他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
花騎士 SS ナズナ「隣の芝生は青い、みたいです」 安価
Check
Tweet
2 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/24(月) 12:41:55.55 ID:evcNOvWv0
注意。このSSしゃ誤字や脱語があり、花騎士の口調が一部おかしくなると思われます
それでもいいなら読んでいただき、安価にも参加をお願いしますm(_ _)m
下1と2 花騎士を
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/24(月) 13:09:53.27 ID:taoflE3fo
モモ
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/24(月) 13:25:44.73 ID:FFFmOTg2o
ニチニチソウ
5 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/24(月) 13:50:10.57 ID:evcNOvWv0
モモ「はぁ」
ナズナ「モモさん、どうしました?」
モモ「あっ。ナズナ、聞いてよ!」
ナズナ「?」
モモ「団長さまったらアタシがこんなに求愛してるのに全然構ってくれないのよ!」
ナズナ「は、はぁ。そうなのですか」
モモ「うぅ・・・あの子が羨ましいわ」
ナズナ「誰がですか?」
モモ「ニチニチソウよ。彼女は団長さまに構われて羨ましいわ・・・この前見たのよ」
回想
ニチニチソウ「団長さま、お茶の準備が出来ました。」
団長「おっ。じゃあ特訓の成果を見せてもらおうかな」
ニチニチソウ「はい。私の本気見せますね」
ニチニチソウ「・・・」 コポコポ
ニチニチソウ「どうぞ。紅茶です」
団長「うーん。いい匂いだ・・・じゃあいただきます」 ゴクッ
ニチニチソウ「・・・」 ドキドキ
団長「うん。美味い・・・もう食器も割らないし、だいぶメイドとして成長出来たな」
ニチニチソウ「あ、ありがとうございます♪これで少しはスイレンさんに弟子入り出来るように」
ニチニチソウ「あっ。クッキーも作ったので今お出ししますね」
団長「ああ」
ニチニチソウ「団長さま、どうぞ」
団長「いただきます」 サクッ
団長「むぐっ!?」
ニチニチソウ「だ、団長さま?」
団長「しょ、しょっぱい」
ニチニチソウ「しょっぱい?ああ!お砂糖とお塩、間違えましたぁ!うぅ、ダメダメなメイドです」
団長「まぁまぁ。今度一緒に特訓しよう」
ニチニチソウ「いいんですか?・・・何時もすいません」 ペコッ
団長「気にするなって」 ナデナデ
ニチニチソウ「はぅ///団長さま///」 テレテレ
6 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/24(月) 14:02:40.14 ID:evcNOvWv0
モモ「って感じで団長さまったらニチニチソウとあんなに仲良くしてるのよ・・・はぁ、羨ましいわ」
ナズナ「なるほど」
モモ「はぁ。少しは大人しくアピールするべきなのかしら」
ナズナ「そ、それはわかりませんが」
モモ「もー!こんなのアタシらしくない!ガンガン攻めるわよ!」
ナズナ「ほ、程々にお願いしますね」
モモ「それは無理よ。恋する気持ちは無敵なのだから♪」
ナズナ「そ、そうでしょうか?」
モモ「それにライバルは沢山いるんだから・・・ねっ」
ナズナ「・・・」
モモ「じゃあハナモモとお茶するから。話聞いてくれてありがとう♪」
ナズナ「い、いえ」
ナズナ「はぁ。モモさんは凄いですね・・・私も少しは見習うべきでしょうか?あっ、あれは」
ニチニチソウ「・・・はぁ」
ナズナ「ニチニチソウさん。どうしたんですか?」
ニチニチソウ「あっ。ナズナさん」
ナズナ「何かあったのですか?ため息をついて」
ニチニチソウ「・・・少し聞いていただけますか?」
ナズナ「いいですよ」
ニチニチソウ「団長さまはやっぱり積極的な子が好きなんですかね?」
ナズナ「えっ?」
ニチニチソウ「実はこの前・・・」
7 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/24(月) 14:19:17.18 ID:evcNOvWv0
回想
ニチニチソウ「今度は上手く出来ました。早く団長さまに食べてもらわないと♪」
団長「お、おいっ。少し離れてくれ」
ニチニチソウ「団長さま?」 ヒョコ
モモ「いいじゃない♪それよりも早くアタシのお部屋に行ってお茶しましょ♪」 むにむに
団長「だ、だからあたってるって///」
モモ「んっ?団長さま・・・これはあててるのよ♪」
団長「お、おいっ」
モモ「もー。顔赤くしちゃって可愛いわぁ♪さっ、早く行かないとハナモモが待ちわびてるわ」
団長「俺が一緒にお茶していいのかよ?」
モモ「いいに決まってるじゃない。アタシもハナモモもこの日を楽しみにしてたのよ」
団長「そ、そうなのか」
モモ「さっ、行きましょ。それともアタシと二人っきりでお茶にする?」
団長「早く行くぞ」 プイッ
モモ「ふふっ。照れちゃって♪それとも後で団長さまのお部屋で・・・」 ツー
団長「な、何を言ってるんだ!?///」
モモ「うふふ。アタシはいいわよ///」
団長「っ!///」 スタスタ
モモ「ちょ、ちょっと。団長さま、歩くのが早いわ!」
団長「だったら歩け」
モモ「もう!」
ニチニチソウ「・・・」
8 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/24(月) 14:23:38.96 ID:evcNOvWv0
ニチニチソウ「と言う事があったんです・・・私ももう少し積極的に行動するべきなんでしょうか?」
ナズナ「え、えーっと」
ニチニチソウ「はぁ。あんなに積極的に行動できるモモさんが羨ましいです」
ナズナ「あ、あはは」
