【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

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581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/07(金) 18:17:41.94 ID:NfoV/jylO
あーちゃん先輩「じゃ、ハグする。」ギュッ

恭介「ふっ、仕方ないな。」ギュッ

あーちゃん先輩「にゅふふー。しばらくこうしてていい?」ギュッ

恭介「構わんさ…」

理樹「…」

理樹(しばらく二人はこのままにしてあげよう…しかし、二人を見てると、僕も、なにか…ハグしたくなってくる。)

理樹「ねぇ、佳奈多さん…」

佳奈多「ハグはしないわよ。」

理樹「だめ?」

佳奈多「だめ。人前では気を付けた方がいいわ。」

葉留佳「じゃ、はるちんとする?ほぼお姉ちゃんですヨ。」

理樹「>>582
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/07(金) 18:34:16.72 ID:hpxypqtr0
じゃあちょっとお試しで
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/08(土) 12:09:37.89 ID:f0tSeatBO
葉留佳「じゃ、行きますヨ!」ギュッ

理樹「わっ!」

佳奈多「!」

葉留佳「やはは、どう?」

理樹「どうって…まあ…確かにほぼ佳奈多さんだね。抱いた感じは。」

葉留佳「でしょでしょ?」

理樹「なにか、暖かいし…」

葉留佳「ねー、ハグって暖まりますよネ!」

佳奈多「……ちょっと、葉留佳…」

葉留佳「あ、お姉ちゃんも混ざる?お姉ちゃんもカモン!理樹くん、暖かいですヨ!」

佳奈多「…>>584
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 14:11:06.59 ID:u/JQten4O
混ざる
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/08(土) 18:20:23.71 ID:hbgZf8YKO
佳奈多「葉留佳に独占はさせないわ。」

葉留佳「じゃ、カモン!ここ空けますからネ。」

佳奈多「…ええ…」ギュッ

葉留佳「そいじゃ、はるちんも」ギュッ

理樹「!」

理樹(二人の暖かさが僕に伝わる。鼻の中にミント系と柑橘系の香りがふわりと広がる。)

葉留佳「やはは、三人だと更にあったか!」

佳奈多「…そうね。」

理樹「う、うん…」

葉留佳「理樹くん、どっちがいい?」

理樹「えっ?」

葉留佳「抱き心地ですヨ!どっちがいい?」

理樹「そりゃ…」
1普通に佳奈多さん
2意外と葉留佳さん
3選べないなぁ
>>586
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 02:16:12.18 ID:8e5y+s1tO
3
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/09(日) 12:02:23.87 ID:vwDrpfmEO
理樹「…選べないなぁ…」

葉留佳「ほうほう…」

佳奈多「…ちょっと、どういうこと?」ムッ

理樹「あ、いや、その…怒らないで、佳奈多さんが抱き心地が悪いとかそういう訳じゃないから…」

佳奈多「でも葉留佳と同じなんでしょう?」

理樹「いや。それは…」

佳奈多「それなら私でも葉留佳でも一緒ってことになるじゃない。葉留佳が抱きついてきても自然に受け入れてたし。もう葉留佳だけ抱いてればいいじゃない。」

理樹「そんなことないよ。」

佳奈多「もう、知らないから。」

理樹「佳奈多さん…」

葉留佳「あーあー、怒らせちゃいましたナ。」

理樹「うん、そうみたいだね…」

葉留佳「本気の気持ちを見せるしか無いでしょうネ。」

理樹「本気の気持ち…」

理樹(本気の気持ちを表すとすれば…)

理樹「…!」

理樹(僕は佳奈多さんに、>>588)
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 22:01:31.31 ID:g08R3Uat0
学校の屋上から全校生徒の前で熱烈な愛を叫ぶしかない!
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/10(月) 16:36:14.38 ID:Xo5Lj28GO
理樹「葉留佳さん、ちょっといい?協力してほしいんだ。」

葉留佳「何ですカ?」

理樹「佳奈多さんを外に連れ出してほしいんだよね。屋上が見てるとこで。僕は人を集めるから、そこに。」

葉留佳「人が集まってるところに行けばいいんですネ。オッケー、任せてくださいヨ。」



理樹(というわけで、僕は集まるようにいろんな人に集まるように呼び掛けたあと、屋上に向かう。)

理樹(…よし、やるぞ…)



佳奈多「ちょっと…葉留佳…なんなの?こんな外に連れてきて…練習は?」

葉留佳「良いから良いから!カモーン!」

佳奈多「一体何が…人もそれなりに来てるし…」



理樹「…」

理樹(よし…人も来てる、佳奈多さんもいる…決行の時!)

理樹「…佳奈多さーーーーん!」

佳奈多「!?な、直枝!?」

理樹「さっきはあんなことを言ってごめーーん!機嫌を悪くしたかもしれない、でもこれだけは言わせて欲しい!僕は佳奈多さんの事を……世界で一番…愛してまーーーーーーす!」

佳奈多「>>590
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 21:36:16.50 ID:CGaKC2N9O
2番目はいないわよね?
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/11(火) 15:02:57.08 ID:X4kK6jOkO
理樹「もちろんー!佳奈多さんが一番だよーー!2番なんていないよーー!」

佳奈多「……言ったわね?誓える?」

理樹「うん!誓うよ!好きなのは、君しかいない!」

佳奈多「……私もよ。私も、あなただけが好き!」

理樹「うん!ありがとう!今から、そっちへ行くよ!」

佳奈多「…え?」

理樹「受け止めてね…はっ!かーなーたーさーん!」

理樹(僕は屋上から飛び降りる。)

佳奈多「え、え!?ちょ、ちょっと…直枝!?」

佳奈多「直枝ーー!」
ビヨンビヨン!

佳奈多「…え?」

理樹「…びっくりした?」

理樹(事前にバンジージャンプのようなゴムを準備しておいて、びっくりさせるために仕込んだのだ。)

佳奈多「もう…バカね…バカ。」

理樹「あははは。」

理樹(…これで、一件落着…と思ったが…)

パチパチパチ
美魚「なるほど、人を集めてるときいたので来てみれば…こういうことですか。」

理樹「…西園さん…ごめん、でもこれが僕の気持ちだから。」

美魚「>>592
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/11(火) 15:07:05.61 ID:pteHv1Dmo
しょうがないので直枝さんのことは諦めます
あと生徒指導の先生に告げ口したのも私です
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/11(火) 18:11:45.07 ID:O7NTX7ygO
理樹「えっ。」

美魚「それであなたたちの動きを牽制できると思いましたが、あまり効果はなく…直枝さんにも迷惑をかけましたね、申し訳ありませんでした。」

理樹「…うん、それはもう、別にいいけど…」

美魚「ありがとうございます。」

理樹「…それで、僕の事は諦めるって?」

美魚「はい、多くの生徒の前で公開告白をするほど本気ならば、身を引きましょう。」

理樹「…そっか、ありがとう。」

美魚「…そういうことなので、これからはよろしくお願いしますね。佳奈多さん。」

佳奈多「>>594
1よろしくね
2信用できない
3自由安価
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/11(火) 22:13:00.71 ID:NppraMsG0
1
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/12(水) 13:38:09.31 ID:qTHrmYIyO
佳奈多「…よろしくね。」

美魚「…おや、信じてくださるのですか。」

佳奈多「だめなのかしら?」

美魚「いえ、今までの事を考えると、信用されないと思っていましたから。」

佳奈多「信用した訳じゃないわ。今の直枝なら、あなたに何されようが揺らがないと思ったから、もう何されようと問題ないと思ったからよ。」

美魚「なるほど、そうでしたか。確かに私もそう思えばこそ敗けを認めているわけですから。お互いに直枝さんの本心が伝わったわけですね。」

佳奈多「…」

美魚「…では、それを言いに来ただけですので、私はこれで失礼します。」

理樹「あ、うん…」

美魚「文化祭、頑張ってくださいね。直枝さん。佳奈多さん…」





理樹(西園さんは去っていく。)

