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【安価】オルランドゥ大武術会13【コンマ】
- 271 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/03(金) 23:02:03.32 ID:U7SCWjiWO
- ※自由行動判定 70以上で可能(これが88日目最後の行動です)
- 272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 23:02:49.81 ID:J/D6UWMxO
- あ
- 273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 23:06:39.32 ID:OiE+G9MaO
- イマーラとラーナの修行判定はどうなりました?
- 274 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/03(金) 23:07:32.95 ID:U7SCWjiWO
- ※自由行動
1 「穴」に行く
2 第二世界に行く
3 過去の世界に行く
4 イーリスでケイと会話
5 その他自由安価
※3票先取
- 275 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/03(金) 23:08:07.19 ID:U7SCWjiWO
- >>273
今回の自由行動で希望すればできます。
- 276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 23:20:06.42 ID:9lR/u11x0
- 過去の世界に行ってラーナにマナキャンセラーと同等という封印術を覚えて貰い、マエザキに小瓶の制作依頼もするのはこの日のうちに出来ますか?
- 277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 23:20:21.83 ID:J/D6UWMxO
- 5
再度アヴァロンに行くとかどうだろうか
前回はフローラとデアドラの保護最優先してて探索の余裕無かったから2人用の持ち物とかあれば持ってきたいし、3人目への緊急連絡手段なんかがあったら嬉しい所
機械兵が動いたままだったとしてもシデがいる今なら片付けるのは容易だよね
- 278 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/03(金) 23:23:56.61 ID:U7SCWjiWO
- >>276
できます。コンマ次第ですが。
>>277
何かあるかは運ですね。機械兵は多分まだいるでしょう。
- 279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 23:42:44.01 ID:9lR/u11x0
- 5
ミラにラーナと一緒に過去の世界のマエザキさんの所にに連れて行ってもらって、封印術を覚えるのと小瓶の制作依頼をする
居残りのイマーラにはシデに技を伝授してもらっていよう
- 280 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/03(金) 23:54:04.46 ID:U7SCWjiWO
- 0000までに決まらない場合はリセットです。
- 281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 23:56:42.91 ID:OiE+G9MaO
- >>279
- 282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 23:58:42.73 ID:SKwDrKYDO
- >>279
- 283 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/04(土) 13:59:04.50 ID:bWNUq+xuO
- 「ところで、もう一人稽古をお願いしたい人がいるんですけど……」
「いいが、誰だ?」
「僕の師匠です」
#
「貴方が……開祖ですか」
師匠の言葉に、シデさんが苦笑する。
「この世界の私ではないが。エルヴィンの子孫、だったか」
師匠が驚いたように目を見開く。
「エルヴィン……書の書き手、ですか?」
「ああ。エルフが私の拳を受け継いだというなら、そうだろうと。……感慨深いな」
シデさんが遠い目をした。やはり、師匠の先祖とは知り合いみたいだ。
「ラーナやミラは来ねえのか?」
「2人は『過去の世界』に。ラーナが『封印術』を覚えるためです」
「『封印術』か。あれ、一人でできるのか?しかも何で『過去の世界』に。母さんから教えてもらうのか?」
「いえ、『アンサートーカー』からだと思います」
ランダムが首をひねった。
「よく分からねえな。……まあいいか。今日は『穴』には行かねえんだな」
「ちょっと時間には余裕ないですし。明日からにしようかなと」
「なら、できるだけ急ぐべきだな。さすがにクリスとドワーキンは、もういい加減かなり奥まで行っているだろうしな」
ふと見ると、師匠とシデさんの準備ができたようだ。
「準備はいいか?」
「はい、いつでも」
稽古着に着替えた師匠が構える。2人の間に緊迫した空気が流れ始めた。
※稽古結果
01〜30 ……強い……
31〜60 ありがとうございました……
61〜75 ……!!これは
76〜89 再判定(奥義習得チャンス)
90〜00 再判定(奥義習得確定、低確率で覚醒レベル上昇)
