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【安価】魔王「吾輩も勇者が欲しい!」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/07(土) 22:40:04.67 ID:k7SwdUlf0
魔王「もとい、魔王軍にも勇者的なポジションが欲しい」
側近「はあ・・・」
魔王「魔王vs勇者ってよく考えたらおかしいではないか!」
魔王「だからこっちも魔勇者を人間の王に仕向けるのだ!」
側近「人間と魔族では前提が何もかも違うでしょう」
魔王「とにかく、勇気ある者を連れてくるのだ!」
側近「・・・わかりましたよ」
側近「連れてきました」
魔王「早いな・・・大丈夫なのか?」
側近「こちらが魔勇者(仮)でございます」
魔勇者の特徴
>>3
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1583588404
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 22:44:01.43 ID:nbBLvvpR0
魔王(♀)好みのイケメンで表向きはいいやつに見えるが、裏側は真っ黒のヤバイヤツ
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 22:46:46.68 ID:jM5hQbnm0
黒髪巨乳の美女
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/07(土) 22:49:44.28 ID:k7SwdUlf0
魔王「女か」
側近「勇気は・・・あると思いますよ、はい」
魔王「て、テキトーな・・・」
魔勇者「
>>6
」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 22:52:01.51 ID:NimeuT+TO
帰って寝たい…
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 22:52:32.26 ID:QSu1WC37o
魔王様のために炊事洗濯何でもがんばります!
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 22:52:39.51 ID:1m2FMXK70
Zzz…
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 22:59:32.61 ID:rKueSJan0
?
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/07(土) 23:03:56.72 ID:k7SwdUlf0
魔勇者「魔王様のために炊事洗濯何でもがんばります!」
魔王「・・・側近」コソコソ
側近「はい」
魔王「(趣旨が全く違うではないかっっ!!)」
側近「(あなた様なんかのために炊事洗濯するなんて勇気あるじゃないですか)」
魔王「(吾輩は勇者に冒険させたいんだ!!!)」
側近「(では、そう命令されては?何でもがんばると言ってますし)」
魔王「(いや、奴がイメージしてるのは・・・ぐぬぬ)」
魔王「貴様は今日から魔勇者になって人間の王を打ち取る旅に出てもらう」
魔勇者「
>>10
」
>>10
コンマ 強さ
1 ザコ
2〜4 そこらの魔物
5〜7 中ボス級
8〜9 大ボス級
0 魔王級
ゾロ目 魔王以上
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 23:04:49.58 ID:qC3C/Xu80
POI
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 23:05:00.95 ID:A0GPSCKno
あ
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/07(土) 23:12:19.35 ID:k7SwdUlf0
魔勇者「POI」
魔王「?」
魔勇者「ポイッです、POI。やめました」
魔王「な」
元魔勇者「それではこれで」
魔王「ま、まて!おい側近!」
側近「魔王様にあの態度・・・見込んだ通り、勇気がある・・・」
魔王「なにを感心している!くそっ、こうなったら・・・
>>13
」
1.再アタック
2.他に探す
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 23:13:24.30 ID:byy4HAid0
1
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 23:18:29.65 ID:nbBLvvpR0
台詞安価取った人は特になにも考えていなかった説
安価↓
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/07(土) 23:21:26.14 ID:k7SwdUlf0
魔王「まて!魔勇者!」
元魔勇者「魔勇者じゃないです」
魔王「ここに来た以上は貴様はもう魔勇者だ!!」
側近「(ムチャクチャな・・・)」
魔王「何でもがんばるといっただろう!」
元魔勇者「限度があります!」
