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【艦これ】提督「俺と……高雄と愛宕」
- 757 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/27(火) 23:42:22.37 ID:+eIiTQm60
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< それだけに集約されるのもどうしたものか >
漣「ご主人様って金! 努力! SEX! って感じですよねー」
明石「確かに暴力はありませんけどもねぇ……」
- 758 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/27(火) 23:46:27.66 ID:+eIiTQm60
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< 唐突に、という程でも無いが >
雲龍「あぁ……巨乳和服最高。そう思わない? 」
提督「そっすね」
雲龍「変に衒いがあったり着崩すなんて勿体無い。静謐に着こなすのがいいのよ」
提督「そっすね」
雲龍「乱れた姿も良いけれどしっとりと姿勢良く品を保って」
提督「そっすね」
雲龍「勿論、それを壊して乱れさせて欲に塗れさせるのが終着だけれど」
提督「そっすね」
天城「気の無い返事に見せ掛けているところ申し訳ありませんけれどね、
妙にこちらへ視線を投げないでいただけます? 」
- 759 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/27(火) 23:48:56.35 ID:+eIiTQm60
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< あまりにも真っ直ぐで純粋な瞳 >
提督「や、断じて妙な視線じゃねぇぞ。こいつ連れてってくれねぇかなと思ってるだけで」
雲龍「そんな酷い。私は行きずりの女だったというの? 」
天城「行きずりにしては何度夜を」
雲龍「昨晩のアレで再認識したわ。私この男に身体と快楽で縛られてるって」
天城「はぁ……」
提督「……もう少し違うシチュで女の子に言われるんなら男として誇らしかったりするかもしれねぇけどだな」
- 760 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/27(火) 23:50:06.42 ID:+eIiTQm60
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< 笑みだけはいつも通り聖性溢れ >
時雨「足柄と話すと疲れるよまったく……バトルジャンキーはこれだから」
あきつ丸「夕立はそうではないのだったな。時雨からすれば」
時雨「アレは言動がアホなだけだから。夕立は結構繊細で時々アホのラインを超えるだけ」
赤城「そんなレベルであの戦闘能力を出すとは困ったものですね」
時雨「…………」
あきつ丸「…………」
赤城「? 」
時雨「…………お帰りはあちらですが? 」
あきつ丸「そろそろ帰って提督殿に迷惑がられるがいい」
赤城「まだ到着しただけなのですけれど……素晴らしいご挨拶ですねぇ」
- 761 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/27(火) 23:53:09.27 ID:+eIiTQm60
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< その後生きていたいと思えるかは、さて >
赤城「ま、短期出張のようなものですから」
時雨「大湊に長期でいられる理由は知りたくないけど実に嬉しいね」
あきつ丸「どうせ目が潰れ耳が腐るような悪辣非道な理由であろうよ」
赤城「それで済めばいいですねぇ」
あきつ丸「ふん」
時雨「いっそ赤城さんの悪行を全部知る代わりに海軍から解放してほしいくらいだよ僕。
それくらいの対価は十分受け取れる筈だけどなぁ……」
- 762 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/27(火) 23:55:25.57 ID:+eIiTQm60
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< 善人であるから違いに気付くというわけでも >
赤城「この後飲めます? 」
あきつ丸「鈴谷と最上がいてもいいのなら」
赤城「構いませんよ。……あきつ丸さん」
あきつ丸「なんだ」
赤城「なんだか知りませんけれどおめでとうございます。随分と前向きになったんですね」
あきつ丸「…………」
時雨「凄いことだし相手をちゃんと見てるんだろうけど……怖さが先に来るんだよなぁ」
- 763 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/27(火) 23:58:57.63 ID:+eIiTQm60
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< 燃え盛って更に薪を焚べ油を注ぎ息を吹き込み >
提督「ふぃー……つっかれたつっかれた」
加賀「お疲れ様。高雄と愛宕は? 」
提督「シャワー浴びて大人しく寝るってよ。俺も一杯飲んだら寝るわ」
加賀「無駄に書類の山高かったものね。……私以外もう皆寝てしまったわ」
提督「赤城もいねぇしな」
加賀「ええ」
提督「っと……そういや雲龍は? 滅茶苦茶元気だったしあいつくらいいるのかと」
加賀「あの子なら天城だけは確保して引き摺っていったわ」
提督「えぇ……」
- 764 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/28(水) 00:00:47.61 ID:OxdGr3ci0
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< まともに起き上がって来られればね >
加賀「私もそうだけれど明石や瑞穂はお風呂の後すぐ逃げたわ」
提督「だろうね。……悲鳴とか聞こえたりしてない? 」
加賀「まだ、聴こえてこないわね、まだ」
提督「ならまぁ安心しておくか。……天城に逆恨みされそうだな俺」
- 765 : ◆5z7C0EoTrg [saga sage]:2020/10/28(水) 00:01:15.17 ID:OxdGr3ci0
-
ありがとうございました
- 766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 00:17:12.89 ID:jJZNyLvo0
- 乙
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 20:26:48.98 ID:pNPjT++Bo
- お疲れ様です
- 768 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/28(水) 22:55:26.46 ID:OxdGr3ci0
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< 穿たざるを得ずに >
提督「幸福って何なんだろう……」
高雄「選んだ男と共にあること」
提督「それは……いや、俺もそうだけど、でも」
高雄「あなたを疑うということは、私の生を、つまり幸福を疑うということです」
提督「…………」
高雄「私の生は幸福に満ち溢れて、或いは零れてさえいますよ」
提督「それならこれ程嬉しいことは無いさ。
…………即答できるってのを自惚れだけで終わらせられればなぁ……テキトーな話のつもりだったんだけどなぁ」