ニチニチソウ「でも諦めません。私も頑張ります。すいません、お話を聞いていただいて」
ナズナ「い、いえ。頑張って下さい」
ニチニチソウ「はいっ」
ナズナ「はあ。まさかニチニチソウさんもモモさんもお互いが羨ましいなんて思ってませんでした・・・私も行動しないと」
ナズナ「あっ。そろそろお昼ご飯の時間ですね。食堂に行きましょう」
9 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/24(月) 14:24:50.66 ID:evcNOvWv0
こんな感じのSSになります
・・・うん。、何時も通りだな・・・中身空っぽの内容(白目)
次 下1と2 花騎士を
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/24(月) 14:43:52.58 ID:eCZGks+7o
すき
安価ならデンドロビウム
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/24(月) 14:55:18.75 ID:jaXxj5PMo
カトレア
12 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/24(月) 16:16:41.17 ID:evcNOvWv0
デンドロ師匠とカトレアですね
Skypeで仕事の報告が終わって飯など終えたら続きを投下します
お待ちを
13 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/24(月) 19:40:29.21 ID:evcNOvWv0
申し訳ございません。急な資料作成などが来たので今日はここまでになります
では
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/24(月) 19:41:50.27 ID:taoflE3fo
あつおつ
15 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/25(火) 22:56:00.58 ID:bVEogbXZ0
食堂
ガヤガヤ
カトレア「はぁ・・・折角私が誘ってやったのに」 ブツブツ
ナズナ「カトレアさん。隣いいですか?」
カトレア「えっ?ええ、好きにすれば」
ナズナ「何か悩みですか?」
カトレア「別に大したことじゃないわ」
ナズナ「そうですか」
カトレア「そうよ」 チラッ
ナズナ「?」 チラ
デンドロビウム「団長さん。午前中はお疲れさまです」
団長「いてて・・・結局派手にやられただけだな」
デンドロビウム「ふふっ。でも最初の頃より動きもよくなってますよ」
団長「そうか?じゃあ午後も頼んでいいか?」
デンドロビウム「いいですけど折角のお休みなのにいいんですか?」
団長「構わないよ。それに体を動かすのは気持ちいいしな」
デンドロビウム「わかりました。少しキツくいきますよ?」
団長「あはは。出来ればお手柔らかに頼む」
カトレア「くぅ。午後もデンドロビウムと一緒に」 ワナワナ
ナズナ「団長さまとデンドロビウムさんがどうかしたんですか?」
カトレア「聞いてよ。今日の朝・・・」
16 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/25(火) 23:05:34.76 ID:bVEogbXZ0
回想
カトレア「ね、ねぇ」
団長「どうした?」
カトレア「あなた、今日はお休みなんでしょ?よ、よかったら一緒に出かけてあげてもいいけど」
団長「悪い。今日は用事があるんだ」
カトレア「なっ!?折角私が遊んであげてもいいって言ってるのに断るの?」
団長「もう先約があるからしょうがないだろ」
カトレア「誰なのよ?」
団長「それは・・・」
デンドロビウム「団長さん。お待たせしました」
カトレア「デンドロビウム?」
デンドロビウム「女王様?どうかしたんですか?」
カトレア「べ、別になんでもないわ」
デンドロビウム「そうですか。では行きましょうか」
団長「ああ」
カトレア・・・」 ジー
団長「しっ!」 ブンッ
デンドロビウム「足元ががら空きですよ!」 ブンッ
団長「ぐっ!」 グラッ
デンドロビウム「これで一本・・・ですね」
団長「くぅ。次頼む」
デンドロビウム「好きなだけお相手しましょう」
団長「っ!」 ブンッ
デンドロビウム「遅いです」ガッ
団長「ちぃ。まだ!」
カトレア(休みの日までトレーニングなんてバカじゃないの) ムスッ
17 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/25(火) 23:18:11.74 ID:bVEogbXZ0
一時間後
団長「はぁ・・・はぁ」
デンドロビウム「少し休憩にしましょう」
団長「はぁ・・・わかっ・・・はぁ」 ドサッ
デンドロビウム「・・・」 コポポ
デンドロビウム「どうぞ」 スッ
団長「ありがとう」 ズッ
団長「ふぅ。やっぱりデンドロビウムの作るスープは美味いな」
デンドロビウム「ありがとうございます」
団長「カトレアが好んで飲む気持ちわかるな。これだけ美味いんだから」
デンドロビウム「おかわりはどうします?」
団長「じゃあもう少し」
デンドロビウム「はい」 コポポ
団長「しかし全然勝てないなぁ。もう何ヶ月かはやってるのに」
カトレア(何ヶ月も!?)
デンドロビウム「ですが最初の頃はもっと酷かったですよ」
団長「あはは。取り敢えず手当たりしだいに攻撃してただけだからな」
デンドロビウム「さっきは私に攻撃をかすらせただけでも成長してますよ」
団長「んぐっ・・・でもまだまだ、だろ?」
デンドロビウム「そうですね。これじゃあまだまだです」
団長「ふぅ・・・よしっ。次お願いします、師匠」 ペコッ
デンドロビウム「ふふっ。弟子にはまだ負けませんよ」 コポポ
デンドロビウム「・・・」 コクッ
カトレア(い、今の間接キスじゃ!)
