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【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活七日目
- 542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 23:07:37.18 ID:9qX5xhgco
- やさしさ
- 543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 23:14:02.90 ID:GXbbb+Yi0
- やさしく
- 544 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/20(木) 23:25:40.21 ID:yI3iboEO0
- コンマ7 成功!
純狐「じゃあ、こんなことも教えてあげる」
地面に置かれた拳銃を手に取って、純狐は言う。
純狐「――――この銃が、貴女の大好きな旦那様を殺した凶器だって言ったら、信じる?」
八十神「……………………は?」
目がゆっくりと開かれる。瞳孔をフルフルと震わせながら、八十神は純狐を見上げる。次に、その手にある拳銃に目をやる。
八十神「何、言って、んだよ」
純狐「この拳銃、貴女は外の世界の武器だって言ってたけど……これ、実は月で作られたものよ?」
八十神「はぁ……?」
突然の言葉に、声が漏れる。
純狐「だって、外の世界の武器が。あんな威力を出すわけないじゃない?」
八十神「………そう、かもしれない、けど」
純狐「今、月の都で使われている銃の。前バージョンの前バージョンの前バージョンの――それでもって、そんな前の作品の、試作機」
弾は一発しか出ない、サイレンサーも無い。弾丸にコストが掛かるし、何より――威力がね、弱いのよ。
純狐「それで、ここからが重要なんだけど――――」
ワンテンポ置いて、純狐は口を開いて。
純狐「その銃を人間に渡したのは、嫦娥なのよ」
- 545 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/20(木) 23:38:48.69 ID:yI3iboEO0
- 八十神「………………ぇ」
誰にも聞こえない、自分自身にも聞こえないような。息のような声が、吐き出される。
八十神「お前、本当に――」
純狐「何でこんなおんぼろを人間に渡したのか、私には分からないけど――ああ、もしかしたら。あんな惨状を引き起こすように煽ったのも嫦娥かも」
頬に人差し指を軽く当て、首を傾げながら。純狐は言う。
八十神は、何も言えない。
純狐「嫦娥が人間を煽ったから、旦那様が死んで、子供が死んだ」
一歩一歩、震えている八十神に近づく。
純狐「その怨みを、悲しみを、憎しみを、殺意を。全部全部、全部全部全部全部――――吐き出しちゃいましょ?」
八十神「…………」
純狐「貴女の中に、溜まりに溜まったその慟哭を吐き出させてあげる。私には、それが出来る」
だから……ね?
八十神に、救いの手を。純狐は、差し伸べる。
- 546 : ◆z07gL4YySg [!red_res]:2020/02/20(木) 23:47:53.12 ID:yI3iboEO0
-
――――――――――――わらわ、は。
- 547 : ◆z07gL4YySg [!red_res]:2020/02/20(木) 23:48:27.73 ID:yI3iboEO0
- ※多数決します。
八十神は?
1 その手を、掴んだ。
2 その手を、掴まなかった。
※くっそ重要な多数決です。
※まぁ、どっちでも大丈夫!多分ね!
先に三つとったものを採用します!
- 548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 23:50:33.65 ID:jeSgajCt0
- 1
- 549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 23:50:43.24 ID:zhMyd8e80
- 1
- 550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 23:51:19.60 ID:GXbbb+Yi0
- 迷うな・・・
けど1
- 551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 23:51:37.68 ID:Tvya6oUlO
- 1
- 552 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/20(木) 23:56:49.22 ID:yI3iboEO0
- ※圧倒的!
結果 その手を、掴んだ
- 553 : ◆z07gL4YySg [!red_res]:2020/02/21(金) 00:09:25.26 ID:KHjFhBgr0
- ――――もう、いいのかもしれない。
もう十分に我慢したんだ。
もう、我慢しなくていいんだ。
ゆっくりと、純狐の手を握って。立ち上がる。
ぎゅうと、抱きしめられた。
「そう、それでいいの」
背中に手を回されて、もう動けない。
「貴女の全てを、純化してあげる」
死を恐れ、命を惜しめ。
そんな言葉が耳元で囁かれる。
――――けど、もうそんな言葉に意味は無い。
唇に、唇が押し付けられる。
そして―――――。
- 554 : ◆z07gL4YySg [!red_res]:2020/02/21(金) 00:13:17.29 ID:KHjFhBgr0
-
八十神・優曇華院・イナバは死んだ。
「八十神」の穢れは、純化された。
- 555 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/21(金) 00:16:25.96 ID:KHjFhBgr0
- ※名前が「八十神」に変更されました。
※種族が「神霊」に変更されました。
- 556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 00:16:52.51 ID:woUhqvIAO
- 亜栗は助けに来てくれるかな?
