【安価】無限に続く異次元構造物を探索する

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75 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/07(火) 00:04:02.61 ID:nm0fkC4S0
今日はここまで
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 00:16:49.77 ID:/FHuSTIDo
77 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/07(火) 20:47:52.68 ID:nm0fkC4S0
宗教家の手記


歴史は繰り返す

塔は決して完成せず

いずれ神の怒りを買い、その手により滅ぼされん

やがてこの地はバベルとなる
78 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/07(火) 22:07:07.28 ID:nm0fkC4S0
ガシャン、ガシャン、ヴィィィイイン…


四方がガラス張りになっている通路だ。ガラスの奥では何かの機械が一際忙しく蠢いている

今にも割れてしまいそうなガラス張りの床を恐る恐るゆっくりと歩く

機械が何かを運ぶ

分解し、運び、組み立ててはまた分解する

意味の無い繰り返しがガラスの奥で繰り返されている


男「ここか」


やがて階段に辿り着いた
79 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/07(火) 22:48:25.18 ID:nm0fkC4S0
階段を上がる。前の階層では鉄と機械ばかりで構成されていたからコンクリートで出来ているこの階段はいささか懐かしくすら感じる

コツ、コツ、コツ

足音が幾重にも響いている

コツコツコツ、コツ


男「…」


足を止めたら一つ余計に足音が聞こえた

後ろを振り向く。当たり前のことながら誰もいない
80 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/07(火) 23:22:47.76 ID:nm0fkC4S0
階段が終わり、目の前に扉が現れる

上を見ると遥か上まで階段が伸びており、自分が元いた階はもはや見えなくなっている


目の前の扉はどこかのマンションにありそうな余りにも普通な扉だった。そのノブに手をかける


ギィ、と扉を開いた
81 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/08(水) 00:05:57.82 ID:qrFBjR9K0
男「ここは…」


そこはどこかのマンションの廊下だった


片方には鉄製の扉が立ち並び、隣にインターホンが付いている

もう片側には腰ほどの柵が取り付けられており、その向こう側は広大な空と夕焼けが広がっていた


男「外に、出られたのか…」


「残念ながらあの空も夕焼けも偽物だよ」

と、夕焼けを見ながら椅子に座っていた男が言った


「ようこそ、居住区へ」


「G-012-T」居住区
82 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/08(水) 00:06:38.28 ID:qrFBjR9K0
安価出せるところまで行けなくてごめん
今日はここまで
83 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/08(水) 22:32:51.58 ID:qrFBjR9K0
男「居住区…」

「そう、居住区。僕はここの大家みたいなもんだ」ジャラリ


そう言ってリュックからタグのついた沢山の鍵を取り出す


男「そうやって探索者から色々搾取してるわけか」

大家「そう言うなって。ここの鍵全部探し出すの苦労したんだぜ?」


皮肉めかして言うと鍵を弄びながら苦笑いして応える


大家「最近はもうダンジョン攻略や脱出を諦めてここに住んでる奴もいるんだが、君はどうする?久しぶりにベッドで眠りたくないかい?」

男「賃金は?」

大家「無論、食糧よ。有用なら武器や道具でもいいぞ」

@男「じゃあ試しに一晩」
A男「これで何日泊まれる?」複製した超高度濃圧縮熱線放射略式小銃の一つを渡す
B男「自由安価」

>>84
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 22:33:28.93 ID:JlLohWywo
1
85 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/08(水) 23:44:04.44 ID:qrFBjR9K0
男「じゃあ試しに一晩」

大家「前払いで頼むよ」

男「ほいよ、この缶詰でいいか?」


E-167-Bで見つけた人間の顔と名前が描かれた缶詰を渡す


大家「…食い物なんだよな?これ」

男「食えるぞ。気になっても気にすんな」

大家「う、ううん…まあいいか…はい、鍵」


308と書かれたタグが付いた鍵を渡される


大家「一つだけ忠告。インターホンが鳴ってもノックされても、外に何かがいる時は絶対に何があっても扉を開けないこと」

大家「僕は起こしに行かない。仮に緊急事態になってもインターホン越しの会話しかしない。OK?」

@男「ああ、分かった」
A男「つまりお前が来て開けろと言っても開けるなということだな」
B男「…何が来るんだ?」
C男「自由安価」

>>86
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 23:47:15.92 ID:GOzXC3epo
2
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 21:18:30.46 ID:rvk0tCLKo
保守
88 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/13(月) 15:24:05.32 ID:2m1rMKYG0
男「つまりお前が来て開けろと言っても開けるなということだな」