団長「そうだ。今のうちにこれを」
デンドロビウム「これは?」
団長「何時も訓練に付き合ってもらってるからな。大したものじゃないが」
ガサッ
デンドロビウム「髪飾りですか」
団長「そうだが・・・気に入らなかったか?」
デンドロビウム「いえ。大事に使わせていただきます///」
カトレア(ぷ、プレゼントまで) ワナワナ
18 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/25(火) 23:23:52.44 ID:bVEogbXZ0
カトレア「団長とデンドロビウムが二人で何ヶ月も一緒に・・・くぅ。世界に愛されてる私を放おって置いて」
ナズナ「団長さまがそんな事を」
カトレア「しかもプレゼントまで・・・ズルいわ」
ナズナ「そうでしょうか?団長さまは皆さんにプレゼントをよく上げてますが」
カトレア「あれは討伐のご褒美よ・・・個人でプレゼントなんて」
ナズナ「あっ。そう言えばそうですね」
カトレア「そうよ・・・何よ、贔屓しちゃって」
ナズナ「うーん。贔屓してるんでしょうか?」
カトレア「そうよ。絶対にそう」
ナズナ「団長さまにも言っておきましょうか?」
カトレア「お願い」
19 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/25(火) 23:38:58.38 ID:bVEogbXZ0
数週間後
デンドロビウム「・・・はぁ」
ナズナ「デンドロビウムさん。お疲れさまです」
デンドロビウム「ナズナさん。お疲れさまです」
ナズナ「どうかしたんですか?」
デンドロビウム「い、いえ。1人で訓練しても少し」
ナズナ「団長さま・・・ですか?」
デンドロビウム「えっ?」
ナズナ「二人で訓練してるの皆さん知ってますよ」
デンドロビウム「そうだったんですか」
ナズナ「はいっ」
デンドロビウム「私と団長さんの時間が出来て少し浮かれてたのかもしれません・・・ナズナさん」
ナズナ「はい?」
デンドロビウム「団長さんはやっぱり若い女性の方が好みなんでしょうか?」
ナズナ「えっ?」
デンドロビウム「実は数日前」
回想
カトレアの屋敷
コンコン
ガチャ
デンドロビウム「はい」
団長「よっ」
デンドロビウム「だ、団長さん。こんな所にまで来てどうしたんですか?まさか害虫が」
団長「いや、今日は別件でな。カトレアはいるか?」
デンドロビウム「少しお待ち下さい」
タタタ
カトレア「あ、あなた!?急に来ないでよ!」
団長「すまん」
カトレア「そ、それで何の用なのよ?」
団長「ほれ。食べたがってたケーキ買ってきたからどうかと思ってな」 スッ
カトレア「こ、これって朝早くから並ばないと買えない・・・私の為に?」
団長「前から食べたいって愚痴ってたの思い出してな。昨日の夜、ウインターローズに泊まりで用事があったからちょうどよかった」
カトレア「そ、そうなの///」
団長「ぷしっ!」
カトレア「ほ、ほら。上がりなさい」
団長「お邪魔します」
20 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/25(火) 23:54:03.51 ID:bVEogbXZ0
デンドロビウム「お茶の用意をしましょう」
カトレア「い、いえ。今日は私がするわ」
デンドロビム「?」
カトレア「い、いいから///」
デンドロビウム「ふふっ。わかりました」
カトレア「ま、待たせたわね」 コトッ
デンドロビウム「お怪我の方は?」
カトレア「心配しすぎよ」
団長「カトレアが淹れたのか?」
カトレア「と、特別によ///」
団長「そうか・ほらっ、好きなの選んでくれ」 パカッ
デンドロビウム「女王様。お先にどうぞ」
カトレア「そ、そうね」
数分後
デンドロビウム「まだ決まらないのですか?」
カトレア「も、もう少し待って」
デンドロビウム「ですが団長さんも困ってますよ」
カトレア「しょ、しょうがないじゃない。次に食べられるのは何時になるかわからないんだから」
デンドロビウム「はぁ。すいません、団長さん」
団長「別に気にしてないよ」
カトレア「決めたわ。こっちのベリータルトにするわ」
団長「じゃあ俺は残ったチーズケーキだな」
デンドロビウム「これは美味しいですね」
団長「うん。確かに午前中に売り切れるのに納得できるな」
カトレア「そうね」
団長「うーん。しかしこのチーズケーキ美味いな」
カトレア「・・・」
21 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 00:01:02.95 ID:+NJ32ebb0
カトレア「ねえ。少しそのチーズケーキを貰ってもいい?」
団長「んっ?もう口つけちまったぞ」
カトレア「き、気にしてないわ///」
団長「ほらっ」 スッ
カトレア「・・・た、食べさせなさい///」
団長「え゛?」
カトレア「ほ、ほら///」 アー
団長「・・・」
デンドロビウム「団長さん」 ニコッ
団長(プレッシャーが)
団長「ほ、ほれっ」 スッ
カトレア「あむっ・・・な、中々美味しいわね///」
団長「そ、そうか」
カトレア「は、はいっ。こっちのを食べさせてあげるわ///口を開けなさい///」
団長「で、でもな///」
カトレア「早く!///」
団長「あっ、あー」
カトレア「///」 スッ
団長「むぐっ・・・うん、美味いな」
カトレア「と、当然よ。私が食べさせてあげてるんだから///」
デンドロビウム「・・・」
カトレア「あなた。明日は早いの?」
団長「いや。明日は昼から本部に行くんだが」
カトレア「じゃあ泊まっていきなさい///デンドロビウム、客室の用意を」
デンドロビウム「かしこまりました」
カトレア「ほら。隣に座りなさい。お話しましょう///」
団長「・・・いいのか?」
デンドロビウム「団長さん。わがままを聞いてあげてくだい」
団長「わかった」
カトレア「ほら。早く座りなさい」
22 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 00:05:21.33 ID:+NJ32ebb0
デンドロビウム「その後も寝るまで仲良くお話をしてたのです。女王様がべったりして」