- 284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 13:59:56.01 ID:cY6z7fgxO
- ん
- 285 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/04(土) 14:13:18.33 ID:bWNUq+xuO
- ※特になし
#
「……強い……」
息を切らして師匠が言う。師匠の拳は一回も当たらず、シデさんの拳だけが何度も彼女の鼻先をかすめた。
「調子の悪いことは誰にでもあります。また、手合わせしましょう」
「……はい」
珍しく悔しそうに師匠が唇を噛む。……確かに動きはあまりよくなかったけど……相手が悪すぎただけな気もする。
ランダムはばつが悪そうに頭をかいた。
「じゃあ、俺は一度帰るわ。結界の保持について、話し合いしようってことになりそうだからな。すまねえな、凹んでるとこ」
「話し合い、ですか」
「ああ。当面ベネディクトはお互い無視できそうだしな。俺らの世界の復興とそっちへの支援とか、やることはある。
ケイは残しとくから、仲良くしてやってくれや」
「シデさんも帰るんですか?」
※65以上で残る(帰る場合は明日の参戦不可)
- 286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 14:13:45.60 ID:cCYMPHgm0
- ん
- 287 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/04(土) 14:27:27.33 ID:bWNUq+xuO
- 「ああ。私も封印については当事者なのでね。明後日以降なら、協力できると思う」
それは少し残念だ。明日「穴」に行くなら、僕らだけってことか。
その時、空間に歪みができた。ミラとラーナが現れる。
※「封印術」について
01〜60 もう少しかかりそう
61〜75 少し手応えあり
76〜89 次で覚えられそう
90〜00 覚えたよ
(ラーナの覚醒レベル5のため)
※小瓶増産について
01〜84 かなりかかる
85〜00 メドは立ってる(再判定)
- 288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 14:28:16.49 ID:xpmusauCo
- ほいさ
- 289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 14:30:52.89 ID:cY6z7fgxO
- はい
- 290 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/04(土) 14:35:18.05 ID:bWNUq+xuO
- 失礼しました。上がコンマ下、下がコンマ下2です。明記していなかったため再判定します。申し訳ありません。
- 291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 14:38:08.87 ID:IEcq84t60
- あ
- 292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 14:38:28.17 ID:O/LvPUzDO
- はい
- 293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 14:38:47.70 ID:cY6z7fgxO
- ん
- 294 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/04(土) 16:34:26.10 ID:bWNUq+xuO
- 「ラーナ、ミラ!どうだった?」
「『封印術』は、次行けば覚えられそうだよ。小瓶は、やっぱり相当かかるって」
「そっか。とりあえず、前進かな」
ラーナが頷いた。
「じゃ、俺たちは行くぜ。また近いうちに会おうや」
ランダムとシデさんは、歪みの中に消えていく。
師匠を見ると、まだ凹んでいるみたいだ。……引きずらないといいんだけど。
01〜65 特になし、89日目へ
66〜84 イベント発生?
85〜00 イベント発生
- 295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 16:35:37.74 ID:cY6z7fgxO
- あ
- 296 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/04(土) 16:47:07.68 ID:bWNUq+xuO
- #
「……イマーラは?」
「……そう言えば、見ないねえ」
イーリスに戻ってしばらくすると、師匠の姿が見えない。どうしたのかな。
「中庭辺りにいるんじゃないか?何もなくても型の稽古は欠かさないからな」
モグモグと干し肉を噛みながらミラが言う。……探してみるかな。
※50以上で中庭にいる
- 297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 16:53:05.68 ID:J61J8NY40
- ん
- 298 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/04(土) 23:01:15.28 ID:eWGOoztMO
- #
「セイッ!!……ハッ!!」
中庭に行くと、師匠が稽古着で型を行っていた。僕も付き合うことがあるので、これは日常の光景だけど……何かが違う。
「イマーラ?」
「……クラン。……今日は、恥ずかしい所を見せてしまったわね」
そう言う彼女の表情は暗い。……どうしたんだろう?
