【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

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556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 17:33:43.44 ID:3gNG6svLO
ソーラン節
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/30(木) 19:33:41.83 ID:sDOrE9v6O
鈴「出し物だな。」

理樹「あ、そうだったね…」

クド「わふー、鈴さんは踊るんですね。」

鈴「ああ。真人もやるって言ってたぞ。」

理樹「へぇ、そうなんだ。」

理樹(真人が踊り…大丈夫だろうか…)

理樹「…まあ、頑張ってね。僕も空いてれば見に行くから。」

鈴「ああ、来てくれ。」



理樹(その後、教室についたので、おのおのの席につく。)

理樹(…鈴と真人はソーラン節で、クドはロケットで、僕たちはバンドかぁ…謙吾も部活でゲイバー…喫茶店的なものをやるって言ってたし…結構みんないろいろやってるんだなぁ…他の人にも聞いてみようかな。)


理樹(…というわけで、まずは小毬さんから聞いてみる。)

理樹「小毬さんは文化祭何するの?」

小毬「文化祭?わたしはね〜、>>558
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/31(金) 09:12:48.74 ID:9kq8ODYBO
人形劇
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/31(金) 12:12:11.95 ID:IUncJmKcO
理樹「へぇ、そんなのもやってるんだ。」

小毬「地域の子供たちに向けてなんだよ〜、みおちゃんにも協力してもらってるんだ〜。」

理樹「西園さんも…」

理樹(確かに、演技とか得意だったもんなぁ。)

理樹「そっか、ありがとう、頑張ってね、小毬さん。」

小毬「うん、理樹くんたちも、頑張ってね〜。」




理樹(あとは…来ヶ谷さんか…)

理樹「来ヶ谷さんはなにかやってる?」

来ヶ谷「やっているにはやっているな。何だと思う?」

理樹「え?うーん……喫茶店でコーヒーを出す…とか…」

来ヶ谷「なるほど、確かに私はよくコーヒーを飲んでいるな、だが違う。」

理樹「じゃあ…何かスポーツ系?」

来ヶ谷「違うな。」

理樹「じゃあ、何?」

来ヶ谷「>>560
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/31(金) 18:43:04.75 ID:pOpLC+DeO
ピアノ演奏
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/31(金) 20:57:22.80 ID:vwM0e80dO
理樹「ピアノ…」

来ヶ谷「なにやらそういう企画があったからな、私も参加させてもらった。私のみ何もやらないのも寂しいだろう?」

理樹「まあ、そうだね。」

来ヶ谷「君には是非とも聞いてもらいたい。聞いたからには、来てくれたまえよ。私の指使いを特別に堪能させてやろう。」

理樹「うん、もちろんさ…」



理樹(聞いてみたけど…みんな自分の個性を活かしていろいろやってるんだなぁ…)

理樹「…僕も頑張らなきゃな…」




理樹(…というわけで、授業が終わると…)

理樹(ご飯を食べて、そのあとはみっちり練習だ…今日も頑張ろう…)

理樹(今日のご飯は…どうしようかな…)

佳奈多「…直枝。」

理樹「あ、佳奈多さん。どうしたの?」

佳奈多「…お弁当…あなたのも作ってきたから…」

理樹(お弁当そういえば、昨日作ってきてくれるって言っていた。)

理樹「ありがとう佳奈多さん、本当に作ってきてくれたんだね。忙しいだろうにごめんね。」

佳奈多「良いわよ、別に…今日はどこで食べる?」

理樹「そうだなぁ…」
1練習場
2屋上
3あえて中庭
>>562
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 17:01:19.00 ID:eTy9+RKaO
1
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/01(土) 18:16:09.54 ID:a9F3YaxWO
理樹「練習場で食べちゃおう。」

佳奈多「ええ、わかったわ、行きましょう。」
 


練習場
佳奈多「…まだ、誰も来てないのね。」

理樹「そうみたいだね。…じゃ、食べちゃおっか。」

佳奈多「そうね。…それじゃ、これ…」

理樹「うん、ありがとう。佳奈多さん、それじゃ、開けるね…」カパッ

理樹(開けると、ハンバーグやウィンナーなど、美味しそうな具材がいっぱい入っている。)

理樹「わぁ、美味しそう。いただきます。」パクッ

佳奈多「…どうかしら?私なりに頑張ってみたけど。」

理樹「うん、とっても美味しいよ。ありがとう。佳奈多さん。」

佳奈多「…どういたしまして。」

理樹(佳奈多さんは嬉しそうな顔をしている。)

佳奈多「…じゃあ、私も食べましょうか…」

理樹(佳奈多さんも弁当を取り出し、食べ始めたとき…>>564が入ってきた。)
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 03:13:02.53 ID:IV3WzO1IO
葉留佳
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/02(日) 12:35:01.97 ID:rGeL8Nx4O
葉留佳「やはー!はるちんさんじょーう!」

理樹「あ、葉留佳さん。」

佳奈多「あら、葉留佳。」

葉留佳「おや、まだ二人だけですカ。ま、いいですヨ。お二人はご飯中?」

理樹「まあ、そうだね。」

葉留佳「じゃ、はるちんも食べよ!ご一緒していいですよネ?」 

理樹(葉留佳さんはお弁当を取り出してから、僕たちのところにくる。)

理樹「良いよ。」

葉留佳「あざす!…あれ?理樹くん、普段お弁当だっけ?」

理樹「いや、違うよ。」

葉留佳「てことは、それは、まさか…」

理樹「うん、そうだね。作ってくれたんだよ。」

葉留佳「ほうほう!お姉ちゃんもなかなか可愛いことしますネ!愛妻弁当ってやつですカ。かー!羨ましいですナ!理樹くん!いい妻を持って!」

佳奈多「…やめて葉留佳、まだ妻じゃないから……」

葉留佳「いやいや、お菓子とかならともかく、お弁当を作ったらそれはもう夫婦同然ですヨ、朝ごはん作るみたいなもんじゃないですカ。」

佳奈多「からかうのはやめなさい。これくらい恋人関係でもやるわ…あーちゃん先輩も初デートでお弁当作って食べてもらったって言ってたしね。」

葉留佳「おおー、じゃああのお二人ももはや夫婦ですナ、このバンドで私だけ独りもんですネ!やはは…しかし理樹くん、羨ましいですナ…お姉ちゃん、はるちんには作ってくれないのに。」

理樹「そうなの?」

葉留佳「そうなんですヨ。はるちんも食べてみたいですナ、お姉ちゃんのお弁当。お姉ちゃん、作って!」

佳奈多「作らないわよ。」

葉留佳「ええー。お姉ちゃんケチ!」

佳奈多「お弁当の作り方なら教えてあげるから、自分で作りなさい。いつまでも甘えないの。」

葉留佳「理樹くんには作ってるのに。」

佳奈多「それは恋人だから良いの。」

葉留佳「むむぅ…理樹くんに嫉妬しちゃいますナ…」

理樹「またややこしくなるからやめてよ…」


理樹(…その後、>>566が来た。)
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 15:12:14.80 ID:2RjU5J66O
恭介
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/02(日) 18:54:58.09 ID:IvFtk86fO
恭介「よう、来たぜ。」

理樹「あ、恭介。」

葉留佳「恭介さん、ちょうどいいとこに来ましたネ。」

恭介「ちょうどいいとこ?何だ、お前がいうと嫌な予感がするな。」

葉留佳「大丈夫ですヨ、今回はそんな面倒なことじゃないんで…ただ理樹くんが愛妻弁当を食べてるってだけですヨ。」

佳奈多「…妻じゃないから…」

恭介「ほう、二木の愛妻弁当か。なかなか良くできてるじゃないか。」

佳奈多「だから私は妻じゃ…」

恭介「細かいことは気にするな。…とにかく、お前たちは仲良くしてるみたいだな、安心したぞ。」

理樹「そういう恭介はどうなのさ。」

恭介「…俺たちか……俺たちなぁ…」

理樹「…え、何かあったの?」

恭介「いや、順調だが?」

理樹「ええー。じゃあなんであんな訳ありな雰囲気出したのさ…」

恭介「いや、ちょっと思わせ振りな雰囲気を出したかったんだ。」

理樹「ちょっと心配しちゃったじゃないか、もう…」

葉留佳「そういや、あーちゃんさんは一緒じゃないんですネ。」

恭介「声は掛けたんだが、用事を済ませてからいくと言われてな。もちろん俺も手伝うと言ったが、大したことじゃないと断られた。」

理樹「用事って?」

恭介「時間がかかるものじゃない、練習には出ると言っていたぞ。」

理樹「そっか…」

理樹(大丈夫かな…)

