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【艦これ】提督「俺と……高雄と愛宕」

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147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/03(火) 23:56:23.70 ID:jrW5xOCM0
年表9
20/01/01 年越しバカラ&麻雀大会 優勝雲龍(景品提督) 最下位山城(罰割烹着着て奉仕) 番外高雄と愛宕が叢雲を拉致
20/01/02 今年から有給を貰えるようになった 提督が高雄に喪服を薦める 鎮守府のコレクション談話
20/01/03 山城が相手をヒモにする方法を訊いて回る 雲龍が明晰夢について語る
20/01/04 提督がメンヘラ集団をまとめ切ってることを否定 本日の弾劾裁判(最後の女)
20/01/20 V.Veneto級の腹筋語り 化物体質の恩恵(酒焼け) 横須賀にて時雨が満潮の恋愛相談を受ける
20/01/22 叢雲が漣に業務用冷凍唐揚げのアレンジ料理を振る舞う(不評)
20/01/23 ちょっとだけ危機感を覚えそうなシチュ 濃そうか薄そうか(毛・幸)
20/01/25 山城・雲龍の演技力について 鈴谷のカレー道 本日の弾劾裁判(守備範囲) 雲龍・龍田・天城の完全生命体(笑)
20/01/27 提督を加賀に掻っ攫われてLittorioが一人酒
20/01/28 提督の生活(飼育)環境について... 横須賀にて春雨・時雨・浜風が深夜番組鑑賞(魔法少女?) 
20/01/29 “ 黙って借金を申し出て反応を見る ”社会実験 
20/01/30 横須賀にて鈴谷のカレー断ち解禁日 扶桑・ 山城・龍田の結婚式の話
20/01/31 龍田が提督に手巻き煙草贈呈 生活(性活)調査 横須賀にて鈴谷のカレー狂
20/02/01 サンが雲龍に鼠の死骸を献上 最強の女談義 警備府彼女メーカー 扶桑が高雄・愛宕の部屋に泊まる
20/02/02 山城がキス魔だと発覚 瑞穂がバレンタインダブルデートを画策 
20/02/04 阿賀野の歴史話(清少納言) 雲龍による自分にとって都合の良い情報提供(腹上死・体位)
20/02/05 プロポーズされたときの返し選手権・前篇 
20/02/06 一人○○の許容範囲 阿賀野がスマホでSM診断(サド度100%) 
20/02/07 提督と海風が伊達眼鏡を買いに行く Littorioが国に来たときから不思議に思ってること
20/02/08 姉妹ラインナップ アンケート(結婚して幸せそうな相手とは?) 
20/02/14 Bismarckの日 提督がBismarckに手紙とチョコを送る
20/02/15 横須賀にて鹿島が時雨に相談する 加賀が提督に"失った信頼"のお返しを貰う(20/01/29の件)  

20/02/15 提督「俺と……高雄と愛宕」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1581775360/)開始
20/02/15 深夜の愉快な女子会
20/02/16 雲龍・明石と3P 雲龍が明石のレズ力の向上を確認
20/02/17 Bismarckからバレンタインのお返しが来た 漣が投げナイフの練習(共犯提督) 横須賀にて当人不在の恋愛会議
20/02/18 阿賀野による悪魔の提案 阿賀野と高雄の星座講座
20/02/19 漣が壊れて演説し始める 記憶喪失ネタであれこれ 横須賀にてPolaが赤城に噂されたと勘付く
20/02/20 提督と雲龍が横須賀へ 満潮に雲龍流恋愛術を披露 扶桑が山城で寂しさを埋める
20/02/21 扶桑・山城が上機嫌 横須賀にてあきつ丸・時雨が鈴熊の部屋に招待される
20/02/22 猫の日 加賀がサンジョルディとコミュニケーションを取ろうとする カード大会(景品提督との海デート)
20/02/23 高雄が大型自動車免許を取得 
20/02/24 紫煙で煙る雀卓を整える悪巫山戯 同衾した人数を競い合う
20/02/25 雲龍が狐コスを自作 阿賀野が“ 自分で言うな ”を連発
20/02/26 次に欲しいソシャゲシリーズC 漢字五文字でエロい職業集 
20/02/27 横須賀にて満潮が20/02/20の件から復帰できずに居る 大湊警備府の“ 裏 ”事情
20/02/28 天城がやさぐれて朝酒 “ 艦娘と病原菌 ”の話 加賀・漣による艦船今昔話 瑞穂が明石にイチャイチャの語源を説明
20/03/03 (五周年)
148 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/04(水) 22:48:28.57 ID:8rL2V8Im0

< 雛末離 >







提督「んー……なんかさ」

雲龍「なに? 」

提督「昨日ってなんかの節目だった気がしないでもないんだよな」

雲龍「? ……どうでもいい話なら二度寝するけど」

提督「どうでもいいといえばどうでもいいが……どうでもいいかな? 」

雲龍「いいわよそんなの、きっと」

提督「そう? 」

雲龍「体温だけ感じさせてよ……あなたが喋ると肩が震えて気持ちいいけど」

提督「子守唄でも唄って差し上げましょうか? 」

雲龍「要らない。私の方が上手いし」

提督「泣いちゃうよ俺。…………女の子の日ではあったな、昨日」

雲龍「私にとっては毎日のことね」

提督「お前にとっての女の子の日はどうなってんだ」

雲龍「愛されたい日」

提督「あ、そう……毎日が特別ってのはあながち間違いでもないもんな、生きて幸せを噛み締めるなら」
149 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/04(水) 22:49:16.05 ID:8rL2V8Im0

< 唯一無二 >







雲龍「だから毎回一つは新しいプレイを

提督「綺麗に締めようとしたんだからさぁ……」

雲龍「知らない。私が綺麗なだけで綺麗分は足りてるじゃない」

提督「綺麗分ってお前意味……ふぁ」

雲龍「眠いわね……」

提督「そうだなぁ……」

雲龍「…………」

提督「…………」

雲龍「…………あなたのいる毎日が、特別なのよ。あなたが生きる幸せそのものなんだから」
150 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/04(水) 22:50:11.93 ID:8rL2V8Im0

