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【安価】無限に続く異次元構造物を探索する
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122 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/22(水) 21:49:36.69 ID:dmoJX6i40
朝
男「ふぁぁ…あ」
本当にいつ振りかの気持ち良い目覚めだった。一瞬自宅で目覚めた気分になったが、傍らに置いてある荷物を見て痛感する
夢よりよっぽど厳しい現実を
ピンポーン、ピンポンピンポーン
男「」ビクッ
「朝ですよー、起きてくださーい」
昨日の大家の声が聞こえた
@インターホン越しに返事をする
Aドアについてる覗き穴を覗く
Bドアを開ける
C無視
>>123
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/22(水) 21:50:23.77 ID:orgSQsfvo
2
124 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/22(水) 22:30:57.06 ID:dmoJX6i40
ドアについてる覗き穴を覗く
ギョロリ
男「!?」
覗き穴にはピッタリと、目玉が張り付いていた
何者かの目玉の中に自分がハッキリ映っている。それを認識した瞬間
「キィィイイイイイイイイイ!!」
ガタガタガタガタガタガタ
扉の向こうで叫び声をあげ、扉を激しく揺すり出す
・・・
男「…行ったか?」
少し経って、完全に気配が消えたことを確信する
扉を開けると、張り紙がしてあった
「462号室にて朝食の用意あり。大家」
@462号室に行ってみる
A大家に確認しに行ってみる
B無視してこのフロアの探索
C自由安価
>>125
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/22(水) 22:32:13.37 ID:iCjXGvBZ0
2
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/22(水) 22:32:20.66 ID:hA6dR/VJo
3
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/22(水) 22:32:52.63 ID:MkwwojxDO
3
128 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/22(水) 23:10:40.68 ID:dmoJX6i40
さっきの奴が字を書けるとは思えないが念のためだ。大家に確認しに行ってみよう
長い廊下を歩き、フロアの入口まで戻る
大家「ん?ああ、昨日の。良く眠れたかい?」
男「ああ。久しぶりに気持ち良く眠れたよ。それより、これはあんたが書いたのか?」
先ほどの張り紙を見せる
大家「…なるほど、良い判断だったな。危うく君が朝食にされるところだったんじゃないか?」
男「安全じゃねえじゃねえか」
大家「部屋の中にいる限りは安全さ、外で寝るよりはいいだろ?」
男「どうせダンジョン内は疲れも無いし寝る必要も無いだろ」
大家「そうは言ってもベッドで眠れるのは格別だろう?寝る必要は無くても寝るのは気持ちいいものさ」
男「…まあ、そうだったが」
大家「さて、君は今後どうするつもりだい?前も言ったけど脱出を諦めてこの居住区に住み着く者もいるぐらいさ」
@男「もちろん、先に進むさ」
A男「当分はここを拠点に探索するかな」
>>129
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/22(水) 23:13:02.80 ID:EramNZyhO
1
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/22(水) 23:20:21.01 ID:HA5XCJY8O
アラマンっぽいな
131 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/22(水) 23:43:39.43 ID:dmoJX6i40
男「もちろん、先に進むさ」
大家「そうかい。じゃ、58号室の扉を三回ノックしてノブを左に回すんだ。それが他のフロアへの道だ」
男「…この廊下の先は?」
大家「無限に続いている…かもしれない。少なくとも8千は数えた。それでも地平線の果てまで続いていたよ」
男「そうか、ありがとな」
大家「ああ、あんたがゴールにたどり着くのを祈ってるよ」
男「そっちも元気でな」
―――――
―――
―
58号室
男「扉を三回ノックして…」コンコンコン
男「左に回す…か」ガチャ
@階段
A通路
>>132
メモ
「G-012-T」居住区
大家を名乗る人物が仕切る居住区
他の人間を確認することは出来なかったが食糧と引き換えに安全な寝床を貰える
部屋の中には色々異常なものがあるが命の危機は多分無い。窓の外は外界らしきものが見えるが見たことの無い景色が見える
テレビや本で見るものも自分の知識と一致しない
部屋の中にいる間は決して外に何かいる時は扉を開けてはいけない
部屋の外は無限に続くかもしれない廊下と偽物の夕焼け。
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/22(水) 23:47:31.60 ID:hbWiT0LB0
1
133 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/23(木) 00:05:53.06 ID:1fhtEjqq0