大家「そういうこと。理解力のある奴は生き残るよ。ま、わざわざ好奇心に殺されに行くのもまた一興かもしれないけどね」

男「…一興か」

大家「お、興味あるか?」ニヤ

@男「ああ」
A男「いや、俺はそんな奇特じゃない」
B男「そうやって何人陥れてきた?」
C男「自由安価」

>>89
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 15:26:11.80 ID:bGZUR4oEo
4
死んだらどうなるかなど、考えたくもない
90 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/15(水) 22:46:32.49 ID:b9GCprRP0
男「死んだらどうなるかなど、考えたくもない」

大家「ははっ、そりゃそうだ。しかしここは何が起こるか分からないダンジョン。一度死んでみるのもいいんじゃないか」

男「ふざけるな。俺はもう行くぞ」

大家「ああ、良い夢を」
―――――
―――

広大な夕焼けが片側に広がっている。しかし雲一つ動かず固定されており、郷愁を誘う光景だというのに大きな違和感が付き纏う

カァー、カァー、とカラスが泣く声が聞こえるが影一つ見当たらない

柵から下を見下ろしても何も無く、どこまでも夕焼け色の虚空が広がっている

まるでこの階だけが宙に浮いているように、下の階や支えている壁すら見当たらない


@自分の部屋に着く
A人に出会う

>>91
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 22:49:02.03 ID:Ve3treVvo
1
92 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/17(金) 13:40:40.94 ID:lGuGR24C0
男「ようやく着いたな」


308とプレートが書かれている部屋に辿り着く。001から順にナンバリングされており、ここまで308の部屋の前を通ってきた

それでも眼前には廊下と扉が地平線の彼方まで延びており、無限に続いている錯覚すら覚える

一見何も無いただのマンションの扉だ


@ノックする
Aインターホンを鳴らす
Bそのまま鍵を開ける

>>93
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 13:42:15.30 ID:xj749IUwo
2
94 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/18(土) 22:33:14.29 ID:3x+9OnKk0
インターホンを押した瞬間、世界が揺れたかとすら感じた。腹の底から脳の中枢まで響き、揺らす重低音

それがチャイムだと気付いたのはどの瞬間だろう


ダンジョン全てに響くかのような重たい音が響いた後、インターホンからけたたましい笑い声が聞こえた


「キャハハハハハハハ!!!」


狂気じみた笑い声はしばらく続き、急激に途切れた


男「…本当に安全なんだろうな」カチャリ


このダンジョン内では警戒はしていても無駄なことなんていくらでもある。良くも悪くも


ギィ


男「…ほお」


玄関に入ると左側にトイレ付のバスルームがあり、奥に大きめのベッドが付いた部屋が見える

奥の部屋からはまたもう一つの部屋に繋がる引き戸があり、そこにはダイニングキッチンがあった


男「中々いい部屋だな」


ふかふかのベッドに腰掛ける


@寝る
A冷蔵庫を見る
B本棚を漁る
C自由安価

>>95
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 22:39:25.15 ID:Uzh8XTBE0
3
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 22:39:37.54 ID:v0vBIGpoo
2
97 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/19(日) 13:44:42.85 ID:Jj/d0bLg0
男「歴史書か」


日本史と書かれた本を読む


男「何だこりゃ…」


自分の知っている歴史と全く違う歴史を辿っていた。いくつか知っている名称や人名はあるが、まるで別世界の歴史のようで…


男「…」


読み進めている中、部屋の時計が異界のリズムを以てカチチリ、カチチリと鳴っている

進みは戻り、戻りは進みて、出鱈目の様で法則があるような、法則があるようで出鱈目のような



新陽暦786年、空中から塔が出現する

天をも貫く巨大な神の建造物は調査隊を飲み込み、冒険家を飲み込み、やがて世界を飲み込み始めた


男「塔…ダンジョンのことか?」


自分のところには塔なんて出現しなかった。ダンジョンに繋がる扉だけだ。外から見たら扉のついた洞窟にしか見えなかった

この違いに意味はあるのだろうか


@他の本を手に取る
A冷蔵庫を見る
Bテレビを付ける
C窓を見る
D寝る

>>98
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 13:45:32.72 ID:13uIbi3zo
2
99 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/19(日) 14:17:45.50 ID:Jj/d0bLg0
冷蔵庫を見る


