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【モバマス】アイドルに飯を食わせたいだけのお話
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/09(木) 18:17:20.22 ID:VArspuw60
アイドルマスターシンデレラガールズの二次創作です
今回はワンステップス、ヘレン、ライラ、小梅と食事するだけのお話
幽霊居酒屋閉店してたのをこのSS書く時に知りました…テレビであんだけ見たのになあ
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1578561439
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/09(木) 18:18:44.64 ID:VArspuw60
モバP(以下P)「ちひろさん、やっぱり俺は思うんですよ」
ちひろ「なんですかいきなり。いいからこの白封筒を作る作業を手伝ってくださいよ」
P「アイドルにはもっとご飯を食わせるべきだって」
ちひろ「また始まったんですか、いいから白封筒に1枚だけハートの付箋と9枚の付箋付きの履歴書入れるの手伝ってくださいってば」
P「と言う訳で相変わらず机の下に隠れてる森久保を連れて食事してきます。あと封筒は青に刺繍入れてください」
乃々「あぅぅ…いきなり引っ張り出されてまた連れて行かれるんですけど…この後ほたるさんと裕美さんと出かける予定だったんですけど…」
P「なんだ、ワンステップスで出かけるのか。ちょうどいい、お昼ご飯食べさせてやるから2人も誘ってしまえ」
乃々「強引なんですけど…でもご飯は食べたいので誘っておきます」
P「と言う訳で3人に食べたいものを食べてもらおうと思う」
ほたる「あ、あの…私と一緒に食事なんて行ったらお店が閉まってたりするんじゃ…」
P「その時はその時で別の店を探せばいいだけだろ」
乃々「いざとなったらPさんが作ってくれるかも…何気にこのPさん、料理もできるんですけど…」
裕美「そうだよ、ほたるちゃん。そんなこと気にしないで皆で楽しく食べよう?」
――――――――――移動中――――――――――
P「とまあ、適当にデパートのレストラン街に来たはいいけど何を食べたいかって感じなんだよなあ」
乃々「レストラン街というだけあって本当に色々あるから迷うんですけど…」
ほたる「裕美さんは何を食べたいとかありますか?」
裕美「私…うーん、こういうところって行ってみると悩んだりしちゃうよね」
P「そんな優柔不断な人や、いろんな人で食べる時に困らないように便利な店がある」
乃々「…なるほど、和洋中全部が注文できるタイプのお店ですね」
ほたる「…入ったら入ったで迷いますね」
裕美「そうだ、せっかく4人いるんだから皆でシェアすればいいんだよ!」
P「うんうん、それも一つの楽しみだな。とにかくお金は気にしなくていいから好きな物を食べるといい」
乃々「…じゃあ森久保はトンカツとハンバーグと小龍包とうな重にしますけど」
ほたる「の、乃々さんすっごい食べますね…」
裕美「わ、私たちもそれだけ食べられるようにならなきゃダメなのかな?」
P「いや、こいつが意外と食うだけだから無理して食べなくていいから…たぶん皆で食べられるように頼んだだけだろうし」
ほたる「そうですよね、いくらなんでもそんなに食べられませんもんね。じゃあ私はこの天ぷらにします」
裕美「うーん、じゃあ私はせっかくだからパスタにしようかな。皆で少しずつ分けて食べよう」
乃々(実は食べようと思えば食べられますけどなんかいい感じな空気になったんで黙っておくことにするんですけど…だまくぼですけど…)
P(どうせこの後また色々食べさせてやるからいいだろ…あ、俺にもうな重少し食わせてくれ)
乃々(直接脳内で会話するのやめてほしいんですけど…)
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/09(木) 18:20:14.85 ID:VArspuw60
P「ふう、食った食った。あの3人も少しずつ仲良くなって自信を持てるようになればいいなあ。明るくなってきたし楽しみだ」
ヘレン「聞いたわよP!アイドルに色々食べさせてるんですって!」
P「ヘレンさん、誰から聞いたのかは知りませんがその通りです。特にうちの若い子は皆軽すぎるからもっとしっかり食わせないとって思って」
ヘレン「いい心がけね、P!だけど本当にそれだけで満足かしら?」
P「と言いますと?」
ヘレン「確かに料理屋さんに連れて行くのは大事なことよ!だけどそれだけで満足するあなたじゃないでしょ!」
P「ど、どういうことですか…」
ヘレン「感じるのよP。世界レベルに届くあなたならどうすればいいのかわかるはず」
P「……(キュピーン!)」
ヘレン「理解したようね。行くわよ!」
――――――――――移動中――――――――――
P「ヘレンさん!もうすぐ魚群探知機に反応した魚群が通過します!」
ヘレン「OK、世界レベルの一本釣り、見せてあげるわ!手伝いなさい!」
P「こ、これが世界レベルの仕掛け…これならきっと…」
ヘレン「来たわよ!さあ、この勝負、勝つわよP!」
P「な、なんという引き…これが世界レベルのマグロ…」
ヘレン「ふ、私の相手に相応しいマグロ。でも勝つのは私よ!」
――――――――――その後――――――――――
ちひろ「で、釣ったはいいけど消費しきれる大きさじゃないから事務所で解体ショーですか…」