階段があった。上に続くかなり急な階段だ
立って登るには少し急すぎる。手を使い、崖を登るように一段一段しっかりと掴んで登る
グォオオオオ
下から強い風が吹き荒ぶ、ちらりと下を見ると暗黒の深淵が広がっている。まだ数段しか登っていないのに先ほどいたフロアに通じる扉も足場も見えない
@途中で足を踏み外して転落
A登りきる
>>134
>>130
大きな元ネタの一つです
いいよね、あれ
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 00:07:14.88 ID:8/D6WlxPO
2
135 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/23(木) 00:38:21.77 ID:1fhtEjqq0
登り切った
男「ふう…」
登ってきたはずの階段は振り返ると上から続いていた。真っ暗だった光景もいつの間にか真っ白へと変わっていた
目の前の扉は苔生した岩のようであり、遺跡を髣髴とさせる
男「よっと…」ガコン
ズズズズ…
岩の扉を押すと重い手応えと共に地響きを立てて開く
男「…は?」
見上げるぐらい高くに葉を茂らせる木が生えている
足元の土をムカデのような生き物が這いまわる
悪臭を放つ巨大な花が宙を舞う鳥を食らう
見渡す限りの緑と土の匂いに食物連鎖
Y-687-A「ジャングル」
136 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/23(木) 00:58:20.55 ID:1fhtEjqq0
今日はここまで
137 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/26(日) 12:52:10.38 ID:XoRKLI7D0
何でもありだとは思っていたけれど更に出鱈目になってきた
今まで無機物ばかりだったダンジョン内にこんなジャングルがあるとは
上には木々が全てを覆い隠し、空も天井も見えないがいつものことながら光源も無いのに明るく見える
相も変わらず狂った空間だが木々が整列しており、一応の道を作り出している
@道を歩く
A敢えて道を無視して木々をかき分けて進む
B自由安価
>>138
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 12:57:50.35 ID:jfS/NjhFo
1
139 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/26(日) 14:53:03.92 ID:XoRKLI7D0
木々の間に作り出される道を歩く
土を踏むたびに足の裏で小さな虫が蠢く感覚がある
木の虚から何かの視線を常に感じる
木々に咲いている花は毒々しく、鮮やかな色がかえって不気味に感じさせる
@湖に辿り着く
A巨大な生物とエンカウント
B食獣植物に襲われてる人間を見かける
C自由安価
>>140
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 14:54:35.43 ID:YRGpeskBO
3
141 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/26(日) 16:48:06.95 ID:XoRKLI7D0
「だっ、誰かぁ…!」
巨大な樹に人間が吊るされている、いや。棘付きの蔓に捕まって締め上げられている
いくつもの蔓の先には動物や人間の成れの果てがぶら下がっており、そのどれもがしわしわに枯れ果てたミイラのようになっている
まだ生きている生き物からは血やら体液やらが流れだし、蔓を伝って地面に染み込んでいく
「頼む…助けてくれ…くるし…」
吊るされている男が手を伸ばしてくる。がその手も細い蔓に絡め取られ、締め上げられる
「がぁぁっ!!」メキメキ
@超高度濃圧縮熱線放射略式小銃で木を撃って根元から倒す
A一旦遠くまで後ずさる
B一旦全力ダッシュで逃げる
C自由安価
>>142
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 16:48:52.96 ID:VFcY3C5To
1
143 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/30(木) 13:04:17.99 ID:LubGEOp10
念のためメモリを「狭」に合わせトリガーを引く
超高度濃圧縮熱線放射略式小銃
カチッ、ピシュッ
トリガーを引く簡素な音の後に空気を引き裂く音がする。その一瞬後にとてつもない熱量のエネルギー波が射出される
肌が焼けるようなピリピリする感覚、世界の全てを揺るがすような轟音と共に目の前の一直線を全て薙ぎ払い、何もかもをも焼き尽くしていった
次々と音を立てて木々が倒れ、鳥が上空に逃げて行く。目の前の景色が一瞬で書き換えられた
男「…やっぱやばいなこれ。おい、あんた大丈夫か?」
銃を仕舞い、樹に捕まっていた人物に駆け寄る
「…いつつ、地面に叩き落とされたこと以外は…」
男「文句言うな、死ぬよりはマシだろ」
「そりゃもちろん。助かったよありがとう」
纏わりついていた蔓を引きちぎり、服をはたきながら立ち上がる。どうやら怪我は無さそうだ
@情報を聞く
A男「ついでだ。少し一緒に行くか?」
B先へ行く
C自由安価
>>144
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/30(木) 13:05:30.36 ID:ycu9sx/DO
1
