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【安価】オルランドゥ大武術会12【コンマ】
- 200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 01:32:28.26 ID:vEWyL+2a0
- 乙
最大何人囲う気なんだコイツは…
一夫多妻のトリス人からはどう思われるんだろう流石にねーわとドン引きされるのか英雄色を好む的なレジェンド扱いされるのかそれともこれくらいは一般的だったりするのか
- 201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 02:39:42.21 ID:mvij2aB00
- ここまで来たら主要キャラ全員と番でも納得できてしまうクランくん。
まぁ残りは2軍級だからあれなんだろうが……(ミーシャはイーリスで公務だしミーシャなしでアナスタシアは動くまい。エルライザは怪しいが今のところ戦力になるかも怪しいしオリヴィアはフリークがいる。)
- 202 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/01(日) 09:10:27.58 ID:dUsjmdSdO
- >>199
ナディアにしても好感度判定でクリティカル→再判定で初期好感度190と薄い所を引いているので、何か呪われてますね。
>>200
トリスでは4〜5人ぐらいならやや多めぐらいなので、ラーナとイマーラはそこまで気にしてません。
ミラもまあそんなものかと思っています。(「j」であることによる余裕もあります)
問題なのはミーシャですが、彼女は彼女で別に嫁がいるので、そこまで強く言えないとは思います(多分)。
>>201
さすがに増やしすぎると色々まずいことにはなります。
- 203 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/01(日) 20:32:17.45 ID:kCQVBuMoO
- では、こちらで更新再開します。
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562855534/
- 204 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/02(月) 23:15:58.30 ID:58iXFNVKO
- http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562855534/335
から戻ります。なお、覚醒レベル5になったため以下のようになります。
・常時宝石の力解放
また、特殊能力が身に付きます。以下から選んでください。
1 短距離転移
2 精神感応(弱)
3 時間停止(反動はかなり大きいです)
4 時間遡行(弱)
5 強制魅了(使用制限あり、ヘイト集中+デバフ、必中ではない)
※3票先取
- 205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:21:36.99 ID:xAeSDn08O
- 精神感応と時間遡行は訓練とかすれば(弱)じゃなくなるとかあります?
- 206 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/02(月) 23:29:58.10 ID:58iXFNVKO
- >>205
あります。
- 207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:32:45.85 ID:xAeSDn08O
- 4
使いこなせるようになれば有用性は絶大だろうし
- 208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:33:32.01 ID:ZqS/nmiq0
- 4
- 209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:44:21.52 ID:cvTpkC/DO
- 4
- 210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:44:39.18 ID:AiBKH2QH0
- 4
戦闘での射程無視という点で短距離瞬間転移は魅力的ではあるけど、イマーラと被るしその役割は任せる方が良いかな
- 211 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 00:13:41.05 ID:gtjeekG0O
- 今日はここまで。
- 212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:19:21.99 ID:jF6xEI+k0
- 乙
任意のパラメータ+1の多数決が残ってたと思いますが、それは次回です?
- 213 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 00:26:51.96 ID:gtjeekG0O
- >>212
次回ですね。
- 214 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 08:19:05.02 ID:fPiRpQgVO
- ※時間遡行(弱)
触れた時間分物体・生命の状態を巻き戻せます。致命傷を誰かが負っても、手早く動けば助かるかもしれません。(ただ出血は戻せません)
(なお、ユリリエやリナの能力は(強)に相当します。血縁の関係上です)
続いてステータス上昇の多数決を行います。どれか1つのパラメーターを上げられます。以下から選んでください。
1 HP+30
2 筋力+1
3 技術+1
4 知力+2
5 精神+1
※2票先取
- 215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 08:37:14.16 ID:jF6xEI+k0
- 3
- 216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 08:46:31.63 ID:0Mt8mzjDO
- 3
- 217 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 09:23:50.33 ID:fPiRpQgVO
- クラン(15歳、人間、格闘家)
HP 510
筋力 25
技術 26
知力 18
精神 22
所属 トリス森王国
名声値 66
好感度
※イマーラ 441
※ラーナ 597
ヴィオラ 138
ミーシャ 274
アナスタシア 189
オクタシア 87
エルライザ 261
カーティス 236
※ミラ 379
ナディア 252
※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可
※イマーラ同席中戦闘中の攻撃係数7に
※ラーナ同席中1回だけ戦闘中にコンマ振り直し可能
※ミラ同席時の戦闘で1回のみダメージ2倍(奥義効果がある場合倍数+1)
※好感度判定常時+5
経験点451p
奥義習得ポイント14p
覚醒レベル5
※超回復(致死ダメージ1回無効)
※時間遡行(弱)
触れた時間分物体・生命の状態を巻き戻せる
スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知3…気配察知判定に+30
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察3…洞察判定に+30
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧
後の先…回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動
ディフレクト…相手攻撃命中時、技術判定に成功で防御係数4分の1
弾滑り…銃弾など遠距離物理攻撃への回避に+20のボーナス(通常だときつめのペナルティが入ります)
所持品
蛇の宝石
・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃
加速装置
戦闘中1回だけ2回行動、1ターン溜めで3回行動、3ターン溜めで5回行動
・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2
・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ
・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3分の1、35%の確率で拳or脚破壊か武器落下
・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ
・奥義「奇門解放」
10ターンの間全ステータス+3、追加ダメージと攻撃係数と防御係数にボーナス(ともに8→4に)
使用後は反動で20分間全ての行動にペナルティ
- 218 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 10:13:44.59 ID:fPiRpQgVO
- 【83日目】
早朝。そぉっと部屋に入る。……うん、皆寝ているな。少しシャワーでも浴びて……
「……クラン」
凍り付くような声が後ろからかかる。振り向くと、そこには凄い威圧感で僕を見る師匠がいた。
「……あ、イマー、ラ……」
「ナディアを抱くのは認めましたが、朝帰りまでは許してませんよ?
