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【安価】オルランドゥ大武術会12【コンマ】
- 572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/12(木) 21:34:32.11 ID:s35x93NL0
- >>571
- 573 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/12(木) 21:48:53.48 ID:0ZimyBX2O
- #
「そういえば、ヘーカテに一度会った方がよくない?一応、『コンダクター』の件以外は魔術学院の問題は解決されたわけだし」
「そうね……すぐにアヴァロンに行ってもいいけど、まだ余裕はあるし悪くないわね」
師匠も同意してくれた。確か、アミールさんの実家にいるんだっけ。
アミールさんの家から少し街の中心部に歩くと、官庁が並ぶ一角に出た。確かこの一角に……あった。
「結構大きいな」
「名門らしいからね。アミールさんもこっちにいるかも」
守衛にここに来た理由を話すと……
01〜25 髭の男性が現れた
26〜65 アミールさんが髭の男性と現れた
66〜94 アミールさんが髭の男性と現れた。……あれ?
95〜00 アミールさん……とファルアムル様が現れた
- 574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/12(木) 21:49:44.71 ID:BsTLO++5O
- はい
- 575 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 00:00:11.61 ID:geP+gtBRO
- 「やあ」
アミールさんが髭の男性と現れた。……あれ?
「……どうしたんですか、彼女」
アミールさんの後ろに、ヘーカテが隠れている。心なしかむくれているようだ。
「ハハハ……何か懐かれちゃってね。どうしたものかと」
「……女の人、いっぱい……」
「あ、ああ。彼は男性だよ、心配しないで」
「……むう」
どうやらまた女の子に間違われてたらしい。というか、僕のことを覚えてないのかな。
「それはともかく。父のフロイドだ」
「君が噂の少年か。そして、イマーラ様。御活躍はかねがね」
「お恥ずかしいです……私より、彼の役割の方が大きいので」
「いやいや、相変わらずの武術の冴えと聞きます。貴女が現役の頃の鬼気迫る勇姿は、今でも覚えてますからな」
フロイドさんは順番に握手をした。
「で、用件は?」
「実は、ちょっと彼女とネーロ院長を会わせたいと思っていまして」
※ヘーカテの反応
01〜65 ……嫌っ
66〜94 お父様?
95〜00 お父様!!
- 576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 00:02:02.33 ID:0XJvW2CA0
- ん
- 577 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 00:05:50.62 ID:geP+gtBRO
- ※クリティカル、再判定
01〜65 昇格
66〜94 2段階昇格
95〜00 上+α(????が登場)
- 578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 00:07:12.64 ID:GduBRUHDO
- はい
- 579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 00:07:28.79 ID:Aes2pkPCO
- はい
- 580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 02:09:25.55 ID:8JpTiiNZ0
- よく見たらヘカーテの名前ヘーカテになってますよ
- 581 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 08:18:00.67 ID:90ViFcC3O
- >>580
申し訳ありません。相場がぶっ壊れて混乱していたようです。
- 582 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 09:30:27.27 ID:90ViFcC3O
- 「……お父様?」
ヘカーテがきょとんとした表情で聞き返してきた。この反応は……
「まさか、記憶が」
アミールさんの顔が曇った。
「恐らくは。ハーデンらに色々酷いこともされたようだしね。まして、洗脳されていたとはいえ自分を売ったのは実の父親だ。
記憶を飛ばし、幼児退行することでなんとか身を守ろうとしているんだろう」
「……そういうことですか……肉体的には大丈夫なんですか?」
「健康で日常生活は送れるね。……」
※「一族」としての力は……
01〜35 それすら封印してる
36〜70 時折その片鱗は見せている
71〜85 魔力の才は間違いない
86〜94 明らかに傑出している
95〜00 上+α(????登場)
- 583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 09:43:50.33 ID:GduBRUHDO
- はい
- 584 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 09:52:57.92 ID:LIqijbA4O
- ※クリティカル、再判定
01〜25 昇格
26〜60 2段階昇格
61〜85 3段階昇格
86〜94 4段階昇格
95〜00 上+α(????と????)
- 585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 10:00:46.49 ID:T6KrYuPn0
- v
- 586 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 14:13:10.75 ID:vqaqVlnqO
- 「魔力の才も疑い無い。元は才女として知られてたからね。僕の嫁候補にも上がっていたぐらいだ」
「……え?」
「オルランドゥ家は代々長寿・不老の家系でね。君と同じぐらいに見えて、倍は生きている。
まあ、君の奥さんたちも見た目と年齢が一致してないのばかりだけど」
ヘカーテは「むう……」と言いながらアミールさんの影に隠れている。
僕は……
1 ネーロに彼女を会わせる
2 放っておく
※2票先取
- 587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 14:15:35.82 ID:2OkklH2zO
- 1
- 588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 14:15:56.37 ID:saTe50rLo
- 1
- 589 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 19:28:24.86 ID:I8zXrB9oO
- #
「ここに私のお父様が?」
僕らはアミールさんの私邸に着いた。ここでしばらくネーロ院長は体力回復に専念することになっている。
「ああ。君に謝りたい、と言っていた」
「……?よくわかんない」
ヘカーテは首をかしげている。彼のいる2階へと向かった。
「どうしたのだね。またここに……ヘカーテ!!?」
※ヘーカテの反応
01〜30 嫌ああっっっ!!
31〜60 この人がお父様なの?
61〜94 お、お父様?
95〜00 ……あ、ああっ……!!
- 590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 19:32:14.63 ID:Msv5vQ4B0
- あ
- 591 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 19:52:58.38 ID:I8zXrB9oO
- 「……?……お、お父様!?」
ヘカーテの目に光が戻る。そして、彼女は涙を流しながらネーロ院長の元に駆け寄った。
「ヘカーテ……!!すまなかったっ……!!」
「……ううん……あれがお父様であって、お父様でないのは分かってたから……
また、前のお父様に会えて……本当に、本当に嬉しいです……!!」
「本当に、本当にすまなかった!!どれだけ呪ってくれても構わないっ……」
「その必要はないです。……お父様も、アミール様たちに救われたのでしょう?」
アミールさんが驚いた表情を見せた。
「……記憶が戻ったのかい」
「まだ、途切れ途切れですが……本当に、ありがとうございます」
深々と礼をする彼女には、もうさっきまでの幼さはない。これが本来の彼女なのだろう。
「いや、礼なら彼らに言ってくれ。僕は大したことはやってない」
「……この方たちが」
僕は軽く会釈をした。ヘカーテが微笑む。
「そうですか……確かに、皆さん素晴らしいマナをお持ちですね。アミール様のお友達ですか?」
「友達というほどじゃないけどね。彼らは君やネーロ院長をこんな目に遭わせた連中と戦ってる。
僕としても協力者はできるだけほしい。君にも力になってほしいと考えているんだが」
「あら、アミール様なら十分なのではなくて?」
「買い被り過ぎだ。一応、『拳神』ウィル・アピースなど世界の強者が彼らに協力している。ただ、それでも足りないかもしれない」
「そこまで、ですか」
ネーロ院長が頷いた。
「魔術学院に『コンダクター』という怪物がいる。あれは相当な難物だろう。
そして、私とお前をこのような目に遭わせた黒幕は姿を眩ましたままだ。私もできる限りのことはするつもりだが」
ヘカーテは……
01〜30 私の力では……
31〜80 是非協力させてください!
81〜94 是非協力させてください!それで、何をお望みですか?
95〜00 上+α
- 592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 19:53:56.75 ID:2OkklH2zO
- はい
- 593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 19:53:59.93 ID:p9GhNPCd0
- おりゃ
- 594 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 20:00:33.23 ID:I8zXrB9oO
- 「是非協力させてください!何が私にできるかは知りませんが……」
僕とアミールさんは安堵の笑みを浮かべた。彼女も魔洸石の照射で何かの力が身に付いている、らしい。それが僕らの助けになるかもしれない。
※偶数で?
ゾロ目、95〜00なら次回行動でヘカーテ起用へ
- 595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:03:12.30 ID:Msv5vQ4B0
- あ
- 596 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 20:08:05.78 ID:I8zXrB9oO
- 「それと……アミール様」
アミールさんの袖を顔を赤くしたヘカーテが掴んでいる。……ん?
「な、なんだい?」
「あの……後で大事なお話があります。よろしいですか?」
アミールさんが汗をだらだら流しながら、僕に目で救いを求めている……ような気がする。
この展開、すっごく身に覚えがあるぞ……
1 アミールには既に妻がいることを説明する
2 黙っておく
3 その他自由安価
※2票先取
- 597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:08:46.08 ID:p9GhNPCd0
- 2
- 598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:10:33.78 ID:Msv5vQ4B0
- 2
- 599 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 20:29:25.28 ID:I8zXrB9oO
- ……まあいいか。僕が言えた立場でもないし。
#
アミールさんはヘカーテに引っ張られて別室へと行ってしまった。まあ、しばらくすれば戻ってくるだろう。多分。
「で、これからどうするの?」
「一応、アヴァロンには行ける状況だよね。『実行委員会』の2人は洗脳されてないみたいだし。ただ、クリスが何を用意してるか、かな」
僕はお昼のサンドイッチをかじった。師匠がそれに同意する。
「そうね。それが分からないのはちょっと怖いわ」
「心配ないだろ。戦力的には十分だ。『コンダクター』とやらは対策なしでは厳しいだろうが」
「わ、私も早く行った方がいいかなって。……差し出がましいですけど」
ミラとナディアは積極的に出た方がいいという意見だ。ラーナはブドウを一粒口にする。
「あむっ。……んー、ヘカーテの能力次第かな。私はもうちょっと待ちたいかも」
01〜25 アミールが戻らない
26〜50 アミールが溜め息をついて戻ってくる&ヘカーテがいない
51〜75 アミールがげんなりしながら戻ってくる&ヘカーテが嬉しそうにしている
76〜94 アミールが苦笑しながら戻ってくる&ヘカーテが嬉しそうにしている
95〜00 何でいるんですか
- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:30:05.92 ID:2OkklH2zO
- あ
- 601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:30:09.34 ID:pDV0AeTi0
- ん
- 602 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 20:50:45.21 ID:I8zXrB9oO
- 「あー、ちょっと待たせたかな」
アミールさんが苦笑しながら戻ってきた。ヘカーテは……何か腕を組んでいて嬉しそうだ。
「……どうしたんですかそれ」
「いや……ファルに話したら『一人ぐらいなら』だそうだ。いや、重婚できてそれをあっさり受け入れるって、トリスの倫理観ってどうなってるんだ?」
うふふ、とヘカーテが笑う。
「もう結婚されているとは思いませんでしたが……でも私も嫁に迎えて下さるなんて、やはりアミール様は大きなお方ですわ。
これからもよろしくお願いしますね?」
「は、はは……」
あ、アミールさんって僕と同じような人種だ。女の子に対して嫌と言えないんだろうなあ……
というか、ヘカーテの見た目からするととても背徳的に見える。実際はあまり年齢差ないみたいだけど。彼はそれでいいのだろうか。
まあ、いっか。皆が幸せならそれはそれで。
「まあ、おめでとうございますということで……。で、ヘカーテの得意な魔法って?」
4の倍数 攻撃魔法(威力だけならラーナ並み)
4の倍数+1 回復魔法(回復能力だけならナディア以上)
4の倍数+2 バフ魔法
4の倍数+3 デバフ魔法
ゾロ目、95〜00 ??????(非常に強力です)
※これに加えて触手が出せます
- 603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:52:00.22 ID:HxYiRBXro
- ほいさ
- 604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:59:10.02 ID:ciLeV3kg0
- ナイス
触手…クランなら触手責めされそうだがアミールさんの運命やいかに
- 605 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 21:05:41.00 ID:I8zXrB9oO
- ※?????
ウフフ、とヘカーテが笑った。
「ちょっと待ってて下さいね」
ヘカーテが詠唱を始める。……すると。
キィィィィ…………
強烈な違和感。何だろう、この変な感じ。
最初に異変に気付いたのは、ナディアだった。
「……あれ、ブドウが一房消えてますよ?」
「……本当だ。誰かが食べ……え?」
視線をヘカーテに移すと、彼女はブドウの粒を「あーん」とアミールさんの口に持っていっている!?
「えっ!!?」
「いつの間にっ!!?」
テーブルと彼女との距離は5メドはあったはずだ。近付いてきたなら、僕らが気付かないはずがない。
うふふ、とヘカーテが悪戯っぽく笑う。
「ごめんなさい、驚いたでしょ?これが私の魔法『時間停止』。止められる時間は前より伸びて、5秒ぐらいかしら」
「『時間停止』??」
そんな魔法、聞いたこともない。ラーナも唖然としている。
「嘘っ……」
「生まれつき、これはできたの。前は1秒だけだったけど」
凄い魔法だ。これなら間違いなく戦力になる。
「アミールさんは、このことを?」
「いや……僕も初めて知ったよ。凄いな」
彼も驚きを隠さない。となると……
(自由行動3回目(恐らく本日最後))
1 アヴァロンに行く
2 「穴」に行く
3 ヘカーテにラーナを鍛えてもらう
4 「コンダクター」討伐に向かう
5 その他自由安価
※3票先取
- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 21:07:06.18 ID:p9GhNPCd0
- 1
- 607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 21:14:17.06 ID:2OkklH2zO
- 1
- 608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 21:14:41.95 ID:ciLeV3kg0
- 時間停止ならリーナとエリザの2人で数十秒止めたのをクラン達は経験してるはず
そっちは特定の空間の時間操作も出来るらしいし、強力ではあるがちょいと見劣りするかな
安価は1
- 609 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 21:29:52.99 ID:I8zXrB9oO
- 中断します。
>>608
失礼しました。忘れていました。
もっとも、あれは2人がけなので使い勝手はこちらが上ですね。
あと攻撃力はヘカーテに分があります。
- 610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 21:47:06.90 ID:2OkklH2zO
- ヘカーテの能力とかステータス面の詳細もうちょっと聞いておいてもよかったか
得意魔法が時間停止というだけで上の判定にあった攻撃、回復、バフ、デバフもある程度は使えると思ってもいいのかな、血筋の関係上全くできないって事もないだろうし
- 611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:32:22.15 ID:saTe50rLo
- へかたんには優しい世界
- 612 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/13(金) 23:58:42.01 ID:3ztFhGz0O
- >>610
攻撃魔法は多少使えます。後はあまり使えません。
とはいえ触手攻撃はそれなりに強力ですので、サブ戦力にはなります。
また、遠距離攻撃勢にとってアミールの防御魔法とのシナジーはかなり高いです。特にヘカーテにとっては。
なお、どうでもいい裏設定を某所に書いています。
- 613 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/14(土) 10:27:33.36 ID:/k0Y1uKLO
- #
「じゃあ、行くよ」
僕は床に護符を貼った。床が渦のように大きく歪む。
「まあ、7人で行けばさすがに大丈夫だろう。何が待ってるかはよく分からないけど」
アミールさんが最初に渦に入った。
「あっ、待ってください!」
ヘカーテがそれに続く。僕らも後を追った。その先には……
※アヴァロンの状況
01〜30 禍々しい何かがいる……
31〜94 不気味に静まり返っている
95〜00 ……意外と普通じゃない?
- 614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 10:35:00.87 ID:DZ3/Kdsc0
- c
- 615 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/14(土) 22:43:22.80 ID:wfyeUxvgO
- #
「……何か不気味ね」
薄暗い空間の中、その邸宅はひっそりと立っていた。人の気配は、ない。
「本当にここにいるのか?」
「ネーロ院長はそう言ってたよね。殺されてたら話は別だけど……」
ミラに僕は返す。ただ、そう言う僕自身もちょっと自信がなくなってきた。
ラーナが目をつぶっている。多分、感知魔法を使っているんだろう。
01〜05 逃げた方がいい(1回のみファンブル扱い)
06〜10 ……命の気配が、ない(1回のみファンブル扱い)
11〜40 この最上階に、2人っぽい人がいるね。ただ、何か変
41〜94 この最上階に2人っぽい人がいるね。ただ……(再判定)
95〜00 この最上階に2人っぽい人がいるね
- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 22:44:41.38 ID:wc0fz9pn0
- あ
- 617 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/14(土) 22:50:45.66 ID:wfyeUxvgO
- 「この最上階に2人っぽい人がいるね。ただ、何か変」
「変?」
「うん。……静かすぎる。それに、何かが置かれてる気がする」
アミールさんが腕を組んだ。
「何かって何だろう?やはり罠かな」
「罠があるのは承知の上です。怖がっていても仕方ないですから、行きましょう」
1 引き返す
2 正面から行く
3 偵察に誰かが行く(正面から、クランと誰か1人)
4 上空から偵察(ラーナとミラ、???)
