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貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」

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903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 22:25:40.15 ID:y02zk6N40
1ほむら
904 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/22(月) 22:52:58.04 ID:nZ7qdEeD0
放課後



 ――HRが終わり、下校の準備をする。

 テストは週明けだ。勉強のために持ち帰る教科書が多いためいつもより鞄が重い。

 鞄を整理して立ち上がると、暁美さん見覚えのある一冊の本を手にしているのが見えた。昨日の本だった。ちょうどしまっていたところらしい。


貴方「あ、それ読んでるんだ。内容どう?」

ほむら「まあ、暇つぶしには悪くないわ」

ほむら「……帰るわね」



1一緒に帰ろう
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 22:59:58.52 ID:UlzDTr0G0
1
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 23:01:28.02 ID:FQV4qSDw0
1
907 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/22(月) 23:08:23.69 ID:nZ7qdEeD0


貴方「ああ、うん。帰るか」


 立ち上がって歩きはじめた暁美さんに並んで教室に出ようとする。

 廊下はまだ生徒で賑わっていた。


ほむら「……あなたも家こっちなの?」



1そうだよ
2そっちに用事があって

 下2レス
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 23:33:40.46 ID:FQV4qSDw0
1
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 23:36:34.72 ID:4Aq+JX+g0
1
910 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/22(月) 23:58:13.45 ID:nZ7qdEeD0


 暁美さんの家が駅前のほうにあるのはこの前聞いていた。

 けど、考えてみれば俺自身のことはほとんど教えてなかった気がする。


 ……家は――――神社だ。そこで家族と暮らしている。


貴方「そうだよ。駅近くに神社あるでしょ。そこ」

ほむら「ああ……あの神社だったの」

貴方「初詣には鹿目さんたちと来ない?もう時期も近いし」

ほむら「伝えておいてもいいわ。まどかが行くなら私も行く」


 鹿目さんが主体なのがなんともえいないけど……一応OKと思っていいんだろうか。


貴方「暁美さん自身がどう思ってるかのほうを聞きたいけどな」

ほむら「私は……本当にどちらでもいいのよ。初詣というのがどういうのかあまりわかってないから」

貴方「え、なんか家が宗教やってるの?」

ほむら「…………さあね」


 返ってきたのは、またも曖昧な答えだった。

 いつか、もう少し気を許してくれたら打ち明けてくれないものだろうか。

 隙の無い表情の横顔を見て、それから前を向いて歩きはじめた。



四回目【貴方】 25日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・思ってたより強い
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・気まずい
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


強制ENDまで【残り:4回】



――――


 明日は休日だ……。何をして過ごそうか?


・キャラ選択(まどか/さやか/ほむら/マミ/仁美)
・何に誘う?※キャラによっては断られることもあります
1遊びに行く
2パトロールに行く
3訓練する
4家に誘う
5相手の家に行く
6自由安価

 下2レス
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 00:07:50.04 ID:K0M5MwXE0
1ほむら
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 00:25:56.67 ID:OXAcQuqI0
1ほむら
913 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/25(木) 23:21:34.55 ID:1Tz+jT9m0
五週目休日



 暁美さんを誘ってみて、当日の昼になったのだが――。


貴方(返事が来ないな……)


 気づいていないのかもしれない。

 さすがに無視するほど嫌われているってわけではない、とは思うけど……。



▼好感度不足のようです…。(「好感度★」未満だと失敗したり、他のお友達をつれて来ることがあります)
 また、「気まずい」等の悪い状態がある場合はこれを脱しないことには滞ってしまいがちです。
 行動で挽回するにもほむらはやや気難しいため、さやかの言う通り暫く間を置いて別のことをしてみるのも手です。



今日はなにをしようか…
1家の手伝いでもするか
2せっかくだから遠出してみるぞ
3そのへんふらふら
4別の人を誘ってみる?(好感度上げきってる相手のみ)
5自由安価

 下2レス
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 23:23:50.89 ID:IeCPxxWD0
4仁美
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/25(木) 23:30:53.68 ID:2Nuj5d7O0
4仁美
916 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/26(金) 00:00:37.93 ID:KryOJ08C0


 急だけど、志筑さん予定空いてないかな。最近習い事もかなり減らしたようだし。

 ――電話してみた。


仁美『もしもし――【貴方】くん?どうなさったんですの?』

貴方「なんにもないんだけど、なんとなく暇で」

仁美『まあ。私もちょうどお勉強が一息ついたので息抜きしてたところですの』

仁美『声が聞けてよかったですわ。メールよりも電話、ですわね』

貴方「あはは、そうか。そうだね」


 なんか、照れるなぁ。


貴方「今度のテストの勉強、調子はどう?」

仁美『ぼちぼちです。そちらはどうですか?』

貴方「んー……ぼちぼちかな」

仁美『あらあら、うふふ』


 暫く電話で話して、それから一緒にカフェで勉強でもどうかとお誘いが来た。

 困った時に志筑さんが見てくれるならこっちも助かる。

 直接、お昼のように向かい合って話していると、ふと志筑さんはこんなことを言った。


仁美「【貴方】くんって、女子でもさやかさんのことは呼び捨てですよね」

貴方「ああいうのは、女子って気がしないっていうか……距離が近いっていうのかな?」

仁美「そうなんですか? あの、もしよろしければ……私のことも。仁美、と呼んでいただいても」

仁美「私達だって、十分お近づきになれたと思ってますから」

貴方「え……!」

仁美「ま、まあ……よ、呼びやすいようにお願いいたしますわ!」


 さすがにクラスの人たちがいる中で名前を呼び捨てにするのは気が引ける、というか、殺気を感じそうだけど……。

 少人数の場なら、いい……かな?



[好感度] to貴方
美樹さやか★★★巴マミ★★★志筑仁美★★★>鹿目まどか・暁美ほむら・佐倉杏子

★…フラグ一段階目 「気になる」
※大抵の場所なら誘ったらOKしてくれると思います。
※放課後行動では勝手についてくることもあるかもしれません。

★★…フラグ二段階目 「特別」
※【貴方】との行動を優先します。
※ここまでくればあとは流れに乗るだけだ!

★★★…フラグ三段階目 「恋慕」
※実質落ちてる。
※個別ENDにいってもいかなくても攻略済み。

☆…互いに恋人として誓い合った仲。他の人の好感度上げすぎると多分マズイことになる。
  もし他の人に言い寄るようなことしたら普通に浮気です。

▽…嫉妬Lv1
※ハーレムならつきものくらいの可愛い嫉妬だよ。
※この辺で留めておかないと色々濁るかもよ。マズそうな選択肢は控えよう。
917 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/26(金) 00:49:19.27 ID:KryOJ08C0
――――
26日目



 きたる週明け。テストの日でもある。

 テストが始まる前も終わった後も、その話題が聴こえてくることは多かった。


 昼休みが始まると人気の多い教室から出て行く。

 休日の間にあんな話をしてしまったけど、少人数の場……といったら、とりあえずここだ。



仁美「二人で勉強したところ、ちょうどテストに出ましたわね!一緒に勉強した甲斐がありましたわ」

貴方「ああ、おかげで助かったよ…… 仁美」

さやか「てか! 呼び方…… 呼び方、どした!?」

仁美「うふふふふふ」


 どこか迫力のあるお上品な笑みを浮かべる志筑さん。


貴方「……美樹には呼び捨てで距離が近いって話をしてて」

さやか「えぇ!? だ――っ、だったらさやか、で……よくない?」

貴方「ま、まあそれでもいいけど」


 そう言うと、志筑さんは少し面白くなさそうな表情をする。

 ――が、何かを思い直したようにまた微笑んだ。


仁美「考えてみたら、私……誰かと名前で呼び合ったことがほとんどございませんの」

仁美「さやかさんやまどかさんも特別なお友達の一人ですわ」

まどか「うん!仲いいって感じはするよね」


 考えてみたら、このあたりの仲のいいメンツはみんな名前で呼び合ってるのか。暁美さんだけ少し例外が入るけど――。

 自分もそんな仲間の一員になれたのかなって気がした。


――――
――――



*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 01:02:03.54 ID:xxUPz76S0
加速
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 01:10:14.19 ID:KvIznbHT0
2ほむら
920 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/26(金) 01:51:13.02 ID:KryOJ08C0
放課後




貴方「暁美さん、あの――」

ほむら「悪いのだけど……」




 帰り際に声をかけたが、暁美さんはわずかな憂いを帯びたを俯かせ、目の前を通り過ぎていく。

 ……瞬間、『同じクラス』、それ以外に接点などないかのような、他人のような目を向けられた気がした。



 でもだって、あれ?友人――――……だったんだよな。


 ――――いつから、何がきっかけだったんだっけ?