恭介「さて、それじゃ、俺も飯食うか…」



理樹(しばらく四人で談笑する。)

理樹「そういえば、葉留佳さんたちのクラスって何するの?」

葉留佳「えっとね、はるちんたちのクラスは…あれ、なにするんだっけ?関わらないから忘れちゃいましたヨ。やはは。」

佳奈多「ちゃんとなさいよ…私らのクラスは、>>568
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 22:34:20.75 ID:ql2AGleQ0
……なんだったかしら?
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/03(月) 20:31:03.97 ID:A+/mLRlRO
葉留佳「お姉ちゃんも覚えてないじゃないですカ!」

佳奈多「…仕方ないじゃない、私も関わってないんだから。」

葉留佳「ちゃんとしてくださいヨ!」

佳奈多「あなたに言われたくないわ…」

理樹「まぁまぁ…二人とも関わってないってことは、シフトとかは入ってないんでしょ?」

佳奈多「そうね。」

理樹「じゃあいいよ、二人ともなにかやるなら見に行こうと思っただけだから。思い出せなくても全然いいよ。」

佳奈多「そう?」

理樹「うん。まあ気になれば当日調べるし…恭介は?何かやる?」

恭介「俺は…>>570
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/03(月) 21:27:41.13 ID:bFx8PqgPo
もともと3年は自由参加だし
俺はバンドに集中するぜ
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/04(火) 12:15:51.39 ID:14bB30GjO
理樹「そっか、まあそうだよね。てことはここにいる人たちはみんなバンド一本ってことだね。」

葉留佳「そうですネ。」

恭介「みな本気というわけだな。」

理樹「やるからにはちゃんとやらないと。」

葉留佳「やってみたらけっこー楽しいですしネ。」

佳奈多「…まあ、そうね。」

恭介「よし…それじゃ、そろそろ練習やるか?」

理樹「でも、寮長さんがまだ来てないけど…」

恭介「先にやっててくれとあいつは言ってたぞ。」

理樹「そう…なら、はじめてもいいかな…」



理樹(というわけで、練習を始める。取り合えず弾いてみて…)

理樹「……うん、良かったんじゃない?」

葉留佳「うんうん!はるちんもそう思いますヨ。ミスも無かったし!」

佳奈多「そうね、リズムの乱れも気になるようなものはなかったし…」

恭介「確かになかなか良かった…だがこれで満足をしてはいけない。今日と明日でまだまだ俺たちは伸びれる…」

理樹「そうだね…」

葉留佳「厳しいですナ…」

理樹「満足したらそこから伸びないし、油断するとむしろ下手になっちゃうこともあるだろうしね。」

葉留佳「まあそうなんでしょうケド…」

佳奈多「葉留佳。文句は言わないの。」

葉留佳「へーい…」

理樹「じゃ、もう一回頭からやろうか…」

恭介「おう!」




理樹(…もう一回やったのが終わったとき…)

あーちゃん先輩「みんな、ごめん!遅れちゃって!」

恭介「おっ、来たか。別に構わないさ。来たんならな。」

佳奈多「何してたんですか?」

あーちゃん先輩「んーとね、ちょっとばかりやることがあってね。思ったよりも時間かかっちゃったけど。」

佳奈多「…やること?」

あーちゃん先輩「…ちょっと、寮のことでね。大丈夫、もう済ませたから。ほんとごめんなさいねー。文化祭も近づいてきてるのに…それじゃ、練習の準備するから、ちょっと待ってて!」

恭介「ああ。」

佳奈多「…」

佳奈多(…寮で何かやることなんてあったかしら…私が聞いてないだけ?)




理樹(今度は歌も会わせて、練習する。)

理樹「…今のは、どうだった?」

恭介「>>572
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 21:16:10.14 ID:6UY1T/TP0
いい感じだが何ヶ所かズレていたな
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/05(水) 12:11:05.30 ID:eOXp24svO
恭介「やはりまだ完璧とはいえないな。」

理樹「そっか…じゃあまずはそこのずれてた部分の修正をしていかないとね。」

恭介「ああそうだな…まずは…」





理樹(何回も練習した後に…)

理樹「うん。よくなってきた気がする。…それじゃ、一旦休憩!」

恭介「よし、休憩か…なら、いろいろな計画の考案でもするか…」

あーちゃん先輩「ふぅ、休憩ね。飲みもの買ってこよ…」

葉留佳「お姉ちゃん見てみて!ドラムスティックさばきがまた上手くなりましたヨ!」

佳奈多「…あなた、意外と器用よね…」

理樹(…それぞれ思い思いに休み始めたようだ…僕はどうしようかな。)
誰に話しかける?
1 恭介
2 あーちゃん先輩
3 葉留佳佳奈多
>>574
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 14:21:14.88 ID:TyDZNBAYO
1
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/05(水) 18:57:58.26 ID:DWnM4vR5O
理樹「恭介、何してるの?」

恭介「ああ、理樹か。…まあお前には伝えておくか。あいつの件に関するプランを考えていた。」

理樹「ああ、なるほど…相手のこととかはわかったの?なにか、三人いるとかそんな話だったと思うけど…」

恭介「結局一人に絞られたようだ。相手はあいつの一族の男。又従兄弟らしい。」

理樹「そっか…プランはできたの?」

恭介「大体はな…第一プランとしては迎えに来たあいつの実家の人間を追い払うと言うプラン…単純だが、多少暴力的ではあるな。」

理樹「まあ。そうだね…」

恭介「第二プランは、実家に戻ったあいつを連れ戻しにいくプランだな。実家の位置は把握したし、潜入できそうなルートも見つけた。」

理樹「なるほどね。」

恭介「祝言のタイミングで潜入、奪還する。要するに、花嫁奪還作戦だな。」

理樹「警察沙汰にはならないのかな?」

恭介「そう、そこが重要だ。ああいうタイプの家は面子を気にする隠蔽体質だと決めつけてしまえば簡単だが、確実にそうとは言えん。…まあどちらにせよしばらくは隠れて過ごすつもりだったが、警察沙汰になるとすれば、本格的に逃げて隠れる手だても考えなきゃならん。そこの手だてがまだすんでいない。」

理樹「そう…隠れて暮らすとなると、拠点と、お金と…いろいろ必要だよね…」

恭介「そうだ。あと一週間ちょっとで隠れ場所もろもろを準備して、今後のことも計画する必要がある。」

理樹「恭介、僕になにかできることはある?手伝うよ。」

恭介「理樹には…>>576
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 23:38:00.94 ID:dTxYLOQY0
陽動を頼みたい
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/06(木) 12:20:12.63 ID:y07CweYpO
恭介「追い払うにせよ救出にせよ、誘導をしたりひき付けたりする必要がある。お前にはその役回りをたのみたい。方法とかも文化祭終わってからでいいから考えといてくれ。誰が必要とかもな。」

理樹「うん、わかったよ。任せて。」

恭介「頼んだ。…ほんと、悪いな。お前らも巻き込んじまって。」

理樹「なに言ってるのさ恭介、人を助けるのがリトルバスターズだよ。恭介と寮長さんが困ってるならいくらでも力になるさ。」

恭介「理樹…ありがとう。あいつのために、頑張ろうぜ。」

理樹「うん!」

あーちゃん先輩「あら、なんの話?」

恭介「ああ、いや、こっちの話…計画についてだな。」  

あーちゃん先輩「ああ、なるほどね…」

恭介「お前は気にしなくていい。安心しろ。お前は俺たちで守るからな。」 

あーちゃん先輩「>>578
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 22:22:29.62 ID:jIF84X7+0
なんだかお姫様になった気分
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/07(金) 13:50:59.07 ID:NfoV/jylO
あーちゃん先輩「さしずめ私はピー◯姫かしら。」