※2票先取
※4はややハイリスクです
- 618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:14:22.79 ID:/rDszQ2aO
- 2
- 619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:17:45.28 ID:KhDr0P5m0
- 2
- 620 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/14(土) 23:23:31.25 ID:wfyeUxvgO
- そう言う師匠の意見に僕も同意した。
「僕もイマーラと同じ意見です。この人数なら、まとまって行動すれば何とか」
「了解だ。じゃあ、入ってみようか。『虎穴に入らずんば虎児を得ず』だ」
僕と師匠を先頭に邸宅に入る。……やはり酷く静かだ。
※35以下で????
- 621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:24:32.75 ID:/rDszQ2aO
- あ
- 622 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/14(土) 23:29:42.89 ID:wfyeUxvgO
- ※特になし
「……特に罠はない……のかな」
「……邪気も感じません。安全な気がします」
ナディアも言う。でも何だろう、この不吉な胸騒ぎは。
「階段はこの奥。2階に大階段があって、3階はまた奥に階段。4階の左奥部屋にいるみたい
ラーナが言う。とりあえず、2階に行ってみようか。
#
※2階の判定
50以下で???
- 623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:30:22.72 ID:wc0fz9pn0
- あ
- 624 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/14(土) 23:38:24.34 ID:wfyeUxvgO
- ※特になし
「……この階も随分静かだね。ヘカーテは何か感じる?」
「いいえ、特には……」
アミールさんが眉を潜めた。
「妙だな。僕ですら何かが変だと言うのは分かる。でも、何もない」
「既に術中とか?」
「クラン君の心配も分かるけど、魔術的な罠じゃないな、これは。
ただ、寄り道している暇はない。早く『実行委員会』の2人の所に急ごう」
僕らは慎重に、かつ早足で歩を進める。そして大階段の所にやってきた。
01〜50 ????
51〜70 ……何かいる!!?
71〜94 特になし
95〜00 4階までフリーパス(残り判定1回に)
- 625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:39:46.79 ID:/rDszQ2aO
- ん
- 626 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/14(土) 23:42:52.89 ID:wfyeUxvgO
- #
大階段にも罠はなかった。どういうことなんだろう?
階段を上りきったアミールさんが訝しげに言う。
「ここも何もない、か。……ラーナ君、もう一度調べてくれないかな?」
「はい。……やっぱり、違和感しかないんですよね」
ラーナがもう一度目を閉じた。
※50以上で状況に変化あり
- 627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:47:37.50 ID:1ZVOz1MDO
- はい
- 628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:48:48.14 ID:KhDr0P5m0
- おー珍しくイチタリタ
- 629 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 00:05:43.48 ID:i0HD6gatO
- 「……何か、います」
「やはりね。どこに?」
「4階の、『実行委員会』2人がいる部屋の前。僅かに動いてます。でも、これは……生き物じゃない」
「「「……え?」」」
皆が固まった。どういうことだ?
「間違いないです。『生き物じゃないけど動いてる』。というか、この邸宅……この階も、下の階も、そういうのが何体かいます。
多分、ここまで何もなく来れたのは、運がただ良かっただけかも」
「……ゴーレムか?」
「ゴーレムは話にしか聞いたことがないですけど……それとも少し違う気がします。魔力も感じないですから」
「……なんだろうね」
※85以上でヘカーテ発言
- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:06:53.27 ID:c7FOnEwDO
- はい
- 631 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 00:15:35.36 ID:i0HD6gatO
- ※ヘカーテ発言なし
「何はともあれ、先を急ごうか。防護壁だけは常時張っておくよ」
慎重に、音を立てないよう4階へと進む。……そこで僕らが目にしたものは。
01〜40 ……四つん這いの……何だあれは!!?
41〜70 ……腕のない……何だあれは??
71〜94 ……巨人……??
95〜00 ……巨人……??でも僕らに気付いてない?
- 632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:21:21.74 ID:564uLD/f0
- ん
- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:26:17.17 ID:8zrebHsP0
- やっぱ機械兵かな
Ωだったら無理ゲーだが、そうじゃなさそうだしなんとかなるか?
Ωは確か4本足だし、1〜40とか範囲広すぎ怖
- 634 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 00:54:20.31 ID:i0HD6gatO
- 今日はここまで。
>>633
7対1なのでまあいい勝負だったかと思われます。
- 635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 01:01:00.16 ID:8zrebHsP0
- 乙
ああ今そういえば7人も居たか
ミラは種族特性で物理ほぼ効かないし重火器にも耐えられる…のか?
- 636 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 01:19:04.30 ID:i0HD6gatO
- >>635
レーザーにも弱いですが火炎放射は今のミラをもってしても大ダメージ必至です。意外とまだ穴はあるのです。
- 637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 01:43:21.01 ID:c7FOnEwDO
- 乙
ミラは過去世界での疑似エメリア化フラグがあるしその前にここで慣らしとしてエメリア化での戦闘を体験させてもよさそう
クランに入る予定の経験点と引き換えにこの場での戦闘は最速で終わりそうだしね
- 638 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 10:05:31.90 ID:+QlOtDY/O
-
「……巨人……?」
そこにいたのは、頭が天井に付きそうなほどの鉄の巨人だった。猫背で、腕は長く、暗闇に赤い目が一つだけ光っている。
「……これを残していたわけか」
巨人はじっとこちらを見ている。そして……
01〜30 ピー!!ガシャッ(遠距離攻撃)
31〜80 ピー!!キュルルルッ(急接近)
81〜94 ピー、ピー、ピー(迎撃体制)
95〜00 ……(動かない)
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 10:14:39.01 ID:XQVX/Ey5O
- あ
- 640 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 10:30:03.33 ID:+QlOtDY/O
-
「ピー!!ガシャ」
巨人が手を前に出した。これは……嫌な予感がするっ!!
バババババババッッッ!!!!
※ガトリングガンの効果
01〜35 防護壁を貫通
36〜85 防護壁を破壊
86〜94 防護壁は健在
95〜00 上+α
- 641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 10:46:58.79 ID:XQVX/Ey5O
- はい
- 642 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 13:35:24.89 ID:8c6b4kpLO
-
ギィンッッ!!!バリッッ……!!
何かが激しく割れる音が聞こえた。アミールさんが冷や汗を流す。
「物理障壁が破られた……銃弾、それも何発も同時に」
「えっ」
「……まずいなあいつは。もう一度貼り直すには少し時間が要る。このままだと、ただの的だ」
あの鉄の巨人は銃を持ってるのか。これは、速攻で何とかしないと!
(ターン1、距離10)
※洞察判定
100-30-18(未知の人外+ロボットのためペナルティ大)-20=32以上で成功
- 643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 13:45:24.59 ID:564uLD/f0
- ん
- 644 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 14:09:27.18 ID:8c6b4kpLO
- ※成功
……この巨体では俊敏には動けない。とすると、遠距離攻撃に徹してくるはずだ。間合いを詰めるなら……
「イマーラ、僕の手を握って」
「……!そういうことね」
さすがに師匠は意図を汲んだようだった。僕はラーナに呼び掛ける。
「皆は少し下がってて。ここは、僕とイマーラでやるから」
「……分かった」
※30以上でミラも参戦
- 645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 14:11:38.23 ID:rAZp8/GDO
- はい
- 646 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 14:35:24.40 ID:6JoeG4cFO
- ※ミラも一緒に後退
皆が階段付近まで下がった。さて、ここからだ。
「行くわよ」
「うん」
ヴォン
目の前の景色が一瞬にして切り替わる。僕らは巨人の懐に入った。
「ピ」
01〜20 構わずガトリングガンを発射
21〜50 こちらに反応、Λ攻撃
51〜85 こちらに反応、イマーラ攻撃(クランは奇門解放)
86〜94 Λ反応できず(イマーラ攻撃へ)
95〜00 上+α
- 647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 14:37:57.39 ID:0PRDcfAKO
- ほい
- 648 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 16:18:55.08 ID:6JoeG4cFO
- 巨人の頭がこちらに向いた。迅いっ!!
ブォン
長い腕が、鞭のように僕らにしなって向かってくる。これを交わさないと……
回避判定
100-25×3-20(技術差)+20(Λスキル「無表情」)=25以上で回避(コンマ下、イマーラ)
100-26×3-30-30+20=12以上で回避(コンマ下2、クラン)
- 649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 16:25:25.09 ID:ZTztO0B50
- あ
- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 16:25:59.03 ID:rAZp8/GDO
- はい
- 651 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 16:33:34.61 ID:6JoeG4cFO
- ダメージ
(コンマ下1×(30+23)÷2÷4)-(コンマ下2×(24+25)÷6)(イマーラ)
(コンマ下3×(30+23)÷2÷4)-(コンマ下4×(25+25)÷7)(クラン)
※内容次第で多数決を取ります
- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 16:36:28.01 ID:rAZp8/GDO
- はい
- 653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 16:37:18.74 ID:0PRDcfAKO
- あ
- 654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 16:39:12.24 ID:ZTztO0B50
- あ
- 655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 16:40:31.72 ID:0PRDcfAKO
- ん
- 656 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 16:43:31.22 ID:6JoeG4cFO
- 上のクランの計算式が間違っていました。25+26です。
- 657 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 16:45:03.44 ID:6JoeG4cFO
- ÷2も忘れてました……失礼しました。
- 658 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 16:57:06.75 ID:6JoeG4cFO
- ダメージ
どちらも1、距離0→3
これは……避けられないっ!?とすると、事前の策は……
鋼鉄の腕が身体に当たる刹那、僕は後ろに跳ぶ。腕が一瞬きしむけど、衝撃は受け流せるっ!!
ズサアッッ
「ツッ……!!」
横を見ると、師匠も受け身を取っていた。
「……厄介ね」
「うん、でも近付かないと」
「勝機はないわね」
師匠が巨人に踏み込んだ。僕は……
※加速装置を
1 使う
2 使わない
※2票先取
※使う場合は奇門解放→リバーブロー
使わない場合は奇門解放のみ
- 659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 17:03:39.91 ID:0PRDcfAKO
- 1
- 660 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 17:12:21.66 ID:6JoeG4cFO
- >>651の判定で洞察成功分を引き忘れてますが、そのまま続行します。
(最低保証の5%以下に当たったため)
- 661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 17:18:23.32 ID:ZTztO0B50
- 1
- 662 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 21:39:42.46 ID:6JoeG4cFO
-
「アクセラレーション!!!」
叫ぶと同時に丹田に力を入れる。力が噴き出すように沸き上がってきた。
師匠は一足早く巨人の懐に潜り込む。
3の倍数…コークスクリュー
3の倍数以外…リバーブロー
ゾロ目、95〜00 ?????
- 663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 21:41:34.31 ID:W+1GL9WDO
- あ
- 664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 21:43:17.04 ID:8zrebHsP0
- ん
- 665 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 21:50:24.39 ID:6JoeG4cFO
- ダメージ
(コンマ下1、3×4-コンマ下2、4×6.625)
※Λは的が大きい&狭い場所のため必中です
※イマーラは上級職扱いです(ストライカー、ただし教えることまでは不可)
※Λは朦朧としません(ただクリティカルで追擊は入ります)
- 666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 21:51:06.90 ID:8zrebHsP0
- ん
- 667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 21:51:27.12 ID:0PRDcfAKO
- あ
- 668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 21:56:25.01 ID:rAZp8/GDO
- はい
- 669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 21:56:41.76 ID:n6yF0iqy0
- ん
- 670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 21:58:04.86 ID:kqnsMDMwO
- あ
- 671 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 22:05:23.69 ID:6JoeG4cFO
- ダメージ 281
Λ残りHP ???
「せいっ!!!」
気合いと共に左右の拳が巨人に当たる。でも、それは全く揺るがない。
「イマーラどいてっ!!」
僕もその後を追って飛び込む。多分生き物じゃないから「煉獄」はきっと使えない。本命は、この次だ。
ダメージ
(コンマ下1、3×7-コンマ下2、4×6.625)
- 672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:06:42.62 ID:8zrebHsP0
- ん
- 673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:07:16.79 ID:0PRDcfAKO
- はい
- 674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:09:07.17 ID:kqnsMDMwO
- あ
- 675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:16:04.17 ID:n6yF0iqy0
- ん
- 676 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 22:23:18.88 ID:6JoeG4cFO
- ダメージ 7
総ダメージ 288
ギィンッ
「痛っ!!?」
拳に痛みが走る。手甲越しでも巨人の硬さは相当なものだと分かった。
しかし、懐に入れた。ここからが勝負だ。
(ターン2)
※先読み判定
100-21-30-10=39以上で成功
- 677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:23:50.25 ID:n6yF0iqy0
- ん
- 678 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 22:27:32.21 ID:6JoeG4cFO
- ※失敗
懐には入れた。でも、人間を相手にするのとはまるで違う。動きが……読めない。
※70以下でΛ先制
- 679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:27:58.19 ID:8zrebHsP0
- >>676に宝石の力のコンマ修正働いて無くない?
- 680 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 22:29:37.58 ID:6JoeG4cFO
- >>679
失礼しました。その通りですね。
19以上で成功として再判定します。
- 681 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 22:33:54.07 ID:6JoeG4cFO
- これに伴い>>678は一旦無効にします。
- 682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:34:06.65 ID:rAZp8/GDO
- はい
- 683 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 22:38:45.28 ID:6JoeG4cFO
- ※成功
僅かに巨人の腕が動いた。これは……
奇数 射撃
偶数 凪ぎ払い
ゾロ目、95〜00 凪ぎ払い(先制確定)
- 684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:39:32.50 ID:W+1GL9WDO
- あ
- 685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:39:56.18 ID:8zrebHsP0
- ん
- 686 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 22:41:52.90 ID:6JoeG4cFO
- ※凪ぎ払い
またさっきのように動くつもりかっ!?同じ手は二度は食わない!
「来ますッ!」
※30以上で先制
- 687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:43:29.42 ID:n6yF0iqy0
- ん
- 688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:44:08.72 ID:kqnsMDMwO
- あ
- 689 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 22:49:23.47 ID:6JoeG4cFO
- ※先制
師匠が小さく頷いた。そして……
「出し惜しみはしないっ!!」
師匠が左手首の「鞘」を外す。腰を落として密着体制から放たれるのは……
※ダメージ(マナブラスター)
(24×コンマ下÷3)×3
- 690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:50:13.65 ID:8zrebHsP0
- ん
- 691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:50:15.06 ID:W+1GL9WDO
- んん
- 692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:50:48.72 ID:kqnsMDMwO
- あ
- 693 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 22:54:56.21 ID:6JoeG4cFO
- ダメージ 1560
総ダメージ 1848
※ΛHP判定
01〜50 4000
51〜85 3000
86〜94 2500
95〜00 2000
- 694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:55:23.39 ID:n6yF0iqy0
- ん
- 695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:55:59.80 ID:kqnsMDMwO
- あ
- 696 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 23:00:35.31 ID:6JoeG4cFO
- ※Λ残りHP 2152
パウッ
ドゴォォォッッッッ!!!!
閃光が放たれたと思った次の瞬間、光の槍が巨人を貫いていた。壁が壊される爆音が響く。
僕も負けてはいられない。腰を落として放つ技は……「空勁」だ。
「ハッッッッッ!!!!」
※ダメージ
(コンマ下×28÷4)×3
- 697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 23:01:00.92 ID:8zrebHsP0
- ん
- 698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 23:07:19.93 ID:8zrebHsP0
- 奇門開放の追加ダメージは空勁には適応されないのですか?
- 699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 23:16:15.82 ID:kqnsMDMwO
- >>671のリバーブローも奇門解放の追加ダメージがあるはずだから、それ含めると戦闘終了?
- 700 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 23:20:23.55 ID:6JoeG4cFO
- >>698-699
単なるミスですね。失礼しました。
ともあれ、ご指摘通りこれで戦闘終了です。
- 701 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 23:28:54.64 ID:6JoeG4cFO
- ※経験点50p、奥義習得ポイント1p
(現在経験点総計646p、奥義習得ポイント16p)
※「コンダクター」戦前に消化機会を与えます
ビキッ、ビキビキビキ
「ピ、ピピピピピ!!!!」
渾身の一撃が入った手応え。それと共に、何かにヒビが入ったような音と、断末魔のように巨人が発する「声」が聞こえた。
「ピピピピピピピ!!!ピー、ピー……」
ドスゥゥゥッッ……!!
巨人はその場で倒れた。……やった、かな。
「クランっ!!大丈夫そう?」
「うん、多分。もうこっちに来ていいよ」
階段付近にいたラーナたちを呼び寄せる。アミールさんが感心したように口笛を吹いた。
「さすがだね……この前も思ったけど、素晴らしい一撃の重さだ。それに、イマーラさん……恐れ入ります」
「この一撃は義手の力にすぎませんから。それより、先へ」
※30以下で下の階で異変
- 702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 23:29:38.76 ID:0PRDcfAKO
- あ
- 703 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 23:37:46.46 ID:6JoeG4cFO
- 「この中にいるはずだね」
僕は重い扉を開く。そこには……
01〜30 ……結界の中で眠らされている?
