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【艦これ】提督「俺と……高雄と愛宕」
- 238 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:51:52.92 ID:7yEU0Oym0
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< 隙を見せる方が悪い >
雲龍「というか私のチートスは? 」
天城「それどころではありませんので」
江風「か、江風じゃねーぞ? 」
雲龍「あなたくらいしか食べそうなの……ちょっと寄って」
江風「え? ンッ……ぁ…………うュ……」
雲龍「ん……」
阿賀野「うわぁ……」
明石「ひっどい……」
雲龍「本当にあなたじゃなかったのね」
江風「だからそう言って……うぅ、汚されたぁ」
- 239 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:53:01.05 ID:7yEU0Oym0
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< 公衆交代 >
海風「私が食べたって言えば雲龍さんからディープなのしてもらえるんですか? 」
雲龍「あなたの唇ってそんなに安いの? 」
海風「この警備府ではかなり」
雲龍「まぁ、したいならするけれど……あの人は? 」
海風「愛宕さんとどちらからともなく」
雲龍「そう……江風」
江風「なンだよぉ……責任取ってくれよぉ……」
雲龍「それは今度ね。代打ち、頼んだわ」
江風「……あ? 」
雲龍「これであなたの部屋、空いたわね」
海風「ん……ご招待、させてください」
江風「え、あの、えーとさ、えぇ……? 」
- 240 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:54:06.09 ID:7yEU0Oym0
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< やめるわけ >
江風「ホントに行きやがったあのアバズレども。……結局ドンジャラじゃなくて麻雀なのか」
山城「片方はあなたの姉でしょうが」
江風「山城さンと違って姉をそこまでは崇めてねーンで」
明石「まぁ、私はこれでいいですよ。雲龍さん麻雀強いですし」
天城「これ脱衣とコスプレは……あぁ、でしょうね、継続ですよねそれは」
- 241 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:54:59.73 ID:7yEU0Oym0
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< 巡り廻り >
阿賀野「次天城さんコスプレしたら阿賀野と交代ねー」
天城「そんなするのが確定みたいな……勝って、やりますとも」
阿賀野「期待しないで待ってるよー」
天城「……警察官の制服しか着れるものが、無い」
江風「……何で江風のタッパで着れるのが下着メイドしか無いンだ? 」
阿賀野「能代ー! 一人空いたよー! 」
- 242 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:55:25.56 ID:7yEU0Oym0
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< 分かり切っていたこと >
能代「何故ノーブラノーパンで白いドレスなんて着なきゃいけないんですかぁっ! 」
- 243 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:56:09.78 ID:7yEU0Oym0
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< stick sisters >
Aquila「もし時雨が大湊のアレに抱かれれば」
時雨「酔ったら下ネタって女としてどうかと思うよ」
Aquila「姉なのに妹になるわけですね〜」
春雨「っふぉぅぶっ……」
時雨「…………」
浜風「まぁ、間違いでも……」
- 244 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:57:02.07 ID:7yEU0Oym0
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< 明日の夜までさようなら >
提督「ん……フワフワする」
愛宕「酔いなんてすぐ抜いてあげる。……いい身体してるわね」
提督「んんっ、おっさんかな? 」
愛宕「結構結構。あなたは出世を人質にされた若手将校ね」
提督「笑っちゃうよその雑なプレイ」
愛宕「偶にはそれも……んー……あっつい」
提督「お前も……閣下も大分飲まれていたようでございますから」
愛宕「今夜は寝られると思うなよ? 」
提督「優しく、してくださいね? 」
愛宕「それは、君次第だと思うよ? 」
- 245 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/09(月) 23:57:28.91 ID:7yEU0Oym0
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ありがとうございました
- 246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:57:50.81 ID:f0So60lQ0
- 乙
- 247 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:09:13.33 ID:aF6G2C3m0
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< 一夜明け >
海風「…………………………………………」
江風「おはよ。……どったの? 」
海風「………………………………嗚呼…………お姉様」
江風「??!!???!???!!??!? 」
- 248 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:09:52.02 ID:aF6G2C3m0
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< 変わらないトコロ >
海風「あ、別にあの人と江風に対する気持ちは変わらないから安心して? 」
江風「……テートクへの気持ちだけにしてほしいところだよそこは」
- 249 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:10:34.66 ID:aF6G2C3m0
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< あと半歩くらい? >
江風「っても……雲龍さンとは初めてじゃないンじゃない? 」
海風「二人っきりは初めてだったの。……凄かった」
江風「そンなに? 」
海風「まだ全身ぽわぽわしてるもん。何か凄い不思議な感覚」
江風「あ、そう……確かにあの一瞬だけでもキス凄かったしなぁ。分からないでもない、かも? 」
- 250 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:11:47.17 ID:aF6G2C3m0
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< 半径100m接近禁止女の誕生 >
瑞穂「ですよね。あのヒト異常な程優しくハードですよね」
海風「あ、分かります? 」
瑞穂「ええ、少し瑞穂も揺れてしまうくらいには」
明石「せめて私がいないときにですねー……や、確かに凄いは凄いですけども」
海風「__さんがいなかったら間違い無く雲龍さんですよね」
瑞穂「かもしれませんね」
明石「女の女に対する情念って怖いですけどねぇ」
