花騎士 SS 団長「このお見合いは何か仕組まれてる気がする」

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1 : ◆i87l2l04yU [saga]:2020/01/30(木) 08:35:02.19 ID:9WUE2efdO
安価ではありません。

周回に疲れました。書いていきます

注意 中身空っぽの低レベルなSSです

夜から書いていきます

お待ちを



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1580340902
2 : ◆i87l2l04yU [sage saga]:2020/01/30(木) 20:00:00.24 ID:ixJ2Iuye0
団長「も、申し訳ございません。今何とおっしゃいました?」

「うむ。急で混乱するのもわかる。ではもう一度言おう。お見合いをしてみないか?」

団長「お、俺がですか?」

「君しかいないだろう。実は私の叔母が仲人をしててね。次のお見合いが成功したらちょうど100人目なのだ」

団長「はあ」

「それで誰か若い独身男性がいないか教えて欲しいと頼まれてね」

団長「それで俺にお見合いを、と?」

「そうだ。君はまだ若いが経験するのもいいだろう」

団長「しかし」

「会って話すだけでいい。頼む」 ペコッ

団長「うっ・・・わ、わかりました。それで相手の方はどんな方ですか?」

「それは叔母に聞くしかないな」

団長「そうですか」

「決まり次第日時は教える」

団長「はい。では失礼します」

ガチャ バタン


「はぁ・・・これでいいんだろ。叔母さん」
3 : ◆i87l2l04yU [sage saga]:2020/01/30(木) 20:06:58.34 ID:ixJ2Iuye0
そして

「では私が最初に相手方の両親に挨拶します。呼ばれたら入ってきなさい」

団長「わかりました」

「失礼します」

「どうぞ」

シャッ

団長(やべえ。緊張して喉乾いてきた。相手には悪いが早く終わらせよう)



「あら。可愛らしい娘さんが二人もいるのですね」

「はい。ですが妹の方がどうしても姉のお見合い相手を見たいと言って。すいません」

「いいんですよ。お嬢さん、今日はよろしくお願いしますね」


「・・・はい」



団長(んっ?聞いたことある声だな)



「・・・お姉ちゃん。落ち着きなよ」


「で、ですが・・・本当に会ってお話するだけでいいんですよね?」

「そうよ。大丈夫だから落ち着きなさい」

「そうよ。それに・・・とってはいいお相手かもよ」

「・・・」

「じゃあお相手に入ってきてもらいましょう。どうぞ、入りなさい」


団長(・・・よしっ)

シャッ

団長「し、失礼します」


「だ、団長さん!?」

団長「えっ?」

マンリョウ「えっ?お見合いのお相手って」

センリョウ「わぁ。マンリョウお姉ちゃんと団長がお見合いするんだ。やったね♪」

団長(・・・えぇ)




4 : ◆i87l2l04yU [sage saga]:2020/01/30(木) 20:20:03.08 ID:ixJ2Iuye0
「あら、二人はお知り合いだったのね」 ニヤニヤ

「じゃあ娘も落ち着いてお話が出来ますね」 ニヤニヤ

センリョウ「あっ。じゃあ後は若い二人に任せてセンリョウ達は出ていこう」

「そうね。ではマンリョウ、失礼のないようにするのですよ」

「私達は他の部屋でお話してますから」

シャッ ピシャ


団長「・・・」

マンリョウ「だ、団長さんがお見合い相手だったんですね」

団長「俺の方も驚きだ」

マンリョウ「わ、私もです」

団長「はぁ・・・しかしマンリョウが相手なら楽だ」

マンリョウ「そうですか?」

団長「ああ。だって知ってる花騎士が相手なら別にそこまで緊張しないし」

マンリョウ「・・・」 ムスッ

団長「適当に話してればいいだろ」

マンリョウ「・・・そうですね」 プイッ

団長「?」

マンリョウ(私の方は嬉しくて緊張してしまいます)


