【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

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432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/01(水) 22:48:35.21 ID:Mb1O6bIi0
理樹が女装
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/02(木) 14:13:09.02 ID:HBtwO+AGO
理樹「えっ。」

あーちゃん先輩「…直枝くん…わかってるわね?」

理樹「いやいやいや、なんで…」

あーちゃん先輩「そうしないと恭介が立てないんだから。」

理樹「嫌ですよ、恭介、何か別の…」

恭介「いや、理樹の女装じゃなきゃ…だめだ…」

あーちゃん先輩「ほら、観念なさい。直枝くん。」

理樹「え、いや…」

理樹(逃げようとするが…)
ガシッ!
葉留佳「逃げちゃだめですヨ。理樹くん。」

理樹「葉留佳さん?」
ガシッ!
佳奈多「…我慢なさい。」

理樹「佳奈多さんまで!?」

あーちゃん先輩「にゅふふ、さぁ、覚悟ー!」



理樹子「…もう…何回目なのさ…」

あーちゃん先輩「あらー、わたし始めてみたけど、かわいいわね。写真撮らなきゃ。」カシャカシャ

理樹子「や、やめてくださいよ…」

恭介「おお…良い…これなら…立てる!」

理樹子「…うん、恭介立てたね、ならもうこれで…」

恭介「いや、今日はそのままで頼む。」

理樹子「えええ!?嫌だよ!」

恭介「頼む、俺のやる気のためだ。別に俺たち以外に見られる訳じゃないし、何より面白くないか、そっちのほうが。」

葉留佳「それにかわいいし。ねぇお姉ちゃん。」

佳奈多「……まあ…」

恭介「皆もそういっている。理樹…頼む。」

理樹子「…ええー……もう、仕方ないなぁ…」

恭介「やったぜ!いやっほう!」

あーちゃん先輩「…すごいテンション上がったわね。…なんか悔しいわ…ねぇ、恭介。」

恭介「なんだ?」

あーちゃん先輩「理樹くんと私、どっちがかわいいと思う?」

恭介「>>434
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 15:28:13.53 ID:PV+eaV05O
彼女の前で理樹と答えるわけないだろ
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/02(木) 18:37:54.47 ID:sk0az0HcO
恭介「お前の方が可愛いさ。」

あーちゃん先輩「そうよねー安心したわ、にゅふふ。」

恭介「わざわざわかりきってることを…」

あーちゃん先輩「それでも確認したいのよ。」

恭介「そうか、そんなものなのか。」

あーちゃん先輩「そんなものよ。……よし、それじゃ恭介起きたし、練習始めちゃおっか。とりあえず。」

理樹「あ、はい…」

理樹(本当にこのままやるんだ…)




理樹「……うん、とりあえず一曲引いてみたけど…」

恭介「…確かに前より進歩はしてるがな……まだ足りないな。俺たちの目指すものはこんなものじゃない。」

理樹「うん、そうだね。」

葉留佳「まだだめっすカ…」

理樹「うん、葉留佳さんはやっぱりまだアドリブしちゃう癖があるし…あとパフォーマンスしようとして乱れたりとか…」

葉留佳「え、パフォーマンスダメ?」

恭介「別にダメではないが、そういうのはもっと確実な技術をつけてからにするべきだろう。」

葉留佳「へーい。」

恭介「キーボードは…逆に楽譜通り引きすぎていると感じがやはり強いな。」

佳奈多「はい、気を付けます。」

恭介「ギターは…何か、恥ずかしそうに弾いてたな。なんか演奏が縮こまっていたぞ。」

理樹「そりゃそうだよ…誰のせいだと思ってるのさ…」

恭介「ボーカルは…まあ、いい。」

あーちゃん先輩「あら、そう?やったー、にゅふふ。」

恭介「理樹、俺はどうだった。」

理樹「そうだなぁ…ちょっと乱れてたよね、リズムが。」

恭介「そうか、ベースがずれるとすべてが崩れかねんからな、それは反省しなきゃいけないな。」

理樹「うん…それじゃ、反省を踏まえて、もう一回やってみようか。」

恭介「おう!」




理樹(…しばらくそれをやった後…)

恭介「よし、それじゃ、休憩!」

理樹「…ふぅ…」

理樹(一旦休憩だ…誰に話しかけよう?)
誰にする?
>>436
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 19:32:31.18 ID:pnU2DkR2O
恭介
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/02(木) 21:58:45.93 ID:qvhrEtsyO
理樹「おつかれさま、恭介。」

恭介「おう、おつかれ。理樹。…いや、理樹子?」

理樹「やめてよ…」

恭介「はは、すまん。」

理樹「もう…」

恭介「…さて、理樹、喉乾いただろう。飲み物を買いに行こう。俺がおごってやるから。」

理樹「ありがとう!いこうか。」


理樹(…二人で飲み物を買いにいくと…>>438に出会った。)
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/02(木) 23:38:14.36 ID:qe/sxodP0
来ヶ谷さん
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/03(金) 12:21:14.36 ID:JdXEBbLgO
理樹(来ヶ谷さん…女装してる今一番会いたくない人に)

恭介「お、来ヶ谷か。」

来ヶ谷「おや、恭介氏と…ほう、理樹少年、いや理樹子くんか…」

理樹「やめてよ来ヶ谷さん…あんまり見ないで…」

来ヶ谷「ははは、君は実に可愛らしいからな、つい見てしまう。…しかし、理樹少年は何故また女装をしているんだ。」

恭介「俺が頼み込んだ。」

来ヶ谷「ほう、恭介氏が女子寮長と付き合い始めたと聞くが、その趣味はまだ持ち合わせていたのだな。」

恭介「それとこれは別枠だ。もちろん彼女はいるしまあ好きだが、それとは別枠に理樹は好きだし、鈴も好きだぞ。」

来ヶ谷「ホモ、ロリショタコン、シスコンぶりは健在と言うわけか。恭介氏もなかなかだな。私としては構わんがね。…しかし、理樹少年は頼めば女装してくれるのか。」

理樹「いやいやいや!半ば無理矢理やらされたんだよ。頼まれても普通はやらないから。」

来ヶ谷「なんだ、つまらんな。いっそこのまま男の娘路線でいけば良いのに。」

恭介「あ、良いなそれ。」

理樹「良くないよ!」

来ヶ谷「佳奈多くんがそっちの方が良いといってもかな?」

理樹「佳奈多さんはそんなこと言わないよ…」

来ヶ谷「どうだかな。ああいうタイプほど案外、というところもある。この前の女子会の時も……」

理樹「…何かあったの?」

来ヶ谷「…おっと、そろそろ時間だな、そろそろ行かねばならん。ではな、理樹少年、恭介氏。」

理樹「えっ、ちょっと、いったい何が…行っちゃったよ…何だったのかな…」

恭介「あとで二木本人に聞けば良いんじゃないか。」

理樹「…まあ、そうだね…」




理樹(その後、自販機で飲み物を買って貰って、練習場へ戻る時…今度は、>>440に会う。)
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/03(金) 12:41:43.16 ID:gWQuU9QDo
クド
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/03(金) 18:45:45.02 ID:xCANSUxGO
クド「あ、リキ!…わふ?どうしてそんな格好を…」

理樹「ちょっと…恭介にいろいろ…」

クド「恭介さん、何を?」

恭介「頼み込んだらしてくれた。」

クド「頼み込んだら…わふぅ…なるほど…」

理樹「いや、普通はしないからね?」

クド「そうですか…残念です。…それで、私はお散歩ですが、お二人は何を?」

理樹「ちょっと自販機で飲み物を買ってたんだ。今から練習に戻るところだよ。」

クド「わふー、それはお疲れさまです!最近佳奈多さんも頑張ってるみたいですから、応援してます!」

理樹「ありがとうクド。…あ、そうだ、クド、このあと暇?」

クド「はい、大丈夫ですが?」

理樹「練習見に来ない?よかったら。」

クド「良いんですか?」

理樹「良いよね?」

恭介「ああ、構わん。」

クド「なら、行きます!」



クド「…というわけで、よろしくお願いします!」

佳奈多「あら、クドリャフカ…見に来たのね。」

葉留佳「よっしゃー、はるちんの華麗なドラムさばき見せてやりますヨ!」

理樹「うん、やる気は十分だね。…じゃ、練習再開しようか…とりあえず、一曲聞いてもらおう!」



理樹「…どう?」

クド「>>442
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 01:55:17.86 ID:/fKF8ELuO
ぱーふぇくと
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/04(土) 12:50:23.09 ID:P4dbKgDzO
クド「すばらしいのです!短い期間でこれだけ楽器ができるなんてすごいです!寮長さんも歌がとっても上手なのです!」

あーちゃん先輩「ありがと、にゅふふ。」

理樹「ありがとう、クド。でも僕たちはまだまだ満足してないけどね。」

クド「そうなのですか?」

理樹「うん、本番に向けてまだまだ上手くなるよ。」

クド「わふー…すごい向上心です!さすがです!」

理樹「ありがとう。」

恭介「ふっ、当然だな。…よし、この調子で、どんどんいくぞ!」

葉留佳「いえーい!」

佳奈多「…はい…」



理樹(練習中…)

理樹「…あ、そういえば、佳奈多さん。」

佳奈多「…何?どうかした?」

理樹「…いや、昨日の女子会で佳奈多さん、僕がらみでなにかあった?」

佳奈多「…バンド関係ないじゃない。突然なによ。」

理樹「いや、さっき来ヶ谷さんに女装見られたときに、何か佳奈多さんの事で意味深なこと言われたから…何かなって…」

佳奈多「……何のこと?」

葉留佳「あー、もしかして、ビンゴの景品が理樹くんの女装写真で、それお姉ちゃんがもらったって話?」

理樹「えっ。」

佳奈多「…ああ、あれ…別に景品だから貰っただけじゃない。嫌かしら?」

理樹「>>444
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:31:14.04 ID:emR0sepG0
佳奈多さんだけはと信じていたのに……
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/05(日) 12:22:20.54 ID:UuP4wmyhO
理樹「佳奈多さんまで、僕の事をそんな目で…」

佳奈多「直枝、違うのよ。これは景品だから仕方なく貰っただけで、別に私は棗先輩みたいに女装のあなたがかわいいとか、見たいというわけじゃないから。」

理樹「本当に?」

佳奈多「本当よ。ありのままのあなたが一番。こんな写真に興味は無いから…」

クド「あれ、佳奈多さん昨日の夜あの写真を…」

佳奈多「…」キッ!

クド「!?わ、わふぅ…な、なんでもないです」

葉留佳(うはー、クー公をこれ以上ないくらいに殺気に満ちたすごい目付きでにらんでますナ…)

佳奈多「…とにかく、私は棗先輩や来ヶ谷さんみたいに変態じゃないし、女装が良いとかそんなこと思ってないから。」

理樹「…じゃあその写真はちゃんと処分しておいてくれる?なんか嫌だからさ…」

佳奈多「………ええもちろん、ちゃんと責任をもって処分するわ。」

理樹「…本当に頼むよ?」

佳奈多「……もちろんよ。」

理樹「…うん、じゃあ、良いよ。…練習止めちゃってごめんね、再開しようか。」 
佳奈多(…なんとか、切り抜けたわね…クドリャフカが余計なことを言ったせいで危なかったけど…)チラッ

クド「!」ビクッ!

クド「わ、わふぅ…」ガクガク

佳奈多(…まあ、あの様子なら漏らすことは無いでしょう…)

理樹「…?佳奈多さん、まだ何かある?」

佳奈多「いいえ。やりましょう。」

理樹「うん…」







理樹「…ふぅ…もう遅くなってきたねー。」

恭介「今日はこんなものだな。」

理樹「そうだね…じゃ、今日はもう終わりにしようか。」

クド「わふー、おしまいですか。今日はありがとうございました!」

理樹「うん、いつでも見に来て良いからね。」

クド「はい!」

理樹「それじゃあ、今日は解散!みんな、ありがとう!」

佳奈多「…直枝、このあとあなたはどうするの?」

理樹「このあとは…>>446
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 14:51:35.11 ID:EVG6RsenO
謙吾のとこへ行く
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/05(日) 18:13:19.10 ID:Ii11IKuwO
佳奈多「宮沢のとこ?なんで?」

理樹「ちょっと、いろいろ話し合いたくて…」

佳奈多「…色々?なによ。」

理樹「うん、色々…男だけで話したいことが…」

佳奈多「……そう……わかったわ、なら、私はもう帰るわ。…行きましょう、クドリャフカ。」

クド「わふぅ…は、はい…」ビクビク

佳奈多(…まだ怖がってるわ…そんな怖かったかしら…あとで謝っときましょう…)



理樹(僕は謙吾のところにいく。)

謙吾「…理樹か、どうしたんだ、今日は。」

理樹「ちょっと、昨日の件で、また色々考えたくて。」

謙吾「昨日…ああ、二木と西園の話か。…よし、わかった、入れ。理樹。」

理樹「ありがとう!」




理樹「…さて謙吾、まずはきのうだけど、謙吾が言ってたはっきり振るっていうのも、女子寮長さんに言われた、葉留佳さんにやって貰った女子会で距離を詰めるっていうのも失敗したんだ…」

謙吾「ふむ、ダメだったか…それなりに自信はあったんだがな…それで、理樹は何か今は思い付いたのか?」

理樹「僕の案は…>>448
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 19:47:30.50 ID:RZokIYZoO
誰になんと言われようと西園さんとは普通のクラスメイトとして接する
恋人は佳奈多さんだけだから
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/05(日) 20:35:47.76 ID:RNM0B0Swo
謙吾「とてつもなく原点に帰ってきたな。」

理樹「うん、意外と基本だけどやってなかったよね。」

謙吾「明日からやるのか?」

理樹「うん、頑張るよ。」

謙吾「そうか。良いと思うぞ。俺は。とりあえず西園とお前の問題を解決するという考えは良いと思う。二人を仲良くさせるなら、そこからだろうからな。」

理樹「そうだね。…ちなみに、謙吾は何か案がある?」

謙吾「俺か…そうだな…いっそ二人で殴りあいの喧嘩でもすれば仲は深まるんじゃないか。」

理樹「それで仲が深まるのは男だけだよ…」

謙吾「そうか…」

理樹「…謙吾はさ、女の子に何回も言い寄られたことあるよね?」

謙吾「現在進行形で言い寄られてるな。」

理樹「どうしてるの?」

謙吾「ラブレターは一応読んでいるが、最近はほとんど返事は書いていないな…自分が好いている相手でもなければ、適切な距離感を保っているぞ。」

理樹「そう。やっぱり、適切な距離感だね、参考になったよ…うん、ありがとう。…じゃ、相談はこのくらいかな…」

謙吾「…そうか……よし、じゃあ理樹、俺と遊ぼう!」

理樹「うん、いいよ。」

謙吾「何をする?」

理樹「じゃあ…>>450
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 08:46:44.11 ID:/v17uHT9O
野球拳
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/06(月) 15:18:53.58 ID:qQsY5teQO
謙吾「野球拳か…ふっ、いいだろう。どちらかが全裸になるまでやる…それでいいか?」

理樹「うん、それでいいよ?」

謙吾「…では…いくぞ…ランナーになったらエッサッサ!」

理樹「アウト?セーフ?」

二人「よよいのよい!」

理樹 パー
謙吾 グー

謙吾「くそっ!負けた!」

理樹「やった!」

謙吾「くっ…では、胴着を脱ごう…まだまだ余裕はある…逆転をする!」

理樹「…よーし、この調子で…」

二人「よよいのよい!」

理樹 チョキ
謙吾 グー

謙吾「よし!」

理樹「そんな!…しかたないね、じゃあ僕も制服を脱ぐよ…」

謙吾「よし、このまま連続でかつ!」

二人「よよいのよい!」

理樹グー
謙吾パー
謙吾「よし!二連勝!」

理樹「うう…これで上半身裸だよ…」

謙吾「…ほう…」

理樹「…なに、どうしたの?」

謙吾「…いや、良いからだだなと。」

理樹「ふふ、鍛えた成果かな?よーし、どんどん行こう!」
勝者
>>452
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 22:02:22.88 ID:LK3xx57o0
謙吾
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/07(火) 12:03:06.33 ID:x4wiDxZVO




理樹「…これが…」

謙吾「…最後の勝負…」

理樹(あのあともどんどん進み、僕はパンツ、謙吾はふんどししか着けていない状態となっていた。)

理樹「それじゃあ…いくよ!」

謙吾「ああ…来い!」

二人「よよいのーー……よいぃぃぃ!」
理樹 チョキ
謙吾 グー

謙吾「よおおおおっし!」

理樹「うわああああっ!」

謙吾「俺の勝ちだ!…さあ理樹、約束通り、脱いでもらおうか。」

理樹「……くっ、負けたんだ…仕方ない……くっ…」

理樹(パンツを脱ぎ、僕が全裸になった。)

謙吾「…おお…ほう…これは…なかなか…」

理樹「なにその反応…ちょっと怖いんだけど…」

謙吾「思わず言っただけだ、そっち系のあれではない。」

理樹「本当に…?」

理樹(…などと話してると…)
ガチャッ
理樹「!?」

理樹(>>454が入ってくる。)
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 14:33:29.71 ID:tnL0WNBqO
佐々美
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/07(火) 16:05:27.24 ID:x4wiDxZVO
佐々美「…宮沢さま、鍵が空いておりますので、入らさせていた…!?」

理樹「あっ…」

謙吾「さ、笹瀬川…」

佐々美「…な、なななな!?!?!?」

理樹(笹瀬川さんはとても驚いているようだ、そりゃそうだろう、部屋に半裸と全裸の男が居たら誰でも驚く。)

理樹「えっとね、笹瀬川さん、違うんだよ、これはね、野球拳で…」

佐々美「ど、どうしましょう…と、とりあえず、し、失礼いたしましたわっ!お二人がそのような趣味をお持ちで、部屋でそのようなことが行われているとはとはしらず…いえ、違いますのよ、別にそれが良いとか悪いとかどうこうを言っているわけではなく…」

理樹「笹瀬川さん、一旦落ち着いて…違うから、そういうのじゃないから…」

佐々美「と、とにかく、お二人のじゃまをしてしまいましたわっ、失礼いたします!」
バタン!

理樹「あっ、ちょっと、笹瀬川さん…まって、これは、誤解なんだ!」

理樹(思わず外に出て追いかける。)

理樹「待って、笹瀬川さん!?」

佐々美「ひっ!?なんで追いかけて来ますの!?」

理樹「違うんだ笹瀬川さん!これは…」

佐々美「裸で出歩くなんて変態ですの!?誰かー!助けてくださいましー!変態が追いかけて来ますわー!」

理樹「変態!?…あ…」

理樹(そういえば僕、全裸だった…その事に気がついた時にはもう遅く…)

取り巻き1「佐々美さまの、助けを求める声が聞こえましたわっ!」

取り巻き2「佐々美さまを傷つけることは許しませんわっ!」

取り巻き3「佐々美さまを襲う変態、覚悟するが良いですわっ!」 
理樹「あっ、ちょっと、これは…あっ!」

理樹(3人になす統べなく僕は捕まってしまい…)

取り巻き1「佐々美さま、捕まえましたわ!」

取り巻き2「この不届きものをいったいどのようにいたしますか?」

取り巻き3「風紀委員にでもつきだしますか?」

佐々美「ありがとう、助かりましたわ…そうですわね…>>456
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 16:09:21.72 ID:Ev1aKn6Yo
彼女に引き取りに来てもらいましょう
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/07(火) 19:25:14.86 ID:2//sVLK6O
佐々美「あとはあちら側にお任せいたしましょう、元々の目的である宮沢さまが達成できていませんからね。あまり直枝理樹に時間をかけてはいられませんわ。」

取り巻き1「わかりましたわ!」

取り巻き2「そのように」

取り巻き3「いたします!」

佐々美「ええ、よろしく頼むわよ、渡辺、川越、中村。」



取り巻き1「かくかくしかじか」

取り巻き2「というわけで」

取り巻き3「あとは任せましたわ!」

佳奈多「…なるほど…それは、直枝が迷惑をかけたみたいで…申し訳ないわね。こちらで指導をしておくから。」

取り巻き1「二度とないように」

取り巻き2「しっかりとした指導を」

取り巻き3「お願いしますわよ。」

佳奈多「…ええ、本当、ごめんなさいね…」


佳奈多(…笹瀬川さんの取り巻きは帰っていく。)

佳奈多「…さて、直枝。」

理樹「はい…」

佳奈多「なんで全裸で走り回ったの?」

理樹「えっと…野球拳をしてたところを見られて、笹瀬川さんに誤解されたままどこかへいっちゃいそうだったから、自分が脱いでるのも忘れてつい…」

佳奈多「アホね…アホ。」

理樹「うん、なにも言い返せないね…」

理樹(本当、なんでこんなことをしてしまったのだろう…)

佳奈多「…まあとりあえずちゃんと服は来なさい、指導はそこからよ。」

理樹「うん…」



理樹(…というわけで、謙吾の部屋に戻り、服を着る。)

佳奈多「…さて、直枝、それじゃあ、風紀委員として、あなたには指導を加えなきゃいけないわけだけど…」

理樹「…うん…」

佳奈多「そうね…直枝、あなたには…>>458
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 02:26:00.51 ID:LTIQsSiHO
反省文とこの前みたいなおふざけ禁止の校内清掃
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/08(水) 12:20:40.29 ID:9qJwZZgUO
佳奈多「原稿用紙は今から持ってくるから、明日までに提出しなさい。そして放課後は清掃活動だからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…二度とこんな事はやるんじゃないわよ。次はこんなものじゃすまさないから。」

理樹「…はい…反省します…」




理樹(…というわけで、反省文を書くことになった。)

理樹「はぁ…大変だな…」

真人「…おう?理樹、なに書いてるんだ?」

理樹「反省文だよ…ちょっと、色々やっちゃって…」

真人「そうか。…手伝うか?」

理樹「いや、大丈夫、真人こういうの書くの苦手そうだし…自分で書かなきゃ意味もないだろうしね。」

真人「…偉いな、理樹。…まあ理樹がそういうんなら、やめとくか。大人しく静かに筋トレでもしてるぜ。」

理樹「うん、ありがとう…」

理樹(そんな感じで、今日も夜が更けていく…)




翌日
理樹(…昨日は反省文も書いていたから、少し寝不足だ…でも、頑張ろう…)

理樹(…そんな感じで登校すると…>>460に出会う。)
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 15:02:07.30 ID:gIA4vIfmO
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/08(水) 18:36:45.88 ID:7XuXlxyjO
鈴「理樹、おはよう。」

理樹「あ、鈴…」

鈴「なんかねむそうだな。どうかしたのか。」

理樹「ちょっと、昨日反省文を書いてて…」

鈴「なにぃ…反省文か。なにしたんだ。」

理樹「ちょっと…笹瀬川さんと…色々…」

鈴「さしみに何かされたのか。」

理樹「いや、笹瀬川さんは被害者だよ…ほんと、改めて謝っとかないと…」

鈴「あいつにあやまることなんてないと思うぞ。理樹。」

理樹「いや、そういうわけにはいかないでしょ…ねぇ鈴、笹瀬川さんどこにいるか知らない?」

鈴「しらん、あたしから会いに行ったことはないからな。」  

理樹「だよね…」

鈴「だが、ふらふらしてたらそのうち会えると思うぞ。あたしは良く会う。」

理樹「どれくらいの頻度で?」

鈴「二日にいっぺんよりやや多いくらいだな。」

理樹「それほぼ毎日だよね…」

鈴「そーかもな…」

理樹「…ねぇ鈴、しばらく一緒にいていい?」

鈴「…なにぃ……いいのか。かのじょがいるのに。」

理樹「笹瀬川さんに会うには鈴の近くにいるのが一番ぽいから…お願い。鈴。」

鈴「……仕方ないな。良いぞ。」

理樹(…というわけで、しばらく一緒にいてもらうことになった…)
コンマ判定
下二桁が3の倍数、あるいはゾロ目なら佐々美と遭遇
>>462
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 18:59:06.02 ID:YLgNMl9wO
そい
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/08(水) 21:22:35.79 ID:B74u1uJjO
理樹「…」

鈴「…」

小毬「あー、理樹くん、鈴ちゃん、おはよー!」

理樹「うん、おはよう。」

鈴「おはよう。こまりちゃん。さささがどこにいるから知らないか。」

小毬「さーちゃん?ごめんね、わからないよ〜。」

鈴「そうか…」


謙吾「お、理樹と鈴。おはよう。」

理樹「おはよう謙語。」

鈴「おはよう。」

理樹「笹瀬川さんどこにいるかわからない?」

謙語「笹瀬川…?すまん、俺にはわからない。」

理樹「そっか…」





鈴「…だめだ…あわないな。」

理樹「うん、会わないね…関係ある人には会えるけど。」

鈴「さささ、肝心なときにこないとは、つかえないな。」

理樹「まあ、そういう時もあるよ。」

鈴「…すまんな、理樹。」

理樹「いやいやいや、鈴が悪い訳じゃないから…むしろこっちこそ、付き合わせてごめん。」

鈴「あたしは別にいい。…で、さしみはどうするんだ。」

理樹「…まあ、探していなかったから、またであったときに謝ることにしとくよ。」

鈴「そーか。あたしが会ったらできる限りで理樹に伝えるようにしてやる。」

理樹「うん、ありがとう、鈴。」 



理樹(…その後、教室で授業を受け…)

理樹(…さて、今日の休み時間は…>>464)
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 01:30:44.29 ID:Q2+lsJ7hO
佳奈多さんと過ごそう
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/09(木) 15:18:52.12 ID:uajJyzSBO
理樹(反省文出しついでに、今日は佳奈多さんとすごそう。)



理樹(…佳奈多さんに会いにいく。)

理樹「佳奈多さん!」 

佳奈多「…あら、直枝?反省文でも出しに来たのかしら。」 

理樹「それもそうなんだけど、それついでに、今日は一緒にいたいなって。」

佳奈多「…良いけど…珍しいわね。」

理樹「そうかな?」

佳奈多「いつもは井ノ原と珍妙な話をして、筋トレに行ってるじゃない。」

理樹「珍妙なって、真剣な筋肉議論さ。…ていうか、話、聞いてたの?」

佳奈多「…私もたまにあなたに会いにいってるけど、その時はいつも井ノ原がいるのよ…というか、気づかれてなかったのね。」

理樹「…ごめん。」

佳奈多「…まあ、別にいいわ…じゃ、直枝、まず反省文を見せなさい。」

理樹「うん、これ…」

佳奈多「…」

理樹(…じっくりと反省文を読んでいる。)

佳奈多「………まあ、いいでしょう。受け取ったわ。」

理樹「やった、ありがとう。…じゃ、佳奈多さん、ご飯でも食べようか、とりあえず。今日も佳奈多さんはお弁当?」

佳奈多「ええ。…直枝、せっかくだからどこか別のところで食べましょうか。」

理樹「え、じゃあ…>>466
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/09(木) 19:14:38.03 ID:TIRN0ZIuo
中庭には厄介な西園さんがいるだろうから
屋上行こうか
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/09(木) 21:07:37.52 ID:EpwtnGbSo
佳奈多「屋上?あそこは立ち入り禁止よ。そもそも鍵がかかって…」

理樹「そこは大丈夫だから。」

佳奈多「大丈夫って…」

理樹「良いから、行こう?そこなら二人になれるしさ。」

佳奈多「…仕方ない、わね…」





理樹(…というわけで、屋上の入り口までいく、さっき小毬さんは鈴と教室でご飯を食べていたからいないはずだ。実際開けられた様子もない。)

佳奈多「…ここ、本当に大丈夫?」

理樹「大丈夫だよ、ここを…こうやって……ほら、開いた。」

佳奈多「……良く見つけたわね…」

理樹「僕が見つけた訳じゃないんだけどね。…それじゃ、いこうか…」



屋上
佳奈多「…初めてきたけど…なかなか、いい景色ね。」

理樹「でしょう?景色もいいし、風も気持ちいいし、人も来ないから、二人でいるには最適だよね。」

佳奈多「…そうね。」

理樹「じゃ、食べよっか。」

佳奈多「…ええ。」

理樹(僕の昼御飯は買って来たパン、佳奈多さんはお弁当だ。)

理樹「…わあ、美味しそうだね。」

佳奈多「…そう?」

理樹(佳奈多さんの弁当は聞いてた通り、ハンバーグやら卵焼きやら、好きなものを詰め込みましたという感じで、美味しそうであった。)

理樹「うん、とっても。」

佳奈多「……ありがとう。」

理樹(ちょっと照れながら言う。)

理樹「食べてみたいよね、僕も。」

佳奈多「…じゃあ、ちょっといる?」

理樹「え、良いの?」

佳奈多「どれか一個くらいならね。」

理樹「じゃあ、卵焼きかな。」

佳奈多「…じゃ、どうぞ。」

理樹「…」

理樹(僕は口を開けて、待つ。)

佳奈多「…食べないの?」

理樹「いや…食べさせてくれないかなって…」

佳奈多「>>468
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/10(金) 01:13:31.85 ID:IX0Jp85kO
するわけない
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/10(金) 12:11:39.96 ID:N4d2uDa+O
理樹「…え、ダメ?誰もいないのに。」

佳奈多「…ダメ。」

理樹「…はーい…」

理樹(あきらめて自分で口に運ぶ。)

佳奈多「…どう?」

理樹「美味しいよ、さすがだね!」

佳奈多「…そう?」

理樹「うん、毎日でもたべたいよね。」

佳奈多「>>470
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 14:17:25.20 ID:JKGDdCk6O
プロポーズみたいね
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/11(土) 16:33:58.67 ID:8eKwOe08O
理樹「プロポーズ…そういう意味も無くはない、かな。」

佳奈多「…え?」

理樹「…嫌なの?」

佳奈多「いえ、嫌じゃないわ……でも、まだ早いじゃない。法律的にも無理だし。結婚だなんて、卒業してからよ。」

理樹「そっか。わかった、卒業するまで我慢するよ。」

佳奈多「…ええ…」

理樹「…じゃあさ、せめて昼ごはんのお弁当を作ってきてもらうことって出来ないかな?」

佳奈多「…お弁当…まあ、作ってあげても良いけど、毎日は無理よ?」

理樹「うん、佳奈多さんの負担にならない位でいいから。」

佳奈多「…ええ、わかったわ。…とりあえず、明日作ってきてあげる。」

理樹「やった、ありがとう!佳奈多さん!」






理樹(…その後、しばらく雑談をする。)

理樹「…そしたら謙吾に「お前、良い身体だな」って言われて、その時の目付きがちょっと本気で…」

佳奈多「宮沢が…それは危ないわね。直枝に危害が及ぶ前に指導しておくべきかしら…」

理樹「あはは…まだなにもしてないからやめてあげて…ねぇ佳奈多さん、佳奈多さんは昨日の夜呼ばれる前は何してたの?」

佳奈多「>>472
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 17:26:30.26 ID:OehwLl2Ro
試験勉強
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/11(土) 20:35:43.69 ID:VmU3Awnoo
佳奈多「大変だったところにあなたがあんな事を…そのせいで昨日はだいぶ遅くまで起きてることになったわよ…今も少し眠いわ…」

理樹「…ごめん…」

佳奈多「…いいわよ、別に…慣れてるから。」

理樹「慣れてるって…大丈夫なの?」

佳奈多「…別に夜更かしくらいなら平気よ、前より心労は減ったから。」

理樹「でも、心配だなぁ。」

佳奈多「心配してくれるのは嬉しいけど、大丈夫だから。」

理樹(…大丈夫かな…)

理樹「…やっぱり、ちょっと寝た方がいいんじゃない?」

佳奈多「え?」

理樹「昨日頑張って寝てないんだったらすこしでも補った方がいいって。時間になったら起こしてあげるからさ。」

佳奈多「…良いの?せっかくの時間なのに。」

理樹「文化祭もあるんだし、健康第一だよ。ほら、日差しもあるから暖かいし。固いのが駄目なら僕の膝で…」

佳奈多「>>474
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 08:23:33.10 ID:qmL8s5EqO
遠慮なく
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/12(日) 12:51:09.41 ID:TNUiIiBaO
佳奈多「…失礼するわ。」

理樹「うん。」

理樹(僕の膝の上に、佳奈多さんが頭を乗っける。)

佳奈多「…変なことしないでよ?」

理樹「しないよ…」



佳奈多「すぅ…すぅ…」

理樹(すぐに佳奈多さんは寝息をたて始める。やっぱり疲れてたんだろう。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(寝顔は穏やかだ。最近はずいぶん丸くなって、こんな顔を見せることも前より増えたけど、それでもここまでじっくりみれることは無い。)

理樹「…」

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…ああ、可愛いなぁ…)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…変なことはするなって言ってたけど…>>476くらいなら大丈夫かな…)
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 16:22:20.36 ID:H/4RZ7Tv0
おっぱいを揉む
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/12(日) 18:51:34.67 ID:epNo3jVhO
理樹(…待って、これって変なことなんじゃ……いや、でも僕たちはもうそれ以上の事も経験してるわけで…うん、ちょっとだけ、ちょっとだけなら、大丈夫だよね。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…慎重にいって…出来るだけばれないように…そーっと…)

理樹「…」モミッ

理樹(あっ、服越しでも、柔らか…)

佳奈多「…んっ…」

理樹「!?」

佳奈多「……すぅ…」

理樹「…ほっ…」

理樹(なんとかなった……しかし、一回揉んでしまうと…何か………よし、もう一回やってみよう…)

佳奈多「…すぅ…すぅ…」

理樹「……」モミッ

佳奈多「んんっ…すぅ…」

理樹(…何か、止まらなくなってきた…よし、さらにもう一回だけ…)モミッ
コンマ判定
下一桁が奇数なら起きる
>>478
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 19:50:18.15 ID:MX1VZcz5O
ほい
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/12(日) 20:46:57.37 ID:1JPvGvz2O
佳奈多「…ん…んん…なに…」パチッ!

理樹「!?あっ…」モミッ

佳奈多「……!?っっっ////!へ、変態!」ぺチッ!

理樹「痛い!」

佳奈多「変態ね…変態!変なことはなにもするなって言ったじゃない!」

理樹「ごめん…それ以上の事をしてるから、触るだけなら、いいかなって…ちょっとした出来心で、決してそこから先をしようなんて思ってないから、だから、許して!佳奈多さん!」

佳奈多「…>>480
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 07:21:33.82 ID:Rz9uDIGzO
死刑
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/13(月) 12:29:53.14 ID:B/l8+StlO
理樹「…え?」

佳奈多「死して償いなさい…」

理樹「し、死!?」

佳奈多「…そうね、ちょうどここは屋上だから…」

理樹「いやいやいや!?そこまで!?」

佳奈多「寝てる無防備な人に淫らな事をしたんだから、当然よ。すぐにやられないだけましと思いなさい。」

理樹「いやいやいや…どうか佳奈多さん、それだけは…他なら何でもするから、許して!」

佳奈多「なら…>>482
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 12:42:11.82 ID:6fntBMU/O
西園さんを半径2m以内に近づけるのを禁止
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/13(月) 14:06:55.49 ID:qzdnHfH3O
理樹「うん、それで許してくれるなら。がんばるよ。」

佳奈多「じゃあ、それでね。」

理樹(良かった…許してもらえた…)

佳奈多「…破ったら許さないからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…じゃ、戻るわよ。」



理樹(…その後、教室に戻ると…)

美魚「…おや、直枝さん…」

理樹「!」ササッ!