< 自覚してもまぁもういいかなって…… >







阿賀野「あははっ、さすがに提督さんはクズ度が違うねぇ」

漣「まぁ、女コマしてそれが幸せなんだって開き直ってるクズですから」

阿賀野「酒も煙草も賭け事もするし」

漣「飲む打つ買うプラス煙草、ってなるとご主人様以外だと実は山城さんが該当してしまうんですよね」

阿賀野「確かに。風俗は無いかもしれないけど似た様なものだよね」

漣「まぁ、龍田さんはもっとクズっぽいですけど」






龍田「最近阿賀野って完璧にあの人と漣のお友達化したわよね」

能代「言葉にしないでよ……そんなの分かり切ったことなんだから」
151 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/04(水) 22:51:13.53 ID:8rL2V8Im0

< 空気に酔うということ >







山城「あのね……龍田とあの人は兎も角私への評価はおかしいと思うけれど」

雲龍「全員飲むと買うはやってるものね」

能代「そういう意味ではないでしょう。山城さんに言う資格があるかは別として」

山城「……あなたこそ龍田に近付いているのじゃなくて? 口の悪さだとか」

龍田「あら、私は言葉を繕うの頑張ってるけど? 」

雲龍「つまり繕う努力が必要な人格が問題なわけね」

龍田「その通り〜」

提督「昼前から何言ってんだお前ら……素面でよくそんなこと宣っていられるな」
152 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/04(水) 22:51:52.49 ID:8rL2V8Im0

< ある意味直近の実感として >







漣「愛人と同じシャンプーの香り漂わせながら遅起きしてくる人には言われたくねーですね」

山城「まったくね」

能代「本当そう」

龍田「酷い男」

雲龍「そうね」

提督「はいはい。……君は何故さも当然の様な顔でそっち側にいるのかね、雲龍くん」
153 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/04(水) 22:52:34.43 ID:8rL2V8Im0

< 外からはよく見える >







山城「というか龍田ちゃんのお友達、にもなってきてると思うけれど」

提督「やめろよなそんなの」

漣「それだと間接的に漣がご主人様とか龍田さんと友達みたいじゃないですかやだなー」

山城「あら失礼。さすがに酷かったかしら」

龍田「あなたたちよくそんな酷いこと言えるわねぇ」

阿賀野「不愉快だよねぇ」

提督「本当な」




江風「……あの枠というかグループには入りたくねぇよな。
仲の良さに嫉妬することは万に一つあったとしても」
154 : ◆5z7C0EoTrg [saga sage]:2020/03/04(水) 22:53:53.88 ID:8rL2V8Im0

>>146
>>147
いつも本当にありがとうございます。こう見返してみると中々感慨深いかもしれません

また来ます
ありがとうございました
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 23:16:28.65 ID:CDGb3+9J0
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 23:20:04.25 ID:riAJOt/xo
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 12:56:48.41 ID:8NLEAwWh0
1乙
158 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/05(木) 22:38:59.16 ID:EWHUwfnU0

< 度を超えた居直り >







海風「本当に腰が立たないんですってば。お掃除はしますし昼過ぎまではお部屋にいさせてくださいね」

雲龍「構わないけれど……酷い居直りね」

天城「というかこれは居直りというより居座りでは……? 」
159 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/05(木) 22:39:44.76 ID:EWHUwfnU0

< 歪でいて調和の取れた川の字 >







雲龍「座れてもいないけれどこの子」

海風「お姫様抱っこで送ってくれればよかったのに」

天城「来客がどうのと言ってそそくさと逃げましたよね」

天城「さすがに女三人と寝惚けているのはいたたまれなかったのでは? 」

雲龍「よく分からない倫理観ね」

天城「天城と海風さんに挟まれて平然としていられる姉様がおかしいのです」

雲龍「そんなこと言われても海風が真ん中を拒否しただけじゃない」

海風「すみません真ん中はちょっと」

天城「はぁ。……子供に見えると言われても天城たちの方が困惑しますけれどね」
160 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/05(木) 22:40:28.00 ID:EWHUwfnU0

< よってたかって >






提督「ふぁ……あの三人だと海風が虐められるんだな。
あれはあれで面白かったけど違和感も……うん? 」
161 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/05(木) 22:42:39.69 ID:EWHUwfnU0

< 失礼な >






海風「まぁ、あのままお姫様抱っこなんてされたら垂れてくるんですけど」

天城「はぁ……」

雲龍「いいじゃない別に。手で押さえておけば」

海風「それはちょっと……」

雲龍「え? 」

天城「羞恥だとかそういう話ではありませんよね」

雲龍「うん? それもまた新しいプレイとし……天城は兎も角海風って割にまだそちら側なのね」
162 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/05(木) 22:43:53.89 ID:EWHUwfnU0

< 普通とは何か >







雲龍「私? 私だってしないわよそんなの、はしたない」

海風「えぇ……」

天城「…………姉様って何故か海風さんに対して自分よりディープってイメージ持っていますよね。本当に、何故か」
163 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/05(木) 22:44:29.73 ID:EWHUwfnU0

< 『美女と野獣』 >







雲龍「タイトル的には安物のAVみたいよね。ドラマ仕立ての」

提督「あのな……さすがに謝れよお前」

雲龍「今更? 」

漣「怖いトコに怒られそうですもんねぇ……」
164 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/05(木) 22:45:21.10 ID:EWHUwfnU0

< ものしりはかせちゃんのげんかい >







叢雲「これの頭の中は兎も角元々フランスの異類婚姻譚だし誰にも怒る権利無いでしょ」

提督「なるほど」

雲龍「へぇ」

漣「概算で四十へぇ程いただきました! 」

叢雲「あ、そう……や、それ以上の補足を期待する目で見られても知らないわよそんなの」
165 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/05(木) 22:46:32.60 ID:EWHUwfnU0

< 裸女と手錠 >







愛宕「まぁ、手錠くらいならいいけど縄はイヤね〜」

天城「手錠の方が酷いと思いません? 」

高雄「背徳感がある割に身体に痕は残りにくいですから。手軽といえば手軽ですし」

愛宕「縄ってどうも嫌な痛みなのよね」

天城「確かにあれは締め付けるものですから。
……いえ、天城はどちらも知りませんけれどね? 」
166 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/05(木) 22:47:20.72 ID:EWHUwfnU0

< 本当に意味が分かりませんでした >







提督「近年のアレ的に仕方無いのかもしれないけどさ、正直無意味だと思うんだよね」

高雄「部下とのコミュニケーションを図る為に、ですか」

愛宕「そんな季節なのねぇ〜。今年も行くの? 」

提督「当然な。あれだけの高級将校集めるよりもっとやることがある筈だが」

高雄「軍も世間の潮流には逆らえないということですね」

提督「絶対ただの癒着と天下りだからな。あの講師派遣してる会社の役員とかもうもろにそう」

愛宕「ふぅん? そういうのってどんな講師が来るの? 」

提督「前回までは上品そうなおじ様とおば様だったな。
元航空会社の社員とかホテルのスタッフとか……どっちかというとCS関係だと思うんだよなぁあれ」
167 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/05(木) 22:47:47.34 ID:EWHUwfnU0

