高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「色々思い浮かべるカフェで」

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20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:40:12.56 ID:OT5lirQb0
>>19 申し訳ございません。下から4行目の加蓮のセリフを一部修正させてください。
誤:加蓮「歌鈴が私達を征伐するドラマ」
正:加蓮「歌鈴が私達を成敗するドラマ」


加蓮「ふふっ。近いうちにそういう役が来るかもね?」

藍子「わ、私ちょっとPさんに連絡しますっ。ええと――さっきの加蓮ちゃんのお話は冗談ですなかったことにしてください、っと」ポチポチ

加蓮「わぉ早い」

藍子「ふ〜……。もうっ! 加蓮ちゃん!」

加蓮「ごめんごめん。ま、Pさんも藍子が嫌がるような役は持ってこないでしょ」

藍子「それを加蓮ちゃんが用意させようとしてますよね……?」

加蓮「……目が怖っ」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:41:06.72 ID:OT5lirQb0
加蓮「でもさ。マジな話、藍子ってほら。今ままで色んな役をやってきてるじゃん」

藍子「……それはそうですけれど」

加蓮「けど、こう……なんていうのかな。すごく真っ直ぐっていうか、役のその部分だけに取り組めばいいって感じの物が多かったでしょ?」

藍子「その部分だけ?」

加蓮「盗賊の時は盗賊のことだけ。ウェディングの時はウェディングのことだけ……って感じで」

加蓮「例えばだけど、表向きは盗賊だけど実はいい子とか、本物の結婚式をイメージするけど内心は別の想いを……みたいな、二面性っていうのかな? そういう役、したことないよね?」

藍子「そうですね……。で、でも、盗賊役の時はその後に勇者のパーティーに入って、モンクに転職しましたっ」

加蓮「それだってさ、盗賊のうちから本当はモンクだったーとか、モンクになった後で元盗賊としての……ってこともなかったでしょ?」

藍子「う」

加蓮「だからそーいう……今回の話だと、歌鈴の仲間っぽく見せかけるけど実は……みたいなこと、1回経験してみたらいいかなって思っちゃって」

加蓮「もちろんそれが藍子に似合わないってことは分かってるよ? それに、私が面白がってるだけってのも自覚はしてる」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:41:36.84 ID:OT5lirQb0
加蓮「ただ……うん、そう」

加蓮「"私と同じアイドルさん"がそーいう役をやるってなったら、どんな風に魅せてくれるのかな? なんて思っちゃったっ」

藍子「……加蓮ちゃん」

加蓮「何? 藍子」

藍子「言い方、ずるい」

加蓮「ふふっ。そういう子だって知ってるでしょ?」

藍子「う〜……」

加蓮「ま、Pさんもスケジュール的に難しすぎるって言ってたし、それならいいよって私も言っちゃったし。別に今すぐそういう役が来る訳じゃないから……」

藍子「……もし、Pさんがそういう役を用意してくれたら……その時は加蓮ちゃん、手伝ってくださいね?」

加蓮「しょうがないなー」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:42:07.83 ID:OT5lirQb0
加蓮「にしても、スケジュールかぁ。言われてみたら当然だよね」

藍子「加蓮ちゃんもですけれど、他のみなさんだって大活躍ですからっ」

加蓮「って言っても、負けてないけどー?」

藍子「ふふっ」

加蓮「そういうとこ、仲間内だからって……ね?」

加蓮「あ、でもさ。……そうそう、聞いてよ! Pさん、なんか私がみんなと一緒に何かしたがってるって思ったみたいで!」

藍子「……その通りですよね?」

加蓮「そうだけどそういうんじゃないでしょ!」

藍子「え〜。だって、加蓮ちゃんが私や歌鈴ちゃん達と一緒に公演をしたいから、Pさんに相談したんですよね?」

加蓮「ホントの目的はそっちじゃないわよ! 面白そうって思ったから提案してみただけっ」

藍子「くすっ」

加蓮「……気付いて言ってない?」

藍子「どうでしょう♪」

加蓮「アンタねぇ……!」

藍子「加蓮ちゃん。加蓮ちゃんの言う、二面性? の演技って、こんな感じで合っていますか?」

加蓮「……合ってるからそういう役が来てもアドバイスしてあげない」

藍子「ああっ、ごめんなさい! その時は助けてくださいっ」

加蓮「ったく」
24 :※第104話 [sage saga]:2020/02/16(日) 18:43:38.11 ID:OT5lirQb0
藍子「ま、まあまあ。Pさんがそう思っちゃったのは、この前の追いかけっこのことがあったからかもしれませんよ?」

