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【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活七日目

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742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 23:11:49.42 ID:KEbbY1AVo
君子危うきに近寄らずなんだぜ
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 23:12:14.50 ID:1OPAcVhD0
1
744 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/03(火) 23:30:31.89 ID:xGYUtDbq0
結果 ついていく

――――

――



魔理沙「な、なぁ。どこまで行くんだ?」

結局、魔理沙は八十神に言われるがままに着いて行った。

八十神「……そうだな」

このあたりなら大丈夫だろ、そう言って。八十神は後ろに付いていた魔理沙の方を振り向く。

八十神「何で子供がそんなに多かったのか、だよな?」

魔理沙「……お、おう」

八十神「そんなのは簡単だ――――単純明快、深く深く互いが互いを求めあえばいいんだよ」

魔理沙「ぃ…………!」

その顔が、一気に赤く染まる。

魔理沙「いっ、いやいやいやいや?そ、そりゃあ、まぁ?そう、だとは思うけどさ?もっとこう、私が訊きたいのは――」

八十神「それ以外に、何がある?」

赤くなっている魔理沙とは対照的に、八十神の顔は妙に白く見えた。

八十神「分かっていない、分かっていないよ魔理沙は……子供は愛の結晶なんだ。愛の結晶を愛情以外で作ろうなんぞ、純情気取った間抜けが言うことだ」

魔理沙「……や、八十神?」

ゆっくりと、ゆっくりと。八十神が距離を詰めてくる。
745 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/03(火) 23:36:53.59 ID:xGYUtDbq0
八十神「――――わらわに子供が多いのは「誰かが」愛してくれたからだ」

「誰が愛してくれた」なんて重要じゃないんだ。

魔理沙「あっ」

少しずつ後退りして八十神との距離を保ち続けてたが、壁にぶつかってしまいそれも出来なくなった。

八十神「誰でもいい、誰でもいいんだ。愛してくれるなら子供は作れるんだ」

魔理沙「え、あ、や、八十神――ひゃ!?」

いきなり抱きしめられて、魔理沙の口から変な声が出る。

八十神「わらわがそれを教えてあげよう。だから――お前もわらわを愛してくれるよな?魔理沙」

コンマ7以上で――――

コンマ直下
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 23:38:46.00 ID:k8/yIaGJo
おー
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 23:40:52.46 ID:1OPAcVhD0
凄い事になりそう…
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 23:40:52.49 ID:KEbbY1AVo
ひえっ
749 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/03(火) 23:42:05.60 ID:xGYUtDbq0
コンマぞろ目 成功!

※00やるやん!

750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 23:42:41.37 ID:nvFDwlJ60
れっつゆりゆりたーいむ
751 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/03(火) 23:51:29.56 ID:xGYUtDbq0
――――まず、唇が耳に触れた。

魔理沙「ひゃっ!?」

逃げ出そうとするが、強く強く抱きしめれているせいで動くことすらできない。

魔理沙「あっ、や、やぁ……!」

口付けの流れで八十神の舌先が魔理沙の耳介を優しくなぞり、そのまま中に這入っていく。

魔理沙「や、ヤダっ……!や、八十神……ぁ……っ」

耳の中をぐちゃぐちゃと舌で穿られる感覚に、身体が抵抗とは裏腹にゾワリと震える。

唾液による水音が、鼓膜に響く。

八十神「大丈夫、大丈夫、大丈夫だから――――わらわの愛情に、身を委ねて――」

魔理沙「…………っ!」

その声を聞くだけで、魔理沙の身体から力が抜けていく。

目尻に涙が浮かぶが、そんなのは関係なしに。八十神の義手が魔理沙の下半身に伸ばされて――。
752 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/03(火) 23:54:25.30 ID:xGYUtDbq0
コンマ判定

――――――それは「名状し難いバールのようなもの」だった。

コンマ6以上で。

コンマ直下

00やるやん!+2
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 23:55:43.41 ID:1OPAcVhD0
Love
754 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/03(火) 23:56:51.55 ID:xGYUtDbq0
コンマ1 ――被虐悲運のウサギによって再判定!

コンマ直下

00やるやん!+2
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 23:58:34.76 ID:KEbbY1AVo
はい
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 00:02:07.65 ID:xQNRwcjv0
もうどうにも止まらない〜♪
757 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/04(水) 00:22:03.92 ID:biN0G4Tv0
八十神「――――!」