恭介「なら俺はマ◯オだな。」

あーちゃん先輩「あら、マ◯オならさらわれるまでは来てくれないじゃない。」

恭介「それは普段ピー◯姫の回りにマ◯オがいないからだろ。マ◯オの俺が最初からいればキノ◯オのようにあっさりピー◯姫をさらわれたりはしないさ。」

あーちゃん先輩「あら頼もしいわね、にゅふふ。好き。」

恭介「俺もだ。」

あーちゃん先輩「キスしていい?」

恭介「それはダメだな。」

あーちゃん先輩「やっぱりだめか…何ならいいのよ。本当に。」

恭介「今なら…>>580
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/07(金) 17:20:40.01 ID:ObKj2wT7O
ハグ
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/07(金) 18:17:41.94 ID:NfoV/jylO
あーちゃん先輩「じゃ、ハグする。」ギュッ

恭介「ふっ、仕方ないな。」ギュッ

あーちゃん先輩「にゅふふー。しばらくこうしてていい?」ギュッ

恭介「構わんさ…」

理樹「…」

理樹(しばらく二人はこのままにしてあげよう…しかし、二人を見てると、僕も、なにか…ハグしたくなってくる。)

理樹「ねぇ、佳奈多さん…」

佳奈多「ハグはしないわよ。」

理樹「だめ?」

佳奈多「だめ。人前では気を付けた方がいいわ。」

葉留佳「じゃ、はるちんとする?ほぼお姉ちゃんですヨ。」

理樹「>>582
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/07(金) 18:34:16.72 ID:hpxypqtr0
じゃあちょっとお試しで
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/08(土) 12:09:37.89 ID:f0tSeatBO
葉留佳「じゃ、行きますヨ!」ギュッ

理樹「わっ!」

佳奈多「!」

葉留佳「やはは、どう?」

理樹「どうって…まあ…確かにほぼ佳奈多さんだね。抱いた感じは。」

葉留佳「でしょでしょ?」

理樹「なにか、暖かいし…」

葉留佳「ねー、ハグって暖まりますよネ!」

佳奈多「……ちょっと、葉留佳…」

葉留佳「あ、お姉ちゃんも混ざる?お姉ちゃんもカモン!理樹くん、暖かいですヨ!」

佳奈多「…>>584
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 14:11:06.59 ID:u/JQten4O
混ざる
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/08(土) 18:20:23.71 ID:hbgZf8YKO
佳奈多「葉留佳に独占はさせないわ。」

葉留佳「じゃ、カモン!ここ空けますからネ。」

佳奈多「…ええ…」ギュッ

葉留佳「そいじゃ、はるちんも」ギュッ

理樹「!」

理樹(二人の暖かさが僕に伝わる。鼻の中にミント系と柑橘系の香りがふわりと広がる。)

葉留佳「やはは、三人だと更にあったか!」

佳奈多「…そうね。」

理樹「う、うん…」

葉留佳「理樹くん、どっちがいい?」

理樹「えっ?」

葉留佳「抱き心地ですヨ!どっちがいい?」

理樹「そりゃ…」
1普通に佳奈多さん
2意外と葉留佳さん
3選べないなぁ
>>586
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 02:16:12.18 ID:8e5y+s1tO
3
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/09(日) 12:02:23.87 ID:vwDrpfmEO
理樹「…選べないなぁ…」

葉留佳「ほうほう…」

佳奈多「…ちょっと、どういうこと?」ムッ

理樹「あ、いや、その…怒らないで、佳奈多さんが抱き心地が悪いとかそういう訳じゃないから…」

佳奈多「でも葉留佳と同じなんでしょう?」

理樹「いや。それは…」

佳奈多「それなら私でも葉留佳でも一緒ってことになるじゃない。葉留佳が抱きついてきても自然に受け入れてたし。もう葉留佳だけ抱いてればいいじゃない。」

理樹「そんなことないよ。」

佳奈多「もう、知らないから。」

理樹「佳奈多さん…」

葉留佳「あーあー、怒らせちゃいましたナ。」

理樹「うん、そうみたいだね…」

葉留佳「本気の気持ちを見せるしか無いでしょうネ。」

理樹「本気の気持ち…」

理樹(本気の気持ちを表すとすれば…)

理樹「…!」

理樹(僕は佳奈多さんに、>>588)
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 22:01:31.31 ID:g08R3Uat0
学校の屋上から全校生徒の前で熱烈な愛を叫ぶしかない!
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/10(月) 16:36:14.38 ID:Xo5Lj28GO
理樹「葉留佳さん、ちょっといい?協力してほしいんだ。」

葉留佳「何ですカ?」

理樹「佳奈多さんを外に連れ出してほしいんだよね。屋上が見てるとこで。僕は人を集めるから、そこに。」

葉留佳「人が集まってるところに行けばいいんですネ。オッケー、任せてくださいヨ。」



理樹(というわけで、僕は集まるようにいろんな人に集まるように呼び掛けたあと、屋上に向かう。)

理樹(…よし、やるぞ…)



佳奈多「ちょっと…葉留佳…なんなの?こんな外に連れてきて…練習は?」

葉留佳「良いから良いから!カモーン!」

佳奈多「一体何が…人もそれなりに来てるし…」



理樹「…」

理樹(よし…人も来てる、佳奈多さんもいる…決行の時!)

理樹「…佳奈多さーーーーん!」

佳奈多「!?な、直枝!?」

理樹「さっきはあんなことを言ってごめーーん!機嫌を悪くしたかもしれない、でもこれだけは言わせて欲しい!僕は佳奈多さんの事を……世界で一番…愛してまーーーーーーす!」

佳奈多「>>590
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 21:36:16.50 ID:CGaKC2N9O
2番目はいないわよね?
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/11(火) 15:02:57.08 ID:X4kK6jOkO
理樹「もちろんー!佳奈多さんが一番だよーー!2番なんていないよーー!」

佳奈多「……言ったわね?誓える?」

理樹「うん!誓うよ!好きなのは、君しかいない!」

佳奈多「……私もよ。私も、あなただけが好き!」

理樹「うん!ありがとう!今から、そっちへ行くよ!」

佳奈多「…え?」

理樹「受け止めてね…はっ!かーなーたーさーん!」

理樹(僕は屋上から飛び降りる。)

佳奈多「え、え!?ちょ、ちょっと…直枝!?」

佳奈多「直枝ーー!」
ビヨンビヨン!

佳奈多「…え?」

理樹「…びっくりした?」

理樹(事前にバンジージャンプのようなゴムを準備しておいて、びっくりさせるために仕込んだのだ。)

佳奈多「もう…バカね…バカ。」

理樹「あははは。」

理樹(…これで、一件落着…と思ったが…)

パチパチパチ
美魚「なるほど、人を集めてるときいたので来てみれば…こういうことですか。」

理樹「…西園さん…ごめん、でもこれが僕の気持ちだから。」

美魚「>>592
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/11(火) 15:07:05.61 ID:pteHv1Dmo
しょうがないので直枝さんのことは諦めます
あと生徒指導の先生に告げ口したのも私です
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/11(火) 18:11:45.07 ID:O7NTX7ygO
理樹「えっ。」

美魚「それであなたたちの動きを牽制できると思いましたが、あまり効果はなく…直枝さんにも迷惑をかけましたね、申し訳ありませんでした。」

理樹「…うん、それはもう、別にいいけど…」

美魚「ありがとうございます。」

理樹「…それで、僕の事は諦めるって?」

美魚「はい、多くの生徒の前で公開告白をするほど本気ならば、身を引きましょう。」

理樹「…そっか、ありがとう。」

美魚「…そういうことなので、これからはよろしくお願いしますね。佳奈多さん。」

佳奈多「>>594
1よろしくね
2信用できない
3自由安価
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/11(火) 22:13:00.71 ID:NppraMsG0
1
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/12(水) 13:38:09.31 ID:qTHrmYIyO
佳奈多「…よろしくね。」

