【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 12:51:03.02 ID:Rlmv6zEWo
前スレ
【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570961885/





理樹(…朝になった。)

理樹「んん…」

理樹(いつも通りの朝…とは一つ違うところがあった。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(そう、隣に佳奈多さんが寝ているのだ…)

理樹「…」

理樹(寝顔は始めてみるけど…普段よりも安らかに見える。)

佳奈多「んん…むにゃ…ん…」

理樹(…おっ、何かいいそうだ…どんな夢を見ているのか、少し気になるなぁ…)

佳奈多「…>>2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1585713062
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 12:54:23.79 ID:uO0awQlj0
もう食べられないよ〜
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 13:25:06.94 ID:jJJHRM4jO
理樹「…へぇ、そんな夢見るんだ、意外だね…」

理樹(もっと見てたい気もするけど、そろそろ起こしてあげよう。)

理樹「佳奈多さん、朝だよ。」

佳奈多「ん…?…あら、もう朝なのね…」

理樹「おはよう佳奈多さん、夢では何を食べてたの?」

佳奈多「…は?何が?」

理樹「何って…もう食べられないって言ってたから…」

佳奈多「…寝言?」

理樹「うん。」

佳奈多「……」

理樹(佳奈多さんは顔を赤くして…)

佳奈多「…忘れて…」

理樹「え、なんで?」

佳奈多「良いから、忘れなさい。忘れなかったら死んでやるから。」

理樹「ええー…まあ、そこまで言うなら…」

理樹(でもそこまで恥ずかしくもない気がするけど…)




理樹「…さて、じゃあ、とりあえず、朝ごはんでも食べに行こうか。」

佳奈多「ええ…」



理樹(朝ごはんに行くと…)

理樹「あ、あそこにいるのは…>>4
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 13:44:50.00 ID:wb7ltxzbO
クド
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 18:28:22.09 ID:SOpENIjmO
理樹「あ、クド!」

クド「あ、リキ!それと…あ、佳奈多さん。」

佳奈多「クドリャフカ…昨日はごめんなさいね。連絡もなしに…」

クド「いえ、良いんです。リキと一緒にいたんですね。お二人はカップルですから、その…イロイロあったんですよね。…ですが、次からはちゃんと連絡がほしいのです!」

佳奈多「ええ、わかったわ。」

クド「はい、お願いします……それにしても、ボーイフレンドと一夜を過ごすなんて、佳奈多さんも大人なのですね。なんだか色っぽく見えますー。」

佳奈多「>>6
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 20:51:40.61 ID:EWGh80zAO
あなたも混ざる?
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 21:24:17.03 ID:02o8Ugb+O
クド「わ、わふ!?そ、それは…ちょっと…わふぅ…」

佳奈多「…冗談よ。」

クド「わふっ!で、ですよね!そんなことあり得ないですよね!」

佳奈多「ええ…もし本当にそんなことしたら直枝を殺して私も死ぬからね。」

クド「えっ。」

理樹「あ、あはは…」



理樹(その後、3人でご飯を食べていると…)

理樹「…あ、あれは…>>8
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/02(木) 01:40:34.01 ID:BKhYtfHjO
まさと
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/02(木) 14:56:00.83 ID:gb+8QPTBO
理樹「あ、真人。」

真人「お、理樹!会いたかったぜぇぇ!」

理樹「わっ!」

理樹(真人に抱きつかれる。)

理樹「ちょっと止めてよ真人…」

真人「だってよぉ、最近理樹は2日に一辺くらいしかいてくれねぇから理樹成分が足りねぇんだ!」

理樹「ええー…」

真人「くそっ、二木が羨ましいぜ…俺の理樹を…」

佳奈多「あなたの、では無いでしょう?」

真人「ぐっ…確かにそうだが…でもよ、寂しいんだよ。俺は!バンドもしてねぇし!もっと構ってくれよ!」

理樹「>>10
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/02(木) 17:06:48.08 ID:62bBdGzA0
今日は皆で筋肉祭りだ
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/03(金) 13:24:11.52 ID:eM6E4y6tO
真人「おっ、やってくれるのか?」

理樹「うん、筋肉祭りだ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…え、なに、何が始まったの?」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「わふー!筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「クドリャフカまでどうしたの!?」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…何これ、何?」