理樹「…突然でびっくりしたけど…思いがけず、一個問題が解決したね…」

佳奈多「そうね。」

葉留佳「まさに飴くって地固まる!」

理樹「あ、葉留佳さん…協力してくれてありがとね…あと、雨降って地固まる、だよ。」

葉留佳「やはは、そうとも言いますナ……で、理樹くん、これからどうするの?」

理樹「練習場に戻ろうか、恭介たちほってきちゃったし…」

佳奈多「そうだったわね、それじゃ、戻りましょう。」



理樹(部屋に戻ると、二人は>>596していた。)
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/12(水) 14:17:11.61 ID:O/7C//BKO
あっち向いてホイ
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/12(水) 20:35:32.05 ID:V9FZ4CTRO
恭介「じゃんけんぽん!」

あーちゃん先輩「あっち向いてほい!」

恭介「はっ!…ふぅ、危なかった…」

あーちゃん先輩「じゃんけんぽん!」

恭介「あっち向いてほい!」

あーちゃん先輩「よっと…よし、セーフね…」

理樹「…何してるの?恭介…」

恭介「ああ、理樹。戻ったか。見ればわかるだろう。あっちむいてほいだ。」

理樹「いや、それはわかるけど…なんでそんなことを…」

恭介「いや、気がつけばお前たちがみんないなくなっていたからな。待つ間柄暇だったから、やってる。」

理樹「それで、あっちむいてほい?」

恭介「ただのあっちむいてほいじゃないぞ…負けたやつが勝ったやつの言うことを一つ聞く、というルールでやってる。」

理樹「なるほど…だからあんな真剣に…」

恭介「そういうことだ…負けるわけには行かん…次で決める!行くぞ!じゃんけん…ぽん!」
勝者
>>598
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/12(水) 23:43:58.30 ID:FgCQiknU0
恭介
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/13(木) 12:26:17.28 ID:EQZ+tfXeO
恭介「あっちむいて…ほい!」

あーちゃん先輩「…あっ…」

恭介「…ゲームセット、俺の勝ちだ。」

あーちゃん先輩「あー!負けた!せっかくあんなことやこんなことをさせようと思ってたのにー。にゅふふ。」

恭介「ははは、残念だったな。」

葉留佳「恭介さん、命令はどうするんですカ?」

恭介「命令か…どうするか…」

あーちゃん先輩「にゅふふ。負けたからにはなんでもするわよー。」

恭介「よし、なら…>>600
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 20:06:34.67 ID:ab2HSkJ70
しばらくお淑やかにしていろ
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/13(木) 20:50:59.66 ID:/o988oL1O
あーちゃん先輩「しばらくっていつまでよ。」

恭介「俺が飽きるまでだな。」

あーちゃん先輩「オッケー。わかりました。にゅふふ。」

恭介「そのにゅふふって笑い方もだめからな。」

あーちゃん先輩「あら。だめですか?意外と難しいわ…ですね。どう笑えばいい…んですかね?」

恭介「うふふ、とかで良いんじゃないか。」

あーちゃん先輩「なるほど、うふふ……あー、しゃべりにくいですね…なかなか…」

葉留佳「すごくわかりますヨ…大変ですよネ…」

理樹(そういえば葉留佳さんもこういう罰ゲームしてたことあったっけ…)

恭介「ま、頑張れよ。…さて、そいじゃ、戻ってきたし、後ちょっとだが、練習やるか。」

理樹「あ、うん、そうだね…」

あーちゃん先輩「やりますわよ!」

葉留佳「それお嬢様言葉ですヨ…」

あーちゃん先輩「細かいことは気にしないでくださいね。うふふ。」




理樹(数回ほど練習して…)

恭介「…よーし、時間だな…そろそろ、終わりだな。」

理樹「あ、もうそんな時間…」

恭介「まあ、すこし遊んじまったからな…まあ、仕方ない、残りは明日だな。」

あーちゃん先輩「あら、終わり?…じゃあ恭介、この後暇ですか?」

恭介「まあ暇だな。」

あーちゃん先輩「ならこの後、>>602
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 20:44:53.72 ID:Knb1Qcaw0
おコーヒーでも飲みに行きませんこと
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/15(土) 12:42:10.73 ID:n4Da0oQZO
恭介「コーヒーか…いいな。行こう。良い店を知ってる。」

あーちゃん先輩「ありがとうございます。じゃあ、片付けたら、行きますわよ。」

恭介「ああ。そうするか。」



恭介(行ったのは、近くにある喫茶店だ。雰囲気もよく、なかなか気に入っている。)

マスター「いらっしゃいませ。」

恭介「やあマスター。いつもの頼む。」

マスター「いつもの…?」

恭介「いつもの……」

マスター「…?」

恭介「いや、言いたかっただけだ、すまん、キリマンジャロで…」

あーちゃん先輩「わたくしも同じので。」

マスター「かしこまりました。」

あーちゃん先輩「なかなかはずかしいですわね。うふふ♪」

恭介「…たまたまマスターの記憶が飛んでいただけだろう…まあ、そんなことは良いだろう?」

あーちゃん先輩「うふふ、まあ、からかうのはこの辺にしてあげますわ。…さて、恭介…さん、ちょっと、よろしくて?」

恭介「なんだ。」

あーちゃん先輩「今日来るのが遅れた理由についてなんですけど…」

恭介「ああ、その事か…」

あーちゃん先輩「実は、実家から今日連絡があって、それで…」

恭介「……何だと…」




その頃…
理樹「佳奈多さん、この後は…」

佳奈多「試験勉強。」

理樹「あ、だよね…」

佳奈多「あなたは、また遊ぶの?」

理樹「今日は、>>604
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 13:04:43.03 ID:4ZgwdPtzO
勉強するという選択肢しか用意してないよ
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/15(土) 18:53:24.91 ID:SgAwmiNpO
佳奈多「あら、珍しいわね。」

理樹「たまにはやっとかないとね…それに週末は文化祭で課題とかできないだろうし。」

佳奈多「なるほど、確かにね…」

理樹「ねぇ佳奈多さん、一緒にやらない?勉強。」

佳奈多「…一緒にね…どうしようかしら。」

理樹「ほら、教えたり教えたりすることで理解が深まったりするだろうし…だめ?」

佳奈多「…まあ、良いけど…」

理樹「やった、じゃあ場所はどうする?」

佳奈多「…普段寮の仕事やってるあそこで良いんじゃないかしら。」

理樹「わかったよ。じゃあ戻った後、勉強道具もって行くね。」

佳奈多「ええ。」






理樹(…というわけで、勉強道具をもって佳奈多さんのところへいく。)

佳奈多「来たわね。…じゃあ直枝、何からする?」

理樹「そうだなぁ…>>606
コンマ判定
下二桁が奇数なら数学、偶数なら英語、ただし、ゾロ目なら筋肉
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 00:10:20.31 ID:vRjR+FB7O
マッスル
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/16(日) 13:18:09.60 ID:O65hjd/cO
理樹「数学かな。」

佳奈多「数学ね。わかったわ、やりましょう。」 




理樹「…佳奈多さん、ここって…」

佳奈多「…ああ、それは…これをxとして、漸化式を立てれば出来るんじゃない?こうやって…」

理樹「漸化式……あ、本当だ……すごいや
佳奈多さん。」

佳奈多「別にすごくないわ、私はやってるだけ。」

理樹「でも教えるのも上手だし…葉留佳さんとかによく教えてるからなのかな?」

佳奈多「…料理とかはともかく、勉強を教えることはあんまりないわね。」

理樹「え、そうなの?」

佳奈多「課題とかをやってこないから不真面目に見えるだけで、センスはあるのよ。天才肌っていうのかしらね。だからあんまり教えることは無いのよ。数学とかはむしろ葉留佳の方が得意なんじゃないかしら。」

理樹「そうなんだ…」

佳奈多「私は努力して、出来るように見せてるだけよ。ずっとあがいて、良いように見せてきた、それだけ。」

理樹「それでもやれるように見せられてるのはすごいよね。頑張れるのはすごいよ。」

佳奈多「…ありがとう。直枝。」

理樹「…あ、佳奈多さん、ここはどうやって…?」

佳奈多「ああ、そこは…」



理樹(しばらくして…)