マンリョウ「そ、そういえば何で団長さんはお見合いを?」

団長「ああ。実は上司に言われてな。俺を呼んだ人がなんでもお見合いをセッティングするの好きらしくてな」

マンリョウ「そうだったんですか」

団長「マンリョウの方は?」

マンリョウ「私の方は両親に頼まれて」

団長「お互い大変だな」

マンリョウ「そ、そうですね・・・私は団長さんが相手でよかったです」 ボソッ

5 : ◆i87l2l04yU [sage saga]:2020/01/30(木) 20:24:08.21 ID:ixJ2Iuye0
別の部屋

「ふう。あの二人は上手く行くかしら?」

「あら?あの団長さんは娘がよく家で話してる殿方なんですよ。このお見合いが上手く行けばマンリョウの恋が」

センリョウ「もー!マンリョウお姉ちゃんだけズルいよ。センリョウも団長とお見合いしたいのに」

「あらあら。彼はモテるのね」

センリョウ「そうなんだよ。他にも沢山の花騎士が狙ってるんだから」

「それじゃあマンリョウは頑張らないとダメね」

センリョウ「そういう事。もしお姉ちゃんがモタモタしてたらセンリョウが団長とお見合いしてゴールするから♪」

「じゃあ次のお見合いも考えておかないといけませんね」

「そうですね」
6 : ◆i87l2l04yU [sage saga]:2020/01/30(木) 20:40:55.66 ID:ixJ2Iuye0
ゴクッ

団長「ふう。結構なお手前で」 ペコッ

マンリョウ「お口に合ってよかったです」

団長「しかしこれならお見合いじゃなくてマンリョウの部屋でお茶会してる感じだ」

マンリョウ「そうですね・・・で、でも今日私はお見合いお受けしてよかったです///」

団長「・・・え?」

マンリョウ「本当は断るつもりだったんです。でも私を引き取ってここまで育ててくれたので。少しでも恩返ししてくて」

団長「そうか」

マンリョウ「はい。ですから今日のお見合いは嬉しい誤算です♪」

団長「?」

マンリョウ「だ、だってお慕いしてる殿方とこうしてお見合いできるなんて普通はありえませんから///」

団長「」 ボトッ

マンリョウ「うぅ///顔が熱いです///はしたなくてすいません///」

団長「・・・あ、あはは」

マンリョウ「団長さんは、その・・・結婚は考えてますか?」

団長「まっ、まあ。将来は俺も親を安心させたいし、な」

マンリョウ「で、でしたら私がお相手になっていいですか?///」

団長「ぶっ!?」

マンリョウ「だ、大丈夫ですか?」

団長「だ、大丈夫だ。な、なぁマンリョウ。自分が言ってる事・・・」

マンリョウ「わ、わかってます。ですが私は本気です。団長さん、私とお付き合いして下さい///」


団長「っ///」

マンリョウ「きゅ、急にこんな事を言ってしまってすいません。ですが我慢できないんです///」

団長「・・・」

マンリョウ「答えはすぐじゃなくていいんです。ですが覚えておいてくださいね///」

団長「は、はい」




7 : ◆i87l2l04yU [sage saga]:2020/01/30(木) 20:44:05.64 ID:ixJ2Iuye0
「じゃあ今日はありがとうございました」

「いえいえ。色々とお話できて楽しかったです」

センリョウ「団長。また明日ね」

団長「あっ、ああ///」

マンリョウ「///」



「マンリョウ。今日のお見合いはどうでした?」

マンリョウ「えっ?そ、その///」

「ふふっ。お見合いお受けしてよかったみたいね」

マンリョウ「うぅ///」

センリョウ「マンリョウお姉ちゃん。上手く行ったの?」

マンリョウ「ま、まだわかりませんが///」

センリョウ「やった♪今日はお祝いだね」

「そうですね。マンリョウ、頑張るのですよ」

マンリョウ「はいっ」
8 : ◆i87l2l04yU [sage saga]:2020/01/30(木) 20:47:56.09 ID:ixJ2Iuye0
数日後 騎士団内