理樹「佳奈多さんもやろう!楽しいよ!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「>>12
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 14:17:54.50 ID:/ly+8LGc0
き…きんにくいえいいえい(棒読み)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/03(金) 17:56:18.46 ID:4qdVM7uQo
理樹「よし、これで佳奈多さんも筋肉王国の一員だね!」

真人「よし、この調子で仲間をどんどん増やしていこうぜ!」

理樹「うん!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多(井ノ原はともかく直枝までバカに…もう、何なのこれ…)




理樹「…あ、まずあそこに…>>14
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 18:07:56.26 ID:FcQv8lFrO
はるちんが
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/03(金) 20:33:03.94 ID:kESoLaL2O
理樹「よーし、葉留佳さんから取り込むぞ!」



葉留佳「あ、理樹くん!お姉ちゃん、他のみんなも!おはー!」

理樹「葉留佳さん、筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「おおう!?何ですカ!?」

佳奈多「…きんにく…いぇぃいぇーぃ…」

葉留佳「…お姉ちゃんまで取り込まれてる…一体何が起こってるんですカ…」

佳奈多「やめて…あんまり見ないで…」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「え、ちょ、ちょっと、何を…あ、あ、あーーーーっ!」



葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…」

佳奈多(葉留佳までも…一体、これになんの力があるというの…)

理樹「よーし、この調子でどんどん行こう!次は…>>16
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 22:57:54.24 ID:297s2yF3O
小毬
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/04(土) 11:55:31.52 ID:ru2N/L0BO


理樹「やあ小毬さん、筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

小毬「ほあぁ!みんなどうしたの?」

佳奈多「…ほんと、どうしちゃったのかしら…」

理樹「筋肉がうずいて仕方ないのさ!さあ一緒に!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

小毬「みんな、どうしちゃったの…や、やめてよぉ!ほ、ほあぁぁぁぁぁっ!」




小毬「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「よーし、小毬さんも仲間だ!次は…」

佳奈多「…ちょっと待って。」

理樹「え、何?」

佳奈多「これ、目標は何?」

理樹「筋肉王国の建築さ!」

佳奈多「>>18
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 14:35:12.78 ID:2gxM5yEG0
何を言っているのかわからない…
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/04(土) 19:05:38.24 ID:cou9K9xRO
理樹「何って…その通り、僕たちの筋肉旋風(センセーション)で王国を作るのさ!」

佳奈多「センセーション…?何か知らないけど…いままでなんとなく乗っかってしまったけど…直枝、そろそろ目を覚ましたら?」

理樹「僕はいたって正気だよ?」

佳奈多「正気じゃないわ、直枝。どうしたの?」

理樹「筋肉が唸って仕方ないのさ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…あなたたちね…ふざけるのもいい加減にしなさーーい!!!!」

理樹「>>20
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:35:49.55 ID:pYsrRRbRO
ごめんなさい
ふざけすぎました
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/05(日) 12:07:55.78 ID:UpDLiJZtO
佳奈多「大体あなたたちはいつもこんなバカな事ばかりして!いったいどれほど学校の風紀が乱されているかわかってる?そもそも…」ガミガミ

理樹「はい、ごめんなさい、すみません…」

理樹(佳奈多さんにものすごく絞られた…)





理樹「ねぇ佳奈多さん…そろそろ許して…」

佳奈多「…許して、ねぇ…そうね、じゃあ、直枝、罰則として…>>22
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 14:30:25.19 ID:GSqyFQ0W0
一週間エッチな事禁止
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/05(日) 18:12:56.77 ID:3WVqLewTO
理樹「えっ、そんなぁ…」

佳奈多「文句は言わない!」

理樹「はい、すみません…」

佳奈多「じゃあ、そういうことでね。わかった?」

理樹「わかりました…」

理樹(…怖かった…佳奈多さんを怒らせないようにしないと…)



理樹(その後、僕たちは午前の授業を受けて…)

理樹(…やっと昼休みになった……さて、じゃあご飯に…)

美魚「…直枝さん。」

理樹「あ、西園さん、どうかした?」

美魚「いえ、一緒に昼ごはんでもいかがかと。」

理樹「>>24
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:02:09.87 ID:ureoBm+DO
よろこんで!
折角だから二人っきりで食べようよ。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 11:40:37.11 ID:LjeHgm1MO
美魚「ええ、それでは、いつもの中庭に行きましょうか。」

理樹「うん。」



理樹(…というわけで、中庭に来て、木の下に座る。)