理樹「…んー…疲れてきた…」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さん、息抜きに…>>608
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 14:29:09.23 ID:uhA7CtzaO
QuizKnockの動画見よう

https://www.youtube.com/c/QuizKnock
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/16(日) 18:34:24.00 ID:I67eucNcO
佳奈多「…なによそれ。」

理樹「今ちょっと流行ってる◯ouTuberで、クイズとか勉強とかを動画にあげてるんだよ。」

佳奈多「へぇ、流行ってるのね。知らなかったわ。そういうのは見ないから。」

理樹「まあ佳奈多さんこういう娯楽系には疎いもんね。面白いから、見ようよ。」

佳奈多「…一本だけよ?」

理樹「うん、一本で良いよ。」




理樹「…どうだった?佳奈多さん。」

佳奈多「…なんでこの人たちはこんなに早く答えられるのかしら?」

理樹「たぶん、クイズの定番とかをしっかり勉強して押さえてるんじゃないかな…」

佳奈多「クイズにも勉強とかあるのね。」

理樹「そりゃ知識勝負だからね。勉強は必要だよ。そう考えると、佳奈多さんはクイズ得意かもね。」

佳奈多「どうかしら、知っての通り無趣味な人間だから、知識の範囲は狭いし。」

理樹「そこは勉強すればなんとかなるでしょ?」

佳奈多「そうなのかしらね…」

理樹「それに、趣味がないなら作っても良いわけだし。」

佳奈多「作る、ねぇ…」

理樹「興味あることとかないの?」

佳奈多「>>610
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 21:03:56.50 ID:OdUe1NJeO
フィッシング
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/17(月) 13:20:24.70 ID:K6ENdaZNO
理樹「フィッシングって…釣り?なんで?」

佳奈多「…あーちゃん先輩が棗先輩と一緒に行きたいとか言ってたから…」

理樹「ああ、そういえば恭介も釣り道具買ったとか言ってたっけ。落ち着いたら、四人で川に行って、ダブルデートとかも良いかもね。」

佳奈多「そうね、そういうのも良いかもしれないわね。」

理樹(釣りかぁ…もし行くことになったら、僕も練習とかしとかなきゃな…)

理樹「他にはある?おかし作りとか料理は?」

佳奈多「お菓子作りは…別に趣味でもないわ、必要だからやってるだけで。葉留佳に教えてあげたりはしてるけど。」

理樹「そっか…」

佳奈多「…直枝はなにかおすすめの趣味とかあるの?」

理樹「そうだなあ…>>612
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 16:44:56.34 ID:RdqW+Dx/O
筋肉旋風
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/17(月) 20:19:23.29 ID:oZUb8dOEo
佳奈多「は?……筋トレって事?」

理樹「いや、筋肉旋風(センセーション)はその先…筋トレを越えた、筋肉の躍動だよ。」

佳奈多「……」

理樹「とっても楽しいよ、全てが筋肉になる感覚を味わえるのさ!」

佳奈多「…はぁ、そう…」

理樹「…よくわからないって顔してるね。よし、なら今から見せてあげる。」

佳奈多「…やめて。」

理樹「一度その気になったらやめられない、それが筋肉センセーション!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「やめなさい。」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「直枝…ちょっと…」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…くっ、やっぱり止まらないわね…何回もやってるけど、私はそんなのには屈しないわ!」
コンマ判定
ゾロ目なら屈する
>>614
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 21:38:43.73 ID:Cums6T0M0
はい
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/18(火) 15:29:42.59 ID:0ZZqteM1O
佳奈多「しつこいわよ。いい加減に…しなさーーーい!」

理樹「…!き、筋肉いぇいいぇ…」ビクッ!

佳奈多「直枝!」

理樹「…はい。」

佳奈多「…いつまでそんな変なことやるつもり?やめなさい!」

理樹「すみません…」

佳奈多「今回は私だけだし許してあげるけど、次やろうとしたらまた反省文だからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…わかったわね、じゃあ、勉強に戻りなさい。」

理樹「はい…」

理樹(怒られてしまった、やっぱり佳奈多さんを筋肉に取り込むのは難しいみたいだ…)




理樹(真面目に勉強をした後…)

佳奈多「…あら…結構時間たってるわね。」

理樹「あ、そうだね…じゃ、今日はもう終わり?」

佳奈多「そうね、今日はもう終わりにしましょうか。」

理樹「うん、ありがとね佳奈多さん、いろいろ教えてくれて。」

佳奈多「ええ、平気よ。こっちも勉強できたから。…じゃ、帰りましょうか、途中まで一緒に。」

理樹「うん…」




理樹(二人で帰っていると、>>616と出会う。)
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 18:08:00.42 ID:/C99nYbuO
真人
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/18(火) 19:04:43.25 ID:uSZNQnxZO
真人「おっ、理樹と二木じゃねぇか。」

理樹「あ、真人。」

佳奈多「井ノ原…」

真人「何してたんだ?こんな時間に。練習か?」

理樹「いや、勉強会だよ。真人は?」

真人「俺はトレーニング帰りだ。途中で筋肉の波動を感じたからよ。つい張り切っちまったぜ。」

理樹「そう。波動…」

理樹(僕がやった筋肉旋風かな…)

真人「俺も同調しようとしたところで波動がやんじまったのが残念だったな。」

理樹「そっか。それは残念だったね。」

佳奈多「…」

佳奈多(私が屈してたら大惨事だったわね、危なかったわ…)

真人「…ま、いいや。そんなことより、理樹。」

理樹「なに?真人。」

真人「さっきこんなものを拾ったんだよ。見てくれ。」

理樹「これは…>>618
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 23:56:42.20 ID:lvBh6hJW0
コンバットコマンダー
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/19(水) 12:30:37.40 ID:TcWjIZ6JO
理樹「…って、け、拳銃!?」

真人「理樹、名前までわかるのか、詳しいな。」

理樹「詳しくないけど、何か、見たこと有る気がしてさ…」

佳奈多「モデルガンじゃないの?最近のは精巧に出来てるって言うけど。」

理樹「どうなのかなぁ…普通に考えればそうだけど、持った感じは結構重たいし…」

真人「確かめようにも、もし本当だったら下手なことするとさすがにあぶねぇし……」

理樹「そうだよね…」

佳奈多「……これは普通に先生に任せるべき事なんじゃないかしら、偽物でも、こんなもの持ち込むのは問題だし…本物だったら、警察沙汰よ?」

理樹「そうだけど…」

真人「なんだ、なにか引っ掛かるのか?」

理樹「ほんと、何でかわからないんだけど、見覚えがあるんだよね。この銃に。僕のじゃないはずなんだけど…」

佳奈多「…本で見たとかじゃなくて?」

理樹「うん、何か…使ったことがある気がすると言うか…」

佳奈多「使ったことがある?直枝、まさか、あなた…」

理樹「いやいやいや!違うよ、ほんと、気がするだけで…なんなんだろう…」

真人「……よくわからないけど、仮にあなたとこの銃に何かあるとしたら、持ち主を探せばそれが何か良くわかるんじゃね?理樹もそうしてるうちに何か思い出すかもしんねぇしな。」

理樹「確かに…」

佳奈多「私たちで探すって言うの?これがどんな人の物かもわからないのに?もし本物だったら、取り返しのつかないことになるかもしれないわ。ここは普通に先生に任せるべきよ。そっちの方が早いし安全じゃないかしら。」

理樹「…」

真人「どうすんだ、理樹。」

理樹「>>620
1僕らで探そう
2先生に任せよう。
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 12:41:11.20 ID:Tgp2QTA4O
1
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/19(水) 18:29:20.43 ID:dOfEWWjKO
理樹「僕たちで探そう。やっぱり気になるからね。」

真人「そうこなくちゃな!」

佳奈多「…危ないと思わないの?」

理樹「危ないかもしれないけど、真相は早く知りたいし…もしこれが文化祭の何かで必要なものとかだと、持ち主に早く返してあげないと間に合わないしね。どうしても嫌なら、佳奈多さんに無理に付き合えとは言わないよ。」

佳奈多「………いえ、付き合うわ。あなたたちが変なことをしないように監視しないと。」

真人「俺はもちろん付き合うぜ!」

理樹「ありがとう…じゃあ真人、とりあえず落ちてた場所を教えてくれる?」

真人「ああ、落ちてたのは…たしか>>622
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 21:27:06.20 ID:pe+8pCGTO
体育館
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/20(木) 15:07:39.22 ID:wEJhUxoQO
理樹「体育館…っていうと、今日そこを使ったのは?」

