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ネコ耳娘の幽霊「ふふふ、お主に憑りついてやった、その身体を食ろうてやる」【安価】
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26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/07(火) 17:39:23.36 ID:GK27Rfla0
男「魂ほんのちょびっとなら上げるから吸わせて」
ネコ耳娘の幽霊「なんと!!?」
ネコ耳娘の幽霊「い、いい、いやいやいや、でもそれは倫理的にというか、そもそも妾はこれまで異性に乳房を吸われたことなどないし……」
男「逆に考えるんだ」
男「僕の魂を吸うことで君の生命力もあがる、僕の欲望も満たされる、こんな好条件な取引を見逃すつもりかい?」
ネコ耳娘の幽霊「ぐむむ」
ネコ耳娘の幽霊「よ、よかろう、だが10秒だけじゃ! それ以上は認めん!」
男「短すぎる! せめて30秒だ! こっちはちょびっととはいえ魂を捧げるんだぞ!?」
ネコ耳娘の幽霊「ぬぅ……!」
ネコ耳娘の幽霊「まぁ……それくらいなら……」
男「よし、じゃあ服を脱いでくれ、その浴衣みたいな服を脱ぐのだ」
ネコ耳娘の幽霊「……」
ネコ耳娘の幽霊「やっぱやだぁ!」
男「てめぇ、往生際が悪いぞ! いいから吸わせろこの野郎!」
ネコ耳娘の幽霊「あっ、やめっ!」
バババババッ
男「……」
ネコ耳娘の幽霊「……」
男「パットじゃねえか」
ネコ耳娘の幽霊「……」
男「偽乳で盛ってただけじゃねえか」
ネコ耳娘の幽霊「あはは……」
男「この野郎! 騙しやがったな!? 童貞の純情な感情を返せコラァ!」
ネコ耳娘の幽霊「五月蠅い! 胸吸わせろとかいう鬼畜のどこが純情じゃ! 大きな乳房に夢見させたんだからさっさと魂寄こさんかい!!」
男「
>>27
」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 17:40:24.50 ID:QMLCQEyQ0
詐欺師にくれてやるものなどない!
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/07(火) 17:54:31.26 ID:GK27Rfla0
男「詐欺師にくれてやるものなどない!」
ネコ耳娘の幽霊「なにぉぉおお!? よう言うわい! そっちは変態のくせして! この変態! エロ魔人!」
男「ぐむむ」
ネコ耳娘の幽霊「ぐむむ」
男「……まぁいいやもう、どうせさっきの狐耳の変化も、コスプレ用の耳的なやつを取り付けただけだろうし」
ネコ耳娘の幽霊「なに!? なぜ分かった!?」
男「いや分かるわ! 今のくだり経験したら普通理解するわ!」
ネコ耳娘の幽霊「くっ……あわよくば願いが叶ったと騙されて、魂をくれると思ったのにのぉ……」
男「むしろ誰が騙されるんだそんなことで」
男「そもそも君、今まで何人の魂を食べてきたんだよ」
ネコ耳娘の幽霊「……」
ネコ耳娘の幽霊「0です……」
男「ええ……」
ネコ耳娘の幽霊「仕方ないじゃろ! 妾もこういうの初めてなんじゃし! うまく魂食える方がどうかしてるわ!」
男「いや、初めてなのになんで魂食ったら生命力が伸びると思ったんだよ」
ネコ耳娘の幽霊「……」
ネコ耳娘の幽霊「勘?」
男「君想像以上にバカだよね」
ネコ耳娘の幽霊「バ、バカ言うな! バカ言うた方がバカなのじゃ!」
男「はぁ、なんかもう疲れてきた、夜も遅いし、寝ていいかな」
ネコ耳娘の幽霊「ダ、ダメじゃ! 魂くれるまで寝かさんぞ!」
男「
>>28
」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/07(火) 17:54:58.81 ID:GK27Rfla0
失礼、
>>31
で安価とります
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 17:55:34.72 ID:QMLCQEyQ0
幽霊なのに生命力っておかしくね?
