飛び出してきた。
――――ガチャン!
ワイズ「あ」
ベルフェの手首に、手錠が付けられた。
- 165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:33:44.45 ID:2h1yarrz0
- つみです
- 166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:40:40.50 ID:01mInQHlo
- ベルフェの姐御…
- 167 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 22:41:41.63 ID:WOcgSEia0
- そうだ、忘れてた。
ベルフェと言う存在がどういう存在かを、今さらになって思い出した!
悪魔だとか、優しいお姉さんだとか。そういう僕個人の感想の前に!
ベルフェは、ベルフェはセブンスアビスの一員で――!
リィ「まさか、こんなところに賞金首の犯罪者がいるとは! びっくりするなぁ、もう」
ワイズ「べ、ベルフェ!?」
ベルフェ「あーあーあーあーあー」
何も聞こえませんよと、遠回しに言われた気がする。
――大体、手錠なんて自慢の炎で溶かせば――!
リィ「おっと、その手錠が付けられている限り変なことはできないからね!」
ジェノム先生お手製の魔封じの手錠。
リィ「魔法なんて使えないよ? ああ、無理やり壊すっていう方法もあるけど、かーなーり頑丈だから無理かな?」
ベルフェ「…………はぁ」
ワイズ「え、え……え?」
もしかして。
もしかして……ここでもう、ベルフェとの旅はお終いなのか?
いや、いやいやいやいや!
何とかして、何とかして手錠を外すように説得したいが。何をどう説得すればいいのかが分からない!
僕、三回も殺されたし! 王城で何人も殺してるとこ見たし!
捕まって当然――いや、まぁ。そうなんだけど!
- 168 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 22:51:26.02 ID:WOcgSEia0
- ワイズ「あ、あの!」
リィ「ん?」
なんかもう、よく分からないけど! とりあえず口を挿む。
ワイズ「その、その手錠を外したりって。出来ますか?」
リィ「ふぇ? まぁ、外したりはできるけど。今この場では絶対に外さないよ? 危険だし」
というか、よく君たち無事だったね? と、生徒のことが一番大事な先生は心配をするように訊いてくる。
ワイズ「せ、セブンスアビスじゃないと思います! この人は!」
リィ「何で?」
ワイズ「…………そ、そっくりさんかも!」
リィ「リィもこの悪魔をこの眼で見るのは初めてだけど、こんなに似てる人はいないと思うなぁ。それに、本当にそっくりさんだとしても、怪しいし」
ワイズ「それは……」
何も言い返せない。
当然だ、全て正論なのだから。
ワイズ「え、えーっと。えーっと……!」
まだ、何か。こう、何か!
手錠を、いや。無事にこの場を切り抜ける方法を――。
コンマ95以上で――?
可能性+10
コンマ直下
- 169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:52:09.98 ID:cbSGHs5Do
- 助けたい!
- 170 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 22:53:07.45 ID:WOcgSEia0
- お前補正なしでクリアしてんじゃん……
- 171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:53:37.19 ID:2h1yarrz0
- ナイス
- 172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/10(金) 22:53:50.56 ID:QIHg4Kw5o
- 口八丁!
- 173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:57:39.78 ID:01mInQHlo
- コンマがデれた!
- 174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 22:59:24.49 ID:0HsX9I420
- ユウナちゃんと会ってからコンマつよつよ
- 175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:00:50.08 ID:vjS1Gu3n0
- サニャちゃんの時にもコンマがデレていれば(血涙)
- 176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:00:58.79 ID:MFZlokAO0
- むしろ何と言えばこの場を口で切り抜けられるのか
驚異的舌力
- 177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:03:04.11 ID:2h1yarrz0
- 他人の為に動くときなら不運が反転する説
- 178 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 23:06:28.34 ID:WOcgSEia0
- コンマ98 成功
……胸が、ちくりと痛む。
ワイズ「……た、確かに」
この人は、セブンスアビスの一人です!
リィ「へ?」
ワイズ「今までに何人も殺してて、何なら僕も殺されましたよ!」
真実は嘘に出来ない。本当のことなんだから、それはごまかせない。
ワイズ「けど――」
だったら。
――嘘を真実にしてしまえばいい。
ただの口八丁で、ただのへ理屈みたいなものだが――とりあえず、みっともなくても今この場を切り抜けたら――!