江風「…………ここまでくると恐怖通り越すな。近付くのも危ない気がしてきた」
- 251 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:12:51.00 ID:aF6G2C3m0
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< 本気で怯えていました >
雲龍「おはよう……集まってどうしたの? 」
海風「お姉様! 」
瑞穂「朝食はこちらです」
明石「こちらです」
江風「ひっ、近寄るな化け物」
雲龍「? ちょっと意味が……何? 」
- 252 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:14:22.20 ID:aF6G2C3m0
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< ドレイン&? >
提督「ふぅ……何か凄い爽快感あるけど君ヒーリング能力とか持ってた? 」
愛宕「相互回復? 私も凄いスッキリ」
提督「欲求不満だったのかな」
愛宕「そうかも。女の子相手だけだと無意識にストレスと虚無感溜まるのよねぇ〜」
提督「そういうもの? 」
愛宕「欲求は満たせても性欲で愛は満たせないのよー」
提督「そんな腹は膨れないみたいな……」
- 253 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:15:13.55 ID:aF6G2C3m0
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< 言えば言う程背徳感が >
初月「実際山城ってあいつとヤるときどんな感じなんだろうな」
扶桑「……どんな感じとは? 」
初月「“ 嗚呼……姉さま、ごめんなさいごめんなさい ”とか言ってるんだろうか」
扶桑「さ、さぁ……? 」
- 254 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:15:50.75 ID:aF6G2C3m0
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< 定義さえ変更すればまぁ >
山城「ベッドで他人の名前呼びたくなるような男と寝ないわよ。それが仮令姉さまだとしても」
初月「おお、山城がまともだ」
山城「私はいつもまともよ」
扶桑「……そもそも想い人が二人いる前提だけれど、まともなの? 」
- 255 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:16:25.02 ID:aF6G2C3m0
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< I live in Edo ! >
漣「凍京」
提督「藤京」
明石「第三新東……別に東京でいいじゃないですか名前がそれなんだから」
- 256 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:17:03.38 ID:aF6G2C3m0
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< 気配の欠片も無いね >
明石「私はまぁ大概分かるとして……何? 」
漣「NECRO。ニトロプラス」
提督「無貌伝」
漣「はぁ? 」
提督「んだよ」
漣「まーた俺こんなの知ってるよ(笑)アピールですかぁ? 」
提督「カッコ笑いとか口で言うんじゃねぇよ。
……結構アニメ映えする作品だと思うんだけどなぁ」
- 257 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:18:02.22 ID:aF6G2C3m0
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< おかねもち >
提督「女子校生と女子高生とJKは異音異義語だと思うんだよな」
漣「何言ってんだこの変態」
提督「や、一つなんて円光用語だろ? 駄目だろ? 」
漣「知らねーですね。……あれって結構な頻度でタイーホされますけど」
提督「ん」
漣「十二分に報酬払ってれば普通捕まらないと思いません? 」
提督「かもしれねぇけど……たかだか十七、八の子供にまともな金銭感覚持って駆け引きしろってのが土台無理なんだろう」
漣「言われてみればまぁ……」
提督「俺がその歳のときにぽーんと三、四万降ってきたらもっと寄越せってなったと思うぞ」
漣「はぁ……」
提督「やっぱ努力してコツコツ貯金するべきなんだよ金なん……なんだよ、文句でもあるって? 言い値で買うぜ? 」
- 258 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:19:39.73 ID:aF6G2C3m0
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< やりはしないけど興味は出ると思う >
提督「不謹慎な話したいとかなんとか話したのって昨日だっけ? 」
漣「じゃねーです? 宣言なんてしなくてもほぼ毎日してる気はしますけど」
提督「ん……病原菌とか疫病を擬人化したソシャゲはどうだ? 」
漣「クズだクズだと思ってましたけどあなたねぇ……リリース前に炎上して終わるでしょそれ」
提督「許せ」
阿賀野「十分に過去の病気ならいいんじゃない?
歴史物で近現代を出しにくいのと中世辺りのは別物だって聞いたよ? 」
漣「それならまぁ……キャラは少なめで一つのキャラに色々注力するタイプのゲームになるのかな? 」
- 259 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:21:12.21 ID:aF6G2C3m0
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< 実際割と不謹慎な衣装とか結構あると思いますけどねー >
提督「パッと思い付くのはスペイン風邪ちゃんとかペストちゃんだな」
阿賀野「あと天然痘ちゃんとか癩病ちゃんとか? 」
提督「ペスト医者コスとか魔女狩りコスがスキンになるわけだな」
阿賀野「梅毒ちゃんは毎回同じ角度のイラストだね」
漣「発想が最低も最低過ぎる……でもsteamとかなら発売はできちゃいそうっすね」
提督「だろ? 」
漣「一応まだ競合はいなさそうだし……というか本気でいてほしくない」
提督「中世に関わるコスは当然だし近現代のコスも問題無く出せるぞ。病気なんて無くならねぇからな」
阿賀野「ようはもうキャラデザがウケればいいんでしょ? 」
漣「や…………むーちゃあん……」
叢雲「むーちゃん言うな。……私にも助けられないわよ悪ノリしたこいつとお友達なんて」
- 260 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:23:07.80 ID:aF6G2C3m0
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< 何日か振りの天丼 >
阿賀野「えー? 提督さんとお友達とか不謹慎より酷い言いぐ
叢雲「そのボケ最近見たからパスで」
阿賀野「ほえ? 」
- 261 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:23:43.11 ID:aF6G2C3m0
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< お助けキャラの召喚にはコストが足りません >
漣「斬新といえば斬新、なのかなぁ……単に誰もつくろうと思わないだけに思えるけど」
提督「どうせつくんねぇしつくれもしねぇからいいんだよ。
元々不謹慎なこと話したいんでしょ? とかいうお前の煽りが元なんだから」
漣「そりゃあそっすけど。……コレライベントレアキャラ大出血キャンペーンとかやるんです? 」
叢雲「不謹慎全振りの売り切り狙いならそれでいいわね。いっそ大炎上した方が狙い通り」