貴方(…………)




四回目【貴方】 26日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・思ってたより強い
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・気まずい↓
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


強制ENDまで【残り:3回】
921 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/26(金) 21:19:54.01 ID:KryOJ08C0
27日目



まどか「やっと午前のテストが終わったね!いつもよりすごく長く感じちゃう……」

さやか「それにしても助かったわぁ。まさかテスト直前に【貴方】が言ってたとこが出るなんて思わなかったよ!」

貴方「俺も思ってなかった」


 テスト期間は今日も続く。解答用紙の回収が終わって先生が出て行くと、すぐにそんな会話が始まった。

 合間にみんなと話すのは緊張をほぐす意味でも、覚えていることを確認する意味でもいい助けになっていた。

 そして合間の休憩よりも長い昼休みがはじまると、荷物を持って席を立つ。


まどか「――あ!花が咲いてる。昨日までつぼみだったのに」

さやか「こんな寒いのに日々成長してるんだねー」

仁美「植物ってたくましいですわよね」


 花壇を眺めてから座る。はじめの頃から自然と位置は決まっていた。


さやか「このままテストのこと忘れて遊びたいな〜」

仁美「まだ明日もありますわよ」

さやか「テンション下がること言わないでよー」

貴方「さやかの場合はテンション上げすぎるよりは緊張感持ってたほうがいいんじゃないか?」

まどか「たしかに緊張感はある程度あったほうがいいかもだね……」

さやか「そういえば、あたしのことも名前で呼んでくれたんだね。教室では前のままだなって思ってたけど」

貴方「ま、まあなんとなく……」



 その理由は勘繰るの大好きな奴らの餌食になりそうでなんか恥ずかしいってだけだけど、

 呼び方を変えてからなんかさらに距離が縮まった気はする。



――――
――――



*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 21:26:25.19 ID:EC54j1kk0
安価↓
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 21:46:11.40 ID:Uc81KVZh0
たまにはまっすぐ帰る
924 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/26(金) 22:22:49.62 ID:KryOJ08C0
放課後



 午後のテストを終えると、帰りのHRだ。

 号令の挨拶とともに解散し、学校での一日が終わった。


 ……今日もまっすぐ帰るか。明日もテストだ。

 教室を出て階段を降りていくと、ふと見知った姿に出くわした。


マミ「あら、【貴方】くん。今帰るところ?」


 巴さんだ。最近は昼も屋上には行ってないから、久しぶりだった。


貴方「はい。明日もテストだし勉強しようかなって」

マミ「そう、偉いのね」

貴方「しないとまずそうだからってだけですよ。そっちはどうですか?」

マミ「私もしないとまずいから勉強はしてるけど……相変わらずパトロールもあるし、夜が遅くなりがちかも」

貴方「巴さんも体調に気を付けて頑張ってください。……あ、パトロール、今日も行くんですか?」

マミ「今日は他の人に任せようかしら」


 話しているうちに下駄箱を抜け、校門の前を通り抜ける。

 そしてその場で別れた。


マミ「【貴方】くんも、今日は忙しそうだけど……たまにはまたどこか行きましょうね」

貴方「はい!それじゃまた――」



四回目【貴方】 27日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・思ってたより強い
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・気まずい
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


強制ENDまで【残り:3回】
925 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/26(金) 22:33:36.23 ID:KryOJ08C0
28日目



 テスト期間三日目――――……。

 終わった。ついに筆記テストが全て終わった。

 開放感が教室内を包み、昨日までよりみんな少し賑やかだ。





*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 22:40:59.12 ID:EC54j1kk0
1まどか、さやか
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 22:41:46.35 ID:Uc81KVZh0
928 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/26(金) 23:14:38.52 ID:KryOJ08C0


さやか「よっしゃーー!あたしたちも遊びにいくか!」

まどか「うん。やっと羽を伸ばせるね」


 やたらとテンション上げてるさやかが目に入った。

 鹿目さんとどこか遊びにいくらしい。


さやか「もう緊張感なんていらないからね!テストさえ終われば、これからはクリスマスにお正月に楽しいイベントが盛りだくさんよ!」

貴方「冬休みももうすぐだな」

まどか「みんなと学校で会えなくなるのは寂しいけどね。でも、いつだって会えるよね」

貴方「まあそうだな。あ、志筑さんは旅行に行くって言ってたけど……どのくらいだろ」

さやか「あー、外国に何日も行っててもおかしくないかもね。そういえば【貴方】はなんか予定ないの?」

貴方「別に今のところ予定は……」


 ――と、少し未来のことを話してたが、そろそろ教室にも人が減ってくる。

 今日はどうしようかな。



1誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
2他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 23:18:16.27 ID:EC54j1kk0
1マミ
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 23:30:16.33 ID:kdj9LP420
1さやか
931 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/26(金) 23:39:37.30 ID:KryOJ08C0


さやか「じゃ、あたしたちそろそろ行くわ!」

まどか「【貴方】くん、また明日ね」

貴方「おう。また明日」



 そして二人も教室を出て行く。

 これから遊びに行くと話していた二人の楽しそうな声が廊下から聞こえてきた。



さやか「なにするなにする?ショッピング?カラオケ?」

まどか「久しぶりにカラオケいいなあ」


 ……俺もそろそろ出ようか?



1誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
2他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/26(金) 23:51:46.35 ID:EC54j1kk0
さやかは無理って言うこと?
安価↓
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 00:00:54.59 ID:9yL53kzG0
まっすぐ帰る

ほむら攻略したいけど無理そうだな
934 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 00:08:02.49 ID:SQJG9OlS0


貴方(……帰るか)



 特にここに残る理由もない。一人で帰ることにした。




四回目【貴方】 28日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・思ってたより強い
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・気まずい
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


強制ENDまで【残り:3回】
935 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 00:32:24.01 ID:SQJG9OlS0
29日目



 テストも終わり、今日からは平常どおりに戻る。

 ただ、内容は普通の授業じゃなくてテスト返しだ。早くも一日目にやった教科のテストは返ってきていた。


さやか「テストどうだった?」

まどか「とりあえず赤点は回避……」

仁美「え、そこが基準ですか?まどかさんってそんなに余裕ありませんでしたっけ」

さやか「あー、まあ色々とほかにもやることがあるんだよ!色々と!」

仁美「はあ……そうなんですの?」


 とはいっても、契約してても勉強できるやつはいるし。

 人によるってのが大きい気がした。


さやか「もう来週で学校も終わりだよ」

貴方「そう言われると本当に早いな」


 今週は特に時が経つのが早く感じた。

 さすがに前日ともなると勉強優先してたし、昨日も疲れて放課後はどこにも行かなかったから。



――――
――――



*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 00:45:56.86 ID:jTbqpiTe0
ksk
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 00:46:02.97 ID:apKJ06JKo
2まどか
938 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 18:40:21.67 ID:SQJG9OlS0
放課後