ガゴン!と、何かが八十神の頭にぶつけられた。

魔理沙「ひゃぁ……!」

その衝撃のまま横に弾き飛ばされてしまい。八十神は魔理沙を話してしまう。

八十神「…………おい」

何かが飛んできた方向に居た人物を、八十神は睨む。

そして、立ち上がると当時にその落ちていた「それ」を手に取る。

?「いやさ、君ね?ここでえっちぃことはよくないとわたくしは思うんだよ」

魔理沙「う、うう、うううううう……!」

八十神から逃げた魔理沙が、そのとてもよく見覚えのある人物のもとに駆け寄っていた。

?「おお、よしよし。怖かったねー怖かったねー。強姦魔に耳舐めASMRされて怖かったねー」

八十神「……何で、お前が居るんだよ?」

?「いやぁ?散歩ですよ散歩?ほらけど、わたくし愛されちゃってるし?」

八十神「…………っ!」

愛、と言う単語に。八十神は反応する。

?「てかわたくし、もうイベントは終わったのに。ダメダメな発情兎がイベント持ってくるからこうやって参加してるんだよ?もうよくない?わたくしの出番」

はっはっはっは、とまんざらでもなさそうに。それは魔理沙の頭を撫でながら笑っている。

八十神「…………じゃあ、何でお前はそのイベントに参加した?」

?「決まってんじゃーん。そんなの」

わたくしは、わたくし。だけど今回は――。



亜栗「主人公の悪いところを治すための、そんな美味しいポジションの役回りをやらせてもらうぜ?」



758 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/04(水) 00:26:12.14 ID:biN0G4Tv0
好感度ダウン

魔理沙14「う、うううう……」
759 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/04(水) 00:29:18.46 ID:biN0G4Tv0
※ぶっちゃけ耳舐めする予定もなかったし、亜栗が出る予定もなかった。

※けどほら、コンマで00出ちゃったし。>>556を思い出したりしちゃってさ、ね?勢いだよ、勢い。

※じゃあ今日は寝まーす。お疲れ様でしたー。

※明日もたぶんやりますー。
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 00:30:36.94 ID:0CHSHz6k0
乙でした
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 00:31:43.69 ID:XTd9Xfzco
むしろ1しか下がらないのがすごい
百合乱暴はいけない
762 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/04(水) 00:36:00.22 ID:biN0G4Tv0
>>761

※亜栗のコンマ失敗してたら-3くらいする予定だった。まだ未遂だったからね。
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 00:39:45.93 ID:yA2BSJQQO
亜栗ありがとう
乙でした
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 00:40:31.41 ID:gz7GqTzzO
乙です。
765 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/04(水) 21:40:16.40 ID:biN0G4Tv0
※こんばんは、23時くらいからちょっとだけやっていきます。
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 23:41:51.64 ID:yA2BSJQQO
大丈夫です?
767 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/04(水) 23:50:11.47 ID:biN0G4Tv0
※予定から一時間近く遅れるくそ雑魚ナメクジがいるってマジ?

※……本当に申し訳ない。では、ちょっとだけやります。


人里の路地裏に、異様な空気が漂っていた。

八十神「…………」

亜栗「君は悲しい目をしている――っかー!こんなこと言ってみてー!今言っちゃったけどー!」

ハイライトの消えた眼をした神霊と妙にテンションが高い神話生物。

魔理沙「う、うううううう……」

そして、神話生物の後ろに隠れてしまった魔法使いが。そこに存在していた。

亜栗「…………ふぅ、ノルマノルマ……えーっと、八十神?何で魔理沙を襲ったん?ムラムラしたってんなら自分で慰めてほしいんだけど?」

八十神「そいつは愛を教えてほしいとわらわに言ってきた、ただそれだけだ」

亜栗「え、そんなこと言ったん?」

その言葉に、魔理沙は声も発しないで横に首を振った。

亜栗「……だ、そうだけど?いやー、ダメだよ八十神。嘘ついちゃあ」

八十神「どうすればそんな子供を多く埋めるのか。この問いの意味としては、同じだと思うが?」

亜栗「あー、ダメだこりゃ。んー……魔理沙帰っていいよ?あ、だいじょぶ?腰抜けてない?帰れる?」

だ、大丈夫……と、消えてしまいそうな声で返事をして。魔理沙は箒も出さずに飛んで逃げて行ってしまった。

八十神「…………」
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 23:51:28.95 ID:yA2BSJQQO
八十神酷いことになってますね
769 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/04(水) 23:59:11.14 ID:biN0G4Tv0
亜栗「あれ、追わなくていいの?さっきまでターゲットにしてた可愛い女の子だけど」

八十神「……別に」

頭にぶつかって落ちたバールのようなものを握りしめながら、八十神は言う。

亜栗「うーわー。人のものを奪ったら泥棒なんですよ?ご存じですか?」

八十神「窃盗より先に傷害でお前がアウトだ」

亜栗「……んー、こういうやり取りはいつも通りなんだけどなー」

特に表情は変えずに、亜栗はぽつりと呟く。

亜栗「あー……んーと、とりあえず?軽く雑談チックにお話を聞いても?」

コンマ6以上で会話自由安価

コンマ直下
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:02:19.67 ID:whK/2Jb3o
こんま
771 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/05(木) 00:11:15.50 ID:WG8xhysD0
コンマ7 成功

八十神「お前、わらわと魔理沙の愛の育みを見ていたんじゃないのか?」

亜栗「言い方が恐ろしすぎない?いやさ、ほら。有罪無罪を決めるために被告人の証言を聞いて異議あり!やら待った!を言うのもわたくしの仕事ですし?」

八十神「……」

亜栗「だんまりだんまり結構結構。わたくしはわたくしらしく、マイペースにやらせてもらうぜー?」

八十神「……じゃあこれが」

亜栗「おん?」

八十神「最後の会話にならないといいな」

亜栗「…………大爆笑だぜ」


何話す?(重要だったりするかもね!)

