【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 12:51:03.02 ID:Rlmv6zEWo
前スレ
【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570961885/





理樹(…朝になった。)

理樹「んん…」

理樹(いつも通りの朝…とは一つ違うところがあった。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(そう、隣に佳奈多さんが寝ているのだ…)

理樹「…」

理樹(寝顔は始めてみるけど…普段よりも安らかに見える。)

佳奈多「んん…むにゃ…ん…」

理樹(…おっ、何かいいそうだ…どんな夢を見ているのか、少し気になるなぁ…)

佳奈多「…>>2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1585713062
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 12:54:23.79 ID:uO0awQlj0
もう食べられないよ〜
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 13:25:06.94 ID:jJJHRM4jO
理樹「…へぇ、そんな夢見るんだ、意外だね…」

理樹(もっと見てたい気もするけど、そろそろ起こしてあげよう。)

理樹「佳奈多さん、朝だよ。」

佳奈多「ん…?…あら、もう朝なのね…」

理樹「おはよう佳奈多さん、夢では何を食べてたの?」

佳奈多「…は?何が?」

理樹「何って…もう食べられないって言ってたから…」

佳奈多「…寝言?」

理樹「うん。」

佳奈多「……」

理樹(佳奈多さんは顔を赤くして…)

佳奈多「…忘れて…」

理樹「え、なんで?」

佳奈多「良いから、忘れなさい。忘れなかったら死んでやるから。」

理樹「ええー…まあ、そこまで言うなら…」

理樹(でもそこまで恥ずかしくもない気がするけど…)




理樹「…さて、じゃあ、とりあえず、朝ごはんでも食べに行こうか。」

佳奈多「ええ…」



理樹(朝ごはんに行くと…)

理樹「あ、あそこにいるのは…>>4
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 13:44:50.00 ID:wb7ltxzbO
クド
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 18:28:22.09 ID:SOpENIjmO
理樹「あ、クド!」

クド「あ、リキ!それと…あ、佳奈多さん。」

佳奈多「クドリャフカ…昨日はごめんなさいね。連絡もなしに…」

クド「いえ、良いんです。リキと一緒にいたんですね。お二人はカップルですから、その…イロイロあったんですよね。…ですが、次からはちゃんと連絡がほしいのです!」

佳奈多「ええ、わかったわ。」

クド「はい、お願いします……それにしても、ボーイフレンドと一夜を過ごすなんて、佳奈多さんも大人なのですね。なんだか色っぽく見えますー。」

佳奈多「>>6
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 20:51:40.61 ID:EWGh80zAO
あなたも混ざる?
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 21:24:17.03 ID:02o8Ugb+O
クド「わ、わふ!?そ、それは…ちょっと…わふぅ…」

佳奈多「…冗談よ。」

クド「わふっ!で、ですよね!そんなことあり得ないですよね!」

佳奈多「ええ…もし本当にそんなことしたら直枝を殺して私も死ぬからね。」

クド「えっ。」

理樹「あ、あはは…」



理樹(その後、3人でご飯を食べていると…)

理樹「…あ、あれは…>>8
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/02(木) 01:40:34.01 ID:BKhYtfHjO
まさと
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/02(木) 14:56:00.83 ID:gb+8QPTBO
理樹「あ、真人。」

真人「お、理樹!会いたかったぜぇぇ!」

理樹「わっ!」

理樹(真人に抱きつかれる。)

理樹「ちょっと止めてよ真人…」

真人「だってよぉ、最近理樹は2日に一辺くらいしかいてくれねぇから理樹成分が足りねぇんだ!」

理樹「ええー…」

真人「くそっ、二木が羨ましいぜ…俺の理樹を…」

佳奈多「あなたの、では無いでしょう?」

真人「ぐっ…確かにそうだが…でもよ、寂しいんだよ。俺は!バンドもしてねぇし!もっと構ってくれよ!」

理樹「>>10
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/02(木) 17:06:48.08 ID:62bBdGzA0
今日は皆で筋肉祭りだ
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/03(金) 13:24:11.52 ID:eM6E4y6tO
真人「おっ、やってくれるのか?」

理樹「うん、筋肉祭りだ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…え、なに、何が始まったの?」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「わふー!筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「クドリャフカまでどうしたの!?」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…何これ、何?」

理樹「佳奈多さんもやろう!楽しいよ!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「>>12
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 14:17:54.50 ID:/ly+8LGc0
き…きんにくいえいいえい(棒読み)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/03(金) 17:56:18.46 ID:4qdVM7uQo
理樹「よし、これで佳奈多さんも筋肉王国の一員だね!」

真人「よし、この調子で仲間をどんどん増やしていこうぜ!」

理樹「うん!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多(井ノ原はともかく直枝までバカに…もう、何なのこれ…)




理樹「…あ、まずあそこに…>>14
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 18:07:56.26 ID:FcQv8lFrO
はるちんが
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/03(金) 20:33:03.94 ID:kESoLaL2O
理樹「よーし、葉留佳さんから取り込むぞ!」



