【安価】男「やっと刑務所から出られたぜ」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/10(月) 18:02:01.64 ID:FztiKugE0
男(長いようで短かったな……さて、ここから出たらまずやりたいことがあったんだ)

>>2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1581325321
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 18:03:39.75 ID:p53Ibfh9O
久しぶりに吉○屋の牛丼食べたい。あとフリーペーパーで求人探し。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/10(月) 18:18:24.75 ID:FztiKugE0

〜吉〇屋〜

男「……」ガツガツ

男(うめえ、やっぱ吉〇家の牛丼は最高だ)

男「ごちそうさん」

店員「ありがとうございましたー」

男(たらふく食ったあとには求人探し。ムショ帰りの奴を雇ってくれるとこがあるかは分かんねえけどよ)

〜〜

「すまんね、うちはこれ以上雇えないんだ」

男「……」

〜〜

「あータイミング悪かったなぁ。さっき定員オーバーになったんだ。日を改めて来てくれ」

男「……」

〜〜

「ごめんなさい。あなたにぴったりの職場はもっと他にあると思うから」

男「……そうですか」

男(不運なだけか、ムショ帰りの男だからか、なかなか決まんねえな)


少女「ねえおじさん」

男「?」

少女「働く場所を探してるんでしょ? もしよかったらあたしが紹介してあげようか」

男(なんだこの子供。制服を着てるってことは学生か)

少女「>>4なんだけど、どう?」

>>4 少女の紹介した職場
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 18:21:05.33 ID:LAXjC7YE0
地下闘技場
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/10(月) 18:39:20.30 ID:FztiKugE0
男「地下闘技場?」

少女「あんまり大きい声出さないで、秘密だから」

男「大人をからかうもんじゃねえよ」

少女「待ってよ。お金に困ってるんじゃないの?」

男「おい、オレは今さっき刑務所から出てきたばかりの男なんだよ。アンタはそんな男の手を掴んでるんだぞ」

少女「そんなのどうでもいい。話を聞いて」

男「……」

〜〜

少女「それでね? その闘技場では毎晩、腕の立つ人たちが戦いを繰り広げてるの」

少女「おじさんもそこに参加してほしい。私の駒としてね」

男「勝ち上がれば賞金がもらえるのか」

少女「うん、準優勝でも結構な額が手に入る。あたしは一銭もいらない。丸ごと全部あげる」

男「アホらしい、漫画の読みすぎだ。聞いて損したぜ」

少女「どこ行くの?」

男「借りてるアパートに帰るんだよ」

少女「ふーん」

少女「……ぐすっ……ううっ……」

男「!」

少女「だ、誰か助けて……この人が乱暴を……」

男「なっ……!?」

少女「こんなふうに泣き叫んでもいいんだよ? 話、乗ってくれるよね」

男(くそ、厄介なことに巻き込まれちまった)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/10(月) 18:51:56.13 ID:FztiKugE0

〜地下闘技場〜

ワアアアアア

少女「今日も盛り上がってるなー」

男「その変なマスクは何なんだ?」

少女「顔バレしないようにね」

男「……もうひとつ聞いていいか」

少女「なに?」

男「アンタ高校生だろ。なんでこんな裏社会に染まった連中のいる場所に」

少女「優勝したら教えてあげてもいいよ。この試合が終わったらおじさんの出番だから」

司会『おおっと!! これはすごい勝負だぁ!!』

ワアアアアア

男(そういや、どんな戦いなのかとか肝心なこと聞いてねえな。一体……)

男「!?」

男「な、なんだこれ!」

>>5  リング上で行われているバトルとは
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 18:52:24.38 ID:FztiKugE0
>>8
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 18:53:10.39 ID:LUw/+CS/o
カバディ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 18:54:14.41 ID:JYYh/fUQ0
女空手家と2メートルの大男の対決
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/10(月) 19:16:53.92 ID:FztiKugE0


「カバディ! カバディ! カバッ、ぐあっ!」

司会『ああっと!! レイダーがキャッチングされてしまったあ!!』


男「……」

少女「おじさん、仲間が来たよ」

男「え?」

>>11 一人目のメンバー
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 19:18:38.57 ID:JYYh/fUQ0
くノ一
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/10(月) 19:24:50.74 ID:FztiKugE0
くノ一「少女殿、お待たせしたでござる」

少女「気にしないで」

男「……なあ」

少女「ん?」

男「オレはこれから何をやらされるんだ?」

少女「何って、見ての通りカバディだけど。あと五人くるから待ってて」

男「いやいやいや、こんなの聞いてねえよ!! てっきり死ぬまで殴り合うような戦いに参加させられるのかと思ってたのに!!」

少女「そんな物騒なことするわけないじゃん。あ、二人きたよ」


>>13 二人目、三人目のメンバー
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 19:30:12.04 ID:XkPrlGhD0
ファラオとサラリーマン
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/10(月) 19:44:49.07 ID:FztiKugE0
サラリーマン「やあ少女ちゃん、遅れてごめんよ。残業になりそうなところを無理やり抜けてきたよ」

ファラオ「شكرا لك اليوم」

少女「サラリーマンさん、ファラオさん、よろしくね」

くノ一「よろしくでござる」

男「おい待て! なんだこいつらは!?」

少女「チームのメンバーだよ。こちらがくノ一さんで、サラリーマンさんにファラオさん」

くノ一「新メンバーだったんでござるか? 見る限りひ弱そうな……」

サラリーマン「まあまあ、そんなこと言わないで仲良くしようよ」

ファラオ「نعم ، هم أصدقاء. عليك أن تعمل معا」

くノ一「む……お二方のおっしゃる通り。無礼なことを申した」

男(どこからどうツッコみゃいいんだ)

少女「あ! もう二人きた!」

>>15 四人目、五人目のメンバー
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