ワイズ「この人はそう、もう改心しているんですよ! 今までのやってしまった行いに心を痛めて、その罪から足を洗うために! この人は、この学校に! ヴェルヴァディオ魔法学校に来たんですよ!」
ベルフェ「は?」
リィ「へ?」
ベルフェが、何言ってんだこいつ。みたいな声を漏らしたが! もう勢いだ! 知らない知らない!
- 179 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 23:21:26.29 ID:WOcgSEia0
- ワイズ「今まで殺してきた、摘んできた未来を生きる若者たち。その罪を償うとしたら、今度は未来を生きる若者たちの手助けをしよう! この人はそう思ったんですよ!」
リィ「へ、へぇ? と、言うか。何で君がこの人は改心したって分かるの?」
ワイズ「分かりますよ! じゃあ何でこの犯罪者は――僕やサニャ、それに馬車を操縦していた男の人を殺さなかったんですか!」
気まぐれに人殺すような悪魔が、なぜ僕たちを殺さないのか!
どうしてわざわざ空を飛ばず、お金を払って馬車に乗ったのか!
ワイズ「それは――改心したからに違いない!」
リィ「ん、んー……? いや、だったら普通に出頭したほうがリィは良いと思うけど」
ワイズ「普通に出頭……ええ、確かに牢屋に入ったほうが良いと僕も思います。けど! ベルフェにはそれが出来なかった!」
リィ「な、何で?」
ワイズ「――セブンスアビス」
ベルフェは前にこう言っていた。
セブンスアビスは、確かに賞金首集団でもあるが――その前に。
仲良しグループでもあると。
ワイズ「もし! 仲が良い友達の一人が牢屋に入ったら! 他のセブンスアビスはどうなりますか!」
リィ「え、えー――」
ワイズ「絶対に助けに来ますよ! 立ち塞がる障害をなぎ倒し、どんなものでもぶっ壊して!」
ワイズ「そんなベルフェを除いた六人が、同じ場所に集まったら! あたり一面焼け野原! それが容易に想像できたからこそ! 改心したベルフェは――何も言わず! ボランティアという形で! ここの雑用をするために! この学校に来たんですよ!」
馬車に乗る前にめちゃくちゃそう言っていましたよ! すっごい、仏みたいな顔で! この悪魔が! 清らかな心で!
- 180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:22:23.57 ID:2h1yarrz0
- セブンスアビスって一応そういう繋がりあったんだ・・・
- 181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:24:43.43 ID:MFZlokAO0
- ナンテウツクシイユウジョウナンダー
- 182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:26:08.77 ID:0HsX9I420
- 戯言遣いLv.1
- 183 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 23:35:20.61 ID:WOcgSEia0
- ワイズ「…………と、言うわけなんですけど」
どうにか、なりませんか?
リィ「……え、えーっと」
目をぱちくりさせながら、先生は僕とベルフェを交互に見ている。
間違いない、ドン引きされている。
……と言うか、自分でも何言ってるか分かんなかった。
気まぐれに殺すなら、気まぐれに殺さなかったりするだろ。
大体、セブンスアビスにそんな助け合いの精神あるのか? そんな意識ある気がしないんだけど。
助けないで、爆笑してそうなんだけど。あいつ捕まってやんのーって。げらげら笑ってそうなんだけど。
……けど。僕が分からないように、先生もセブンスアビスの関係なんて分からないはずだ。
リィ「…………と、取り合えず」
困惑しながら、話を始める。
リィ「この賞金首は、こちらのほうで処理します――けど、その話が本当だというのなら。リィも少し考えます」
ワイズ「え」
ま、不味い! 声が漏れた!
リィ「どんな悪人にも、チャンスは必要だとリィは思いますし。校長先生なら――ああいや、これ以上は駄目ですね」
リィ「では、ええと。ここを真っすぐ行ったところの大聖堂でそろそろ入学式が始まるから参加してくださいね?」
リィは、この人を連れて行かなくちゃいけないので。
と、言って。先生は行ってしまった。
最後の最後まで、ベルフェは何も言わなかった。
ワイズ「…………」
こ、これは大丈夫なのだろうか? セーフ、セーフなのか?