31〜94 ……貴方たちは
95〜00 上+α
- 704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 23:38:32.26 ID:n6yF0iqy0
- ん
- 705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 23:38:43.65 ID:kqnsMDMwO
- あ
- 706 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 23:54:08.65 ID:6JoeG4cFO
- 「……これは」
厳重な魔力結界。その中で、2人の女性が眠っている。
片方は黒髪、もう片方は金髪。顔立ちはそっくりだ。
「……眠らされてるね、これ」
「え」
「どうやってるかは分からない。息はあるけど、意識はない」
ラーナが眉を潜めた。
「……だからここの守りが緩かった、ってわけかな。魔力結界、解除できそう?」
「……ちょっとやってみます」
アミールさんに応じて、ヘカーテが前に進み出る。ラーナも結界に手をかざした。
「僕もやってみるかな……と」
アミールさんも加わって、解除作業が進む。
……
※35以上で成功
- 707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 23:54:35.03 ID:rAZp8/GDO
- はい
- 708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 23:54:57.03 ID:8zrebHsP0
- ん
- 709 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/15(日) 23:58:10.97 ID:6JoeG4cFO
- ※失敗
※強制成功権を使いますか?
1 使う
2 使わない
※0000より3票先取
- 710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 00:01:31.89 ID:ug15uGbEO
- 1
- 711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 00:04:55.25 ID:FE6wPhAL0
- 2
強制成功権は覚醒レベル6判定に使いたい
場所は分かったし、こういうのに対処できそうなネーロ院長や第二世界の誰かをプレーンウォークで連れてきて、それでも駄目なときに>>703に巻き戻し権を使う
- 712 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 01:01:28.44 ID:dR3DKMnRO
- 上げます。
- 713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 01:17:17.51 ID:RD5wNuBi0
- >>711
- 714 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 08:10:48.88 ID:J2WhOT93O
- もう一度上げます。
- 715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 08:13:38.87 ID:2DQgrDQm0
- >>711
- 716 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 09:50:01.74 ID:J2WhOT93O
- #
「……ダメだ。これは相当に厳しい」
1時間ぐらいの解呪作業の末、アミールさんが遂に音を上げた。
「はあっ、はあっ……これどんな術法使ってるの?見たこともない『堅さ』……」
「……ええ、同感です。これを張ったのは……」
「『マスターC』、か……。こんなに魔術に長けてるなんてね。僕ら以上にこういうのに対応できそうなのは」
「何人かいることはいる、かな。ただネーロ院長はまだ完調じゃない。お師匠様も考えたけど、もうお歳だしこのいざこざに巻き込みたくない」
ラーナは悩んでいる。それともう一つ問題がある。もう「外」は結構時間が経ってそうなことだ。
時計はいつの間にか21時前になっている。誰かを呼んでくるには少し遅い。
「第二世界」の誰か……特にブレイズさんなら何とかしそうな気はする。ここは引き揚げて明日にかけるべきだろうか?
それはそれで、いない間にクリスが何か仕掛けてくる可能性が否定できないけど。
※95以上でイベント発生、未満で多数決
- 717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 10:00:05.19 ID:cCAsbbJDO
- はい
- 718 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 10:03:05.82 ID:J2WhOT93O
- ※多数決
1 ネーロ院長を呼んでくる
2 ヤーヤを呼んでくる
3 誰かを残して明日「第二世界」の誰かが来るのを待つ
4 ここは諦めて明日「第二世界」の誰かが来るのを待つ
5 その他自由安価(歓迎します)
※3票先取
- 719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 10:24:13.07 ID:FE6wPhAL0
- 5
1が出来なければ4という感じで両方は出来ませんかね
それとネーロだけじゃなくローマンも連れてくれば少しでも可能性上がるかな
誰か残すのは逆に危険だと思う
- 720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 10:32:30.31 ID:RD5wNuBi0
- >>719の案がありならそれで
ダメなら4、誰か残したら残した人クリスに洗脳されそう
- 721 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 10:49:59.45 ID:T9ukCYFNO
- >>719
1にしても2にしても無理なら3か4の流れになります。ただ、状況はやや不利に傾きます。
ローマンを連れてくるのは可能です。
- 722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 11:02:50.97 ID:p3lXlnmzO
- >>719案に1票
翌日はコンダクター討伐やる予定だしできれば今日中に片付けたい所だが…
- 723 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 11:43:27.67 ID:T9ukCYFNO
- #
「さてと……」
皆を残し、僕は単身アミールさんの私邸に来た。目的は、ネーロ院長を連れてくることだ。
多分ホテルに戻っているはずのローマンさんも合わせれば、何とかなる可能性が出てくると思ったのだ。
コンコン
「失礼します」
…………
……
※ネーロの反応
01〜40 私には無理だ
41〜85 微力だが、力を貸そう
86〜94 上+それと……(再判定)
95〜00 私よりいい人物を知っている
- 724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 11:45:57.17 ID:cCAsbbJDO
- はい
- 725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 11:47:14.37 ID:FE6wPhAL0
- ん
- 726 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 11:55:18.48 ID:T9ukCYFNO
- #
「……私には無理だ」
一通り現状を説明すると、ネーロ院長は首を振った。
「そんなっ!!」
「私は病み上がりだ。よしんば完調でも、ヘカーテを含めた3人がかりで解呪できないものを、私が加わったからといってどうかできるとも思えない」
……そう返されることは想定していた。しかし、そうなると……「第二世界」の誰かが来るのを待つしかない、か。
「……すみません、無理を言って」
「いや、妙だとは私も思っていた。やはり、解放は簡単ではなかったな。
ともあれ、私にできるのは祈ることだけだ。すまない」
#
※95以上でローマンから有力情報、未満で再度コンマ判定へ
- 727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 11:56:20.47 ID:y9lZp9Gv0
- さっきからコンマがクソすぎる
- 728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 11:57:25.13 ID:FE6wPhAL0
- ん
- 729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 11:59:05.11 ID:FE6wPhAL0
- キツいなぁ・・・
- 730 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 12:00:26.35 ID:T9ukCYFNO
- ※特になし
※帰還時状況
01〜20 ???が来て戦闘中(1回のみファンブル扱い)
21〜30 下の階から来たΛと戦闘中(1回のみファンブル扱い)
31〜94 何もなし(4に移行)
95〜00 ????が来た
- 731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 12:07:22.82 ID:cCAsbbJDO
- はい
- 732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 12:07:23.92 ID:p3lXlnmzO
- 来い
- 733 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 12:14:56.26 ID:T9ukCYFNO
- #
「……そうか」
説明を受けたアミールさんは落胆の色を隠さなかった。
「今日は退いた方がいいと思います。明日、仕切り直しましょう」
「それしかない、か。では一度帰ろう。また明日、『第二世界』とやらからの助っ人が来たらやり直しだ」
【85日目】
今日もあまり眠れなかった。寝不足はオルランドゥの蒸し暑さだけじゃ、間違いなくない。
僕は電話を手に取る。連絡先は、もちろんサイファーさんだ。
※ブレイズは……
01〜25 極めてまずいことになった(1回のみファンブル扱い)
26〜35 ……こちらも切迫してる
36〜89 準備できている
90〜00 準備できている+α
- 734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 12:18:01.88 ID:p3lXlnmzO
- あ
- 735 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 12:23:30.08 ID:T9ukCYFNO
- ※クリティカル
少し中断。
- 736 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 14:05:02.59 ID:EhyblQz+O
- #
「お待たせしました」
金髪の男性がイーリス王宮前で待っていた。手には鞄を持っている。
「すみません、お手を煩わせて」
「いえいえ、こういうのはお互い様です。後々、こちらからも助けをお願いするかもしれませんし」
「助け?」
「ええ。例の結界の件です。一応昨日補強しましたけど、まだ何があるかは分かりませんからね」
そうか、向こうも少し事態が悪化しているのだった。早めに「実行委員会」とオルランドゥの件は解決したいけれど。
「ところで、その鞄は」
「フフフ。まあそれはおいおい。話によれば、フローラとデアドラがクリスの張った結界内に封じられているのでしたね。まずはそちらから参りましょうか」
…………
……
※40未満でいない(1回のみファンブル扱い)
- 737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 14:17:13.53 ID:cCAsbbJDO
- はい
- 738 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 19:23:59.31 ID:JHrod3WEO
- #
「……なるほど」
「実行委員会」の2人が眠る部屋に着くなり、ブレイズさんの表情が険しくなった。
「どうですか」
「確かにこれは容易ではないですね。多分、『鍵』をかけたのはクリスとドワーキン。とすると、生半可ではない。
更に言えば、かなり深く『眠らされている』。こちらは私以外では対応不可でしょう」
法衣を脱ぐと、ブレイズさんが結界に手をやる。
「魔素の薄いここでどれだけできるかは分かりませんが……やるだけやりましょうか」
※50以上で解呪、未満で追加イベント
- 739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 19:31:38.45 ID:QmafFhs80
- あ
- 740 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 19:36:02.02 ID:JHrod3WEO
- #
「……厳しいですね」
解呪に着手して10分ほど。ブレイズさんが険しい表情で呟いた。
「あなたをもってしても?」
「やはり魔素が薄すぎる。私1人だけでは足りません。……誰かの、それもかなりの力が要ります」
「……かなりの力?」
「ええ。あるいは、解呪の専門家か……心当たりは」
※80以上で?未満なら多数決へ
- 741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 19:38:24.11 ID:FE6wPhAL0
- ん
- 742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 19:39:53.82 ID:FE6wPhAL0
- すまん駄目だこれ呪われてる今日もうコンマ踏まんわ
- 743 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 19:40:33.43 ID:JHrod3WEO
- ※ファンブル回避権利残り4回、再判定
- 744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 19:44:34.80 ID:cCAsbbJDO
- はい
- 745 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 19:58:07.30 ID:JHrod3WEO
- 解呪の専門家?そんなのがいただろうか……
……ん?ひょっとしたら。
「ブレイズさん、一度戻りましょう。ひょっとしたらという人がいます」
「ほう。案内してもらいましょうか」
#
「……という訳なんです」
僕の申し出に看守長が額に皺を寄せた。
「本当にいいんですか、アミール様。確か、まだ沙汰は……」
「いや、それは何とかするさ。それにそもそも貸しがある。今回の協力を以て、司法取引とするというのはどうかな」
「それは私では判断しかねます。法相の許可が……あっ、ちょっと!!」
「まあ、事後承諾でいいだろ?それに、あくまで主犯はサンタクルス副院長。彼女は使われてただけだと思うけどね」
そう言うと、中央警察署の地下牢にアミールさんは入っていく。
「いいんですか?」
「まあ、大丈夫なんじゃないかな、多分。にしても、彼女の存在を忘れていたよ。確かに、可能性はある」
そうだ。あの時見せた魔法を考えると……彼女しか残る希望はない。
奥から3番目の牢屋に、彼女はいた。蝋燭の光の下、何かを書いている。
「……元気かな、ジャボン・デイライト」
彼女がハッとなってこちらを見た。
- 746 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 20:07:14.71 ID:JHrod3WEO
- 「……!!?貴方は」
「やあ。その節は助かったよ。君のお蔭で『スマイル』を倒せた。何を書いているのかな」
「……懺悔と、私が知る術法の解説を遺書代わりに。処刑の覚悟はできております」
「その心配はないよ。……っと、来ましたね」
後ろからブレイズさんがやって来た。
「法相には、この女性を司法取引にて釈放するよう精神感応しておきました。じき、保釈の許可が下りるでしょう」
「え」
「君にはあることをしてもらおうと思っている。それと引き換えに、自由の身になるよう取引をした。危険は多分ない」
「……はい?」
そうだ。ジャボンならあるいは解呪できるかもしれない。
一瞬で「スマイル」が張ったあの霧を浄化するというのは、只事じゃないからだ。
「まあ嫌と言っても連れていくんだけどね。淑女に無理矢理……というのは僕の主義じゃない。
多分、君ならできる作業だ。そうですよね、ブレイズさん……でしたっけ」
※ブレイズの反応
01〜30 力不足な気はしますが……
31〜89 いいでしょう
90〜00 ……ほお
- 747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:11:53.11 ID:QmafFhs80
- あ
- 748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:12:53.93 ID:KSNOz8/3O
- あ
- 749 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 20:15:35.49 ID:JHrod3WEO
- ※ファンブル回避権残り3回、再判定
- 750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:15:58.71 ID:p3lXlnmzO
- コンマ神機嫌悪すぎぃ
- 751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:16:22.10 ID:KSNOz8/3O
- 頼む
- 752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:16:50.94 ID:KSNOz8/3O
- っぶねぇ
- 753 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 20:36:34.83 ID:JHrod3WEO
- 「いいでしょう。マナの総量は乏しいですが、効率の良いやり方を知っている。
『使わせて』貰えば何とかなるでしょう」
ブレイズさんが頷く。
「というわけで、少し付き合ってもらうよ」
アミールさんが「ゲート」を開いた。
※偶数で?
- 754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:38:01.30 ID:KSNOz8/3O
- あ
- 755 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 20:47:01.91 ID:JHrod3WEO
- 「あの……一つだけ、いいですか?」
「ん?」
ジャボンが顔を赤くしている。
「釈放されても、私に行き場所はありません。ですから……せめて雇って頂けませんか?」
「雇う?僕が?」
「はい。庶務の処理でも、家事のお手伝いでも、求められれば夜伽でも……お役に立ちたいんです!」
アミールさんが口をあんぐりと開けている。
「……そこまで慕われること、何かした?」
「私を身を呈して守ってくださいました。そして、あまつさえ自由の身に……その恩に応えたいのです!」
アミールさんの目が僕に助けを求めている。……この人も難儀だなあ……。
でも、僕にできることは特にない。というか、僕に助言する資格は多分ない。
8の倍数 実は……
4の倍数かつ8の倍数でない メイドぐらいなら
それ以外 あ、ああ。分かったよ
ゾロ目か90〜00 ……え???
- 756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:47:27.39 ID:pbz7Dso00
- はい
- 757 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 20:53:32.12 ID:JHrod3WEO
- 「……あ、ああ。分かったよ」
「ありがとうございます!!」
そう言うと、彼女はアミールさんに抱き付いた。これは後々大変そうだなあ……
#
「で、ここの結界を解いてほしいんだ」
僕らは場所を再びアヴァロン邸に移した。
「これ、ですか……」
「できそう?」
「……自信は、ないです……こんな複雑な術式、初めて見ましたから」
ジャボンがごくりと唾を飲む。
「まあとにかく始めましょうか」
※解呪判定
01〜30 まだ厳しいですか……
31〜60 厳しいですねえ……では、やむを得ませんか(再判定)
61〜89 これでいいでしょう
90〜00 ?????
- 758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:54:55.11 ID:cCAsbbJDO
- はい
- 759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:56:08.00 ID:FE6wPhAL0
- 一族関係のコンマなのに一体どうしちまったんだよコンマ神…
- 760 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 20:58:54.27 ID:JHrod3WEO
- ※ファンブル回避権残り2回、再判定
- 761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:59:29.84 ID:Gip+o9QkO
- はい
- 762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 20:59:40.50 ID:QmafFhs80
- あ
- 763 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 21:06:53.18 ID:JHrod3WEO
- #
「……これでいいでしょう」
1時間ほどの作業の末、解呪作業は終わった。ジャボンはその場にへたりこみ、ブレイズさんも疲労の色は隠せない。
「あ、ありがとうございます!!」
「礼なら彼女に。私が『乗っ取って』やることも考えましたけどね。それでは自我の損傷が起きる可能性があった。
無茶をやらずにホッとしてますよ。思いの外、彼女は優秀らしい」
アミールさんはジャボンの肩に手を当て、「頑張ったね」と声を掛けている。ジャボンは涙目で、「いえ、こちらこそ……」と感動しているみたいだ。
「……さて、と。今度は目覚めさせないといけませんが」
※75未満で退去を命じられる
- 764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 21:08:21.79 ID:SexUQB8Ko
- あ
- 765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 21:08:23.06 ID:QmafFhs80
- あ
- 766 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 21:24:38.45 ID:JHrod3WEO
- #
「……これで大丈夫です」
ブレイズさんが汗を拭った。2人はまだ寝ているように見える。
「いいんですか、これで」
「後はゆっくり目覚めます。まあ、『あれ』を使うことも視野に入れてたのですけどね。この分なら、自然に任せておけます」
「『あれ』って」
「私の切り札ですよ。『コンダクター』とやらを相手にすると聞きましてね。
精神波を弱めるなら、本気で相手した方が安全だと判断しました。それがこれです」
ブレイズさんは鞄を見た。何が入っているのだろう。
※75以上でvsコンダクター戦が可能、未満なら最低1回の自由行動を挟む
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 21:25:43.23 ID:QmafFhs80
- あ
- 768 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 21:37:10.29 ID:JHrod3WEO
- ブレイズさんがふうと息をついた。
「……とはいえ、さすがに疲れました。少し、休ませてもらっても?」
「もちろんです」
アミールさんが「ゲート」を開く。
「休息なら僕の家で。しばらく時間を置きましょうか」
#
「……にしても、人多くない?」
ラーナがむくれた。無理もない。居間には僕とアミールさん、ラーナたち4人、ヘカーテにジャボンもいる。しめて8人だ。
さらに2階には、ネーロ院長と「実行委員会」の2人、そしてブレイズさんも休息中している。普通の家より大きいとはいえ、さすがに狭く感じる。
「お昼できましたよ!お口に合えばいいんですが」
ナディアが小麦粉の記事の上にトマトのソースとベーコン、チーズを乗せて焼いたのを持ってきた。「ピタ」という、ロックモールの郷土料理らしい。
「私は煮込みを作りました。いかがです?」
ジャボンが恥ずかしそうに鍋を運んでくる。
※5の倍数で……?