真人「授業以外だと、たしか文化祭の体育館での出し物担当だな。」

佳奈多「これは今日の落とし物って断定できるの?」

真人「そこは毎日通ってるが、昨日までなかったから、今日で間違えねぇよ。」

理樹「だったらまずその人たちから聞いてくべきだよね。えーっと、その出し物は…吹奏楽部とかだっけ?」

真人「ああ、たしか、吹奏楽部と、演劇部と…あと、ダンス部だったかな。」

佳奈多「発表会とかってことね、演劇以外は特にこういうものが必要な感じはないわね。」

理樹「そうだね、だとすると、まずはそこからかな。」

佳奈多「そうね…」

理樹「演劇部の部長さんからとりあえず聞いてみようか…」



理樹(…というわけで、演劇部の部長さんのところに言ってみた。)

理樹「本当、突然ごめんね…」

演劇部部長「別に構わないさ。それで、何か用かい?」

理樹「実は体育館でこんな落とし物があって、演劇部のじゃないかって…」

理樹(落ちていた銃を見せる?)

演劇部部長「モデルガン?」

理樹「うん、演劇部の小道具とかかなって…」

演劇部部長「残念だけど、僕たちのじゃないね。僕たちのやる演劇に銃は出てこないよ。」

理樹「何か、部員でこういうのを持ってそうな人とか…」

演劇部部長「部員にはいないかなぁ。」

理樹「そっか…わかったよ、ごめん、ありがとう。」



理樹(その後、吹奏楽部とダンス部の部長にも聞いてみたけど…)

佳奈多「…みな違ったわね。」

理樹「そうだね…」

真人「そうだなぁ…てことは、文化祭絡みじゃねぇのかもな。」

佳奈多「でも体育の授業でこんなの持ってかないし、使わないでしょう…」

真人「…そうだよなぁ…思ったより難題かもしれないぜ、これ。どうする?」

理樹「…現場に言ってみよう。他の手がかりがあるかもしれないし、落とし主が探しにきてるかもしれないし。」

佳奈多「そうしましょうか…」





理樹(真人から場所を聞き、落ちていた場所をすこし探してみる。)

真人「…お?」

理樹「真人、何かあった?」

真人「なんかあったぜ。」

理樹「これは……>>624
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 15:37:02.11 ID:M+BRve0no
ステージの下に地下に続く謎の空間
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/20(木) 20:34:25.14 ID:UTeXmViaO
佳奈多「え?そんなことが…」

理樹「みればわかるよ、来て。」

佳奈多「…ほんとだわ…」

真人「こっから下に降りれるみたいだな。」

佳奈多「…降りるの?危険とかないかしら?」

理樹「見つけた以上は行くしかないよね。行こう。大丈夫、何かあったら僕が守るから。」

佳奈多「…わかったわ、行きましょう…」



理樹「よっと……結構広いね…」

真人「そうだな…」

佳奈多「何があるかわからないからね、慎重に行きましょう。」

理樹「うん…」



理樹(しばらく行くと…)

理樹「何か…扉だね……開けてみようか。…それじゃ、行くよ!」

理樹(慎重にあけると…そこには>>626があった。)
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 21:19:25.28 ID:sw+b+LpV0
温泉
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/21(金) 14:50:35.08 ID:gT5iAEIeO
理樹「…なんだろう、これ…お湯?」

佳奈多「みたいだけどね…」

真人「だとしたらこの部屋は一体なんなんだ?」

理樹「…お風呂とか?」

佳奈多「なんでこんなとこにお風呂があるのよ。」

理樹「さあ…?でも、このフロアは一本道で、ここで行き止まりだったし、ここに何かあるってことだと思うけど……とりあえず、入る?温泉っぽいし…」

佳奈多「何でよ。」

理樹「なんか、それで何か解けそうなきがするから…」

佳奈多「何かって…」

真人「よし、じゃあ入ってみるか!」

理樹(真人は服を素早く脱ぎ、入っていく。)

佳奈多「っ!ちょっと…」
チャプン
真人「…おっ、いい湯だな…」

理樹「本当?大丈夫そう?」

真人「ああ、気持ちいいぜ!」

理樹「じゃあ、僕も…」

佳奈多「直枝!?」
チャプン
理樹「あっ…いい湯…」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さーん、気持ちいいよー!」

真人「ほら、俺はあっち向いてるからさ、入れよ。」

佳奈多「……」

理樹「それで仕掛けが解けるとかなにかあるかもしれないし…お願い、佳奈多さん。」

佳奈多「…はぁ…もう……井ノ原、絶対みるんじゃないわよ?」

真人「おう、誓って見ないぜ!」


628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/21(金) 14:53:08.92 ID:hNql5JxRO
チャプン
佳奈多「…あら、本当、いい湯かげんね。」

理樹「…」

佳奈多「…本当にこれで何か起こるのかしらね。直枝。」

理樹「…」

佳奈多「…直枝?」

理樹(…混浴…佳奈多さんと混浴…別に体を見るのは初めてではないけど、緊張と高揚が…)

佳奈多「…直枝、どうしたの?」

理樹(なんとかこの気持ちをごまかさなきゃ…)

理樹「ボドドドゥドオー」

佳奈多「…は?ぼど…?何?」

理樹「…ただの魂の叫びです。気にしないで…思春期男子はみんなこういう叫びをあげるんだ…」

佳奈多「魂の叫びってなによ……あなた以外そんな叫んでるの聞いたことないけど…」

理樹「そういうものだから、本当、気にしないで…」

佳奈多「…直枝、本当あなた時々意味がわからないわね…」

理樹「ごめん…」

理樹(などと言ってると…何か音がする。)

理樹「あれ、今そこから何か音が…」

真人「ちょっと見てくる。……お?」

理樹「どうしたの?」

真人「なんか、さらに下に行けそうな通路が出てきたぜ!」

理樹「さらに下…やっぱり、お風呂に入るのが仕掛けを解く鍵だったんだ…」

佳奈多「…一体どんな仕掛けなのよ、それは…」

理樹「まあ細かいことはいいじゃない。…さて、それじゃ、さらに下に言ってみよう!」


理樹(…更に下の階にも、同じように扉がある。)

理樹「さあ、今度はなにがあるのか…」
あるもの
>>629
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 15:56:37.38 ID:yUoytMGio
10台以上並んだパソコン
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/21(金) 19:27:13.31 ID:76xym44dO
理樹「これは…パソコン?さっきと同じならここにも何か仕掛けがあるよね。」

真人「げ、パソコンか…俺の出る幕はないかもしれんな…」

佳奈多「仕掛けだとしたら、なにをするのかしら。」

理樹「どうしようか…あるからには、これを使うんだろうけど…とりあえずつける?」

真人「そうするか…」

理樹(とりあえず一台のパソコンをつけてみると…)

理樹「!…何か、表示されたね…」

佳奈多「何?これは…」

理樹「これは…>>631
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 20:20:47.84 ID:0u+qlG9dO
Angel Player
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/22(土) 15:19:43.40 ID:k48iA6DDO
真人「なんだ?それ。」

理樹「さあ…?でもそう書いてあるから…なんなんだろうね?」

佳奈多「…何か画面に表示されてるわね。えーっと、ハンドソニック、ディストーション、ハーモニクス…」

真人「…それぞれなんて意味なんだ?」

佳奈多「全部音楽の用語ね、ハンドソニックは楽器の名前、ディストーションは音を歪ませたりすること、ハーモニクスは…音を調和させたりとか、和音とか、そういう意味よ。」

真人「なるほどな…」

佳奈多「だとしても、これが何を意味するのかはよくわからないけどね。」

理樹「この3つが押せるみたいだけど…どれにする?」

佳奈多「不用意に押すのは危ないとおもうけど…現状、それしか出来なさそうね…仕方ないわ、直枝、あなたが好きなのを押してみなさい。」

真人「理樹、お前に任せた。」

理樹「なら…」
1ハンドソニック
2ディストーション
3ハーモニクス
>>633
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:31:02.73 ID:trzs/GAfo
1
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/22(土) 18:06:24.72 ID:whxVA0VbO
理樹「じゃあ…これ!」

理樹(それを押すと…)

理樹「!」

理樹(手の付け根から何か透明なものが生えてくる!)