センリョウ「それでこのまま上手く行けば団長とマンリョウお姉ちゃんがめでたく結婚するかもしれないんだ♪」


花騎士 ナズナ「「・・・」」

センリョウ「でもマンリョウお姉ちゃんがモタモタしてたらセンリョウが団長と結婚するかも♪じゃあね」


ナズナ「だ、団長さまのお見合い相手が」

セルリア「そ、そんな」

ハス「お見合いか」

ヒツジグサ「むむむ。これは一大事です」


花騎士 ナズナ((・・・上に頼めば))

9 : ◆i87l2l04yU [sage saga]:2020/01/30(木) 20:49:25.98 ID:ixJ2Iuye0
取り敢えずこんな感じのSSです

各国家から2人ほどずつ各予定です。マンリョウは書きましたが次は誰にするかなぁ(汗)

次の花騎士を決めたら書きますのでお待ちを

最初は安価にしようとしましたが


では
10 : ◆i87l2l04yU [saga]:2020/01/30(木) 21:05:40.41 ID:ixJ2Iuye0
あっ。今日の投下は終わりです

続きは不明です

今回のは長くなりそうなので(汗)(キャラを決めておくべきだった)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/30(木) 21:11:09.60 ID:XKTY9bdi0
期待
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 21:24:26.49 ID:BtOxL5LFo
おつおつ
>>1はいつも安価でスレを立てているけど
こういう>>1が書きたいものを書く非安価スレもいいと思うんだ
というわけで期待
13 : ◆i87l2l04yU [saga]:2020/01/30(木) 21:38:33.01 ID:ixJ2Iuye0
うーん。思いついた花騎士は

セルリア だけ!

・・・両親がいるって明確的にわかる花騎士って少ない

適当に選ぶかな(汗)

誰かお見合いさせたい花騎士いますか?


各国家から二人ずつはやめようかな(汗)

14 : ◆i87l2l04yU [saga]:2020/01/30(木) 21:46:08.44 ID:ixJ2Iuye0
数週間後

団長「・・・」

「どうしたんですか?相手方がお待ちしてますよ」

団長「は、はい」

団長(何で俺はまたお見合いをさせられてるんだ)


回想

団長「ま、またお見合いを!?」

「・・・うむ」

団長「な、何故ですか?」

「叔母が君を是非とも結婚させたいと張り切ってな。すまんが私の為にもお見合いを受けて欲しい」

団長「・・・」

「勿論君の大変なのはわかる。なのでお見合いを受けてくれれば君の騎士団所属全員に休暇をあげよう」

団長「全員にですか!」

「そうだ」

団長(そうなれば皆が少しでも休める)

団長「わ、わかりました」

「うむ」

団長「失礼します」

ガチャ バタン

「・・・はぁ。叔母ちゃん、こっちも大変なんだから勘弁してくれ」
15 : ◆i87l2l04yU [saga]:2020/01/30(木) 21:50:40.96 ID:ixJ2Iuye0
「本日はどうも」

「いえいえ。こちらこそ・・・ほら、挨拶しなさい」

「は、はいっ」


団長(また聞いたことがある様な声が・・・まさかな)


「入りなさい」

団長「・・・」 スー ハー

団長「失礼します」

シャッ

セルリア「だ、団長さん!」

「あら?セルリアが何時もお話してる」

セルリア「お、お母さん!///」

「はいはい。どうも、話は娘から聞いております」

団長「ど、どうも」

「あら。偶然にもまたお知り合いなのね」

「では後は若い人に任せましょう」

「そうですね。セルリア、落ち着くのよ」

セルリア「は、はいっ///」

団長(こんな事あるのかよ)
16 : ◆i87l2l04yU [saga]:2020/01/30(木) 22:00:56.33 ID:ixJ2Iuye0
セルリア「ほ、本日はよろしくお願いしましゅ///」