- 557 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/21(金) 00:16:58.60 ID:KHjFhBgr0
- 【ステータス】
名前:八十神
性別:女
種族:神霊
程度の能力:気ままにワープできる程度の能力
体力:最大級(9)
身体能力:結構出来る(6)
知脳:平均以下(4)
弾幕ごっこ:二ボスレベル(3)
- 558 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/21(金) 00:19:07.32 ID:KHjFhBgr0
- 好感度が変化しました。
純狐?「そう、これでいいの」
- 559 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/21(金) 00:20:14.37 ID:KHjFhBgr0
- ※今日はこれで終わりにしたいと思います、参加してくださった皆さんお疲れ様でした!
※また明日、お休みなさい……。
※展開が加速していく気がしないでもないよ!頑張ろうね!
- 560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 00:20:50.97 ID:iYQv5Pm70
- 乙
- 561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 00:23:27.47 ID:SLJDrCgvo
- 乙乙
これは弾幕負けた方がhappy end迎えられる展開あるよ
- 562 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/21(金) 11:59:23.73 ID:KHjFhBgr0
- >>556
※来てくれたらいいね。
>>561
※きゅっとしてぎゅっとしてちゅっとしてあーだこーだしたら大体ハッピーだよ。
※すみません、今日はたぶんできないと思います。たぶん。
- 563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 23:09:11.43 ID:b8P8oA4b0
- ごゆっくりおやすみくだせェ
- 564 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 21:31:33.33 ID:rllju7AC0
- ※こんばんは、22時くらいからちょっとだけやっていきます。
- 565 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 22:05:58.20 ID:rllju7AC0
- ※やっていきます。
――――――――――――――――
――――――――
――――
――
―
- 566 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 22:07:18.63 ID:rllju7AC0
- 純狐「気分はどう?」
八十神「……え?」
普通に声を掛けられただけなのに、八十神は不意を突かれたように身体をビクンと震わせた。
純狐「貴女はもう。私と本当に一緒……純化され、月の兎としての穢れを無くした」
八十神「…………」
純狐「嫦娥は月の都に幽閉されている、私は暫く襲撃することが出来ないけれど、貴女は違う」
その言葉に、八十神は何も言わず。唯々聞いている。
純狐「幸せな思い出の為に、過去の怨みの為に、心の隙間を埋める為に。神に至った貴女が何をするのか……まぁ、好きにして頂戴?」
そう言って、純狐は八十神に落ちていたその忌々しい拳銃を手渡す。
八十神「…………」
それを、八十神は右手で手に取り――。
コンマ8以上で金の義手はぐにゃりと融けて。
コンマ直下
- 567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:07:51.77 ID:ZqM0rXr8O
- ひ
- 568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:11:22.38 ID:P58kf09U0
- 出たーゾロ目ー(虚無顔)
- 569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:12:16.50 ID:QzLJfWfSo
- 誰がラスボスになるかなと思ったら主人公がラスボスになるやーつ
- 570 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 22:18:22.82 ID:rllju7AC0
- コンマぞろ目 成功……?