真人「おおお!なんか出てきたぜ!」

理樹「えっ、何これ!?」

佳奈多「知らないわよ、何なの?これ。」

理樹「…形は何か、剣みたいな感じだけど…」

真人「剣…てことは、切れるのか?」

理樹「切れそうではあるけどね。」

佳奈多「仕組みはわからないけど、切れるのなら……これで扉を切って次の階につながるとか?」

理樹「ちょっと、やってみようか…」



理樹(しばらくやってみるけど…)
キン!キン!キン!
理樹「…だめだ、切れないよ…」

佳奈多「…だめ?」

理樹「うん、傷をつけるくらいしかできないよ…僕一人じゃ無理だ……」

真人「じゃあ残る2つのどっちかを使う必要がありそうだな。」

理樹「うん。そうだね…」
どちらを使う?
1ディストーション
2ハーモニクス
>>635
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 19:13:43.66 ID:2Z7/ddiPO
1
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/23(日) 14:40:11.90 ID:I63ezpUDO
理樹「じゃあ今度はこっちだ!」
カチッ!
理樹「…」

真人「…」

佳奈多「…」

理樹「…あれ?何か起こった?」

佳奈多「今のところは、何も…」

真人「どういうことだ…?」

理樹「ディストーション…ゆがみ…なんだろうね…」

佳奈多「さっきのみたいに、直枝の体に何かあるんじゃ…ちょっと確かめさせて。」

理樹(そういって佳奈多さんは僕に手を伸ばそうとするが…)

佳奈多「…っ!」

理樹「え?何?どうしたの?」

佳奈多「何か…弾かれるみたいな感じが…」

理樹「弾かれる…?」

真人「…ちょっと俺もしてみるか……ふんっ!ぐっ…」

理樹「真人、どう?」

真人「ぐっ、くっ…くっ……くそぅ、だめだ…やっぱり、何かがあるぜ…破れねぇとは、悔しいぜ…あとで鍛え直さねぇと…」

佳奈多「…私だけでもなかったし、井ノ原の馬鹿力でもだめってことは…これがディストーションなのかしら。」

理樹「バリア…みたいなものなのかな。なにか、空間をゆがめて、バリアにするみたいな…」

佳奈多「原理はわからないけど、そうなんじゃない?」

真人「おいまて…てことは、俺たちはもう理樹に触れないのか!?うおおお!そんなの嫌だぁぁ!」

理樹「いや、さっきの剣みたいなのもいつの間にか消えてるから、ほっとけば治るんじゃないかな…」

真人「なんだ、なら良かったぜ…」

理樹「…まあともかく、これはあんまり開けるのには役に立たないね。残念だけど。」

佳奈多「…じゃあ最後のこれが正解なのかしら。」

理樹「さぁ…でもとりあえず、やってみよう!」
カチッ!
理樹「…あれ、今度も何も起きない…」

佳奈多「…いえ…そんなこと無いわよ…後ろみなさい。」

理樹「え?」

理樹2「……」

理樹「…え…ええええええ!?」

理樹(僕が…もう一人!?)

理樹「なに、何これ!?」

佳奈多「…ハーモニクスがこういう能力なんじゃないかしら。」

理樹「分身ってこと…?そんなこと出来る?」

真人「現実として起こってるじゃねぇか…」

理樹「そうだけど…」

佳奈多「起きてる以上は受け入れなさい…それより、これを使えば開けられるんじゃないかしら。」

真人「何?どういうことだ?」

佳奈多「直枝一人じゃ開けられなくても、分身させれば開くんじゃないかってこと。」

理樹「なるほどね…やってみようか。」
コンマ判定
下1桁が奇数なら成功
>>637
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 17:55:52.71 ID:/tB138P1O
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/23(日) 18:25:58.91 ID:exIyuH+fO


理樹「やった!」

理樹2「開いた!」

真人「おお!やったぜ!」

佳奈多「予想通りね。…ところで…」

理樹「…ん?何?」

佳奈多「その分身って…どうやって消すの?」

理樹「え、それは…ほっとけば消えるんじゃないかな?さっきみたいに。」

佳奈多「そうなの?」

理樹2「消えないよ。アブソーブ、っていうのを使えば消えるよ!」

理樹「あ、教えてくれた…」

理樹(アブソーブ…あ、さっきのハーモニクスってところがそれに変わってる…)

理樹「じゃあ、ありがとね、もう一人の僕。」

理樹2「気にしないでよ、困ってるなら助けるさ。」

理樹「じゃあ、さようなら。」
カチッ!
理樹(分身は消えた。)

理樹「…じゃ、また先に行こうか。」

真人「おう!」
次のフロアにあるもの
>>639
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 20:10:29.29 ID:SyZ1EBLe0
トラップ満載の部屋
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/24(月) 14:34:01.67 ID:DcU7XQOEo
理樹「…次の階は、いきなり扉だね…」

真人「よし、ならいつも通り入って、なんか解けばいいんだな!」
ガチャッ
理樹「あ、ちょっと…」

真人「…ん?あれ、何にもな…」
ブン!
真人「ん?」
ドォォォォン!
真人「ぐはっ!」

理樹「真人ーー!」

理樹(横からハンマーが突然襲いかかってきた!)

真人「くっ…はぁ…」

理樹「真人、平気?」

真人「いてて…平気だ…筋肉のお陰で助かったぜ…」

理樹「そっか…」

理樹(かなりの大きさのハンマーだけど…まあ無事でよかった。)

佳奈多「…なにやらこの部屋はなにもないように見えて、トラップが仕掛けられてる、そんな感じみたいね。」

真人「ああ、そうみたいだな…」

理樹(そういうことか…注意していかないと…)
次の罠
>>641
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 18:08:08.48 ID:XNVK2yR4O
落とし穴
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/24(月) 19:50:10.11 ID:aKvum37jO
佳奈多「…慎重にいかないと…」

理樹「うん、次は何が襲いかかってくるかわからないからね…」

真人「ああ、そうだな…周囲を確認しながらいこうぜ…」

理樹「うん、そうだね、僕たちでちゃんと確認を…」

理樹(そういった時、僕たちの足元の地面がが突然なくなり……)

理樹「…あれ?」

佳奈多「…なっ…落とし穴…」

真人「理樹、二木ー!?」

ヒューーー…ドンッ!

理樹「っ……大丈夫?」

佳奈多「…痛いけど、なんとか…」

真人「おーーい、大丈夫かーー!」

理樹「真人は無事だったんだね!うん、なんとか大丈夫!」

理樹(どうやら真人は落ちずにすんだようだ…それだけでも安心だ。)

佳奈多「…で、これ、どうやって出る?肩車でも届きそうにないけど。」

理樹「うーん…あ。」

佳奈多「なにか思い付いた?」

理樹「こう、服を脱いでくくりつけてロープみたいにすればいいんじゃないかな。」

佳奈多「…服を?」

理樹「うん、一人じゃ足りそうにもないから…ごめん、佳奈多さんも…脱いで?」

佳奈多「>>643
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 20:40:01.12 ID:c5lBgJAKO
井ノ原に頼みなさいよ
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/25(火) 14:57:34.22 ID:ZhIAeDFAO
佳奈多「明らかに井ノ原の方が服も大きいから長さを稼げるでしょう?下に服を下ろしてもらえば良いじゃない。」

理樹「あ、そうか…」

佳奈多「ちょっと考えればわかるでしょう?」

理樹「ごめん…ちょっと佳奈多さんの裸がみたくて…つい…」

佳奈多「……真面目にやりなさい。」

理樹「ごめん…」



理樹(…というわけで、真人に頼んで、真人にも衣服を脱いで、それを結んでもらった。)

真人「うし、いくぜ!理樹!」

理樹「うん!」

理樹(僕は落ちてきたそれを受けとる。…僕のとつなぎあわせれば、長さは絶対に足りる。全裸になってしまったが、穴のなかは暗いからよく見えないし、背に腹はかえられない。)

理樹「…よーし、じゃあ真人、ロープを投げるから、つかんでね!」

真人「おう、任せろ!」

理樹「行くよ!えい!」
シュルシュルシュル!
真人「いよっと!」

理樹(どうやら真人のところまで届いたようだ。)

理樹「じゃあ佳奈多さん、先行って良いよ。真人も上から引っ張ってくれるから、そんなに負担もないだろうし。」

佳奈多「…ええ、わかったわ。ありがとう。」

理樹(…というわけで、佳奈多さんから登り始める。)

佳奈多「…」

理樹(順調に進んでいるみたいだ…よし、大丈夫…)



真人「理樹ー、二木がおわったぞー!」

理樹「うん!よし。じゃあ僕もいくね!」
コンマ判定
下一桁が偶数なら成功
>>645
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 17:19:02.25 ID:j88p8/GZO
暗くてスカートの中は見えなかったか
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/25(火) 18:27:42.17 ID:ZhIAeDFAO
理樹(…よし、それなりに登れてきた、これなら行け……)

理樹(そう思った、その時…)
ミシミシ……ブチッ!