ありがとうございました
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 22:53:39.85 ID:Bjxm9qtyo
お疲れ様です
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 23:34:03.43 ID:/yTak1xT0
170 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 21:59:12.74 ID:1hXItBKFO

< 昨日の今日で >






山城「腰が立たなくなる程ヤられるってどういうことなのあなた」

海風「どういうこと、って言われても」

山城「いいところで止めておきなさいよ」

海風「山城さんなら止めるんですか? 」

山城「私はそこまで消耗したこと無いし」

Littorio「本人には分からないかもしれませんけれど、
山城は身体能力が高いから分からないのでは? 」

山城「そうかもしれないけれど……いえ、雲龍を見ている限り本当にそうかもしれないわね」

Littorio「高雄や愛宕も」

山城「天城は雲龍の妹だし加賀さんは加賀さんだし」

Littorio「ね? 」

山城「なるほど……? 」
171 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 21:59:44.51 ID:1hXItBKFO

< ハブというわけでもないが >







明石「あれ? 私は……? 」
172 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:00:32.01 ID:1hXItBKFO

< 妙にクリティカルでした >







山城「あなた聞く限りあの人だけだろうと他に誰かいようと基本受けでしょう? 」

明石「そうかもしれませんけど……マグロでも気にならないってことなの? そうなのね? 」

山城「よくよく考えたらLittorioは運動神経がどうのと言うのに割と長い方だしどうでもいいわね。
そのクセ朝は大概起き出してくるし」

Littorio「疲れていても朝は勝手に起きてしまうんです。代わりにお昼寝をしてますし」

山城「そ。……どうしたの? 」

明石「私そこまでマグロなの? あなたといるときは違いますよね?
疲れても分からない程とか無いですよね? ねぇ? 瑞穂さん? 」

瑞穂「え、えーっと……え? 」
173 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:02:52.08 ID:1hXItBKFO

< 師匠 >







瑞穂「というか寧ろ瑞穂の方が疲れているような気はしますけれど」

雲龍「あなたのテクは伸び続けているわ。自信持ちなさい」

明石「は、はぁ……説得力だけはやたらありますけど手放しに喜べばしない、かなぁ」
174 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:04:26.47 ID:1hXItBKFO

< ジョークトーク >







提督「そーいやお前そのマッチどこのやつ? デカいシガーマッチだなそれ」

龍田「フ-……知らない。気紛れで買っただけよ」

提督「ふぅん? ライター嫌なの? 」

龍田「使い捨てって良いじゃない? 燃え尽きて捨てられるっていうのが堪らないわ」

提督「ひっでぇセンス」

龍田「ついでに身体を悪くする嗜好品のツマなのに私には何の影響も無いし。
マッチちゃんはただ頭削られて燃やされるだけ……フゥ」

提督「中二も行き過ぎると意味分からなくなるんだな」

龍田「鳥籠の小鳥だし。……それは冗談としてそのライターよりはいいでしょう?
そのライターたぶんもうオイル無いわよ? 」
175 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:06:04.85 ID:1hXItBKFO

< 常在戦場 >







提督「フ-……どーも。俺用にライター持ってるわけ? 」

龍田「気分で使い分けてるだけよ。……あぁでもね? 」

提督「うん? 」

龍田「涼風ちゃんに火貸してあげると面白いわよ?
妙に強張って自然っぽい動きですぐ蹴り上げられる姿勢になるの」

提督「知りたくもなかったし見なくても分かるな」

龍田「あんなことしなくてもいいのに」

提督「まぁ、お前らなら腕掴まれても羽交い締めにされても相手のへし折って振り解けるしな」

龍田「そうじゃなくて私に悪意なんか無いってことなんだけど……ま、それも間違いじゃないわねぇ」
176 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:06:53.19 ID:1hXItBKFO

< 禍福にバランスなんて、あるのかな >







能代「よく食後すぐに吸えますね。あんなの煙食べてるでしょう」

提督「アルコールとニコチンとささやかな幸せで生きておりますのでね」

能代「はぁ、早死しますよ」

提督「憎まれっ子が勝つか不摂生が勝つか勝負だね」

能代「そうですか」

提督「そうですよ」

能代「はぁ。……ささやかな幸せが勝ってしまわないよう祈っていますよ、少しくらい」
177 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:07:41.21 ID:1hXItBKFO

< ヒトデナスロクデナシ >







愛宕「でも龍田が来てから確実に喫煙量は増えたわよね」

提督「まぁ……」

高雄「…………」

龍田「なぁに? 私は別に止めてもいいんだけど……煙草と私、どっちに妬く方選ぶ? 」
178 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:08:54.96 ID:1hXItBKFO

< どちらがまともということも無いけれど >







高雄「あなた」

愛宕「煙草」

高雄「は? 」

愛宕「え? 」

高雄「うん? 」

愛宕「うん? 」

提督「…………」

龍田「…………ふふ」
179 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:10:01.18 ID:1hXItBKFO

< あったまって参りまして! >







江風「へへっ、テートクって好み五月蝿いとか拘泥り酷いとか言うけど」

提督「はぁ……こいつに飲ませ過ぎたやつ次から減給にするからなマジで」

江風「阿賀野さンと能代さンならどっちとヤりたい? 」

阿賀野「えぇ……」

能代「……こっち見ないでくれます? 身の危険を感じます」

提督「や、理不尽だろうそれ……俺何にも悪くねぇよ」
180 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:10:58.23 ID:1hXItBKFO

< ブレーキ故障 >







江風「でも気にならない? 」

能代「別に」

提督「律儀に答えなくていいぞそいつに」

阿賀野「というか提督さんって能代みたいな子好きでしょ? 」

提督「君は飲んでもいいけど“ というか ”の使い方を勉強してきてくれ」

江風「あがのンじゃねーの? 」

阿賀野「のしろんでしょ? 」

提督「……能代くんはこっち見ないでくれない? 助けてられねぇよ? 」

能代「もうあなたの所為にするくらいしかすることが無いでしょうが……」
181 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:12:05.54 ID:1hXItBKFO