美魚「…?どうされたのですか。」

理樹「…ちょっと…西園さんに近づいちゃダメなんだ、ごめんね。そう言うことだから、それじゃ。」

美魚「>>484
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 16:02:17.34 ID:DRzTPTtR0
酷いです直枝さん…そんなイジメみたいな事を……
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/13(月) 18:18:57.10 ID:bU/ZaYFYO
理樹「え、いじめなんて、そんな…」

美魚「そうじゃないですか、私だけ避けるなんて…ひどいです。直枝さん。直枝さんにはなにもしていませんのに…皆さんには普通なのに、どうして私だけ……ぐすっ…」

理樹「え、ちょ、ちょっと…」

美魚「…ぐすっ…」

理樹「ちょっと、泣かないで…あっ、近づいちゃダメなんだった…」

小毬「理樹くん、みおちゃん、どうしたの〜?」

美魚「直枝さんが突然…ぐす…私のことだけ避けるんです……」

小毬「理樹くん、みおちゃんとも仲良くしなきゃダメだよ〜。いじめはめっ、だよー?みんな仲良くしないと〜。」

理樹「小毬さん…いや、いじめとかじゃなくて、これは…」

小毬「ちゃんと謝って、早く仲直りしよー。ね?」

理樹「…」

理樹(…回りの注目が集まる前に穏便に済ませるべきなのかな…) 

理樹「…ごめん…」

小毬「うん、謝ってるから、みおちゃんも許してあげて。」

美魚「…直枝さん…」スッ

理樹「…西園さん?」

美魚「仲直りというのなら、証として、握手を。」

理樹「…え…」

理樹(…これは…受けたら仲直りだけど、佳奈多さんの約束が…)

美魚「…」

理樹(…どうしよう…これは…)
どうする?
>>486
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 18:49:51.19 ID:wpSGzbgBO
応じる
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/13(月) 22:14:53.07 ID:V5GUwtn6O
理樹「…」

理樹(…小毬さんもいるし、ここで手をとらないと西園さんとの仲は切れてしまうかもしれない。僕のしたいことは二人の仲をとりもつことだ。…だから…)

理樹「…」ギュッ

美魚「…ありがとうございます。」

小毬「うん、これで仲直りだね!」

理樹「…」

理樹(…これでよかったのかな…)

美魚「…」ニヤリ

美魚(…うまく事が運びました…)




理樹(…その後、放課後…)

理樹「…今日は掃除だっけ…一旦佳奈多さんのところに行って、どこをやるのかとか聞いてこないと…」




理樹「…というわけで、来たよ。」

佳奈多「…あら、直枝…昼の約束はちゃんと守ってる?」

理樹「も、もちろんさ。」

佳奈多「…そう、なら、いいわ。…で、今日の掃除だけど、罰則だから、徹底的にやってもらうわよ。」

理樹「うん。まずはどこ?」

佳奈多「>>488
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 13:53:04.49 ID:RGa5qWQRO
トイレ
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/14(火) 18:04:55.93 ID:bH7GG/K/O
トイレ
理樹「…」ゴシゴシ

佳奈多「隅から隅まで徹底的にやるのよ。」

理樹「…佳奈多さん、わざわざついてこなくても…」

佳奈多「サボらないかの監督よ。」

理樹「男子トイレだけど、大丈夫?」

佳奈多「清掃中の標識はたてておいたから、だれも入ってこないから安心なさい。」

理樹「…じゃあ、二人きりなんだ。」

佳奈多「…ちょっと、変なことしたら許さないからね?」

理樹「わかってるよ…」ゴシゴシ

理樹(しかし、汚いな…全部やるとなると大変そうだ…)

理樹「…佳奈多さん…」ゴシゴシ

佳奈多「…何?」

理樹「手伝ってくれたりは…」

佳奈多「>>490
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 04:05:05.67 ID:noGKxVhOo
手伝ったら罰にならないでしょ
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/15(水) 12:18:43.73 ID:/F10L5vwO
佳奈多「そこまで甘くはできないわ。一人でやりなさい。」

理樹「だよね…」ゴシゴシ

佳奈多「休憩時間はあげるから、そこまではしっかりやること。」

理樹「…うん…」ゴシゴシ

理樹(ちゃんと厳格なところはやっぱり厳格だなぁ…)




理樹「…あれ?これは…」

佳奈多「…あら、どうかした?」

理樹「いや、忘れ物みたいなのがあるから…」

佳奈多「…これは>>492
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 17:13:22.52 ID:GV74zTgM0
葉留佳のハンカチ
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/15(水) 18:23:39.63 ID:kuWCB3x2O
理樹「あ、これ、葉留佳さんのなんだ…」

佳奈多「これは私から返しておくわ。」

理樹「うん、よろしく……でも、なんで男子トイレに葉留佳さんのが…?」

佳奈多「…美化委員じゃないの?」

理樹「あ、そっか、美化委員…でも、女の子が男子トイレの掃除やるかな?」

佳奈多「男の子が女子トイレ掃除するよりはあり得るんじゃないかしら。」 

理樹「そっか、確かに…」

佳奈多「…まあ気になるならそれも私から聞いといてあげるから、それよりも、手を動かしなさい。」

理樹「…はい…」





理樹「…ふぅ、ここも終わり…」

佳奈多「…この階のはおわったみたいね、それじゃ、休憩にしてあげる。」

理樹「…やった…休憩…」

佳奈多「一旦、お疲れさま。」

理樹「うん…」



理樹(二人で休んでいると、>>494に出会う。)
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 18:55:43.19 ID:wOQe+iKHO
葉留佳
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/15(水) 20:54:15.61 ID:ceORGfZ1O
葉留佳「あ、お姉ちゃん、理樹くん、やはー!」

佳奈多「あら、葉留佳。」

理樹「あ、葉留佳さん…今日は練習じゃないの?」

葉留佳「全員集まれないみたいだから今日は自由って恭介さんが言ってたんですヨ。」

佳奈多「それで、何してるのよ。」

葉留佳「んーとね……あえて言うなら、お散歩?」

佳奈多「暇だったのね。」

葉留佳「そうとも言いますナ…二人は?」

理樹「トイレ掃除だよ。今は休憩中。」

葉留佳「なんで?」

理樹「僕が昨日色々やっちゃって…」

葉留佳「ほうほう、なるほど〜。理樹くんがお姉ちゃんの指導を受けてるわけですナ。きついですよネ〜、よくわかりますヨ。お姉ちゃんこういうところは手を抜いてくれませんからネ。」

理樹「うん…きついね。」

葉留佳「どうせ暇だし、手伝いますカ?美化委員としてほっとけないし。」

佳奈多「ダメよ、直枝の罰則なんだから。」

葉留佳「ええ〜、良いじゃん、別に。」

佳奈多「駄目。」

理樹「大丈夫だよ、葉留佳さん。一人でやるから。」

葉留佳「むむぅ…わかりましたヨ。仕方ないですネ…」

佳奈多「わかってくれたのね、良かったわ…あ、そうだわ葉留佳、これ…」

葉留佳「ん?…おや、無くしてたハンカチじゃないですカ。ありがとー!どこにあった?」

佳奈多「男子トイレよ、何してたの?男子トイレで。」

葉留佳「んーとね、それはね……えーと…」

佳奈多「…考えることじゃないでしょ、何なの?」

葉留佳「ちょっと…男子トイレにいたずらをしたことがありまして…やはは…」

佳奈多「……まさか、前言われてた男子トイレにビー玉がばらまかれてたっていうのってあなたなの?」

葉留佳「やはは…ごめんなさーい…」

佳奈多「…罰則として、>>496
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 08:00:52.18 ID:aXO+h7VOO
文化祭が終わったら風紀委員の手伝い
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/16(木) 14:08:26.19 ID:U4PnlYFFO
葉留佳「おおー、これはちょっと楽しみですネ。」

佳奈多「楽しみって、なんでよ…」

葉留佳「お姉ちゃんと一緒に仕事するならそれはそれで悪くないかなって。」

佳奈多「…なら罰則にならないじゃないの。やっぱり反省文かしら。」

葉留佳「それはやめてくださいヨ!あー、嫌!風紀委員の仕事嫌ですヨ!!」

佳奈多「…どっちなの?」

葉留佳「風紀委員は嫌ですヨ!」

佳奈多「じゃあ風紀委員の手伝いね、葉留佳。」

葉留佳「はーい。」

 


佳奈多「…さて、それじゃ、そろそろ再開しましょうか。」

理樹「うん…」

葉留佳「あ、始まるの?じゃ、はるちんはそろそろ帰りますネ。理樹くん、頑張ってくださいヨ。」

理樹「うん、ありがとう…」




理樹(…掃除を再開する。)

理樹「…佳奈多さん。」ゴシゴシ

佳奈多「…何?」

理樹「…今度はこんなものが…」

佳奈多「これは…>>498
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 16:10:16.24 ID:gxPDJ0yQo
西園さんと女子生徒のキス写真(盗撮)
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/16(木) 20:04:28.91 ID:j0YOBwSUO
理樹「え!?何それ?」

佳奈多「…どういうことかしら、これは…相手は葉留佳でもないし…」

理樹「そうだね…それに、盗撮って…僕の女装写真といい、この学校、盗撮横行してない?」

佳奈多「……その話は一旦おいときましょう、今はこの写真の話よ。」

理樹「うん、そうだね…これ、本物かな?」

佳奈多「私には合成には見えないけどね。」

理樹「…本物だったら、やっぱり西園さんはそっち系ってことなのかな。」

佳奈多「…いや、あいつのことだからね、これも何か罠の可能性があるわ。私を油断させたいとかね。」

理樹「…その可能性もあるね…でも罠だとしたら不確実じゃない?僕らがトイレ掃除することは知ってても、その前に拾われたりとかする可能性もあるわけで…」

佳奈多「……まあ、とにかくこれは私が預かっておくわ。じっくり考えたいしね。あなたは掃除をしなさい。」

理樹「うん、わかったよ…」





理樹(…しばらくして…)

佳奈多「…そろそろ時間かしら。」

理樹「…終わり?」

佳奈多「ええ。」

理樹「ふぅ…疲れたよー佳奈多さん……」

佳奈多「おつかれさま、直枝。」

理樹「佳奈多さん、このあとは?空いてる?」

佳奈多「>>500
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 22:51:27.70 ID:ZEwUw6m40
悪いけど風紀委員の雑務があるの
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/17(金) 12:19:07.97 ID:dmVUUBmwO
理樹「じゃあ僕も手伝おうか?」

佳奈多「手伝わなくていいわよ。疲れてるでしょう?」

理樹「その雑務が終わってないのは僕の罰則に付き合ってくれたからだろうし、それに佳奈多さん、寝不足になるくらい大変みたいだから、ちょっとでも助けになりたいんだ。雑務なら僕にもできるし。」

佳奈多「…」

理樹「だから、手伝わせてよ。佳奈多さん。」

佳奈多「…わかったわ、一緒に来て。」

理樹「うん。」




佳奈多「…じゃあ直枝、これとこれ、間違いがないかチェックして。」

理樹「うん。」

佳奈多「よろしくね。」

理樹(佳奈多さんは頑張って働いている、風紀委員、寮会にバンド、試験勉強…佳奈多さんはいまとても大変な時期だろう。少しでも僕が肩代わりできるよう、佳奈多さんの負担を軽減できるように、頑張らないと…)



理樹「…んん…」

理樹(…寮会の手伝いもしていたことがあるとはいえ、中々大変だね…)

佳奈多「…直枝、無理はしなくていいからね。」

理樹(そう言いながら、佳奈多さんは黙々と作業する。)

理樹「いや、大丈夫。佳奈多さんの方こそ、平気?」

佳奈多「…私は大丈夫よ。心配しないで。」

理樹「本当?一旦やすんだ方が…マッサージでもする?」

佳奈多「…>>502
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 18:41:20.94 ID:dQMkxarYo
エッチなことしない?
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/17(金) 18:59:34.86 ID:685SOIZfO
理樹「えっ?」

佳奈多「…何回も言わせるつもり?」

理樹「いや、驚いちゃって…突然どうしたの?」

佳奈多「…作業に付き合わせちゃったし…昼間のこととか見るに、直枝はたまってそうだし…」

理樹「…」

佳奈多「二人きりだから、ここなら誰も来ないから…少しだけなら…」

理樹「>>504
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 13:25:23.77 ID:Nl+/hIn1O
これは夢に違いない
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/18(土) 18:36:20.95 ID:h3bTOvZFO
理樹「きっと僕の理想が反映されちゃってるんだろう…うん……夢だとわかる明晰夢っていうのもあるらしいし…」

佳奈多「…」

佳奈多(…何か前も似たような事が…ああ、お泊まり会で寝てたときだったかしら…私が積極的になるとそんなことを言い出すのね…まあでも、これも夢ってことにした方が都合がいいかも…)

佳奈多「…そう、これは直枝の夢。だからあなたのしたいことなら、なんでも…」

理樹「…そっか……なら佳奈多さん…良いんだよね?」

佳奈多「…ええ、あなたが望むなら。」

理樹「じゃあ…」チュッ

理樹(まずは佳奈多さんにキスをする。)

佳奈多「ん…んん…」

理樹(そのまま僕は佳奈多さんの体に手を這わせていき、そして…)

シャララララウーワー♪





佳奈多「…はぁ…はぁ……」

理樹「ごめん佳奈多さん、やり過ぎちゃった?痛くなかった?」

佳奈多「いえ、大丈夫…夢なんだから、これは。」

理樹「あ、そっか…あはは…すごくリアルなものだから…」

佳奈多「…しっかりしなさい…夢よ、これは。」

理樹(夢…でも、それにしては、本当、リアルな…そういえば前もこんな事が…あのときも確か佳奈多さんが出てきてそれで…なんとなく、状況が似ている。そしてあのときもリアルな夢だと、同じように感じた…同じような状況が、二度も起こるだろうか?)

理樹「…ねぇこれ、本当に夢?」

佳奈多「…夢よ。夢。」

理樹「…」

理樹(…佳奈多さんはこう言うけど…どうなんだろう?ここは…)
コンマ判定
下一桁が奇数で現実と気がつく。
>>506
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 22:10:56.82 ID:DM+gt+bZo
ほい
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/19(日) 12:57:37.92 ID:SdCteYdeO
理樹(…やっぱり夢だ。佳奈多さんの行動的にも、そう考えるべきだろう。)

佳奈多「…さて、じゃあ、直枝、そろそろ夢から醒める時間よ。」

理樹「醒める?どうやって?」

佳奈多「…直枝、目を閉じて。」

理樹「う、うん…」

理樹(言われるままに目を閉じる。すると…)

佳奈多「…ごめんなさいね。」ドゴッ!

理樹「ぐっ…」

理樹(殴られたような感覚が走る、そしてその強い衝撃に、僕の意識は遠のいていった…)




理樹「…はっ!」

理樹(目が醒める…あれ、一体何が…たしか佳奈多さんとここで…)

佳奈多「…」

理樹(…佳奈多さんは何もなかったように、変わらず働いている。)

佳奈多「…あら、直枝、起きたのね。」

理樹「あ、うん…寝落ちしてた?」

佳奈多「ええ、起こすのも悪いから起こさなかったけど。」

理樹「…じゃあここで佳奈多さんと…してたのは?」

佳奈多「…何のこと?」

理樹(佳奈多さんは普段通りだ。あんなことをしたあとには思えない。…やはりあれは夢で、僕は寝落ちしただけのようだ。)

理樹「…いや、何でもないよ。ごめんね、寝ちゃってて。」

佳奈多「…良いわよ、もともと一人でやるものだから。」

理樹(佳奈多さんはそういうが、申し訳ない。夢のことは一旦おいて、寝てしまっていた分も頑張ろう…)




理樹(…その後…)

佳奈多「…これで終わったわね。お疲れさま。」

理樹「ふぅ…お疲れさま。…このあとは?寮の部屋に戻るの?」

佳奈多「ひとまずはそうね、戻って試験勉強かしら。」

理樹「…試験勉強…大変だね…」

佳奈多「あなたは?」

理樹「僕は…>>508
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:38:03.52 ID:+jhkWpdQO
鈴と遊ぶ
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/20(月) 13:09:20.27 ID:nOAWTlXVO
佳奈多「…遊ぶって何、どういうこと?」

理樹「いや、違うよ、いつも恭介とか真人とかと遊ぶ感じで遊ぶだけで…それで最近鈴とそういうことしてないなって思ったから…」

佳奈多「…そう。…まあ、鈴さんならたぶん大丈夫ね…わかったわ。…でも、昨日は宮沢と遊んでたわよね、遊んでばっかりで大丈夫なの?テストは。」

理樹「普段の勉強はしてるから、まあなんとかなるよ。」

佳奈多「…その感じでいって、補習にならないといいけどね。」

理樹「あはは、気を付けるよ…」




理樹(…というわけで、今日は鈴と遊ぶ。)

理樹「鈴、いきなり呼んでごめんね。」

鈴「へーきだ、きょーすけもいつもこうだからな。…来てるのはあたしだけか。真人はどーした。」

理樹「真人は走り込んでくるって行って外に行っちゃったよ、しばらくすれば帰ってくるだろうけどね。謙吾と恭介は今日は呼んでないよ。」

鈴「…呼ばれたのもあたしだけだったか。今日はなんだ、どーした。」

理樹「今日は鈴と遊ぼうと思って。最近あんまりしてなかったじゃないか。」

鈴「…なるほど、確かに。…なら、何するんだ。」

理樹「せっかく鈴とだから…>>510
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:29:03.12 ID:9n9TJ552O
初心にかえって人気になる方法を考える
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/21(火) 12:10:21.31 ID:Lj5JfM8KO
鈴「そーいえば最初はそんなふうにはじまったな。」

理樹「うん、ここらでちょっとその初志も思い出しておくべきだよね。…で、どうすればいいかな。」

鈴「そーだな…猫を可愛がれ。」

理樹「猫?」

鈴「猫を可愛がってアピールだ、それで学校の人気はぼーん!だ。」

理樹「…それは…ちょっと、アピールできる層が限られてるんじゃない…?」

鈴「いや、みんな猫か好きだから、だいじょーぶだ。一回やってみるぞ。」


鈴「よーし、猫を呼んできたぞ。」

猫1「にゃー。」

猫2「うにゃー。」

鈴「うりうりー。」

理樹「…う、うりうりー…」

猫「にゃ〜」

理樹「…これでいいの?」

鈴「ああ、人気がくちゃくちゃ上がってる。問題ない。つれて歩くとなおいい。」

理樹「つれて歩く…出来るかな?」

鈴「出来る、これを、こうやって…こうだ。」

理樹「おお、なるほど…」

鈴「…よし、じゃあこうやって猫をつれて、次は…>>512だ。」
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 16:18:03.68 ID:1OWbS051O
ネコミミ
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/21(火) 17:10:36.06 ID:3ibzrFG1O
鈴「これをつけろ。」

理樹「ええ!?何で?」

鈴「人気が上がる。これできょーすけよりも上だ。」

理樹「そんなものかなぁ…まあ、もう猫耳くらいつけるのどうと言うこともない気がするからつけるけど…」




理樹「…どうかな?」

鈴「いいと思うぞ。理樹と猫と猫、最強のタッグだ。」

理樹「鈴が猫好きなだけじゃないかな…?


鈴「猫はみんなすきだ。かわいいからな。みんなわかってくれる。…ちょーどよくあそこに>>514がいるから反応を聞いてみるぞ。」
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/21(火) 21:09:53.12 ID:SdnntERHO
杉並さん
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/22(水) 11:54:09.97 ID:hu6g7HhwO
鈴「おい、杉並。」

杉並「は、はい?あ、棗さん…なんですか?」

鈴「これ、どう思う?」

猫「にゃー。」

杉並「…あ、猫ちゃんですか?かわいいと思いますけど…」

鈴「いや、そっちじゃなくて、理樹だ。」

杉並「え…直枝くん?」

理樹「…」

杉並「…ネコミミ…ですか。」

鈴「理樹の人気をあげるために、この路線でいこうと思うんだが、どーだ。」

杉並「えと…かわいいとは思います…けど…別に直枝くんは…そのままでも全然…全然…」

鈴「全然…なんだ。」  

杉並「…ごめんなさい、何でもないです!ネコミミ、いいと思います!では!」スタタタタ!

鈴「む…いっちゃったな。だが、ネコミミはこうひょーだったな。」

理樹「そうかな…?」

理樹(何か微妙な感じだったけど…)

鈴「間違いない。…だが、ねんのためもう一人聞くか…今度は…あ、そこに>>516
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/22(水) 14:30:29.38 ID:d1YiqEWPO
お兄ちゃん
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/22(水) 18:18:58.19 ID:96hYINgmO
恭介「なに!?」

鈴「なんだきょーすけ、そんなビックリすることか。」

恭介「いや、いまお兄ちゃんと言われた気がしてな…」

鈴「言ったぞ。もう一回いってやろうか、お兄ちゃん。」

恭介「ぐはぁっ!」

理樹「恭介!?どうしたの?」

恭介「ああ理樹、すまん、「お兄ちゃん」と呼ばれたことの嬉しさがつい…ぐはっ!」

理樹「えええ!?」

恭介「かはっ…ネコミミ理樹…それは…反則だろ………」

鈴「かわいいか。」

恭介「ああ、すげぇかわいいぞ。鈴の趣味か、中々やるじゃないか。」

鈴「猫は偉大だからな。」

恭介「ああ、猫のかわいさと理樹のかわいさがかけ合わさって無限のかわいさだな。」

理樹「いやいやいや……」

恭介「…しかし、なんで突然ネコミミを見せてきたんだ?何かの罰ゲームか。」

理樹「いや、初心にかえって、人気をあげるための方法をね…」

恭介「ほう、なるほどな…よし、なら…猫とネコミミ…>>518も加えてやろう。」
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 00:42:27.60 ID:yyQm8C1sO
ネコしっぽ
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/23(木) 12:14:24.91 ID:Z1OomxiYO
理樹「え、なんで?」

恭介「ここまでやったならより猫に寄せていった方が良いだろう?というわけでこのしっぽをだな…」

鈴「おい待て、なんで今そんなの持ってるんだ。」

恭介「いつそういうことを言われてもいいようにだな。なんならもうひとつあるから鈴にもつけてや…」

鈴「つけるか!」ドカッ!

恭介「ぐっ…やはりそうか…仕方ない、理樹にだけつけるか…」



理樹「…もうこれくらい、なんてことないや…」

恭介「おお、よりかわいさがアップだな。」

鈴「うん、いいな。これで完璧だ。」

恭介「ああ、これで一位間違いないな。」

理樹「いやいやいや…二人に好評なだけだよ…」

鈴「なんだ、まだ足りないか、理樹。」

恭介「だったら衣装も替えるか、巫女とかメイドとかならあるぞ。」

理樹「いやいやいや、もう女装はしないよ!?」

恭介「だめか…」

理樹「女装とか可愛い路線じゃなくてさ、なにか別のことないの?」

鈴「かわいいじゃだめか。」

理樹「ダメじゃないけど、男の子として複雑と言うか…」

恭介「なるほど、なら…>>520なんてのはどうだ?」
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 14:21:28.33 ID:wsxiAsCH0
リーゼントに長ランなんでどうだ
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/23(木) 20:38:45.65 ID:JvmBN5OkO
恭介「逆に男らしさ方向ってことでな。」

理樹「…そんなの準備できる?」

恭介「よし、ちょっと待ってろ…」



恭介「…準備してきた。」

理樹「え、どこから準備してきたのさ…」

恭介「この学校一のワル、バッドガイ田中から借りてきた…代償はただじゃすまなかったがな…」

理樹「え、それ大丈夫なの…?」

恭介「大丈夫だ。お前に迷惑はかけない…よし、というわけで、やってみるぞ。」




理樹「慣れないなぁ……どう?」

鈴「>>522
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 22:05:54.73 ID:qDcVd84gO
胸キュン
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/24(金) 08:17:39.60 ID:hNcejefmO
鈴「い、いいと思うぞ。かっこいいぞ。」

理樹「え、そうかな?恭介は?」

恭介「ああ、いかしてるな。男らしいぜ。似合ってるぞ。」

理樹「そっか…似合ってるんだ…」

恭介「あ、そうだ、それ着ている間は反応をそれっぽくするんだぞ。」

理樹「それっぽく…?」

恭介「一人称は俺、語尾は〜ぜ。返事をするときは押忍!と言え。」

理樹「うん…じゃなくて、押忍!」

恭介「良いぞ。理樹…よし、じゃあ理樹、この服装で今日は行くぞ。」

理樹「押忍!」

恭介「じゃあまず他のやつらの反応を見ていくぞ。まずは…>>524
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 08:33:31.08 ID:I8Hp0EiYO
佳奈多
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/24(金) 16:41:52.21 ID:2S1d9eJsO
恭介「どこにいるかわかるか?」

理樹「佳奈多さんなら試験勉強するって言ってたから部屋にいると思う…ぜ。」

恭介「部屋か…テスト勉強をしているのなら、呼び出すのはちょっと悪いが…理樹、呼んでくれ。」

理樹「押忍!……あ、もしもし、佳奈多さん?」

佳奈多『…直枝。どうしたの?』

理樹「ちょっと見てほしいものがあるんだぜ。良かったら来てほしいぜ!」

佳奈多『…試験勉強中なんだけど、言わなかったかしら?…あと、口調、変よ。』

理樹「じゃあこっちからいくから、あんまり時間はとらせないぜ。あと口調はあんまり気にしないで欲しいぜ…」

佳奈多『…そう…どうしても今みせたいのね?』

理樹「うん。そうだぜ!どうしても見て欲しいぜ!お願いするぜ!」

佳奈多『…はぁ…わかったわよ、しかたないわね。なら、そっちから来て。女子寮の前についたらまた連絡ちょうだい。』

理樹「押忍!待ってて欲しいぜ!」





理樹(…というわけで、女子寮の前に来る。)

理樹「着いたぜ!佳奈多さん!」

佳奈多『…わかったわ、じゃ、ちょっと待ってて…』




理樹(少し待つと、下りてくる。)

恭介「よし、来たぞ。行ってこい、理樹!」

理樹「押忍!」



佳奈多「…直枝、見せたいものっていったいな…」

理樹「押忍!佳奈多さん!」

佳奈多「…は?」 

理樹「押忍!佳奈多さん!俺だぜ!これ、いかしてる?」

佳奈多「…>>526
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 21:34:58.26 ID:PHLhmoGq0
どうしちゃったの直枝!?
超イケてる格好じゃない!
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/25(土) 12:19:54.19 ID:nfmKonOYO
佳奈多「見せたいものって、こういうのだったのね…その長ランは校則に触れるからちょっとどうかとは思うけど…でも、いいんじゃない?」

理樹「ありがとう、佳奈多さん!」

理樹(佳奈多さんにも好評だ。良かった…こういうのが佳奈多さんには好感触なのか…)

佳奈多「…それで、なんで突然こうなったのかしら?どうしちゃったの?」

理樹「初心にかえって、人気者になるための事をやってたんだぜ!そしたらこうなったぜ。鈴と恭介には好感触をもらえたけど、それだけじゃ不安だったから佳奈多さんにも見てもらうことにしたんだぜ!」

佳奈多「…なるほど、そういうことね…なら、なかなか気に入ったわ、私はね。」

理樹「ありがとう!」 

佳奈多「…それじゃ、そろそろ戻るわ。勉強もあるし。」

理樹「うん、わざわざごめんな!」



理樹(…その後も、女子寮に来たついでに、皆からいろいろ聞いてみる事にした。)


理樹「押忍!小毬さん!」

小毬「わぁ〜、理樹くん、かっこいい服装だね!」

理樹「ありがとう!」



理樹「クド!押忍!」

クド「わふー!理樹、イメージチェンジなのです!」

理樹「イカしてる?」

クド「はい、イカしてます!ベリークール、なのです!」

理樹「ありがとう!」




理樹「押忍!葉留佳さん!」

葉留佳「おっす!…て、あれ?どうしたんですカ、その格好。」

理樹「人気を取るためにやってみたぜ!イカしてる?」

葉留佳「うんうん、ツッパリみたいでイカしてますヨ!なんか、強そうですしネ!」

理樹「ありがとう!」


理樹(今のところみんなから好感触だ…これが正解なのかな…?)

美魚「…おや、直枝さん…」

理樹「あ、西園さん。ちょうど良かったぜ、これ、イカしてる?」

美魚「>>528
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 14:24:31.81 ID:QcOwoFB/o
失望しました
私に必要以上に近づかないでください
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/25(土) 18:16:40.01 ID:nfmKonOYO
理樹「えっ!?」

美魚「ヤンキーとかそういうのに興味も魅力も感じません。…では。そういうことなので。」

理樹「え、ええー…」

理樹(ここに来てのすごい酷評…ちょっとダメージが…)

理樹「…いや、でも賛成多数だから…まだ…」



理樹「…あ、来ヶ谷さん、押忍!」

来ヶ谷「その声は、理樹少年か。…ほう、なかなか個性的な格好をしているな。」

理樹「イカしてる?」

来ヶ谷「そうだな、私としては好みではないな。」

理樹「そっか…」

来ヶ谷「君には>>530のほうが似合う。」
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 19:04:23.51 ID:90FlttoDO
少女の格好
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/25(土) 20:13:02.17 ID:J4Cv2ilJO
来ヶ谷「…というわけで、私のところに来て、着替えてもらおうか。それに。」

理樹「嫌だぜ!」

来ヶ谷「その口調も変だな。それも治してやろう…」

理樹「ぼ…俺は女装が嫌だったからこれにしたんだぜ!」

来ヶ谷「だが似合うのは圧倒的に女装だ。だからおとなしく着てくれないか、理樹少年。私は実力行使も辞さないぞ?」

理樹「それでも嫌だぜ!」

来ヶ谷「…そうか…仕方ないな…なら、無理やりでもつれていく…少年、バトルだ。」

理樹「…それしかないね…受けてたつぜ!」
来ヶ谷武器
>>532
理樹武器
>>533
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 21:18:34.57 ID:QcOwoFB/o
甘ロリの服
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 21:35:48.01 ID:zmbVYFwjO
リリアン
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/26(日) 10:40:38.93 ID:mfpE2lLsO
来ヶ谷「よし、いい武器だ…」

理樹「これは…リリアン…」

来ヶ谷「ほう、風○三姉妹の次女か…」 

理樹「なにそれ…」

来ヶ谷「知らんならいい。…始めるぞ。私からいかせてもらおう!」
来ヶ谷は理樹の服を脱がせようとした!!
理樹「えええ!?」
来ヶ谷「これを着させるにはまずはこうする!」
理樹「させないぜ!」
理樹はリリアンで刺した!
来ヶ谷に60ダメージ!
来ヶ谷は理樹の服を脱がせようとした!
理樹は服を脱がされた!
来ヶ谷「よし、あとは着せるのみだな。」
理樹「くっ…」
理樹はリリアンで刺した!
来ヶ谷に63ダメージ!
来ヶ谷は理樹に甘ロリを着せようとした!
しかし理樹はそれをかわした!
理樹はリリアンで刺した!
来ヶ谷に58ダメージ!


来ヶ谷「…ほう、中々のリリアンさばきじゃないか…まさか、風魔の印を持っているのか。君は。」

理樹「持ってないぜ!何をいってるんだぜ…」

来ヶ谷「はっはっはっ、なんだろうな……それでは、またいかせてもらうぞ。理樹少年…」シュバッ!

理樹「!」

理樹(来る!僕は防御の構えにはいった…)
勝者
コンマ判定
下一桁が奇数なら理樹勝利
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/26(日) 10:41:10.71 ID:mfpE2lLsO
安価忘れ
>>536
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/26(日) 17:01:39.58 ID:MwYVTInP0
ほいさっさー
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/26(日) 18:22:04.77 ID:U7I+J9gzO
理樹(だが…)

来ヶ谷「…はっ!」

理樹「!」

理樹は甘ロリ服を着せられた!
理樹は恥ずかしさを感じた!
クリティカルヒット!
400ダメージ!
理樹は倒れた!


