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【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活七日目

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795 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/06(金) 22:46:26.42 ID:sjfTfS/V0
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           ';!';:::::l::::::l ト!   // ハ. l:::::::lノ:ヽ:::::::ヽ
         ',ヽ、:';::::l,,´      u l::::::l::::';:::::\::::\           やるよー、0時になる前にやるよー。ちょっとだけ私やるよー。
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796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:53:52.72 ID:Mw5tDBE+O
797 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/06(金) 23:59:12.89 ID:sjfTfS/V0
※まだ描き終わってねぇけどやりまーす!!!!!

――――――――――――――――

――――――――

――――

――

798 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:00:08.35 ID:kQG/kHGE0
「突然だけど、■■■は好きなものとかないのかい?」

「…………は?」

突然、だった。

ここはどこだ?

「……あれ?ぼーっとしてた?」

目の前にいる男が、心配そうに自分の顔を覗き込んでくる。

その男の顔は、まるで心綺楼のようにぼやけていて。陽炎のように不安定だった。

「睡眠不足はよくないね、君は女の子なんだから。もっと自分の身体は大事にしないと」

「…………」

これは、夢。なのだろうか?夢の世界なのだろうか?

「あれ、またぼーっとしてた?」

「え?え、し、してないしてない!」

「ふふ、ならよかった」

その男はクスリと笑って、わらわの頭を撫でた。

髪に触れる手の感触が実に心地よい。
799 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:02:11.41 ID:kQG/kHGE0
「……■■■に、好きなものはないのかい?」

先ほどの問いをもう一度訊かれる。

「…………好きなもの」

別に真剣に答える必要はないのだが、何故か真剣にわらわは考えていた。

わらわの、好きなもの。

「……わらわを」

「ん?」

「わらわを、一番愛してくれた人」

「……」

「それが、わらわの一番好きな者。かな?」

ある意味で分かり切っていた答えだった。

「じゃあ、それはいったい誰のことだい?」

その答えを掘り下げるように、男は問いを続ける。

「…………」

「答えられないのかい?」

「…………」

答えられなかった。
800 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:05:35.11 ID:kQG/kHGE0
「……よし、じゃあ代わりに私の好きなものを言うよ」

「……え?」

唐突、だった。

訊くだけで答えないというのは対等じゃない、と男は言う。

「私が好きな者は――妻だよ」

「……」

ずきりと頭が痛む。

「凛々しく、美しく。月下美人という言葉が凄く良く似合うような、そんな人だったよ」

眼が、くらむ。

「それで、そんな外見とは裏腹にとっても可愛い子でね。朝から夜までデレッデレでね、まぁそれが大変だった時もあるんだけど――ああ、私のためにご飯を作ってくれた時もあったなぁ、綺麗な手を切り傷だらけにして――――」

そして、何より――訊いていて凄く恥ずかしい!

顔から火が噴き出る勢いだ!

何故だ?なぜこんなにも恥ずかしい!?

「――――けど、そんな彼女の愛情が、私にはとても心地よかったんだ」

「――――っ!」
801 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:09:15.97 ID:kQG/kHGE0
愛情。

その言葉に、もう身体が自然と反応する。

「愛情……」

「うん」

君にも好きな人がいるなら、意味くらい分かるだろう?

当然のように男は言う。

「……分からねぇ」

「え?」

「分からねぇ……分からねぇよ……!愛情って何だよ、そもそも愛って何なんだよ……!」

心の中で溜まりに溜まっている「愛情」に対して、わらわは叫ばずにはいられなかった。

「なぁ、教えてくれよ……!それっていったい何なんだよ……!」

「…………」

涙がぼろぼろと零れる。

張り裂けそうなほどに、胸が痛い。
802 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:19:33.74 ID:kQG/kHGE0
「…………愛は、誰かと一緒に居たいと思う気持ちなんだ」

「……え?」

「そして愛情は――誰かを想う気持ちだ」

簡単だろう?と、男は笑いながら言った。

「私はこれを、妻から教えてもらったんだ」

「妻……」

「自分は刺激を求めていたのではなく、誰かに必要とされたい――誰かに想われたいとされていたのだと。言っていたよ」

「…………」

…………。

「なぁ、そうだろう?ここまで言えば、もう分かっただろう?だいぶヒントは出したんだ」

「ああ、ああ、ああ――」

その男の顔は、先ほどまで不安定だったのに今でははっきりとしている。

「わらわが好きな者は――――――」
803 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:20:14.57 ID:kQG/kHGE0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――

