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【安価】エレン「俺の誕生日?」

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5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 01:23:19.94 ID:MfW1Eiag0
エレンなら噴水にいる鯉を無断で採捕してるわよ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 02:11:57.28 ID:XVDwtjX+0
クリスタ「エレンなら噴水にいる鯉を無断で採捕してるよ」

ミカサ「本当に?」ピクッ

クリスタ「辺りを警戒しながら網を使って鯉を捕まえてた」

ミカサ「(私が知るエレンは空いた時間さえあれば自主トレをしている様なクソ真面目な人間)」

ミカサ「(信じられないけど、クリスタは嘘を付くような人間では無いと思う)」

ミカサ「出来れば…止めて欲しかった」

クリスタ「ごめんね…私も止めようと思ったけど怖かったから」ショボン

ミカサ「(それもそうだ、クリスタの立場からすれば何をされるか分からない)」

ミカサ「いえ、私の方が悪かった。居場所を教えてくれてありがとう」タタッ

クリスタ「うん、またね!」

ミカサ「(プレゼントを渡すどころの話では無くなった)」タタタタ

ミカサ「(もしも採捕してる現場を教官に見られてしまえば重い罰を課せられてしまうだろう)」タタタタ

ミカサ「急がなくては」タタタタ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 02:13:09.44 ID:XVDwtjX+0
ミカサ「(この角を曲がれば噴水に)」スッ
ミカサ「!!?」










エレン「こらっ!待て!」バシャッ!!

エレン「くっ!あと少しなのに…!」バシャバシャ

エレン「鯉!かかって鯉よ!」バシャッッ!










ミカサ「(寒い駄洒落を言い放つ彼こそがエレン・イェーガー。彼は小さい頃に暴漢に襲われた私を命懸けで助けてくれた)」

ミカサ「(父と母を殺され孤独になった私をエレンは家族として迎え入れてくれた)」

ミカサ「(この計り知れない恩を返す為に、私は生涯をエレンに尽くすと誓った)」

ミカサ「だからといってエレンの蛮行を見逃す訳にはいかない」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 02:14:32.93 ID:XVDwtjX+0
ミカサ「エレン、やめなさい」スタスタ

エレン「げっ…!面倒な奴に見つかった!」

ミカサ「人に見られる前に早く水から上がって」

エレン「見つかったら仕方ないな…」バシャバシャ

ミカサ「私はどうしてエレンがこんな酷い事をするのか分からない」

エレン「…」

ミカサ「ここで泳いでいる鯉は観賞用の鯉だから手を出すのは禁物だと知っているはず」

ミカサ「色鮮やかで美しい鯉を見て安らぐ為にこの噴水に放たれている」

ミカサ「バケツの中の大量の鯉も返してあげなさい」

エレン「…………………分かったよ」ザバー

ミカサ「どうしてこんな事をしたの?」

エレン「>>9
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 02:19:19.60 ID:MqM8uhcm0
巨人を駆逐するよりも鯉のブリーダーになるべきだと悟ったから
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 14:51:49.17 ID:XVDwtjX+0
エレン「巨人を駆逐するよりも鯉のブリーダーになるべきだと悟ったから」

ミカサ「そう悟った理由が全く分からない」

ミカサ「何がエレンの心境に変化をもたらしたの?」

エレン「お前も言ってただろ?鯉って美しくて心が安らぐってな…」

ミカサ「うん」

エレン「確かにその通りだ…鯉を見てるとさ…心が透き通る様な…優しい気持ちになれるんだよ…」

エレン「だからもっとさ…繁殖させてさ…色んな人に知ってもらうべきだと思うんだよ…」

エレン「争いなんて無くなる…巨人だって鯉の美しさに魅了されて人間を食うなんて野蛮な事しなくなるんだよ…」

ミカサ「エレンはバカ。すごくバカ。巨人に美的感覚があるわけない」

エレン「とにかくここにいる鯉を捕獲してさ…飼育するんだよ…」

エレン「飼育してやる…1匹残らず…」

エレン「俺は兵士をやめて鯉の為に猛勉強するよ…」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 14:52:37.10 ID:XVDwtjX+0
ミカサ「冗談はやめて」

エレン「去る前に鯉も一緒に連れて行かせてくれ…」ザブッ

ミカサ「おばさんの仇を撃つんじゃないの?外の世界は見に行かないの?」

エレン「母さんは俺が調査兵団に行く事に反対していた…」

エレン「鯉を育てながら伸び伸び暮らしていた方が天国の母さんも喜ぶよ…」

エレン「もし俺が子を持つ親だったとしても…子供には命を大事に長生きしてほしい…」

ミカサ「…」

エレン「外の世界より…鯉の方が美しい…」

ミカサ「…」

ミカサ「(確かにエレンがどんな選択をしようがそれはエレンの自由)」

ミカサ「(私も、兵士に向いてないなら辞めればいいとエレンに言い放ったことがある)」

ミカサ「(決断するのはエレンで私はそれに付いて行くだけ)」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 14:53:31.77 ID:XVDwtjX+0
ミカサ「エレンが本気なら私も鯉のブリーダーになる」

エレン「おおミカサ…お前も鯉の美しさに魅了されたんだな…」

ミカサ「(よく考えたらこの決断は正解かもしれない。エレンも私も二人きりで平和に暮らせる)」

ミカサ「うん。二人で一緒に鯉を育てよう」

エレン「おう、頑張ろうな」

ミカサ「でもここの噴水の鯉は訓練所の鯉だから勝手に捕まえたら駄目」

ミカサ「町で鯉を買ってから飼育しよう」

エレン「分かった」

ミカサ「そしてエレン、今日はエレンの誕生日だから私がプレゼントを買って来た」

エレン「お、ミカサもプレゼントくれるのか」

ミカサ「も?」

エレン「実は>>13>>14にも貰ったんだよ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 14:55:52.90 ID:yj5/djGMo
アニ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 15:01:23.69 ID:/cgNSQjm0
始祖ユミル
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 15:28:18.80 ID:XVDwtjX+0
ミカサ「アニとシソユミル…?」