魔王「そ、そんなに大変なことではない!人間の王を打ち取る旅に出るだけ!」
魔王「旅費も装備も支給する!人間の勇者とは比べ物にならんくらいな!報酬も出すぞ〜!」
元魔勇者「
>>16
」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 23:22:13.67 ID:QjHHVsk8O
じゃあ魔王様もついてきてほしいです
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/07(土) 23:36:21.81 ID:k7SwdUlf0
元魔勇者「じゃあ魔王様もついてきてほしいです」
魔王「なにっ!吾輩についてきてほしいと申すか!それはいかん!考え直せっ!」
元魔勇者「魔王様のお供として炊事洗濯がんばります!」
魔王「それでは結局お前は魔勇者にならないじゃないか!」
魔王「それに吾輩も国を治め、軍を統べ色々忙しいんだぞ!」
魔王「吾輩がいなくなれば、帝国は混乱し、魔王軍も解散!本末転倒だっ!」
元魔勇者「じゃあポイッです」
魔王「ぐぬぬぬぬ」
側近「と、まあ・・・そういうことですので・・・」
魔王「ぬぬぬううう・・・
>>18
」
1.同行する
2.他に探す
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 23:36:51.94 ID:byy4HAid0
1
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/07(土) 23:48:02.57 ID:k7SwdUlf0
魔王「・・・いいだろう・・・」
側近「・・・え」
魔王「その旅!吾輩もお供しよう!!!」
側近「ええええええええええええええっっっ!!」
元魔勇者「よろしくお願いします!」
魔王「ただしっ!お前は魔勇者だっ!お前が主体で吾輩がお供!吾輩が炊事洗濯するのっ!」
側近「ちょちょちょちょっとっ!本気じゃないですよね?」
側近「魔王様がいなくなれば帝国は混乱!魔王軍も解散!本末転倒ですよ!」
魔王「本末は魔勇者にあり」
側近「ふざけんな」
魔勇者「それでは魔王様!人間の王退治に、いざ出発です!」
魔王「どこまでもついていきます!」
そう言って、魔勇者は魔王城を飛び出し
魔王は国の金と軍の装備を持って、後を追っていった
側近「う、うそでしょ・・・」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 00:01:59.53 ID:nwLnwcs10
魔勇者「それで、魔王様・・・どこに行きましょう」
魔王「リーダーはお前なのだ、お前がキッパリ決めろ!」
魔勇者「でも、どこに行けばいいかわかりませんよ・・・」
魔王「むう・・・では吾輩は助言担当として、それを元にお前が決めるのだ」
魔勇者「はいっ!」
魔王「そうだな・・・人間の勇者は村や町から出て、魔物がのさばる広大なフィールドに出る」
魔王「それを魔勇者に当てはめるならば魔王国領土から出て人間が集まる場所へ赴く感じか」
魔王「どうだ?」
>>21
1.それで決定
2.他の案
>>21
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 00:04:52.41 ID:4fJjvmZO0
2勇者のいる場所に行く。勇者の仲間になる振りをして倒すタイミングを見計らう
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 00:12:18.36 ID:nwLnwcs10
魔勇者「んー良いのか悪いのかわからないです・・・他に何かないですか?」
魔王「他にか・・・では、さっきのはベターな案だから、今度は攻めて」
魔王「勇者のいる場所に行く!!そして勇者の仲間になる振りをして倒すタイミングを見計らう!」
魔勇者「おお!いいですね!早速に勇者との対決!しかも仲間になる振りなんて・・・」
魔勇者「仲間になる振り・・・」
魔王の見た目
>>23
〜
>>25
コンマが多いもの採用
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 00:14:53.10 ID:EXZ1lhHC0
ゴスロリ ツインテール(赤) 眼帯 貧乳
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 00:15:36.50 ID:prBc4tino
守ってあげたくなるような白装束の僧侶
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 00:18:02.83 ID:sDZuZJNkO
男
短い黒髪、日に焼けた褐色の肌。やや高めの身長。がっちりした体つき。マントとブレストプレート、大剣一本を装備した剣士スタイル。
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 00:36:46.13 ID:nwLnwcs10
魔勇者「とってもいいアイデアです!この見た目なら勇者達も欺けます!」
魔王「ではこの作戦で行くか」
魔勇者「はい!!」
魔勇者「ところで、勇者ってどこにいるんですか?」
魔王「・・・」
魔王「・・・知らん」
魔勇者「えええっ!」