葉留佳「あ、理樹くん!お姉ちゃん、他のみんなも!おはー!」

理樹「葉留佳さん、筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「おおう!?何ですカ!?」

佳奈多「…きんにく…いぇぃいぇーぃ…」

葉留佳「…お姉ちゃんまで取り込まれてる…一体何が起こってるんですカ…」

佳奈多「やめて…あんまり見ないで…」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「え、ちょ、ちょっと、何を…あ、あ、あーーーーっ!」



葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…」

佳奈多(葉留佳までも…一体、これになんの力があるというの…)

理樹「よーし、この調子でどんどん行こう!次は…>>16
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 22:57:54.24 ID:297s2yF3O
小毬
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/04(土) 11:55:31.52 ID:ru2N/L0BO


理樹「やあ小毬さん、筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

小毬「ほあぁ!みんなどうしたの?」

佳奈多「…ほんと、どうしちゃったのかしら…」

理樹「筋肉がうずいて仕方ないのさ!さあ一緒に!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

小毬「みんな、どうしちゃったの…や、やめてよぉ!ほ、ほあぁぁぁぁぁっ!」




小毬「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「よーし、小毬さんも仲間だ!次は…」

佳奈多「…ちょっと待って。」

理樹「え、何?」

佳奈多「これ、目標は何?」

理樹「筋肉王国の建築さ!」

佳奈多「>>18
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 14:35:12.78 ID:2gxM5yEG0
何を言っているのかわからない…
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/04(土) 19:05:38.24 ID:cou9K9xRO
理樹「何って…その通り、僕たちの筋肉旋風(センセーション)で王国を作るのさ!」

佳奈多「センセーション…?何か知らないけど…いままでなんとなく乗っかってしまったけど…直枝、そろそろ目を覚ましたら?」

理樹「僕はいたって正気だよ?」

佳奈多「正気じゃないわ、直枝。どうしたの?」

理樹「筋肉が唸って仕方ないのさ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…あなたたちね…ふざけるのもいい加減にしなさーーい!!!!」

理樹「>>20
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:35:49.55 ID:pYsrRRbRO
ごめんなさい
ふざけすぎました
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/05(日) 12:07:55.78 ID:UpDLiJZtO
佳奈多「大体あなたたちはいつもこんなバカな事ばかりして!いったいどれほど学校の風紀が乱されているかわかってる?そもそも…」ガミガミ

理樹「はい、ごめんなさい、すみません…」

理樹(佳奈多さんにものすごく絞られた…)





理樹「ねぇ佳奈多さん…そろそろ許して…」

佳奈多「…許して、ねぇ…そうね、じゃあ、直枝、罰則として…>>22
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 14:30:25.19 ID:GSqyFQ0W0
一週間エッチな事禁止
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/05(日) 18:12:56.77 ID:3WVqLewTO
理樹「えっ、そんなぁ…」

佳奈多「文句は言わない!」

理樹「はい、すみません…」

佳奈多「じゃあ、そういうことでね。わかった?」

理樹「わかりました…」

理樹(…怖かった…佳奈多さんを怒らせないようにしないと…)



理樹(その後、僕たちは午前の授業を受けて…)

理樹(…やっと昼休みになった……さて、じゃあご飯に…)

美魚「…直枝さん。」

理樹「あ、西園さん、どうかした?」

美魚「いえ、一緒に昼ごはんでもいかがかと。」

理樹「>>24
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:02:09.87 ID:ureoBm+DO
よろこんで!
折角だから二人っきりで食べようよ。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 11:40:37.11 ID:LjeHgm1MO
美魚「ええ、それでは、いつもの中庭に行きましょうか。」

理樹「うん。」



理樹(…というわけで、中庭に来て、木の下に座る。)

理樹「…それにしても、西園さんから誘ってくるってなんだか珍しい気がするよ。」

美魚「…そうですね、ですが、直枝さんに関しては積極的に行かねばと思ってますので。」

理樹「えっ?」

美魚「ふふ、何でもありません…それより、直枝さん…せっかく二人ですし、>>」26
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 12:53:11.76 ID:oifeHwVfo
薄い本でも一緒に読みましょう
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 13:57:24.39 ID:rAIX4LWpO
理樹「えっ…」

美魚「良いじゃないですか、誰にも見られませんし、それに教室だと邪魔が入って読めないんです。」

理樹「邪魔って?」

美魚「なぜか鈴さんが休み時間の度に意味もなく声をかけてきたり、百合小説を読ませようとしたり、BL本を百合本に差し替えてきたりするんです。何か知りませんか。」

理樹「いや、僕は何も…」

美魚「そうですか、ならよいです…まあともかく、読みましょう、一緒に。」

理樹「…仕方ないなぁ…」

美魚「はい、では、もっと近くに…」

理樹「えっ?」

美魚「近くに来ないと読めないですから。」

理樹「あ、うん…」




理樹(そういうことで、二人で本を読んだ。)