男「ぅおっ」


冷蔵庫の中には色々なビンが入っていたがその中では得体のしれない生き物がウニョルウニョルと蠢いている

しかしその全てに食用というラベルが貼られている


男「お、アイスあるじゃん」


冷凍庫にアイスがあったので食べてみる。こっちはただの棒付アイスだった、味はチョコミント


男「ん?」


食べていたら棒に「あ」という文字が見えた。これは


@あたり
Aあかり
Bあつい

>>100
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 14:18:41.33 ID:KsRnslUfO
2
101 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/19(日) 15:14:27.91 ID:Jj/d0bLg0
「あかり」

男「…何だこれ」


ちょっと意味が分からな―うぉっ、まぶし


部屋の全ての光を放つ物がありえないほどの光を放ち、目が開けられなくなる


男「くっそ、ブレーカー、ブレーカー…」


目を瞑りながら手で壁をまさぐって電気のスイッチを探し出す
―――――
―――

男「はぁ…はぁ…まだ目がチカチカする…くっそふざけやがって」


@もう一本食べる
Aテレビを付ける
B寝る
C窓を見る

>>102
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 16:05:33.10 ID:lgU5btCr0
4
103 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/19(日) 21:23:31.14 ID:Jj/d0bLg0
窓の外を見る


男「…これは」


青空が広がっていた。明るい太陽に白い雲、そして何より、遥か下に小さく町が見えた

間違いない。廊下から見える偽物の夕焼け空じゃない、本物の青空だ

だが、おかしい


俺が入ってきたのは塔なんかじゃない、ダンジョンだ。だがこの景色は、どう考えても高い塔の中から見ているものだ

鳥が飛んでいる。見たことない種類の鳥が

これも、この窓もダンジョンが見せている幻影なのだろうか


@窓を割る
A寝る
Bテレビをつける
C自由安価

>>104
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 21:26:10.17 ID:2z/GlUGRo
3
105 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/19(日) 22:33:29.17 ID:Jj/d0bLg0
テレビをつける


ザ、ザザー


砂嵐の後に見覚えの無いアニメが移る

チャンネルを変えても知らない番組に知らない人間ばかりが映っている


ふと、チャンネルを変える手を止めた


黒くそびえる巨大な塔が映っていた


「788年14月6日、ついに地球議会はあの人食いの塔の爆破を決意しました」

「中に入った人の安否が不明なため非難が殺到していましたが、救出は不可能とし、今後の被害を最小限に抑えるためにこれ以上対応を遅らせるわけにはいかないと判断を…」


そこまでアナウンサーが読み上げた後、画面にノイズが走り


物々しくそびえ立つ黒い塔を残して周りの町全てが焦土と化した映像に切り替わった


もうアナウンサーが喋る声も聞こえず、映像は塔を中心とした"町だったもの"を映したまま動かなくなった


@そろそろ寝るか
A自由安価

>>106
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 23:00:07.90 ID:Cz6FnLhGo
1
107 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/20(月) 16:03:54.76 ID:ikL7oZWx0
複製室にて


少女が一つの水槽の前にやってくる

水槽に繋がる操作盤を手慣れた感じで弄ると水槽が開き、水と共に少年が転がり出る

少女は血にまみれた服をさっと着せてから少年を部屋の外に引きずっていく


少女「君はいつだって私を助けてくれる。本当に頼もしいよ…何度死んでもここで生き返れるもん…大丈夫…何度でも…何度でも…迎えに来てあげるから…」ズリ、ズリ

少女「ふふ…ふふふ…また、お腹すいたなあ…」
108 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/20(月) 18:28:45.75 ID:ikL7oZWx0
―――――
―――

ベッドに入る。柔らかい布団に包まれたのはいつ振りだろう…ダンジョンに入ってから初めて心の底から休まった気がする

日に干した布団の匂いと温かさ、母に包まれているかのような温もり


夢を見た。懐かしい家族の夢を。鮮明に、リアルに

まるで夢が現実のように、現実が夢のように


しかし心地よいまどろみは無粋な音に疎外された


ドドドドドン、ピンポンピンポンピンポーン、ドドドッドドン


ドアを激しくノックする音とインターホンを鳴らす音が響く


@無視して二度寝
Aドアを開ける
Bドアについてる覗き穴を確認する
C自由安価

>>109
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 18:30:06.47 ID:ryAe5CdR0
2
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 18:43:43.38 ID:UQnTyJzRO
開けるなって警告されてたのに…
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 20:41:17.96 ID:GqGv6+Noo
ガイジかよつまんね
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 20:47:40.26 ID:r8nLf57Z0
>>110>>111
ざまあwww普段から罵詈雑言で煽って嫌がらせしてるゴミが何ほざいてる
自業自得だ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 20:51:17.64 ID:nUsLaY2to
114 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/20(月) 23:49:02.86 ID:ikL7oZWx0
男「んぁ…はいはい…」