来ヶ谷「…最初からおとなしくしておけば良かったものを…ふふふ…」

理樹「くっ…」

来ヶ谷「ああ…素晴らしいな。…もっと楽しみたくなってきたな…よし、私の部屋につれていってやろう…」



理樹(…というわけで、来ヶ谷さんの部屋に連行される。)

来ヶ谷「さて、では…もっと楽しませてもらおうか。少年。」

理樹「…何をするつもりなのさ…」

来ヶ谷「そうだな…>>538
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/26(日) 18:51:06.11 ID:L+CtyQbuo
佳奈多君にあげる
理樹くんロリータ服写真集の撮影
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/26(日) 21:15:13.37 ID:RHyrTT6iO
理樹「ええ!?なんで佳奈多さんに?」

来ヶ谷「彼女もこういうのが好きだろうからな。」

理樹「いやいやいや!そんなことないよ!」

来ヶ谷「いいや、ある…さっそく始めるぞ。少年。」カシャカシャ

理樹「うう…」

来ヶ谷「恥じらうところ…実にかわいらしい…もっとその姿を見せてくれ。」カシャカシャ

理樹「やめてよ…」

来ヶ谷「ああすばらしい、素晴らしいぞ
理樹くん。」カシャカシャ

理樹「ううう…」





来ヶ谷「…ふぅ、満足した、あとはこれを佳奈多くんに渡すだけだな。」

理樹「そんなの喜ばないと思うけどなぁ…」 

来ヶ谷「どうだかな…」

理樹「…じゃあ、僕はもうそろそろ…」

来ヶ谷「まちたまえ。」

理樹「え?」

来ヶ谷「せっかくだからな、ついでに、>>540でもしないかね?」
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 03:18:44.92 ID:gI8QHQFHO
エッチなこと
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/27(月) 12:26:22.31 ID:BFkURUygO
理樹「えっ!?」

来ヶ谷「佳奈多くんのことだから、そういうこともあまりさせてくれないんじゃないか。だからこのお姉さんが発散させてやろう。」

理樹「…いや、やらないよ…」

来ヶ谷「…なんだと?普通ならここはムヒョッス、最高だぜとなるところだぞ?」

理樹「だって恋人がいるのに裏切れないし、別に貯まってないし、なんか、今はそういう気分でもないし…」

来ヶ谷「…ほう、なるほど…つまり理樹くんは貯まっていないわけか…餡な風に見えるが毎日ヤっているわけか。」

理樹「してないよ!そんなに!」 

来ヶ谷「毎日でもない限り性欲旺盛な男子高校生が満たされるわけないだろう。」

理樹「いやいやいや…そんなの偏見だよ!」

来ヶ谷「…まさか理樹少年、今日はもう行為を済ませているということかな?」

理樹「だからしてないよ!寝落ちしちゃったときにそんな夢なら見たけど!」

来ヶ谷「夢か…ほう…それは興味深いな。一体どんな夢かな?」

理樹「言わないよ。恥ずかしいから…」

来ヶ谷「もしや佳奈多くんが積極的に来るような夢じゃないかな?」

理樹「!…それは…そうだけど…」

来ヶ谷「…ほう、そうかそうか。ふむ…なるほど。納得がいったよ。」

理樹「えっ。今ので何が…」

来ヶ谷「いや、少年は気にしなくていい。私として納得しただけさ…わかった、そういうことはまたの機会にさせてもらおうじゃないか。」

理樹「…?まあ、引き下がってくれるならいいや。ありがとう…じゃ、帰るね。」

来ヶ谷「ああ、貯まりすぎてしょうがなかったらいつでも来るといい。」

理樹「こないよ…」




理樹(…ふぅ、助かった……疲れたから、今日はもう帰ろう…)


理樹(…部屋に帰る途中、>>542に会った。)
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 13:53:59.40 ID:KFcAq3zuo
謙吾
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/27(月) 18:15:02.29 ID:f7tBLF5IO
謙吾「おう、理樹」

理樹「あ、謙吾。」

謙吾「理樹、昨日のあれは大丈夫だったのか?」

理樹「昨日のあれ…ああ、あれは反省文と掃除当番で許してもらえたよ…謙吾はあの後なにもなかった?」

謙吾「あの後笹瀬川が再び来たから一応誤解は解いておいた。あとは…一応二木から聴取はされたな。俺は注意だけですんだな。」

理樹「そっか、よかったよ…」

謙吾「理樹も許されたのならよかった。…今は何をしていたんだ?俺は自主連帰りだが…」

理樹「人気あげ作戦の帰りだよ…」

謙吾「そうか、なんだか久しぶりの響きだな…」

理樹「そうだね…参考までに、謙吾は何をしたらいいと思う?」

謙吾「俺か、そうだな…>>544
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/27(月) 20:21:43.42 ID:3jLLK88gO
女装
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/27(月) 21:31:45.59 ID:3jLLK88gO
理樹「…そっか…うん…わかったよ…」

理樹(なんでみんな…こういう…)

謙吾「…なんだ、やらないのか?」

理樹「うん、もうやったから。」

謙吾「そうか…残念だ…」

理樹「ごめん謙吾…」

理樹(…謙吾なら頼れると思ったのに…)




理樹(…その後、部屋に戻る。)

真人「理樹、お帰りだな!」

理樹「うん、ただいま、真人…」

真人「なんだ、疲れてるのか?」

理樹「ちょっと、いろいろやって…人気あげたりとか…」

真人「あああれか…久しぶりだな。」

理樹「うん…」

理樹(せっかくだから幼なじみには全員聞いておこう…)

理樹「真人は何したらいいと思う?」

真人「>>546
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 00:03:09.06 ID:JiRznMcnO
筋トレ
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/28(火) 12:13:57.26 ID:yfNajveFO
真人「筋肉があれば何でも大丈夫だからな!」

理樹「うん、真人的にはそうだろうね。」

真人「今から筋トレするか?ちょうどマッスルエクササイザーが出来上がったところだぜ。」

理樹「今日はいいや、もう疲れたから。」

真人「そうか…まあなんか罰則食らったって昨日いってたもんな…」

理樹「うん、ごめんね。」

真人「別に構わねぇさ。」

理樹(そのあと僕は就寝した、今日も夜が更けていく…)



木曜日
理樹(今日は木曜日、土曜日と日曜日が文化祭だから、文化祭まであとわずかだ…今日も授業は半日で終わることになっている。)

理樹(…そんなことを考えていると、今日は>>548と会う。)
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 20:42:50.52 ID:6PkGc+jdO
生活指導の先生
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/29(水) 13:54:09.89 ID:3G9vkEroO
理樹「あ、先生…おはようございます…」

生徒指導教員「おはよう。直枝…あれから大丈夫だろうな?」

理樹「はい、もちろん…ちゃんと節度をもってお付き合いをしてます…」

生徒指導教員「…ほう、そうか…本当だな?」

理樹「はい、もちろん。」

生徒指導教員「そうか…嘘をいう感じではないな…なら、お前たちじゃないか…」

理樹「え、何かあったんですか?」

生徒指導教員「学校に避妊具が捨てられてたんだ。どうやら校内でいかがわしい行為を行うものがいるようなんだ。」

理樹「あ、なるほど…」

生徒指導教員「疑ってすまんな。直枝。」

理樹「あ、いえ…別に大丈夫です…」



理樹(…次にあったのは、>>550)
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 15:03:26.83 ID:GYZe/ykoO
わふー
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/29(水) 19:06:19.32 ID:n76V9xyUO
クド「リキ、おはようございます!」

理樹「あ、クド、おはよう。」

クド「わふ?昨日のあの服装はやめちゃったんですか?」

理樹「うん、ちょっと色々問題があって…」

理樹(あれ着ると来ヶ谷さんに襲われそうだし…)

クド「そうですか。あのリキ、クールだったんですが…残念です。まあでも事情があるなら仕方ないですね。」

理樹「ごめんね…ところでクド。」

クド「わふ?」

理樹「文化祭までもう少しだね。」

クド「わふー、そうですね。」

理樹「クドは何かやるの?」

クド「私は…>>552
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 20:13:46.97 ID:N7IRan3sO
ロケットの研究発表
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/29(水) 21:21:15.80 ID:5fkEeloBO
理樹「ロケット?」

クド「天文部の皆さんがペンシルロケットを飛ばすっていうのを文化祭でやるんです。私もそこに頼み込んで参加させてもらいました!いろいろ研究したことも発表します!」

理樹「へぇー、すごいね。クド。」

クド「わふー!ありがとうございます!リキも時間があれば来てくださいね!」

理樹「うん、もちろん!クドの方も、僕たちのバンド、聞きに来てね。」

クド「もちろんです!」




理樹(クドと一緒に教室まで歩くと…今度は、>>554と会う。)
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 22:35:10.30 ID:T4FAUzbd0
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/30(木) 10:18:51.38 ID:VXRCPYnFO
鈴「理樹。クド、おはよう。」

理樹「あ、鈴。おはよう。」

クド「おはようございます!」

鈴「なんだ、あのかっこーはやめたのか。」

理樹「ちょっといろいろあってね…ヤンキーっぽいのはやめたよ」

鈴「そーか…似合ってたんだがな。」

理樹「ごめんね…」

鈴「まあいい…」

クド「鈴さん、さっき文化祭の話をしてたんですが、鈴さんは何かやるんですか?」

鈴「あたしは特にやらんぞ。クラスのにちょっと参加するだけだ。」

理樹「あれ、クラスって何かやってたっけ…」

鈴「なんだ理樹、忘れたのか。」

理樹「うん、ごめん…」

鈴「クラスでやるのは、>>556だぞ。」
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 17:33:43.44 ID:3gNG6svLO
ソーラン節
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/30(木) 19:33:41.83 ID:sDOrE9v6O
鈴「出し物だな。」

理樹「あ、そうだったね…」

クド「わふー、鈴さんは踊るんですね。」

鈴「ああ。真人もやるって言ってたぞ。」

理樹「へぇ、そうなんだ。」

理樹(真人が踊り…大丈夫だろうか…)

理樹「…まあ、頑張ってね。僕も空いてれば見に行くから。」

鈴「ああ、来てくれ。」



理樹(その後、教室についたので、おのおのの席につく。)

理樹(…鈴と真人はソーラン節で、クドはロケットで、僕たちはバンドかぁ…謙吾も部活でゲイバー…喫茶店的なものをやるって言ってたし…結構みんないろいろやってるんだなぁ…他の人にも聞いてみようかな。)


理樹(…というわけで、まずは小毬さんから聞いてみる。)

理樹「小毬さんは文化祭何するの?」

小毬「文化祭?わたしはね〜、>>558
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/31(金) 09:12:48.74 ID:9kq8ODYBO
人形劇
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/31(金) 12:12:11.95 ID:IUncJmKcO
理樹「へぇ、そんなのもやってるんだ。」

小毬「地域の子供たちに向けてなんだよ〜、みおちゃんにも協力してもらってるんだ〜。」

理樹「西園さんも…」

理樹(確かに、演技とか得意だったもんなぁ。)

理樹「そっか、ありがとう、頑張ってね、小毬さん。」

小毬「うん、理樹くんたちも、頑張ってね〜。」




理樹(あとは…来ヶ谷さんか…)

理樹「来ヶ谷さんはなにかやってる?」

来ヶ谷「やっているにはやっているな。何だと思う?」

理樹「え?うーん……喫茶店でコーヒーを出す…とか…」

来ヶ谷「なるほど、確かに私はよくコーヒーを飲んでいるな、だが違う。」

理樹「じゃあ…何かスポーツ系?」

来ヶ谷「違うな。」

理樹「じゃあ、何?」

来ヶ谷「>>560
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/31(金) 18:43:04.75 ID:pOpLC+DeO
ピアノ演奏
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/07/31(金) 20:57:22.80 ID:vwM0e80dO
理樹「ピアノ…」

来ヶ谷「なにやらそういう企画があったからな、私も参加させてもらった。私のみ何もやらないのも寂しいだろう?」

理樹「まあ、そうだね。」

来ヶ谷「君には是非とも聞いてもらいたい。聞いたからには、来てくれたまえよ。私の指使いを特別に堪能させてやろう。」

理樹「うん、もちろんさ…」



理樹(聞いてみたけど…みんな自分の個性を活かしていろいろやってるんだなぁ…)

理樹「…僕も頑張らなきゃな…」




理樹(…というわけで、授業が終わると…)

理樹(ご飯を食べて、そのあとはみっちり練習だ…今日も頑張ろう…)

理樹(今日のご飯は…どうしようかな…)

佳奈多「…直枝。」

理樹「あ、佳奈多さん。どうしたの?」

佳奈多「…お弁当…あなたのも作ってきたから…」

理樹(お弁当そういえば、昨日作ってきてくれるって言っていた。)

理樹「ありがとう佳奈多さん、本当に作ってきてくれたんだね。忙しいだろうにごめんね。」

佳奈多「良いわよ、別に…今日はどこで食べる?」

理樹「そうだなぁ…」
1練習場
2屋上
3あえて中庭
>>562
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 17:01:19.00 ID:eTy9+RKaO
1
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/01(土) 18:16:09.54 ID:a9F3YaxWO
理樹「練習場で食べちゃおう。」

佳奈多「ええ、わかったわ、行きましょう。」
 


練習場
佳奈多「…まだ、誰も来てないのね。」

理樹「そうみたいだね。…じゃ、食べちゃおっか。」

佳奈多「そうね。…それじゃ、これ…」

理樹「うん、ありがとう。佳奈多さん、それじゃ、開けるね…」カパッ

理樹(開けると、ハンバーグやウィンナーなど、美味しそうな具材がいっぱい入っている。)

理樹「わぁ、美味しそう。いただきます。」パクッ

佳奈多「…どうかしら?私なりに頑張ってみたけど。」

理樹「うん、とっても美味しいよ。ありがとう。佳奈多さん。」

佳奈多「…どういたしまして。」

理樹(佳奈多さんは嬉しそうな顔をしている。)

佳奈多「…じゃあ、私も食べましょうか…」

理樹(佳奈多さんも弁当を取り出し、食べ始めたとき…>>564が入ってきた。)
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 03:13:02.53 ID:IV3WzO1IO
葉留佳
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/02(日) 12:35:01.97 ID:rGeL8Nx4O
葉留佳「やはー!はるちんさんじょーう!」

理樹「あ、葉留佳さん。」

佳奈多「あら、葉留佳。」

葉留佳「おや、まだ二人だけですカ。ま、いいですヨ。お二人はご飯中?」

理樹「まあ、そうだね。」

葉留佳「じゃ、はるちんも食べよ!ご一緒していいですよネ?」 

理樹(葉留佳さんはお弁当を取り出してから、僕たちのところにくる。)

理樹「良いよ。」

葉留佳「あざす!…あれ?理樹くん、普段お弁当だっけ?」

理樹「いや、違うよ。」

葉留佳「てことは、それは、まさか…」

理樹「うん、そうだね。作ってくれたんだよ。」

葉留佳「ほうほう!お姉ちゃんもなかなか可愛いことしますネ!愛妻弁当ってやつですカ。かー!羨ましいですナ!理樹くん!いい妻を持って!」

佳奈多「…やめて葉留佳、まだ妻じゃないから……」

葉留佳「いやいや、お菓子とかならともかく、お弁当を作ったらそれはもう夫婦同然ですヨ、朝ごはん作るみたいなもんじゃないですカ。」

佳奈多「からかうのはやめなさい。これくらい恋人関係でもやるわ…あーちゃん先輩も初デートでお弁当作って食べてもらったって言ってたしね。」

葉留佳「おおー、じゃああのお二人ももはや夫婦ですナ、このバンドで私だけ独りもんですネ!やはは…しかし理樹くん、羨ましいですナ…お姉ちゃん、はるちんには作ってくれないのに。」

理樹「そうなの?」

葉留佳「そうなんですヨ。はるちんも食べてみたいですナ、お姉ちゃんのお弁当。お姉ちゃん、作って!」

佳奈多「作らないわよ。」

葉留佳「ええー。お姉ちゃんケチ!」

佳奈多「お弁当の作り方なら教えてあげるから、自分で作りなさい。いつまでも甘えないの。」

葉留佳「理樹くんには作ってるのに。」

佳奈多「それは恋人だから良いの。」

葉留佳「むむぅ…理樹くんに嫉妬しちゃいますナ…」

理樹「またややこしくなるからやめてよ…」


理樹(…その後、>>566が来た。)
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 15:12:14.80 ID:2RjU5J66O
恭介
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/02(日) 18:54:58.09 ID:IvFtk86fO
恭介「よう、来たぜ。」

理樹「あ、恭介。」

葉留佳「恭介さん、ちょうどいいとこに来ましたネ。」

恭介「ちょうどいいとこ?何だ、お前がいうと嫌な予感がするな。」

葉留佳「大丈夫ですヨ、今回はそんな面倒なことじゃないんで…ただ理樹くんが愛妻弁当を食べてるってだけですヨ。」

佳奈多「…妻じゃないから…」

恭介「ほう、二木の愛妻弁当か。なかなか良くできてるじゃないか。」

佳奈多「だから私は妻じゃ…」

恭介「細かいことは気にするな。…とにかく、お前たちは仲良くしてるみたいだな、安心したぞ。」

理樹「そういう恭介はどうなのさ。」

恭介「…俺たちか……俺たちなぁ…」

理樹「…え、何かあったの?」

恭介「いや、順調だが?」

理樹「ええー。じゃあなんであんな訳ありな雰囲気出したのさ…」

恭介「いや、ちょっと思わせ振りな雰囲気を出したかったんだ。」

理樹「ちょっと心配しちゃったじゃないか、もう…」

葉留佳「そういや、あーちゃんさんは一緒じゃないんですネ。」

恭介「声は掛けたんだが、用事を済ませてからいくと言われてな。もちろん俺も手伝うと言ったが、大したことじゃないと断られた。」

理樹「用事って?」

恭介「時間がかかるものじゃない、練習には出ると言っていたぞ。」

理樹「そっか…」

理樹(大丈夫かな…)

恭介「さて、それじゃ、俺も飯食うか…」



理樹(しばらく四人で談笑する。)

理樹「そういえば、葉留佳さんたちのクラスって何するの?」

葉留佳「えっとね、はるちんたちのクラスは…あれ、なにするんだっけ?関わらないから忘れちゃいましたヨ。やはは。」

佳奈多「ちゃんとなさいよ…私らのクラスは、>>568
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 22:34:20.75 ID:ql2AGleQ0
……なんだったかしら?
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/03(月) 20:31:03.97 ID:A+/mLRlRO
葉留佳「お姉ちゃんも覚えてないじゃないですカ!」

佳奈多「…仕方ないじゃない、私も関わってないんだから。」

葉留佳「ちゃんとしてくださいヨ!」

佳奈多「あなたに言われたくないわ…」

理樹「まぁまぁ…二人とも関わってないってことは、シフトとかは入ってないんでしょ?」

佳奈多「そうね。」

理樹「じゃあいいよ、二人ともなにかやるなら見に行こうと思っただけだから。思い出せなくても全然いいよ。」

佳奈多「そう?」

理樹「うん。まあ気になれば当日調べるし…恭介は?何かやる?」

恭介「俺は…>>570
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/03(月) 21:27:41.13 ID:bFx8PqgPo
もともと3年は自由参加だし
俺はバンドに集中するぜ
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/04(火) 12:15:51.39 ID:14bB30GjO
理樹「そっか、まあそうだよね。てことはここにいる人たちはみんなバンド一本ってことだね。」

葉留佳「そうですネ。」

恭介「みな本気というわけだな。」

理樹「やるからにはちゃんとやらないと。」

葉留佳「やってみたらけっこー楽しいですしネ。」

佳奈多「…まあ、そうね。」

恭介「よし…それじゃ、そろそろ練習やるか?」

理樹「でも、寮長さんがまだ来てないけど…」

恭介「先にやっててくれとあいつは言ってたぞ。」

理樹「そう…なら、はじめてもいいかな…」



理樹(というわけで、練習を始める。取り合えず弾いてみて…)

理樹「……うん、良かったんじゃない?」

葉留佳「うんうん!はるちんもそう思いますヨ。ミスも無かったし!」

佳奈多「そうね、リズムの乱れも気になるようなものはなかったし…」

恭介「確かになかなか良かった…だがこれで満足をしてはいけない。今日と明日でまだまだ俺たちは伸びれる…」

理樹「そうだね…」

葉留佳「厳しいですナ…」

理樹「満足したらそこから伸びないし、油断するとむしろ下手になっちゃうこともあるだろうしね。」

葉留佳「まあそうなんでしょうケド…」

佳奈多「葉留佳。文句は言わないの。」

葉留佳「へーい…」

理樹「じゃ、もう一回頭からやろうか…」

恭介「おう!」




理樹(…もう一回やったのが終わったとき…)

あーちゃん先輩「みんな、ごめん!遅れちゃって!」

恭介「おっ、来たか。別に構わないさ。来たんならな。」

佳奈多「何してたんですか?」

あーちゃん先輩「んーとね、ちょっとばかりやることがあってね。思ったよりも時間かかっちゃったけど。」

佳奈多「…やること?」

あーちゃん先輩「…ちょっと、寮のことでね。大丈夫、もう済ませたから。ほんとごめんなさいねー。文化祭も近づいてきてるのに…それじゃ、練習の準備するから、ちょっと待ってて!」

恭介「ああ。」

佳奈多「…」

佳奈多(…寮で何かやることなんてあったかしら…私が聞いてないだけ?)




理樹(今度は歌も会わせて、練習する。)

理樹「…今のは、どうだった?」

恭介「>>572
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 21:16:10.14 ID:6UY1T/TP0
いい感じだが何ヶ所かズレていたな
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/05(水) 12:11:05.30 ID:eOXp24svO
恭介「やはりまだ完璧とはいえないな。」

理樹「そっか…じゃあまずはそこのずれてた部分の修正をしていかないとね。」

恭介「ああそうだな…まずは…」





理樹(何回も練習した後に…)

理樹「うん。よくなってきた気がする。…それじゃ、一旦休憩!」

恭介「よし、休憩か…なら、いろいろな計画の考案でもするか…」

あーちゃん先輩「ふぅ、休憩ね。飲みもの買ってこよ…」

葉留佳「お姉ちゃん見てみて!ドラムスティックさばきがまた上手くなりましたヨ!」

佳奈多「…あなた、意外と器用よね…」

理樹(…それぞれ思い思いに休み始めたようだ…僕はどうしようかな。)
誰に話しかける?
1 恭介
2 あーちゃん先輩
3 葉留佳佳奈多
>>574
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 14:21:14.88 ID:TyDZNBAYO
1
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/05(水) 18:57:58.26 ID:DWnM4vR5O
理樹「恭介、何してるの?」

恭介「ああ、理樹か。…まあお前には伝えておくか。あいつの件に関するプランを考えていた。」

理樹「ああ、なるほど…相手のこととかはわかったの?なにか、三人いるとかそんな話だったと思うけど…」

恭介「結局一人に絞られたようだ。相手はあいつの一族の男。又従兄弟らしい。」

理樹「そっか…プランはできたの?」

恭介「大体はな…第一プランとしては迎えに来たあいつの実家の人間を追い払うと言うプラン…単純だが、多少暴力的ではあるな。」

理樹「まあ。そうだね…」

恭介「第二プランは、実家に戻ったあいつを連れ戻しにいくプランだな。実家の位置は把握したし、潜入できそうなルートも見つけた。」

理樹「なるほどね。」

恭介「祝言のタイミングで潜入、奪還する。要するに、花嫁奪還作戦だな。」

理樹「警察沙汰にはならないのかな?」

恭介「そう、そこが重要だ。ああいうタイプの家は面子を気にする隠蔽体質だと決めつけてしまえば簡単だが、確実にそうとは言えん。…まあどちらにせよしばらくは隠れて過ごすつもりだったが、警察沙汰になるとすれば、本格的に逃げて隠れる手だても考えなきゃならん。そこの手だてがまだすんでいない。」

理樹「そう…隠れて暮らすとなると、拠点と、お金と…いろいろ必要だよね…」

恭介「そうだ。あと一週間ちょっとで隠れ場所もろもろを準備して、今後のことも計画する必要がある。」

理樹「恭介、僕になにかできることはある?手伝うよ。」

恭介「理樹には…>>576
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 23:38:00.94 ID:dTxYLOQY0
陽動を頼みたい
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/06(木) 12:20:12.63 ID:y07CweYpO
恭介「追い払うにせよ救出にせよ、誘導をしたりひき付けたりする必要がある。お前にはその役回りをたのみたい。方法とかも文化祭終わってからでいいから考えといてくれ。誰が必要とかもな。」

理樹「うん、わかったよ。任せて。」

恭介「頼んだ。…ほんと、悪いな。お前らも巻き込んじまって。」

理樹「なに言ってるのさ恭介、人を助けるのがリトルバスターズだよ。恭介と寮長さんが困ってるならいくらでも力になるさ。」

恭介「理樹…ありがとう。あいつのために、頑張ろうぜ。」

理樹「うん!」

あーちゃん先輩「あら、なんの話?」

恭介「ああ、いや、こっちの話…計画についてだな。」  

あーちゃん先輩「ああ、なるほどね…」

恭介「お前は気にしなくていい。安心しろ。お前は俺たちで守るからな。」 

あーちゃん先輩「>>578
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 22:22:29.62 ID:jIF84X7+0
なんだかお姫様になった気分
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/07(金) 13:50:59.07 ID:NfoV/jylO
あーちゃん先輩「さしずめ私はピー◯姫かしら。」

恭介「なら俺はマ◯オだな。」

あーちゃん先輩「あら、マ◯オならさらわれるまでは来てくれないじゃない。」

恭介「それは普段ピー◯姫の回りにマ◯オがいないからだろ。マ◯オの俺が最初からいればキノ◯オのようにあっさりピー◯姫をさらわれたりはしないさ。」

あーちゃん先輩「あら頼もしいわね、にゅふふ。好き。」

恭介「俺もだ。」

あーちゃん先輩「キスしていい?」

恭介「それはダメだな。」

あーちゃん先輩「やっぱりだめか…何ならいいのよ。本当に。」

恭介「今なら…>>580
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/07(金) 17:20:40.01 ID:ObKj2wT7O
ハグ
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/07(金) 18:17:41.94 ID:NfoV/jylO
あーちゃん先輩「じゃ、ハグする。」ギュッ

恭介「ふっ、仕方ないな。」ギュッ

あーちゃん先輩「にゅふふー。しばらくこうしてていい?」ギュッ

恭介「構わんさ…」

理樹「…」

理樹(しばらく二人はこのままにしてあげよう…しかし、二人を見てると、僕も、なにか…ハグしたくなってくる。)

理樹「ねぇ、佳奈多さん…」

佳奈多「ハグはしないわよ。」

理樹「だめ?」

佳奈多「だめ。人前では気を付けた方がいいわ。」

葉留佳「じゃ、はるちんとする?ほぼお姉ちゃんですヨ。」

理樹「>>582
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/07(金) 18:34:16.72 ID:hpxypqtr0
じゃあちょっとお試しで
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/08(土) 12:09:37.89 ID:f0tSeatBO
葉留佳「じゃ、行きますヨ!」ギュッ

理樹「わっ!」

佳奈多「!」

葉留佳「やはは、どう?」

理樹「どうって…まあ…確かにほぼ佳奈多さんだね。抱いた感じは。」

葉留佳「でしょでしょ?」

理樹「なにか、暖かいし…」

葉留佳「ねー、ハグって暖まりますよネ!」

佳奈多「……ちょっと、葉留佳…」

葉留佳「あ、お姉ちゃんも混ざる?お姉ちゃんもカモン!理樹くん、暖かいですヨ!」

佳奈多「…>>584
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 14:11:06.59 ID:u/JQten4O
混ざる
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/08(土) 18:20:23.71 ID:hbgZf8YKO
佳奈多「葉留佳に独占はさせないわ。」

葉留佳「じゃ、カモン!ここ空けますからネ。」

佳奈多「…ええ…」ギュッ

葉留佳「そいじゃ、はるちんも」ギュッ

理樹「!」

理樹(二人の暖かさが僕に伝わる。鼻の中にミント系と柑橘系の香りがふわりと広がる。)

葉留佳「やはは、三人だと更にあったか!」

佳奈多「…そうね。」

理樹「う、うん…」

葉留佳「理樹くん、どっちがいい?」

理樹「えっ?」

葉留佳「抱き心地ですヨ!どっちがいい?」

理樹「そりゃ…」
1普通に佳奈多さん
2意外と葉留佳さん
3選べないなぁ
>>586
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 02:16:12.18 ID:8e5y+s1tO
3
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/09(日) 12:02:23.87 ID:vwDrpfmEO
理樹「…選べないなぁ…」

葉留佳「ほうほう…」

佳奈多「…ちょっと、どういうこと?」ムッ

理樹「あ、いや、その…怒らないで、佳奈多さんが抱き心地が悪いとかそういう訳じゃないから…」

佳奈多「でも葉留佳と同じなんでしょう?」

理樹「いや。それは…」

佳奈多「それなら私でも葉留佳でも一緒ってことになるじゃない。葉留佳が抱きついてきても自然に受け入れてたし。もう葉留佳だけ抱いてればいいじゃない。」

理樹「そんなことないよ。」

佳奈多「もう、知らないから。」

理樹「佳奈多さん…」

葉留佳「あーあー、怒らせちゃいましたナ。」

理樹「うん、そうみたいだね…」

葉留佳「本気の気持ちを見せるしか無いでしょうネ。」

理樹「本気の気持ち…」

理樹(本気の気持ちを表すとすれば…)

理樹「…!」

理樹(僕は佳奈多さんに、>>588)
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 22:01:31.31 ID:g08R3Uat0
学校の屋上から全校生徒の前で熱烈な愛を叫ぶしかない!
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/10(月) 16:36:14.38 ID:Xo5Lj28GO
理樹「葉留佳さん、ちょっといい?協力してほしいんだ。」

葉留佳「何ですカ?」

理樹「佳奈多さんを外に連れ出してほしいんだよね。屋上が見てるとこで。僕は人を集めるから、そこに。」

葉留佳「人が集まってるところに行けばいいんですネ。オッケー、任せてくださいヨ。」



理樹(というわけで、僕は集まるようにいろんな人に集まるように呼び掛けたあと、屋上に向かう。)

理樹(…よし、やるぞ…)



佳奈多「ちょっと…葉留佳…なんなの?こんな外に連れてきて…練習は?」

葉留佳「良いから良いから!カモーン!」

佳奈多「一体何が…人もそれなりに来てるし…」



理樹「…」

理樹(よし…人も来てる、佳奈多さんもいる…決行の時!)

理樹「…佳奈多さーーーーん!」

佳奈多「!?な、直枝!?」

理樹「さっきはあんなことを言ってごめーーん!機嫌を悪くしたかもしれない、でもこれだけは言わせて欲しい!僕は佳奈多さんの事を……世界で一番…愛してまーーーーーーす!」

佳奈多「>>590
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 21:36:16.50 ID:CGaKC2N9O
2番目はいないわよね?
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/11(火) 15:02:57.08 ID:X4kK6jOkO
理樹「もちろんー!佳奈多さんが一番だよーー!2番なんていないよーー!」

佳奈多「……言ったわね?誓える?」

理樹「うん!誓うよ!好きなのは、君しかいない!」

佳奈多「……私もよ。私も、あなただけが好き!」

理樹「うん!ありがとう!今から、そっちへ行くよ!」

佳奈多「…え?」

理樹「受け止めてね…はっ!かーなーたーさーん!」

理樹(僕は屋上から飛び降りる。)

佳奈多「え、え!?ちょ、ちょっと…直枝!?」

佳奈多「直枝ーー!」
ビヨンビヨン!

佳奈多「…え?」

理樹「…びっくりした?」

理樹(事前にバンジージャンプのようなゴムを準備しておいて、びっくりさせるために仕込んだのだ。)

佳奈多「もう…バカね…バカ。」

理樹「あははは。」

理樹(…これで、一件落着…と思ったが…)

パチパチパチ
美魚「なるほど、人を集めてるときいたので来てみれば…こういうことですか。」

理樹「…西園さん…ごめん、でもこれが僕の気持ちだから。」

美魚「>>592
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/11(火) 15:07:05.61 ID:pteHv1Dmo
しょうがないので直枝さんのことは諦めます
あと生徒指導の先生に告げ口したのも私です
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/11(火) 18:11:45.07 ID:O7NTX7ygO
理樹「えっ。」

美魚「それであなたたちの動きを牽制できると思いましたが、あまり効果はなく…直枝さんにも迷惑をかけましたね、申し訳ありませんでした。」

理樹「…うん、それはもう、別にいいけど…」

美魚「ありがとうございます。」

理樹「…それで、僕の事は諦めるって?」

美魚「はい、多くの生徒の前で公開告白をするほど本気ならば、身を引きましょう。」

理樹「…そっか、ありがとう。」

美魚「…そういうことなので、これからはよろしくお願いしますね。佳奈多さん。」

佳奈多「>>594
1よろしくね
2信用できない
3自由安価
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/11(火) 22:13:00.71 ID:NppraMsG0
1
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/12(水) 13:38:09.31 ID:qTHrmYIyO
佳奈多「…よろしくね。」

美魚「…おや、信じてくださるのですか。」

佳奈多「だめなのかしら?」

美魚「いえ、今までの事を考えると、信用されないと思っていましたから。」

佳奈多「信用した訳じゃないわ。今の直枝なら、あなたに何されようが揺らがないと思ったから、もう何されようと問題ないと思ったからよ。」

美魚「なるほど、そうでしたか。確かに私もそう思えばこそ敗けを認めているわけですから。お互いに直枝さんの本心が伝わったわけですね。」

佳奈多「…」

美魚「…では、それを言いに来ただけですので、私はこれで失礼します。」

理樹「あ、うん…」

美魚「文化祭、頑張ってくださいね。直枝さん。佳奈多さん…」





理樹(西園さんは去っていく。)

理樹「…突然でびっくりしたけど…思いがけず、一個問題が解決したね…」

佳奈多「そうね。」

葉留佳「まさに飴くって地固まる!」

理樹「あ、葉留佳さん…協力してくれてありがとね…あと、雨降って地固まる、だよ。」

葉留佳「やはは、そうとも言いますナ……で、理樹くん、これからどうするの?」

理樹「練習場に戻ろうか、恭介たちほってきちゃったし…」

佳奈多「そうだったわね、それじゃ、戻りましょう。」



理樹(部屋に戻ると、二人は>>596していた。)
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/12(水) 14:17:11.61 ID:O/7C//BKO
あっち向いてホイ
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/12(水) 20:35:32.05 ID:V9FZ4CTRO
恭介「じゃんけんぽん!」

あーちゃん先輩「あっち向いてほい!」

恭介「はっ!…ふぅ、危なかった…」

あーちゃん先輩「じゃんけんぽん!」

恭介「あっち向いてほい!」

あーちゃん先輩「よっと…よし、セーフね…」

理樹「…何してるの?恭介…」

恭介「ああ、理樹。戻ったか。見ればわかるだろう。あっちむいてほいだ。」

理樹「いや、それはわかるけど…なんでそんなことを…」

恭介「いや、気がつけばお前たちがみんないなくなっていたからな。待つ間柄暇だったから、やってる。」

理樹「それで、あっちむいてほい?」

恭介「ただのあっちむいてほいじゃないぞ…負けたやつが勝ったやつの言うことを一つ聞く、というルールでやってる。」

理樹「なるほど…だからあんな真剣に…」

恭介「そういうことだ…負けるわけには行かん…次で決める!行くぞ!じゃんけん…ぽん!」
勝者
>>598
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/12(水) 23:43:58.30 ID:FgCQiknU0
恭介
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/13(木) 12:26:17.28 ID:EQZ+tfXeO
恭介「あっちむいて…ほい!」

あーちゃん先輩「…あっ…」

恭介「…ゲームセット、俺の勝ちだ。」

あーちゃん先輩「あー!負けた!せっかくあんなことやこんなことをさせようと思ってたのにー。にゅふふ。」

恭介「ははは、残念だったな。」

葉留佳「恭介さん、命令はどうするんですカ?」

恭介「命令か…どうするか…」

あーちゃん先輩「にゅふふ。負けたからにはなんでもするわよー。」

恭介「よし、なら…>>600
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 20:06:34.67 ID:ab2HSkJ70
しばらくお淑やかにしていろ
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/13(木) 20:50:59.66 ID:/o988oL1O
あーちゃん先輩「しばらくっていつまでよ。」

恭介「俺が飽きるまでだな。」

あーちゃん先輩「オッケー。わかりました。にゅふふ。」

恭介「そのにゅふふって笑い方もだめからな。」

あーちゃん先輩「あら。だめですか?意外と難しいわ…ですね。どう笑えばいい…んですかね?」

恭介「うふふ、とかで良いんじゃないか。」

あーちゃん先輩「なるほど、うふふ……あー、しゃべりにくいですね…なかなか…」

葉留佳「すごくわかりますヨ…大変ですよネ…」

理樹(そういえば葉留佳さんもこういう罰ゲームしてたことあったっけ…)

恭介「ま、頑張れよ。…さて、そいじゃ、戻ってきたし、後ちょっとだが、練習やるか。」

理樹「あ、うん、そうだね…」

あーちゃん先輩「やりますわよ!」

葉留佳「それお嬢様言葉ですヨ…」

あーちゃん先輩「細かいことは気にしないでくださいね。うふふ。」




理樹(数回ほど練習して…)