初めての子でしょうからできるだけ丁寧にということだったのでしょうけど、やり過ぎです」
……これはまずい。師匠が敬語に戻ってる。本気で怒ってるな、これ。
こういう時は言い訳は無用だ。ひたすら謝ろう。
「……ごめんなさい」
「何に対する『ごめんなさい』ですか」
「その……皆をほったらかしにしたこと、です……」
「ええ、全くです。いかに一夫多妻といえ、放っておかれていい気分になる人はいません」
「えっと、ラーナやミラは……」
一瞬、師匠が黙った。
「……ラーナは『クランはエッチ好きだから仕方ないね』と。ミラは、『まあその分愛してもらえればいいさ』……だそうです」
あ、怒ってるの師匠だけなのか。……よく見ると、少し膨れてる。
僕の4倍も生きてるのに、嫉妬しててかわいいな。
おかしくなって、思わずクスッと笑った。
「……何がおかしいんです」
「ふふっ、イマーラかわいいなって。……んちゅ」
背伸びして、師匠の唇を奪う。最初は驚いていた彼女も、すぐに僕の舌を受け入れた。
「んふっ……ちゅっ……ぷはっ。こんなので、ごまかすつもりなの?」
「ん?ううん、僕は本気だよ?イマーラを放ったからしにしちゃったから、その分愛してあげる」
もう一度、さっきより深く口付ける。師匠も僕の腰に手を回し、その気になってきたみたいだ。
「……ちゅるるっ……あむっ、クランん……このまま、するつもりじゃ」
「2人とも朝弱いでしょ?まだ朝も早いし。それに……ほら」
硬く盛り上がる僕の股間を見て、師匠が目を見開いた。
「……ナディアと一晩中してたんじゃ?」
「うん。でも、大丈夫。ね?」
「……全く、悪い子になったわね。すぐに身体で誤魔化そうとするなんて」
「でも、イマーラも嫌いじゃないでしょ?」
「……今日だけよ」
ふぁさっ……と師匠が寝間着を床に落とした。
- 219 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 10:14:10.31 ID:fPiRpQgVO
- #
「……で、何でくっついてるんだ」
訝しげにミラが言う。朝食を食べる僕の腕は、師匠に絡め取られていた。
「ふふ、内緒。……凄かったわね」
「はは……」
師匠に耳打ちされ、僕は苦笑した。ナディアとして「覚醒」したことで、身体能力だけじゃなく精力も上がってしまったらしい。
「ふうん。……イマーラさん、今晩はクラン貸してね」
「ふふ、いいわよ」
あ、ラーナは感付いたみたいだ。これは覚悟しないと……
「そっ、それはいいとして。今日はオルランドゥ行くんだよね?」
「そうね。皆で行った方がいいかしら」
1 皆(5人)で行く
2 オリヴィアも連れていこうか
3 いや、あまり大人数でもまずい。目立つとあれだから、僕だけで行くよ
4 少人数の方がいいかな(同行者1人選択)
5 その他自由安価
※3票先取
- 220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 11:00:02.17 ID:lDWofB/H0
- 1
- 221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 11:19:39.99 ID:jF6xEI+k0
- 1
- 222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 11:29:10.93 ID:IYlfiTZJO
- 1
- 223 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 12:34:17.71 ID:fPiRpQgVO
- 「皆で行こうか。ナディアも連れて」
「むー。何か気に入ってるっぽい……そんなに良かったの?」
「ハ、ハハ……」
とりあえず笑って誤魔化した。「蜜」の話をしてもよかったんだけど、「コーウィン」さんの言葉が気になる。
「まあとにかく、迎えに行こうか。一度アミールさんに連絡を入れて、どこかで落ち合おう」
#
「クランさんっ!!……あの、その……昨日は、ありがとうございました」
恥ずかしそうにナディアが頭を下げた。僕はポンポンと軽くそれに触れる。
「いや、こちらこそ。救護院を出る準備は?」
「はいっ!もう、大丈夫です」
救護院の玄関を見ると、ユウナさんをはじめとした娼館の子たちが手を振っていた。
親元に返せる子は返し、そうでない子はしばらくここで色々学ぶのだという。
「じゃあ、みんな、行ってくるね!!」
彼女の目には涙が滲んでいた。
「……大丈夫?」
「は……はいっ。ずっと別れるわけじゃないですし……」
「そっか。……とりあえず、アミールさんに連絡かな」
※20以下で出ない(1回のみファンブル扱い)
90以上だと????がいる
- 224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 12:36:31.14 ID:jF6xEI+k0
- ん
- 225 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 12:40:53.81 ID:fPiRpQgVO
- ※ファンブル回避権残り4回、再判定
- 226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 12:41:28.71 ID:TYJDVwf7O
- はい
- 227 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 12:57:57.60 ID:fPiRpQgVO
- #
『今日、こっちに来るわけだね』
「ええ。『実行委員会』を何とかしないと」
少しの沈黙があった。
『そうだね。彼女たちを何とかする必要がある。その前に、ネーロ院長だけど』
「操られているらしいですね」
『ああ。情報を総合するに、洗脳を仕掛けたのは『マスターC』……クリス だろう。
オルランドゥはテルモンやモリブスのように国が乱れてるわけじゃないが、魔術学院の守りは異常に堅い。
まるでそこを守護するよう命じられたかのように』
「そこを突破しようと?」
『そういうことになるね。ウィル・アピース氏とはそろそろ合流できる。彼を交えて、魔術学院にいるネーロ院長にどう接触するか考えよう』