145 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/30(木) 22:19:22.82 ID:LubGEOp10
男「ところで俺はこの階層に初めて来たんだが」
「ん、ああそうか。じゃあここにある植物と生き物にはすべて注意したほうがいい。こいつみたいに普段動いている奴の方が稀だ」
自分が今まで捕まっていた樹の残骸を叩く
「不用意に植物に触れるのはダメだ。瞬間的に溶解液が滲み出て手が溶けるなんてこともあった」
そう言って骨が露出している左手を見せる
男「足元の草は?」
「そっちも注意した方がいいが木ほどヤバくはない。それより地を這う虫の方が危険だ。毒を持っているのが多い」
「ただ、フルーツ類はどれも食える。猛獣ばっかだが動物類も食えるから他の層より食糧の確保は楽なはずだ。ただし虫は食うな」
「あと良い匂いのする花には気をつけろ。あの匂いは呼び餌だ、絶対に釣られるな」
「と、こんなところかな。俺が知っているのは」
@男「沢山教えてもらって悪いんだがこの階層に来たばかりだから情報は無いんだ…」
A自分がやってきた方向に階段があることを教える
B自由安価
>>146
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/30(木) 22:20:24.06 ID:1aFL107Po
2
147 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/04/30(木) 23:13:47.91 ID:LubGEOp10
男「色々助かる。ありがとう」
「いやいや。命を助けられたんだ、このぐらい安いよ」
男「こっちの方に俺が来た階段がある。もう既に変わっている可能性も高いがもしかしたらここよりは安全な階層に行けるかもしれん」
「そうか、ありがとう。行ってみるよ」
コンマ安価50以下
>>148
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/30(木) 23:15:16.54 ID:/U/7hH/yo
あ
149 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/01(金) 00:30:43.76 ID:Y8anHS2L0
そいつとはそこで別れた
ふと見ると小さな虫が集まってきていた
ところどころの巣穴から行列を成して這い出し、次々と木々を修復するように折れ目に群がっている
@超高度濃圧縮熱線放射略式小銃でぶち空けた道を進む
A普通の道を進む
>>150
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 00:31:17.77 ID:e9gM+3dd0
2
151 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/01(金) 22:45:36.80 ID:Y8anHS2L0
地面から助けを求めるように蠢く死体の指が生えている。よく見なくてもそれは指のように見える植物だ
すさまじい匂いを発する巨大な花に引き寄せられた虫を食べていた小動物が花に丸呑みにされる
種ごと食べた小動物の体内で発芽した植物が異常な速度で成長し、穴という穴から茎を伸ばしている
「おいで…おいで…」と声を発している植物がある。その真上には今にも涎を垂らしそうな口を開けている巨大な樹が枝を揺らしている
やがて開けた空間に出た。大きな湖を囲んだ空間だ、上空にはダンジョンとは思えない青空が広がっており、巨大な怪鳥が飛んでいる
@この水は飲めるだろうか
A上空に向けて超高度濃圧縮熱線放射略式小銃を撃ってみる
B先に進む
C自由安価
>>152
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/01(金) 22:47:43.88 ID:7CYvcK7do
2
153 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/02(土) 00:01:06.01 ID:cD6fBeI30
カチッ
上空に向けて超高度濃圧縮熱線放射略式小銃を撃つ
耳を劈き脳を揺さぶるすさまじい轟音と共に世界にヒビが入る
ホログラムだったかのように全ての植物が、動物が、湖が、全てが明滅し、消えていく
天井が崩れ、遥か彼方に混沌の深淵が覗いていた
景色が目まぐるしく入れ替わる。地獄の業火に焼かれる世界、深淵の海に飲まれる海底の都市、太陽が落ちて崩壊する世界、植物に支配される世界、蟲に食い尽くされる世界
世界を滅ぼす雨のように天井の瓦礫が際限なく降り注ぎ、全てを飲み込んでいく
コンマ安価10以下
>>154
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/02(土) 00:01:30.36 ID:lJTLDoQf0
あ
155 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/02(土) 16:32:42.02 ID:cD6fBeI30
男「くっ」
降り注ぐ瓦礫を一つ一つ超高度濃圧縮熱線放射略式小銃で撃ち落とす
だが一度入ったヒビは瓦礫の雨を際限なく降らせ、全てを撃ち落とすよりも早くに頭上を埋め尽くした
…やがてこの階層は全て瓦礫に埋もれたのだった
@???にて復活
A
>>151
に戻る
>>156
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/02(土) 16:33:30.98 ID:Vk4L65rTo
2