「相手が悪すぎますよ。シデさんですし」
「……そうね、そうかもしれない。でも、貴方は対等にやりあったんでしょう?」
「……!!」
僕の表情を見て察したのか、師匠が苦笑した。
「……やはりね。もう、貴方が私の手を離れていることは知っていたわ。
私よりずっと、貴方は強い。それは、教え手の私にとって喜ばしいことのはずなのに……」
「嫉妬、じゃないですよね」
「……それも少しはあるけど。もう守られる方に回っちゃったんだなと、寂しくなったのよ。
私が守る方に戻る、とまではいかない。でも、せめて守り守られる立場になりたいのよ」
寂しそうに、師匠が笑った。
「でも……」
「ラーナは魔法使いだから、違った立場から貴方の助けになれる。ミラは言わずもがな。
ナディアも邪気を払うという力があるし、ミーシャには権力がある。
でも、私にしかできないことって……実はない気がして。今日、それを思い知ったのよ」
バサッ、と長身の師匠が僕に抱き付く。柔らかな膨らみが、僕に押し当てられた。
頭には、冷たい水の感触。……泣いてるのかな。
※85以上で?未満なら多数決へ
- 299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:02:24.77 ID:UG4D9Zrh0
- あ
- 300 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/04(土) 23:05:16.60 ID:bWNUq+xuO
- ※クリティカル、特殊イベントへ
今日はここまで。
- 301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:27:00.15 ID:J61J8NY40
- おつ
稽古結果が最低値でいたたまれなくてどうなることかと思ったけど、なかなかどうしてドラマチックな流れじゃないの
コンマ神もニクイねぇ
- 302 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/05(日) 11:19:36.88 ID:LoWNYx0XO
- 僕はそっと彼女を抱き返した。
「僕を育ててくれたのはイマーラだし、イマーラなしじゃ今の僕はいないよ。
それに、僕が強くなったのもただの偶然だし……教えてもらうことは、まだ山ほどある」
「……本当?」
少し身体を離して、泣き顔の彼女に笑いかけた。
「本当だよ。そもそも、僕の4倍以上生きてるわけだし、ずっと教わってばかりだよ」
「……おばあちゃんだと言いたいの?」
「違う違う!!あー、言葉が悪かったかな……とにかく、僕にとってイマーラはずっと師匠だし、それは変わらないってこと。
……もちろん、大切な奥さんでもあるけど」
また師匠がぎゅっと僕を抱いてきた。「んー」とか言って、ぐりぐりと胸に頭を押し付けている。
「ちょ、苦しいって」
「あ、ごめんなさい。何か、すごく愛しくなっちゃって。貴方を弟子にして、本当に良かった……!
で、お願いがあるのだけど……」
「お願い?」
※3の倍数で?85以上で……
(好感度の上昇率に関係があります。85以上だと……?)
- 303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 11:21:34.41 ID:IrCtE83R0
- あ
- 304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 11:21:53.78 ID:DPG3ZmTXO
- あ
- 305 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/05(日) 11:32:58.46 ID:LoWNYx0XO
- こくん、と師匠が頷いた。
「今晩だけ、2人でいたいってのは……ダメ?ラーナたちには、私から説明するから」
「……多分、大丈夫だと思う。僕も、今日は一緒にいたいなって思っ……むぐっ」
師匠が急に唇を奪ってきた。情熱的に挿れられた舌を、僕は優しく受け入れる。
「むちゅっ……れるっ……ぷはっ。……本当に可愛い……!じゃあ、行きましょ?」
師匠が僕の手を引く。……長い夜になりそうだな。
※今後の展開
1 R板に移動
2 覚醒レベル上昇判定と好感度判定のみ行う
※3票先取
- 306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 11:33:31.86 ID:yBHnlp9P0
- 2
- 307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 11:34:13.69 ID:DPG3ZmTXO
- 2
- 308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 12:10:02.25 ID:yTDFROhbO
- 2
- 309 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/05(日) 22:13:54.86 ID:F15Ggky6O
- 覚醒レベル判定
85以上で覚醒レベル6へ(コンマ下)
好感度判定
コンマ下2一桁×5+25(最低保証40)
- 310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:18:39.70 ID:DPG3ZmTXO
- ん
- 311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:21:57.57 ID:6oXD/7LX0
- あ
- 312 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/05(日) 22:26:28.62 ID:F15Ggky6O
- ※好感度 501
※好感度500突破につきボーナスが入ります。
イマーラと同席時の全行動で、1日1回だけ振り直しが可能です。
- 313 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/05(日) 22:31:17.54 ID:F15Ggky6O