理樹「…それにしても、西園さんから誘ってくるってなんだか珍しい気がするよ。」

美魚「…そうですね、ですが、直枝さんに関しては積極的に行かねばと思ってますので。」

理樹「えっ?」

美魚「ふふ、何でもありません…それより、直枝さん…せっかく二人ですし、>>」26
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 12:53:11.76 ID:oifeHwVfo
薄い本でも一緒に読みましょう
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 13:57:24.39 ID:rAIX4LWpO
理樹「えっ…」

美魚「良いじゃないですか、誰にも見られませんし、それに教室だと邪魔が入って読めないんです。」

理樹「邪魔って?」

美魚「なぜか鈴さんが休み時間の度に意味もなく声をかけてきたり、百合小説を読ませようとしたり、BL本を百合本に差し替えてきたりするんです。何か知りませんか。」

理樹「いや、僕は何も…」

美魚「そうですか、ならよいです…まあともかく、読みましょう、一緒に。」

理樹「…仕方ないなぁ…」

美魚「はい、では、もっと近くに…」

理樹「えっ?」

美魚「近くに来ないと読めないですから。」

理樹「あ、うん…」




理樹(そういうことで、二人で本を読んだ。)

美魚「…いかがですか?」

理樹「…うーん、やっぱり僕にはちょっと、よくわからない…」

美魚「…そうですか…わかってほしかったですが、まあいいです。わかってもらえずとも、こうやって同じ本を読んでいるだけでも十分です。」

理樹「えっ?」

美魚「一緒に本を読んで、同じものを見て、同じ空気を感じて、同じ世界に浸る…こういうことって、ドキドキしませんか?私はしますよ。直枝さんは、ドキドキしますか?」

理樹「>>28
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 16:57:19.52 ID:rwA25pVV0
ドキドキはしないけどムラムラしてきた
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 18:56:37.26 ID:rSf4Z4whO
美魚「ふふ、私で発散しますか?」

理樹「…いや、でも、気持ちが伴わないでそんなことしちゃダメだと思うんだ。」

美魚「…ならば私はオーケーですよ?」

理樹「えっ…」

美魚「さあどうしますか、直枝さん、ここには誰も来ませんよ。」

理樹「…>>30
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 19:47:11.02 ID:MqsKAxWRO
ごめん、それはできないよ
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 20:19:28.11 ID:2T3SU0T4o
理樹「僕には心に決めた人がいるから…」

美魚「…そうですか…」

美魚(まあこの段階ではそうでしょう…そんなに簡単にいくとは思っていません。)

美魚「わかりました…そうですよね。まあ、良いでしょう。」

理樹「…ごめん。」

美魚「謝ることではありませんよ…残念ですけどね。…では、読み終わりましたし、戻りましょうか。直枝さん。」

理樹「うん…」




理樹(教室に戻るとき…)

佳奈多「…あら?直枝と…美魚さん?」

理樹「あっ…佳奈多さん…」

佳奈多「…何してたの?」

理樹「いや、二人で昼御飯を食べてたんだよ。」

佳奈多「>>32
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 20:29:59.77 ID:x2aj2k5/O
はぁ!?(マジギレ)
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/06(月) 22:56:00.61 ID:LjeHgm1MO
佳奈多「直枝、あなた…昨日、気を付けろって言ったでしょ!」

理樹「いや、だから西園さんはそういう人じゃないって…」

佳奈多「あなたはそう思っても、私はそうは思えないわ!そもそもどういう人かとか関係なく、恋人がいる人が他の異性と一緒にいるなんてそれ事態が…」

美魚「…落ち着きましょう。佳奈多さん。」

佳奈多「落ち着いてなんかられないわよ。…そもそも、あなたのせいでしょう?あなた、どういうつもりで誘ったのかしら?」

美魚「ただご飯を一緒に食べたかっただけですが?一人は寂しいので。」

佳奈多「取って付けたような建て前ね…まあいいわ、西園さん…これから先はこういうことはやめてくれる?」

美魚「>>34
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 00:15:36.50 ID:CkUtVElNO
善処します
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/07(火) 14:38:16.13 ID:1adBV6w6O
佳奈多「善処って…やらないってこと?」