加蓮「……あれさぁ」

藍子「はい」

加蓮「マジでやるとは思わなかったわよ。追いかけっこ企画。加蓮ちゃんを捕まえたら加蓮ちゃんの秘蔵の写真をプレゼント! って。あれ絶対藍子が主催でしょ」

藍子「さ、さぁ〜? なんのことでしょうか〜?」

加蓮「二面性の演技はノリノリなのに嘘をつくってなった瞬間にそうなるのって何なの……」

藍子「ほら。加蓮ちゃんが10分でバテちゃうって言うので、制限時間を10分にしてみましたっ」

加蓮「気遣いありがとね。……そのせいで参加者の目が余計血走ってたけどね! むしろ時間無制限の方がもっとのんびりできてたんじゃないの!?」

藍子「ひゃっ」

加蓮「なんなの? そうまでして私の写真がほしいの? それとも勝負事だから負けたくないっていうアレなの?」

藍子「どうなんでしょう。歌鈴ちゃんは、加蓮ちゃんの写真が見てみたいって言っていましたけれど」

加蓮「あの子は色んな意味で純粋なんだからそうなんだろうけど……」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:44:07.10 ID:OT5lirQb0
藍子「なかには、勝ちたいっ、って思っていた方もいたかもしれませんね。あと、面白そうだから参加してみよう! って思った方も、いるかも?」

加蓮「茜なんかが絶対そうだよね……。あの子が私の写真を欲しがる理由とか思いつかないし」

藍子「茜ちゃん、たまに加蓮ちゃんの写真を撮ってみたいって言っていますよ」

加蓮「……なんで?」

藍子「私が、写真を見せてあげているからかな?」

加蓮「……」ゲシ

藍子「痛いっ。蹴らないでっ」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:44:36.94 ID:OT5lirQb0
加蓮「はー……。もー……。で、勝ったの千枝なんだけどさ」

藍子「千枝ちゃんの勝利でしたねっ」

加蓮「結局なんの写真を見せてあげたの? 千枝、大人になりたがってるって言うけどまだ大人の入り口にいるんだから。あんまり過激なの見せちゃダメだよー?」

藍子「それなら大丈夫っ。そういう写真はできるだけ避けて、加蓮ちゃんのオフショットを何枚か渡してあげましたからっ」

加蓮「さっすがー。千枝、喜んでた?」

藍子「すっごく喜んでました♪ あと、加蓮ちゃんのことをすごいって言っていましたよ」

藍子「くすっ♪ あの時、私まで嬉しくなっちゃって……。その時のこと、思い出しちゃいました。ふふっ」

加蓮「……ふふっ。ホント、藍子ってば相変わらず人のことで幸せそうにしちゃって――」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:45:07.18 ID:OT5lirQb0
加蓮「ちょっと待って」

藍子「?」

加蓮「"そういう写真はできるだけ避けて"、って……」

藍子「……あっ」

加蓮「そういう写真って何?」

藍子「ええと、それは」

加蓮「そういう写真って何??」

藍子「そのぉ〜」

加蓮「……」

藍子「……」

加蓮「……」

藍子「……まってっ。加蓮ちゃん、待って! 顔が怖いですっ」

加蓮「いいから。ほら」

藍子「そ、そんな大したことじゃないですっ。ええと……その……」

加蓮「……言わないなら今すぐ藍子のお母さんに電話して藍子がやらしい写真を撮ってるって言うけど?」

藍子「それはやめて〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:45:38.46 ID:OT5lirQb0
……。

…………。

加蓮「……大人コーデとかバッチリ化粧した時の、普段の私とはまるで別人に見える系のとかって、それなら最初から素直に言えばいいじゃん」

藍子「うぅ……。怖かったです」

加蓮「藍子との付き合いを考え直さないといけないかもって覚悟しちゃったわよ……。ったくもう……」

藍子「?」

加蓮「別にー」

藍子「そういえば、加蓮ちゃんを最後に捕まえたのって千枝ちゃんだったんですか?」

加蓮「ん。そーだよ? だから千枝が勝者」

藍子「ちょっぴり意外……。千枝ちゃん、最初は周りのみなさんの熱気ややる気にびっくりしていたのに」

加蓮「あぁ、顛末知らない感じ?」

藍子「はい。私も、みなさんが思っていたより張り切っていて、ちょっとびっくりしちゃって……。頑張ってついていったら、その時にはもう、試合? が、終わってしまっていましたから」
29 :※同じく第104話 [sage saga]:2020/02/16(日) 18:46:07.34 ID:OT5lirQb0
藍子「どんな感じで、千枝ちゃんに捕まってしまったんですか?」