美魚「…おや、信じてくださるのですか。」

佳奈多「だめなのかしら?」

美魚「いえ、今までの事を考えると、信用されないと思っていましたから。」

佳奈多「信用した訳じゃないわ。今の直枝なら、あなたに何されようが揺らがないと思ったから、もう何されようと問題ないと思ったからよ。」

美魚「なるほど、そうでしたか。確かに私もそう思えばこそ敗けを認めているわけですから。お互いに直枝さんの本心が伝わったわけですね。」

佳奈多「…」

美魚「…では、それを言いに来ただけですので、私はこれで失礼します。」

理樹「あ、うん…」

美魚「文化祭、頑張ってくださいね。直枝さん。佳奈多さん…」





理樹(西園さんは去っていく。)

理樹「…突然でびっくりしたけど…思いがけず、一個問題が解決したね…」

佳奈多「そうね。」

葉留佳「まさに飴くって地固まる!」

理樹「あ、葉留佳さん…協力してくれてありがとね…あと、雨降って地固まる、だよ。」

葉留佳「やはは、そうとも言いますナ……で、理樹くん、これからどうするの?」

理樹「練習場に戻ろうか、恭介たちほってきちゃったし…」

佳奈多「そうだったわね、それじゃ、戻りましょう。」



理樹(部屋に戻ると、二人は>>596していた。)
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/12(水) 14:17:11.61 ID:O/7C//BKO
あっち向いてホイ
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/12(水) 20:35:32.05 ID:V9FZ4CTRO
恭介「じゃんけんぽん!」

あーちゃん先輩「あっち向いてほい!」

恭介「はっ!…ふぅ、危なかった…」

あーちゃん先輩「じゃんけんぽん!」

恭介「あっち向いてほい!」

あーちゃん先輩「よっと…よし、セーフね…」

理樹「…何してるの?恭介…」

恭介「ああ、理樹。戻ったか。見ればわかるだろう。あっちむいてほいだ。」

理樹「いや、それはわかるけど…なんでそんなことを…」

恭介「いや、気がつけばお前たちがみんないなくなっていたからな。待つ間柄暇だったから、やってる。」

理樹「それで、あっちむいてほい?」

恭介「ただのあっちむいてほいじゃないぞ…負けたやつが勝ったやつの言うことを一つ聞く、というルールでやってる。」

理樹「なるほど…だからあんな真剣に…」

恭介「そういうことだ…負けるわけには行かん…次で決める!行くぞ!じゃんけん…ぽん!」
勝者
>>598
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/12(水) 23:43:58.30 ID:FgCQiknU0
恭介
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/13(木) 12:26:17.28 ID:EQZ+tfXeO
恭介「あっちむいて…ほい!」

あーちゃん先輩「…あっ…」

恭介「…ゲームセット、俺の勝ちだ。」

あーちゃん先輩「あー!負けた!せっかくあんなことやこんなことをさせようと思ってたのにー。にゅふふ。」

恭介「ははは、残念だったな。」

葉留佳「恭介さん、命令はどうするんですカ?」

恭介「命令か…どうするか…」

あーちゃん先輩「にゅふふ。負けたからにはなんでもするわよー。」

恭介「よし、なら…>>600
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 20:06:34.67 ID:ab2HSkJ70
しばらくお淑やかにしていろ
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/13(木) 20:50:59.66 ID:/o988oL1O
あーちゃん先輩「しばらくっていつまでよ。」

恭介「俺が飽きるまでだな。」

あーちゃん先輩「オッケー。わかりました。にゅふふ。」

恭介「そのにゅふふって笑い方もだめからな。」

あーちゃん先輩「あら。だめですか?意外と難しいわ…ですね。どう笑えばいい…んですかね?」

恭介「うふふ、とかで良いんじゃないか。」

あーちゃん先輩「なるほど、うふふ……あー、しゃべりにくいですね…なかなか…」

葉留佳「すごくわかりますヨ…大変ですよネ…」

理樹(そういえば葉留佳さんもこういう罰ゲームしてたことあったっけ…)

恭介「ま、頑張れよ。…さて、そいじゃ、戻ってきたし、後ちょっとだが、練習やるか。」

理樹「あ、うん、そうだね…」

あーちゃん先輩「やりますわよ!」

葉留佳「それお嬢様言葉ですヨ…」

あーちゃん先輩「細かいことは気にしないでくださいね。うふふ。」




理樹(数回ほど練習して…)

恭介「…よーし、時間だな…そろそろ、終わりだな。」

理樹「あ、もうそんな時間…」

恭介「まあ、すこし遊んじまったからな…まあ、仕方ない、残りは明日だな。」

あーちゃん先輩「あら、終わり?…じゃあ恭介、この後暇ですか?」

恭介「まあ暇だな。」

あーちゃん先輩「ならこの後、>>602
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 20:44:53.72 ID:Knb1Qcaw0
おコーヒーでも飲みに行きませんこと
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/15(土) 12:42:10.73 ID:n4Da0oQZO
恭介「コーヒーか…いいな。行こう。良い店を知ってる。」

あーちゃん先輩「ありがとうございます。じゃあ、片付けたら、行きますわよ。」

恭介「ああ。そうするか。」



恭介(行ったのは、近くにある喫茶店だ。雰囲気もよく、なかなか気に入っている。)

マスター「いらっしゃいませ。」

恭介「やあマスター。いつもの頼む。」

マスター「いつもの…?」

恭介「いつもの……」

マスター「…?」

恭介「いや、言いたかっただけだ、すまん、キリマンジャロで…」

あーちゃん先輩「わたくしも同じので。」

マスター「かしこまりました。」

あーちゃん先輩「なかなかはずかしいですわね。うふふ♪」

恭介「…たまたまマスターの記憶が飛んでいただけだろう…まあ、そんなことは良いだろう?」

あーちゃん先輩「うふふ、まあ、からかうのはこの辺にしてあげますわ。…さて、恭介…さん、ちょっと、よろしくて?」

恭介「なんだ。」

あーちゃん先輩「今日来るのが遅れた理由についてなんですけど…」

恭介「ああ、その事か…」

あーちゃん先輩「実は、実家から今日連絡があって、それで…」

恭介「……何だと…」




その頃…
理樹「佳奈多さん、この後は…」

佳奈多「試験勉強。」

理樹「あ、だよね…」

佳奈多「あなたは、また遊ぶの?」

理樹「今日は、>>604
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 13:04:43.03 ID:4ZgwdPtzO
勉強するという選択肢しか用意してないよ
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/15(土) 18:53:24.91 ID:SgAwmiNpO
佳奈多「あら、珍しいわね。」

理樹「たまにはやっとかないとね…それに週末は文化祭で課題とかできないだろうし。」

佳奈多「なるほど、確かにね…」

理樹「ねぇ佳奈多さん、一緒にやらない?勉強。」

佳奈多「…一緒にね…どうしようかしら。」

理樹「ほら、教えたり教えたりすることで理解が深まったりするだろうし…だめ?」

佳奈多「…まあ、良いけど…」

理樹「やった、じゃあ場所はどうする?」

佳奈多「…普段寮の仕事やってるあそこで良いんじゃないかしら。」

理樹「わかったよ。じゃあ戻った後、勉強道具もって行くね。」

佳奈多「ええ。」






理樹(…というわけで、勉強道具をもって佳奈多さんのところへいく。)

佳奈多「来たわね。…じゃあ直枝、何からする?」

理樹「そうだなぁ…>>606
コンマ判定
下二桁が奇数なら数学、偶数なら英語、ただし、ゾロ目なら筋肉
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 00:10:20.31 ID:vRjR+FB7O
マッスル
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/16(日) 13:18:09.60 ID:O65hjd/cO
理樹「数学かな。」

佳奈多「数学ね。わかったわ、やりましょう。」 




理樹「…佳奈多さん、ここって…」

佳奈多「…ああ、それは…これをxとして、漸化式を立てれば出来るんじゃない?こうやって…」

理樹「漸化式……あ、本当だ……すごいや
佳奈多さん。」

佳奈多「別にすごくないわ、私はやってるだけ。」

理樹「でも教えるのも上手だし…葉留佳さんとかによく教えてるからなのかな?」

佳奈多「…料理とかはともかく、勉強を教えることはあんまりないわね。」

理樹「え、そうなの?」

佳奈多「課題とかをやってこないから不真面目に見えるだけで、センスはあるのよ。天才肌っていうのかしらね。だからあんまり教えることは無いのよ。数学とかはむしろ葉留佳の方が得意なんじゃないかしら。」