- 769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 21:39:33.13 ID:cCAsbbJDO
- はい
- 770 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 21:48:55.22 ID:JHrod3WEO
- 「……」
ジャボンをヘカーテが睨んでいる。うーん、やっぱり修羅場になるよねこれ。
(もう結婚しているって言ったんですか?)
(言ったけど聞かないんだ、仕方ないだろう)
アミールさんは困りきった様子だ。本当に難儀だなあ……
「で、これからどうするんだ?んぐっ、これ旨いぞ」
「ありがとうございます!」
ミラに褒められ、ナディアは嬉しそうだ。僕のとこみたいに仲がいいのは、なかなか珍しいのかもしれない。
「そうね。すぐに『コンダクター』討伐には動けないみたいだし……」
師匠が首をかしげる。さて。
(自由行動)
1 デアドラ、フローラの様子を見る(中確率で会話可能)
2 サンタクルスに尋問
3 ジャボンにコンダクター対策を訊く(中確率)
4 魔術学院に行く(ウィルかローマンと稽古可能)
5 ダーレン寺の様子を見る
6 モリブスに行く
7 その他自由安価
※2票先取
- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 21:51:52.37 ID:pbz7Dso00
- 3
- 772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 21:55:04.70 ID:Gip+o9QkO
- 3
- 773 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 22:03:49.53 ID:JHrod3WEO
- 中断します。
- 774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 22:06:31.40 ID:FE6wPhAL0
- にしてもここまでやってやっと>>703の31〜くらいになったか
まあそれ以降もいくつか判定はあったんだろうけど、時間が余分にかかったしなぁ
コンダクターと戦うってのにファンブル権少ないのも痛い
ブレイズがフルート?持って来てくれたのが不幸中の幸いか
そういえば敵のブレイズを倒したときに懐から転がり落ちたフルートらしきものはどうなったんだろう
マリーンが回収してるんだろうけど
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 22:26:50.00 ID:Gip+o9QkO
- 神器は使用者本人に合うよう調整が要るという設定があるけど別世界の同一人物の場合はどうなるんだろう
敵ブレイズが落とした笛は誰が拾ったか明記されてないみたいだしクランたちが持ってるならブレイズに渡してみるのも一考かな
使えそうならともかく使えないならさっさと破棄したい、オルドかドワーキンなら一族全員の神器を使用できるとかありそうだし敵側に持っていかれる事態は避けたい
- 776 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/16(月) 23:06:18.80 ID:hfxmIdAKO
- >>774
コンマ判定次第ですが、基本はその通りです。
フルート持参のためvsコンダクター戦はかなりやりやすくなっています。
>>775
上にある通りです。ただ、マリーンが捕まった場合は……可能性は小さいですが。
- 777 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 08:35:55.41 ID:HyzQCOznO
- 「それで、『コンダクター』。何かもう少し詳しい情報はないですか?弱点とか、対策とか何か」
「弱点、ですか……以前話したように、弱点は特にありません。……」
01〜20 そもそもどうやって作られたのかすら知らない
21〜50 サンタクルスから伝聞で断片的情報あり
51〜70 素体の情報は知っている
71〜89 ある程度の対策は知っている
90〜00 有効な対策を知っている
- 778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 08:45:42.65 ID:fSP5nXyDO
- はい
- 779 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 09:44:04.71 ID:HyzQCOznO
- 「ただ、誰が素体になったかは知っています。魔術学院のサイレスという者です」
「……それは確か」
アミールさんにヘカーテが頷く。
「音魔法の研究で知られた人物ですね。本人も素晴らしい音楽家でした。私も何回か演奏を聴かせて頂きましたが……」
「はい。私がオルランドゥに来てしばらくしてから、新たな生命の創成を行うとサンタクルス副院長に命じられました。
あの時の私は愚かでした。それが何を意味するかも知らずに……」
「……そこで身を捧げたのがサイレス氏だったわけだね。彼の名を聞かなくなったのは1年ほど前だから、当時は確か准教授か」
小さくジャボンが頷いた。
「私がズマのエリコグラード魔術学院から引き抜かれてすぐだったと思います。彼は教授になりたがっていた。
身の安全は確保された上での実験でした。しかし……」
「失敗したわけだ。そして、粛清が始まったと」
「……はい。私は従順なふりをするしかなかった。そのせいで……うぐっ、多くの人々をっ……!!」
嗚咽にむせぶジャボンを見て、アミールさんが溜め息をつく。
「君は罪を自覚してる分いい。粛清への恐怖が、未知の生命を生み出すことへの快楽にすり変わってしまったのも多いからね。しかし、サイレス氏か……」
アミールさんが腕を組んだ。
「何か心当たりが?」
※80以上である
- 780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 09:55:47.43 ID:TQp2Ecay0
- はい
- 781 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 12:49:24.87 ID:HyzQCOznO
- 「いや、僕も知り合いって程度だからね。彼について詳しいとすれば……年が近かったはずのGGかサンタクルスか」
「サンタクルス副院長の処刑は」
「そろそろかもしれない。口を簡単には割らないだろうし、無駄足になるかもしれないけど」
1 サンタクルス副院長の所に行く
2 ガーネットの所に行く
3 その他自由安価
※3票先取
※情報の有益性は1>2、手に入れやすさは2>1です。
※ブレイズを連れていくのは手ですが、サンタクルスは処刑済みの可能性があります。
※ローマンに訊くの手ですが、情報の有益性ではガーネットに劣ります。
- 782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 12:57:09.81 ID:t7rDK9S0O
- 2
- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 13:14:51.71 ID:fSP5nXyDO
- 2
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 15:58:30.32 ID:rHAoIzfh0
- 2
- 785 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 18:22:31.55 ID:AHr1Ddq+O
- #
「……あ」
「やあ」
ガーネットさんの部屋をアミールさんと訪ねると、微妙な反応が返ってきた。
「まさかあんたが来るとは思ってなかったわ。何の用なの」
「……2人はお知り合いなんですか?」
「腐れ縁よ。ウィンドグレイス卿と並ぶ、ね」
僕らはソファーに座るよう促される。
「宝石の子、クラン君だったかしら?彼について?」
「いや、『コンダクター』の素体、サイレス准教授について。僕よりも君の方がずっと彼については知ってると思うけど」
01〜25 実はそんなに知らないのよ
26〜65 まあ、多少はね……
66〜89 ガーネットさんの表情があからさまに曇った
90〜00 彼を討つのね、その子と
- 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 18:26:25.79 ID:pLUBcd7PO
- はい
- 787 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 18:50:06.02 ID:AHr1Ddq+O
- ガーネットさんの表情があからさまに曇った。
「……それを訊くのね」
「やっぱり、色々知ってるわけか」
「彼とは……そこそこ親しい仲だったのよ。あなたよりもね。
彼がああなってしまったのは、私のせいかもしれない」
「どういうことだ?」
ガーネットさんは机の上にあったパイプを手に取った。そしてふうと、煙草みたいなものを吸う。
「……彼とは同期でね。一緒に競い合い、学び合った仲間だった。……仲間以上だったかもしれない。
ただ、私の方がたまたま出世が少しだけ早かった。それで、焦ってたのかもしれない」
「……君に並ぼうと、素体に立候補したと」
「ええ。そんなことをしなくても、彼は教授になれたはず。でも、彼は手を挙げてしまった」
「その結果か」
「……彼が何人も殺したと聞いたとき、これは報いだと思った。……絶対に、止めるべきだったのよ!
ネーロ院長が狂い、サンタクルス副院長の独裁が始まる中、止めに入ったらどうなるか……薄々は見当がついてた。
でも、それでも私はサイレスを止めるべきだった!!」
アミールさんは首を振った。
「……サンタクルス以外、彼が怪物になるという結果は予期できなかっただろうさ。
君も、嫌な予感はしたかもしれないが、破滅的な結果までは考えもしなかったはずだ。君は自分を責めるべきじゃない」
「……相変わらず、妙な所で冷静なのね」
「引いて考えるのに慣れてしまっただけさ」
「……彼を討つの?」
「これからね。強力な助っ人もいる。心配は要らない」
※70以上でガーネットが提案
- 788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 18:51:40.16 ID:aC8QbKsQ0
- おりゃ
- 789 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 20:56:28.99 ID:buu0byGtO
- 「……そう」
ガーネットさんが窓の外を見て、またパイプを吸った。
「……ちゃんと殺してあげて。私じゃ、何もできないから……」
「分かった」
アミールさんが腰を上げた。
「行こうか」
「えっ、いいんですか!?」
「十分だ。……じゃあね」
「ええ……因果なものね」
ドアを閉め、僕らは廊下を歩く。
「あの、お二人の関係って」
「『腐れ縁』さ。僕が君くらいの子供の頃、2つ上の彼女が『色々』教えてくれてね。
ただ、もう数年会ってなかった。お互い、進む道が違ったということだよ」
アミールさんが苦笑した。……僕は何となく察したけど、これ以上は追求しないことにした。
※60以上でローマン&ウィルと会う
- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 20:59:36.03 ID:9J9rE0HRO
- あ
- 791 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 21:08:25.97 ID:buu0byGtO
- #
「……というわけだ」
「それが収穫、ですか」
ラーナが不満そうに言う。確かに、その気持ちは分かる。
アミールさんは目を閉じた。
「ああ。……GGを巻き込めば、『コンダクター』の征伐確率は上がるかもしれない」
「……え?」
師匠がアミールさんを見た。
「……『コンダクター』には知能がある。そして、僅かでも『生前』の記憶が残っていれば……ということですか?」
「……そうなるね。攻撃の手は弱まるだろう。そしてそこを突けば……」
「容易に鎮圧できる、ということですか」
階段を下りてきたブレイズさんが言う。
「もういいのですか」
「ええ。確かにその考えは合理的帰結です。確実、ではないですが」
「……ガーネットさんを、囮に??」
「囮とまでは言わない。だが、彼女を同行させれば……元恋人を、『コンダクター』は攻撃できない、かもしれない」
しん……と部屋が静まり返った。これは、ある意味非情な選択だ。
1 やりましょう、それ
2 それはやめましょう
※3票先取
- 792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 21:17:58.40 ID:9J9rE0HRO
- 1
きっちり別れさせてあげる方がGGとしては踏ん切りがつくのでは
操られたり利用されて怪物化しても最期の最期に理性を取り戻すケースも今作中いくつかあったし今回も可能性はある、と思いたい
- 793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 21:50:05.54 ID:9kFn9wf40
- 1
フルート持ちブレイズが居るからコンダクターの精神波も問題ないし、囮ではなくアミールに守られながら声かけ担当してもらうだけでも十分だろう
せめてその最期を看取ることぐらいはね
- 794 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 22:44:39.76 ID:q5Kgci+zO
- 上げます。
- 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 23:13:14.23 ID:3MvwDLODo
- 2
- 796 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 23:27:36.48 ID:qej6CUB+O
- もう一度上げます。0000までに決まらない場合リセットです。
- 797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 23:30:43.91 ID:+y1hDGGK0
- 1
- 798 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 23:44:46.42 ID:qej6CUB+O
- 「……やりましょう、それ」
「クランっ!?」
「ラーナ、分かってる。これは一種の賭けだって。でも、サイレスさんってガーネットさんの恋人だったんでしょ?
なら、その最期ぐらいは看取らせてあげたいんだ。どんな形であっても」
師匠が苦笑する。
「貴方らしいわね」
「そうかな……でも、ガーネットさんは極力守らないと」
「そうだね。僕の知る限り、彼女には奴と戦う力はない。そこは僕が責任を持つ」
「……了解です。じゃあ、行きましょう」
#
「来たね」
魔術学院では既にウィルさんとローマンさんが待っていた。
「『コンダクター』は」
「ここの地下にいる。ちょうど『スマイル』と戦った下の階、といっても随分下らしい」
ローマンさんは険しい表情だ。
「『魔道箱』で行くんだが、定員があってな。行ける人数は決まっている」
「『魔道箱』?」
「ほう」とブレイズさんが感嘆した。
「エレベーターですか。この世界にも一応あったのですね」
「……?それが何だかは存じませんが」
「まあいいでしょう。定員は?」
01〜30 4人
31〜70 5人
71〜89 6人
90〜00 再判定
- 799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 23:48:15.18 ID:+y1hDGGK0
- ん
- 800 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 23:52:54.51 ID:qej6CUB+O
- 「定員は4人です」
「……となると、実質的に決まったようなものですか。私とクラン君、アミール君、そしてガーネットさん。まあ、私が何とかしましょう」
僕はアミールさんに向けて頷いた。
「じゃあ、ガーネットさんを呼びましょう」
※80以上で?
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 23:54:08.87 ID:9J9rE0HRO
- ん
- 802 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/17(火) 23:56:59.63 ID:qej6CUB+O
- ※???を持参
今日はここまで。
- 803 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/18(水) 13:23:14.25 ID:LqMf9pCBO
- #
「……そう、分かった」
ガーネットさんはあっさり同行に了承した。
「意外だね、もっと抵抗するかと」
「現実主義のあなたの性格は知ってるから、そう来るだろうとは思ってた。
それに、彼を看取るのは私の役目だから」
「……すまないね」
「いいのよ。その代わり、彼の最期まで私を守って。それだけ」
アミールさんが何かに気付いた。
「その髪飾りは」
「……サイレスがくれたものよ。結局、指輪はくれなかったけど……ある意味の『形見』ね」
「……そうか。じゃあ、行こうか」
#
ズォンズォン……
重たい音と共に、鋼鉄の箱が降りていく。「過去の世界」の、マエザキさんの研究所にあったものに近いけど、こっちの方がずっとゆっくりで重々しい。
「どうやるんですか」
「まずは様子見、ですね。ただ、いつでも逃げられるように『ゲート』を入口に開いておきます」
「……え?」
「私が本気になったら、今着けている『ジャマー』は無意味です。だから、私が笛を抜いたら即逃げてください。
メドが立ったら、私の方から呼びます。精神波だけの相手なら、それで終わるでしょうが……」
ガーネットさんが頷く。
「サイレスが得意としていた音魔法は、音そのものを武器としていたわ。
『コンダクター』になってどう変わったかは知らないけど、多分そんなに簡単じゃない」
「僕の魔法障壁の出番、というわけか。打撃はクラン君に任せるしかないね」
緊張が高まる。そして、ガタンと音がして、扉がゆっくり開いた。
「……あれ、ですか」
15メド近く離れた場所に、鋼鉄の箱が見えた。……あの中?
そして、その周りには……白骨が幾つも見えた。
アミールさんが冷や汗を流す。
「そのまま封じてりゃいい……ってわけでもないんだっけね」
「ええ。あれの維持はかなり大変。サンタクルスは、数ヶ月に一度、数人がかりであの箱に掛かっている封印の術式をかけ直させてた。
でも、その度に……精神波による犠牲が」
「それがあれってわけか。で、術式の効果が切れたら……」
「あれは地上にやって来るわ。そうなったら、どうなるか見当も付かない」
「……なるほど。では、私が行きましょうか」
コツ、コツ、コツとブレイズさんが一人近付く。表情は険しい。既に攻撃は始まっているのかもしれない。
そして、鋼鉄の箱の前に立つと……右手で円を描いた。パカッ、と箱に穴が開く。
「……あれが……『コンダクター』」
その中にいたのは、異形の男だった。全身に音符が張り付き、服も色彩鮮やかな楽譜で埋め尽くされている。
「……会話は、できますか」
01〜70 すかさずブレイズさんがフルートを抜いた
71〜89 …………
90〜00 あ……う……
- 804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 13:24:44.85 ID:vEi4+3OsO
- はい
- 805 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/18(水) 13:49:03.03 ID:08cA0e8Uo
- 「…………」
「コンダクター」に動きはない。どういうことだろう?