< 飲食修羅道 >







龍田「でも実際あなたのしろんの方が好みでしょう? 」

能代「お帰りください」

提督「お部屋はあちらからですよ」

龍田「あら酷い。……違うの? 」

提督「少なくともこれ以上場を混ぜっ返す子よりは好きだね」

龍田「嘘ばっかり。……止めてきた方がいいわ、能代」

能代「……そうね」






阿賀野「えへへー、このフォカッチャ貰いますねー」

江風「うおっ、このマティーニ甘ぇ! 」

加賀「…………」
182 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:13:17.73 ID:1hXItBKFO

< 再起動にはバッテリー残量が足りません >







加賀「…………もう一度、頼めるかしら。スウィート・マティーニ」

提督「はいよ。よく耐えたな偉いぞ」

加賀「あなた私のことを馬鹿にし過ぎじゃないかしら」

提督「や、お前こいつの顔見てなかったのか? 」

赤城「私のフォカッチャ……Littorioさんに用意してもらってその為にアイスとバジルも用意したのに」

提督「目死んでるじゃねぇかこれ」

赤城「フォカッチャ……私の……」

加賀「…………」
183 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:15:20.31 ID:1hXItBKFO

< 華咲く破顔 >






Littorio「はい? まだまだ残りはありますけれど」

赤城「わあっ……! 」

提督「よかったな。……いっつもこの笑顔なら聖母でも天使でも女神でもなんでもいいんだけどなぁ」
184 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:16:09.03 ID:1hXItBKFO

< 好みがどうとかいう話を小耳に挟んで >







雲龍「つまりどちらかというと私よりも天城の方が好みということね」

天城「え? えーと……天城はどうしたら……? 」
185 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:17:15.89 ID:1hXItBKFO

< できないことは嘯かない主義 >







天城「そもそも姉様と阿賀野さんって似てます? 能代さんと天城もですけれど」

雲龍「ポジション的には近いと思わない? 」

天城「まぁ……そう感じているなら少しくらい改善していただけません? 」

雲龍「無理」

天城「一言で切らないでくださいよ……確かにそういうところ阿賀野さんっぽいかもしれませんけれども」
186 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:18:27.95 ID:1hXItBKFO

< 引っ掛かり >







鹿島「……………………」

時雨「何? またお手洗いで吐いてたの? 」

鹿島「ぅ……臭います? 」

時雨「別に。雰囲気で分かるさ。教育係として思うところでもあったんでしょ? 」

鹿島「まぁ……どうにもならないことではあるのでしょうけれど」

時雨「君がおしえた子ばかりが沈んだり故障するわけじゃない。
それに君がサルベージされる前からいる僕たちの方が損耗は大きかったさ」

鹿島「…………故障」

時雨「全治五時間の重傷、の方が好みかい? 」

鹿島「……いえ」

時雨「こっちの方が化け物感が強いと思ったんだけど……ふぅん? 」
187 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:20:10.27 ID:1hXItBKFO

< 栄光への架け橋 >







時雨「泣きたいときにはさっさと、それも沢山泣いた方がいい。
君が虹を見たいんなら大粒の雨が必要だろう? 」

鹿島「そう、ですね……ええ」

時雨「泣いてどうにかなると思い始めるのは駄目でもね、泣くのは無意味じゃない」

鹿島「……」

時雨「ま、生憎と鹿島さんに貸せる程胸は大きくないんだけど」

鹿島「そんなこと……はい、大丈夫です。貸りてしまったら私はそこから抜け出せなくなる」

時雨「……そ」

鹿島「ええ」

時雨「…………」

鹿島「…………」

時雨「…………」

鹿島「ん…………綺麗な虹、いつかは見たいなぁ……」
188 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/06(金) 22:22:52.75 ID:1hXItBKFO

< 両極端の更に多次元展開 >







鹿島「ふふ……時雨さんってカッコいいですね。あんな言葉サラっと言えてしまうなんて」

時雨「受け売りだよ。僚艦が初めて目の前で弾け飛んで降り注いだ日の夜に聞いた」

鹿島「そうなの? 私の知ってる人? ヒト? 」

時雨「赤城さんさ。あのときはまだ本性を知らなかった」

鹿島「へぇ……」

時雨「うん? 」

鹿島「なんというか…………説得力と不信感が物凄い勢いで押し寄せてきますね」
189 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/06(金) 22:23:19.49 ID:1hXItBKFO

ありがとうございました
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 23:05:59.03 ID:71vwbXun0
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 23:39:11.43 ID:qNC9HYxYo
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 19:42:36.64 ID:kWb6PSyt0
1乙
193 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/07(土) 23:19:37.48 ID:V9EZJRPl0

< ハートフル警備府の穏やかな日常 >







雲龍「あんまり遠くには行かないでね、そう……ええ、行ってらっしゃい」






能代「なんなのあのコミュニケーション」

阿賀野「さぁ……わんわん喜んで駆け回ってるね、シロ」

能代「能代たちが散歩したり遊ばせたりするときは基本的にリード必須なのに」

松風「あのヒトおかしいんだよ根本的に。僕たちとは違う」

旗風「あ、何か凄い勢いで戻ってき……連れられていくの? 普通咥えてきたり……えぇ……? 」
194 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/07(土) 23:20:48.48 ID:V9EZJRPl0

< わんわんわわーん! >







松風「結局見つけたのは誰かが失くしたフリスビーだったね。
咥えて持ってこないあたりあの犬も雲龍さんの躾け方もおかしい気がする」

旗風「人間の似姿の化け物じゃなくて独立した化け物なんだよアレ」

松風「本気でそうな気がしてきたよ最近。進化論なんて信じちゃいないけど別系統な感じ」

雲龍「失礼な。普通にそこらにいる化け物よ、私」

能代「名乗り方名乗り方。そこらにいる化け物ってなんです」

雲龍「私の世界は周りに化け物しかいないし」

能代「まぁ……」

雲龍「そうなると結局それが普つ……何? 今度は何を見つけてきたの? 待って、今行くから」
195 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/07(土) 23:21:44.53 ID:V9EZJRPl0

< そら寒い背中 >







阿賀野「あれって確かに雲龍さんの獣性? みたいなのもある気がするけどさ」

能代「躾け方がいいんでしょうね。あれでかなり真面目な方だし」

阿賀野「遊ぶときは延々とシロが疲れるまで遊んであげてるし」

能代「楽しいからずっと遊んでいた、なんて本気で言ってくるし」

阿賀野「親近感なのかな? あの褒めて褒めて! 構って構って! って完全に雲龍さんと提督さんだよね」

松風「それなら高雄さんなんて犬の調教能力最こ……さすがにいないか」

旗風「そんな勢いで振り返らなくても……」
196 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/07(土) 23:23:02.26 ID:V9EZJRPl0