- 【89日目】
※???判定
10以下で発生(1回だけファンブル扱い)
※1日経過ごとに厳しくなっていきます
- 314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:32:19.73 ID:6oXD/7LX0
- あ
- 315 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/05(日) 22:43:33.20 ID:F15Ggky6O
- #
「ん、落ち着いたか?」
師匠を見るなり、ミラが訊いてきた。師匠は少し赤くなって頷く。
「ええ。大分」
「そうか。今度は私にな」
ミラがニヤッと笑う。これ、僕のいないところで何か話が付いてたりするのかな……
「まあそれはともかく。今日辺り、そろそろ行く?次の13階層が一つの山みたいだし」
ラーナが言う。さて……
1 行こうか
2 ちょっと待って
※3票先取
※行く場合はクラン、ラーナ、イマーラ、ミラ、ナディア、フローラ、デアドラの7人が基本です。
ただし、フローラとデアドラは非戦闘員です(狙われると厳しいです)。
誰かを残したいという、誰かを加えたい(ミーシャかパーシャ、トンプソンは候補になります)場合は柔軟に対応します。
- 316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:05:40.93 ID:DPG3ZmTXO
- 1
シデはいないけど今の戦力でいきなりピンチになるような事態もそうそうないでしょ、いざとなれば巻き戻しも2回あるし
- 317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:06:11.24 ID:ZG7ddIU8o
- 1
- 318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:06:44.85 ID:+Vi4+ehao
- 1
- 319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:08:34.60 ID:zLamb9XL0
- 2
メンバーだけどナディアを残して、トンプソンとパーシャに回復魔法と精神感応術を教えてもらっていよう
ナディアは元々他人の心を読めるから間違いなく精神感応術の才能があるし、種族のイメージ的にも性格的にも回復魔法も適性がありそう
- 320 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/05(日) 23:47:43.11 ID:F15Ggky6O
- 「じゃあ行こうか。デアドラさんとフローラさんも連れていこう」
#
「あなたがクランね、デアドラから話は聞いてる」
どこかぶっきらぼうな言い方で、金髪の女性は言った。この人が、フローラか。
「よ、よろしくお願いします」
「全く、ランダムの奴どこに消えたのよ?こういう時のために、私たちが残されたんじゃないの?」
「……逆にちゃんとやっているからこそ、彼らがいるんじゃなくて?『蛇』の依り代がここまで育っていたのは、決して悪いことじゃない。
それに、それ以外も駒は揃ってる。明日はシデも加わるわ。ドワーキンとて、そう簡単に手出しはできない」
「……まあそれもそうなんだけどね」
フローラさんが溜め息を吐いた。
「とにかく、私たちは本来の力を取り戻せてない。正直、襲われたら人間と同じでアッサリ死ぬわ。ランダムに会ってるなら、分かるでしょう?」
「……ええ。全力でお守りします」
「ならいいけど」
フローラさんはどこか納得できてないようだ。デアドラさんが苦笑する。
「ごめんなさい、あの子はそういう子なの。気にしないで」
「は、はあ」
ラーナが「帰還の護符」を置いた。
「じゃあ、早速行きましょ。……第13階層へ」
#
※第13階層のコンマペナルティ
01〜20 -20
21〜50 -10
51〜70 -5
71〜84 0
85〜00 0、イベント優遇
- 321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:48:29.95 ID:wkOPKXWDO
- はい
- 322 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 00:26:17.30 ID:ViMNTBNEO
- 今日はここまで。
なお、こんなのを最近書いています。某アレの二番煎じですが。
ttps://ncode.syosetu.com/n3979gc/
- 323 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 12:53:52.03 ID:d9lxHAF3O
- #
「……ここが第13階層……?」
目の前に聳えたっていたのは、灰色の無機質な建物だった。どんよりとした雲が、不気味さに拍車をかける。
そもそも、ここは洞穴の中のはず。一度入った時も感じたことだけど、まるで意味が分からない。
「『穴』はこの星がかつて経験したことを再現しているの。大封印で弱められていても、この最下層にあるオルディニウムの力は健在。
これも、かつてこの世界のどこかにあったもの。そして、ベネディクトが500年前に使っていた研究所の一つ」
「この世界にもベネディクトが?」
デアドラさんは静かに頷いた。
「勿論。シデが何とか討ち果たしたけど、犠牲も多かった。そして、シデとベネディクトが初めて遭遇したのが、ここ。
見たところ、ここには何もないわ。先を急ぎましょう」
1 ちょっと探索を
2 ええ、分かりました(高確率で探索可能時間が加算されます)
※2票先取
- 324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 13:10:19.85 ID:rPFA/8ilO
- 2
- 325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 13:41:44.07 ID:+VCuUx2v0
- 2だな
穴はガンガン潜らないと