理樹「そうなんだ…」

佳奈多「私は努力して、出来るように見せてるだけよ。ずっとあがいて、良いように見せてきた、それだけ。」

理樹「それでもやれるように見せられてるのはすごいよね。頑張れるのはすごいよ。」

佳奈多「…ありがとう。直枝。」

理樹「…あ、佳奈多さん、ここはどうやって…?」

佳奈多「ああ、そこは…」



理樹(しばらくして…)

理樹「…んー…疲れてきた…」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さん、息抜きに…>>608
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 14:29:09.23 ID:uhA7CtzaO
QuizKnockの動画見よう

https://www.youtube.com/c/QuizKnock
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/16(日) 18:34:24.00 ID:I67eucNcO
佳奈多「…なによそれ。」

理樹「今ちょっと流行ってる◯ouTuberで、クイズとか勉強とかを動画にあげてるんだよ。」

佳奈多「へぇ、流行ってるのね。知らなかったわ。そういうのは見ないから。」

理樹「まあ佳奈多さんこういう娯楽系には疎いもんね。面白いから、見ようよ。」

佳奈多「…一本だけよ?」

理樹「うん、一本で良いよ。」




理樹「…どうだった?佳奈多さん。」

佳奈多「…なんでこの人たちはこんなに早く答えられるのかしら?」

理樹「たぶん、クイズの定番とかをしっかり勉強して押さえてるんじゃないかな…」

佳奈多「クイズにも勉強とかあるのね。」

理樹「そりゃ知識勝負だからね。勉強は必要だよ。そう考えると、佳奈多さんはクイズ得意かもね。」

佳奈多「どうかしら、知っての通り無趣味な人間だから、知識の範囲は狭いし。」

理樹「そこは勉強すればなんとかなるでしょ?」

佳奈多「そうなのかしらね…」

理樹「それに、趣味がないなら作っても良いわけだし。」

佳奈多「作る、ねぇ…」

理樹「興味あることとかないの?」

佳奈多「>>610
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 21:03:56.50 ID:OdUe1NJeO
フィッシング
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/17(月) 13:20:24.70 ID:K6ENdaZNO
理樹「フィッシングって…釣り?なんで?」

佳奈多「…あーちゃん先輩が棗先輩と一緒に行きたいとか言ってたから…」

理樹「ああ、そういえば恭介も釣り道具買ったとか言ってたっけ。落ち着いたら、四人で川に行って、ダブルデートとかも良いかもね。」

佳奈多「そうね、そういうのも良いかもしれないわね。」

理樹(釣りかぁ…もし行くことになったら、僕も練習とかしとかなきゃな…)

理樹「他にはある?おかし作りとか料理は?」

佳奈多「お菓子作りは…別に趣味でもないわ、必要だからやってるだけで。葉留佳に教えてあげたりはしてるけど。」

理樹「そっか…」

佳奈多「…直枝はなにかおすすめの趣味とかあるの?」

理樹「そうだなあ…>>612
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 16:44:56.34 ID:RdqW+Dx/O
筋肉旋風
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/17(月) 20:19:23.29 ID:oZUb8dOEo
佳奈多「は?……筋トレって事?」

理樹「いや、筋肉旋風(センセーション)はその先…筋トレを越えた、筋肉の躍動だよ。」

佳奈多「……」

理樹「とっても楽しいよ、全てが筋肉になる感覚を味わえるのさ!」

佳奈多「…はぁ、そう…」

理樹「…よくわからないって顔してるね。よし、なら今から見せてあげる。」

佳奈多「…やめて。」

理樹「一度その気になったらやめられない、それが筋肉センセーション!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「やめなさい。」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「直枝…ちょっと…」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…くっ、やっぱり止まらないわね…何回もやってるけど、私はそんなのには屈しないわ!」
コンマ判定
ゾロ目なら屈する
>>614
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 21:38:43.73 ID:Cums6T0M0
はい
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/18(火) 15:29:42.59 ID:0ZZqteM1O
佳奈多「しつこいわよ。いい加減に…しなさーーーい!」

理樹「…!き、筋肉いぇいいぇ…」ビクッ!

佳奈多「直枝!」

理樹「…はい。」

佳奈多「…いつまでそんな変なことやるつもり?やめなさい!」

理樹「すみません…」

佳奈多「今回は私だけだし許してあげるけど、次やろうとしたらまた反省文だからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…わかったわね、じゃあ、勉強に戻りなさい。」

理樹「はい…」

理樹(怒られてしまった、やっぱり佳奈多さんを筋肉に取り込むのは難しいみたいだ…)




理樹(真面目に勉強をした後…)

佳奈多「…あら…結構時間たってるわね。」

理樹「あ、そうだね…じゃ、今日はもう終わり?」

佳奈多「そうね、今日はもう終わりにしましょうか。」

理樹「うん、ありがとね佳奈多さん、いろいろ教えてくれて。」

佳奈多「ええ、平気よ。こっちも勉強できたから。…じゃ、帰りましょうか、途中まで一緒に。」

理樹「うん…」




理樹(二人で帰っていると、>>616と出会う。)
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 18:08:00.42 ID:/C99nYbuO
真人
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/18(火) 19:04:43.25 ID:uSZNQnxZO
真人「おっ、理樹と二木じゃねぇか。」

理樹「あ、真人。」

佳奈多「井ノ原…」

真人「何してたんだ?こんな時間に。練習か?」

理樹「いや、勉強会だよ。真人は?」

真人「俺はトレーニング帰りだ。途中で筋肉の波動を感じたからよ。つい張り切っちまったぜ。」

理樹「そう。波動…」

理樹(僕がやった筋肉旋風かな…)

真人「俺も同調しようとしたところで波動がやんじまったのが残念だったな。」

理樹「そっか。それは残念だったね。」

佳奈多「…」

佳奈多(私が屈してたら大惨事だったわね、危なかったわ…)

真人「…ま、いいや。そんなことより、理樹。」

理樹「なに?真人。」

真人「さっきこんなものを拾ったんだよ。見てくれ。」

理樹「これは…>>618
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 23:56:42.20 ID:lvBh6hJW0
コンバットコマンダー
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/19(水) 12:30:37.40 ID:TcWjIZ6JO
理樹「…って、け、拳銃!?」

真人「理樹、名前までわかるのか、詳しいな。」

理樹「詳しくないけど、何か、見たこと有る気がしてさ…」

佳奈多「モデルガンじゃないの?最近のは精巧に出来てるって言うけど。」

理樹「どうなのかなぁ…普通に考えればそうだけど、持った感じは結構重たいし…」

真人「確かめようにも、もし本当だったら下手なことするとさすがにあぶねぇし……」

理樹「そうだよね…」

佳奈多「……これは普通に先生に任せるべき事なんじゃないかしら、偽物でも、こんなもの持ち込むのは問題だし…本物だったら、警察沙汰よ?」

理樹「そうだけど…」

真人「なんだ、なにか引っ掛かるのか?」

理樹「ほんと、何でかわからないんだけど、見覚えがあるんだよね。この銃に。僕のじゃないはずなんだけど…」

佳奈多「…本で見たとかじゃなくて?」

理樹「うん、何か…使ったことがある気がすると言うか…」

佳奈多「使ったことがある?直枝、まさか、あなた…」

理樹「いやいやいや!違うよ、ほんと、気がするだけで…なんなんだろう…」

真人「……よくわからないけど、仮にあなたとこの銃に何かあるとしたら、持ち主を探せばそれが何か良くわかるんじゃね?理樹もそうしてるうちに何か思い出すかもしんねぇしな。」

理樹「確かに…」

佳奈多「私たちで探すって言うの?これがどんな人の物かもわからないのに?もし本物だったら、取り返しのつかないことになるかもしれないわ。ここは普通に先生に任せるべきよ。そっちの方が早いし安全じゃないかしら。」