< 噂をすれば禍気 >







愛宕「高雄が忍者になれるのはあの人が関わっているときだけよ? 」

松風「ひっ……」

旗風「さすが姉妹。……さっき振り返ったときにはいなかったと思うんだけどなぁ」
197 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/07(土) 23:24:50.25 ID:V9EZJRPl0

< ある国有る苦に或る苦肉 >







赤城「感覚野の拡張、ですか」

提督「あぁ、一時的にだがノーリスクでそれを可能にする薬剤の実験に成功したらしい」

赤城「眉唾物ですね。私たちに投与するのならそもそも大麻でもなんでも使えばいいんです」

提督「それをせずにわざわざ薬剤をつくる意味な」

赤城「私にはその国の情報なんて分かりませんけれどね、
有り得るとするなら諸外国その他へのアピールでしょう。
自分たちは安心安全な運用で兵士を守っています、と」

提督「正確に言えばそこから漏れたような情報で飯食ってる利権団体へのか」

赤城「ええ」

提督「だよな。……高雄」

高雄「ファイリングしておきます」

提督「ん」

赤城「優秀な側近ですこと。……こうやって私の発言に嘘が有るか無いか見定めようとしなければもっといいのですけれど」
198 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/07(土) 23:26:14.75 ID:V9EZJRPl0

< 主人の桜であれるということ >







提督「お前を信用するようならさすがに高雄も副官廃業だろうよ」

高雄「廃業したいものですけれどね」

赤城「あら、代わりに私がなっても? 」

提督「高雄、今まで世話になったな」

高雄「ええ、お疲れ様でした」

提督「これで俺も人生から引退かぁ……」

高雄「最期まで、共にいさせてください」

赤城「あのですね……いえ、本当に優秀な家桜ですこと」
199 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/07(土) 23:26:59.16 ID:V9EZJRPl0

< 愉快で被害者のいないコン・ゲーム >







加賀「そんなものは存在しないわ」

愛宕「景品が食べ物からあの人まで大概戦争の火種になるものばかりなのよねぇ〜」

提督「待て待て待て……勝手に人を戦争の火種なんかにするんじゃない、おーい? 」
200 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/07(土) 23:27:25.25 ID:V9EZJRPl0

< 既に始まっている >







雲龍「え? 婚ゲーム? 」

漣「文字に起こしてるんじゃねーんだからその発音でボケが分かるわけ無

高雄「あの人は、渡しませんよ」

雲龍「そうね」

漣「……うん? 」
201 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/07(土) 23:28:17.52 ID:V9EZJRPl0

< 勿論御座いませんとも >







高雄「漣さんもそれは同じじゃあ」

漣「や、面子と流れで分かりますってば」

伊14「えぇ……? 」

愛宕「普通分からないわよねぇ……コン・ゲームなんて日常会話で使う? 」

山城「今更化け物の日常に何言ってるのよ」

愛宕「そうだけどー……私たち騙したり騙されたりしてる? 」

江風「されてるけど」

伊14「されてるよね」

龍田「してるわね。…………ふふ、何か問題があって? 」
202 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/07(土) 23:28:54.96 ID:V9EZJRPl0

ありがとうございました
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 23:41:21.78 ID:ls14kjcl0
204 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:23:44.53 ID:FbA+yWaAO

< 天邪クィスト >







提督「おい、そこの緑っぽい姉妹」

雲龍「酷い呼び方ね」

天城「ピンクっぽいと呼ばれるよりはマシですけれどね。何でしょう? 」

提督「良いニュースと悪いニュースと更に悪いニュースがあるんだが」

雲龍「良いニュースだけおしえて頂戴。悪いのは要らない」

提督「じゃあ、ご希望にお応えして一番悪いニュースからだな」

天城「天城はそれで構いませんよ。……相変わらず平然と巫山戯た受け答えですね、姉様たち」
205 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:24:10.89 ID:FbA+yWaAO

< 最近のテレビと同じでは? とか >








提督「次回の空母主体演習は当警備府、大湊が主役となります」

雲龍「はぁ……」

天城「想定よりはまだ大丈夫。それよりまだ少しマシなニュースは? 」

提督「期間は準備も含めて一週間を予定。当警備府にある程度の人員が滞在致します」

雲龍「最悪……そっちの方が悪いわ」

天城「空いている方の棟を使うからまだマシ、なのでは? 」

提督「そうだな。……良いニュース、聞きたい? 」

雲龍「別に、いい」

提督「あ、そう? 」

天城「……それが無かったらただの悪いニュースでしょうが」
206 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:24:53.92 ID:FbA+yWaAO

< 醸し出される幸福感とでも申しましょうか >







提督「滞在組には葛城中尉が含まれておりますよお姉様たち」

雲龍「! ……へぇ」

天城「正直ここまでくると予想の範囲な……話の腰を折って申し訳ありませんけれどね」

提督「ん? 」

天城「今の姉様の笑顔見ました? あの表情だけで大概のことはもうどうでもよくなりません? 天城は、なりました」

提督「うん? 」

雲龍「うん? 」

天城「はい? 」
207 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:25:32.86 ID:FbA+yWaAO

< おおよそ普段と同じで決定的に違う >







提督「まぁ、滅多に見れない顔ではあるな」

雲龍「そう? 」

提督「でも見れない顔ってわけじゃないし。その顔させる努力は嫌いじゃない」

雲龍「その努力、好きよ」

提督「でもまぁしなくていい努力はしない主義なんだよね」

雲龍「しなくていいわけ無いじゃない」

提督「そ

天城「そうですよ姉様! 雲龍姉様! 」

提督「…………こいつ酔ったか? 」

雲龍「たぶん。……なんだか妙に、照れるわね」
208 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:26:32.01 ID:FbA+yWaAO

< “ こう ”なのです >







時雨「なんだかよく分からない演習の為に葛城さんとか色々大湊へ行くみたいだけどさ」

あきつ丸「あぁ」

時雨「葛城さんが割と瑞鶴さんと“ 仲良し ”なの知ったらどうなるんだろうあの上二人」

あきつ丸「自分たちの為体を棚に上げて文句を言いそうではあるな」

時雨「だよね。棚どころか成層圏まで突き上げそう」

あきつ丸「葛城は葛城で提督殿を襲いそうでもある」

時雨「一瞬でカタがつくね」

あきつ丸「あぁ……」

時雨「心配だなぁ……」

鹿島「あの、それなら葛城さんにそれとなく説明……どう見ても楽しんでいる顔なのはどうなのです」
209 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:27:28.90 ID:FbA+yWaAO

