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【ダンガンロンパ】花村「新人アイドルをプロデュース」【あんこ】
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645 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/08(水) 06:05:53.17 ID:1tdQjE6/0
ゾロ目多くね?
646 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/08(水) 22:49:54.70 ID:UX4zJ8HPo
せせらぎ
647 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/09(木) 11:15:34.77 ID:k65tmjxHo
>>644
なんで3桁ゾロ出すん?
花村「ちょっとメール送ってみるか……」
☆
舞園『さあ、まだまだメール頂いています、ありがとうございます!えーと次は……』
舞園『はい、ラジオネーム『テルテルコック』さん。ありがとうございます』
『初めてラジオを聴きました』
舞園『あ、本当ですか?ありがとうございます!』
『こんなに軽快なお話をされているところを初めて聴いたので新鮮です。すごく楽しいですね。舞園さんのいろんな一面が見られてとっても楽しいです!』
『これから毎週の新しい楽しみができました、ありがとうございます』
舞園『いえいえそんな、こちらこそありがとうございます。ぜひ来週も、よろしくお願いしますね?……最近そうですね、新しくリスナーになって頂いた方からのメールが増えてきましたね』
作家『やっぱりお引っ越しだとか、色んなものが重なったからでしょうかね?』
舞園『お家時間が少し長くなったとか、そういうことも関係しているのかもしれません』
作家『なるほど』
舞園『こういったメールが、本当に嬉しいです。新しい楽しみに出会えたときの幸せって、何ものにも代えがたいじゃないですか。その、私のこと以外だとしても』
舞園『好きな作家さんができた、新しい番組がとても好き、美味しいスウィーツに巡り合った……エトセトラ、エトセトラ。いろんな新しい出会いって、いつでもできるんです』
舞園『私もよく言われるので。ちょっと前まで、アイドルアイドルしてて嫌いだった、とか(笑)ふふふ、でも、曲がよかったとか、今まで触れてないのを後悔してる!って言われて』
舞園『そうか、学びはどんな歳になっても出来るんですね、って気がついて。自分が触れていないものに新しく触れることって、勇気がいるけれど楽しいことなんですよね』
舞園『もちろん、今までのものを大切にすることも必要ですよ!どちらも、どちらにもいいことがあります!』
作家『そのとおりです。どちらかだけが、いいってことはないですから』
舞園『はい。だから今まで私を好きな人も、これから好きになってくれる人も、みんなに感謝をしたいです。そして、』
舞園『ファンの方々も、みんなで仲良くしてほしい。時間の長さじゃなくって、今一緒に同じものを見ているってことが大切だから。ね?』
花村(……うまい。そして、嬉しい)
花村(元来、アイドルのファンは『ファン歴』で争いやすい。自分のほうが長く、深く好きだと争いやすい)
花村(舞園さんは、それをぼくのメールをフックにして説いてみせた……)
花村(こうして読まれたぼく自身も嬉しいし!すごいな舞園さん……)
☆
648 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/09(木) 11:23:30.78 ID:k65tmjxHo
☆【70日目】
言子「おはようございま……ええっ?これ、どうしたんですか?」
花村「うん、近所で見つけたから買ってきたんだ。おいしいから、食べていいよ」
言子「ほ、本当に?」
苗木「こんなかわいい猫だと、ちょっと食べづらくない?」
弐大「旨いのう!がっはっは!」ムシャムシャァ
西園寺「ちょっ、弐大おにぃ!そんなガツガツたべないでよぉー!」
苗木「……そうだ、花村クン」
花村「うん、どうしたの?」
苗木「新しい仕事の依頼があったから、確認してほしいんだ」
☆仕事の予定/言子
【70日目】水着で撮影←Now
【71日目】海の家の取材
【72日目】レッスン
【73日目】おやすみ
【74日目】ファッションショー
【75日目】朗読会
【76日目】おやすみ
☆仕事の予定/西園寺
【70日目】水着で撮影←Now
【71日目】かにをたべる
【72日目】レッスン
【73日目】おやすみ
【74日目】ファッションショー
【75日目】ランドセルのCM
【76日目】◆アイドル番組/オーディション
☆仕事の依頼
【77日目】音楽番組
【77日目】街ブラ系のロケ
【78日目】雑誌取材(言子向け)
【80日目】リモート系の収録(ふたり分)
【81日目】◆舞園のラジオゲスト(言子)
【83日目】音楽番組
【85日目】◆ドラマの打ち合わせ(言子)
!重要:90日目以降主演ドラマ+主題歌!
花村(っ……!? 昨日の、あのラジオに空木さんがゲスト出演の依頼!?)
苗木「もちろん、スケジュールが厳しければ断ってもいいって」
苗木「ほら、空木さんのスケジュールを調整して、レコーディングに備えたいって話があったよね?」
花村「……そうだね」
花村(だけど、相手は最終目標たる舞園さやか!宣伝効果も期待できる!)
▼2こまで
1:今日の現場へ向かう
2:ラジオゲストの依頼を受ける
3:事務作業を手伝う
4:更に市場調査してみる
5:そのた
↓1
649 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/09(木) 12:17:43.54 ID:39EDkY1MO
1と2
650 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/13(月) 03:47:33.88 ID:BzisY303o
>>649
花村(……それにしても、何を考えて……?)
花村(いや……、そんなの気にしても仕方がないが……)
花村「……ん!このラジオ録音放送だよな……、放送日は……ああ、そうか」
花村(時期的にドラマ主演が発表できる頃かもしれない。少し細かく詰めなきゃな)
花村「舞園さんのラジオゲスト、受けよう」
苗木「はい、先方にはそのように返信します」
花村「うん、よろしくね!」
苗木「……ついに来るところまで来たね」
花村「そう、だね。ちょっとうるうるムラムラするよ」
苗木「ムラムラは分からないけど」
☆→で、【細石海岸】
ざざーん
言子「海です!」
西園寺「ビーチじゃん!」
花村「いいねぇー!」
言子「なんでもう花村さんは海パンなんですか!?」
花村「え?ぼくも雰囲気を作りたかったからね」
西園寺「せめてサングラス外しなよ、なんかずんぐりした花村おにぃの体型でサングラスしてたらギャグじゃん」
言子「そうですよ!ちょっとかわいい夏の新マスコットになってしまいまーす!」
西園寺「えっ、かわい……可愛いかな……?まぁ、そこまで悪くはないけど、」
花村(ふたりとも優しいなぁ)
西園寺「玄関先に飾っとけば悪魔が逃げ出しそうだし」
花村(あ、褒めてはないのか)
ディレクター「今日は宜しくお願いします。早速ですみませんが、まず水着に着替えてもらってもいいですか?」
言子「! はい!」
西園寺「もちろん!」
花村(今日は少し冷たい風が流れているが、日差しがあったかいからちょうどいいかもな)
☆
651 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/13(月) 03:55:37.66 ID:BzisY303o
☆
西園寺「わ、かーわいいー!」
花村(西園寺さんの水着はピンクのフリルが3段ついたパレオにも似たトップス部分と、いわゆる海パンのような形のアンダー部分に分かれている。お腹はざっくり見えている)
花村(アンダーも太もものあたりにフリル、ズボンなのかな?紐でゆるさを調節するようだ。ユニセックスサイズなのかな?うーん?)
言子「なかなかの着心地です……」
花村(空木さんの方は一体型のいわゆるオーソドックスな水着、しかし全体的に明るい水色を基調にしていろいろなイラストが描きこまれている)
花村(ええと、もらった資料によると、イメージは人魚姫?ふうん……外側には邪魔そうな飾りや突起は全く無いようだな)
言子「うんうん、最高ですよ。さて、ディレクターさん、どうしましょう?」
ディレクター「はい。水着で普通に遊んで貰えればいいです。お二人で泳ぐもよし、疲れたら休むもよし」
ディレクター「海辺で遊んでいる姿を写真に撮りたいので!」
西園寺「わーい!わかりましたー!じゃあ、わたし、おっぱい泳いでみるよ!」
言子「! そ、それなら私も一緒に泳ぎましょうか!」
花村(自然な表情や動きを撮りたいんだな。にしても、水着は何着か着るはずだぞ。今から全力を出すと疲れるのに!)
▼
1:まずはふたりで泳いでよ
2:波打ち際を走ってみたら?
3:スイカ割りのショットは?
4:砂浜でぽーず!
5:そのた
↓1
652 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/13(月) 06:35:36.16 ID:Z1Z1BaCi0
なんか、あれ、水掛け合うやつとかどう?