「音魔法を使ってる、とか?」
「いや、それはないな。音が聞こえるはずだし、第一ブレイズさんに張った対魔防壁が作動している」
01〜50 ブレイズさんがフルートを抜いた
51〜89 ブレイズさんがこちらを向いた
90〜00 ……頭の中に声が?
- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 13:54:38.83 ID:ZKBBOgHuO
- ん
- 807 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/18(水) 16:17:21.76 ID:SRC1cL00O
- その時、ブレイズさんがこちらを向いた。
「……妙ですね。攻撃の意図がない」
「え?」
「こちらから接触してるのですが、何の反応もありません。ひょっとすると、貴女に用があるのかもしれない」
「……私?」
ガーネットさんにブレイズさんが頷く。僕らは「コンダクター」に近付いた。
「来たけど、どうすれば」
「私に触れてください。上手くすれば、会話ができるかもしれない」
ガーネットさんがブレイズさんの背中に手をやった。
…………
……
01〜20 返事がない
21〜50 コロ……シテ……
51〜75 ガーネット、今のうちに僕を殺してくれ
76〜89 ……ガーネットか
90〜00 上+?????
- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 16:18:28.77 ID:DdW6qb7b0
- えい
- 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 16:19:51.22 ID:6cLi9JE20
- すげぇ
- 810 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/18(水) 16:29:58.04 ID:SRC1cL00O
- ※クリティカル
中断します。?????が介入します。
- 811 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/18(水) 23:10:23.04 ID:QkEuU7ImO
- しばらくして、ガーネットさんが叫んだ。
「サイレス!?」
『……ガーネット、やはり君だったか』
頭の中に低い男性の声が響いた。
「……え?」
『君以外にも、3人いるな。……君がいるなら、声を出してもいいだろう』
アミールさんもブレイズさんの背中に手を当てる。
「サイラスさん、アミール・スナイダです。分かりますか」
『……貴方ですか、上にいた『スマイル』――マイル・デイライトを殺したのは』
「僕とそこにいる少年だ。仕方がなかった」
『……サンタクルスの差し金ですか』
「いや、彼女は処刑予定だ。地上の状況までは知らなかったみたいだね。
ネーロ院長も正気に戻した。全ては元に戻りつつある」
『そして、僕も殺しに来たわけですね。僕はただの『怪物』でしかないですから』
「……率直に言えばその通りだ。君の存在は危険だ……と思っていた。
ただ、正直に言って、ちゃんと話ができる自我が残っているなんて思いもしなかったけど」
「ふふっ」という笑いが僕の頭に響いた。目の前の「コンダクター」は表情一つ変えていないのに。
『それは正しいですよ。ガーネットが来て、僕に対する気持ちが残っているのを知って正気を取り戻した。
多分、これはつかの間のものですけど。別れが終わったら、殺してください。貴方たちなら簡単でしょう』
「……分かった」
アミールさんがガーネットさんに向けて首を振った。
「……ごめんなさい。あなたを止められなくて」
『いや、いいんだ。これは僕が望んだことだ』
「……え?」
『君には叛意ありとサンタクルスは思っていた。そして、そうではないと僕は証明したかった。
もちろん、君があの女を嫌っていたのは知っている。だからこそ、君は実験体に選ばれる予定だった。
そこで僕は君の代わりに身を差し出した。……これが真実だ』
「そんなっ!!じゃあ、教授にしてやるとかそういうのは……」
『嘘だろうね。でも、僕は君に疑いが向けられないよう、それを信じたふりをした。
君にはつらい思いをさせたと思っている。許してくれ』
ガーネットさんの目から涙が一気に溢れた。
「ちょっと待ってよ!!ずるいわよそんなの!!何で……何で自分を犠牲にしたのよぉ……!!
一緒に逃げればよかったじゃないっ!!2人なら、きっと……」
『それができないのは、君も知ってたはずだ。闇ギルドの連中を向こうに回して、勝てるわけがない。……今は、連中は」
「もう壊滅状態だ。ここにいる彼、クラン・オーディナル君を中心に大体事は済んだ」
『……そうか。なら、思い残すことはない』
目の前にいる「コンダクター」の口が、僅かに上がったように見えた。
『ガーネット。君ならいい研究者になれる。とうは立ってしまったけど、いい男も見つかるだろう。幸せになってくれ』
「嫌よっ!!あなたを、私が……殺せるはずなんて」
『やるならすぐやれっ!!!僕の自我は、もうそんなにもたないっ!!!アミールさん、頼みます』
「分かった」
すっと剣が抜かれる。アミールさんは大きく振りかぶった。
「ありがとうございます、サイラスさん」
- 812 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/18(水) 23:13:53.26 ID:QkEuU7ImO
-
その時、僕の宝石が光った。
『その決断はまだ早い』
「え?」
「何っ??」
「……貴方はっ!!?」
『久しいな、ブレイズ。違う世界のブレイズだが、私の知るお前とはさほど違いはないようだ』
僕の口が勝手に喋る。これは……
「コーウィン兄様……!!?」
- 813 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/18(水) 23:28:46.73 ID:QkEuU7ImO
- なぜ、この時に僕の身体を乗っ取った?疑問をよそに、コーウィンさんは話し始める。
『魔力を探らさせてもらった。確かに、その男はオルディニウムに深く汚染されて人外へと成り果てた。
ただ、かつて……『ニャルラ』がそうであったように、人としての心の欠片は残っている。
あの男にはそういう機会は与えられなかったが、あるいは元に引き戻すことができるかもしれん』
「……!!そんなことが、本当に?」
『できる方法を知っているだろう?500年前には、その可能性など思いもしなかったが』
「そういうことですか……!!それでも問題は」
『ああ。この男の無害化。そして、数日間の拘束の維持。両立せねばならん』
アミールさんたちは呆気に取られている。
「何を喋ってるんだクラン君!??」
『今の私はクラン・オーディナルではない。その行使者だ。
……ブレイズ、無害化できるか?』
「ロビントンのフルートを持ってきてますから、抵抗さえなければあるいは。
500年前、ブランドを正気に戻した手法を使えということですか」
『この世界では正気を取り戻すことはなかったが……そちらの世界ではそうだったようだな。
記憶消去と自我の忠実な改竄、そして数日間の機能停止。やれるか』
「……やりましょう」
ブレイズさんが、汗を流しながらニィと笑った。
#
※作業結果
01〜50 サイレス暴走、鎮圧のための戦闘へ
51〜89 サイレス沈黙、多数決へ
90〜00 サイレス沈黙(過去世界にクランが行く必要はなくなります)
- 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 23:29:52.91 ID:6cLi9JE20
- ん
- 815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 23:29:55.02 ID:5pljwoEr0
- あ
- 816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 23:30:12.79 ID:gwR34S/HO
- ん
- 817 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/18(水) 23:36:19.37 ID:YQQ2BdBbO
- ※以下、85日目はクリティカル範囲95以上に変更
今日はここまで。戦闘なしはさすがに予想外でした。
なお、経験点は入りませんが後々色々な特典があります。
(ex:サイレスからの礼の品、音魔法の習得(ラーナ)、精神感応の習得など)
- 818 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/18(水) 23:38:18.08 ID:YQQ2BdBbO
- 余談ですが、通常だと>>811の後にサイレスの正気判定が入るはずでした。
- 819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 23:42:27.36 ID:6cLi9JE20
- 乙
フローラとデアドラの低コンマ祭はこのための調整だったのか
- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 23:47:24.72 ID:gwR34S/HO
- 乙
ヘカーテといい天使樹(2回とも)といい利用されて化け物になったキャラを見るや救済しまくるコンマ神のお戯れすごいわ
- 821 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 08:35:55.40 ID:uob3PxARO
- #
『お待たせしました、もう来ても大丈夫です。それと、布かケープか、身体を隠すものを』
15分後ほどして、ブレイズさんから連絡が入った。プレーンウォークで飛ぶと、横たわるサイレスさんの姿が見える。
「上手く行ったんですか?」
「ええ。彼の理性が強かったらしく、オルディニウム感染に伴う獣性を押さえ付けてくれたので助かりました。後は、浄化装置にかけるだけです」
「浄化装置って……」
「貴方も聞いているでしょう。『過去の世界』にある、オルディニウム汚染者からその影響を取り除くというものです。
このまま目覚めさせても、身体がオルディニウムに冒されている状態は変わらない。遅かれ早かれ、彼は本物の怪物へと変わり果てる。
しかし、あれにかければ普通の人間には戻れます。今の力は失うかもしれませんが、それでも現状よりずっといい」
ガーネットさんが前に出た。
「助かるんですかっ!!?」
「ええ。後は、彼を連れていくだけです。とはいえ、多少時間は頂きますが。
同行を希望するなら受けますよ。ただの付き添い以上ではあり得ませんが」
「行きます。行かせて下さい」
「貴女はそういうと思いました。クラン、貴方はどうしますか」
1 こちらでやるべきことは多いので、別の機会に
2 行きます(戻りは87日目か88日目)
※3票先取
- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 08:48:52.86 ID:jpr8H7j50
- クランは覚醒レベル5になって常時宝石解放ですけど、過去世界に行くのにまだ維持装置必要ですかね?
- 823 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 08:54:51.45 ID:uob3PxARO
- >>822
ないです。
- 824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 09:21:20.31 ID:jpr8H7j50
- 2
ラーナ、ミーシャに維持装置つけて、ミラも加えて過去世界でやれることやっちゃおう
ラーナに封印術覚えさせて、ミラをエメリア化させて、滝のところで修行して、可能ならオルディニウム照射で覚醒レベル上げ
- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 09:28:55.77 ID:IQ8MwQpx0
- 2
- 826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 10:19:34.11 ID:Y7ZutRIWO
- 1
滝の体調が戻りきっていない可能性がまだあるかもしれないし、ここで強くなりすぎても穴の低階層で経験点入りにくくなると困らね?
低階層でクリスとバッタリ出くわすなんてファンブル級だろうし
- 827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 10:22:52.85 ID:GK3FldNAO
- 2
- 828 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 10:23:45.60 ID:uob3PxARO
- >>826
もう低階層にはいないでしょう。
ただ、10階層までショートカットしているとはいえ、時間的猶予が物凄くあるわけではありません。
- 829 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 12:29:42.94 ID:uob3PxARO
- 「行きます。向こうに用もありますし」
「そうですか。恐らく『過去の世界』に着くのは明日になるでしょうが。
貴方以外にもどなたか行かれますか?」
ミラは維持装置が要らないはずだ。とすると、あと一人だけど。
※同行させる人物を選んで下さい。3票先取
※ガーネットに1個使わせるため、維持装置の余りは1個のみです
- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 12:39:27.89 ID:GK3FldNAO
- ミーシャ
ミラのエメリア化フラグの関係で必要不可欠だし
あと維持装置の増産ができてないか第二世界に問い合わせたいけど結界の補強優先してただろうから望み薄いかな
- 831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 12:46:34.53 ID:jpr8H7j50
- ああそうか、ならしゃーない
マナキャンセラーの増産はこの世界のアリスが着手してたからもういくつか出きてるはずだし、次に過去世界に行くまではそれで間に合わせるか
ミーシャで
一族同士で殺し合えないというのはトドメがさせないということでいいんですよね?
- 832 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 13:49:00.34 ID:JFBZYWwDO
- >>831
そういう解釈で構いません。
- 833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 16:42:48.72 ID:DgbvtQXI0
- ミーシャ
- 834 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 18:31:39.57 ID:RY0/nB9SO
- #
「私?」
執務室にいるミーシャは不思議そうな顔をした。
「うん。例の宝石にも絡むことなんだけど、いいかな」
「『過去の世界』……どんな感じなのかしら。アナ、予定はどうなってる?」
「そうですね……一応、後ろ倒しはできるものばかりですね」
「そう。戻るのは明後日だったかしら」
「明後日か明明後日だって。今日は『第二世界』に行くだけになると思う。
もし向こうの準備ができてたら、今日のうちに『過去の世界』に行くみたいだけど」
「そう。……久々に公務以外ね」
うーんとミーシャが伸びをした。
「色々こっちとは違うけど、驚かないでね。ミラはもう慣れてるけど」
「あの子も行くの?」
「うん。『エメリア』化の制御可能性について調べるみたい。で、そのためにミーシャの力も借りたいってわけ」
「そういうことね、分かった。ブレイズさんは」
「下で準備してるよ」
彼女を連れて王宮のホールに行くと、既に皆揃っていた。
「じゃあクラン。気を付けてね」
「うん、じゃあ行ってくる」
ラーナたちに手を振り、僕らは「ゲート」の向こうに消えた。
※「過去の世界」移動の有無(コンマ下)
95以上で当日移動
※イベント発生判定(コンマ下2)
85以上で発生
- 835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 18:39:47.50 ID:jpr8H7j50
- ん
- 836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 18:40:59.81 ID:GK3FldNAO
- はい
- 837 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 18:51:22.16 ID:RY0/nB9SO
- 【86日目】
「どうぞ」
4人で朝食を食べていると、ノックの音がした。サイファーさんだ。
「昨日は色々あったようだな。気分は?」
「あ、大丈夫です。夏なのに、部屋が涼しかったので助かりました」
「ここも色々技術を『過去の世界』から取り入れてるからな。劇的な変化に戸惑う声もあるが……」
※50以下で相談事あり
- 838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 18:56:26.74 ID:GK3FldNAO
- あ
- 839 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 19:02:02.46 ID:RY0/nB9SO
- ※相談事なし
「こっちの結界の件はいいんですか?」
「一応何とかな。ただ揺さぶりはかけてきてる。君らの所にも『壊れた世界』と繋がるゲートがあったはずだが、最大限の警戒はしておいた方がいいな」
背中に軽く寒気が走った。確かそれは、モリブスの鉱山にあったはずだ。
トンプソン司教のことだから厳重に警戒はしてるだろうし、何かあったらこっちに連絡が来るように整えてはいる。
それでも、やはり向こうから僕らの世界に来る可能性は……ゼロじゃない。
「で、例の船って」
※30以上で来ている
(30未満の場合帰りが88日目確定)
- 840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 19:05:09.22 ID:SEKxli7Ho
- あ
- 841 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 20:03:03.16 ID:RY0/nB9SO
- ※ファンブル回避権利残り4回、再判定
- 842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 20:10:13.91 ID:WGKRL4dj0
- あ
- 843 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 20:24:51.44 ID:RY0/nB9SO
- ※以下86日目終了までクリティカル範囲95以上に
※自由行動+1、87日目での帰還が可能
「もう準備はできているが、少しなら時間は取れるな。何か用があるなら聞くが」
1 「封印の間」を見ておきたい
2 ○○に会いたい(○○は要指定、あまり複雑な依頼はできません)
3 いえ、もう行きましょう(自由行動は向こうに繰り越し)
※2票先取
※○○は大体の人物で可能です。
- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 20:29:46.89 ID:GK3FldNAO
- 1
結界の補強に少し力を注いでシデの延命なり観察して何か見つけるなりできれば
- 845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 20:52:39.67 ID:WGKRL4dj0
- 1
- 846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 20:53:03.28 ID:jpr8H7j50
- 3
結界とシデを見るのは帰ってきてからでも出来るから、念のために過去世界での自由行動に余裕を持たせておきたい
早く用事が終われば87日目の朝一でも帰ればいいのだから
- 847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 20:53:57.92 ID:jpr8H7j50
- 出遅れたか・・・
3票先取であれば・・・
- 848 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 21:30:58.31 ID:RY0/nB9SO
- 「『封印の間』を、もう一度見せて下さい」
「了解だ。俺も見てもらいたいと思っていた」
そう言うと、サイファーさんは「ゲート」を開いた。
「『封印の間』?」
「ああ、君らは初めてだったか。要はこの世界と『壊れた世界』とを繋ぐ境目だな。
多分、向こうにジェラードさんかコーウィンさんがいるだろう。詳しい説明は彼らがすると思う」
※「封印の間」にいるのは……
奇数 ジェラード
偶数 コーウィン
4の倍数 2人とも
ゾロ目、95〜00 コーウィンとジェラード、ナガト
- 849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:32:56.08 ID:SEKxli7Ho
- あ
- 850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:33:21.34 ID:jpr8H7j50
- ん
- 851 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 21:53:25.24 ID:RY0/nB9SO
- #
「ご覧の通りだ」
ジェラードさんが溜め息をついた。シデさんの前にある「門」はほとんど破壊されかかっている。
「臨時で『一族』と準『一族』……そしてサイファー君たちも召集し、何とか押し返したってところだ。次来たら、跳ね返せる自信はないな」
「……そこまで!?」
「コーウィン」さんが険しい目で「門」を見る。
「聞いているだろうが、ベネディクトは別格だ。お前たちが倒した『ブレイズ』や『ランダム』とは比にならない。
あれは所詮クローンによる劣化体。オリジナルのベネディクトは、俺たちが束になってやっと戦える程度だ。
そこに終末兵士と化した『ダナ』、そして『エチゴ』が加われば……現有戦力での勝算は、正直に言って乏しい」
「……サイファーさんをもってしても、ですか」
「俺では壁役が精々だな。だからこそ、君らの世界に助けを求めた。情けない話だが。
向こうの世界に乗り込もうとしたこともあったが、あっちは魔素が濃過ぎて話にならなかった。だから、完全に封じ込めるか……」
「コーウィン」さんが僕らの方を向いた。
「魔素の薄いお前たちの世界で迎え撃つか、だ。ただ、向こうもお前たちの土俵で戦うのは慎重なようだが」
「実際、クローンとはいえ『ブレイズ』、『ランダム』とやられてるわけだしね。まあ、君らの存在は警戒されてるとは思う」
ジェラードさんがふうと息をついた。
シデさんは、まだ固まったままそこに立っている。……マナが減っている?