エレン「ああ、その2人にプレゼント貰った」

ミカサ「(シソユミルは誰か分からないから置いておこう)」

ミカサ「(しかしアニから…?彼女は人の記念日を祝うような性格ではない)」

ミカサ「(アニは対人格闘訓練でいつもエレンを虐めている極悪非道の女だったはず)」

ミカサ「(まさかエレンに特別な感情でも…?)」

エレン「アニが俺にプレゼントくれるなんてな、驚いたよ」

ミカサ「…」

エレン「でも、シソユミルは見た事も話した事もないんだよ」

エレン「なのに俺にプレゼントくれたんだ。昔、どこかで会ったっけ?」

ミカサ「……プレゼントは何を貰ったの?」

エレン「アニには>>16を貰った」

エレン「シソユミルには>>17を貰ったな」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 15:35:58.93 ID:pS6yz047O
サラブレッド
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 16:15:17.39 ID:MfW1Eiag0
謎の生物の卵
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 17:27:10.96 ID:XVDwtjX+0
ミカサ「サラブレッドとは?」

エレン「競走用に品種改良された軽種馬だってよ」

ミカサ「馬?馬を貰ったの…!?」

エレン「そうなんだよ」

ミカサ「普通に困る。馬はどこにいるの?」

エレン「馬小屋にいるよ」

ミカサ「どうして断らなかったの?」

エレン「だって…申し訳ないだろ」

ミカサ「確かにエレンの気持ちは分かる」

ミカサ「けど私達が兵士をやめたら住む家を探して収入を得る為に働いてブリーダーの勉強をしながら生活をしないといけない」

ミカサ「馬の世話をするお金も場所も何も無い。自分達の事で精一杯なの」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 17:27:57.86 ID:XVDwtjX+0
エレン「あのさ…話を割って申し訳ねえんだけどさ…」

ミカサ「なに?」

エレン「シソユミルにはこの謎の生物の卵を貰ったんだよ」ヨイショ

卵「」カタカタカタカタ

ミカサ「そんなの貰わなくていいの!私達は鯉のブリーダーになるんでしょ!?」

ミカサ「馬や謎の生物は専門外なの!」

エレン「だってさ…シソユミルは小さな女の子だったんだよ」

エレン「オマケに服は汚れて暗い顔してて断れる雰囲気じゃなかったんだよ」

ミカサ「馬は兵団に寄附して卵はどこかの施設に預けよう」

ミカサ「それが馬と卵の為になる」

エレン「……そうか」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 17:30:08.22 ID:XVDwtjX+0

ミカサ「分かってくれた?」

エレン「ああ」

ミカサ「(可哀想だけど仕方がない)」

エレン「(馬には>>21って名前を付けて、謎の生物には>>22って名前を付けてたけど仕方ないな)」

ミカサ「では、私からエレンにプレゼント」

ミカサ「エレン、誕生日おめでとう」スッ

エレン「なんだか照れるな」

ミカサ「開けてみて」

エレン「ありがとう、楽しみだな」シュルシュル

入っていた物 >>23
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 17:34:41.58 ID:jcN0UTUdo
すぎやまこういち
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 18:44:17.32 ID:eUYSETkoO
ペペペペぺ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 19:08:47.96 ID:MqM8uhcm0
首輪
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 21:26:11.89 ID:XVDwtjX+0

パカッ

エレン「ん?何だこれ?」

ミカサ「私からエレンにプレゼント」

エレン「輪っか?腕輪か?」

ミカサ「首輪」

エレン「く、首輪?」

ミカサ「そう、首輪」

エレン「…」

ミカサ「…もしかして嫌だった?」

エレン「いや…なんで首輪なんだ?」

ミカサ「>>25
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 22:03:10.83 ID:yj5/djGMo
エレンが首輪をつけたい人に贈ってほしい
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 23:28:54.53 ID:XVDwtjX+0
ミカサ「エレンが首輪をつけたい人に贈ってほしい」

エレン「誰かに首輪をつけたいなんて考えたことねえよ」

ミカサ「別に今使う必要はない。今後役に立つかもしれないから大切にしてほしい」

ミカサ「(私との関係が更に深まったらそういうプレイに使うかもしれない)」ニヤッ

エレン「何笑ってんだ気味が悪い」

ミカサ「おっと失礼。大切にしてね」

エレン「俺の為に買ってくれたんだから大切にするよ」

ミカサ「嬉しい!」

エレン「じゃあ俺達は訓練兵やめるから世話になった奴等に挨拶しに回ろうぜ」

ミカサ「いいアイデア」

エレン「最初は一番の親友のアルミンに会いに行くか」

ミカサ「そうしよう。アルミンとは数え切れない程の素敵な思い出がある」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 23:30:49.74 ID:XVDwtjX+0
エレン「俺達がブリーダーになりたいって言ったらアルミン驚くだろうな」スタスタ

ミカサ「卒倒するかもしれない」スタスタ

ミカサ「(アルミンとは私達の幼馴染み。明晰な頭脳を持ち、外の世界への憧れを抱いている)」

ミカサ「(いじめっ子に異端者扱いをされていた所をエレンに救われ、一番の親友として接して来た)」

ミカサ「(そんなアルミンとも今日でお別れ。寂しくなるけど彼なら一人前の兵士になれると私は信じている)」

エレン「お、いたいた。おーいアルミン」

アルミン「あ、エレン。どうしたの?」

エレン「実はかくかくしかじかって訳で俺とミカサは今日で訓練兵をやめる」

エレン「アルミンなら立派な兵士になれる。頑張れよ!」

ミカサ「今までありがとう」

アルミン「>>28
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 23:33:21.38 ID:MfW1Eiag0
じゃあ僕も訓練生辞めてしぶしぶ学者目指します
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 23:55:57.15 ID:XVDwtjX+0
アルミン「じゃあ僕も訓練生辞めてしぶしぶ学者目指します」