- 769 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/28(水) 22:56:06.47 ID:OxdGr3ci0
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< 唐突に喋った >
雲龍「胸ばかり大きくなって身長が……
天城「身長が? 」
雲龍「身長も大きかったわそういえば」
天城「そういえばってなんなんですか……」
- 770 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/28(水) 22:57:56.76 ID:OxdGr3ci0
-
< ブラックのオーバーニーとかもうね…… >
伊14「龍田さんがオーバーニーブーツなんて履いてると」
龍田「んー? 」
伊14「エロ過ぎて不健全ですよね! 」
龍田「そんなこと言われても」
扶桑「でも龍田だけじゃなくて私たち大概な服装よねきっと」
山城「まぁ……通常の部隊から独立しているとはいえ軍事施設でショーパンノースリーブが普通だったりしますものね」
雲龍「……うん? 」
- 771 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/28(水) 22:58:55.17 ID:OxdGr3ci0
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< 好色選挙法違反は……遵守 >
提督「ほげ…………ぅうん」
高雄「? 何かありました? 」
提督「いやな、こう毒電波というか変なモノを受信したんだ」
高雄「いつもでは? 」
提督「はいはい。…………やっぱ高雄が秘書っぽいスタイルなのは良くないけど良いな」
- 772 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/28(水) 23:00:52.14 ID:OxdGr3ci0
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< 特に前触れも感傷も無く >
Littorio「ふぅ……眠い」
Roma「そうね」
Littorio「…………」
Roma「…………私、いつまでここにいてもいいのかしら」
Littorio「いたいの? 」
Roma「それは……いえ、“ いなければならない ”のかしら」
Littorio「言い直さなくても。……ねぇ、Roma」
Roma「何? 」
Littorio「最初は異国の地に慣れるためといって始めたわね。
二人きりのときであろうとこの国の言葉で話すと」
Roma「そうね」
Littorio「Littorioにはもう違和感が微塵も無くなってしまったの。
祖国の言葉はあの人と愉しい夜に堕ちるための彩りに成り下がってしまったわ」
Roma「……………………そう」
- 773 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/28(水) 23:03:13.12 ID:OxdGr3ci0
-
< それが永遠に続くというのならば、せめてもの手向け >
Littorio「祖国の名を与えられておきながら、そう呼ばれることに嫌悪感さえあるわ」
Roma「……」
Littorio「祖国のことを憎むなんてできる筈が無い。
けれどね、彼らと共に幸せである時間だけはただのLittorioでありたい」
Roma「…………」
Littorio「国家だとか義務だとか、せめてあと最長で七十年くらい、忘れさせて? 」
Roma「…………」
Littorio「…………」
Roma「…………素直に羨ましいわ、姉さん。そんなに尊くて無様な生き方、私には絶対選べないから」
- 774 : ◆5z7C0EoTrg [saga sage]:2020/10/28(水) 23:03:41.10 ID:OxdGr3ci0
-
ありがとうございました
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 23:16:49.68 ID:jJZNyLvo0
- 乙
- 776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/29(木) 06:50:56.57 ID:GKq3sNeHo
- お疲れ様です
- 777 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:24:20.19 ID:uEq3GHip0
-
< まぁ、その辺はこう純粋に数だけ考えてみて >
提督「すげーこと思い付いた」
雲龍「? 」
提督「女の数は星の数ほど、って慣用句みたいなのあるじゃん」
雲龍「そうね」
提督「ていうことはおっぱいは二倍あるだろう? 」
雲龍「そういうことになるわね」
提督「二倍の可能性だぜ? ヤバくね? 超名言になるんじゃね? 」
雲龍「そうね。…………片方だけ触らせてくれるとかそんな女いないと思うけど」
- 778 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:25:20.65 ID:uEq3GHip0
-
< 語る語る語る止まらない >
提督「例の帝国のことを神聖でもローマでも帝国でもないとかほざく奴本当嫌い」
阿賀野「何? また誰かに虐められたの? 」
提督「や、アホの上官とお話しててね」
阿賀野「ふーん? よしよししてあげようか? 」
提督「要らん。……まぁ、百歩譲って十三世紀以降はそれでもいいけどさぁ、800年に一応の成立を見た辺りの、
まだ国号が神聖ローマ帝国じゃないときまで含めて帝国じゃないとかいう間抜けはな?
いや、つーか“ ドイツ臣民の ”が入ってる国とはまた別物だからな?
そういうところちゃんとしてない不勉強なレッテル貼りくんは悔い改めて、
小学校からやり直すべきだと思うのていとくくんは」
阿賀野「通ってないから知らないけどたぶん小学校でやらないでしょその辺」
提督「大体ヴォルテールとかいうフランス人の評価鵜呑みにして言葉だけ流行らすんじゃねぇよ意味分かんねぇよなんなの」
阿賀野「現代の民主主義国家における高級軍人がヴォルテール否定しちゃ駄目じゃない? 」
提督「そいつも言ってただろう。“ 私はあなたの意見には反対だ。そしてあなたが主張する権利は生命をかけて防ぐ ”」
阿賀野「“ だが守る ”でしょ。……阿賀野しか聞いてないからってあんまり世間様皮肉ったり喧嘩売っちゃ駄目だよ? 」
- 779 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:26:40.80 ID:uEq3GHip0
-
< 語り合ってくれるだけで良いんですけどね >
提督「で、まぁそいつフランス駐在してた所為でフランス贔屓なんだけどさ」
阿賀野「超似たもの同士じゃん」
提督「まぁな。取り敢えずジャンヌは不細工ではなかった説信奉者なわけよ」
阿賀野「まぁ、イングランドとか敵側の資料に書かれてもおかしくないこと書かれてないしね」
提督「そこで美少女だったって主張してくれれば心置きなく肩組めるんだが」
阿賀野「うぅん? 」
提督「学者なら兎も角趣味なら夢くらい持て……何だあれリアリストでも気取ってんのかフザケンナアタマオカシイノカアイツ……クッソ
阿賀野「うんそうだね。…………………………………………はぁ? 」
- 780 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:29:06.07 ID:uEq3GHip0
-
< 別にそんな変換した覚え無いんですけどねぇ…… >
雲龍「死が二人を分かつまで、ってまぁ綺麗事があるじゃない」
天城「綺麗事と一言で切り捨てられない尊さがあると思いますけれど」
明石「ま、私たちには縁遠いものですから。生活環境も、それから化け物の身体から見ても」