寝ぼけていた…あの幸せな微睡みに飲まれ、欠かしてはならない警戒心を解いていた


扉の前には黒い人型が立っていた。自分よりも遥に高い背丈、深淵そのものを思わせる真っ黒な頭が体の上に乗っかっている


「ア…ァ…ァァ…」


体を折り曲げ、黒い顔で自分の顔を覗きこんでくる


男「うわぁああ!!」


つい腕を伸ばしてそいつを突き飛ばす…だが自分の腕はズブブ…とそいつの身体に沈み込み、少しずつ引き込まれいていく


男「やめろ!やめろぉぉ!!」


腕の先から闇に食われていく。もがいている内に黒い闇が頭全体を覆ってきた

そこ知らぬ深淵と絶望が心を覆い、想像を絶する痛みが脳の最奥からつま先まで襲う


その悍ましい感覚は永遠に続くのだ
115 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/20(月) 23:50:24.83 ID:ikL7oZWx0
@>>108に戻る
A新キャラで始める
B「複製室」から始める

>>116
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:51:01.85 ID:kRwCudtko
1
117 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/20(月) 23:52:19.97 ID:ikL7oZWx0
―――――
―――

ベッドに入る。柔らかい布団に包まれたのはいつ振りだろう…ダンジョンに入ってから初めて心の底から休まった気がする

日に干した布団の匂いと温かさ、母に包まれているかのような温もり


夢を見た。懐かしい家族の夢を。鮮明に、リアルに

まるで夢が現実のように、現実が夢のように


しかし心地よいまどろみは無粋な音に疎外された


ドドドドドン、ピンポンピンポンピンポーン、ドドドッドドン


ドアを激しくノックする音とインターホンを鳴らす音が響く


@無視して二度寝
Aドアを開ける
Bドアについてる覗き穴を確認する
C自由安価

>>118
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:53:18.79 ID:W3aJVeMWO
1
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/21(火) 07:17:08.43 ID:/2GRTnBBO
もしかして今までの選択肢もBADENDルートあったのか
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 17:01:55.55 ID:PIrdM+A7O
複製室とかニアミスしてそうね
121 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/22(水) 21:42:51.79 ID:dmoJX6i40
無視して眠ることにする

「アケテ…アケテ…アケテアケテアケテ」ドンドンドンドン


少しの間叩き続けていたが


「アケ…テ、アケテ…」


諦めたのか声が遠のいていくのが分かった
122 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/22(水) 21:49:36.69 ID:dmoJX6i40


男「ふぁぁ…あ」


本当にいつ振りかの気持ち良い目覚めだった。一瞬自宅で目覚めた気分になったが、傍らに置いてある荷物を見て痛感する

夢よりよっぽど厳しい現実を


ピンポーン、ピンポンピンポーン


男「」ビクッ


「朝ですよー、起きてくださーい」


昨日の大家の声が聞こえた


@インターホン越しに返事をする
Aドアについてる覗き穴を覗く
Bドアを開ける
C無視

>>123
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 21:50:23.77 ID:orgSQsfvo
2
124 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/22(水) 22:30:57.06 ID:dmoJX6i40
ドアについてる覗き穴を覗く


ギョロリ


男「!?」


覗き穴にはピッタリと、目玉が張り付いていた

何者かの目玉の中に自分がハッキリ映っている。それを認識した瞬間


「キィィイイイイイイイイイ!!」

ガタガタガタガタガタガタ


扉の向こうで叫び声をあげ、扉を激しく揺すり出す

・・・

男「…行ったか?」

少し経って、完全に気配が消えたことを確信する

扉を開けると、張り紙がしてあった


「462号室にて朝食の用意あり。大家」


@462号室に行ってみる
A大家に確認しに行ってみる
B無視してこのフロアの探索
C自由安価

>>125
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 22:32:13.37 ID:iCjXGvBZ0
2
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 22:32:20.66 ID:hA6dR/VJo
3
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 22:32:52.63 ID:MkwwojxDO
3
128 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/22(水) 23:10:40.68 ID:dmoJX6i40
さっきの奴が字を書けるとは思えないが念のためだ。大家に確認しに行ってみよう