エレン「お!アルミンも訓練兵やめるのか」

ミカサ「でもアルミン。学者を目指すと言っても渋々やるようでは長続きしないと思う」

ミカサ「何事にも本気で取り組まないと」

アルミン「いつも一緒だったエレンとミカサがいない中で外の世界を目指してもなぁ…」

アルミン「その状態で兵士になるぐらいなら学者を目指した方がいいや」

ミカサ「ナルホド」

エレン「まぁ自分に合った道を選ぶのが一番だな!」

アルミン「うん!エレンの言う通りだ!」

ミカサ「アルミンの知識と根性さえあればきっと学者になれる」

アルミン「ありがとうミカサ!」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 23:56:33.63 ID:XVDwtjX+0
エレン「次は別の奴に挨拶しに行くか」

ミカサ「そうしよう」

アルミン「何をしてるの?」

エレン「世話になった奴等に別れの言葉を伝えに行くんだよ」

ミカサ「まだアルミンにしか会ってない」

アルミン「そうだね、最後だもんね」

エレン「次は誰に会いに行く?」

ミカサ「私はあまり人と接した事がないので任せる」

アルミン「僕達と仲が良い人といえば…」

エレン「じゃあ>>31に別れの挨拶しに行くか」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 00:00:40.79 ID:0dWKQf+H0
サシャ
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 01:00:39.79 ID:e6UAV5X60

エレン「じゃあサシャにお別れの挨拶しに行くか」

ミカサ「確かにサシャとはよく絡んだ」

アルミン「食いしん坊だけど良い子だったよね」

ミカサ「(サシャ。彼女は活発で食い意地張った狩猟民族の女の子)」

ミカサ「(田舎の村で育ったために、喋り方に訛りがある。それを隠す為にいつも皆に敬語で交流を図っている変わった子)」

アルミン「よくパンを盗られていたけど彼女の活発な性格には元気を貰ったよね」

エレン「だな、サシャなら食糧庫にいるだろうから行ってみるか」

サシャ「私がどうかしたんですか?」

ミカサ「そっちから話しかけに来るとは」

サシャ「どうしました?」

エレン「実はかくかくしかじかで訓練兵やめるんだよ」

アルミン「今までありがとね」

ミカサ「とても楽しかった」

サシャ「>>33
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 01:06:42.64 ID:+iM0ZQrXo
馬鹿なんですか?
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 01:42:42.32 ID:e6UAV5X60
サシャ「馬鹿なんですか?」

3人「え?」

サシャ「この質素な暮らしにも慣れて来て訓練にも慣れてようやく一人前の兵士に近付いてるって所なのに」

サシャ「どうしてこのタイミングでやめちゃうんですか!!」ダンッ

エレン「でも俺達の勝手だからなぁ」

ミカサ「(サシャの言いたい事は分かる。でも私はエレンに従う)」

ミカサ「サシャ…本当にごめんなさい」

サシャ「信じられません!!あんなに巨人を駆逐してやると意気込んでいたのに!!」

サシャ「あの頃の3人はどこに行ったんですか!!!」

サシャ「怒りしか湧いて来ないですよ!!」

アルミン「………サシャ」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 01:43:22.82 ID:e6UAV5X60
エレン「俺達の為に怒ってくれてありがとな」

サシャ「どうしてそんな腑抜けた事を言うんですか!!」

サシャ「昔のエレンはもっと尖っていたじゃないですか!!」

アルミン「今までありがとう」

ミカサ「サシャと一緒に暮らせて楽しかった」

サシャ「うわあああああぁぁぁああぁん!!」タタタタッ

3人「…」

エレン「サシャって仲間思いの良い奴だったな」

ミカサ「彼女もきっと素晴らしい兵士になる」

エレン「教官の元に行くか」

アルミン「そうだね」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 01:44:04.51 ID:e6UAV5X60
エレン「俺達の為に怒ってくれてありがとな」

サシャ「どうしてそんな腑抜けた事を言うんですか!!」

サシャ「昔のエレンはもっと尖っていたじゃないですか!!」

アルミン「今までありがとう」

ミカサ「サシャと一緒に暮らせて楽しかった」

サシャ「うわあああああぁぁぁああぁん!!」タタタタッ

3人「…」

エレン「サシャって仲間思いの良い奴だったな」

ミカサ「彼女もきっと素晴らしい兵士になる」

エレン「教官の元に行くか」

アルミン「そうだね」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 01:44:59.47 ID:e6UAV5X60
〜〜教官室〜〜

エレン「お世話になりました」

キース教官「ふむ…まあどんな人生を歩むかは貴様らの自由だ」

キース教官「だが正直に言わせてもらえば、この訓練兵団を卒業して一人前の兵士になって欲しかった」

エレン「申し訳ありません」

キース教官「謝る必要は無い。ここを去っても元気に暮らすのだぞ」

3人「ハッッ!!」




こうしてエレン達は訓練兵団を去りましたとさ。
おしまい。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 01:48:17.55 ID:e6UAV5X60
なんか誕生日全然関係無くなったのでやり方変える
次、誰の誕生日を祝うか
安価下5↓までで多い人
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 01:50:49.30 ID:fTwQkVh50
ジーク
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 03:00:49.95 ID:+iM0ZQrXo
クリスタ
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 03:29:02.55 ID:2iS/2Afp0
アルミン
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 05:05:26.87 ID:bPwoy/MC0
アルミン
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 04:55:04.17 ID:vMJp/jD+0
アルミン
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 09:01:22.97 ID:lD/+FNy50
エレン「ミカサ」