- 326 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:01:25.21 ID:d9lxHAF3O
- 「先を急ぎましょう。クリスたちを追わないと」
「そうだね。下への階段はこの奥。今のところ、変なのがいる感じはしないかな」
ラーナの言葉に頷くと、僕らは建物の中へと入る。カビ臭い、嫌な臭いがした。
長居するところじゃないのは明らかだ。先に進もう。
01〜20 ?????(再判定)
21〜84 14階層へ
85〜00 再判定
- 327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:04:18.29 ID:L3Ux6ldDO
- はい
- 328 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:10:04.62 ID:d9lxHAF3O
- ※第14階層のコンマペナルティ
01〜10 -20
11〜30 -10
31〜50 -5
51〜84 0
85〜00 0、イベント優遇
- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:12:11.54 ID:anpepbx3o
- ほいさ
- 330 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:20:40.04 ID:d9lxHAF3O
- 【第14階層】
階段を降りた先は、薄暗い洞窟だった。ただ、完全な暗闇というわけでもないらしい。
「どうなっているんでしょう、ここ」
「考えてもらちが明かないことは世の中に多いのよ、お嬢ちゃん。階段が近いといいのだけどねえ」
ラーナが精神を集中した。
01〜25 ……何か、いる
26〜50 ちょっと遠いわ、3、4キメドは歩く(行動回数減)
51〜75 まあそこそこかな
76〜00 すぐそこだね
(85以上なら再判定)
- 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:21:33.83 ID:rPFA/8ilO
- あ
- 332 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:25:46.46 ID:d9lxHAF3O
- 「すぐそこだね。そんなに時間はかからないと思う」
確かこの下が第15階層だったっけ。5階層ごとに何かいるって話だったけど、何が待ち構えているんだろう?
※10以上なら第15階層へ
- 333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:27:44.18 ID:rtoE+mE5O
- とう
- 334 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:47:51.20 ID:d9lxHAF3O
- ※第15階層のコンマペナルティ
01〜20 -20
21〜50 -10
51〜70 -5
71〜84 0
85〜00 0、イベント優遇
※クエストボスは上に合わせて別途
- 335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:48:31.47 ID:L3Ux6ldDO
- はい
- 336 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:49:43.36 ID:d9lxHAF3O
- ※全判定に-10修正(クリティカル範囲は-5)
※振り直しますか?2票先取
- 337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:52:18.88 ID:rPFA/8ilO
- 振り直す
- 338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:55:42.55 ID:L3Ux6ldDO
- 振り直す
- 339 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 15:56:17.82 ID:d9lxHAF3O
- >>334を再判定します。
- 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 15:56:43.86 ID:rPFA/8ilO
- はい
- 341 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 16:02:21.91 ID:d9lxHAF3O
- ※クリティカル範囲は以下90〜に
「……これ、街……だよね」
目の前にあったのは、目を疑う光景だった。立ち並ぶ家々に道路。人気がないのを除けば、ごく普通の宿場町だ。
「『穴』にはこういう階層がたまにあるの。本当に人が住んでいたことすらある。
さすがに、今はそんなことはないでしょうけど」
ラーナがまた精神を集中させた。
※75以上で???がいる、90以上で?(コンマ下)
※15階層ボス(コンマ下2)
01〜60 緑色の怪獣
61〜75 ピエロ
76〜89 熊
90〜00 緑色の怪獣(ただし……)
- 342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 16:03:05.10 ID:L3Ux6ldDO
- はい
- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 16:03:38.51 ID:1nmZEXGd0
- ん
- 344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 16:03:51.90 ID:rPFA/8ilO
- ん
- 345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 21:40:08.70 ID:Ut025HzlO
- まだいたんか