理樹「…」

真人「どうすんだ、理樹。」

理樹「>>620
1僕らで探そう
2先生に任せよう。
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 12:41:11.20 ID:Tgp2QTA4O
1
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/19(水) 18:29:20.43 ID:dOfEWWjKO
理樹「僕たちで探そう。やっぱり気になるからね。」

真人「そうこなくちゃな!」

佳奈多「…危ないと思わないの?」

理樹「危ないかもしれないけど、真相は早く知りたいし…もしこれが文化祭の何かで必要なものとかだと、持ち主に早く返してあげないと間に合わないしね。どうしても嫌なら、佳奈多さんに無理に付き合えとは言わないよ。」

佳奈多「………いえ、付き合うわ。あなたたちが変なことをしないように監視しないと。」

真人「俺はもちろん付き合うぜ!」

理樹「ありがとう…じゃあ真人、とりあえず落ちてた場所を教えてくれる?」

真人「ああ、落ちてたのは…たしか>>622
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 21:27:06.20 ID:pe+8pCGTO
体育館
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/20(木) 15:07:39.22 ID:wEJhUxoQO
理樹「体育館…っていうと、今日そこを使ったのは?」

真人「授業以外だと、たしか文化祭の体育館での出し物担当だな。」

佳奈多「これは今日の落とし物って断定できるの?」

真人「そこは毎日通ってるが、昨日までなかったから、今日で間違えねぇよ。」

理樹「だったらまずその人たちから聞いてくべきだよね。えーっと、その出し物は…吹奏楽部とかだっけ?」

真人「ああ、たしか、吹奏楽部と、演劇部と…あと、ダンス部だったかな。」

佳奈多「発表会とかってことね、演劇以外は特にこういうものが必要な感じはないわね。」

理樹「そうだね、だとすると、まずはそこからかな。」

佳奈多「そうね…」

理樹「演劇部の部長さんからとりあえず聞いてみようか…」



理樹(…というわけで、演劇部の部長さんのところに言ってみた。)

理樹「本当、突然ごめんね…」

演劇部部長「別に構わないさ。それで、何か用かい?」

理樹「実は体育館でこんな落とし物があって、演劇部のじゃないかって…」

理樹(落ちていた銃を見せる?)

演劇部部長「モデルガン?」

理樹「うん、演劇部の小道具とかかなって…」

演劇部部長「残念だけど、僕たちのじゃないね。僕たちのやる演劇に銃は出てこないよ。」

理樹「何か、部員でこういうのを持ってそうな人とか…」

演劇部部長「部員にはいないかなぁ。」

理樹「そっか…わかったよ、ごめん、ありがとう。」



理樹(その後、吹奏楽部とダンス部の部長にも聞いてみたけど…)

佳奈多「…みな違ったわね。」

理樹「そうだね…」

真人「そうだなぁ…てことは、文化祭絡みじゃねぇのかもな。」

佳奈多「でも体育の授業でこんなの持ってかないし、使わないでしょう…」

真人「…そうだよなぁ…思ったより難題かもしれないぜ、これ。どうする?」

理樹「…現場に言ってみよう。他の手がかりがあるかもしれないし、落とし主が探しにきてるかもしれないし。」

佳奈多「そうしましょうか…」





理樹(真人から場所を聞き、落ちていた場所をすこし探してみる。)

真人「…お?」

理樹「真人、何かあった?」

真人「なんかあったぜ。」

理樹「これは……>>624
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 15:37:02.11 ID:M+BRve0no
ステージの下に地下に続く謎の空間
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/20(木) 20:34:25.14 ID:UTeXmViaO
佳奈多「え?そんなことが…」

理樹「みればわかるよ、来て。」

佳奈多「…ほんとだわ…」

真人「こっから下に降りれるみたいだな。」

佳奈多「…降りるの?危険とかないかしら?」

理樹「見つけた以上は行くしかないよね。行こう。大丈夫、何かあったら僕が守るから。」

佳奈多「…わかったわ、行きましょう…」



理樹「よっと……結構広いね…」

真人「そうだな…」

佳奈多「何があるかわからないからね、慎重に行きましょう。」

理樹「うん…」



理樹(しばらく行くと…)

理樹「何か…扉だね……開けてみようか。…それじゃ、行くよ!」

理樹(慎重にあけると…そこには>>626があった。)
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 21:19:25.28 ID:sw+b+LpV0
温泉
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/21(金) 14:50:35.08 ID:gT5iAEIeO
理樹「…なんだろう、これ…お湯?」

佳奈多「みたいだけどね…」

真人「だとしたらこの部屋は一体なんなんだ?」

理樹「…お風呂とか?」

佳奈多「なんでこんなとこにお風呂があるのよ。」

理樹「さあ…?でも、このフロアは一本道で、ここで行き止まりだったし、ここに何かあるってことだと思うけど……とりあえず、入る?温泉っぽいし…」

佳奈多「何でよ。」

理樹「なんか、それで何か解けそうなきがするから…」

佳奈多「何かって…」

真人「よし、じゃあ入ってみるか!」

理樹(真人は服を素早く脱ぎ、入っていく。)

佳奈多「っ!ちょっと…」
チャプン
真人「…おっ、いい湯だな…」

理樹「本当?大丈夫そう?」

真人「ああ、気持ちいいぜ!」

理樹「じゃあ、僕も…」

佳奈多「直枝!?」
チャプン
理樹「あっ…いい湯…」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さーん、気持ちいいよー!」

真人「ほら、俺はあっち向いてるからさ、入れよ。」

佳奈多「……」

理樹「それで仕掛けが解けるとかなにかあるかもしれないし…お願い、佳奈多さん。」

佳奈多「…はぁ…もう……井ノ原、絶対みるんじゃないわよ?」

真人「おう、誓って見ないぜ!」


628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/21(金) 14:53:08.92 ID:hNql5JxRO
チャプン
佳奈多「…あら、本当、いい湯かげんね。」

理樹「…」

佳奈多「…本当にこれで何か起こるのかしらね。直枝。」

理樹「…」

佳奈多「…直枝?」

理樹(…混浴…佳奈多さんと混浴…別に体を見るのは初めてではないけど、緊張と高揚が…)

佳奈多「…直枝、どうしたの?」

理樹(なんとかこの気持ちをごまかさなきゃ…)

理樹「ボドドドゥドオー」

佳奈多「…は?ぼど…?何?」

理樹「…ただの魂の叫びです。気にしないで…思春期男子はみんなこういう叫びをあげるんだ…」

佳奈多「魂の叫びってなによ……あなた以外そんな叫んでるの聞いたことないけど…」

理樹「そういうものだから、本当、気にしないで…」

佳奈多「…直枝、本当あなた時々意味がわからないわね…」

理樹「ごめん…」

理樹(などと言ってると…何か音がする。)

理樹「あれ、今そこから何か音が…」

真人「ちょっと見てくる。……お?」

理樹「どうしたの?」

真人「なんか、さらに下に行けそうな通路が出てきたぜ!」

理樹「さらに下…やっぱり、お風呂に入るのが仕掛けを解く鍵だったんだ…」

佳奈多「…一体どんな仕掛けなのよ、それは…」

理樹「まあ細かいことはいいじゃない。…さて、それじゃ、さらに下に言ってみよう!」


理樹(…更に下の階にも、同じように扉がある。)

理樹「さあ、今度はなにがあるのか…」
あるもの
>>629
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 15:56:37.38 ID:yUoytMGio
10台以上並んだパソコン
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/21(金) 19:27:13.31 ID:76xym44dO
理樹「これは…パソコン?さっきと同じならここにも何か仕掛けがあるよね。」

真人「げ、パソコンか…俺の出る幕はないかもしれんな…」

佳奈多「仕掛けだとしたら、なにをするのかしら。」

理樹「どうしようか…あるからには、これを使うんだろうけど…とりあえずつける?」

真人「そうするか…」

理樹(とりあえず一台のパソコンをつけてみると…)