天城「しかしそれを望み願うことすら捨て去ってしまっては」
明石「早めに切り捨てて別の楽しみを得ることも選択でしょう」
雲龍「あの、別にそんな堅苦しいことが言いたいのではなくてね、
林檎スマホだと“ 死が二人を若妻で ”って予測変か……そんな顔で見なくても」
- 781 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:29:42.53 ID:uEq3GHip0
-
< ぽつーん…… >
天城「でも……うぅん、そうですよね。分かっていたことではありますけれど」
明石「そんなものです。私たちにとって轟沈……というかまぁ死亡ですね。
そういったことは身近に過ぎて逆に認識が及ばない」
天城「冗談や愛の言葉では口にしても、あの人が先に死んでしまうというのは無意識に考えないようにしていたのかもしれませんね」
明石「ええ。……それにほら、私たちってたぶん皆刹那的で享楽主義者なんですよ」
天城「今が楽しければそれでいい、ですか」
明石「あなたといるから幸せ、なんです。あなたといれば不幸でもいい、なんて本音じゃない」
天城「…………ええ」
雲龍「…………ぼっちってこういう気分なのかしらね」
- 782 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:30:30.14 ID:uEq3GHip0
-
< しかも自分もそう思うのに >
愛宕「そこはあなた間違ってるわよ、女的に」
明石「? 愛宕さんはどうだっていうので? 」
愛宕「“ あなたに幸せにしてほしい、あなたを幸せにしたい ”」
明石「……なるほど」
天城「重い、言葉ですね」
愛宕「だって私重い女だし」
雲龍「物理じゃなく、ね。…………本当に物凄い疎外感があるわ、私から始めた話なのに」
- 783 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:31:03.37 ID:uEq3GHip0
-
< まるでミリ単位で整頓されているかのような >
明石「感謝はしてるんですけどね」
提督「うーん……や、俺お前並には散らかさないからなんとも言えねぇわ」
明石「こう、矢鱈に整理清掃されるのはどうにも落ち着かないというか」
提督「もうちょっと頭の中並に部屋も整理すべきだと思うぞ。お前頭はクリアなんだから」
明石「や、やや、別に頭自体もそこまで整理はされて……」
瑞穂「捨ててはいけない図面や奥に仕舞うと困る工具もあるのでしょうしね、並べておくしか無いでしょう」
高雄「気持ちは本当によく分かりますけれど……」
愛宕「いっそ隣の部屋も改装して明石の研究室にでもしたら? 」
- 784 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:32:04.14 ID:uEq3GHip0
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< 成長したのね、みたいな >
瑞穂「言ってみたことはありますよ? そうしたら」
愛宕「そうしたら? 」
瑞穂「“ そもそも物自体は工廠で十分。けどどうしても手元に無いと閃きに対応できないものがある ”、と」
高雄「うーん……」
愛宕「いっそそれなら工廠で寝泊りすればいいのに」
瑞穂「瑞穂が困ります。たまには工具や機械の散らばる工廠で愉しむのも悪くな……なんですその生暖かい目線は」
- 785 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:33:04.34 ID:uEq3GHip0
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< 注文の多い風俗店 >
雲龍「他人は連れてこないこと」
提督「振り切って一人で来たぞ」
雲龍「お酒は控えめにすること。できれば飲まない」
提督「朝からお前に言われてたからな」
雲龍「髭はしっかりと剃ってくること」
提督「さっき風呂で剃ったぞ」
雲龍「ヘアもちゃんとセットし直してくること」
提督「風呂入って寝る気分だったのにしてきたぞ」
雲龍「今晩だけは私だけを一番に……いいえ、唯一愛してくれること」
提督「当然」
雲龍「ようこそいらっしゃいましたお客さ……んん、旦那様? 明日の朝、しっかりとキスで送り出させてくれること」
提督「……ん」
雲龍「ん…………ようこそ、いらっしゃいました、旦那様」
提督「……………………お前が何をしたいのか皆目分からないよ俺」
- 786 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:38:52.86 ID:uEq3GHip0
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< 案内人も猟犬も本日はお休み >
雲龍「ホルターネックの女とヤりたかったと聞いたから」
提督「そんなことは言った覚えも無いし思ってもいないんだが」
雲龍「ホルターネックのドレスで三つ指着いているんだから分かるでしょう? 」
提督「分かりたくないって言ってんだよ馬鹿お前が分かれ」
雲龍「コスプレの流れで買ってみたはいいけれど安っぽいし嬢っぽいから着たことなかったのよこれ」
提督「だからってソファに並んで酒注ぐとかどういう思考してんだ」
雲龍「谷間の魅せ方も膝への触れ方もあざといでしょう? 」
提督「最高だよもう馬鹿でしょ君」
雲龍「と、言いつつ注がれて呷るのね」
提督「飲まねぇとな。やってらんねぇの」
雲龍「そ……ね…………『注文の多い料理店』の青年たちが最後はどうなったか、知ってる? 」
- 787 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:40:36.33 ID:uEq3GHip0
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< 興味が無いとは言ってない >
明石「耳を甘噛みされる気持ち良さ知らないんですねぇ……」
瑞穂「こう、ビビッ、ビクーン、ピーンッ! てキますよね」
山城「というかもう首筋に触れられただけでクるわ。はしたない話だけれど」
旗風「はぁ」
松風「なるほど。……ピュア芸とかカマトトとか言われてるクセに妙に首筋気にしてそうなのは、なんなの? 」
- 788 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:43:24.85 ID:uEq3GHip0
-
< 好きなものと苦手なものどちらを先に、とも違う >
Roma「姉さん……いい加減決めたら? 」
Littorio「待って、もう少し、もう少しだけ」
Roma「これで何回目だと」
Littorio「むぅ……」
Roma「はぁ。…………どうせ両方食べてしまうのにどちらを先に食べるのかなんて無駄にも程があると思うけれど」
- 789 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:45:01.97 ID:uEq3GHip0
-
< 迷うのもまた楽しいのです >
Littorio「む……つまらない女ってよく言われない? 」
Roma「姉さんには時々。……いい加減そのジェラート溶け始めているけれど、食べないの? 」
- 790 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/30(金) 22:51:11.05 ID:uEq3GHip0
-
< ほんたうのさいはひは一体何だらう >
提督「ふぅ……恐怖で顔がくしゃくしゃになって元には戻らなくなったんだったかな」
雲龍「ええ」
提督「つまり出し過ぎてもう元には戻らないのか俺」
雲龍「それは困るわね」
提督「本当な。……宮沢賢治なら」
雲龍「? 」
提督「『銀河鉄道の夜』の方が好みかな」