ナズナ「そんな事が」
デンドロビウム「団長さんも楽しそうでした・・・本当に楽しそうに」
ナズナ「で、でも団長さまは贔屓はしませんよ」
デンドロビウム「そうですよね。私ももう少し頑張ります。ナズナさん、ありがとうございます」
ナズナ「いえいえ」
デンドロビウム「では失礼します」
ナズナ「はぁ。皆さんも大変ですね。気持ちはわかりますが」
23 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 00:06:11.08 ID:+NJ32ebb0
こんな時間に投下すいません
次の花騎士 下1と2
今日はここまでです
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/26(水) 00:07:46.31 ID:DFm5A4ONo
トリカブト
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/02/26(水) 00:14:09.80 ID:1dbMRAxB0
セルリア
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/26(水) 00:14:50.78 ID:lJg637Kqo
乙
イフェイオン
27 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 20:24:24.56 ID:+NJ32ebb0
次の日
セルリア「うぅ、私ももっと積極的に・・・やっぱり無理ですぅ」 ウロウロ
ナズナ「どうしました?」
セルリア「な、ナズナさん。べ、別になにも」
ナズナ「・・・もしかして団長さまの事ですか?」
セルリア「じ、実はそうなんです」
ナズナ「一体何が?」
ナズナ(まさかだとは思いますが)
セルリア「・・・この前」
回想
セルリア「上手く出来ました。後は団長さんに食べてもらうだけです・・・よしっ」
コンコン
セルリア「「だ、団長さん。失礼しますね」
ガチャ
団長「よ、よう。セルリア」
トリカブト「お疲れなの」 ←団長の膝の上
セルリア「と、トリカブトさん。どうして団長さんの膝の上に?」
トリカブト「ここはわたしの指定席なの」
団長「勝手に決めるな」
トリカブト「むぅ。何でなの?」
団長「他の花騎士達に知られたら面倒な事になるからだ」
トリカブト「別に構わないの。わたしと団長は特別な関係だって言えるの。んふ」
セルリア「だ、団長さん。そうなのですか!?」
団長「そんな訳無いだろ」
セルリア「そ、そうですよね。あっ、あの・・・実はチョコレート大福を作ったんですが食べますか?」
団長「そうだな。じゃあお茶の用意をするか。トリカブト、降りろ」
トリカブト「嫌なの」
セルリア「わ、私が淹れますね」
団長「すまないな」
28 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 20:40:31.80 ID:+NJ32ebb0
セルリア「どうぞ」 コトッ
団長「ありがとう。じゃあ早速」
トリカブト「いただきますなの」
セルリア 団長「「いただきます」」
パクッ
団長「むっ。これは美味いな」
トリカブト「美味しいの♪」
セルリア「あ、ありがとうございます」
団長「うん。本当に美味しい」
トリカブト「もっと食べるの」
セルリア「あっ。口の周りにチョコレートクリームがついてますよ」
トリカブト「そうなの?団長、拭いてほしいの」
セルリア「わ、私が」
トリカブト「団長♪」 ズイッ
団長「はぁ。ほれ」 ゴシゴシ
トリカブト「うみゅ!?もっと優しくするの」 プンプン
団長「ほれ。拭けたぞ」
トリカブト「むぅ」
セルリア「・・・」 モクモク
団長「ふぅ。美味かった」
トリカブト「ご馳走様なの」
セルリア「お粗末さまでした」
団長「さて。今日の執務はほぼ終わったし何するかな」
トリカブト「だったらご本を読んでほしいの」
団長「本?そういえば騎士団内に図書室を作ったがそこから借りたのか?」
トリカブト「そうなの。団長に読んでほしいの。私には難しいの」 スッ
団長「どれどれ」 スッ
セルリア「どんな本ですか?」
騎士学校生とのイケナイ授業
団長「」
セルリア「はうっ!?///」
トリカブト「早く読んでほしいの♪」
団長「おい。本当にこの本は図書室にあったのか?」
トリカブト「そうなの。団長、早く読むの♪」
セルリア「そ、そんなのいけません!」
トリカブト「ええ。折角見つけたのにダメなの?」
団長「駄目だ」
トリカブト「むぅ。折角団長に読んでもらおうと思ったのに」
団長「この本は処分だな」
トリカブト「団長。その本読んで我慢できなくなったらわたしを呼んでほしいの♪」
団長「呼ばんわ」
セルリア「・・・」
29 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 20:49:59.62 ID:+NJ32ebb0
セルリア「その後もずっと団長さんのお膝の上にいたんです。正直羨ましいです」
ナズナ「なるほど」
セルリア「私も先生から教えてもらったミニスカ女性教師コスプレで・・・」 ブツブツ
ナズナ「あ、あはは。そんなに焦らなくても」
セルリア「うぅ。でもやっぱり私なんかじゃ・・・でも」
ナズナ「セルリアさんはそのままが一番ですよ」
セルリア「そうでしょうか?」
ナズナ「トリカブトさんみたいになったら団長さまが混乱します」 ボソッ
セルリア「あっ。何か愚痴を聞いてもらってすいません」
ナズナ「いえ。別にいいですよ」
セルリア「じゃあ失礼しますね」
ナズナ「はぁ。皆さん色々とアプローチしてるんですね。私も頑張らないと」
トリカブト「あっ。ナズナ、ちょうどいいの」
ナズナ「トリカブトさん、どうしました?」
トリカブト「ちょっと聞いて欲しい事があるの」
ナズナ「何でしょうか?」
トリカブト「実はこんな事があったの」
30 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 20:50:25.64 ID:+NJ32ebb0
風呂に入るので少しお待ちを