- 346 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 22:32:26.93 ID:Jfp6YCWRO
- ※ウィルの家族はいない
※vs緑色のあいつ
「……いるね。ここから1キメド向こう、小屋があるみたい。そこに階段があるけど、そこに何かいる」
「何か?」
「どんなのか分からない。でも、多分魔物。それも、結構強い」
フローラさんが顔をしかめた。
「ここの風景、この階層。恐らくは、あいつね」
「あいつ?」
「『ガチャピン』。ヒドラ召喚が得意技。混沌のブレスにも気を付けるべきね」
「ヒドラ召喚……お姉ちゃんが言ってたヤツかな」
小さくフローラさんが頷く。
「多分そう。幸い鈍感だから、不意を突けば充分よ。
私に触れていれば、余程のことがない限りは気付かれない」
「気付かれたら?」
「ヒドラがヒドラを呼び、収拾が付かなくなる。あなたたちなら何とでもするだろうけど、時間は取られるわ」
- 347 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 22:43:57.99 ID:Jfp6YCWRO
- #
「あれかな……」
ラーナを先頭にしばらく歩くと、とんがり屋根の家が見えてきた。やたらと色彩鮮やかで、子供が喜びそうな意匠だ。
「何か看板があるな。……『ガチャピンのおうち』……何だありゃや「邪気を感じますね。あそこにいるのは、確かに邪なものだと思いますが」
デアドラさんが眉をひそめる。
「大昔、あなたたちが行った『過去の世界』にあった作り物。元々は子供を喜ばせるためにあったものだけど……
どういうわけか、『穴』はそれを怪物として転生させたの。ベネディクトが作った怪物がベースになった、という推測もある」
「……何だか、よく分からない存在ですね」
「あなたたちにはあまり関係のないことね。で、フローラと一緒に誰が行くの?」
※10以上で多数決へ
- 348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 22:44:48.36 ID:01RoB2/00
- あ
- 349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 22:45:24.77 ID:cxSDseDQ0
- 気付かれないのなら、最大溜めアクセラレーション準備できます?
- 350 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 22:51:01.31 ID:Jfp6YCWRO
- ※多数決へ
フローラと一緒に行く人物を選んでください。3票先取
>>349
溜める時間の間判定に成功し続ければ、ですね。高確率の3回判定を突破すれば確殺できます。
失敗すればヒドラ召喚です。フローラを守りながら戦わねばなりません。
- 351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 23:00:24.79 ID:cxSDseDQ0
- 何人くらいまで一緒に行けますかね?
- 352 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 23:03:57.34 ID:Jfp6YCWRO
- >>351
1人のみです。
- 353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 23:04:56.90 ID:cxSDseDQ0
- クラン一択じゃん
- 354 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 23:11:40.03 ID:Jfp6YCWRO
- 一応ですが、クラン以外でも対応は可能です。
(というより、vs召喚ヒドラsの対応はクランより他のキャラの方が向いていたりします)
クランを選ぶメリットも十分大きいので、その見合いですね。
- 355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 23:20:50.79 ID:rPFA/8ilO
- クラン
ヒドラを呼ばれる前に倒してしまおう
- 356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 23:21:20.20 ID:01RoB2/00
- クラン
- 357 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/06(月) 23:27:43.05 ID:Jfp6YCWRO
- 今日はここまで。
- 358 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 12:21:44.93 ID:Fx+TA644O
- 「僕が行きます」
名乗り出ると、デアドラさんが頷いた。
「確かに、貴方が一番向いてそうね。フローラ、お願い」
「分かった。坊や、手を握りなさい」
フローラさんの柔らかな掌を握り、ゆっくりと奇天烈な小屋に近付く。着いたら、「加速装置」を発動して……一気に決めよう。
それにしても、フローラさんは音一つ出さない。ケイさんもそうだけど、隠密魔法を極めるとこうなるのかな。
※入口の状態
50以下で微かな音が出る(後の判定に影響します)
- 359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 12:22:08.80 ID:EGqIBs1VO
- あ
- 360 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 12:32:00.14 ID:Fx+TA644O
- ドアには鍵がかかっていないのか、フローラさんが手を触れると音もなく開いた。
彼女は無言で上を見る。2階にその怪獣はいるみたいだ。
極力慎重に階段を上ると、そこには……
「ぐ〜……すぴ〜……」
暢気に寝ている、緑色の奇っ怪な生き物がいた。腹には縞模様があり、頭にはトサカが生えている。
そして目はやたらと大きく、口からはネズミのような出っ歯が覗いていた。
……本当にこれが邪悪な魔物なのか?