雲龍「あなたが戻らないの? 私が帰ってはこれないの? 」
提督「さぁ……」
雲龍「んん……」
提督「…………ん」
雲龍「ん……私のにも、注いで? 」
- 791 : ◆5z7C0EoTrg [saga sage]:2020/10/30(金) 22:51:37.63 ID:uEq3GHip0
-
ありがとうございました
- 792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 22:52:03.26 ID:guMAonvvo
- お疲れ様です
- 793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 23:07:20.00 ID:off+pJX30
- 乙
- 794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 05:10:39.27 ID:yK1AxFmno
- 滋賀二人を分かつまで
乙
- 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 16:19:29.87 ID:awL4WYgF0
- 滋賀二人を若妻で
乙
- 796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 21:04:15.92 ID:dHlW88sb0
- 師が二人を分かつまでだと昼ドラになる
- 797 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:17:18.59 ID:AXQhfMIL0
-
< >>794 >>795 >>796 >
天城「というお話が」
雲龍「お話? 」
漣「様式美ってやつっすよ。気にしないでください」
雲龍「? 」
天城「天城も滋賀になりますよ」
雲龍「そう……そういうのって個人差があるものでしょう? 若妻で変換した記憶は無いけど」
天城「はぁ」
雲龍「ん……予測変換シリーズだと」
天城「? 」
雲龍「“ さつじん ”って打って殺陣が出るのに“ たて ”って打つと先頭に出ないのが納得いかないわ」
天城「なるほど? 」
漣「なるほど。……雲龍さんに求めてるのはそーいうのじゃねーんすよ。
変に頭痛くなるのとか品の無いやつ出して? 役目でしょ? 」
雲龍「あのね……」
- 798 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:20:58.04 ID:AXQhfMIL0
-
< や、本当何でだろうね >
漣「っても雲龍さん“ 若妻 ”で変換したことが本当に無くても」
雲龍「ええ」
漣「“ 死が ”ってのは記憶あるんすね」
雲龍「あぁ、“ 死が終わりなどと諦めるのは許されない ”とかそういうのが」
漣「んな中二病みたいな」
雲龍「何故そんなもの入力したのかは覚えてないのだけれどね」
漣「はぁ……」
天城「そもそも……若妻くらい入力してもおかしくはないでしょう。姉様だからおかしく感じるだけで」
- 799 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:21:37.47 ID:AXQhfMIL0
-
< 本日は久々に満月のハロウィンですが >
時雨「こういうときに限ってこういう年なんだね」
あきつ丸「構うまいよ。そもそも仮装やパレードなどいつでもできる」
時雨「そりゃあそうだけど」
あきつ丸「何事も程々にすべきでありますよ。やり過ぎるのはただの馬鹿でしかない」
Pola「んふふー、いいじゃないですか〜。馬鹿で結構ですぅ〜」
時雨「……Zaraさんは? 」
あきつ丸「知らん」
Pola「知ってます? ハロウィンの仮装って本来は子供のすることなんですよ〜。
つまり精神年齢が子供なら馬鹿も許されるの〜」
大井「変にきついこと言うわね。……お酒が飲める精神年齢なんだからお姉さんの話、聞けるわよね? 」
- 800 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:22:30.67 ID:AXQhfMIL0
-
< 暖房の中で水着ってどうなんだろう >
Pola「い〜や〜! せめてあと一口ぃ〜っ! 」
時雨「何故大井さんに飼い慣らされているんだあれ」
あきつ丸「さぁ……分からんな」
時雨「まぁ、あれでウザ絡みしたりはしてこないから嫌いじゃないけど……ねぇ」
あきつ丸「……言うな、幻覚だと思い込もうとしていたところだ」
Aquila「あははー! じゃじゃ〜ん!というわけで、私も買ってみたわ、水着!あははー! 」
WS「……」
GZ「……」
Maestrale「やめてったら! うぅぅ〜……」
- 801 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:23:26.29 ID:AXQhfMIL0
-
< 酔いが理性を破壊する >
Aquila「案外と着れるものですね〜」
Maestrale「やめて……色々おかしい……やだ〜……」
GZ「……ハロウィンとは他人の服を着て騒ぐイベントだったか? 」
WS「そんなわけ。……Maestraleもさっきまで本気ではしゃいでいたあたりイタリアではどうだか知りませんけれど」
- 802 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:29:12.99 ID:AXQhfMIL0
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< 口調も忘れようというもの >
時雨「ん? 待てよ? これ写真に残しておけばAquilaを脅す弱みに
あきつ丸「あの花畑を嬉々として脳で拡大している間抜けに効くか? 」
時雨「…………効かないね」
Aquila「あぁ^〜……Libeにも借りてみよーっと」
Maestrale「やめて……水着はもういいからイメージを壊さないで、本当マジおかしいってなんなのこれ」
若葉「諦めろ、横須賀に根付いてしまうとな、もう、終わりなんだ」
Maestrale「えぇ……」
- 803 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:30:33.78 ID:AXQhfMIL0
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< ハロウィンプレゼント >
漣「このポーカー対決栄えある一位にはなんと! 」
愛宕「なんと? 」
漣「最下位がねっとりしっかり情熱的に言葉を吹き込んだ目覚まし時計が当たりまーす! 」
提督「クッソ要らねぇ」
高雄「時計として使うだけですよね」
漣「ややっ、高雄さんとか愛宕さんが最下位かもしれませんよ? 」
提督「生で聞けるだろーがばーか」
漣「ぐぬぬ……」
- 804 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:31:30.88 ID:AXQhfMIL0
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< 良い気分では無い気もする >
龍田「あ、でもね? 」
提督「あん? 」
龍田「例えば愛宕のがあなた以外の子に当たったらそれはもう寝取られなんじゃない? 」
愛宕「そうかもそうかも」
龍田「ね? 」
提督「む……う、うぅん……? 」
- 805 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:33:41.04 ID:AXQhfMIL0
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< 毎日聞いてると慣れてどうでも良くなる気がする >
江風「や、でもだぜ? それはまだ不幸度低い方じゃない? 」