阿賀野「あとはサービス初期の対応とキャラデザで全て決まるね」
龍田「ドン引きなんだけど……まだその話続けるの? 」
提督「やめるわ。龍田にドン引きされたらお仕舞いだし」
阿賀野「ちょっとやり過ぎだったねぇ〜」
龍田「…………むーちゃーん! 」
- 262 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:24:55.71 ID:aF6G2C3m0
-
< ハブっぽいかなとか >
叢雲「だからむーちゃんじゃ……なんでも私にぶん投げればいいと思わないでくれる? 」
龍田「あなたこの辺の保護者でしょう? 」
叢雲「こいつと漣の保護者は甘んじて受けるとして阿賀野は違う」
阿賀野「えー? むーちゃん保護者してくれないの? 」
叢雲「してやらないの」
阿賀野「えー……? 」
能代「え? 保護者? そんなの絶対やりたくな……何でこんなことで泣きそうな顔になってるの? 」
- 263 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:25:35.14 ID:aF6G2C3m0
-
< いつも通り >
江風「あぁぁぁぁっ……テンション下がるやる気出ない」
海風「殆どのスポーツ観れないもんね」
江風「なンなのもう嫌がらせ? 」
海風「江風一人にこれって随分と壮大な嫌がらせだね。……久々にキャッチボールでもする? 」
江風「いいけど最終的にグローブの強度足りなくなる超人キャッチボールだろ? 」
海風「私は普通でもいいよ? 」
江風「ンー……や、今はいいや。シロと遊ンでくる」
海風「一緒に行くよ」
海風「じゃあちゃんと取ってきてね? 」
江風「わんっ! …………おかしくね? 犬と勝負っておかしくね? おかしいよな? おーい? 」
- 264 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:26:22.23 ID:aF6G2C3m0
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< ネコによる犬の調教 >
加賀「でも何故従ってしまうのかしらね、あの子」
海風「わん子だからです」
加賀「? そうなの? 」
海風「江風は犬。そう決まっているんですよ」
加賀「そう……まぁ、文句も無いけれど」
江風「やめろ! 江風が先に取ってき……あー! 袖を噛むンじゃないばかぁ! 」
- 265 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:27:08.94 ID:aF6G2C3m0
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< 気にしない気にしない >
江風「……負けた」
加賀「何故化け物の身体で犬に負けるのかしら」
海風「何回でも投げるよ? まだやる? 」
雲龍「あら、なんだか楽しそうなことやってるじゃない」
江風「そりゃあ楽しくないわけじゃないけど……雲龍さンは何故首輪を二つ持ってるンだ? 」
- 266 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:27:44.22 ID:aF6G2C3m0
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< もし子供ができたら >
天城「他人の痛みが分からないヒトにはなってほしくありませんね」
山城「…………」
扶桑「…………」
雲龍「…………」
高雄「…………」
Littorio「四人ともセーフって顔しましたけれど……分かるだけでは意味がありませんよ? 」
- 267 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:30:04.38 ID:aF6G2C3m0
-
< 不意に >
龍田「ふふ……他人の痛みが分かる、って二通りあるわよね」
天城「龍田さんは駄目な方に敏感なやつでしょう。
他人の痛みが分かるからそれを選択肢にできる」
龍田「なんでも効果的な方法を選ぶべきでしょう? 」
天城「そんな壊すことが目的みたいな」
龍田「私は私しか要らないし私には私しか必要無いもの。
仇なす可能性があるのなら誰であれ排さないと」
天城「では……天城もその対象なのでしょうね」
龍田「当然。別に私は加虐者でもないけど……ん」
阿賀野「人豚なんて見たくもないって? 」
龍田「……うん? 」
天城「ジントン……? 」
- 268 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/10(火) 22:31:07.79 ID:aF6G2C3m0
-
< 半笑いで本日はカーテンフォール >
阿賀野「戚姫ぐらい知ってよーよ。今日日スマホの予測変換でも出るよ? 」
龍田「……興が削がれるってこういうことを言うのね」
天城「はぁ……いえ、あんな話続けたいわけでもありませんでしたけれど、そうでしょうね」
- 269 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/10(火) 22:31:35.62 ID:aF6G2C3m0
-
ありがとうございました
- 270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 22:42:23.75 ID:sNtiIvrB0
- 乙
- 271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:06:32.00 ID:xg3g/HYjo
- 乙
- 272 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:17:24.90 ID:/8WG2HorO
-
< その理論なら自分は従兄妹くらいかなとか >
雲龍「同じ相手と寝ると穴姉妹だかなんだかになるって話を前にしたじゃない」
天城「是非忘れていたい話ですけれどね」
雲龍「? ……したじゃない」
天城「そうですね」
雲龍「ん……Bismarckって私が知っているだけでも少なくとも王子様とMaass卿とは寝たことあるみたいだけど」
天城「マース卿? 」
雲龍「別名レーベくんね」
天城「あぁ……中将でしたっけ」
雲龍「興味無いから知らない。……つまりあの人と彼女たちって穴兄妹なのね、って」
天城「…………」
- 273 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:18:08.30 ID:/8WG2HorO
-
< 予備軍 >
提督「実に微妙な話をしているねお姉さんたち」
天城「天城も話していたと思われるのは心外ですね。聞かされていただけです」
雲龍「あなた姉を裏切るのね? 」
天城「姉様が味方するに値する価値観をお持ちになって初めてその言葉に意味が生まれますよ」
提督「というか俺があいつとヤったこと確定みたいな
雲龍「あ? 」
天城「あ? 」
提督「お、おう……雲龍は兎も角天城にそんな顔される意味がちょっと分かりたくないんだけど」
- 274 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:21:11.32 ID:/8WG2HorO
-
< お車の運転には細心の注意を払い〜 >
明石「っても私たちの知覚なんてやろうと思えば常時100%維持できますからね」
加賀「しかも仮に事故を起こしそうになっても物理的に破壊できるわよね、車」
明石「乗ってる最中に艤装展開しちゃえばいいだけですし」
加賀「ええ。……十八歳からしか乗れない割に百歳になっても乗れる雑さなのだしどうでもいいのよ」
提督「いいのか」
明石「いいんです」
加賀「面白ければね」
提督「お、おう。……加賀の運転する車にはぜってぇ乗らねぇからな、絶対に」
- 275 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:23:41.39 ID:/8WG2HorO
-
< あやふやびーじーえむ >
提督「俺さ、自分でコンビニとか行ったらほぼほぼ黒ラベルじゃん」