理樹「あっ!」

真人「理樹!?どうしたー!?」

理樹「あぁぁ…ううっ…真人、ロープが途中で切れたんだ!」

真人「なにぃ!?ロープが切れたぁ!?ちなみに何がだ!?何が切れた!?」

理樹「…えーっと…ごめん、真人のパンツのとこで切れてる…」

真人「うおおお!仕方ねぇが、ノーパンは嫌だぁぁぁ!」

佳奈多「…そこよりも、なんとかして直枝をまた引き上げる方法を考えなきゃだめでしょう。」

真人「た、確かに…」

佳奈多「とりあえず切れたロープをまた結び直せば…」

真人「でもそれだとまた切れる可能性がねぇか?少し補強した方がいいんじゃね?」

佳奈多「補強?」

真人「…二木のを少し足すとか…」

佳奈多「…」

真人「…頼むぜ二木、理樹を救うと思って…もちろん全部とはいわねぇから。頼む!」

佳奈多「>>647
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 20:29:39.16 ID:idPScybGO
しかたない
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/26(水) 14:12:26.50 ID:kdlE+Bifo
佳奈多「直枝を救うためなら…でも、一番上だけよ?下着とかは脱がないからね。」

真人「ありがとな!恩に着るぜ!」

佳奈多「…あと、こっちまじまじとみたら許さないから。」

真人「おう!」

佳奈多「じゃあ…」ヌギヌギ


佳奈多「…直枝、それじゃあ、投げるから、それでロープを補強しなさい!」

理樹「うん!」

理樹(服がまた投げ込まれてくる。…新しいこれは、おそらく佳奈多さんの服………てことは佳奈多さんの匂いが…)

理樹(…いや、変態的な考えはやめよう…真面目に脱出しなければ…こうやって補強して…)

理樹(…よし、これで…行こう!)




理樹「ふっ、よいっ…しょ…」

理樹(今度こそ、なんとか抜け出せた…)

理樹「…ふぅ…抜け出せた…」

真人「うおおおお!理樹ぃぃ!無事でよかったーー!」

理樹「ちょっと、真人…大げさだよ…」

佳奈多「…」

理樹「…佳奈多さんもやっぱり脱いでたんだ…ごめん、僕のために。」

佳奈多「…仕方ないじゃない、あなたを助けるためなんだから。」

理樹「…ありがとう、佳奈多さん。」

佳奈多「…いえ、良いわよ。別に…」

理樹「…ねぇ佳奈多さん、なんで僕の方ちゃんと見てくれないの?」

佳奈多「……あなた、自分の格好がわかってるの?あと私のほうもそんなまじまじ見ないで。」

理樹「…あ、そっか…でも、お互いみたことないわけじゃ…」

佳奈多「そう言うことじゃないわ。さっさと服を着なさい!」

理樹「…はい…」



理樹「…さて、服は着たけど…どうしようかこの後、一旦戻る?まだ行く?」

佳奈多「>>649
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 14:24:32.30 ID:XiO4PHG+O
行く
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/26(水) 18:12:50.17 ID:kdlE+Bifo
佳奈多「…拳銃らしきものの持ち主を見つける、その手がかりを得るっていう目的はまったく果たせてないじゃない。」

理樹「ま、そっか、そうだね…」

佳奈多「行きましょう、先へ。」

理樹「うん…次の階にも絶対なにかあるから、油断はしないようにね…」



次の階
理樹(…そういえば、何かまた手がかりになりそうなものが落ちたりしてないかな…)

真人「理樹、下向いてどうした?」

理樹「いや、なにか落ちたりしてないかなって…あ、みて、なにか落ちてるよ。」

真人「あ、ほんとだ、あれは…>>651
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 18:43:21.87 ID:4TT/HKECo
イヌのぬいぐるみ
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/26(水) 20:19:10.71 ID:kdlE+Bifo
理樹「…ぬいぐるみ?」

真人「ああ、ほらみろよ、かわいいぬいぐるみだぜ。」

理樹「本当だ…」

佳奈多「…これもあの銃と同じ持ち主…かもしれないのよね。」

理樹「そうだね。」

真人「今まで銃だからなんとなく男かと思ってたが、これをみるとイメージ変わったな。」

理樹「女の子ってこと?」

佳奈多「落とし物なら、だけどね。これも何かの仕掛けの可能性もあるけど。」

理樹「まあそうか…どっちにせよ、これから落ちてるものとかにも気を付ける必要があるよね。」

真人「だな…」




佳奈多「…あら?」

理樹「今度は何?」

佳奈多「あれは…>>653
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 21:15:38.01 ID:LI4L9dwT0
女子の制服
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/27(木) 14:06:45.12 ID:4ItqrF/XO
佳奈多「あそこの…うちの女子制服よね。」

理樹「え?どれどれ…本当だ…」

真人「やっぱ女だったのか…てか、これ、落とし物の範疇越えてねぇか…?」

理樹「まあ、落とすっていうのはなかなか無いだろうね…」

佳奈多「じゃあなにか、脱がなきゃいけないようなことがあるのかしら、この先に。」

理樹「そうかな…」

理樹(この先には扉がある、そこの仕掛けがもしかしたらそういうのが必要なのかもしれない。)

理樹「この扉の先になにかそういうのがあるかもね。」

真人「そうだな…開けてみるか…」
ガチャ
理樹(開けるとそこにあったのは…)

理樹「…水…だね。」

真人「水だな…」

佳奈多「…水ね。」

理樹(部屋のなかは、辺り一面に水がはられていた。)

理樹「…泳ぐ…のかな、これは。それで脱いで、先に行ったとか…」

佳奈多「…可能性はあるけど。」

真人「うし、じゃあ俺らも泳ぐか!」

理樹「それしかないかな…大丈夫かな、佳奈多さん。」

佳奈多「>>655
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/27(木) 17:10:49.49 ID:V/WV0RDeO
下着姿で泳げってこと?
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/27(木) 19:05:13.72 ID:mgyCYRPoO
理樹「まあ、そうだね。」

佳奈多「だったら脱いだ服はどうするの。」

理樹「あ、そっか…こう、頭の上にのっけて…」

佳奈多「途中で落とさない?それにそれやるとスピードも落ちるし体力的にも大変だと思うけど。濡れたら後で着るにも体力奪われるし…」

理樹「まあそっか…」

真人「歩いて渡れねぇかな…」

佳奈多「見たところ相当深いし…」

真人「じゃあ服着て行くか?」

理樹「着衣は危ないよ…」

真人「じゃあどうするんだよ…」

理樹「…服は諦めるって訳にもいかないし…」

佳奈多「…どうする?」

理樹(…考えよう、何か良いアイデアがあるはず…)

理樹「…服、向こう側に投げられないかな…」

真人「投げる?」

理樹「野球で鍛えてる僕たちなら、届くんじゃないかな、向こう岸まで。」

真人「おお、なるほどな…」

佳奈多「…行けるの?」

理樹「やってみるしかないよね…とりあえず、僕がやってみるよ……いくぞ…えい!」
コンマ判定
下二桁が50以上で成功
>>657
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/27(木) 20:18:59.08 ID:BHPdg1sB0
どっせい
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/28(金) 12:21:42.92 ID:3QBGOrslO
理樹「届けっ!」
ボチャン!
理樹「…あ…」

佳奈多「…全然届いてないじゃない。」

真人「8mってとこだな。」

佳奈多「野球で鍛えたんじゃなかったの?」

理樹「…あれ…おかしいな…あはは……」

真人「理樹は出来なくとも、俺ならいけるかも知れねぇ…」

佳奈多「…え、井ノ原、やるの?」

真人「俺の肩をなめるな…俺が外野を守ればエラーはするが、2塁打以上は出ねぇぜ…」

佳奈多「それ、すごいの…?」

真人「すげぇんだ。よし、次は俺がいくぜ!うおおおお!」
コンマ判定
下二桁が30以上で成功
>>659
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 22:25:20.66 ID:mzC4ocg40
どっせい!
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/29(土) 18:49:21.88 ID:SXiR3YJxO
真人「うおおおおお!」ブン!