美魚「…善処します。」

佳奈多「…まあ、そういうつもりしかないならそれはそれで構わないわ…こっちはこっちでやるだけよ。…直枝!」

理樹「はい!何ですか?」

佳奈多「…委員会室に来るように。」

理樹「え、でも…」

佳奈多「来なさい。良いわね?」

理樹「…はい…」

美魚「…佳奈多さん、束縛の強い女性は嫌われますよ?」

佳奈多「黙って。」



理樹(…というわけで、佳奈多さんのところに行く。)

理樹「……えーと、佳奈多さん……すみませんでした。」

佳奈多「>>36
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 15:10:18.25 ID:NoIiBlHuo
西園さんに恋人を作らせれば解決出来る?
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/07(火) 18:18:52.13 ID:1SU3TPObO
理樹「えっ?」

佳奈多「…彼女があなたに手を出してこなくなるような方策を考えてやりましょうって言ってるの。あなただって迷惑してるでしょ?」

理樹「え、いや…説教じゃないんだって思って…」

佳奈多「怒られたいの?」

理樹「いや、大丈夫です…」

佳奈多「そうよね。…で、あなたはどう思う?」

理樹「うーん、ちなみに誰を恋人に据えようとしてるのさ?」

佳奈多「>>38
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 18:39:39.39 ID:iJs7midNO
井ノ原
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/07(火) 20:29:25.09 ID:veITJ4MMO
理樹「えっ、謙吾じゃなく真人?」

佳奈多「ええ、井ノ原のほうが使いやすくて都合がいいわ。鈴さんは百合に目覚めさせたいみたいだったけどそれよりかはこっちの方が確率が高いわ…井ノ原はバカだけど顔も悪くないし、人柄も普通でしょうしね。直枝、西園美魚は井ノ原のことどう思ってると思う?」

理樹「うーん、特に何も思ってなさそうだよね。普通の友達なんじゃないかな。」

佳奈多「じゃあ逆に井ノ原は西園美魚さんのことどう思ってる?」

理樹「さぁ…?そういう話聞いたことないなぁ…それも普通の友達くらいじゃないかな。」

佳奈多「…なるほどね…じゃあ、直枝、放課後までに井ノ原に聞いてきてくれる?それで放課後またここに来て。」

理樹「え、今日の練習は…」

佳奈多「…練習したら西園美魚と接触することになるでしょ、今日の私たちの練習は無しよ。…わかったわね?」
 
理樹「…わかったよ…」



理樹(…というわけで…)

理樹「…ねぇ、真人。」

真人「おう理樹、なんだ?」

理樹「…真人ってさ、好きな人いる?」

真人「お?なんだ突然。」

理樹「いや、ちょっと…気になっただけ。」

真人「そうか…まあ、そうだな…理樹だな。」

理樹「女の子で。」

真人「なら…うーん…>>40
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 22:04:09.37 ID:o9lc9MZHO
西園は可愛いと思うな
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/08(水) 11:41:29.34 ID:foTkMnejO
理樹「えっ、本当?」

真人「ああ、筋肉はねぇけど、かわいいよな。」

理樹「うん、わかった、ありがとう!」

真人「おう、別に感謝されることじゃねぇよ、事情は知らねぇがこれくらいならいつでも答えてやるぜ。」



理樹(放課後…)

理樹「…ということだったよ。」

佳奈多「わかったわ、これは朗報ね。まあ問題はこれからな訳だけど。西園美魚をどうやってそっちに向かせるか…」

理樹「何か考えはあるの?」

佳奈多「…そうね、やっぱり接点を増やすことでしょう。だから…まず、直枝。あなた私と一緒にいない時は出来る限り井ノ原と一緒にいるようにして。」

理樹「真人と?」

佳奈多「ええ、そうすればあなたと彼女が二人きりになることを防いだ上で、井ノ原との接触を増やせるわ…」

理樹「そううまく行くかなぁ…」

佳奈多「…やってみなきゃわからないでしょう。」

理樹「まあそうだね…」

佳奈多「…直枝、あなたは考えある?」

理樹「僕は…>>42
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 18:17:46.87 ID:VFiEinzP0
ダメだどれだけ考えても真人と西園さんが一緒にい様子を想像できない
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/08(水) 19:04:27.34 ID:9yizTdsqO
理樹「…ごめん…」