魔王「一週間前の情報はあるのだが、奴らも移動してしまっただろうし、近況は・・・今日聞かずに飛び出してきた・・・」
魔勇者「それじゃ、この作戦どうなるんですか!?」
魔王「・・・一週間前の居場所の辺りを探すか・・・」
魔勇者「城に戻って近況聞きに行けばいいんじゃないですか?」
魔王「しいいいいいーーーーーっ!!余計なことは言うなっ!吾輩が言った案だけ聞けばいいんだよっ!」
魔勇者「それはそうとして今出た案を選ぶのは魔勇者である私なんですよね?」
魔王「ぐっっっ」
魔勇者「では
>>28
」
1.一週間前の情報を頼りに探す
2.素直に魔王城に戻って聞きに行く
3.ここで新案
>>28
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 00:42:24.29 ID:4fJjvmZO0
3一週間前にいた範囲にいた魔物たちに話を聞き、勇者たちの同行を探る
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 01:47:44.14 ID:prBc4tino
3仲間にスカウトしてもらえるように冒険者として知名度を上げる
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 02:21:53.26 ID:nwLnwcs10
魔勇者「では仲間にスカウトしてもらえるように冒険者として知名度を上げましょう」
魔王「結局お前が考えたではないか・・・しかし、奴らの方からスカウトされる作戦か・・・」
魔王「たしかに、自分達から売り込むより疑われにくいな」
魔勇者「そこで、知名度を上げるにはどうすればいいでしょうか?魔王様?」
魔王「それは簡単だ、強い魔物を倒したり難解なダンジョンを攻略したり、多くの人間を助けたりな」
魔勇者「・・・そんなことしてたら、人間の有利になっちゃいません?魔物も減りますし・・・」
魔王「何を言っている、吾輩は魔王だぞ?魔物を統べる支配者だぞ?」
魔勇者「だからダメなんじゃ・・・これじゃ魔勇者じゃなくて普通の勇者になっちゃいます」
魔王「何も今ある問題を解決せずとも、部下に人間を襲わせ問題を作ればいい」
魔勇者「!」
魔王「それを魔勇者が倒したように見せればいいのだ」
魔勇者「なるほどー!自作自演ですね!」
魔王「となると、部下にコンタクトを取らねばならんが、魔王城には今は行きづらいからな・・・」
魔王「どこかの支部に直接赴く方がいいな」
魔勇者「それで、どんな場所のどんな魔物に会いに行くんですか?」
魔王「色々いるが、小回りがききそうなのは
>>30
>>31
>>32
だな」
場所と魔物の特徴
>>30
>>31
>>32
コンマが多い所に行く
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 03:15:06.28 ID:sDZuZJNkO
交易の要となっている港町
サキュバス
普段は善良な人間に化けて社会に溶け込み、裏で情報収集や治安を悪化させたりしている。
犯罪組織や腐敗した役人を動かしたいなら彼女達が適任だろう。
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 03:37:25.26 ID:BUAHveq30
辺境の廃城
吸血鬼
地域の魔物の代表。相当強いが基本的に寝てるおっさん。
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 05:53:11.13 ID:QAN3Fm//O
危険な魔物の住処になっている山の頂上
ドラゴン
魔王軍最年長で人間の神話に名を残しているレベルのご高翌齢
強大な力を持つが非常に面倒臭がりで長年山に引きこもっている
住む場所が場所なので普通の人間は姿を見かける機会がなく一般には空想上の生き物だと思われている
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 13:07:09.83 ID:nwLnwcs10
魔王「色々いるが、小回りがききそうなのはサキュバス、吸血鬼、ドラゴンだな」
魔勇者「ではサキュバスで」
魔王「即決か」
魔勇者「だって、吸血鬼とかドラゴンってホントに小回りきくんですか?むしろ腰重そうなんですけど」
魔王「吸血鬼はそれ単体だけではなく、地域の魔物も幅広く統率しているからな」
魔王「ドラゴンも、魔王軍最年長で命令できる者もなかなかいないから、あまり任務もなく暇しているだろう」
魔勇者「そうですか、でもサキュバスにします」
魔王「そうか、まあサキュバスも既に人間の社会に溶け込んでいて、人間相手に何かするなら適任だろう」
魔王「サキュバスは、人間の交易の要となっている港町にいる」
魔勇者「そうとなれば、さっそくサキュバスに会いに行きましょう!」
>>34
コンマ一桁
1〜5 道中会話
>>35
6〜7
>>35
に出会う
8〜0
>>35
を見つける
ゾロ目で↑最中に勇者と遭遇
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 13:09:08.13 ID:/DiX+ZKJO
あ
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 13:16:20.87 ID:9c2K+VRyO
勇者の強さについて