愛宕「まぁ……そうかも? あんまり記憶に無いけど」
提督「そりゃそんな行かねぇしな。行くときは車だから飲めねぇし」
愛宕「買って帰れば、ってのは無粋な話ね」
提督「飲めるとこ行く途中か帰りだからね。……でさ」
愛宕「んー? 」
提督「そのあざとい寄せ方可愛いね」
愛宕「当然。角度が大事なの、角度」
提督「あ、角度っていえばこの前ーーーー
高雄「ふぅ、あとがきってどうも好きになれない。
……黒ラベルがなんだったのかしら。ちょっと気になるのに」
- 276 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:25:05.11 ID:/8WG2HorO
-
< 嫌いとかではねーですが >
提督「え? まぁ、くっだらない話だよ」
愛宕「ずっとしてたじゃない、くだらない話」
提督「まぁね。……大概の居酒屋ってデフォルトのビールはスーパードライなんだよ、安いとこは殆ど」
高雄「はぁ」
提督「旅行業やってたり接待用意するときは行く前に訊いたり調べたりしておくらしいんだけどね。
……だからわざわざ缶でスーパードゥラァイ! 買う理由が分からない」
高雄「あれだけ雰囲気と瓶が良いとか語っておいて」
提督「や、そうなんだけど……ねぇ? 」
- 277 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:26:56.02 ID:/8WG2HorO
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< 本音 >
提督「ちょっとでも良いもの珍しいもの飲みたい貧乏学生の気持ちが分かんねぇのかあぁぁぁぁん? 」
愛宕「知らないけど」
高雄「知りませんね」
提督「知らないでしょうね。……あの時代はもう戻ってこないんだなぁ」
- 278 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:29:00.97 ID:/8WG2HorO
-
< 似たようなのだと >
提督「こう、口説き始めから半年くらいが一番楽しい期間っていうかさ、試行錯誤タイム? 」
愛宕「半年以降は? 」
提督「惰性? 」
愛宕「それかヤれるから? 」
提督「それを惰性っていう」
愛宕「クーズ」
提督「デース! 」
愛宕「ばーか」
- 279 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:29:49.16 ID:/8WG2HorO
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< 最近で一番後悔したこと >
天城「脱衣着衣麻雀」
江風「脱衣着衣麻雀」
能代「脱衣着衣麻雀」
雲龍「……何故かしら。なんだか、責められている気がするわね」
- 280 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:30:16.39 ID:/8WG2HorO
-
< 続きまして >
雲龍「競泳水着買ったら割と本気で水泳にハマりそうなこと」
天城「それは姉様にあるまじき健全さですね」
雲龍「あなたの分も買ってあるのよ? 」
天城「普通の水着ならもう持って……何かとても嫌なものを見せられそうな流れですね、これ」
- 281 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:31:33.72 ID:/8WG2HorO
-
< 最近で本当に本当に後悔したこと >
阿賀野「雲龍さんに泳ぎ勧めたこと」
能代「? いきなり変態チックな水着だったからとか? 」
阿賀野「始めてすぐなのにタイム抜かされた」
能代「あー……」
- 282 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:32:20.61 ID:/8WG2HorO
-
< 折角なので連れ立って >
天城「……やっぱり」
伊13「その、妙な穴とスリットは、何? 」
伊14「そこまで自信満々に着こなせるの雲龍さんだけですよねー」
雲龍「ありがとう」
伊14「褒めてない褒めてない」
天城「というかよく姉様の身体が納まるの買えましたね」
雲龍「私が肥満体みたいな……結構キツいのよ、これ」
漣「キッツキツじゃねぇーですかこれ。や、何にも一ミリも微塵も全く羨ましくはねーですけどね? 」
- 283 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:34:25.55 ID:/8WG2HorO
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< 隙間から水入るよね絶対 >
阿賀野「なんであの巫山戯た水着に負けるんだよもおぉん! 」
能代「本当そうね。おかしいでしょアレ」
伊13「単純に、怖い……」
伊14「あんなの着て平然と真面目な顔で泳ぐのがヤベーっすねー」
- 284 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:35:55.32 ID:/8WG2HorO
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< ざんねーん >
提督「はっ! 何か水鉄砲持って騒がなきゃいけない気分! 」
高雄「今行ったら私泣きますからね。書類燃やして共倒れですよあなた」
提督「……くっそっ」
- 285 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:37:05.97 ID:/8WG2HorO
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< や、成績上がるって単純にね? >
雲龍「ふぅ……やっぱり普通の水着にした方がタイム伸びる? 」
天城「当然。……オリンピックでも目指すおつもりですか? 」
雲龍「……うん? 」
- 286 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:38:16.05 ID:/8WG2HorO
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< さて本日の一本! >
漣「『ラジアータストーリーズ』! 」
提督「お前これ……PS2じゃねぇか。できねぇんじゃねぇの」
漣「この為にワタクシのお宝百八式が一つPS3を引っ張り出してきましたので」
提督「や、だから
漣「初期型の発熱ポンコツかわい子ちゃんはPS2も飲み込めるんですよー」
提督「ほーん? 」
叢雲「言い方がそこはかとなく変態くさいわね」
提督「っても何でこれ三人でやるんだよ。俺と叢雲は見てるだけか? 」
漣「途中の分岐だけ選ばせてあげますからお酒でも飲んでてください」
提督「んなこと言われたら叢雲襲っちゃうぞ俺。ベッドあるし、な? 」
叢雲「ばーか」
- 287 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:46:46.51 ID:/8WG2HorO
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< さよならだ ジャック >
漣「え、てーかご主人様やったことあるの? 」
提督「リドリー選ばないとか有り得んわ」
漣「言うと思った」
叢雲「じゃあ今日は選ばない方向ね」
提督「は? 馬鹿なの? 」
漣「むーちゃんはクズだね」
叢雲「はぁ? ……なんなのそのマジに本気な顔」
- 288 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/11(水) 22:50:21.88 ID:/8WG2HorO
-
< かっ 勝手にしろっ >
漣「まぁ、雑談続けてるうちに始めたんですが」
提督「叢雲、ロックアイス」
叢雲「ん……漣は? 」
漣「ご主人様と同じで。……ご主人様」
提督「ん? 」
漣「リドリーがどうのじゃなくて妖精か人間かって話でしょ?