「ああ、やはり気付いたね。そう、シデも限界に来つつある。明日とかそういう感じじゃないけど。
ナガトの力を借りればもう少しもつだろう。ただ、それをやったら今度こそ彼は死ぬ」
「……せっかく生き延びたんですからね。彼に犠牲になってほしくはない」
僕は宝石を見た。……何かできるだろうか。
※クラン
80以上で反応(コンマ下)
※ミーシャ(コンマ下2)
90以上で反応
※ミラ(コンマ下3)
85以上で反応
※ガーネット(コンマ下4)
98以上で反応
※コンマ下2〜4には95以上のクリティカルは適用されません
- 852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:53:57.94 ID:GK3FldNAO
- はい
- 853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:54:50.13 ID:jpr8H7j50
- ん
- 854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:56:58.28 ID:BlXTSmnN0
- あ
- 855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 21:57:15.08 ID:rF1VggtDO
- はい
- 856 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 23:11:43.59 ID:9Ar9qt86O
-
キィィィィ…………
その時、宝石が光り始めた。……これは。
「共鳴?」
「いや、小僧自身が俺たちに近付いているからか……?」
「コーウィン」さんとジェラードさんが驚いた様子を見せる。宝石から放たれた光は……
01〜30 やがて消えた
31〜70 やがて大きくなり……「あれ?」
71〜94 上+α
95〜00 バシュン
- 857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:13:51.55 ID:BlXTSmnN0
- あ
- 858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:13:52.44 ID:/aSXJ7e3O
- あ
- 859 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 23:15:58.30 ID:9Ar9qt86O
- ※クリティカル、再判定
01〜80 昇格
81〜00 2段階昇格
(95〜00の場合、超低確率で……?)
- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:16:44.79 ID:rF1VggtDO
- はい
- 861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:16:47.80 ID:/aSXJ7e3O
- はい
- 862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:19:04.80 ID:jpr8H7j50
- おしい
- 863 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 23:31:51.33 ID:9Ar9qt86O
- 宝石から放たれた光はやがて大きくなり……
…………
……
あれ?
ここはどこだろう。「封印の間」にいたはずなのに……
辺りは全て白の空間だ。これはまるで……夢の中で、コーウィンさんと会う時のような。
「君が『蛇』の依り代か」
急に背後から声をかけられた。いつの間に?
思わず飛び退いて構える。……殺気はない。しかし、姿もない。これは……
「私はこっちだ」
再び背後から声がした。ゆっくりと振り向くと、そこには。
「……あなたは?」
長い白髪と、少し伸びた顎髭の男性が微笑んだ。
「試すようなことをしてすまない。いい反応だった」
この顔には、見覚えがある。いや、さっきまで見ていた。
あれよりずっと若々しく、ずっと精悍そうだけど……この人は、多分。
「シデさん、ですか?」
「ああ。君の名は」
「クラン・オーディナルです。……これは、一体」
「君の力が一時的に増幅されたのだろう。それが、私の精神を目覚めさせた。
ただ、身体までは自由ではない。あの『壊れた世界』を抑えるため、全精力を投入しなければならないからだ」
「あなたを、解き放つには?」
01〜50 それが分からない
51〜85 私の半身が要る
85〜94 私の半身が要る。それは……
95〜00 俺が力を貸す
- 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:33:12.85 ID:/aSXJ7e3O
- あ
- 865 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 23:46:07.64 ID:9Ar9qt86O
- 「私の半身が要る」
「……半身?」
「ああ。私は……元は『壊れた世界』から来た。この世界の存在では、ない。
実は、私はもはや人間ではない。『一族』そのものに成り果てた。
その『縁』が、私をここに縛り付けている。『壊れた世界』と繋がりを持たずして、私は存在し得ないのだ」
……何を言っているかよく分からない。繋がり?
「何で半身が要るんですか」
「私を、『壊れた世界』から断ち切るためだ。人としての私の要素がどこかにあれば、それと接することで『縁』は弱まる。
それが何かは分からないが……可能性としては、それしかない」
「人としての要素……」
どうにもピンと来ない。一体それは何なのだろう。
シデさんは真剣な表情だ。
「私の力は、このままではじき尽きる。ベネディクトの攻勢も激しくなった。もはや、『縁』を切ることがないと、ここはもたない。
そして、それは君にしかできないことだ。……よろしく頼む」
01〜85 そのまま消える
84〜94 それと、一つ試したいことがある
95〜00 ?????(再判定)
- 866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:48:22.00 ID:tWbvfFff0
- ん
- 867 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 23:54:11.25 ID:9Ar9qt86O
- ※偶奇判定です。
奇数……ファンブル回避権全消費
偶数……???????
コンマ下3です。
- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:55:12.77 ID:jpr8H7j50
- ここでファンブルはこの後の予定的にキツい
ksk
- 869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:57:42.86 ID:iU27RglJ0
- ん
- 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:57:43.22 ID:rF1VggtDO
- はい
- 871 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/19(木) 23:58:38.86 ID:9Ar9qt86O
- ※特殊イベント発生
今日はここまで。
- 872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 00:01:17.01 ID:NkY+X1bd0
- 重要シーンでの00偶数クリティカル・・・
懐かしいシデ味だぁ
乙
- 873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 00:11:43.04 ID:x8yIiEzAO
- 本家本元はやっぱ持ってるわ
大事な所しっかり決めるの見せられると前々作当時見落として参加できなかったの悔やむ
- 874 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 15:49:03.01 ID:h9strGBvO
- シデさんは振り返り、立ち去ろうとする。……何かを思い出したかのように振り向いた。
「一つ、試したいことがある」
「え」
「私から伝えられるものがあるかもしれない。試しに構えてみてくれ」
……こうかな。
シデさんも相対して構える。……この構えは。
「いい構えだ。……私のそれに似ているな」
「あなたの拳術を受け継いだ一族の末裔が、僕の師匠です。多分、それで」
「そうか。私の子孫か」
「いえ、そういうわけではないのですが。これからどうすれば」
「一度、本気で撃ち込んできて欲しい。見せたい技がある」
本気で、か。なら、遠慮なく……
ブォン
「…………!」
僕は奇門を解放する。そして、一気に踏み込んだ。
シデさんはその場を動かない。これは……
ゆらっ……
彼の姿が霞のように揺れた。……やはり!
僕は振りかぶった右拳を途中で無理矢理止める。シデさんはわずかに身体の位置をずらしていた。
そこから無挙動で放たれる一撃。そう、これには見覚えがある。
確か、「無想転生」……
拳が高速で交差する。互いの拳は、顔面に直撃する手前で止まった。
「…………!!驚いたな。既に見たことが」
「ええ。あなたの魂の一部が宿った人形が使った技です。対応できるとは思いませんでしたが」
「……人形、か。恐らく、それがあれば……」
「あなたの『半身』だと?」
シデさんは微笑んだ。
「君と会えて良かった。彼女を救えるかもしれない」
「彼女?」
「そうだ。終末兵士の……」
ボワッ
再び、宝石が光った。光が一気に満ちて……
- 875 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 15:49:48.00 ID:h9strGBvO
-
バシュンッ!!!
- 876 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 15:56:31.35 ID:h9strGBvO
-
……ここは。
気が付くと、そこは「封印の間」だった。皆が呆気に取られている。
あれは、夢みたいなものだったのかな。
「クラン君……君は、何をした?」
ジェラードさんが唖然としながら言う。
「え、何って」
シデさんは相変わらずそこにいる。部屋の様子も大きく変わらない。
……いや、2つだけ違うところがあった。
「門」の封印が、さっきまでとは比較にならないほど強化されていたこと。
そして、もう一つは……
※ゾロ目、95〜00で特殊展開(大差はありませんが???は確定します)
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 15:57:04.11 ID:+dE/cSKp0
- あ
- 878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 16:00:16.32 ID:NkY+X1bd0
- そしてこのゾロ目である
にしてもかっけえなぁシデもクランも
- 879 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 16:49:06.60 ID:h9strGBvO
-
「…………あれ??」
身体に、色々違和感があった。まず背が伸びていること。背中に何か生えていること。
髪も伸びてるし、何より……胸がある。
これって一体……
「……エメリア化、か……」
ポツリとサイファーさんが呟いた。……これが?
パシュン
次の瞬間には、僕は元の姿に戻った。……あれは一体……
「何が起きたんですか?」
「……俺も分からない。ただ、お前から光が放たれ、気が付いたらああなっていた」
「……そうですか」
僕も事態を把握できていない。シデさんの精神体に触れたのだろうということまでは分かったけど……
※覚醒レベル6に
常時奇門解放、イベント通過によりさらなるバフが可能に
クリティカル範囲が90以上に(アミールの首飾りによるクリティカルは85以上に)
「一族」系にとどめを刺す際にペナルティ
瀕死時に低確率でエメリア化(何かが起きます)
性別が可変に(基本は男性です)
※奥義「無想転生」が習得可能
経験点400p、奥義習得ポイント20p
攻撃確定回避からの防御係数無視、攻撃係数3での5倍ダメージ(最低保証500ダメージ)
※90以上でミラが発言
- 880 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 16:50:27.93 ID:h9strGBvO
- なお、86日目夜イベントが発生確定しています。
- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 16:51:55.71 ID:W6QA13040
- あ
- 882 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 16:55:10.06 ID:h9strGBvO
- 再開は夜です。
覚醒レベル7は基本ありません。
(あるとすればグッドorバッドエンド確定時です)
- 883 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 21:28:52.28 ID:yoUZBkevO
- クラン(15歳、人間、格闘家)
HP 560
筋力 28
技術 29
知力 21
精神 25
所属 トリス森王国
名声値 66
好感度
※イマーラ 441
※ラーナ 597
ヴィオラ 138
ミーシャ 274
アナスタシア 189
オクタシア 87
エルライザ 261
カーティス 236
※ミラ 379
ナディア 252
※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可
※イマーラ同席中戦闘中の攻撃係数7に
※ラーナ同席中1回だけ戦闘中にコンマ振り直し可能
※ミラ同席時の戦闘で1回のみダメージ2倍(奥義効果がある場合倍数+1)
※好感度判定常時+5
経験点646p
奥義習得ポイント16p
覚醒レベル6
※戦闘中コンマ補正20
※超回復(致死ダメージ1回無効)
※時間遡行(弱)
触れた時間分物体・生命の状態を巻き戻せる
※常時奇門解放状態
(攻撃係数、防御係数4、追加ダメージ50)
※「一族」系への止めにペナルティ
スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知3…気配察知判定に+30
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察3…洞察判定に+30
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧
後の先…回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動
ディフレクト…相手攻撃命中時、技術判定に成功で防御係数4分の1
弾滑り…銃弾など遠距離物理攻撃への回避に+20のボーナス(通常だときつめのペナルティが入ります)
高速詠唱1…詠唱1ターン短縮
魔拳弾……要詠唱3ターン、射程10、ダメージは通常攻撃に準ずる(ダメージ判定は技術+知力)
所持品
蛇の宝石
・90以上クリティカル扱い
・85以上で朦朧打撃
加速装置
戦闘中1回だけ2回行動、1ターン溜めで3回行動、3ターン溜めで5回行動
・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2
・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ
・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3
・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ
- 884 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 21:29:54.27 ID:yoUZBkevO
- ※なお、上級職になった場合攻撃か防御係数のどちらかを-1できます
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:34:22.35 ID:fpKY0bJCo
- ヴィオラ空気だなぁ
- 886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:36:40.54 ID:NkY+X1bd0
- イマーラの好感度ボーナスの攻撃係数ボーナスはどうなりますかね?