804 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:29:13.99 ID:kQG/kHGE0
亜栗「おっす、おはよう」

八十神「…………」

目を覚ますと、目の前に亜栗がいた。

八十神「…………何してんだ?」

亜栗「どうしようもなく今を生きてる」

八十神「……そうか」

何も言えなかった。

亜栗「あー、ひっでー!すっげーカッコいいこと言ったのに流しやがった!わたくしの名場面集三本の指に入るシーンを!流しやがった!」

八十神「本当に何言ってんだ……?」

805 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:35:05.49 ID:kQG/kHGE0
亜栗「あー、もう!そんで?なんか良い夢でも見た?妙にすっきりした表情してるけど」

八十神「……そうか?」

にやにやと笑いながら、亜栗は顔を覗かせる。

八十神「うぜぇからそれ止めろ」

亜栗「はー!これだからツンデレは……さっきまで発情してたのに都合がいい……」

八十神「死ね」

亜栗「こーわーいー!」

キャーキャー楽しそうに叫んでいる。

亜栗「…………ん、こほん。それで、八十神?」

八十神「あ?」

亜栗「どうすんの。これから」

八十神「…………」

これからどうするのか。

意識を取り戻して、まだ十分も経っていない。

……が。

八十神「――――わらわは」

とりあえず、どっちの道に行くかだけ。考えておこう。
806 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:37:37.57 ID:kQG/kHGE0
※ぶっちゃけ今人いる?
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:38:19.18 ID:fmgqovkH0
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:38:45.19 ID:saz1PWgnO
ワの
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:40:40.71 ID:gDquqV4q0
まあ一応
810 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:44:52.42 ID:kQG/kHGE0
※まぁ、ただの多数決なんですけどね。


八十神は――――。

1 ただの兎に戻ろう
2 この姿のままでいよう

先に三つとったものを採用
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:46:10.78 ID:gDquqV4q0
1、かな
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:48:09.27 ID:6pwtjwFoo
2
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:48:54.79 ID:gDquqV4q0
(ちなみに2この姿のままというのは神霊の状態のままということですかね?)
814 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:49:26.25 ID:kQG/kHGE0
>>813

※そうです。
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/07(土) 00:56:41.48 ID:gDquqV4q0
>>814
ありがとうごさいます
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:57:02.23 ID:fmgqovkH0
この姿のままだと純化は溶けずにのこりますか?
ウサギに戻ると穢れはどうなりますか?
817 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 01:00:35.11 ID:kQG/kHGE0
>>816

※残ったり残らなかったりするよ。決まったらわかるんじゃないかな?
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:03:53.74 ID:lLm7/Hv6o
2
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:08:09.04 ID:fmgqovkH0
1
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:21:41.23 ID:gDquqV4q0
聞くまでもないかもしれませんが一人一票ですよね
821 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 01:22:17.09 ID:kQG/kHGE0
>>820

※です。
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:29:42.04 ID:gDquqV4q0
あともういくつか
当然連投は不可?
もうあげた一票は後からでも変更はできる?
823 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 01:31:41.47 ID:kQG/kHGE0
>>822

※連投不可です。投票の変更は無しです。
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:34:33.17 ID:10YTjbU5O
まあですよね・・・(^_^;)
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:42:41.28 ID:saz1PWgnO
2
826 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 01:46:49.25 ID:kQG/kHGE0
結果 この姿のままでいよう

※長かった!

※じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。これで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さんお疲れ様でした!

※依姫と愛弟子どっちにするか決めとけよ。これも多数決だから!
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:52:36.21 ID:fmgqovkH0
乙です
依姫希望
828 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 22:35:34.99 ID:kQG/kHGE0
※こんばんは、11時半くらいからやっていきます。
829 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 23:41:45.38 ID:kQG/kHGE0
※やっていきます。

