【とある】ノウリョクロンパ〜異能の学園と別条の相補性〜

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1 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 18:39:21.19 ID:rJF2PP6y0
とある×ロンパのクロスss

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1581068360
2 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 19:50:26.76 ID:rJF2PP6y0

※これはとあるシリーズのキャラがダンガンロンパ風のコロシアイをする作品です。

※両作品でなんらかのネタバレがある可能性があるため、注意してください。

※キャラ崩壊というか、色々設定が異なってるキャラもいるかもしれません。

※トリックや謎のクオリティは低いはずです。

※暗い展開、鬱展開あり

以上の注意書きを見て大丈夫ならば、↓へゴー!
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 20:00:59.07 ID:o1eAF4+L0
メンバーは他のスレで決まったメンバー?
それならせめてアリサだけ設定追加安価して欲しい
4 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 20:12:53.10 ID:rJF2PP6y0
>>3 違いますね。あれも使いたいですけど、謎考えるのにかなりかかりそう、あっちは
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 20:14:40.31 ID:o1eAF4+L0
どういう風に選ぶか気になる
一気に決める型なのかな?
6 :すでに決めてあるパターン ◆ocnT.96ZZU [saga]:2020/02/07(金) 20:52:53.29 ID:rJF2PP6y0

〜プロローグ〜


 あまりにも長い意識の混濁があった。

 それは永遠にも思えて、いやもしくは本当に永遠だったのかもしれない。

 螺旋を登る足はそこで止まった。

 暗闇の中に、一筋の光が差す。
7 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 21:11:36.30 ID:rJF2PP6y0

「……ここは」

 目を開けると、そこは科学的な空間だった。

 SF世界を彷彿とさせる通路が横に広がっており、これまた近未来的な扉が横目にあった。

 記憶が定まらない。

 頭を押さえながら考えるが、いまいち何も分からない。

 何かが床に落ちていることに気づく。

(これは……)

 学生証と生徒手帳……だ。

 そこには、『垣根帝督』と書かれている。何もおかしいところはない。

 そこで何処からか声が聞こえた。

『ピンポンパンポーン! 生徒の皆様は至急、中央エリアにお集まりください!』

 掠れた音に違和感を覚え辺りを見回すと、スピーカーがあった。

???「あなた…大丈夫?」

 いつの間にか誰かが近くに来ていたらしい。混乱していたためか気付かなかった。

「お前は……」

 振り返ると、そこにはドレス姿の少女がいた。綺麗な顔だちをしていたが、やや派手めの格好が目につく。

ドレスの少女「自己紹介は後にしましょう…? 今はアナウンスに従ったほうが良さそうだからね」

「そうだな…」

 見慣れない機械やシステムに触れながら、目的の部屋へと向かった。
8 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 21:12:19.52 ID:rJF2PP6y0
食事いってきます。どろん
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 21:17:00.19 ID:M7AwuvG60
wktk
10 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 22:11:57.99 ID:rJF2PP6y0

 そこは一面、白と銀の空間だった。

 格調高い白の机が辺りに並らんでいる。白塗りの装飾品の中に、ところどころ優雅さを醸し出す黒色があった。

 広さはかなりある。天井もかなり高い。大聖堂を彷彿とさせるほどだ。

 異質なまでに不釣り合いな空間の中に、唯一、垣根と釣り合いの取れそうなものがあった。

 それは人間だ。

 俺含めて十人以上いる。誰もかれもが、全く違った見た目、雰囲気を醸し出しており、その一体感のなさが逆に面白かった。

ツンツン頭「まだ他に生徒がいたのか…」

白髪「オイオイ、何人いるんだよォ」

年増「いつまで待たせるのよ」

さらしの女「集められたは良いけど、結局何なのかしら?」




「よくぞ聞いてくれました!……今から説明するよ!」

 
11 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 22:24:18.99 ID:rJF2PP6y0

???「ボクは研究長のゲコクマ!」

 どこからか飛び出してきたマスコット?らしきヤツは、壇上部分に飛び降りた。

 白と緑のツートンカラー。

 クマのような半身と、カエルのような半身を持った奇妙な人形だ。

三下「何だこの人形ッ!」

ツンツン頭「こいつは機械なのか…?」

ゲコクマ「やだなぁー! 機械じゃないよ! ゲコクマだよ! 研究長には礼儀を尽くしなさい!」

ゲコクマ「と、言いたいところなんですが……特別に許してあげる!」

ゲコクマ「みんな今の状況について忘れちゃってるから、こうなるのはしょうがないよねぇ」

白髪「忘れてるだァ…? 記憶は朧げだが、オレは長点上機学園から推薦されて入学したはずだが」

短髪「私もそう…!…ていうか、アンタ…その姿、ゲコ太のつもり? もしそうなら怒るわよ…」

ゲコクマ「ひぃぃ!! ゲコ太なんて関係ないよ! ボクはゲコクマだよ!」ガタガタ

「いいから、さっさとさっきの話の続きをしてくれ」

 俺は話が流れるのを見かねて、そう言った。

12 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 22:36:52.51 ID:rJF2PP6y0