美魚「…いかがですか?」

理樹「…うーん、やっぱり僕にはちょっと、よくわからない…」

美魚「…そうですか…わかってほしかったですが、まあいいです。わかってもらえずとも、こうやって同じ本を読んでいるだけでも十分です。」

理樹「えっ?」

美魚「一緒に本を読んで、同じものを見て、同じ空気を感じて、同じ世界に浸る…こういうことって、ドキドキしませんか?私はしますよ。直枝さんは、ドキドキしますか?」

理樹「>>28
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 16:57:19.52 ID:rwA25pVV0
ドキドキはしないけどムラムラしてきた
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 18:56:37.26 ID:rSf4Z4whO
美魚「ふふ、私で発散しますか?」

理樹「…いや、でも、気持ちが伴わないでそんなことしちゃダメだと思うんだ。」

美魚「…ならば私はオーケーですよ?」

理樹「えっ…」

美魚「さあどうしますか、直枝さん、ここには誰も来ませんよ。」

理樹「…>>30
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 19:47:11.02 ID:MqsKAxWRO
ごめん、それはできないよ
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 20:19:28.11 ID:2T3SU0T4o
理樹「僕には心に決めた人がいるから…」

美魚「…そうですか…」

美魚(まあこの段階ではそうでしょう…そんなに簡単にいくとは思っていません。)

美魚「わかりました…そうですよね。まあ、良いでしょう。」

理樹「…ごめん。」

美魚「謝ることではありませんよ…残念ですけどね。…では、読み終わりましたし、戻りましょうか。直枝さん。」

理樹「うん…」




理樹(教室に戻るとき…)

佳奈多「…あら?直枝と…美魚さん?」

理樹「あっ…佳奈多さん…」

佳奈多「…何してたの?」

理樹「いや、二人で昼御飯を食べてたんだよ。」

佳奈多「>>32
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 20:29:59.77 ID:x2aj2k5/O
はぁ!?(マジギレ)
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 22:56:00.61 ID:LjeHgm1MO
佳奈多「直枝、あなた…昨日、気を付けろって言ったでしょ!」

理樹「いや、だから西園さんはそういう人じゃないって…」

佳奈多「あなたはそう思っても、私はそうは思えないわ!そもそもどういう人かとか関係なく、恋人がいる人が他の異性と一緒にいるなんてそれ事態が…」

美魚「…落ち着きましょう。佳奈多さん。」

佳奈多「落ち着いてなんかられないわよ。…そもそも、あなたのせいでしょう?あなた、どういうつもりで誘ったのかしら?」

美魚「ただご飯を一緒に食べたかっただけですが?一人は寂しいので。」

佳奈多「取って付けたような建て前ね…まあいいわ、西園さん…これから先はこういうことはやめてくれる?」

美魚「>>34
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 00:15:36.50 ID:CkUtVElNO
善処します
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/07(火) 14:38:16.13 ID:1adBV6w6O
佳奈多「善処って…やらないってこと?」

美魚「…善処します。」

佳奈多「…まあ、そういうつもりしかないならそれはそれで構わないわ…こっちはこっちでやるだけよ。…直枝!」

理樹「はい!何ですか?」

佳奈多「…委員会室に来るように。」

理樹「え、でも…」

佳奈多「来なさい。良いわね?」

理樹「…はい…」

美魚「…佳奈多さん、束縛の強い女性は嫌われますよ?」

佳奈多「黙って。」



理樹(…というわけで、佳奈多さんのところに行く。)

理樹「……えーと、佳奈多さん……すみませんでした。」

佳奈多「>>36
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 15:10:18.25 ID:NoIiBlHuo
西園さんに恋人を作らせれば解決出来る?
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/07(火) 18:18:52.13 ID:1SU3TPObO
理樹「えっ?」

佳奈多「…彼女があなたに手を出してこなくなるような方策を考えてやりましょうって言ってるの。あなただって迷惑してるでしょ?」

理樹「え、いや…説教じゃないんだって思って…」

佳奈多「怒られたいの?」

理樹「いや、大丈夫です…」

佳奈多「そうよね。…で、あなたはどう思う?」

理樹「うーん、ちなみに誰を恋人に据えようとしてるのさ?」

佳奈多「>>38
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 18:39:39.39 ID:iJs7midNO
井ノ原
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/07(火) 20:29:25.09 ID:veITJ4MMO
理樹「えっ、謙吾じゃなく真人?」

佳奈多「ええ、井ノ原のほうが使いやすくて都合がいいわ。鈴さんは百合に目覚めさせたいみたいだったけどそれよりかはこっちの方が確率が高いわ…井ノ原はバカだけど顔も悪くないし、人柄も普通でしょうしね。直枝、西園美魚は井ノ原のことどう思ってると思う?」

理樹「うーん、特に何も思ってなさそうだよね。普通の友達なんじゃないかな。」

佳奈多「じゃあ逆に井ノ原は西園美魚さんのことどう思ってる?」

理樹「さぁ…?そういう話聞いたことないなぁ…それも普通の友達くらいじゃないかな。」

佳奈多「…なるほどね…じゃあ、直枝、放課後までに井ノ原に聞いてきてくれる?それで放課後またここに来て。」

理樹「え、今日の練習は…」

佳奈多「…練習したら西園美魚と接触することになるでしょ、今日の私たちの練習は無しよ。…わかったわね?」
 
理樹「…わかったよ…」



理樹(…というわけで…)