157 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/02(土) 17:01:10.88 ID:cD6fBeI30
地面から助けを求めるように蠢く死体の指が生えている。よく見なくてもそれは指のように見える植物だ
すさまじい匂いを発する巨大な花に引き寄せられた虫を食べていた小動物が花に丸呑みにされる
種ごと食べた小動物の体内で発芽した植物が異常な速度で成長し、穴という穴から茎を伸ばしている
「おいで…おいで…」と声を発している植物がある。その真上には今にも涎を垂らしそうな口を開けている巨大な樹が枝を揺らしている
やがて開けた空間に出た。大きな湖を囲んだ空間だ、上空にはダンジョンとは思えない青空が広がっており、巨大な怪鳥が飛んでいる
@この水は飲めるだろうか
A湖の中から何かが
B先に進む
C自由安価
>>158
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/02(土) 17:03:00.92 ID:M+h7V1OM0
3
159 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/02(土) 17:47:14.40 ID:cD6fBeI30
@再び森の中に続く道を
A湖の淵を歩いて向こう側に見える道を
B山の見える方向へ続く道を
>>160
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/02(土) 17:48:15.51 ID:vfNpa8N4o
2
161 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/02(土) 22:14:52.93 ID:cD6fBeI30
湖の淵を歩く
ゆらりと大きな黒い影が湖の奥底から現れる
水面が影を中心に強く揺らぎ、高波と共に巨大な水龍が空に飛び上がった
10mはあろうかという長い身体が水飛沫を上げて宙に舞う姿はとても神秘的だ
と見惚れていたら空から巨大な怪鳥が滑空して水龍を捕える
「ピギィァォォォ!」
勝利の雄叫びを上げた怪鳥の腹が大きく開き、飛び出した触手が水龍を腹の中へと食らい始める
と思っていたら湖から巨大な口が現れ、水龍も怪鳥も丸呑みしてしまった
そして再び水中に戻り、何も無かったかのように辺りは静寂に包まれた
男「…すごいな」
@再び、湖付近にて
A湖から離れて
>>162
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/02(土) 22:18:00.49 ID:kJ65L85So
1
163 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/04(月) 18:12:00.00 ID:NRWKwcmE0
ポコ…ポコポコポコ…
再び湖の水面に変化が現れる。沢山の気泡が浮かび、何かが上昇してくる
それは大量の人間だった
大量の人間が虚ろな目、水草や泥に塗れたびしょ濡れの身体を引き摺り、ウゾウゾと蠢きながら四方八方へと散り散りに這いずっていく
@特に何もしない
Aその内の一人を引き留めて話しかける
B自由安価
>>164
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/04(月) 18:12:47.19 ID:wM6ZrPlGO
観察してみる
165 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/05(火) 17:07:33.45 ID:fkMwpv3A0
そのうちの一人を観察する
四つん這いで湖から這い出したニンゲンはやっくりと立つとフラフラとゾンビのような足取りで森の中へと歩いて行く
@普通の人間と遭遇
A森の中にある石扉に入っていく
B自由安価
>>166
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/05(火) 17:07:58.74 ID:8hDZA15Zo
1
167 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/06(水) 18:36:59.14 ID:RkaqgNwa0
人間が向こうからやってくる。パッと見普通の探索者だ
湖から這い上がってきたニンゲンは探索者を見かけると猛獣のように飛び掛かって襲いだした
「くそっ、ヒトモドキか!」
襲われた人は棒状の武器で応戦する
@加勢する
Aまだ見ている
B自由安価
>>168
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 18:37:31.67 ID:Zn6XNnufo
1
169 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/06(水) 21:24:21.36 ID:RkaqgNwa0
男「加勢する!」
そう言いながら前の居住区から持ってきた長めの包丁を持って加勢する
後ろから襲い掛かったにも関わらず見えていたかのようにこっちに向けて後ろ蹴りを仕掛けてくる
足がそのまま触手のように伸び、こっちに反撃してきた
@触手を切り落とす
A本体をぶっ刺す
B避ける
C自由安価
>>170
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 21:26:38.34 ID:lWJJxbetO
2
171 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/06(水) 23:46:01.91 ID:RkaqgNwa0
グサァッ!