八十神「…………たとえどんな姿になったとしても、わらわは変わらない」

亜栗「お?」

八十神「玉兎だろうが、神霊だろうが。な」

亜栗「ふむふむ」

眼をキランと光らせて、亜栗は笑う。

亜栗「まぁ良いんじゃない?自分が決めたことなんだから何よりも優先されるしね」

八十神「……ああ」

亜栗「それじゃあ、まぁ。それっぽいことは聞けたことだし――強姦魔を改心させたという驚くべき実績を霖之助に自慢してくるから。お別れと致しましょう」

八十神「ん」

亜栗「じゃあの八十神――またどこかで、会えたら会おうぜ?」

八十神「いや、どうせ香霖堂行ったら会えるだろ?」

亜栗「空気を読め空気をー!ほら、そこは何か意味深な感じにさぁー!」

――――

――

830 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 23:52:08.37 ID:kQG/kHGE0
〜???〜

八十神「――――」

亜栗と別れ、琥珀金の腕の能力で月にワープをするが。その場所はあまり見慣れない場所だった。

八十神「……よぉ、久しぶり。だよな」

月の都とは思えないほど、灰色で質素で暗いその檻の向こう側にそれはいた。

その姿を知覚しようとするが、夢のようにぼやけていてはっきりとしない。

八十神「てめぇが余計なことをあーだこーだしたお陰で、わらわを含む玉兎たちは変な作業させられて。わらわをこんな姿になって――ああいや、この姿になった原因はわらわにあるんだけど」

髪を雑に掻いて、壁に寄り掛かる。

八十神「てめぇのバカみたいな悪戯のせいで、わらわは愛する家族を失った――いや、本当に。今が今じゃなかったら暴れまわってるわ」

何となく、檻の向こう側から笑い声が聞こえた気がする。
831 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 23:58:07.72 ID:kQG/kHGE0
八十神「――――これは、復讐かもしれない」

右の人差し指を檻の中に突っ込み、それに標準を定める。

八十神「あの人は、あんまりこういうことは望まないのかもしれない。事実、あんまり復讐に走らないでほしいって言ってくれたし」

八十神「……分かるか?言ってる意味」

開いている左手の指を、自分のこめかみにトントンとする。

八十神「復讐じゃ何も変わらない。愛するあの人が甦るわけでもねぇし、またあんな生活が出来るわけでもねぇ」

勿論、この感情が収まるわけでもない。

八十神「だけど、だけどだけど――――これは、わらわの終着点。みてーなものだから、決めなくちゃいけねぇんだ」

そう言って、八十神は。琥珀金の弾丸を――――。
832 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:05:49.68 ID:oSsivXTf0
多数決

1 弾丸を、撃ち込んだ
2 弾丸を、撃ち込めなかった

先に三つとったものを採用します。
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/08(日) 00:07:44.53 ID:uWo4qjLV0
1
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 00:09:03.11 ID:wivefl+s0
1
但し、ワザと外す(とはいえ紙一重だが)
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/08(日) 00:20:07.17 ID:bdYSAp/1O
1
836 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:21:48.81 ID:oSsivXTf0
結果 弾丸を、撃ち込んだ

>>834

※ほーん。じゃあ判定するか!

コンマ6以上でワザと外す。

コンマ直下
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 00:23:36.34 ID:Rp5cBeSa0
ぬっ
838 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:33:04.40 ID:oSsivXTf0
――――耳を裂くような音とともに、八十神の義手から弾丸が発射された。

一発。二発。三発。四発。五発。

八十神「…………」

何も言わずに、何回も何回も。その音と共に撃ち続ける。

弾丸の勢いで揺らめいているその姿が、霧散していく。

八十神「……はい、終了」

何十発撃ち込んだかわからないが。手を下げて、満足そうな表情で大きく伸びをする。

八十神「復讐のような自己満足。しなねぇ相手に撃ち続けて、ストレス解消」

――わらわの最後なんて、こんなもんでいいだろ。

八十神「……ふふ、わらわもあの人と別れてから変わった。からな色々と――ちょっとくらいやんちゃしても許されるだろ」

檻の向こうから、笑い声が聞こえる。

八十神「うるせぇ、死ね。言っておくけど許したわけじゃねぇからな、ムカついたらまた殺しに来るからな」

中指を立てる。

八十神「……それじゃあな。ここにいることがばれたら他の連中に何言われるかわからないんでな」

そして、八十神は――。

八十神「じゃあな」

そう言い残して、消えていった。
839 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:35:17.27 ID:oSsivXTf0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――

840 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:39:11.22 ID:oSsivXTf0
「わらわが好きな者は――――」