恭介「…よーし、時間だな…そろそろ、終わりだな。」

理樹「あ、もうそんな時間…」

恭介「まあ、すこし遊んじまったからな…まあ、仕方ない、残りは明日だな。」

あーちゃん先輩「あら、終わり?…じゃあ恭介、この後暇ですか?」

恭介「まあ暇だな。」

あーちゃん先輩「ならこの後、>>602
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 20:44:53.72 ID:Knb1Qcaw0
おコーヒーでも飲みに行きませんこと
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/15(土) 12:42:10.73 ID:n4Da0oQZO
恭介「コーヒーか…いいな。行こう。良い店を知ってる。」

あーちゃん先輩「ありがとうございます。じゃあ、片付けたら、行きますわよ。」

恭介「ああ。そうするか。」



恭介(行ったのは、近くにある喫茶店だ。雰囲気もよく、なかなか気に入っている。)

マスター「いらっしゃいませ。」

恭介「やあマスター。いつもの頼む。」

マスター「いつもの…?」

恭介「いつもの……」

マスター「…?」

恭介「いや、言いたかっただけだ、すまん、キリマンジャロで…」

あーちゃん先輩「わたくしも同じので。」

マスター「かしこまりました。」

あーちゃん先輩「なかなかはずかしいですわね。うふふ♪」

恭介「…たまたまマスターの記憶が飛んでいただけだろう…まあ、そんなことは良いだろう?」

あーちゃん先輩「うふふ、まあ、からかうのはこの辺にしてあげますわ。…さて、恭介…さん、ちょっと、よろしくて?」

恭介「なんだ。」

あーちゃん先輩「今日来るのが遅れた理由についてなんですけど…」

恭介「ああ、その事か…」

あーちゃん先輩「実は、実家から今日連絡があって、それで…」

恭介「……何だと…」




その頃…
理樹「佳奈多さん、この後は…」

佳奈多「試験勉強。」

理樹「あ、だよね…」

佳奈多「あなたは、また遊ぶの?」

理樹「今日は、>>604
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 13:04:43.03 ID:4ZgwdPtzO
勉強するという選択肢しか用意してないよ
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/15(土) 18:53:24.91 ID:SgAwmiNpO
佳奈多「あら、珍しいわね。」

理樹「たまにはやっとかないとね…それに週末は文化祭で課題とかできないだろうし。」

佳奈多「なるほど、確かにね…」

理樹「ねぇ佳奈多さん、一緒にやらない?勉強。」

佳奈多「…一緒にね…どうしようかしら。」

理樹「ほら、教えたり教えたりすることで理解が深まったりするだろうし…だめ?」

佳奈多「…まあ、良いけど…」

理樹「やった、じゃあ場所はどうする?」

佳奈多「…普段寮の仕事やってるあそこで良いんじゃないかしら。」

理樹「わかったよ。じゃあ戻った後、勉強道具もって行くね。」

佳奈多「ええ。」






理樹(…というわけで、勉強道具をもって佳奈多さんのところへいく。)

佳奈多「来たわね。…じゃあ直枝、何からする?」

理樹「そうだなぁ…>>606
コンマ判定
下二桁が奇数なら数学、偶数なら英語、ただし、ゾロ目なら筋肉
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 00:10:20.31 ID:vRjR+FB7O
マッスル
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/16(日) 13:18:09.60 ID:O65hjd/cO
理樹「数学かな。」

佳奈多「数学ね。わかったわ、やりましょう。」 




理樹「…佳奈多さん、ここって…」

佳奈多「…ああ、それは…これをxとして、漸化式を立てれば出来るんじゃない?こうやって…」

理樹「漸化式……あ、本当だ……すごいや
佳奈多さん。」

佳奈多「別にすごくないわ、私はやってるだけ。」

理樹「でも教えるのも上手だし…葉留佳さんとかによく教えてるからなのかな?」

佳奈多「…料理とかはともかく、勉強を教えることはあんまりないわね。」

理樹「え、そうなの?」

佳奈多「課題とかをやってこないから不真面目に見えるだけで、センスはあるのよ。天才肌っていうのかしらね。だからあんまり教えることは無いのよ。数学とかはむしろ葉留佳の方が得意なんじゃないかしら。」

理樹「そうなんだ…」

佳奈多「私は努力して、出来るように見せてるだけよ。ずっとあがいて、良いように見せてきた、それだけ。」

理樹「それでもやれるように見せられてるのはすごいよね。頑張れるのはすごいよ。」

佳奈多「…ありがとう。直枝。」

理樹「…あ、佳奈多さん、ここはどうやって…?」

佳奈多「ああ、そこは…」



理樹(しばらくして…)

理樹「…んー…疲れてきた…」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さん、息抜きに…>>608
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 14:29:09.23 ID:uhA7CtzaO
QuizKnockの動画見よう

https://www.youtube.com/c/QuizKnock
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/16(日) 18:34:24.00 ID:I67eucNcO
佳奈多「…なによそれ。」

理樹「今ちょっと流行ってる◯ouTuberで、クイズとか勉強とかを動画にあげてるんだよ。」

佳奈多「へぇ、流行ってるのね。知らなかったわ。そういうのは見ないから。」

理樹「まあ佳奈多さんこういう娯楽系には疎いもんね。面白いから、見ようよ。」

佳奈多「…一本だけよ?」

理樹「うん、一本で良いよ。」




理樹「…どうだった?佳奈多さん。」

佳奈多「…なんでこの人たちはこんなに早く答えられるのかしら?」

理樹「たぶん、クイズの定番とかをしっかり勉強して押さえてるんじゃないかな…」

佳奈多「クイズにも勉強とかあるのね。」

理樹「そりゃ知識勝負だからね。勉強は必要だよ。そう考えると、佳奈多さんはクイズ得意かもね。」

佳奈多「どうかしら、知っての通り無趣味な人間だから、知識の範囲は狭いし。」

理樹「そこは勉強すればなんとかなるでしょ?」

佳奈多「そうなのかしらね…」

理樹「それに、趣味がないなら作っても良いわけだし。」

佳奈多「作る、ねぇ…」

理樹「興味あることとかないの?」

佳奈多「>>610
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 21:03:56.50 ID:OdUe1NJeO
フィッシング
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/17(月) 13:20:24.70 ID:K6ENdaZNO
理樹「フィッシングって…釣り?なんで?」

佳奈多「…あーちゃん先輩が棗先輩と一緒に行きたいとか言ってたから…」

理樹「ああ、そういえば恭介も釣り道具買ったとか言ってたっけ。落ち着いたら、四人で川に行って、ダブルデートとかも良いかもね。」

佳奈多「そうね、そういうのも良いかもしれないわね。」

理樹(釣りかぁ…もし行くことになったら、僕も練習とかしとかなきゃな…)

理樹「他にはある?おかし作りとか料理は?」

佳奈多「お菓子作りは…別に趣味でもないわ、必要だからやってるだけで。葉留佳に教えてあげたりはしてるけど。」

理樹「そっか…」

佳奈多「…直枝はなにかおすすめの趣味とかあるの?」

理樹「そうだなあ…>>612
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 16:44:56.34 ID:RdqW+Dx/O
筋肉旋風
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/17(月) 20:19:23.29 ID:oZUb8dOEo
佳奈多「は?……筋トレって事?」

理樹「いや、筋肉旋風(センセーション)はその先…筋トレを越えた、筋肉の躍動だよ。」

佳奈多「……」

理樹「とっても楽しいよ、全てが筋肉になる感覚を味わえるのさ!」

佳奈多「…はぁ、そう…」

理樹「…よくわからないって顔してるね。よし、なら今から見せてあげる。」

佳奈多「…やめて。」

理樹「一度その気になったらやめられない、それが筋肉センセーション!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「やめなさい。」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「直枝…ちょっと…」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…くっ、やっぱり止まらないわね…何回もやってるけど、私はそんなのには屈しないわ!」
コンマ判定
ゾロ目なら屈する
>>614
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 21:38:43.73 ID:Cums6T0M0
はい
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/18(火) 15:29:42.59 ID:0ZZqteM1O
佳奈多「しつこいわよ。いい加減に…しなさーーーい!」

理樹「…!き、筋肉いぇいいぇ…」ビクッ!

佳奈多「直枝!」

理樹「…はい。」

佳奈多「…いつまでそんな変なことやるつもり?やめなさい!」

理樹「すみません…」

佳奈多「今回は私だけだし許してあげるけど、次やろうとしたらまた反省文だからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…わかったわね、じゃあ、勉強に戻りなさい。」

理樹「はい…」

理樹(怒られてしまった、やっぱり佳奈多さんを筋肉に取り込むのは難しいみたいだ…)




理樹(真面目に勉強をした後…)

佳奈多「…あら…結構時間たってるわね。」

理樹「あ、そうだね…じゃ、今日はもう終わり?」

佳奈多「そうね、今日はもう終わりにしましょうか。」

理樹「うん、ありがとね佳奈多さん、いろいろ教えてくれて。」

佳奈多「ええ、平気よ。こっちも勉強できたから。…じゃ、帰りましょうか、途中まで一緒に。」

理樹「うん…」




理樹(二人で帰っていると、>>616と出会う。)
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 18:08:00.42 ID:/C99nYbuO
真人
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/18(火) 19:04:43.25 ID:uSZNQnxZO
真人「おっ、理樹と二木じゃねぇか。」

理樹「あ、真人。」

佳奈多「井ノ原…」

真人「何してたんだ?こんな時間に。練習か?」

理樹「いや、勉強会だよ。真人は?」

真人「俺はトレーニング帰りだ。途中で筋肉の波動を感じたからよ。つい張り切っちまったぜ。」

理樹「そう。波動…」

理樹(僕がやった筋肉旋風かな…)

真人「俺も同調しようとしたところで波動がやんじまったのが残念だったな。」

理樹「そっか。それは残念だったね。」

佳奈多「…」

佳奈多(私が屈してたら大惨事だったわね、危なかったわ…)

真人「…ま、いいや。そんなことより、理樹。」

理樹「なに?真人。」

真人「さっきこんなものを拾ったんだよ。見てくれ。」

理樹「これは…>>618
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 23:56:42.20 ID:lvBh6hJW0
コンバットコマンダー
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/19(水) 12:30:37.40 ID:TcWjIZ6JO
理樹「…って、け、拳銃!?」

真人「理樹、名前までわかるのか、詳しいな。」

理樹「詳しくないけど、何か、見たこと有る気がしてさ…」

佳奈多「モデルガンじゃないの?最近のは精巧に出来てるって言うけど。」

理樹「どうなのかなぁ…普通に考えればそうだけど、持った感じは結構重たいし…」

真人「確かめようにも、もし本当だったら下手なことするとさすがにあぶねぇし……」

理樹「そうだよね…」

佳奈多「……これは普通に先生に任せるべき事なんじゃないかしら、偽物でも、こんなもの持ち込むのは問題だし…本物だったら、警察沙汰よ?」

理樹「そうだけど…」

真人「なんだ、なにか引っ掛かるのか?」

理樹「ほんと、何でかわからないんだけど、見覚えがあるんだよね。この銃に。僕のじゃないはずなんだけど…」

佳奈多「…本で見たとかじゃなくて?」

理樹「うん、何か…使ったことがある気がすると言うか…」

佳奈多「使ったことがある?直枝、まさか、あなた…」

理樹「いやいやいや!違うよ、ほんと、気がするだけで…なんなんだろう…」

真人「……よくわからないけど、仮にあなたとこの銃に何かあるとしたら、持ち主を探せばそれが何か良くわかるんじゃね?理樹もそうしてるうちに何か思い出すかもしんねぇしな。」

理樹「確かに…」

佳奈多「私たちで探すって言うの?これがどんな人の物かもわからないのに?もし本物だったら、取り返しのつかないことになるかもしれないわ。ここは普通に先生に任せるべきよ。そっちの方が早いし安全じゃないかしら。」

理樹「…」

真人「どうすんだ、理樹。」

理樹「>>620
1僕らで探そう
2先生に任せよう。
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 12:41:11.20 ID:Tgp2QTA4O
1
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/19(水) 18:29:20.43 ID:dOfEWWjKO
理樹「僕たちで探そう。やっぱり気になるからね。」

真人「そうこなくちゃな!」

佳奈多「…危ないと思わないの?」

理樹「危ないかもしれないけど、真相は早く知りたいし…もしこれが文化祭の何かで必要なものとかだと、持ち主に早く返してあげないと間に合わないしね。どうしても嫌なら、佳奈多さんに無理に付き合えとは言わないよ。」

佳奈多「………いえ、付き合うわ。あなたたちが変なことをしないように監視しないと。」

真人「俺はもちろん付き合うぜ!」

理樹「ありがとう…じゃあ真人、とりあえず落ちてた場所を教えてくれる?」

真人「ああ、落ちてたのは…たしか>>622
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/19(水) 21:27:06.20 ID:pe+8pCGTO
体育館
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/20(木) 15:07:39.22 ID:wEJhUxoQO
理樹「体育館…っていうと、今日そこを使ったのは?」

真人「授業以外だと、たしか文化祭の体育館での出し物担当だな。」

佳奈多「これは今日の落とし物って断定できるの?」

真人「そこは毎日通ってるが、昨日までなかったから、今日で間違えねぇよ。」

理樹「だったらまずその人たちから聞いてくべきだよね。えーっと、その出し物は…吹奏楽部とかだっけ?」

真人「ああ、たしか、吹奏楽部と、演劇部と…あと、ダンス部だったかな。」

佳奈多「発表会とかってことね、演劇以外は特にこういうものが必要な感じはないわね。」

理樹「そうだね、だとすると、まずはそこからかな。」

佳奈多「そうね…」

理樹「演劇部の部長さんからとりあえず聞いてみようか…」



理樹(…というわけで、演劇部の部長さんのところに言ってみた。)

理樹「本当、突然ごめんね…」

演劇部部長「別に構わないさ。それで、何か用かい?」

理樹「実は体育館でこんな落とし物があって、演劇部のじゃないかって…」

理樹(落ちていた銃を見せる?)

演劇部部長「モデルガン?」

理樹「うん、演劇部の小道具とかかなって…」

演劇部部長「残念だけど、僕たちのじゃないね。僕たちのやる演劇に銃は出てこないよ。」

理樹「何か、部員でこういうのを持ってそうな人とか…」

演劇部部長「部員にはいないかなぁ。」

理樹「そっか…わかったよ、ごめん、ありがとう。」



理樹(その後、吹奏楽部とダンス部の部長にも聞いてみたけど…)

佳奈多「…みな違ったわね。」

理樹「そうだね…」

真人「そうだなぁ…てことは、文化祭絡みじゃねぇのかもな。」

佳奈多「でも体育の授業でこんなの持ってかないし、使わないでしょう…」

真人「…そうだよなぁ…思ったより難題かもしれないぜ、これ。どうする?」

理樹「…現場に言ってみよう。他の手がかりがあるかもしれないし、落とし主が探しにきてるかもしれないし。」

佳奈多「そうしましょうか…」





理樹(真人から場所を聞き、落ちていた場所をすこし探してみる。)

真人「…お?」

理樹「真人、何かあった?」

真人「なんかあったぜ。」

理樹「これは……>>624
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 15:37:02.11 ID:M+BRve0no
ステージの下に地下に続く謎の空間
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/20(木) 20:34:25.14 ID:UTeXmViaO
佳奈多「え?そんなことが…」

理樹「みればわかるよ、来て。」

佳奈多「…ほんとだわ…」

真人「こっから下に降りれるみたいだな。」

佳奈多「…降りるの?危険とかないかしら?」

理樹「見つけた以上は行くしかないよね。行こう。大丈夫、何かあったら僕が守るから。」

佳奈多「…わかったわ、行きましょう…」



理樹「よっと……結構広いね…」

真人「そうだな…」

佳奈多「何があるかわからないからね、慎重に行きましょう。」

理樹「うん…」



理樹(しばらく行くと…)

理樹「何か…扉だね……開けてみようか。…それじゃ、行くよ!」

理樹(慎重にあけると…そこには>>626があった。)
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 21:19:25.28 ID:sw+b+LpV0
温泉
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/21(金) 14:50:35.08 ID:gT5iAEIeO
理樹「…なんだろう、これ…お湯?」

佳奈多「みたいだけどね…」

真人「だとしたらこの部屋は一体なんなんだ?」

理樹「…お風呂とか?」

佳奈多「なんでこんなとこにお風呂があるのよ。」

理樹「さあ…?でも、このフロアは一本道で、ここで行き止まりだったし、ここに何かあるってことだと思うけど……とりあえず、入る?温泉っぽいし…」

佳奈多「何でよ。」

理樹「なんか、それで何か解けそうなきがするから…」

佳奈多「何かって…」

真人「よし、じゃあ入ってみるか!」

理樹(真人は服を素早く脱ぎ、入っていく。)

佳奈多「っ!ちょっと…」
チャプン
真人「…おっ、いい湯だな…」

理樹「本当?大丈夫そう?」

真人「ああ、気持ちいいぜ!」

理樹「じゃあ、僕も…」

佳奈多「直枝!?」
チャプン
理樹「あっ…いい湯…」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さーん、気持ちいいよー!」

真人「ほら、俺はあっち向いてるからさ、入れよ。」

佳奈多「……」

理樹「それで仕掛けが解けるとかなにかあるかもしれないし…お願い、佳奈多さん。」

佳奈多「…はぁ…もう……井ノ原、絶対みるんじゃないわよ?」

真人「おう、誓って見ないぜ!」


628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/21(金) 14:53:08.92 ID:hNql5JxRO
チャプン
佳奈多「…あら、本当、いい湯かげんね。」

理樹「…」

佳奈多「…本当にこれで何か起こるのかしらね。直枝。」

理樹「…」

佳奈多「…直枝?」

理樹(…混浴…佳奈多さんと混浴…別に体を見るのは初めてではないけど、緊張と高揚が…)

佳奈多「…直枝、どうしたの?」

理樹(なんとかこの気持ちをごまかさなきゃ…)

理樹「ボドドドゥドオー」

佳奈多「…は?ぼど…?何?」

理樹「…ただの魂の叫びです。気にしないで…思春期男子はみんなこういう叫びをあげるんだ…」

佳奈多「魂の叫びってなによ……あなた以外そんな叫んでるの聞いたことないけど…」

理樹「そういうものだから、本当、気にしないで…」

佳奈多「…直枝、本当あなた時々意味がわからないわね…」

理樹「ごめん…」

理樹(などと言ってると…何か音がする。)

理樹「あれ、今そこから何か音が…」

真人「ちょっと見てくる。……お?」

理樹「どうしたの?」

真人「なんか、さらに下に行けそうな通路が出てきたぜ!」

理樹「さらに下…やっぱり、お風呂に入るのが仕掛けを解く鍵だったんだ…」

佳奈多「…一体どんな仕掛けなのよ、それは…」

理樹「まあ細かいことはいいじゃない。…さて、それじゃ、さらに下に言ってみよう!」


理樹(…更に下の階にも、同じように扉がある。)

理樹「さあ、今度はなにがあるのか…」
あるもの
>>629
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 15:56:37.38 ID:yUoytMGio
10台以上並んだパソコン
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/21(金) 19:27:13.31 ID:76xym44dO
理樹「これは…パソコン?さっきと同じならここにも何か仕掛けがあるよね。」

真人「げ、パソコンか…俺の出る幕はないかもしれんな…」

佳奈多「仕掛けだとしたら、なにをするのかしら。」

理樹「どうしようか…あるからには、これを使うんだろうけど…とりあえずつける?」

真人「そうするか…」

理樹(とりあえず一台のパソコンをつけてみると…)

理樹「!…何か、表示されたね…」

佳奈多「何?これは…」

理樹「これは…>>631
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/21(金) 20:20:47.84 ID:0u+qlG9dO
Angel Player
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/22(土) 15:19:43.40 ID:k48iA6DDO
真人「なんだ?それ。」

理樹「さあ…?でもそう書いてあるから…なんなんだろうね?」

佳奈多「…何か画面に表示されてるわね。えーっと、ハンドソニック、ディストーション、ハーモニクス…」

真人「…それぞれなんて意味なんだ?」

佳奈多「全部音楽の用語ね、ハンドソニックは楽器の名前、ディストーションは音を歪ませたりすること、ハーモニクスは…音を調和させたりとか、和音とか、そういう意味よ。」

真人「なるほどな…」

佳奈多「だとしても、これが何を意味するのかはよくわからないけどね。」

理樹「この3つが押せるみたいだけど…どれにする?」

佳奈多「不用意に押すのは危ないとおもうけど…現状、それしか出来なさそうね…仕方ないわ、直枝、あなたが好きなのを押してみなさい。」

真人「理樹、お前に任せた。」

理樹「なら…」
1ハンドソニック
2ディストーション
3ハーモニクス
>>633
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 16:31:02.73 ID:trzs/GAfo
1
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/22(土) 18:06:24.72 ID:whxVA0VbO
理樹「じゃあ…これ!」

理樹(それを押すと…)

理樹「!」

理樹(手の付け根から何か透明なものが生えてくる!)

真人「おおお!なんか出てきたぜ!」

理樹「えっ、何これ!?」

佳奈多「知らないわよ、何なの?これ。」

理樹「…形は何か、剣みたいな感じだけど…」

真人「剣…てことは、切れるのか?」

理樹「切れそうではあるけどね。」

佳奈多「仕組みはわからないけど、切れるのなら……これで扉を切って次の階につながるとか?」

理樹「ちょっと、やってみようか…」



理樹(しばらくやってみるけど…)
キン!キン!キン!
理樹「…だめだ、切れないよ…」

佳奈多「…だめ?」

理樹「うん、傷をつけるくらいしかできないよ…僕一人じゃ無理だ……」

真人「じゃあ残る2つのどっちかを使う必要がありそうだな。」

理樹「うん。そうだね…」
どちらを使う?
1ディストーション
2ハーモニクス
>>635
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/22(土) 19:13:43.66 ID:2Z7/ddiPO
1
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/23(日) 14:40:11.90 ID:I63ezpUDO
理樹「じゃあ今度はこっちだ!」
カチッ!
理樹「…」

真人「…」

佳奈多「…」

理樹「…あれ?何か起こった?」

佳奈多「今のところは、何も…」

真人「どういうことだ…?」

理樹「ディストーション…ゆがみ…なんだろうね…」

佳奈多「さっきのみたいに、直枝の体に何かあるんじゃ…ちょっと確かめさせて。」

理樹(そういって佳奈多さんは僕に手を伸ばそうとするが…)

佳奈多「…っ!」

理樹「え?何?どうしたの?」

佳奈多「何か…弾かれるみたいな感じが…」

理樹「弾かれる…?」

真人「…ちょっと俺もしてみるか……ふんっ!ぐっ…」

理樹「真人、どう?」

真人「ぐっ、くっ…くっ……くそぅ、だめだ…やっぱり、何かがあるぜ…破れねぇとは、悔しいぜ…あとで鍛え直さねぇと…」

佳奈多「…私だけでもなかったし、井ノ原の馬鹿力でもだめってことは…これがディストーションなのかしら。」

理樹「バリア…みたいなものなのかな。なにか、空間をゆがめて、バリアにするみたいな…」

佳奈多「原理はわからないけど、そうなんじゃない?」

真人「おいまて…てことは、俺たちはもう理樹に触れないのか!?うおおお!そんなの嫌だぁぁ!」

理樹「いや、さっきの剣みたいなのもいつの間にか消えてるから、ほっとけば治るんじゃないかな…」

真人「なんだ、なら良かったぜ…」

理樹「…まあともかく、これはあんまり開けるのには役に立たないね。残念だけど。」

佳奈多「…じゃあ最後のこれが正解なのかしら。」

理樹「さぁ…でもとりあえず、やってみよう!」
カチッ!
理樹「…あれ、今度も何も起きない…」

佳奈多「…いえ…そんなこと無いわよ…後ろみなさい。」

理樹「え?」

理樹2「……」

理樹「…え…ええええええ!?」

理樹(僕が…もう一人!?)

理樹「なに、何これ!?」

佳奈多「…ハーモニクスがこういう能力なんじゃないかしら。」

理樹「分身ってこと…?そんなこと出来る?」

真人「現実として起こってるじゃねぇか…」

理樹「そうだけど…」

佳奈多「起きてる以上は受け入れなさい…それより、これを使えば開けられるんじゃないかしら。」

真人「何?どういうことだ?」

佳奈多「直枝一人じゃ開けられなくても、分身させれば開くんじゃないかってこと。」

理樹「なるほどね…やってみようか。」
コンマ判定
下1桁が奇数なら成功
>>637
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 17:55:52.71 ID:/tB138P1O
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/23(日) 18:25:58.91 ID:exIyuH+fO


理樹「やった!」

理樹2「開いた!」

真人「おお!やったぜ!」

佳奈多「予想通りね。…ところで…」

理樹「…ん?何?」

佳奈多「その分身って…どうやって消すの?」

理樹「え、それは…ほっとけば消えるんじゃないかな?さっきみたいに。」

佳奈多「そうなの?」

理樹2「消えないよ。アブソーブ、っていうのを使えば消えるよ!」

理樹「あ、教えてくれた…」

理樹(アブソーブ…あ、さっきのハーモニクスってところがそれに変わってる…)

理樹「じゃあ、ありがとね、もう一人の僕。」

理樹2「気にしないでよ、困ってるなら助けるさ。」

理樹「じゃあ、さようなら。」
カチッ!
理樹(分身は消えた。)

理樹「…じゃ、また先に行こうか。」

真人「おう!」
次のフロアにあるもの
>>639
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 20:10:29.29 ID:SyZ1EBLe0
トラップ満載の部屋
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/24(月) 14:34:01.67 ID:DcU7XQOEo
理樹「…次の階は、いきなり扉だね…」

真人「よし、ならいつも通り入って、なんか解けばいいんだな!」
ガチャッ
理樹「あ、ちょっと…」

真人「…ん?あれ、何にもな…」
ブン!
真人「ん?」
ドォォォォン!
真人「ぐはっ!」

理樹「真人ーー!」

理樹(横からハンマーが突然襲いかかってきた!)

真人「くっ…はぁ…」

理樹「真人、平気?」

真人「いてて…平気だ…筋肉のお陰で助かったぜ…」

理樹「そっか…」

理樹(かなりの大きさのハンマーだけど…まあ無事でよかった。)

佳奈多「…なにやらこの部屋はなにもないように見えて、トラップが仕掛けられてる、そんな感じみたいね。」

真人「ああ、そうみたいだな…」

理樹(そういうことか…注意していかないと…)
次の罠
>>641
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 18:08:08.48 ID:XNVK2yR4O
落とし穴
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/24(月) 19:50:10.11 ID:aKvum37jO
佳奈多「…慎重にいかないと…」

理樹「うん、次は何が襲いかかってくるかわからないからね…」

真人「ああ、そうだな…周囲を確認しながらいこうぜ…」

理樹「うん、そうだね、僕たちでちゃんと確認を…」

理樹(そういった時、僕たちの足元の地面がが突然なくなり……)

理樹「…あれ?」

佳奈多「…なっ…落とし穴…」

真人「理樹、二木ー!?」

ヒューーー…ドンッ!

理樹「っ……大丈夫?」

佳奈多「…痛いけど、なんとか…」

真人「おーーい、大丈夫かーー!」

理樹「真人は無事だったんだね!うん、なんとか大丈夫!」

理樹(どうやら真人は落ちずにすんだようだ…それだけでも安心だ。)

佳奈多「…で、これ、どうやって出る?肩車でも届きそうにないけど。」

理樹「うーん…あ。」

佳奈多「なにか思い付いた?」

理樹「こう、服を脱いでくくりつけてロープみたいにすればいいんじゃないかな。」

佳奈多「…服を?」

理樹「うん、一人じゃ足りそうにもないから…ごめん、佳奈多さんも…脱いで?」

佳奈多「>>643
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 20:40:01.12 ID:c5lBgJAKO
井ノ原に頼みなさいよ
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/25(火) 14:57:34.22 ID:ZhIAeDFAO
佳奈多「明らかに井ノ原の方が服も大きいから長さを稼げるでしょう?下に服を下ろしてもらえば良いじゃない。」

理樹「あ、そうか…」

佳奈多「ちょっと考えればわかるでしょう?」

理樹「ごめん…ちょっと佳奈多さんの裸がみたくて…つい…」

佳奈多「……真面目にやりなさい。」

理樹「ごめん…」



理樹(…というわけで、真人に頼んで、真人にも衣服を脱いで、それを結んでもらった。)

真人「うし、いくぜ!理樹!」

理樹「うん!」

理樹(僕は落ちてきたそれを受けとる。…僕のとつなぎあわせれば、長さは絶対に足りる。全裸になってしまったが、穴のなかは暗いからよく見えないし、背に腹はかえられない。)

理樹「…よーし、じゃあ真人、ロープを投げるから、つかんでね!」

真人「おう、任せろ!」

理樹「行くよ!えい!」
シュルシュルシュル!
真人「いよっと!」

理樹(どうやら真人のところまで届いたようだ。)

理樹「じゃあ佳奈多さん、先行って良いよ。真人も上から引っ張ってくれるから、そんなに負担もないだろうし。」

佳奈多「…ええ、わかったわ。ありがとう。」

理樹(…というわけで、佳奈多さんから登り始める。)

佳奈多「…」

理樹(順調に進んでいるみたいだ…よし、大丈夫…)



真人「理樹ー、二木がおわったぞー!」

理樹「うん!よし。じゃあ僕もいくね!」
コンマ判定
下一桁が偶数なら成功
>>645
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 17:19:02.25 ID:j88p8/GZO
暗くてスカートの中は見えなかったか
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/25(火) 18:27:42.17 ID:ZhIAeDFAO
理樹(…よし、それなりに登れてきた、これなら行け……)

理樹(そう思った、その時…)
ミシミシ……ブチッ!

理樹「あっ!」

真人「理樹!?どうしたー!?」

理樹「あぁぁ…ううっ…真人、ロープが途中で切れたんだ!」

真人「なにぃ!?ロープが切れたぁ!?ちなみに何がだ!?何が切れた!?」

理樹「…えーっと…ごめん、真人のパンツのとこで切れてる…」

真人「うおおお!仕方ねぇが、ノーパンは嫌だぁぁぁ!」

佳奈多「…そこよりも、なんとかして直枝をまた引き上げる方法を考えなきゃだめでしょう。」

真人「た、確かに…」

佳奈多「とりあえず切れたロープをまた結び直せば…」

真人「でもそれだとまた切れる可能性がねぇか?少し補強した方がいいんじゃね?」

佳奈多「補強?」

真人「…二木のを少し足すとか…」

佳奈多「…」

真人「…頼むぜ二木、理樹を救うと思って…もちろん全部とはいわねぇから。頼む!」

佳奈多「>>647
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/25(火) 20:29:39.16 ID:idPScybGO
しかたない
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/26(水) 14:12:26.50 ID:kdlE+Bifo
佳奈多「直枝を救うためなら…でも、一番上だけよ?下着とかは脱がないからね。」

真人「ありがとな!恩に着るぜ!」

佳奈多「…あと、こっちまじまじとみたら許さないから。」

真人「おう!」

佳奈多「じゃあ…」ヌギヌギ


佳奈多「…直枝、それじゃあ、投げるから、それでロープを補強しなさい!」

理樹「うん!」

理樹(服がまた投げ込まれてくる。…新しいこれは、おそらく佳奈多さんの服………てことは佳奈多さんの匂いが…)

理樹(…いや、変態的な考えはやめよう…真面目に脱出しなければ…こうやって補強して…)

理樹(…よし、これで…行こう!)




理樹「ふっ、よいっ…しょ…」

理樹(今度こそ、なんとか抜け出せた…)

理樹「…ふぅ…抜け出せた…」

真人「うおおおお!理樹ぃぃ!無事でよかったーー!」

理樹「ちょっと、真人…大げさだよ…」

佳奈多「…」

理樹「…佳奈多さんもやっぱり脱いでたんだ…ごめん、僕のために。」

佳奈多「…仕方ないじゃない、あなたを助けるためなんだから。」

理樹「…ありがとう、佳奈多さん。」

佳奈多「…いえ、良いわよ。別に…」

理樹「…ねぇ佳奈多さん、なんで僕の方ちゃんと見てくれないの?」

佳奈多「……あなた、自分の格好がわかってるの?あと私のほうもそんなまじまじ見ないで。」

理樹「…あ、そっか…でも、お互いみたことないわけじゃ…」

佳奈多「そう言うことじゃないわ。さっさと服を着なさい!」

理樹「…はい…」



理樹「…さて、服は着たけど…どうしようかこの後、一旦戻る?まだ行く?」

佳奈多「>>649
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 14:24:32.30 ID:XiO4PHG+O
行く
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/26(水) 18:12:50.17 ID:kdlE+Bifo
佳奈多「…拳銃らしきものの持ち主を見つける、その手がかりを得るっていう目的はまったく果たせてないじゃない。」

理樹「ま、そっか、そうだね…」

佳奈多「行きましょう、先へ。」

理樹「うん…次の階にも絶対なにかあるから、油断はしないようにね…」



次の階
理樹(…そういえば、何かまた手がかりになりそうなものが落ちたりしてないかな…)

真人「理樹、下向いてどうした?」

理樹「いや、なにか落ちたりしてないかなって…あ、みて、なにか落ちてるよ。」

真人「あ、ほんとだ、あれは…>>651
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 18:43:21.87 ID:4TT/HKECo
イヌのぬいぐるみ
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/26(水) 20:19:10.71 ID:kdlE+Bifo
理樹「…ぬいぐるみ?」

真人「ああ、ほらみろよ、かわいいぬいぐるみだぜ。」

理樹「本当だ…」

佳奈多「…これもあの銃と同じ持ち主…かもしれないのよね。」

理樹「そうだね。」

真人「今まで銃だからなんとなく男かと思ってたが、これをみるとイメージ変わったな。」

理樹「女の子ってこと?」

佳奈多「落とし物なら、だけどね。これも何かの仕掛けの可能性もあるけど。」

理樹「まあそうか…どっちにせよ、これから落ちてるものとかにも気を付ける必要があるよね。」

真人「だな…」




佳奈多「…あら?」

理樹「今度は何?」

佳奈多「あれは…>>653
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/26(水) 21:15:38.01 ID:LI4L9dwT0
女子の制服
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/27(木) 14:06:45.12 ID:4ItqrF/XO
佳奈多「あそこの…うちの女子制服よね。」

理樹「え?どれどれ…本当だ…」

真人「やっぱ女だったのか…てか、これ、落とし物の範疇越えてねぇか…?」

理樹「まあ、落とすっていうのはなかなか無いだろうね…」

佳奈多「じゃあなにか、脱がなきゃいけないようなことがあるのかしら、この先に。」

理樹「そうかな…」

理樹(この先には扉がある、そこの仕掛けがもしかしたらそういうのが必要なのかもしれない。)

理樹「この扉の先になにかそういうのがあるかもね。」

真人「そうだな…開けてみるか…」
ガチャ
理樹(開けるとそこにあったのは…)

理樹「…水…だね。」

真人「水だな…」

佳奈多「…水ね。」

理樹(部屋のなかは、辺り一面に水がはられていた。)

理樹「…泳ぐ…のかな、これは。それで脱いで、先に行ったとか…」

佳奈多「…可能性はあるけど。」

真人「うし、じゃあ俺らも泳ぐか!」

理樹「それしかないかな…大丈夫かな、佳奈多さん。」

佳奈多「>>655
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/27(木) 17:10:49.49 ID:V/WV0RDeO
下着姿で泳げってこと?
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/27(木) 19:05:13.72 ID:mgyCYRPoO
理樹「まあ、そうだね。」

佳奈多「だったら脱いだ服はどうするの。」

理樹「あ、そっか…こう、頭の上にのっけて…」

佳奈多「途中で落とさない?それにそれやるとスピードも落ちるし体力的にも大変だと思うけど。濡れたら後で着るにも体力奪われるし…」

理樹「まあそっか…」

真人「歩いて渡れねぇかな…」

佳奈多「見たところ相当深いし…」

真人「じゃあ服着て行くか?」

理樹「着衣は危ないよ…」

真人「じゃあどうするんだよ…」

理樹「…服は諦めるって訳にもいかないし…」

佳奈多「…どうする?」

理樹(…考えよう、何か良いアイデアがあるはず…)

理樹「…服、向こう側に投げられないかな…」

真人「投げる?」

理樹「野球で鍛えてる僕たちなら、届くんじゃないかな、向こう岸まで。」

真人「おお、なるほどな…」

佳奈多「…行けるの?」

理樹「やってみるしかないよね…とりあえず、僕がやってみるよ……いくぞ…えい!」
コンマ判定
下二桁が50以上で成功
>>657
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/27(木) 20:18:59.08 ID:BHPdg1sB0
どっせい
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/28(金) 12:21:42.92 ID:3QBGOrslO
理樹「届けっ!」
ボチャン!
理樹「…あ…」

佳奈多「…全然届いてないじゃない。」

真人「8mってとこだな。」

佳奈多「野球で鍛えたんじゃなかったの?」

理樹「…あれ…おかしいな…あはは……」

真人「理樹は出来なくとも、俺ならいけるかも知れねぇ…」

佳奈多「…え、井ノ原、やるの?」

真人「俺の肩をなめるな…俺が外野を守ればエラーはするが、2塁打以上は出ねぇぜ…」

佳奈多「それ、すごいの…?」

真人「すげぇんだ。よし、次は俺がいくぜ!うおおおお!」
コンマ判定
下二桁が30以上で成功
>>659
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 22:25:20.66 ID:mzC4ocg40
どっせい!
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/29(土) 18:49:21.88 ID:SXiR3YJxO
真人「うおおおおお!」ブン!