理樹「…ねぇ、真人。」

真人「おう理樹、なんだ?」

理樹「…真人ってさ、好きな人いる?」

真人「お?なんだ突然。」

理樹「いや、ちょっと…気になっただけ。」

真人「そうか…まあ、そうだな…理樹だな。」

理樹「女の子で。」

真人「なら…うーん…>>40
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 22:04:09.37 ID:o9lc9MZHO
西園は可愛いと思うな
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/08(水) 11:41:29.34 ID:foTkMnejO
理樹「えっ、本当?」

真人「ああ、筋肉はねぇけど、かわいいよな。」

理樹「うん、わかった、ありがとう!」

真人「おう、別に感謝されることじゃねぇよ、事情は知らねぇがこれくらいならいつでも答えてやるぜ。」



理樹(放課後…)

理樹「…ということだったよ。」

佳奈多「わかったわ、これは朗報ね。まあ問題はこれからな訳だけど。西園美魚をどうやってそっちに向かせるか…」

理樹「何か考えはあるの?」

佳奈多「…そうね、やっぱり接点を増やすことでしょう。だから…まず、直枝。あなた私と一緒にいない時は出来る限り井ノ原と一緒にいるようにして。」

理樹「真人と?」

佳奈多「ええ、そうすればあなたと彼女が二人きりになることを防いだ上で、井ノ原との接触を増やせるわ…」

理樹「そううまく行くかなぁ…」

佳奈多「…やってみなきゃわからないでしょう。」

理樹「まあそうだね…」

佳奈多「…直枝、あなたは考えある?」

理樹「僕は…>>42
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 18:17:46.87 ID:VFiEinzP0
ダメだどれだけ考えても真人と西園さんが一緒にい様子を想像できない
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/08(水) 19:04:27.34 ID:9yizTdsqO
理樹「…ごめん…」

佳奈多「…まあ、そうよね。私も中々想像できないわ。」

理樹「やっぱりちょっと、真人はやめた方が…」

佳奈多「…いいえ、でも井ノ原にやってもらうしかないわ。」

理樹「じゃあ、どうやって?」

佳奈多「…考えるわ、これから。直枝、いっしょに考えて。」

理樹「難しそうだけど…うん、考えてみよう…」





その頃…
恭介「…お、今日は理樹と二木はいないのか。」

葉留佳「なんか二人で色々あるそうですヨ。」

あーちゃん先輩「あらー、二人で色々って、一体何してるのかしら、にゅふふ。昨日は朝帰りだったって話だしねー。」

葉留佳「えっ、そうなんすか?」

あーちゃん先輩「そうよ。」

葉留佳「うひゃー、だとしたらお赤飯準備しなきゃですネ!」

恭介「2回目で朝帰りとは理樹も中々やるな。まだ交際して間もないだろうに。」

あーちゃん先輩「私たちも出来るだけ早くしてみたいわね。にゅふふ。」

恭介「>>44
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 00:48:27.49 ID:tTsS0mby0
いや、そういう事は結婚してからだ
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/09(木) 13:42:53.05 ID:QHilnzbEO
あーちゃん先輩「ええー、じゃあチューは?」

恭介「マウストゥーマウスなら、付き合って一年くらいじゃないか?」

あーちゃん先輩「手繋ぐのは?」

恭介「それは3回デートした後くらいだろうな。」

葉留佳「おおう、けっこうガード固めっすね。」

恭介「そういうことはちゃんとしないとな。」

あーちゃん先輩「ええー。私はいつでもウェルカムなのに。」

恭介「すまんな。」

あーちゃん先輩「…じゃあデート積み重ねてくしかないわね…というわけでさ、週末どっか行こうよ。」

恭介「そうだな…じゃあ、>>46
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 16:13:36.53 ID:EyYK/OHHO
釣りに行こう
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/09(木) 19:21:48.78 ID:HmU93UZ5O
あーちゃん先輩「釣り?」

恭介「ああ、結局あのあと釣竿を買ったからな、試したい。」

あーちゃん先輩「あれ買ったのね…そう、わかったわ、じゃ、週末でいい?」

恭介「ああ。」

葉留佳「釣りっすかー良いですよネ。何かこうマグロをぐぁー!って釣るのとかかっこいいですよネ!」

恭介「お、わかるのか、あれの良さが。やっぱマグロはロマンだよな。」

葉留佳「わかりますヨ!あのでっかいのをバーン!ってやるのが…」

恭介「おっ、良いな、よし、三枝、お前も釣りに…」

あーちゃん先輩「ちょっと、何他の人までつれてこうとしてるのよ。」

恭介「おっとすまん、ついな…」

葉留佳「おっと、彼女サンのお止めがかかりましたネ、残念ですけど、断念せざるを得ませんナ。…しっかしデートとは、良いですネ。憧れますヨ。」

あーちゃん先輩「葉留佳ちゃんも作ればいいじゃない、恋人。」

葉留佳「いやー、中々いい人っていないんですヨ。」

恭介「真人とか謙吾とかはどうなんだ。」

葉留佳「二人とも友達としてはいいんですヨ、でも恋人とはちょっと違う気がしますネ。」

恭介「そうか…」

葉留佳「いやー、いい人見つけたお姉ちゃんが羨ましいですヨ。本当に。今ごろ二人で何してるんすかねぇ…」





理樹「…だめだ、全然何も思い付かないよ…」

佳奈多「…そうね、井ノ原がそういう展開になるのが全く想像できないからね…」

理樹「うん…少し疲れてきた…ねぇ佳奈多さん。」

佳奈多「何?」

理樹「休憩がてら、>>48
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 20:07:03.86 ID:tTsS0mby0
マッサージでもしようか?
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/09(木) 20:43:14.52 ID:IVzLU7bCO
佳奈多「ええ、頼める?」