人間なら心臓であろう場所を貫く。だが粘土を刺しているような鈍い柔らかさの感覚
ヒトモドキ「」ニヤァ
男「しまった!?」
見た目が人間だからといって油断した。次の瞬間には触手に手足を絡め取られ、身動きを封じられる
「そっちにも当たったらすまない。祈れ!」
コンマ安価70以下
>>172
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 23:46:25.63 ID:LJP2qQgc0
あ
173 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/08(金) 09:28:30.63 ID:yRoSTUm60
『対近接単一個体用電圧式制圧小銃…放電開始』
バリバリバリバリ
目が眩むほどの電撃が放射され、ヒトモドキを包み込む
ヒトモドキ「ギィァァァアアア!!」
男「あっ…ぐっ…ぁぐぅ…」
肉の焼ける匂い、果ての無いような衝撃、奴の身体を伝ってこっちにも響く電撃
だが拘束はゆるまり、何とか抜け出すことができた
男「はぁっ、ぁっ…酷い目に遭った…」
「悪い悪い、強めの武器がこれしかなくてよ。でも単一個体にしか通電しないらしいから無事だろ?」
男「何とか…な…」
足元でプスプスと煙を上げながら蠢いている焦げた肉の塊を見るにその言葉は本当なのだろう。どういう仕組みなのか最初にあたった一個体のみに電撃を浴びせる武器なのだ
男「こっちこそ悪いな、助けに入ったつもりが逆に助けられちゃ…」
「いや、こいつが充電完了するまでの良い時間稼ぎになった」
ヒトモドキ「キィィイイイイイイイイイ!!!」
男「なっ、こいつ…まだ生きて」
「違うっ、共鳴だ!逃げろ」
ヒトモドキが共鳴を上げてすぐ、大量のヒトモドキが湖の方面から押し寄せてきた。不気味なことにその顔は全てが自分か隣にいるこいつの顔にそっくりだった
@一目散に逃げる
A超高度濃圧縮熱線放射略式小銃でヒトモドキの群れを殲滅する
B自由安価
>>174
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/08(金) 09:56:14.24 ID:OTYkkcDDO
1
175 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/08(金) 18:01:25.74 ID:yRoSTUm60
一目散に逃げる
うねる森の道、後ろから追いかける怒涛の足音に押され、一心不乱に走ってしまった
木々が蠢き、場所を移動し、道を塞ぎ、新たな道を作り出す
男「…分断された」
ここは常に変化する生きた迷宮なのだ。いつの間にかまた一人にされていた
@目の前に洞窟がある
A川が流れている
Bまだ変わらぬ森だけが続く
>>176
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/08(金) 18:02:32.93 ID:P1yikWmKO
3
177 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/08(金) 21:09:01.61 ID:yRoSTUm60
キャハハハハ
小さな子供の笑え声が聞こえる
森がざわめき、道を作り出す
「オイデ、オイデ」「マヨイミチにマヨイビト、マヨイコメばカエレナイ」「アソボウヨ、アソボウヨ」
木の虚から楽しげな子供の声が聞こえている。決して人の声とは思えないおぞましい声が
男「」ゾワッ
首筋に怖気を感じて手をやるとモゾモゾと蠢く感覚、とっさに鷲掴みにして地面に叩きつける
「ぎやっ」
叩きつけた"それ"から確かな人の声がした
@見ないで踏みつぶす
Aそのまま見ないで走り出す
Bそれを見る
C自由安価
>>178
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/08(金) 21:09:34.87 ID:KtS3zQq3o
3
179 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/08(金) 23:36:20.90 ID:yRoSTUm60
地面に叩きつけたそれを見た
それを見た途端、再び全身に怖気が走る
産まれたてのような皺くちゃな赤ん坊の頭が真上を向いて舌を突き出しており、その側頭部から頬にかけて昆虫の細い足が八本、頭からは髪の毛の代わりに三本の触手が空間を探るようにそれぞれの方向に蠢いている
シンプルな、それでいておぞましい醜い"虫"
@踏みつぶす
A上を向く
Bすぐさま走る
C自由安価
>>180
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/08(金) 23:37:24.49 ID:tnXaaUwgo
3
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/08(金) 23:37:38.62 ID:833e7qnGo
3
182 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/10(日) 21:04:34.21 ID:f7fcQY2n0
すぐさま走る。笑い声が後ろから、上空から、空間全体に響いている
ポト、ポトポトと小さな何から木から落ちてくる。桜の木にぶら下がる毛虫のように、洞窟の天井からぶら下がる蝙蝠のように、沢山の赤ん坊虫が葉っぱの陰にへばりついていた。それが落ちてきているのだ
一生懸命に走り、背中や首筋に落ちてきた虫は即座に払う。いくら払ってもキリが無い、早くこいつ等の生息区域から逃れないと
男「ぅあっ!たっ、がっ、ぁあああ!!」
急に足元が透け、崖が露わになる。幸いなことに垂直ではなく、坂を転げるように崖下まで落ちていけた
地面に見えた物はホログラムか幻覚か、上を向くと再び半透明の地面が見えた
男「くっそ、いってぇ…」
@遺跡のような建物がある
A洞窟がある
B扉がある
>>183
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/10(日) 21:05:26.86 ID:q6AcJICv0
1