海に浮かべる化け物か自分と同じ人間どっち選ぶかって話でしょ? 」
提督「ち、っがう違う違うそんなわけないよー? 」
叢雲「はい、私にもそれ注いで。
……もうなんかその話と間だけでなんとなくストーリーの根幹分かった気がするわね」
- 289 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/11(水) 22:51:36.87 ID:/8WG2HorO
-
ありがとうございました
- 290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 23:03:05.89 ID:W3GTISNG0
- 乙
- 291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 23:07:16.05 ID:EacBEJAeo
- 乙
- 292 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:38:40.47 ID:ZYyEPJTk0
-
< 絶妙に寝乱れたパジャマたち >
漣「…………Zzz」
叢雲「…………ん……Zzz」
提督「ふぁあ…………単に徹夜でゲームしてたって信じてもらえるんだろうかこれ」
- 293 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:39:29.05 ID:ZYyEPJTk0
-
< 違和感があるという違和感 >
提督「不規則上等不摂生どんと来い生活の所為かまだ元気な錯覚あるな」
漣「ぁ…………Zzz」
叢雲「…………Zzz」
提督「しっかし……こいつらそれぞれ自分のベッドで寝てるな。何で? 」
- 294 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:41:09.58 ID:ZYyEPJTk0
-
< 取り敢えず誘ってみて? >
初月「ちゃんと見ていろよ? 今日は叢雲の機嫌異常に良いから」
旗風「うん? 」
初月「あいつと漣の三人で遊んだ次の日ほど何をやっても許される感を醸し出す日は無い」
旗風「そんなに? 」
初月「そんなに」
海風「ベッドに誘っても? 」
初月「余裕だな。いけるいける」
海風「…………よし」
扶桑「なにがよし、なのよ……しかも海風はあなた初月よりあの子と付き合い長いじゃない」
- 295 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:41:45.36 ID:ZYyEPJTk0
-
< ついでに寝顔見てたのも怒られました >
叢雲「いや、当然でしょ馬鹿なの? 自分のベッドで寝るのが一番でしょ」
提督「や、まぁ……うん、うぅん……? 」
漣「むぁ……も…………Zzz」
- 296 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:43:05.21 ID:ZYyEPJTk0
-
< 朝のコーヒー淹れつつ >
漣「そ……メ、よ……むーちゃぁん……Zzz」
叢雲「…………」
提督「何が駄目なんだろうな、むーちゃん」
叢雲「さぁ……あまり知りたいとは思えないわね。あとむーちゃんって言うな馬鹿」
- 297 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:44:10.28 ID:ZYyEPJTk0
-
< これからも続けてくれる? >
叢雲「というか最近物凄い頻度でむーちゃん呼びされるんだけど流行りなの? やめてくれる? 」
提督「満更でも無いくせに」
叢雲「そりゃ本気で嫌ってわけじゃないけど」
提督「だろう? まぁ、なんで流行ってるかって言われると」
叢雲「言われると? 」
提督「お前が“ むーちゃん言うな ”って言い返すのが可愛いから」
叢雲「あ、そう……どうしろっていうのよそれ私」
- 298 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:45:15.98 ID:ZYyEPJTk0
-
< ごめんねこめんねー >
伊14「あーもークッソDalmatian」
伊13「発音、ウザいくらい、いいね」
伊14「実は最近英語の勉強やり直してるんだよね」
伊13「そうなの? 」
伊14「そうそう超ハイスピードラーニングで。聴き流すだけなのよ」
伊13「効くの? 」
伊14「効く効くチョー効く。肩凝り便秘腰痛頭痛生理痛にも効くからあれ」
伊13「またテキトーなこと言って……そろそろ、誰かに怒られる、よ? 」
- 299 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:47:19.40 ID:ZYyEPJTk0
-
< 最低限の振舞いラインを探りつつ少し越えたあたりを >
伊13「というか……女の子がクッソ、とか言わないの」
伊14「閉じ切った女社会でそんなこと気にする? 」
伊13「一人の男の前で我を忘れるのは許されるけど大勢の女の前では隙を見せたらいけないの」
伊14「姉貴が一息で沢山喋ると凄い違和感ある」
伊13「そんな酷い」
伊14「仕方無いでしょ、というかそれ誰が言ってたの? 」
伊13「龍田さん」
伊14「あー……」
伊13「似合う、よね」
伊14「あのヒトふっつーに処女だけどね。あれでなんか変な幻想とか抱いてそう」
伊13「そうかも、だけど……本当に怒られるよ? どこから出てくるか、分からないし」
- 300 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:48:38.89 ID:ZYyEPJTk0
-
< 実際気にしたこと無い >
提督「持論だけど煙草が辛くなるって有り得ないと思う」
龍田「んなわけ。わざわざバラして加湿してるわけでもないでしょう? 」
提督「俺が道民だからなのか本格的に吸い始めたのが真冬だったからなのか知らんけど気にならない」
龍田「道民関係ある? あなたまだその頃未成年でしょう? 」
提督「まだ昔は頻繁に帰ってたから。……にしても辛いぞこれ」
龍田「手巻きだし。こういうの、好きなの。喉痛め付けるやつ」
提督「えぇ……? 」
- 301 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:49:17.13 ID:ZYyEPJTk0
-
< 本当どうしたものかね >
提督「でもからっからの干からびた煙草うまーい」
龍田「馬鹿でしょあなた。……ねぇ」
提督「うん? 」
龍田「キスが煙草の味って嫌じゃない? 」
提督「俺に言われても……やっぱ嫌かな? 」
龍田「嫌じゃない? 私は気にしないけど」
提督「そりゃあお前喫煙者だしな。……そっかぁ」
龍田「そうよ」
提督「だとして止めるものでも……フ-…………」
- 302 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:50:37.31 ID:ZYyEPJTk0
-
< 精神的充足によりまして本日は >
提督「挟まれたいと包まれたいは全く違うフィーリングなんだぜ? 」
雲龍「ついでに言えば挟ませたい、もでしょう? 」
提督「君よく分かってるじゃん」
雲龍「私全部できるから」
提督「ソーダネ」
雲龍「つれないわね……」
- 303 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:51:30.53 ID:ZYyEPJTk0
-
< 刺激が足りない、足りなくない? >
漣「そーいや最近シリアス分足りないよね」
叢雲「あん? 」
漣「安直なシリアス展開はクソだけど時々引き締めないとズルズル自分の趣味領域に引き摺り込まれるんだよ? 」
叢雲「ちょっと何言ってるか分からないわ」
漣「まぁ、シリアス展開になると下手したら誰か異動したり最悪死ぬけど」
叢雲「???? 」
- 304 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:52:29.52 ID:ZYyEPJTk0
-
< 寧ろマイナス >
漣「まぁシリアス分の無い真面目っぽい話もできるんだけどね? 」
叢雲「だからそれなんなのよあなた」
漣「漣たちって死と隣合わせの巫山戯た生活押し付ける為に超高級取りじゃん」
叢雲「まぁ、そうね」
漣「所得税ガン無視住民税ガン無視何もかもガン無視だけどいいのかな? 」
叢雲「いいんじゃない? それどころか血税で飲んで騒いで遊んでるし」
漣「でもそれくらい使って消費税払わないと駄目だし?