まどか「今日はよろしくね、【貴方】くん」

貴方「ああ、こちらこそ」


 鹿目さんと学校を出て街の中を歩く。

 暁美さんからは誘っても断られていたし一人では行ってないから、こうしてパトロールに向かうのは実に1週間以上ぶりだった。

 感覚、鈍ってないかな。大丈夫かな。


貴方「鹿目さん、テスト期間中もパトロールやってた? 俺は今週は勉強優先だったし、なんか久しぶりで」

まどか「わたしは昨日と一昨日は行ってたよ。杏子ちゃんも昼から回ってるみたいだけど、テストがあるからって一人に任せておくのも悪いかなあ……って」

まどか「ほむらちゃんも行ってたのかな。魔法少女やってて強くて成績優秀って本当にすごいよね!」


 鹿目さんは純粋な憧れの気持ちを向けている。

 魔法少女の活動に対しての責任感もあるんだろう。けど、ちょっと無理してないかな。

 並み以上に両立してる人のことはすぐに真似できるものじゃない。――そう思って、あの時の随分と弱気だった言葉を思い出した。


まどか「うーん、わたしもテストの結果を犠牲にする気はなかったんだけどね……?」

939 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 19:10:44.71 ID:SQJG9OlS0


 鹿目さんは――同じクラスでいつも近くにいるけれど、思い返してみれば直接関わったことはほとんどなかった。

 別の友達を介してとか、誰かと一緒にいるときについてきていたことが多かったと思う。


 そんな表面しか知らない彼女の印象は、純朴で優しそうな子、というくらいだった。誰に対しても人当たりは良さそうだと思う。

 けど、さやかほど活発じゃないし、スタンダードで控え目な女の子らしく見えるから意識しないと話題が出てこない。

 この前、魔法少女としては心配しなくていいくらいに戦っても腕は立つし度胸があるということがわかったけど……。

 ふと、この前『接近戦は苦手』だと言ってたことを思い出した。


貴方「鹿目さん! 近づいてくる敵からは今日は俺が守るから」

まどか「うん。じゃあわたしは遠くの敵を。みんな得意分野が違うからこそ守り合えば強いよね」


 それでも彼女は一方的に守られることは良しとしない。対等に肩を並べて戦うことを前提にしていた。

 それもこの前わかったことで、おおよそ好戦的には見えない性格から少し意外だと思っていたことだった。



 ――――寂れた景色の増えてきた街の片隅に、結界を見つけて押し入る。

 薄暗い路地裏から入ったそこは、薄暗い路地裏を更に複雑にさせたような迷路だった。

 知らずに取り込まれたらわけがわからなくなりそうだ。


まどか「どっちの道が正解かな?これ……!」

貴方「迷ったって仕方ない……こっち!間違ってたらごめん!」

まどか「それは言いっこなしだよ」


 決めた方向に足を進めながら鹿目さんの一足先を歩いて確認し、近くに迫っていた使い魔を薙ぎ払う。

 横を桃色の矢が駆けていく。不思議な曲線を描いて飛んだそれは吸い込まれるように命中し、離れた距離から飛びかかろうとする使い魔を貫いていった。

 不意打ちのごとく曲がり角で出くわすものやよほど素早いものを除けば、鹿目さんの攻撃だけでもほぼ接近を許さず片づけることはできる。

940 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 20:11:12.86 ID:SQJG9OlS0


貴方「ここが迷路の奥か……!」

まどか「使い魔がいっぱいいるね。まずはわたしが!」


 通路を抜けた先。

 待ち伏せている敵がいないことを確認すると、さっきまでとは順序を変えて、道を開くために鹿目さんが斜め上に向けて弓を引き絞る。

 上に向けて射られた魔力の矢は上空に桃色の魔方陣を描き、そこから雨のように無数の矢を降らせた。


 ――使い魔の群れがこちらに気づく前にほとんどが雨に撃たれて消滅していく。

 そして、残りの使い魔がこちらに向かってくるより先に俺が前へと踏み出した。


貴方「うぉおおー――――っ!」


 わざと声を出したのは自分を鼓舞するためでも、敵の注意を引き付けるためでもあった。

 接近戦でも、その前に倒せるのなら中距離でもいい。とにかくここで仕留める。

 ここを守るのは俺の役目だ。……それに、どうせならカッコいいとこ見せたい気持ちはやっぱりある。


 使い魔を倒し、そのままの勢いで魔女へも武器を振るいにいく。

 真っ正面から大技をぶちこめるほどの余裕はないから、さすがに一発とはいかない。

 後ろからも太く迸る魔力の矢の援護を受け、遠近両方の攻撃で魔女を倒す――――。


貴方「なんとかなったね」

まどか「うん! この調子でいこう」


 結界から街中へと戻ると一息つく。

 鹿目さんのやる気に満ちた明るい声には元気をもらえる。

 そして、また次の場所へと歩いて行った――――。



四回目【貴方】 29日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・守り合う仲間↑
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・気まずい
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


強制ENDまで【残り:3回】
941 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 21:00:35.84 ID:SQJG9OlS0
30日目



 今週も今日で最後だ。

 昨日も時が経つのは早いと思ったが、考えてみれば二年生の終わりも近づきつつあるのだとしみじみ思った。


 ……本当に、進路どうしようか。

 魔法少年の活動をしたり、学校でも授業はそこそこ真面目に受けてたけど、自分のこととなるとなんにも考えてはいなかった。

 来年の今頃には猛勉強でもしてるんだろうか。なんだかまだ実感がわかなかった。


 志筑さんに同じところを狙わないかなんて言われたこともあるけど――――……。


貴方「みんなって、将来なりたいものとかある?」


 帰りのHR前の小休憩で、ふとこんな話題を振ってみた。


さやか「どしたの急に?まじめな話?」

仁美「三年生も近いですものね……。私は漠然と親の事業を継ぐんだと思ってました」

仁美「『なりたい』――と言われると、ちょっと違うかもしれないですけど」

ほむら「【貴方】くんも実家を継ぐんじゃないの?」

仁美「【貴方】くんのご実家はなにをしてらっしゃいますの?」

貴方「ああ、近くの寺……まあ、それももちろん悩むことなくていいんだけどね」

貴方「自分がなにが得意でなにをしたいと思ってるか、って言われるとあんまり考えたことないなって思ってさ」

まどか「難しいね。わたしも就きたい職業って考えるとわかんないかも。そんなに取り柄もないし……」


 結局この時は、誰も明確な夢を口に出す人もいなくて曖昧なまま話が終わった。


――――
――――



*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 21:02:07.64 ID:7oyxMzsV0
1まどか
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 21:09:51.46 ID:bTJPMm000
1ほむら
944 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 21:23:53.50 ID:SQJG9OlS0



貴方「そういえば、初詣のことって鹿目さんたちには話してないの?伝えておいてもいいっていってたけど」

ほむら「……忘れてたわ。誘いたいのなら直接誘ったほうがいいんじゃない?」

貴方「それもそうか。ちなみに、暁美さんもなりたいものって思い浮かばない?」

ほむら「ええ」



 ……暁美さんはそれだけきっぱりと言った。




1誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
2他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 21:32:55.06 ID:bTJPMm000
1
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 21:36:46.79 ID:7oyxMzsV0
1マミ
947 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 22:27:10.19 ID:SQJG9OlS0



 教室を出て、1Fで巴さんと合流する。



マミ「待たせてしまったかしら? 帰りのHRが少し長引いちゃって」

貴方「あ、いえ、大丈夫っすよ。ちゃんとテレパシーで伝えてくれましたし」

貴方「テレパシーって便利ですよね。学校内で離れてても気軽に会話できて」

マミ「もっと気軽に話しかけてくれてもいいのよ?」


 とはいえ、さすがに授業中とかだと怒られそうだ。

 休み時間は直接誰かと喋ってることも多いし、便利とはいっても巴さんとはあまり雑談に使ったことはなかったか。


貴方「向こうの状況が見えないから、誰かと話してたりしないかな……とか考えちゃうんですよね」

マミ「私くらいになれば誰かと話しながらでも大丈夫よ」

貴方「あ、そうなんです?」


 ……どんな自慢なんだろう。
948 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 22:27:42.65 ID:SQJG9OlS0