自由安価下2までのもの
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:14:40.50 ID:oPTnb1BB0
とりあえずズレと違いを理解する為に1回狂ってみてよ?
10d10/10d100でSAN値チェックどうぞー
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:29:06.41 ID:zhpEkws50
愛とは?
774 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/05(木) 00:43:51.62 ID:WG8xhysD0
1回狂ってみてよ?

亜栗「あーうん。とりあえず色々と理解するために一回狂ってみてよ」

そう言って、亜栗からサイコロを出して。地面に投げ捨てて――。

八十神「……」

亜栗「ま、別にサイコロの結果はどうでもいいんだけどね――――!」

ウインクをしながら、サムズアップをし。亜栗は手慣れたようにその呪文を八十神の頭に流し込んで。

結果は?

6以上で効いた!

コンマ直下
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:46:38.31 ID:1oZumJM/O
1d100
776 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/05(木) 00:47:22.21 ID:WG8xhysD0
コンマ1 被虐悲運のウサギによって再判定!

コンマ直下
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:54:41.28 ID:zhpEkws50
いあいあ、くとぅるぅふ、ふたぐん
778 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/05(木) 01:10:02.46 ID:WG8xhysD0
コンマ8

八十神「――――っ!?」

亜栗「ほれほれ、狂え狂え」

とめどなくその呪文が流し込まれる。

八十神「あ、が、が――がぁああああああ――――!?」

頭が、割れるように痛む。身体中から、汗という汗が流れだす。

亜栗「ほーん。こうやって分かりやすく痛いアピールするのは初めてな気がする気がするなー。大体楽に堕ちる気がするけど――んなことないか」

八十神「や、止めろ……止めろぉおおおおおおおおおおおおおっ!」

膝から崩れ落ち、叫び声をあげるその姿を。亜栗はにやにやと笑いながら見ていた。

亜栗「はいはい、止める止める。もう色々と分かったしね」

指パッチンの音ともに、脳内に響き渡っていた呪文が聞こえなくなった。

八十神「は――はぁ、はぁ――――っ!」

亜栗「この未完成品め。いやぁ、純化っつっても肝心じゃないんだねぇ……わざとかな?」
779 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/05(木) 01:33:41.22 ID:WG8xhysD0
愛とは?

亜栗「まだフラフラ状態の八十神に質問を投げつけちゃうわたくしマジ外道!いやぁしかし、テンポが大事だよね!テンポが!」

八十神「あぁ……?」

頭を押さえながら立ち上がり、八十神は亜栗の方を見る。

亜栗「ねぇ?愛って何なのかな?」

八十神「――――あ?」

……頭の痛みが、すぅと引いていく。

亜栗「発情兎ちゃんが壊れたラジオをみたいに連呼している愛。愛。愛……それって、一体全体どんなものなのかな?」

八十神「っ……愛、とはっ!」

歯ぎしりの後、八十神は自分の意志で大声を上げる。

八十神「愛は――愛は!愛は!愛は――――愛、は……」

しかし、だんだんと声が小さくなっていく。
780 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/05(木) 01:41:16.91 ID:WG8xhysD0
亜栗「……はぁ。やれやれ、イベント中だからこんなぶっちゃけるけどさ」

わたくしと八十神は、結構似た者同士なのかもね?

八十神「…………」

亜栗「ねぇ、その狂気的な愛は誰に向けるの?その空っぽな愛情は誰に与えられるの?その恋慕はだれに示されるの?」

八十神「…………わらわを、愛してくれる人に」

亜栗「だからそれが誰だっつってんだよ。わかる?」

八十神「…………」

また、黙る。

亜栗「そう、今の八十神には軸がない。愛という立派な軸があるのかもしれないけど、それはスッカスカの今にも折れそうな軸なんだ」

八十神「……あ?」

亜栗「だから、まだ間に合う」

まだギリギリ、崖っぷちのところで堕ちてないんだ。

亜栗「思い出そうぜ?八十神の、真の愛の軸ってやつを」

八十神「―――――――」

コンマ8以上で?

コンマ直下
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 01:48:16.10 ID:1oZumJM/O
782 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/05(木) 01:51:03.60 ID:WG8xhysD0
コンマ0

※それじゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さんお疲れ様でした!