初月「うん? 」
江風「例えば龍田さンが最下位で優勝者が扶桑さンだったらどーすンだよ」
扶桑「怖気を振るうどころじゃないわね」
山城「姉さまのお耳が腐り落ちるから部屋に入れさせないわそんな時計」
龍田「酷いわねぇ〜……いっそ本気で負けてあげようかしら」
- 806 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:35:08.89 ID:AXQhfMIL0
-
< 最初からそれを商品にした方が早い >
Littorio「本当に不幸なのはネタにもならない微妙な関係の二人になった場合ですよね」
伊13「ヒトミが、負けても、つまらない、ですよね」
伊14「そんときはイヨがお酒で買収してくるから安心して? 」
伊13「全く、安心できない……」
- 807 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:35:44.18 ID:AXQhfMIL0
-
< じゃあいっそ一番要らないやつ >
提督「高雄と愛宕。……よく考えたらたかが時計で寝取られとかおかしいだろう」
愛宕「漸くまともになったのね。私は高雄のかな? 」
高雄「まぁ、私も愛宕のは要りませんね」
山城「龍田」
龍田「んー、少将閣下のはそのうち生で聞く予定だからそれで」
明石「さり気無く喧嘩売るのやめてよねハロウィンに。
……ふっつーに誰のも要らないんだけど選ばなきゃ駄目なの? 」
- 808 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:39:23.24 ID:AXQhfMIL0
-
< 実に幸せそうな寝顔でした >
Aquila「…………Zzz」
Maestrale「水着で寝てる……」
若葉「そうだな」
Maestrale「……」
若葉「……」
Maestrale「……」
若葉「……」
Maestrale「……Vino塗れの水着って臭いと染み取れると思う? 」
若葉「臭いは取れるだろうがそもそもこれをまた着たいか? 」
Maestrale「…………要らない」
- 809 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:39:51.32 ID:AXQhfMIL0
-
< で、結局 >
阿賀野「阿賀野が優勝して」
能代「能代が最下位ね」
阿賀野「……」
能代「……」
阿賀野「…………あれ、一瞬いつもと同じで面白くないと思ったけどねっとりエロいこと言って起こしてくれる能代……? 」
- 810 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/10/31(土) 23:42:38.33 ID:AXQhfMIL0
-
< ハロウィンってどんなイベントだったかな? >
能代「サラッと変な属性付け足さないでくれる? 」
阿賀野「うーん……あ、これ阿賀野の名前入れなければオークションで売れる! 能代! 」
能代「やらない、っていうかこれ本気で吹き込ま……台本選ばされるって馬鹿にも程があるんじゃありません? 」
提督「うん? 」
漣「はい? 」
龍田「んふ、取り敢えず雲龍と私と山城で三つずつ用意したわよぉ〜」
- 811 : ◆5z7C0EoTrg [saga sage]:2020/10/31(土) 23:43:51.76 ID:AXQhfMIL0
-
死が二人を若妻でになる心当たりは本当に無いんですよねぇ……
ありがとうございました
- 812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/31(土) 23:45:05.44 ID:dHlW88sb0
- 乙
- 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 08:37:43.52 ID:VgejgOYao
- お疲れ様です
- 814 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 22:49:33.58 ID:jwFXjWRL0
-
< 壊れ方が同じという幸せ >
提督「そーいや俺シャ乱Q好きじゃん」
愛宕「まぁ、聴くし歌うものね」
提督「大変なことに気付いちまったんだよ。シングルベッドで女の子抱いたこと無ぇわ俺」
愛宕「無くていいと思うけど……うーん」
愛宕「と、いう理由で買ったの、これ」
扶桑「……本当馬鹿ねあなたたち」
- 815 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 22:53:11.64 ID:jwFXjWRL0
-
< 似たような壊れ方 >
江風「なっ、ンで江風がこれ持ってンの……」
愛宕「ほら、この前のカードで負けた分はチャラにしてあげるから」
江風「ふぇ……おっも」
海風「身体機能とか代謝異常励起すればいいじゃん」
江風「してるけどこれ力入れ過ぎたらぶン投げそうだから、っさ」
愛宕「艤装なら兎も角ベッドなんて投げたら壊れちゃうものねぇ〜」
扶桑「空いてる部屋ってこういう風に整備されて埋まっていくのね」
山城「……姉さま? 」
- 816 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 22:54:24.59 ID:jwFXjWRL0
-
< バスケ >
雲龍「っ……」
山城「どきなさいっ! 」
雲龍「させるかっ」
扶桑「あ、決めた」
天城「これでまた同点ですね」
赤城「さすがの化け物的身体能力」
瑞穂「赤城さんをして身体能力お化けって物凄いですよね」
明石「ですねぇ……あれで別に身体能力励起してるわけじゃないんですもんねぇ」
- 817 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 22:58:05.43 ID:jwFXjWRL0
-
< 相手が男と限定するのもね >
扶桑「というかこう……普通に寒いわ」
龍田「私たちは見てるだけだものねぇ〜」
天城「この陽が高いうちから飲むのも……うぅん」
扶桑「私たちの方こそ身体機能引き上げて暖まりたいくらいよね」
龍田「でもこうやって身体震えさせて冷たい指握って温めてほしくなるんじゃない? 」
扶桑「……そうね」
天城「こういうときに限ってあの人珍しく執務室に籠ってますし。
……あのですね、姉様がいるじゃないみたいな顔はやめていただけます? 」
- 818 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 22:58:41.47 ID:jwFXjWRL0
-
< 形 >
天城「あれで結構本気めに誘ってくるんですよね。一緒にやろうって」
扶桑「2ON2の筈なのに1ON1になりそう」
天城「姉様と山城さんって本当に能力値が尖り過ぎて雲丹みたい」
扶桑「窪んだ部分も大概は人並以上だし」
龍田「弩級の穴ボコもあるけれどね」
天城「それが玉に瑕なんです」
扶桑「ふふ、フ……ちょっとだけ上手いわ、それ」
- 819 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 22:59:39.27 ID:jwFXjWRL0
-
< 万感の想いを込めた感想 >
雲龍「ふぅ……ヤりたい」
天城「お疲れ様です。……折角勝ったのに台無しですよ」
雲龍「こう、アドレナリンだとか脳汁溢れてる気がするわ。物凄く昂ぶってきた」
天城「はぁ」
雲龍「勝ち続け過ぎると面白くないのよ。
徹底的に痛め付けて負け癖思い出させてメスだって分からせてほしい気分」
天城「……」
山城「……何故こんなのに負けたのかしら」
- 820 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:01:56.05 ID:jwFXjWRL0
-
< 人脈の面白いところ >