マミ「……大分誇張が入ったかな。長い事やっててもそんな器用な経験は積んでないわ」

貴方「で、ですよね?」


 この人、たまに冗談かわからないことを言うな。でもそんなところも面白い。

 雑談をかわしながら校舎を後にする。


マミ「で、今日は朝ちょっと気になるニュースを見たからそこを――――」


 雑談では気を抜いた様子だったけど、パトロールのこととなるとやっぱり真剣なものを感じた。

 本心では戦うことは恐いし進んでやりたいわけじゃない――巴さんと深く付き合って垣間見えたそれは、当たり前の感情だった。

 しかしそれ以上に巴さんは魔法少女に対して真面目でストイックだ。


 俺が志筑さんと約束して強く心に決めた目標――『全ての魔女を倒すこと』。これを達成すれば、もう彼女も戦う理由はなくなる。

 その日までの道のりは簡単なものではないけれど、巴さんと一緒なら明るく前を向いて戦っていけそうだと思った。


――――
――――



四回目【貴方】 30日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・守り合う仲間
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・気まずい
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


強制ENDまで【残り:3回】




――――


 明日は休日だ……。何をして過ごそうか?


・キャラ選択(まどか/さやか/ほむら/マミ/仁美)
・何に誘う?※キャラによっては断られることもあります
1遊びに行く
2パトロールに行く
3訓練する
4家に誘う
5相手の家に行く
6自由安価

 下2レス
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 22:29:41.68 ID:7oyxMzsV0
5まどか
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 22:29:48.98 ID:ch3qwd1s0
1ほむら
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 22:30:35.16 ID:apKJ06JKo
5まどか
952 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 22:42:35.12 ID:SQJG9OlS0
六週目休日



 ……当日の昼になって返事がきた。


 『他の人と約束があるから』 


 返事が来た、だけマシだろうか?

 いや、文面に言い訳くさいものも感じた……。



・ほとぼりが冷めるまで待ちましょう…手遅れになる前に…
1家の手伝いでもするか
2せっかくだから遠出してみるぞ
3そのへんふらふら
4別の人を誘ってみる?(好感度上げきってる相手のみ)
5自由安価

 下2レス
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 22:47:36.60 ID:7oyxMzsV0
安価↓
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 22:47:55.61 ID:apKJ06JKo
3
白女周辺ぶらぶら
魔法少女いるかもしれないし
955 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 23:05:02.47 ID:SQJG9OlS0


 せっかくだから遠出してみよう。



 大きな敷地。グラウンドからは部活動中の女子生徒たちの声が聞こえた。

 お嬢様たちの花園。当然、男子禁制の場所。そりゃもちろん憧れではあるし自然とそわそわしてくる。

 実はこの中にも魔法少女とかいるんじゃないか?いたっておかしくない。あらゆる街の魔法少女が集まってるかも。

 契約者同士縄張りの垣根なんて超えて仲良くしたっていいじゃないか。


 汗水垂らす部活すら上品。むしろ良い匂いがしそう!


 畏れ多くも周辺をぶらぶらしていると、制服を着たお嬢様たちの視線がこっちに突き刺さった……。

 休みの日のお嬢様学校周辺をうろつく不審者という図が出来上がりかけていた。



 …………あれ? 俺迷走してる?




― 六週目休日 終了 ―



[好感度] to貴方
美樹さやか★★★巴マミ★★★志筑仁美★★★>鹿目まどか・暁美ほむら・佐倉杏子

★…フラグ一段階目 「気になる」
※大抵の場所なら誘ったらOKしてくれると思います。
※放課後行動では勝手についてくることもあるかもしれません。

★★…フラグ二段階目 「特別」
※【貴方】との行動を優先します。
※ここまでくればあとは流れに乗るだけだ!

★★★…フラグ三段階目 「恋慕」
※実質落ちてる。
※個別ENDにいってもいかなくても攻略済み。

☆…互いに恋人として誓い合った仲。他の人の好感度上げすぎると多分マズイことになる。
  もし他の人に言い寄るようなことしたら普通に浮気です。

▽…嫉妬Lv1
※ハーレムならつきものくらいの可愛い嫉妬だよ。
※この辺で留めておかないと色々濁るかもよ。マズそうな選択肢は控えよう。
956 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 23:33:34.46 ID:SQJG9OlS0
――――
31日目



貴方「さむ……っ」


 昼食休憩にみんなで外に出た瞬間、思わず口をついて出る率直な感想。

 契約して身体が強くなっても感じる寒さは変わらない。

 ……いや、もしかしたらあっためたり軽減する魔法とかあるのかな?


さやか「今日の夜は雪が降るらしいよ。明日積もってるかな!?」

まどか「雪だるまとか作りたいね」

さやか「雪合戦もいいぞ!」

仁美「遊ぶのもいいですけど、登下校中に転ばないように注意しませんと」

さやか「あ……明日雪積もってたらこのテーブル使えなくない?綺麗にどけてくれるかな?」

貴方「朝掃除されてそれからずっと晴れてれば乾くかもな」

まどか「【貴方】くんは雪遊びといえば何が浮かぶ?」



1雪合戦
2雪だるま作り
3かまくら作り
4スノーエンジェル
5自由安価

 下2レス
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 23:38:06.07 ID:cP185f0S0
1
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/27(土) 23:38:28.99 ID:7oyxMzsV0
1
959 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/27(土) 23:54:28.09 ID:SQJG9OlS0


貴方「雪合戦かな」

さやか「お、明日は一緒にやるか!」

仁美「少ない雪の量でもできますしね。形に残らない分、溶けていくような悲しさもありませんし」

まどか「あぁ……溶けるのはさみしいねえ」




 寒さに耐えつつ、明日のことを想像して話を弾ませた!



――――
――――


*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 00:00:06.39 ID:PTo2gKFP0
1まどか
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 00:00:27.95 ID:lf4cxbzA0
1まどか
962 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/06/28(日) 21:41:24.77 ID:mJLdWamA0
放課後



 帰りのHRが終わると、教室内は一気に賑やかになる。

 荷物をまとめて教室を出る準備をする人、まだ残って誰かと話している人、さまざまだ。


まどか「わっ、忘れるところだった」


 鹿目さんは鞄を取って立ち上がると、机を収納する前にもう一度しゃがみこんだ。

 ピンクのマフラーを首に巻いて、支度完了らしい。


貴方「冬は身に着けるものが多くて支度に時間がかかるよね」

まどか「うん、そうなの。朝はちょっとだけ早く準備をしなくちゃいけないのに、暑い時よりも布団から出たくなくなっちゃって……」


 のんびりとした調子で話す鹿目さんの言葉に、その光景が浮かんでほっこりした。


まどか「【貴方】くんはその格好で寒くないの?」

貴方「マフラーと手袋とか、つけてこようかと思っても毎回忘れちゃうんだよね。そもそもまともなの家にあったかな」

貴方「……まあ、今日は後悔するくらいには寒いな」

まどか「そうだよね。あ、余計なお世話かもしれないけど……よかったら前につくったのあげようか?」

まどか「少し大きく作っちゃって。【貴方】くんなら合うかなって」

貴方「えっ、くれるの? それは嬉しいな」


 そういう特技っていいなと思った。取り柄がないとか言ってたけど、ちゃんとあるじゃないか。

 何かお礼ができないかと考えてふと思い出した。


貴方「あ……そうだ。うちの実家が寺って話はこの前したと思うんだけど、よかったら、初詣こない?」

貴方「代わりと言ったらなんだけど、おみくじとかサービスするよ」

まどか「初詣か。もう近いもんね。家族で行ってもいい?」

貴方「もちろん」




1鹿目さんの家族って気になるな
2手芸が特技っていいね
3誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 21:42:38.94 ID:PTo2gKFP0
2
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/28(日) 22:08:13.52 ID:y7168xZ30
2
965 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/03(金) 21:31:48.25 ID:/KOuU/NG0