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 18:04:09.60 ID:jpdYs+V70
分かった分かった、とりあえずお茶でも飲んで落ち着け(マタタビ入り)
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/07(火) 18:21:04.98 ID:GK27Rfla0
男「分かった分かった、とりあえずお茶でも飲んで落ち着け(マタタビ入り)」
ネコ耳娘の幽霊「わーい、良い匂いじゃ〜♪ いただきまーす☆」
男「……」
男「思ったんだけどさ」
ネコ耳娘の幽霊「んー?」ゴクゴク
男「そもそも幽霊なのに『生命力』っておかしくね? どゆこと?」
ネコ耳娘の幽霊「……」
ネコ耳娘の幽霊「そりゃあれじゃ」
男「ほい」
ネコ耳娘の幽霊「生命力言うか、現世にとどまっておられる的なあれじゃ」
男「うーんこの曖昧さ」
男「てか、さっき食べたキャットフードとか今飲んだお茶とかも、魂を食べたりしてるんだろうけどさ」
ネコ耳娘の幽霊「うん」
男「魂食べるには相手の承諾がいるんじゃないの?」
ネコ耳娘の幽霊「ナマモノでもない限り、食材には承諾意志がないからの。そういう場合は食べたり飲んだりも可能なのじゃ」
男「ああ、つまり、生魚とかが生きてる状態の時は食べられないってことか」
ネコ耳娘の幽霊「そういうこと」
ネコ耳娘の幽霊「というか妾からも、お主にツッコミたいことがあるのじゃが」
男「ん?」
ネコ耳娘の幽霊「さっきお主、『成仏そればいいじゃん』と喋っていたが、あれはどういう意味なのじゃ」
男「噛んだの!!!!」
男「君に大事な真意をつく言葉だったのに、噛んじゃったの!!! てかそれ今更ツッコまんで良くない!!?」
ネコ耳娘の幽霊「妾にはよく分からんのだが、成仏すればいいじゃん、と、言おうとしたんかの?」
男「もうやめて!! 噛んだ俺が悪かったから!! 答えるとするならそうだよ、その通りだよ!! これ以上みじめな想いさせないで!!」
ネコ耳娘の幽霊「……ほんにお主は変な男じゃのう」
男「ネコ耳の幽霊のお前に言われたくないわ」
ネコ耳娘の幽霊「うーんごもっとも」
男「ていうかさ」
男「
>>34
」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 18:23:23.40 ID:XSKJWpKpo
寝よう
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/07(火) 18:43:53.91 ID:GK27Rfla0
男「寝よう」
ネコ耳娘の幽霊「嫌じゃ! 魂食わせてくれるまで寝させるつもりはない!」
男「いや、僕明日も仕事なんだよ、さっき言っただろブラックだって。正月ってことでやっと1日だけ休みを貰えたし、今日は色々疲れたしゆっくり寝たいんだっつの」
ネコ耳娘の幽霊「うーむ」
ネコ耳娘の幽霊「しかし不思議なのじゃ、人間はなぜそこまで奮起して仕事をするのじゃ? 身体を壊すだけじゃろうし、もっと楽な生き方はできんのかの?」
男「……金を稼がなきゃ、生活もできないだろ」
男「僕だって、あんなブラックな会社、好きで働いてる訳じゃない」
ネコ耳娘の幽霊「そこなのじゃ」
ネコ耳娘の幽霊「好きで働いてる訳でないのなら、辞めてしまえば良いのではないか?」
男「だからそれじゃ生活できないんだって! この就職難の時代にすぐ次の職場が見つかる訳もないだろうし! 仕事辞めたら飢え死にするわ!」
ネコ耳娘の幽霊「……うーむ、人間が普通に生きるというのも、なかなかに難儀なものなのじゃな」
ネコ耳娘の幽霊「じゃがお主は、それで幸せなのか?」
男「……幸せって……」
男「……」
男「とにかく寝る! お休み!」
ネコ耳娘の幽霊「え、あ、い、いやダメじゃ!」
男「……クー……」
ネコ耳娘の幽霊「もう寝ておる……相当に疲れておったのかの」
ネコ耳娘の幽霊「……」
〜午前7時〜
男「……はっ!」
男「やばい寝坊した! くそっ! 全部あのネコの幽霊のせいだ!」
男「……あれ、ていうかここ、どこだ……?」
ネコ耳娘の幽霊「起きたようじゃの」
ネコ耳娘の幽霊「お主が寝ている間、妾がお主の身体を乗っ取り、ここまで移動して来たのじゃ」
男「はぁ!?」
男「てかここどこだよ!?」
ネコ耳娘の幽霊「
>>36
じゃ」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 18:57:58.21 ID:XSKJWpKpo
諏訪大社