ひゅーーー!ポトン!
真人「よし、届いたぜ!」

佳奈多「あら、さすがね。…私のもお願いできる?」

真人「おう、任せろ!うおおおおお!」

佳奈多「…これも届いたみたいね。ありがとう。」

真人「良いってことよ…」

理樹「…僕も最初から真人にやってもらえばよかった…はぁ…どうしよう服…」

真人「とりあえず、回収してこねぇと。急ごうぜ。理樹。」

理樹「う、うん…」




理樹(…何とか回収して、渡りきる。)

理樹「…ああ…びしょびょだよ…」

佳奈多「私も、服は無事だけど…ちょっと体を乾かしたいわね。」

真人「まあ確かにな…一旦休むか?」

理樹「>>661
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 01:14:32.54 ID:t33tdlHaO
そうしよう
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/30(日) 14:32:42.05 ID:/b+Ok7oNO
理樹「進みっぱなしで疲れたし…服も少し乾かしたいし…」

佳奈多「じゃあ、少し休憩しましょう。」

理樹「うん…ついでにちょっと情報を整理しとこうか…」


理樹「…えっと、じゃあ整理すると、拾ったものは拳銃、ぬいぐるみ、女子制服だね。」

佳奈多「この落とし主がいるかもしれない、地下の迷路はどんどん下へと続いてて…」

真人「中には落とし穴とかのトラップがいっぱいある…ってとこだな。ここってなんのためにあるんだろうな?」

理樹「トラップとかがあるんだから、奥になにかあるんじゃないかな。中にはトラップかどうか微妙なのもあったけど…」

佳奈多「何かって、なによ…」

理樹「…お宝とか?」

真人「宝か…すげぇな!」

佳奈多「そんなもの本当にあるわけないでしょ…手がかりがないからいいきれはしないけど。」

理樹「まあそこは結論が出るものではないよね…」

真人「まあそうだよな…」

佳奈多「本当、この地下の迷路のことも、おとした人のことも、まだ全然わからないわね…」

理樹「そうだね…女の子じゃないか、くらいしか…」

真人「なにか思い出したりとかしねぇのか?」

理樹「うーん、何かありそうだけど…思い出せないね…」

佳奈多「そう…じゃあ、これ以上考えてもどうしようもないわね…」

真人「それっぽいな。」

理樹「…じゃあ、一旦考えるのはやめようか…そうだね、休憩だし…>>663でもしようよ。」
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:02:54.46 ID:RbLQ86CK0
しりとり
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/31(月) 12:27:00.46 ID:4YPc+2ZYo
佳奈多「しりとり?」

理樹「暇潰しには最適かなって。」

真人「まあ確かに、基本無限に遊べるしな。」

理樹「うん、良いよね?」

佳奈多「まあ、良いけど。」

理樹「じゃあ…しりとりの「り」からだから…りんご。」

佳奈多「ゴール。」

真人「る…ルンバ。」

理樹「バ…バンド。」

佳奈多「ドリル。」

真人「る…ループ。」 

理樹「プ…プール。」

佳奈多「ルール。」

真人「る、る…ルーズボール!」

理樹「る…ルーズリーフ。」

佳奈多「…フリル。」

真人「る、る…うおおお!る攻めをやめろぉぉぉ!出てこねぇだろ!」

佳奈多「…そういうゲームでしょ?」

理樹「いや、そうなんだけどさ…暇潰しだから…そんな本気で潰しに行かなくても…」

佳奈多「あら、そう…じゃあ次からはそうしてみるわ。」

理樹「うん、じゃあ、気を取り直して…じゃあ、りからだから…リトルバスターズ。」

佳奈多「ズ…ずいき、とか?」

真人「き…筋肉!」

理樹「く…くるぶし。」

佳奈多「し…シダ。」

真人「大胸筋!」

理樹「ん、だよ…」

真人「大腿四頭筋!」

理樹「だから、ん…」

真人「なら…大臀筋!」

佳奈多「…バカなの?」

真人「んだと!?」

理樹「ごめん、一度筋肉に行っちゃったらそれしか考えられなくなってるだけだと思う……」

佳奈多「…しりとりもまともに成立しないじゃない…井ノ原、ここまでなんて…どうしようもないわね。」

真人「ありがとよ。」

佳奈多「誉めてない…」

理樹「あはは…真人もやるときはやるから…まあでも、しりとりはやめとこっか…」

佳奈多「そうね…」

真人「なら、>>665
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 16:46:38.11 ID:sdegEGsAO
スクワット
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/31(月) 17:19:05.99 ID:OVrpUbmlO
理樹「スクワットかぁ…」

佳奈多「なんで休憩なのに体を動かすのかしら?」

真人「やることねぇ時にやることと行ったら筋トレだろ。」

佳奈多「…筋肉バカね…」

真人「へっ、その通りだぜ…だから、俺はやる!ふっ!ふっ!」

佳奈多「…バカね。バカ。直枝、勝手にやらせときま…」

理樹「ふっ!ふっ!」

佳奈多「な、直枝?あなたも…」

理樹「真人がやってるのを見たらいてもたってもいられなくて…ふっ、ふっ!」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さんも良い汗かこうよ!楽しいよ!」

佳奈多「>>667
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 19:39:05.04 ID:ngu3okyrO
汗をかきたくないからパス
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/31(月) 20:31:49.71 ID:4YPc+2ZYo
佳奈多「体力も温存したいし」

理樹「そっか、残念…」

真人「しょうがねぇ、なら俺たちだけで筋肉の世界に行くしかねぇな。」

理樹「うん、そうだね。」

真人「いくぜ…ふっ!ふっ!」

理樹「ふっ!ふっ!」 

佳奈多「…」

佳奈多(何してるんだか…)

理樹「ふっ!ふっ!」

真人「ふっ!ふっ!」

佳奈多(見てるだけで暑苦しい…)




理樹「はぁ…はぁ…」

真人「ふぅ…良い汗かいたぜ…」

理樹「うん、筋肉がうなったね。」

佳奈多「…よくわからないけど良かったわね、それじゃ、休憩はそろそろ…」

理樹「ちょっと、筋トレ後だから…少し休ませて…」

佳奈多「……」

理樹「…だめ?」

佳奈多「…いいけど、追いつかないわよ?急がないと…」

理樹「…そうだけど…ほんと、少しで良いから…」

佳奈多「…」

理樹「ちょっとでも早く回復するために、佳奈多さん、マッサージでも…」

佳奈多「>>669
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 21:18:30.78 ID:Mp75Mumn0
踏んであげましょうか?
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/01(火) 13:45:18.43 ID:Ba1GbjzAO
理樹「うん、ちょっと頼める?」

佳奈多「じゃ、寝転んで。」

理樹「うん…」ゴロン

佳奈多「…じゃあ、行くわよ。」

理樹「…うっ…」

佳奈多「…ごめんなさい、痛かった?」

理樹「いや、大丈夫…続けて。」

佳奈多「ええ…」

理樹(ほどよい力加減だ…気持ちいい…)