貴方「手芸が特技っていいね」

まどか「あ、ありがとう……特技っていえるのかな」

貴方「十分特技だと思うけど。そうそうみんな出来るわけないし、俺もせいぜいボタン付くらいしか……」

まどか「でもわたしは【貴方】くんみたいに成績よくないし」

貴方「成績がいいだけだよ。勉強が特技ってのもしっくりこないしさ。俺は何が特技かって言われたら悩むくらいだよ」

貴方「鹿目さんはもっと自信もっていいんじゃない?」


 そう言うと、褒め言葉は慣れてないらしく、鹿目さんは少し照れた様子だった。


貴方「……引き留めたみたいになってわりい。そろそろ帰るか」


 教室を出て、廊下を通って階段を下りる。

 校舎を出てもしばらく自然と同じ道を歩いていた。


貴方「今日はまっすぐ帰る?」

まどか「うん、そのつもり。あ、【貴方】くんがパトロール行くなら付き合うよ」

貴方「俺も今日はいいかな……。鹿目さん家ってどのへん?」

まどか「大きい公園のあるほうだよ」

貴方「ああ、あの噴水のある公園か」


 何気ない話をかわして、それから鹿目さんがぽつりと話し始める。

 驚いているような不思議そうにしてるような、そんな雰囲気。


まどか「さっきの話、だけど……【貴方】くんもああいうことで悩むことあるんだね」

貴方「そんなに意外だった?」

まどか「うん。意外だった」

貴方「そっか。そういうふうに見えてるのか。褒められてるって思っとこうかな?」

貴方「でも、鹿目さんみたいな人が取り柄ないなんて言ってたらほとんどの人が取り柄なんてなくなっちゃうよ」

貴方「特技の話もしたけど、取り柄って別に特技だけじゃないだろ。鹿目さんと話してると気分が穏やかになる感じするし」

まどか「え、そう……かな?」

貴方「うん。そうだよ」


 鹿目さんについて深く知ってるわけじゃないけど、雰囲気はこうして話してても伝わってくる。

 さやかとかは誰かと一緒でも目に入りやすいけど、鹿目さんは多分、あまり自己主張しないタイプなんだろう。

 ……そんな彼女に、少しだけ興味を持った。



四回目【貴方】 31日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・守り合う仲間↑
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・気まずい
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


強制ENDまで【残り:3回】
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/03(金) 21:47:12.17 ID:7zTr31Cx0
ん?強制エンドあと2回でしょ?
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/03(金) 21:50:31.28 ID:7zTr31Cx0
そんなことなかったすまん
968 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/05(日) 19:35:38.19 ID:7R6Jf3os0
32日目



 昨日から噂されてた予報が的中し、教室の中は朝からどこか沸き立っていた。



さやか「いやー見事なもんだね。あー、早く遊べる時間こないかな」

まどか「触ったら冷たいけど、踏み固められてないところはふわふわしてそうで綺麗だよね」

仁美「ほむらさんも雪ってテンション上がりませんか?」

ほむら「私は別に……。寒いのは嫌よ」

さやか「なーにさ、大人ぶっちゃって」

ほむら「……雪景色を見る分にはいいけれど、足も取られるし外に出るには厄介だわ」

さやか「まあそれはわかるけど。あたしも雪が少し靴の中に入っちゃって足が冷たいんだよね」


 いつもは比較的冷静な志筑さんも今日は少しはしゃいでそうだ。

 対して、暁美さんはいつもどおりだった。まあ、こんな日は家でゆっくりしてたいって気持ちもわからないことはない。


まどか「昼休み、ほむらちゃんもいっしょに外どうかな?遊んでみたら楽しいよ、きっと!」

ほむら「……そう言うなら」


 やっぱり、いつもどおりだった。

969 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/05(日) 19:44:31.24 ID:7R6Jf3os0


 雪は昨日の夕方あたりから降りはじめ、朝起きたら晴れ空の下に積もっていた。

 ……昨日はまっすぐ帰って正解だった。


 この前気軽に話しかけてと巴さんに言われたのもあって、

 身体を温める魔法や寒さを和らげる魔法がないかどうかをテレパシーで聞いてみたが、

 『魔力を身体に纏うようにしてみたら?』ととても感覚的なことを言われた。


 授業中にこっそり試してみたら、コントロールを失敗したのかとても暑く――というか、熱くなってしまった。


 魔力の感知にも長けている暁美さんには気づかれた様子だったが、身体から謎の熱気を発していたら契約者じゃない人にも気づかれかねない。

 慌てて解除した。だが少なくとも寒さはなくなった。

 どうしようもなく寒い時に瞬間的に身体を温めるには悪くないかもしれない。


 ちなみにもう一つ、『寒さを和らげる魔法』のほうだが……――。


マミ『――戦ってる時って、集中すると痛みを抑えることができるじゃない?』

貴方『巴さんも怪我することあるんですね……』

マミ『最近はないけど前は一人だったし、私もいつも無傷とはいかないわ。特に最初のうちはね。そこそこ大きな怪我を負うこともあったから』

マミ『でも、痛いからってくじけていたら、もっと酷い目に遭って殺されてしまうのよ。痛みを感じることすらできなくなる』


 幸い、俺はそこまで大きい怪我をした経験はなかった。だからいまいちピンときていない。

 思わぬところで出てきた深刻な話――『殺される』という物々しい単語に、思わず唾を飲む。

 それからまた一転して、話は元の軽い調子へと戻ってくる。


マミ『……だから、寒さを和らげるなら、もしかしたら応用できるかなあって』

マミ『無理矢理感覚の伝達を妨げる物質でも出してるのか、脳内麻薬でも出してるのか、魔法とは関係なく生理的なものなのかもしれないけど』

マミ『医学の知識はないから詳しいことはわからないわね』


 しかしさっきの話のインパクトはまだ引きずっていた。

 ……巴さんはずっと死の恐怖と隣り合わせで戦ってきたんだ。

970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 20:24:29.96 ID:mkmm3Ccr0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
971 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/05(日) 20:48:58.31 ID:7R6Jf3os0


 ――――昼休みになるといつもみたいに外に出て弁当を食べる。

 ちゃんと掃除されていたため、テーブルを使えないんじゃないかという心配は杞憂に終わった。

 そして、食べ終わった後はお待ちかねの雪遊びだ。



さやか「隙アリッ」

貴方「つめて〜!」


 最初は昨日から意気込んでたさやかと。

 なんだかんだ仁美と鹿目さんまで巻き込み、結局みんな一度は参加してた。その頃には暁美さんも来ていた。




1花壇の傍にいる鹿目さんに声をかける
2さやかとの雪合戦継続
3雪でなにか作っている仁美と暁美さんに声をかける
4巴さんも放課後には誘おう
5自由安価

 下2レス
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 20:53:20.82 ID:mkmm3Ccr0
2
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 20:58:03.78 ID:j4690x5S0
2
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 20:58:20.10 ID:xSFI4wKa0
2
975 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/05(日) 21:42:19.05 ID:7R6Jf3os0