「…………」

「困っていたわらわを救ってくれて。夜一緒に寝てくれて、疲れているはずなのにわらわにかまってくれて――その、ま、目合いが……上手、で」

自分からそんなことを言って、勝手に自爆してしまった。

「と、兎に角!兎に角兎に角――――!」

「ずっと!ずっと優しくて!どんな時でも!どんな場所でも!カッコいい!旦那様が好きなんだよ!」

「これは嘘なんかじゃない!決して忘れちゃいけない、正真正銘の愛なんだ!」

顔を赤くして、声を大きくして。わらわは、こんな夢なのかどうかも怪しい世界で――その人の前で愛を叫んだ。

「なぁ、なぁ……分かって、くれるだろう?」

――――旦那様!

「…………ああ、分かってるよイナバ」

イナバ。

それは、わらわに与えてくれた二つある名前の内の一つ。

思い出すことができた、大事な証。

……旦那様の言葉が耳に届いた瞬間。

わらわは、思いっきり。旦那様に抱き着いた。
841 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:43:27.57 ID:oSsivXTf0
「……済まなかった。イナバを一人にしてしまって」

先ほどのように、また頭を撫でてくれる。

「君という最愛の妻を残し死んでしまったことを、私はどれだけ悔やんだか……寂しかっただろう?」

「はい、はい、はい……!寂しかったです、辛かったです……!忘れようと思えば思うほど、胸が痛んで泣きたくなって……!」

「…………」

何も言わずに、頭を撫で続けてくれる。

「しかし、紆余曲折を経てイナバも変わった。口調やら、その服やら」

「いぃ――!?こ、これはですね!?あ、えーっと……その!?」

「何、別に気にするな。別にそれくらい自由な方が君らしい、どんな姿であっても君は私の妻なんだからな」

「だ、旦那様……!」

胸が、キュンキュンする。
842 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:54:30.43 ID:oSsivXTf0
「……なぁ、イナバ?」

「は、はい?」

旦那様の胸から顔を上げて、その顔を見る。

「…………私は死んで、魂だけの存在になったとしても。ずっとずっと、君のことを愛している」

「わ、わらわだって……旦那様のことを、愛しています……!」

「その想い、とても嬉しいよ――だから、私のために暴走するようなことは、しないでほしい」

「……」

「辛く、苦しく、恨みを募らせて、復讐に走ることもあるだろう。だけど――私は、ずっと君のそばにいるから」

「…………」

「どんなに変わろうと私は君を愛している。だから、私に縛られるように、生きないでほしい」

自分の為に、生きてほしい。

「君は、とっても可愛くて美しいんだから――――ね?」

「ふ、ふふふ……こんな時でも、旦那様は……恥ずかしい、ですよ」

「そんな顔も素敵だ――じゃあ、これでおしまいだ。もともと、こんな風に話せるはず、ないんだからな」

「…………」

「もう一度言おう。私は、君のことを本気で愛しているよ――なぁ?八十神」

優しい笑顔で、旦那様はそう言って――――。

「ええ、私も――――八十神・優曇華院・イナバは。愛していますよ。貴方のことを」

――――意識が、消えていった。
843 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:55:55.27 ID:oSsivXTf0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――

844 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 01:04:49.01 ID:oSsivXTf0
八十神「…………さて」

とりあえず自分の家に戻り、ぼんやりと天井を見る。

八十神「わらわも、一仕事終わったわけだし――一応、会いに行くか」

旦那様は、言った。

私に縛られるように生きてほしくないと。

…………だからこそ。

八十神「全く、何回も何回も話しかけてくるから――無下には出来ねぇよな」

自らの意志で、想いを伝えに行くのだ。

八十神「さぁて、自分の足で行きますか」

……ワープは使わず、外に出る。
845 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 01:09:13.83 ID:oSsivXTf0
※こんな時間じゃなくて、もっと人がいる時間にやるべきだ?知るかそんなもん!どうせ多数決なんだから!

※というわけでヒロイン……ヒロイン?レースでございます!参加者はこちらの二人。

1 綿月依姫
2 レイセン

※上司と愛弟子、どっちをとっても自由!

※また依姫が一番好感度高いので+1票されます!