何か似たような感じですまない
31 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 21:15:42.39 ID:+NJ32ebb0
回想
トリカブト「今日は暖かくて気持ちいいの。団長のお膝の上でお昼寝するの」
ガチャ
トリカブト「団長、来たの」
シーン
トリカブト「いない?探すの」
バタン
食堂
団長「それでこれを」
トリカブト(団長の声がするの)
トリカブト「団長?」 ヒョコ
セルリア「わぁ。団長さん、お料理上手なんですね」
団長「そうか?でも男の手料理だからなぁ」
セルリア「そんな事ないですよ。料理が出来る男性はす、素敵だと思います///」
団長「ははっ。ありがとう・・・そうだ。今日は久しぶりに俺が昼飯を作るか」
セルリア「団長さんがですか?」
団長「この騎士団に配属された時はよく作ってたからな」
セルリア「そうなんですか」
団長「今じゃ大所帯だからな。俺が作る事はなくなった」
セルリア「初期からこの騎士団にいた花騎士の皆さんが羨ましいです」 ボソッ
団長「何か言ったか?」
セルリア「い、いえ。何も」
団長「さて・・・じゃあオムライスでも作るか」
セルリア「お手伝いしますね」
トリカブト「団長。わたしもお手伝いするの」
団長「トリカブト?」
トリカブト「わたしも出来るの」
団長「うーん。でも今日は騎士団内に残ってる花騎士も少ないからなぁ。別にいいよ」
トリカブト「むぅ」
団長「ほら。チョコパイ焼いたから少し食って待ってろ」
トリカブト「団長の手作り?」
団長「そうだが」
トリカブト「わかったの。待ってるの♪」
32 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 21:32:38.28 ID:+NJ32ebb0
トリカブト「団長の手作りお菓子、美味しいの♪」 サクサク
団長「鶏肉に玉ねぎ、マッシュルームに米、トマトソースを用意して・・・ソースはどうするかな?」
セルリア「食材は切っておきますね」
団長「頼む。よしっ、ほうれん草とキノコのホワイトソースにするか」
団長「〜♪」 ジュー
セルリア「だ、団長ひゃん」 ポロポロ
団長「ど、どうした?」
セルリア「た、玉ねぎが目に染みます」
団長「ちょっと待ってろ」
カチッ タタタ
団長「ほら。俺が使ってたゴーグル。これをかけてろ」
セルリア「す、すいません」
団長「いや。俺も配慮が足りなかった」
セルリア「い、いえ。そんな」
団長「さて。昼も近いし早く作るか」
セルリア「はいっ」
セルリア「団長さん。具材が炒め終わりましたよ」
団長「よしっ。ソースの味付けはこれでいいかな?セルリア試食頼む」
セルリア「は、はいっ・・・わぁ、凄く美味しいです♪」
団長「そうか。だったらよかった。具材の方もいい感じに炒めてるし・・・セルリアも料理上手だし助かる」
セルリア「そ、そうですか///」
団長「今度から料理する時はセルリアに手伝ってもらおうかな」
セルリア「い、いいんですか?」
団長「おう。セルリアが手伝ってくれたら助かる。いいか?」
セルリア「そ、それって二人っきっきりで作るんですよね?」
団長「ああ。大変なら他の花騎士にも・・・」
セルリア「ふ、二人っきりがいいです!」
団長「そ、そうか」
セルリア「それに二人っきりで料理するなんて夫婦みたいで///」
団長「何か言ったか?」
セルリア「い、いえ!何でもありません!///」
トリカブト「・・・」 ジトー
33 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 21:36:00.20 ID:+NJ32ebb0
トリカブト「セルリアだけズルいの。団長と恋人同士みたいだったの!」
ナズナ「そう言えば食堂で配膳してましたがそんな事が」
トリカブト「こうなったら既成事実しかないの」
ナズナ「それは駄目です」
トリカブト「むぅ。セルリアが羨ましいの」
ナズナ(セルリアさんはトリカブトさんを羨ましがってましたけどね)
トリカブト「こうなったらわたしもお料理の勉強するの」
ナズナ「頑張ってくださいね」
トリカブト「頑張るの」
ナズナ「でもお互いに羨ましがってるのは凄いですねぇ・・・まさか他にもいるんじゃ」
34 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 21:36:32.26 ID:+NJ32ebb0
下1と2 花騎士を
さて、後何人書いて終わらせるかな
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/26(水) 21:41:39.61 ID:hA0pf+XRo
スズラン
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/02/26(水) 21:44:11.34 ID:1dbMRAxB0
ここはヤンデレ同士でラベンダー
37 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/02/26(水) 21:45:04.01 ID:+NJ32ebb0
おうふ。スズランとラベンダー
これは苦戦すると思うので時間がかかると思います
本日はここまでです
では
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/02/26(水) 21:47:16.52 ID:1dbMRAxB0
おつおつ、ゆっくりとどうぞー
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/26(水) 21:49:59.21 ID:hA0pf+XRo
おつー
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/02/29(土) 22:55:34.06 ID:MJQIdyZJ0
こんなに難しいのか…ラベスズは…
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/03/01(日) 04:18:07.45 ID:BMOC2Pm30