「そう言えば、ヘカーテは?」
※3の倍数以外なら手元にいる
- 228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 13:00:58.82 ID:0Mt8mzjDO
- はい
- 229 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 21:12:28.32 ID:fPiRpQgVO
- 『今、シュナイダー家で保護してるよ。表には出せないけど、一応元気だ』
あれから全然会ってないから気掛かりだったけど、とりあえずは良かった。ただ、心の傷は心配だけど。
「じゃあ、今から向かいます……と言いたいんですが。オルランドゥの中心部には、一度も……」
『僕が王宮に行くから大丈夫だ。30分後に合流しよう』
#
※3の倍数でミーシャとアナスタシア登場
※95以上かゾロ目で第2世界から誰か来ている
- 230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 21:13:55.64 ID:tbAJ3fW40
- f
- 231 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 21:31:38.98 ID:fPiRpQgVO
- #
「相変わらず賑やかだねぇ……見ない顔もいるけど」
ナディアがぴょこっと前に出た。
「はっ、はじめまして!!」
「……君は?」
「ナディアといいます!今日までロック……じゃなかったイーリスの救護院で働いてました」
「ふうん……まあ、深い事情は訊かないことにしようか」
ナディアは顔を真っ赤にして黙ってしまった。アミールさんは僕の後ろの方を見ている。
「……彼女は連れていかなくていいのか?」
振り向くと、オリヴィアがチラチラこっちを見ている。
彼女は「あまりこの世のいざこざには興味がない」とか言ってたはずだけど。
「オリヴィア?どうしたの」
奇数…いや、行き先に旨いものはあるのか?
偶数…いや、どこか行く前にダーレン寺に……
ゾロ目、90〜00 いや、暇なんでな。邪魔はしないんで連れていってくれ
- 232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 21:34:08.62 ID:+dD+PnLs0
- あ
- 233 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 21:39:38.05 ID:fPiRpQgVO
- 「いや、どこか行く前にダーレン寺に……」
「え」
「何と言うか、1日フリークと離れたら物足りない……というかこそばゆい気分になってな。
お前が口利きすれば、ダーレン寺に入れてくれるんだろう?頼む」
「え、ええ……」
まあ入れたら満足しそうな気はするけど、ダーレン寺の禁欲的な生活にオリヴィアが耐えられるかな?フリークはすっかり馴染んでるけど……
1 分かった
2 やめといた方がいいよ
※2票先取
- 234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 21:45:13.44 ID:+dD+PnLs0
- 1
- 235 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 21:46:37.04 ID:fPiRpQgVO
- 1→基本オリヴィアはダーレン寺に行かないと出ません。一定確率(低確率)でトラブルを起こします。
2→このままです。機動的にオリヴィアを動かせますが、放っておくと一定確率(低〜中)でトラブルを起こします。
- 236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 21:52:22.61 ID:JGuyqaY3O
- 1
- 237 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 22:04:07.08 ID:fPiRpQgVO
- ……まあ、社会常識を教えるという意味でもいいかな。フリークもいることだし、無茶はしないだろう。
「分かった。……じゃあ、皆すぐ戻るから」
#
「……というわけだから、皆の言うことはよく聞いてね」
「むう……人間ごときに指図されるには気に食わんが」
むくれるオリヴィアの頭を、フリークが背伸びして撫でた。
「大丈夫ですよ、お姉様なら」
「むー」
「というわけで、ロブソン総師範。よろしくお願いします」
ロブソン総師範は困ったように頭を掻いた。
「まあ、ミラみたいなものとは理解したわ。彼女に近い取り扱いでよいのじゃな。
ただ、法度だけは守ってもらおうかの。肉体的には教えることは何もなかろうが、精神修養と心得えよ。分かったかの?」
「むう……承知した」
渋々オリヴィアが返事した。うーん、大丈夫かな。
※80以上でイベント
- 238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 22:04:31.94 ID:JGuyqaY3O
- あ
- 239 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 22:23:11.25 ID:fPiRpQgVO
- ※クリティカル(以下クリティカル範囲は95以上に)
その時、僕の頭に声が響いた。
『小僧、奥の堂に行け』
「え?」
『今の貴様なら、傀儡人形に込められた魂を解き放てるはずだ。試しにやってみろ』
「魂って……シデさんの?技術だけしか封じられてないんじゃっ」
『そうだ。だが、あいつは恐らく幾つか魂を封じている。
『穴』の大封印は不完全だった。そして、そのために用意された保険はランダムとデアドラ、フローラ。
しかし、奴ら3人の戦闘力はたかが知れている。だから、技術継承のために奴は技術を傀儡人形に込めた。邪なる強大な何者かが現れた時の備えだ。
それでもダメな時……シデは……いや、多分ジェラードは何かを用意していたはずだ』
「だから魂を『解き放て』と?」
『そういうことだ。ある程度解き放ち、何かに……宝石でも何でもいいから『宿らせる』。
それを『第二世界』の奴に注入すれば、あるいは』