ナディアも言っていたから間違いじゃないんだろうけど、それにしても間抜けな格好だ。
とはいえ、やることをやらないと意味がない。僕は首の「加速装置」に意識を向け、集中した。時間をかけるほど、一瞬で動ける時間は増える。
今の僕なら、5回も動ければまずこいつを殺せるだろう。
…………
……
※コンマ下1〜3が全て10以上で撃破
(クリティカルの場合は10以下が出た場合に相殺、その2回分を再判定)
- 361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 12:32:31.28 ID:i/1Z+/lDO
- はい
- 362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 12:37:22.69 ID:RpSTNhCt0
- あ
- 363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 12:43:27.78 ID:pQIi1CTV0
- ん
- 364 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 13:03:28.86 ID:CAeiKxSpO
- ※経験点100p、奥義習得ポイント1p
精神を加速装置に集中させる。何か、電流のようなものが首筋に流れてきた。
「まだなの?」と言いたげにフローラさんが僕を見るけど気にしない。もうすぐだ。もう少しだけ目を覚まさないなら……
キィィィン
今だっ!!!
「アクセラレーションっ!!!」
怪獣が驚いたように目を覚ましたけど遅いっ!!僕の初撃は奴の首筋を抉る。
「ぐえっ」
間抜けな叫び声は無視する。上から腹へ、左拳を叩き込む。
「うぷ」と声をあげたその口の出っ歯を目掛けて、今度は右拳。出っ歯が折れて、カランと床に落ちた。
そして止めの右鉤打ちを頭蓋に叩き付けた時、メキィと命が割れる音がした。
「……ガ、ア……」
そう言うと、怪物はその場で事切れた。呆気なかったな。
「……さすがは『蛇』の依り代と言っておくわ。まあ『ガチャピン』ぐらいは瞬殺してくれないと」
「は、はぁ」
どうにもフローラさんは偉そうだな。デアドラさんの方が、大分付き合いやすい性格な気はする。
ともあれ、これでこの階層も終わりだ。ここまでは極めて順調だけど、時間は残ってるかな……
01〜60 普通に行けばあと2階層分
61〜89 普通に行けばあと3階層分
90〜00 上+α
- 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 13:04:57.83 ID:EGqIBs1VO
- はい
- 366 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 17:55:00.88 ID:QRsAlXYOO
- 時間は……まだ正午過ぎか。食事は携帯食で済ませるとして、体力も考えるとあと3階層ぐらいは潜れる計算かな。
大体1階層当たり最低3時間は見ておいたほうが本来はいいらしい。第13〜15階層でほとんど時間を使わなかったのは、多分かなり運がいいのだろう。
「じゃあ、皆の所に戻りましょう。先を急がないと」
※05以下か90以上でイベント
- 367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 17:58:02.17 ID:MNySfhox0
- あ
- 368 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 18:00:26.99 ID:QRsAlXYOO
- 【第16階層】
※第16階層のコンマペナルティ
01〜10 -20
11〜30 -10
31〜50 -5
51〜89 0
90〜00 0、イベント優遇
- 369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 18:01:22.70 ID:i/1Z+/lDO
- はい
- 370 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/04/07(火) 18:10:25.95 ID:QRsAlXYOO
- 「今度は……んぐ、一転して森の中、ねえ」
チュンチュンと小鳥の囀りが聞こえる。ラーナが携帯食をもぐもぐと噛みながら言った。
携帯食は過去の世界からもらったものらしい。干したパンみたいなものだけど、ほのかに甘い。これに牛乳があれば、大体の栄養は取れるのだそうだ。
「魔物とかはいるの?」
「……どうだろう。ここ、無駄に広いから感知範囲外にいても不思議じゃないけど」
階段は少し遠いらしい。大体30分歩けばいいらしいのだけど。
※第16階層の探索
01〜05 急に嫌な予感がした
06〜65 魔物がいる
66〜89 なんて退屈な所なんだ……
90〜00 再判定
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