※また明日、おやすみなさい……。

※これ頑張ればこのスレ中に終わらせられね……?
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 01:57:40.78 ID:zhpEkws50
乙です
さてどうなるのやら
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 07:01:27.66 ID:oPTnb1BB0
785 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/06(金) 00:25:47.48 ID:sjfTfS/V0
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              /i:i:i:i{::|::::::/r{j…= ∨ .}/ r=…=∧}:::::::::/{i从  やらないできない日はちゃんと報告しろって言ってんのに今日も休みやがった。
            ̄ ̄{jハ::/{ ゙ {}      {}  //:::::::/i:i:i:iト:〉
               {:{ {i{∧ `-=ニ  _   ニ=ー- /.:ィ/¨Yi:i:{   何回も何回も同じミスを繰り返す。
               {八i{::∧    {/     ./⌒(\ }\〉
               乂_∧            ト、_>く     お前はいつもそうだ、ちゃんとできるかもわからないものをノリと勢いで引き受ける。
                 }公。  r―::..   /:{
             r―‐=ニ二八}ト  ̄ ̄ .ィl:i人{ニ=-      そのくせ文章が初めてスレ立てた時と何も変わっていない。貧弱な語彙力。
             {`¨¨¨¨¨i二ニ}:..:.><:..:.|l/ ̄ ̄ ̄  `
             ∨I:I:I:I {ニニ}: : : : : : : :.|l{ /I:I:I:I:I:I:I:I:I}   誰も俺を愛さない。
                  }I:I:I:I:} }jj>ヘ: : : : :..:/:|j、/I:I:I:I:I:I:I:I:I:I}
              乂:I:I:{ .八ー=ミ:゚。: : : /ィ{ /I:I:I:I:I:I:>‐〈
          -=ニ二ニ>くl<`ヽ ` ̄/ ̄i{{<二二二ニ=-
         /____\__/ ̄ \__// \_______\
           {______ \ r―癶   r― >_________
        ,{______________/ヽ|/} /\|_/__________
       ./l{________/  /\}_j{/∧ _________
        .{_l{_____________/  / /}{\.i|八 __________
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 00:27:10.39 ID:Mw5tDBE+O
私は愛しますよ?
そんなに卑下しないでください。
今日はどうしますか?
787 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/06(金) 00:32:37.48 ID:sjfTfS/V0
        /: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : {: : l{\::::::゚,: : : : : : : :}: : : `T¨¨´
       /: : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:{/l}  \:.‘,: : : : : : :}\:..:|
        ̄ ̄`/ : : : : : : : : : : : : : : {:.ト、_/}\l}    >ヘ :...:}: : : :}) } : |
           / : : : : : : : : ‘,: : : :..:乂: : : ::} jリ゛,,:::''" .∧: :}: : : :}^} }: :{
           ,′:: : : : : :゚,: :.}_〉:}: : : : : : :..:..} ,j}/     ∧八 : /_ノ 厂:\   >>786 もう0時超えてるし人いなさそうなんで今日は無しです。
          ,:: : : : : : : : : ゚/{\ト、 : : : : : : }'"  =      ┘`∨ __/:〈  ̄
           {: : : : : : : : : : {: :{  { 八:: :: :: :::} \___,,、z彡      {\: :゚,    AAってスマホから見ると見にくいんだよね。スマホ勢ごめんな。
           {: : : : { : : : : : ト、{_,。-''" \::::::::}  `¨¨¨´      | \}/
           {: : /{ : : : : : {'"    =  \/             /   /`  /  お前らお腹温かくして寝ろよ。
        .{/  {: :゚。: : : {\   ,,。s彡               / /`  /
                {: : :゚。: : {\`:彡'"   {\           / /    〈
               {: : :/\:{\\     \}     ´ ̄\ / |    ∨
              }从{   `\}TI\     /  .      /   \     ∨
                     /ニニ=-\     \ /     /    `\   ∨
                  /二二二二二ニ=――┬―ヘ、         〉.   ∨
                  /{二二二二二二二ニニ|     `ヽ、   /.∧   }
                  j____\ ̄ ̄ ̄\二二二二|      }  / /_∧__/
                  {__ \__  \ニニニ八_____     /.:::::::.:∧{
                  {____\__\ \二二ニ\__  `  / ̄ ̄} ̄
                  {______________\__\ \ニニニニ/ \   .厂/⌒
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 00:33:07.95 ID:1h3AeFhO0
上に同じく
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 00:35:07.18 ID:1h3AeFhO0
ミスった、>>786に同じって書けばよかったな・・・もう遅いけど
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 00:36:15.77 ID:Mw5tDBE+O
ごゆっくりお休みください
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 00:37:11.24 ID:1h3AeFhO0
まあいい夢みてね>>1(あややに膝枕からのアタマなでなでされる夢とかね)
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 00:46:06.55 ID:c9DPq1BGo
ゆっくりおやすみ
793 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/06(金) 00:57:23.68 ID:sjfTfS/V0
             -.z -‐<´: : : : : : : : : : : : `‐‐z 、.___
                  `゙>: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : -‐"
               /: : i : : : : : : : : : : :ヘ: : : : : :: ::ヘ
             /: : : : !: : : : : : !: : : :: ::ハ: : : : : : : :ヘ
            ∠....,: : :: ::{: :: :: :: ::I\: :ハ、:::j: : : : : }: : ::ヽ
                /: :!: : :ハ: : :: :!ヘ!  \:|.ヽI: :: :: ::ji::ii, :__\
            /::::::I: :/、,_V: ::j ‐''"  ゙  j: : : : :j_iiiiii!     >>791 あややの膝枕はショタのものであって私のものではない(迫真)
             ,イ>''!:{:/   ヽ::i        j: : : ::7 ヘiij
               |::リヘ    ヾ  ___,,,   j:/V:/ミ /!I     お前ら!東方安価コンマスレが増えたら俺はいい夢見れるぞ!!!!!!!!
                 ヘ:::::ハ ‐-     ̄´  '' .|/- 'トヾ
                  V ソj  ゝ       ____/ .|:/      ほら、やろうぜ?こっちにこいよ?な?     
                 ヽ.  ‐-   ,-,.j┌-¨≧.、
                 ,...≧z、.....,,,_ { !j j三:三ミ7
                 { {¨゙、     `' ヽ,!三三三
                      E::ゝ      ヘ三彡‐゙ヽ
                 E:::ゞ     ,  ム"三三ミz`ヽ、
              ,.。 ‐";:!j:::/ゝ、,__;;:;   j三三三三ミョ;`.ヽ、
                  イ:三三ヨ.|/ ̄` /V,.。"三ミ:i 三;三;彡:三ミi .ヘ
               /三三三ヨ !I____.//f#" ,z==zj 三E彡:三三j  .ハ
            /三三ヨ/:ヨ! !::::::::://!〈イ彡!  !ミI ヘハ/:三三ヨ   jii}
         /´三三ヨ/:三ヨ !::::::://ヨ:/三ヨ;  !ミI ii∨:三三ヨ   /ヨ!
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 17:29:43.53 ID:oDEacCDt0
>>793
さ・・・左様ですか・・・(^^;)