何か妙なことになってきたな。そもそも解き放ってからどうしろと。
『それは俺が指示する』
思考を読まれていた。……まあ、当たり前か。
「何をブツブツ言っておるのじゃ?」
「ああ、いえっ。こっちの話です。ちょっと、傀儡人形に会わせてくれませんか」
#
奥の堂に行くと、傀儡人形は変わらずそこにいた。……解き放て、って言ってたっけ。
『一度、粉微塵に破壊しろ。あれは多分、フィオナの作だ。簡単ではないが、そうすれば器に入れるようになる』
「器?」
『俺が今いる、宝石の中だ』
……そんなこと、できるんだろうか?
『器を失えば、ここしか入る場所はないからな。物は試しだ、やってみろ』
……
01〜35 失敗(そもそも当たらない)
36〜60 微妙(半壊させたが……シデの魂は出てこない)
61〜94 成功
95〜00 上+α
- 240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 22:24:54.39 ID:0Mt8mzjDO
- はい
- 241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 22:31:13.82 ID:jF6xEI+k0
- ラーナ好感度の戦闘コンマ振り直しの対象にはならないかな
- 242 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/03(火) 22:40:31.91 ID:fPiRpQgVO
- 今日はここまで。なお、次回来た際チャンスはあります。
また、経験点も入るので無駄ではないです。(30p)
>>241
ラーナ不在というのもあり、ありません。
(純粋な戦闘に入るという条件を満たしてないということもあります)
- 243 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 08:27:52.15 ID:7594pRysO
- 傀儡人形に相対して構える。粉微塵に破壊か……できるのかな。
考えても埒が明かない。真っ直ぐいって、壊す。それで行こう。
ダンッ
「迅いっ!!?」
総師範が叫ぶ。傀儡人形の反応が僅かに遅れた。これならば……
腰を沈め、左拳を突き上げようとした刹那。
ブォン
傀儡人形の姿が、揺れて見えた。これは……
『『夢想転生』か』
「コーウィン」さんが脳内で呟いた。これだと、次に反撃が来るっ!
「ハッ!!」
僕は足を僅かに動かした。「奇門解放」は、今日のこれからを考えると使いにくい。
であるなら、今のままで……!!
傀儡人形と僕の左拳が交錯する。そして。
ドガァッッッ!!!!
左拳は傀儡人形の左肩を粉々にし、そのまま壁へと吹っ飛ばした。
「おおっ」
「やった!!」
すぐに追撃しよう間を詰める。しかし、「コーウィン」さんはそれをなぜか止めた。
『やめておけ』
「え?」
『あれの修復再生能力は尋常ではない。『一撃』で破壊せねば、魂は吸い取れん。やり直しだな』
「そう、なのですか……」
あるいは急所とかがあるのかもしれないけど、それは今の僕には分からないことだ。まあ、また機会もあるだろう。
#
「では、これで」
総師範に別れを告げ、僕はそのままイーリスに戻った。とりあえず、皆にさっきのことを伝える。
01〜85 何もなし
86〜94 そう言えば……
95〜00 まさか、僕の家に……
- 244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 08:33:28.66 ID:ou//1blA0
- y
- 245 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 08:58:47.76 ID:7594pRysO
- ※クリティカル、再判定
01〜80 昇格
81〜94 2段階昇格
95〜00 あ、ひょっとしてこれかな
- 246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 08:59:32.02 ID:+MH/c7LT0
- あ
- 247 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 09:16:43.63 ID:7594pRysO
- 「そう言えば……アングヴィラに行けば何か分かるかもしれない」
「え?」
アミールさんが口を開いた。
「僕らの一家は、元々アングヴィラ出身なんだ。オルランドゥが発展してきた200年ぐらい前にこっちにきたらしいけど。
今でも分家がそこにある。その『シデ』っていうのが僕の先祖だとすれば、家の起源を探ることが何かの手掛かりになるかもしれない」
「なるほど……そうなのですね」
「ああ。ただ、今はそれは後回しだな。オルランドゥに飛んで、ウィル氏と合流しよう」
#
「……結構暑いねぇ」
ラーナが汗をぬぐった。オルランドゥは南国じゃないから、トリスやモリブスほど陽射しは強くない。ただ何と言うか……空気が「濃い」。
「湿度か?いや……魔素自体も少し濃いな」
「ご名答。だから、魔術研究がここで発達したというわけさ」
アミールさんがミラに説明する。そういうことなのか。
「予定では、僕の家で落ち合うことになってる。場所は伝えたから、そろそろ来ているはずだけど」
※50未満で来ていない
- 248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 09:18:05.66 ID:F7l6OLpl0
- はい
- 249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 09:18:06.04 ID:k/Xa2c5DO
- はい
- 250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 09:18:37.67 ID:6PJ6QoZa0
- ん
- 251 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 09:18:51.47 ID:7594pRysO
- ※クリティカル(????もいる)
昼メドに再開します。