――――金の義手が、ぐにゃりと融けて。その拳銃を取り込んだ。
そして、何事もなかったように。その義手は元の形に戻った。
八十神「……」
……が、その人差し指の先に小さく穴が開いていた。
純狐「あら」
頭の中で軽く念じるだけで、その穴から金色の弾丸が放たれた。
八十神「…………」
※琥珀金の義手に、拳銃が取り込まれました。
アイテム「リボルバー式の拳銃」が無くなりました……。
- 571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:19:46.83 ID:d380qYoI0
- 強い(確信)
- 572 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 22:26:38.64 ID:rllju7AC0
- 純狐「クトゥルフねぇ……」
それとも神霊としての体質のおかげかしら。と、純狐はどうでも良さそうに言った。
八十神「……なぁ」
自分から口を開く。
八十神「お前は、結局……何がしたかったんだ?お前は、純狐は、一体」
純狐「だって、自分と似たような子が居たらちょっかいかけてみたくなるじゃない?それと一緒よ……」
八十神「……」
純狐「ねぇ、今どんな気持ち?」
八十神「……知らねぇよ」
- 573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:30:34.78 ID:P58kf09U0
- ゴゴゴゴゴ・・・
↑(個人的になんか今の状況に合いそうな効果音)
- 574 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 22:35:16.39 ID:rllju7AC0
- 昼1
――気が付くと、もうそこに純狐はいなかった。
八十神「…………」
首をパキパキと鳴らしてから、部屋をぐるり見渡す。
床や天井、壁に。無数の凹みや穴が出来ている。
八十神「何か、楽になったな」
八十神「……何が楽になったのか知らねぇけど」
何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 スペカの強化
4 その他(自由安価)
安価直下
- 575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:36:03.64 ID:d380qYoI0
- こーりんどー
- 576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:36:49.61 ID:8Ho6O6ut0
- 2 三途の川
- 577 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 22:40:30.58 ID:rllju7AC0
- ――――
――
―
〜香霖堂〜
誰に会った?
自由安価直下(香霖堂に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)
- 578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:41:09.35 ID:NLVNvVhM0
- 亜栗
- 579 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 22:45:41.00 ID:rllju7AC0
- 亜栗「へい!いらっしゃ――――」
何時ものように扉を開けると、そこには亜栗が居た。
亜栗「…………あー?あー……あー?」
八十神「よぉ」
最近よく見るお客さんの姿を見て、亜栗は何とも言えない表情をしている。
亜栗「えー……ちょっとさぁー。えー……何、イメチェン?」
八十神「イメージを変えるだけでこんなになんねぇよ」
亜栗「だっよねー……」
どうする?
1 亜栗と話す
2 商品を見る
安価直下
- 580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:45:55.29 ID:9ohDEjL10
- 1
- 581 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 22:51:49.27 ID:rllju7AC0
- 八十神「ちょっと話さねぇか」
亜栗「あら、人生相談かしらん」
煙草を吸う真似をして、亜栗は天井を見つめる。
八十神「……てめぇに人生相談したら、終わっちまうよ」
亜栗「えー?いけずぅ」
八十神「…………」
亜栗「……はー、やだやだ。わたくし、ごく普通の女の子なのに」
何話す?
自由安価下2までのもの
- 582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:52:56.52 ID:P58kf09U0
- 試し打ち(不意打ちだけど)
- 583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:53:07.91 ID:8Ho6O6ut0
- 拳銃仕込んだ義手のこと
- 584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:53:08.76 ID:BXxS8A6tO
- ナニに堕ちたとしても大事な縁だけは手放しちゃだめだよ?
真面目で可愛い姫様とか、落ちこぼれで可愛い愛弟子とかのは。
- 585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 22:53:44.63 ID:d380qYoI0
- 怒涛のレスで草
- 586 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 22:54:36.67 ID:rllju7AC0
- ※>>582と>>583合体させまーす。なんで>>584も採用で。
- 587 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 23:02:13.14 ID:rllju7AC0
- 義手のあれこれ
八十神「お前と言えば、この義手なんだけど」
亜栗「あーね、なんかちょっと変わったねそれ。ザ!男の子のロマン!みたいになってるけど」
ビシィ!と、亜栗は八十神の右手を指さす。
亜栗「……てか、なんで拳銃と合体してんの?何?クトゥルフのいざこざはわたくしが無かったことにしたんだけど」
あー……いや、でもなぁ……と、亜栗が珍しく頭を悩ませている。
亜栗「穢れが無くなるって、そういうことなのかなぁ……クトゥルフなんて穢れの塊が――ああでも、クトゥルフだしなぁ――」
八十神「えい」
何の脈絡もなく。八十神は、亜栗の身体に、弾丸を放った。
コンマ0以上で――
コンマ直下
- 588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 23:02:45.03 ID:3OWBqUCDo
- ぽん
- 589 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 23:08:50.45 ID:rllju7AC0
- コンマ3 痛みはない
右肩に当たって、その勢いでどんがらがっしゃんと亜栗は後ろに倒れた。
八十神「……ちっ、死んでねぇか」
亜栗「こえぇええええええええ!?いや、こわっ!この子こわっ!」
右肩に埋まった弾丸を手で取って、亜栗はそれをテーブルの上に置く。
亜栗「バイオレンス!ベリーベリーバイオレンス!ユー!」
八十神「はいはい」
亜栗「……あーうー。こんな脈絡もなくぶっぱする子じゃなかったのに……変化って怖い」
八十神「やっぱり、わらわ変わったか?」
亜栗「めちゃくちゃ変わってるよー、やだもー」
- 590 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 23:18:51.25 ID:rllju7AC0
- 大事な縁だけは手放しちゃだめだよ?