 鹿目さんは花壇のとこにいて、仁美と暁美さんもその近くにいる。

 ……雪で何か作ってるらしい二人はいいとして、鹿目さんは花の世話でもしているのだろうか。せっかくの休み時間なのに。


さやか「よそ見してると……こうだっ!」


 さやかは、よそ見してたのがなんか気に入らなかったらしく。今までで一番大きいやつ投げてきてた。

 それならこっちもやられっぱなしにはしてられない。大きいのを作って。


貴方「こっちもお返し!」


 子供は風の子、ってこういうことを言うんだろうなあ。

 今はこっちを全力で優先しよう。手や身体の表面は冷たくなったものの、内側はあったまった気分だ。

 結局二人していっぱい雪かかっちゃったから、内側まで落ち着いたときには冷えることになりそうだが……。



 ――そうして、雪の日だけの楽しみを存分に遊んだ。

 しかし昼休みは短い。切り上げないといけない時間もすぐにやってくる。

976 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/05(日) 21:59:58.39 ID:7R6Jf3os0


貴方「あれ、花壇の雪がなくなってる?食ってた時には手を付けられてなかったよね」

まどか「わたしがさっきやったんだ」

さやか「放課後でもいいのに。まどかは真面目だなあ」

まどか「そ、そんなに真面目なわけじゃないよ。たまにしか顔出さないし。ただ、やっと咲き始めたのに可哀想だな……って思って」

まどか「あ、ほむらちゃんは楽しめてたかな? 寒いの嫌だって言ってたけど……」

さやか「なんだかんだ雪も投げてたし、仁美と一緒になんか作ってたじゃん? やっぱほむら敵に回すと恐ろしいわ」

仁美「一緒に雪うさぎ作ってたんですよ!暁美さんのもとても綺麗でしたよ」

ほむら「寒いのはもちろん嫌だけど……」


 『だけど』と逆接の後に発されたのは、首をかしげるような言葉だった。


ほむら「雪って、冷たいのね」

さやか「……なにを当たり前のことを言ってるのさ?」

仁美「ええ。雪は冷たいですよ」

さやか「アンタってたまに天然な発言するよね??」



 微笑んで返した仁美に、わけわからないと言いたげなさやか。

 最近一緒にいることの多い仁美は何か理解したのかもしれない。


 ――――みんなで暖かい教室に戻って行った。



――――
――――


*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 22:01:03.85 ID:xSFI4wKa0
2まどか
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/05(日) 22:02:46.12 ID:7ljBQInj0
2まどか
979 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/06(月) 00:26:29.23 ID:K3ReU8sN0
放課後



まどか「【貴方】くん。朝は渡せなかったけど、帰る前にこれを」


 鹿目さんが渡してくれたのは、昨日言っていたマフラーだ。

 鹿目さんのより幅が太めの赤色のマフラー。このデザインなら誰が着けるにも無難な感じだ。


貴方「おー、ありがとう! これもよく出来てるね」

まどか「そう言ってもらえてよかったぁ」

まどか「それと……わたしのほうこそ昨日はありがとうね。これも特技だって言ってくれて、少し自信を持てたから」

貴方「そんなのお礼言われることじゃないよ」

まどか「なんていうか、改めて手芸って楽しいなって思ったし、また一つ何か作ってみようかなって気になって」

まどか「最近はパトロールや訓練があったから少し離れてたんだけど……」


 鹿目さんの中で何かやる気のスイッチが入ったらしかった。


貴方「今度は何を作るの?」

まどか「それはまだ決まってないんだ」

まどか「冬だからまた編み物を作るのもいいし、季節に関わらず、ちょっとした刺繍やコースターづくりなんかもいいなあ」




1鹿目さんの作ったもの見てみたい
2なにかリクエストしてみる
3自由安価

 下2レス
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:56:17.12 ID:2kCZ6SOh0
1
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:56:28.95 ID:XM3eJjmqo
1
982 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/11(土) 00:35:05.97 ID:gYCbcSsI0


貴方「鹿目さんの作ったもの見てみたいな」

まどか「あ、それなら家庭科室にもいくつか飾ってあるよ!」


 家庭科室――教室とは違うフロアにあるし、部員でもない俺らが寄るのは授業でほんのたまにって程度だ。

 次がいつになるかもわからない。かといって放課後、部活動中に付近をうろつくのも勇気がいりそうだ。

 なにせ部員が女子ばっかりだから、俺みたいなのがいると確実に浮く。


貴方「家庭科室か……」

まどか「そこ以外だと……うちにはあるけど、身に着けられそうなものや使えそうなものがあったら持ってこようかな?」

まどか「新しいもの作ったら見せるね」



 まあ、さすがにそれだけのために家までお邪魔するのも気が引けるし。

 とにかく鹿目さんの熱意は伝わってきた。

 ――――そんな雑談を交えながら、今日も一緒に学校を出ていった。

983 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/11(土) 01:05:42.92 ID:gYCbcSsI0


貴方「そろそろ道はだいぶ雪がかかれて歩きやすくなってるね」

まどか「綺麗にしてくれた人に感謝しないとね」

貴方「今日はパトロール行く?行くならついてくけど」

まどか「うん。いこっか」


 昨日とは違って、途中の道を大きく曲がっていく。行先は話し合って決めているがいきあたりばったりだ。

 人のよく通る道は雪がどかされているものの、そこから少し外れると手の入っていない場所が出てくる。

 しかし、魔力の反応があるところというのは得てしてこんな人の立ち入らない場所ばっかりでもあった。


 ふわふわに積もった雪を踏みしめて足跡をつけるのは、これはこれで楽しくもある。

 ……これが、ただの革靴でなくしっかりと足を覆える長靴だったならだが。


貴方「ごめん、一旦帰って着替えてからにすればよかった……!」

まどか「そうだね。でもここまで来ちゃったんだし今は仕方ないよ」


 俺もズボンの裾が濡れる不快感はある。

 けど、鹿目さんは上着は着ていても下はスカートにニーハイソックスという軽装だ。余計に冷たそうに見えた。


まどか「使い魔の魔力もすぐそこなんだし……!はやく倒して、わたしたちが街の人を守らないと」

貴方「ああ……まあ、倒すまでは踏ん張るしかないな」


 鹿目さんの言葉にはいつになく強い意思を感じた。

 もちろん俺も同じ気持ちだ。けど、どこか新鮮に思えたのは普段自分の主張を強く出さない鹿目さんだからか。

984 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/11(土) 19:57:09.81 ID:gYCbcSsI0
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つぎの
そろそろタイトルネタが尽きてきたけど、多分この次スレでギャルゲスレは最後になりそう
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1594395036/
985 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/11(土) 20:27:30.47 ID:gYCbcSsI0


貴方「そういえば、巴さんやキュゥべえが言ってたっけ。俺たち以外は基本的に使い魔を倒さないって」

まどか「うん……言ってたね。グリーフシードを落とさないからって。杏子ちゃんも少し前まではそうだったんだっけ」

貴方「鹿目さんはそれ、どう思う?腹立たしく思ったりする?」


 使い魔を倒さないっていうのは、つまるところ自分さえよければいいって考えともとれるわけで。

 まっすぐに使命を受け入れて正義の味方やってる側としては、正直どうなんだと思ったりもする。


まどか「うーん……他の人がそう考えるなら強制はできないかな。同じ立場の仲間同士で争うことのほうが嫌だから」

まどか「でも、他の人がどうだってわたしは使い魔も魔女も倒すよ。わたしたちはそれでいいんじゃないかな?」

貴方「そうだね。違う意見を受け入れさせようとしたら、結局争うことになるんだもんな」


 ……今のでなんとなくわかった気がした。

 鹿目さんはあれこれと強く主張を押し付けることはしない。けど、ちゃんと自分の意見は持ってるんだ。


貴方「鹿目さんってしっかりしてるんだね。ちゃんと考えてるっていうか」

まどか「えっ、そうかな……それほどでもないよ」

まどか「でも……。わたしにとって魔法少女になれたことは誇りだから」

貴方「魔法少女になったこと自体が?」

まどか「うん。わたしって、魔法少女になるまで平凡だし何のとりえもないし、人の役に立てることなんてないって思ってたから」

まどか「今はこんなわたしでも誰かを助けることが出来るのがうれしいんだ。だから、精一杯頑張りたいなって」


 力強い意気込み。同時に感じたのは、少し卑屈に思える自己評価の低さだった。

 魔力の反応もかなり近づき、居場所の目処も立ってきた。使い魔相手とはいえ変なミスをして苦戦したりしないようにしないと。


まどか「結界はそこだね!」

貴方「ああ。変身しよう」



 ――――使い魔の潜伏する場所を突き止め、戦い始めてからは早かった。

 それほど数もいなかったし、逃げようとする使い魔も二人がかりで仕留めてすぐにもとの道に戻ってくる。


986 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/11(土) 21:41:14.43 ID:gYCbcSsI0