- 252 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 13:18:22.57 ID:7594pRysO
- 「やあ」
フードを被ったウィルさんが、向こうで手を挙げている。その横には長身の中年男性がいた。
髪は白く、肌が少し浅黒い。魔族か、その血が混じっているのだろうか。
「ウィル!長旅お疲れ様」
「どうも。クラン君たちも元気そうで何よりだ。……見ない顔がいるけど……まあ、それは置いておこうか」
「ウィルさん、その方は?」
ウィルさんの代わりにアミールさんが前に出た。
「ああ、紹介が遅れたね。彼はローマン・オルランドゥ。ネーロ院長の従兄弟で、前副院長だ」
「ローマンでいい。よろしく頼む」
差し出された手は武人のそれだ。確か、名前だけは聞いたことがある。魔法剣の達人らしいけど。
師匠が目を丸くした。
「貴方がローマンさんですか。お噂はかねがね」
「……貴女は、イマーラ・ランドルス様ですな。こちらこそお会いできて光栄です。幼い頃に、貴女のお名前は伺っております」
「もう退いて長いのですが、覚えて下さって恐縮です。……ウィルさん、お知り合いでしたか」
「彼は僕が最初に優勝した時、決勝の相手だったんです。素晴らしい剣士だった。
隠居されているとは聞いてましたけど、話をしたら是非協力させてほしいと」
ローマンさんが頷く。
「あいつの目を覚ますなら今が好機だ。戦力は十分、あとは方法だな」
「そうなりますね。アミールさん、ここで立ち話もなんですから中へ」
アミールさんの私邸は思いの外質素だった。お父さんがいる本邸は、少し離れた所だという。
「ヘカーテはこちらに?」
※3の倍数で本邸
- 253 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 13:18:49.69 ID:7594pRysO
- ※3の倍数以外でした。
- 254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 13:21:26.69 ID:3UGDvpYT0
- ん
- 255 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 19:20:08.22 ID:BLicONnlO
- 「ああ。父さんの本邸だと見付かる可能性があるしね。
闇ギルドが半壊状態とはいえ、まだ油断はできない。なら僕の所で預かっていた方が安全というわけさ。……と噂をすれば」
廊下の向こうから、少女が現れ一礼した。そのまま2階へと上がっていく。
「もう大丈夫なんですか?」
「身体はね。心はどうだろう、随分色々されたらしいし。
13の子供には、正直酷なことをさせられたみたいだ。落ち着いたら、トンプソン司教に一度預けてみるつもりだよ。
……っと、お茶は何がいいかな?トリスの緑茶があるけど」
「僕はそれで」
「私も」
#
コポコポと湯が沸く音が聞こえてきた。急須に茶葉を入れながら、アミールさんが言う。
「それにしても、大所帯になったね。てっきり3人、多くても4人かと」
「……すみません」
ウィルさんが少し渋い顔になる。
「まさかクラン君、全員……」
「……すみません、そのまさかです」
「……君の能力は疑うべくもないしいい少年だと思うが、それだけはどうにかならないものかな」
「まあまあウィル、トリスではよくあることさ」
「そんなものですかね」
アミールさんの言葉に、ウィルさんはあまり納得していないようだ。
「僕もファルが『番』だからね、エルフの風習は分かるさ。にしても4人は少し多いけど」
いや、本当は5、6人みたいなんだよなあ……それは黙っておいた。
アミールさんが急須にお湯を淹れる。
「で、本題。魔術学院にいるネーロ院長の救出、そして彼が知っているであろう『実行委員会』の居場所の把握、最後に彼女らの保護。
これが僕らがやるべき任務になる。……ただ」
「魔術学院はやたら警備が堅い。ネーロ院長への謁見だって至難だ。そうでしたね」
「そういうこと。あ、お茶飲んでよ。トリス菓子も準備してある。王室御用達のだから美味しいよ」
アミールさんはどこか暢気だ。ウィルさんと似てるなと最初は思ったけど、この緊張感のなさは大分違う。
というか、2人は元々知り合いだったみたいだ。年齢的にアミールさんが少し上みたいだけど。
「その余裕、何か策が?」
「それについては、ローマン前副院長が説明してくれるさ」
ローマンさんが小さく頷いた。
「まず、正面から乗り込むのは難しい。明白な理由がないと院内に入るのは不可能だ。
私は危険視されているからもちろん不可だ。アミールですら難しい」
「どこか抜け道が?」
「然り。魔術学院は3方を壁、背後を湖で囲まれている。湖側の守りは若干だが薄い」
「……若干、ですか」
「ああ。ただ、私が隠密魔法を掛ければ、夜間に船を使い上陸ができるはずだ。
内部構造は熟知している。そこからはネーロの元に行くのは難しくない」
- 256 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 19:23:39.20 ID:BLicONnlO
- うーん、とラーナが唸っている。
「どうしたの?」
「いや、その可能性に対応されているかもと思って。だったら、予想外の所から攻める手もあるかなと」
「……予想外?」
「そ。上空から入っちゃうわけ。私飛べるから、闇に紛れれば……」
「そうか!完全なる裏をかける」
ニッとラーナが笑う。
「そういうこと。ただ、これだと2人しか行けないけどね」
※75以上で3人
- 257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 19:24:05.83 ID:szIdOMmb0
- あ
- 258 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 22:11:42.70 ID:BLicONnlO
- 「いや、私も行けるぞ」
「えっ?」
ミラが手を挙げている。
「昨日ちらっとオリヴィアに羽根が生えたという話をしていたな。あれなら多分、私もできる」
そうか、一度「エメリア」になったミラならそういうのは簡単なわけか。
「なら3人だね。下から狙われたら厄介だけど、奇襲だし何とかなるんじゃない?」