加蓮「んー……。ちょっと小狡い感じ」

藍子「こずるい」

加蓮「何日か前に……ほら、まだすっごく寒かった時にさ。雪だるまのクッション、子供のみんなに渡してあげたんだよね」

藍子「雪だるまの……あっ、ひょっとして、この前ここに置いてあった!」

加蓮「そ。見つけるのにすっごく苦労しちゃった。教えてもらった店に行っても売り切れだったし」

藍子「今も暖炉(ストーブ)のところに……って、あれっ?」

加蓮「ふふっ。私も最初来た時に気付いたんだけど、代わりに桜の枝っぽいのが植木鉢に刺さってる置物になってるよ」

藍子「みたいですね。最近、暖かくなってきたからかな……?」

加蓮「そのうち桜の花が咲いたりして」

藍子「そうかもしれませんねっ。また来た時に、確かめてみなきゃ」

加蓮「寒いうちにどうにかクッションを見つけて、みんなに渡してあげたの。そしたらすっごく喜んでもらえたっ」

藍子「うんうんっ」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:48:08.31 ID:OT5lirQb0
加蓮「で、追いかけっこの時なんだけどさ。ヤバいメンバーからどうにか逃げ切って、近くの休憩室に駆け込んだの」

藍子「えっ。いったい誰に追いかけられていたんですか!?」

加蓮「茜と愛海」

藍子「…………あぁ」

加蓮「どこかに行ってくれたかなーって部屋を出たら、そこに千枝が立ってて」

藍子「ふんふん」

加蓮「どう見ても参加してますって目だったから、すぐ横をすり抜けて逃げようとしたんだよね」

加蓮「そしたら千枝、慌ててすっごく早口で"雪だるまをありがとうございますっ!!"って言って」

藍子「立ち止まっちゃったんですか?」

加蓮「……つい。クッションを渡してあげた時に、千枝、お仕事か何かでいなかったから。追いかけっこに参加してたのも、それを私にわざわざ言いたかったからみたいで」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:48:39.82 ID:OT5lirQb0
加蓮「でさ。つい話が盛り上がって……その途中で千枝が私を掴んだから、勝者は千枝」

藍子「あはは……。それで"こずるい"なんですね」

加蓮「色々無意識っていうか、つい掴んじゃったみたいな感じで。本人も困惑してたけどね。その後に、ずるいことしちゃったって顔で、落ち込んだり謝られたりもしてさ……」

加蓮「そういうズルさも大人だよ、って言ってあげたら、そんな大人にはなりたくありません、って言われちゃった」

藍子「くすっ♪」

加蓮「ま、そんな訳で将来有望な小悪魔ちゃんに捕まっちゃいました」

加蓮「今にして思えば、丸く収まってよかったって感じかな?」

加蓮「もし未央や茜辺りに捕まってたら、言いくるめられた藍子ちゃんがガチでヤバい写真を流しちゃうかもしれないしー?」

藍子「そ、そんなことしませんよ〜……じゃなくてっ、そ、そんな写真ありませんよ〜?」

加蓮「……」ジトー

藍子「ありません、本当にありませんからっ」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:49:11.41 ID:OT5lirQb0
加蓮「追いかけっこかぁ。疲れたし、みんな勢いが凄くてちょっとだけびっくりしたけど……実は、ちょっとだけ楽しかった」

藍子「よかった。加蓮ちゃんに相談しないで、急に始めちゃったから……」

加蓮「……まー相談くらいはしてほしかったかな?」

藍子「うぅ。ごめんなさい。今日、そのことで怒られるかもって……。ちょっぴり心配でした」

加蓮「うん。怒る」

藍子「ひゃ」

加蓮「今度お返しするからね?」

藍子「……お手柔らかに、お願いしますね?」

加蓮「どーしよっかな?」

藍子「うう。お願いしますっ」ペコ

加蓮「ふふっ」

加蓮「……楽しかったなぁ。バカバカしいことに必死になってドタバタするのも」

加蓮「もっと前から、こーいうこと、いっぱいしたかったなぁ――なんて。そう思ったの、何回目かなっ」

藍子「加蓮ちゃん……」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:49:38.06 ID:OT5lirQb0
藍子「……また、やりたいことを思いついたら、なんでも言ってくださいね。一緒に、一生懸命になってやってみましょ?」