下8までの多数決。連投禁止。だぞ!
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:10:24.70 ID:Rp5cBeSa0
2
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:14:56.54 ID:uWo4qjLV0
1
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:15:11.90 ID:bdYSAp/1O
1
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:16:55.06 ID:q+PJHoZS0
偶数:依姫
奇数:レイセン
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:41:29.28 ID:ZNeu/RP0o
1
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/08(日) 01:50:43.60 ID:bdYSAp/1O
>>849
この人がコンマ判定だとした場合は
依姫で確定みたいですね?
852 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 01:55:28.22 ID:oSsivXTf0
結果 依姫

※じゃあ、今日はこれで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さんお疲れ様でした!

※次で終わり!明日やる!
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:58:15.69 ID:uWo4qjLV0
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 02:07:14.15 ID:ZNeu/RP0o
おつー
855 : ◆z07gL4YySg [sage]:2020/03/08(日) 21:53:05.83 ID:oSsivXTf0
※うーん、この。11時になっても来なければ今日は無しでお願いします……。

※愛してやまない八十神ちゃんの最後なんだから、しっかりやりたいんだけどなー。俺もなー。
856 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 22:23:53.34 ID:oSsivXTf0
※なんで上がってないの?
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 22:24:30.68 ID:bdYSAp/1O
まってますねー
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 22:25:06.31 ID:bdYSAp/1O
上げるなら、メール欄のsageを外せば良いかと。
859 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 22:58:59.55 ID:oSsivXTf0
※あー無理だ!今日は無し!ごめんなさい!
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:00:51.91 ID:zRLD48JI0
ゆっくり休んでいってね!
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:00:56.25 ID:rL/Rzhkb0
夜はなかなか来れないからいつもロム勢だけど楽しみにしてるよ
頑張ってね
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:08:54.84 ID:bdYSAp/1O
ごゆっくりお休みください
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:20:08.33 ID:kLTiJ+MWo
お仕事の上流工程でトラブルかな?
864 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 23:27:22.13 ID:oSsivXTf0
>>861

※ありがとう……嬉しいやで。

>>863

※すっげぇ騙してる感じがして嫌だからぶっちゃけるけど、学生やぞ。
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:40:38.58 ID:zRLD48JI0
学生だったのか>>1はん
866 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 20:09:42.50 ID:z6F0W1pO0
※こんばんは、今日は21時くらいからやっていきたいと思います。
867 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:02:23.95 ID:z6F0W1pO0
※やってきまーす。エピローグだー。
868 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:03:10.60 ID:z6F0W1pO0





〜エピローグ〜




869 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:05:35.65 ID:z6F0W1pO0
八十神「お、いたいた」

時間の流れは早いもので、もう辺りは暗くなろうとしていた。

八十神「おーい、依姫ー」

依姫「へ?」

月の都の大通りを歩いている依姫に声をかけて、小走りに近づいていく。

依姫「ど、どうしましたか?妙に元気、な感じがしますけど」

八十神「んー、あーいやな。ちょっと色々と発散してきたからさ」

依姫「…………?」

八十神「って、んなことはどうでもいいんだよ。そんなことより、だ」

行くぞ。とだけ言って。依姫の手を握り引っ張っていく。

依姫「ちょ、ちょっと!?」

八十神「あ?」

依姫「待ってください待ってください!?行くって、いったい何処に――」

慌てている依姫の声を聴きながら、ずいずい進んでいく。

八十神「そりゃあ、お前。決まってるだろ?だってお前が言い出したんだから」

依姫「……私が?」
870 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:08:29.14 ID:z6F0W1pO0
――――

――



八十神「あぁああああああああああああ…………」

肩までしっかりと湯につかり、だらしなく声を漏らす。

依姫「う、有無を言わさず銭湯に連れてこられてしまった……!」

八十神「まぁ良いじゃねぇかよー。てか、お前が言い出したんだろー?」

依姫「準備も何もやっていませんよ!」

八十神「落ち着け落ち着け。あぁああ……気もちぃいいい……」

うっとりとした表情で八十神は依姫のほうに身体を預ける。

依姫「ちょっと……!?」

八十神「極楽極楽……」

そして、また声が漏れる。

依姫「……全く、今までの態度と変わりすぎていて驚きですよ」

八十神「これくらいフランクの方がお前も楽だろ?」

依姫「まぁ、そうなんですけど」

とりあえず今は銭湯を楽しもうぜー。と、八十神は言う。
871 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:10:05.93 ID:z6F0W1pO0
依姫「……それで、八十神」