< まぁ、それはそれで >







時雨「ま、葛城さんあれで常識だけはある方だし大丈夫でしょ」

あきつ丸「“ だけ ”、か。他に何が必要だというのか」

時雨「主にこう、身体の厚みというか、ねぇ? 」

あきつ丸「瑞鶴はそれが好みなのかもしれないでありますよ? 」

時雨「知らないけどね。……でも常識があればある程駄目なのかこの場合」

鹿島「瑞鶴さん? 」

時雨「うん? 知らなかった? あれで中々ハードなことヤっ

鹿島「いえ、それは聞いておりますけど……そっか、そこまでしか知らないんですね」

時雨「……え? 」
210 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:28:20.47 ID:FbA+yWaAO

< 見てる分聞いてる分にはまぁ…… >








鹿島「蒼龍さんや瑞鳳さん、果ては妙高さんや阿武隈さんとも日常的に寝ていると噂が」

あきつ丸「面子に全く脈絡も繋がりも無いな」

時雨「どう考えても長過ぎる尾鰭でしょそれ」

あきつ丸「そこまで酷いことになればさすがに自分の耳には入るからな」

時雨「そもそも女社会でそんなレベルのやつ隠し通せるわけないじゃないか」

鹿島「あら、暴露れました? 」

時雨「その中の一人くらいならまだ騙されたかもしれないけど……でもさ」

鹿島「? 」

時雨「葛城さんってあの雲龍さんの妹なんだって視点で考えると、どう? 」

鹿島「…………」

あきつ丸「…………」

時雨「なんだか有り得そうな気がしてこない?
いや、笑っちゃうくらい有り得ないことなんだけど、さ」
211 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:29:40.00 ID:FbA+yWaAO

< 別に姉さまが悪いとかということではなくて >







金剛「さすがにそれは私も有り得ないと思うケドー、案外とタガは外れ始めてると思うデース」

時雨「うん? タガ? 」

金剛「最初にサルベージされた古参組はもう生きた年だけで成人するくらい。
鳥籠の可愛い小鳥を続けているのにも疲れてくる頃でしょう? 」

あきつ丸「まぁ……壊れ始めているというのなら理解はできる。
集団での生活が続けばいつかの破綻を孕むものだ、それがどんなものであれ」

鹿島「化け物である、という自認が一種免罪符にはなっていますけれど、
その免罪符が精神的な閉塞を堰き止め切れなくなっている、と」

金剛「いぇーす……昨日なんて榛名がおねーちゃーんっ! なんて言って絡んでき

時雨「解散! 」

あきつ丸「ふん……二日酔いの戯言でありましたか」

鹿島「さすがにこれは無いですねー……」

金剛「why? 」
212 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:30:51.57 ID:FbA+yWaAO

< 呼び名という親愛 >








時雨「でもまぁ……金剛じゃなくても榛名さんがそんなこと言うって酔ってても可愛いだろうね」

金剛「本当に本当にreally cuteで……時雨? 」

時雨「何? 」

金剛「榛名のこともう一回呼んでみて? 」

時雨「? 榛名さん」

金剛「比叡」

時雨「比叡さん」

金剛「霧島」

時雨「霧島さん」

金剛「じゃあ……私」

時雨「金剛」

金剛「…………」

時雨「…………? 」

金剛「…………ふふ」
213 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:31:48.99 ID:FbA+yWaAO

< 空気の様にあるべき降臨 >







時雨「気っ色悪いなぁ……いきなりニヤつかないでくれるかな」

金剛「ん、んんっ……失礼致しましたデース! 」

時雨「大体あれだよ? 特に何も無く不本意ながら一番付き合いが長いだけで

金剛「それでいいの。それでも嬉しいデース」

時雨「……あっそ」

金剛「あっ、私はこの後天龍に呼ばれているのでこれでー! 」

時雨「はいはい」






あきつ丸「天使か何かかあいつは」

鹿島「時雨さんから一瞬でも毒を抜くなんて魔法使いですよねぇ……」
214 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/08(日) 23:32:54.48 ID:FbA+yWaAO

< 今日は特別気分が良い >








あきつ丸「他の誰かなら馬鹿にしてやるところなのだがな」

鹿島「本気で本音に見えますからね……あれで真面目な話もできますし」

あきつ丸「ただのお花畑ではないでありますからね。
戦闘についても安定感に関しての評価が特に高い」

鹿島「人気者ですよね。ヒトにも、人にも」

あきつ丸「あぁ……」

鹿島「……」

あきつ丸「……」

鹿島「……」

時雨「……その生暖かい目、やめてくれるかな。その魔法の産物をあと少しでも続けてほしいんならさ」
215 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/08(日) 23:33:21.58 ID:FbA+yWaAO

ありがとうございました
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:41:07.10 ID:Mv+0932i0
乙 空母集結か...
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 00:37:42.05 ID:NT5r6ybJ0
1乙 盛り上がって参りました
218 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:25:06.10 ID:7yEU0Oym0

< だいじょばない >







雲龍「どうも。筆記と空論にしか評価の無い女こと、雲龍です」

提督「お前は何を言い始めたんだ」

雲龍「これでいいのよ。それ以下の不当な評価じゃないなら」

提督「そこまでくると何が不当に当たるんだ? 」

雲龍「不細工」

提督「や、お前それ……どうなの? 」

雲龍「取り敢えずそんな評価を受けたら私はそれを銃殺にするわ」

提督「物騒過ぎる……単にそいつの目が腐ってるだけだから生暖かい目で見てやれよ」

天城「姉様を傷付ける輩は許しません! ヤっていいのは天城とこの人だけです」

雲龍「そ、そう……」

提督「……こいつ昨日からずっとラリってない? 大丈夫? 」
219 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:26:33.58 ID:7yEU0Oym0

< まぁ、そんなものだよね >






雲龍「まぁ、最近は天城にならいいかなって気も……」

天城「あ、実際には結構です」

提督「俺もしないぞ」

雲龍「あ、そう……いきなりまともになるのもできればやめてほしいものね。おかしくなるのと同じくらい」
220 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:27:33.70 ID:7yEU0Oym0