雲龍「こんなのに負けるのが悪いだけよ。次はせめて最後まで持ち堪えてね」
扶桑「身体能力の異常励起が禁止だとしても山城の動きが鈍るって割とおかしいと思うの」
龍田「横須賀でやったときはダントツのエースだったものねぇ〜」
山城「もうせめてセミプロだとか大学生トップ層だとかそのレベル連れてこないと……。
ここで一番顔広いのって赤城さんですよね? 」
赤城「まぁ……そうかもしれませんが」
山城「誰かいません? バスケでこれに勝てそうなの」
海風「そんなの赤城さんでもさすがに知らないんじゃあ」
赤城「いませんねぇ……選手と仲の良い将校なら知ってるんですけど」
江風「えぇ……」
- 821 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:02:54.95 ID:jwFXjWRL0
-
< 煙草休憩中の一コマ >
雲龍「つまり海軍一身体能力の高い私を堕として組み敷けるのだからあなたが頂点ね」
提督「なんかそう言われると嬉しみも無くなってくるんだけど」
雲龍「あら、強い女、好きでしょう? 」
提督「好きだけども……そういうことじゃねぇだろうばーか」
- 822 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:07:36.86 ID:jwFXjWRL0
-
< 束の間、横顔惹かれて >
提督「フ-……休憩中にお前と頭悪い話するのやっぱいいわ」
雲龍「お褒めに与りまして恐悦至極に存じますわ」
提督「はいはい。…………ふぅ、戻るわ」
雲龍「そんなにダルいならやめてしまえばいいじゃない、仕事」
提督「お前らにも関係することだからなぁ……」
雲龍「手伝いましょうか? 」
提督「もう十分手伝ってもらってるさ。……これ以上、薄汚いものに触れさせたくもないし」
- 823 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:12:29.19 ID:jwFXjWRL0
-
< ある姉 『海辺に佇む無垢な妹』 >
雲龍「力作」
天城「はい? 」
雲龍「これ、あげる」
天城「姉様……頭にピンクなものを詰め込み過ぎた所為で遂に言語中枢が崩壊しま……
雲龍「してない。……疲れたから、寝る」
天城「はぁ。…………! …………………………………………はぁ? 」
- 824 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:16:47.59 ID:jwFXjWRL0
-
< 歪んでいると笑うのならどうぞ >
天城「と、いうような経緯で頂いたんです」
伊14「それは経緯じゃなくて瞬間だよねー」
天城「でもそれ以上は知りませんし。
あげる、と言われて受け取って疲れたからと告げられただけです」
伊13「まぁ……らしいといえば、最高に」
伊14「にしてもね〜……」
伊13「酷く、独善、というか……自分勝手? 」
伊14「確かにあのヒトが言うだけある力作だけどその辺はねぇ」
天城「そういう女なんですよ。……どのような理由にしても大切な宝物であることには変わりありませんが」
- 825 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:21:06.68 ID:jwFXjWRL0
-
< オリジナルカードゲームとかつくれたら楽しそうではある >
漣「サモン! 悪辣な将校! 」
提督「もしかしてそれは俺のことか」
漣「モンスターカードに悪辣な将校を装備! 効果により敵に精神的ダメージ!
追加効果でフィールド全体に嫌な空気! 更に相手の清廉将校のSAN値をダウン! 」
提督「……一人遊びは自分のベッドでやってろ間抜け」
- 826 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:23:54.32 ID:jwFXjWRL0
-
< 得意分野だもん許してほしいね >
伊14「ここだとテレビ大好きみたいな子いないけど」
伊13「基本的に、ただ流してるか、好きなものだけ見るね」
伊14「クイズ番組が異常に面白くないよね。よっぽど早押しとかじゃない限り誰かしら正解言うし」
松風「逆に面白くないか? 知識系だと番組より解説詳しいし」
伊14「松風ちゃんは程良く酔ってクイズ番組観るあのツーカーを知らないから」
松風「うん? 司令官と叢雲かい? 」
伊13「その二人は、知識系。数学とか閃き系だと、高雄さんと雲龍さん」
松風「なんだか意外な二人だねそれ」
伊14「あの何の思考時間もくれない即答集団はね……酷いものなんだよ、本当」
- 827 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:27:12.59 ID:jwFXjWRL0
-
< 気付けば周囲に誰の気配も無く >
提督「何……なんなの…………俺にこれだけ飲ませて寝させないとかなんなの」
山城「…………もう一献」
提督「…………何、なんなの……殺す気なのこれ」
山城「ちょっと私もやめ時と消え時失ったから付き合いなさい」
提督「俺はワクじゃねえしザルですらねぇんだぞ」
山城「五月蝿いわね……」
提督「五月蝿いならいなくなるから許してくれよもう」
山城「いいから……あなた今日執務ばっかりでバスケも見にこなかったじゃない」
提督「や、それが俺の仕事でだな」
山城「…………折角頑張ったのに」
提督「うぅん……そういう顔されると、どうも…………ぅん? 」
- 828 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:29:53.31 ID:jwFXjWRL0
-
< ダブルくらいでゆっくり飲みたいもの >
山城「あなたさえ見に来てくれれば……勝てたのに」
提督「悪かったって」
山城「次は見に来なさいよね。…………飲め」
提督「せめてロックアイスは入れさせてくれ……」
山城「…………」
提督「…………」
山城「…………」
提督「…………」
山城「…………ん」
提督「はいはい、ウイスキー楽しんでくれて嬉し……もうちょっと味わえよおい」
- 829 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:30:51.64 ID:jwFXjWRL0
-
< 夜も業も深まって >
山城「別に今更取り繕わないわよ……あなたの下半身も好き」
提督「えぇ……」
山城「もっと……ぅぅ…………卑猥な言葉で事細かに説明してほしい? 」
提督「お前顔色だけまともで目死んでるぞ……」
山城「ちょっとだけ、飲み過ぎたわ」
提督「……ちょっと? 」
山城「オ×××の××で××××しながら×××を×××××て全体も××されるのって単純だけど勝てない気にさせられて好き」
提督「うわぁ…………きっついわ……きっついよ、お前どうしちゃったんだ? 酒よりきついよお前」
- 830 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:32:42.00 ID:jwFXjWRL0
-
< 風呂上がりに斜め見して逃げて >
漣「こっわいなぁ……もう夏じゃないんだけど」
叢雲「ホラーに失礼でしょそれ」
漣「まぁまぁ。……ご主人様の相手って三国同盟だよね」
叢雲「……BismarckとLittorio? 」
漣「他に誰がいるって? 」
叢雲「いてもおかしくはないでしょ。……で? 」
漣「や、そのうち三国協商とかマルタ組も入りそうだよねって」
叢雲「夢の平和ね。……遂に世界政府とやらがお披露目されるわけ? 」
- 831 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:35:21.14 ID:jwFXjWRL0
-
< 毎日続けると変調をきたすという方が大きい >
漣「でもあれでセックス依存症でもなくてアル中でもないって逆に凄くない?