長い廊下を歩き、フロアの入口まで戻る


大家「ん?ああ、昨日の。良く眠れたかい?」

男「ああ。久しぶりに気持ち良く眠れたよ。それより、これはあんたが書いたのか?」


先ほどの張り紙を見せる


大家「…なるほど、良い判断だったな。危うく君が朝食にされるところだったんじゃないか?」

男「安全じゃねえじゃねえか」

大家「部屋の中にいる限りは安全さ、外で寝るよりはいいだろ?」

男「どうせダンジョン内は疲れも無いし寝る必要も無いだろ」

大家「そうは言ってもベッドで眠れるのは格別だろう?寝る必要は無くても寝るのは気持ちいいものさ」

男「…まあ、そうだったが」

大家「さて、君は今後どうするつもりだい?前も言ったけど脱出を諦めてこの居住区に住み着く者もいるぐらいさ」


@男「もちろん、先に進むさ」
A男「当分はここを拠点に探索するかな」

>>129
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 23:13:02.80 ID:EramNZyhO
1
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 23:20:21.01 ID:HA5XCJY8O
アラマンっぽいな
131 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/22(水) 23:43:39.43 ID:dmoJX6i40
男「もちろん、先に進むさ」

大家「そうかい。じゃ、58号室の扉を三回ノックしてノブを左に回すんだ。それが他のフロアへの道だ」

男「…この廊下の先は?」

大家「無限に続いている…かもしれない。少なくとも8千は数えた。それでも地平線の果てまで続いていたよ」

男「そうか、ありがとな」

大家「ああ、あんたがゴールにたどり着くのを祈ってるよ」

男「そっちも元気でな」
―――――
―――

58号室

男「扉を三回ノックして…」コンコンコン

男「左に回す…か」ガチャ

@階段
A通路

>>132

メモ
「G-012-T」居住区

大家を名乗る人物が仕切る居住区

他の人間を確認することは出来なかったが食糧と引き換えに安全な寝床を貰える

部屋の中には色々異常なものがあるが命の危機は多分無い。窓の外は外界らしきものが見えるが見たことの無い景色が見える

テレビや本で見るものも自分の知識と一致しない

部屋の中にいる間は決して外に何かいる時は扉を開けてはいけない

部屋の外は無限に続くかもしれない廊下と偽物の夕焼け。
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/22(水) 23:47:31.60 ID:hbWiT0LB0
1
133 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/23(木) 00:05:53.06 ID:1fhtEjqq0
階段があった。上に続くかなり急な階段だ

立って登るには少し急すぎる。手を使い、崖を登るように一段一段しっかりと掴んで登る

グォオオオオ

下から強い風が吹き荒ぶ、ちらりと下を見ると暗黒の深淵が広がっている。まだ数段しか登っていないのに先ほどいたフロアに通じる扉も足場も見えない


@途中で足を踏み外して転落
A登りきる

>>134

>>130
大きな元ネタの一つです
いいよね、あれ
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 00:07:14.88 ID:8/D6WlxPO
2
135 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/23(木) 00:38:21.77 ID:1fhtEjqq0
登り切った


男「ふう…」


登ってきたはずの階段は振り返ると上から続いていた。真っ暗だった光景もいつの間にか真っ白へと変わっていた

目の前の扉は苔生した岩のようであり、遺跡を髣髴とさせる


男「よっと…」ガコン

ズズズズ…


岩の扉を押すと重い手応えと共に地響きを立てて開く


男「…は?」


見上げるぐらい高くに葉を茂らせる木が生えている

足元の土をムカデのような生き物が這いまわる

悪臭を放つ巨大な花が宙を舞う鳥を食らう

見渡す限りの緑と土の匂いに食物連鎖



Y-687-A「ジャングル」
136 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/23(木) 00:58:20.55 ID:1fhtEjqq0
今日はここまで
137 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/26(日) 12:52:10.38 ID:XoRKLI7D0
何でもありだとは思っていたけれど更に出鱈目になってきた

今まで無機物ばかりだったダンジョン内にこんなジャングルがあるとは

上には木々が全てを覆い隠し、空も天井も見えないがいつものことながら光源も無いのに明るく見える


相も変わらず狂った空間だが木々が整列しており、一応の道を作り出している


@道を歩く
A敢えて道を無視して木々をかき分けて進む
B自由安価

>>138
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 12:57:50.35 ID:jfS/NjhFo
1
139 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/26(日) 14:53:03.92 ID:XoRKLI7D0
木々の間に作り出される道を歩く