最近になって初めて読み始めたけどすげー面白い
続きも期待してるぜ
42 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/01(日) 18:32:04.83 ID:hW4XGBq00
>>40
二人共ヤンデレなのがキツイです
ちょっと諸事情により忙しいので投下はもう少しお待ち下さい
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/01(日) 19:25:34.57 ID:tmHSnqkTo
あいよ
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/02(月) 03:10:20.16 ID:4DyKeROu0
主生きてた、よかった
座して待つぜ
45 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 02:58:52.08 ID:udzX9sw40
次の日
ギャアギャア
ナズナ「何の騒ぎですか?」
スズラン「私の団長さんにちょっかいをかけるのやめなさい!」
ラベンダー「何を言ってるのよ。あんたの方が邪魔よ!」
スズラン ラベンダー「「がるる」」
ナズナ「何をしてるんですか?また暴れるようならデンドロビウムさん達を呼びますよ!」
ラベンダー スズラン「「うっ」」
ナズナ「で、何が原因ですか・・・多分団長さまの事ですよね?」
スズラン「そうよ!この女が」
ラベンダー「違うわ!この」
ナズナ「本当に呼びますよ」
ラベンダー「わ、わかったわよ。私が説明するわ」
ナズナ「どうぞ」
スズラン「ふんっ」
回想
スズラン「団長さん。ここでお昼にしましょう♪」
団長「そうだな。ふぅ・・・今日は暖かくていいピクニック日和だ」
スズラン「はい。今日は団長さんの好物ばかり作りました。沢山食べてくださいね♪」
ドンッ
団長「これは量が凄いな」
スズラン「だって沢山愛情を込めましたから♪」
団長「あ、あはは。じゃあいただこうかな」
スズラン「はい、あーんしてください♪」
団長「・・・」
スズラン「?」
団長「た、たまには俺がしてやろう」 スッ
スズラン「だ、団長さん///」
団長「ほら」
スズラン「あーん♪」 パクッ
スズラン「うーん。団長さんが食べさせてくれると何倍も美味しいです」
団長「そうか」 モグモグ
スズラン「あっ。団長さん、勝手に食べちゃ」
団長「美味いぞ」
スズラン「は、はいっ///あっ、お茶も淹れますね」
46 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 03:10:47.54 ID:udzX9sw40
団長「ふぅ。もう食えない」 パンパン
スズラン「もう少しですよ。あーん」
団長「いや。これ以上は戻しそうだ。折角スズランが作ったんだから無駄にはしたくない」
スズラン「そ、そんな///わかりました、残りは処分しますね」
団長「あぁ・・・少し横になるか」
スズラン「食べた後すぐ寝ると体によくないですよ。あっ、じゃあ膝枕しますね♪」
団長「頼もう」 ゴロッ
スズラン「平和ですね。このまま二人っきりの時間が続けば・・・あの邪魔な女達に」 ボソッ
団長「・・・」
スズラン「団長さん。本当に辛くなったら私と二人で何処か遠い場所に行きましょうね。私は団長さんがいれば他には何もいりませんから♪」
団長「・・・」
スズラン「団長さん?」
団長「・・・zzz」
スズラン「寝ちゃったんですね・・・ふふっ、じゃあ」 ススス
「ちょっと待ちなさい!」
スズラン「・・・チッ」
ラベンダー「この女は寝ている団長さんの唇を奪おうとしたのよ!ふふっ、やっぱり邪魔な虫はここで排除して」
スズラン「私と団長さんの時間を邪魔した女に言われたくないわ!」
ラベンダー「何ですって!?」
スズラン「私と団長さんは愛し合ってるんだから邪魔なのよ」
ラベンダー「誰が団長さんと・・・寝言は寝て言いなさい!」
スズラン「あんたの方が!ちょっと聞いて!」
ナズナ「は、はい」
47 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 03:29:22.25 ID:udzX9sw40
回想
ラベンダー「団長さん。今年も私のチョコレート受け取ってください」
団長「むぐ。そこに置いておいてくれ」
ラベンダー「・・・誰のチョコを食べてるんですか?私以外のチョコを最初に食べるなんて・・・一体だ・れ?」
団長「これか?妹からだ」
ラベンダー「妹?」
団長「毎年送ってくるんだよ。どうせ誰からもチョコ貰えないでしょって手紙も添えてな」
ラベンダー「そ、そうだったんですか。じゃあそれは後で食べて今から私のチョコレートを食べて下さい」
団長「うーん。じゃあ貰おうか」
団長「・・・」 パキッ
団長「・・・ふむ・・・うん」
ラベンダー「うふふ。たっぷりと愛情を込めましたから、美味しいですよね?」
団長「そうだな。ほろ苦くて俺好みだ」
ラベンダー「じゃあ私のチョコレートだけを食べて」
団長「しかし味なら妹の方が好みだ」
ラベンダー「!?」
団長「俺が口をつけたが食べてみろ」 スッ
ラベンダー「い、いただきます」
ラベンダー(私より美味しいですって?そんなのありえないわ) パクッ
ラベンダー「・・・」 モグモグ
ラベンダー「!?」
ラベンダー「・・・っ」 ヘナヘナ
団長「どうだ?」
ラベンダー「く、悔しいけど私の負けです」 シュン
団長「だがラベンダーのチョコレートも美味かったぞ」 ナデナデ
ラベンダー「だ、団長さん///」
ラベンダー「うふふ。見ててくださいね。次はこれよりも美味しいチョコレートを作りますから♪そしていずれは私もチョコ以外・・・うふふ///」
48 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 03:39:49.26 ID:udzX9sw40
スズラン「その後、この女は団長さんの食べかけのチョコレートを回収してるのよ!」
ラベンダー「何で知ってるのよ!?」