184 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/13(水) 21:22:12.15 ID:9EvEhdSj0
男「これは、遺跡…?」
全体的に苔生した石で造られた建物が目の前にあった。扉の両横には巨大な人の姿が彫られており、その周りに見慣れない文字のような模様が彫ってある
扉に手の平をついてみるとガコン、という音と共に砂埃をあげて開いた
「Y-687-J」
男「ここは別フロア扱いなのか」
遺跡の中を進むと広い空間に出た
そこは壁や天井いっぱいに壁画が描かれた部屋だ
太陽を中心とした銀河がいくつも描かれている
沢山の人物がこぞって塔を建築している
人型が何かに祈りを捧げるように平伏している
その祈りを捧げている先はツタで覆われていて良く見えない
@ツタを引き千切って壁画をよく見る
A先に進もう
>>185
メモ
「Y-687-A」
巨大な植物が生い茂るジャングル
植物には肉食の者も多く、注意すべきである
湖には巨大な生物の食物連鎖があり、大量の人の形をした化け物も出てくる等色々謎
赤ん坊の頭を体にしたような虫がいたが詳細は不明
巨大な遺跡のようなものがあった。別のフロア扱いだった
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 21:24:20.20 ID:Rl3aKCRAo
1
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 21:24:45.30 ID:nI/OJMrIO
1
187 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/14(木) 21:04:28.82 ID:JB+QulO00
ツタを引き千切る
全体像を把握できるくらい引き千切るとそれはツタが覆う巨大な岩に見えた
祈りを捧げている生物を人間と仮定するとどれほどの大きさになるだろう。少なくとも十倍は超えているように見える
大きな物体はご神体、というやつだろうか、ここが神殿のような遺跡だとすればそんなところだろう
ポツ、ポツ、と部屋の数か所に火が灯った。先ほどは気づかなかったがそれぞれの壁画の下に人一人分が入れる大きさの穴が開いていた
@「銀河の壁画」の下の穴に入る
A「塔の壁画」の下の穴に入る
B「崇拝の壁画」の下の穴に入る
C他の道を探す
>>188
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/14(木) 21:06:31.13 ID:fF3I9QevO
1
189 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/18(月) 22:44:35.70 ID:Wn1wmh050
「銀河の壁画」の下の穴に入る
最初は立って入れたものだが少しずつ天井が低くなっていき、やがて這わないと進めないぐらいになってしまう
石レンガはゴツゴツとした天然の岩肌に変わり、空気は黴臭い古びた空気から湿った洞窟の空気に代わる
急に重力が消えうせ、自分の手さえ見えない永劫の暗闇を落ちていく
やがて横から吹き荒ぶ暴風に攫われ、下から突き上げる濁流に飲まれ、身体がバラバラになるかと思うほどの力の奔流の先にようやく静寂が訪れる
巨大な恒星が輝く、その周りをいくつもの惑星が巡り、更に衛星が囲む
(これは…太陽系…?)
声に出したつもりだが音にならなかった
190 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/18(月) 23:58:44.90 ID:Wn1wmh050
同じような銀河系がいくつも暗闇に浮かび上がる
ここまで明かりがつけば何か他にも見えそうなものだが床も自分の手さえも依然見えない
いくつもの銀河が線で結ばれ、蜘蛛の巣のような複雑な幾何学模様が形成される
≪ザ…ザ…ザザ…ザザ…≫
≪ザ……ぁ…ぇん、の…ザ…っけん…により…ザ…考案…され≫
≪たじ…ザ…げん‥世界……ザザ…統合…ザ…ジェク…ザザ…バベル……ザ…≫
≪重大なバグ…バグ…バグ…バグ…バグバグババババ≫
≪エラー≫
191 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/20(水) 23:50:12.08 ID:kIIbDKNb0
ジリリリリリ!
男「はっ」
暖かい布団の感覚、不快な目覚ましに叩き起こされて仕事に行かなければならない事を思い出す
仕事?
夢?だったのか…?
けたたましい目覚ましのベルが鳴り響いている
ずっと
鳴り響いている
192 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/22(金) 20:33:18.80 ID:SqOa++LM0
窓の外は毒々しいピンク色の空が広がっている
グロテスクに蠢く赤黒い雲が浮かび、所々空間が歪んでいる
本棚には一見見たことある本が並んでいるように見えたが文字はてんで出鱈目で絵も色味だけはそれっぽいものの適当に色を塗っただけの絵とは言えない物だ
<男ー、ごはんよー
どこかから、懐かしい声がした
@もう少し部屋を探索する
A行く
>>193
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 20:33:47.40 ID:PP1TG/zt0
1
194 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/22(金) 23:35:34.10 ID:SqOa++LM0
机の引き出しを開ける
どれも懐かしいものばかりが出てきた。当時流行ったアニメの下敷き、落書きのされたノート、キャラの形をした消しゴム
だがそれらはどれもぼんやりとした絵や形ばかり、まるで忘れかけている記憶をそのまま絵に起こしたような
男「ん…?」
ふと変なものが見えた気がしてベッドをずらした
ベッドによって隠れていた部屋の角は…モヤモヤした白い空間だけがあった
だがすぐに全体のデザインに合った"部屋の角"が作られ、違和感が消える
これは…
@俺の記憶から作られている…?