なんなら一番頻度少なくて止められそうな煙草が難しそうなくらい」
叢雲「まぁ……船の上にいるときだとかは本当に何もしないし飲まないわよね」
漣「雲龍さんとか愛宕さんなんてそこまで溜めて解放する一日目が楽しいとか言ってるし」
叢雲「そんな言う程変わるのかしら」
漣「雨の後のダムみたいな? 何かまぁ取り敢えず濃そうだし長そうだしハードっぽいよね」
叢雲「ダムねぇ、品が無いわ」
漣「無いでしょ実際。……あれで擬態は超絶上手くて詐欺師の見本みたいになってるけど」
- 832 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:37:51.61 ID:jwFXjWRL0
-
< 縦揺れ横揺れ斜め揺れ厳禁 >
提督「ちょっと……マジでこれ駄目だから、俺ここで休んでるから」
山城「いいから……あなた休ませにいかないと私が殺されるのよ」
提督「んなわけ……やめて、立てない、すっ転ぶ…………すっ転んで戻す」
山城「それは私のセリフよ」
提督「ふざっけんな……おい……」
山城「…………ぅぇ」
提督「おいやめろ馬鹿。俺は兎も角お前のプライド保つためにどうにか耐え……ぉぇ」
山城「…………」
提督「…………」
山城「…………耐え、たわ」
提督「オー、ライ……ゆっくり、ゆっくり、戻るぞ」
山城「……ええ」
- 833 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/02(月) 23:39:09.73 ID:jwFXjWRL0
-
< 傍目に >
愛宕「で、あれいつまで見てるの? 」
高雄「面白くない? 」
愛宕「最初の方はまぁ……でも私殆ど最初から面白さより怖さの方が大きかったわよ? 」
高雄「……? 」
- 834 : ◆5z7C0EoTrg [saga sage]:2020/11/02(月) 23:39:35.69 ID:jwFXjWRL0
-
ありがとうございました
- 835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/02(月) 23:45:03.57 ID:pVrboaD50
- 乙
- 836 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 22:38:24.40 ID:YSdelt5U0
-
< あれから暫く >
愛宕「あなたよくそう平然と起きてきたわね」
雲龍「誕生日らしいメス顔ですこと」
山城「もうお胎がきゅんきゅんするってやつね」
江風「ちげーだろ……きゅンきゅンってよりギュルンギュルンだぞそれ」
海風「やめなよ江風品が無い」
江風「なンっで江風なンだよ山城さンだろ」
提督「てーか山城くんさ、何で酒抜けて涼しい顔してんのにキャラだけ半壊したままなの……? 」
- 837 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 22:39:25.88 ID:YSdelt5U0
-
< 誰にも不満は無い >
雲龍「welcome こっち」
扶桑「やめてほしいものね、心底から」
山城「安心してくださいな。私がどんなに努力を重ね身を削ろうともその女の低みには到達できませんから」
扶桑「そうね」
雲龍「そうね。反論の余地が皆無」
提督「あのさ……」
- 838 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 22:42:14.86 ID:YSdelt5U0
-
< 経験よりセンス >
愛宕「私よりキスが上手い子現れないかしら」
高雄「……は? 」
愛宕「なんだか気付いたら人数的には男の人じゃなくて女とキスした回数の方が圧倒的に多いじゃない」
高雄「まぁ……」
愛宕「自分より上手い子としてみたいわぁ〜」
高雄「そう……」
愛宕「どこかにいないかなー」
高雄「普通に存在はしていると思うけれど……そんな女と絡まれる程倫理観落ちたわけ? 」
- 839 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 22:45:41.51 ID:YSdelt5U0
-
< そう悲観することも無い >
漣「そーいやたった一、二年で皆さん経験人数ですら清純じゃなくなったんすね」
愛宕「そうねぇ〜……なんでこうなったのかしら」
高雄「あなたの場合半分くらいは自分からだと思うけれど」
天城「姉様だけと言えない自分が恐ろしいですね。姉様だけでも大概ですが」
扶桑「私はあの人と山城と……何回かの過ちは兎も角これからも増える予定は無
漣「だーから、扶桑さんは見た目と言動がそもそも清純じゃないんですって。
病的ですよ、びょ・う・て・き! 」
扶桑「…………」
瑞穂「瑞穂はまだ……いえ、なんでもありません」
- 840 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 22:51:13.87 ID:YSdelt5U0
-
< 顛末の途中という顛末 >
Littorio「それで? 」
高雄「? 」
Littorio「あの人と山城は? 」
高雄「予定通り、二人しか知らないどこかへ」
Littorio「そうでしょうけれどあの二人異常な程お酒臭くなかった? 」
高雄「苦渋の顔で恋人のハンドル預けていたわ。
山城さんが身体機能と代謝異常励起してアルコール抜いて運転」
Littorio「それはそれは」
高雄「もうあそこまでくるとあれが山城さんの望みだった気もするけれど……。
ちょっと意味と理由が思い当たらないのよね」
- 841 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 22:54:34.55 ID:YSdelt5U0
-
< 最も近しい解 >
扶桑「たぶん何も考えていなかったと思うわよ。それか今日が楽しみ過ぎて飲み過ぎたのか」
高雄「まぁ、あのヒトあれで子供っぽいところもありますしね」
Littorio「それが山城の可愛くて良いところですもの」
扶桑「そうね。……姉としては兎も角女としては時々天然のあざとさに嫉妬するときも、あるけれど」
- 842 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 22:58:21.83 ID:YSdelt5U0
-
< いつも通りのちょっとした異常事 >
扶桑「……………………あたまがいたいわウンリューちゃん」
雲龍「……………………さすがに馬鹿としか言いようが無いわフソウちゃん」
江風「いってぇ……修復しても何か痛い感覚ある」
明石「幻肢痛というよりはただ修復が完全ではないだけでしょう、問題ありませんよ」
海風「犬と走り回ってて勝手に転んで腕折るってさぁ……ちょっと本気で心配だよお姉ちゃんは」
- 843 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 23:01:58.88 ID:YSdelt5U0
-
< 醜い嫉妬と、笑いますか? >
扶桑「どうでもいい愚痴を一ついいかしら」
龍田「あなたからいきなり私に、って珍しいわね。一つと言わず幾つでもどうぞ? 」
扶桑「山城ってあの人と絡まっているときに」
龍田「またぶっ飛んだ方向。……絡まっているときに? 」
扶桑「意識してなのかそうではないのか知らないけれど、あの人の耳を閉じさせるのよ」
龍田「うん? 」
扶桑「抱き着いて、足を絡めて、腕を回して、キスをして撫で合って、それでも足りずに頭を掻き抱いて耳を抱くの」
龍田「らしいわね」
扶桑「ええ。……本当に、あの人のことが好きで、私のことなんてどうでもいいのよ、きっと。酷い子よね」
龍田「えぇっと…………うん? 」