八十神「あ?」

依姫「どうしたんですか?本当に……その、吹っ切れたように元気で」

八十神「んー……あいつが言うところのイベントを、わらわはクリアしてしまったわけなんだよ」

依姫「…………は?」

何を言っているんだ、という表情の依姫に対して。わらわもよく分かんねぇ、と返す。

八十神「純化して神霊になって。心の中にあった衝動を暴走させて、堕ちるところまで堕ちてしまいそうになって」

わらわの最後を、バッドエンドにしてしまいそうになった。

八十神「けど――それを止めてくれた奴らがいたんだよ」

依姫「……」

八十神「過去に固執してはいけないと言ってくれた愛弟子が、大事な縁だけは手放しちゃいけないと言ってくれた糞野郎がいた――――そして」

――――縛られるように生きてほしくないと言ってくれた、愛する人がいた。

依姫「……そう、だったんですか」

八十神「あと、友人宣言だけで鼻歌を演奏しちゃうような奴もいたな」

依姫「……あっ――――!?」
872 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:11:23.03 ID:z6F0W1pO0
依姫「な、何でそういうこと言うんですかぁ!」

両手でぽかぽか八十神を殴る。

八十神「あっはっは――けど、お前だけだよ。わらわのことを友人と言ってくれたのは」

依姫「う、うぅ……」

八十神「あの時はちょっと恥ずかしくて、言えなかったけど――わらわもすっげー嬉しかった」

依姫「…………」

顔を赤くさせて、口をパクパクさせている依姫がそこにいた。

依姫「そ、そ、そう。ですか……そうですか、そうですか……」

声がどんどん小さくなっていく。

八十神「……兎に角、だ」

わらわは、お前に言わなくちゃいけないことがある。

依姫「ひゃ、ひゃい?」

八十神「…………あー」

少しの間の後、八十神は――――。
873 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:11:51.94 ID:z6F0W1pO0




八十神「……大好きだぜ。わらわの親友」



874 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:12:34.76 ID:z6F0W1pO0
お前がいなかったら、わらわはここにいない。

お前がいたから、こうして自分と向き合えた。

本当に、感謝している――依姫。と、八十神は続けて言った。

依姫「…………」

ぽかんと、依姫の口が開いてしまっている。

八十神「あー、はっず……告白なんかよりよっぽど難易度高いぞこれ……あー……何か言えよぉ!」

依姫「…………ふふ」

顔を赤くしている八十神を見て、依姫はクスリと笑う。

八十神「笑うなよぉ!言っとくけど、これ。すっげー努力だかんな!?」

依姫「あ、すみません。でも……」

口を押えて、笑いを堪えているが。ところどころ笑いが漏れ出している。

依姫「ふ、ふふふ――――」
875 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:14:07.15 ID:z6F0W1pO0