653 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/13(月) 10:29:19.76 ID:U9eDsj4V0
西園寺がセクシーな泳ぎをしようとしてるように見えるのは自分の心が汚れてるから?(いがおに見える…)
654 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/14(火) 19:16:35.73 ID:R27QQgEYo
心が汚れてるから絶対誤字しちゃいけないとこを誤字してるけど僕は元気です。
655 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/15(水) 06:44:41.64 ID:lBsN23al0
これはダベミに罰が必要ですねぇ(ゲス顔)
656 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/16(木) 11:33:29.17 ID:z+3Pu0gZ0
いっそ西園寺のセクシーな泳ぎで皆下半身に毒が溜まる(意味深)ようにしてしまえば良いと思う
657 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/19(日) 21:32:14.08 ID:1Ky8TG43O
スーダンもアプリ配信決定だってさ
658 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/19(日) 22:00:11.10 ID:BRWVES/Vo
>>655
すいません許してください何でもしますから……
>>657
8月ですね!やったね
今のうちにアプリ版ダンガンロンパクリアしなきゃ……
659 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/19(日) 22:04:53.98 ID:BRWVES/Vo
>>652
花村「あっ、そうだおっぱい、ふたりでおっぱい、水掛け合いしておっぱい」
西園寺「は?」
☆
ぱしゃぱしゃ
言子「きゃっ!?」
西園寺「へへ、どーお?」
言子「やりましたね……お返しです!」
ぱちゃぱちゃ
西園寺「わ、つっめた!」
ぱしゃぱしゃ
ぱしゃぱしゃ
花村「おっぱい!!!!!!(うーん、かわいいなぁ)」
西園寺「おにぃ、本音と建前逆になってない?」
花村「おっと、おっぱ……もういいか、それにしてもおっきいおっぱいだ」
後ろのほうでお姉さんたちがきゃっきゃうふふ
西園寺「おにぃ……どこみてるのかな……??それとも眼球がゴミなのかな……?」
花村「さーーーせん!!」
言子「西園寺さん、まだまだ行きますよぉ!」
西園寺「きゃー!冷たーい!何すんのさ、えいえい!」
ぱちゃぱちゃ
ぱしゃぱしゃ
花村「うーん、いけない。ぼくの水鉄砲がそろそろ限界だ」
西園寺「そのランチャームしまいなよ」
☆
カメラマン「いい写真がどんどん撮れてますね。さすがだなぁ」
花村「本当ですか!よかった……」
660 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/19(日) 22:09:53.90 ID:BRWVES/Vo
カメラマン「次はそれぞれのソロショットを撮ろうと思います」
花村「ソロショットだってー!空木さん、こっちにきて。先に撮影するよ」
言子「あ……はい、わかりました!」
西園寺「わたしは?」
花村「ぼくと一緒にバナナボートに乗ろうか!」
西園寺「お!いいねえ」
花村「それともぼくのバナナボートに乗」
西園寺「言わせないよー?頭もバナナになっちゃったのかなー?」
☆
ぱしゃぱしゃぱしゃぱしゃ
パシャパシャ
言子「どう、ですか?」
カメラマン「つ……いいね、最高だよ」
カメラマン「あどけなさと成長、未解と大人への一歩……!バランスが最高だ!」パシャパシャ
言子「は、はあ……?」
カメラマン「次はここに作った砂の城で撮影しようか」
言子「これは……」
カメラマン「僕が朝から作った!」
言子「!?」
カメラマン「これを作っている、みたいな写真を撮ろう!」
言子(す、すごい熱量、すごい圧……このひと、これにかけているのかな……?)
パシャパシャ
パシャパシャ……
カメラマン「いいね!いいね!!」
カメラマン「あ、そうだ!よかったら言子ちゃんも、バナナボート乗ろうよ!」
ばしゃえああああああおおおお
花村「あああああああああ!!」ずばじゃぁぁぁぁ
言子「花村さん!?」
▼
1:ゴーゴーバナナボート
2:でもサーフボードとかもいいかな
3:なんか水の力で飛ぶやつ
4:かき氷いかがっすか?
5:そのた
↓1
661 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/19(日) 23:57:23.88 ID:KvqfpMpe0
1
662 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 06:10:36.49 ID:/gRZmH670
ん?今なん(ry
663 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/20(月) 22:02:12.11 ID:lBoLkbj1o
君たちさぁ……どうしてそんなにゾロ目出せるの?なんなの?
664 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/20(月) 22:33:49.59 ID:WNKI8AdR0
そう言うダベミもゾロ目なんだよなぁ…
665 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/22(水) 22:15:05.86 ID:TtxHK3xyo
>>661
言子「わ、わかりました……大丈夫でしょうか……?」
花村(………)
花村(………!!)
ざぶざぶざぶ……
花村「ぷはぁ!死ぬかと思ったけど案外生きていた!」
言子「あ、浮き上がってきた」
西園寺「中身はキショイけど、わたしがトップを獲るまでは死なないでよね」
花村「うーん、そんな西園寺さんもかわいいね」
西園寺「やっぱ足に重りつけて二度と上がってこないで」
言子「辛辣でーす!?」
☆
ぶぃーーーーん
言子「きゃははは!」
西園寺「ちょ、は、早すぎるってば!あぶな、危ない!」
言子「きゃーー!!あははは!」
西園寺「ねえなんで笑ってられるわけ!?この事務所の人はみんな頭がメロンパン入れにでもなってるのー!?」
ざばばばばばば
西園寺「ちょちょちょちょっ!!」
ざばばばばばば
言子「早いですねー!きゃははは!!」
西園寺「なんで平気なのー!?落ち、落ちちゃうって!」
言子「あははははーー!!」
西園寺「きゃーーー!!!」
言子「きゃはははは!!」
パシャパシャパシャパシャ
カメラマン「いいね!この表情はこの危機感でしか出せない!」
花村(趣旨ずれてないかな……大丈夫かな……、見本出来たら速攻チェックしよう)
カメラマン「ほら、見てください!」
花村(……あ)
花村(ふたりとも、楽しそうだ)
花村(そう、アイドルとか、そういうのは関係なくって)
花村(人として、素直に子供の姿で、楽しそうに笑っている)
花村「あ、でもこの必死すぎる西園寺さんのカットは事務所的にもNGです」
カメラマン「わかりました、これは載せない方向で……写真は」
花村「いります。現像して送ってください」
☆
666 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/22(水) 22:17:23.68 ID:TtxHK3xyo
☆
その後も海を満喫した。
夏はこうして始まっていくんだなぁ。
☆結果/言子
肩書:大型新人アイドル
好感:中 (89)
体力:高 (90)
気力:高 (80)
話術:良 (93)
歌唱:良 (108)
技術:優秀(142)
演技:優秀(140)
容姿:良 (100)
運動:中 (88)
魅力:優秀(133)
感性:中 (81)
コネ:最低(13)
幸運:低 (60)
☆結果/西園寺
肩書:舞踊家
好感:低 (50)
体力:中 (60)
気力:中 (65)
話術:低 (55)
歌唱:中 (80)
技術:低 (40)
演技:最低(18)
容姿:良 (115)
運動:優秀(150)
魅力:低 (35)
感性:最低(25)
コネ:最低(5)
幸運:低 (45)
☆
667 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/22(水) 22:26:23.56 ID:TtxHK3xyo
☆【71日目】
西園寺「海嫌いになりそう」
花村「そんなに!?」
苗木「昨日は大変だったみたいだね。大丈夫?」
花村「ま、まぁ何事もなく、おっぱい、って感じだったよ」
苗木「なるほど(←慣れているので流した)」
西園寺「ていうか、おにぃ!ちょっと、今日のこれ、なに!?」
☆仕事の予定/言子
【71日目】海の家の取材←Now!
【72日目】レッスン
【73日目】おやすみ
【74日目】ファッションショー
【75日目】朗読会
【76日目】おやすみ
!81日目に舞園のラジオゲスト!
☆仕事の予定/西園寺
【71日目】かにをたべる←Now!
【72日目】レッスン
【73日目】おやすみ
【74日目】ファッションショー
【75日目】ランドセルのCM
【76日目】◆アイドル番組/オーディション
☆仕事の依頼
【77日目】音楽番組
【77日目】街ブラ系のロケ
【78日目】雑誌取材(言子向け)
【80日目】リモート系の収録(ふたり分)
【83日目】音楽番組
【85日目】◆ドラマの打ち合わせ(言子)
【88日目】芸人ラジオのアシスタント
!重要:90日目以降主演ドラマ+主題歌!
西園寺「かにを!たべる!って!?」
花村「うん、なんでも西園寺さんにどうしてもやってほしいって話があったらしくってさ」
西園寺「かにを!?」
▼2こまで
1:かに たべ いこう
2:スケジュール調整を依頼する(言子はレッスン中心)
3:ちょっとそのへんで昼寝
4:そのた
↓1
うぃーふぃー飛んでるかなー
668 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/07/22(水) 22:34:54.43 ID:LKILQkikO
1
(とりあえずアナザーで「存在自体がネタバレ」な二人を紹介
)(「幸運」マエダユウキと「商人」オオトリテルヤ、存在自体がネタバレな理由この二人はアナザー1、2両方しかも学級裁判に出ている)
669 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/22(水) 22:35:42.03 ID:EJGYpeT6O
1と2
670 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/23(木) 03:46:12.29 ID:Ew4mIimJo
アナザーって公式関係ないよね?
なんかやたら押す人いるけど他の二次創作を出すのはマナー違反じゃないか?
671 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/23(木) 14:03:09.01 ID:+T11Q7+s0
まあ別の二次創作絡ませようとするのは普通にアウトだからスルー安定でしょ
そもそもアナザーなんて初めて聞いたけど
672 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/23(木) 18:22:28.35 ID:4drpf5na0
>>668
は荒らしじゃなくとも荒らし認定され兼ねないから気を付けた方がいいよ。sageてないし。
673 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/24(金) 07:28:25.74 ID:cR+FiA2vo
あれこれ言いませんが、ネタバレはよろしくないです。
>>1
だけが困るなら良いのですが、スレは
>>1
以外の人もいるので止めましょう。
って感じで。優しい世界。
674 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/24(金) 07:35:08.19 ID:cR+FiA2vo
>>668
花村「まあまあ、そう言わずにさ。カニ食べに行こう?張り切って行こう」
西園寺「意味分かんないんですけどー!?」
☆
テレビクルーと合流し、某所のそれなりのお値段が張る高そうなお店に来た………。
カメラ「よろしくお願いします」
ディレクター「よろしくお願いします、西園寺さん」
西園寺「よろしくお願いしまーす……あの、不躾な質問かもしれな……しれませんけど、なんでわたしなんですか?」
ディレクター「はは、あなたはご自身の魅力に気付いておられないと見える」
西園寺「?」
ディレクター「素のままそのまま、振る舞っていただねれば大丈夫です。多少失礼な言葉遣いも、注意するものはおりません」
花村「そ、それって大丈夫なんでしょうか……?」
ディレクター「はい、問題ありません。むしろ、多少乱暴な所作をお願いします」
西園寺「えっと、どういうことですか?」
ディレクター「そういうものを求めている観客がいる、ということです」
すたすたすた
西園寺「どういうことだろ……?」
花村(西園寺さんの魅力か)
花村(まさか……毒舌タレント的な要素を求められている?そんなまさか)
花村(でも、周りに忖度しない姿は確かに魅力的か?うーん)
▼
1:とにかく素直に
2:暴言っぽく褒めよう
3:往年のツンデレ
4:とにかくカニを食べよう
5:そのた
↓1
かにたべたい
675 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/24(金) 07:57:55.90 ID:xiGiQabx0
西園寺らしさを
676 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/24(金) 08:00:15.53 ID:Alsblwm30
5.あくまで毒舌。毒舌と暴言を履き違えてはいけない。
677 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/27(月) 21:23:30.80 ID:Wp8MoQG3o
>>675
花村「……今回は西園寺さんらしさを求められている仕事だ。だから、とにかく西園寺さんらしさを出していこう」
西園寺「わたし、らしさ……」
花村「ぼくの考えている西園寺さんは、言葉は辛辣だけど、絶対に芯を傷付けない人だよ」
西園寺「……!」
花村「難しいと思うけど、きみならできるよね?ふふ、だってきみは一流だもの!」
西園寺「ふ、ふふん?おにぃはよくわかってんじゃん、さすがはわたしの奴隷だよねー!」
花村「有り難き幸せ」
西園寺「ちょっとおにぃ!?そこ乗るの!?」
☆
西園寺「わー、これがこの辺りで名産って言うかに?」
かに『………』うごうごうご
西園寺「すごい動いてる!捕まったのに、残念だねー。動いても無駄だよ?」
西園寺「このっ、このっ!」がしっ
かに『!?』
西園寺「きゃはは!生きてるかにを食べるなんて初めてー!」
かに『!!』うごうごうご
店主「ええ、ここでお出しするまでは生け簀に入れてありました」
西園寺「でもわたし、かにって食べづらいからきらーい!」
店主「! そう言われると思っていましたよ!」
西園寺「え?」
ぱちんぱちぱっちーん!!