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/07(火) 19:11:17.59 ID:LMX8Z4vXO
神田明神
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/07(火) 19:28:18.65 ID:GK27Rfla0
ネコ耳娘の幽霊「神田明神じゃ!」
男「ええ……なんでここに?」
ネコ耳娘の幽霊「お主、何やら人生に疲れておったようじゃからのぉ」
ネコ耳娘の幽霊「新たな年も始まったことじゃし、人の縁の商売繁盛、健康祈願、勝負運のご利益を得ることができるここに連れてきたという訳じゃ!」
男「いや、それも結局神頼みってことじゃねえか……」
ネコ耳娘の幽霊「お主、神は信じておらんのか?」
男「信じたって仕方ないだろ、いくら祈っても現実は変わらない、人生なんてそんなもんってのを嫌ってほど知ってる」
ネコ耳娘の幽霊「夢のない奴じゃのお」
ネコ耳娘の幽霊「まーまー、騙されたと思って祈ってみるのじゃ。何か良いことがあるかもしれんぞ? 妾に魂をくれるとかの」
男「お前に良くて僕には全く良くないわ」
男(まぁせっかくだし、一応参拝しておくか。てか1月2日なのに人多いな……)
パンパン
男「……」
ネコ耳娘の幽霊「どうじゃ? 妾に魂を食わせる気になったか?」
男「なるわけないだろ」
ネコ耳娘の幽霊「そうかー、はぁー」
男「……までも、久しぶりに初詣できたのは良かったかも」
男「んじゃ仕事行くかぁ」
ネコ耳娘の幽霊「ダメじゃ!」
男「え?」
ネコ耳娘の幽霊「仕事に行ってはならん!」
男「いや納期迫ってんだよ……そういう訳にはいかないってば」
ネコ耳娘の幽霊「それはお主ではなく、正月まで出社させて仕事をさせるような、業務管理を把握できてない会社が悪いじゃろう!」
男「でも、俺を待ってる人もいるし……」」
ネコ耳娘の幽霊「だーかーらー!」
ネコ耳娘の幽霊「それは会社のせいで、お主のせいではないのじゃ!」
ネコ耳娘の幽霊「なので今日は遊ぶのじゃ! 見てみぃ神社のたくさん並んだ催し物を! 美味しそうな屋台もたくさんじゃぞ! 妾を案内せい小童!」
男「ええ……」
どこに行く?
>>39
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 19:30:51.63 ID:JSrBvkeH0
綿あめ屋台
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 19:33:12.05 ID:XSKJWpKpo
射的
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/07(火) 19:54:57.51 ID:GK27Rfla0
男「じゃあ、射的にでも行ってみるか」
ネコ耳娘の幽霊「わーい、なのじゃー!」
〜射的〜
射的の親父「うちの射的は一発勝負だよ! 景品取れるもんならとってみろい、兄ちゃん!」
男「うっす」
ネコ耳娘の幽霊「頑張るのじゃ、男ー!」
男(射的に必要なのは、銃のブレを失くして、景品の角度と接触場所を計算して……、ここだ!)
パンッ
ゴトッ
射的の親父「なにぃぃぃいい!? うちで一番高価な金ぴか狸を落としやがっただとぉ!?」
ネコ耳娘の幽霊「うぉぉぉおおおおお! 凄いのじゃ、凄いのじゃ! お主天才か!?」
男「ははは……」
男(なんか身体が覚えてたんだよな、射的の感覚)
男(なんでだっけ、祭りとか子供の時以来、行ったことないのに)
少年「よーし、僕も絶対とってやるぞー」
少女「頑張ってね、お兄ちゃん!」
男(隣の子たち……兄弟か何かかな)
男「あいてっ」
ネコ耳娘の幽霊「む? どうしたのじゃ?」
男「あ、いや、なんか急に頭痛がしただけ」
射的の親父「ちきしょーべらぼうめい! 早く景品持ってけドロボー!」
男「あ、ありがとうございます」
ネコ耳娘の幽霊「よーし、なら次の催し物に行くのじゃー!」
男「へいへい」
どこへ行く?
>>42
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 23:45:08.83 ID:nfjSdwEho
kskst
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 23:57:52.06 ID:XSKJWpKpo
りんご飴屋
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クオリティの高いサービスを貴方に
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