団長「落ち着け。はぁ・・・また知ってる花騎士がお見合い相手かよ」

セルリア「団長さん?」

団長「な、何でもない」

セルリア「本当に団長さんとお見合い出来ちゃっyた///」 ボソッ

団長「で、どうするよ?」

セルリア「あ、あの・・・ご趣味は?」

団長「」 ズルッ

セルリア「団長さん?どうしました?」

団長「い、いや。あまりにも流れが・・・あはは」

セルリア「そ、それで・・・ご趣味は///」

団長「続けるのか」

セルリア「は、はい」

団長「ふぅ・・・趣味は読書と釣りかな」

セルリア「読書と釣り、と」 メモメモ

団長「?」

セルリア「そ、それじゃあ好きな食べ物や飲み物は?」

団長「あっ、ああ」


団長(何だこれ?)
17 : ◆i87l2l04yU [saga]:2020/01/30(木) 22:03:41.98 ID:ixJ2Iuye0
別室

「ふぅ。娘はちょっと押しが弱くてですね。今日のお見合いは助かります」

「ふふっ。若い子が恋をするのはいいわ。でも団長さんはモテるみたいですよ」

「そうなのですか?これは娘もうかうかしてられませんね」

「そうですね」
18 : ◆i87l2l04yU [saga]:2020/01/30(木) 22:17:52.77 ID:ixJ2Iuye0
そして

セルリア「わ、私の趣味は料理とピアノです」

団長「はっ、はあ」

セルリア「それから夢は教師になる事と・・・素敵なお嫁さんになりたいです///」

団長「そ、そうか」

セルリア「だ、団長さん。私はいいお嫁さんになれると思いますか?」

団長「そうだな。セルリアならなれるよ。教師も含めて素敵な夢だ」

セルリア「じゃ、じゃあ・・・団長さんの・・・うぅ///」

団長「大丈夫か?」

セルリア「だ、大丈夫です///だ、だから・・・わ、私は団長さんのお嫁さんになれますか?///」

団長「」

セルリア「わ、私は団長さんのお嫁さんになりたいんです!///」

団長「せ、セルリア///」

セルリア「うぅ///やっぱりダメですか///」 ウルウル

団長「い、いや・・・その」

セルリア「これだけは誰にも負けたくないんです!」

団長「きゅ、急に言われても頭が追いつかん」

セルリア「あぅ///で、でも私は本気です。だから絶対に団長さんを振り向かせてみせます///」

団長「そ、そうか」

セルリア「はいっ。だから覚悟して下さい///」



19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/30(木) 22:20:54.35 ID:BtOxL5LFo
実の両親・関係良好限定だと思い付くのは

フェンネル(彼女のために仕事をやめ、研究に没頭できる程度には裕福&良好な関係)

モモ(「ウチの両親がね、超仲がいいのよ。ママもパパと一緒にいれば何だってできるって人なの」)

ハス(父がなんとか娘に身を固めさせようと手を尽くしている)

ステラ(両親のような幸せな家庭を築くのが夢)

ナツメ(彼女をよく誉めていたらしい)

シャコバサボテン(とてつもなく複雑な家庭環境だけど仲はよかったはず)

娘を言いくるめて騎士学校に入学させたエピデンドラムの両親はどんな人なのだろうか
彼女の言い方からしてクズ親ではなさそうだけど

義理でいいならスノードロップとかカンヒザクラとかハナミズキもいるね
いっそカトレアとかどうよ
保護者ですってデンドロビウムとブラックバッカラ同伴で
…すごいことになりそう
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/30(木) 22:22:18.30 ID:BtOxL5LFo
そもそも親御さんなんてほぼ出てこないんだし
公式で情報が出てない人は勝手に作っちゃっていいと思うけどな
二次創作なんだしその辺は自由よ
>>1のやりたいようにやってくだされ
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