ミカサ「?」

エレン「今日が何の日か知ってるか?」

ミカサ「もちろん知っている」

エレン「何の日だ?」

ミカサ「アルミンの誕生日」

エレン「っっそう!!今日はアルミンの誕生日なんだ!」

ミカサ「おめでとうアルミン」パチパチパチ

エレン「だから今日はアルミンを祝ってやりたいと思うんだよ」

ミカサ「きっと喜んでくれると思う」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 09:01:53.57 ID:lD/+FNy50
エレン「と、言っても」

ミカサ「?」

エレン「ただ、『おめでとうアルミン!』と言葉を掛けるだけじゃ面白くねえ」

エレン「そんな事は誰でも出来るからな」

ミカサ「?……何か考えがあるの?」

エレン「当たり前だ」

エレン「今日はアルミンの為に盛大な誕生日パーティーを開くんだよ!」

ミカサ「誕生日パーティー?」

エレン「あぁ」

エレン「盛大に祝えば、きっとアルミンも喜んでくれる」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 09:02:22.95 ID:lD/+FNy50
ミカサ「エレンがそんな企画を考えるなんて…」

エレン「だろ?俺らしくないよな」

エレン「そんな『らしくない』俺が誕生日パーティーを開くんだ」

エレン「アルミンもビックリするだろうな」

ミカサ「素晴らしい。エレンは素晴らしい」パチパチパチ

エレン「でもな、まだ準備が整ってないんだ」

ミカサ「うん」

エレン「だから俺の他にもアルミンの誕生日パーティーを手伝ってくれる協力者を集めておいた」

ミカサ「協力者まで…?」

エレン「まぁな」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 09:03:01.45 ID:lD/+FNy50
ミカサ「いつもは誰かの誕生日は『おめでとう』と声を掛けてプレゼントを渡すだけなのに」

エレン「今回は本気なんだよ」

エレン「誕生日パーティーを盛り上げる為ならどんなアイデアでも取り入れるつもりだ」

エレン「ミカサも協力してくれるよな?」

ミカサ「もちろん協力する」

エレン「よし…なら今から企画会議だ」

ミカサ「企画会議…とても本格的」

エレン「この部屋で企画会議をする。ミカサもどのどんアイデアを出してくれ」

ミカサ「承知した」

エレン「入るぞー」ガチャ

協力者 >>48 >>49
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 10:38:57.84 ID:q8vKZFYTo
二ファ
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 14:40:43.22 ID:dt9gu0qA0
ライナー
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 16:10:58.95 ID:lD/+FNy50
ライナー「待ってたぞエレン」

ニファ「…」ガタッ

エレン「ああ、待たせて悪いな」

ミカサ「…」

エレン「最後の協力者を連れて来たぞ。ミカサだ」

ミカサ「……どうも」

ライナー「ミカサか。まぁ当然だな」

ニファ「よろしくお願いします」ペコッ

エレン「よし、じゃあ会議を始めるぞ」

ミカサ「待ってエレン」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 16:11:39.72 ID:lD/+FNy50
エレン「どうした?」

ミカサ「ライナーが協力者なのはまだ分かる」

エレン「おう」

ライナー「?」

ミカサ「でも、この女の人は誰…?」

ニファ「…」

ミカサ「訓練所でこんな人見た事ない」

ミカサ「それにどう見ても私達より年上」

エレン「ああ、この人は調査兵団に所属してるニファさんだ」

ミカサ「えっ…調査兵団の人なの?」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 16:12:05.97 ID:lD/+FNy50
ニファ「宜しくお願いします」ペコッ

エレン「この人、アルミンに似てるだろ?公式でも言ってたしな」

ミカサ「確かに似てるけど公式とは」

ニファ「私もお力添え出来るように全力でサポートします」

エレン「はい、宜しくお願いします」

ミカサ「あの…私達の先輩なのに敬語なんか使わなくても…」

ニファ「いえ、誰にでも敬語が私のポリシーなのでお気遣いなく」

ミカサ「…」

エレン「じゃあ始めるぞ。ミカサ、席に着いてくれ」ガタッ

ミカサ「……あ、うん」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 16:12:33.86 ID:lD/+FNy50
ミカサ「…」ガタッ

ライナー「この日を待ち侘びたぞ」

ニファ「私も同じ気持ちです」

エレン「ああ、俺もこの日をずっと待っていた」

エレン「俺達で必ずアルミンの誕生日パーティーを成功させるぞ!」

3人「「おう!!」」

ミカサ「…」

エレン「早速だが

ミカサ「ちょっと待って」

エレン「なんだよ」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 16:13:04.00 ID:lD/+FNy50
エレン「質問なら後にしろよ」

ライナー「強引に流れを切るのは良くないぞ」

ニファ「うんうん」

ミカサ「それは申し訳ない……けど…」

ミカサ「どうしてライナーもニファさんもこんなに親身になって協力してくれるの?」

ミカサ「何かアルミンに恩でもあるの?」

ライナー「気になるのか?」

ミカサ「気になる」

エレン「お二人とも言ってやりましょう」

ライナー「>>55

ニファ「>>56
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 16:24:17.18 ID:zv0+LBdX0
アルミンのケツを掘りまくってヒィヒィ言わせたいからに決まってるだろ!!!
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 21:06:59.62 ID:UznlAXCG0
子供の頃に暴漢から助けてもらった
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 23:08:29.16 ID:lD/+FNy50
ライナー「アルミンのケツを掘りまくってヒィヒィ言わせたいからに決まってるだろ!!!」バンッ!