「あとは普通に陽動ね。この人数と戦力なら、戦力を分散させても上手く行くでしょうし」
「なるほど」
アミールさんがお茶を口にした。
「案1は全員で湖側からの夜間奇襲。案2は少数での上空からの夜間奇襲。
案3は陽動を振った上での湖からの侵入、案4は陽動付きで上空から……といったとこかな」
「す、すみません。それって4で決まりじゃ」
「うーん、そうでもない。少し頭が回るなら、陽動の可能性は考えるだろうからね。それで逆に警戒を高められたら厳しいんだ。
そもそも、陽動で誰かを傷付けるのはなるべく避けたい。陽動するにしても、相当上手くやらないとね」
ナディアの質問に、アミールさんは苦笑する。
「人死にを出していいなら正面突破もあり得るが。だが下策だろう」
「そうですね。だから実質、この4択」
どれが一番いいだろう?
1 案1(全員で湖から)
2 案2(ラーナ、ミラ+1で上空から)
3 案3(陽動をかけて少数で湖から)
4 案4(陽動をかけてラーナ、ミラ+1で上空から)
5 その他自由安価(歓迎です)
※3票先取
- 259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 22:24:58.00 ID:P7xYeXITO
- 船って自動操縦できるように設定とかできないかな(最悪真っすぐに魔術学院に突っ込む進路で固定さえすればよし)
囮にできれば陽動や上空からの攻めが楽になりそうに思うが
- 260 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 22:27:11.87 ID:BLicONnlO
- >>259
それをやるなら誰かに依頼しないと多分無理です。
(つまり時間がかかります=露見可能性が高まります)
- 261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 22:32:25.96 ID:P7xYeXITO
- そうなると4かな
湖ルートは気付かれて攻撃された場合逃げ場がないというのが怖い
- 262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 22:53:55.73 ID:CxJ2wnll0
- 4
- 263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 22:57:31.50 ID:6PJ6QoZa0
- 湖の上での逃走でアミールが魔法障壁を貼って防御しながら、クランがプレーンウォークというのは出来ますか?
もちろん防護服の重力壁で銃対策もして
それが可能なら5で、湖+上空からでどちらか見つかっても構わないように両方面から忍び込む
- 264 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 23:07:54.57 ID:BLicONnlO
- >>263
できなくはないですが、足場の不安定な船上では困難も伴うとだけ。
- 265 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 23:27:22.30 ID:fBlVxQkKO
- 0000まで決まらない場合はリセットです。
- 266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 23:35:26.52 ID:k/Xa2c5DO
- 4
- 267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 23:40:47.77 ID:VLffAif1O
- 一族化したヘカーテならプレーンウォークで学院内へ繋げられるか、あるいはアミールでも一度くらい入った事あるのではと思ったが遅かったか
- 268 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/04(水) 23:48:37.72 ID:fBlVxQkKO
- 4で決定します。
>>267
アミールは入ったことぐらいはあります。
しかしプレーンウォークで侵入するといきなりど真ん中に出るかもしれないと思って敢えて黙っていたわけですね。
彼は存外慎重派で策士です(キャラのモデルとして本作では第弐門の某○田をイメージしてます)。
- 269 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 00:02:40.65 ID:9PFTFPqWO
- 「……やっぱり案4、ですかね。この中では一番確実性が高そうな」
「そうか。異論あるかな」
皆同意した。アミールさんが「それなら」と切り出す。
「面子を決めようか。本命の空中班は3人。陽動班は残りだ。
どう陽動するかは後で考えるとして、まずその割り振りだね」
「内部構造を分かるのは、ローマンさんだけですよね?」
「大雑把な配置は私が教える。もっと詳細に動きたいなら、私を空中班に配置した方がいいが」
さて。
※空中班の残り1人
1 クラン
2 イマーラ
3 ナディア
4 ローマン
5 ウィル
6 アミール
※3票先取
※ローマンは弱くはありません。が、このメンバーだとやや見劣りはします。
(代わりに最短距離が取れます)
- 270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:08:44.05 ID:FcF4zOwpO
- 4
- 271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:14:01.71 ID:G7lNlxpU0
- 2
ラーナの周辺感知があるからそこまで距離的な差は無いと思う
ウィルやクランは面が割れてて警戒されてるだろうし、陽動班に居たほうがいい気がする
作戦成功時でも失敗時でも逃走のしやすさを考えるとプレーンウォークよりイマーラの短距離転移が便利そう
- 272 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 01:07:17.98 ID:9PFTFPqWO
- 寝る前に上げます。