A俺のイメージから作られている…?
B今作られたばかりなのか?
>>195
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 23:37:34.82 ID:DG6MRyr6o
1
196 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/23(土) 00:23:41.62 ID:4/griDV60
俺の記憶から作られている…?
やはり…ここは子供の頃の俺の家だ…
それを思い出して漫画本を手に取ると細部はまだぼんやりしているものの、好きだった漫画が描かれていた
男「ここ…何てセリフだったんだっけな…」
大好きだった漫画の、大好きだったはずの名シーンは思い出せず、消しゴムで強く擦ったように掠れていた…
母「コラ男!早くご飯食べに来なさいって言ってるでしょ!」
@男「母さん…」
A男(母さん、の記憶から作られた何か、か…)
B男「騙されるか!偽物め!」
>>197
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/23(土) 00:25:16.06 ID:GRbbdlJS0
2
198 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/23(土) 00:25:28.87 ID:4/griDV60
訂正
母「コラ男!早くご飯食べに来なさいって言ってるでしょ!」バン
母が扉を開けて入ってきた。まるで昔のように…
@男「母さん…」
A男(母さん、の記憶から作られた何か、か…)
B男「騙されるか!偽物め!」
安価
>>198
既に
>>197
で取られてたらそれを採用
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/23(土) 00:25:32.22 ID:dEWJLaRm0
2
200 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/23(土) 01:25:23.41 ID:4/griDV60
男(母さん、の記憶から作られた何か、か…)
これは決して母ではない。それだけは記憶に留めておかないといけない…だけど、だけど…
母「まったく、熱でもあんの?」
男「いや、無いよ」
母「じゃあ早く来なさい。学校遅刻するでしょ」
学校?そうか、これは高校生の頃の記憶か。俺の背丈もそんぐらいだろう…
記憶…再現…ダンジョン…夢…幻覚…遺跡…ジャングル…現実…ここは、いったい何なんだ…?
201 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/23(土) 12:34:51.32 ID:4/griDV60
朝食の場に降りていくと食卓に妹がいた。あの八重歯の覗く生意気な笑顔が懐かしい
妹「よー兄貴、飯食っちまってるぞー」
母「コラ妹!お兄ちゃんのおかず取らないの!」
妹「へへーんだ、兄貴が遅えのが悪いんだよ」
母「まったく。ほら男、早く食べちゃいなさい」
@食べる
A男「いや、今朝はいらないや」
B男「自由安価」
>>202
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/23(土) 12:44:30.21 ID:U0JygJlZO
2
203 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/23(土) 18:29:30.78 ID:4/griDV60
男「いや、今朝はいらないや」
母「だめよぉ。ちゃぁんと朝ごはんは毎日食べないと」
妹「そうだよ兄貴、ほら可愛い妹がアーンしてやるぜ」
男「おい、やめ…」
妹「ほら、逃げんなよ兄貴」
母「まだ時間ならあるでしょ?食べていきなさいよ」
@逃げる
A男「だからいらないってば!」
B自由安価
>>204
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/23(土) 18:40:26.35 ID:DOSnzjqHo
超高度濃圧縮熱線放射略式小銃があるか確認する
205 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/23(土) 22:38:19.73 ID:4/griDV60
超高度濃圧縮熱線放射略式小銃があるか確認する
が、無い。いや、探索中に持っていたものは全て喪失している。あれが全て夢だったかのように…
妹「兄貴隙あり!」ズボッ
男「むぐっ、けほっ…美味い」
母の味…いや、思い出なんかよりずっと美味しい、意識がとろけるような…こんな美味しいものが食える…な、ら…
妹「…?当たり前だろ。母さんのなんだから」
妹がきょとんとした顔をする
母「あんたの手作りが入ってたのかと警戒されてたんじゃない?」
妹「んなっ!あたしそんな下手じゃねえぞ!大体この前作ってやったし!なぁ兄貴!?」
@男「え?ああ」
A男「ああ、美味しかった」
B男「…知らん」
C男「自由安価」
>>206
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/23(土) 22:41:15.85 ID:H89XCBr2O
3
207 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/24(日) 00:13:10.66 ID:TlydswcX0
男「…知らん」
妹「…兄貴酷い!もう作ってやんねえから!」
母「お母さんが教えてあげようか?」
妹「…やだ、自分で頑張るし…」
母も妹もまるで生きているようなやりとり…何なんだこれは。もう…これが現実で…いいん‥じゃ…ない…か…
208 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/24(日) 01:02:24.54 ID:TlydswcX0
妹「ごっそさまー」
男「…ごちそうさま」
母「はい。お皿は流しに置いといてね」
―――――
―――
―
学校、学校か…
何故か登校ルートが記憶に入っている…行って、みるか?