エレン「…」

ミカサ「…」

ニファ「」

ライナー「だって見てみろよ。あの男の子なのか女の子なのか分からない中性的な顔立ち」

ライナー「ここの女訓練兵全員と比べてもダントツでアルミンの方が可愛いんだよ」

ライナー「しかもアルミンはよく俺を頼ってくれるんだよ。もしかしたら俺の事が好きなのかもしれないな」

ライナー「………そうだ…あいつは誘ってるんだ……可愛い顔をして俺を誘惑してるんだ…」

ライナー「アルミンの可愛いお尻…きっと良い声で鳴くん


グシャッ!!!!!!
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 23:09:05.10 ID:lD/+FNy50
ライナー「おぐっ…!!」バタ-ン!!

ニファ「(!?…椅子が飛んできた…)」

エレン「このデケェ害虫が!!俺が駆除してやる!!」ドスッ!!ドスッ!!

ミカサ「このホモは調子に乗りすぎた。今然るべき報いを」グシャッ!!

ライナー「痛いッ…!痛い痛いッッ…!!!」

エレン「この部屋から出て行け!お前は悪魔だ!」ドゴォッ!

ミカサ「アルミンに近付かないで。二度と」バキィッ!!

エレン「地面に這い蹲って眠ってろ!!」ガチャリ

ミカサ「ふんっ!」ポーイ




ライナー「」バターン
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 23:09:41.78 ID:lD/+FNy50
エレン「…………ハァハァ…クソが…」ガタッ

ミカサ「取り乱してしまって申し訳ありません」

ニファ「いえ、当然の処置だと思います」

エレン「さて…害虫の事は忘れて…」

ミカサ「ニファさんはどんな理由があって協力してくれるんですか?」

ニファ「はい。私はアルミンさんに子供の頃に暴漢から助けてもらった事があるんです」

エレン「アルミンがですか?」

ミカサ「いつもは助けられる側のアルミンが…」

ニファ「私がお酒に酔った暴漢に絡まれている時にアルミンさんが助けてくれたんです」

ニファ「私よりも体が小さいのに体を張って必死に抵抗して…その後に駐屯兵の方が来て事なきを得ました」

エレン「素晴らしいです…」パチパチ

ミカサ「素晴らしい…」パチパチ
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/04(火) 23:10:18.37 ID:lD/+FNy50
ニファ「何も恩返しが出来ていないので、今日はこの会議に参加させて貰いました」

エレン「そんな事があったなんて…」ウルッ

ミカサ「ご協力感謝します」ペコッ

ニファ「私が感謝される筋合いはありません。今日の様な機会を与えてくれた貴方達に私から感謝します」

エレン「よし、なら会議始めるか」

ミカサ「3人になってしまったけど始めるの?」

エレン「いいだろ。俺達だけで盛り上げようぜ」

ミカサ「分かった」



バンッ!!!!!!



エレン「!?」

ミカサ「!?」

ニファ「!?」



>>61「その会議待った!!」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 00:41:14.90 ID:DguGwmvE0
ジャン
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 01:49:19.20 ID:MNIRFzgv0
ジャン「その会議待った!!」バンッ!

エレン「ジャン!?」

ミカサ「どうしたの?」

ジャン「おい死に急ぎ野郎。俺もアルミンの誕生日パーティーの企画会議に参加させろ」

ジャン「俺が外で倒れてるライナーの代わりだ」

エレン「はぁ?お前邪魔しに来ただけだろ?」

ジャン「んなわけねぇだろ!俺だってアイツには世話になってんだよ」

ミカサ「……エレン。4人揃ったなら丁度いい」

ニファ「1人でも仲間が増えれば心強いです」

エレン「なんだよ…まぁ仕方ないか」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 01:50:20.40 ID:MNIRFzgv0
ジャン「よぉし、じゃあ会議を始めるぜ」ガタッ

ニファ「よろしくお願いします」ペコッ

ジャン「(誰だこの人)」ペコッ

エレン「待てよジャン。お前じゃなくて俺が仕切るんだよ」

ジャン「そうかよ、なら、ちゃっちゃと進めてくれ」

エレン「勿論だ!じゃあ盛大に誕生日を祝う為に必要なことを順番に挙げて行くぞ!」

エレン「1つ目は人数だ!!俺達だけじゃなくて他にも色んな人に祝ってもらった方がアルミンだって嬉しい筈だ!」

エレン「皆の意見を聞いて最終的に決まった人数を誕生日パーティーに招待しよう」

ニファ「なるほど」

ミカサ「承知した」

エレン「ならジャンは何人呼ぶべきだと思う?」

ジャン「>>64
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 02:49:24.26 ID:IBT63guV0
70億人
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 09:17:54.89 ID:MNIRFzgv0
ジャン「70億人だな」

エレン「呼べるもんなら呼んでみろよ敗北主義者馬面野郎」

ジャン「違う!!この程度呼べたらいいなっていう願望だよ!!」

ミカサ「呼べるわけないでしょう?」

二ファ「そもそも壁内に70億人も人がいるわけないです」

エレン「真面目にやらないならお前もつまみ出すぞ」

ジャン「俺だって真剣に考えてんだよ!」

ミカサ「現実的な意見を出して」

ジャン「…」

エレン「人数は後にするか。じゃあ次に必要な事を挙げるぞ」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 09:18:41.15 ID:MNIRFzgv0
ミカサ「承知した」