土を踏むたびに足の裏で小さな虫が蠢く感覚がある

木の虚から何かの視線を常に感じる

木々に咲いている花は毒々しく、鮮やかな色がかえって不気味に感じさせる


@湖に辿り着く
A巨大な生物とエンカウント
B食獣植物に襲われてる人間を見かける
C自由安価

>>140
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 14:54:35.43 ID:YRGpeskBO
3
141 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/26(日) 16:48:06.95 ID:XoRKLI7D0
「だっ、誰かぁ…!」


巨大な樹に人間が吊るされている、いや。棘付きの蔓に捕まって締め上げられている

いくつもの蔓の先には動物や人間の成れの果てがぶら下がっており、そのどれもがしわしわに枯れ果てたミイラのようになっている

まだ生きている生き物からは血やら体液やらが流れだし、蔓を伝って地面に染み込んでいく


「頼む…助けてくれ…くるし…」


吊るされている男が手を伸ばしてくる。がその手も細い蔓に絡め取られ、締め上げられる


「がぁぁっ!!」メキメキ


@超高度濃圧縮熱線放射略式小銃で木を撃って根元から倒す
A一旦遠くまで後ずさる
B一旦全力ダッシュで逃げる
C自由安価

>>142
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 16:48:52.96 ID:VFcY3C5To
1
143 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/30(木) 13:04:17.99 ID:LubGEOp10
念のためメモリを「狭」に合わせトリガーを引く

超高度濃圧縮熱線放射略式小銃


カチッ、ピシュッ


トリガーを引く簡素な音の後に空気を引き裂く音がする。その一瞬後にとてつもない熱量のエネルギー波が射出される

肌が焼けるようなピリピリする感覚、世界の全てを揺るがすような轟音と共に目の前の一直線を全て薙ぎ払い、何もかもをも焼き尽くしていった

次々と音を立てて木々が倒れ、鳥が上空に逃げて行く。目の前の景色が一瞬で書き換えられた


男「…やっぱやばいなこれ。おい、あんた大丈夫か?」


銃を仕舞い、樹に捕まっていた人物に駆け寄る


「…いつつ、地面に叩き落とされたこと以外は…」

男「文句言うな、死ぬよりはマシだろ」

「そりゃもちろん。助かったよありがとう」


纏わりついていた蔓を引きちぎり、服をはたきながら立ち上がる。どうやら怪我は無さそうだ


@情報を聞く
A男「ついでだ。少し一緒に行くか?」
B先へ行く
C自由安価

>>144
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 13:05:30.36 ID:ycu9sx/DO
1
145 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/30(木) 22:19:22.82 ID:LubGEOp10
男「ところで俺はこの階層に初めて来たんだが」

「ん、ああそうか。じゃあここにある植物と生き物にはすべて注意したほうがいい。こいつみたいに普段動いている奴の方が稀だ」


自分が今まで捕まっていた樹の残骸を叩く


「不用意に植物に触れるのはダメだ。瞬間的に溶解液が滲み出て手が溶けるなんてこともあった」
 

そう言って骨が露出している左手を見せる


男「足元の草は?」

「そっちも注意した方がいいが木ほどヤバくはない。それより地を這う虫の方が危険だ。毒を持っているのが多い」

「ただ、フルーツ類はどれも食える。猛獣ばっかだが動物類も食えるから他の層より食糧の確保は楽なはずだ。ただし虫は食うな」

「あと良い匂いのする花には気をつけろ。あの匂いは呼び餌だ、絶対に釣られるな」


「と、こんなところかな。俺が知っているのは」

@男「沢山教えてもらって悪いんだがこの階層に来たばかりだから情報は無いんだ…」
A自分がやってきた方向に階段があることを教える
B自由安価

>>146
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 22:20:24.06 ID:1aFL107Po
2
147 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/04/30(木) 23:13:47.91 ID:LubGEOp10
男「色々助かる。ありがとう」

「いやいや。命を助けられたんだ、このぐらい安いよ」

男「こっちの方に俺が来た階段がある。もう既に変わっている可能性も高いがもしかしたらここよりは安全な階層に行けるかもしれん」

「そうか、ありがとう。行ってみるよ」


コンマ安価50以下

>>148
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 23:15:16.54 ID:/U/7hH/yo
149 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/01(金) 00:30:43.76 ID:Y8anHS2L0
そいつとはそこで別れた