佳奈多「…」

理樹「あふっ…んっ…ひゃっ…」

佳奈多「変な声出さないで…」

理樹「ごめん、気持ちいいから…あっ…」

佳奈多「そんなに?」

理樹「うん。とっても…」

理樹(なんだろう…なにか、少し変な気分…佳奈多さんに踏まれてると、なにか…まさか、そんな…)
コンマ判定
下二桁の数値に応じて理樹のM値が上昇
>>671
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 15:37:17.01 ID:ZdlDv9miO
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/01(火) 18:49:06.64 ID:6D4XKjNgO
理樹(…いや、そんなことは無かったね、普通にマッサージが気持ちいいだけみたいだ。)

佳奈多「はい、こんなものでいい?」

理樹「あ、うん、大丈夫。結構楽になった…真人は大丈夫?」

真人「平気だ、俺の筋肉はこの程度じゃへこたれねぇぜ!」

理樹「そっか。…じゃ、そろそろ行こう。」

真人「おう!」



理樹(僕たちは先へ進む、服は生乾きで若干不快だけど、自業自得、仕方の無いことだ…)

理樹「…そういえばさ、この制服の持ち主ってなに着てるんだろう?」

真人「替えの服とかないんなら、そのまま歩いてんじゃね?」

理樹「半裸で歩いてるってこと?」

真人「そうしか考えられねぇよ。」

理樹「だったら、大丈夫なのかな?体温とか奪われそうだけど…」

佳奈多「会えればどうなってるかわかるわ、どんどん先に…ほら、次の扉があったわ、行きましょう。」

理樹「うん…」
次の部屋にあるもの
>>673
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 19:08:52.77 ID:Z8J5M/1Do
武器製造工場
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/02(水) 12:07:15.05 ID:/HQEK3T+o
理樹「…え…」

真人「なんだ、何があった?」

理樹「これは…」

佳奈多「…工場…?」

理樹(中には銃などの武器が大量に置かれており、生産用の機械や、設計図のようなものもある。)

真人「なんだって学校の地下にこんな…」

佳奈多「というか、そもそもこんな工場みたいなのが日本にあっていいの…?」

理樹「…どういうことなんだろう…?」

真人「…!なあおい、みろよあれ。」

理樹「え、何?」

真人「人がいるぜ。」

理樹「え!?」

理樹(顔は良く見えないが、作業服みたいなものを来た男性の姿が見える。)

佳奈多「…どうする、直枝。」

理樹(どうしよう…)
話しかける
隠れる
>>675
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/02(水) 16:53:37.39 ID:FKNzmZpKO
かくれる
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/02(水) 19:04:24.85 ID:/HQEK3T+o
理樹「危ない人かもしれないし、ここは隠れよう。みんな、こっちの物陰に。」

佳奈多「ええ。」

真人「おう!」

理樹(隠れて息を潜めていると…)

作業着の男「…この辺にだれかいるのが見えたんだがな…」

理樹(男の声が聞こえる、どうやらここの近くまで着ているようだ。)

作業着の男「おかしいな。」

???「動物かなにかと見間違えたんじゃないの?」

理樹(なにか別の人の声…おそらく女の子の声…が聞こえる。)

作業着の男「そうか?ここに動物なんてこないんだがな…」

???「入り口は一つしかないんだから、人がいる可能性はもっと低いと思うけど…まあ、一応確認はしときましょうか。」

作業着の男「ああ、そうだな…」

理樹(まずい、ここを少し探し始めるようだ…見つかるな…見つかるな…)
コンマ判定
下一桁が奇数で見つからない。
>>677
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/02(水) 21:55:15.37 ID:j47unOPL0
えいや
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/03(木) 18:40:11.19 ID:G5Tjl49UO
理樹「…」ドッ…ドッ…

作業着の男「…さてと…誰かいるなら出てこいよ。」

理樹「…」ドッ…ドッ…

作業着の男「…」キョロキョロ…

理樹「…」ドッ…ドッ…

作業着の男「…やっぱり、誰もいねぇか…」

理樹「…」ホッ…

???「こっちにもいなかったわね…やっぱり、気のせいだったみたいね。」

作業着の男「そうみてぇだな…俺も勘が鈍ったか。誰かいる気がしたんだがな。」

???「まあ、いなかったのなら良いじゃない。」

作業着の男「まあそうだな…ん?なんだ、この扉。」

???「扉…?ああ、それね。」

作業着の男「なんだ、知ってるのか。」

???「前…たしか前のスレの>>119くらいの時にもその辺にそんな扉があったわね。あたしが行ってみたら知らないところにつながっててビックリしたわ。」

作業着の男「知らないとこだと?」

???「ええ、他作品の子達がいたわ、あの時は戻ってきたらすぐ消えたから気にしなかったんだけど、また出来てるのね。」

作業着の男「他作品だと?…信じられねぇな。」

???「行きたいなら行く?」

作業着の男「いや、ここをあけちまうのもいろいろ問題だからな、やめておこう。」

???「あらそう…」

作業着の男「…ま、いい。それじゃ、さっきまで話してた話に戻ろうか。…ほらよ、これが話してた拳銃だ。」

???「ありがとう。さすがの腕前ね。」

作業着の男「急いで作ったが、何とか出来上がった、まったく、まさかリーダーともあろうやつが…」





理樹「……行ったね…」

真人「ふぅ、見つからないで良かったな…」

佳奈多「…それよりさっきの人たち…他作品とか言ってなかった?」

理樹「…言ってたね。」

佳奈多「…だとしたら、もし私たちもまた他作品の世界に着てしまったのだとすれば、これ以上ここにいるのは…」

理樹「…うん…」

真人「でもよぉ、ここまで着て真相がわからねぇのもモヤモヤするぜ。」

理樹「…そうだね…」

佳奈多「…どうする?」

理樹「>>679
引き返す
ここに残る
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/03(木) 19:49:18.11 ID:Pg0cg3X50
ここに残る
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/03(木) 20:43:58.83 ID:/V+wKfB5o
理樹「行こう、やっぱり真実が気になるから。」

佳奈多「…そう、あなたならそういうと思ってた。」

理樹「二人にもついてきてくれると嬉しいけど…戻りたいなら、止めないよ。」

真人「俺は理樹についてくぜ!」

佳奈多「…直枝が行くなら私も行くわ。」

理樹「うん、ありがとう。…それじゃ、ここに残って、手がかりを探そう。」

真人「おう。」

佳奈多「とは言っても、情報が少ないわね。」

理樹「まあね…わかってるのはここが武器工場であるってことと、少なくとも作業着を来た男性と女の子の二人が少なくともここにいるってことだね。」

佳奈多「女の子のほうはリーダーとか言われてたわね。」

真人「しかもなにか、他作品に行ったことあるとか言ってたな。」

佳奈多「その女の子が大事になりそうね。落とし主なのかもしれないし。」

理樹「うん…でも、もう行っちゃったね。」

真人「追っかけるか?」

理樹「うん。そうしよう。」



理樹(追いかけてみると、さっきの人の背中が見える。男性のほうはどこかへ行ってしまったようだ。)

理樹「…あの!」

???「ん?」

理樹「あの…初めまして?」

???「…あら、あなたは…」

理樹(その女の子は…どこかで聞いたような声、どこかであっているような雰囲気だが、少し違う。そんな感じの人だった。)

???「…どっかで見た気がするわね、良く覚えてないけど…あなた、名前は?」

理樹「えっと、直枝理樹です。」

???「…直枝、理樹…ああ、たしか、前、他作品に行った時にあったわね。」

理樹「あれ、そうですか?」

理樹(なんとなくどこかで聞いた声だと思ったけど、そういうことだったんだ…)

???「そうよ、あなたは覚えてないのね。…ま、いいわ、なら改めて、わたしは死んだ世界戦線リーダー、ゆり、仲村ゆりよ。親しい人はゆりっぺと呼ぶけど、まあ好きに呼ぶといいわ。」

理樹「仲村…ゆり…」

ゆり「ここに来たってことは、あなた死んだのね?制服は違うけど。」

理樹「え、死…?」

ゆり「…あなた、なにも知らないのね。まあいいわ、教えてあげる、なんでも聞くといいわ。」

理樹「え、じゃあ…」
1この施設のこと
2この世界のこと
3死んだ世界戦線のこと
>>681
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