佳奈多「…まあ、そうよね。私も中々想像できないわ。」

理樹「やっぱりちょっと、真人はやめた方が…」

佳奈多「…いいえ、でも井ノ原にやってもらうしかないわ。」

理樹「じゃあ、どうやって?」

佳奈多「…考えるわ、これから。直枝、いっしょに考えて。」

理樹「難しそうだけど…うん、考えてみよう…」





その頃…
恭介「…お、今日は理樹と二木はいないのか。」

葉留佳「なんか二人で色々あるそうですヨ。」

あーちゃん先輩「あらー、二人で色々って、一体何してるのかしら、にゅふふ。昨日は朝帰りだったって話だしねー。」

葉留佳「えっ、そうなんすか?」

あーちゃん先輩「そうよ。」

葉留佳「うひゃー、だとしたらお赤飯準備しなきゃですネ!」

恭介「2回目で朝帰りとは理樹も中々やるな。まだ交際して間もないだろうに。」

あーちゃん先輩「私たちも出来るだけ早くしてみたいわね。にゅふふ。」

恭介「>>44
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 00:48:27.49 ID:tTsS0mby0
いや、そういう事は結婚してからだ
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/09(木) 13:42:53.05 ID:QHilnzbEO
あーちゃん先輩「ええー、じゃあチューは?」

恭介「マウストゥーマウスなら、付き合って一年くらいじゃないか?」

あーちゃん先輩「手繋ぐのは?」

恭介「それは3回デートした後くらいだろうな。」

葉留佳「おおう、けっこうガード固めっすね。」

恭介「そういうことはちゃんとしないとな。」

あーちゃん先輩「ええー。私はいつでもウェルカムなのに。」

恭介「すまんな。」

あーちゃん先輩「…じゃあデート積み重ねてくしかないわね…というわけでさ、週末どっか行こうよ。」

恭介「そうだな…じゃあ、>>46
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 16:13:36.53 ID:EyYK/OHHO
釣りに行こう
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/09(木) 19:21:48.78 ID:HmU93UZ5O
あーちゃん先輩「釣り?」

恭介「ああ、結局あのあと釣竿を買ったからな、試したい。」

あーちゃん先輩「あれ買ったのね…そう、わかったわ、じゃ、週末でいい?」

恭介「ああ。」

葉留佳「釣りっすかー良いですよネ。何かこうマグロをぐぁー!って釣るのとかかっこいいですよネ!」

恭介「お、わかるのか、あれの良さが。やっぱマグロはロマンだよな。」

葉留佳「わかりますヨ!あのでっかいのをバーン!ってやるのが…」

恭介「おっ、良いな、よし、三枝、お前も釣りに…」

あーちゃん先輩「ちょっと、何他の人までつれてこうとしてるのよ。」

恭介「おっとすまん、ついな…」

葉留佳「おっと、彼女サンのお止めがかかりましたネ、残念ですけど、断念せざるを得ませんナ。…しっかしデートとは、良いですネ。憧れますヨ。」

あーちゃん先輩「葉留佳ちゃんも作ればいいじゃない、恋人。」

葉留佳「いやー、中々いい人っていないんですヨ。」

恭介「真人とか謙吾とかはどうなんだ。」

葉留佳「二人とも友達としてはいいんですヨ、でも恋人とはちょっと違う気がしますネ。」

恭介「そうか…」

葉留佳「いやー、いい人見つけたお姉ちゃんが羨ましいですヨ。本当に。今ごろ二人で何してるんすかねぇ…」





理樹「…だめだ、全然何も思い付かないよ…」

佳奈多「…そうね、井ノ原がそういう展開になるのが全く想像できないからね…」

理樹「うん…少し疲れてきた…ねぇ佳奈多さん。」

佳奈多「何?」

理樹「休憩がてら、>>48
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/09(木) 20:07:03.86 ID:tTsS0mby0
マッサージでもしようか?
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/09(木) 20:43:14.52 ID:IVzLU7bCO
佳奈多「ええ、頼める?」

理樹「じゃあ…肩から…」トントン

佳奈多「あっ…くっ…んん…いい感じよ…」

理樹「…」モミモミ

佳奈多「んっ…ふっ…気持ちいいわ…」




葉留佳(何してるのかあまりに気になりすぎたので盗み聞きに来てやりましたヨ…さあ、二人が何をしてるのか…)

佳奈多「あっ…んっ…そこっ…気持ちいい…直枝、上手いじゃない…」

理樹「佳奈多さんがどこが良いかは何となくわかるからね…」

佳奈多「あっ…そこっ…」

葉留佳「…>>50
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