西園寺「!! かにが……」
店主「ふふ。食べやすいように甲羅にカットを入れる、当たり前ですよ」
西園寺「ふ、ふふん!この程度でいい気になんないでよ!実際に食べてみなきゃわかんないんだから……」
ぱく
西園寺「!!!???」
678 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/27(月) 21:32:52.74 ID:Wp8MoQG3o
西園寺「身がしっかり弾力がある……うちのプロデューサーのお腹と同じくらい、ぶるぶるで歯が跳ね返されてるよ!?」
西園寺「それに、ただしょっぱいだけのはずの海水でしか味付けしてないのに、あとからこみ上げる味わいが口の中に広がるとか……!」
店主「どうです?」
西園寺「お、おい……っ、いや、甘みは確かに強いけど、そんなの普通のかにだってあるし……!」
店主「果たして本当でしょうか?」
はむ……
西園寺「……!? 噛めば噛むほど、甘くなる!?和菓子みたーい!」
店主「かには主に冬の時期が食べごろです」
店主「なので、水槽も氷点下の世界を再現し、水温も限りなく冷たくしてあります」
西園寺「く……かにのエキスパートは舐めちゃいけないってことか……!」
店主「ふふふ……」
西園寺「でもそれだけじゃないでしょー?おらっ!もっと重要なこと、言いなよ!」
店主「うっ……これは言うわけには……!」
西園寺「えー?店主さんはわたしにも負けちゃう弱虫さんなのー?」
店主「くっ、仕方がない!!」
店主「……かにの身の甘みを引き出す、独自のバランスで配合された餌を与えています!」
西園寺「ま、まだまだ、それだけじゃ足りないって!」
はむはむはむ
店主「さらに!シーズンに合わせて産地の違う多種類のかにを用意!」
西園寺「もっと!そんなんじゃかにさんが可哀想だよ!?」
店主「今なら期間限定、7500円(税別)でかに三種食べ比べコースだぁぁぁ!」
西園寺「三種!?二種じゃなくて!?」
店主「9500円(税別)なら当店の全種類のかに180分食べ放題コース+プレミアム飲み放題でエビスビールも付いてる!」
西園寺「うわーん!!店主さん、太っ腹すぎるよー!!」
ディレクター「なんか……思ってたのと違うな……」
西園寺「え?こういう感じじゃなかったんですか?」
花村「店主さんノリノリすぎてよかったね」
店主「たのしかったです」
☆
679 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/27(月) 21:40:38.43 ID:Wp8MoQG3o
☆【72日目】
花村「ぼくもトレーニング、受けたほうがいいかな……」
弐大「なんじゃあ、藪から棒に?」
花村「いや、ちょっと……」たぷん
西園寺「そこはおにぃのいいとこなんじゃないの?」
花村「もっといいとこほしくない?」
☆仕事の予定/言子
【72日目】レッスン←Now!
【73日目】おやすみ
【74日目】ファッションショー
【75日目】朗読会
【76日目】おやすみ
!81日目に舞園のラジオゲスト!
☆仕事の予定/西園寺
【72日目】レッスン←Now!
【73日目】おやすみ
【74日目】ファッションショー
【75日目】ランドセルのCM
【76日目】◆アイドル番組/オーディション
☆仕事の依頼
【77日目】音楽番組
【77日目】街ブラ系のロケ
【78日目】雑誌取材(言子向け)
【80日目】◆新曲の仮歌入れ(言子)
【80日目】リモート系の収録(ふたり分)
【83日目】音楽番組
【85日目】◆ドラマの打ち合わせ(言子)
【88日目】芸人ラジオのアシスタント
!重要:90日目以降主演ドラマ+主題歌!
花村(空木さんのドラマの話、近付いてきたな。)
花村(撮影をぱっと短期間で行って、放送するらしいけど……間に合うのか?)
▼
1:レッスン行こう
2:ぼくは事務作業さ!
3:何か一品作ろう
4:そのた
↓1
680 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 22:33:33.33 ID:Ig4PQSUu0
3
681 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 23:43:31.69 ID:wnfENwkCO
オーバーキルやめよ???
682 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 01:16:12.23 ID:oNBre0Jn0
6桁ゾロとか、長く続くダベミスレでも何回あったっけ…?もしや初なのでは??
これはこじつけかもだけど、安価も3で実質7桁だし!!
683 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/28(火) 06:08:06.60 ID:oaFHu0W30
地味に時間もゾロ目だと言う…
684 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/29(水) 08:33:13.68 ID:i0jrPwm70
>>680
(゚Д゚)
685 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/29(水) 11:51:31.46 ID:7KLtDPjwo
6桁ゾロは記憶にある限り2回目でしょうかね……?
こんなにきれいなゾロでオーバーキルされたのは初めてです。ありがとう680
今のうちに願望を書いておくんだ。
686 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/29(水) 11:57:10.81 ID:7KLtDPjwo
>>680
パァン!(様々な判定が大破する音)
花村「今日はレッスンだっけ?」
言子「はい、歌のレッスンを受けてきます」
西園寺「わたしも一緒に受けてくるんだー!」
花村「なるほど。じゃあぼくもあとから行くよ。きみ達は弐大くんに送ってもらって」
西園寺「え、おにぃが送迎するんじゃないの?そのために存在してるんでしょ?」
花村「うーん、実はそれだけのためじゃないんだよねえ!」
☆
花村「さて」ごとん
社長「花村くん?何を始めるのかね」
花村「いやぁ、ふたりとも頑張ってますし、社長も最近お疲れみたいですから……」
花村「ここいらでぼくが、みんなを元気(意味深)にする料理を作ってあげようかなと思いまして!」テルテルーン
社長「なん……だと……?」
花村「んふふ、特に暑い時期は夏バテなんかが怖いですし。今のうちに精力(直球)を付けとかないとね!」
花村「ぼくのツノも元気にしないと!」
社長「それはいいんだが、何を作るのかね?」
花村「そうですねー……、」
▼
せっかくだから せっかくだから
俺はこのフリー安価タイムを選ぶぜ!
↓3くらいまで
花村に作らせたい料理とか、社長と会話したい内容とか
既にコンマ判定は壊れているので、よっぽど内容が破綻してない限り採用
687 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/29(水) 12:30:56.70 ID:fXKyXKTRo
アツアツのピッツァも食いてえ!
ナラの木の薪で焼いた故郷の本物のマルガリータだ!
ボルチーニ茸ものっけてもらおう!
688 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/29(水) 12:32:47.47 ID:oYs6upk70
料理とか内容じゃあないけど、タイミング的にこれを食べて西園寺がビッグバン化ってのはどうでしょう?