……わ、分からないし。汗が、だらだらと噴き出してくる。
…………つ、疲れた。
通常スキルを覚えました
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
- 184 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 23:37:36.60 ID:WOcgSEia0
- ちょっと休憩します。0時には戻ってきます。
>>182 いーちゃんは不味い。
- 185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:38:39.75 ID:2h1yarrz0
- 乙
- 186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:39:20.47 ID:crbNXYDAO
- 乙
本当にセブンスアビスに仲間意識はあるかもしれないないかもしれない
- 187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/10(金) 23:40:34.52 ID:QIHg4Kw5o
- おつおつ
面白いことになった
- 188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:40:39.76 ID:0HsX9I420
- 一旦乙
- 189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:42:48.49 ID:SpY0y/JDO
- 一旦乙です
可能性は自力で掴む主人公の鑑
- 190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 23:46:26.16 ID:JpFVgaOiO
- たんおつ
- 191 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/10(金) 23:53:44.41 ID:WOcgSEia0
- もしかしたら魔国編一番の報酬かもしれん
- 192 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/11(土) 00:06:39.06 ID:s3kiaj6k0
- 再開していきます。
※
サニャ「あの、えっと、その……」
中々話しかけられずにいたサニャが、声を掛けてくる。
サニャ「取り合えず、大聖堂に行きましょうか……入学式に遅れて参加は、恥ずかしいですし」
ワイズ「そ、そうだね。じゃあ行こうか……ふぅ」
サニャの後を追うように、僕も大聖堂に向かっていく。
…………。
あれ。
何かトントン拍子に入学することになったが。
僕は校長先生が持ってる神の身体が欲しいだけなんだけど?
入学したいわけじゃないんだけど?
……いや、こうなったらもう遅いかもしれない。
- 193 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/11(土) 00:11:52.03 ID:s3kiaj6k0
- ――――――――――――――――
――――――――
――――
――
―
- 194 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/11(土) 00:20:38.80 ID:s3kiaj6k0
- 「ええ、ではこれから皆さんを学生寮に案内したいと思います」
入学式は特に何事も、異変なく終わった。
爆発したりするんじゃないかと冷や冷やしたが、普通に終わった。
ワイズ「……あ」
入学式の最終は周りを見たりできなかったが、よく見ると見たことのある顔がちらほらある。
当然、サニャの顔もあった。
「寮は一二年生寮、三四年生寮と変更となり。一部屋に二人が生活する形となります」
コンマ8以上で、ちなみに異性混合です。
コンマ直下
- 195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 00:21:10.77 ID:KLQlh8hN0
- a
- 196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 00:21:15.25 ID:KRuXepsR0
- a
- 197 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/11(土) 00:29:19.45 ID:s3kiaj6k0
- 言い忘れてましたが、コンマ一桁です。
※
コンマ7 失敗
「ええ、当然のように男女別となっており。男性が女性の寮に行った場合厳しい罰が待っているので、気を付けてください」
その逆も然りですが。と、付け足す。
「では、皆さんついて来てください」
ワイズ「…………」
ぞろぞろと子供のように、先生に付いて行く。
- 198 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/11(土) 00:36:29.44 ID:s3kiaj6k0
- ――――
――
―
〜一二年男子寮〜
寮の外観に特に言うことは無かった。
まぁ、普通の建物だった。ちょっと豪華な感じのアパートだった。
ワイズ「えーっと」
寮に入るときに先生から渡された紙の番号を見ながら、部屋に入る。
この部屋に、これから二年間を共にする生徒が――。
ワイズ「いやいやいや」
二年間もこの学校に入れるわけがない。神の身体を手に入れたら、他の国に行かなくちゃいけないんだ。
確かにゆっくりしたいが、僕も記憶を返してほしい。
ワイズ「……失礼しまーす」
と、そんなことを考えながら。自分の部屋に入る。
- 199 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/11(土) 00:40:43.67 ID:s3kiaj6k0
- 誰がルームメイトだった?
1 深淵より深く、暗黒よりも暗い。闇を闇と存在付け光を光であると否定する。我が獄炎は陰と陽を燃やし尽くす剣となる。
2 そんなことより太陽のほうが明るいよね。
3 一匹、二匹、三匹、四匹、五匹…………
先に三つとったものを採用します
- 200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 00:41:21.48 ID:B2rkI7IiO
- 3
- 201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 00:41:58.25 ID:rZewDhIf0
- 3
- 202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 00:43:23.60 ID:iJ+9zg7DO
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