二ファ「お願いします」

エレン「次は誰を誘うかを決めるぞ」

ジャン「そんなの人数が決まった後がいいだろ」

エレン「またジャンみたいな事になるかもしれないだろ」

ジャン「ミカサと……えっと……」

二ファ「二ファです」

ジャン「ミカサと二ファさんは別に変な事言わないから大丈夫だろ」

エレン「なんだお前、変な事を言ってる自覚あったのかよ」

ジャン「一々揚げ足取るのやめろ!!」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 09:19:36.91 ID:MNIRFzgv0
ミカサ「喧嘩しないで。せっかくこうやって集まったのに」

二ファ「仰る通りです」

エレン「あぁ…すまん…」

ジャン「すまねぇ…」

二ファ「アルミンさんと親交が深い人物を呼ぶべきですよね」

ミカサ「そうですね」

二ファ「でも私は訓練所の交友関係は分からないので…ここは皆さんにお任せします」

ジャン「(そりゃ知ってるわけないよな)」

エレン「ミカサ、誰を誘うべきだと思う?」

ミカサ「>>68
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 09:59:50.67 ID:c0DpbYicO
マルコ
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 12:59:08.51 ID:MNIRFzgv0
ミカサ「マルコなんていいと思う」

エレン「確かに仲いいな!よく2人で難しい話をしてるもんな!」

ジャン「マルコか…まぁ妥当だな」

ニファ「では、私が書記も兼ねて決まった事をホワイトボードに書いていきます」カッカッ

エレン「宜しくお願いします!」

ミカサ「彼なら参加してくれると思う」

エレン「あいつ優しいからな」

ジャン「次はエレンの番だな」

エレン「ああ俺か、そうだな…アルミンと仲良い奴…」

エレン「>>70とかどうだ?」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 15:59:14.02 ID:DguGwmvE0
アニ
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 17:52:27.15 ID:MNIRFzgv0
エレン「アニとかどうだ?」

ジャン「アニ?あいつはいつも1人だろ」

ミカサ「話している所を見た事が無い」

エレン「いや、2人で話している所を見た事があるんだよ」

エレン「会話の内容は聞いてないけどな」

ジャン「世間話ではないだろうな」

ミカサ「落とし物がどこにあるか訪ねただけとか」

エレン「お前等のアニのイメージ暗すぎだろ」

ジャン「だって暗いだろ?」

ミカサ「確かに暗い」

エレン「(お前も暗いだろ)」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 17:53:35.02 ID:MNIRFzgv0
エレン「対人格闘の訓練の時は生き生きしてるぞ」

ミカサ「人に暴力を振るう時だけ生き生きする人を呼びたくない」

ジャン「格闘家みたいだもんな」

エレン「格闘家を批判するような発言するなよ…」

ニファ「どうしますか?」

エレン「呼びましょう!多分来てくれますよ!」

ニファ「では、マルコとアニと…」カッカッ

ジャン「アニは来ないと思うけどな」

エレン「最後はジャンな」

ミカサ「他にアルミンと仲いい人いる?」

ジャン「>>73
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 18:09:13.90 ID:IBT63guV0
ダズ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 18:18:43.95 ID:IBT63guV0
あれ?今気づいたけどアルミンの誕生日に当たり前のように二人がいるのにエレンの誕生日の時にアルミンハブられてるのおかしくね?
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 20:18:19.90 ID:MNIRFzgv0
>>74
エレンの時は基本ミカサの一人称視点で進めて行く設定で書いた。
けどそれが上手く行かなかったからすぐ終わらせた。

なので、次はエレンやミカサや他の人も含めて複数視点で進める設定に変えた。
言ってる事が分かりにくかったらごめん。
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 20:18:50.29 ID:MNIRFzgv0
ジャン「ダズだな」

ミカサ「老け顔で嘔吐する人」

エレン「大丈夫かあいつ?自分の事しか考えて無さそうな奴だぞ」

ジャン「どっかでアルミンがダズの介抱をしてるのを見たぞ」

ジャン「きっとアルミンには感謝してるだろ」

エレン「分かった。じゃあ呼んでみるか」

ニファ「ダズ…と」カキカキ

エレン「候補が上がった所で参加してくれるかどうか聞いて来るか」

ジャン「今から行くのか?」

エレン「会議で色々決定した後に聞きに行って参加出来ないって言われたら後々困るかもしれないだろ」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 20:19:32.09 ID:MNIRFzgv0
ジャン「それもそうか」

ミカサ「最初は誰に聞きに行くの?」

エレン「さっき俺が聞いた順番で行くか」

ジャン「俺らも行くのか?」

エレン「当然だろ」

ニファ「私も行ったほうが良いでしょうか?」

エレン「ニファさんはここに居てください」

ジャン「(教官に見つかったら面倒な事になりそうだもんな)」

ニファ「分かりました」

エレン「よし、最初はマルコを駆逐しに行くぞ」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 20:20:43.03 ID:MNIRFzgv0
ジャン「死に急ぎ野郎と一緒に歩くのは変な感覚だな」スタスタ

エレン「こっちの台詞だ」スタスタ

ミカサ「喧嘩したら全力でビンタするので」スタスタ

ジャン「…」

エレン「…」

ミカサ「ところでマルコはどこに居るのだろう」

エレン「ジャンはよくマルコと一緒に居るだろ?」

ジャン「あいつはクソ真面目だからな。時間があれば勉強してるような奴だ」

ジャン「宿舎で本でも読んでるんじゃねえのか?」

エレン「なら宿舎に行ってみるか」

ミカサ「承知」



マルコは何をしてたか >>79
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 20:30:11.96 ID:qgc3tThkO
奇声をあげながら宿舎を破壊していた
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 20:51:54.18 ID:MNIRFzgv0
ジャン「おーいマルコー」ガチャリ





マルコ「きゃあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!!!!」ドゴーン!!

マルコ「にゃお"お"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っち"ゃあ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!」パリーン!! パリーン!!