- 887 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 21:37:40.14 ID:yoUZBkevO
- 「……まあとにかく、これで結界を突破される可能性はかなり減ったね。そこは喜んでおこうか。クラン君、精神に変調は」
「いえ、特には」
……あれは何だったのだろう?宝石の中のコーウィンさんは、何も言わない。目の前に、この世界の彼がいるからなのかもしれないけど。
「……そうか。『過去の世界』で、調べてもらうべきだろうな。
これで、『エメリア化』を起こしたのは2人になるのか」
「……2人とも正気のまま、か。分からないことは多いな」
「全くだね。ともあれ、事態が好転したのは確かだ。ただ」
「コーウィン」さんは険しい表情だ。
「もしここの結界が再強化された事実に奴らが気が付いたら、お前たちの世界がまず狙われるだろうな。そこは覚悟しておけ」
僕は小さく「はい」と言葉を返した。戻るまで、何もないといいけど。
#
※90以上でナガトと会える、未満で「過去の世界」へ
- 888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:37:58.01 ID:87ukej+V0
- あ
- 889 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 21:39:33.10 ID:yoUZBkevO
- >>885
ちょっと余程のことがない限り参戦は難しいですね……
>>886
これは1回のみ攻撃係数-1で調整します。既に相当強化されていますが。
- 890 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/20(金) 22:03:54.74 ID:yoUZBkevO
- もう一つ判定を噛ませます。
※同行者
01〜70 モブ自衛隊隊員
71〜89 マルコと火蓮
90〜00 エリスとおっさん
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 22:04:24.64 ID:p6v/sRGv0
- ん
- 892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:45:25.05 ID:NQuSoaQv0
- トニーとはもう会ってなかったっけ。うろ覚えだが
- 893 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/21(土) 00:04:49.99 ID:3txOG9M7O
- #
「ここが、『過去の世界』……?」
呆然としながらミーシャが言う。まあ、そりゃ驚くよね。一応事前に簡単にはこんな感じの場所だって伝えてたけど。
「そうだぞ。実に楽しいぞ、飯は旨いし」
「それにしても……これを全て人の手で??『一族』が作ったわけではないのよね」
「私もよく知らんが、ここの叡知は凄まじいものだな。逆に、滅びたのは理解できるよ。あまりに文明が進みすぎている」
そうかもしれない。本来の歴史では、オルディニウムの乱用とそれに伴うオルドの発狂、そして暴走が全てを壊した、らしい。
この世界はオルドが正気のままでいれた、別のあり得た過去だ。
それでも、この文明の進み方は、いつ壊れてもおかしくない危うさは感じさせる。
ガーネットさんもぽかんと窓の外を見ていた。サイレスさんは、その横の担架で眠らされたままだ。
「あ、来た来た」
快活そうな女性と眼鏡の男性がそろってやって来た。
「あなたは?」
「ああ、はじめましてだったわね。私はジェニー。こっちは夫の……」
「一条です。よろしく。多元世界間交渉の窓口役、と言ったところですか」
「もう、いつもだけど堅いわねえ。あ、事情はサイファーさんから聞いてる。その音符やら五線譜の刺青がある人の『浄化』だったわよね。
一応ポータルでマエザキ先生のとこには飛べるわ。だからあなたたちが同行する必要はなかったりするんだけど」
1 同行する
2 滝がいる病院に行く
3 青山に会いに行く
※2票先取
- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 00:11:29.97 ID:xoQgVBZxO
- 1
滝の所行くかはマエザキの所で連絡取って体調次第で決めればいいのではと思う
- 895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 00:14:12.47 ID:sef/dyMR0
- トニーは天使樹対策で来たときにイーリス王宮の大広間で見かけた程度で、挨拶してないし只のおっさんだったはず
うーんここで青山に会いに行くメリットは何だろう
- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 00:26:26.33 ID:sef/dyMR0
- 1
>>894に同意
- 897 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/21(土) 09:36:49.70 ID:3LnHryp4O
- 「いえ、行きます。僕らも用がありますし」
「そう?ならいっか。お目付け役は……まあタキさん案件だし、大丈夫でしょ」
僕が「ゲート」を開くと、ジェニーさんは「おお」と声を出した。
「ちょっとビックリしたわー。君も、ノワールちゃんとかと同じ類?」
「……『覚醒者』、ってことですか?」
「そうそうそれ。サイファーさんもそうだけど、意外にいるのねえ。私も……」
「危ないからやめなさい、ジェニー。何かあったら生活などはこちらでサポートしますので」
一条さんが何かのカードを手渡した。連絡先らしい。
「まあ来るの3回目らしいし大丈夫でしょ。じゃあ、行ってらっしゃいー」
ノリの軽い人だな……。まあ、いいか。
#
「『浄化措置』に早速かけたぞ。汚染があれだけ進んでいて、ある程度正気の案件は初めて聞いたが」
「できるんですか?」
マエザキさんが頷いた。
「恐らくは。あの女性が奥さんか、ああいう支えになる人がいるなら、きっと大丈夫だろう。
で、君らもここに来たということは別件がある、そうだな?」
「はい」
お願いしたいことや相談したいことはいくつもあるけど……
1 自分のエメリア化について
2 ミラのエメリア化について
3 ミーシャの状態について
4 滝の様態について
5 その他自由安価
※3票先取
- 898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 09:41:20.20 ID:vHVACpZko
- 正直エメリア化のことだから1と2はまとめて相談したいけど……
無理なら2
- 899 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/21(土) 09:51:31.65 ID:3LnHryp4O
- >>898
医学的検査は個別なので、2人セットでの相談だとその分時間はかかります。
これに伴う問題は基本ありませんが、1回だけ別途判定を挟むことになります。
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 10:57:56.08 ID:sef/dyMR0
- ミラをエメリア化させるために来たんだし、エメリア化の例が増えたことを話す流れは自然だろうね
>>898に同意
- 901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 11:01:59.04 ID:HMXLkUaZO
- >>898案に乗る
エメリア化の相談に来たんだしね
- 902 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/21(土) 19:57:23.66 ID:nsjbiz2rO
- 「実は……」
僕は昨日あったこと、そしてミラの「エメリア化」について話した。マエザキさんの表情が険しくなる。
「……その後、精神に変調は?」
「いえ、特には。ミラも大丈夫だよね」
「うむ。あれから結構経つが、何も異変はないな」
ふう、とマエザキさんが軽く息をついた。
「……なるほど。率直に言えば、『エメリア化』については実例がない。伝聞、そしてデータ上でしか知らないからだ。
精神ごと『高次の存在』へと化してしまうため、とてつもなく危険な存在と聞いていたが」
「『高次の存在』?」
「平たく言えば、神だ。それも蛇や一角獣と違い、人より星の意思を重んじる、らしい。星の存続には人を不要な存在と捉えると聞く。
過去に『エメリア』が発生した事例はあるそうだ」
「そうなんですか?」
「うむ。サウルがいた世界の生き残りに、ブランカというのがいてな。
彼女たちが観察したデータでは、『エメリア』に幾つか世界が滅ぼされているらしい。
幸い、それはどこかで消息不明になっているらしいが。このまま消えてくれれば、それに越したことはないのだが……
っと、話を戻すか。君らは、まだ正常と言える状態のようだ。少し、検査などをして調べさせてもらうか。半日弱、時間は取らせてもらうが」
#
それからは色々な検査を受けた。血を抜かれ、変な機械に通され、目に風を当てられたりもした。あれは何の意味があるんだろう。
ミーシャはガーネットさんの付き添いに回った。彼女も調べてもらいたいけど、それは後かな。
※20以下でイベント(1回だけファンブル扱い)
- 903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 19:59:19.44 ID:H2yRDGZT0
- あ
- 904 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 00:18:21.71 ID:/tgImz3rO
- ※クリティカル(2人に何かしらの収穫あり)
#
「長いことお疲れ様だったな」
時計が夕方に差し掛かる頃、僕らはマエザキさんの部屋に呼ばれた。
「貴重な体験をさせてもらったよ。特に『j』の遺伝子や組成がああなっているとはな。
学会に出せばノーベル賞ものだが、まあ君らを実験動物扱いする気はないんでここで留めておく」
「で、結果は」
マエザキさんがコーヒーを飲んだ。
「専門的なことを言えば、『エメリア化』の条件は何となく分かった。
DNAにおけるJ因子とq因子が結合し、オルディニウムが作用し変異すると遺伝子全体が変異を起こし別の物に変化するらしい。
その観点からすると、ミラ君がミーシャ君の血を摂取したことで『エメリア化』したのは驚きではないな」
「僕の場合は?」
「うむ。元々君にJ因子は備わっていた。加えて、君の染色体はXYではない。肉体的には男性だが、遺伝子レベルではいわゆる半陰陽というものだ。
本来は外性器にも影響が出るはずなのだが、そうではなく生殖能力も維持されている事例は聞いたことがない。
とにかく、『エメリア化』にはXXでもXYでも不可だということだ。素地は元から整っていたと推測する」
言ってることがさっぱり分からない。ただ、僕が本来両性具有として生まれたこととは関係しているようだった。
「あの……それと急に『エメリア化』したのって、どういう関係が」
「状況から察するに、非常にオルディニウム濃度が高い場所にいたな。それが原因の一つ。
もう一つは、q因子を後天的にどこかに得ていたことだ。つまり、ミラ君がミーシャ君の血を摂取したのと同じようなことが、既に過去にあったとみている」
……ミーシャとしたことかな。彼女も顔を赤くしている。
「つまり、こういうことか。私の場合はミーシャの体液が、クランの場合は高濃度の魔素がトリガーになったと?」
「それほど外れてはいない。そして、これは忠告でもあるが……君たちが正気のままだったのは、『エメリア化』が不完全だったからだ。
やはり、『エメリア化』が完全な形で進行した場合、それによってできる物は世界の……少なくとも人類の災厄だ。それは食い止められないといけない」
「じゃあ、どうすればいいのか?」
※クラン(コンマ下)
40以上で?
※ミラ(コンマ下2)
30以上で?
- 905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 00:20:35.74 ID:RA9fCjMrO
- はい
- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 00:21:00.76 ID:zB/+oMkM0
- あ
- 907 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 01:00:31.78 ID:a5NUbft+O
- マエザキさんがフフッと笑った。
「まず、一つ言っておきたいのは『エメリア化』も使いようということだな。つまり、抑制した形であれば有益だ」
「というと?」
「一定時間だけの不完全な形であれば、意識を留めながらその力の行使が可能ということだ。
それはちょうど、君らが体験したような形になる。そして、それを任意で起こす可能性はなくはない」
「……話が見えないんですが?」
「まあ要は、一時的に力を強化することができるかもということだな。そして、その方法は君ら2人とではやや異なる。
まず、クラン君だが……実はq因子があまり足りてない。だから、現状エメリア化を起こすにはそもそもかなり運が伴う。
q因子を増やすには、ミーシャ君からの輸血が手っ取り早い……」
※50以上で血液型適合
- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 01:01:30.77 ID:TmxVf6dDO
- はい
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 01:01:39.76 ID:+5znWjh1O
- ん
- 910 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 01:09:30.46 ID:a5NUbft+O
- ※クリティカル、ブースト確定
「血液型も合うようだし、それで問題はないだろう。後はこれを飲めばいい」
マエザキさんが置いたのは、何かの小瓶だ。
「これは?」
「副作用を抑えた、経口型オルディニウム摂取薬。『スターダスト』という名には聞き覚えがあるやもしれんが、その劣化最新版だな。
これで人工的に体内にオルディニウムが豊富な状態を作れる。まあ、事前に飲まないと意味はないんだが」
※小瓶の本数
01〜80 1本
81〜94 2本
95〜00 3本
- 911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 01:11:13.84 ID:+5znWjh1O
- あ
- 912 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 01:13:23.20 ID:a5NUbft+O
- 中途半端ですが今日はここまで。
- 913 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 09:53:50.94 ID:/eoffce8O
- 小瓶は2本ある。
「事前に、ですか」
「そう。速効性じゃないから、その点も注意だな。推測される持続期間も1分程度と短い。
要は『何かが起こるのを事前に予期できる状態でしか使えない』ということだ」
「もっと便利には……」
「現状はちと難しそうだ。それと、この薬自体簡単に作れるものでもない。たまたま在庫があっただけだからな。使いどころはよーく考えてくれ」
「……分かりました」
なるほど、運用方法には要注意か。
「で、私の方はどうなんだ?」
ミラが手を挙げる。
「君の場合は逆なんだ。J因子とq因子が、既に結構存在している。
そして、q因子の過剰摂取がトリガーになるわけだ。つまり、摂取量を抑制することが必要になる」
「それも薬でか」
「そうなるな。……」
01〜50 ただ、開発までは時間がかかる
51〜80 開発までは1週間はかかるな
81〜94 これがそれだ
95〜00 上+α
- 914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 09:57:39.91 ID:+5znWjh1O
- はい
- 915 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 10:04:51.12 ID:/eoffce8O
- ※アンプルの本数
01〜70 1本
71〜94 2本
95〜00 3本
- 916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 10:05:14.90 ID:HNMjdouV0
- あ
- 917 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 10:10:52.88 ID:/eoffce8O
- >>914と916はコンマ範囲を間違えておりました。どちらもクリティカル扱いとします。
(覚醒レベル6のため)
※ミーシャの覚醒レベル上昇チャンスあり
※アンプルは3本
- 918 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 10:53:16.87 ID:/eoffce8O
- 僕の薬の横に、3本のガラスの筒が置かれた。
「オルディニウム汚染の予防に使う服用薬だ。これを飲んだ上でq因子を摂取すれば、さっきのクラン君に近い状態が現出すると推測する。
こちらも貴重品だが、生産はまだ容易だな。使いどころは考えるべきだが」
「q因子とやらは、どう摂取するんだ?やはりミーシャの血か」
ふむ、とマエザキさんが唸った。
「ミーシャ君、少し採血させてくれないか。手間は取らせない」
#
「……結論から言えば、やはり現状では足りないな」
検査結果を見ながら、マエザキさんが呟いた。
「そうなんですか」
「一度ミラ君が『エメリア化』したのは偶然の産物の側面もあるな。
だから、安定して『エメリア化』を実現するには君の中のq因子を増やす必要がある」
「それはどうやって」
緊張した様子でミーシャが訊く。
「オルディニウムの照射だ。ただ、これにはリスクもある。
聞いているかもしれないが、肉体に変化が生じる可能性がある。今治療中の彼のように、ね。
そして、精神が冒されるかもしれない。これが厄介だ。何せ人格が破壊され、獣性が強くなるからな。
君らの世界は一度壊れているが、その引き金を引いたのはオルディニウムによって狂ったオルドだった」
ゴクリ、と誰かが唾を飲んだ。ミーシャの表情も堅い。
「大丈夫なんですか、それ」
「無論、細心の注意は払う。ただ、確実ではない。それは覚悟して欲しい」
※ミーシャの反応
30以上で頷く
- 919 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 11:02:17.46 ID:/eoffce8O
- ※クリティカル分を考慮していませんでした。15以上に変更します。
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 11:18:11.62 ID:bm7x9aFEo
- ほいさ
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 11:25:25.98 ID:FscmPMp60
- ミーシャを連れてきてアンサートーカーを使って演算すれば即日でエメリア化の力だけを行使できるシステムを構築できるという話だったと思うけど、この流れで合ってますかね?
クリティカル→高コンマ→クリティカル再判定からの00偶数で出てきたアンサートーカーなので、確定で成功しそうな雰囲気でしたが
- 922 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 11:37:28.15 ID:/eoffce8O
- 「……分かりました」
「了解だ。じゃあ、ついてきてくれ」
#
「……これは」
「世界最大のオルディニウム鉱石だ。ただ、ナガト君の『充填』でほぼ残りカスだが」
目の前にあるのは、容器に入った巨大な灰色の岩だった。確かに感じるマナは薄い。
「これでいけるんですか?」
「残りカスとはいえ、オルディニウム照射ぐらいにはまだ活用できる。
ミーシャ君はそこの小部屋に入ってくれ。処置を始めるぞ」
マエザキさんが白衣を着た。助手の人もそれに加わる。
「クラン……」
「大丈夫。行っておいで」
コクン、と不安そうにミーシャが頷いた。……大丈夫だ、きっと。
※強制成功権を使いますか?3票先取
※成功確率は50%です
- 923 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 11:38:24.07 ID:/eoffce8O
- >>921
ちょっと読み返します。多数決は中断します。
- 924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 11:38:25.10 ID:F4dqwKX7o
- 使う
- 925 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 11:52:39.97 ID:/eoffce8O
- 確認しました。
まず00偶数→22の処理ですが
・覚醒レベル6
・無想転生が習得可能
・エメリア化フラグ
・結界強化
までしか保証されていません。ミーシャの覚醒レベル上昇確定まではカバーしていません。
アンサートーカーについてはオルディニウム照射に割くエネルギーが大きいこと(アンサートーカー自体かなりエネルギー消費が大きい代物です)、
及びクランやミラへの対応法に使ったということですね。一応、1日置けば確定成功できますが、帰還時期が遅れるかもしれません(高確率)。
これを踏まえて多数決を以下に変えます。
1 そのまま何もしない
2 アンサートーカー起動、67日目に処置
3 強制成功権利発動
※3票先取
- 926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 12:17:42.09 ID:FscmPMp60
- 2と3でミラのエメリア化の性能に差はありますかね?
2の場合せっかくのクリティカル2回分のアンプル3本が無駄になる代わりにエメリア化に回数制限が無くなるとか?
アンサートーカー起動してる間に滝のところに行けますか?
- 927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 12:18:59.02 ID:+5znWjh1O
- 2
滝との稽古とか覚醒に関わる話をアミールからミーシャに聞かせるとかやれそうな事も幾つかあるし少しくらい滞在延長してもいいかな
元の世界で何か起きないかだけ気がかりだけど結界が強化された流れで第二世界側から対処のためのリソースは割いてくれてそうだし
- 928 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 12:41:28.47 ID:9WLYGiVVO
- >>926
能力に差はありません。
アンサートーカー起動中に滝の所に行って指導を受ける余裕があるかは運です(が、既に割と遅い時間のため確率は高くないです)。
>>927
滞在が伸びると「クリスの大封印到達」と「ベネディクト襲来」リスクが上がります。
繰り返しますが、余裕は思い切りあるわけではありません。
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 13:03:06.87 ID:FscmPMp60
- はぁなんてこったい本当はこっちに来てすぐにアンサートーカー起動で即日処置するためにミーシャ連れてきたんだが、もうダメなのか
エメリア化回数に差がないなら仕方ない、この判定1回で確定出来るのなら安価は3
どうせ滝のところは行くし、帰還日時にはそんなに差が出ないかもしれないからもったいないかもだが…
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 13:07:07.98 ID:F4dqwKX7o
- 3
- 931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 13:13:33.09 ID:TmxVf6dDO
- 3
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 13:14:12.92 ID:+5znWjh1O
- 2→3に変える
クリスとドワーキンは穴の攻略にてこずって大封印到着が遅れる余地はあるだろうけど、ベネディクトは来られたらほぼ確定で詰みだろうからそっちのリスク回避を優先して強化は諦めるか
- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 13:23:53.88 ID:7JqowV8mO
- 自由行動+1くらいの補填欲しいところだが…
- 934 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 13:25:16.21 ID:9WLYGiVVO
- >>929
ミーシャ強化に意味はあるので無駄ではないかと思われます。
また、アンサートーカーの利用は翌日なら可能です。
- 935 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 13:26:57.61 ID:9WLYGiVVO
- >>933
自由行動があるかはコンマ次第です。
クランとミラの同時検査で時間が削られましたが、ミーシャまで同時処理になったため相殺ぐらいにはなっています。
- 936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 14:10:29.17 ID:FscmPMp60
- 一応確認ですが、
11スレ目の>>206からの流れでミーシャは公務で忙しい中ダーレン寺に来られて、しかもダーレン寺の誰にも気がつかれずに穴の入り口までアナスタシアを連れて行けるから、プレーンウォークを使える(少なくとも覚醒レベル3以上?)はずですが、
それでもq因子が足りないのでしょうか?