P「ノリで釣り上げたまではよかったんですけど釣った後にこれ食べきれるんですかってヘレンさんに聞いたら無理よ!って返されて」
ちひろ「幸いうちの事務所ならマグロの解体ぐらいできるアイドルもいますからねえ…調理も解説も困らないから子供アイドルなんかは大喜びですし」
P「あとこれ掛かった経費です。燃料代と漁船のチャーター費用込みでこんなもんなんですけど…」
ちひろ「…降りると思いますか?」
P「…デスヨネ」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/09(木) 18:21:02.92 ID:VArspuw60
P「うう…当分生活切りつめないといけなくなってしまった…世知辛い」
ライラ「おやP殿。そんな悲しそうな顔をしてどうかしましたかー?」
P「あー、ちょっとお金がなくて貧乏生活になっただけだ」
ライラ「あー、お金がないのは悲しいですねー。ライラさんもです」
P「そういえばライラも家だとメイドさんと暮らしてるんだっけ。ちゃんと食べてるのか?」
ライラ「ライラさんはご近所さんの人からおすそ分けとかをよくいただいてます」
P「あー…ちゃんとご近所づきあいしてるのか。偉いな。それなら今日は俺が簡単なアイスでも作るとするか」
ライラ「おー、P殿の作るアイスですか、楽しみですねー」
P「材料はシンプルに牛乳、砂糖、卵にバニラエッセンスだけ」
ライラ「事務所に揃ってますねー」
P「元々お菓子作り好きな子も多いからだいたいあるんだよな。いざとなればここに来ればただで飯も作れる」
ライラ「おー、それはいいですね。ライラさんも困ったらそうすることにします」
P「まず牛乳と砂糖と卵を鍋に入れてかき混ぜて弱火でじっくり沸騰しない程度に混ぜながらとろみがつくまでかき混ぜる」
ライラ「だんだんとろとろしてきたでございます」
P「15分ぐらいでだいたいそうなるからそうなったら一旦火からおろして…あったあった、濾し器で濾しながらボウルに移し替える」
ライラ「できましたー」
P「そうしたら冷めるまで置いてからバニラエッセンスを少し入れてかき混ぜてラップをしたら冷凍庫に入れる」
ライラ「おー」
P「後は30分ぐらいごとに取りだしてかき混ぜるてまた冷凍庫にを繰り返して凍るまで待つだけだ」
ライラ「簡単ですねー」
P「昔子供の頃に親が作ってくれたりしたんだ。材料も少ないし、簡単で作りやすいから子供にも楽しいだろ」
ライラ「なるほどでございます。今度家で作ってみることにします」
P「完成したら事務所の皆で食べような」
ライラ「楽しみですねー」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/09(木) 18:22:29.31 ID:VArspuw60
P「夕美の花壇にミント生えてたからアイスに添えたけど好評だったな。さて、そろそろ帰るとしますか」
小梅「…Pさん。ライラさんや乃々ちゃんと楽しく過ごしたみたいだね」
P「小梅か。途中でヘレンさんとマグロを釣りに行った気もするがまあ楽しかったぞ」
小梅「あの子がここで待ってればPさんに出会えていいことがあるっていうから待ってたんだけどなんかあるの?」
P「……そういえば前から思ってたんだが」
小梅「?」
P「お前ももっと色々食うべきだと思うんだ。ということで今から飯食いに行くぞ」
小梅「涼さんみたいなことを言うね、Pさんも」
P「あー…まあなんだ。せっかくだから涼も誘って食事行くか」
小梅「…いいよ。どこに行くの?」
P「小梅は行ってみたいところとかあるか?」
小梅「…えっとね…吉祥寺にある幽霊居酒屋」※残念ながら既に閉店してしまったそうです
P「お、おう…未成年連れて行っていいのかな、居酒屋は…」
小梅「だめかなあ?」
P「うーん、だったらそうだ。この前教えてもらったところ行ってみるか」
――――――――――移動中――――――――――
涼「小梅に飯を食わせるから一緒に来いって言うから来てみたけど面白いレストランだな、ここ」
P「ちとせから教えてもらったんだ。その名もヴァンパイアカフェ」※銀座にあります
小梅「料理自体は普通に美味しそうだね…ふふっ」
P「名前だけ見ると物騒だけどちゃんとしたメニューだよな」
涼「てっきりあのテレビとかで有名な居酒屋に連れて行かれるかと思ったぜ」
P「さすがに小梅を連れて行くのは別の意味で不安だったからなあ…」
小梅「えへへ、大人になったら涼さんとPさんと一緒に行きたいかな」
涼「…お、おう。楽しみにしてるぜ」
P「そうだな、楽しみにしてるぜ」
小梅「…あの子も楽しみだよって言ってる」
P「お、おう…」
―――――――――事務所にて―――――――――
P「さて、今日もだいぶ色々アイドルと食事できた気がするな」
ちひろ「で、Pさん。お仕事は大丈夫なんですか?」
P「ははは、そんなのとっくに終わらせてるに決まってるじゃないですか」
ちひろ「じゃあこの封筒仕分け作業手伝ってくださいよ」
P「お断りします。それよりちひろさん、どうです、今晩?」
ちひろ「えっ…それは」
P「金欠なんでちひろさんの知識で安いご飯食える場所教えてください」
ちひろ「私を何だと思ってるんですか!」
P「え、守銭奴じゃないんですか?」
ちひろ「怒りますよ!こんなに皆に無料でジュエルをあげたりガシャ引かせてあげてるどこが守銭奴なんですか!」
P「だったら無料10連でみくか乃々か巴を引かせてくださいよ!」
終わり
すいません、この和服を着たみくと森久保と巴をください
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