- 273 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 08:04:37.70 ID:JvsZQ9OSO
- もう一度上げます。
- 274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 08:06:26.14 ID:kTBqhCcT0
- 2
- 275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 09:27:43.83 ID:xNlXVhIJ0
- 2
- 276 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 09:45:51.83 ID:saho/OCPO
- 「いえ、ここはししょ……イマーラを一緒にさせた方がいいと思います。いざという時は逃げられますし」
「『瞬間転移』ね」
僕は師匠に頷く。
「何が出てくるかにもよりますけど、これが一番安全かなと。僕らは陽動に徹しましょう」
「だが、さっきも言ったけど難しい陽動だよ?あくまでそれと悟られず、魔術学院の意識をこちらに向けさせる必要がある。
夜間ならなおのことだ。近所で爆発を起こすというベタなやり方では恐らく悟られる」
「陽動を行うなら、昼ということですか」
「そういうこと。ただ、昼は昼で視界が開けてしまっている。上空に何か飛んでいるのが見付かれば騒ぎになるだろうね」
一長一短、というわけか。何か妙案はないものかな……
※80未満で多数決へ
- 277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 09:52:51.39 ID:MS7QZMJDO
- はい
- 278 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 10:01:18.72 ID:saho/OCPO
- ※多数決へ
……簡単には妙案なんて出ないか。無難な陽動となると、来客を装うぐらいしか思い付かない。
せいぜいが急病人を偽装するとか、そんな辺りだろうか。……それで大丈夫なんだろうか?
荒っぽく行くなら、誰かに被害が出ない程度の騒ぎを起こすのだろうけど、アミールさんが言う通り狙いが露見される可能性は否定できない。
さて、どうするべきだろう。
1 昼に来客を装う
2 夜に来客を装う
3 昼に騒ぎを起こす
4 夜に騒ぎを起こす
5 自由安価(歓迎です)
※2票先取
※ヒントは提示してあります。各人の能力を考えると……?
- 279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 10:27:53.86 ID:Iw/Rg4Bj0
- 2
- 280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 10:38:24.31 ID:G7lNlxpU0
- 昼間でも普通に光学迷彩服やラーナの幻影魔法じゃダメなんだろうか
空からの侵入くらいはそれで行ける気がするが
- 281 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 10:46:39.88 ID:saho/OCPO
- >>280
魔術学院というのがミソですね。
(だからウィルも提案してないわけです)
- 282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 11:35:44.09 ID:dadgrqXWO
- 魔術学院といえば知り合いがいたな、ウィンドグレイス卿だっけ
彼に連絡を取って何か協力を得られないものか
- 283 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 11:47:54.66 ID:saho/OCPO
- >>282
可能ですね。
- 284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 12:08:12.25 ID:M0vGoEiy0
- >>283に1票
もしかしたら有利になるかもしれん
- 285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 12:08:41.64 ID:M0vGoEiy0
- 失礼、>>282だった
ミスです
- 286 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 13:28:04.70 ID:saho/OCPO
- ……魔術学院の情報が足りない。とすると……
「トリスにいるウィンドグレイス卿に連絡取れないですかね」
「ウィンドグレイス卿……確か彼は」
「ええ。トリスの魔術学院院長です。彼なら、上手い方法を知っているかもしれない」
「なるほど……魔術学院側の備えと対応策を知っているかもということか。連絡先は」
ローマンさんが手を挙げた。
「私が知っている。元副院長だったかたな、昔馴染みだ」
「了解です。お願いできますか」
頷いた彼に僕は電話を渡す。
※15以上で連絡が取れる
- 287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 13:28:49.79 ID:Ut8Yrhsno
- あ
- 288 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 13:57:41.40 ID:saho/OCPO
- 『もしもし』
「久しいな、相変わらずか」
『……ローマンか!?蟄居していたと聞いたが』
「身の安全も確保できそうなのでね。ネーロの正気を取り戻させようと思っている。ウィル・アピースらの協力も取り付けた」
『……あの少年たちが絡んでいるな。イマーラもいるだろう』
「察しがいいな、代わるか」
師匠が電話を受け取った。
「どうも」
『暴れているらしいな、風の噂で聞いたぜ』
「暴れてるわけではありませんよ。結果でしかありません」
『ハハハ!!大体の騒動の中心にイマーラ・ランドルスありと聞くぞ?あとはウィルか。
あの小僧は元気か?いかにもお前好み……』