- 937 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 14:34:30.64 ID:/eoffce8O
- >>936
エメリア化のハードルは相応に高いと言うことですね。
ここで4〜5に上がる形です(6は超低確率)。
- 938 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 21:55:36.77 ID:/eoffce8O
- ※強制成功権発動
#
2時間ぐらいして、マエザキさんが汗を拭いて戻ってきた。
「どうでした?」
「……まあ上手く行ったと思う。脳波が不安定で気にはなったが、あの分なら大丈夫だろう。
ミーシャ君だが、一応もう動けるはずだ。行ってやった方が安心すると思うぞ」
僕は小部屋に向けて駆け出す。部屋には……
01〜89 以前と変わらない様子のミーシャがいた(覚醒レベル4)
90〜98 髪が伸びたミーシャがいた(覚醒レベル5)
99、00 ?????(覚醒レベル6の可能性)
- 939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 21:57:29.90 ID:SJSXP7zrO
- あ
- 940 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 22:13:10.11 ID:/eoffce8O
- 「……あれ?」
そこには、腰の辺りまで髪が伸びたミーシャがいた。
「クラン!……良かった、不安だったんだ」
「気分はどう?平気?」
「うん!すっごくいいよ。後、宝石の中にいるジュリアさんと上手く話せるようになった。
前からたまに声は聞こえてたけど、完全に思う通りに話せるようになったよ」
……あれ?コーウィンさんの声はあまり聞こえないんだけど……
『俺は不要不急でない限り話さないだけだ。基本、貴様が成長しないと話にならんからな』
なるほど、性格の違いってことか。
「よかった……じゃあ、これで問題は解決だね」
隣のミラが思案顔だ。どうしたんだろう。
「……一つ、聞いていいか?例えば、私やクランがミーシャと性交渉した時、何かが起きることはないのか?」
マエザキさんが驚いた表情になった。
「……君たちはそういう関係なのか?」
「肌を重ねたことは、まあなくはないな。特にクランとミーシャは、何度かあったはずだ」
ミラは平然としているけど、僕らからしたら顔から火が出そうになるくらい恥ずかしい。
でも、確かにそれはちょっと気になるかも……
※クランとミーシャ(コンマ下)
01〜20 クラン受けのみ可
21〜89 特に問題なし
90〜00 ミーシャ受け時……
※ミラとミーシャ(コンマ下2)
01〜15 避けるべき
16〜50 ミーシャ受けのみ可
51〜00 問題なし(90以上のクリティカルなし)
- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:14:08.47 ID:aj4oIO7M0
- あ
- 942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:14:32.56 ID:TmxVf6dDO
- はい
- 943 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 22:29:43.28 ID:/eoffce8O
- 「ま、まあ特に問題はないはずだ。血液の方がJ因子、q因子ともにかなり濃いからな。
確かに性交渉によって『感染』が進むのは確認済みだが、一定以上になるとそこからは進みにくくなるらしい。そこは気にせずともいいだろう。
……しかしクラン君。話には聞いていたが……随分モテるんだな」
「は、ははは……」
僕は乾いた笑いしか出なかった。
※ミーシャ特殊能力1(固定)
魅了(要精神判定)
※ミーシャ特殊能力2
4の倍数……金縛り
4の倍数+1……幸運付与(弱)
4の倍数+2……不幸付与(弱)
4の倍数+3……透明化
ゾロ目……上から選択(強化あり)
- 944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:30:48.20 ID:dNXd4Yb9O
- とりゃ
- 945 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 22:37:01.93 ID:/eoffce8O
- ※ミーシャ特殊能力
魅了……精神判定で成功時に相手行動にペナルティ
金縛り……精神判定で成功時に相手行動に重ペナルティ
※この後の自由行動の有無
50以上であり
- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:38:18.81 ID:aj4oIO7M0
- あ
- 947 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/22(日) 22:41:23.29 ID:/eoffce8O
- ※夜の自由行動
1 フレールのいる温泉に行く
2 滝の様子を見に行く(マエザキが連絡してくれます、不可の場合は自由行動スキップ)
3 犀川&カミュに会いに行く
4 その他自由安価
※3票先取
- 948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 23:03:28.95 ID:XbLlVXUY0
- 1
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 23:04:36.31 ID:aj4oIO7M0
- 3
- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 23:04:47.81 ID:SJSXP7zrO
- 1
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 23:05:56.81 ID:FscmPMp60
- 4
覚醒レベル6になったことだし、アミールに蛇の力の使い方を教えてもらおう
たぶん覚醒レベル7になる時がアミールの首飾りが壊れる時だよな
滝のところに行きたくもあるが、コンマが絡むのがネックだから明日の朝一かな
アポ取りが出来るならしておきたいが
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 23:07:20.51 ID:7JqowV8mO
- >>951
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 23:07:29.08 ID:TmxVf6dDO
- >>951
- 954 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/23(月) 00:17:00.63 ID:liUC18QkO
- 「時間的には夜だけど、どうする?確か、ホテルが用意されてるって訊いたけど」
ちらっと時計を見た。8時か、少し遅いけどまだ大丈夫、かな。
「ちょっと行きたい場所があるんだ。マエザキさん、防護服貸していただけますか?」
「防護服?どこに行くんだね」
「『アミール』さんの所です」
#
「……で、僕のところに来たと。メキシコは早朝もいいとこなんだが」
少しムッとした顔をされた。「時差」ってのがあるなんて、思いもしなかった。
「すみませんっ!!ちょっと相談に乗っていただきたいことが……」
僕は今日あったことを簡単に説明した。「アミール」さんは「ふむ」と唸る。
「要は、『蛇』の力を上手く使える方法はないか、ってことだね」
彼は僕ら3人を順番に見た。
「……皆本当の意味で『覚醒』しつつあるみたいだね。ただ、し過ぎは良くない。僕みたいに戻れなくなるからだ」
「戻れない?」
「僕の場合、この世界の蛇と同一化して、ここから離れられなくなってしまった。
君らにもそれに近いことが起きるかもしれない。それは避けてほしいというのが本音だ」
やはり、「エメリア」化には薄々気付いているようだった。
「じゃあ、どうすれば」
01〜25 気を付けるしかないな
26〜75 この技を教えようか
76〜89 こんな術がある
90〜00 上の両方
- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:17:49.84 ID:8w+CTFsR0
- ん
- 956 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/23(月) 09:29:17.51 ID:iuK8sDHPO
- 「こんな術がある」
そう言うと、「アミール」さんがサイコロをどこからか取り出した。
「……それは?」
「種も仕掛けもない、ただのサイコロだ。試してみるといい」
サイコロを渡される。試しに振ってみるけど、おかしな様子はない。
「これが術、ですか?」
「いや、本番はこれからだ。見ていてくれ」
「アミール」さんがサイコロを転がす。出た目は1。もう一度振る。また1。さらにもう一回。……また1。
10回ぐらい連続して1が出た辺りで、僕らはその異常さに気付いた。
「……これって」
「そう、因果律を狂わせている。そして、全ての偶然を思う通りに支配し、『必然』とした。
これが『神』になるということだ。実につまらないけどね」
「つまらない?」
「世の中の偶然を思う通りにするというのは、先に何が起こるか知っている、ということだ。
人生は未知だからこそ面白い。それも、君らにはここまで来てほしくないという理由の一つだ」
パシッ、と「アミール」さんはサイコロを放り投げて掴んだ。それはまたどこかへと消えている。
「とはいえ、ある程度使う分には強力な術でもある。軽く、さわりだけ教えておこうか」
…………
……
※習得状況(クラン、コンマ下)
01〜75 まだまだだな
76〜89 ……悪くない
90〜00 再判定
(ミラ、コンマ下2)
01〜75 まだまだだな
76〜94 悪くない
95〜00 再判定
(ミーシャ、コンマ下3)
01〜90 まだまだだな
91〜98 悪くない
99、00 ???????
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 09:30:17.94 ID:8UXBxgZJo
- あ
- 958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 09:43:58.80 ID:UXdiY6Ev0
- はい
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 09:47:27.27 ID:+3Kr2m4DO
- はい
- 960 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/23(月) 10:04:09.96 ID:iuK8sDHPO
- ※クランのみ再判定
01〜89 ほぼ掴めている
90〜00 習得(経験点500p必要)
- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 10:29:02.83 ID:7XbJq30YO
- あ
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/23(月) 13:53:59.96 ID:ukfRlB3l0
- おしい
- 963 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/23(月) 21:07:30.07 ID:yDeZv3eKO
- #
「……驚いたな」
「アミール」さんが驚く。僕の振ったサイコロは、5回中4回は望む目を出せるようになっていた。
「僕もです。こんなことができるなんて……」
「まだ完全ではないが、ほぼ掴めているね。もう一度来れば、多分できるようになるはずだ。
そこの『j』の子もかなり筋はいいけど、ここまでとはね」
彼がサイコロを手に取り、再び消した。どうやってるんだろう?
「次来た時には、物にできてるだろう。ただ、今日はもう遅いだろう。日本から来たんだろう?」
「日本……あっ、はい」
時計を見ると、もう日付が変わる少し前になっていた。確かに、そろそろ寝るべき時間かな。
「まあ続きは次に来た時かな。最後に、何か聞いておきたいことは?」
※2200まで自由安価です。なければそのまま進行します。
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 21:30:39.23 ID:YTXhDjoS0
- アミールはこの場を動けないのだとしても、稽古くらい付けてくれないかな
- 965 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/23(月) 21:42:05.26 ID:yDeZv3eKO
- >>964
やるなら後日ですね。そのぐらいなら可能です。
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 21:43:54.88 ID:678fCXrIO
- ・クランに渡した首飾りのような保険の品をミーシャ(と可能なら+ミラ)にも用意できないか
良くない形で覚醒に至ってしまうリスクを減らしたい
- 967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 21:50:06.27 ID:+jJGamiEO
- ミラは外でオルディニウム浴してワンチャン強化狙えるかな
そういえばシデの無想転生を見切った上に伝授してもらったわけだけど、経験点と奥義習得ポイント入ってなくね?
- 968 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/23(月) 21:55:24.70 ID:yDeZv3eKO
- >>966
これは依頼として可能です(ただし90以上)。
>>967
ミラは覚醒レベル6相当なので、ここからの強化は難しいですね。(あと、時間もありません)
シデとのやり取りで経験点がないのは仕様です。本格的な稽古ではないためです。
ただ、奥義習得ポイントはあってよかったですね。+2pの処理とします。(奥義習得ポイント18p)
- 969 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/23(月) 22:12:24.25 ID:yDeZv3eKO
- では966を採用します。(後の質問・依頼は別途処理します)
少し中断。
- 970 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 09:57:07.78 ID:Dl5fn5d8O
- 「あの……僕にくれた首飾りみたいなのって、ありませんか?ミラかミーシャに持たせれば、『エメリア化』の危険性も抑えられるんじゃないかと」
※90以上で?
- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 09:58:27.91 ID:dgzf+OBjO
- あ
- 972 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 10:15:45.60 ID:Dl5fn5d8O
- ※再判定
90以上なら2人分ある
- 973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 10:18:23.39 ID:5VXHG8Ew0
- はい
- 974 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 10:25:28.17 ID:Dl5fn5d8O
- 「あることはあるね」
「アミール」さんが虚空に手を伸ばすと、腕輪のようなものを取り出した。
「さっき教えた因果律を操作する術を込めたマジックアイテムだ。君のにも込めている。
この世界に何か起きた時のために取っておいたものだが、状況からして今が使い時なのかもしれないね」
彼が腕輪を手渡した。僕はこれを……
1 ミラに渡す
2 ミーシャに渡す
※効果はクランのものと同一です。戦闘中や単独行動時に有効です。
※致命的ファンブルを防ぐ効果もあります(腕輪は壊れます)。
※3票先取
- 975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 10:36:14.96 ID:dgzf+OBjO
- 2
ミラの方が因果律操作の習熟度合いが深いから腕輪はミーシャに渡して安全性を揃えるのが無難かな
- 976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 12:22:17.72 ID:83iiZ+5l0
- 1
ミーシャは公務が有るから単独行動と言えなくもないが、あまり連れ出すわけにもいかないし騒動に関わったり戦闘の機会が少なそうだからなぁ
覚醒レベル5だしミーシャは自前でクリティカル範囲拡大とファンブル回避権くらいあるだろう
エメリア化が出来るようになったミラは穴に連れて行くよりモリブスで門からの襲撃の防衛に当たってもらうのはどうだろう
統べる者として穴の魔物との戦闘を避ける説得の役割も捨てがたいが、経験点欲しいしクランの戦力的に殴った方が早いかもと
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 15:09:34.96 ID:cuHw32lho
- 2
- 978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 15:10:54.58 ID:t3vUhhk0o
- 2かなぁ……
ミラの方がミーシャより安全そうだし……
- 979 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 18:04:39.64 ID:kDxS4hkVO
- 僕は腕輪をミーシャに渡した。
「私に?」
「うん。ミラはもう大分強いし、自分で身は守れると思うんだ。
ミーシャが弱いって言ってるわけじゃないけど、これは君が持っていた方が安心かなって」
ミーシャは早速腕輪を身に付け、しげしげと眺めている。
「……何か不思議な感じね」
「これは不幸から身を守るお守りにもなる。君の助けになるだろう」
「あっ、ありがとうございます!」
ペコリ、とミーシャが頭を下げた。
※70以上でクランへの好感度上昇
- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 18:07:52.09 ID:5VXHG8Ew0
- はい
- 981 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 18:19:21.22 ID:kDxS4hkVO
- ※夜イベントへ
01〜80 夢枕(再判定)
81〜89 ミーシャ
90〜00 ミラとミーシャ
- 982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 18:22:33.97 ID:gzhP3Q53O
- はい
- 983 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 20:58:27.33 ID:1477hvURO
- #
「……ふう」
僕はベッドに身体を投げ出した。タキさんのお兄さんが取ってくれたホテルはとても高級らしく、随分と広い部屋が用意されていた。
「凄い……こんな景色があるなんて」
ネグリジェを着たミーシャが窓から外の景色を見つめている。日付がそろそろ変わる頃だけど、夜景はまるで星のように鮮やかな光を放っていた。
この国、というか世界には魔術はないけど、代わりに「科学」がとても発達している。
ただ、外の光がどこか味気無いものに見えたのは気のせいだろうか。
「もう夜も遅いから、そろそろ寝ようか。明日も色々やることありそうだし」
「うん……そうだね」
……何か物足りなさそうな顔をしてるな。そう思っていると、シャワー室からミラが上半身裸で出てきた。
「ん、どうした?神妙な顔をして」
「ってミラ!!?何で上着てないのさ?」
「ん?するんじゃないのか?一応しても大丈夫らしいし」
僕は盛大な溜め息をついた。ミーシャは顔を真っ赤にしている。
「いやさあ、もう夜も遅いし……てか何でそんな発想になるんだよ」
「ん?夫婦なんだからいいだろう?ミーシャも番に受け入れる予定だし、問題はないはずだが」
ミラは小首を傾げている。……ラーナや師匠の貞操観念が悪い影響を及ぼしてるよね、これ。
「問題あるでしょ、それ……明日もそこそこ早いんだし。ねえ、ミーシャ」
01〜40 そ、そうだよね
41〜89 えっと、私も久々にしたいなあって
90〜00 ……「あ」
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 20:58:59.89 ID:hCtcEX4/0
- あ
- 985 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 21:05:03.03 ID:1477hvURO
- ミーシャは顔を真っ赤にしたまま、指同士をツンツンとしている。
「えっと、私も久々にしたいなあって……」
ミーシャの下腹部はもう盛り上がり始めてる。……困ったなあ。
1 今日は我慢しよう?
2 分かったよ……
※2票先取
※2だと多数決へ
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 21:09:03.58 ID:eRUbYw7io
- 2
- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 21:11:28.02 ID:gzhP3Q53O
- 2
- 988 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 22:28:12.85 ID:+4SQOuc+O
- 「……分かったよ」
そう言うと、ミーシャが僕に抱き付いて軽く頬擦りした。
「んふっ。クランのそういうとこ、好きだなあ」
「……そういうとこって何さ」
「んっ、何やかんや言うけど、私たちのことを考えてくれることかな?」
ミーシャの柔らかな胸と股間のものが僕に当たっている。……いや、当ててるんだなこれは。
「むう、ミーシャだけずるいぞ。私ともしてくれるんだよな?」
いつの間にか僕の横に座ったミラが、プクっと頬を膨らませている。……これは疲れの取れない夜になりそうだなあ……。
※今後の展開
1 R板に移動
2 簡単な判定と好感度判定だけで87日目へ
※3票先取
- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 22:58:43.95 ID:gzhP3Q53O
- 2
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:00:22.96 ID:EK5AkERY0
- 2
- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:12:07.23 ID:hkQomEKDO
- 2
- 992 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 23:44:50.32 ID:hdR5rImcO
- ※???判定
共に90以上で再判定へ(基本は好感度判定にブースト)
コンマ下……ミラ
コンマ下2……ミーシャ
- 993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:45:33.00 ID:EK5AkERY0
- あ
- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:45:51.64 ID:hkQomEKDO
- はい
- 995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:46:11.81 ID:gzhP3Q53O
- あ
- 996 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/24(火) 23:51:53.69 ID:hdR5rImcO
- ※ミラのみ新スレで再判定へ
移動をお願いします。
【安価】オルランドゥ大武術会13【コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1585061444/
※1000のコンマが70以上で振り直し権、90以上で巻き戻し権
- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:52:17.45 ID:EK5AkERY0
- 埋め
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:55:45.94 ID:gzhP3Q53O
- 埋め
- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:58:04.90 ID:gzhP3Q53O
- もういっちょ埋め
- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:58:45.97 ID:gzhP3Q53O
- 最後埋め
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
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