まどか「使い魔を倒して気が抜けたら、やっぱり寒いね。足がぐしょぐしょで冷たい」

貴方「それ俺も。靴の中まで入っちゃってるな。やっぱ革靴で雪の中歩き回るのは無謀だった」

まどか「次のとこ行く前に、今からでも着替えに帰る?」

貴方「そうしたほうがいいかな。風邪引いても困るし……まあ、魔法で治せるかもしれないけど」

まどか「魔法があるからって無理はよくないよ。魔力も限りがあるんだし……」


 それもそうだ。人通りの少ない道から大きい道路の方へと戻っていく。

 現在地からだと鹿目さんの家のほうが近そうだ。行ったことはないが、公園の近くと言ってたはずだ。

 それぞれ家に戻るとなると、少し待たせることになるかな。


貴方「……あ、そうだ!今日、巴さんから教えてもらったんだ。身体を温める魔法」

貴方「魔力を身体に覆うようにして熱を纏えばいいって。俺は授業中にやって、熱すぎて失敗したけど……」

まどか「失敗しちゃったんだ……?」

貴方「うまくコントロールできれば便利そうだけどね」

貴方「多分調整次第では暑いときに冷たくもできるんじゃないかな。氷の結界とか炎の結界ってのもないとも限らないし」

まどか「なるほど……たしかにそうだね」

貴方「もうひとつ、集中すれば感覚を操れないかみたいなことも言ってたけど……――――」


 そっちは魔法かどうかもわからない話。

 魔力の操作とか抽象的なことを言われるよりも魔法らしさを感じない分イメージがわきにくかった。

 追い詰められないと出来ないんじゃないか、という気もしてくる。


まどか「感覚? 魔法でそこまで出来るのかなあ……?」


 鹿目さんの反応も予想した通りだった。魔法は便利だけど、やりすぎるのは違う気がする。

 巴さんは、死んだら痛みすら感じられなくなるって言ってた。

 痛いのも寒いのも嫌だけど、最初からなんの感覚も感じなくなったらそれはそれで生きてる実感が遠くなるんじゃないだろうか。


 そんな話の途中、鹿目さんが何かを発見する。


まどか「あれ?そこの道のすみっこ」

貴方「ん?」

987 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/12(日) 00:25:57.34 ID:l4n910Bg0


 雪の積もった道の隅に、なにかが落ちている。

 誰かの落とし物かとも思った。黒くてふわふわした……。


まどか「……たいへん! 猫だよ、それもまだ子猫だよ!」

貴方「えっ!生きてる?」

まどか「息はしてるみたい。でもすごく冷たい。このままじゃ死んじゃうかも……あっ、そうだ!」


 子猫を雪の中から掬い上げ、鹿目さんが薄く桃色の光を輝かせる。さっき話した身体を温める魔法だ。

 俺が自分に向けてやった時にはコントロールをミスった魔法。

 基本的にこういう魔力の扱いっていうのは自分に向けるよりほかのものに向ける方が難しい。

 でも、鹿目さんの真剣な表情を見てると失敗する様子が浮かばなかった。


 やがて高い鳴き声が聞こえてきた。


まどか「よかったぁ……目を覚ましてくれて」

まどか「この子……わたしが学校にいくとき通る道でよく見かけてた子だ」

貴方「野良猫?かな?首輪もないし」

まどか「うん、たぶん」

貴方「もう大丈夫かな? ていうか何があったんだろう」


 見て取れることは、痩せていておなかをすかせていそうということだった。

 鹿目さんも同じことを思ったようだ。


まどか「家に何かあげられそうなものあったかな……うちこの近くなんだ」


 やっぱり、ほっとけない……よな。



1その間見てようか?
2何か買ってこようか?
3家で飼えたりってしないよね
4自由安価

 下2レス
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:33:00.74 ID:3zMlEUQzo
1
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/12(日) 00:33:52.98 ID:bEVT++t20
1
990 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/12(日) 01:41:15.35 ID:l4n910Bg0


貴方「とりにいくなら、その間見てようか?」

まどか「あ、うん。お願いするね」


 鹿目さんはそう言って足早に去っていった。

 目の前の猫に視線を移す。すると子猫らしい高い声で『みゃー』と鳴いた。

 人慣れしてるのか、幸い逃げる様子は見せなかった。頼ってきているようにも思える。

 まだ小さいのに、母親とははぐれてしまったのだろうか。飢えと寒さで弱ってしまったんだろう。


貴方「大変だな……野良猫ってのも」


 猫を膝で温めながら待っていると、それほど経たないうちに鹿目さんが戻ってきた。

 手には皿と牛乳。それから缶詰を持っていた。


まどか「牛乳だけじゃ足りないかもと思って、水煮缶ならいいかなって持ってきたんだけど……」


 サバの水煮缶を空けると、皿に出さないうちからすぐに顔を近づけて食いついてきた。

 腹を空かせていたのもあるだろうけど、とりあえず食べてくれないって心配はなさそうだ。

 むしろガツガツとたいらげていって、むせそうになってたことに心配したくらいだった。


まどか「お、落ち着いて食べていいんだよ。逃げたりしないから、ね?」

貴方「でも食べてくれてよかった」

まどか「これで元気になってくれるといいな……」


 猫のことが一段落すると、家から戻ってきた鹿目さんの格好が変わってないのも気になった。

 着替えてこようって話だったのに。

991 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/12(日) 01:42:26.51 ID:l4n910Bg0


貴方「そういえば、着替えてきてはいないんだね」

まどか「あ……時間かけたくないなって思ってて。急いでたから」


 昼休みのことといい、鹿目さんは自分よりも他人のことを優先する人なんだろう。

 今日までで少しずつ鹿目さんのことはわかってきた気がした。


貴方「そっか。また着替えに行って、パトロールする?」

まどか「うん。でも、もう少しこの子の様子を見てようかな」



 ……ご飯を食べ終えると、少し元気になったようでホッとする。

 猫が自分からどこかへ行くまで鹿目さんと一緒にしばらく様子を見ていた。




四回目【貴方】 32日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・守り合う仲間↑
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・気まずい
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


強制ENDまで【残り:3回】
992 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/16(木) 20:59:45.53 ID:S96vvvcx0
33日目



 人の歩く道からはすっかり雪の姿は消え、ほんのすみっこに名残が見えるくらいになった。

 昨日パトロールで行ったような人通りのない場所ならまだほとんどそのまま残ってるところもあるだろうか?

 なにはともあれ、あれだけ沸いていた教室の雰囲気も元通りだ。


貴方(今日はまだ来てないのか。揃って遅刻?)


