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とある幻想の蜂蜜聖夜
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/16(日) 16:22:49.78 ID:gQFFaZ1YO
(創約ネタバレ注意)
(IF展開ご都合展開注意)
(遅筆注意)
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1581837769
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/16(日) 16:25:01.01 ID:gQFFaZ1YO
____12/24 00:30 学園都市にて
「ふぅ…とりあえず離れられたわね」
「ぜぇ…はぁ… 相変わらず御坂さんは体力がゴリラ並みよねぇ…」
「あ? 喧嘩売ってる?」
聖夜の夜真っ只中、突然火花を散らす少女二人。
この二人こそ学園都市の最高位能力者の第三位と第五位なのである!
現在一日中続く予定であった学校行事、清掃ボランティアをぶっちぎり、逃走生活が幕を開けた!
と、学生として見本たりえない最高位能力者達であったが、その内心。乙女としては見本も見本。なぜなら彼女達はある男の為に抜け出してきたのだから!!!!!
(まぁ、私は彼と一目でも会いたいってのが優先力高いけど、御坂さんはなんだかんだ遊びたいだけかもねぇ… 粗暴力高いしぃ…)
「何よその顔、なんか変なこと考えてるんじゃないでしょうね?」
「息を整えてただけよぉ… ふぅ…」
(まぁ、変なこというより計画力は考えているけどねぇ?)
勿論冒頭の通り、彼女達は仲が良いわけではない。ただ目的の為に協力関係を結んでいるのである。当然、目的の障害となるのであれば切り捨てるのもやむない。
そしてここはビルの屋上…ではなく、聖夜でちょっと気分が張り切ってしまった学生達で溢れた繁華街の真っ只中であった。
「木を隠すなら森の中、人を隠すなら人の中ね… まぁしばらくは見つからないでしょう」
「ふふっ…ねぇ御坂さぁん?? 私がそんなことを考えてここを逃走先に選んだと思う?」
「……アンタまさか」
「はいポチっとな??」
周辺を歩いていた学生が一気に御坂美琴を見つめ出す。勿論、御坂美琴が有名人であるから注目されているわけではなく、学園都市最上位能力者のうち第5位、食蜂操祈の力によるものであった。
「じゃっ、御坂さんが囮になるように足止め力よろしくねぇ??」
「ふっっっっざっけんなぁぁぁぁぁ!!!」
怒号と稲光が聖夜に鳴り響く。
しかし、黄金の蜂は風に流れるように消えていくのであった。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/16(日) 16:26:06.61 ID:gQFFaZ1YO
____
「はぁ…不幸だ…」
同日朝。上条当麻は今日も不幸であった。最近あんまり言わなくなった台詞をつい吐いてしまうほどには。
別に昨夜に半裸幼女とランデブーしたとか学園都市統括理事長が自首したとかが(今はまだ)発生したわけではないが、それでもせっかくのクリスマスイブに補講があったし、その補講が電波障害のようなもので途中で切断されてしまったし、直接話をしようにも小萌先生は旅行中であった。というか旅行中ぐらい補講などせず旅行に集中して欲しいと上条は思うのだが、これが先生の愛なのか、それぐらいやらないともう自分はダメなのかとつい考えてしまう。是非とも前者であって欲しい。小萌先生ありがとう。
しかしながらその先生の愛を不幸にも無碍にしてしまった上条当麻。現在一人でクリスマスイブの街並みを歩く。勿論インデックスも付いて来たがったのだが…
(なんか、アイツを倒して、右手を取り戻してからなんか違和感があるんだよなぁ…)
神浄の討魔。自分が無意識に願った、自分よりうまく右手を使いこなす存在。それでいて、初めて生かしておけないと感じた存在であった。それを撃破してからというもの、何故かインデックスや土御門、青ピなど、所謂前の上条に関わりが深い存在と話していると、体が疼くような感覚が発生していた。
(記憶が戻る前兆かと思ったけど、別に何も思い出さないしなぁ…良い加減慣れないと…)
と思いつつ、インデックスから離れ一人街を歩いている辺り、まさしくいろんな意味で現実逃避の真っ最中なのであった。
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/16(日) 16:27:12.25 ID:gQFFaZ1YO
みたいなやつ(とりあえずここまで)
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/16(日) 16:28:24.01 ID:gQFFaZ1YO
あっ、星が??になってしまった…
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/16(日) 19:03:10.52 ID:zM9IRvWG0
wktk
7 :
(tips:新学園統括理事長が生徒のことを考え、聖夜と自首の日をずらしたので平和です)
[saga]:2020/02/16(日) 22:13:07.92 ID:QJVIgxLX0
「なん…だと…」
上条当麻の不幸は絶好調!最近魔人とか上里とかアレイスターとかのせいで全然寄れてなかった、この記憶をなくしてからの半年間でスーパー以外で数少ない行きつけと呼べたラーメン屋がまさかの閉店。最近流行りの胡散臭いドーナツ屋に変わっていたのであった。久々に味わおうと意気揚々とたどり着いた上条もこれには呆然。彼の数少ない思い出の地がさらに少なくなったのだから然もありなんというところではあるが、それはだんだんその場所を占拠したドーナツ屋への怒りへと変わっていく。
「ふざけんなよこの胡散臭ドーナツ!写真映えとか占いとかを食べ物に求めてるんじゃありません!!ちゃんと味と栄養と価格で勝負しろよ!!」
なお、上条行きつけのラーメン屋も味も栄養もろくなものではないことを今は忘れている。
「はぁ…まさかこんなことになるなんて…ちょっとショック受けてるぞ…」
このショックは位相が違う世界で青ピに刺された時とか、自分に神浄みたいな自分でもよくわからない力があったことが判明した時並みだ。いくら記憶喪失を隠そうとしなくなったとはいえ、記憶喪失だからこそ上条当麻は思い出にこだわる。そのためになかなかなショックを受けており、そして周囲への注意が散漫していた。
「神浄といえば… あの金髪の子大丈夫かな?結構ひどい怪我してたし、傷のこってなきゃいいけ」
「ゔぇ」
べちゃ、と上条当麻の一張羅から音がなる。ぎぎぎぎ、となるかのようにゆっくりと首を動かすと、なんとそこには憎きあのドーナツがベッチャリと!!!!
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