亜栗「あー、まぁ。何だろうね?その……ナニに堕ちたとしても大事な縁だけは手放しちゃだめだよ?」
あ、このナニって言うのはエッチな意味じゃなくて、シリアスな方の意味だからそこんとこ宜しく。と、要らない説明を付け加えて、亜栗は続ける。
亜栗「縁って言うのは、本当に本当に貴重で大事で、凄くて大切なものだからさ、ね?」
八十神「……」
亜栗「具体的に言うと。真面目で可愛い姫様とか、落ちこぼれで可愛い愛弟子とかさ……」
八十神「よく、分かんねぇよ」
亜栗「…………」
八十神「今、わらわにあるのは……」
亜栗「あるのは?」
八十神「……あるのは」
そんな、明るいもんじゃねぇからさ。
と、八十神は言った。
- 591 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 23:23:48.49 ID:rllju7AC0
- 昼2
亜栗「あーあー、全く。わたくしの忠告をそんな雑なとらえ方するなんて……もったいない」
八十神「まず、てめぇの言葉は信用できねぇ」
亜栗「あら酷い、前の反省を生かしてシリアスなときにはシリアスするように心がけているのに」
八十神「……」
亜栗「難しく考えんなよ?ご都合主義に、頼っていこうぜ?」
八十神「んだそれ」
何する?
1 商品を見る
2 誰かに会った
3 何処かに行く
4 スペカの強化
5 その他(自由安価)
安価直下
- 592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 23:24:03.34 ID:d380qYoI0
- 魔翌理沙
- 593 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 23:32:34.59 ID:rllju7AC0
- 魔理沙「おーっす、暇つぶしに来たぞー」
その言葉と共に、扉を開けて魔理沙がやって来た。
亜栗「あら、まりちゃん」
魔理沙「気持ち悪い呼び方すんなよ……おっ、八十神もいるじゃないか」
八十神「……おう」
魔理沙「…………お前、本当に、八十神か?」
八十神の姿を見た瞬間から、魔理沙の表情が一気に変わる。
八十神「なぁ、わらわの姿ってそんなに変わったのか?」
亜栗「義手以外何も変わってないよ?ただ、ほら放つ気配がすっげー怖くなってる」
八十神「ふぅん……」
魔理沙「…………」
八十神「とりあえず、こっちこいよ」
何話す?
自由安価下2までのもの
- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 23:34:13.19 ID:NLVNvVhM0
- やっぱり、少し前よりもっとボインになってるぞ…
亜栗、八十神に何かしたのか?
したならそれを私にもしてくれ。
- 595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 23:34:24.81 ID:99CUeVR0O
- 魔
それにしてもなんで八十神はそんなにも子供が多かったんだ?
- 596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 23:37:48.16 ID:9ohDEjL10
- 魔翌理沙
そういや八十神、前と比べて表情がスッキリしてるが何かいいことでもあったのか?
- 597 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/22(土) 23:52:22.55 ID:rllju7AC0
- 亜栗、八十神に何かしたのか?
魔理沙「……やっぱり、少し前より……その、大きくなってるよな」
八十神「あ?」
魔理沙「亜栗、八十神に何かしたのか?なんかしたなら私にもしてくれよ」
亜栗「あー……残念ながら、わたくし今回無関係なんすよ」
八十神「……胸、大きくなってんのか?」
亜栗「そのおっぱいだったらちょっとくらい大きくなっても誤差でしょ、誤差」
魔理沙「え、お前関係してないのか?だって、これは……」
亜栗「ええい!おっぱいとシリアスは結び付きません!」
八十神「……胸、大きくなったのかこれ」
- 598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 23:57:10.33 ID:d380qYoI0
- 純狐さんすごいなあ
- 599 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 00:03:37.50 ID:4JdqleHB0
- それにしてもなんで八十神はそんなにも子供が多かったんだ?