いいのいいのそれで、ドンドン使おうぜ! 」
叢雲「私たちの俸給で本来払う所得税分の消費税ってあなたね……」
- 305 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:54:52.14 ID:ZYyEPJTk0
-
< 子供を遊ばせている人妻を眺めたりして給料貰えたらいいね >
Littorio「ふふ……Littorioたちは本国からもこの国からも報酬が出ていますよ? 」
漣「卑怯だ! それ絶対駄目なやつ! おーぼーですよ! 」
Roma「と、言ってもこの国のはあくまで手当てみたいなものだけれど」
提督「手当てとか羨ましーなー君ら」
Roma「確かにあなたに手当てなんて無いでしょうね……明細に書けるものでは」
- 306 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:55:19.63 ID:ZYyEPJTk0
-
< 饅頭の反対ってどう願えばいいの? >
雲龍「人妻って怖いわね」
高雄「……は? 」
雲龍「エロいだけじゃないのよね……はぁ、頭にくるわ」
高雄「ちょっと意味が……雲龍さんに何があったというんです」
- 307 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:56:05.37 ID:ZYyEPJTk0
-
< その通りでございます >
雲龍「人妻にこの気持ちは分からないわよ」
高雄「私は人妻ではありませんよ、残念ながら」
雲龍「そこらの人妻より余程人妻でしょうあなた」
高雄「引き続き意味が……人妻より人妻ってもう頭がピンクなだけでは? 」
- 308 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:57:22.73 ID:ZYyEPJTk0
-
< 実証 >
雲龍「でもヒトヅマって人妻って書くより他人妻の方が字面的には正確っぽいわよね」
高雄「まぁ……」
雲龍「他人妻って書くとより、卑猥だし」
高雄「……だから、そう書かないのでは? 」
- 309 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:58:19.62 ID:ZYyEPJTk0
-
< 這い寄るというか顕れるというか >
雲龍「まぁ、引く気も無いけど……暇なの? 」
高雄「失礼な。……暇ですけど」
雲龍「最近あの人の随伴って愛宕ばかりじゃない? 」
高雄「私は執務補佐、愛宕は愛想と気配消しが得意なので」
雲龍「ふぅん? あなたはそれでいいの? 全部欲しいんじゃないの? 」
高雄「不満が全く無いとは申しませんけれど……中々に嬉しいものなの、家を任されるっていうのは」
雲龍「確かにそうかも。…………でも高雄でさえ認める気配消しって何よ。もうそれは空気と同じじゃない」
- 310 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/12(木) 23:59:14.79 ID:ZYyEPJTk0
-
< つまり犬コスの姉を男視点で見ればOK? >
涼月「んー……犬耳犬手犬尻尾のお初さんと遊びたい」
山城「あなた遂に本性表したわね」
涼月「酔ってるだけだから大丈夫ですよ」
山城「酔っていればなんでも許されるなら私も色々と叫びたいことがあるわ」
涼月「どうぞどうぞ。ここでは今何を言っても許されます」
山城「一度で良いからあの男と入れ替わって扶桑姉さまと寝たいわ。
どうしようも無く愛してしまう男に抱かれて雌の顔になる本気の姉さまが見たい」
涼月「」
- 311 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/13(金) 00:00:14.42 ID:6bZeiXt+0
-
< 見たくないと断言できるものでもないけれど >
山城「何よあなた。何を言っても許してくれるのじゃなくて? 」
涼月「……許す許さないの次元ではありません」
龍田「ふっつーに引くわよねぇ〜」
山城「それならあなた男に抱かれる天龍とか興味無いの? 」
龍田「別に。天龍ちゃんが選んだ男なら私が手を出しちゃいけないもの」
瑞穂「正論吐かないでくれません? あなたが言うと正論が曲がります」
山城「まったくね」
涼月「嗚呼……頭おかしくなりそう」
龍田「あなたたちねぇ……」
- 312 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/13(金) 00:00:41.46 ID:6bZeiXt+0
-
ありがとうございました
- 313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 00:06:53.53 ID:8a84Ukp60
- 乙
- 314 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/13(金) 00:10:46.16 ID:6bZeiXt+0
-
< 寝ようとしたんですけど小耳に挟みまして >
提督「じゃあ今度扶桑に犬コスしてもらって撮影してくるわ」
山城「頼むわ」
龍田「ちょっと観たい」
扶桑「やめっ、やめなさいって……しませんよね? しませんよ……? 」
- 315 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:07:59.57 ID:kU15BEcc0
-
< 本日十四日は! >
龍田「ホワイトデーです、が」
山城「? 」
龍田「何で全員が手作りのお菓子とか珍しいお菓子用意してるわけ? 」
山城「昨日から仕込んでいたあなたに言われても」
龍田「と、言いつつあなたも。私の隣で」
山城「十三日は厨房に全員並ぶって聞いたから、昨日のうちに」
龍田「まぁ、予想通りだけど。……扶桑、それは? 」
扶桑「ゴルフ煎餅女の子バージョン」
山城「!??!?!????!!!? 」
- 316 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:11:52.33 ID:kU15BEcc0
-
< ネタ方面の方が気楽で >
扶桑「漣がくれたの、これ」
山城「……はぁ」
龍田「変に安心するところでもないでしょう別に。扶桑が買っていたって」
扶桑「まぁ、私自分のセンスでは買わないと思うけれど」
漣「ちなみにご主人様にはー……これ! 」