< 突撃! 隣の晩ご飯(素材) >







伊13「服、と脱、ってさ」

伊14「うん? 」

伊13「似てるよね」

伊14「まぁ、似てるといえば、うん」

伊13「…………はぁ」

伊14「だるいねー……」

伊13「…………」

伊14「…………」






松風「暇過ぎてやることが無いから潜って魚を獲ってきたい、と」

旗風「肴になるし皆喜ぶだろうけど……旗風たちは普通に寒いだけなような」
221 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:30:33.98 ID:7yEU0Oym0

< 釣り人としても面白くはない >







提督「寒かったら戻っていいぞ。俺たちここにいるから」

明石「やー、竿出すの久々な気がしますねー」

旗風「いえ、もう少しここで見てます」

松風「ここでバケツ見ておかないとヒトミたちが一々上がらないといけないしね」

伊14「ふぅー……! たっくさんお魚いたよー! うん? 」

提督「俺たちはゆっくり釣ってるから頼んだ」

伊14「つまり捕まえたら無理矢理針に食い付かせればいいの? 」

伊13「ぷはっ……そんな新手の、拷問みたいなこと、しない? 」

松風「これが本当の入れ食い? 」

旗風「違うでしょう、どう考えても」
222 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:32:02.17 ID:7yEU0Oym0

< 引っ掛かった部分 >







提督「フ-……どうでもいい話の又聞きなんだけどさ」

明石「え? ええ」

提督「母方の親戚に女の子生まれてさ、名前おしえてもらったら」

明石「読めない名前? 」

提督「や、アヤカちゃんだって」

明石「普通にいい名前ですよね。元カノの名前とか? 」

提督「ちげーよばーか。……肖るってお前書ける? 」

明石「点みたいなの三つ書いて月でしょう? それでアヤカちゃん? 」

提督「うん。……まぁ、読めるは読めるけど」

明石「意味的にはねぇ……で、元カノの名前だったんでしょ? 」

提督「や、え、えーっと……? 」
223 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:33:12.19 ID:7yEU0Oym0

< あとはまぁメバルとかソイとか >







提督「ふぃー……にしてもかかるなぁおい」

明石「いいじゃないですか。今晩はカレイの煮付けって瑞穂さんと約束してますから」

提督「お、いいねいいね。テンション上がってきた」

明石「寒さも気にならなくなるってものですね」

提督「うん。……や、さすがに寒さは無くならねぇわ」

明石「そう? 」

提督「というか寒くてうんざりするからこそ美味く感じるというか……押し付けはしねぇけどもだな」
224 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:34:05.74 ID:7yEU0Oym0

< テキトーに吸って待つくらいが丁度良い >








提督「あー……クソ寒いなんだこれ」

山城「もうそろそろ春でしょう」

提督「っても……フ-」

山城「はぁ……」

提督「…………月が綺麗ですね」

山城「クスリでもやってるわけ? 見事な曇り空な上にまだ昼過ぎだけれど」

提督「心の月ってことよ。フ-……」

山城「フゥ……“ 元始、女性は実に太陽であった ”」

提督「“ 今、女性は月である ”って? 」

山城「どうでもいいことね。今の世の中言ってはいけないことかもしれないけれど」

提督「女の子が言う分にはいいんじゃねぇのか。……お、またかかった」
225 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:35:38.90 ID:7yEU0Oym0

< サンプル1 >







龍田「空母って大体皆スキモノっぽそうじゃない? 」

雲龍「そう? 」

龍田「加賀さんだとか蒼龍ちゃんってすっごいマゾっぽいし」

雲龍「あぁ、加賀お姉様はマゾね」

龍田「でしょう? 」

加賀「……その謂れの無い誹謗、喧嘩と受け取って構わないわね? 」
226 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:36:47.92 ID:7yEU0Oym0

< 精神的マゾではないのですね、とか >






天城「姉様は頭がおかしいので別として加賀さんも割と倒錯趣味かと」

加賀「……」

龍田「逆に瑞鶴ちゃんとか千歳ってサドっぽくない? 」

雲龍「早くも空母の枠が揺らいでいるけれど……そうかも」

龍田「訓練のときもお酒の席でも高飛車なデキる先輩こと加賀さんを夜は奴隷にする瑞鶴ちゃん」

雲龍「……なるほど」

天城「へぇ……」

加賀「…………本気で気分悪くなってきたのだけれど。イジメ? 」
227 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:37:40.74 ID:7yEU0Oym0

< 満足のM >







加賀「大体ね、もし仮に私がマゾだとして傷を刻んでいいのはあの人だけであっ

提督「んー? 」

加賀「」

提督「? どした? 」

雲龍「別に。……単に欲しがりさんなだけだと思うけれどね、加賀さんは」
228 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:39:37.13 ID:7yEU0Oym0

< 知らなくてもいいこと >







提督「? ヒトミたちと魚釣ってきたから今日くらいはお前も何かつくれ」

加賀「え、ええっ、用意してくるわ」

提督「? お、おう。期待してるぞー」

雲龍「あ、逃げた」

天城「逃げましたね」

龍田「逃げたわねぇ」

提督「……? 」
229 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:40:45.64 ID:7yEU0Oym0

< 生命の洗濯 >







扶桑「ふぅ……お風呂って何故こうも満ち足りた気分になるのかしら」

山城「姉さまがいるからです」

扶桑「初月もいるけれど」

山城「あら、姉さましか目に入りませんでした。いたの? 」

初月「……君たちより先にいたんだけどね。消えてほしいなら、消えるよ? 」
230 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:42:54.78 ID:7yEU0Oym0

< いつの間にかここまで >







扶桑「いなさいよ。襲われるじゃない」

初月「や、えぇ……」

山城「? 初月がいなくなれば襲ってもいいのですか? 」

扶桑「せめて部屋で、くらい耐えてほしいものね」

山城「それが中々難しくて」

初月「えぇ……? 」
231 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:43:50.00 ID:7yEU0Oym0

< 姉妹色々姉色々妹色々 >







初月「まぁ、いいけど。……そういえばこの前風呂に入っていたんだ、自室で」

扶桑「ええ」

初月「我が愚姉が平然と入ってきた上にこれまた平然と身体を洗い始めて」

扶桑「うん? 」

初月「更に平然として向かい側に入ってきたんだ。
ちょっと狭いね、なんて笑いながら」

扶桑「……」

初月「さすがに怖さを通り越して呆然としてしまったな、あれは」

扶桑「…………」

山城「…………話しかけるなり離れるなりすると思うけれど、普通」
232 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:44:38.64 ID:7yEU0Oym0