理樹「じゃあ…肩から…」トントン

佳奈多「あっ…くっ…んん…いい感じよ…」

理樹「…」モミモミ

佳奈多「んっ…ふっ…気持ちいいわ…」




葉留佳(何してるのかあまりに気になりすぎたので盗み聞きに来てやりましたヨ…さあ、二人が何をしてるのか…)

佳奈多「あっ…んっ…そこっ…気持ちいい…直枝、上手いじゃない…」

理樹「佳奈多さんがどこが良いかは何となくわかるからね…」

佳奈多「あっ…そこっ…」

葉留佳「…>>50
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 21:13:30.13 ID:nYb1qdT/O
えずく風紀委員
略してef
みたいなことしてるんですか?
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/09(木) 21:23:38.70 ID:g5v8f/FxO
葉留佳(いかがわしいですなぁ、これは…)

佳奈多「んっ…んん…」

葉留佳(どうしましょうカ、これ…)
突入する
そっとしておく
>>52
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 06:59:29.39 ID:nIEm790yO
突入
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/10(金) 12:24:54.50 ID:h4YnMMKBO
葉留佳(よーし、レッツ、突入!)

葉留佳「お姉ちゃん!ちゃんと避妊はしましょうネ!」バーン!

佳奈多「え!?葉留佳!?」

理樹「は、葉留佳さん?な、何の事?」

葉留佳「…ありゃ?理樹くん、いったい何を…」

理樹「何って…見ての通り、マッサージ…だけど…」

葉留佳「え?」

佳奈多「…葉留佳、私たちが何してるって思ったのかしら?まさか…」

葉留佳「それは…やはは、はるちん、はやとちりっ!」

佳奈多「…あなたね……」

葉留佳「いやー、邪魔して悪かったですネ、それでは、さよならさんかく!」

理樹「あ、ちょっと待ってよ。」

葉留佳「えっ。何?」

理樹「いや。実は二人で考えてたことがあるんだけど、なかなか決まらないから、葉留佳さんも協力してくれないかな?」

葉留佳「考えてたこと?」

佳奈多「実は…」





葉留佳「ふむふむ、なるほどなるほど、そーいう事ですか、わかりましたヨ!」

理樹「何かいい考えはある?」

葉留佳「そーですな…>>54なんてどうですカ。」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 02:16:25.27 ID:rKNNcChMO
あきらめる
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/11(土) 12:22:45.44 ID:rNpVA8aJO
理樹「えっ。」

葉留佳「だって考えてみてくださいヨ、真人くんがそういうのに興味あると理樹くんは思いますカ?」

理樹「…正直、思ってない…」

葉留佳「ですよネ。なら、どう考えたって無駄ですヨ。」

佳奈多「…じゃあどうしたら…」

葉留佳「普通に勝負すればいいんじゃないですカ。」

佳奈多「…普通に?」

葉留佳「お姉ちゃんと理樹くんはカップルなんですから、堂々と迎え撃てばいいだけと思いますけどネ。」

佳奈多「>>56
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 13:13:26.22 ID:1BI6+f5fo
西園さんを椅子に縛り付けて
その前でエッチすればいいってこと?
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/11(土) 14:31:01.30 ID:wP2u29nao
葉留佳「いやいやいや…そんな極端な…もっと普通にラブラブしてればいいんですヨ。」

佳奈多「普通に…って?」

葉留佳「ほら、例えばお姉ちゃんって基本理樹くんと二人の時しかデレてないでしょ?」

佳奈多「…まあ…」

葉留佳「それを回りに人がいるところでもデレるようになればみおちんを含めた回りにもアピールできますヨ。まあつまり、エッチまでいかずとも、二人の関係性をアピールすると言うことですナ。」

佳奈多「アピール…」

葉留佳「人がいるとこでチューとか。」

佳奈多「>>58
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 17:57:59.41 ID:QaQewbWF0
そ、そんなふしだらな事人前で出来るわけないでしょ!
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/11(土) 18:35:08.18 ID:+a3V50A8O
葉留佳「別にそれくらいいいと思いますけどネ。」