この後のCMとかが破綻しかねないのがアレですが。
689 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/29(水) 13:05:32.15 ID:ql3rLbkdo
社長の過去話聞きたい
なんかライバル社との因縁とかそろそろ明らかになってもいいんじゃないかなと
690 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/29(水) 15:55:56.76 ID:dH4zkTdVO
そろそろ舞園と直接会っておきたいな。
言子たちも本人を目の前にすればさらにモチベーション上がるだろうし。
691 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/29(水) 17:33:10.00 ID:7KLtDPjwo
>>687
花村「熱々のピッツァ、喰いてぇなぁ〜〜〜〜」
社長「えっ?」
花村「実は!今ピザ釜にもいろんな種類があるんです!」
社長「花村くん?」
花村「設置型……はこの事務所に置けなかったので、苗木くん」
苗木「うん、前に注文しておいたこれだね」
参考→ttps://www.amazon.co.jp/dp/B07HTB83BT/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_LktiFbZ8ZNT1G
こんなの
花村「こういったポータブル、持ち運びができるものを用意すれば、いつでもどこでもピザが焼けます」
社長「花村くん?誰に説明してるんだ?」
花村「ナラの木を薪に使えば、熱量も多く延焼時間も長いため、非常に長く楽しめます」
たんたんたーん(薪を切る音)
花村「苗木くん、中に着火剤と炭を入れて内部を温めておいてくれないかな?」
苗木「そう言われると思って既に加熱済みだよ。あと少しで400℃まで上げられるんじゃないかな」
社長「室内だよね!?」
苗木「はい。ですが、換気は充分に行っていますし、窓も開けているため窒息に至ることにないです!」
苗木「また、感染症対策として逐一器具などを消毒し、衛生管理を徹底して、最小限の人数で作業を行っています」
花村「予めご了承ください」
社長「ご了承はしているが誰に説明しているのかね、私じゃないよねこれ?」
花村「内部に熱が溜まったらこのナラの木材を入れて加熱の準備を」
苗木「わかったよ!」
花村「さてその間にぼくはピッツァの支度を………」
花村「と、実は前日から生地を捏ねて仕込んできましたー!!!」
社長「なんで?」
692 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/29(水) 17:44:25.45 ID:7KLtDPjwo
花村「今から社長に食べていただくのは……そう、ナポリピッツァの代表、もっともシンプルかつ最高に美味しい一品」
花村「マルガリータ!!」
社長「それを言うならマルゲリータだろ!?」
✕ マルガリータ(テキーラベースのカクテル)
○ マルゲリータ(ピッツァ)
苗木「何かおかしいなと思って事前にヤホーでぐーるぐるっておいて正解だったね!」
花村「ファイヤフォイッッッッキシ!!でも調べたけどよかったよ!」
社長「YahooだしGoogleだしfirefoxは検索エンジンではないんだが……」
社長「なに?どうした?君たち何か危ないヤクでもやってしまったのか……?それとも私の教育が……」
花村「危ない薬?そんなもの摂取していませんよ……ただばかうけの表面を舐めたくらいです……」
社長「ちゃんと食べ給え」
☆マルゲリータのレシピは→ttps://www.orangepage.net/recipes/detail_137075を参考にしました。コウテンケツさんありがとう
花村「フライパンに」ごとん
社長「いつのまにカセットコンロを……」
花村「社長、『カセット↓コ↑ンロォ!』です」
社長「言い方はどちらでも良い」
花村「オリーブオイルとにんにくを入れ、匂いをオイルにつけていきます」じゅわっ
花村「予め用意しておいたホールトマトを軽く潰して……」ぐしょぐしょっ
パチパチパチパチ……
花村「にんにくの香りがしてきたあたりで、投入!」じゅわおっ
花村「中火で煮立てて準備しながら……よいしょ」ごとん
社長「それは前日に仕込んだと言うピザ生地……」
花村「今日使わなんだら腐っでまうでねえか!パイ生地のように!パイ生地のように!」
花村「というわけで何個かの塊に切り分けまして……」とんとんと
社長「そのパイ生地を菊練りされたいのかね君は」
花村「大きく広げていきます……よっ!ほっ!」ぐにんにんにんにん
ぱちっ……ぱちぱち……
苗木「よし、木材で温度も上がった。いつでも焼けるよ」
花村「ありがとう、苗木くん!」
693 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/29(水) 17:52:41.52 ID:7KLtDPjwo
花村「生地に先程作ったトマトソース!そして上からさらにチーズとバジルを乗せ、」
花村「いざ!なう!」がっこん
苗木「早ければ2分ほど、少なくともこの大きさなら5分くらいで出来上がると思います」
社長「ツッコミどころも多かったが、たしかに美味しそうな匂いはしているな……」
じゅううううう……
花村「ちょっと生地を薄めにして、カリッとグリズリー風に焼くと食感にアクセントが出て」
社長「クリスピーだな」
花村「シンプルなマルゲリータには合うかもしれないね」
苗木「次のマルゲリータも用意しちゃって大丈夫だよ」
花村「おっけー!」ぐにぐに
社長「ふむ……匂いが……室内に充満して」
じゅううううう……
花村「よし、どんどん焼けるよ。サイズも小さいから、次々食べられるんじゃないかな!」
苗木「うん!じゃあ、最初のピザを出すよ!」
がしゃがしゃ さっ
社長「! シンプルながら見た目も香りも十分、それに……!なんだ、食欲をそそられる……!」
花村「フチが軽く焦げているように見えますがご安心を……切りますね」
しゃくっ!
社長「な、まるで野菜でも切ったかのような音!」
花村「かりかりに焼き上がったからこそのこの音ですよ。食べてみてください」
ぱりっ
社長「う………うーまーいーぞー!!」ぴかーん
社長「シンプルなレシピながら、私の舌を包み込む旨味!」
社長「それに……なんだ、生地も特殊なのか?ソースでヘタレずしっかり焼き上がっている!」
花村「まだまたありますからね、食べてください」
社長「ああ、いただくよ、いただくとも……!」
社長「こうしていると、あの頃を思い出すねえ。まだ私の事務所に、アイドルがたくさんいた頃を……」
花村「え?」
694 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/29(水) 19:11:01.94 ID:7KLtDPjwo
>>689
花村「その話……よかったら、詳しく聞いても?」
社長「まあ、そろそろタイミングだろう。いいよ、話そうか」
★
>>378
あたりから
社長「……以前、私が他の事務所にハメられて、タレントを奪われた話をしたね」
花村「そうでしたね。そのときはまだ離せないって……」
社長「君も感づいている通り、あれは【ニュースターエージェンシー】……今の舞園くんがいる事務所だ」
社長「かつてここは、【ホワイトプラン】と言う事務所だった。多くのタレントが所属していたんだ」
苗木「舞園さんや……あの人、ですね」
社長「以前見せたのは【葉隠 浩子】……女優、モデルの仕事をしていてくれた。それから、この子」さっ
花村(また見たことないひとの写真だ)
社長「……【忌村 静子】……顔を出さない、メディア露出を極力減らすことを条件にヴォーカルデビューした歌手だ」
社長「他にも何人か……ああ、言ったことはあったかな?実は白銀さんも昔はうちの所属だったんだ」
花村「そうなんですか!?」
苗木「本人、絶対言わないからわかりませんでした……」
花村「それで……」
社長「……ああ。この事務所の当時のマネージャー……今の【ニュースターエージェンシー】の社長に、話を持ちかけられたことがあった」
社長「他社との業務提携。つまり、マネジメント業務などを分担しようというはなしだよ」
社長「CD発売や様々な業務を向こうの事務所に、タレントのマネジメントなどは【ホワイトプラン】に、という話だった。ところがそれがこじれてしまってね」
花村「シングル販売やグッズ制作の事務所が別事務所として立ち上がることはそこまで珍しくないのに、どうして……」
社長「当時の彼はあまりタレントに好かれていなかったのもあるし、あるいは業務量やらギャランティの問題だね」
花村「……」
社長「同意書が私の見た時から書き換えられており、タレントの所属がすべて向こうに移っていることが分かったのは、全て終わったあとだったよ」
社長「はは、私も最終チェックを怠ってしまった。当時、舞園さんを売り出し中で大忙しでね」
社長「同意書を書いて一週間も経たないうちに、まずニュースが流れて……それから……」
花村「……その社長って……」
社長「ああ。まだ社長をしているんじゃなかったかな」
社長「【大江 稔】……下卑た人間だが、手腕は本物だ」
695 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/29(水) 19:57:31.94 ID:7KLtDPjwo
花村(大江……)
苗木「……ニュースでは事務所設立!としか流れてなかったので、知りませんでした……」
社長「だろうねえ。そして、それを不満に思ったタレント達は事務所との契約を更新せず、引退や移籍を行ったのだよ」
社長「浩子ちゃんもそのひとりだな。今は何をしているんだろう……」
花村「……」
花村(社長……)
花村(……ぼくが、ぼく達が頑張らなきゃ……)
花村(なんとかして、社長に笑顔を……!)
>>688
☆数時間後
がちゃ
言子「只今戻りました……あら?」
西園寺「ただいまー!って、なにしてんの?」
ごおおおぱちぱちぱち
花村「ん?おかえり。あれ……もうそんなに時間経ってたのか……」
苗木「おかえり。ふたりにもピザがあるよ」
言子「ピザ、ですか?」
花村「ああ、うん。ピザを作ったのさ。食べるかい?」
西園寺「いっただっきまーす!」
ぱく
西園寺「うん!美味しい!」
ぴかーーーーーっ
花村「!?」
ビッグバン西園寺「これが……花村おにぃのピザ!」
花村「」
☆
西園寺「えーーっ!?なんかわたし、おっきくなってるーーー!!??」
花村「どういうことなの……」
苗木「愛の力?」
弐大「昔聞いたことがあるのう。心に何か思うところがあれば、肉体も成長が止まると言う話じゃ」
弐大「おそらく、じゃが……花村のピザを食べた西園寺の心にあったトラウマが溶かされ……」
花村「相応の成長したってこと!?」
社長「これは……」
社長「明日から使える」きりりっ
花村「タフネスー!?」
☆
696 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/07/29(水) 20:01:33.01 ID:7KLtDPjwo
【73日目】
おやすみ
花村「今日は休みだ」
ぷるるるるぷるるる
花村「……ん?はい、もしもし……あ、西園寺さん?」
☆昨日
西園寺『おにぃー、これ大丈夫かなぁ』
花村「一応病院で見てもらいなよ」
☆
花村「うん……うん……」
花村「ほんとに!?よかったね。あ、でも無理しちゃだめだよ?」
花村「大きくなったってことは多分一番上に血が集まってる状態だから、つまり勃」
花村「……切られちゃった」
ぴっ
テレビ『奇跡!?西園寺日寄子、突然大きくなる』
花村「ニュースんなってるよ、そりゃそうだよね」
花村「………」
花村「………いや、こんなことってある!?」
▼
1:このまま西園寺の番組収録までダイジェスト
2:もう判定は無意味?エンディングまで書く
3:まったりおやすみなので飯を作ろう
4:さくらちゃんとこに行こう
5:街ブラ
6:そのた
↓1
>>690
よく考えたら直近でそのタイミングがあるのでそこでやりまーす。
697 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/29(水) 20:44:33.09 ID:9m82hjP60
浩子さんか静子ちゃん探そう
698 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/02(日) 21:58:40.02 ID:s6ooOwS6o
いくぜいくぜいくぜ
699 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/02(日) 22:18:39.84 ID:s6ooOwS6o
>>697
8月じゃん………
花村(………とにかく)
すくっ
花村「探そう。ふたりを」
花村(事務所を立て直すには、最盛期のメンバーを集める必要がある)
花村(行方がわからないのは、葉隠さんと……忌村さんか)
───舞園さんは、やめることもできない状態だ。
花村(本人がアイドルの仕事を好きなのもあるし、それに……)
花村(おそらく契約も……うーん、なによりも売れてしまったし……)
ぴっぴっ
花村(いや……!葉隠さんは以前に会ったな。ものすごい偶然だった)
花村(病院だよな?でも、いきなりノーアポで行くのはまずいか)
ぴっ……
花村(……忌村……さん、ダメだ、見当も付かない)
花村(うーん、どうしたもんか……?)