< かなりキツイです、マジで >








漣「さぁーってやって参りました早飲み決戦! チャンピオン江風に挑戦するのはぁ! 」

伊14「マジでやりたくない……江風のアホ」

江風「アホとか言うな。江風もやりたくねーよ」

漣「ルールは簡単! 中ジョッキのビールをストローで如何に早く飲むか! 」

龍田「馬鹿ねぇ……」

扶桑「何故こんなことを」

天城「最初は悪酔いするんだからストローで飲め、なんて冗談を言われただけらしいですよ」

Littorio「誰が誰に? 」

天城「江風さんがあの人に」

加賀「そんなことだろうと。……嗚呼、品の無い顔……」
233 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:45:13.34 ID:7yEU0Oym0

< 度し難い >







赤城「これ、景品はなんなんですか? 」

漣「漣ちゃん様がパク……用意した十四代の龍泉です! 」

赤城「なるほど。……恥を捨てるべきときかしら」

加賀「……今度私がご用意しますから。今日はお許しください、赤城さん」
234 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:46:58.72 ID:7yEU0Oym0

< 久々に引っ張り出してきました >







高雄「? 何、やってるんですか? 」

加賀「ドンジャラ」

高雄「……ドンジャラ? 」

加賀「麻雀より簡単だし回り早いから」

伊13「物凄い早さで、搾り取られてます」

高雄「はぁ。……おつまみでも用意してきますね」







高雄「油淋鶏とサラダ用意してき……あら」

加賀「今日は脱衣の気分じゃないから私あっちにいるわ」

天城「天城もちょっ……姉様ぁ! 」

高雄「まぁ……どうせ飲んで食べては変わりませんしね」
235 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:49:04.64 ID:7yEU0Oym0

< さぁ? >






漣「ちなみに最近のだとアプリと連動して得点計算してくれるんすよ? 」

高雄「進化って凄いですね」

雲龍「それ、いる? 」

阿賀野「要らないよね。得点なんて適当で脱がせるだけだし」

涼月「カルパッチョ用意してき……何でゲームしてないお初さんが半裸で寝てるの? 」
236 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:49:58.89 ID:7yEU0Oym0

< シャネルの五番 >








天城「あの……これ負けてしまうと天城着るものが無くなってしまうのですが」

雲龍「着衣ゼロ者には特別にコスプレが用意されているからそれで再戦ね」

天城「はぁ」

明石「私も危ないんだよなー。ちなみに何のコスプレ? 」

雲龍「婦警と下着メイドとモンロー」

山城「モンロー? あの白い有名なやつ? 」

阿賀野「モンロー主義の方かも」

雲龍「それは中年男性でしょう? 香水ね」

天城「コスプレ……? 」
237 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:50:59.57 ID:7yEU0Oym0

< ギャラリーにとっては >






雲龍「まぁ、用意したかったのはシャネルなのだけれど、ドレスの方ね」

阿賀野「よかったぁ〜」

天城「着るとすれば下着無しでアレなのですけれど……どこがいいと? 」
238 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:51:52.92 ID:7yEU0Oym0

< 隙を見せる方が悪い >







雲龍「というか私のチートスは? 」

天城「それどころではありませんので」

江風「か、江風じゃねーぞ? 」

雲龍「あなたくらいしか食べそうなの……ちょっと寄って」

江風「え? ンッ……ぁ…………うュ……」

雲龍「ん……」

阿賀野「うわぁ……」

明石「ひっどい……」

雲龍「本当にあなたじゃなかったのね」

江風「だからそう言って……うぅ、汚されたぁ」
239 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:53:01.05 ID:7yEU0Oym0

< 公衆交代 >







海風「私が食べたって言えば雲龍さんからディープなのしてもらえるんですか? 」

雲龍「あなたの唇ってそんなに安いの? 」

海風「この警備府ではかなり」

雲龍「まぁ、したいならするけれど……あの人は? 」

海風「愛宕さんとどちらからともなく」

雲龍「そう……江風」

江風「なンだよぉ……責任取ってくれよぉ……」

雲龍「それは今度ね。代打ち、頼んだわ」

江風「……あ? 」

雲龍「これであなたの部屋、空いたわね」

海風「ん……ご招待、させてください」

江風「え、あの、えーとさ、えぇ……? 」
240 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:54:06.09 ID:7yEU0Oym0

< やめるわけ >







江風「ホントに行きやがったあのアバズレども。……結局ドンジャラじゃなくて麻雀なのか」

山城「片方はあなたの姉でしょうが」

江風「山城さンと違って姉をそこまでは崇めてねーンで」

明石「まぁ、私はこれでいいですよ。雲龍さん麻雀強いですし」

天城「これ脱衣とコスプレは……あぁ、でしょうね、継続ですよねそれは」
241 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:54:59.73 ID:7yEU0Oym0

< 巡り廻り >







阿賀野「次天城さんコスプレしたら阿賀野と交代ねー」

天城「そんなするのが確定みたいな……勝って、やりますとも」

阿賀野「期待しないで待ってるよー」






天城「……警察官の制服しか着れるものが、無い」

江風「……何で江風のタッパで着れるのが下着メイドしか無いンだ? 」

阿賀野「能代ー! 一人空いたよー! 」 
242 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:55:25.56 ID:7yEU0Oym0

< 分かり切っていたこと >







能代「何故ノーブラノーパンで白いドレスなんて着なきゃいけないんですかぁっ! 」
243 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:56:09.78 ID:7yEU0Oym0

< stick sisters >







Aquila「もし時雨が大湊のアレに抱かれれば」

時雨「酔ったら下ネタって女としてどうかと思うよ」

Aquila「姉なのに妹になるわけですね〜」

春雨「っふぉぅぶっ……」

時雨「…………」

浜風「まぁ、間違いでも……」
244 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2020/03/09(月) 23:57:02.07 ID:7yEU0Oym0

< 明日の夜までさようなら >








提督「ん……フワフワする」

愛宕「酔いなんてすぐ抜いてあげる。……いい身体してるわね」

提督「んんっ、おっさんかな? 」

愛宕「結構結構。あなたは出世を人質にされた若手将校ね」

提督「笑っちゃうよその雑なプレイ」

愛宕「偶にはそれも……んー……あっつい」

提督「お前も……閣下も大分飲まれていたようでございますから」

愛宕「今夜は寝られると思うなよ? 」

提督「優しく、してくださいね? 」

愛宕「それは、君次第だと思うよ? 」
245 : ◆5z7C0EoTrg [sage saga]:2020/03/09(月) 23:57:28.91 ID:7yEU0Oym0

ありがとうございました
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:57:50.81 ID:f0So60lQ0
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