佳奈多「ダメよ、そんな白昼堂々出来ないわ。風紀委員なのに…」

葉留佳「もうすぐ委員会も入れ替わるんだし、大丈夫ですヨ!」

佳奈多「大丈夫じゃないわ!」

葉留佳「みおちんはグイグイ来そうですから、お姉ちゃんももっとグイグイ行かないと。回りの目なんて気にしてられないって。」

佳奈多「だからって…」

葉留佳「理樹くんだって場所を選ばずイチャイチャしたいですよネ?」

理樹「え、まあ…そうだね。」

葉留佳「ほら理樹くんだってしたがってますヨ!恥じらいは捨てなきゃ、勝てませんヨ!」

佳奈多「……」

葉留佳「さあ、レッツ、グイグイ!」

佳奈多「>>60
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 21:42:20.23 ID:4jO5g1WhO
やってやろうじゃねえかよこの野郎
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/11(土) 22:50:53.59 ID:2LcVyhfvO
葉留佳「なら、まず、イチャイチャしましょう!」

佳奈多「…イチャイチャ?」

葉留佳「イエス!」

佳奈多「具体的に何よ…」

葉留佳「そうですなぁ…まず、名前で呼び会うとか?」

佳奈多「無理。」

葉留佳「即答ですか…じゃあ、>>62
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 02:18:09.16 ID:qVxFPmvtO
腕を組んで歩くとか?
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/12(日) 12:02:27.45 ID:66pCg6cwO
葉留佳「これなら仲良しアピールできますしネ。」

理樹「あ、それくらいなら出来るんじゃない?」

佳奈多「…まあ、それくらいなら…」

葉留佳「なら、実際やって見ましょうヨ。」

理樹「うん。」



理樹(…というわけで、佳奈多さんと腕を組んでみる。)

佳奈多「…じゃあ…行くわよ。」ギュッ…

理樹「…!うん…!」

理樹(佳奈多さんは片腕を僕の腕に組んでくる。大丈夫だと思っていたけど、実際やって見ると思ったよりもドキッとする。)

佳奈多「…結構恥ずかしいけど…これでいいの?」

葉留佳「そうですネ…でも出来ればこう、腕に抱きつく感じがいいんじゃないですかネ。」

佳奈多「抱きつくって…そんなこと…」

葉留佳「みおちんに負けないためですヨ!」

佳奈多「…わかったわよ…」ギュッ

葉留佳「おお、良いっすネ!」

理樹(…!密着度がより上がって…)

佳奈多「…直枝、どうかしら?」

理樹「>>64
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 18:28:59.51 ID:1ZZG0o+b0
ムラムラしてきた
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/12(日) 18:41:20.60 ID:aQYp6L2aO
佳奈多「なっ…」

理樹「ねぇ佳奈多さん、今日も…」

佳奈多「…ふしだらな事は禁止。」

理樹「だ、だよね…」

佳奈多「…まったく…大丈夫かしら…」

理樹「た、たぶん平気…」

葉留佳「理性崩壊しそうになったら言ってくださいヨ、避妊具買ってくるんで。」

理樹「いやいやいや…止めてよ…」

佳奈多「直枝が努力すれば大丈夫なのよ。我慢しなさいよ?」

理樹「もちろんさ。…で、このあとは?」

葉留佳「適当に学校歩けば良いと思いますヨ。」





理樹(というわけで、歩いていると…)

理樹(あれは…>>66)
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:41:46.21 ID:m9VkftxIO
ささささささみさん
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/13(月) 13:37:46.31 ID:azVVylOzO
理樹「ささささささみさん…」

佐々美「笹瀬川佐々美ですわ!なんであなたまで間違えますの!?」

理樹「ごめん、噛んじゃった…」

佐々美「噛んだ、のレベル越えてますわよ!?まったく失礼な御仁ですわ!」

佳奈多「…直枝、彼女は?リトルバスターズのメンバーじゃないわよね?」

理樹「あ、えーっとね、彼女は笹瀬川佐々美さん、ソフトボール部のエースで鈴の…友達?」

佐々美「友達じゃありませんわ!ライバルですわ!」

佳奈多「あらそう…私は…」

佐々美「あなたの事は存じてますわ。風紀委員長の二木佳奈多さんですわよね。あなたは学内でも有名な存在ですから。それに神北さんからもよく聞きますしね。」

佳奈多「そう…」

佐々美「…聞いてはおりましたが、本当にあなたたちお付き合いを始めたのですね。しかも大層仲の良い様子…意外ですわ。」

理樹「え、そう?」

佐々美「少々前から噂は流れておりましたが、実際そういうところを目にしたことはありませんでしたからね。」

佳奈多「…そうね、あんまり騒がれたくなかったから。それに、仕事に支障もありそうだから。」

佐々美「まあ確かに、風紀委員として恐れられるあなたが公でこんなふしだらな事をしてるとなると、騒がれるでしょうし、影響もありますでしょうね。実際今日も朝帰りをしたとかで噂になってましたわよ?」

佳奈多「>>68
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 14:47:34.94 ID:cQaANo49O
それはマズいわね
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/13(月) 18:47:47.87 ID:iY38MfzDO
佳奈多「ばれないように気を付けたつもりなんだけどね…これからの風紀委員の活動に支障がでないと良いけど。」