ゲコクマ「君たちはね、あるプロジェクトを受けてるんだ。その名も『絶対能力者到達計画』……まぁ、簡単にいうと君たち能力者の能力開発をする計画だね」

アロハグラサン「それが今の状況とどう関係あるんだにゃー?」

ゲコクマ「それはね! この状況が、この場所が『絶対能力者到達計画』の実験場ということだよ!……だから、今、記憶が安定しないのはその実験の弊害なんだ」

エセ関西「どういうことかいまいち分からんけど……ゲコクマさん、詳しく説明してくれへん?」

ゲコクマ「しょうがないなぁー。あのね、君達はあることをこの実験場で行ってもらう上で、ある制限をかけたんだ」

ゲコクマ「それはひとつ『能力の制限』……そしてふたつ『記憶の制限』」

ゲコクマ「正直言うと、記憶のほうは副次的なものでね……君達も知っての通り、超能力って演算が必要不可欠なんですよ。だから能力の制限と記憶の制限って同義なんだ。まぁ、君達の中には『原石』もいたから、そういった例外だけはこちらから手を出したけどね」

白髪「つまり、オマエの言ってることはこうか? @オレたちは能力開発を受けた Aその能力開発の実験には能力を制限する必要があった。記憶の混乱は能力の制限によって付随して起きたもの Bここではあることをやってもらう……」

三下「要約助かる」

ゲコクマ「さすがだよ! やっぱり君は優秀な能力者だね!」
13 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 22:40:55.15 ID:rJF2PP6y0

おでこ「それで、あることって何?」

ゲコクマ「よくぞ聞いてくれました!」

 そこでゲコクマはニヤりと──どういう原理で表情を作っているのか分からないが──笑いながら、声を溜めて言った。





ゲコクマ「君達にはコロシアイをしてもらいます!」

 俺はおそらく目を見開いていたと思う。
14 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 23:02:46.12 ID:rJF2PP6y0

 それからゲコクマは色々なことを語った。もしコロシが行われた場合、人を殺した人間は“クロ”と呼ばれ、その“クロ”を裁判で、ヒトゴロシをしていない“シロ”が見つけなければならない、と。

 クロとなりシロから逃げることができればクロの能力開発は終了し、一人で外の世界に出ることができる。逆にシロが誤った人間を殺したら、シロ全員がオシオキという名の処刑を受ける、と。

 その他にも、色々なことをペラペラ喋っていたが、全く頭に入らなかった。なぜかというとゲコクマの言っていることが嘘には思えず、取り乱してしまったからだ。

 皆が唖然としている中、ゲコクマは能天気に笑った。

ゲコクマ「とまぁー、説明はこの辺で! 詳しくはお手元の生徒手帳を見てちょうだい! さよならクマー!」

 そう言って、何処かに消えた。

 残ったのは、疑ってかかるヤツと長年の感から、これが真実だと理解してるヤツの二分だった。

 そこで一人が口を開く。

おでこ「取り敢えず、あのクマの言ってることはおいといて……自己紹介しましょう? 交友を深めておくほうがコロシアイは起き辛いと思うわ」

 最もな意見だった。ここにいる人間は誰もが初対面のようだった。コロシアイが頭を過るが、それは隅において一回話すべきだ。

 その女に従いように、話しやすいように全員があたりに散った。
15 : ◆GN1D/gFl9g [saga]:2020/02/07(金) 23:36:27.34 ID:rJF2PP6y0

校則

1.生徒達はこの学園内だけで共同生活を行いましょう。共同生活の期限はありません。

2.夜10時から朝7時までを"夜時間"とします。夜時間は立ち入り禁止区域があるので注意しましょう。

3.就寝は各エリアに設けられた個室でのみ可能です。他の部屋での故意の就寝は居眠りとみなし罰します。

4.生徒達は全員、超能力を持っています。様々な制限がされています。また学級裁判中と研究長が禁止にした時間は発動できません。使い方は各自におまかせします。

5.研究長ことゲコクマへの暴力を禁じます。

6.死体が発見された場合、一定時間後に、学級裁判が開かれます。

7.学級裁判で正しいクロを指摘できればクロだけが処刑となりますが、
指摘できなかった場合は、クロ以外の全員が処刑されます。

8.生き残ったクロは、島から脱出する権利を与えられます。

9. 3人以上の人間が死体を最初に発見すると、“死体発見アナウンス”が流れます。

10.監視カメラやモニターなどを許可なく破壊することを禁じます。

11.この建物について調べることは自由です。特に制限は課せられません。

12.裁判に関する詳しいルールは、適宜説明します。

13.コロシアイ能力開発実験で同一のクロが殺せるのは、2人までとします。

14.全生徒の中に、一人クロマクがいます。クロマクの目的は一つ、自分以外の生きている生徒を減らすことです。クロマクは特殊な権利を持っています。

15.能力開発実験でのルールは順次増えていきます。
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