ひゅーーー!ポトン!
真人「よし、届いたぜ!」

佳奈多「あら、さすがね。…私のもお願いできる?」

真人「おう、任せろ!うおおおおお!」

佳奈多「…これも届いたみたいね。ありがとう。」

真人「良いってことよ…」

理樹「…僕も最初から真人にやってもらえばよかった…はぁ…どうしよう服…」

真人「とりあえず、回収してこねぇと。急ごうぜ。理樹。」

理樹「う、うん…」




理樹(…何とか回収して、渡りきる。)

理樹「…ああ…びしょびょだよ…」

佳奈多「私も、服は無事だけど…ちょっと体を乾かしたいわね。」

真人「まあ確かにな…一旦休むか?」

理樹「>>661
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 01:14:32.54 ID:t33tdlHaO
そうしよう
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/30(日) 14:32:42.05 ID:/b+Ok7oNO
理樹「進みっぱなしで疲れたし…服も少し乾かしたいし…」

佳奈多「じゃあ、少し休憩しましょう。」

理樹「うん…ついでにちょっと情報を整理しとこうか…」


理樹「…えっと、じゃあ整理すると、拾ったものは拳銃、ぬいぐるみ、女子制服だね。」

佳奈多「この落とし主がいるかもしれない、地下の迷路はどんどん下へと続いてて…」

真人「中には落とし穴とかのトラップがいっぱいある…ってとこだな。ここってなんのためにあるんだろうな?」

理樹「トラップとかがあるんだから、奥になにかあるんじゃないかな。中にはトラップかどうか微妙なのもあったけど…」

佳奈多「何かって、なによ…」

理樹「…お宝とか?」

真人「宝か…すげぇな!」

佳奈多「そんなもの本当にあるわけないでしょ…手がかりがないからいいきれはしないけど。」

理樹「まあそこは結論が出るものではないよね…」

真人「まあそうだよな…」

佳奈多「本当、この地下の迷路のことも、おとした人のことも、まだ全然わからないわね…」

理樹「そうだね…女の子じゃないか、くらいしか…」

真人「なにか思い出したりとかしねぇのか?」

理樹「うーん、何かありそうだけど…思い出せないね…」

佳奈多「そう…じゃあ、これ以上考えてもどうしようもないわね…」

真人「それっぽいな。」

理樹「…じゃあ、一旦考えるのはやめようか…そうだね、休憩だし…>>663でもしようよ。」
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:02:54.46 ID:RbLQ86CK0
しりとり
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/31(月) 12:27:00.46 ID:4YPc+2ZYo
佳奈多「しりとり?」

理樹「暇潰しには最適かなって。」

真人「まあ確かに、基本無限に遊べるしな。」

理樹「うん、良いよね?」

佳奈多「まあ、良いけど。」

理樹「じゃあ…しりとりの「り」からだから…りんご。」

佳奈多「ゴール。」

真人「る…ルンバ。」

理樹「バ…バンド。」

佳奈多「ドリル。」

真人「る…ループ。」 

理樹「プ…プール。」

佳奈多「ルール。」

真人「る、る…ルーズボール!」

理樹「る…ルーズリーフ。」

佳奈多「…フリル。」

真人「る、る…うおおお!る攻めをやめろぉぉぉ!出てこねぇだろ!」

佳奈多「…そういうゲームでしょ?」

理樹「いや、そうなんだけどさ…暇潰しだから…そんな本気で潰しに行かなくても…」

佳奈多「あら、そう…じゃあ次からはそうしてみるわ。」

理樹「うん、じゃあ、気を取り直して…じゃあ、りからだから…リトルバスターズ。」

佳奈多「ズ…ずいき、とか?」

真人「き…筋肉!」

理樹「く…くるぶし。」

佳奈多「し…シダ。」

真人「大胸筋!」

理樹「ん、だよ…」

真人「大腿四頭筋!」

理樹「だから、ん…」

真人「なら…大臀筋!」

佳奈多「…バカなの?」

真人「んだと!?」

理樹「ごめん、一度筋肉に行っちゃったらそれしか考えられなくなってるだけだと思う……」

佳奈多「…しりとりもまともに成立しないじゃない…井ノ原、ここまでなんて…どうしようもないわね。」

真人「ありがとよ。」

佳奈多「誉めてない…」

理樹「あはは…真人もやるときはやるから…まあでも、しりとりはやめとこっか…」

佳奈多「そうね…」

真人「なら、>>665
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 16:46:38.11 ID:sdegEGsAO
スクワット
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/31(月) 17:19:05.99 ID:OVrpUbmlO
理樹「スクワットかぁ…」

佳奈多「なんで休憩なのに体を動かすのかしら?」

真人「やることねぇ時にやることと行ったら筋トレだろ。」

佳奈多「…筋肉バカね…」

真人「へっ、その通りだぜ…だから、俺はやる!ふっ!ふっ!」

佳奈多「…バカね。バカ。直枝、勝手にやらせときま…」

理樹「ふっ!ふっ!」

佳奈多「な、直枝?あなたも…」

理樹「真人がやってるのを見たらいてもたってもいられなくて…ふっ、ふっ!」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さんも良い汗かこうよ!楽しいよ!」

佳奈多「>>667
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 19:39:05.04 ID:ngu3okyrO
汗をかきたくないからパス
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/08/31(月) 20:31:49.71 ID:4YPc+2ZYo
佳奈多「体力も温存したいし」

理樹「そっか、残念…」

真人「しょうがねぇ、なら俺たちだけで筋肉の世界に行くしかねぇな。」

理樹「うん、そうだね。」

真人「いくぜ…ふっ!ふっ!」

理樹「ふっ!ふっ!」 

佳奈多「…」

佳奈多(何してるんだか…)

理樹「ふっ!ふっ!」

真人「ふっ!ふっ!」

佳奈多(見てるだけで暑苦しい…)




理樹「はぁ…はぁ…」

真人「ふぅ…良い汗かいたぜ…」

理樹「うん、筋肉がうなったね。」

佳奈多「…よくわからないけど良かったわね、それじゃ、休憩はそろそろ…」

理樹「ちょっと、筋トレ後だから…少し休ませて…」

佳奈多「……」

理樹「…だめ?」

佳奈多「…いいけど、追いつかないわよ?急がないと…」

理樹「…そうだけど…ほんと、少しで良いから…」

佳奈多「…」

理樹「ちょっとでも早く回復するために、佳奈多さん、マッサージでも…」

佳奈多「>>669
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 21:18:30.78 ID:Mp75Mumn0
踏んであげましょうか?
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/01(火) 13:45:18.43 ID:Ba1GbjzAO
理樹「うん、ちょっと頼める?」

佳奈多「じゃ、寝転んで。」

理樹「うん…」ゴロン

佳奈多「…じゃあ、行くわよ。」

理樹「…うっ…」

佳奈多「…ごめんなさい、痛かった?」

理樹「いや、大丈夫…続けて。」

佳奈多「ええ…」

理樹(ほどよい力加減だ…気持ちいい…)

佳奈多「…」

理樹「あふっ…んっ…ひゃっ…」

佳奈多「変な声出さないで…」

理樹「ごめん、気持ちいいから…あっ…」

佳奈多「そんなに?」

理樹「うん。とっても…」

理樹(なんだろう…なにか、少し変な気分…佳奈多さんに踏まれてると、なにか…まさか、そんな…)
コンマ判定
下二桁の数値に応じて理樹のM値が上昇
>>671
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 15:37:17.01 ID:ZdlDv9miO
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/01(火) 18:49:06.64 ID:6D4XKjNgO
理樹(…いや、そんなことは無かったね、普通にマッサージが気持ちいいだけみたいだ。)

佳奈多「はい、こんなものでいい?」

理樹「あ、うん、大丈夫。結構楽になった…真人は大丈夫?」

真人「平気だ、俺の筋肉はこの程度じゃへこたれねぇぜ!」

理樹「そっか。…じゃ、そろそろ行こう。」

真人「おう!」



理樹(僕たちは先へ進む、服は生乾きで若干不快だけど、自業自得、仕方の無いことだ…)

理樹「…そういえばさ、この制服の持ち主ってなに着てるんだろう?」

真人「替えの服とかないんなら、そのまま歩いてんじゃね?」

理樹「半裸で歩いてるってこと?」

真人「そうしか考えられねぇよ。」

理樹「だったら、大丈夫なのかな?体温とか奪われそうだけど…」

佳奈多「会えればどうなってるかわかるわ、どんどん先に…ほら、次の扉があったわ、行きましょう。」

理樹「うん…」
次の部屋にあるもの
>>673
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 19:08:52.77 ID:Z8J5M/1Do
武器製造工場
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/02(水) 12:07:15.05 ID:/HQEK3T+o
理樹「…え…」

真人「なんだ、何があった?」

理樹「これは…」

佳奈多「…工場…?」

理樹(中には銃などの武器が大量に置かれており、生産用の機械や、設計図のようなものもある。)

真人「なんだって学校の地下にこんな…」

佳奈多「というか、そもそもこんな工場みたいなのが日本にあっていいの…?」

理樹「…どういうことなんだろう…?」

真人「…!なあおい、みろよあれ。」

理樹「え、何?」

真人「人がいるぜ。」

理樹「え!?」

理樹(顔は良く見えないが、作業服みたいなものを来た男性の姿が見える。)

佳奈多「…どうする、直枝。」

理樹(どうしよう…)
話しかける
隠れる
>>675
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/02(水) 16:53:37.39 ID:FKNzmZpKO
かくれる
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/02(水) 19:04:24.85 ID:/HQEK3T+o
理樹「危ない人かもしれないし、ここは隠れよう。みんな、こっちの物陰に。」

佳奈多「ええ。」

真人「おう!」

理樹(隠れて息を潜めていると…)

作業着の男「…この辺にだれかいるのが見えたんだがな…」

理樹(男の声が聞こえる、どうやらここの近くまで着ているようだ。)

作業着の男「おかしいな。」

???「動物かなにかと見間違えたんじゃないの?」

理樹(なにか別の人の声…おそらく女の子の声…が聞こえる。)

作業着の男「そうか?ここに動物なんてこないんだがな…」

???「入り口は一つしかないんだから、人がいる可能性はもっと低いと思うけど…まあ、一応確認はしときましょうか。」

作業着の男「ああ、そうだな…」

理樹(まずい、ここを少し探し始めるようだ…見つかるな…見つかるな…)
コンマ判定
下一桁が奇数で見つからない。
>>677
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/02(水) 21:55:15.37 ID:j47unOPL0
えいや
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/03(木) 18:40:11.19 ID:G5Tjl49UO
理樹「…」ドッ…ドッ…

作業着の男「…さてと…誰かいるなら出てこいよ。」

理樹「…」ドッ…ドッ…

作業着の男「…」キョロキョロ…

理樹「…」ドッ…ドッ…

作業着の男「…やっぱり、誰もいねぇか…」

理樹「…」ホッ…

???「こっちにもいなかったわね…やっぱり、気のせいだったみたいね。」

作業着の男「そうみてぇだな…俺も勘が鈍ったか。誰かいる気がしたんだがな。」

???「まあ、いなかったのなら良いじゃない。」

作業着の男「まあそうだな…ん?なんだ、この扉。」

???「扉…?ああ、それね。」

作業着の男「なんだ、知ってるのか。」

???「前…たしか前のスレの>>119くらいの時にもその辺にそんな扉があったわね。あたしが行ってみたら知らないところにつながっててビックリしたわ。」

作業着の男「知らないとこだと?」

???「ええ、他作品の子達がいたわ、あの時は戻ってきたらすぐ消えたから気にしなかったんだけど、また出来てるのね。」

作業着の男「他作品だと?…信じられねぇな。」

???「行きたいなら行く?」

作業着の男「いや、ここをあけちまうのもいろいろ問題だからな、やめておこう。」

???「あらそう…」

作業着の男「…ま、いい。それじゃ、さっきまで話してた話に戻ろうか。…ほらよ、これが話してた拳銃だ。」

???「ありがとう。さすがの腕前ね。」

作業着の男「急いで作ったが、何とか出来上がった、まったく、まさかリーダーともあろうやつが…」





理樹「……行ったね…」

真人「ふぅ、見つからないで良かったな…」

佳奈多「…それよりさっきの人たち…他作品とか言ってなかった?」

理樹「…言ってたね。」

佳奈多「…だとしたら、もし私たちもまた他作品の世界に着てしまったのだとすれば、これ以上ここにいるのは…」

理樹「…うん…」

真人「でもよぉ、ここまで着て真相がわからねぇのもモヤモヤするぜ。」

理樹「…そうだね…」

佳奈多「…どうする?」

理樹「>>679
引き返す
ここに残る
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/03(木) 19:49:18.11 ID:Pg0cg3X50
ここに残る
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/03(木) 20:43:58.83 ID:/V+wKfB5o
理樹「行こう、やっぱり真実が気になるから。」

佳奈多「…そう、あなたならそういうと思ってた。」

理樹「二人にもついてきてくれると嬉しいけど…戻りたいなら、止めないよ。」

真人「俺は理樹についてくぜ!」

佳奈多「…直枝が行くなら私も行くわ。」

理樹「うん、ありがとう。…それじゃ、ここに残って、手がかりを探そう。」

真人「おう。」

佳奈多「とは言っても、情報が少ないわね。」

理樹「まあね…わかってるのはここが武器工場であるってことと、少なくとも作業着を来た男性と女の子の二人が少なくともここにいるってことだね。」

佳奈多「女の子のほうはリーダーとか言われてたわね。」

真人「しかもなにか、他作品に行ったことあるとか言ってたな。」

佳奈多「その女の子が大事になりそうね。落とし主なのかもしれないし。」

理樹「うん…でも、もう行っちゃったね。」

真人「追っかけるか?」

理樹「うん。そうしよう。」



理樹(追いかけてみると、さっきの人の背中が見える。男性のほうはどこかへ行ってしまったようだ。)

理樹「…あの!」

???「ん?」

理樹「あの…初めまして?」

???「…あら、あなたは…」

理樹(その女の子は…どこかで聞いたような声、どこかであっているような雰囲気だが、少し違う。そんな感じの人だった。)

???「…どっかで見た気がするわね、良く覚えてないけど…あなた、名前は?」

理樹「えっと、直枝理樹です。」

???「…直枝、理樹…ああ、たしか、前、他作品に行った時にあったわね。」

理樹「あれ、そうですか?」

理樹(なんとなくどこかで聞いた声だと思ったけど、そういうことだったんだ…)

???「そうよ、あなたは覚えてないのね。…ま、いいわ、なら改めて、わたしは死んだ世界戦線リーダー、ゆり、仲村ゆりよ。親しい人はゆりっぺと呼ぶけど、まあ好きに呼ぶといいわ。」

理樹「仲村…ゆり…」

ゆり「ここに来たってことは、あなた死んだのね?制服は違うけど。」

理樹「え、死…?」

ゆり「…あなた、なにも知らないのね。まあいいわ、教えてあげる、なんでも聞くといいわ。」

理樹「え、じゃあ…」
1この施設のこと
2この世界のこと
3死んだ世界戦線のこと
>>681
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/03(木) 22:56:51.34 ID:jNOa9kD7O
3
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/04(金) 13:19:26.14 ID:dBLMzRp3O
理樹「さっき言ってた、死んだ世界戦線…ってやつは?」

ゆり「死んだ世界戦線っていうのは、私が作った、理不尽な人生を強いた神に反抗するための戦線よ。」

真人「てことは、その神ってのと戦ってるのか?」

ゆり「それはノーね。神は姿を表さないから。私たちが今戦ってるのは、天使よ。」

佳奈多「…天使?」

ゆり「この学校の生徒会長のこと、私たちは天使と呼ぶわ。」

理樹「…生徒会長…?」

ゆり「そう、この世界の中ではもっとも神に近い人物でしょうね。ガードスキルっていう特殊な力を使うわ。剣を出したり、銃弾をゆがめたりね。」

理樹「…なるほど…」

理樹(剣を出す、弾を歪める…さっきの謎のソフトで出来たことに似てるなぁ…)

ゆり「わかったかしら。」

理樹「うん、天使っていうのは、なんとなく…でも、そんな天使とどうやって戦うの?」

ゆり「この施設を見ればわかるでしょう?武器を作って、それを使って戦うの。」

理樹「…なるほど。」

理樹(…てことは、あの武器は彼女のかも…)

ゆり「他になにか聞きたいことは?」

理樹「うーん…>>683
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 14:33:56.37 ID:pIFW5wWaO
この拾った銃と制服は君の?
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/04(金) 18:32:39.53 ID:mneR4x8Qo
ゆり「ん?拳銃?」

理樹「学校の体育館に落ちてて、その持ち主を探しにここまで来たんだ。」

ゆり「…ちょっと、見せなさい。」

理樹「これ…」

ゆり「…どれどれ…うん、そうね、これは……私のだわ。」 

理樹「え、ほんと?じゃあこの制服と、おちてた犬のぬいぐるみは…」

ゆり「…その二つは知らないわね。私は。」

理樹「そっか…」

ゆり「…あなたたちの目的はその落とし物の持ち主探しってところかしら?」

理樹「うん。」

ゆり「…オーケー。なら拾ってもらったお礼に、私もその持ち主探し、手伝ってあげるわ。」

理樹「え、良いの?」

ゆり「一応助けてもらったわけだしね。それに人間に不親切にする理由はないし。この世界の勝手を知った人間がいた方がいいでしょう?」

理樹「それは、確かに…」

ゆり「じゃ、そういうことだから、まずは…そうね、とりあえず案内してあげるわ。」

理樹「うん。ありがとう。」

ゆり「とりあえずギルドから出ましょう。」



理樹(みんなでギルドを出て、外に出る。)

理樹「…わぁ…」

真人「広ぇ…」

佳奈多「…かなりのマンモス校みたいね。」

ゆり「まあ生徒は多いんじゃないかしら…それじゃ、どこから見たい?学校にあるものはだいたいなんでもあるわよ。」

理樹「じゃあ…>>685
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/04(金) 19:43:43.61 ID:yVBTVF/3O
屋上
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/04(金) 20:37:57.59 ID:mneR4x8Qo



屋上
理樹「いやー、すごいなぁ…ほんと、大きいなぁ…」

真人「ほんとだな…」

佳奈多「…ほんとね。」

ゆり「…別にいいけど、なんでいきなり屋上?」

理樹「いや、やっぱりせっかく来たから、全部を見渡しておきたくて…うん、大きな校庭に、体育館に…へぇ、すごいなぁ…」

ゆり「そう…ま、良いけど。」

佳奈多「…ねぇ、仲村さん…でいいかしら。」

ゆり「あら、何?」

佳奈多「これ、この学校の外はどうなってるの?見えないけど…」

ゆり「学校の外は無いわ、この学校から出られないようになってるのよ。」

佳奈多「…どういうこと?」

ゆり「文字通りよ、ここには学校しか存在しないってこと。神の準備した箱庭の中から私たちは出られないってこと。本当腹が立つわ…」

佳奈多「…なるほどね…」

真人「え、じゃあ買い物とかどうしてんだよ。」

ゆり「売店とかでもろもろ買う感じね。食事は学食よ。食べなくても死なないけど。」

理樹「死なないって?」

ゆり「そういう世界なの、何をしても死なない、年もとらない、病気にもならない…それが死後の世界であるここ。あなたたちがどうなのかは知らないけどね。」

佳奈多「…死後?そういえばさっきも言ってたけど。」

ゆり「言ってなかったわね、ここは死後の世界なの。あたしも一回死んだ人間。」

真人「え、マジ?」

ゆり「マジよ。ほとんどは人間じゃないけど。」

理樹「人間じゃない?」

ゆり「あたしらはNPCって呼んでるわね。姿かたちは人間だけど…まぁ、どういう存在かはあったときに説明するわ。」

理樹「NPC…」

ゆり「さて、そろそろ次の場所生きましょうか、次はどこいきたい?」

理樹「>>687
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 03:18:26.26 ID:Zq5A/w4BO
天使が見たい
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/05(土) 11:52:20.57 ID:KQZ4s/sbO
ゆり「天使に会いたい?」

理樹「どんな感じなのかなって…」

ゆり「…まあ、そうよね、気になるわよね。わかったわ、来なさい。この時間なら…あそこにいるかしら。」



食堂
ゆり「…ほら、あそこで麻婆豆腐を食べてる白い髪のがいるでしょ。あれが天使。」

理樹「白いの…あ、あれか…パッと見普通の女の子だけど…」

ゆり「見た目はね…だけど、実際は様々な能力を使う神の使いよ。」

理樹「…」

理樹(…本当にそうなのかな…)

理樹「…ちょっと話しかけてみよう。」

ゆり「え、ちょっと…」

理樹「あの…」

天使「…何?…あなた、制服が違うわ…どうしたの?」

理樹「これは…えーと、来たばかりで服がないというか…」

天使「…なるほど、あなたもなのね。…なら、後で生徒会室まで来て、代わりの制服を準備するから。」

理樹「あ、どうも…」

天使「…それじゃ、もういいかしら。」
 
理樹「あ、いや…来たばかりだからいろいろ聞きたいことが…」

天使「…何かしら?わかることなら力になるけど。」

理樹「なら…>>689
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 15:54:17.91 ID:DyoCUp8ho
この世界について
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/05(土) 19:09:37.64 ID:6v+DQzejO
理樹「この世界について教えてほしいな。来たばかりでいろいろわからなくて…」

天使「…この世界は死後の世界よ。あなたに死んだ自覚は無いかもしれないけど。」

理樹「死後の世界…やっぱりそうなんだ…でも、死後の世界のイメージとは違うよね、ここはどうみても学校だけど…」

天使「そう、ここは学校。授業、部活動、普通の学校生活がここにはあるわ。」

理樹「そっか…」

天使「…だからあなたも、昼から授業はちゃんと受けてね。教室も割り当てられてるし、教科書も準備されてるから。」

理樹「あ、うん。ありがとう。えーっと…天使…さん?」

天使「…私は天使じゃない…」

理樹「え?」

天使「私は生徒会長。…またあの人たちが言ったのね。」

理樹「あ、生徒会長さん…えっと、名前は?」

天使「…立華。」

理樹「じゃあ立華さんだね。ありがとう。それじゃ。」

天使「…ええ、授業にはちゃんと出てね…」



理樹「…話してきたよ。」

ゆり「…どうせ授業に出ろとかそんなことでしょ?言われたのは。」

理樹「まぁ、そうだね…」

ゆり「言っておくけど、天使の言うような普通の学校生活の結果待ってるのは死を受け入れ、消滅することだからね。」

理樹「しょ、消滅?」

ゆり「文字通り、この世界から消える…私たちは成仏と呼ぶけどね。天使は私たちを授業を受けたり、部活をさせたりすることで成仏させようとしているのよ。まさに神の使いね。」

理樹「…天使って言ってるけど、普通の女の子にしか見えなかったけどなぁ…」

ゆり「まだ言うのね…まあいいわ、時期にわかるわ、彼女が人間じゃないってことが。」

理樹「…」

ゆり「ま、とにかく天使がどんな奴かはわかったわよね。次はどうしたい?」

理樹「>>691
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/05(土) 22:19:14.50 ID:dZl4d8IEO
職員室
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/06(日) 12:23:04.07 ID:4N+fEBBbO
ゆり「職員室?またなんで?」

理樹「学校ってことは先生もいるんだよね。」

ゆり「ええもちろん、NPCだけどね。」

理樹「どんな感じなのか見ておきたくて。」

ゆり「そう、まあいいわ、じゃ、行きましょうか。」



職員室
ゆり「ここが職員室。校長も含めた教師たちがここにいる。」

理樹「校長先生は校長室じゃないの?」

ゆり「校長室はあたしらが占拠してるから、校長にはここにいてもらってるわ。」

理樹「ええー…」

ゆり「ま、それよりあなた、教師…つまりNPCがどんな感じか見たいって言ったわよね。」

理樹「あ、うん…」

ゆり「なら、ちょっとここにいれば…」

先生「…む?君たち、なんだその制服は。」

理樹「え、これは…来たばっかりで…」

先生「何?転校生など聞いていないが…まあいい、ならば、すぐに生徒会から制服を受け取って、着替えるように。」

理樹「は、はい…」

先生「まったく、けしからん…」

理樹「すみません…」



ゆり「…わかった?今のがNPC。」

理樹「…別に普通だったけど…ねぇ?」

佳奈多「…まあ、普通の先生だったわね。」

ゆり「そう、ここにいる先生、NPCはみんな…会話はできるし、反応も普通、スカートめくりをすれば怒るし、泣いたり笑ったりもするけど、だけど無個性で、何か人間味の無い…そんな存在よ。まあ来たばかりのあなたたちにはわかりにくいでしょうけどね。」

理樹「じゃあ先生もみんなあんな感じってこと?」

ゆり「そう。みんなあんな感じよ。」

理樹「…なるほど…」

ゆり「…これでだいたいわかったかしら、この世界のことは。」

理樹「まあ、なんとなく…」

ゆり「なんとなくわかったなら良いわ…じゃ、そろそろ次に行きましょうか。」

理樹「次か…次は…」
1校長室へ行く
2教室を見て回る。
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 13:59:55.40 ID:9Wukp8txo
2
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/07(月) 09:02:30.16 ID:556hoKwgo
ゆり「教室ね、構わないわよ。」 



ゆり「はい、ここが教室。この時間はNPCは授業ね。」

佳奈多「授業は受けなくて良いのかしら?」

ゆり「さっきも言ったけど模範的な生活は成仏につながるからね。授業なんて受ける意味もないし。」

佳奈多「…良いのかしら? 」

ゆり「良いの、成仏しないためなんだから。」

理樹「…」

理樹(何か音が聞こえる気がする…これは…楽器?)

理樹「…ねぇ、何かさっきから聞こえる気がするんだけど。」

ゆり「ん?ああ、それは音楽室からだと思うわ。」

真人「音楽室か…授業でもあるのか?」

ゆり「たぶんあたしらの陽動部隊が練習してるわね。せっかくだから紹介してあげましょうか。来なさい。」



空き教室
理樹(来てみると、何やらギターの音が聞こえる。バンドなのだろうか?)

ゆり「入るわよー。」ガラガラ

???「ん?なんだ、ゆりっぺか…」

???「おや?ゆりっぺさん、後ろの方々は新入りですか?」

ゆり「まあ新入りというか、他作品から来たお客さんね。」

???「ふーん、他作品から…」

ゆり「何か困ってるみたいだから手伝ってあげてるのよ。その時音が聞こえたのが気になったみたいだから、つれてきたわ。」

理樹「どうも、直枝理樹です。」

真人「井ノ原真人だぜ!」

佳奈多「…二木佳奈多よ。」

???「そうか…よし、なら、一曲聞かせてやるか。」

???「よーし、やってやりますよー!」

???「いくぞ!ワンツースリーフォー!」
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/07(月) 09:03:01.73 ID:556hoKwgo
♪〜♪〜
理樹「…!」

理樹(……すごい…何か魂が震わされるような音楽だ…)




???「…どうだった、あたしの音楽は。」

理樹「…すごい…」

佳奈多「そうね、すごい技術だわ。」

真人「なんつーか、すげぇ熱量だな…」

???「そうか。素直に評価してもらえると嬉しいな。」

ゆり「これが生徒から圧倒的人気を誇る我が戦線の陽動部隊、Girls Dead Monsterよ。」

理樹「ガールズデッド、モンスター…」

ゆり「一応それぞれ自己紹介して。」

岩沢「あれ、してなかったか、あたしは岩沢。」

ひさ子「ギターのひさ子だ、よろしく。」

関根「ベース担当、関根しおりでーす!よろしくお願いします!」

入江「ど、どうも…入江です…」

理樹「よろしくお願いします。みんな学生なのにこんなに出来てすごいや、同じギター引いてる学生とは思えないなぁ。僕たちも見習わないと。」

岩沢「何?お前ギター引いてるのか。」

理樹「え、まぁ、少し…」

岩沢「そうか…どんな音楽が好きだ?ギターはどこのメーカーだ、何のコードが一番好きだ?どの…」

理樹「え、え?」

関根「すみません、この人音楽キチなんです。」

理樹「キチって…」

岩沢「否定はできないな。」

理樹「出来ないんだ…」

岩沢「…なあ直樹。」

理樹「直枝です。」

岩沢「ああ悪い。お前、ちょっと弾いて見せてくれ。経験者なら。」

理樹「え?いや、そんな大したものじゃ…」

岩沢「良いから、お前の音楽を見せてくれ。アドバイスもあればするから。」

理樹「…わかりました…」





理樹「…どうでした?」

岩沢「>>696
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 09:36:26.66 ID:zYsNDrE2O
うちのピンク頭より上手いな
どのくらい弾いているんだ
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/07(月) 12:09:10.18 ID:556hoKwgo
理樹「えっと…2、3週間くらいです。」

岩沢「2、3週間だと!?まじか!?…ひさ子、あたしたち、とんでもない才能を見つけちまったかもしれないぞ…」

ひさ子「確かに、2、3週間であれなら上手いな…」

岩沢「ああ、それにあたしは感じる!こいつからロックをな!」

理樹「ロック…?」

岩沢「ああ。よし決めたぞ、あのピンクはクビにして、こいつをサポートに…」

ひさ子「ああ、そうするか…」

???「ちょっと待ってくださいよ!」

岩沢「ん?」

???「こんな新参に負けませんよ!ガルデモ愛なら誰にも負けませんし、私だって頑張ってるんですー!」

ひさ子「なんだお前か。だが伸び代こみでもやっぱりこいつが…」

???「あたしだって伸び代の塊じゃー!こんなどこの馬の骨ともわからない女々しそうな男になんて負けるかぁーー!」

理樹「えっと…彼女は…?」

関根「ガルデモのガヤ担当。」

???「そんな担当があるかーー!せめてアシスタントじゃーー!」

理樹「アシスタントさんなんだ、僕は直枝理樹、よろしくね。」

ユイ「あ、どうも、ユイにゃん☆です。…って、そんな穏やかに挨拶してる場合じゃないですよ!てめぇにあたしの立場は奪わせないからなゴラァァー!」

理樹「いや、奪わないよ…」

ユイ「うるせぇ!あたしの実力の差、見せつけてやりますよ!聞け、あたしの歌とギターを!おらぁぁぁぁ!」



ユイ「……」チーン…

理樹「…パフォーマンスしすぎてマイクコードが首に絡まってる…」

ひさ子「アホだな。」

ゆり「アホね。」

理樹「これ、助けなくて良いの?」

ゆり「ほっとけば蘇るから、大丈夫よ。」

理樹「ええー…」

岩沢「さて、それじゃあ直樹が新メンバーに…」

理樹「いやいやいや、入りませんよ…あと直枝です…この世界には人探しに来たようなものなんで…」

岩沢「人探し…だと?」

理樹「はい、これと、これの持ち主を…」

岩沢「ぬいぐるみと…制服?…まったく知らないな。」

ひさ子「ぬいぐるみへともかく、制服うちとは違う奴だな。なんだ?これは。」

関根「あたしも知らないねぇ。」

入江「ごめんなさい…私のじゃないです…」

理樹「そっか…」

岩沢「まあそんなことより、明日からメンバーとして…」

理樹「いやいやいや、だから入りませんよ…」




理樹「…ふぅ…」

理樹(勧誘を断るのすごく大変だった…すごく残念そうな顔をされてすこし心がいたかった…)

ゆり「ふぅ、岩沢さんの音楽キチっぷりは大変ね…ま、良いわ、なら、次の場所を案内しましょうか。」

理樹「次は…>>698
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 17:01:01.13 ID:oJ+oQLJ8o
体育倉庫
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/07(月) 18:56:12.74 ID:6cASAkkxO

体育倉庫
真人「おお、すげぇな、いろんなスポーツできる道具があるぜ!すげぇ!」

佳奈多「…いろんな部活動があるのかしらね。」

理樹「そうかもね。」

ゆり「…こんなとこに何しに来たのよ。」

理樹「いや、なんとなく…」

ゆり「なんとなくって何よ…」

理樹「誰かいるかなって。」

ゆり「人に会いたいならもっといろいろあるでしょうに…」

理樹「あはは、確かに…あ、でも見て、誰かいるよ。」

ゆり「あら、あれは…>>700(ABのキャラクター)」
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 21:14:03.15 ID:zw6AjS6oO
野田
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/08(火) 18:37:09.48 ID:uei53fN1o
野田「ん?…お、来てくれたのかゆりっぺぇ!」

ゆり「よーし、じゃあ次行くかー。」

野田「なっ、ちょっと待ってくれぇ!」

ゆり「何よ、あたしは案内で忙しいのよ。」

野田「案内だと?」

ゆり「そう、彼らのね。」

野田「俺よりもそいつらが大事なのか、ゆりっぺ!」

ゆり「当たり前じゃない。」

野田「なん…だと…」

理樹「えっと、この人は…」

ゆり「彼は野田くん。特徴はバカなことと、あたしに嫌われていること。」

野田「そんな悲しい特徴は嫌だぁ!」

理樹「あはは…よろしく、野田くん…僕、直枝って言います。」

野田「貴様…哀れみの視線を向けるなぁ!」ブン!