佐々美「あなた本人が規則を破っているわけですから、説得力が落ちてしまいますわね。」

佳奈多「くっ…」

佐々美「仲がよろしいのは結構でございますが、節度を持たないと色々大変なことになりますわよ?不埒な行為は慎んだ方がよろしいですわ。」

佳奈多「…わかってるわよ…」

佐々美「ならよろしいのですが。…では、わたくしはそろそろ用事がありますので失礼しますわ!」

理樹「あ、うん…」




理樹(次にあったのは…>>70)
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 20:32:44.93 ID:ZMJF2KIyO
古式みゆき
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/13(月) 21:49:54.17 ID:8EsjdwGGO
理樹「あ、古式さん…」

古式「あ、あなたは宮沢さんのお友達の…それに、二木さんも。…お付き合いを始めたと言うのは本当だったんですね、おめでとうございます。」

理樹「うん、ありがとう。古式さん、あのあとはどうしてる?」

古式「はい、なんとか、やってます。」

理樹「そう、なら、良かった。謙吾とは最近どうなの?」

古式「宮沢さんにはいつもお世話になってます。助けてもらっただけでも感謝してもしきれないのに、そのあとも色々相談に乗ってもらったりしていて…今もすこし相談したいことがあって宮沢さんを探してたんです。」

理樹「そうだったんだ…謙吾なら僕たちの部室にいるんじゃないかな。」

古式「そうですか、ありがとうございます…二人の時間を邪魔してしまい、申し訳ありませんでした、では…」

理樹「いや、気にしないでよ。じゃあね。」



佳奈多「…あの子、立ち直れてるようね。」

理樹「あ、佳奈多さんも知ってる?」

佳奈多「あれだけ騒ぎになったからね…でも、あの様子なら大丈夫そうね。良かったわ。」

理樹「うん。良かったよ。」





理樹(それにしても、さっきから普段それほど話さない人とよく会うなぁ…あ、次は…>>72)
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:54:34.43 ID:V3vIIBtDO
佐々美の取巻き三人娘
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 12:05:38.84 ID:ffRVx9T1O
取り巻き1「佐々美さま、どこにいらっしゃるのでしょう…」

取り巻き2「自主練をなさっているわけではありませんでしたし…」

取り巻き3「お部屋にいらっしゃる訳でもありませんでしたしね…」

取り巻き1「…おや、ちょっとおまちください、なにやらあそこからかすかに佐々美さまの香りが…」

取り巻き2「そうですわね…なにやらあちらから…」

取り巻き3「どうやらあの方からいたしますわね…そこのお方、すこしよろしいですか?」

理樹「…あ、僕?」

取り巻き1「はい、すこしお尋ねしたいことが…」

理樹「えーっと…君たちは?なにか見たことある気がするけど…あ、もしかして、笹瀬川さんの取り巻きの…えーっと…」

取り巻き1「私たちは、渡辺咲子!」

取り巻き2「川越令!」

取り巻き3「中村由香理!…ですわ。」

理樹「あ、そんな名前だったんだ…」

理樹(わからない人のために説明しておくと、左の金髪の子が渡辺さん、真ん中の子が川越さん、右の緑髪の子が中村さんだよ!)

理樹「…で、どうかしたの?」

渡辺「私たち、佐々美さまを探していたのですがどこにもいらっしゃらず…」

川越「困り果てていたところにあなたたちが来て…」

中村「そこから佐々美さまの残り香を感じたので、話を聞きたいのですわ!」

理樹「の、残り香って…」

佳奈多「…なんで文章を分割して話してるの?」

渡辺「そこは今は」

川越「どうでも」

中村「よろしいですわ!」

渡辺「佐々美さまの」

川越「居場所を」

中村「ご存じでは?」

理樹「確かにさっきあったけど…用事っていってどこかいっちゃったし…具体的なことはわからないんだ。」

渡辺「なんと言うことでしょう!」

川越「私たちの知らない」

中村「用事があるなんて!」

渡辺「直枝さん、佐々美さまは」 

川越「一体いつ、どこで、どちらの」

中村「方向へお行きになりましたの?」

理樹「えー…すこし前、廊下で…あっちかな。」

渡辺「ならば、今から」

川越「追いかければ」

中村「間に合いますわね!」

渡辺「ありがとうございました。」

川越「それでは、私たちは」

中村「急ぎますので」

渡辺「ごき」

川越「げん」

中村「よう!」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 12:06:14.71 ID:ffRVx9T1O
理樹「あ、うん…」

佳奈多「…なんだったの、彼女たち…」

理樹「さあ…?」 



理樹「さて、そろそろ戻ろうか…」

佳奈多「そうね、戻りましょう…」



葉留佳「あ、お帰りですヨ!どうでした?」

佳奈多「>>75
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 14:58:35.44 ID:+rXQ+nj2O
この学校は変な人が多すぎるわね
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 18:33:08.73 ID:XfqlRzmEO
佳奈多「変なのはあなたたちリトルバスターズだけかと思ってたけど、それ以外にも一杯いたわ。」