- 844 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 23:06:09.12 ID:YSdelt5U0
-
< 愚痴った後はもう他にやることが無い >
扶桑「こう、今この瞬間だけは自分だけのもの、っていう感覚なのよね」
龍田「それはまぁ、そうなのじゃなくて? 」
扶桑「私が主人で、彼も主人で。扶桑という姉はその瞬間ただの邪魔者」
龍田「それもまぁ、間違ってはいないでしょう? 」
扶桑「ええ、ええ……ええ、そうね、そうなのよね……はぁ」
龍田「うーん、と……」
扶桑「…………」
龍田「…………」
扶桑「…………」
龍田「…………扶桑? 」
扶桑「……………………もう寝る」
龍田「えぇ……? 」
- 845 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 23:12:03.17 ID:YSdelt5U0
-
< テンション無理矢理上げて行こうぜ! >
雲龍「さて、着衣麻雀をやりましょう」
加賀「一体全体何がさて、なのかしら」
雲龍「ルールは簡単。水着か下着で始めてここに用意したコスプレ衣装を着ていくだけ」
加賀「無視とはいい度胸ね」
天城「ちょっと意味が……露出度の低いものから消えていくと思いますけれど」
雲龍「でも変に合わないやつを着ると物凄くダサくなるの。
だからコーデセンスも試されるわ」
加賀「……コスプレ衣装というより普通に着ているようなのも多いわね」
天城「どうやって用意したんですこれ」
雲龍「趣味と実益と
天城「と? 」
雲龍「これのため」
天城「……」
加賀「……あなたの行動理念が全く分からないわ私」
- 846 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 23:13:41.59 ID:YSdelt5U0
-
< 余計じゃないお節介 >
漣「はいはーい先生しつもーん」
雲龍「はい、漣くん」
漣「デフォルト衣装はネグリジェとかストリングでもいいので? 」
雲龍「そういうフェチなんだなって思うだけね。好きにするといいわ」
江風「てーか漣やるのか? 着るのか? 」
漣「やるわけ無いじゃん馬鹿なの? 変態なの? 海風の為に訊いておいたんだよ? 」
江風「や、え、えぇ……」
- 847 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 23:14:24.56 ID:YSdelt5U0
-
< 潔く諦めるべし >
江風「あんまり訊きたか無いけどさ、まさか姉貴変態っぽい水着とか持ってたりしないよな」
海風「えーと……どこからが変態っぽい水着なの? おしえてくれる? 」
江風「…………」
- 848 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 23:15:51.70 ID:YSdelt5U0
-
< 結局起こされて飲まされて楽しまされて >
扶桑「というか勝ち続ければ勝ち続けるだけ自分は水着か下着のままってこと?
……いや、あのね、私はやらないから、絶対にやりません、やりませんったら」
- 849 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/03(火) 23:21:41.66 ID:YSdelt5U0
-
< いつからは分かっても、いつまでかは >
提督「どうするのが正解なのかおしえてほしいね」
山城「正解? 」
提督「許してくれるのって」
山城「ふふ……責められたいだけのクセに」
提督「ん…………そう、だね」
山城「責められて詰られて突き放されて、そうされればされる程あなたは安定してしまう」
提督「…………」
山城「責められるのは、許しです。あなたが自分を貶めてクズの自覚を抱く理由になってしまう」
提督「ん……自覚なんて無くてもクズだろう? 」
山城「そう、ね。…………手を? 」
提督「あぁ……ん」
山城「ん…………この手を私が取った時点で、共に許されなくなったのよ、私たち」
- 850 : ◆5z7C0EoTrg [saga sage]:2020/11/03(火) 23:22:09.19 ID:YSdelt5U0
-
ありがとうございました
- 851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/03(火) 23:23:22.55 ID:j1REDTLz0
- 乙
- 852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/03(火) 23:45:57.56 ID:fdHf7zq6o
- お疲れ様です
- 853 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/05(木) 23:43:43.31 ID:hVRj0oWN0
-
< 思い出したように >
龍田「よく考えたら山城の誕生日が文化の日なんて笑っちゃうわね」
山城「あ
雲龍「セックスも男も女も文化よ? 」
龍田「ふふ、そうねぇ〜」
山城「あのね……まずせめて一言くらい言わせなさい。文化どころかあなたたち文明人なの? 」
- 854 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/05(木) 23:44:42.85 ID:hVRj0oWN0
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< 成長ととるか永遠の停滞と嘆くか >
時雨「そういえばツェッペリン伯も三年前くらいまで自分はレズではないって言ってたよね」
GZ「まぁ……そうだな」
時雨「それが今じゃあ自称淑女と淫らな関係に陥って……どんな気分? 」
GZ「変わらず晴れやかで良い気分だな。余計な詮索や媚態も随分と減ってくれた」
時雨「君そういうところは存外にドライだよね」
GZ「男女問わず執拗いのや興味の無い相手には苛立ちしか積もるまい」
時雨「まぁ、ね。……堂々とされても困るところで実に動じない素晴らしさだよ、まったく」
- 855 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/05(木) 23:46:03.62 ID:hVRj0oWN0
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< 可能性だけは無限大に >
GZ「まぁ……時雨」
時雨「うん? 」
GZ「レズビアンではない、というのが正しい可能性もまだあるだろう? 」
時雨「そうだね。……君がもしバイで男の人まで相手にし始めたらWar spiteさん発狂すると思うけど」
- 856 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/11/05(木) 23:46:53.63 ID:hVRj0oWN0
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< ものはいいよう >
GZ「それはそうだろう。バイであったとしてもそれは愛情の形が少々違うだけだからな」
時雨「ふぅん? 」
GZ「対象が広いだとか範囲が広いだとか言い方はあるが、
だとしてそれはあくまで可能性と趣味の話だろう」
時雨「つまり一途であるのが寧ろ自然だって? 」
GZ「当然だろう? どちらの性も可能性としては有り得て、最終的に女を選んだだけだ」
時雨「なるほどね」
春雨「なんだかそう聞くと別の意味で筋金入りのスキモノに思えるんですけど……」
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