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 13:28:54.19 ID:nwLnwcs10
魔勇者「そう言えば、魔王様?」
魔王「なんだ?」
魔勇者「勇者ってどのくらい強いんですか?」
勇者の強さ
>>37
コンマ一桁
1 ザコ
2〜4 序盤級
5〜7 中盤級
8〜9 終盤級
0 最終段階
ゾロ目 裏ボス級
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 13:29:10.30 ID:4PiZG0OWo
はい
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 13:43:09.86 ID:nwLnwcs10
魔王「もう既に魔王国に乗り込めるくらいの強さはあるだろう」
魔勇者「ええっ!」
魔王「各地のボス達も殆ど倒されていて、後は時間の問題だろうな」
魔勇者「各地のボスって・・・さっき言ったサキュバスとか、吸血鬼とか・・・」
魔王「一週間前の時点では問題なかったが・・・」
魔勇者「急がないとじゃないですかっ!!」
魔王「ああ・・・む、港町が見えてきたぞ」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 15:16:30.24 ID:nwLnwcs10
【港町】
港には各国からの商船が泊まっており、多くの商人の周りに人が溢れ活気に満ちている
魔王「敵ながら凄い発展具合だ」
魔王「しかし、一見平和そうでも既に多くのサキュバスが潜んでいる、奴らが動けば交易も一気に崩壊するだろう」
魔勇者「で、サキュバスってどこにいるんですか?」
魔王「サキュバス達が集まる酒場があるのだ」
そう言って、魔王は町へ入っていき、魔勇者も後を追う
魔勇者「すごい人混み・・・迷子になりそうですよ」
港から少し進んだ所、多くの住民と旅行客で賑わっている大通りの脇に、一際人気が多い酒場があった
魔王「ここに入るぞ」
魔勇者「え、ここですか?」
有無を言わさず、魔王は魔勇者を連れ酒場に入る
店員「いらっしゃいませーっ!二名様ごあんなーい!」
2人は店員に連れられ、ほぼ満席の店内を進む
魔勇者「・・・見たところ普通に人間が集まってますけど、ホントにここにサキュバス集まってるんですか?」ヒソヒソ
魔王「ここには集まってないな」
魔勇者「えっ!じゃあなんで」
店員「こちらの席でお待ちくださいー」
2人は奥の席に着く
魔王「ここの地下に集まっているのだ」ヒソヒソ
魔勇者「地下?」ヒソヒソ
魔王「そしてそこに行くには裏メニューを注文するのだ」
店員「ご注文どうぞー」
魔王「
>>40
」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 15:36:00.41 ID:bir51Dn30
ストロベリーサンデー
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 15:36:03.82 ID:ElvoxZB60
ポークリブを手焼きスタイルで。水は自力で冷やす。炭の予備は3本頼む。
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 17:16:19.86 ID:9c2K+VRyO
作戦の変更が必要なのでは
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 22:40:49.86 ID:nwLnwcs10
魔王「ストロベリーサンデー」
店員「ストロベリーサンデーでよろしいですかー」
魔王「ああ、コイツの分もな」
店員「少々お待ちくださーい」
魔勇者「え、裏メニューって・・・普通じゃないですか!こんなんで・・・」
魔王「まあ待て」
店長「お客様、こちらへ」
魔王「行くぞ」
魔勇者「えぇ・・・これじゃたまたま誰か頼んじゃうんじゃ・・・」
店長は2人を人気のない廊下に連れ、一番奥の扉を開ける
そこには地下へ続く階段があり、さらに下りていく
そして、その先にはまた扉があった
店長「どうぞごゆっくり」
そう言うと、店長は2人を置いて戻っていった
魔勇者「えっ、ちょっと下りただけで浅くないですか?裏メニューといいセキュリティ大丈夫ですか?」
魔王「今こうしてあるのだから、大丈夫だろう」
そうして、魔王は扉を開ける
>>44
コンマ 集まっているサキュバスの人数
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 22:44:01.98 ID:prBc4tino
たくさん
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 22:44:09.98 ID:ctkhHPn0O
ん
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/08(日) 23:48:05.18 ID:nwLnwcs10
そこでは、部屋を埋め尽くす程の大勢のサキュバスが、ストロベリーサンデーを食べていた
魔勇者「す、すごい人数・・・」
魔王「うむ、集まっているな」
すると、入り口近くにいたサキュバス達は魔王の存在に気づき
サキュバス「「「「「「「「「「魔王様!!!!!」」」」」」」」」」