では、こういう夢とかは?
・逆にあややをなでなで
・新妻あややと・・・
・あややといちゃらぶデート
・やんでれあやや←(流石にないか、怖えし)
・あややと混浴
etc・・・
795 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/06(金) 22:46:26.42 ID:sjfTfS/V0
               ,  -─ - 、
            , - ´::::::::::::::::::::::::::::::::` ‐、
            /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           /::::::::::::::::i:::l::::::::l==i:::::::::::::::::::::::::',
        ,':/:::::::::;':::::l:::li:::::::l´`` l::i::::::l:::::::::::::::i
          i:;':::::::l:::i::::::l:::l l::::::l / l::l::::::l:::::::::::::::l
        l::i::::::::l:::l::::::li:::l ';::::l, ーTヽ:l::::::l へ::::::::l
        l::l::::::::l::::l:::::l ';::! ,イ::li:::l l::l::::::l ) l:::::::l
          l:l';::::::l:::::l:,ィ'l ',!   L::ノ ,!イ::::::l ,'::::ヽ',             >>794 色々キッツいから止めてくれ。頼む。マジで。
           ';!';:::::l::::::l ト!   // ハ. l:::::::lノ:ヽ:::::::ヽ
         ',ヽ、:';::::l,,´      u l::::::l::::';:::::\::::\           やるよー、0時になる前にやるよー。ちょっとだけ私やるよー。
          /:/:ヽ:::ヽ  く つ  ,.イ:::/─i:';:::::::::` ‐、\
         /:/::::::/::::;'` ー-- イ l:/  l/` ‐- ァ-、:`` ‐ 、      
        /ノ::::::/::::::i:::::::l::::::::::::r` ノ  /    /::::::::',ヽ:ヽ  \
      / /:;'::::;イ:::::::l:::::::l:::::::::::::トi , -‐ア    /::::;::::'´:i ',:::::',  ヽ
    ///:;イ:::;'::l::::::::l::::::::l';::::::ノr 、  /   ,イ::/::::::::::::l i::::::',   ',
   // ,'::;' l::::::il:::::::l::::::::l:「  「 ̄ `ヽ   / l:::::::::::::::::::l lー -- 、 i
   ,'   i:::l  l:::::l l:::::::l';:::::::li  l, -ァ、',  / /::::/:::::::::::::l l    ',ノ
  ,'    l:::l  l::::l l::::::l ';:::::l:::', 「 「/ ノ へ/ ノl::::/::::::::::::::::l  lー- 、 i
  i    ';::l  ';:::l  ';:::l ヽl::::::i    l, -'´`ヽ::::l:/:::::::::::::::::::l:', イ   ヾ
   ',    ヽ  ヽ::', ヽ:',  l:; -l   l:::::::::::::::::`y::::::::::::::::::::::l:::',リ
         ` ‐ ヾ 、  \l/:::::ヽ、__L:::::::::::::::〈::::::::::::::::::::::::l:::::',` ‐、
                /:::::::::::::::::::::入:::::::::::::l:::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::\
               /:::::::; -──プl\:::::::l:::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::\
               l::::::` ‐--‐ '´::l/  \::!::::::::::::::::::::l:::::::::::; -‐ ' ´ ヽ
                  l::::::::::::::/:/l::::l    \::::::::::::::ノ-‐' ´        ノ
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:53:52.72 ID:Mw5tDBE+O
797 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/06(金) 23:59:12.89 ID:sjfTfS/V0
※まだ描き終わってねぇけどやりまーす!!!!!