理樹「!…何か、表示されたね…」

佳奈多「何?これは…」

理樹「これは…>>631
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 20:20:47.84 ID:0u+qlG9dO
Angel Player
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/22(土) 15:19:43.40 ID:k48iA6DDO
真人「なんだ?それ。」

理樹「さあ…?でもそう書いてあるから…なんなんだろうね?」

佳奈多「…何か画面に表示されてるわね。えーっと、ハンドソニック、ディストーション、ハーモニクス…」

真人「…それぞれなんて意味なんだ?」

佳奈多「全部音楽の用語ね、ハンドソニックは楽器の名前、ディストーションは音を歪ませたりすること、ハーモニクスは…音を調和させたりとか、和音とか、そういう意味よ。」

真人「なるほどな…」

佳奈多「だとしても、これが何を意味するのかはよくわからないけどね。」

理樹「この3つが押せるみたいだけど…どれにする?」

佳奈多「不用意に押すのは危ないとおもうけど…現状、それしか出来なさそうね…仕方ないわ、直枝、あなたが好きなのを押してみなさい。」

真人「理樹、お前に任せた。」

理樹「なら…」
1ハンドソニック
2ディストーション
3ハーモニクス
>>633
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:31:02.73 ID:trzs/GAfo
1
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/22(土) 18:06:24.72 ID:whxVA0VbO
理樹「じゃあ…これ!」

理樹(それを押すと…)

理樹「!」

理樹(手の付け根から何か透明なものが生えてくる!)

真人「おおお!なんか出てきたぜ!」

理樹「えっ、何これ!?」

佳奈多「知らないわよ、何なの?これ。」

理樹「…形は何か、剣みたいな感じだけど…」

真人「剣…てことは、切れるのか?」

理樹「切れそうではあるけどね。」

佳奈多「仕組みはわからないけど、切れるのなら……これで扉を切って次の階につながるとか?」

理樹「ちょっと、やってみようか…」



理樹(しばらくやってみるけど…)
キン!キン!キン!
理樹「…だめだ、切れないよ…」

佳奈多「…だめ?」

理樹「うん、傷をつけるくらいしかできないよ…僕一人じゃ無理だ……」

真人「じゃあ残る2つのどっちかを使う必要がありそうだな。」

理樹「うん。そうだね…」
どちらを使う?
1ディストーション
2ハーモニクス
>>635
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 19:13:43.66 ID:2Z7/ddiPO
1
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/23(日) 14:40:11.90 ID:I63ezpUDO
理樹「じゃあ今度はこっちだ!」
カチッ!
理樹「…」

真人「…」

佳奈多「…」

理樹「…あれ?何か起こった?」

佳奈多「今のところは、何も…」

真人「どういうことだ…?」

理樹「ディストーション…ゆがみ…なんだろうね…」

佳奈多「さっきのみたいに、直枝の体に何かあるんじゃ…ちょっと確かめさせて。」

理樹(そういって佳奈多さんは僕に手を伸ばそうとするが…)

佳奈多「…っ!」

理樹「え?何?どうしたの?」

佳奈多「何か…弾かれるみたいな感じが…」

理樹「弾かれる…?」

真人「…ちょっと俺もしてみるか……ふんっ!ぐっ…」

理樹「真人、どう?」

真人「ぐっ、くっ…くっ……くそぅ、だめだ…やっぱり、何かがあるぜ…破れねぇとは、悔しいぜ…あとで鍛え直さねぇと…」

佳奈多「…私だけでもなかったし、井ノ原の馬鹿力でもだめってことは…これがディストーションなのかしら。」

理樹「バリア…みたいなものなのかな。なにか、空間をゆがめて、バリアにするみたいな…」

佳奈多「原理はわからないけど、そうなんじゃない?」

真人「おいまて…てことは、俺たちはもう理樹に触れないのか!?うおおお!そんなの嫌だぁぁ!」

理樹「いや、さっきの剣みたいなのもいつの間にか消えてるから、ほっとけば治るんじゃないかな…」

真人「なんだ、なら良かったぜ…」

理樹「…まあともかく、これはあんまり開けるのには役に立たないね。残念だけど。」

佳奈多「…じゃあ最後のこれが正解なのかしら。」

理樹「さぁ…でもとりあえず、やってみよう!」
カチッ!
理樹「…あれ、今度も何も起きない…」

佳奈多「…いえ…そんなこと無いわよ…後ろみなさい。」

理樹「え?」

理樹2「……」

理樹「…え…ええええええ!?」

理樹(僕が…もう一人!?)

理樹「なに、何これ!?」

佳奈多「…ハーモニクスがこういう能力なんじゃないかしら。」

理樹「分身ってこと…?そんなこと出来る?」

真人「現実として起こってるじゃねぇか…」

理樹「そうだけど…」

佳奈多「起きてる以上は受け入れなさい…それより、これを使えば開けられるんじゃないかしら。」

真人「何?どういうことだ?」

佳奈多「直枝一人じゃ開けられなくても、分身させれば開くんじゃないかってこと。」

理樹「なるほどね…やってみようか。」
コンマ判定
下1桁が奇数なら成功
>>637
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 17:55:52.71 ID:/tB138P1O
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/23(日) 18:25:58.91 ID:exIyuH+fO


理樹「やった!」

理樹2「開いた!」

真人「おお!やったぜ!」

佳奈多「予想通りね。…ところで…」

理樹「…ん?何?」

佳奈多「その分身って…どうやって消すの?」

理樹「え、それは…ほっとけば消えるんじゃないかな?さっきみたいに。」

佳奈多「そうなの?」

理樹2「消えないよ。アブソーブ、っていうのを使えば消えるよ!」

理樹「あ、教えてくれた…」

理樹(アブソーブ…あ、さっきのハーモニクスってところがそれに変わってる…)

理樹「じゃあ、ありがとね、もう一人の僕。」

理樹2「気にしないでよ、困ってるなら助けるさ。」

理樹「じゃあ、さようなら。」
カチッ!
理樹(分身は消えた。)

理樹「…じゃ、また先に行こうか。」

真人「おう!」
次のフロアにあるもの
>>639
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 20:10:29.29 ID:SyZ1EBLe0
トラップ満載の部屋
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/24(月) 14:34:01.67 ID:DcU7XQOEo
理樹「…次の階は、いきなり扉だね…」

真人「よし、ならいつも通り入って、なんか解けばいいんだな!」
ガチャッ
理樹「あ、ちょっと…」

真人「…ん?あれ、何にもな…」
ブン!
真人「ん?」
ドォォォォン!
真人「ぐはっ!」

理樹「真人ーー!」

理樹(横からハンマーが突然襲いかかってきた!)

真人「くっ…はぁ…」

理樹「真人、平気?」

真人「いてて…平気だ…筋肉のお陰で助かったぜ…」

理樹「そっか…」

理樹(かなりの大きさのハンマーだけど…まあ無事でよかった。)

佳奈多「…なにやらこの部屋はなにもないように見えて、トラップが仕掛けられてる、そんな感じみたいね。」

真人「ああ、そうみたいだな…」

理樹(そういうことか…注意していかないと…)
次の罠
>>641
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 18:08:08.48 ID:XNVK2yR4O
落とし穴
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/24(月) 19:50:10.11 ID:aKvum37jO
佳奈多「…慎重にいかないと…」

理樹「うん、次は何が襲いかかってくるかわからないからね…」

真人「ああ、そうだな…周囲を確認しながらいこうぜ…」

理樹「うん、そうだね、僕たちでちゃんと確認を…」

理樹(そういった時、僕たちの足元の地面がが突然なくなり……)

理樹「…あれ?」

佳奈多「…なっ…落とし穴…」

真人「理樹、二木ー!?」

ヒューーー…ドンッ!