がちゃ
花村(とりあえず無策で外に出てきた、けど……どうしよ)
▼
1:街に繰り出すか?
2:病院……?
3:どこか遠くの方へと
4:そのた
↓1
700 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/02(日) 22:25:31.66 ID:MCxyxFfm0
1
701 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/02(日) 23:24:52.76 ID:s6ooOwS6o
>>700
まちにいこうよ!
花村「とびだせ!」
☆で、街
花村「さて、街に来ました」
ざわざわ
花村「いやー!人が!そこそこ歩いているなぁー!そこそこ!」
花村(しかし、無策すぎて)
??「ふぅ………」とぼとぼ
花村「………」
??「どうしましょう……」
花村「………ん?」
ちら
花村(この写真)
ちらちらちら
花村(え?)
??「………」
花村「あれ、忌村さんじゃね?」
すたすたすた
花村「あ……」
花村(しかしだ、どうやって声をかけたもんだろう)
花村(社長に聞いたところ、忌村さんは結構なビビリらしい)
花村(ぼくみたいな知らない人が突然声をかけたら心臓破裂するかもしれないが、)
花村(はてさて)
忌村「あの……」
花村「!?」
忌村「あの……あなた、その……」
忌村「どうしたの?私のこと……見ている、から……」
花村「えっ!????」
花村(なんなん!?)
花村(なん……え?そしてめちゃくちゃ声か細いな?)
▼
1:とりあえず家に連れ帰る
2:今まで……何してたんです?
3:大丈夫ですか?お体大丈夫ですか?
4:ひとまず連絡先交換
5:そのた
↓1
702 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/03(月) 00:02:02.92 ID:/1QYd6CM0
2
703 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/04(火) 11:35:14.08 ID:FTFKGkhbo
>>702
花村「はは……本当にこんな美人がぼくの前に現れるなんてね!」
花村「興奮しすぎて昼も眠れなさそうだよ!」
忌村「は、はあ……?」
花村「それより、忌村さん……ですよね」
忌村「? そう、よ……私、あなたと会ったことが……あったかしら?」
花村「いえ、ちょっとひとつお聞きしたいことがあるんです」
ぺら
忌村「それ、は、昔の事務所、の……みんなの、集合写真……?」
花村「……社長も、あなたの行方を知らないと言ってました」
花村「今まで……何してたんです?」
忌村「あ、それは……特に、なにも」
花村「なにも?」
忌村「私は……」
忌村「……、……言えない……いえ、言えるようなことは何もしていないの」
花村(……?)
忌村「昔から、あまり体も……強くなかったし」
花村(そういえば、忌村さんは大きめなマスクをつけている。ご時世かと思ったけど、そうでもないみたいだ)
花村(素材は……なんだろう?分からないけど、通気性は良さそうだね)
花村「会社の方針が嫌になって、いなくなってしまったんですか?」
忌村「そうね、そんなところよ……私も、バカだった……まさか、あ、あんな契約書を理解してなかった、なんて」
忌村「社長に申し訳、ないし……新しい事務所では、み、み、水着に、なれなんて、言われるし!」
忌村「……む、無理よ、無理なの!私は、容姿には自信がなくて……」
花村(顔を見せないという条件はそのためか。声だけなら活動できると思ったんだろう)
忌村「それで、あなたは……なんで私を……?」
花村「あ、それは……」
★かくかくしかじか
忌村「新しい事務所を?」
花村「はい。それで、忌村さんの話を聞いたんです」
花村「それで、もしよかったらまたどうかなと!」
忌村「ありがとう、だけど私は……」
忌村「……アイドル、なんて仕事、もうできないわ……」
花村(………)
▼
1:事務所にきてください!
2:一緒に遊んでもらえませんか?
3:僕の料理(直球)をお食べ
4:そのた
チェだぜ
↓1
704 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/04(火) 12:20:46.59 ID:BsghmCQxO
3
705 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/09(日) 15:37:35.65 ID:YnCoGJtho
夏バテです。暑いね。みんな水分補給はしっかりと。
706 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/09(日) 15:45:24.39 ID:YnCoGJtho
>>704
花村「ふっふっふ……そう言われると思って、対抗策はすでに用意してあるのさ」
忌村「それに乗るとは、い、言ってないのだけれど……」
花村「ぼくの料理をお食べ、お食べぼくの料理を」
忌村「!?」
◇数十分後、事務所
花村(休みだけどキッチンは借りられたから……)
花村「かんたんなものしか出来ないですけど」
ことん
忌村「か、簡単でこんなに……完璧、じゃない……?」
花村「そんなそんな、余り物でもできる簡単なものをいくつか出しただけですよ」
忌村「お、おいしい……おいしいわ……」
ぽた
忌村「う、うう……うううっ……!」ぽろぽろ
花村「え?き、忌村さん、突然どうして……」
忌村「うっ……こ、こんなに美味しいもの……初めて、食べたわ」
忌村「私ね、持病があって……薬との兼ね合いで、甘いものが食べられないの」
忌村「だけどこれは……違う、人工的な甘味じゃない、作った甘みじゃなくて……自然な、甘み!」
忌村「こんなの、食べられるなんて……思ってもなかったわ……」
花村「……忌村さん」
忌村「……今はね、」
花村「?」
忌村「近所の薬局で、働いているのよ。薬剤師として」
名刺すっ
忌村「だ、だから……ほら、兼業なんて……できない、でしょう?」
忌村「あなたの気持ちは、嬉しいわ。だ、だけど、今すぐあなたにどうこうとか、できるわけじゃない……」
花村「確かにそうですね……」
花村(ぼく達の都合で、いきなり今の仕事をやめてくれ!なんて虫が良すぎる。なにより、今後を保証できない)
花村(………)
▼
1:声の仕事を続ける、とかは?
2:大きなイベントを手伝ってください
3:んふふ、会えただけで嬉しいですよ
4:コネクションを活用
5:そのた
↓1
707 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/09(日) 16:34:41.31 ID:t2oqLQ+t0
1,具体的にはコーラスとかでやっていけると思う
708 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/17(月) 19:24:55.26 ID:O9orCPbso
お盆休暇(勝手に)頂いてました。SSにも働き方改革
709 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/17(月) 19:32:39.77 ID:O9orCPbso
>>707
花村「だったら、舞台に立たないと言う方法も取れます!」
忌村「? それはどういう意味で……」
花村「コーラスですよ」
忌村「!」
花村「メインで仕事をするだけが芸能界じゃありません。それに、声の仕事なら忌村さんの希望も叶うはず」
花村「生放送でのナレーション、いわゆる『天の声』の需要も高まってますが、それ以外の面でも声の仕事はたくさんあります」
花村「例えばコーラス。ぼくの事務所にはたくさんのアイドルがいますから……その曲にコーラスを入れる、それだけでも十二分に仕事です」
花村「その、前のことが気になるなら、アイドルじゃなくても、いいから……」
花村(どうしても、目を離せなかった)
花村(これを放っておいてしまったら、だめだと思った)
花村(この人には才がある。それを放置なんてできない)
花村(だけど、それはぼくのわがままでもあるし……)
忌村「あなた、本当に不思議ね……昔から、わ、私のことを知っているみたい」
花村「そんなことは」
忌村「……いいわ」
花村「え?」
忌村「さっきのご飯の……、お礼。コーラスくらいなら、て、手伝えると……思うの」
忌村「私でできることがあるなら……言って、や、やってみる、から」
花村「忌村さん……!」
◆Get!!
【忌村 静子】の協力を得ることに成功した!
花村「じゃあ、お仕事が来たら呼んでもいいですか?」
花村「もしくは仕事がない日でも」
忌村「ふふっ、面白い子ね……」
花村「ぼくは本気ですよ」きらり
忌村「そう、ね……ほどほどにしてちょうだい?」
◆
710 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/17(月) 19:39:40.38 ID:O9orCPbso
【74日目】
社長「そ、それは本当かね、花村くん!?」
花村「ええ、このぼくにかかればこのくらい!」
西園寺「お、おにぃ、一体なにしたのさ?法律の範囲内で暴れた?」
花村「そんな危険なことしてないからね!」
言子「それにしても、ほんとうにありがたいお話ですね。ありがたいといえば、昨日近所のおばさまがお小遣いをくれました!」
弐大「おお、良かったのう!」
言子「はい!お母さんにとられ……預けてきました!」
花村(そういえば、空木さんからあまりご両親の話は聞かないな……西園寺さんもだけど、年齢がちょっと違うし……)
☆仕事の予定/言子
【74日目】ファッションショー←Now!!
【75日目】朗読会
【76日目】おやすみ
【77日目】レッスン
【78日目】レッスン
【79日目】未定
【80日目】未定
!80日目に仮歌入れ!
!81日目に舞園のラジオゲスト!
☆仕事の予定/西園寺
【74日目】ファッションショー←Now!!
【75日目】ランドセルのCM
【76日目】◆アイドル番組/オーディション
【77日目】おやすみ
【78日目】レッスン
【79日目】未定
【80日目】未定
☆仕事の依頼
【80日目】リモート系の収録(ふたり分)
【83日目】音楽番組
【85日目】◆ドラマの打ち合わせ(言子)
【88日目】芸人ラジオのアシスタント
【89日目】ダンス大会
!重要:90日目以降主演ドラマ+主題歌!