                           _,..‐ ¨ア
                        ,..''´    i
              r<=ァへ≠''´         j
.           _ィ==≦ァー¨Zく., __       /
    ___,..-'''´   _,.ィ'ァ::´:::::ヽ:::::::::`::ヽ、 _ .イ
.   ヾ.        /:::::::::i:::::,::::、::‐- 、ヽ::ヽ`く
      ヽ.,_   /:/:::::::::::.i/:::::::`:::::::::`ー=_
          `T≠ / ̄ ̄ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ`ヽ、
        i!:::::''::::::::::::::::、:::::::、::::ヽ、::::::::::::::::::、ヽ::::i
         /i::::::::::::::::::::.|.rミ、r-、:ヽ、::ヽ、_ヽ:::i::::ヽ、i!|
      /::::::::::::::::::::::::i!|  ヽ   ヾヽミ:_ヽ::iヽ:: |:/:i!
     .//::::::::::::::::::::i::l::l `  ''   ,.イ'ヘ ̄Vヾノ¨i/|
     /:i:::::::::::::::i:::l::::l;:ヽi __      _ ィ=≠t l: :Vヽ|
.    l::ハ:::l:::::::::::l::l::::lハ''´ ヽ.__       弋iツ ji:::::ヽ::ヽ
     v l:::i!:::::i::l::i::ヽヽヽ,.イ圷i      xx./:i:::::::',:',::::|
      レ'.ヽ:V:ノ::ヽーミi, 弋ツ    .    ,.l:ii!::l::::ノ.ijV
       _.ノ:::ノУ:T:リ::ハ、    _ -‐'' j,iハ.i./
        イ:::::/::::ノ:ノ;:::::l::≧z ... __ / .i| `トー '‐ァ‐¨ヽ_
/|      /.i::::/i:`ーァi、::::::', iリ. `,イハ     |  l    i!   `ヽ.,__
i i..   ...ノ::/:::::/ :::: ハ.|-ヽ:::::izト ̄ヽ.',|     .j .i    /|       `≒<
l ヽ--‐''´.ノ;::ノ:::::; :/    V:::j.   ',ム   ム     / i            /
.ヽ:::::::: ,ァ':/ :::: /;イ   r'  .i/    ム  ム     .|. i!             |
.   /;::' ::::::::: ハ|  ァ''¨   .iヽ     ム ./     .|  ,             |
  /::;イ ::::::::::: i./ ./      .l:|      V      ノ  lzz;ィ       ノ,
  i::/ l::::::i:::::;::j.∧        .j:>、._    |   ,..ィ''´ /./::i  ,ィ==.、 ∧
. l::i  i:::/:::/ノ.〈 ヽ       i!,::::ハ_ヽ、..| ./   ,ィー''´:::::::ヽ_./  _.ヽ
.  ヾ、/:ハ: :|   .マ ヽ、     くー--ミーV |`¨¨´::::::::::::::::::::::::::iマ ./´   ヾ
.   /''. ヽi   ヽ   `''r-、   |''´:::::¨¨::::`.lー '' ::::::::::::::::::: ノリ'ヽハ     ',
       `    `ヽ、. ーl.  Y¨l:::::::::::::::::::::.j. o::::::::::::::::::::::::::::/   .ム    ',
              ''ヽr、__ヽ::::::::::::::::::::',ー::::::::::::/:::::::;'|:|   .ム..   ',
                   |   ゝ、::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::'':::i!   ....A    ',

「私も、大好きですよ。八十神のこと」
876 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:15:04.16 ID:z6F0W1pO0


――――これは、旦那への愛を忘れることが出来なかった「八十神」の物語のエピローグである。


が、しかし。


種族が変わろうとも想いは変わらず。


愛する旦那様――優曇華院への愛情を常に胸に抱え。


自分の為に、ただ自分のために。これからを歩いていく。


愛に縛られず、縁を大事にし、友情を育んでいく。


――――そんな、自分の為に生きようとする。


「八十神・優曇華院・イナバ」のプロローグでもあった。

877 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:15:34.03 ID:z6F0W1pO0

※名前が「八十神・優曇華院・イナバ」に変更されました。
878 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:16:42.02 ID:z6F0W1pO0

好感度アップ

依姫MAX「これからもよろしくお願いします、私の友よ」
879 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:17:40.78 ID:z6F0W1pO0






          自分の手で切り開く幻想郷生活

        八十神・優曇華院・イナバ×綿月依姫

               ハッピーエンド





880 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:19:39.85 ID:z6F0W1pO0

※幻想郷縁起を編集しています、暫くお待ちください……。
881 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:23:32.74 ID:z6F0W1pO0
※おわり!

※じゃあ八十神ちゃんの二つ名を決めたいと思います。人いるのか知らないですけど、募集して多数決ですいつも通り!

八十神・優曇華院・イナバの二つ名は?

下3まで募集
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 21:28:57.80 ID:XAurbj0x0
永劫愛唄の神兎
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 21:40:56.73 ID:/IByRV7D0
愛に溺れた兎神霊
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 21:54:03.42 ID:esHsxZY9O
暮れなずむ未亡人
885 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 21:57:45.16 ID:z6F0W1pO0
※じゃあこの中から多数決で決定したいと思います。

1 永劫愛唄の神兎
2 愛に溺れた兎神霊
3 暮れなずむ未亡人

先に二つとったもの!
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 22:03:05.48 ID:XAurbj0x0
2
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 22:12:39.54 ID:esHsxZY9O
1
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 22:16:08.67 ID:/IByRV7D0
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 22:17:01.15 ID:dOXIJavt0
偶数:1
奇数:2
890 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 22:18:17.03 ID:z6F0W1pO0
結果 永劫愛唄の神兎