加蓮「やっぱり次はかくれんぼ?」

藍子「加蓮ちゃんが見つける側だと、すぐ終わっちゃいそう……?」

加蓮「そうでもないかもね。みんなアイドルだし?」

藍子「ふふっ。それ、アイドルと関係あるんですか?」

加蓮「あるある。超ある。たぶん」

藍子「あははっ」

加蓮「さて。色々話してたらお腹がすいちゃった」

藍子「私もっ。加蓮ちゃんは、何を食べたい気分ですか?」

加蓮「藍子に任せるー」

藍子「しょうがないですね。え〜っと、メニューは……」パラパラ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:50:09.56 ID:OT5lirQb0
加蓮「ん?」チラ

藍子「?」

加蓮「ん」

藍子「あっ。ひょっとして、また……?」

加蓮「いい?」

藍子「いいですよ」

加蓮「ん」チョイチョイ


<ま、また気付かれた!?
<アイドルだし視線とか聡いのかもね。ほら、逃げようとしない!
<……お願い!
<分かった分かった
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:50:37.82 ID:OT5lirQb0
「あのっ……!」

加蓮「ふふっ。今度はなぁに?」

藍子「そうだっ。私たち、ちょっぴりお腹が空いてしまって。今から何か食べるところなんです。よければ、ご一緒に食べますか?」

「アッ」
「……もうちょい慣れてからって言っています。多分」

加蓮「あーあ。いけないんだー藍子。ファンの子を虐めちゃって」

藍子「そ、そんなつもりはっ」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:51:08.73 ID:OT5lirQb0
「」
「……ほら、起きな? 加蓮さんに頼みに来たんでしょ?」
「ハッ! そそ、そうです! あの、あのあの、加蓮さんっ!!」

加蓮「あれっ、私?」

藍子「そうみたいですね」

「と、とんでもなくあつかましいことだとは承知の上なのですが! ……加蓮さんの……その、サインも、……よければ、くださいっ!!」
「よし、よく言えた!」

加蓮「!」

藍子「……くすっ♪」

「うううぅ、口からなにかでそう……!」
「あーっと……。ほんっとすみません。迷惑ならもう金輪際やめときますんで……その」

加蓮「だから迷惑だったら呼ばないって。……でも、口から何かを出すのはカフェに迷惑だからやめてあげてね?」

加蓮「私なら大丈夫。色紙、もう1枚ある?」

「は、ははははははい!」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:51:38.07 ID:OT5lirQb0
加蓮「ん。……あれ? ペンがない」

藍子「加蓮ちゃん。ペン、お返ししていませんでしたっ」

加蓮「そういえばそうだっけ。〜〜〜〜、っと」サラサラ

加蓮「はい。加蓮ちゃんのサイン。大事にしてね!」

藍子「よかったですね♪」

「」
「だから毎回死ぬな! あの、ホント今回はすんません! でも、こいつのためにありがとうございました!」

加蓮「どう致しましてー♪」

藍子「私も、ぜんぜん迷惑なんかじゃありませんから。またいつでも来てくださいっ。今度は、一緒にお話しましょ?」

「アッ」
「……あ、ヤバい、今あたしも持っていかれそうになった」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:52:40.05 ID:OT5lirQb0
<ぐぬぬ……! お前また太っただろ! 早く戻ってこい……!
<ウヘヘ...ヘヘヘヘ.....


加蓮「……」

藍子「……」

加蓮「……はは」

藍子「……あはっ」

加蓮「私もメガネコーデを試してみようかな?」

藍子「春菜ちゃんに相談してみますか?」

加蓮「……また暴れられかねないからやめとく。それよりほら、サプライズでお披露目してみた方が面白くない?」

藍子「面白そうっ。私も、一緒にやってみたいです!」

加蓮「じゃ、スケジュールを調節しなきゃ。事務所にいっても春菜がいないと面白みも半減だし?」

藍子「私と加蓮ちゃんのオフの日に、眼鏡を探しに行って、それから春菜ちゃんが事務所にいる日を確認して――」

加蓮「えーっと、ちょうど今度の週末が空いてるから――」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:54:38.40 ID:OT5lirQb0
加蓮「……」

加蓮「……どうにかスケジュールを調節して、マジの公演じゃなくてお芝居でいいから、裏切り物の藍子ちゃんのお話できないかなぁ」

藍子「もうっ。しません! それに、なんだか目的が変わっちゃってます!」

加蓮「えー」

藍子「みんなでやるなら、もっとほんわかとしたお話にしましょ? ねっ?」

加蓮「じゃあどっちやるか、かくれんぼで決める? 事務所で、どっちやりたいかでチームを募集して」

藍子「い、いいですよ。負けませんからね〜っ」


<ハッ!
<はいお帰り
<うん。……う、うへへ……あっ。ええと……
<サイン、もらえてよかったね。加蓮さんも藍子さんも優しくてよかった
<……うんっ



【おしまい】
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