【ミリマス】ペーパーユリコ スーパーシール【安価】

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1 ： ◆EshlTUewlHOp [saga]：2020/02/02(日) 18:28:02.83 ID:JnI5QNEYO

・ミリシタ時空のRPG安価スレです

・「PAPER MARIO スーパーシール」の要素を取り入れていますが大規模に改造しているのでプレイ経験は必要ありません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1580635682

2 ： ◆EshlTUewlHOp [saga]：2020/02/02(日) 18:36:39.89 ID:JnI5QNEYO

百合子「ねえねえ杏奈ちゃん、聞いた！？　昨日『シールの精』がこの街で目撃されたんだって！！」


杏奈「……え？」

百合子「シールの精だよシールの精！　魔法のシールを創造する力を持つ、シールの守護者！」

百合子「輝く羽をもつ、シールサイズの妖精……あぁ、一度会ってみたいなぁ」

杏奈「百合子さん、落ち着いて……それ、たぶんデマだから……」

百合子「そんなにすぐ否定しなくてもいいのに……」ｼｭﾝ

杏奈「それに、言い伝えによれば……人に正体がバレたシールの精は、シールの国に帰っちゃうんでしょ……？」

杏奈「だから本当にそうでも、もうこの街にはいないはず……」

百合子「そ、そんなぁ！？」


杏奈「ふふ……百合子さんは、シールの精に会って何がしたかったの……？」

百合子「もうすぐ、劇場で大きなライブがあるでしょ？　だから、ライブが成功するように力を貸してもらえたらなって」

杏奈「……そうだね……みんな、頑張ってきたから……『ステラステージ』、うまく行くといいね」

百合子「うん！」

3 ： ◆EshlTUewlHOp [saga]：2020/02/02(日) 18:41:48.25 ID:JnI5QNEYO

百合子「そういえば、本番で使うって聞いてる『ステラシール』ってどんなシールなんだろう？」

百合子「なんでも世界最高の魔力を持つシールで、厳重に保管されてるって聞いたけど……本番前に一度見てみたいなぁ」

杏奈「杏奈、見たことある……よ」

百合子「えぇっ！　ど、どんな形！？　どこで見たの！？　教えて教えて！！」

杏奈「……ないしょ」

百合子「あ、杏奈ちゃんのいじわるー！！」

4 ： ◆EshlTUewlHOp [saga]：2020/02/02(日) 18:55:05.79 ID:JnI5QNEYO

百合子「それにしても、この劇場はなんで殆どステラシールを使わないんだろう？　そんなに凄いなら、もっと使っても……」

杏奈「……危険、だから」

百合子「そうなの？」

杏奈「ステラシールは強力すぎて溢れる魔力のせいで、一方的に魔力を送り込み続けるから……」

杏奈「よほど消費量が多くないと、使うのも危険……それに、人に貼ったりすると……」

百合子「…………」ｿﾞｸｯ

杏奈「あ……でも、用法をちゃんと守れば、素敵なシールだから……安心、して……？」

百合子「そ、そうだよね！」


百合子「……話してたら、そろそろ劇場が近づいてきた……って、うわぁっ！？　もう練習まで10分しかないよ！？　急がなきゃ！！」

杏奈「……？　いつも、プロデューサーさんから、15分前までには確認メールが来るのに……今日は、来ないね……」

百合子「とにかく走るよ、杏奈ちゃん！！」ﾀﾞﾀﾞｯ

5 ： ◆EshlTUewlHOp [saga]：2020/02/02(日) 19:01:07.28 ID:JnI5QNEYO

杏奈「はぁ……はぁ……やっと劇場に着いた……あと、2分40秒……！」

百合子「急げ急げーー！」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

杏奈「ま、待って……なんだか、周りの人達の様子がおかしい……？」

百合子「？」

ﾄﾞｶｧﾝ!

百合子「……！？」


ｷｬｰ! ﾀｽｹﾃｰ!

百合子「な、何……劇場から爆発音が……」

杏奈「！　誰かこっちに走ってくる……！」

律子「百合子！！　杏奈！！」

百合子「り、律子さん！！　一体何が！？」

律子「あなた達は無事よね！？　説明は後よ、あなたたちも逃げなさい！！　早く！！」

百合子「ええっ……は、はい！！」ﾀﾞﾀﾞｯ

6 ： ◆EshlTUewlHOp [saga]：2020/02/02(日) 19:08:30.99 ID:JnI5QNEYO

百合子(何が起こってるのかは分からないけど……逃げなきゃ！！)