魔理沙「あー……それにしても、何で八十神はそんなに子供が多かったんだ?」
亜栗「あら、まりちゃん。興味津々なんだから」
魔理沙「そ、そういうあれじゃねぇよ!」
亜栗「んもう、顔赤くして否定しちゃって!やだやだ、エッチなんだから!」
魔理沙「そういうてめぇの思考がアウトだろうが!」
……で、どうなんだ?と、魔理沙は八十神にもう一度訊ねて――
コンマ8以上で――
コンマ直下
- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 00:07:03.74 ID:d9bCmJoQ0
- よ
- 601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 00:07:12.02 ID:5e3RfybR0
- 余裕
- 602 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 00:13:12.50 ID:4JdqleHB0
- コンマ4 失敗
八十神「…………え?」
ハッとしたように、八十神は魔理沙のほうを向いた。
八十神「いや、悪い。全然話聞いてなかった……何の話し?」
魔理沙「……いや、だから――」
亜栗「はいはい、ストップストップ。一回失敗したのに成功するわけないでしょ?もう今日のチャレンジはおしまい」
魔理沙「は?」
亜栗「ね?」
魔理沙「……お、おう。まぁ、うん。デリケートな話題だからな、うん」
八十神「…………?」
好感度アップ
魔理沙15「何か、変なんだよな……んー?」
- 603 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 00:14:48.62 ID:4JdqleHB0
- ※では、今日はこれで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さんお疲れ様でした!
※また明日、お休みなさい……。
※純化の影響は結構酷いぞ!表面に出てねぇだけで!
- 604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 00:17:20.13 ID:d3wLTnWr0
- お疲れさま〜
もしかして記憶が?
- 605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 00:17:24.04 ID:6AqOkVar0
- 乙です
恐るべし、純化
- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 00:17:32.10 ID:d9bCmJoQ0
- 乙
- 607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 00:23:21.47 ID:byoZ9BXTo
- 全部忘れてただの復讐鬼に成り果てるbadendに
- 608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/23(日) 19:07:23.07 ID:8hRS5dAD0
-
「復讐」なんかをして失った姉が戻るわけではないと知ったフウな事を言う者もいるだろう
許す事が大切なんだという者もいる
だが自分の肉親をドブに捨てられて
その事を無理やり忘れて生活するなんて人生はあたしはまっぴらごめんだし
あたしはその覚悟をして来た!!
「復讐」とは自分の運命への決着をつけるためにあるッ!
- 609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 19:09:15.80 ID:vgmZWf8RO
- ageんなクソボケ
- 610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 19:16:25.43 ID:KL/qI1cZ0
- >>609
>>608は作者では?
- 611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 19:30:49.93 ID:vgmZWf8RO
- 作者ならトリップつけるだろ
単なるクソバカだよこいつは
- 612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 19:51:12.03 ID:E1BMZ6smo
- 動画貼りつけてたいつもの人でしょ
- 613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 20:43:04.87 ID:5e3RfybR0
- 確信犯定期
- 614 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 21:37:25.22 ID:4JdqleHB0
- ※こんばんは、おそらく22時半位からやっていきます。
- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 22:20:27.83 ID:xi8ZJqguO
- 好感度20以上ならコミュ安価が3個になりますか?
- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 22:25:51.85 ID:5e3RfybR0
- なるはず
- 617 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 22:33:03.16 ID:4JdqleHB0
- >>615
※三つになります。長くなるね!
夜1
八十神「……あー、そろそろ帰るかな」
魔理沙「やっぱり、あいつ」
亜栗「今日はもう止めてね?ね?」
魔理沙「……妙に、あいつを守るな?」
亜栗「そりゃあ、お友達ですからぁ?あー、でも、こういうのはフランたそ的にはNGかなぁー」
八十神「……?」
何する?
1 商品を見る
2 誰かに会った
3 何処かに行く
4 もう帰る
5 スペカの強化
6 その他(自由安価)
安価直下
- 618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 22:33:13.02 ID:d9bCmJoQ0
- 依姫の部屋
- 619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 22:33:32.16 ID:YQXmDMqu0
- 霖之助さん
- 620 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 22:37:42.25 ID:4JdqleHB0
- ※お部屋イベントがしかもこんな状況で出来ると思うなよ!コンマ!