旗風「えーと……TENGA SWEET LOVE CUP? 」
阿賀野「よくまぁ平然と食べられるね、旗風ちゃん」
瑞穂「見てすぐ分かる阿賀野さんも……いえ、瑞穂はもういいでしょう今更」
旗風「……はい? 」
- 317 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:16:28.88 ID:kU15BEcc0
-
< ぱーりもーにん >
旗風「だから! 本気で知らなかったんですってばっ」
松風「どうどう、そうだね、知らなかったね」
旗風「松姉さん! 」
松風「でも司令もこれ使うところないだろう」
明石「や、これはチョコですけど……あぁ、身体に塗るとかそういう? 」
松風「それは使える、に含まれる」
旗風「あぁもうなんで旗風の周りは松姉さんすらこんな……こんな…………春姉さぁぁん! 」
- 318 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:17:18.84 ID:kU15BEcc0
-
< 今日も今日とて仕事は仕事 >
提督「ふへぇ……だる。俺もプライベートで旅行したい」
高雄「やろうと思えばできるでしょう別に」
提督「演習終わったら行こうかなぁ……どこ行きたい? 」
高雄「どこでも、なんで言うと実現しなさそうですし……九州がいいです」
提督「九州ね……分かった把握した期待せよ」
高雄「それはもう。……十分経ちました」
提督「うん…………早いなぁ」
- 319 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:19:10.98 ID:kU15BEcc0
-
< あるものは使えるもの >
愛宕「ねぇ、何その熟年夫婦みたいな遣り取り」
高雄「“ 熟年夫婦みたいな遣り取り ”ね」
愛宕「はぁ。……まぁ、真面目に仕事してるからこの人は後にするけど」
提督「ん……」
愛宕「何で九州? 」
高雄「佐世保に仕事で寄ったくらいでしょう? 」
愛宕「まぁね〜。海外は? 」
高雄「この時分に? 」
愛宕「それ国内も同じだと思うけど」
高雄「最悪国内なら権力でも何でも使って最先端の医療受けさせられるし。私はどうせ死ねないから」
愛宕「きったない話ねぇ〜……」
- 320 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:19:48.64 ID:kU15BEcc0
-
< 良い時代になったね! >
阿賀野「妊娠検査薬ってネットで買えるんだね」
能代「それはまぁこの時代何買えても」
阿賀野「んーん、反応済みのやつのこと」
能代「……まぁ、この時代だからそれも」
阿賀野「あと目の前で使っても好きに反応させられるやつも」
能代「…………それはもう妊娠検査薬ではなくない? 」
- 321 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:20:36.28 ID:kU15BEcc0
-
< 普通に手繋いで帰ってください >
愛宕「あぁぁ……旅行じゃなくてもいいから妹とデートしたい」
高雄「それを姉の前で言うのはいい度胸ね」
愛宕「だってお姉ちゃん欲しがりで一日使うんだもーん」
高雄「ん、んん……そういうものでしょう? 」
愛宕「そんなわ
提督「そんなわけねぇだろうが……ってもお前は妹とデートしても一日コースに引き摺り込みそうだけどな」
- 322 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:21:44.39 ID:kU15BEcc0
-
< 集団生活 >
愛宕「最近漸くお米研ぐとき身体機能異常励起しなくてよくなってきたわ」
提督「何君そんなことやってるわけ? 」
愛宕「不要不急の能力行使は禁止としますか? 少将閣下」
提督「や、別に。米研ぐアイテム買おうか? 」
愛宕「要らない、というか」
高雄「一日何升炊くと思っているんです。余計面倒ですよ」
提督「んな馬鹿な……」
- 323 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:23:16.41 ID:kU15BEcc0
-
< あくまでマックスの話でしてね? >
提督「三升炊きってお前ら……食い過ぎだろう有り得ねぇわ」
愛宕「っていっても今現在所属するしないに限らず……えーっと? 」
高雄「二十六人」
提督「丼茶碗一杯一合だとして三升炊きだと九十合の九十杯か……」
愛宕「うーん……まぁ、毎日素直に三升炊いてるわけでもないけど
高雄「明らかにおかしいですね。……あんまり残らないし」
- 324 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:24:11.25 ID:kU15BEcc0
-
< 自分は取り敢えず除いて計算してみましたがさすがに…… >
加賀「一人頭一日三合でしょう? 飲んで騒いで夜に焼肉でもしていれば
高雄「当警備府では朝と夜に炊きますよ、基本的に」
加賀「……」
- 325 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:25:19.38 ID:kU15BEcc0
-
< 壮観というか、怖い >
愛宕「ちなみに今日は朝に一升炊きました」
加賀「昼はパスタだったし、夜は? 」
高雄「夜は希望制ですし何も考えていませんね。当番は雲龍さんですし」
加賀「あの子自分があまり食べないからって最初はかなり少なかったわよね」
愛宕「文句言われて今は寧ろ多めに用意してますけど」
提督「俺初期のあいつくらいでよかったと思うよ。
さすがに女の子ばっかで兵学校並ってのはさ……ねぇ? 」
- 326 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:26:56.85 ID:kU15BEcc0
-
< ぽぽぽぽーん……? >
高雄「しかしあなたも大概食べる方では? 男性だとしても」
提督「まぁ、そりゃあ一定量食わねぇと筋肉維持できないし疲れ取れないし」
愛宕「そこはあなた凄いところよね。食べたくないときでも食べるんでしょう? 」
提督「自分のなりたい自分があるから。……最近疲れ取れない気がするけど」
愛宕「お酒と煙草やめれば? 」
提督「両方疲れ取るものだろうが……他に何かオススメある? 」
愛宕「もうヒロなんとかポンでもやれば? 」
提督「疲れは取れるかもしれねぇけどな……。