ふと見ると小さな虫が集まってきていた

ところどころの巣穴から行列を成して這い出し、次々と木々を修復するように折れ目に群がっている


@超高度濃圧縮熱線放射略式小銃でぶち空けた道を進む
A普通の道を進む

>>150
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 00:31:17.77 ID:e9gM+3dd0
2
151 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/01(金) 22:45:36.80 ID:Y8anHS2L0
地面から助けを求めるように蠢く死体の指が生えている。よく見なくてもそれは指のように見える植物だ

すさまじい匂いを発する巨大な花に引き寄せられた虫を食べていた小動物が花に丸呑みにされる

種ごと食べた小動物の体内で発芽した植物が異常な速度で成長し、穴という穴から茎を伸ばしている

「おいで…おいで…」と声を発している植物がある。その真上には今にも涎を垂らしそうな口を開けている巨大な樹が枝を揺らしている


やがて開けた空間に出た。大きな湖を囲んだ空間だ、上空にはダンジョンとは思えない青空が広がっており、巨大な怪鳥が飛んでいる

@この水は飲めるだろうか
A上空に向けて超高度濃圧縮熱線放射略式小銃を撃ってみる
B先に進む
C自由安価

>>152
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 22:47:43.88 ID:7CYvcK7do
2
153 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/02(土) 00:01:06.01 ID:cD6fBeI30
カチッ

上空に向けて超高度濃圧縮熱線放射略式小銃を撃つ

耳を劈き脳を揺さぶるすさまじい轟音と共に世界にヒビが入る

ホログラムだったかのように全ての植物が、動物が、湖が、全てが明滅し、消えていく

天井が崩れ、遥か彼方に混沌の深淵が覗いていた

景色が目まぐるしく入れ替わる。地獄の業火に焼かれる世界、深淵の海に飲まれる海底の都市、太陽が落ちて崩壊する世界、植物に支配される世界、蟲に食い尽くされる世界

世界を滅ぼす雨のように天井の瓦礫が際限なく降り注ぎ、全てを飲み込んでいく


コンマ安価10以下

>>154
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 00:01:30.36 ID:lJTLDoQf0
155 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/02(土) 16:32:42.02 ID:cD6fBeI30
男「くっ」


降り注ぐ瓦礫を一つ一つ超高度濃圧縮熱線放射略式小銃で撃ち落とす

だが一度入ったヒビは瓦礫の雨を際限なく降らせ、全てを撃ち落とすよりも早くに頭上を埋め尽くした


…やがてこの階層は全て瓦礫に埋もれたのだった

@???にて復活
A>>151に戻る

>>156
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 16:33:30.98 ID:Vk4L65rTo
2
157 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/02(土) 17:01:10.88 ID:cD6fBeI30
地面から助けを求めるように蠢く死体の指が生えている。よく見なくてもそれは指のように見える植物だ

すさまじい匂いを発する巨大な花に引き寄せられた虫を食べていた小動物が花に丸呑みにされる

種ごと食べた小動物の体内で発芽した植物が異常な速度で成長し、穴という穴から茎を伸ばしている

「おいで…おいで…」と声を発している植物がある。その真上には今にも涎を垂らしそうな口を開けている巨大な樹が枝を揺らしている


やがて開けた空間に出た。大きな湖を囲んだ空間だ、上空にはダンジョンとは思えない青空が広がっており、巨大な怪鳥が飛んでいる

@この水は飲めるだろうか
A湖の中から何かが
B先に進む
C自由安価

>>158
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 17:03:00.92 ID:M+h7V1OM0
3
159 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/02(土) 17:47:14.40 ID:cD6fBeI30
@再び森の中に続く道を
A湖の淵を歩いて向こう側に見える道を
B山の見える方向へ続く道を

>>160
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 17:48:15.51 ID:vfNpa8N4o
2
161 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/02(土) 22:14:52.93 ID:cD6fBeI30
湖の淵を歩く

ゆらりと大きな黒い影が湖の奥底から現れる

水面が影を中心に強く揺らぎ、高波と共に巨大な水龍が空に飛び上がった


10mはあろうかという長い身体が水飛沫を上げて宙に舞う姿はとても神秘的だ


と見惚れていたら空から巨大な怪鳥が滑空して水龍を捕える

「ピギィァォォォ!」

勝利の雄叫びを上げた怪鳥の腹が大きく開き、飛び出した触手が水龍を腹の中へと食らい始める

と思っていたら湖から巨大な口が現れ、水龍も怪鳥も丸呑みしてしまった


そして再び水中に戻り、何も無かったかのように辺りは静寂に包まれた


男「…すごいな」


@再び、湖付近にて
A湖から離れて

>>162
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 22:18:00.49 ID:kJ65L85So
1
163 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/04(月) 18:12:00.00 ID:NRWKwcmE0
ポコ…ポコポコポコ…