師匠があからさまに不機嫌になった。
「これ以上舐めたことを言っていると切りますよ?」
『カカカ、冗談だ、冗談。ネーロを正気に戻すとなると、オルランドゥ魔術学院に忍び込むってことか』
「……まあそうです」
『ローマンがいるなら分かるだろうが、あそこは魔術的罠で張り巡らされている。まして行使者はネーロだ。
下手な幻影魔法や隠密魔法は即座に無力化される。ローマンじゃ、悪いが解呪は無理だな。
大方、湖側からの奇襲ってとこか。今のそっちの戦力がどれぐらいか知らないが、ウィルがいるならごり押しできるって判断だろう』
「それも俎上に上がりましたが。私たちが取るのは、上空からの奇襲。そこに陽動を加える方針です」
「はああ!!?」というウィンドグレイス卿の叫びが聞こえた。
『上空から??何だそれは』
「説明は省きます。私たちが取るべき策は?」
01〜40 オルランドゥ郊外に、あれがあるだろう「それはならぬ!」
41〜70 ……俺がいれば何とかなるが
71〜94 俺に一案がある
95〜00 上+α(成功確定)
- 289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 13:58:02.89 ID:dadgrqXWO
- はい
- 290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 13:58:06.25 ID:RC1TCVDX0
- ん
- 291 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 17:37:56.98 ID:8aMXWbg0O
- 『俺に一案がある』
「案?」
『そうだ。奇襲はまあ夜が望ましいな。そして上空からというのはそれができるなら妙案だ。
ネーロの張れる『結界』は、上空には届かない』
「結界、ですか」
「行動を妨げる魔力壁だ。これを張られるとかなり厳しい。
だから気付かれる前に最短距離でネーロの元に辿り着くことを考えていた」
ローマンさんが補足する。
『そういうことだ。だが、上からの侵入は防げない。だから、後は注意をどこかに逸らしてしまえばいい』
「どうやって?」
『あるだろう、魔術学院の連中が飛び付きそうなものが。小僧の宝石だ。
幸い、小僧の顔を知っている魔術学院の連中はいないはずだ。
何知らぬ顔で『こんなものを見付けたので調べてほしい』と言えば、色めき立つはずだろ。
不足なら、俺から魔術学院の教員に連絡を入れてやる。味方になるとは思えねえが、間違いなく一騒ぎになるはずだ』
「……クランを囮にしろと?」
『惚れた男を差し出すのが嫌なのか?』
※65以上でもう一つの選択肢
- 292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 17:44:29.61 ID:YR0HUBRP0
- あ
- 293 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 20:18:13.47 ID:rx3NPLbQO
- ※選択肢なし
「……『番』ですが。本気で怒りますよ」
『おおっと、それは失礼。ともあれ、成算は相当程度あると思うがね』
師匠が僕を見た。
「どうする?」
「乗るしかないよね。僕なら大丈夫」
「そうね。……では教員に連絡を。時間は20時ぐらいにして下さい」
『了解した。にしても、その小僧。武術会に出るつもりはないのか?
もうそろそろ地区大会の締め切りだが』
「……やはり前倒しでの開催に」
『まあな。トリスは1ヶ月後に本予選開始だ。3ヶ月後に本選とかいう噂もある』
「……どうするの?」
1 それどころじゃない
2 一応、参加だけしておこうか
※2票先取
※地区大会には参加しなくても大丈夫ですが、トリス予選で不利になります。
※もちろん、武術会自体に出ない選択もありです。
スピードだけ考えるなら、拘束時間が減るのでそれはそれで一つの選択です。
※トリス予選の参加有無は95日目で決定します。
- 294 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 20:21:03.29 ID:rx3NPLbQO
- ※なお、トリス予選でクランが負ける可能性は現状ウィンドグレイスだけです。
※本大会には放っておくと???などが出ます。
- 295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 20:33:09.96 ID:gpQMLgfaO
- 1
経験点やイベント面でのメリットは少なそうだしなあ
武術会そのものも実行委員会の機能が回復した後にどうなるかわからないし今は無視していいかも
- 296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/05(木) 20:44:26.10 ID:kk4Pc7aq0
- 一度暴言吐く奴が現れたらゴキブリのようにカスが増殖するよな
こういう連中全員死ねばいいのに
- 297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 20:45:07.74 ID:kk4Pc7aq0
- 誤爆
- 298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 20:49:11.98 ID:CevuVbbv0
- 1
- 299 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/05(木) 20:53:03.80 ID:rx3NPLbQO
- 「今はそれどころじゃないよね」
「そうね。……というわけです」
『何だつまらんな。もうトリス予選の締め切りも10日と少しだというのに、出すつもりはないのか』
「こちらにも事情がありますので。では、失礼」
電話を切ると、師匠は溜め息をついた。
「無礼な奴ですまん。ああいう物言いしかできない」
「いえ、私もそこそこ長い付き合いですので。じゃあ、クラン。お願いね」
「うん」
※偶数でラーナが提案
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