理樹「おっと!」

理樹(大きな斧みたいなものをなんとか避ける。)

ゆり「野田くん、お客さんを傷つけるようなことしたら本当にゆりっぺに嫌われているってことにするわよ。キャラ設定を。」

野田「それだけはぁ!」

ゆり「なら大人しくしてなさい。」

野田「ああ、ゆりっぺが言うなら!」

ゆり「よーし、じゃあ気を取り直して、次行くわよー。」
次に出会う人
>>702
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 20:10:56.62 ID:b3+zQtcyO
TK
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/08(火) 20:49:15.64 ID:uei53fN1o



???「Hey!Come on! Let's dance!Foo!」

理樹「わっ、びっくりした…」

???「Don't stop dancing!」

真人「なんだこいつ…外人か?」

ゆり「ああ、彼はTK、彼もまたメンバーよ。全てが謎の存在で、見ての通り特技はダンス。」

佳奈多「TKで名前なのかしら?」

ゆり「TKは呼び名ね、由来はとにかくキてる奴だからよ。」

佳奈多「とにかくキてるって…」

TK「絶望のcarnival…」

理樹「…えっと、直枝です、よろしくお願いします…」

TK「Oh yeah!Get you reload kiss!!」

理樹「…何て言ってるの?」

ゆり「何十年といるけどよくわからないわ。よろしくー的なことを言ってるんじゃない?」

理樹「ええー、そんなのでいいの?」

理樹(というか、さっきから変な人が多い気がする…)

ゆり「良いのよ。さ、この感じでどんどん消化して行きましょうか。次は…>>704でも会いに行きましょうか。」
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 23:34:57.24 ID:Vo8gwYJD0
遊佐さん
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/09(水) 18:57:08.75 ID:3uoiM0KBo
理樹「その遊佐って人はいったいどこに…」

???「後ろにいますよ。」

理樹「!?」ビクッ!

理樹(いつの間に後ろに!?)

ゆり「来たわね。彼らは他作品からのお客さんよ。この人たちに自己紹介して。」

遊佐「遊佐です。オペレーターとして戦線に参加してます。」

真人「なあ、オペレーターってなんだ…?」

ゆり「通信士よ。作戦伝達とか、戦線メンバーのことやら何やらの情報をあたしに伝達したりとかする仕事ね。」

真人「なるほど…なんかすごいな…あ、俺は井ノ原真人だ、よろしくな。」

佳奈多「二木佳奈多よ。」

理樹「な、直枝理樹です…ごめんね、さっきは驚いちゃって…」

遊佐「お気になさらないでください、井ノ原さん、二木さん、直枝さんですね。よろしくお願いします。」

理樹「よろしくね。」ニコッ

遊佐「…はい。」

理樹「…」

理樹(すごく無表情な人だなぁ…ほかにも気配無く僕の後ろまで来たり…なんというか、不思議な人だね…)

遊佐「……何か。」

理樹「あ、いや、ごめん…」

遊佐「…そうですか、…では、ゆりっぺさん、私はこれで。」

ゆり「ええ、ありがとう。」

理樹「あ、ちょっと、一つ聞きたいことが…あれ?」

理樹(もう彼女はそこにはいなかった。)

理樹「えっ…あれ?遊佐さんは…」

ゆり「彼女ならオペレーターの仕事に戻ったわよ?」

理樹「えっ、周りにもいないけど…こんな短時間ですぐいなくなれる?」

ゆり「なれるわよ。遊佐さんなら。」

理樹「いやいやいや、どれだけ足が早くてもこんな一瞬で消えるなんて…幽霊じゃないんだから。」

ゆり「死後の世界なんだから、幽霊くらいいても良いじゃない。」

理樹「ええー…」

ゆり「さ、そんなことは良いのよ、どんどん次行くわよ、次!」

次の人
>>706
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 21:13:03.52 ID:SsKGuYIDo
椎名
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/10(木) 22:06:14.41 ID:k3JB6DTPO



ゆり「さて、いつもならこの辺にいるはずね…」

理樹「…パッと見人はいないけど…」

???「あさはかなり。」シュバッ!

理樹「!?!?」

理樹(突然クナイが飛んできた!?)

真人「大丈夫か理樹!?」

理樹「う、うん…」

???「…何者だ、貴様…」

理樹「!」

理樹(目の前に女の子が現れる、彼女がこれをなげたのだろうか?)

理樹「…君は一体…」

ゆり「あら、椎名さんじゃない。」

理樹「えっ?」

椎名「…ゆりか…なんだ、ゆりもいたのか。」

ゆり「そうよ。彼らは他作品からのお客さん。怪しい人じゃないから、攻撃はしないで。」

椎名「む…そうだったのか、気がつかなかった。すまない。」

理樹「え、えっと…彼女が椎名さん?」

ゆり「ええそうよ、彼女が椎名さん。あさはかなりが口癖よ。」

椎名「あさはかなり…」

理樹「あ、どうも…直枝理樹です…さっきクナイを投げてたのは…」

ゆり「椎名さんね。」

理樹「……忍者なの?あ、女の子だからくの一か…」

ゆり「そんな雰囲気はあるけど、生前は詮索しないのが戦線のルールだから、よくわからないわね。」

椎名「あさはかなり…」

理樹「そうなんだ…」

椎名「それで、ゆり、直々に来るなど珍しい、どうしたんだ。」

ゆり「彼らがお困りのようだから助けてあげてるのよ、とりあえず戦線メンバーの人たちに声かけしてる感じよ。」

椎名「ふむ…」

理樹「えっと、これとこれの落とし主を探してて…」

椎名「……!これは…」

理樹「え、なにか知ってる?」

椎名「このぬいぐるみは…私がなくしたものだ…」

理樹「えっ…」

ゆり「てことは、椎名さんもあそこを?」

椎名「ああ、外に出たら妙な世界だったからすぐ戻ったが。」

ゆり「なるほど、そういうことね。」

椎名「感謝するぞ。」

理樹「いや、持ち主がいたなら良かったよ…」




理樹「…さて、残りはこの制服だね…」

ゆり「残りの戦線幹部はみんな男だからあり得なさそうだけど…まあいいわ、一応確認していきましょうか。次は>>708
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 23:50:14.63 ID:+6IphVly0
フィッシュ斉藤
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/11(金) 19:45:23.26 ID:Vv1LS9lMO



理樹「…へぇ、こんなところに川もある…」

ゆり「ええ、先に行っても海はないけど、ここも現世と大差なくて、魚とかもいるわよ。」

理樹「そうなんだ、本当良くできてるなぁ。」

ゆり「ええほんと、良くできた世界よ…」

真人「なあ、それでそのフィッシュ斎藤ってのはどこなんだ?」

ゆり「フィッシュ斎藤なら、…あ、ちょうどあそこよ。」

理樹「あ、ほんとだ、そこにだれかいるね…」

フィッシュ斎藤「ふぅ…はぁっ!…雑魚か…まあいい。次こそ…」

理樹(彼は魚釣りをしているようだ。)

ゆり「ちょっと良いかしら。」

フィッシュ斎藤「ん?ああ、ゆりっぺか。どうした、新入りか?」

ゆり「他作品からのお客さんよ。」

理樹「直枝理樹です。」

フィッシュ斎藤「俺は斎藤、フィッシュ斎藤だ、よろしくな。」

真人「…なんだ、すげぇ聞いたことある声な気がするんだが…」

理樹「僕もなにかそんな気がするよ…」

フィッシュ斎藤「なんだ?生前でもお前たちのような奴とあった記憶はないが…」

ゆり「似た声の人なんて良くいるじゃない。」

理樹「まあ、そうですよね、すみません。」

フィッシュ斎藤「で、なんだ今日は、オペレーションか?」

ゆり「いいえ、今日は彼らが困ってるみたいだから助けてあげてるのよ、あなたにも話を聞いておこうと思って。」

フィッシュ斎藤「なるほどな、なんだ?」

理樹「恭介…じゃなくて、フィッシュ斎藤さん、これの持ち主を探してるんです。…」

フィッシュ斎藤「…ん?女子制服…しかも一般生徒とも戦線とも違うな…」

ゆり「そうなのよ、知らない?」

フィッシュ斎藤「知らないな。」

理樹「そうですか…」

フィッシュ斎藤「すまんな……む、竿が引いている…はあっ!……くっ、まあまあ大きいが、違うな…」

真人「さっきからなに狙いで釣りしてるんだ…?」

フィッシュ斎藤「俺が狙うのは「主」ただひとり…」

佳奈多「主?」

フィッシュ斎藤「川にすむという巨大魚、男のロマン…俺はそいつをずっと狙っている…」

理樹「主…」

フィッシュ斎藤「そうだ、せっかくだしやってくか?楽しいぞ、釣りは。」

理樹「>>710
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/11(金) 21:18:36.56 ID:LWQHvjFNO
やってみる
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/12(土) 14:26:44.25 ID:thYYPYARO
理樹「やってみよう。」

佳奈多「…持ち主探しは良いの?」

理樹「ちょっとくらい脱線しても大丈夫でしょう。それに二人で釣りとかしてみたいっていってたじゃない?」

佳奈多「それは…言ったけど…」

理樹「ちょうど良い機会だよ、やってみよう?」

佳奈多「…仕方ないわね。」




理樹(…というわけで、釣りに挑戦する。)

フィッシュ斎藤「さあ、神経を研ぎ澄まして、竿に集中するんだ…」

理樹「集中…」

フィッシュ斎藤「そして引いてるのを感じ取って……釣る!」

理樹「…そんな簡単に釣れるんだ、すごいね。」

フィッシュ斎藤「まあ慣れだな。…お、お前さん、引いてるぜ。」

理樹「え?あ、ほんとだ……釣るぞ。…くっ…」

理樹(以外と…重たい…)

フィッシュ斎藤「タイミングを見ろ、、少しずついって…今だ!」

理樹「ほっ!」

フィッシュ斎藤「…ふっ、まあまあのサイズの魚だな、初めてにしてはやるじゃないか。」

理樹「やった…佳奈多さんは、どう?」

佳奈多「…まだ何もひっかからな…!?」

理樹「佳奈多さん、どうしたの!?」

佳奈多「今、すごい引きが…」

理樹「えっ。」

フィッシュ斎藤「何!?」

理樹(見てみると、佳奈多さんのほうが川におとされそうな勢いで竿が引かれている。)

フィッシュ斎藤「まさか…主か!?おい嬢ちゃん!竿を離すな!」

佳奈多「そんなこと言われても…」

理樹「佳奈多さん、助けるよ!」

理樹(佳奈多さんの竿を一緒につかむが…)

理樹「うっ…まだ…足りない…」

フィッシュ斎藤「俺も行く!ゆりっぺも頼む!」

ゆり「え、私も?」

真人「俺もやってやるぜ!」

フィッシュ斎藤「やるぞ!うおおおお!」

真人「おらぁぁぁぁ!」

理樹「いっけぇぇぇ!」
コンマ判定
下二桁がゾロ目か、80以上で釣り成功
>>712
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 16:35:20.95 ID:I4J3THhM0
フィィィッシュ!
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/12(土) 20:20:58.60 ID:WV8WVc3uO

理樹「…いけるよっ!みんな!」

佳奈多「っっっっ!」

フィッシュ斎藤「うおおおおお!」

ジャッパーーーン!

理樹(川から巨大な魚が姿を表し、陸にあげられる。)

巨大魚「…」ビチッ!ビチッ!

フィッシュ斎藤「う、うおおおおお!「主」だ!!「主」を釣った!俺たちは「主」に勝った!うおおおお!」

理樹「やったね佳奈多さん!」

佳奈多「はぁ…はぁ…え、ええ…」

真人「これが主か…でけぇ…」

フィッシュ斎藤「勝った…勝った…ついにあいつに…俺は……」

理樹「…あれ、何かフィッシュ斎藤さんの周りに光が…」

ゆり「…光?」

フィッシュ斎藤「もう俺のやり残したことは無い…」キラキラ…

ゆり「…フィッシュ斎藤?」

フィッシュ斎藤「とても晴れやかな気分だ……」キラキラ…

ゆり「ちょっと!?まさかあなた成仏しかけてない!?まだあなたには役割があるのよ!?」

フィッシュ斎藤「だが俺はもう…満足した…」

ゆり「…させないわよ…戦線メンバーに成仏なんてさせないからね!…そうだわ…井ノ原くんだったかしら、運ぶの手伝って!」

真人「え、何すんだ?」

ゆり「主を逃がすのよ。」

真人「せっかく釣ったのにか!?」

ゆり「良いから!はやく!」

真人「え、お、おう!そいやっ!」
ザッパーン!
フィッシュ斎藤「ああーーー!?主が!?」

ゆり「ふぅ…これでよし…」

フィッシュ斎藤「何をするんだゆりっぺ!?」

ゆり「成仏しないためにしかたなかったのよ。ごめんなさいね。」

フィッシュ斎藤「そんな………いや、まてよ、もう一度「主」と戦えると考えれば…燃えてきたな。」

ゆり「そうでしょ?これからもよろしくね。フィッシュ斎藤。」

フィッシュ斎藤「ああ!次は単独で釣ってやる!」

理樹(すごく復活がはやい…)

佳奈多「…」

ゆり「あなたたちも、せっかく釣ったのに逃がしてごめんなさいね。こっちの都合で。」

理樹「まあ、釣るまでは楽しめたし…」

真人「まあ良いぜ。」

佳奈多「釣りの良い経験にはなったし、別に良いわ…」

ゆり「許してくれるのね、ありがとう。……よし、じゃあそろそろ次行くか…次は、>>714
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 21:53:29.52 ID:J1kcvAyrO
大山
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/13(日) 20:04:26.93 ID:FdXKuUypO



ゆり「あ、いた、大山くん!」

大山「あ、ゆりっぺ。何かな?一杯人がいるけど…もしかして、新入りさん?」

ゆり「新入りというか、お客さんね。他作品からの。メンバーの紹介と、探し物の手伝いをしてあげてるのよ。。」

大山「他作品?へぇ、もう何十年もこの世界にいるけど、そんなこと初めてだね。珍しいなぁ。あ、自己紹介するよ、僕は大山。」

理樹「どうも、直枝理樹です。」

佳奈多「二木佳奈多です。」

真人「井ノ原真人だ!」

大山「直枝くん、二木さん、井ノ原くんだね。よろしく!…で、探し物って?」

理樹「これです…」

大山「…女の子の制服?…ごめん、僕は知らないなぁ。」

ゆり「大山くんもだめか…男子メンバーで一番持ってそうなのは大山くんなのに…」

大山「ええ!?何でそう思ったの!?」

ゆり「一番女装が似合いそうだからよ。」

大山「僕はそんなことしないよ!」

理樹「あ、そうなんだ…」

大山「そうなんだって何さ!そんな風に見えるの!?」

理樹「いや、今まで紹介された人がなんというか…個性的な感じだったから、それくらいやっててもと…」

ゆり「大山くんは特徴がないのが特徴なのよ。」

大山「あはは、まぁ確かにみんなに比べるとそうだよね…やっぱりキャラが薄いんだよね。」

理樹(否定はしないんだ…)

ゆり「大丈夫よ大山くん、ほらあなた、あれ得意じゃない、大喜利。」

大山「え、あれは人に見せるようなものじゃないよ。」

ゆり「良いから良いから、ネタ振りしてあげるから、ボケなさい。コント、>>716
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 21:39:12.31 ID:WAcZXmDtO
コンビニ
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/14(月) 11:17:21.34 ID:680xVhp5O
ゆり「あたしがコンビニの店員になって温めますか?って聞くから、それに返すかたちでボケてね。大山くんだけだとあれだから、そっちからも参加してちょうだい。」

大山「うわぁ、他の作品の人たちとやるなんて、ドキドキしてきたなぁ。」

理樹「え、僕らもやるの?」

真人「へっ、普段恭介から鍛えられてる実力見せてやるぜ!」

佳奈多「…やったことないんだけど…」

ゆり「よーし、それじゃ、いくぞー、コント、コンビニ。」

ゆり「温めはどうなさいますか?」

四人「「「「~@"×<$&〒○☆!」」」」

ゆり「よーし、ひとりずつ聞いていくぞー、まずは二木、何て言った?」

佳奈多「…それタバコです。」

ゆり「タバコだったのかよ!暖めたらタバコのいろんな成分がへっちまうよ!もはやタバコにならねぇよ!てかあたしら未成年だからタバコ買えねぇよ!法律違反だよ!死後の世界だからタバコ吸おうが何しようが健康だがな!25点!」

佳奈多「…その点数はなに?」

ゆり「次井ノ原、何つった?」

真人「あの葉っぱみたいなのがどろどろになるまでお願いします。」

ゆり「溶けたらしきられてる具材混ざっちゃうじゃねーか!てか溶けたらその具材食えなくなるだろ!死後の世界だから食っても何もないだろうけどな!そしてそんだけ溶かすのどれだけ時間かかるんだよ!迷惑だろ!35点!」

真人「それは高いのか…?」

ゆり「次は直枝、なんつった?」

理樹「お手拭きだけ温めてください。」

ゆり「普通温めねぇよ!おしぼりじゃねぇんだよ!お手拭き暖めても顔吹いたり出来ねぇよ!しかもなんかアルコールも蒸発しそうだから効果もなくなりそうだな!ただの布になっちまうよ!だがまぁまぁよかった、60点。」

理樹「やった…でいいのかな…」

ゆり「最後に大山、なんつった?」

大山「良い感じに温めて増やしてください。」

ゆり「増えねぇよ!電子レンジを何だと思ってんだよ!培養装置じゃねぇんだよ!てか培養装置でも増えねぇよ!弁当はひとりでに増えねぇよ!植物じゃねぇんだよ!65点!」

大山「ふぅ、何とか勝てた…」

ゆり「もう一回だけ別ので行くぞ、コント、>>718
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 13:04:52.51 ID:RKuDwHrGo
風紀委員
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/14(月) 18:49:49.06 ID:NgVDmtelO
大山「風紀委員?」

ゆり「そうねぇあたしが風紀委員になって不良のあんたらに注意するために何やってるのか聞くから、ボケろよ。」

大山「よーし、頑張るぞ!」

佳奈多「…不良なんて出来るかしら…」

ゆり「じゃ、いくぞー。コント、風紀委員。」

ゆり「よーし今日もバシバシ取り締まっていくわよーって早速不良発見!こら!あなたたち何やってるの!?」

四人「「「「@·¥-'¥;〒[○<!」」」」

ゆり「よーしひとりずつ聞いていくぞー。まずは井ノ原、なんつった?」

真人「教室の時計を全部1分ずらしてやったぜ。」

ゆり「地味だな!あれーあの時計なんかちょっと早くね?ってなるだけだろ!何の意味があるんだよ!不良の癖にやってることがちっちぇな!30点!」

真人「ちっ、下がった…」

ゆり「次直枝、なんつった?」

理樹「駐輪場の自転車のサドルを全部ロマネスコにした。」

ゆり「サドルが時々盗まれてるあれお前だったのかよ!てか指すなら普通ブロッコリーだろ!せめてカリフラワーだろ!なんだよロマネスコって!聞いたあたしも一瞬あれ、ロマネスコって何だっけ?ってなりますから!変なところでオリジナリティを出すな!だが良いぞ、65点。」

理樹「やった、ちょっと上がった!」

ゆり「次二木、なんつった?」

佳奈多「…>>720
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 08:12:59.54 ID:exbNt5PRO
午後の紅茶を午前中に飲んでやった
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/15(火) 17:37:46.03 ID:hXqEl/GoO
ゆり「おめぇも規模がちっちゃいな!てかどうでも良いわ!勝手にしろ!別にあれ午前に飲んじゃだめって訳じゃねぇから!それくらいで不良を名乗るな!30点!」

理樹「佳奈多さんは風紀委員長だから不良なんて出来ないんだね。」

佳奈多「そうね、悪いことが全然思いつかなかったわ。」

ゆり「最後に大山、なんつった?」

大山「太陽を2つに増やしてやった!」

ゆり「それは規模がでかすぎだろ!2つに増やしてどうすんだよ!大迷惑だよ、地球が滅ぶわ!取り締まれねぇよ!あとお前増やすの好きだな!てか不良にそんなこと出来ねぇよ!神か、お前は神なのか?だとしたら今すぐ撃つ!」

大山「やだなぁ、そんなわけないじゃん。」

ゆり「しっとるわ!てめぇ相変わらず異次元だな!75点!」

大山「ひゃっほう、やった!」

ゆり「はぁ…はぁ…疲れた…」

大山「ねぇゆりっぺ、もう終わり?あと最後の全員揃える奴を…」

ゆり「もう、勘弁して…あなたのキャラはもう伝わったでしょうから…」

大山「そっか、それもそうだね!それじゃ、またね、ゆりっぺ。直枝くんたち。」

ゆり「ええ…」



ゆり「…疲れたし、定例会議もあるし、次で一旦最後にしましょうか…最後に、>>722
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 18:20:29.67 ID:5yRXOFpkO
音無結弦
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/16(水) 18:09:08.06 ID:qlF5fWyYO
ゆり「最後に新入りの彼に聞いてみましょうか…」



ゆり「いたわね、音無くん。」

音無「ん?ゆりか。どうしたんだ、そいつらも戦線メンバーなのか?」

ゆり「違うわ、他作品からの客よ。」

音無「他作品?…この世界はそんなこともあるのか?」

ゆり「こっちに来るのは初めてじゃないかしら。まあ珍しいことね。」

音無「そうなのか…この世界もいろいろあるんだな…まあいい、俺は音無だ。よろしく。」

理樹「直枝理樹です。」

理樹(何か、主人公感が溢れた人だなぁ…)

音無「で、俺に何のようだ?ゆり。」

ゆり「この子達が困ってることがあるみたいなのよ、貴方は何かしらないかと思って。」

音無「困ってること?何なんだ?」

理樹「これの持ち主を…」

音無「…女子制服?しかも俺たちの学校のじゃない…他の学校が世界にあるのか?」

ゆり「無いはずだから不思議なんじゃない。それで、何かしらない?」

音無「そうだな……あ。」

ゆり「あら、何か知ってる?」

音無「いや、何か、天使が女の子を連れてるのを見たってだけだ。」

ゆり「天使がねぇ…良くあることだけど、新しい人間が来たのかしら、それもそれで調べときましょうか。それだけ?」

音無「ああ。」

ゆり「わかったわ、ありがとう…」



ゆり「…音無くんくらいだったわね、情報があったのは。ごめんなさいね、あんまり力になれなくて。」

理樹「いやいや、ちょっとでも見つかっただけ良かったよ。ありがとう。」

ゆり「いえいえ、当然のことをしたまでよ。…それじゃ、あたしは一旦失礼するわ、また定例会議とオペレーションが終わったら会いましょう。」

理樹「うん…」




理樹「…さて、それじゃあここからは僕らで探さなきゃだめなわけだけど…」

佳奈多「手がかりは…天使だけね。」

真人「天使かぁ…どうする理樹、会いに行くか?」

理樹「>>724
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 18:49:06.15 ID:8x6iWcSQo
>>688-690で会っているけど
この世界から成仏したらどうなるのかも知りたいから、
もう一回会いにいこう
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/16(水) 21:37:12.74 ID:qLjM7EoRO
佳奈多「そうね、行きましょうか。」

真人「でもどこで会えるんだ?」

理樹「生徒会長って言ってた気がするから…生徒会室みたいなところにいけばいいんじゃないかな。」



理樹(生徒に話を聞いて、生徒会室にたどり着く。)

理樹「失礼します…」ガチャッ

天使「どうぞ…あら、あなた…直枝くんだったかしら、やっと来たわね。」

理樹「やっと…?」

天使「制服の話よ。準備はできてるから。」

理樹「あ、そんなこと言ってたっけ…」

天使「…ところで、後ろの二人は?見たところあなたたちも制服が違うようだけど…」

佳奈多「…私たちも来たばかりだから…」

天使「…そう、あなたたちもね…わかったわ、少し待ってて、あなたたちの分も貰ってくるから…」

理樹「…あ、ちょっと待って…立華さん、聞きたいことがあるんだ。」

天使「…何かしら。」

理樹「この世界が死後の世界ってことはわかったんだけどさ、だったら成仏…この世界から消えたら、どうなるのかな?」

天使「…それは私にはわからないわ。」

理樹「じゃあ、立華さんはどうして生徒を成仏させているの?」

天使「……この世界から消えることは、望ましいことだから…」

理樹「…望ましいこと…なんで?」

天使「…それは……そういうものだからよ。」

理樹「そういうものって言われても…」

天使「…消えることについてこれ以上答えることは出来ないわ…」

理樹「…そっか…」

天使「…じゃあ、制服を準備してくるから…」

理樹「あ、ちょっと…」

天使「…まだ、何かあるの?」

理樹「うん、えーっと…」

理樹(少し質問をかえて…)
1この世界に来る人たちについて
2この世界の目的について
3距離をつめるために、生徒会長について
>>726
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:29:06.19 ID:UzER2oOY0
1
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/17(木) 12:25:40.65 ID:YBc8VphjO
理樹「えっと、この世界に来る人たちって…」

天使「…死んだ人間よ。」

理樹「いや、そうなんだけど…全員がここに来る訳じゃないよね?どういう人が選ばれてここに来てるの?」

天使「……ここに来た人たちはみんな、悲しい生前だった人…」

理樹「えっ。」

天使「…事故、事件、病気…いろんな原因で死んだ、普通の学校生活を送れなかった…そういう人がここに来るの…」

理樹「…そっか…だから立華さんは、ここに来た人に授業を受けたりとか、普通の学校生活を贈って欲しいって思ってるんだね。」

天使「…そうね。」

理樹「なるほど。…だから立華さんは成仏を望ましく思ってるんだね。成仏するって言うのは、聞いた話によれば普通の学校生活を送った結果みたいだから…成仏するって言うのは、普通の学校生活を送れた証だもんね。」

天使「……そうね、そういうことで良いわ。」

理樹「なるほどね、良く分かったよ。ありがとう。立華さん。」

天使「…それじゃあ、もう良いかしら。」

理樹「うん、良いよ、ごめんね。」

天使「…構わないわ。…じゃあ、服を取ってくるから、ここで待ってて…」



理樹「…うん、なんとなく分かってきたね。ここのことが。ここは普通の学校生活をおくれなかった人にそういう場所を提供する場所みたいだね。それで、その普通の生活を送れた人は、成仏して、ここから消える…」

真人「結局その先は分からなかったけどな。」

理樹「そうだね、結局そこは分からなかったね…」

佳奈多「ねぇ直枝、私たちがそこまでこの世界のことを知る必要あるのかしら?私たちは結局他作品の人間なんだし…」

理樹「気になるじゃないか。死後の世界だよ?中々来れる場所じゃないし…そういうのを探るのも面白いじゃないか。面白いこと、楽しいことをするのが僕たちリトルバスターズだよ。」

佳奈多「…そうだったわね、直枝もそういう人だったわ。」

理樹「もちろん本来の落とし主探しは忘れてないからさ…良いでしょ?」

佳奈多「…良いわよ、もう…」

理樹「ありがとう。」

真人「じゃあ理樹、次は何をする?」

理樹「次は…>>728
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 21:13:53.25 ID:qdcJ8c1VO
NPCの観察
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/18(金) 14:50:23.44 ID:oZvFaa+kO
理樹「ここからちょっとNPCの様子を見てみよう。さっきだけだと良くわからない所もあるし。」

真人「ここの前を通る人とかを見てれば良いんだな。」

理樹「うん…」


NPC1「はぁー…部活の基礎練だるいぜ…」

NPC2「なー、でもやんねぇと監督に怒られるからな…」

NPC1「だなー…」


NPC3「ねぇ、期末に向けての勉強やってる?」

NPC4「やってるとも…次こそは負けないからね。」

NPC3「ふっ、お互い頑張ろうじゃないか、勝つのは俺だけどね…」


NPC5「ねぇねぇ聞いた?馬場ちゃん、A組の高橋くんと付き合い始めたんだって!」

NPC6「あの野球部のエース高橋くんと?信じらんなーい!」



NPC7「はぁー、授業まじつらたんだわー。」

NPC8「それな〜。」


理樹「…何か、NPCにもそれなりにバリエーションがあるみたいだね…」

佳奈多「まぁ、世界を再現してるっていうんだから。いろんな人がいるでしょうね。」

理樹「そうみたいだね…ほんと、区別がつかないなぁ…」

真人「話してみるとなんか違和感があるのかもしんねぇな。」

理樹「違和感、そうなのかな…よし、ちょっと行ってみてみようか。この制服来てけば違和感も持たれないだろうし…」



理樹「や、やぁ…」

NPC「ん?…見かけない顔だな、誰?」

理樹「えっと、今日来た転校生なんですけど…」

NPC「転校生…へぇ、珍しいな。ま、良いや、おれは安藤、あんたは?」

理樹「直枝です。」

NPC「直枝か、よろしくな!」

理樹「うん、よろしく…」

NPC「それで、何か用?場所でもわからないのか?」

理樹「まあ、そんなとこ…」

NPC「そうか、案内してやろうか?」

理樹「あ、うん…」


理樹(案内して貰う途中…)

NPC「なぁ、あんた部活は?」

理樹「部活は…野球かなぁ……」

NPC「野球か!実は俺野球部なんだよ。」

理樹「え、そうなの?」

NPC「ああ、もしはいるんだったら、よろしくな。」

理樹「うん…」

理樹(…今のところは、普通だね…ちょっと普通すぎて怖いけど…)

NPC「…」

理樹(…ちょっと、こっちで変なことをしたときのアクションとかも見てみよう。…そうだな…>>730)
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 17:43:29.57 ID:lCi/cu7dO
愛の告白
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/19(土) 15:44:37.25 ID:8v0xOM4xO
理樹(よーし…)

理樹「こんなときに場所も選ばずすみません!安藤くん!あなたのことがずっと好きでした!付き合ってください!」

理樹(周りにいたNPCもざわつき出す。さあ、どういう反応を…)

NPC「は、はぁ!?え、えーっと、まず俺たちあったばかりだし……俺にそんな趣味はないし…お前とはせいぜい友達までであってだな…だから…えーっと…うん…すまん…」

理樹「…そっか…」

理樹(普通に断られた…こちらを全面的に受け入れてくれるわけではないようだ。)

理樹「うん、わかった…こっちこそごめん、変なこと言っちゃって…じゃあね。」

NPC「待て、案内は良いのか?」

理樹「いや、ほんと、大丈夫だから…ごめん!」



理樹(…特に不自然じゃなかったなぁ。僕も突然男の子から告白されたらあんな感じだろう…やっぱり違いが良くわからない…)

理樹(…そんなことを考えていると…>>732に出会った。)
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 17:14:50.08 ID:rzhfMHoiO
ゆいにゃん
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/20(日) 14:45:51.61 ID:SCQXk4ezO
理樹「…あれ、あのピンクの髪の子は…たしか、ユイさん?」

ユイ「あ、あなたは…直枝先輩でしたっけ。」

理樹「さっき首しまってたけど、大丈夫なの?」

ユイ「大丈夫っすよ、死後の世界なんで。で、何の用ですか、ガルデモをかけたギター対決ならまた後で…」

理樹「いや、そうじゃなくて、さっきも言ったけど別にガルデモの座は奪わないから…単に何してたのか気になってさ、戦線の人は定例会議なんじゃ…」

ユイ「なんだ、そんなことっすか。あたしはガルデモのポスター張りですよ。あたしはまだそんな上の立場じゃないんで呼ばれないんすよ。」

理樹「あ、そうなんだ…」

ユイ「で、直枝先輩はなにしてんすか。」

理樹「僕はちょっとNPCとか、この世界がどんな感じなのか調べてて。」

ユイ「NPCですか。ゆりっぺ先輩からだいたい話は聞いてるんじゃないんすか?」

理樹「そうなんだけど、実際にどんな感じなのか見たくてね。告白とかいろいろやってみたけど、あんまり人との違いは感じなかったなぁ。」

ユイ「告白…さっきからNPCに男が男に告白してたって騒がれてましたけど、もしかして…」

理樹「あ、噂になってるんだ…そういうのも現実に則してるんだ、良くできてるなぁ。」

ユイ「まじっすか…男に告白って…もしかして直枝先輩、コレなんですか?」

理樹「いやいやいや!違うよ!あくまで調査だから!」

ユイ「いやーでも調査とはいえちょっとはその気がないとその発想は出ませんよ。まあでも大丈夫ですよ直枝先輩、うちの戦線はそういう人も一杯いますから。」

理樹「だから違うって…というか、そうなの?」

ユイ「はい、藤巻先輩とか、ひなっち先輩とか…それっぽい人が一杯いますよ。」

理樹「ええ…」

理樹(まだ会ったことない人だけど…そんな人たちもいるんだ…)

ユイ「なんで先輩のことも優しく受け入れてくれますよ、たぶん。」

理樹「いやだから僕は違うんだって…でも噂になってるってことは、そう思われちゃうのか…」

ユイ「ああ、それはまあ大丈夫ですよ、NPCなんて明日にでもなりゃ忘れてるんで。」

理樹「えっ、そうなの?」

ユイ「はい、いつまでいる気か知りませんけど、明日にもいるなら、その告白したNPCに話しかけてみれば良いんじゃないですか、何もなかったことになってますよ。」

理樹「そうなんだ…」

理樹(そこは都合が良いようになってるんだ…)

理樹「また一つわかったよ、ありがとう。」

ユイ「いえ、いいっすよ。…じゃ、あたしは仕事に戻りますね。」

理樹「うん…」

理樹(ポスターが多くて大変そうだな…どうしようかな。)
手伝う
手伝わない
>>734
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 17:49:32.58 ID:5S4kAZmPO
手伝う
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/21(月) 14:45:07.66 ID:n8m4LcVrO
理樹「大変そうだね、手伝う?」

ユイ「え、良いんですか。」

理樹「ひとりじゃ大変でしょう?ほっとけないからさ。僕もやるよ。」

ユイ「ありがとうございます!直枝先輩いい人っすね!じゃあ半分お願いします!」

理樹「うん…」



理樹「…」

ユイ「よいせっ…と…」

理樹(二人でポスター貼りをする。)