理樹「っ……大丈夫?」

佳奈多「…痛いけど、なんとか…」

真人「おーーい、大丈夫かーー!」

理樹「真人は無事だったんだね!うん、なんとか大丈夫!」

理樹(どうやら真人は落ちずにすんだようだ…それだけでも安心だ。)

佳奈多「…で、これ、どうやって出る?肩車でも届きそうにないけど。」

理樹「うーん…あ。」

佳奈多「なにか思い付いた?」

理樹「こう、服を脱いでくくりつけてロープみたいにすればいいんじゃないかな。」

佳奈多「…服を?」

理樹「うん、一人じゃ足りそうにもないから…ごめん、佳奈多さんも…脱いで?」

佳奈多「>>643
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 20:40:01.12 ID:c5lBgJAKO
井ノ原に頼みなさいよ
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/25(火) 14:57:34.22 ID:ZhIAeDFAO
佳奈多「明らかに井ノ原の方が服も大きいから長さを稼げるでしょう?下に服を下ろしてもらえば良いじゃない。」

理樹「あ、そうか…」

佳奈多「ちょっと考えればわかるでしょう?」

理樹「ごめん…ちょっと佳奈多さんの裸がみたくて…つい…」

佳奈多「……真面目にやりなさい。」

理樹「ごめん…」



理樹(…というわけで、真人に頼んで、真人にも衣服を脱いで、それを結んでもらった。)

真人「うし、いくぜ!理樹!」

理樹「うん!」

理樹(僕は落ちてきたそれを受けとる。…僕のとつなぎあわせれば、長さは絶対に足りる。全裸になってしまったが、穴のなかは暗いからよく見えないし、背に腹はかえられない。)

理樹「…よーし、じゃあ真人、ロープを投げるから、つかんでね!」

真人「おう、任せろ!」

理樹「行くよ!えい!」
シュルシュルシュル!
真人「いよっと!」

理樹(どうやら真人のところまで届いたようだ。)

理樹「じゃあ佳奈多さん、先行って良いよ。真人も上から引っ張ってくれるから、そんなに負担もないだろうし。」

佳奈多「…ええ、わかったわ。ありがとう。」

理樹(…というわけで、佳奈多さんから登り始める。)

佳奈多「…」

理樹(順調に進んでいるみたいだ…よし、大丈夫…)



真人「理樹ー、二木がおわったぞー!」

理樹「うん!よし。じゃあ僕もいくね!」
コンマ判定
下一桁が偶数なら成功
>>645
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 17:19:02.25 ID:j88p8/GZO
暗くてスカートの中は見えなかったか
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/25(火) 18:27:42.17 ID:ZhIAeDFAO
理樹(…よし、それなりに登れてきた、これなら行け……)

理樹(そう思った、その時…)
ミシミシ……ブチッ!

理樹「あっ!」

真人「理樹!?どうしたー!?」

理樹「あぁぁ…ううっ…真人、ロープが途中で切れたんだ!」

真人「なにぃ!?ロープが切れたぁ!?ちなみに何がだ!?何が切れた!?」

理樹「…えーっと…ごめん、真人のパンツのとこで切れてる…」

真人「うおおお!仕方ねぇが、ノーパンは嫌だぁぁぁ!」

佳奈多「…そこよりも、なんとかして直枝をまた引き上げる方法を考えなきゃだめでしょう。」

真人「た、確かに…」

佳奈多「とりあえず切れたロープをまた結び直せば…」

真人「でもそれだとまた切れる可能性がねぇか?少し補強した方がいいんじゃね?」

佳奈多「補強?」

真人「…二木のを少し足すとか…」

佳奈多「…」

真人「…頼むぜ二木、理樹を救うと思って…もちろん全部とはいわねぇから。頼む!」

佳奈多「>>647
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 20:29:39.16 ID:idPScybGO
しかたない
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/26(水) 14:12:26.50 ID:kdlE+Bifo
佳奈多「直枝を救うためなら…でも、一番上だけよ?下着とかは脱がないからね。」

真人「ありがとな!恩に着るぜ!」

佳奈多「…あと、こっちまじまじとみたら許さないから。」

真人「おう!」

佳奈多「じゃあ…」ヌギヌギ


佳奈多「…直枝、それじゃあ、投げるから、それでロープを補強しなさい!」

理樹「うん!」

理樹(服がまた投げ込まれてくる。…新しいこれは、おそらく佳奈多さんの服………てことは佳奈多さんの匂いが…)

理樹(…いや、変態的な考えはやめよう…真面目に脱出しなければ…こうやって補強して…)

理樹(…よし、これで…行こう!)




理樹「ふっ、よいっ…しょ…」

理樹(今度こそ、なんとか抜け出せた…)

理樹「…ふぅ…抜け出せた…」

真人「うおおおお!理樹ぃぃ!無事でよかったーー!」

理樹「ちょっと、真人…大げさだよ…」

佳奈多「…」

理樹「…佳奈多さんもやっぱり脱いでたんだ…ごめん、僕のために。」

佳奈多「…仕方ないじゃない、あなたを助けるためなんだから。」

理樹「…ありがとう、佳奈多さん。」

佳奈多「…いえ、良いわよ。別に…」

理樹「…ねぇ佳奈多さん、なんで僕の方ちゃんと見てくれないの?」

佳奈多「……あなた、自分の格好がわかってるの?あと私のほうもそんなまじまじ見ないで。」

理樹「…あ、そっか…でも、お互いみたことないわけじゃ…」

佳奈多「そう言うことじゃないわ。さっさと服を着なさい!」

理樹「…はい…」



理樹「…さて、服は着たけど…どうしようかこの後、一旦戻る?まだ行く?」

佳奈多「>>649
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 14:24:32.30 ID:XiO4PHG+O
行く
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/26(水) 18:12:50.17 ID:kdlE+Bifo
佳奈多「…拳銃らしきものの持ち主を見つける、その手がかりを得るっていう目的はまったく果たせてないじゃない。」

理樹「ま、そっか、そうだね…」

佳奈多「行きましょう、先へ。」

理樹「うん…次の階にも絶対なにかあるから、油断はしないようにね…」



次の階
理樹(…そういえば、何かまた手がかりになりそうなものが落ちたりしてないかな…)

真人「理樹、下向いてどうした?」

理樹「いや、なにか落ちたりしてないかなって…あ、みて、なにか落ちてるよ。」

真人「あ、ほんとだ、あれは…>>651
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 18:43:21.87 ID:4TT/HKECo
イヌのぬいぐるみ
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/26(水) 20:19:10.71 ID:kdlE+Bifo
理樹「…ぬいぐるみ?」

真人「ああ、ほらみろよ、かわいいぬいぐるみだぜ。」

理樹「本当だ…」

佳奈多「…これもあの銃と同じ持ち主…かもしれないのよね。」

理樹「そうだね。」

真人「今まで銃だからなんとなく男かと思ってたが、これをみるとイメージ変わったな。」

理樹「女の子ってこと?」

佳奈多「落とし物なら、だけどね。これも何かの仕掛けの可能性もあるけど。」

理樹「まあそうか…どっちにせよ、これから落ちてるものとかにも気を付ける必要があるよね。」

真人「だな…」




佳奈多「…あら?」

理樹「今度は何?」

佳奈多「あれは…>>653
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 21:15:38.01 ID:LI4L9dwT0
女子の制服
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/27(木) 14:06:45.12 ID:4ItqrF/XO
佳奈多「あそこの…うちの女子制服よね。」

理樹「え?どれどれ…本当だ…」

真人「やっぱ女だったのか…てか、これ、落とし物の範疇越えてねぇか…?」

理樹「まあ、落とすっていうのはなかなか無いだろうね…」

佳奈多「じゃあなにか、脱がなきゃいけないようなことがあるのかしら、この先に。」

理樹「そうかな…」

理樹(この先には扉がある、そこの仕掛けがもしかしたらそういうのが必要なのかもしれない。)

理樹「この扉の先になにかそういうのがあるかもね。」

真人「そうだな…開けてみるか…」
ガチャ
理樹(開けるとそこにあったのは…)

理樹「…水…だね。」

真人「水だな…」

佳奈多「…水ね。」

理樹(部屋のなかは、辺り一面に水がはられていた。)

理樹「…泳ぐ…のかな、これは。それで脱いで、先に行ったとか…」

佳奈多「…可能性はあるけど。」

真人「うし、じゃあ俺らも泳ぐか!」

理樹「それしかないかな…大丈夫かな、佳奈多さん。」

佳奈多「>>655
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/27(木) 17:10:49.49 ID:V/WV0RDeO
下着姿で泳げってこと?
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