@行く
A逃げる
>>209
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/24(日) 01:03:18.20 ID:Ig6LHcdao
2
210 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/24(日) 09:48:21.30 ID:TlydswcX0
いや、ダメだ。ここは現実じゃない。紛い物の世界なんだ…逃げなければ
…どこに?
いや、迷っている暇なんて無い。逃げるんだ
一応服装と鞄だけは高校に行く準備をして外に…
妹「待てよ兄貴、一緒に行こうぜ」
…お前が見張り役なのか
@走って撒く
A男「すまん、先行っててくれないか?」
B行動自由安価
>>211
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/24(日) 09:50:55.79 ID:VQsmPZYZ0
1
212 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/24(日) 11:06:43.62 ID:TlydswcX0
男「」ダッ
妹「あっ」
全速力で走る。後ろから声が聞こえるも決して振り返らないで走る
妹「くそっ、逃げた!追え!捕まえろ!」
近所のおばさん、見ず知らずの人物、警官やお爺さん、果ては小さな子供まで無表情で追いかけてくる
くそっ、何なんだよここは
@曲がりくねった道で何とか撒こう
A思い出せ…この町に隠れられるような場所は無かったか…
B今日のところは諦める
>>213
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/24(日) 11:11:13.70 ID:TYxQpdlko
2
214 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/24(日) 17:31:51.90 ID:TlydswcX0
思い出せ…この町に隠れられるような場所は無かったか…
子供の頃の秘密基地…親戚の叔母さん家…いや…ダメだ駄目だ…
追手は次々と数を増す。もはや犬猫までもが追いかけてきているのだ
黄緑色の太陽が血のような赤い巨大な瞳をグルグルと蠢かせている
立ち並ぶ建物さえもが窓が目のように睨んできているように感じる
廃墟の工場…町の外れにある森…いや、それより
足元の…マンホール…
@マンホールに入る
A廃工場に向かう
B町外れの森に向かう
C自由安価
>>215
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/24(日) 17:32:10.63 ID:ditf9CgwO
1
216 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/24(日) 19:21:52.79 ID:TlydswcX0
マンホールを開ける
むわぁ、と生暖かい空気と共に生臭い匂いが鼻を襲う
ハァ、ハア…と地響きのような、呼吸のような、一定のリズムをもって生臭い空気が吐き出されている
@入る
A自由安価
>>217
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/24(日) 19:23:19.25 ID:c0XQuLr2o
1
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/24(日) 19:23:31.29 ID:TYxQpdlko
下に向かって例の銃を発射
219 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/25(月) 23:52:56.04 ID:BeGNx/Yn0
マンホールの中に足を踏み入れる
備え付けの梯子に足をかけた瞬間
男「ぅわぁあああ!!!」
何者かに足を絡め取られ、引き摺り下ろされる
梯子を掴んで抵抗しようとしたが梯子はそのまま崩れ、暗闇の底へと引きずり込まれていく
生暖かい空気が先ほどよりも短い間隔で流れる
ハァ、ハァ、ハァ
まるで興奮している息遣いのような…
そう、そこで初めて気づいた。これは息遣いだ
天井に、壁に、下に、沢山の大小さまざまな目玉がパチパチと瞬きを繰り返し、しかしそのどれもがはっきりと自分を見つめているのだ
ならばこの自分を捕まえている触手は舌か
メキメキメキと体の骨が悲鳴を上げている
身体が押しつぶされる痛みと上下に引きちぎられる痛み、手足が四方に引っ張られる痛み、ミチミチと肉が千切れる音が耳に響く
果てしない痛みはブチンッと言う小気味よい音と共に意識を手放す形によってようやく解放された
@
>>208
に戻る
A
>>214
に戻る
B???にて。記憶を引き継いで復活
>>220
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 23:54:24.92 ID:7r2XGEaEo
2
221 :
◆L19fRVkAnc
[saga]:2020/05/26(火) 00:00:52.89 ID:CAujZwkR0
思い出せ…この町に隠れられるような場所は無かったか…
子供の頃の秘密基地…親戚の叔母さん家…いや…ダメだ駄目だ…
追手は次々と数を増す。もはや犬猫までもが追いかけてきているのだ
黄緑色の太陽が血のような赤い巨大な瞳をグルグルと蠢かせている
立ち並ぶ建物さえもが窓が目のように睨んできているように感じる
廃墟の工場…町の外れにある森…いや、それより
足元の…マンホール…
@マンホールを開ける
A廃工場に向かう
B町外れの森に向かう
C自由安価
>>222
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