――――――――――――――――

――――――――

――――

――

798 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:00:08.35 ID:kQG/kHGE0
「突然だけど、■■■は好きなものとかないのかい?」

「…………は?」

突然、だった。

ここはどこだ?

「……あれ?ぼーっとしてた?」

目の前にいる男が、心配そうに自分の顔を覗き込んでくる。

その男の顔は、まるで心綺楼のようにぼやけていて。陽炎のように不安定だった。

「睡眠不足はよくないね、君は女の子なんだから。もっと自分の身体は大事にしないと」

「…………」

これは、夢。なのだろうか?夢の世界なのだろうか?

「あれ、またぼーっとしてた?」

「え?え、し、してないしてない!」

「ふふ、ならよかった」

その男はクスリと笑って、わらわの頭を撫でた。

髪に触れる手の感触が実に心地よい。
799 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:02:11.41 ID:kQG/kHGE0
「……■■■に、好きなものはないのかい?」

先ほどの問いをもう一度訊かれる。

「…………好きなもの」

別に真剣に答える必要はないのだが、何故か真剣にわらわは考えていた。

わらわの、好きなもの。

「……わらわを」

「ん?」

「わらわを、一番愛してくれた人」

「……」

「それが、わらわの一番好きな者。かな?」

ある意味で分かり切っていた答えだった。

「じゃあ、それはいったい誰のことだい?」

その答えを掘り下げるように、男は問いを続ける。

「…………」

「答えられないのかい?」

「…………」

答えられなかった。
800 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:05:35.11 ID:kQG/kHGE0
「……よし、じゃあ代わりに私の好きなものを言うよ」

「……え?」

唐突、だった。

訊くだけで答えないというのは対等じゃない、と男は言う。

「私が好きな者は――妻だよ」

「……」

ずきりと頭が痛む。

「凛々しく、美しく。月下美人という言葉が凄く良く似合うような、そんな人だったよ」

眼が、くらむ。

「それで、そんな外見とは裏腹にとっても可愛い子でね。朝から夜までデレッデレでね、まぁそれが大変だった時もあるんだけど――ああ、私のためにご飯を作ってくれた時もあったなぁ、綺麗な手を切り傷だらけにして――――」

そして、何より――訊いていて凄く恥ずかしい!

顔から火が噴き出る勢いだ!

何故だ?なぜこんなにも恥ずかしい!?

「――――けど、そんな彼女の愛情が、私にはとても心地よかったんだ」

「――――っ!」
801 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:09:15.97 ID:kQG/kHGE0
愛情。

その言葉に、もう身体が自然と反応する。

「愛情……」

「うん」

君にも好きな人がいるなら、意味くらい分かるだろう?

当然のように男は言う。

「……分からねぇ」

「え?」

「分からねぇ……分からねぇよ……!愛情って何だよ、そもそも愛って何なんだよ……!」

心の中で溜まりに溜まっている「愛情」に対して、わらわは叫ばずにはいられなかった。

「なぁ、教えてくれよ……!それっていったい何なんだよ……!」

「…………」

涙がぼろぼろと零れる。

張り裂けそうなほどに、胸が痛い。
802 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:19:33.74 ID:kQG/kHGE0
「…………愛は、誰かと一緒に居たいと思う気持ちなんだ」

「……え?」

「そして愛情は――誰かを想う気持ちだ」

簡単だろう?と、男は笑いながら言った。

「私はこれを、妻から教えてもらったんだ」

「妻……」

「自分は刺激を求めていたのではなく、誰かに必要とされたい――誰かに想われたいとされていたのだと。言っていたよ」

「…………」

…………。

「なぁ、そうだろう?ここまで言えば、もう分かっただろう?だいぶヒントは出したんだ」

「ああ、ああ、ああ――」

その男の顔は、先ほどまで不安定だったのに今でははっきりとしている。

「わらわが好きな者は――――――」
803 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:20:14.57 ID:kQG/kHGE0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――

804 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:29:13.99 ID:kQG/kHGE0
亜栗「おっす、おはよう」

八十神「…………」

目を覚ますと、目の前に亜栗がいた。

八十神「…………何してんだ?」

亜栗「どうしようもなく今を生きてる」

八十神「……そうか」

何も言えなかった。

亜栗「あー、ひっでー!すっげーカッコいいこと言ったのに流しやがった!わたくしの名場面集三本の指に入るシーンを!流しやがった!」

八十神「本当に何言ってんだ……?」

805 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:35:05.49 ID:kQG/kHGE0
亜栗「あー、もう!そんで?なんか良い夢でも見た?妙にすっきりした表情してるけど」