理樹「そういえばこのガールズデッドモンスターって、どれくらいの人気なの?演奏はすごかったけど…」

ユイ「そりゃあもうものすごい人気ですよ、最高ですよねガルデモ、あの歌詞がまず良いですよね、特に「Alchemy」とか最高ですよ。これはいつもライブの最後にやる曲で最高に盛り上がりますし、まじかっこいいですよ。んで、歌詞もそうですが、メロディもすごいんですよ。型にはまらないサウンドというか、こんなところで!?みたいなところで転調したりとか、ここでこのコード使うの!?みたいな、ガツンと来ちゃいますよね。ほんと。いやーこれを全部ひとりでこなしちゃう岩沢さんはまじ天才ですよね、あたしの憧れの人ですよ、作詞作曲だけじゃなくて歌も上手い、声も良い、なんてほんと完璧っすよ。しかもクールでミステリアスでカリスマ性もすごくて……もちろん岩沢さんだけじゃないですよ、ガルデモは。ギターのひさ子先輩のテクニックも凄いんです。あの技術があってこそ、岩沢さんもあの曲がかけるんでしょうね。あんなギターあたしも弾けるようになりたいですねー。あと入江先輩も普段はおどおどした小動物みたいな感じですけど、ドラムの前に立つと人が変わったみたいになるんですよ。あれはまさに…」

理樹「あ、うん、わかった、もう大丈夫だよ。」

ユイ「え、まだ語り足りないんですけど。」

理樹「いや、十分良くわかったから。」

理樹(あの辺りで止めとかないとずっと語ってそうだからね…さっきの岩沢さんといい、ガルデモはそういう人が多いんだろうか。)

理樹「…ユイさんはガールズデッドモンスターが大好きなんだね。」

ユイ「そりゃあもう!ギターだって岩沢さんに憧れて始めたくらいですし!」

理樹「そっか、じゃあ何年くらいやってるの?1、2年とか?」

ユイ「まさか、もう何年になるんですかね、10年越えたくらいから数えなくなったんで忘れちゃいましたよ。」

理樹「10年以上…それなのに3週間の僕より下手っていわれたんだ…」

ユイ「うるせぇ!これでもガルデモの曲は一通り弾けるし、路上ライブの固定ファンは何人もいるんだからな!」

理樹「路上ライブなんてやってるんだ。」

ユイ「やってますよ!今日もこれが終わったらやる予定なんで見に来いやごらぁ!」

理樹「なんで怒ってるのさ…まあ、良いけどね。行くよ。」

ユイ「絶対来いよ!」

理樹(こんな風に会話してると…>>736がここを通る)
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 22:41:39.72 ID:Mw0Fw8e/O
ひなっち先輩
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/22(火) 18:02:38.44 ID:uuDnUIt2O
???「…」

理樹(戦線の服を来た人が歩いてくる。)

???「ん?なんだ、このポスター。」

ユイ「あ、ひなっち先輩、どもっす!ガルデモ告知ライブのポスターですよ。」

???「ほーん。ほんとにやるんだな、告知ライブ。」

理樹「…」

???「ん?誰だ、こいつは。ガルデモファンのNPCか?」

ユイ「違いますよ。他作品から来た直枝先輩です。」

理樹「あ、どうも、直枝理樹です。」

日向「あー、おまえがゆりっぺの言ってたお客さんか!そうかそうか、俺は日向、よろしくな!」

理樹「日向さん…」

理樹(たしか日向さんって…コレだっていわれてた人だよね…)

理樹「あ…はい…よろしくお願いします…」

日向「何時までいれるのかはわからないが、仲良くしようぜ!直枝!」

理樹「…いや、えーっと…はい…日向さん…」

日向「…なんだろう、めっちゃ心の距離を感じるんだが…なんでだ?」

理樹「いや、その…日向さんって…その…コレなんですよね?」

日向「ちげーよ!音無といいなんでみんな俺をそんな風に見るんだよ!いたって俺はノーマルですから!てか誰から聞いたんだよそんなこと!」

理樹「ユイさんから…」

日向「てめぇかぁぁぁぁ!」

ユイ「ああぁぁぁ!ギブギブギブー!」

理樹(すごい、完全に極ってる…)



ユイ「はぁ…はぁ…いきなり卍固めはないっすよ…」

日向「お前が何も知らない奴に変なこと吹き込むからだろ!…ともかく、俺は本当にコレじゃない、安心しろ、直枝。」

理樹「…そういうなら…よろしくお願いします…」

日向「ああ!こう見えてもこの世界にいる歴は長いから、わからないことがあったらなんでも頼ってくれよな!」

理樹「え、じゃあさっそく良いですか?」

日向「おうなんでも来い!」

理樹「じゃあ…」
1生前のこと
2戦線メンバーの事
3自由安価
>>738
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 18:23:11.32 ID:k8AZoGMdO
生前に普通の学生生活が出来なかった人が
未練が無くなって成仏して生まれ変わるって説は議論された?
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/23(水) 18:40:46.64 ID:32Xj+QA3O
理樹「成仏についてなんだけど…」

日向「成仏?ああ、成仏ってのは、天使のいう通りに模範的な生活を送ると…」

理樹「いや、どういう言葉なのかはわかるんだけど…単純に、その後はどうなってるのかなって…」

日向「成仏のその後なぁ…すまねぇが、そいつは俺にもわからないな。」

理樹「そう…」

理樹(その立華さんもわからないって言ってた…誰にもわからないんだろうか、知ってて黙ってる可能性もあるけど…)

ユイ「考えたことないっすけど、生まれ変わったりするんじゃないっすかね。」

日向「生まれ変わりなぁ…無いとはいえねぇけど…少なくとも、ここに2回来たやつはいないからな…」

理樹「生まれ変わった先は普通の人生を送れたから…ってことじゃ…」

日向「どーだかねぇ…成仏についてはいろいろわからねぇんだよ。成仏の原因も俺たちは「普通の学校生活を送ったからだ」って思ってるけど、それもあってるかはわからねぇしな。何か別の条件があるかもしれない。正確なとこを知ってるのは神か天使くらいだろう…ま、神は見つかんねぇし、天使にきいても答えてくれないわけなんだがな。」

理樹「…なるほど…」

日向「にしても、なんでそんなことが気になってんだ?別に直枝は死んでるわけじゃないんだろ?」

理樹「いや、何かわからないことがあるなら調べてみたくなっちゃって…何か、世界の秘密みたいなのを調べるのってワクワクするっていうか…」

日向「ワクワクする…か…確かに、その気持ちはわかるぜ。」

ユイ「でも成仏の事なんて調べていってもわかるんですかね?ひなっち先輩やゆりっぺ先輩でも完全には把握してないのに。」

日向「わかんねぇぞ?他所から来たやつ独自の視点から見れば何かわかるかもしんねぇしな。俺は応援するぞ、直枝。お前のためならなんでもしてやる!」

理樹「コレなの?」

日向「ちがーう!さっきもいったろ!普通に協力してやるってだけですから!」

ユイ「なんでツッコミ途中から敬語なんですか。」

日向「ただの癖だよ!気にすんな!…はぁ、ほんと何かあったらいつでも頼れよって言いたかっただけなのに…まあいい、そいじゃ、俺はオペレーションの準備あっから。またな。」

理樹「あ、はい…」




理樹(…この世界に関してある程度は聞き取れたけど…どうしようか…)
まだ聞き込む
一旦佳奈多と真人のところへ戻る
>>740
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/23(水) 19:25:23.38 ID:9cPeDpmZO
聞き込み
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/23(水) 20:45:08.40 ID:gv6MMIVvO
理樹(まだ聞き込みにしよう…)

ユイ「あれ、先輩、どっか行くんですか。」

理樹「うん、ちょっと、いろんな人に話を聞いてみたくて。」

ユイ「なるほど。ちなみに今までは誰にあったんですか。」

理樹「えーっと…ゆりさん、ガルデモの人たち、遊佐さん、椎名さん、野田さん、大山さん、音無さん、あとユイさんと日向さんかな。」

ユイ「なんだ、メインどころには会ってるじゃないですか、もう。松下先輩とか高松先輩とかっすよ。」

理樹「その人たちはどこにいる?」

ユイ「あの辺の人たちは外で鍛えてるんじゃないですかね。でもあの人たちが成仏とか考えてるようには思えないっすけどね。」

理樹「まあでも聞くだけ聞いてみるよ、ありがとう。」

ユイ「いえ、いいっすよ。では、また後で!」




理樹(というわけで、外に行ってみる。さて、誰に会えるか…)
次に会う人
>>742
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/23(水) 23:24:39.87 ID:2nDszGu10
松下護騨
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/24(木) 16:59:06.66 ID:unFSyUkmO
???「ふんっ!…ふんっ!」

理樹「…」

理樹(柔道着を着てる人がいる…恐らくあの人も人間…戦線メンバーなのだろう。)

理樹「あの…」

???「…うん?なんだ?」

理樹「あの、戦線の方ですよね?はじめまして、リトルバスターズの世界から来た直枝理樹です…」

松下「直枝?…ああ、確かゆりっぺが言っていたな…俺は松下護騨、よろしくな。」

理樹「五段…」

理樹(柔道の有段者…なのかな。)

松下「よし、ではさっそく始めるか。」

理樹「えっ、始める…?」

松下「こーい!」

理樹(松下さんは構えている。)

理樹「え、いや…」

松下「こーい!」

理樹「そういう目的じゃ…」

松下「こーい!」

理樹「…」

理樹(話を聞いてくれない…これはやるしかないのだろうか…)

松下「こーい!」

理樹(…やるしかない!僕は立ち向かうが…)

松下「…!」
クルッ!バーーン!
理樹「いっ!…たぁ…」

理樹(簡単に一本を取られる。)

松下「こーい!」

理樹「え。」 

松下「こーい!」

理樹「…」

理樹(またやるしかないのか…)





松下「…なんだ、乱取りの練習相手になってくれるわけじゃないならもっと早く言ってくれ。」

理樹「…話聞いてくれなかったじゃないですか…」

理樹(何回も投げられた、全身が痛い…)

松下「すまないな。つい柔道の事となると熱中してしまう…で、本当の用事は何だ。」

理樹「この世界の事をいろいろ調べてて…この世界に長くいる人に聞いてるんです。」

松下「なるほどな。…とはいえ、俺が知ってるこの世界の事なら、他のメンバーでも知ってることだと思うがな。まあ良いだろう。なんだ?」

理樹「>>744
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/24(木) 17:57:00.55 ID:QufWEIaMo
学園の外はどうなっているのか?
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/25(金) 23:05:52.18 ID:F0NX6ER0O
松下「外ならない。この世界にあるのはこの広大な学校だけだ。」

理樹「じゃあこの世界の縁はどうなってるの?」

松下「壁がある、どれだけ登っても登りきれない壁がな。もちろん壊すことも出来ない。」

理樹「…なるほど…」

松下「最初のうちは閉塞感のようなものも感じたが、学校のなかに必要なものはだいたいある。不便は今は感じないな。」

理樹「そういえば、ここってお金はどうなってるんです?」

松下「奨学金が出ていることになってる。我々は神から与えられたものは使わない主義だから基本は使わんがな。」

理樹「…そっか…」

松下「あとはもう平気か?」

理樹「あとは…そうですね…また別の人に聞いてみます、いろいろ教えてくれてありがとう。松下五段さん。」





理樹(次にあったのは、>>746)
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 05:52:32.12 ID:rminQlurO
クライスト
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/26(土) 19:02:57.54 ID:iuPZAxsxO

理樹(あ、あそこに戦線の服着た知的な雰囲気の人がいる…)

理樹「あの…」

???「はい?」

理樹「あの、戦線の人ですよね?」

???「そうですが…何か?」

理樹「僕、リトルバスターズの世界から来た、直枝って言います。この世界について調べてて…」

???「なるほど…あなたが…僕の事はクライストとお呼びください。」

理樹「え、クラ…?本名は…?」

竹山「…竹山と言いますが、僕の事はクライストとお呼びください。」

理樹「竹山さん、聞きたいことがあって…」

竹山「…なんですか。あと、僕の事はクライストと…」

理樹「えーっと…」
1成仏の条件について
2Angel playerについて
3自由安価
>>748
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 21:39:17.69 ID:WifgDCCO0
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/27(日) 19:00:19.55 ID:sO9byFG0O
理樹「成仏の条件って何だと思います?」

竹山「成仏したいんですか?」

理樹「いや、そうじゃないんですけど、気になるので…竹山さん、知りませんか?」

竹山「天使のいう通り模範的な学園生活を送ると成仏する…と聞いてますよ。あと僕の事はクライス」

理樹「それはいろんな人に言われて知ってるんです。それ以外になにかある気がして…」

竹山「ほう、それ以外に何かあるとお考えなんですか?」

理樹「はい、だって、戦線の人たちは戦線に誘われる前には普通に暮らしてたわけですよね?」

竹山「まあ、人によるでしょうが、そうなりますね。」

理樹「普通に暮らすと成仏するなら、戦線に誘われる前に消えちゃうと思うんです、だから、普通に暮らすことだけが成仏の条件じゃない気がして…」

竹山「…なるほど、確かに、大山さんはゆりっぺさんよりも前に来て、普通に暮らしていたと聞いてますが、消えていませんしね。可能性はあります。」

理樹「そうですよね。」

竹山「なかなか興味深いですね。これは次のオペレーションでの重要テーマになり得ますよ。」

理樹「次のオペレーション?」

竹山「…天使エリア侵入作戦ですよ。天使の部屋の中枢のコンピューターを調べに行くんです。」

理樹「天使エリア…」

理樹(そこを調べれば、一気になぞがわかるかもしれないのか…)

理樹「…それ、僕も一緒に行けたりは…」

竹山「それは僕の一存ではなんとも…ゆりっぺさんに聞いてみなければ。」

理樹「そっか…竹山さん、ゆりさんはどこに?」

竹山「校長室だと思いますよ。案内しましょうか、あと僕の事はクラ」

理樹「ありがとうございます!」




校長室
ゆり「…オペレーションに参加したい?」

理樹「はい、僕もこの世界の秘密をしりたくて…お願いします!」

ゆり「>>750
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 00:39:14.63 ID:5a/doA2Z0
特別ゲストとして参加を許可します
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/28(月) 21:32:35.25 ID:JS2Z9AKdO
ゆり「ただし、来るのならその制服じゃなくて、うちの制服で来ること。」

理樹「戦線の…制服ですか?」

ゆり「そうよ。ほら、これ。オペレーションの時には着てきなさい。」

理樹「あ、どうも…」

ゆり「実行は夜19時から、集合場所はここね。それまでは自由に過ごしてくれて良いからね。それじゃ、よろしく頼むわ、直枝くん。」

理樹「はい!」




理樹(…さて、それじゃあ一旦、二人のところへ戻ろう…かなり長く待たせてしまっただろう、急がないと。)




生徒会室前

理樹「…あ、二人とも…遅くなってごめん…」

佳奈多「…何してたの。」

理樹「ちょっと、NPC調査ついでに、校内探索まで、色々と…」

真人「なんだ、それなら俺たちも呼んでくれりゃよかったのに。」

理樹「ごめん…」

天使「…ようやく戻ってきたのね。」

理樹「あ、立華さん、ごめんなさい、勝手に出ちゃって…」

天使「…大丈夫よ。」

佳奈多「…長々と居座って申し訳なかったわね、直枝とも合流できたから、失礼させて貰うわ。」

天使「…ええ。」




理樹「…さて、じゃあ夜まで何してようか。」 

佳奈多「>>752
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 05:34:27.23 ID:amw9W3fgO
もちろん、拾った女子制服の持ち主探しに決まっているでしょ
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/29(火) 18:01:08.21 ID:JcCYQMnAO
佳奈多「まさか忘れてたんじゃないでしょうね?」

理樹「あはは、まさかー。」

理樹(ごめん、ちょっと忘れてた…)

佳奈多「本当に?」

理樹「ほんとだよ。」

佳奈多「…そう。じゃあ聞くわね、直枝があった人で、なにか知ってる人はいた?」

理樹「い、いなかったよ…」

佳奈多「そう、情報は無しなのね。」

真人「よし、ならさっそく、どんどん聞いていこうぜ!なあ、そこのお前!少し良いか?」
であった人物
>>754
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 20:56:32.10 ID:UAOVGcp3O
高松
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/30(水) 19:03:13.04 ID:cQQuMCHQO
???「はい?…どなたですか?」

真人「俺は井ノ原真人、他作品から来たぜ!んで、こっちにいるのが理樹と二木だ。」

高松「なるほど、皆さんの行っていた…私は高松です。よろしくお願いします。」

真人「おう!んでよ、この制服の持ち主を探してるんだが…」

高松「制服ですか?…ふむ、なるほど。」

理樹「なにか知ってるんですか?」

高松「いえ、何も知りませんね。見たこともないです、この服は。申し訳無いです。」

佳奈多「だめだったわね、じゃあ次に…」

高松「おや、もうよろしいのですか?他の人はもっと色々と聞かれたようですが…」

佳奈多「…制服の事知らないなら、私は別に…」

真人「じゃあ、俺から少し良いか?高松だったか、お前…感じるぜ…」

理樹「?真人、何の話?」

真人「筋肉の鼓動だよ…」

高松「……筋肉…ほう…」

真人「ふっ、…着痩せするのか、知的な雰囲気で誤魔化してるのか知らねぇが…俺の筋肉は誤魔化せねぇぞ……お前はその服の下に、相当な筋肉を持っているはずだ!」

高松「…ふふふふ…なるほど…まさか初見で見抜くものがいるとは、井ノ原さん、やりますね…その通り!」
バッ!
理樹「!?」

理樹(突然服を脱いだ!?)

高松「戦線で戦うために鍛え上げられたこの肉体美を見よ!!」

真人「ふっ、やっぱりな…なかなかの筋肉だ…だが、俺も負けてねぇ!」
バッ!
理樹(こっちも!?)

高松「…」ゴゴゴゴゴ…

真人「…」ゴゴゴゴゴ…

理樹「両者、睨みあってる…始まったね…」

佳奈多「…何が始まったの?」

理樹「どちらが美しい、良い筋肉か…それを競う漢同士の対決だよ…」

佳奈多「…わけがわからない…」

真人「…はっ!」ムキッ!

理樹「真人は…ダブルバイセップス!」

高松「はいぃぃっ!」ムキッ!

理樹「たいしてこっちは、サイドチェストだ!さあ勝敗は!」

真人「…やるじゃねぇか…」グッ!

高松「…そちらこそ…」グッ!

理樹「お互いに認めあった!これは筋肉和解!この勝負、引き分けだ!」

佳奈多「直枝はさっきからなんで実況みたいなことしてるの…?」

理樹「こんな熱い筋肉勝負見たら実況せずにはいられないよね!」

佳奈多「…井ノ原から筋肉バカが完全にうつってるわね…」

真人「なあ高松、これから一緒にトレーニングしに行かねぇか?」

高松「ふっ、良いですよ。やりましょう、井ノ原さん。」

佳奈多「…ちょっと、井ノ原、目的を…」

真人「俺はとめらんねぇぜ!なあ理樹、お前も行こうぜ!」

高松「ほう、あなたも筋肉仲間ですか、やりましょう!」

理樹「>>756
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 19:12:16.41 ID:kUbfPVZq0
もちろんさ!筋肉いぇいいぇーいっ!!
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/01(木) 16:01:37.06 ID:AEhAwXmPO
佳奈多「…は?ちょっと、調査は…」

理樹「ごめん佳奈多さん!任せるよ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

高松「おお、なんだか楽しげだ…筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「……………」

佳奈多(バカ…あまりにもバカ…好きになる人を間違えたかと一瞬思ったわ…)

佳奈多「はぁ……」

佳奈多(…ため息をついてもしょうがないわね、仕方ない、一人でやるしかないわ…)



佳奈多(…一人であるいていると、>>758に出会う。)
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:49:10.48 ID:kl78Sa8GO
岩沢
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/02(金) 20:16:32.55 ID:+9c+tEO3o
岩沢「…♪ー♪〜…うん、これだな…」

佳奈多「彼女は…」

佳奈多(確か、ガールズデッドモンスターとか言うバンドのボーカルの…)

佳奈多「…岩沢さん…」

岩沢「♪~♪〜…」

佳奈多「…岩沢さん?」

岩沢「…いや、こっちの方が…」

佳奈多「あの、岩沢さん!」

岩沢「…ん?なんだ…ああ、お前は…えーっと…轟音指揮者だっけ。」

佳奈多「二木佳奈多です。」

岩沢「ああ、そうだったね。…で、何?」

佳奈多「あの、この制服の持ち主をまだ探してて…」

岩沢「ああ、まだ見つかってないのか。頑張れよ。」

佳奈多「あ、はい…」

岩沢「…♪ー♪〜」

佳奈多「…あの…」

岩沢「♪〜♪〜」

佳奈多(…音楽に戻ってしまった、音楽以外の事はほぼ興味が無いのかしら。)

佳奈多「…」
どうする?
もう少し聞いてみる
別の人のところへ
>>760
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 21:50:25.49 ID:BLz8ATPS0
もうちょっと聞いてみよう
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/03(土) 20:44:32.02 ID:mNdXLPZSO
佳奈多「…岩沢さん、なにか知ってることは…」

岩沢「♪〜♪〜」

佳奈多「…岩沢さん、岩沢さん!岩沢さん!」

岩沢「…なんだ、またお前か…なんだ?」

佳奈多「この制服に繋がりそうな何か、知らないですか?」

岩沢「知らないな。」

佳奈多「本当、なんでも良いんです。」

岩沢「知らない。音楽以外興味ないからな。」

佳奈多「…」

岩沢「どうしても私と話したいなら、私が楽しめるような話題にしてくれ。」

佳奈多「…あなたが…楽しめる…っていうと…」

佳奈多(音楽のこと……というと…)

佳奈多「…実は私、キーボードを少しやってるんです。」

岩沢「へぇ、キーボードか。確か直樹はギターだったよな、バンドでも組んでるのか?」

佳奈多「まあ、文化祭程度ですけど。」

岩沢「そうか。あいつがあれだけ出来るのなら…よし、お前も少し弾いて見せてくれ。」

佳奈多「えっ?」

岩沢「ちょうどキーボードはいないしな。キーボードもいた方が音楽に幅みたいなのが出る。腕次第ではお前もメンバーだ。楽器は音楽室にあるからな、来い。」

佳奈多「いや、ちょっと…」

岩沢「恥ずかしがるな。弾いてくれたら話も聞いてやるから。」

佳奈多「…」




音楽室
岩沢「…さあ、こいつだ、弾いてみてくれ。」

佳奈多「…」

佳奈多(やるしかないわね…)




佳奈多「…どうでした?」

岩沢「>>762
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/04(日) 07:53:41.08 ID:rE3y3DRQ0
悪くないな
今夜一緒に演奏してみるか?
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/04(日) 18:48:18.19 ID:i7QHhICIO
佳奈多「えっ?」

岩沢「知らないのか?今夜私たちのライブをやるんだ。一緒にやろうぜ。」

佳奈多「え、いや…そんな突然言われても…曲の練習とかしてないですし…」

岩沢「大丈夫だ、これから夜まで練習すりゃいい。」

佳奈多「でもこの落とし物のこととかも…」

岩沢「ライブにはたくさん人が来るからな、そこで聞けば言い。最後にそれを聞く時間をつくるからさ。」

佳奈多「…」

佳奈多(…それで聞けるならそれでも…それに、直枝たちも調査を放りだしてるわけで)

岩沢「な、良いだろう?」

佳奈多「…わかりました…」




岩沢「…ということだから、今日のライブにはこいつに参加して貰う。」

佳奈多「…どうも…二木佳奈多です。」

ひさ子「…直枝とか言う奴を諦めたと思ったら、また別の奴を…」

岩沢「良いだろう?キーボードはいなかったわけだし。」

ひさ子「キーボードなぁ…今さらいるか?」

岩沢「あたしは試したい。とりあえずは今夜だけで良いから。なぁ、良いだろう?ひさ子。」

ひさ子「はぁ……腕は確かなのか?」

岩沢「まあ問題ない。」

入江「あの…キーボードの楽譜はあるんですか?」

岩沢「もう出来てる、さっき急いで書いた。」

入江「あ、そうなんですか…」

岩沢「ま、そういうことだから、とりあえず一回やってみよう。いくぜ。」

佳奈多「…ええ…」



佳奈多(…とりあえず、一度会わせてみた。)

岩沢「…うん、良かった、音楽の幅が広がったな。」

ひさ子「技術は追い付いてないが…初めてにしては悪くはなかったな。」

岩沢「えーっと…二木はどう思った。」

佳奈多「>>764
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/04(日) 20:23:52.60 ID:Z2nmoWQmO
ついていくのがやっと
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/05(月) 19:13:50.34 ID:kM0c4mAqO
佳奈多「私なんかが一緒にやってて良いのかと思うくらいで…」

関根「最初はそんなもんですから、気にしないで良いですよ。練習すりゃいずれ追い付けるようになりますよ。」

佳奈多「…そうかしら。」

岩沢「ああお前なら問題ない、とりあえず1、2曲は弾けるようになれば最悪大事丈夫だしな。それくらいならなんとか間に合わせられるだろ。…よし、それじゃ、もっかい、やるぞ!」




岩沢「…よし、それじゃ、休憩にしようか。一旦。」

ひさ子「ああ、そうするか。」

佳奈多(…休憩ね…せっかくだし、だれかと話してみようかしら。)
誰と話す?
>>766
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 19:35:27.86 ID:WK/rohNvO
関根
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/06(火) 18:52:18.41 ID:5hDiKZpSO
佳奈多「…あの…」

関根「はいはい!なんでしょう?」

佳奈多「…ベース、凄かったわ。」

関根「あざっす!二木さん…でしたか、あなたも悪くなかったですよ。」

佳奈多「そうかしら?あなたたちのレベルには到底達してないと思うけど…」

関根「経験浅いのにあれくらい弾ければ大したもんですよ、入りたての頃の私はもっと酷かったですから。」

佳奈多「そうなの?」

関根「はい!学祭で弾いたことあります!くらいの感じで入ったらもう想像以上のガチで、もー最初はビックリしましたよ。死ぬほどの思いで、練習して、やっとここまでたどり着きました!」

佳奈多「…死ぬほどの…」

関根「いや、一回死んでたかもしんないですね。ひさ子先輩の鬼、いや悪魔のような特訓で。何年かかりましたかねぇ…いやぁ、あれは辛かったっすよ…天国なのに地獄のような日々でしたよ。ほんと。ひさ子先輩の理不尽な暴力に耐えに耐えたあの日々…」

佳奈多「暴力、虐待…それは…酷いわね。」

関根「まあ二木さんは今は体験なんでそんなことも無いかと思いますけどね。」

佳奈多「…だといいわ…」

関根「ところで、二木さん、私から一つ聞いても良いですか?」

佳奈多「…何?」

関根「>>768
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 22:26:17.12 ID:eiHILOUz0
大きいのと小さいのどっちが彼氏なんですか?
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/07(水) 19:11:33.24 ID:i+dekpBBO
佳奈多「…はい?」

関根「どっちか、あなたの彼氏ですよね?」

佳奈多「…なんでそう思ったの?そして、なんでそんなことを…」

関根「私は浮いた話に飢えてるんですよ、もう何年もいますけど戦線内でそういう話が出たのは一度もないんですよねー。そんな中であなたたちが来た!しかも男女で!これは何かあるに違いない!そう思いましたよ。さあ、小さい人と大きい人、どっちです?」

佳奈多「…あなたには関係ないでしょ…」

関根「そう答えた時点で、どっちかは彼氏なんですね。教えてください!」

佳奈多「…っ!…嫌よ…」

関根「そんな隠すこと無いじゃないですか。なあ姉さん、とっとと吐いちまいなよ。」

佳奈多「…」

関根「頼みますよー。ほんと教えて貰えるだけで良いんですよー。ほんと、それだけで良いんですよー。」

佳奈多「……はぁ……もう…わかったわよ。」

佳奈多(しつこいし、言うしか無いわね…)

佳奈多「……小さい方よ。」

関根「おおー、やっぱりそうでしたか!てことは恋人同士でバンドやってんですね!良いですねー!じゃああの大きい方もバンドマンですか?」

佳奈多「いえ、彼は小さい方…直枝の友達ってだけ。」

関根「彼氏と、彼氏の友達…まさか、三角関係ですか?」

佳奈多「…違うわよ…井ノ原はただの筋肉バカだから。」

関根「ふむふむ、付き合ってどれくらいですか?」

佳奈多「…一ヶ月前後?」

関根「なるほど。ファーストキッスは?どうでした?ディープキスはしましたか?もしかしてキスの先まですましたり…」

佳奈多「…ちょっと、そこまでは…」

関根「いやー気になるんすよねぇ、生前そんなことせずに死んじまったもんで…なんで、教えてくださいよ。経験者として。」

佳奈多「>>770
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 19:39:18.88 ID:phjgjQVuO
ABCのCまでやった
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/08(木) 22:23:06.85 ID:u2f8qpmGO
関根「ええー!Cまで!うはー!すごい!一ヶ月でC!うはー!すげー!」

佳奈多「…ちょっと、あんまり言わないで…」

入江「ちょっとしおりん、うるさいよ…」

ひさ子「そうだぜ、びっくりしたじゃねぇか。」

関根「いやいやこりゃ騒がずにはいられないでしょう!付き合って一ヶ月でCまでだよこの人!AやBならともかくCだよ!」

入江「AとかCとか…いったい何のことなの?」

関根「そんなことも知らないんだねみゆきち、恋のABCって言うのがあって、それは…」

ひさ子「おいやめろ入江に変なこと教えるな…」

関根「おっとそうですね。入江たんはずっとピュアなままでいておくれよ。二木さんのようなオトナの世界に入るにはまだ早いからね。」

入江「大人の…?」

関根「そう、この人は私たちが想像もつかないことをすでに経験済みの人なんだよ。それだけわかってれば大丈夫だから。」

入江(いったいどんな体験なんだろう…)

関根「いやー、にしてもまさかそこまでいってたとは…岩沢先輩、すごくないですか?」

岩沢「え、何?」

関根「この人彼氏いて、Cまでいってるらしいですよ。」

岩沢「C?ああ、それくらいあるんじゃない?」

関根「えっ、岩沢先輩、もしやあなたも…」

岩沢「あたしは…Bかな。」

関根「えええ!?岩沢さん、恋人いたことあるんですか?」

岩沢「無いぞ?」

関根「ええええ!?じゃあAやBは誰と?」

岩沢「誰って…何が?っていうか関根は何を驚いてるんだ、BとかCとか普通だろ?」

関根「えええええ!?普通なんですか!?Aもない私が異常!?」

岩沢「いやさすがにお前もAはあるだろ。」

関根「ないですよ!」

佳奈多「…岩沢さん、何の話してると思ってます?」

岩沢「何って…カップ数だろ?」

関根「えっ?」

岩沢「カップ数といえば、昔を思い出すな、確かあたしとひさ子だけでやってたときにバンド名「Fカップ&Bカップバンド」として活動してた時期が…」

ひさ子「ねぇよ!てか岩沢、お前勘違いしてるぞ?」

岩沢「え、何が?」

関根「岩沢先輩、ここで話してたのは恋のABCですよ。」

岩沢「恋のABC?」

佳奈多「…彼女、天然なの?」

ひさ子「天然っつうか、音楽以外興味ないって言うか…」

佳奈多「なるほどね…」

入江「あの…そろそろ練習に戻りませんか?」

岩沢「ん?ああ、そうだね。」

関根「えっ、ちょっと、まだ聞き足りないんですが。しまった、岩沢先輩に気をとられたうちに…じゃあ最後に一つ!」

佳奈多「何?」

関根「>>772
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 13:39:08.09 ID:uq6duH2dO
同性愛について
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/09(金) 19:44:50.03 ID:MBxE2UlMo
関根「同性愛って有りだと思います?」

佳奈多「…は?…何をいってるの?」

関根「いやー、最近もう男と縁が無さすぎてもう女の子でいいかもな〜と思いはじめまして…ほら、それに岩沢先輩とひさ子先輩の百合カップルみたいな感じであたしも入江たんと百合ペアで売っていくのも有りかなって…」

ひさ子「おい、あたしと岩沢はそんな関係じゃねぇからな?」

入江「百合って何?」

関根「女と女のエロスだよ。」

入江「ええーー!嫌だよ!」

関根「ええ!?なんで?ペアで売ってけば今より人気者だよ!?」

入江「だってしおりんとはただの友達だもん…」

関根「振られたー!…なら二木さん、あなたと…」

佳奈多「…恋人いるから…」

関根「そうだったーー!くぅぅ…じゃあやっぱりみゆきちしか……」

入江「だから嫌だって…」

関根「はっきり拒絶された!」

ひさ子「関根、もう諦めろ、騒ぐのやめてさっさと練習戻ろうぜ?」

関根「くぅぅ…」

佳奈多「…」

佳奈多(なんか、騒いでるところは、葉留佳みたいね…どこにもああいう人はいるのね…)





その頃…
理樹「ふぅ、良い汗かいた…」

高松「なかなかよいトレーニングになりました、ありがとうございました。」

真人「良いってことよ…よし、じゃあ、理樹、そろそろ時間か?」

理樹「あと少し、なにか出来そうかな…よし、じゃあ、>>774
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 03:31:05.94 ID:plRXFs+GO
腹ごしらえ
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/10(土) 21:13:46.21 ID:RhAOmhgbO
高松「名案ですね。付き合ってくださったお礼に今日は私が奢りましょう。」

真人「え、良いのか?」

高松「はい、では、食堂へいきましょうか。」



食堂
真人「おお、いろいろあるな!」

理樹「トムヤムカレー…すごく変わってるのもあるけどね…」

高松「あらゆるニーズに対応できるようになっているわけですね。」

真人「なあ、俺トンカツで良いか?」

高松「はい、トンカツ定食ですね。どうぞ。」

理樹「あれ、券売機で買うんじゃないの?」

高松「我々戦線は神から支給されたお金は原則使用しないということになっています。ですから食券は買うのではなく、一般生徒から巻き上げるという形で得ています。」

理樹「えっ、巻き上げるって…」

高松「別に暴力的なことをしているわけではありません…我々の陽動部隊、ガールズデッドモンスター、通称ガルデモについてはご存じで?」

理樹「あ、はい、会いましたけど…」

高松「彼女たちが定期的に行うライブの代金のようなものとして、NPCから食券を受け取っています。…まあ厳密には少し違いますが、まあ良いでしょう。それを我々で分けあって日々の食事を確保しているということですね。ガルデモは陽動部隊であるとともに、我々の収入源にもなっているというわけですね。」

理樹「ああ、なるほど…」

高松「わかってくださいましたか…では直枝さん、あなたは何にしますか?井ノ原さんのトンカツ定食を抜くと…麻婆豆腐、肉うどん、カレーライス、ブイヤベース…」

理樹(一杯あるなぁ…まあ、どれでも良いや…)