 HRがもう少しで始まる時間になっても、なじみのあるいくつかの席が空席になっていた。

 いつも一緒に登校してるさやかたちの席だ。暁美さんを除いて、あのあたりは席が固まってるからごっそり空席だと寂しく感じる。


さやか「はよー! セーッ……フ?」

仁美「まだ先生は来てませんね。なんとか間に合ったみたいですわ」

ほむら「……それはなにより」


 どうしたんだろうかと思ってるとバタバタとやってきた。


貴方「今日は遅かったね。なんかあった?」

さやか「あー、まどかがね。なんか通学路で猫見つけたとか」

貴方「え、それって昨日の……?」

まどか「おはよう、【貴方】くん。うん、実は今朝茂みで昨日の子に会って……」


 話の途中でチャイムが鳴り、先生が入ってきた。

 本当にギリギリだったようだ。


まどか「ごめん、また今度ね」

貴方「ああ、うん」



――――
――――


*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 21:01:31.14 ID:wIGWLl+z0
1まどか
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 21:42:42.32 ID:Uq/4q2370
2まどさや
995 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/16(木) 22:20:27.05 ID:S96vvvcx0
放課後



 昼休みが終わった後、なんとなくテレパシーで話してるうちに今日の予定が決まった。

 放課後はさやかと鹿目さんと一緒にパトロールに行くことになっていた。

 どちらともなくアイコンタクトをして教室を出ようとすると、暁美さんに声をかけられる。


ほむら「どこへいくの?」

さやか「『さ・ん・ぽ』、だよ。正義のね」

ほむら「そう……」


 暁美さんの表情はわかりづらい。これはどちらかというと疎外感を感じてたりする反応なんだろうか。

 パトロールでもそれ以外でも、なんだかんだでみんな揃ってるとついてくることが多いタイプではあった。


貴方「……暁美さんも来る?」

ほむら「いえ……私は別に」


 しかし、今日はついてくる気はないようだった。

 予定通り三人で廊下を歩く。


さやか「ま、三人いれば十分だけどさ。てっきりまどかが心配でついてくるかと思ったのに」

さやか「まーでも最近そこまでべったりでもなくなってきたかな? 子離れってやつ?」

まどか「わたしはほむらちゃんの子供じゃないよ……」

さやか「ってのは冗談で……、なんかあったの? べったりでもなくなってきたけど、じっと見てることは多い気がするよ」

まどか「何もないと思うけど」

さやか「んー、やっぱ元からと言われれば元からな気もしてきたなあ……」

貴方「……」


 こっちはなにかあった、っていうのかな。

 でも、鹿目さんに対しても何か思うところがあるのか。


 結局その話題はそれ以上続くことなく、これからのパトロールの行き先についての話へと変わっていった。


996 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/16(木) 23:00:38.61 ID:S96vvvcx0


さやか「――――見て、このへんそのまま雪が残ってるよ!」


 学校を出てから街を回っていると、

 人気のない工業地帯の隅に足を踏み入れた時にさやかが急にテンションを上げて言った。


さやか「近くの魔女倒したらさ、せっかくだし遊ばない?」

貴方「昨日の二の舞にはなりたくないな……」

さやか「昨日?なにがあったの?」

まどか「パトロールで雪積もってるところ歩いてたら靴の中びしゃびしゃになっちゃって」

さやか「せっかくこのへんなら人目にもつかないしちょうどいいと思ったんだけどな。あ、なんなら変身するとか――」

まどか「いくら人がそうそう来ないっていっても、うっかり見られたりしないかな!?」

さやか「別にあたしたち、見られたら消滅するとか、カエルとか人ならざるものになっちゃうってわけでもないんだよ?」

まどか「それはそうだけど……。うーん、それもそっか。訓練とかも人目につかないとこ選んでやってるだけだもんね……」


 鹿目さんも意外と納得したようだった。

 それにしても、さやかも怖いこと言うな。それにちょっと悪ノリしてみた。


貴方「でも、それってさ……誰が証明できるの?」

さやか「え!?いやでもそんな――」

貴方「聞いてないからってのはナシだよ。この中で誰か素質も持たない一般人に正体とか変身した姿見られたことはある?消えてからじゃ取り返しはつかない……」

さやか「怖いこと言うなよおおお!!」

貴方「ま、ないと思うけどね。そんな危険があるならそれこそ訓練の時言うだろうし」

まどか「とりあえず魔女たおしにいこっか。あっちかな?それにたしか……杏子ちゃんってお父さんに知られたんじゃなかったっけ?」

さやか「あ、そっか! そうじゃん! もー、ビビらせんなよ」


 適当にビビらせるだけビビらせて、本題のパトロールに心を切り替えていった。

 一応車の通る道は綺麗に片付いているから結界のある近くまでは足を取られなさそうだ。

997 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/07/16(木) 23:33:23.47 ID:S96vvvcx0
――――
――――


 ――――遠近中と全距離に隙のない取り合わせ。

 さやかか鹿目さん、どちらかと組んで二人でもそれほど苦戦した覚えはなかったし、三人いれば割と早くに片付いた。


 パトロールを終えると結局遊んでいた。

 人に見られないことを前提に変身して身体能力を解放しての雪合戦は、昨日の昼休みにやったのとは比べ物にならないくらい苛烈を極めていた。


さやか「なんかこれ、結構いい訓練になってない!?」

貴方「たしかにこれは遊びっていうより……!」


 雪の剛速球が飛び交う。

 回避する動きも戦闘中や組手でのそれに近いものになっていた。主に動きの速いさやかに当てるのが至難の技になっている。

 そのうえ、動きが速いってことは回り込まれるのも速い。


まどか「きゃあっ、つめた!」

さやか「やったー、背中もーらい!」

まどか「うう、なかなかさやかちゃんに当てられない〜……」


 鹿目さんが雪のついた部分を払っている。

 よくよく考えてみれば制服より衣装のほうが薄着だけど、変身中のほうが寒さは感じない。

 魔力を纏って和らげるっていうのはこれと似たようなものだろうか。


貴方『鹿目さん、協力して! 奴をやっつけるぞ!』

まどか『え、うん!』


 ――とりあえず、さやか打倒は徒党を組んで攻める必要があると判断。


さやか「えっ、何!?急に動きが変わって――わぶっ!?」

貴方「よしっ!」

まどか「うまくいったね」



 さすがに明日にはもう遊べるほど残ってないかな。

 投擲と回避とコンビネーションを鍛えつつ、昨日から残っていた雪を楽しんだ。



四回目【貴方】 33日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・守り合う仲間
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・親友
・暁美ほむら・・・気まずい
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・親友

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
志筑仁美


強制ENDまで【残り:3回】
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/16(木) 23:58:11.12 ID:q06TMxFMo
>>984
もう二度と憑き物は出さないと誓ってください
ギャルゲーでオカルトはジンクスまでしか許されない
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 00:06:58.53 ID:NBTIfJcS0
a
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/17(金) 00:09:09.18 ID:NBTIfJcS0
埋め
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                     ___, - 、
                    /_____)
.                    | | /   ヽ || 父さんな、会社辞めて小説で食っていこうと思うんだ
                    |_|  ┃ ┃  ||  
                   (/   ⊂⊃  ヽ)        /  ̄ ̄ ̄ \
  \僕はSS!/           \_/  !        ( ( (ヽ     ヽ
                   ,\ _____ /、       | −、ヽ\     !  <私は二次創作
   ゝ/  ̄ ̄ ̄ \     /. \/ ̄\/   .\     | ・ |─ |__   /
   / _____ヽ    |  |  _┌l⊂⊃l  |  |    ┌ - ′  )   /
   | | /  ─ 、−、!    |  |  / ∋ |__|  |  |    ヽ  /   ヽ <
   |__|─ |   ・| ・ |    |  /`, ──── 、 |  |     ` ─┐  ?h ̄
   (   ` ─ o−i    ヽ /         \ .ノ_      .j ̄ ̄ |
    ヽ、  ┬─┬ノ / ̄ ./            ヽ- 、\    /   ̄ ヽ\
  // /ヽ─| | ♯|  /   i  ぼくオリジナル   | ..) ) \  i  ./   |\\
  | |  /  `i'lノ))┘/ , ─│             !-l⊂⊃l┐__ヽ__/\ / |   | |
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