コンマ7以上でお部屋
コンマ直下
- 621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 22:38:16.98 ID:lF6ww5Yw0
- ふ
- 622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 22:39:22.62 ID:YQXmDMqu0
- わーお
- 623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 22:47:37.58 ID:E1BMZ6smo
- 出来るんだよなぁ
- 624 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 22:52:26.09 ID:4JdqleHB0
- コンマ8 成功
――――
――
―
〜依姫の部屋〜
八十神「…………んだここ?」
月の都に帰ろうと適当にワープをしたら、どこか知らない場所に飛んでしまった。
八十神「あー、不法侵入しちまった。誰かにバレる前に帰ろ――」
依姫「やそ、がみ……?」
背後から、聞いたことのある声がする。
八十神「……もうバレてたか」
依姫「な、何故……八十神が、此処に?しかも、その姿は」
後ろを向くと、寝間着姿の依姫が目と声を震わせていた。
八十神「こんばんは、依姫」
- 625 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 22:59:14.42 ID:4JdqleHB0
- 依姫「答えて、下さい」
八十神「……あ?」
依姫「どうして、貴女から――一切の穢れが感じられないのですか」
戦闘体制はまだとっていないが、その声からは警戒が感じられる。
八十神「えーっと、まぁなんだ。依姫?別に、わらわは何も変わってねぇよ」
依姫「そんなわけないじゃないですか!その気配は!まさしく、あの――!」
八十神「落ち着けって、依姫……な?」
依姫「…………」
勝手に座るぞ、と言って。八十神は地べたに胡坐を掻く。
八十神「……本当に変わってねぇよ。分かんだろ?」
依姫「分かり、ませんよ」
八十神「そっか。それじゃあとりあえず、リラックスしろよ――ああいや、わらわがいきなりワープで飛んできたのもあると思うけど」
何話す?
自由安価下3までのもの
- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 23:02:24.87 ID:xi8ZJqguO
- 依姫を抱きしめる
なぜか笑顔と涙が止まらない
- 627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 23:03:47.63 ID:byoZ9BXTo
- 八十神
そう何も変わってないよ
この身を焦がす怒りの炎は最初から何も変わってない
- 628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 23:14:51.69 ID:DF4YG1ouO
- 酒盛りといこうか?
- 629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 23:15:19.66 ID:YQXmDMqu0
- 依姫
純狐か!?純狐に会ったのか!?
で、なんかこの後部屋飛び出して云々みたいなの想像した
- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 23:15:41.46 ID:d9bCmJoQ0
- 依姫の布団でそのまま寝落ちする
- 631 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 23:27:31.52 ID:4JdqleHB0
- ※例のごとく順番は変えています
酒盛りといこうか?
八十神「あー……酒盛りといこうか?」
依姫「今は、そんな気分じゃありません」
八十神「マジ?前一緒にお酒飲んだ時はノリノリだったのに」
依姫「その時はその時、今は今ですから」
八十神「……つれないねぇ」
やれやれ、と言った表情で八十神は首を振った。
八十神「じゃ、あとで一人で呑もうかなぁ。あーあー、寂しいなぁ」
依姫「随分と楽しそうですね」
八十神「何か楽なんだよ、知らねぇけど」
- 632 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 23:29:11.14 ID:4JdqleHB0
- この身を焦がす怒りの炎は
八十神「そう、わらわは何も変わってないよ」
胡坐に頬杖つきながら、八十神は言う。
八十神「――この身を焦がす怒りの炎は、最初から何も変わってない」
依姫「っ!」
八十神「わらわの愛を壊したのは嫦娥だ。わらわに向けられた愛情を崩したのは嫦娥だ」
何もかもを、あいつは潰しやがった。
八十神「わらわの中の怨みと怒りと殺意とを。全てが嫦娥に向けられる」
依姫「貴女は、本当に……最初から、そんな……?」