理樹「じゃあ…これ!」
選んだ食券
>>776
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 21:45:01.42 ID:Q6ec4yqOo
蒙古タンメン
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/11(日) 18:37:30.95 ID:428q/zpLO


真人「うめぇ!ここの料理最高だな!」


理樹「うっ、辛い…」ズルズル

高松「ここの学食は妙が本格的ですからね。蒙古タンメンは辛いのは当然でしょう。」

理樹「こんな本格的なんて…」ズルズル

高松「直枝さんが選んだのですから、最後まで食べてくださいよ?ちなみにその蒙古タンメンは学食のなかでも相当に辛い部類ですが、一番ではありません。」

理樹「そうなの?」

高松「この学食では激辛麻婆豆腐がもっとも辛いともっぱら言われていますね。興味があるなら食べてみては?」

理樹「これでも十分辛いと思うから…遠慮するよ…」

高松「そうですか…豆腐は筋肉にも言いそうなのですが…」

真人「豆腐が筋肉?そうなのか?高松。」 

高松「はい、豆腐にもかなりのタンパク質が含まれているようでして…」

真人「ふむ、なるほどな…」

理樹(筋肉談義で盛り上がってるなぁ…しかし、本当に辛い…適当に蒙古タンメンなんて選ばなきゃよかったよ…)

理樹(…あれ、あそこに…>>778がいる…)
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/11(日) 20:45:40.29 ID:UKR7fJ+pO
日向
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/13(火) 19:01:11.94 ID:qb4/QFJFO
理樹「あ、日向さん…」

日向「ん?おお、直枝か。蒙古タンメンか、中々チャレンジャーだな。」

理樹「後悔気味ですけどね…日向さんもご飯ですか?」

日向「まあな、オペレーション前に食っとかねぇといけないからな。」

理樹「僕もそんな感じです。オペレーション、よろしくお願いしますね。」

日向「え、お前も参加するのか、そうか、よろしくな。何やるかは聞いてるか?」

理樹「天使エリアっていう、天使さんの部屋に侵入するって…」

日向「ああ。その通りだ。」

理樹「でもそれって天使さん本人にばれないんですか?」

日向「ばれないためのガルデモライブだよ。ユイと一緒に張ってたポスターのあれさ。無許可なのにあれだけ予告して大々的にやれば天使は止めざるを得ない。俺たちはその隙に天使エリアを探るのさ。」

理樹「なるほど…」

日向「うまくいけば特に危険なことはないはずだな。その上お前が知りたがってるようなこともわかるかもしれん。」

理樹「そうですね…」

日向「まぁいざとなったら俺がお前を守ってやるからな。」

理樹「コレなの?」

日向「違ーう!」




理樹「ふぅ、ごちそうさま…」

日向「よーし、じゃあ直枝、行くか!」

理樹「はい!」




理樹(向かう途中、>>780に出会う。)
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 19:46:50.75 ID:roF7z4ZIO
音無
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/14(水) 21:13:04.15 ID:MSZBE8nUO
日向「おー、音無じゃん、よう、お前もオペレーションか?」

音無「日向か、ああ、そうだ…あれ、直枝も来るのか?」

理樹「はい、知りたいことがあって。ゆりさんに許可をもらって一緒に行かせて貰うことに…」

音無「そうか。…知りたいことって、何なんだ?」

理樹「成仏とか、天使とか…この世界の秘密についてです。」

音無「世界の秘密、か…別にこの世界のひとでもないのに調べてるのか?」

理樹「はい。気になっちゃって。」

音無「それだけか?」

理樹「ダメですか?」

音無「いや、全然良いが…ただの好奇心でよくここまでやるな…」

日向「面白い奴だよな。」

理樹「そうですかね?」

日向「そうだろ、俺たちが何十年かけてわからないことをわかろうとしてるんだからな。…お、話してるうちに校長室についたな、よーし、それじゃ、いくぞ。」

理樹「あ。はい…」




校長室
ゆり「…揃ったわね。ガルデモライブの準備も出来たようだし、それじゃ、さっそくいくわよ、オペレーション、スタート!」




理樹「そういえば、天使エリアってどこに?」

日向「女子寮の部屋だぜ?」

理樹「えっ?」

日向「まあ有り体にいえば部屋荒らしだな。」

理樹「ええー…」

ゆり「気にしないの、天使は私たちの敵なんだから。…よーし、ついたわね。じゃ、突入するわよ…突入!!」

ガチャッ!
???「っ!?」

ゆり「…ん?」

野田「おいゆりっぺ!誰かいるぞ。」

ゆり「え?天使は一人部屋のはず…」

理樹「え、いったい何が……!?き、きみは…」

理樹(そこにいたのは…>>782(リトバスキャラで)だった。)
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/14(水) 21:49:49.99 ID:e4cwwbsFO
クド
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/15(木) 17:20:28.60 ID:WWVJzO9vO
クド「わふー!へるぷみー、なのですー!」

理樹「く、クド?」

クド「わふ?その声は…リキ!」

理樹「クド、どうしてこんなところに…」

クド「学校でよくわからない通路を見つけたので、入っていたらこの学校に来てて…」

ゆり「…ちょっと、直枝くん。知り合い?」

理樹「そうです、僕と同じ世界から来た、僕の友達です。」

ゆり「そう…彼女もそうなのね。」

クド「わふぅ…リキ、この武器を持った人たちは…」

理樹「ああ、この人たちは…」

ゆり「私たちは死んだ世界戦線。理不尽な人生を強いた神に復讐する組織よ。私はリーダーのゆり、皆はゆりっぺと呼ぶわ。」

クド「ゆりっぺさん…ですか…」

ゆり「ねぇ能美さん、どうしてあなたは天使の部屋にいるのかしら?」

クド「天使?」

理樹「生徒会長…立華さんのこと。」

クド「わふー、立華さんは知らないところに来てしまった私を助けてくれたんです。学校の案内もしてくれましたし、この世界の事とかも教えてくれたのです!さらに部屋がなかったといったら部屋まで貸してくれました!しーいずべりーかいんどねす、なのです!」

ゆり「…なるほど、あなたは天使の正体を知らないわけね…まあ、良いわ。今は天使エリアの捜索を急がないと…」

クド「わふ?何をするんですか?」

ゆり「…直枝くん、説明してあげて。」

理樹「あ、はい…」




理樹「…というわけなんだ、クド。だから…そうだね、一旦外に出ない?僕も一緒にいくからさ。」

クド「>>784
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 23:15:40.35 ID:SRDfUsWp0
わふー、わかりました
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/16(金) 20:07:12.22 ID:DzXC1qzjO
理樹「ありがとう。」

ゆり「じゃ、よろしく頼むわよ。直枝くん。…それじゃ、私らは、捜索開始よ!」



理樹(…さて、とりあえず連れ出せた…)

理樹「…えーっと、クド。」

クド「はい?」

理樹「実は、聞きたいことがあって…」

クド「わふー、なんですか?」

理樹「えっと…」
1制服をどうしたか聞いてみる
2なんでこの世界に来たのか聞いてみる
3立華さんのことについて聞いてみる
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/16(金) 20:28:02.71 ID:liWoCfgKO
3
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/17(土) 20:46:10.13 ID:qy5VyArAO
理樹「ねぇクド、立華さんの事について教えてくれない?」

クド「立華さんの事ですか?」

理樹「うん。立華さんの事も僕の知りたいことを知るためには大事だから。」

クド「そうなんですか…わかりました。えっとですね、立華さんはこの世界で生徒会長をやってる人で、さっきもいった通り、この世界に来た私を丁寧に案内してくれました。この世界の説明もしてくれましたし…」

理樹「うん、世界の説明って、その時何か言ってた?」

クド「話したことですか?わふー、そうですね…ここは死後の世界で、未練が残った状態で死んでしまった学生さんが来る場所だと…」

理樹「うん。」

クド「そういう人を助けて、満足させるのが自分の生徒会長としての役目だ、と言ってましたよ。」

理樹「そっか。」

理樹(今のところ僕が知ってる以上のことはないけど…)

理樹「部屋で何か変わったとこは?」

クド「特には…普通の部屋だったと思いますよ。」

理樹「何か、神様みたいな感じの人と連絡してたりとかは…」

クド「そんなことしてませんでしたよ?」

理樹「そっか…なんでも良いけど、変わったとことかもなかった?」

クド「そうですね…>>787
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/18(日) 05:53:21.92 ID:Zkzzq1900
なんか変なポースとりながらハンドソニーック!って叫んでました
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/19(月) 20:50:16.95 ID:lh7GOQ1co
理樹「ポーズ?」

クド「私に見られてるのに気がついたら…」


クド『…立華さん、今のは何ですか?』

天使『……見てたのね。…どうだったかしら?』

クド『今の変なポーズですか?』

天使『…変、かしら…そう……』シュン…

天使(かっこいいと思ったのに…)



クド「ということが…あと、別の世界から来てしまった、ということを言ったら…」


天使『…異世界転生ってことかしら…素敵ね…』ワクワク


クド「…って言われたりもしました。」

理樹「…なるほど、そっか…」

理樹(クールで無機質な印象だったけど…そんな一面もあるんだ…天使なんて言われてるけど、結構人間味もあるし、やっぱり普通の人のように思えるね…)

理樹「…うん、ありがとう。」

クド「立華さんの事を聞いてどうするんですか?」

理樹「いや、こっちのこと…クドは聞きたいことある?」

クド「そうですね…>>790
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/19(月) 22:47:27.16 ID:bn3ZRvZaO
帰る方法
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/20(火) 20:43:59.19 ID:a467zcVJO
クド「ここからどうやって帰るんでしょうか…」

理樹「…わからないけど、普通に、来たところから戻れば良いんじゃない?」

クド「はい、そう思って確認はしたんですが、扉は消えてました…」

理樹「え?…クドはどこから出てきたの?」

クド「私は花壇?みたいなところに出まして…それですぐ立華さんとあいました。」

理樹「…僕らとは出てきたところが違うね…僕らは地下みたいなところから…扉が消えたかどうかは確認してないけど…そこも消えてるのかな…」

クド「もし消えてたら、どうやって帰れば良いんでしょうか?リキ。」

理樹「……どうするんだろうね…」

クド「明日には帰らないと、文化祭が始まって、みんなに迷惑をかけてしまいます…わふぅ…」

理樹(あ、そっか文化祭…あやうく忘れかけてたよ…)

理樹「…確かに早く戻らないとね…立華さんはなにか知らなかったの?」

クド「考えてはくれましたが、わからないそうで…」

理樹「そっか…後で戦線のみんなに聞いてみるよ、帰る方法。僕たちも考えるし。少なくとも明日には戻れる方法を探そう。」

クド「おねがいします。リキ!私も探しますので!」

理樹「うん。頑張ろう。…他に聞きたいことは?」

クド「私は大丈夫です!」

理樹「そっか。」

クド「リキはもう平気ですか?」

理樹「>>792
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/21(水) 00:59:57.80 ID:AgvtrbKzO
大丈夫
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/21(水) 21:16:28.72 ID:NGp3NR5FO
クド「そうですか。」

理樹「うん。」

クド「…でしたら、部屋に戻っても大丈夫ですか?」

理樹「あ、いや、待って、まだだめ…だと思う。」

クド「ダメですか?」

理樹「うん、まだ…えーと、じゃあ…ライブでも見に行く?」

クド「わふ?ライブ?」

理樹「この世界で人気のバンドがライブをやってるんだよ、今日。良かったら行かない?」

クド「良いですよ、行きましょう!」




その、少し前…

佳奈多「……」

佳奈多(もうすぐ、本番みたいね…)

岩沢「…緊張してるか?二木。」

佳奈多「ええ…まあ…」

岩沢「だろうな、最初は誰でもそれなりに緊張するもんだ。…ほら、これでも飲んで落ち着きな。」

佳奈多「…」

佳奈多(…飲みかけのコーヒー…)

佳奈多「ど、どうも…」

岩沢「…」

佳奈多「…あの、岩沢さん。」

岩沢「ん?どうした?」

佳奈多「…聞きたいんですけど…>>794
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 08:00:51.70 ID:wObldegC0
この世界に来る前の事を…
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/22(木) 21:01:42.20 ID:wKSORXTSO
岩沢「…あたしが生きてた頃の話…ってことか?その話題はあんまり軽々しくは出来ないぞ?」

佳奈多「はい…ここに来る人たちはみんなそれなりの過去をもってるのは知ってます、語りたくないということもわかります。ですが、あんな音楽を作れるあなたという人がどういう人なのか、もっと知りたくなって…」

岩沢「…そうか…」

佳奈多「…言いたくないなら、言わなくても…」

岩沢「…いや、良いよ。これから一緒に音楽を奏でるんだ。あたしの過去くらい知っててくれても良いだろう。それじゃ、どこから話そうかな…」



佳奈多(…岩沢さんの過去の話を聞く。喧嘩ばかりのろくでもない両親のあいだに生まれて、うんざりして荒んでたころにあるバンドに出会って、ギターを拾って、音楽の道を志したこと。そして音楽で生きようと家を出て日々夢を目指していたのに、両親の喧嘩が原因の損傷で声がでなくなり、夢を絶たれたまま静かに死んでしまったこと…)

岩沢「…これがあたしの人生だよ、二木。どうだ。」

佳奈多「…………辛かったでしょうね……でも、わかったわ。あなたの音楽があれだけのパワーを持ってる理由が。」

岩沢「パワー?」

佳奈多「あなたが音楽に支えられたから…あなたの音楽にも誰かを支えていけるような、変えていけるような…そんな力を感じたわ。」

岩沢「はは、そういって貰えると嬉しいな……じゃ、二木、あたしも一つ聞いて良いか?」

佳奈多「…何ですか?」

岩沢「>>796
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 06:39:41.93 ID:oU9n6n450
ステージで二木を紹介するとき本名じゃつまらないからCカップのカナとかでいいか?
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/23(金) 21:36:44.65 ID:uKUFrBjLO
佳奈多「…はい?」

岩沢「聞こえなかったか、Cカップの…」

佳奈多「…いや、聞こえてますけど…この雰囲気で普通そんなこと言います?」

岩沢「…?だめなのか?」

佳奈多「……あなたって人は………なにか音楽以外のことは無頓着というか、抜けているというか…」

岩沢「抜けてる?何が?」

佳奈多「…いえ、良いです…」

岩沢「そうか、んで、紹介はそれで良いか?」

佳奈多「良くないです!セクハラじゃないですか。」

岩沢「ひさ子にも言ったら同じこといわれたな。やっぱりだめか…」

佳奈多「普通に本名でいってくれたら良いですから。」

岩沢「それじゃロックじゃないだろ。」

佳奈多「ロック…?」

岩沢「じゃあ…あれだ。水着で出てこよう。」

佳奈多「却下。」

岩沢「じゃあ…>>798
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 21:54:48.54 ID:HIYX3XDbO
バニー
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/24(土) 20:46:38.89 ID:nNRnuD/dO
岩沢「これならいいだろ?」 

佳奈多「嫌です。」

岩沢「何でだ?」

佳奈多「恥ずかしいのと…腕とかを露出するのはちょっと…事情があって…」

岩沢「…そうか…」

佳奈多「…ですから、普通に…」

岩沢「じゃあこの耳だけで妥協するか…」

佳奈多「え…」

岩沢「良いだろう?頼む!な?」

佳奈多「……いや、ちょっと…」

岩沢「…だめか?」シュン…

佳奈多「…うっ…」




岩沢「…ほう、中々良いじゃないか。」

佳奈多「……」

佳奈多(すごく悲しそうな目をされたから、断れなかった…)

岩沢「十分ロックだ。良いぞ。」

佳奈多(…まあ、この世界の人たちにみられても特に後には影響しないし、岩沢さんは楽しそうだし、まあ良いわ…)

岩沢「よし、ロックに決まったところで、行くぞ、二木。あたしたちの演奏、見せてやろうぜ。」

佳奈多「……ええ…」




ライブ会場
ワー!ワー!
佳奈多「…!すごい数ね…」

岩沢「何人来ようが、あたしたちの音楽を奏でるだけさ。…よし、みんな、行くぞ!」


ワーーーー!
クド「わふー!始まったみたいですね。」

理樹「そうみたいだね……」

岩沢「今日は集まってくれてサンキュー。さっそく演奏…の前に、新メンバーを紹介する。」

理樹「新メンバー?」

岩沢「…キーボードの…カナだ!」

クド「カナ…?」

佳奈多「…」

理樹「え!?か…佳奈多さん!?」

クド「わふーー!びっくりなのです!」

岩沢「みんなに一言挨拶してくれ、カナ。」

佳奈多「えっ?」

佳奈多(一言挨拶…突然言われても…)

佳奈多「…えっと……>>800
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 08:20:37.36 ID:45fp/hc/O
ライブは生き物
全く同じライブはないのだから
今回のライブを未練を残さないように楽しんでね
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/26(月) 21:09:12.93 ID:wZIDlcdMO
岩沢「ありがとう。その通りだ、同じ音楽なんてのはない。今日のあたしたちを全部ぶつけていくから、お前たちも、全力で楽しんでくれよ。」
ワー!ワー!

佳奈多(こ、こんな感じでよかったのかしら?)

岩沢(さすが二木、音楽をわかってるな…)

理樹(佳奈多さん、良いこと言うなぁ…)

クド(わふー…あのウサミミは何なんでしょうか…)

岩沢「よし、じゃあ、さっそく最初の曲いこうか…『Crow Song』!」

理樹「あ、始まる…」
♪〜♪〜
岩沢「♪背後には シャッターの壁」

佳奈多「…」

佳奈多(…やっぱり、ついていくのがやっと……でも…)

岩沢「♪指先は鉄の匂い」

佳奈多(…演奏前に、岩沢さんの生前を知って、音楽への思いがわかった。)

岩沢「♪いつも思うよ いつ寝てるんだろ」

佳奈多(だったら私も…この思いに応えないといけない…だから…私の思いを…)

佳奈多「…!」

岩沢「♪Find a way ここから」

岩沢(良いぞ二木。良い…お前の心、伝わってきたぜ…やっぱり、私の見込んだ通りだ…)



理樹「…これは…すごいね、クド…」

クド「>>802
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 06:23:54.19 ID:FEd6puQe0
佳奈多さんからききせまるものを感じます
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/27(火) 20:40:34.37 ID:p+jyN4OiO
クド「あそこまで本気になってる佳奈多さん、珍しいですね。」

理樹「…」

理樹(短時間だけど、とっても練習したんだろう…僕たちとやってるときよりも本気で、楽しそうだな…何か…複雑だなぁ…)

クド「…リキ?どうしました?」

理樹「!あ、ごめん…ちょっと…」

クド「そうですか…」

理樹「…」




岩沢(…人は来てるが…まだ足りない…もっと…来い!)

岩沢「…!」

佳奈多「!」

佳奈多(これは確か…『Alchemy』…言われてた曲順とは違う…)

岩沢「…」

佳奈多(…岩沢さん…何を…)




理樹「…!」

理樹(あそこに…)

天使「…」

理樹(立華さんだ…見に来た、のかな…)

天使「…」

理樹(…どうしよう?)
話しかける。
話しかけない。
>>804
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 21:39:56.24 ID:nV7AVICYo
話し掛ける
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/28(水) 20:31:25.05 ID:iX05qUyPO
理樹「…やあ、立華さん。」

クド「あ、立華さん!」

天使「…あなたたちは…」

理樹「立華さんもライブ見に来たの?すごいよね、ガルデモ。」

天使「…違うわ。」

理樹「え?じゃあ何しに?」

天使「…止めに来たの。無許可でこんな大きなライブ、認められないわ…」

理樹「え…」

クド「わふー、立華さん、そんなこと言わないでください。こんなに盛り上がってるのに…」

理樹「そうだよ、みんなこんなに楽しそうなのに…」

天使「…だめよ。」

理樹「そんな…」

クド「おねがいします立華さん!」

天使「…どれだけ頼まれても、無理よ。」

理樹「…」

理樹(…交渉は無理だろうか?…どうする?)
戦うしかない
諦める
まだ交渉する
>>806
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 21:17:44.31 ID:DRn103QZO
交渉
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/29(木) 21:34:42.19 ID:jGjEebICO
理樹(まだ粘ろう…)

理樹「…中止させるにしても、せめてこの曲が終わるまで、とか…」

天使「無理よ。」

理樹「…だったら、1番だけとか…」

天使「…だめよ。」

理樹「…どうしてそんな頑ななの?」

天使「…ルールは守って貰わなきゃ、困るわ…」

理樹「…みんなこんなに楽しそうなのに、みんなこのライブを望んでるのに…ルールにこだわって、生徒の楽しみを奪うのは、どうなのかな?」

天使「仕方のないことよ……」

理樹「…頑なにルールを守らせようとするんだね。」

天使「…それが私の仕事だから。」

理樹「…」

天使「…そろそろどいてくれるかしら。」

理樹「嫌だよ。どうしても止めさせるなら、僕はどかない。」

天使「……」

理樹「岩沢さんたちの、そして佳奈多さんの音楽を邪魔はさせないよ。立華さん。」

天使「>>808
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 07:38:39.73 ID:/fRWBQuM0
(カッコいい?ポーズで)ハンドソニーック!
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/31(土) 18:31:42.27 ID:Jrp9xntPO
理樹「…!」

理樹(なにか妙なポーズとともに、腕から剣みたいなものが…)

クド「わふー!あれはなんですか!?」

理樹「…あれが立華さんの力…」

天使「…そう、これか私の力…異世界より来たりし迷い子よ…私の力で、導いてあげる…」ビシッ!

天使(…決まったわ…)

理樹「…?」

クド「わふ?」

天使「…」

天使(…反応が薄いわね…まだかっこよさが足りないのかしら…)

天使「…さあ、浄化の時間よ…」

理樹「じ、浄化?」

天使「…!」ダッ!

理樹「!」

理樹(来た……やっぱり戦うしかないのか…)

天使「!」

理樹(…止めるためには…やるしかない!)
コンマ判定
下一桁が5か0なら天使の妨害に成功
>>810
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 00:18:11.19 ID:2dGKxlZUO
はい
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/01(日) 19:10:59.94 ID:PwpOKcbYO
理樹(あの剣を避けることが出来れば…)

天使「…!」

理樹「!」

理樹(速い!)

天使「!」ザシュッ!

理樹「…っ!」

クド「リ、リキ!」

理樹「ぐ…うっ…」バタッ!

天使「…」

クド「た、立華さん…」

天使「…あなたも…邪魔をするの?」

クド「わ、わふ…」

天使「…私の部屋を使って良いから、帰ってて。そうすればなにもしないから。」

クド「>>812
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/02(月) 11:28:52.70 ID:Kqb0rkVN0
そ、そうはいきません
リキのかたきです
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/04(水) 18:55:00.02 ID:2hXteQoqO
クド「こ、ここは通しません!」

天使「……そう、残念ね……」

クド「わ、わふ…」

天使「…ガードスキル、ハンドソニック…」

クド「…」

クド(こ、怖いのです…リキの敵討ちなのです…それに、佳奈多さんたちの邪魔をさせるわけにはいきません!)

クド「わふー!ちぇすとー!なのです!」
コンマ判定
下二桁がゾロ目か、90以上で妨害成功
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/04(水) 21:14:26.30 ID:AO1fiN7SO
わふ
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/05(木) 19:29:15.76 ID:iDo4h8fgO
天使「警告はしたから……」ザクッ!

クド「!わ…ふ…た、たちばなさ…」ガクッ…

天使「……ごめんなさいね…」

理樹(クドも僕も倒れ、意識が遠のいていく…僕たちが最後にみた光景は、立華さんと、教師たちがぞくぞくとステージへ侵入してくる光景だった…)




天使「…」

教師「お前たち、何をやってる!」

佳奈多「…!」

佳奈多(…ここの教師たちかしら…)

教師「文化祭でもないのに、こんな大規模にライブをやるなんて認められないぞ!連行して、楽器も没収だ!」

岩沢「っ!」

佳奈多(ぞくぞく教師たちがステージに侵入し、私たちを取り押さえようとする。)

佳奈多「…」

佳奈多(どうしようかしら…)
1おとなしく捕まる
2抵抗する
3自由安価
>>816
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/05(木) 22:11:28.48 ID:S34Hp5DXo
楽器をもって逃走
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/08(日) 18:44:49.64 ID:V8hdW6TlO
佳奈多(ここは…逃げるのが正解かしら…)

佳奈多「…っ!皆、逃げましょう。」

ひさ子「ちっ、しゃーねぇか…行くぞ!」

関根「は、はい!」

佳奈多(キーボードを持って逃げようとする。)

先生「まて、逃がさん!」

佳奈多「…!」

佳奈多(しまった、逃げ道を…)

???「うおおおおお!」

???「はああああ!」

先生「!?ぐっ!」

佳奈多「!?」

真人「二木!今だぜ!」

高松「ガルデモの皆さん!私が食い止めます!」

佳奈多「井ノ原!?」

ひさ子「高松!」

真人「ここは俺たちに任せろ!」

高松「はい、先に行ってください!」

佳奈多「井ノ原…助かるわ。」

ひさ子「サンキューな、高松!」

岩沢「…!ちょっと、待ってくれ。あいつを…」

佳奈多「…岩沢さん?早く行かないと」

岩沢「あいつを置いていけるわけないだろ!」

佳奈多「あいつ…?あ…」

佳奈多(あのギター…確か、生前のものと同じものっていう…)

岩沢「お前らは行ってろ、あたしはあれを取りに行く!」

佳奈多「>>818
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 10:51:26.85 ID:R3c7H0Ak0
(何故だろう一人で行かせてはいけない気がする)
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/09(月) 19:09:10.49 ID:Hjlhqg/uO
佳奈多「…だめよ岩沢さん、一人で行ったら…」

岩沢「お前がなんと言おうがあたしは行く!止めるな!」

佳奈多「……なら、私も行くわ。」

岩沢「いや、大丈夫だ、あたし一人でも…いや、言い争うのは時間の無駄だな、勝手にしろ。」

佳奈多「ありがとう。」

佳奈多(そういって、二人でギターのもとへ走る。)

教師「…!おい、あっちに何かあるみたいたぞ!」

岩沢「…ちっ…」

真人「くそっ、数が多くて防ぎきれねぇ…」

高松「岩沢さん!」

教師「お前たち、捕まえてやる!」

岩沢「…っ!」

佳奈多(来たわ…おねがい、間に合って…)
コンマ判定
下二桁が50以上で奪還成功
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 22:09:50.84 ID:NZCbsCNfO
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/11(水) 20:23:51.64 ID:ibd+z59lO
岩沢「とどけー!」

教師「…!」

佳奈多「いかせない!」

佳奈多(放置されているマイクスタンドを投げる。)

教師「ぐっ!」

佳奈多「今!」

岩沢「サンキュー二木!」

佳奈多(岩沢さんはギターをつかむ。)

岩沢「よし!」

佳奈多「岩沢さん!急いで戻るわよ!」

岩沢「おう!」ダッ!

教師「逃げたぞ!」



岩沢「はぁ…はぁ…」

佳奈多「はぁ…はぁ…」

佳奈多(なんとか体育館は脱したけど…井ノ原たちが突破されたのか…追手が来てるわね、)

岩沢「…」

佳奈多(…二人で逃げきれるかどうか…どうしましょうか…)
1わかれて逃げる
2一緒に逃げる
3自分はここでとどまる
>>822
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 20:29:49.29 ID:91rRku6HO
2
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/12(木) 19:38:36.38 ID:cqwMuuD0O
佳奈多(…やっぱり岩沢さんは一人にしないほうが良い気がするわ、ここは一緒に行きましょう。)

岩沢「二木、こっちだ!」

佳奈多「ええ!」



教師「待ちなさい!」

岩沢「…はぁ…はぁ…二木、今度はこっちだ!」

佳奈多「…!」




佳奈多(しばらく走り…)

岩沢「…はぁ…はぁ…なんとか撒けたか…?」

佳奈多「……そうみたい…しかし、岩沢さん、ずいぶんと逃げなれてるような感じがしたけど…」

岩沢「ああ、特に昔は良く逃げてたからな。」

佳奈多「昔?」

岩沢「この世界に来たころ、勝手に楽器を持ち出して使って、教師に追いかけ回されたんだよ、そんときに助けてくれたのがひさ子でな。それがガルデモの始まりだったのさ。そのあとも戦線に組み込まれる前までは結構逃げ回ったりしてたし…」

佳奈多「…なるほどね…」

岩沢「懐かしいな…あの頃に比べれば、あたしたちも大きくなったもんだ…ファンもあれだけ増えたしな…」

佳奈多「…」

岩沢「…なあ、二木、今後もあたしたちと出来ないか?」

佳奈多「えっ?」

岩沢「お前となら、もっと大きく出来る、もっとすごいことが出来る、もっと人の心を動かせる気がするんだ。」

佳奈多「>>824
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 12:19:40.59 ID:WK0R2L+9O
嬉しいお誘いだけどごめんなさい。
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/16(月) 18:37:16.48 ID:5K519AFgO
佳奈多「あなたとの演奏は楽しかったけど、この世界にとどまるわけには行かないわ。元の世界でやらなきゃ行けないこともあるから…」

岩沢「…そっか、そうだよな。うん、わかったよ。」

佳奈多「…ごめんなさいね。」

岩沢「謝ることじゃない。残念ではあるが、今の二木の意思を尊重するさ。でも、あたしはこれまでもこれからもここでこいつと一緒に、音楽を奏で続けてるから、いつかまた、一緒に演奏しよう。」

佳奈多「岩沢さん…ええ、またやりたいわね。約束しましょう。」

岩沢「約束か…ああ、わかった、約束だ。…ふっ、この世界にいる理由が一つ増えたな。」

佳奈多「…」

岩沢「さ、そろそろ行こうか、ひさ子たちが心配だしな。探さないとな。」

佳奈多「ええ…」

佳奈多(直枝たちも…無事だと良いけど…)



佳奈多(…探していると…)

佳奈多(あれは…>>826)
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/16(月) 21:53:57.94 ID:Kr32tWZp0
入江さん
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/17(火) 20:46:26.41 ID:jXsUiv/3O
入江「はうぅ…見つかりませんように…見つかりませんように…」

佳奈多「…入江さん?」

岩沢「おう、入江じゃないか。」

入江「っ!?あ、二木さん!岩沢さん!無事だったんですね!」

岩沢「ああ、そっちも無事だったんだな、よかった。それで、ひさ子と関根はどうした?」

入江「それが…途中からわかれて逃げたので…」

佳奈多「そう…どこかで落ち合う約束はしてないの?」

入江「えと…校長室で落ち合うことになってるんですが…怖くて私一人じゃ中々動けなくて…」

岩沢「そうか…校長室か…よし、じゃあ一緒に行こうか。それなら大丈夫だろう?」

入江「は、はい!」




佳奈多(…というわけで、校長室へ向かう。)

岩沢「神も仏も天使もなし…よし、じゃあ、入るぞ…」

入江「はい…」
コンマ判定
下二桁が00~24ならひさ子のみ無事
    25~49なら関根のみ無事
    50~74なら両方無事
    75~99なら両方ともいない
>>828
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 22:44:04.22 ID:ljQwlmJwO
はい
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/19(木) 19:46:22.93 ID:Ux8UWLfRO
ひさ子「…おっ、入江!それに…岩沢と二木!良かった!逃げれたんだな。心配してたんだぜ?」

岩沢「ああ。勝手なことして、心配かけて悪かったな。」

ひさ子「いや、良いよ、無事に帰ってこれたんだし…楽器も何事もなかったみたいだしな。」

岩沢「ああ、こいつもなんとかなった、二木の協力のお陰でな。」

ひさ子「そっか、ゲストなのに迷惑かけたな、二木。すまん。」

佳奈多「いえ、私は別に…」

入江「あの、ひさ子さん、しおりんは…」

ひさ子「関根は…まだ来てない。」

入江「…そう、ですか……」

佳奈多「…捕まってしまったのかしら…」

岩沢「かもな…」

入江「しおりん…捕まったのなら、助けてあげないと…」

ひさ子「助けるっつったって、あたしらじゃ無理だろ?ここで大人しくしとくべきだぜ。別に捕まっても死ぬ訳じゃない。」

佳奈多「ひさ子さんの言う通り、安全な場所にいるべきだわ。まだ捕まったと決まった訳じゃないし…」

入江「…でも…」

ひさ子「岩沢もそう思うよな?」

岩沢「>>830
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/20(金) 05:21:56.09 ID:VNXQC0vv0
それは違うなひさ子
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/21(土) 09:36:36.83 ID:IrT10dU0O
岩沢「あたしは助けに行きたいと思う。」

ひさ子「本気か?あたしら事捕まるリスクがあんだぜ?」

岩沢「大丈夫だ。考えがある。」

ひさ子「考えだと?」

岩沢「あたしを放送室まで連れてってくれ。放送で歌を流して隙を作る、その隙にお前たちで関根を救出するんだ。」

ひさ子「そんなの成功するか?足止めできるかなんてわからないだろ?」

岩沢「あたしはあたしの音楽の力を信じてるよ。」

ひさ子「…」

岩沢「大丈夫だよ。やらせてくれ。みんな。」

佳奈多「>>832
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/21(土) 15:39:39.50 ID:KBnf0VSeO
岩沢と一緒に行く
あと直枝達と合流できれば心強い
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/25(水) 18:22:19.15 ID:GrpI+r0uO
岩沢「お前も?」

佳奈多「この状況で単独行動は危ないし…助けに行くのは学校の構造を知ってるひさ子さんや入江さんの方が良いだろうから。」

岩沢「なるほどな、確かにそうだ。わかった。みんなもそれで良い?」

ひさ子「…わかったよ、しかたねぇな。」

入江「わ、わかりました!」

佳奈多「あと、直枝に連絡がつくと良いんだけど…携帯ってこの世界で使えるの?」

岩沢「さあな…遊佐とかはトランシーバーみたいなやつを使ってるが…一回やってみれば良いんじゃないか?」

佳奈多「ええそうね…」
プルルルル……
佳奈多「………繋がらないわね…」

岩沢「そうか…じゃ、探しに行くか?恋人なら心配だろう?さっきはあたしがつきあわせたからな、付き合うぞ。」

佳奈多「>>834
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/26(木) 15:16:23.97 ID:SzgaHh8IO
付き合ってもらう
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/19(金) 08:44:31.85 ID:Qx+shPito
保守
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/01(水) 05:59:13.49 ID:aiDUn2X/o
保守
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/07/14(木) 21:09:36.61 ID:EFv9ZBzbo
保守
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/09/20(火) 23:51:14.02 ID:RwLu7j6P0
はい
839 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2022/09/21(水) 02:28:05.51 ID:uq1k+PIY0
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840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/09/28(水) 08:28:35.96 ID:qWkBBdzAo
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841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/10/01(土) 20:47:35.22 ID:gQyK+FIuo
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842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/08/20(日) 17:29:54.43 ID:cmOMoKRyO
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