ジャン「!!?……!?おい!!何やってんだマルコ!!!!」

マルコ「ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!」ドタドタドタドタ!!!!!

エレン「うわっ!?何だこれ!?」

ミカサ「」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 20:52:42.49 ID:MNIRFzgv0
マルコ「しゃあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!!!!」ガシャーン!!

ジャン「おいやめろ!!辞めろってマルコ!!!ガラス割るな!!」ガシッ

エレン「部屋がめちゃくちゃじゃねえか!!止まれ!!」ガシッ

マルコ「う"う"う"う"う"う"う"う"う"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"!!!!!」バキィッ!!!

ジャン「おおおい!!ベッド壊すんじゃねえよ!!」

エレン「ミカサ!!早く止めてくれ!早く!!!」

マルコ「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!!!」ジタバタ

ミカサ「ふんっ!」ギュゥウウゥ…!!

マルコ「うぐお"ぉ"っお"お"ぉ"おおっ…!!…おおぉぉぉぉぉぉ……ぉぉ………」バタバタバタバタ

マルコ「」カクッ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 20:53:24.12 ID:MNIRFzgv0
エレン「とっ…止まった……」ガクッ

ジャン「ハァッ……ハァッ……」

ミカサ「…」

エレン「…」

ジャン「………一体、何が起きたんだ…」

エレン「どっからどう見ても普通じゃなかったぞ…」

ミカサ「私が知ってるマルコはもっと大人しい…」

マルコ「」ムクッ

3人「「!!?」」

マルコ「>>83
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 20:55:10.71 ID:icaWRpJDo
お前らも俺の邪魔するのか?
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 21:05:22.90 ID:MNIRFzgv0
マルコ「お前らも俺の邪魔するのか?」

エレン「え?」

ジャン「え?」

ミカサ「?」

マルコ「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!」パリーン!!

ジャン「ちょっと待てって!!!!」

エレン「一回落ち着け!!どうしたんだよ!!!落ち着け!!!」ガシッ

マルコ「ぐぅうぅうぅっぅぅお"ぉ"お"お"ぉ"お"お"ぉ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!」

ミカサ「くっ…!力が強い…!」

エレン「おいジャン!お前が話を聞いてやれ!」

ジャン「あっ…あぁ…」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 21:06:28.42 ID:MNIRFzgv0
マルコ「お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"!!!!!」

ジャン「どうしたんだマルコ?何か嫌な事があったのか…?」

ジャン「大丈夫だ。俺が付いてるぞ。話ならなんでも聞いてやる」

マルコ「ッはあ"ッ"ッ"…!!…はぁ"ッ"…!!!…はぁ"ッ……」ゼェゼェ

ジャン「俺達親友だろ?困った時は俺を頼ってくれよ!」

ジャン「だからゆっくり話してみろ…な?」

マルコ「ふぅッ"……ふぅっ……ふぅ……はぁ………」

エレン「疲れただろマルコ…?イスあるから座れよ」スッ

ミカサ「私達はマルコの味方。何も怖くない」

ジャン「何があったんだ?」

マルコ「>>86
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 22:25:30.01 ID:ekqtN2qa0
・・・・その前に確認だ、お前たちは本物か?
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 23:01:13.35 ID:MNIRFzgv0
マルコ「…その前に確認だ、お前たちは本物か?」

ジャン「どう見ても本物だろ?俺の偽物でも見たのか…?」

エレン「俺はエレンだ。エレン・イェーガーだ」

マルコ「名前を言うだけじゃ信用出来ない」

ミカサ「私はミカサ・アッカーマン。小さい頃にエレンに暴漢から助けてもらった」

マルコ「それは初めて聞いた」

ミカサ「…」

マルコ「ジャン、君が僕と二人で秘密にしている事を言ってくれたら信じる」

ジャン「えっ!?」

マルコ「君が本物なら言える筈だよ」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 23:02:23.17 ID:MNIRFzgv0
エレン「ならジャン。言ってやれよ」

ミカサ「いつまで経っても終わらない」

ジャン「仕方ねえな…耳貸せマルコ」

マルコ「いいや、その秘密を大声で叫ぶんだ」

ジャン「はぁ!?」

マルコ「大声で言わないと信じない」

ジャン「…」

エレン「大丈夫だジャン。別に俺はお前に興味ないから」

ミカサ「その通り」

ジャン「(それはそれで悲しいな…)」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 23:02:56.04 ID:MNIRFzgv0
マルコ「さあ僕達2人だけの秘密を大声で叫ぶんだジャン!!」

ジャン「マルコまで犠牲になるんだぞ…」

マルコ「僕はどう思われても構わないよ」

ジャン「他に俺達が本物だと証明する方法が…」

マルコ「いいから早く!!」

エレン「言ってやれジャン!」

ミカサ「私はなんとも思わない!」

ジャン「ああ分かったよ…言ってやるよ!」

マルコ「行けっ!!」

ジャン「>>90!!!!!」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 23:39:48.60 ID:1wKQcOhRO
俺のファーストキスの相手はマルコだぁぁぁ!!!
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 00:14:40.45 ID:GJiLaD1p0
ジャン「俺のファーストキスの相手はマルコだああああああああああ!!!!!!!!!!」

マルコ「もぉっ/////」ポッ

エレン「(マジかよ)」

ミカサ「うっ…」

ジャン「おらっ!!これでいいかマルコ!!」

マルコ「ジャンったら大胆っ…///」

ジャン「お前が言えっていったんだろ!!」

マルコ「そっ…そうだけどぉ…//」モジモジ

エレン「(モジモジじゃねえよ…吐き気がしてくんだよ…)」

ミカサ「エレン、呼ぶの?」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 00:15:30.85 ID:GJiLaD1p0
エレン「え?」