八十神「……そうか?」

にやにやと笑いながら、亜栗は顔を覗かせる。

八十神「うぜぇからそれ止めろ」

亜栗「はー!これだからツンデレは……さっきまで発情してたのに都合がいい……」

八十神「死ね」

亜栗「こーわーいー!」

キャーキャー楽しそうに叫んでいる。

亜栗「…………ん、こほん。それで、八十神?」

八十神「あ?」

亜栗「どうすんの。これから」

八十神「…………」

これからどうするのか。

意識を取り戻して、まだ十分も経っていない。

……が。

八十神「――――わらわは」

とりあえず、どっちの道に行くかだけ。考えておこう。
806 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:37:37.57 ID:kQG/kHGE0
※ぶっちゃけ今人いる?
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:38:19.18 ID:fmgqovkH0
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:38:45.19 ID:saz1PWgnO
ワの
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:40:40.71 ID:gDquqV4q0
まあ一応
810 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:44:52.42 ID:kQG/kHGE0
※まぁ、ただの多数決なんですけどね。


八十神は――――。

1 ただの兎に戻ろう
2 この姿のままでいよう

先に三つとったものを採用
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:46:10.78 ID:gDquqV4q0
1、かな
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:48:09.27 ID:6pwtjwFoo
2
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:48:54.79 ID:gDquqV4q0
(ちなみに2この姿のままというのは神霊の状態のままということですかね?)
814 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 00:49:26.25 ID:kQG/kHGE0
>>813

※そうです。
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/07(土) 00:56:41.48 ID:gDquqV4q0
>>814
ありがとうごさいます
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:57:02.23 ID:fmgqovkH0
この姿のままだと純化は溶けずにのこりますか?
ウサギに戻ると穢れはどうなりますか?
817 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 01:00:35.11 ID:kQG/kHGE0
>>816

※残ったり残らなかったりするよ。決まったらわかるんじゃないかな?
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:03:53.74 ID:lLm7/Hv6o
2
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:08:09.04 ID:fmgqovkH0
1
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:21:41.23 ID:gDquqV4q0
聞くまでもないかもしれませんが一人一票ですよね
821 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 01:22:17.09 ID:kQG/kHGE0
>>820

※です。
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:29:42.04 ID:gDquqV4q0
あともういくつか
当然連投は不可?
もうあげた一票は後からでも変更はできる?
823 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 01:31:41.47 ID:kQG/kHGE0
>>822

※連投不可です。投票の変更は無しです。
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:34:33.17 ID:10YTjbU5O
まあですよね・・・(^_^;)
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:42:41.28 ID:saz1PWgnO
2
826 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 01:46:49.25 ID:kQG/kHGE0
結果 この姿のままでいよう

※長かった!

※じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。これで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さんお疲れ様でした!

※依姫と愛弟子どっちにするか決めとけよ。これも多数決だから!
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:52:36.21 ID:fmgqovkH0
乙です
依姫希望
828 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 22:35:34.99 ID:kQG/kHGE0
※こんばんは、11時半くらいからやっていきます。
829 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 23:41:45.38 ID:kQG/kHGE0
※やっていきます。

八十神「…………たとえどんな姿になったとしても、わらわは変わらない」

亜栗「お?」

八十神「玉兎だろうが、神霊だろうが。な」

亜栗「ふむふむ」

眼をキランと光らせて、亜栗は笑う。

亜栗「まぁ良いんじゃない?自分が決めたことなんだから何よりも優先されるしね」

八十神「……ああ」

亜栗「それじゃあ、まぁ。それっぽいことは聞けたことだし――強姦魔を改心させたという驚くべき実績を霖之助に自慢してくるから。お別れと致しましょう」

八十神「ん」

亜栗「じゃあの八十神――またどこかで、会えたら会おうぜ?」

八十神「いや、どうせ香霖堂行ったら会えるだろ?」

亜栗「空気を読め空気をー!ほら、そこは何か意味深な感じにさぁー!」

――――

――

830 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 23:52:08.37 ID:kQG/kHGE0
〜???〜

八十神「――――」

亜栗と別れ、琥珀金の腕の能力で月にワープをするが。その場所はあまり見慣れない場所だった。

八十神「……よぉ、久しぶり。だよな」

月の都とは思えないほど、灰色で質素で暗いその檻の向こう側にそれはいた。

その姿を知覚しようとするが、夢のようにぼやけていてはっきりとしない。

八十神「てめぇが余計なことをあーだこーだしたお陰で、わらわを含む玉兎たちは変な作業させられて。わらわをこんな姿になって――ああいや、この姿になった原因はわらわにあるんだけど」