▼
1:とりあえず会場に行こう
2:近くをドサ回りだ
3:忌村さんの仕事を取らなければ……
4:ぼくもレッスンしよう
5:そのた
↓1
711 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/17(月) 19:40:54.54 ID:fv6j46N80
2
712 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/24(月) 15:40:19.53 ID:0I2Hnw5Fo
>>711
西園寺「それじゃあ、大舞台出てくるからね。おにぃはそのへんで口開けて埃と雨だけ食べてなよ!」
花村「なんでそんな辛辣なこと言われなきゃいけないんですか!」
◆
花村「……さて、ふたりは行ったな。それじゃあ……」
苗木「? 花村クン、どこか行くの?」
花村「うん。この近所を回ろうと思ってね。仕事探しと、協力者を得るために」
苗木「でも、花村クン……」
※編集注:ドサ回りという場合は『芸能人が地方を回ること』を指します
花村「ふふふ、きみは忘れたのかい?ぼくたちには新しい仲間がいるじゃないか」
苗木「それはそうだけど、地方には行けない……」
花村「ふふふ……」
苗木「?」
◆で
忌村「……東海まつり?」
花村「はい。それも、今年はオンライン。だから都内にいながらにして、ドサ回りを実現できます」
忌村「ぱ、パワープレイすぎる……わね、それを考えるために時間がかかったの?」
花村「ノーコメントでおなしゃす」
苗木(東海は近いのか?)
忌村「い、いいわ。司会をすればいいのね」
花村「はい!そして、顔出しはなし!」
忌村「まぁ……3Dモデルが喋ってくれるのね!」
苗木「オンライン営業、すごいな……」
◆
713 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/24(月) 15:50:06.11 ID:0I2Hnw5Fo
◆
アバター『みんな〜!こんにちは〜!今日は東海まつりオンラインに来てくれて、ありがとぉ〜!』
ぱちぱち
アバター『わたしは【ゆんてぃ】!おまつりの司会だよ〜!』
花村「突発の仕事があって焦ったぁ……」
苗木「こういうことに対応できるようになったのは強いね」
花村「向こう側が心配だけど……まぁ、なんとかなるでしょ」
花村「いつまでもぼくがついてなきゃいけないような子たちじゃないし」
どんどんどんどん
苗木「オンラインイベントか、これからさらに盛り上がりそうだね」
花村「うん、きっとそうだよ。この手の仕事、忌村さんにお願いすることになるかもなぁ。それに……」
苗木「それに?」
ぴっ
花村「このイベント、終盤ではあの子が歌うみたいだし」
苗木「! フリーの……」
花村(MONACAちゃん、か……素性不明のフリーアイドル……)
▼
1:オンラインのお祭りを体感する!
2:新しい仕事を探しにいく
3:忌村をリラックス(意味深)させよう
4:モナカをスカウトしてみる?
5:そのた
↓1
714 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/24(月) 15:55:04.93 ID:CMMYcPKqO
1
715 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/24(月) 15:56:40.40 ID:tR+MgoQD0
4
灰慈ともなんらかのフラグが立ったりしたらいいな
716 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/24(月) 16:37:30.88 ID:0I2Hnw5Fo
>>714
花村「オンラインのお祭りってどうやって楽しむもんなんだろう?」
苗木「確かに、普段なら屋台が出てるようなお祭りを想像しちゃうけど……」
◆
職人『りんご飴を作る動画だよ!』
苗木「!?」
売り子『○○市で販売しています、お近くの方はぜひ〜』
ステージ『さぁ!ここからは地元のアーティストコーナー!』
苗木「なるほど……」
ステージ『そしてこのTシャツを購入すると、地元のライブハウスに支援できます!』
苗木「そうか!そういう支援方法もあるのか!」
アバター『東海まつり限定アイテム紹介〜!』
アバター『ここでは、地元のお店の方が特別に、このイベントのために作ったグッズをご紹介します〜』
花村「ここでしか買えない、というプレミア感、さらにどこからでも買えるという利便性……それが揃ってるから、誰でも楽しめるね」
かちかちかち
苗木「? 花村クン、なにして……あ!」
花村「社長にこのネクタイを。オンラインイベント参加店のものだってよ?」
花村「それから、食べ物系を……」
苗木「いいね、本来なら見栄えが悪くて廃棄されるけど、品質に問題ない干物なんていつでも食べられるし……」
花村「これとか」
苗木「あ、あとそれも」
わいわいわい……
◆数時間後
アバター『今日はみんな参加してくれてありがとぉ〜』
アバター『ステージイベントは終わっちゃったけど、イベントは今日の20時までやってるよ〜』
アバター『みんな〜、ありがとぉ〜』
ぱちぱちぱち
アバター『最後は、ここ10年の花火映像総まとめでお別れ〜、それじゃ、またねぇ〜』
ヒュ~~~~…………ドォォーーーン!!!!
花村「映像でも花火、きれいだねえ」
苗木「……うん、そうだね」
苗木(できれば女の子と見たかった)
◆
717 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/24(月) 16:45:16.23 ID:0I2Hnw5Fo
【75日目】
花村「昨日は楽しかったねえ」
苗木「う、うん、そうだね」
花村「忌村さんのお給料用意しておかなきゃな……」
花村「手渡しでいいかな?」
苗木「そんなことある?」
(※某プロダクションとかはまだ手渡しらしいです)
言子「わたし達も一応振り込んでもらっているんですが……?」
☆仕事の予定/言子
【75日目】朗読会←Now!!
【76日目】おやすみ
【77日目】レッスン
【78日目】レッスン
【79日目】未定
【80日目】仮歌入れ
!80日目に仮歌入れ!
!81日目に舞園のラジオゲスト!
☆仕事の予定/西園寺
【75日目】ランドセルのCM←Now!!
【76日目】◆アイドル番組/オーディション
【77日目】おやすみ
【78日目】レッスン
【79日目】未定
【80日目】未定
☆仕事の依頼
【80日目】リモート系の収録(ふたり分)
【83日目】音楽番組
【85日目】◆ドラマの打ち合わせ(言子)
【88日目】芸人ラジオのアシスタント
【89日目】ダンス大会
!重要:90日目以降主演ドラマ+主題歌!
花村「西園寺さんのランドセルのCM」
花村「……あ、忘れてた」
西園寺「でもさー、ニュース見てないわけないと思うし。キャンセルなら電話あるよね?」
▼
1:西園寺についてく
2:言子についてく
3:事務作業を済ませる
4:そのた
↓1
718 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/24(月) 17:07:55.39 ID:tR+MgoQD0
1
719 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/24(月) 17:54:41.12 ID:0I2Hnw5Fo
>>718
花村「うーん、弐大くん、悪いんだけど西園寺さんに付いて行って処理あれこれ頼んでもいいかな?」
弐大「無ッ? ああ、仕事がなくなった場合、ということか?」
花村「そういうこと。ぼくは空木さんの現場を見に行くよ」
◆
子供たち「きゃっほい」
先生「はーい!今日はなんと、お絵本を読んでくれる特別な人が来てくれましたー!」
子供たち「きゃっほい」
先生「どうぞよろしくお願いしますね、空木さん」
子供たち「きゃっほい!」「あー、テレビで見た!」「ミナコちゃんだー!」「まるっと!」
言子「はーい、オッスメッスでございます!空木言子でーす!」
子供たち「きゃっほいきゃっほいきゃっほい」
花村(あのリアクションは喜んでいるのか!?)汗だら
言子「それでは、みんなといっしょに本を読みましょうね。何を読みますか?」
子供たち「論破の刃がいいー!」「ボクのヒーローなんとかー」「ブレッドマン!」
言子「全部漫画では?」
子供たち「タイムゴーストパラ……」
言子「読むには負担がかかりすぎです、面白いけど」
子供たち「呪術廻戦」
言子「呪術廻戦を読む子供は怖いでーす!怖いと言えば普通に子どもたちが難しい漢字を読めている事実が結構怖いでーす!」
先生「今の子って、ほんと私達からは考えられないスピードで成長してますよね」
言子「とりあえず危険な漫画を取り除いたほうがいいと思います、子供は世界と自分を識別するのが難しいですから……」
先生「は、はい、すみません……」
言子「あ!そういうつもりじゃあなくて……えっと」
花村(なんでみんな漫画なんだ?いや、漫画は面白いけど読み聞かせには不向きだろ)
花村(っていうか朗読会と言うからもっとかっちりしたものかと思ったけど、割とみんなラフだな。緊張しないのが救いかな?)
花村(しかし、何を読ませてあげようかな……)
▼
1:いろんな仕掛けがある本
2:定番は桃太郎です
3:ちょっと怖い本
4:そのた
↓1
720 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/24(月) 19:39:13.94 ID:8e54HvXSO
3
721 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/25(火) 18:39:43.24 ID:vwWdZv5r0
>>718
の安価ミスってるよね?
安価は西園寺なのに花村は言子に着いていってるし
722 :
◆z.6vDABEMI
[saga sage]:2020/08/25(火) 22:11:54.84 ID:eBbe+rKCO
>>721
まじで?と思ったらマジじゃん………
前回までの
>>1
は命の輝きにしてきました。続きは明日予定
723 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/27(木) 22:08:45.40 ID:b25Vyfuyo
まず
>>720
処理
言子「では、これを読みましょうか?」
つ【おばけの出てくる絵本】
花村(呪術どうこう言ってくる子供がいる前でどこまで通用するか……!)
言子「読みますねー」
子供たち「きゃっほい」
◆で、数分後
子供たち「………」「こわい」「いや……やめよう、もうやめよ?」「うわーん!ままー!」
言子「……、まさかこんなに……効き目があるとは……」
花村(読み方がめちゃくちゃ上手いから本当に怖いの例!)