雲龍は入ってきて早々妙に期待したような顔をするんじゃない馬鹿かお前」
- 327 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:27:30.73 ID:kU15BEcc0
-
< オチてはいますが一応 >
雲龍「え、キメセ
提督「ばーか」
愛宕「私たちは簡単に抜けるものねぇ〜」
- 328 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:29:50.98 ID:kU15BEcc0
-
< 首絞め >
雲龍「までは望まないからせめて鎖……」
天城「そこはせめて鎖ではなく首輪では? 」
瑞穂「天城さんも引き摺られてせめての使い方おかしくありません? 」
海風「首輪より下って、縄? 」
Littorio「手錠では? 」
江風「……姉と同期と先輩の感覚がどうにもならないンだけど」
赤城「知りませんよそんなの……」
- 329 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:32:09.59 ID:kU15BEcc0
-
< や、悪いなんて絶対無いけども >
江風「痕付けたり縛ったりのジャンルなら普通キスマークくらいじゃない? 」
海風「ハンッ」
江風「…………」
加賀「さすがに不憫な……ピュアが過ぎるくらい可愛らしいのは確かだけれど」
- 330 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:33:41.99 ID:kU15BEcc0
-
< 姉と同期と先輩が駄目なら >
江風「後輩……まともな後輩」
山城「何? 」
龍田「んー? 」
扶桑「お風呂いただきまし……さすがに顔を見てあからさまに落胆される謂れは無いと思うけれど」
- 331 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:34:37.67 ID:kU15BEcc0
-
< 似たようなの着てるでしょ? >
江風「いや、いやいやいや、あのヒトたちを後輩と見るのは無理があるしノーカンノーカン」
初月「旗風と松風くらいしかいないだろう」
涼月「え? 私は? 」
涼風「ちょっと最近レズ色が濃いからなぁ」
伊13「? 」
伊14「? 」
江風「戦闘衣が卑猥だし駄目」
伊14「確かにねー。姉貴とかもう泳ぐ猥褻物だもん」
伊13「……は? 」
- 332 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:35:18.82 ID:kU15BEcc0
-
< 話も振られない >
江風「そっちの姉妹は二人とも戦闘衣がエロいし歴史キチのテートクフレンズだし姉キチ過保護の冷血女だしあれこれ江風孤独? あれあれ、おかしいぞー? 」
能代「おかしいのはあなたの飲酒ペースだと思うけど」
阿賀野「でも実際一番まともというか普通なのって江風ちゃんじゃない?
残念なことに消去法ではあるけど」
赤城「酷い話ですねぇ……いえ、私が言えたことではありませんが」
- 333 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:36:24.32 ID:kU15BEcc0
-
< なんなら今も >
提督「ねぇ聞いて? 聞いてくれる? 聞いて? ねぇ? 聞け? 」
叢雲「……何か嫌なことでもあったわけ? 」
江風「酔っ払ったテートクに何であンな優しいンだよ差別だ差別。
江風にはあンな優しくねーぞ」
海風「あの人があんな酔い方するの久し振りだからでしょ……そもそも江風は大抵あんな感じだし」
- 334 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:37:07.51 ID:kU15BEcc0
-
< 水でも酔えそうな人、いるよね >
涼風「何言ってんだ。江風はもっと酷い」
旗風「確かに」
松風「反省しろ」
江風「や、え……そんなマジトーン……すみません、すみませんって。さり気無くグラス、奪らないで? 」
- 335 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:39:11.69 ID:kU15BEcc0
-
< そろそろ日付けが変わりますが人格は変わりません >
叢雲「まぁ、機嫌良い方だし……何? 」
提督「んえー? 聞いてくれんのむーちゃん」
叢雲「今日だけ、ね」
提督「……」
叢雲「……言いたくない程嫌なことなら無理には聞か
提督「高雄って未亡人似合うけど高雄の未亡人スタイルって俺だけは見れなくね? 酷くね? ヤバくね? 」
叢雲「…………漣」
漣「ど、どうどう……一升瓶で殴ったらご主人様死んじゃうよ叢雲ちゃーん」
- 336 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:41:06.53 ID:kU15BEcc0
-
< NTRとか(自分だけは)ノーセンキューですので >
提督「まぁ、高雄にそんなことさせるつもりは無いんですけどね? ええ」
叢雲「……そのヘラヘラ顔やめないと本気で張っ倒すわよ」
漣「ごーしゅーじーんさーまー? 」
提督「でもまぁそれはそれで手が届かない感もあって良ぐべあっ
高雄「…………申し訳ありませんでした。責任持って再教育してきますので」
叢雲「しっかりやってね」
漣「仮にも最愛の人に手刀叩き込むってちょっとー……や、やや、文句なんて塵一つ分もございませんです、はい」
- 337 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/14(土) 23:44:41.04 ID:kU15BEcc0
-
< 仮令何があろうとも >
叢雲「はぁ……で? 」
愛宕「秘密。ちょっとテンションガタ落ちの電話があったの」
叢雲「完膚無きまでに予想通りね」
愛宕「まぁ、電話の相手自体は仲良い同期の桜さんだったんだけど」
叢雲「ふぅん……? ま、聞かないわよ内容までは」
愛宕「そうしてね? 私も酔っててポロっと言っちゃいそうだし」
漣「や、聞かされる方が嫌ですよそれ」
愛宕「私すらそう思うわ」
叢雲「そこで“ すら ”とか出るってことは全員に降り掛かるような……んん、まぁ、聞かないって約束、したものね」
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