髪を雑に掻いて、壁に寄り掛かる。

八十神「てめぇのバカみたいな悪戯のせいで、わらわは愛する家族を失った――いや、本当に。今が今じゃなかったら暴れまわってるわ」

何となく、檻の向こう側から笑い声が聞こえた気がする。
831 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/07(土) 23:58:07.72 ID:kQG/kHGE0
八十神「――――これは、復讐かもしれない」

右の人差し指を檻の中に突っ込み、それに標準を定める。

八十神「あの人は、あんまりこういうことは望まないのかもしれない。事実、あんまり復讐に走らないでほしいって言ってくれたし」

八十神「……分かるか?言ってる意味」

開いている左手の指を、自分のこめかみにトントンとする。

八十神「復讐じゃ何も変わらない。愛するあの人が甦るわけでもねぇし、またあんな生活が出来るわけでもねぇ」

勿論、この感情が収まるわけでもない。

八十神「だけど、だけどだけど――――これは、わらわの終着点。みてーなものだから、決めなくちゃいけねぇんだ」

そう言って、八十神は。琥珀金の弾丸を――――。
832 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:05:49.68 ID:oSsivXTf0
多数決

1 弾丸を、撃ち込んだ
2 弾丸を、撃ち込めなかった

先に三つとったものを採用します。
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/08(日) 00:07:44.53 ID:uWo4qjLV0
1
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 00:09:03.11 ID:wivefl+s0
1
但し、ワザと外す(とはいえ紙一重だが)
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/08(日) 00:20:07.17 ID:bdYSAp/1O
1
836 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:21:48.81 ID:oSsivXTf0
結果 弾丸を、撃ち込んだ

>>834

※ほーん。じゃあ判定するか!

コンマ6以上でワザと外す。

コンマ直下
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 00:23:36.34 ID:Rp5cBeSa0
ぬっ
838 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:33:04.40 ID:oSsivXTf0
――――耳を裂くような音とともに、八十神の義手から弾丸が発射された。

一発。二発。三発。四発。五発。

八十神「…………」

何も言わずに、何回も何回も。その音と共に撃ち続ける。

弾丸の勢いで揺らめいているその姿が、霧散していく。

八十神「……はい、終了」

何十発撃ち込んだかわからないが。手を下げて、満足そうな表情で大きく伸びをする。

八十神「復讐のような自己満足。しなねぇ相手に撃ち続けて、ストレス解消」

――わらわの最後なんて、こんなもんでいいだろ。

八十神「……ふふ、わらわもあの人と別れてから変わった。からな色々と――ちょっとくらいやんちゃしても許されるだろ」

檻の向こうから、笑い声が聞こえる。

八十神「うるせぇ、死ね。言っておくけど許したわけじゃねぇからな、ムカついたらまた殺しに来るからな」

中指を立てる。

八十神「……それじゃあな。ここにいることがばれたら他の連中に何言われるかわからないんでな」

そして、八十神は――。

八十神「じゃあな」

そう言い残して、消えていった。
839 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:35:17.27 ID:oSsivXTf0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――

840 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:39:11.22 ID:oSsivXTf0
「わらわが好きな者は――――」

「…………」

「困っていたわらわを救ってくれて。夜一緒に寝てくれて、疲れているはずなのにわらわにかまってくれて――その、ま、目合いが……上手、で」

自分からそんなことを言って、勝手に自爆してしまった。

「と、兎に角!兎に角兎に角――――!」

「ずっと!ずっと優しくて!どんな時でも!どんな場所でも!カッコいい!旦那様が好きなんだよ!」

「これは嘘なんかじゃない!決して忘れちゃいけない、正真正銘の愛なんだ!」

顔を赤くして、声を大きくして。わらわは、こんな夢なのかどうかも怪しい世界で――その人の前で愛を叫んだ。

「なぁ、なぁ……分かって、くれるだろう?」

――――旦那様!

「…………ああ、分かってるよイナバ」

イナバ。

それは、わらわに与えてくれた二つある名前の内の一つ。

思い出すことができた、大事な証。

……旦那様の言葉が耳に届いた瞬間。

わらわは、思いっきり。旦那様に抱き着いた。
841 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/03/08(日) 00:43:27.57 ID:oSsivXTf0
「……済まなかった。イナバを一人にしてしまって」

先ほどのように、また頭を撫でてくれる。

「君という最愛の妻を残し死んでしまったことを、私はどれだけ悔やんだか……寂しかっただろう?」

「はい、はい、はい……!寂しかったです、辛かったです……!忘れようと思えば思うほど、胸が痛んで泣きたくなって……!」

「…………」

何も言わずに、頭を撫で続けてくれる。

「しかし、紆余曲折を経てイナバも変わった。口調やら、その服やら」

「いぃ――!?こ、これはですね!?あ、えーっと……その!?」

「何、別に気にするな。別にそれくらい自由な方が君らしい、どんな姿であっても君は私の妻なんだからな」

「だ、旦那様……!」

胸が、キュンキュンする。
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