ミカサ「だから…マルコを誕生日パーティーに呼ぶの?」

エレン「あっ…うーん…」

ジャン「でも奇声あげなくなったな」

マルコ「もう治ったみたいだよっ」

エレン「(まぁ別にマルコが悪い奴ってワケでもねぇしな…)」

エレン「(男同士でふざけてキスする事なんて珍しくもないしな)」

エレン「(そこは深く聞かねえけど)」

エレン「誘うか」

ミカサ「分かった」

エレン「なぁマルコ。お前アルミンの誕生パーティーに参加してくれないか?」

マルコ「>>93
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 01:24:10.83 ID:PJphtkRM0
OK
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 02:20:18.84 ID:GJiLaD1p0
マルコ「OK」

エレン「やったぜ!!」

ジャン「さっすがマルコだな」ポンッ

マルコ「まあ、アルミンとは仲良くさせて貰ってるからね」

マルコ「それに誕生日パーティーなんて初めてだから僕も楽しみ」

ミカサ「パーティーが始まる直前になったら再び呼びに来る」

マルコ「僕も手伝おうか?」

エレン「ありがてぇけど人数なら間に合ってるんだ」

ジャン「サンキューなマルコ」

マルコ「そっか。じゃあまた後でね」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 02:20:57.04 ID:GJiLaD1p0
ミカサ「まずは1人目」

エレン「あいつなら参加してくれると思ったぜ」

ミカサ「(ただ、今後マルコとの会話は控えよう)」

エレン「(ジャンとキスして顔赤くしてたから引いたもんな)」

ジャン「次はアニだな?」

エレン「そうだな、アニんとこ行くか」

ミカサ「アニって普段は何をしてるの?」

エレン「同じ女子宿舎にいるんだからミカサの方が知ってる筈だろ」

ミカサ「興味ないから知らない」

ジャン「じゃあ俺も知らねえ」

エレン「俺も」
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 02:22:03.45 ID:GJiLaD1p0
ミカサ「……とりあえず女子宿舎に行ってみよう」

ジャン「そうするか」

エレン「俺ら入れないだろ」

ミカサ「私はさっき男子宿舎に勝手に入った」

エレン「確かに」

ジャン「些末な問題だろ。心配すんなって」

エレン「どうせ如何わしい事考えてんだろ」

ジャン「考えてねえよ!!」

ミカサ「レッツゴー」


アニは何をしてたか >>97
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 03:41:43.91 ID:d7fzE00/0
エレンへのラブレターを書いていた
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 11:35:20.84 ID:GJiLaD1p0
アニ「」カキカキ

ミカサ「誰かいる?」ガチャ

アニ「!?」サッ

ミカサ「丁度アニが1人でいた」

ジャン「俺ら入っていいのか…?」

ミカサ「アニ一人だから平気」

アニ「……………何か用?」

エレン「お、アニいるのか」

アニ「!?…エレン!?」

エレン「今、何か隠したよな?」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 11:36:07.73 ID:GJiLaD1p0
アニ「!?!?!?」ビクッ

ジャン「そこは突っ込んでやるなよ」

ミカサ「プライバシーの問題だから」

エレン「あぁ、それもそうか」

アニ「何?あんたが部屋に男を連れ込むような尻軽な女だとは思わなかったよ」

ミカサ「そういう意味じゃない。アニに聞きたい事がある」

アニ「私?」

エレン「アルミンの誕生日パーティーに参加してくれねえか?」

ミカサ「嫌なら嫌で構わない」

アニ「>>100
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 13:18:15.60 ID:MHGSK+7YO
エレンが来るなら参加する
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 14:20:00.14 ID:GJiLaD1p0
アニ「エレンが来るなら参加する」

エレン「俺…?」

ジャン「………クソが」

ミカサ「チッ……」

エレン「俺は勿論参加するぞ」

アニ「分かった。なら私も参加する」

エレン「おう!サンキュー!」

ジャン「なんでこいつばっかり…」ブツブツ

ミカサ「さっさと次に行こうエレン」

エレン「え…?おう…」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 14:20:25.64 ID:GJiLaD1p0
ジャン「…」スタスタ

ミカサ「…」スタスタ

エレン「おい、お前ら感じ悪いぞ」

エレン「せっかくアニが参加してくれるって言うのにありがとうの一言も無しかよ」

ミカサ「お礼を言えと言われなかったので言わなかっただけ」

ジャン「貴様には俺の気持ちが分からんだろうな」

エレン「…ん?どういう事だ?」

ミカサ「これだから鈍感な主人公は…」

ジャン「次はダズだな。さっさと行くぞ」

エレン「(なんだってんだ一体…)」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 14:20:57.42 ID:GJiLaD1p0
エレン「お、ダズいたな」

ダズ「オエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!」ビチャビチャ!!!

ミカサ「既に吐いてる」

ジャン「吐く事で自分の存在価値を示してるからな」

エレン「おいダズ。大丈夫か?」

ダズ「オロロロロロロロロロロロロロロロ……」ドバドバドバドバ!!

ミカサ「話せないみたい」

ジャン「まあ吐いてるしな」

エレン「こいつは保留にしとくか」

ジャン「だな」

ダズ「うげえええええええぇえぇえぇえぇ…」ボトボトボト…
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 14:21:56.49 ID:GJiLaD1p0
エレン「只今戻りました」ガチャ

ミカサ「戻りました」

ニファ「お疲れ様です。どうでしたか?」

エレン「2人は参加確定ですが1人は未定です」

ニファ「なるほど、では2人は確定で1人は未定と…」カッカッ

エレン「あざす」

ニファ「…実は自分も誕生日パーティーに参加したいという訓練兵が会議室に入って来たのですが」

ミカサ「誰ですか…?」

ニファ「そこに座ってます」

>>105「…」
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