※では二つ名を「永劫愛唄の神兎」で確定とします!
891 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 22:21:53.53 ID:z6F0W1pO0
幻想郷縁起 妖怪図鑑

名前 八十神・優曇華院・イナバ
読み やそがみ・うどんげいん・いなば
種族 神霊
能力 気ままにワープできる程度の能力
二つ名 永劫愛唄の神兎

人間有効度 不明
危険度 不明

ここ最近幻想郷で見かけるようになった神霊。
元の種族は玉兎であり、何らかの術で神霊になったと思われる。
が、あまり神のような振る舞いは見せていない。※1
月の防衛隊では副長を務めていたようで、個人の戦闘能力は随一であった。らしい。
しかし、ある戦闘により右腕及び右足を失い。現在は義肢を装着している。※2
幻想郷が創られる前、貴族の嫁として生活していた時期があったようが、現在は死に別れ本人は未亡人となっている。※3
男勝りな口調であるため少々怖い印象を受けるが、結構世話焼きである。
人目につかない場所で人間を襲っていると噂がたっているため二人きりになるのは危険である。※4

※1 元より、自覚があまりないのかもしれない。
※2 金に狐の皮を縫い付けたような義肢であるが、実に趣味が悪い。
※3 今のところ、もう結婚をする気はないようだ。
※4 情報が不確定なため、調査が必要だ。
892 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 22:22:56.17 ID:z6F0W1pO0
最終ステータス

【ステータス】
名前:八十神
性別:女
種族:神霊
程度の能力:気ままにワープできる程度の能力
体力:最大級(9)
身体能力:結構出来る(6)
知脳:平均以下(4)
弾幕ごっこ:二ボスレベル(3)


見た目:兎耳の片方に斬られた傷
    片手片足が月の技術で出来た義手義足
    むちむち
    ミリタリチックなズボンとタンクトップ

性格:人好きで人嫌い
口調:男寄り口調
一人称:わらわ
住処:月

スキル:「被虐悲運のウサギ」
     コンマ1を出した際、一度だけコンマ判定を振りなおすことが出来る。弾幕ごっこ時、この効果は相手ターン時のみ発動する。

スペルカード:斉射「オープンファイア」
       3ターンの間。自分ターン時コンマ-2し、相手ターン時コンマ+2する。

       怨符「千三百年の怨嗟」
       2ターンの間。自分ターン時コンマ-3する。

       愛符「今は叶わぬわらわが願い」
       2ターンの間。自分ターン時コンマ-1し、相手ターン時コンマ+3する。

アイテム:「八十神の義手義足」
      八十神が最初に付けていた義手義足。ワープ機能が付いている。

     「ストロングゼロ二十四本入りケース」×2
      外の世界のお酒、市販品未開封。

     「うさ耳バンド」
      兎の耳がくっついたバンド。兎が着けても意味は無い。

     「金属の箱」
     「永遠」と共に居るために必要な物。

【好感度一覧】

レイセン20「いいなぁ……」

豊姫10「純化、純化ねぇ」

鈴仙6「ありがとう、ございます……!」

てゐ10「凄いね、その義手義足」

霊夢8「だって痛そうなんだもん」

紫9「副長さんが、こんな所に居ていいのかしら?」

華扇3「隻腕、ねぇ」

魔理沙14「う、うううう……」

久侘歌6「ふ、触れちゃいけないやつですかね」

依姫MAX「これからもよろしくお願いします、私の友よ」

妹紅6「優曇華院ねぇ」

神子11「おお、怖い怖い」

布都4「お主が仙人なわけがない!」

ドレミー5「……衰えましたねぇ」

サグメ5「心配している」

霖之助7「破いたって」
893 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 22:23:23.64 ID:z6F0W1pO0
咲夜10「貴女の髪だって十分綺麗じゃないですか」

清蘭4「地上での暮らして不自由はないかなぁ」

鈴瑚4「下っ端にまでよくもまあ」

純狐?「そう、これでいいの」

文10「同じにしないでくださいよ!」

映姫7「穢れが無いくせに、罪は重い」

輝夜8「恥ずかしいわー」

慧音4「本当にすまない……」
894 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/09(月) 22:25:49.02 ID:z6F0W1pO0
※はーい、三代目お疲れ様でしたー。まぁ、キャラは立ってた気がするから、良し!

※人全然いない、いなくない……?こんなんじゃキャラメイクも質問もできないよー。
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