スズラン「あんたが食堂でニヤニヤとつぶやいてたからでしょ!後、執務室の前で聞いてたのよ。何かしでかすと思ってね」
ラベンダー「くぅ。盗み聞きなんてあんた、やっぱり邪魔よ!」
スズラン「あはは。それはあんたよ!」
ラベンダー「大体、団長さんに膝枕なんて羨ましすぎるわ!」
スズラン「あんたこそ毎年最初に団長さんにチョコレートあげるなんてズルいわよ!」
ラベンダー スズラン「「がるる」」 バチバチ
ナズナ「はぁ」
49 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 03:41:45.70 ID:udzX9sw40
>>35
>>36
すいません。これで限界です
自分の下手さに嫌気が差してきました(泣)
なのでこのSSを書いたら暫くは引きこもります
マジで才能がない
俺以外にも花騎士SS書いてる人現れたしその人に託そう
次で最後にします
下1と2 花騎士を
では
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/04(水) 06:06:24.03 ID:lCJ0vfPf0
シルフィウム
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/04(水) 06:19:15.96 ID:6hJaH/r2o
おつおつ
安価はナツメで
52 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 06:52:02.71 ID:udzX9sw40
ナツメとシルフィウムですね
お待ちを
そして今まで自分の書いたSSを読んでくださった方、安価に参加してくださった方
ありがとうございます m(_ _)m
53 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 19:40:39.76 ID:udzX9sw40
次の日
ナツメ「むぅ」
ナズナ「ナツメさん。そんな顔をしてどうしたんですか?」
ナツメ「ナズナ。ちょっと聞いてよ!」
ナズナ「いいですけど、何かあったんですか?」
ナツメ「この前大きな害虫討伐が成功したでしょ。あの後打ち上げで・・・」
回想
ナツメ「団長は何処に行ったの?折角ナツメがご飯持ってきたのに」 キョロキョロ
シルフィウム「団長もあの中に混じってくれば」
団長「あはは。最近は飲み過ぎだからな。今日は休肝日だ」
シルフィウム「だからって私と一緒にいなくてもいいでしょ。こんな女に構うなんて時間の無駄」
団長「そうか。それよりも指揮、様になってきたな」
シルフィウム「そう?皆が優秀だから出来ただけ・・・普段からちゃんとしてればいいのに」
団長「そう言うな。ほら、紅茶でいいか」 スッ
シルフィウム「ありがと」
団長「しかし少しは飲めばいいのに」
シルフィウム「私は紅茶でティータイムの方が好き。それにお酒なんていかれポンチな飲み物」
団長「少しは酔って楽しむのもいいんだがなぁ。無理には飲ませないけど」
シルフィウム「団長も我慢しないで少しだけ飲めば?」
団長「あはは。まぁ本当はシルフィウムに用があったんだけどな」
シルフィウム「私に?何なの?」
団長「最近、指揮の手伝いありがと。大したものじゃないが褒美だ」 スッ
シルフィウム「これは?」
団長「開てみろ」
ガサッ
シルフィウム「これってティーカップ・・・しかも車輪柄と花が書かれてる」
団長「まっ。適当に使ってくれ」
シルフィウム「・・・あ、ありがと。大事にする///」 ボソッ
団長「そうか」
シルフィウム「今度、お礼にお茶と私のオススメのお茶菓子持っていく」
団長「楽しみにしておく。じゃあ紅茶だけど、乾杯」
シルフィウム「乾杯」
54 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 19:53:03.21 ID:udzX9sw40
ナツメ「殆どの時間をシルフィウムと過ごしてたの!シルフィウムも少し嬉しそうだった。ナツメを放おって置いて」 プンプン
ナズナ「なるほど」
ナツメ「少しはナツメのワガママも聞いてほしいのに!」
ナズナ「少しは我慢しないと駄目ですよ」
ナツメ「むぅ。それはわかってるけど」
ナズナ「ふぅ。この数日間、団長さまに関する事ばかりですね。あれ?」
シルフィウム「・・・はぁ」
ナズナ「シルフィウムさん。どうしました?」
シルフィウム「ナズナ?別に大したことじゃない」
ナズナ「そうですか。でも何か悩みがあるんでしたら聞きますから覚えておいて下さい」
シルフィウム「・・・ねぇ」
ナズナ「なんですか?」
シルフィウム「団長は甘えてくる子が好きなの?」
ナズナ「えっ?」
シルフィウム「ごめん。やっぱり何でもない」
ナズナ「話したら少しは楽になるかもしれませんよ」
シルフィウム「・・・そうかな?」
ナズナ「そうですよ」
シルフィウム「じゃあ聞いて欲しい。その前に紅茶淹れる」
ナズナ「いい匂いですね」
シルフィウム「そう。じゃあ話すけど・・・実は」
55 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 20:17:05.19 ID:udzX9sw40
回想
ナツメ「団長!ここが噂のラーメン屋だよ」
団長「ここがか」
ナツメ「ここのラーメン屋の売りはそれは濃厚な豚骨なの。スープがクリームみたいなんだって」
団長「そんなに濃厚なスープか。味が想像出来ないな」
ナツメ「早く行こ」
団長「わかった」
シルフィウム(団長とナツメ。こんな店に入るの)
ガラッ
「いらっしゃいませ」
ナツメ「ラーメン大盛り2個お願い♪」
「はい。ラーメン大盛り2個ですね。お待ちを」
団長「店の中、凄い匂いだな」
ナツメ「そうでしょ。でも美味しいんだから」
「お待ち。ラーメン大盛りです」
ドンッ
団長「うお。これは美味そうだ」
ナツメ「トッピングとかもあるよ。何か入れる?」
団長「いや。まずはそのままいただこう」
ナツメ「そう?」
団長「どれ?」 スッ
団長「おお。本当に凄くスープが濃厚だな。味は」 ズッ
団長「これは凄いな・・・ここまで濃厚なのにくどくない」