サキュバス「「「「「え!?どこどこーーー!?!?」」」」」
サキュバス「「「「「「「見えなーい!」」」」」」」
サキュバス「「「皆静かに!!魔王様に失礼よ!!」」」
サキュバス「「「「「おもてなしの準備しなきゃっ!!!」」」」」
サキュバス達は色めき立つ
魔王「皆の者!!静まれっっ!!!!」
が、すかさず魔王が一声発すると、サキュバス達は次第に静かになる
それを確認すると、魔王は口を開く
魔王「早速だが、お前達にはとある作戦に協力してもらう」
サキュバス「「「「「「「「「「(魔王様直々の命令・・・)」」」」」」」」」」
魔王「その作戦とは、この魔勇者一行が勇者パーティの仲間になるためのサポートだ!」
サキュバス「「「「魔勇者一行?」」」」ザワザワ
サキュバス「「「「「「勇者の仲間?」」」」」」ザワザワ
魔王「紹介していなかったな、こいつが魔勇者、人間の王を倒すため冒険する魔王軍の勇者的ポジションだ」
魔勇者「はじめまして!魔勇者です!」
魔王「そして吾輩がそのお供だ!」
サキュバス「「「「「「「「「「(えっっっ!!!魔王様がっ!?!?)))」」」」」」」」」」
魔王「この魔勇者一行が疑われず勇者パーティに加わるためにはあちら側からスカウトされる必要がある」
魔王「そのために、お前達が大事件を引き起こし、魔勇者が解決したように見せかけるのだ!!」
魔王「やってくれるな?」
サキュバス「「「「「「「「「「わ、わかりました」」」」」」」」」」
魔王「(ほっ・・・良かった)」
>>47
〜
>>49
起こす事件 コンマが多いもの採用
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/08(日) 23:52:27.39 ID:BUAHveq30
子供の大量拉致
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/09(月) 00:05:05.81 ID:EFiVIxGWO
役人を狙った猟奇殺人
狙われる役人はマフィアを追うまともな役人であり、あくまで人(マフィア)の起こした事件として演出しサキュバスに気付かれないようにする
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/09(月) 00:34:13.76 ID:dVTjwXylO
>>47
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/09(月) 02:23:44.98 ID:sJeVUyxU0
バタンッ
サキュバスA「ういーっす」
サキュバス「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」ジトー
サキュバスA「スースース―ストロベリ・・・のわっ!?」
魔王「・・・」ポカン
魔勇者「・・・・・」キョトン
サキュバスB「しーっ!今魔王様が大事な作戦の説明してるとこっ!」
サキュバスA「す、すみません・・・続けてください・・・」ストンッ
魔王「・・・コホン・・・つまりだ」
魔王「マフィアを追う役人を始末し、よりマフィアを動きやすくするのだ」
魔王「猟奇殺人ならばインパクト抜群で、この事件の噂はたちまち世界に広がるだろう」
魔王「最っ低に治安が悪くなった所をスパアアアンッ!!!・・・っと魔勇者が解決!したように見せる!!」
魔王「すべてマフィアになすりつければサキュバスの存在はバレず、正義の役人はいなくなり治安も悪いまま!交易も滞る!」
魔王「なのに魔勇者は大事件を解決した英雄として有名になり、勇者にもスカウトされる!というわけだぁ!!」
魔勇者「流石です!魔王様!」
サキュバスC「一大プロジェクトね」
サキュバスD「魔王様が直々にお力添えをくださるなんて光栄です♡」
魔王「では、早速準備に取り掛かるのだ!」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/03/09(月) 03:01:52.58 ID:sJeVUyxU0
【宿屋『INN♡MA』】
魔勇者「わー、このベッドふっかふかです!」
魔王「とりあえず今はサキュバスの活躍を見守り、機をうかがうのだ」
魔勇者「それじゃ、今は私達やることないってことですか?」
魔王「うむー・・・英雄の振りをする作戦にした以上、今は大々的に人間の王退治も魔物の手助けもするわけにはいかんからな・・・」
魔王「まあ冒険も、ただせわしなく各地を旅するだけではなく、こうして一つの場所でどうこうするのも大事だろう」
魔勇者「じゃあ、魔勇者しばらく休業ですね」
魔王「何故そんなに魔勇者を嫌がるんだ・・・旅費も装備も報酬も吾輩までいて・・・」
魔王「そう言えば、装備を渡し損ねていたな」
魔勇者「魔王様がついてきてくれればそれだけでいいですよ」
魔王「そうはいかんだろう、ほれ、銅の剣なんぞとは比べ物にならん武器だ!防具もあるぞ!ついでに装飾品も」
>>52
武器
>>53
防具
>>54
装飾品
コンマ合計 旅費 ゾロ目の数だけ×10
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/09(月) 03:13:33.77 ID:9Bn9iLHJ0
清流のトライデント(漁に最適)
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