言子「ええと……『うわー!ごめんなさい!』」
『男の子が言うと、おばけはわーっと大きくなりました』
『ぼくがいやだって言うことはしちゃだめなんだーい!』
『ごめんなさい!』
『みんなもお友達がいやだって言うことはしないようにしようね!』
子供たち「はーーーい!」
花村(聞き分けはいいな)
言子「はい、それじゃあ今日はここまで!」
子供たち「きゃっほい」「楽しかった」「おねえさんが、かわいかった」「すごいよかった」「よくねれた」
言子「一人寝てます!?」
子供たち「おねえさん おうた がんばって ください!!」
言子「! ……はい、私、がんばりますね!ふふふっ!」
先生「本当に……ありがとうございました」ぺこ
花村「ああいえいえ、みんな楽しんでくれたんなら何よりですよ」
言子「花村さんの偉そうな顔はさておきそのとおりです!」
先生「また来てくださいね、お待ちしてます。あ、そうだ」
かさっ
言子「? これは……」
先生「ええ、空木さんにお礼を、って。子供たちが作ったものです」
花村(メダル?のように見える)
花村(どんな表彰状よりも嬉しいメダルだな………)
◆
724 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/27(木) 22:09:19.89 ID:b25Vyfuyo
という夢を見たのさ。
今から
>>718
の正しい処理します、お待ちくだされ。
本当に申し訳ない。
725 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/27(木) 22:14:07.47 ID:b25Vyfuyo
◆
花村(確かにな……キャンセルの電話はなかった……、でももし現地で揉めたら……)
花村「うーん、弐大くん。悪いんだけど、空木さんの方お願いできる?」
弐大「応、任せておけい!」
言子「上手くやってきますね!」
花村「じゃあ……行こうか」
西園寺「うーん!」
◆【で、現場】
監督「うっそだろおい……」
花村(そして案の定、監督はこの件を知らなかった……いやいや、こっちから一報入れたはずなんだけどなぁ)
西園寺「ほんとなんだってば!嘘ついても意味ないじゃん!」
監督「いや、確かにそうだけどもさぁ、」
監督「うーん、どうすっかな……」
アシスタント「子どもたちもスタンバってます、監督」
監督「いや、行ける」
アシスタント「え?」
花村「ほんとですか?」
監督「ああ、振り付けをちょっと変えよう。で、真ん中で踊ってもらうんだ」
アシスタント「でも、そしたら他の子は……」
監督「西園寺ちゃんに被って見えなくなるよりいいだろ」
花村「た、たしかに……」
西園寺「ふふーん、それにわたしなら、今結構引きあるもんね」
監督「そうなんだよ、突然デカくなったアイドル!なんて引きありすぎでしょ?」
▼ダンスは……
1:誰よりも大きく踊ろう
2:協調性を意識しよう
3:振り付けに忠実に
4:むしろ踊らないのはどう?
5:そのた
↓1
726 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/27(木) 22:44:40.89 ID:afaGCwF0O
1
727 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/28(金) 06:30:33.95 ID:uZtJrNWC0
まぁきっと優しいダベミさんの事ですし両方の好感度を上昇させてくれるでしょうね(ゲス顔)
728 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/30(日) 20:31:15.37 ID:/F7fA+wYo
>>727
……ま、まぁね!
>>726
花村「……そうだ!!それなら……」
こしょこしょこしょ
監督「……なるほど!」
☆
ランドセル♪ランドセル♪
西園寺「ランラン春の♪」ぴょい
ランドセル♪
西園寺「これで決まり♪」
ぴょちぴょち
監督「なるほど……、ちょっと遠くだからこそ、大きく動いても絵がガチャガチャしないな」
花村「西園寺さんもちゃんと目立てて何よりです」
西園寺「どーお?おにぃ、わたし可愛かった?」
花村「もちろんさ!小さい時とはまた違った!大人びた可愛らしさ!」
花村「最高です!ナイスですね!」
西園寺「なんで脱いだの……?」
監督「さすが西園寺さん。ランドセルも窮屈そうに見えないし……」
監督「何よりも、かわいい!」
監督「これは新しい扉が開いてしまいそうだぞ」
花村「おめでとうございます、ぼくと同じステージに立てたみたいですね」ぱちぱち
監督「はっ!?せ、先輩!?」
西園寺「バカどもはなにしてんの?」
☆
729 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/30(日) 20:36:07.62 ID:/F7fA+wYo
☆
☆結果/言子
肩書:大型新人アイドル
好感:良 (95)
体力:中 (70)
気力:中 (60)
話術:良 (93)
歌唱:良 (108)
技術:優秀(142)
演技:優秀(143)
容姿:良 (100)
運動:中 (88)
魅力:優秀(137)
感性:中 (81)
コネ:最低(13)
幸運:低 (60)
☆結果/西園寺
肩書:舞踊家
好感:中 (62)
体力:中 (65)
気力:高 (90)
話術:低 (58)
歌唱:中 (86)
技術:低 (42)
演技:最低(20)
容姿:良 (115)
運動:優秀(150)
魅力:低 (40)
感性:最低(28)
コネ:最低(5)
幸運:低 (45)
☆
730 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/30(日) 20:50:24.84 ID:/F7fA+wYo
【76日目】
花村「さて」
☆仕事の予定/言子
【76日目】おやすみ
【77日目】レッスン
【78日目】レッスン
【79日目】未定
【80日目】仮歌入れ
!80日目に仮歌入れ!
!81日目に舞園のラジオゲスト!
☆仕事の予定/西園寺
【76日目】◆アイドル番組/オーディション←ここ
【77日目】おやすみ
【78日目】レッスン
【79日目】未定
【80日目】未定
☆仕事の依頼
【80日目】リモート系の収録(ふたり分)
【83日目】音楽番組
【85日目】◆ドラマの打ち合わせ(言子)
【88日目】芸人ラジオのアシスタント
【89日目】ダンス大会
!重要:90日目以降主演ドラマ+主題歌!
花村「今日が戦いだ」
西園寺「だね」
花村「……本気で大切な日だねえ」
西園寺「そうだねー」
花村「……頑張ろうね、しかぼくも言えないけども」
西園寺「頑張るもんじゃなくない?ま、やれるだけやるしさ〜」
▼
1:西園寺についてく
2:ついてかずに一応事務作業
3:その他
↓1
731 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 21:18:07.25 ID:4wwpm4k0O
1
732 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/08/31(月) 15:46:48.32 ID:ZKM+k7imo
>>731
西園寺「おにぃは別に緊張する必要ないんだから、なんで今からガチガチなのさ」
花村「仕方ないでしょ、心配で心配で……ああ、西園寺さん」
西園寺「ん?」
ぱし
西園寺「これ」
花村「おにぎり。大したもんじゃないけど、体力消耗してない?ちゃんとご飯食べて、それから行こう」
西園寺「なにそれ、やっさしー。ありがと」
◆そして───【ミドリヤマスタジオ】
吉沢「ああ、花村さん!その節はどうも」
花村「こちらこそどうも……こんな話を頂いて恐縮です」
吉沢「そちらが、西園寺さんですね」
西園寺「こんにちは、よろしくおねがいしま〜す!」
吉沢「お噂には聞いてましたが、まさか本当に大きくなるなんて……」
花村「いやはや、本当にそうです。以前に用意していた分がだめになってすみません……衣装とか大丈夫ですよ、持参してますから」
吉沢「いえ、再度採寸するだけの時間はありますし、そのために入りをちょっと早くしてありますから」
花村「! そうですか……!」
西園寺「それじゃあやってくるね」
花村「うん、気をつけてよ」
すたたすたすたた
吉沢「西園寺さん、あの大きさならどんな服でも絶対似合いますね」
花村「ええ、そうですね」
吉沢「……今日のオーディションは完全に忖度なしの一発勝負、ヤラセなし、カットなしです」
吉沢「裏側から、そう……いまからもう始まっている、ようなものと考えてください」
花村「!」
吉沢「さて……」
花村(西園寺さん、大丈夫かな。)
▼そわそわする
1:つい見に行っちゃう
2:おとなしく待っておく
3:弐大に電話しよ
4:そのた
↓1
きんぴら
733 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/31(月) 16:21:27.19 ID:9iBtT2iJO
1
734 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/09/03(木) 13:17:38.03 ID:vm6UYAuNo
>>733
花村(でもつい見に行っちゃうんだよな)
☆
そーっ
西園寺「お願いしまーす」
スタッフ「はい、ではまず衣装のチェックからお願いします」
さっ
西園寺「!(事前に聞いてたのと、印象とか見た目が違う!)」
花村(! あれは!)
西園寺「えっと……?」
スタッフ「どうか……されましたか?」
西園寺(……もしかして、試されてる?まさかねー)
花村(裏側での顔を見られるかもしれないのかな?)
西園寺(プロなら裏でも表でもキャラが一緒のほうがいいとか、そういうこと?)
花村(スタッフさん、裏方さん……カメラには映らないし、当然普通の人の目につくところにはいないけど)
西園寺(でもさー、こういう人がいるから、わたしもみんなもキレイな姿が出来んだよねー)
花村(ぼくだってそうだし。だからこそ……彼女は、きっと)
西園寺(っていうか、わたしなんて楽な方じゃない?)
西園寺「あのぉ」
スタッフ「はい?」
西園寺「事前打ち合わせで採寸した時のものと、材質やデザインが全く違うんですけど、どうして?」
西園寺(でもそれとこれとは別、プロ意識に欠けてるのは失格)
花村(!!)
スタッフ「えっ……?ですが、事前に資料はお渡しして……」
西園寺「採寸データを添付した時に来てたのは、この……」がさがさ
西園寺「……あった。決定稿3のものを当日使用します、ってこちらは聞いてます」
スタッフ「ほ、ほんとですか!?」
西園寺「これは決定稿1どころかー……その前……、サンプルCの1ですよね?」
スタッフ「!!」
花村(え、そんなにサンプルイラスト来てたっけ?……ええと……)
花村(西園寺さん、やっぱりこれに賭けて……資料読み込んでて……!)