再び湖の水面に変化が現れる。沢山の気泡が浮かび、何かが上昇してくる

それは大量の人間だった

大量の人間が虚ろな目、水草や泥に塗れたびしょ濡れの身体を引き摺り、ウゾウゾと蠢きながら四方八方へと散り散りに這いずっていく

@特に何もしない
Aその内の一人を引き留めて話しかける
B自由安価

>>164
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 18:12:47.19 ID:wM6ZrPlGO
観察してみる
165 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/05(火) 17:07:33.45 ID:fkMwpv3A0
そのうちの一人を観察する

四つん這いで湖から這い出したニンゲンはやっくりと立つとフラフラとゾンビのような足取りで森の中へと歩いて行く

@普通の人間と遭遇
A森の中にある石扉に入っていく
B自由安価

>>166
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 17:07:58.74 ID:8hDZA15Zo
1
167 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/06(水) 18:36:59.14 ID:RkaqgNwa0
人間が向こうからやってくる。パッと見普通の探索者だ

湖から這い上がってきたニンゲンは探索者を見かけると猛獣のように飛び掛かって襲いだした


「くそっ、ヒトモドキか!」


襲われた人は棒状の武器で応戦する

@加勢する
Aまだ見ている
B自由安価

>>168
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 18:37:31.67 ID:Zn6XNnufo
1
169 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/06(水) 21:24:21.36 ID:RkaqgNwa0
男「加勢する!」


そう言いながら前の居住区から持ってきた長めの包丁を持って加勢する

後ろから襲い掛かったにも関わらず見えていたかのようにこっちに向けて後ろ蹴りを仕掛けてくる

足がそのまま触手のように伸び、こっちに反撃してきた


@触手を切り落とす
A本体をぶっ刺す
B避ける
C自由安価

>>170
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 21:26:38.34 ID:lWJJxbetO
2
171 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/06(水) 23:46:01.91 ID:RkaqgNwa0
グサァッ!


人間なら心臓であろう場所を貫く。だが粘土を刺しているような鈍い柔らかさの感覚


ヒトモドキ「」ニヤァ

男「しまった!?」


見た目が人間だからといって油断した。次の瞬間には触手に手足を絡め取られ、身動きを封じられる


「そっちにも当たったらすまない。祈れ!」


コンマ安価70以下


>>172
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/06(水) 23:46:25.63 ID:LJP2qQgc0
173 : ◆L19fRVkAnc [saga]:2020/05/08(金) 09:28:30.63 ID:yRoSTUm60
『対近接単一個体用電圧式制圧小銃…放電開始』


バリバリバリバリ


目が眩むほどの電撃が放射され、ヒトモドキを包み込む


ヒトモドキ「ギィァァァアアア!!」

男「あっ…ぐっ…ぁぐぅ…」


肉の焼ける匂い、果ての無いような衝撃、奴の身体を伝ってこっちにも響く電撃

だが拘束はゆるまり、何とか抜け出すことができた


男「はぁっ、ぁっ…酷い目に遭った…」

「悪い悪い、強めの武器がこれしかなくてよ。でも単一個体にしか通電しないらしいから無事だろ?」

男「何とか…な…」


足元でプスプスと煙を上げながら蠢いている焦げた肉の塊を見るにその言葉は本当なのだろう。どういう仕組みなのか最初にあたった一個体のみに電撃を浴びせる武器なのだ


男「こっちこそ悪いな、助けに入ったつもりが逆に助けられちゃ…」

「いや、こいつが充電完了するまでの良い時間稼ぎになった」


ヒトモドキ「キィィイイイイイイイイイ!!!」


男「なっ、こいつ…まだ生きて」

「違うっ、共鳴だ!逃げろ」


ヒトモドキが共鳴を上げてすぐ、大量のヒトモドキが湖の方面から押し寄せてきた。不気味なことにその顔は全てが自分か隣にいるこいつの顔にそっくりだった


@一目散に逃げる
A超高度濃圧縮熱線放射略式小銃でヒトモドキの群れを殲滅する
B自由安価

>>174
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/08(金) 09:56:14.24 ID:OTYkkcDDO
1
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