八十神「方向が分からなかっただけなんだよ、今までは」
依姫「…………」
八十神「おいおい、そんな目で見ないでくれよ。友人」
- 633 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 23:42:43.57 ID:4JdqleHB0
- 依姫を抱きしめる
依姫「……何故」
八十神「ん」
依姫「何故貴女は――そうなってしまったんですか」
八十神「…………」
真剣な眼差しを向けてくる依姫に、八十神は考える。
八十神「だから、わらわは何も変わってねぇよ」
依姫「そんなわけないじゃないですか!」
声が大きく響く。
依姫「何も変わってない……?確かに、姿は変わっていないのかもしれない!けど――――」
八十神「何度も何度も、言わせないでくれよ」
依姫「っ!」
八十神「まぁ、確かに……純化されて色々変化したのかもしれねぇ。けど、本当に――わらわの中身は変わってねぇんだよ」
信じてくれよ、と。八十神は立ち上がって、頭を下げた。
八十神「嫦娥をぶっ殺して、わらわは愛を取り戻す。それだけなんだよ」
依姫「…………あれ」
変な違和感を、感じる。
- 634 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/23(日) 23:57:00.76 ID:4JdqleHB0
- 先ほども言っていた言葉に、違和感を感じる。
依姫「愛を取り戻すって、八十神――――」
八十神「あ?」
依姫「……どういうこと、ですか?」
そう、訊ねた瞬間。
八十神「――――」
八十神の中の何かが音を立てて弾けて――。
- 635 : ◆z07gL4YySg :2020/02/23(日) 23:58:17.22 ID:4JdqleHB0
-
「愛は――――愛に、決まってるだろうが!」
- 636 : ◆z07gL4YySg :2020/02/23(日) 23:59:51.56 ID:4JdqleHB0
- 八十神「そうだ!あいつは――嫦娥はわらわの愛を壊しやがったんだ!」
頭を掻きむしりながら、叫ぶ。
八十神「わらわの思い出を壊したんだ!わらわの幸せを壊したんだ!」
八十神「朝から晩まで真の愛情を確かめ合って!お互いの粘液という粘液を混じり合わせて!心も身体も愛で満たされて!」
発作のように、八十神は続ける。
八十神「――――そうだ!誰かが愛してくれたんだよ!」
八十神「誰が愛してくれたかも関係ない!誰に愛されたのかも関係ない!どうでもいい!そんなことはどうでもいいんだよ!」
依姫「っ…………」
ヒステリックに高笑いをする八十神の姿を見て、依姫はその違和感に気づいた。
――何故、夫を殺されたことに対する怒り恨みを表さないのか。
それは、夫の記憶が無くなっているから。
そのくせ、八十神の「夫への愛情」だけが心の中心に存在している。
- 637 : ◆z07gL4YySg :2020/02/24(月) 00:09:02.18 ID:b+c/iURF0
- 八十神「誰でもいいから、誰でもいいから愛してくれ――!壊された愛情と幸せを、わらわに分けてくれ――!」
夫の記憶がないのに、夫への深い愛情が存在している。
だから今、八十神に残った愛が行き場を無くして暴れている。
依姫「八十神――――」
八十神「じゃあなんだ!?お前が――」
その瞬間。
依姫「きゃ……っ!」
八十神「わらわを、愛してくれるのか?」
八十神は無理やり依姫をベッドに押し倒した。
依姫「ちょ、ちょっと――」
八十神「なぁ、そうなんだろ?」
コンマ0で――。
コンマ直下
- 638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 00:09:48.05 ID:R1746UqJ0
- 南無三
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 00:11:36.28 ID:R1746UqJ0
- 嗚呼
- 640 : ◆z07gL4YySg [saga]:2020/02/24(月) 00:22:44.35 ID:b+c/iURF0
- コンマ5
興奮した八十神にベッドの上で。依姫は抱きしめられた。
依姫「八十神――!」
引き剥がそうとするが、何故か剥がすことが出来ない。
八十神「そうだ、そうだ、これだ、これだよ――――」
依姫を抱きしめたまま、八十神は呟く。
八十神「こういうのを、わらわは求めていたんだ」
は、はは、ははは、ははははは――――。
渇いた笑い声と笑顔のまま、八十神は枕に顔を埋める。
そして。だんだんと声が震えてくる。
依姫「あ、れ……?ちょっと、もしかして――」
八十神「なぁ、なぁ、なぁ――わらわを、愛してくれよ?頼むよ、依姫、なぁ――」
依姫「…………」
コンマ4以上で>>630
コンマ直下
- 641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 00:24:23.46 ID:OPKWnC1Oo
- やさしさ
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