杏奈「2人とも、待っ……杏奈、体力が……」ｾﾞｪｾﾞｪ

律子「何言ってるの！　もっと、もっと遠くまで逃げないと、あいつらに……」

ﾄﾞｶｧｧﾝ

「おや〜？　逃げようとする悪い子たちが、たくさんいるみたいですね〜？」


律子「……なっ！？　しまっ……」

百合子「と、朋花さん！！　一体何を……って」

百合子「飛んでる！？」

杏奈「……！！」


朋花「せっかく、我らが天空騎士団に入団する権利を差し上げたというのに……」

子豚ちゃん「ぶひ」

子豚ちゃん「ぶひぶひ」


律子「ふ、ふざけないで！！　誰があなたの世界征服なんかに協力するもんですか！！」

百合子「せ、世界征服！？　わ、私何が何だか……」


朋花「言い遅れましたね。今日から、天空騎士団と私天空橋朋花は……」

朋花「世界征服に、乗り出すことにしました……！」ﾃﾞｪﾝ!


百合子「なんですってー！？」

7 ： ◆EshlTUewlHOp [saga]：2020/02/02(日) 19:16:54.08 ID:JnI5QNEYO

百合子「そ、そんな、朋花さんがそんなことを……」

杏奈「！　あれを見て、百合子さん！　朋花さんの左胸に貼ってある、星型のシール……！」



百合子「あのシールから、とてつもない力を感じる……まさか、あれがステラシール！？」

杏奈「うん！　形は不完全だけど……きっと朋花さんは、ステラシールの力を手に入れたせいで……！」

律子「なんで、朋花の胸に……でもそれなら、あのシールを剥がせば……！」

杏奈「ダメ……！　ステラシールは、人の力と結びついたらほとんど剥がれない……！！」

律子「じ、じゃあどうすればいいの？」


杏奈「方法は、あるよ……この方法は、百合子さんが適任……」

杏奈「百合子さん……できる？」

百合子「えっ！？」

朋花「何を言っているのかは知りませんが……子豚ちゃん達、あの3人も『勧誘』してあげてください〜♪」

ﾌﾞﾋｰ ﾌﾞﾋﾌﾞﾋ ﾌﾞｰﾋｰ

杏奈「！　騎士団の人達も、シールの力で強化されてるみたい……こっちに来る！」

百合子「あわわわ！　あ、杏奈ちゃん分かった、私やるよ！！　どうすればいいの！？」

杏奈「了解……百合子さん、手、繋いで……！」

百合子「う、うん……！」

杏奈「あと……百合子さんに律子さん……」

杏奈「……今まで騙してて、ごめんなさい……変身、解除！！」ｶｯ!!

8 ： ◆EshlTUewlHOp [saga]：2020/02/02(日) 19:22:51.79 ID:JnI5QNEYO

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BATTLE START!!
七尾百合子 HP25/25
VS
子豚ちゃん HP5/5
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朋花「……あら？」

子豚ちゃんズ「……ぶひ？」

百合子「……えっ？」


杏奈「やっほー！　こっち向いて、百合子さん！！」

百合子「あ、杏奈ちゃん……って、ちっちゃくなってる！？」

百合子「それに、そのキラキラした羽……まさか、シールの精……！？」

杏奈「当たりー！　今まで内緒にしてたけど……非常事態だから仕方ないね！　実は杏奈、シールの精だったんだ！　さあ、杏奈の力で百合子さんをサポートしちゃうよ！！」


百合子「杏奈ちゃんが、シールの精だったなんて……朋花さんは空を飛ぶし……私、夢でも見てるのかな」ﾌﾗﾌﾗ

杏奈「ゆ、百合子さーん！？　戻ってきてー！！」

9 ： ◆EshlTUewlHOp [saga]：2020/02/02(日) 19:27:59.70 ID:JnI5QNEYO

-百合子のターン-
杏奈「それじゃあ初めてのバトルだから、戦い方を説明するね！」

百合子「え、戦うの？」

杏奈「うん。戦わないと元に戻せないし……」

百合子「そ、そうなんだ」

杏奈「大丈夫、順調に進めば負けないから、頑張ろ！」


杏奈「行動は『逃げる』以外の行動はほぼ全てシールを消費して行うよ！　ちょっと待っててね、試しにシールを数枚……ふんっ……！」ﾋﾟｶｰ

百合子「す、すごい……これが、シールの精のシール創造……！！」

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七尾百合子 HP25/25 CP3

【パンチ】(攻撃シール)
攻撃力:2 攻撃回数:2 対象:敵単体 CP:1
【ローキック】(攻撃シール)
攻撃力:3 攻撃回数:1 対象:敵単体 CP:1
【スパークドリンク】(回復シール)
回復量:20 対象:百合子 CP:1
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杏奈「できた……！　まずはこの中から1つ選んで使ってみて！　CPは今は気にしなくていいから」

(どのシールを使う？ >>10)