葉留佳「変人じゃないですヨ。個性的なだけですヨ!」

佳奈多「それを変人って言うの…」

理樹「まあ確かに濃い人が多いけど、みんないい人だから…佳奈多さんも最近よく触れるようになっただろうからわかるだろうけどね。」

佳奈多「どうかしら…私にはまだまだ理解できないことが多いわね。今朝の悪ふざけとか。」

理樹「あはは…あの件はごめん…」

佳奈多「まあ、もう良いけど…さて、で、葉留佳、校内歩いてきたけど、これでもうおしまいで良いかしら?」

葉留佳「まだアピールが足りない気がするんですヨ。みおちんが敵なら、みおちんの目に届くようなとこでアピールしないとダメじゃないですカ。…つーわけで、今からみおちんのとこへ行って、そこで>>77
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 19:13:00.45 ID:ERoP/j24o
フレンチキス
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/14(火) 20:31:14.43 ID:n7ON2LBbo
佳奈多「…!そんな破廉恥な…」

葉留佳「でも、効果抜群だと思いますけどネ。」

佳奈多「だからって…」

葉留佳「勝つためですヨ!」

佳奈多「…わかったわよ…」



理樹(…というわけで、西園さんのいそうな、いつもの場所にいくと…)

美魚「…」

理樹「あ、いた…」

佳奈多「そうね…」

理樹「…じゃあ、佳奈多さん…大丈夫?」

佳奈多「ええ、覚悟は出来てるから、大丈夫…」

理樹「…うん。じゃあ…」




美魚「…!」

美魚(あれは直枝さんと…佳奈多さんですか…一体何しに来たのでしょうか…)

理樹「…」チュッ!

佳奈多「んっ…んむっ…んんっ…ん…」

美魚「…>>79
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 22:39:56.67 ID:yp++Ucit0
あーそういうことね 完全に理解した
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/15(水) 11:47:04.13 ID:VfxJJ4WlO
佳奈多「んっ…んむ…むむっ…はぁっ……」

美魚「そういうことですか、はい、ええ、わかりましたよ。ええ…」

佳奈多「んん…んっ…」

美魚「わかりました、そういうことですね、はい、ええ、はい、ええ、わかりましたよ、ええ…」

理樹(そういって西園さんはどこかへ歩いていった。僕は佳奈多さんから口を離す。)

佳奈多「んっ…はぁっ…はぁ…直枝、長いわよ……」

理樹「ごめん。もっとしたい気持ちが抑えられなくて…」

佳奈多「…私は恥ずかしさで死にそうだったのよ?」

理樹「ごめん…」

佳奈多「…まあ、いいわ…それで、彼女は?」

理樹「なにか、完全に理解した、とかいってどこかいっちゃったけど…」

佳奈多「…完全に理解した…どういうことかしらね、私たちの関係性を理解した、ということかしら。」

理樹「さあ…どうだろう…」





美魚「…さて…」

美魚(…先程は動揺してしまいました…なんとか動揺はまさか人目も憚らずあんなことをするほどまでに関係が進んでいるとは思いませんでした…これは、いかにしましょうか…)

美魚(…そうですね。ひとまずは、>>81)
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 13:14:00.72 ID:HdQgbLpIo
風紀を乱している生徒がいると教師に密告しましょう
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/15(水) 17:13:12.24 ID:VfxJJ4WlO
美魚(我々学生にとって告げ口は手段としてはなかなかの禁じ手……ですが…)

美魚「…こちらにも覚悟は、あります…」




葉留佳「どーでした、上手く行った?」

佳奈多「…まあ、上手く行ったんじゃないかしら。動揺はしてたようだし。」

葉留佳「ほうほう、なら良かったですヨ!」

理樹「協力ありがとう、葉留佳さん。」

葉留佳「いやいやー、気にしないでくださいヨ。…そいじゃ、はるちんはここで!練習に戻りますヨ。またいつでも頼ってくださいネ!」

理樹「あ、うん…僕らは、どうしようか?この後。」

佳奈多「>>83
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 23:54:13.35 ID:pU/r977i0
自分たちも練習に行く
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/16(木) 12:46:57.02 ID:b54rc7g4O
理樹「まあ、そうだよね。じゃ、いこうか。」

佳奈多「ええ…」




理樹「みんな、こんなに遅くなってごめん。」

佳奈多「すこし、色々ありまして…」

恭介「おっ、理樹、来たか。」

あーちゃん先輩「色々って一体ナニしてたのかしら〜にゅふふ。」

佳奈多「ちょっと今後のこととか話してただけです。」

あーちゃん先輩「あらあら今後って何?結婚?」

佳奈多「違います!からかわないでください。」

あーちゃん先輩「にゅふふ、ごめんごめん。じゃ、早速練習しましょうか。」





恭介「…そういえば理樹と一緒に練習するのってあまり無かったよな。」

理樹「まあ僕は最初から個別だったからね…」

恭介「じゃあ今日は理樹の演奏を初めて聞けるわけか。」

理樹「演奏って…そんな大したものじゃないよ…」

恭介「いや、お前は個別指導でぐんぐん伸びてるはずだ…ちょっと、聞かせてくれ。理樹。」

理樹「…ちょっとだけだよ?」




理樹「…どうかな?」

恭介「>>85
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:49:26.36 ID:d3yE23hV0
素晴らしい演奏だ!俺の見込み通り理樹は音楽の神に愛されているな!
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