ナツメ「でしょ。早く食べないと冷めちゃうよ」
団長「だな・・・早く食べるか」
団長「ふぅ。ごちそう様でした」
ナツメ「ご馳走様」
団長「お会計はちょうど、で」
「ありがとうございました!」
ガラッ
56 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 20:33:18.60 ID:udzX9sw40
団長「ふぅ。口の中が油っぽいな。お茶が飲みたい」
ナツメ「だったらお口直しにいいお店知ってるよ」
団長「そうか。じゃあ行くか」
ナツメ「その前に・・・とう!」 ピョン
団長「お、おいっ。急に背中に飛び乗るな」
ナツメ「道案内するからおんぶして」
団長「しょうがない。着いたら降りろよ」
ナツメ「うん」
ガラッ
シルフィウム「な、何とか食べきったけど口の中が気持ち悪い。あの二人は・・・いた」
ナツメ「〜♪」
団長「こっちだな」 スタスタ
シルフィウム「おんぶしてる・・・ふーん」
ナツメ「ここだよ」 スタッ
団長「アイス屋?」
ナツメ「そうだよ。正確にはジェラート。美味しいんだよ。ナツメのオススメ」
団長「だが甘い物はは」
ナツメ「いいから食べてみて。口直しにいいんだから♪」
団長「わかったよ・・・うーん。何がいいか」
ナツメ「ナツメはミルクとイチゴで」
「はい。ミルクとイチゴね。お兄さんは?」
団長「じゃあイチゴと・・・うーん、レモンで」
「イチゴとレモンね・・・はい、どうぞ」
ナツメ「団長はここに座って」
団長「ああ」 スッ
ナツメ「えへへ♪ナツメはここ」 スポッ
団長「膝の上か」
ナツメ「そうだよ。ナツメがこのお店教えたんだからワガママは聞くの!」
団長「はいはい。早速食べてみるか」 ペロッ
団長「むっ。これは見た目とは裏腹にさっぱりしてるな。口直しにいい」
ナツメ「でしょ・・・うーん、美味しい♪」
57 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 20:41:12.08 ID:udzX9sw40
団長「ふぅ。口の中が救われた感じだ」
ナツメ「でしょ」
ナツメ「じゃあ騎士団に帰ろうよ。今度は団長のオススメするお店を紹介してね」
団長「そうだな。じゃあ帰るか」
ナツメ「うんっ・・・じゃあ、とう!」 ピョン
団長「おっと。またか?」
ナツメ「うん。さっ、早く帰ろう」 ギュー
団長「着いたら降りろよ」
ナツメ「はーい」
シルフィウム「ここのジェラート美味しかったけど・・・またおんぶしてる」
シルフィウム「・・・団長は甘すぎ・・・」
シルフィウム「って事があった」
ナズナ「そうなんですか」
シルフィウム「団長は小さい子に甘すぎ・・・こうなったら地獄の特訓」
ナズナ「で、ですがまだ小さいからしょうがないですよ」
シルフィウム「それは・・・そうだけど」
ナズナ「シルフィウムさんも少し甘えてみたらどうですか?」
シルフィウム「私には無理・・・似合わない」
ナズナ「やってみないとわかりませんよ」
シルフィウム「・・・少し考えてみる。話し聞いてくれてありがと」
ナズナ「いえいえ」
58 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 20:50:15.89 ID:udzX9sw40
ナズナ「はぁ・・・話を聞いていると皆さんが羨ましいです」
団長「・・・はぁ、どうするんだよ」
ナズナ「団長さま?」
団長「ああ。ナズナか」
ナズナ「どうしたんですか?」
団長「実は、婆ちゃんがそろそろ結婚を考えろって手紙が来てな」
ナズナ「大変ですね」
団長「俺も婆ちゃんを安心させたいが、どうしてもな」
ナズナ「で、でしたら私が団長さまの婚約者と言うフリをしましょうか?」
団長「それは助かるが」
ナズナ「私は気にしてませんから」
団長「そうか。じゃあ頼む」
ナズナ「はいっ♪」
そして数日後
食堂
団長「ナズナ。この手紙はナズナにって」
ナズナ「私にですか?」
団長「俺は少し騎士団本部に行ってくる」
ナズナ「何でしょうか?」 ピラッ
ナズナ「あっ。団長さまのお婆さんからです」
花騎士「・・・」 ピクッ
ナズナ「えーっと・・・まあお婆様ったら///まだ気が早いですよ///」
ナツメ「何が書いてあるの?」
ナズナ「別に大したことじゃないですよ。これからも団長さまの事をお願いしますって♪」
シルフィウム「・・・ふーん」
ナズナ「もー。困りましたね///」 ニマニマ
花騎士「ナズナが一番羨ましい!」
終
59 :
◆i87l2l04yU
[saga]:2020/03/04(水) 20:51:20.39 ID:udzX9sw40
はい。これで終わりです
他にも書こうと思いましたが暫くは引きこもります
読んでくださった方、安価に参加してくれた方、ありがとうございました
では
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/04(水) 21:31:27.35 ID:6hJaH/r2o
おつおつ
また気が向いたら帰ってきてね
>>1
のSS好きだよ
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/04(水) 22:44:22.56 ID:XJ8VU9Lj0
お疲れ様でした。
また
>>1
のSSを見れることを期待してますよ。
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/05(木) 00:36:51.74 ID:LLyxCBeao
おつおう
またお願いします
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/06(金) 19:46:02.69 ID:WV0dXSXB0
面白かったのぜ
またSS見れる日を楽しみにしてるぜ
42.37 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
新着レスを表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)