735 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/09/03(木) 13:28:20.52 ID:vm6UYAuNo
西園寺「多少違うなら許容範囲ですけどー、こんなに情報が食い違うのはさすがに怖いです」
スタッフ「本当に……申し訳ありません……」
西園寺(……あー、もう。わたしが悪者だよ。ごめんね、スタッフさん、ほんとならきっと黙ってたほうがいいのかもしれない)
西園寺「謝らなくていいよ」
スタッフ「………え?」
西園寺「だって、あなたがこれ作ったわけじゃないでしょー?わたしだってそこまで意地悪じゃないし?」
西園寺「これを衣装として置いて、って指示があったんですよね?」
スタッフ「……はい、その通りです……だけど」
西園寺「だけどじゃなくなーい?わたしも昔衣装びりびりに破かれたことあるし?」
西園寺「わたしってかわいいし、踊れるから、多少ハンデがあっても勝っちゃうもん。むしろあなたは、わたしみたいなかわいい子の近くにいれてラッキーじゃない?」
花村(うまい……のか!?このリカバー?)
西園寺「誰が悪いわけじゃない、何かの連絡の漏れがこうなってるだけだし……ちなみに衣装はこれ以外ないんですよね?」
スタッフ「あ、はい、そう……ですね……」
西園寺「よし、おっけー!スタッフさん、わたしがこれを着るから、どんな感じか教えてください」
すわすわすわわわわわ
西園寺「どぉ?」
スタッフ「! かわいい……、です!」
西園寺「ほらー!ね?」
花村(振り付けだけじゃない、衣装によって立ち振る舞い……動き方、画の見せ方は全然違うけど)
花村(ひよこの描かれた暖色系の着物……、たしかに、もう一回くらいブラッシュアップしたい見た目だ)
花村(だけど悪くはない)
西園寺「だから安心してください、こんなにかわいい服を用意してくれてありがとうございます!」
☆
736 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/09/03(木) 13:33:04.32 ID:vm6UYAuNo
☆
すたすたすた
西園寺「あれ?花村おにぃ、なにしてんのこんなとこで?」
花村「なななななななんにもしてないしシコってないよ」
西園寺「シコっ……!?」
花村「してないよ!?」
西園寺「さいてー。……ふふっ」
花村「君が笑ってくれるなら、ぼくは悪にでも変質者にでもなるよ」
西園寺「変質者は事実だからさておいて」
花村「おい」
西園寺「どう?見てこの服、かわいくなーい?」
花村「……打ち合わせで見たのと変えたの?」
西園寺「うん、実物見たらあんまりしっくり来なくってさー?だから、もっといいやつにかえてもらったの!スタッフさんが流石すぎたね」
西園寺「花村おにぃとじゃ月とすっぽん?」
花村「突きでぬっぽぬぽ?」
西園寺「人が緊張してるのにその下ネタとかほんと早めに捕まってくんない?」
<間もなく本番でーす!
西園寺「あ、始まる」
花村(……西園寺さん、ミスで衣装がひとつしかなかったのも隠してるな。これがプロなのか……?)
花村「あ、西園寺さん」
▼ひとこと声をかけよう
↓1と↓2をいい具合にミックスします
下ネタでもいいけど西園寺がほぐれる(?)かどうかは言葉次第
737 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/03(木) 15:43:58.23 ID:cEKGhZFkO
オーディションの合格祝いには何が食べたい?
738 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/03(木) 15:49:17.69 ID:X0bbeGHW0
無難に「本当に可愛いから、自信持って堂々と合格しておいで!」みたいな感じで
739 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/09/07(月) 07:22:53.14 ID:Nx9pURa3o
花村「オーディションの合格祝いは何が食べたい?」
西園寺「クスクス、なにそれ?」
花村「きっと受かるだろうってくらいに思ったほうが楽かもしれないって思ってさ」
西園寺「じゃあ、こないだのピザ」
花村「ピザでいいの?」
西園寺「うん、美味しかったから」
花村「……わかった。また作るよ」
花村「西園寺さんはほんとにかわいいんだから。自信持って堂々と、合格、しておいで」
西園寺「!」
西園寺「と、当然じゃん?任せてよ!」
すたすた
花村「………」
◆
西園寺「……」
がやがやがや
西園寺(烏合の衆って感じ。実力はまけてない、ううん、余裕で勝てるはず)
西園寺(でも、そんなので調子乗っちゃだめ。パフォーマンスを充分に活かせないと、意味ないんだし)
スタッフ「間もなく始まりまーす!!」
◆
司会「アイドルショー!!」
司会「今宵伝説を見るのはあなたかもしれない!」
司会「この番組で繰り広げられるのは、壮大なリアリティショー。ほんとのアイドルを目指す女性達を、我々がチームとして送り出します!」
そうして収録が始まったのだが……、西園寺さんの前の組の団体面接……
「私はダンスを渡米して習っていました」「ハーフです。身体能力は高いです!」「福祉の仕事から転職して……」
ばんっ!
企画者「違う……違う違う誓う!」
企画者「アイドルとして売れる気があるのか、君達は!自分の良いところばかりをぺらぺらと!」
企画者「うすっぺらいんだよ!」
「「「!!」」」
花村(理不尽な怒りをぶつけるタイプの人かもしれない!)
花村(頑張れよ、西園寺さん……!)
740 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/09/07(月) 07:38:43.61 ID:Nx9pURa3o
スタッフ「次、どうぞー!」
西園寺「………」
企画者「では順番に挨拶を」
「こんばんは?コンニチハかなぁ〜?はろはろ?アンジーだよ〜」「朝日奈葵っす!気付いたら履歴書送られててここにいるっす!」「魚住絶姫だ。ここにいる理由は、黙秘する」「…………」
西園寺「クスクス……」
西園寺「はーい!西園寺 日寄子だよー!よろしくお願いしまーす!」
企画者「……はい、ありがとうございます」
企画者「じゃあまず、どうしてこの企画に参加しようと思ったのかな?」
西園寺(まぁ定番の質問だよね。ありきたりな答えを引き出して、それを滅多刺しにしてメンタルを破壊しようって寸法なんでしょ?)
「美味しいご飯が食べられるって聞いたよー?」
企画者「やる気あるの?」
西園寺(そんなの引っかかるわけないじゃーん!)
企画者「……さて、西園寺さん。あなたはどうかな?」
西園寺「え?そんなの、アイドルになりたいからでしょ?」
企画者「でも、アイドルになるだけなら方法はいくらでもあったはず。なぜわざわざここを?」
西園寺「このやりとり、テレビでも流れるんでしょ?じゃあ、もっと早く人気者になれるってことだよねー」
西園寺「下積みは確かに大事だけど、それ以上に認知度とかもっと大事だし?さくっと有名になれるならそっちのほうがいいじゃーん!」
西園寺(さぁ、どうやって噛み付いてくる?)
企画者「……陳腐な答えだ」
西園寺(来た!)
企画者「安直、あまりにもテンプレートな回答。誰でも考えつくようなことを、あえてわざと言ってるの?」
企画者「そんな薄っぺらい感情でここに来られても困るんだよね」
西園寺「お言葉ですけどぉー……」
企画者「……なんだ?」
西園寺「他人の考え方を薄っぺらいとかテンプレートとか、アイドルの個性ってやつを活かすつもりあるの?」
ざわっ……!
西園寺(………)
741 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/09/07(月) 07:48:34.56 ID:Nx9pURa3o
企画者「なに……?」
西園寺「大体、テンプレートとか知らないんだよねー。そんなのそっちが勝手に作ったものでしょ?そことかぶってるからって弾かれるわけ?」
西園寺「何が平等、公正公平な審査なのか分かんなくなっちゃわない?自分で言ってて恥ずかしくないのかなー?」ぷーくすくす
西園寺「素晴らしいアイドルユニットを作る!って言うくらいだからさ、もっとまともにやってほしいよねぇー!」
企画者「貴様ッ……!」
西園寺「え?このくらいで怒るの?」
企画者「!?」
西園寺「袖で見てたけど、さっきのオーディションの女の子たちはもっとめちゃくちゃ言われてたよ。それに」
西園寺「こっちの子達だって、何言っても否定否定でうまく喋れてないじゃん!」
アンジー「あ……えっと、それは」
朝日奈「確かに……」
企画者「私の意にそぐわないから批判し、封殺しただけです」
西園寺「ここはオーディションだからあなたが一番偉くて、そうするのは別に構わないけど」
西園寺「あなた、プロデューサーなんだよね?ってことは、これが終わったらあなたと仕事やんなきゃいけないんでしょ?」
西園寺「無理すぎない?」
企画者「───!!」
花村(い、言った……!!)
西園寺「別にー、だめって理由でわたしが帰されるのは全然構わないんだけどさ」
西園寺「こっちもプライドがあるっていうの?」
魚住「……西園寺……」
西園寺「ほら、魚住……絶姫おねぇだっけ?おねぇもいいなよ」
西園寺「ぼくっこってだけで個性を否定するんならかんたんな仕事だよねー、って!」
魚住「!」
企画者「いい加減にしろ!私を馬鹿にしているのか!」
西園寺「してるよ?気付いてないの?」
企画者「このっ……!!」
司会「ぷ、プロデューサーさん!そんなにヒートアップしないで……まだ技能審査がありますから!」
企画者「ッ………!」
▼
さあ、まずはヴォーカル審査だ!
1:無難にJポップ
2:えーい!演歌!
3:今流行ってるやつ
4:声を存分に、バラード
5:そのた
↓1
742 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/07(月) 11:25:59.99 ID:9Upn/g690
テンプレートが嫌いなんでしょ?(煽り)
じゃああえて2
743 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/07(月) 11:26:55.72 ID:9Upn/g690
ここで3桁ゾロかよw
744 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/07(月) 11:48:40.05 ID:jxtADuibo
唐突に飛ばしていくの嫌いじゃないよ
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